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架空のパロロワを妄想して語るスレ Part.3
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次のスレです。
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>>4168
ゼノヴァイパーロボ真形態とインフィニットジャスティスが並ぶ絵面は支援イラストが投げられるくらいに名シーンだったね
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>>4170
転移ココアは、咽び泣いた。
そんなことをしてもチノは戻って来ないのに。
そんなココアとレイの元に――ふわり、ふわりとピンクと水色の紙飛行機
レイ「まるでもう一人のココアとチノみたいだね」
ココア「チノちゃんも……もう1人の私みたいに、行っちゃったんだね」
ココアは寂しそうな表情を少しだけすると、また笑顔を作った。ぎこちない、作り笑顔だけども。
「妹が本気で世界を救おうとしたなら、後はお姉ちゃんが受け継ぐしかないよね。お姉ちゃんに任せなさい！」
それはいつもと同じ“お姉ちゃんに任せなさい”なのに
一生懸命、カッコつけたのに。
やっぱりそれでも悲しくて……ココアの瞳は潤んでいた
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>>4172
この時、レイが何かと「リンク」するような感覚がしたんだよな
それが齎すものは何なのか分からないけれど、ココアだけは、良いことが起こるっていうのを確信していたね
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>>4148
スターリア「成程の…あの空間の奥から鳥肌が立つような魔力を感じる。双子の悪魔めらが隠すのも納得じゃ」
ラグナ「魔力の質は違うけどアルテマティアにも匹敵、いや、これはそれ以上の…」
スターリア「いずれにしろ妾達には時間がない。れいみ！リーシェ！お主達は先に行け！京子は妾達がどうにかする！」
ラグナ「…そこの竜（北斗）も一緒に？」
リーシェ「一応味方ですので斬らないでくださいね？…分かりました、ここは二人にお任せします」
れいみ「なるべく急いで戻って来ますから！二人も気を付けてください！」
呪符をラグナが斬り払い、二人の邪魔はさせないと立ち塞がる
その隙にれいみとリーシェは通路の奥へ走って行った
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（>>4160で救出班にいるはずのフリーナが登場していたのと、>>4165に合わせた修正です）
>>4131
ありす「龍崎さん！龍崎さん！！」
春日「チックショオオオオ！！」
血みどろになった薫に駆け寄るも、命の灯が尽きそうなのは明らかだった。
ありす以外にも、梨沙やフリーナから薫を呼びかける声が聞こえる。
回復は……きっと、間に合わない。
薫は、もうすぐ死ぬ。
薫（死ぬ……薫、死んじゃうの……？）
それを認識した時、薫の中で梨沙に問いかけられたあの問いが蘇ってくる。
薫は――どんな『薫』になりたかった？
薫は……みんなの笑顔が見たかった。
薫の歌で、薫のダンスで、薫の音楽で、薫の笑顔で、ひまわりのような笑顔でみんなが振り向いていくれる、お日さまのようなアイドルになりたかった。
薫（そうだ……。薫、まだまだ頑張らなきゃ……あの子達、みんなから笑顔を奪おうとしてる……）
薫（でも、あの人達、強くなる効果を弱くしちゃうみたい）
梨沙「薫……？」
息も絶え絶えの中、薫は案じてくる対主催達に向かって、満面の笑みを作る。
薫「薫、頑張るから。行ってくるね」
そのまま薫は、残されたグレゴリオの権能をフル稼働させて、パイプオルガンを形成する。
薫の命をもってを最後の演奏を奏でようとしていることは一目瞭然だった。
ありす「やめてくださいっ！」
梨沙「ダメッ！やめて薫！」
残されたありすと梨沙の悲鳴が聞こえるが、聞いてあげられない。
心の中で詫びながら、"観客"に向けて一礼し、薫はパイプオルガンの席に座る。
そして、パイプオルガンにその小さな手を置き、弾き始める。
メフィスとフェレスはそれではあのシェリアとかいう女と同じと嘲笑を向けながら、『情報再生：エネルギー吸収アリーナ』を展開しようとするが、そこに不思議なことが起きる。
なんと、情報再生が薫の奏でるパイプオルガンの音に打ち消されたのだ。
『情報再生：混沌機構』も消えていた。
春日「身体が軽い……？ッ……ありすちゃん、支援再開だ。薫ちゃんを全力で手伝うぜ！」
ありす「えっ……そんなことをしたら……！！」
春日「ありゃあ……覚悟の決まった目だ……。あの時の……カシラと同じ目だった……！！」
梨沙「覚悟って何よ！あの子は……あの子はまだ9歳なのよ！？こんなところで終わっていいわけないじゃない！」
春日「そんなこたぁ分かってる！！分かってるんだよ……！けど薫も！腑抜け守る為に命張ってるんじゃねぇ！」
そう叫び、春日はありすと梨沙の頭を震える手で優しく撫でた後、薫の背中を押す。
春日「どんな結果になろうと、俺たちは薫ちゃんを責めるつもりはねぇ。けどな、絶対に後悔はするな！」
その声に呼応するかのように、薫の演奏はだんだんと激しくなっていく。
薫に対して勿論黙っているメフィスとフェレスではなく、情報再生を何度も行おうとするが、そのたびに薫の音にかき消される。
薫は死の間際になって、グレゴリオの権能を以て『情報再生』を疑似的に音にして「再生」していた。
その音と化した『情報再生』は、ニルの行う『情報再生』と共振を起こして、打ち消していたのだ。
薫は身体から噴き出す血も厭わずに、小さな身体を振ってオルガンを弾き続ける。何度も、何度も、何度も、何度も。
そして、その曲が最後の音を奏でた瞬間――。
その頃には、>>4165で理念結晶はすべて破壊されていたが、その音は理念結晶を共振で破壊するほどの威力をもっていた。
その音は周辺一帯に響き渡り、対主催達の周囲には向日葵が顕現し、対主催達の傷をいやしていく。
と同時に、その音はメフィスとフェレス、そしてニルにまで届き、その華奢な身体を共振で揺さぶり、大きく怯ませた上で大きなダメージを与えたのだ。
それは……言わば薫版の『万人の救恤』。
グレゴリオの放つ大技を、薫の願いに解釈した終演の音だった。
ゴフッ……と吐血しながらも、薫はゆっくりとパイプオルガンから降りて対主催達に向き直り、一礼する。
薫「ごめんなさ……生きて帰るのは……えへへ、無理、そう」
薫「薫はね……みんなの、この世界を笑顔にしたかったの」
薫「薫、皆が振り向くようなお日さまに、なれた……かな――」
そう言い終わったと同時に、薫の身体は限界を迎え、灰となって崩れ落ちた。
次に起こったのは、拍手。
周囲に生えた向日葵と、パイプオルガンを囲っていた、いつの間にか現れていたグレゴリオの聖歌隊が、その奮闘を労うように薫を拍手で讃えていた。
【龍崎薫＠アイドルマスターシンデレラガールズ U149 死亡】
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>>4168
薫の命懸けの演奏による回復と、真の力を解放したゼノヴァイパーロボ
ニルズの強大さは変わらないが反撃の兆しは見えた
キラ・ヤマトの遺産の技術の結晶であるハイスペックなロボは、情報再生を幾つも繰り出すニルズとも渡り合う
小賢しい抵抗を許す気の無いメフィス達も戦闘に加わるが、戦線復帰した愛莉達もリベンジとばかりに迎え撃つ
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ロリカイザー（ロリモード）が徐々に灰色になっていく。
それがラクトに託され――最大限の力を発揮した彼の代償だった
「もうそろそろ、限界か――」
ロリカイザー（ロリモード）が呟く。
その姿はさながら灰色のこめっこ。
「ロリカイザー！？どうしたんだ、ロリカイザー！」
「ラクトに孕まされた。だから悪いけど――先に俺は幸せになるよ」
灰化が進みながらも、満面の笑みで幸せそうに微笑むロリカイザー（ロリモード）
「一秋。NLNSの後は、お前に託したぜ」
眩いほどの笑顔でグッジョブするロリカイザー（ロリモード）だが、ワンフォールさんの顔は曇っていた
「ロリカイザー。お前だけが、NLNSの最後の生き残りで……親友だった。お前が死んだら、俺はどうしたら――」
「ゼロからやり直すんだよ。またNLNSを作り直すんだ。少なくともそこのイキリトってやつは、ホモに偏見がないんだろ？」
「そうだなwロリカイザーの代わりに、俺がNLNSに入ってやるよw」
ポジティブに応えてくれたイキリトを見て、ロリカイザーは安心した。
「じゃあな、一秋。俺はラクトの灰に孕まされたから、あの世で今度こそ――普通に孕ませられてくる！」
「……それは幸せだな、ロリカイザー。お前の意志は俺が受け継いだ。たくさん、孕まされてこい！」
ワンフォールさんは、親友の幸せを祝福する。
妊娠ほど嬉しい喜びは、ないと思ったから。
それに笑顔で逝く親友を、涙や曇った顔で見届けられない。
「ああ。これで俺はやっとラクトと――」
そしてロリカイザー（ロリモード）は言葉通り、あの世でいっぱい犯された。
孕むという女の幸せをワンフォールさんより先に得て――あの世を満喫したのだ
「お前は相変わらず可愛いな、ロリカイザー」
「やめろよ、好きな人に言われるとちょっと照れる。……でも俺も大好きだぞ、ラクト」
そしてラクトとロリカイザー（ロリモード）は二人の世界に旅立った
「ロリカイザー！孕めオラァ！」
「んぅ……♡相変わらず性欲が強いけど、そんなラクトが大好きだ！」
【ロリカイザー二世(大久保達也) ＠オリロワ5 死亡】
【変態共の、なによりの幸せ（ラクト、ロリカイザールート END】
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>>4174
ずっと奥へ進んで行った二人の目の前に現れたのは牢獄
辺獄の管理人が用意した罪人を閉じ込める檻であり、異なる世界にて幡田みらいに貸し出したのと同じ
但しこちらは代行者達を閉じ込めたものよりも、更に破壊困難に手を加えられている
「リーシェちゃん、あそこにいるのって…」
「ええ、間違いないでしょうね」
檻の中に並んだ等身大の結晶
そこへ封じ込められているのは、目を瞑り身動ぎもしない男女
嘗てユーハバッハが仕組んだ殺し合いに始まり、多重世界の危機へ幾度も関わる事となった神の姿があった
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>>4177
「…え…？灰に…はら…えっ、なんて…？？」と理解が追いついてない結芽と、
「…俺もあまり理解は出来てないが…シェリアだったら、あいつの最期を見て、「『愛』に殉じたんだね…」みたいな事を、言うんじゃないかと思う」と言う錬
錬の言葉もあって「…『愛』、かぁ……あの世でラクトおにーさんと、幸せになれるといいね。ロリカイザーおにーさ…おねーさん」と結芽は呟いた
なおこの後メフィス・フェレス・ニルズ戦の戦場に駆け付けた際、そのシェリアの亡骸を目にしてしまう羽目になる
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>>4178
そこに混ざるかのようにとんでもなく巨大な結晶もあったんだけれど
……それで前日譚時点で何者かに撃墜されて行方知れずだったストームボーダーがあったの衝撃だった
幸いにもマシュとかはいなかったらしいけれどキャプテンとマリーンズがそのまま結晶化していたのは度肝抜いた
ちなみにマシュたちなんだけれど、キャプテンが頑張ってくれたお陰で脱出できていて
>>2323で示唆されていたお登勢の所で働きながらウェンディ協力の元でぐだ子やストームボーダーの手がかり探していたらしい
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再生が終わりゆっくりとその身を起こすニルズ・ユグドラシル
理念結晶が再び同部位に出現するがそれだけではなかった
両腕が巨大な翼に変じたのだ。さらに下半身が消失し、代わりに長大な尾のような部位が現れる
そのまま両翼を広げ急上昇するニルズ
真世界を拒む者達を滅するために、辺獄の神は哀と渾天の翼で空を舞う
――――――――――――――――――――――――――――――――
さぁ 飛び立つのだ 楽園（へんごく）の神よ
死を喰らい 生を滅せよ
さぁ 冥を翔ける哀よ 幽獄から降る闇よ 審判を
此岸の子等祈り 叫びの音を奏
夢の現し世に 楽園を… 永遠に
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>>4181
こっから空中戦に移行した感じなんだっけ
飛行ユニット搭載のゼノヴァイパーロボとアスランのジャスティスドライブは元より、ドミノやツバサくんや東方勢など飛べるキャラがニルズへ向かって行った
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>>4182
薫ちゃんのおかげで傷が癒えたのもあってこっから仕切り直しでもあったね
幸い混沌機構もきりんが血反吐吐きながらとはいえ封じた甲斐もあり、ありすの歌とリグレットのフロアージャックによるバフが再開できた
ただニルズの技これ余裕で千超えるんじゃね？ってレベルで多いから、全く余裕持てなかったが
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>>4182
ここの空中戦のパーツ撃破戦も凄まじかったなぁ
ただありす＆リグレットの歌によるフロアージャックに対抗するために『情報再生：枕草子・春曙抄（エモーショナルエンジン・フルドライブ）』したのはちょっとシュールだったぞ
いやエモーショナル固有結界でフロア相殺を実行しながら『情報再生：千ノ落涙』やら『情報再生：エクスカリバー・モルガーン』とかしてきたのは容赦なさ過ぎるけれど
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>>4184
割と真面目にゼノヴァイパーロボとジャスティスの耐久と火力両方併せ持つ機動兵器無かったらヤバかったのはある
というかニルズ、バフ、回復スキル、再生能力持ちといったのを無効化できる情報複数持ってるせいで常に対主催側が疲弊負傷を強いられてるっていう
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>>4157
五条は味方を巻き込むわけにはいかないので領域展開は勿論のこと、
ハルを殺すつもりもないから茈も使わずに戦ってたな
一方でデザイアハルはお構いなしに戦ってた訳だが、
五条の無限を突破出来ずに斬撃やそれに伴う莫大なデザイアエナジーを周囲に叩きつけるだけでしかなかったな
デザイアエナジーがある限り不眠不休な上食事も不要とはいえ、
このまま戦い続けても意味が無いとしてデザイアハルは戦いをやめる事にしたんだったか
デザイアハル「……チッ、もううんざりだ」
五条「気は済んだか？」
デザイアハル「そんな訳であるか。お前が餓死するまで戦っていたらその間に他の戦いが終わってしまうからやめただけだ。
……仕方が無いからお前の指示に従ってやるよ。癪だがな」
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>>4180
見付けたは良いけどどうやって解放するかで悩む二人
結晶に近付こうにも檻が邪魔だし、試しに攻撃を加えても傷一つ付かない
ならどうするかってなった時、真理念に到達した二人だからこそ可能な方法を取ったんだよね
檻が壊せないのは材質どうのではなく、メフィス達が施した複数の術式が原因
なら『魔王』の力の一つである森羅万象を無に還す光…ザ・ゼロなら術式を無効化できるんじゃないか
更に結晶化してるハデス達も、魂を感知できたなら死んではいない
わざわざ生かしたまま結晶化してる事からも、魔力の源＝魂と捉えて良い
であれば、れいみがハデス達の魂へ干渉を試みて、ニルズに魔力供給する流れを遮断すれば良いんじゃないか
成功するかは試してみないと分からないし、時間的な余裕もないので早速実行に移すことに
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>>4184
仲間を癒し、強化する能力の使い手なら春日やありす、フリーナがいる
人外故の強靭な再生能力を持つドミノもいる
既にタイムリミットが始まっているとはいえ、更なる力を得た霊夢だっている
だというのに一向に参加者達は有利にならず、常に不利を強いられていた
単純にニルズの持つ技が多過ぎるのだ
きりんが一つを封じても、相手は似た性質の技を更に持つ
（霊夢……）
ジカンギレードのエネルギー弾を撃ちながら、咲夜は前で戦う巫女に目を向ける
死ぬ気はないとそう口にしたが、言葉とは裏腹に肉体の崩壊は止まらない
自分だけでなく、きっと魔理沙だって気付いている
面と向かってあれこれ言わないが、内心の動揺は計り知れない
「……っ」
不甲斐なく思う、フランを殺す役目を背負わせたばかりか、その命まで削らせている
自分の力の無さは今に始まった事ではないけど、それでも腹が立つ
（もっと私に…）
気付けばドライバーに装着したウォッチを掴み、強く願う
フランとの戦いの時もそうだが、ライドウォッチは咲夜の強い意思に呼応してジオウからサクヤへと変わった
ならば此度も願う、仲間を守れる力が欲しい、仲間の負担を少しでもなくしたいと
機械に祈るなど馬鹿げた行為かもしれないが、この地は心意システムを始め「精神の強さ」が現実に作用する場所
何よりライドウォッチ自体、常磐ソウゴの王道やとある野獣の男の物語のように奇跡染みた現象を起こす
故に、ウォッチが再び咲夜の願いに応えたのは必然だろう
「……なんじゃと？」
異変を察知したメフィスが顔色を変えた
ニルズの情報再生が無効化された、というよりはそもそも発動されていない
もしやと視線をあっちこっちに飛ばし、やがて一点を睨み付ける
仮面ライダーサクヤ、外見は変わっていないがニルズへ向けて両手を翳している
仮面ライダーサクヤは咲夜が元々持つ力に影響されてか、加速や予知など時間に関係する能力を持つ
常磐ソウゴのような王の資格は持たなくとも、時間操作という点ではソウゴにも引けを取らない
それを証明するかのように目覚めたのは時間を巻き戻す力
ジオウⅡ程の規格外ではない、しかし数十秒程度なら
ニルズが情報再生を使う直前にまでならば、時を巻き戻せる
対主催者達を蝕んだ力が一時的にだが消え、反撃のチャンスが再び生まれた
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フロアージャックを繰り返し行う傍らで、リグレットは総悟に交信を飛ばす。
リグレット『総悟様……少しよろしいでしょうか』
総悟『なんでぃメスブタ3号。用があるならちゃんとブタらしく鳴きな』
リグレット『ぶひぃ！歌う傍らでリドゥに取り込んだ者達にある立体映像を作らせておりまして、それがようやくできました！』
総悟『映像作ってそれで何ができるってんだ？』
リグレット『ぶひぃ！あのWメスガキの動きを止めることができるものです。今から見せますね』
そのままリグレットは、総悟の脳内にリドゥの民に作らせたという映像が流れる。それは確かに、あのイキったメスガキには効きそうな代物だった。
リグレット『タイミングが合えばいつでも言ってください。このメスブタ3号が映像とともにどうにか注意を曳きましょう』
総悟『……アンタはそれでいいのか？』
メフィスとフェレスの注意を曳く、それはともすればリグレット自身の命を危険に晒すことでもあった。
しかしリグレットは危険を受け入れていた。
リグレット『私には……総悟様しかいませんから』
総悟へ向ける感情は、#QPとは違った愛。
沖田総悟は、元々人付き合いが苦手で、引きこもりだった人見小夜子にとっては「従属」という形で人との繋がりをくれたかけがえのない人になっていた。
総悟「やれやれ……最近のメスブタはどいつもこいつも骨のあるやつばかりいやがるぜ」
そのリグレットが作らせたというその映像は……
メフィス「ぶひぃぃぃぃぃぃっ！！メフィス改めメスブタ4号、負けましたぁ〜っ！総悟様の奴隷になりましゅうぅぅぅ〜」
フェレス「ぷぎぃぃぃぃぃぃっ！！フェレス改めメスブタ5号、敗北しましたぁ〜っ！総悟様に忠誠を誓いましゅうぅぅぅ〜っ」
鼻フックされて総悟に理解させられたメフィスとフェレスの立体映像だったんだよな。
タイトルは「メスブタと化した未来のメフィスとフェレス」。
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『戦局は？』
『お前が対応する間もなく俺たちに被害を与えられる有効な手札は？』
『彼女たちは屈辱を感じている』
『大明海様の一手から全てが狂い始めた』
『それを大袈裟な予備動作抜きで全て晴らせる手札はーーー』
「ーーー不義遊戯！！」
エスデスの脳内で答えが導き出される。
この間、およそ0.02秒！！
そして現実
『情報再生：不義遊戯』
拍手と共に不義遊戯が発動し、メフィスと大明海の場所が入れ替わる。
「いっ！？」
突如迫るエスデスの拳に大明海は驚愕に固まるが、エスデスは拳をスカし、代わりに側にいたフェレスに向けて掌を向け氷の礫を放った。
「ッ！？」
ダメージこそは少ないものの、怯んで動きを止めるフェレス。
その隙を突き、今度こそ放たれるはーーー
黒 閃 ！！
吹き飛ばされるフェレス。攻撃を完全に読まれたことに唖然とするメフィス。
そして。
「く、ははははは...掴んだ！掴んだぞ！これが私の力の形か！！」
エスデスのボルテージが上がりきる。
黒き火花は再び微笑み、白銀舞い散り光と化す。
エスデスが欲した解が『寸分狂わず己の隣に立てる者』だったのはいいけどまさかその答えが妄想東堂と白念くんを生み出す頭東堂(ブラザー)になることとかどうしてそうなったし
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（コピペミスってるようなのでこちらで再代理投下します）
皆がメフィス達を追い詰めていく中、1人劣勢の者がいた。
エスデス。彼女は、未だに有効打を与えられていない。
メフィス「お主だけはかわいい喃。必死に頑張って、気取って、それでもなにも貢献できずにちょこまかと騒ぎ立てるだけ...」
フェレス「悲しいねえ。前はあんなにも最強を気取ってたのに実際はこんなにも役立たずだなんて...白念くんも泣いてるよぉ。こんな情けないおばさんのせいで死んじゃったなんて...シクシク」
エスデス「ハッ。それで煽りのつもりか？青いな。もうその程度では私の胸はときめかん」
以前なら青筋を立てよう煽りも、今のエスデスには響かない。
己を誇るプライドなど、既に白念の不殺の信念に打ち砕かれているのだから。
そもそも。エスデスは白念に敗北したから対主催側に着いているだけであり、その願いは他の面々とは一線を画している。
『白念に勝つ』
今の彼女の戦う意義はそれだけだ。
(もう一度キメたい)
彼女が渇望するは黒い火花。
呪力の核心は掴んだ。
もう一度キメれば、更にそれを形に昇華できるはずだ。
感情を。感傷を。全てを削ぎ落とし、如何なる状況においても対応できるよう拳に意識を集中させる。
刹那、空気が澱みメフィスとフェレスの背筋に悪寒が走る。
エスデス自身も、メフィスとフェレスも黒閃の予感を感じ取っていた。
数秒後に、この拳は必ず黒い火花を散らすと。
そして。
メフィスとフェレスが構える前に、エスデスの拳が放たれーーー
ーーーそれでいいんですか？
エスデスの脳裏に過る声ーーーそして、彼女の脳内にあからさまに美化され胸元をはだけさせたセクシーな白念の姿が現れる。
「はっ、白念！」
『いまエスデスさんは黒閃を放とうとしていますよね？』
「勿論だ！今置いて行かれているのは私。ボルテージを上げるには黒閃をキメるしかない！」
『ソレーーー流されてませんか？』
エスデスの目が見開かれる。
『シスター。お前が黒閃を望んでいるのは奴らもようくわかっている。だがそれを大人しく待つ奴らではないだろう』
「ブラザー！」
白念の隣に半裸の東堂が現れ、共に白念と並び立ち説き始める。
『奴らの性格は？』
『戦局は？』
『お前が対応する間もなく俺たちに被害を与えられる有効な手札は？』
『彼女たちは屈辱を感じている』
『大明海様の一手から全てが狂い始めた』
『それを大袈裟な予備動作抜きで全て晴らせる手札はーーー』
「ーーー不義遊戯！！」
エスデスの脳内で答えが導き出される。
この間、およそ0.02秒！！
そして現実
『情報再生：不義遊戯』
拍手と共に不義遊戯が発動し、メフィスと大明海の場所が入れ替わる。
「いっ！？」
突如迫るエスデスの拳に大明海は驚愕に固まるが、エスデスは拳をスカし、代わりに側にいたフェレスに向けて掌を向け氷の礫を放った。
「ッ！？」
ダメージこそは少ないものの、怯んで動きを止めるフェレス。
その隙を突き、今度こそ放たれるはーーー
黒 閃 ！！
吹き飛ばされるフェレス。攻撃を完全に読まれたことに唖然とするメフィス。
そして。
「く、ははははは...掴んだ！掴んだぞ！これが私の力の形か！！」
エスデスのボルテージが上がりきる。
黒き火花は再び微笑み、白銀舞い散り光と化す。
エスデスが欲した解が『寸分狂わず己の隣に立てる者』だったのはいいけどまさかその答えが妄想東堂と白念くんを生み出す頭東堂(ブラザー)になることとかどうしてそうなったし
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（飛行形態ニルズとの戦いの補完は任せる、そろそろマルク登場させて主催戦の最終段階入らせる）
（物言いあれば一旦取り下げるかも）
犠牲がありながらも飛行形態ニルズの理念結晶全部砕いて墜落させ、メフィス＆フェレスがそろそろやばいと手段を選ばないように思った途端
「サァ、イッツ・ショータイムといこうカ！」
その声と共に、ニルズの大口が
メフィス「その声は、マルク……貴様、何を――――おおおおおおおおお！？」
フェレス「す、すいこめられ、いやあああああああああああああ！？」
メフィスとフェレスがマルクの声を引き金に突如勝手に動き出したニルズの口の中に呑み込まれていったのは予想外だった
そして球体になったエンデ・ニルの姿が
突然現れたマルクと、彼の保有する『理念断片：リンボ』も、融合するように合体して
『情報再生――究極の単一種』
『生物分類：ワン・ラディアンス・シング』
『グランドサーヴァントクラス：フォーリナー』
『エンデ・ニル が 新生 します』
ぐだ子「―――は？」
それは、絶望だった
かつてみた究極の単一種。オルトがグランドサーヴァントとして召喚された時のヒトガタに似た
『サァ、総テ、ボクノ為ノスバラシキ真世界ガ、始マルノサ』
辺獄秩序髑髏烏帽子絶対神オルト・ニル・マルク
ここに、生誕
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>>4192
まず仮投下が必要な内容かと
個人的にニルズにオルト要素を加えるのはちょっと、すでにケルヌンノス要素が入っているし重ねてfgoの超大物はどうかと
ただしもう終盤だし、他の人にも判断を願いたい
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(>>4193
横からだけど見た感じ>>4192は仮投下>>4983で投げられた物で、仮投下>>4992でOKは出てるね)
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>>4194
（すみません、こちらが見過ごしてました。オッケーが出ているなら問題ないです）
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>>4189
「いやはや…まさかこれ程までにコケにされるとは思わなんだ」
「そうだねぇメフィスちゃん。ボクびっくりしちゃったよ……」
表情を完全に削ぎ落として言う悪魔達だが、当然内心は穏やかだの余裕だのとは程遠い
百歩、いや千歩譲って真理念の到達者や光の英雄に勝ったレジスタンスに多少手を焼くのならば分からんでもない
だが現実はどうだ
大明海、博霊霊夢、龍崎薫、エスデス、そしてリグレット
ガラクタのように捨てられるだけの玩具どもが立て続けに自分達の予想を上回り、あまつさえ屈辱を与えたのだ
到底笑って許せるものではない
「…なんか、大物ぶってるみたいだけどさ」
辺獄の悪魔の怒りの矛先となり、リグレットに恐怖がない訳ではない
今すぐ泣いて謝れば、と逃げの姿勢になっても不思議はない
だけど、恐怖を押し殺してでも役に立ちたいと思える人がいるから
真っ向から殺気を受け止め、言い返す
「悔しくて、プルプル震えてるの丸分かりだから。人のこと散々玩具扱いしてた癖に、今はそっちが玩具にされてんじゃん」
瞬間、これまでの敵意が優しいと思える程の憤怒が叩きつけられた
よく気絶しなかたったな、なんてどこか他人事のように考えるリグレットへ、悪魔達が手を伸ばす
「てやぁああああっ！」
死角より斬り掛かる小さな影
勇者の剣を振るうありすを鬱陶し気に睨みながら回避する
「おらぁっ！！」
更に春日がバットを地面に突き刺す
発生した衝撃は浮遊するメフィス達にまで届き、怯ませた
十八人殺しの異名を持つ極道の技を再現したものだ
バット片手に悪魔達へ果敢に挑む春日を呆けたように見るリグレットの傍へ、ありすが立つ
あわや殺される寸前だったリドゥの歌姫と向き合った
「私は…あなたを簡単に許したりはできません」
リグレットの事情は粗方聞いた、望んで主催者に協力していた訳ではない
むしろ脅され従わされていたのなら、リグレットも被害者と言えるのかもしれない
だけど、事情があれどウィキッド達の協力者だったのもまた事実
第三芸能課の皆やプロデューサー、こっちの世界の自分が死ぬ根本的な原因を作った連中の一人なことは、覆せない
「じゃあ…どうして助けてくれたの？」
「……今のあなたは、誰かの為に歌えているからです」
ウィキッドに従わされていた時と違い、ニルズ達との戦いでリグレットの歌声に宿っているのは、力になりたい・少しでも役に立ちたいという他者を想う気持ち
アイドルとファンの関係とは違う歪さはあれど、それはリグレットにとっての救いになったから
自分ではなく誰かの為に歌を響かせる、そんな彼女を見てしまったらありすも動かずにはいられなかった
戦場に変化が訪れる
フロアージャックを打ち消していた力が、十六夜咲夜の巻き戻しにより一時的に消えた
畳みかけるならここしかない
『カミサマ背界でどうか寄り添わせて サカサマの祈りを叩きつけて歌え！
幸と業よ後悔を剥がさないで
背中合わせのハレルヤが 飛んでいかないように！』
「――心意再現（イミテーション）」
「凱旋を高らかに告げる虹弓（アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール）！！」
フランスが誇る英雄、炎の快男児の宝具を再現
リグレットの歌声に送り出された砲撃の嵐が飛行中のニルズに命中、結晶の一つを破壊した
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>>4192
実はマルク、当初こそはメフィスたちの辺獄でいい感じの立場に収まって
自由気ままにしようぜ、って思ったらしいけれど
「やめたのサ」
……なんか唐突にチャート変更して「これ自分がニルの制御権奪えば自分が辺獄の神として全次元支配できるんじゃね？」
なんだ思った結果、当初から色々企んでいたメラを利用してメフィスたちを出し抜ける準備をして
結果土壇場で裏切ってニルの制御権奪取してヒャッハー、だったな
と言うか裏切りの流れがアレすぎて「お前リンボみたいなガバチャーやるのか」なんて支援スレで総出で言われてた模様
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>>4192
『フーン、技ヲ幾ツカ封ジラレテルネ。メフィス達モ大口叩イテ情ケナイノサ。マ、関係ナイケド』
こっからどう勝てば良いんだよって言いたくなるくらいの絶望感だったんだよね、酷くない？
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>>4192
ここで衝撃の事実が発覚するんだが、ニルズは最初からマルクの支配下にあったんだよな
メフィストフェレスやマホロアが着手するより早くリンボや幽蓮@リピロワ2020が遺した術式および装置がニルに仕込まれていて、マルクをボスと認識し、命令に服従するよう仕組まれていた
マホロアはもちろんのこと、メフィストフェレスすらその事を知らなかった
ここまでの戦いの結果に関係なくメフィストフェレスはマルクの裏切りに気づかない時点で最初から滋養として喰われる運命にあったと
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>>4199
そう考えるとメラを殺して創世の力を奪ったのも前々から決めてた事なのだろうか
いやメラがズタボロにやられたの見て予定変更したのかもしれんが
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〜ゼノヴァイパーロボ内部とアスラン〜
姫来「なに？！ 仲間割れ？」
婚后「姿が変わって」
沖田「油断するねい、殺意はあのメスガキどもと同じかそれ以上だ。
言わなくてもわかるぐらい、ここで俺たちをまとめて撫で斬りにするつもりでい」
シュラ「それもまるで、『命を弄ぶ』ことに関してはあの二人以上の......」
直人「マルク！目的は何だ、教えろ！！」
シュラ「待てみんな、奴から心の声がするーー」
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>>4201
シュラ(翻訳)「支配の目的？ そ ん な も の は な い 。」
直人「なん...だと...！？」
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>>4202
シュラ(翻訳)「だが...強いて言うならこの世界に、いいかげん飽きてきちゃった気はする。
僕が神として、もっともっと面白くカオスに作り替えてあげるよ」
アスラン「貴様ッ、この世界を破綻させる気か！」
シュラ(翻訳)「破綻したら、その世界はそこまで。
僕の遊び場に適さない世界(しっぱいさく)は『架空の世界』として、なきものにしてあげるよ。
そしたら『別の世界』を遊び場にしようかな」
姫来「このクソ道化師、世界をなんだと思ってやがる！」
沖田「イナゴ野郎が」
シュラ「辺獄なんかじゃもの足りない！
あの二人以上にもっともっとカオスな世界を作り上げてあげる。
残念なのは、その世界に、君たちの居場所はないことサーーコイツは狂っているぞ！！」
直人「メフィストフェレスに大義名分がなかったならば、こいつは目的さえ持たずに世界を滅ぼすつもりなのか！！」
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>>4203
余談だが、似た目的を持った主催は過去に存在する
この世界の直人や姫来は知るよしもないがーー表側八千重＠オリ学園ロワのソレと似ている
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二人で彷徨っていたレイとココアなんだけれど、あらゆる意味で予想外なものが発見されたんだよな
実はマルクがニルズ乗っ取った影響なのか不明だけれど、それによるひずみで辺獄に大きな穴が
マホロアが探し求めていた『因果地平の彼方』へと繋がる孔があって
二人が気になって迷い込んだらそこが総てが白で包まれた地平線の世界
そしてレイが「リンク」したであろう、輪郭だけの存在が、いた
ドロドロに溶けてスープみたいになっていたが、それは確かに意思だけはあった
レイは、その名前を、――知っている
レイ「……あ、あなた、は……」
ココア「レイちゃん？ なにか知ってるの？」
レイ「ひかりの、えいゆう？」
レイとココアの脳内に、それの思念（ことば）が流れ込む
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(待ってみたけど反論とか無くて大丈夫そうなので仮投下スレPart2の>>4993を分割・一部修正して投下してみる)
>>4179
結芽達が到着したタイミングは>>4188や>>4189、>>4191の前後辺りだった。
最低限だけど戦況及び現状を知らされまた伝えた後、斃れてるシェリアの亡骸と、降り積もる龍崎薫だった灰に目が行き……結芽は激しい後悔に襲われる。
(…間に合わな、かった…護ろうとすること、すらっ…シェリアおねーさんは生きてたのに…っ…薫だって、バラートおにーさんが…繋いで助けた、命だった(>>1086、>>1090)のに…なのにっ！結芽は…！！)
少女が強く感じているのは…下手人にして主催者たる、自分たちを、何よりシェリアら死者を嘲笑するメフィスとフェレスへの、ニルズへの……そして何より、失ってばかりな自分自身への怒り。それに…怒りや憎しみとは違う強い想い。
(…これ以上、あんなヒト達にっ…やらせない…もう…誰も死なせたくないっ！！今まで、倒すことはできても…結芽は護れなかった…それ、でもっ…！！)
「…結芽がっ…結芽が！みんなを──！」
『護る』と、そう言おうとした瞬間、強い思いによる心意の影響か、>>3651の時同様に結芽自身が、そしてバッグの中にあった天鎖斬月の欠片に折れた千鳥、寿々花が遺した閃刀システムが組み込まれたアザレアの剣が光り……気付くと燕結芽は、己の内在世界へと足を踏み入れていた。
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>>4206
当然それを見逃すメフィス達では無いものの、錬やイキリトにワンフォールもまた、見逃す事はなかった。
読心により結芽が何かしらの力を得ようとナニカとの対話に望んでいる事を知ったシュラは、ゼノヴァイバーロボ越しの通信で彼らにそれを伝えたのだ。
「今度こそは…剣の勇者として、俺が「護る」番だ！」
「俺がじゃなくて俺達が、だろ錬？wお前はひとりぼっちじゃないんだからさw」
「ロリカイザー…俺の親友なら、絶対あの子(結芽)を護ろうとする筈だ。あいつの分まで俺も…護るために戦う！」
3人は奮起し、結芽を護る為奮戦する。
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結芽の内在世界は…天井の無い病室の一角で、曇り濁った色の空から雷雨が降り注ぎ部屋は浸水している、まるで彼女の心情を表したかのようなそんな有様であった。
そこで結芽は、何処からか現れた髭の男に問いかけられる。
「燕結芽。お前は、何の為に奴らと────主催者達と戦う？」
突然の事態に困惑しながらも、結芽は問いに、正直に答える。
「…結芽はっ…最初は…強い人に、結芽のこと、憶えてほしかったから…戦ってた。
この殺し合いだと最初は、大切な車（ヒト）なら乗らないよねって思って、殺し合いに乗らないって決めて戦ってた。
でも…今は違うよ。それだけじゃない。
あいつら(主催者達)が許せなくて、なにもっ…なにもできないのは、嫌で……死んじゃったヒト達から、託された想いもあって……何よりっ、『護りたい』んだ。
…あの時のシェリアおねーさんみたいに…やれるか、わかんないけど。でもっ…これ以上、誰かを失いたく、ないからっ！！
……だからって、結芽も死ぬつもりは無いよ。死んじゃったヒト達のこと…憶えて抱えて、託された物を背負って、生き切るって…決めたんだ」
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>>4207
そう、正直に返答した少女に対し男は暫し黙った後…応えた。
「────そうか。怒りや憎しみに囚われるようならと思ったが…杞憂のようだ。今のお前ならば、この力も使えるだろう。ならば叫べ…我が名を。お前はもう、識っている筈だ」
「…うん。…ありがとうっ、おじさん」
支給品の説明書を見た時点で、それが…天鎖斬月がどのような特性を持っていたのかは把握出来ていた。
しかし結芽には「護る」という想いが足りず、その時点では発動出来なかった。
その後バッグをにっかり青江や左腕共々置いて行く事になったのと、バッグを真希から託されてからも、心意を以てしても発動が出来なかった。
……だが、ここで結芽が「護る」という想いを強く抱いた事、寿々花が遺した閃刀システムにより心意を更に増幅させれた事、また──左手の義手を使っていた少女、この殺し合いに参戦したのとは別の世界線における鈴仙・優曇華院・イナバが、一時とはいえ斬月の力を借り行使していた(グランドフィナーレ参照)事もあってなのか……半分に割れた斬魄刀は、少女の想いに応えた。
結芽の内在世界では雨は降り続けていたが、空の色は青へと変わり、雲は消えていた。
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現実へと意識を戻した結芽は、おもむろにバッグの中から刀を…天鎖斬月の破片と折れた千鳥、アザレアの剣が心意によりひとつとなった刀を取り出す。
カイドウ戦にて、此花寿々花が外科的な手段を取らずして雷竜の魔水晶を取り込んだ(>>3525)ように、また魔王五条戦にて花家大我が吹っ飛ばされた右腕を生やした(>>2730)ように…またSAO原作でのキリトのように、高まった心意は物理的には不可能な事象すら引き起こしうる。
それに閃刀システムによる増幅が加わった事で…斬魄刀であり御刀でもあり、閃刀システムも組み込まれた一つの刀が新生したのだ。
それを手に取った少女は…燕結芽は、名を叫ぶ。
「…天鎖、斬月っ！！」
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>>4208
瞬間、結芽の脳裏に記憶が流れ込む。オレンジの髪色をした無愛想そうな顔をした、お人好しの青年が、剣を振るい、己が世界の、山程の人を護る為に戦う姿。そして殺し合いでも…死なせたくないという気持ちで戦う姿。
『死なせねぇ……！ もうこれ以上、誰も死なせねぇぞ！！』
『俺が、護るんだよ！！！』
(…そっか、このおにーさんも…護る、ために…。
……結芽は、おにーさんみたいに優しくはない、けど…頑張ってみるよ、おにーさんみたいにっ…！！)
赤黒い光が結芽と刀を包んだ末……少女、燕結芽はバルディッシュに続く(>>3982)新たなる真理念への覚醒を果たし、斬月の…黒崎一護の力を行使可能となったのだ。
「…ありがとうっ、錬おにーさんにイキリトおにーさん…ワンフォールおに…おねーさんも！」
自分を護ってくれてた錬達に感謝を伝えながら、結芽は片手に新生した剣を、もう片手にバルディッシュを持ち…戦場に加勢したのであった。
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マルクがリンボの理念結晶を使ったのにも確かちゃんと理由があって
その内の一つがハイ・サーヴァントであるリンボの特性を利用し、ニルズと融合した後も自我を保てるようにしたんだっけ
メフィス達のようにただ命令するだけならまだしも、大量の理念結晶を取り込んだニルズとの融合なんて普通に考えれば自我が完全に崩壊してもおかしくない
そこでハイ・サーヴァント…英霊複合体であるリンボの理念結晶を使い自我を失わずに済んでるという
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>>4209
この時の結芽の格好、>>3414から変わらない…と見せかけてマントが一護の死覇装の色のそれになってたんだよね
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>>4203
怒りに燃えるゼノヴァイパーロボのパイロットたちのシーンから戦闘開始となり、場面変わってマルク戦に参加してない面子の描写が書かれたんだよね
ボロボロになりながら京子と戦うラグナ＆スターリア姫、ハデス達救出の為に通路の奥へと急ぐれいみとリーシェ、最後の主催戦力である鶴見と対峙する先生達
全員違う状況でありながら、ニルズ相手に戦っている皆の元へ早く向かわないとって同じ意思を持っていて
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>>4212
ここからの大激戦は凄かった
傷は各々の能力で治せるけど疲労はそのままだから、全員ぶっ倒れてもおかしくないのに戦い続けて
喉が枯れても歌い続け、フロアージャックの効果を継続するありすとリグレット
今度こそ護ってみせると結芽を筆頭に剣士組の奮闘
矛を収めたのもあってか、意外にも悪くない連携を取る五条先生とハル
そこまでやっても絶対的な存在として倒せる気配がまるでないマルク
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ボス戦は一筋縄ではいかないと相場で決まってるけどね…
とにかくドキドキしっぱなしでしたよ
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ｰｰｰｰｰ鶴見の妻、フィーナはシャーレの先生の前任者であった。
度を超えた激務に、体も心も疲弊していく毎日。
そんな時に出会ったのが当時2級フィクサーであった鶴見篤四郎だった。
お互い仕事漬けの日々。そんな中互いを励まし合い、いつしか2人は組織と組織の垣根を超え、愛を育む仲となっていった。
そんなある日の事だった。彼らはキヴォトスの最高行政組織、連邦生徒会に呼び出されることとなる。
突然の呼び出しに困惑しながらも指定された場所に向かう2人。
そこには、『頭』の上層部と___ フィーナにとって鶴見と同じぐらい大切だった、シャーレの生徒たちが待ち構えていた。
到着するや否や、彼らは問答無用で拘束を受けてしまう。
容疑は身に覚えのないスパイ活動。
当然、抗議する2人。
フィーナ「皆待って！これは何かの間違いよ！」
鶴見「彼女の言う通りだ！私は___」
話し終わる前に、非情なる弾丸は鶴見を貫く。
下手人は他でもない、シャーレの生徒たちであった。
鶴見「に、逃げろ、フィーナ………」
フィーナ「あ、ああ……こんなことが、こんなことが…
コンナ、「コトが、アッ？ては、ナラ！ない、&のニ」
自らの愛した生徒達が、大切な人を殺す。
その凄惨な光景にとうとう耐えられなくなったフィーナは原初の『ねじれ』となった。
幸いにもねじれは都市疾病級のものであったため大事には至らなかった。
だがｰｰｰｰそこに残された禍恨が、後にキヴォトスに取っての死神を生み出す事となる。
撃たれてもなお、辛うじて息のあった鶴見は地獄とも天国とも形容できない場所___
『辺獄』で目が覚める。
鶴見「私もとうとうヤキが回ったか…
こんな幻覚を見るなど。」
メフィス「残念じゃが幻覚ではない。
不全たる質量を持つ現実じゃ。」
鶴見「……………！？」
フェレス「違うよメフィス。
ここは、ツルミさんにとっての天国だよ！」
突如現れた2人の少女に困惑する鶴見。
だが、彼女らはそんな鶴見をよそに、話し続ける。
フェレス「ねーえ、ツルミさん。
ボクぜーんぶ知ってるんだよ？
貴方がフィーナさんの事を、まだ忘れられない事も。
それを全て、断ち切りたい事も。」
メフィス「我らはそれを遂げる力をお主に与えられる。
どうじゃ？共に…この世界に復讐してみらんか？」
鶴見「……………………。」
永遠とも思える長い沈黙の後、彼は口を開く。
鶴見「……彼女が死んでから、私の心の器は空虚なものになった。
何をしてもその器は埋まらない。
それどころか、徐々にヒビが入って行く。
ならば、修復は諦めよう。
空っぽとなった私の器を、復讐という新たな器に挿げ替えよう。
____私に復讐を遂げる力を貸してくれ、メフィストフェレス。」
『『契約成立だね！』じゃの！』
その後、彼女らの手引きにより人間の叡智を超えた力を手に入れた鶴見。
彼はそのまま本来の調律者であるジェナを殺害。頭の全権を掌握し、調律者となるに至った。
圧倒的な強さも、権力も全て手に入れた。
後は、実行するだけだ。
『ブルーアーカイブ』という、忌々しき記憶を破壊するという、我が目的を。
ローラン「鶴見……」
鶴見「さて、私は全て話した。
次はお前の選択だ、ローラン。」
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>>4205
残滓だけでも正論という名の容赦ない言葉は相変わらずだわ光の英雄
「こんな悲劇が起こるんならやはり大救済を拒んだお前たちは――」みたいな言い方した当たりで反論したのがココアなんだよな
嬉しいことも楽しいことも、怒りたくなることも、悲しすぎることもあった
それでも、残されたものをこれ以上悲しませないために
どれだけ辛いことでも、前を向いて
悲劇があった、すれ違いがあった、仲違いがあった
それでも人は人が出会い、結ばれ。時には戦い合って
心があるから傷つくなら、その傷つきを抱いた上で苦しんで生きていく
何度裏切られようともその人と向き合って、仲良くなりたいと叫ぶ
そんな傷だらけがココアにとっての不完全で完璧な世界
辛くとも、臆病でも、臆病だからこそ生きていきたいと
その答えを聞いた"残滓"、生前なら一蹴していたけれど心境の変化なのか
光の英雄に"心"が芽生えた結果なのか
まさかレイとリンクしたのも相まって「お前たちに助力してやる、せいぜい使いこなしてみせろポヨ」になったのマジで予想外だった
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>>4213-4214
マルク自身がクソ強いのもあるけど、>>3520にある通り一定期間を迎えて殺し合いがなお終わらなかったらオルムウィルスの散布と、砲台による狙撃を行えるようにしてるのもあって緊張感が凄かった
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>>4187
檻はリーシェのザ・ゼロで無事無効化、魔力弾数発で壊し中へと進む二人
早速れいみがハデスの魂に干渉を試みた時
『…待て、人の子よ、そして魔族の娘』
「えっ…？今のって……」
「私にも聞こえました。まさかあなたが…？」
『然り。お前達が何をするつもりかは分かるが、暫し手を止め耳を傾けろ』
結晶化され身動きは封じられていても冥界の神だけあって、ハデスの意識は健在
れいみが干渉したことで対話が可能となったらしい
魔力の供給を断とうとするれいみ達へ一つ提案をしてきた
結晶化したハデスはニルズへ魔力を供給する装置と化しており、謂わばハデスとニルズの間には魔力を流し込む為の管が出来上がっている状態
だからその管を通じれいみの能力でニルズへ干渉…ジークやウォルテカムイ、ほむらと言った面々を撃破した力を流し込めば痛手となる可能性は高い
当たり前だけどハデスの結晶化を解かない状態でそんな事をすれば、ニルズだけでなくハデスにも何らかのダメージがいく
けどハデスは辺獄の管理人達に後れを取った事で自分なりに責任を感じていて、構わないと言う
あとペルセポネ達にこの役目を押し付けるつもりは無いから、能力の使用は自分にやれともれいみに言った
ちなみにペルセポネやストームボーダーの乗組員達にも魂への干渉を行えば、彼ら彼女らの意識も覚醒するかもしれず…
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>>4217
強さからくる余裕があるからやってないけど、その気になれば期限が来るまでひたすらガン逃げとかやりかねないからなあ今のマルク
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>>4212
>>4133の通り京子は正気は辛うじて残ってるから、理念断片さえ破壊できれば…だけどその隙が見当たらないんだよね>ラグナ＆スターリア姫、後北斗
イチモツ斬り落とせば？理念断片残ってたら再生するだろうし再生しなくてもイチモツ斬り落とされたらショック死か失血死コースなので…
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>>4213
途中からマルクがORTの如く「固有浸食結界」で結晶樹海辺獄を展開した流れは絶望の一言しかなかった
対主催の誰もかもが容赦なく結晶化して辺獄の一部にされていくシーンがガチで恐怖過ぎた
けれど、最後の最後で結晶化しながらも魔理沙が死物狂いで、「第五魔法・青」を自分の命を対価にして
対主催全員の結晶化による辺獄の一部にされた事実を文字通り"なかったこと"にしたんだよな
その結果、魔理沙は―――っていう
この後の大逆転に繋がる展開の数々はマジで燃えた
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>>4211
迅移だけでなくそこに瞬歩も併せて更に速度を上げたり、月牙を必殺の斬撃波として放つだけじゃなく、連打したり刀に纏わせて斬りつけたり、後刀身のリーチを月牙纏わせる応用で伸ばして不意打ったりと奮闘してたな結芽ちゃん
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>>4216
この時の"光の英雄"の力受け取った二人だけれど
レイに関しては"光の英雄"のような鎧姿になったんだよな
あとはココアは何かしらの召喚術使いになって「英霊」とかを召喚できるようになった
あの"光の英雄"がかつてのレジスタンスたちを助けてくれる展開、滾らないわけがないよなぁ！ってなった
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>>4221
逆転の一つとしては二ル・マルクが情報再現で放ったディスラプター＠ガンダムSEED FREEDAMと
ゼノヴァイパーロボが最後の切り札として取っておいたゼノ・ディスラプターによる
ディスラプター対決は見ものだったな
衝突する二つの次元を切り裂く砲火
出力はニル・マルクの方が上でこのままじゃロボがやられる……だったんだけど
ここでシュラがかつて自分がアスランにやられた裸の女（姫来）の妄想をテレパスを使ってマルクの心にぶつける
すると、マルクがドン引きして一瞬心の中のリコイルが緩んでしまい
マルク側のディスラプターの射線がぶれて、ニル・マルクにゼノ・ディスラプターが直撃
ただしゼノヴァイパーロボも無事では済まず、中破＆オーバーヒートで倒れることに
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>>4221
結晶化が無かった事になり、理由は兎も角今がチャンスと対主催達は最後の攻勢に出るけど…代償によりドサリと倒れ命が消えゆく魔理沙に真っ先に気付くのが咲夜さんなのは人の心とかないんか？ってなった(小並)
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>>4224
このディスラプターでニルにできた傷口から内部に侵入して心臓部にいると思われるマルクを直接叩くことにしたんだっけ
ロボから出たサルドゥこと直人が羽を羽ばたかせて飛んで入っていったけど、他にも傷口から侵入できた対主催がいたよね
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>>4145で活動を始めた楽士達経由で、外の世界にも主催戦の模様が浸透しつつあった。
楽士達が世界中で人々にリグレットの音楽を聞かせ、その音楽で生じた感情が対主催達へ力を送り込んでいく。
その曲には、もはやリドゥに取り込む機能は排されていた。歌を介して感情のエネルギーが、抽出されて送り届けられる。
――第一日本。
レジスタンスの本部でもその歌は流れていた。
高倉組長「――やいやいやいやい！野郎ども！この歌を耳かっぽじて聞けぃ！」←精一杯の演技
一同「押忍！！！！！」
高倉（ここで踏ん張らなければ死んだ園児たちに顔向けができませんよ……！）
第一日本ではレジスタンスの一糸乱れぬ動きで魔法少女やヒーロー、そしてヤクザやアイドルまでもが高倉文太の号令でその歌に耳を傾ける。
人それぞれ思いは違えど、今も戦う者達の勝利を祈る心は同じだった。
――新大陸。
件「……話すべきことは話した。私からもできるだけのことはしよう。この世界が奴らの思いのままになるのは望んではいないだろう」
件「それと、キヴォトスの連中にも話は通しておいた。砂漠に興味深いものが埋まっていると小耳に挟んだからね。連中と協力すれば事が進みやすいだろう」
件「では、私は失礼する。まだやるべきことがるのでね」
神子「ふむ……。ならば妾らはあやつらの憂いがないよう動くべきじゃのう。"将ちゃん"はどう思う？」
雷電将軍（人形）「今こそ、戦力を総動員すべきかと。真撰組から勘定奉行、刀使、海祇島……稲妻のすべての戦力を」
神子「そこにはお主の姉妹も入っておるのか？」
雷電将軍（人形）「無論です。将軍様より授かったこの命――将軍様のために、今使うべき時」
そう言い終えると、江戸城周辺に地響きと共に轟音が鳴り響き、かつて雷電影が制作した影武者候補の人形達が現れる。
オリジナルに限りなく近い雷電将軍人形。
いかにもキカ◯ダー風のメカ将軍。
巨大ロボットの無敵要塞将軍。
いかにもゴエ◯ンインパクトの将軍インパクト。
そして手のひらサイズの電子妖精、御建鳴神主尊大御所まで。
一方、キヴォトスでは
アビドス対策委員会の面々と、RABBIT小隊の連合部隊がカイザーコーポの敷地に侵入し、アビドス砂漠の地下に埋もれていた宇宙戦艦にたどり着いていた。
その制御中枢となる部屋には、生徒達と共に、RABBIT小隊の仮の司令官であるRABBIT Mの姿もあった。
自称「マーダー大ウサギ」。しかし実際は「まるでダメな大人」。長谷川泰三だ。
長谷川「まさか俺がこの役目を任されるなんてな……」
その手には、巻き込まれた先生が残していったシッテムの箱が握られていた。
ゴルゴンダより、これをシッテムの箱で起動するリスクは聞いている。しかし、だからといって足を止めてはキヴォトスは終わりだ。
今も、自分とは違って立派な大人をしている「先生」は戦っている。
長谷川「どこまでも『まるでダメな大人』でも……大人にはやせ我慢ってもんがあるんだよオオオオ！！！」
長谷川の叫びと共に、宇宙戦艦――ウトナピシュティムの本船は起動した。
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>>4223
愛莉「……どういう意図ですか」
『勘違いしないでほしいポヨ、あれはこの先には居てはいけない生命ポヨ』
『それに、ボクも色々と"心変わり"をした、というべきポヨね』
愛莉「信用して、いいんですね？」
レイ「信用していいと思います。それに、この力は妙に私に馴染むんです」
ココア「大丈夫だよ！ ここからはお姉ちゃんも手伝うから！」
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>>4188（ニルズ飛行形態戦補完）
メフィストフェレスの拘束から解放された魔理沙だったがその顔は暗く、今にも泣き出しそうだ
自分のために霊夢がその身を犠牲にしたことに気づいてしまったからだ
「霊夢…私のせいで――」
「ねえ魔理沙」
悲しみと自責の念で心が折れかけた魔理沙。思わず弱音が出そうになるが、出かかった言葉は霊夢に遮られた
「覚えてる？前に私達が組めば最強の二人になれるかもって言ったこと」
「――！」
それはかつて幻想郷で起きた完全憑依異変で霊夢が魔理沙と組んだ際に何気なくかけた言葉。二人とも異変時には基本的に好き勝手動くためにコンビを組んで解決に臨むということはほとんどなかったので、霊夢も思わず感慨を覚えたのだ
結局その異変は霊夢が紫と組んで解決してしまったため魔理沙の出番はなく悔しい思いをしたのだが、言われてみれば協力し合うのはあの時以来かもしれない
「……ああ、覚えてるぜ」
「ならメソメソしてないでしっかりしなさいよ！今こそあいつらに私達の力を見せつけてやる時でしょ！」
「そうだな、霊夢……私達は――最強だ！」
霊夢の一喝で覇気を取り戻した魔理沙
二人の幻想少女が並び立ち、辺獄の神に立ち向かう
しかし、情報再生が阻害されていようがニルズ自身が凄まじい力を有していることに変わりはない
威嚇するかのように咆哮を上げ、無数の雷を纏った槍を射出し幻想少女の身を貫こうとする
「任せたぜ霊夢！」
「勿論よ！あんたはあのデカブツを落としなさい！」
だが、今の二人はその程度では止められない
迫る槍は全て霊夢の『夢想封印』によって彼女達に届く前に全て撃ち落とされる
一方魔理沙はミニ八卦炉から放出される凄まじい魔力の奔流を推進力に突貫した
愛莉の手によって改造されたミニ八卦炉は以前より遥かに出力を増し、流星の如く辺獄の空を翔ける
「霊夢、魔理沙…私にも協力させて頂戴！」
ダメ押しと言わんばかりに咲夜の能力によってさらに『加速』する魔理沙
その速さたるやニルズやメフィストフェレスですら反応出来ない程！
彗星（ブレイジングスター）と化した魔理沙は一直線にニルズ到達し――そのまま腹部をぶち抜いた
腹部と背中の理念結晶を同時に破壊され苦悶しながら墜落するニルズ
「へっ！ざまあ見やがれ！」
墜落するニルズを見下ろしながら勝ち誇る魔理沙
後悔はある。悲しみもある。だがそれに浸るのは今じゃない
――今はただ、霊夢達と全力で戦うだけだ！
多くの仲間に支えられた普通の魔法使いは親友との最後の異変解決に臨むのであった
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>>4226
突入した対主催が見たのは、まるで異形と化して元の姿を失いっていたマルクなんだよな
なんだか様子もおかしいし、というかこれ理念結晶の人格侵食されてねぇかってなってた
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>>4230
許容量の情報叩き込まれたマルクが事実上発狂して何の人格かわからなくなったんだよな
と思わせての――
実は取り込まれたメフィストフェレスが最後っ屁とばかりに理念結晶を侵食し返してた
ただし大量の情報量に揉まれて消滅してしまったけれど
大量の理念結晶一つ一つにメフィストフェレスという名前と目的の方向性が刻まれて、結束しちゃったんだよな
ただ一つ――総てを辺獄へと変えるという
『その肉体を刻んで……』
『剥き出しの魂を砕いて……』
『全ての理念を、最後の一滴まで奪い尽くし……』
『総ての世界を、一つ残らず辺獄へと生まれ変わらせ、真世界へと完成させよう……』
『僕/私/我――我ら、我らは、メフィストフェレス』
『人間どもよ！ 我らメフィストフェレスに跪け！』
『ひれ伏し、泣きながら命を乞え！』
『さすれば、惨めな姿に僅かながらの慈悲が与えられよう！』
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>>4231
レイ、ドミノ「あなた達からしたら、人間はちっぽけで後継で、惨めなものなんでしょうね」
はるか「だけど、命乞いなんてお断りです！」
櫻井景和、藤丸立香「人間は、泣くことしか出来ない惨めな生き物なんかじゃない！」
幡田久遠「ヒトは、涙を……」
幡田久遠、久世愛莉「泣いた悲しみを、感動を、怒りを、笑顔を、強くなるための糧にだってできるんです！」
理念総体メフィストフェレス『――――ただただ、愚か！』
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>>4232
啖呵を切った景和がここで更なる変身をしたんだよな
ワンネスケミーカードともう一枚、主催者を倒し自分達の明日を迎える意思に呼応し生まれた「デイブレイクケミーカード」
本来のデイブレイクとはまた違う、景和の手によるオリジナルのカードを使い変身
仮面ライダータイクーンワンネス・デイブレイクとなる
500年前から続く因縁に終止符を打つべく、最後の戦いに挑んだ
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>>4226
ただ幾らか動きに鈍りが現れたけどニルズ自体はまだ暴れてたから、引き続き外で相手するチームに分かれたんだっけ
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>>4232
結芽「…愚かなのは、あなた達の方だよっ！
ただ嘲笑って踏み付けようとしかしようとしないあなた達なんかにっ…結芽達は負けない！」
理念総体メフィストフェレス『愚か愚か！お前もその真理念の力の持ち主も！！結局敵を殺す為の力のみ！愚か極まる敗北者のお前達には何も護れなどしない！！』
結芽「…違う！！結芽も…あの子(リピ17フェイト)もあのおにーさん(オルカ2一護)もっ、力だけなんかじゃないし、結芽はとにかく、ふたりを敗北者だなんて言わせない…それに想いが、つらいのも苦しいのも、託されたのもっ、あるんだよ！
力だけが！結芽達の全部じゃ……ないっ！！みんなを護る、これ以上…あなた達には殺させないもんね！！」
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>>4225
"魔法"の代償に急速に命の火が消えていく魔理沙
力なく霊夢に笑いかける姿が物哀しい
魔理沙「はは…これでおあいこだな霊夢…」
霊夢「バカ…こんな無茶して…」
涙を流しながら魔理沙の体を抱きかかえる霊夢。霊夢の体もまた崩壊しかかっていた。先の夢想封印でついに限界が来てしまったのだ
魔理沙「一緒に帰るって言ったのにな…ま、お前と逝くなら寂しくないけどよ…」
霊夢「……」
そう言いながら目を閉じる魔理沙に霊夢は何かを考えてから口を開いた
霊夢「魔理沙…あんたはさ、生き残ったらあの愛莉って子が言ってた多元世界とやらにお邪魔するつもりなんでしょ」
魔理沙「……？そ、そうだけど今更何を…」
霊夢「知らない所があれば行かずにはいられない、あんたらしいわね。でもたまには幻想郷に顔見せなさいよ」
魔理沙「な、なんだよ霊夢…何言ってるんだよ…？」
唐突な霊夢の発言の真意が分からず困惑する魔理沙
確かに魔理沙はこの殺し合いから生還できたら、愛莉に他の世界とやらに連れて行ってもらえないか交渉するつもりだった
殺し合いに招かれる前に幻想郷の外部に誰を送るか話し合いになった際に、真っ先に立候補したのも魔理沙である
未知があれば探求せずにはいられない魔法使いのサガだ
だが、死に逝く自分にはもはや叶わない望みと思っていたのだが――
霊夢「私はもう博麗の巫女ですらなくなったけど、それでも人間を、友達（まりさ）を軽々しく死なせやしない！
……最後に教えてあげる魔理沙。困っている人はね、"おたすけ"してあげるものなのよ」
霊夢の脳裏に浮かぶのは破天荒な五歳児とその姿を模した怪獣
二人が教えてくれた"おたすけ"の意志を胸に肉体が崩壊し消えていく霊夢
――崩壊した霊夢の体が光の粒子となり魔理沙の体に吸い込まれていく
それと同時に青褪めていた魔理沙の顔に血色が戻る
にせしんのすけマンが力を霊夢に託した際に、その身に怪獣の因子が刻まれていたが故の現象
だが、それだけではこの奇跡は起こらない
霊夢はこの戦いで多くの出会いと別れを経験した。その結果あらゆる概念から浮く博麗の巫女ではいられなくなってしまった。ワイルドハントと化したヨルに夢想天生を破られたのは制限もあるが、それ以上に霊夢の心の在り方が変化したためである
しかし、博麗の巫女としての力を失った代わりに、以前は決して到達し得なかった"心意"に至ったのだ
心残りは当然ある
結局咲夜との約束を守れなかったし、もうみんなと宴会もできないし、もう少し華扇や紫に素直になってあげればよかったなとも思う
だが、この選択に後悔はない
霊夢の命の火が魔理沙に灯る
にせしんのすけマンが霊夢に力を与えたように今度は霊夢が魔理沙に命のバトンを繋いだのだ
――さよなら、私の最高の友達
【博麗霊夢＠東方project 死亡】
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>>4236
死者スレにてしんのすけ、そしてにせしんのすけマンと再開した霊夢
霊夢「ごめんねしんのすけ、フランを連れ戻す事ができなくて」
しんのすけ「オラは全然気にしてないゾ？こっちでフランちゃんと一緒にいるからね〜」
霊夢「それは良かったわ…後、そっちのしんのすけ、あんたが命を繋いでくれたおかげで、私は魔理沙を"おたすけ"できた…本当にありがとう」
にせしんのすけマン「お役に立てて良かったゾ、霊夢お姉さん…凄く素敵だったゾ！」
しんのすけ「お？もしかして霊夢お姉さんに惚の字ですかな？」
にせしんのすけマン「ち、違うゾ！///これは素直な感想だゾ！」
その光景に微笑みながら二人を抱き締める霊夢
霊夢「本当にありがとう、あんた達…最高ね」
二人「いや〜それほどでも〜」
ここも実に微笑ましい光景だった
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主催戦と同時刻、フォンテーヌをヨミガエリ軍団から防衛するために指揮を取っていたヌヴィレットだけど、エピクレシス歌劇場で諭示裁定カーディナルが独りでに動き出したという報告が入るんだよな。
ヌヴィレットが諭示裁定カーディナルが勝手に判決文を出したことを疑問に思いつつも、そこに書かれていた内容を見て驚愕する。
『水神：有罪、死刑』
次の瞬間、ヌヴィレットは精神世界でフリーナの本来の神性――つまり、フォカロルスその者が現れる。
ここで、ようやく七神関連の謎が明かされた。
ニルは「天理」そのものであり、ニルこそがこの世界の第一『降臨者』であること。
ニルの所在は現在に至るまで七神ですら知ることができず、しかしそれは世界にとって脅威であり、決して起こしてはならぬものという共通認識があったこと。
500年前の>>3655であった戦いでは、マホロアがゲートを開いたことで辺獄の幽鬼や冥界の亡者といった異世界の怪物が新大陸に押し寄せ、混戦に紛れる傍らでその元凶や辺獄勢力の殲滅に加勢したこと（この戦いにより、先代雷神が死亡した）
その時、開きかけたゲートより漏れ出た、異世界のニルを知る者の思念からフォンテーヌの未来の光景と予言を授けられたこと。
予言の内容とは、
「フォンテーヌ人は皆、生まれた時から「罪」を抱えており、どれほど審判を行なっても、それが消えることはない。やがてフォンテーヌは結晶で覆われ、罪を背負いし人々は辺獄に飲み込まれる。人々は辺獄の一部と化し、水神は自らの神座で涙を流す。そうして初めて、フォンテーヌ人の罪は洗い流される」
というもの
曰く、運命には強制力がある。フォカロルスはこれに抗うのではなく、断片的に再現してこれを回避しようとした。
そして>>4221でフリーナが自分を含めて結晶化していく様を見て涙を流した時、その予言が再現されたとみなしついにフリーナの神性だった部分――フォカロルスが動き出したのである。
フォカロルスは、予言にあったフォンテーヌ人の罪を濯ぐべく、これまで諭示裁定カーディナルに溜め込んでいたエネルギーで、自らの処刑を実行。
フォカロルスの神座は破壊され、その権能は水の龍王たるヌヴィレットに返還された。
ヌヴィレットはフォカロルスの遺志を汲み、その権能を以て高らかに宣言する。
「最高審判官ヌヴィレットはここに宣告する――君達フォンテーヌ人の罪を、赦そう」
天高く舞ったヌヴィレットから発された波動は大粒の雨となり、その雨はフォンテーヌを襲っていたヨミガエリ達を溶かしていく。
少なくとも、この雨に守られている間は、辺獄化は進行しないだろう。フォンテーヌは一先ず守られた――が。
まだフリーナは戦っており、世界の危機は終わっていない。
それを肌で感じたヌヴィレットは、自身に返された水龍の権能をフリーナに再返還する。
フォンテーヌだけではない、正義の国の人であり神として、世界を辺獄化から"赦す"ことを願って。
『さあ、最後の大仕事だよ、フリーナ』
『これが終われば君は自由だ。君自身の人生を歩んでいける』
『だから、最後のお願いだ。僕とヌヴィレットに代わって世界を――赦してくれ』
『僕はいつも……君を見守っているから』
『ちょっとちょっと！私も忘れないでよね！』
「この声は……？」
懐かしい声が、理念総体メフィストフェレスに挑もうとするフリーナの脳内に響いていた。
アクアの神性とフリーナ自身の神性。そして神の目。それらを背負い、神を超えた神として、最後の戦いに挑む。
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>>4220
ヨル撃破時に回収され対主催達の手に渡った破戒すべき全ての符（ルールブレイカー）を刺せさえすればワンチャンはあるんだが
最悪全部壊すのが無理でも2つ壊せれば京子側の螺旋力で残り1つを抑え込める可能性もあるし
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理念総体メフィストフェレス、外見はクライスタ原作のラスボス戦と大体同じだけど、マルクの苦悶の顔が浮かび上がってるんだよな
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>>4232
>>4235
『情報再生・邪竜戦記、英雄殺しの滅亡剣
（シグルズベイン・ダインスレイブ）』
無数の理念結晶を侵食し支配下に置いたメフィストフェレスの手で、ニルズ同様の情報再生が行われる
英雄の光に焼かれた邪竜の超新星を発動、地面壁天井から剣山を生やしニルズの体内に血の川を作らんとする
「…馬鹿にしてるの？」
一度その身で味わった脅威の再現を前に、結芽の反応は酷く冷めたもの
むしろ苛立ちと不快感さえあった
確かにこの力には苦戦を強いられたし、死んでもおかしくはなかった
だがメフィストフェレスのこれは酷く空虚、あの車（ヒト）の本気には及ばない
「月牙十字衝！」
黒い刀身と雷の光刃が放つ斬撃が剣山をへし折り、砕き、切り裂く
それだけでは済まさない
音を置き去りにしメフィストフェレスの巨大へ突撃、踊るように剣を振るった
『つまらん人間の悪足掻き、実に見苦しい！』
『情報再生・覇海』
小癪な娘を消し飛ばす衝撃が放たれた
新世界の海を支配した二人の皇帝の膨大な覇気を叩きつける
「笑わせてくれるじゃない。それでクソ親父の真似してるつもり？」
怯えるどころか鼻で笑い、ドミノは自身の翼に覇気を纏わせる
くらえば到底無事では済まない攻撃性だ、しかし足りない
この手で殺した最強の竜は…こんなものじゃなかった
「母界！！」
善から託された真祖の力を引き出し、己が翼に乗せて振るう
覇気同士の衝突が起こるも打ち勝ったのはドミノ、巨大が震え苦悶の呻きが敵から漏れた
「神様ぶって付け上がるの勝手だけど…」
「あんまり結芽達のこと、舐めないで欲しいかな」
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>>4239
実際回収されたルールブレイカーは紆余曲折を経てスターリア姫に譲渡されてたんだよね
問題はそれを使う隙がないせいで、実質宝の持ち腐れ状態
呪符を展開し雷撃を落とし怯ませられ、スターリア姫が術で拘束された
ふたなり化した京子にあわや犯される…って瞬間、これを狙っていたとばかりに隠し持っていたルールブレイカーを念力で突き刺したんたよな
実は京子、堕狂こーりんの理念断片の悪影響で女相手には殺すよりもレイプする方を優先するようになっていたらしい
姫様もリーシェが犯されそうになった場面や、ラグナと北斗には殺す気で攻撃してるのに自分だけは死なないよう威力を抑えている事からそれを察した
なので自分を囮にこうして一か八かの賭けに出て、結果はどうにか成功
ルールブレイカーを抜くや即座にラグナが助けに入り二人は後退、警戒しながら京子の様子を見た
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>>4242
京子に埋め込まれた理念結晶の内2つ、堕狂こーりんと応尽の物は砕かれ、それによりイチモツも消えた
しかし残りひとつ、安倍晴明の物は残り…京子の人格を蝕もうとする晴明(の理念断片)と、螺旋力により、ラグナとスターリア姫、それに北斗のためにもと正気を取り戻そうとする京子という構図となったのだった
晴明の理念断片は螺旋力をゲッターと同じすべての災いの源と断じ、ここで京子の自我を飲んだ末に自害する事で災いの源を絶とうと図っている
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>>4241
ドミノと結芽に続くように他のメンバーも総攻撃を開始
情報再生で召喚された代行者達の守護者を久遠がヘラクレイトスで迎え撃ち、閃陀孔爆裂身（せんたくばさみ）を真化マゼンタが反射し逆にダメージを与える
ソロモンストラッシュでカラドボルグ（マスロゴの使う聖剣）を大量に射出すれば、同じくギーツバスターを複数生成したタイクーンが一斉射撃で弾幕を張ったりと
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>>4243
幸いと言って良いのか理念結晶が二つ砕かれ、発狂寸前だった京子の意識も大分元の状態に戻ったんだよな
それでも清明の侵食は生半可じゃないから、全く気を抜けなかったが
余談だけどこれ万が一ふたなりレイプやらかしてたら、理念結晶砕いても罪悪感が足引っ張り清明に乗っ取られてた可能性大
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外世界でのヨミガエリ及び理念シャドウVS異世界の英傑たち補完
ぶっちゃけこれがこれ一本で物語できるぐらいのヤバさだったんだよな
単純にグランドフィナーレから来た戦士たちがかつて巻き込まれたロワにおける、その主催や悪役連中が、かつ魂があればヨミガエリ可能だぜ！だから
初代オールカオスの光希、オール3のユーハバッハ、リピ20のゲッター邪鬼王
混沌4の統制神ヤルダバオト、リピ21のブラックオニキススカージニヒト、初代安価ロワのデマーゼル・イルミンスール、その他etc……
マジでラスボスクラスがガンガンヨミガエリしてボスラッシュしてるもんだから歴戦の戦士たちでも苦戦必須レベルだったんだよな
しかもさらっと対主催関係者の善良キャラのヨミガエリで精神攻撃もしてくるからやばいったらやばい
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メフィストフェレスの情報再生、カービィシリーズの歴代ボスの技も使って来たんだよな
ダークマターのエネルギーボール、ドロシアの絵画実体化、アナザーメタナイトのフォースホールディングス、ドロッチェのトリプルスター等々
但し今回ばかりは悪手だった
『光の英雄』の力を借りたレイが、「知らない筈なのに知っている」と攻撃を華麗に見切り、躱し、逆に斬り付けるのは爽快だった
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ココアの召喚術なんだけれど、これ地味に外へも影響してるっぽいような感じなんだよな
一方その頃って感じで、ヨミガエリした歴代ロワ主催や歴代ロワ悪役に苦しめられてる多次元公安やグランドフィナーレの有志たちの前に
トラウマ翼やトラウママミさん、元屑剣心ことオールカオス2の緋村抜刀斎たちみたいな「灯火の星メンバー（外道組除く）」が加勢してくれた描写はまじで鳥肌立った
その上で、ぐだ子に反応するようにココアの召喚術が勝手に起動して
人理「ソロモンの時みたく世界を守る戦いだし特別だからな！」な感じで巌窟王や邪ンヌ筆頭としたアヴェンジャー軍団召喚されて駆けつけたのマジかよってなった
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アヴェンジャー軍団に最終使徒カリオストロ絶望伯と同じ扱いされるメフィストフェレスで草
いや確かにマルクが張り付いた感じとかもろあれと似てる感じではあったけれど！
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何時もの態度してるけれど内心ぐだ子と出会えたのめっちゃ喜んでるジャンヌオルタさんさぁ……
巌窟王（エドモン霊器とモンテ・クリスト霊器どっちも）も内心共犯者とまた一緒に戦える機会来るとはなんて驚きながらこっちも分かりづらいけれど喜んでおられる
ぐだ子は感極まって号泣していた
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>>4246
ただそれに対抗するキャラ達も凄かったんだよね
前日譚で登場したメンバー総動員は勿論のこと、この戦いで本格登場したのもチラホラ
守矢神社の祭神、東城会の伝説の極道達、金色の武神の右腕だった鈍色の武神、ドン家の末裔、天才ゲーマーM等々
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>>4246
ヨミガエリ山崎が何故か過去篇のイキったモヒカン姿だったのは草だし、いつもの銀魂のノリで土方にボコられてたのはもっと草
-
レイin光の英雄、巌窟王率いるアヴェンジャー軍団の加勢もあってついに理念総体メフィストフェレスは追い詰められたんだよな
それでも最後の手段として全理念を集結させた収縮砲もどきを放とうとする
レイの中の『光の英雄』も「あれは流石に洒落にならない」って言うほどやばいやつだったけれど
ココアの召喚術がまたしても勝手に起動して、愛莉に反応した直後の展開が激アツだった
※※※
「……行って、愛莉。僕たちも、力を貸すから」
「全く、貴様との腐れ縁でこんなことになろうとはな」
「貴様の『決断』、しかと見届けた」
「この究極魔法、使いこなしてみせよ」
※※※
久世愛莉のその手が、輝いている
彼女は、再開（であ）えたのだ。
かつて、オールリピ2で出会った、フィラデルフィアの少年が
その少年と一時の間、共にしたマホウツカイが
久世愛莉に、因果地平の彼方すら超えて力を貸したのだ
-
メフィストフェレスとの戦いも凄かったけど、外でニルズを相手取るのも激アツだったね
あの時のニルズ、内部にいるメフィストフェレスの意思が宿ったかのようになりふり構わず情報再生を繰り返し、
ここが踏ん張り所だと食らい付く対主催者達
-
>>4254
情報再生で魔王五条の術式歪曲（じゅつしきかいこう）「黎（くろ）」使って来たりしてたっけ>ニルズ
-
メフィストフェレスは戦いの中で悪あがきとばかりに結晶樹海辺獄を何度も展開するし、理念結晶も再生して防御しようとするんだけど、
予言を打ち破ったフォカロルスの権能も合わさったフリーナがすべて水で浄化してしまうんだよな
ここに来て一気に趨勢が対主催に傾いていった
-
>>4256
完全に余裕無くしたメフィストフェレスへ更に追い打ちが掛かる
同時刻、>>4218でハデスの提案を受け入れたれいみとリーシェが遂に動く
ほむら戦や尾形戦の時のように手を繋ぎ指を絡め、れいみが結晶化ハデスを通じニルズ…それの本体と言えるメフィストフェレスの魂へ干渉
しかも今回はリーシェもれいみと同様に能力を行使
尾形との戦いの時の感覚を思い出しエデンバイタルにアクセス
オーバーヘブンの現実改変をより上の力で書き換えたように、再び高次元から力を引き出す
その結果、大量の理念結晶に刻まれたメフィストフェレスの名と目的が上書きされる
しかもこれニルズへ魔力供給していた辺獄全体にれいみとリーシェの力が拡散していきその結果
辺獄に少しどころか大きな綻びが生まれた
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>>4209、>>4211
>>2991みたいな事言ってたのもあってか結芽…というか彼女が新生させた刀に反応してたなこの時の沖田
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>>4257
辺獄そのものが機能停止したんだよな
それでも理念縮退砲事態が止まるわけじゃなかった
アヴェンジャー軍団が一斉宝具とかして対主催の一斉攻撃支援してくれてるけれどそれでも足りない
だから、愛莉は
序曲『Das Rheingold(ラインの黄金)』
――まず創造するは「永遠」
メフィストフェレスを『永遠』に静止させる
第一夜『Die Walkuere(ワルキューレ)』
――次に『空間』を創造
今から放つ技が他の対主催に影響を及ぼさないように、『始まりの大地』に愛莉自身とメフィストフェレスを飛ばす
第二夜『Siegfried(ジークフリート)』
――そして次に創造するは『真理（ルール）』
「メフィストフェレス」という邪悪を確実に倒せる、という真理を
あらゆる概念を上乗りする。第一夜にて創造した「空間」に「メフィストフェレスを確実に倒す」という「真理（ルール）」を決める
メフィストフェレス「※※※、※※※※※―――！！！」
愛莉「ここからは、私達が歩む未来です。だから」
「ここで過去から始まった総ての因縁、ここに断ち切ります！！」
第三夜『Goetterdammerung(神々の黄昏)』
――それは、絶対的で純然たる「力」を想像する。
この究極魔法の使い手たるマホウツカイ、芳野創世が使い、そして扱う
究極にして絶対の一撃を。ここに。
力が宿る。因果地平の彼方より、新世界の創世者たるエルドリッチ・フィラデルフィアの思いと力を受け取り
幡田久遠が祈る、皆が託す、久世愛莉その思いを。
その究極魔法の一撃をここに、その拳を込めて――叩きつける！！
「―――万物流転（パンタ・レイ）・天地創造の神槍（グングニル）！！！！」
いかなる理をも破壊しつくす文字通りの神なる槍（右ストレート）
それを食らったメフィストフェレスが崩れていく、マルク共々、ニル共々
「※※※※※※※※※※※※※※※、※※※※※※※※※※――」
何かが、何かを叫んでいる。悲鳴か、絶叫か。
『※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※――！！！』
そして、殴り抜けた愛莉と、その仲間たちが脱出するのと同時に
誰でもない大勢の絶叫と共に崩れ去り、絶対の辺獄神は悪魔や道化ともども完全に打倒された
【ニル＠星のカービィ スターアライズ 撃破（死亡）】
【メフィストフェレス＠クライスタ-Crysta-/安価ロワ 撃破（死亡）】
【マルク＠星のカービィ スーパーデラックス 撃破（死亡）】
【――元凶との完全決着、完了】
【安価ロワ 真の完結】
-
>>4257
辺獄全体に影響が広まった事で、京子を蝕んでいた晴明の理念結晶もその余波を受けたんだよな
侵食する勢いが弱まり、京子が逆に晴明の人格を祓うチャンスが訪れた
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>>4259
元凶との戦いが決着突いたのは良いけれど、辺獄全体が崩れ始めたのはヤバかったな
何だけれどここで多次元公安のみんながやっと駆けつけれる余裕が出来たのでこなたやスバルたちが助けに来てくれたんだよな
それはそうと辺獄の壁を破るためにオール3のオリュンポス仮面ことキリシュタリア様に来てもらって惑星轟やってもらったのはクソワロタ
ぐだ子がキリ様のバレバレ変装に思わず突っ込んでシリアス崩壊したぞ
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>>4261
コミカルとシリアスの反復横跳びが楽しいロワでした
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>>4261
愛莉が消耗で力尽き、奈落へ落ちようとしたところを、羽を持つサルドゥこと直人がギリギリキャッチして間に合った......
かに思ったら上からデカイ瓦礫が降ってきて直人も愛莉も避けきれない！！
な、間一髪のところでこなたのアンパンガーがアンパンチをして瓦礫を破壊して、助け出したんだよな
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対主催達の戦いは終わった……が。
しかし、まだ"すべて"は終わっていなかった。
太陽に設置された砲台にオルムウィルスを撒く装置が、今にも作動しようとしていた。
対主催に緊張感が走る。
しかしそこに、現れたのは――
無敵要塞将軍「今こそ将軍の守った世界を守る時！！」
近藤「総悟ォォォォ！！無事かアアアアア！！」
アヤネ「先生！助けに参りました！！」
アコ「委員長！！」
稲妻の人々やキヴォトスの生徒を乗せた、巨大ロボット＆宇宙戦艦だった。
ウトナピシュティムの本船に搭載された論理演算機能で座標を特定していたのだ。
>>4261の多次元公安とも連携を取り、生存者の救助は任せてそれぞれ残された脅威に対して対処することになたんだよな。
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>>4261
辺獄崩壊を受けてハデス達を結晶化していた力も徐々に力を失い、れいみが魂へ干渉しペルセポネやネモくん達も意識復活
懸念した通りダメージ受けてたけど澄ました顔のハデスと、安堵しつつ無茶を窘めるペルセポネ
あの…冥界夫婦が復活早々イチャついてたんスけどいいんスかこれ
「「イチャイチャするのは後にしてください！」」ってれいリーがツッコんだけど、お前らが言うなって思ったね
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辺獄脱出のタイミングでレイに宿った光の英雄とアヴェンジャー軍団はあるべき場所に帰ったんだよね
光の英雄は「餞別としてこの力はお前にあげてやる」とレイに力だけ残して、公安のみんなとちょっとだけ対話して退散
アヴェンジャー軍団も「またぐだ子ゴネそうだなぁ」って心配してたけれど一度乗り越えたから大丈夫だったらしくて皆でちゃんとお別れしてそのまま座に帰っていったな
と思いきや人理から「トンチキイベントに参加する分ならまあ」ってご通達が来たので全員ずっこけた模様
兎に角FGOの最終決戦には参加できないけれどトンチキイベントに参加する分にはいいよという人理さんからの公認宣言が来たので締まらねぇオチに
-
御建鳴神主尊大御所「照準は私が制御します。残りの4人は迎撃に集中してください」
メカ将軍「我が姉妹――ダッチワイフが死力を尽くしながら我々が何もせぬのは人形の名折れ」
将軍インパクト「今こそ、死した将軍に代わり神として皆を守る時！」
無敵要塞将軍「我らとて侍！将軍が守ろうとしたものを守り――そして将軍が夢に見た稲妻の先を見守る者なり！！」
雷電将軍人形「夢想の一太刀――いえ夢想の五太刀を今ここに！！」
それぞれの胸元からそれぞれの『太刀』が突き出てくる。
雷電将軍人形は刀を、
メカ将軍は大砲を、
将軍インパクトはスペシ◯ム光線を、
無敵要塞将軍はﾈｵｱｰﾑｽﾄﾛﾝｸﾞｻｲｸﾛﾝｼﾞｪｯﾄｱｰﾑｽﾄﾛﾝｸﾞ砲を
土方「ほとんど太刀じゃないんだけどオオオオ！？」
神子「将軍様とて侍じゃ。それぞれ心にしまっている刀は形状が違うもの」
新八「いやもう最後の方形すらねぇよ！？なんだスペシ◯ム光線って！なんだﾈｵｱｰﾑｽﾄﾛﾝｸﾞｻｲｸﾛﾝｼﾞｪｯﾄｱｰﾑｽﾄﾛﾝｸﾞ砲って！」
銀時「無敵要塞の将軍とか下手に股間に生やすより絵面アブねぇことになってんな」
「私が！」
「私たちが！！」
「雷電将軍です！！！！！」
「夢想の――一太刀」
「いつの間にかガンダム気分になってやがる」とか、「夢想の一太刀ってか夢想の一射精しだろ」とかツッコミを受けながらも、
太陽に設置された砲台の砲撃をその神威によって切り伏せ、それどころか太陽に向かって放たれたそれぞれの夢想の一太刀は太陽の砲塔にすら届き、その機能を停止させた。
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>>4236
「…言った、でしょう…殴るまでに、死ぬのは……許さない、って……霊、夢…っ…！！
…馬鹿っ…遺された側の…気持ちくらい……考え、なさいよ……！！」
一瞬呆然とした後、霊夢が自らを犠牲にして自分を生かした事を理解してしまい、嗚咽を上げ泣き叫ぶ魔理沙を遠目で見ながら、咲夜は呟く
…声が震え、瞳からとめどなく液が溢れている事に気付かぬまま…急ぎ魔理沙の元へと向かった
「…っ、ぅ…れいむ、っ…バカやろ、ぉっ…なんで、っぁあ…！！」
「…魔理沙…」
「…さく、や…っ…霊夢が…れいむが、ぁ…！！」
「……知ってる、わよ…。…貴女に、っ…言うのは酷だろう……けど、っ…戦いはまだ、終わってないわ。
……あの元巫女の馬鹿(霊夢)に…友達に…救われて…託されたんでしょう…？…ならっ、それに応え、る…ときはっ…今、しかない…！
…それが、わたしたちに…遺された、者にできる…手向け、よ……！！」
-
>>4268
取り乱す魔理沙に、そう咲夜は、深い悲しみと喪失感を抱きながら伝える
(…でも…貴女が、戦えないの…なら……それも、仕方ないし…無理もないわ。
その時は…安全な所まで貴女を逃がす、魔理沙。
──もうこれ以上、私の幻想郷での日常から…見知った顔が欠けるなんて……御免だもの…)
本心を内に秘める咲夜
しかし…魔法使いは、霧雨魔理沙は……涙を拭い立ち上がり、霊夢の為にも戦う事を決めた
「…そう、だな…私は…霊夢に、生かされたんだ。でもここで悲しんでるだけじゃ…あいつはなんのためにっ…私を助けたんだって…なるからな。
……ありがとう、咲夜。──お前はっ…死ぬなよ…」
「…どういたしまして、魔理沙。貴女の方こそ！…っ…死んだら…許さないから」
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辺獄脱出の前後でパブリックビューイングで捕らえられた人々も組長先生達レジスタンスの決死の捜索の甲斐もあって、無事救出されたんだっけ
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