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【お気軽】書き逃げスレ【SS】

1名無しさん:2004/11/03(水) 14:07
ここはなんでも書けるスレです。初心者、エロエロ、ムード系、落ち無し、
瞬間的モエ、特殊系、スレ内SS感想等なんでもщ(゚Д゚щ)カモーン!!
どんなカプでもお気軽にドゾー!!
投稿ルール、スレ説明は>>2、その他意見・質問はまずロビスレへ。

※もちろん個人での派生スレ設立は、さらに大推奨※

332(尚隆+悧角)×六太(1):2007/08/24(金) 19:52:31
 まだ昼間だったが、尚隆は高級な妓楼の広い一室に六太を連れ込んだ。今回
は別に妓女を侍らすつもりはなかったものの、何しろ六太は感じやすく、尚隆
と交わるときはどうしても大きな声を出すから、普通の宿だとさすがに他の客
への迷惑を考えなくてはならない。
「あのさ、まだ昼間なんだけど……」
 尚隆が臥牀に六太を押し倒すと、六太は困惑の表情を浮かべた。尚隆は鼻で
笑った。
「さっき、利広相手にあんなに感じていたくせに。もう興奮は治まったのか?」
 六太の顔が見る見るうちに赤く染まった。
「あ、あれは! おまえが!」
「口では俺以外は嫌だと言いながら、ここは随分と感じていたではないか」
 六太の体を強く押さえつけたまま、尚隆はその股間に腕を伸ばし、袴の中に
手を潜り込ませて激しく愛撫する。
「は、離せ……!」
 六太は頭を振り、何とか尚隆の体の下から逃れようともがいた。その拍子に
頭巾が取れ、長い金髪が臥牀の上に乱れて広がる。
 尚隆は服を破く勢いで六太を脱がせ、難なくうつぶせにすると上体すべてを
使って六太を押さえこんだ。六太の裸体の下に腕を差し入れて股間に手を伸ば
し、むきだしになった性器を容赦なくしごく。
「あああっ」
 慣れた尚隆に素早く的確な場所を責められ、六太は思わず臥牀の敷布をつか
んであえいだ。その一瞬、抵抗が消える。それでも六太はすぐに、懸命に体勢
を立て直そうとした。しかし尚隆は股間に潜り込ませた手を離さず、ほどなく
六太は達して力なく臥牀に横たわった。
 今のうちとばかりに尚隆は自分も服を脱いでさっさと全裸になると、力の抜
けた六太の腰を両手でつかんで引き寄せた。尻をぐいっと左右に開いて秘所を
確かめる。さっき利広にも犯された場所だ。嫌だと言いながらも、六太が自分
と交わるときと同じように利広相手にも感じていたことを思いだし、どす黒い
嫉妬に身を焦がす。
「利広相手に感じおって……!」

333(尚隆+悧角)×六太(2):2007/08/24(金) 19:59:13
 憎々しげに言うなり、それ以上の前戯を省いて、自分のものを六太に突き立
てる。あれから多少の時間が経っていたとはいえ、ふたりに犯されて快楽を味
わっていた六太の体はすぐに敏感な反応を取り戻した。
「ああん!」
 六太は敷布に顔を埋めたまま、腰をくねらせて悶えた。
「いやらしい体だな。挿れられてすぐ感じるのか」
 尚隆は冷たく言い放つと、激しく腰を振り始めた。慣れた快感が六太の下半
身を冒していく。六太は可愛らしく「ああん、ああん」と鳴きながら、さらな
る快感を求めて、主の動きに合わせて腰を揺らした。
 何しろ無体なことをされたとはいえ、しょせん彼らは恋人同士だ。相手が尚
隆であるかぎり、六太のほうは抵抗する気持ちなど簡単に失せてしまう。
 しかし尚隆のほうは、これまでなかった、あるいは意識していなかった歪ん
だ黒い感情を胸に宿していた。六太が反応すればするほど、わだかまりが大き
くなっていく。
(こいつは相手が俺でなくとも、同じように気持ちいいのだ……)
 いつもなら六太の反応を見ながら、あまり無理をさせないよう気遣うという
のに、今はまったくそんな気になれなかった。とことんまで六太を責めあげ、
抱くというよりむしろ犯すという表現がふさわしいほど乱暴な行為を続ける。
 六太は何度も絶頂に達した。そのたびごとに六太の体から力が抜けていき、
ついには四肢で体を支えきれなくなって、尻だけを尚隆に突きだした形で彼の
激情に翻弄される。
 尚隆のほうは幾度か射精はしたが、一物は抜かないままだった。いつもと違
った黒い感情に彩られているせいだろうか、精を放ってもすぐにまたそそり立
ってしまうのだ。
 長時間後ろから犯されつづけてあえぎ悶える六太を見おろし、よくわからな
い感情に捕らわれる。利広に犯されて六太が激しく感じていた光景がまざまざ
と蘇り、嫉妬に身を焦がしながらも、なぜか情欲を刺激されてますます気持ち
が高ぶった。
「……悧角。出てこい」
『ここに』

334(尚隆+悧角)×六太(3):2007/08/24(金) 20:01:47
 尚隆の命に応じ、悧角がすっと半身を床から現わした。尚隆は背後から六太
を執拗に責め立てながら悧角に命じた。六太を犯せ、と。
『主上、そ、それは』
 さすがに仰天した悧角が口ごもる。尚隆は口の端を歪めて笑った。その間に
も腰の動きは止めない。
「遠慮することはないぞ。別に六太に害があるわけでもなし、どうせ犯されれ
ばこいつは感じるのだ。いわば主に快楽をもたらせてやるだけの話だからな」
 そう言い置いて、やっと六太から自分のものを抜く。六太の体の向きを逆に
して自分のほうを向かせ、うつぶせのままの上半身を膝に乗せた。ついで大き
く股を開かせる格好にした六太の両脚をたたんで彼の体の横につけ、逃げられ
ないよう両方の膝裏に腕を入れてしっかり抱え込む。六太はちょうど、体を丸
めて悧角に対し尻を突き出す体勢になった。
「や――めろ……!」
 何をされるのかようやく気づいた六太が、力が入らないなりに必死に声を押
しだした。しかし尚隆はまったく頓着せず、悧角に向けて六太の細い腰を高く
掲げた。尻を両側から強く押し広げ、先ほどまで尚隆を受け入れていたために
主の精で濡れそぼっている箇所を白日の下にさらす。
「ほら、ここだ。早くしろ。六太が待っているぞ」
『はあ……』
 悧角は困惑した態を示しながらも床から全身を現わすと、臥牀の上、六太の
腰の両側に前脚をかけた。そして後ろ脚の間から思いのほか立派なものが現わ
れたのを見て、さすがに尚隆は驚いた。
 もっとも悧角の体格からすればむしろ小さいと言えるのだが、体格比ではな
く、単純に大きさを比較するなら、尚隆のものよりはるかに大きい。しかし以
前どこかで聞いたところによれば、妖魔には牡しかいないという。それが本当
だとすれば、この立派な一物も無用の長物というわけだ。
(ものがついているなら、その手の欲求はありそうなものだが、妖魔はどうし
ているのやら)
 尚隆の内心の興味をよそに、悧角はそそり立ったものを主の秘所にあてがっ
た。命令された結果とはいえ勃ったということは、そういう方面の欲求はいち
おうあるらしい。

335(尚隆+悧角)×六太(4):2007/08/24(金) 20:05:36
「やめ……!」
 先端が潜り込む感触に六太は必死でもがいたが、尚隆にがっしりと押さえら
れたままなのでまったく果たせない。
『台輔、失礼を』
 悧角は律儀にそう言うと、尚隆に促されるままに挿入した。
「あああああああっ!」
 六太は絶叫した。これほど巨大なものを入れられては、普通の人間なら裂け
ていたところだろう。しかし幸か不幸か六太は神仙だったし、秘所は何度も尚
隆の精を受けてぬるぬると滑っていたので、思いのほかすんなりと悧角のもの
を受け入れた。
 尚隆は興味深く悧角の反応を見ていたが、並の男と同じように、すぐに腰を
揺らしはじめたのでおかしくなった。経験があるのかどうかはわからないが、
快感は感じているらしい。
「あうっ、あうっ」
 六太はのけぞり、悧角の突きに合わせて激しくあえいだ。そのたびに、重心
の定まらない体が尚隆の膝の上で荒々しく揺れる。
「使令とはいえ、相手が妖魔でも感じるのか。この淫売め」
 尚隆はあざけるように言ったが、既に六太にその声は届いていないようだっ
た。もはやいましめから逃れようともせず、ただ激しい快感にあえいでいる。
尚隆は腕をゆるめ、六太を自由にした。しかし悦楽にとらえられている六太は
まったく抵抗せず、ずるずると尚隆の膝の上からずりおちて、背後から悧角に
犯された格好のまま臥牀の下の床に倒れ伏した。
(もしや俺とやるよりいいのか……? ふむ、おもしろくないな)
 何せ一物の大きさでは明らかに悧角に負けている。これから先、自分が不在
の折、六太が自慰で欲求を紛らわすならまだしも、悧角を相手に暗い愉悦に耽
るかもしれないと思うとおもしろくない。
 そう思いながらも、巨大な獣に小柄な美少年が無理矢理犯されて悶える淫靡
なさまは、尚隆のいっそうの情欲をあおるのに十分だった。

336(尚隆+悧角)×六太(5):2007/08/24(金) 20:08:32
 麒麟経由で天地の気脈から力を得ているというだけあって、悧角の体力は無
尽蔵に近いらしい。これが尚隆でも限界だろうと思う時間が過ぎても悧角の下
半身の動きは止まらず、さすがに尚隆が呆れ始めた時分になって、やっと動き
を止めて一物を抜いた。それで終わりかと思いきや、悧角は前脚を器用に使う
と六太の体をひっくり返して仰向けにし、既に果てて萎えていた股間に鼻面を
当ててぺろぺろと舐めはじめた。
(まったく……。何だかんだ言っておきながら、自分でもその気になったわけ
か。使令とはいえ、妖魔とはいえ、確かに男だな)
 尚隆は肩をすくめて悧角の行動を見守った。もっとも日頃から悧角は尚隆と
六太の行為を見ていたはずだから、見よう見まねでやっているのかもしれない。
 悧角の口は大きく、獣にふさわしく舌も広く長いから、六太の後ろから前に
かけて余裕で舐めあげてしまう。その刺激に六太はすぐ反応し、股間のものが
固くそそり立つ。悧角のざらざらとした舌に舐めあげられるたび、「あうっ、
はぅ、あっ、ああっ」と激しくあえぎながら、びくん、びくん、と体をくねら
せる。
 悧角はさらに腹から胸へと舌を進め、全身を丹念にたっぷりと舐めあげてか
ら、ふたたび股間に鼻面を埋めた。口を開けて飲み込むように六太のものをく
わえ込み、舌を添えたまま何度も上下させる。
「ああああああっ!」
 顎をのけぞらせて白い喉を震わせてあえいでいた六太が叫ぶなり、その体か
らくたくたっと力が抜けた。悧角は六太から体を離すと、『これにて』と言っ
て尚隆に向けて頭を下げ、現われたときと同じように床の下に消えた。
 尚隆は臥牀から床に降り立ち、六太に歩み寄った。六太は失神していた。自
分との行為でこれまで気を失ったことはないくせに――と黒い思いが染みのよ
うにどんどん心中に広がる。
 尚隆は六太の体を抱えると臥牀に戻った。意識のない体をうつぶせに寝かせ、
ふたたび腰を持ち上げてみずからのものをあてがう。そこからは悧角の精だろ
う、先ほどまでよりずっと多い白濁液が幾筋もの跡をつけて流れ出していた。
「使令に犯されて感じおって」
 尚隆は冷たく言い放つと、何の抵抗もない六太の腰を引き寄せて自分のもの
を挿入した。悧角の大きな一物を入れた後だからか、先ほどより締めつけが弱
くなっているのを感じる。

337(尚隆+悧角)×六太(6):2007/08/24(金) 20:12:35
「なるほど、もしおまえが悧角と淫靡な遊興に耽ったときは、俺にはすぐわか
るというわけだ……」
 にやり、と笑う。そうしておいてふたたび腰を使いはじめる。
 もっともさんざん出したあとだから、逆さに振ってももう出るものは何もな
い。空打ちというやつだ。しかし先ほどの、六太が悧角に犯される様子に激し
く情欲を刺激されていたせいで、六太を何度責めても、まだまだ飽きることは
なかった。
 六太は時折、ぼんやりと意識を回復した。しかし状態の如何に関わらず尚隆
がひっきりなしに責め立てたので、一度快楽の極限まで達して敏感になりすぎ
た体はもはやどんな刺激にも抗しきれず、またすぐに意識を失うのだった。
 やがて六太とつながったまま胡座をかいた尚隆は、六太の上体を反らして胸
で支えると、彼の太腿を抱えてその股を開き、ふたたび「悧角」と呼んだ。
『ここに』
「六太のものをなめろ」
『は……』
 声音は困惑を示しながらも悧角は、今度は躊躇なく命に従い、臥牀に上がる
と六太の股間に鼻面を埋めた。わずかに意識を取り戻していた六太は「ああっ
――」とあえいで腰をくねらせた。
 もっとも後ろは尚隆に根元まで挿入されたままなので、しっかり彼の腰に縫
い止められたままだ。六太はみずからの腰の動きがもたらした快感に激しくあ
えぎ、身をよじり、やがて前のめりになると、力なく悧角の背に覆いかぶさっ
た。そうして悧角の体に何とか両腕でしがみついている六太に、さらに尚隆が
覆いかぶさるようにして激しい出し入れを繰り返す。前と後ろの両方からひっ
きりなしに責められた六太は、気が遠くなるような法悦の中でまたすぐに失神
した。
 夜になって房間に酒と食べ物を用意させた尚隆は、気が触れたかのようにぼ
んやりとしている六太を片腕に抱え、臥牀の上で盃を口に当てて酒を呑ませ、
食べ物をちぎって食べさせてやった。放心している六太がうまく呑み込めなか
った酒が口の端からだらだらとこぼれ、臥牀の敷布に染みを作る。そうして少
しだけ休ませてから、ふたたび責め立てた。

338(尚隆+悧角)×六太(7/E):2007/08/24(金) 20:16:55
 意識のあるとき、六太は尚隆の動きに合わせて、自然に腰を振っていた。そ
れはもはや快感に対する条件反射だった。利広に対しても、口ではあれだけ抵
抗していたくせに、いざ挿入されたらすぐ快楽にとらえられて腰を振り始めた
ことを思い出す。悧角に至っては悦楽のあまり失神までした。
「この淫売め……」
 黒い嫉妬に捕らえられた尚隆は低くうなるように言い捨てた。自分が彼らに
六太を犯させたことは棚に上げて。
 そうして身勝手な歪んだ嫉妬に捕らえられつつも、自分以外の者に蹂躙され
る六太を見てこの上もなく興奮したことを思い出す。――あれはなかなか良か
った……。
(この白い華奢な体が、見知らぬ暴漢に力ずくで犯されるさまも良いかもしれ
んな。何人もの男たちに羽交い締めにされ、股を大きく広げさせられて前をし
ごかれ、後ろには一物をぶちこまれる。六太のことだから最初は抵抗しても、
すぐに快楽にあえいで、自分から相手の下肢に脚を絡めて腰を振り始めること
だろう。何度も頭を振って狂ったように金髪を振り乱し、相手の体にすがって
快感を求めるに違いない……)
 もっとも主がそんな扱いをされて、使令たちが黙っているとも思えない。使
令が主を性の奴隷として差し出すとしたら、王の命令があってのこと。麒麟の
生命や健康に別状がないなら、使令は王に従うのだから。
 それにそもそもいかに六太とはいえ、そこまで無体なことをされたら転変し
て逃げるかもしれない。もっとも今回は精神的に切羽詰まっていたせいで、そ
こまで思いつけなかったようだが。
(なるほど。結局のところ俺が命令すればいいわけだ。荒くれどもの巣窟に六
太を放り込んで――いや)
 舌なめずりをして、いっそう黒い空想に耽る。
(というより、男たちに無理矢理犯される六太を目の前で見るほうがそそられ
るな。それを肴に酒を呑むのも一興。そうしてとことんまで大勢に責められて
息も絶え絶えになったところを、最後に俺が犯してやろう……)
 尚隆は腰を使いながら、また意識を失った六太を冷たい目で見おろした。
「誰とでも感じるおまえが悪い……」
 いったん彼の胸に巣食いはじめた歪んだ妄想は、留まるところを知らなかっ
た。
                                 -終-


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