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【泰王】書き逃げスレ【総受け】

42王様の悩み:2005/06/12(日) 10:52:07
しかし驍宗の抗議の声は高過ぎた。
主の切なげなうめきに川の字の外で寝ていた泰麒が身じろぎする。
「うん?」
目をこすりながらとうとう上体を起こした。
起きぬけとはいえ、ただならぬ雰囲気にハッとし、眠気が吹き飛ぶ。
阿選が目隠しに掛けた覆いを剥ぎ取る。
「驍宗さま!」
見れば大切な主があろうことかただならぬ場所に指を入れられもだえている。
「何をしているのですか?!」
「ふふ・・・台輔、見られてしまってはしかたありません。
王と麒麟とは誰よりも固く結ばれている。しかし、大人の世界ではこのような
行為をする間柄こそ最も絆の深いものとされているのですよ?」
阿選は自分から永遠に驍宗を奪った泰麒に今この一瞬でもよいから復讐したかった。
全く溜飲が下がる。それにこのような事態なら王も台輔も人に言いつけるなど
できないだろう。有能な自分を左遷などできまい。それこそそんなことをすれば
人から何を疑われるかわからないのだから。
阿選は指をいったん引き抜き二本にする。
だが、そこは泰麒の麒麟である。主を守らねばならない。
「止めてください!」
阿選の腕にしがみつく。必死でその腕を揺する。
しかしその行為はかえって驍宗にとっては、より感じるものになってしまう。
自分の中に入れられた二本の指が無秩序に揺すられる。
驍宗はこの世の終わりとばかりによがり声を上げ続けてしまう。
泰麒は阿選の腕力には逆らえないと察した。
だが気弱に見えても泰麒は麒麟、しかも黒麒である。
泰麒の忠誠心は膨れあがった。
阿選は大人の間ではこのような行為をすることが最も絆を深めることだと言った。
ならば自分にも手段がある。
「傲濫!」
呼びかけに答え、そこに大きな赤犬が姿を現す。
見る間にその姿は屈強な人間の男に変わる。
男は阿選をはじきとばすと驍宗に覆い被さった。
人間形態の傲濫の大き過ぎる肉棒が驍宗の体に割って入った。
指令の妖力はただものではない。
信じられないほどの快感に驍宗の肉体はのたうった。
「あっ!…あっ!・・・あぅっ! あああああっ!! おぅっ!」


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