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【王様】一行リレー小説【麒麟】

809名無しさん:2005/04/24(日) 21:57:18
沈黙の中、尚隆はいろいろと考えていた。いつもかわいい六太であるが、
記憶を失った状態の六太はまた独特にかわいい。いとおしすぎる。
この状態の六太を抱いてみたい気持ちに自分は支配されてしまっている。
このいじらしい少年を満たしてやりたい。
だがそれで良いのだろうか。相手を普段の意識とは違う状態にしておいて抱くなど
なにか卑怯ではないのか。
そしてまた、明日の商談のことも頭にあった。いったんこのような六太を抱けば、
自分は自制がきかなくなり際限のないことになってしまうのではないか。
そのようなことが気になりつつも、やはり抱きたい気持ちが先に来る。


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