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十二国記SS「† 夜に別れを †」
12
:
名無しさん
:2004/08/19(木) 16:31
しかし月渓は初対面のときから、峯麒のことを確かに半身だと感じていた。何か
懐かしさのような心地よいムードを感じたのである。又、初対面の獣形の峯麒が
かわいらしかったので、峯麒が額づいたとき、契約したい気持ちでいっぱいになって
しまった。又、自分ではけして認めたくないが、彼の心の中には王になりたいという
気持ちがやはり潜んでいるのだった。それを前王に悪いとか、国のためにならない
とかいう理由で必死に押さえつけるのは月渓にとって、とてもたいへんなことだった。
そのため迷いが生じ、峯麒が首をたれている間、一人はげしく葛藤してしまい、
峯麒に声をかけるのが遅れたのである。
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