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番外企画スレ

612名無しさん:2021/02/27(土) 09:05:12
>>610
アーク「その折れた剣でここまでの動きが出来たことは驚嘆に値する、だが読みが甘かったな」

五ェ門「……ガフッ」

五ェ門の一撃は確かにショットライザーを斬り払った、だが武器を持っていなかったもう片方の手にはいつの間にかホッパーブレードがあり、それが五ェ門の身体を貫いていた

アーク「お前たちの前で武器の生成は見せていなかったのはこのためだ。例えどんな奇策で隙を作ろうとお前たちでは私には勝てん」

そのまま五ェ門を斬り払うアーク、だがアークは気づけない
五ェ門が自分に気を引くようにした動きに、その隙を彼らが見逃すことはない

【石川五ェ門(ルパンの仲間)@ルパン三世シリーズ 消滅】

613名無しさん:2021/02/27(土) 12:22:27
>>606
ラオモト『クィネラ=サン......』
クィネラ「気に入ってくれたかしら、セイバー?」
ラオモト『ブッタファック!!なんてことをしてくれた!?』
クィネラ「......え?」

一見すると敵を蹂躙するには相応しい作戦に見えた、ソードゴーレム大量投入
ところがラオモトは預かり知らぬ量のゴーレムに戸惑うなど報連相を欠いたことに加え、これが敵側に利点を与えてしまう

ゴーレムの固さや大きさは、そのまま敵にとっても身を守るトーチカとなってしまったのだ
適切な量ならば強力な部隊となるが、予期してない増員はただの邪魔になり、ニンジャとしての機動力が殺される
フレンドリーファイアを気にしなければ良い?
元が硬いため、ラオモトの攻撃も向こうに通りづらくなってしまっていたのだ

さらに目立ちすぎる軍団と巨大な決戦兵器はNPCの恐怖を煽ってしまい、お人好し相手には人質にもなるNPCが死ぬか皆遠くへ退避してしまった
すなわち、周囲を気にしなくても良くなったということは、現状のフォル陣営で最も火力を持つスザク(ランスロット)が縦横無尽に暴れられるということ......!

614名無しさん:2021/02/27(土) 14:42:12
(質問、ショットライザーはアークゼロ以外の人物でも銃として使用できる?)

615名無しさん:2021/02/27(土) 15:04:04
(撃つだけなら誰でも使える)

616名無しさん:2021/02/27(土) 15:04:39
(了解しました)

617名無しさん:2021/02/27(土) 16:07:20
>>612
「すまねぇ、五ェ門…おかげで、目的を達成できたぜ」

五ェ門に気を取られていた亡/アークはその言葉を聞き取り後ろに振り返る
するとそこには予告通りに聖杯二つを奪い取ったルパンの姿があった

「それに、お前のおかげで新しい武器も手に入ったぜ。ありがとな、五ェ門」

さらにルパンを見据えたアークは背後からの声を聞き取り、直後背中に衝撃が走った
アークの後ろには次元が立っており、その手にはエイムズショットライザーを構えていた
それは五ェ門がアークの手から打ち払った物、宙を飛んだそれを次元がキャッチして早速使用したのだ

泥棒一味の連携に踊らされるアークゼロ、しかしそれでも彼を倒すには至らず逆にルパン達を簡単に殺せると予想していた
だがもう一つ、乾いた銃声がその場に響いた

「ごめんなさい、私達ではあなたを救えない」
「だから、あなたをここで終わらせてあげる」

アンジェが、横たわるイリヤの前に立ち、その小さな胸に銃弾を放った
その手は全くブレる事なく、彼女は表情を変えることなく、神秘的な少女のか細き灯火を躊躇いなく摘み取った
あるいは、変容と負荷に苦しむ少女を楽にしようとするアンジェなりの慈悲が込められていたのだろうか

「がはっ…!そ、う、私、ここで、終わるのね…」
「えぇ、もう苦しむ必要はないわ。休みなさい」

そしてアンジェは拳銃を構え直し、イリヤの眉間を性格に撃ち抜いた


【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night 死亡】

618名無しさん:2021/02/27(土) 18:15:30
>>613
ランスロットの兵装により次々と葬られるゴーレムたち
強者組はゴーレムを盾にラオモトやクィネラたちの攻撃を躱す
全てではないが長期戦により大体のニンジャソウルが休眠し出したラオモトは痺れを切らし始める

ラオモト「……クィネラ=サン、ゴーレムどもをワシの盾にし、他はネズミどもを拘束しろ。最悪出来ずとも良い、障害物を出来るだけ減らせ」

このままいけばこちらはジリ貧となり、切り札すら切ることができなくなる可能性を考えたラオモトは準備に取りかかる

あの強力な宝具ごと連中を倒すため、チャドーの呼吸をする
それはかつてナラク・ニンジャが全霊をかけて防がなければならなかったヒサツ・ワザ
3人を標的としラオモト、ついに第三宝具の開帳を始めた

619名無しさん:2021/02/27(土) 19:55:21
細かいけど微修正(>>617
「それに、お前のおかげで新しい武器も手に入ったぜ。ありがとな、五ェ門」
→「それに新しい武器も手に入ったぜ。ありがとよ、五ェ門」

620代理投下:2021/02/27(土) 19:56:01
>>618
戦場に降り注ぐカラテミサイルを目にし、戒斗達は危機感を感じる
ゴーレムの盾やマンゴーアームズの装甲であっても防ぎきれず、ランスロットでも恐らく限界がある
スザクは「生きろ」のギアスがあるが、発動すれば戒斗達もどうなるか不明な為焦りを覚える
故に戒斗はここまで温存していた令呪を躊躇せずに発動した

「令呪を持って命ずる!ランサー、セイバーの攻撃を叩き落とせ!」
「重ねて令呪を持って命ずる!ランサー、限界以上の力を出して迎え撃て!」

令呪によるブーストで猗窩座は青銀乱残光を放つ
令呪一つだけではラオモトのワザを防ぐ事はまず不可能だったが、「限界以上」という命令により、生前には習得できなかった力を発揮する事ができた

(これは…見える…奴の攻撃が見える…!まさかこれが、至高の領域……あの時、竈門炭治郎が見せた力なのか…!?)

621名無しさん:2021/02/28(日) 10:03:55
小聖杯イリヤの力を無理やり引き出したことで得た膨大な魔力によるアークファルコンの戦闘力で伏黒を一方的にいたぶる迅

ところが戦闘中にイリヤが戦死したことで魔力が途絶えたことによるコストオーバーにより戦闘力が激減
勝機はここしかないと見た伏黒は、万里ノ鎖で縛り上げた後、最高硬度である5億の刀で斬りかかった
アークは咄嗟の判断で令呪を消費して迅を一時的にアークファルコンにし、鎖を強引に外させるも回避はできないと見てバーニングレインで対抗させる



結果は相討ち
迅の炎の刃が、伏黒の霊基を断ち……消滅させた
だが、迅側もボディが半壊するほどの大打撃を受け、特に霊基も甚大なダメージを受けていた
まだ多少の猶予はあるが、令呪使用による回復で治るものではなく、直に消滅するだろう

迅は消える前に相棒であり親である滅を殺したルパン三世だけでもこの手で殺すために、亡がいる祭壇へ急ぐ

そのマスクが露出し、一部パーツがもげた鬼気迫る表情は、まさに悪鬼(ターミネーター)であった……


【伏黒甚爾@呪術廻戦 死亡】

622名無しさん:2021/02/28(日) 10:35:48
>>620
激突する宝具の撃ち合いの末に辺り一面は廃墟と化した
猗窩座の奮迅によりスザクと戒斗は辛くも生き残り、クィネラはその光景に呆然とし、ラオモトは渾身の一撃を放ち、疲労困憊の状態であった

そして限界を超え、ラオモトの宝具を迎え撃った猗窩座はその全てをかけて防ぎ、そしてその肉体は消滅したのだった

【猗窩座@鬼滅の刃 死亡】

623名無しさん:2021/02/28(日) 11:31:45
>>622
猗窩座のおかげで回復アイテムである反魂香も破壊され
あとはゴーレムを突破したスザクのランスロットの突撃で勝てる雰囲気だったんだ

シュトロハイムたち配下が身を挺して攻撃の盾になることで必殺の斬撃を防がれ
破壊された反魂香が盗難対策で作ったダミーで、本物はまだラオモトの手の中にあることに気づいてれば...

624名無しさん:2021/02/28(日) 11:39:30
前もって令呪によるブーストをかけていたが、あくまで短時間しか持続しないから予想外の長期戦はシンへの負担もあり、スザクにとっても痛手だった

625名無しさん:2021/02/28(日) 11:43:23
>>623
ちなみにここでアークの令呪は使いきってしまったんだよな、裁定者の制限で二画しか自己に利用できないし
一応ノイ陣営の令呪(神明裁決)は残っているけど、今残っているのはラオモト=サンだけ

626名無しさん:2021/02/28(日) 11:54:43
アークの奴、迅はどうやっても助からないと見て壊れた幻想で爆弾に仕立てあげて、アジトに乗り込んできたフォル陣営を皆殺しにするつもりや
最悪、亡だけでも逃がして生き残れば良いと見て

627名無しさん:2021/02/28(日) 12:50:47
>>623
ランスロットによる突撃は隠し持っていた反魂香によって全回復したラオモト=サンに意表をつかれ、サソリニンジャ・クランの奇襲により、コックピットに直撃の一撃を喰らう
咄嗟の判断でランスロットから脱出し、追撃を避けたスザク
猗窩座がいなくなったことで制限をする必要がなくなった戒斗もロード・バロンへと変身し、ラオモト=サンとの戦いとなった

その直後に不意をついたコブラニンジャ・クランのフドウカナシバリ・ジツを放たれていなければ拮抗しただろう

直感と「生きろ」の宝具により反射的に対処したスザクはその場から離脱したが、直に受けてしまった戒斗はサーヴァントが持つような対抗手段がなく、なす術もなく散っていった

【駆紋戒斗@仮面ライダー鎧武 死亡】

628名無しさん:2021/02/28(日) 13:42:25
>>627
(ここまで、か…後は、お前たちの強さで、戦い抜け……)

本来なら元の世界で死んでたはすの身だから、この場で死ぬ事に恐れは無かった
ただラオモトを倒せなかった事を悔やみつつ、後を自分が認めた強さを持つ者達に託して逝ったな<強者

629名無しさん:2021/02/28(日) 14:51:27
>>617
アーク「予想より早くイリヤスフィールが排除されたか。前提を書き換え、結論を予測し直す。……やはりここでお前たちが消えることに変わりはない」

ルパン「…まずいッ!」

アンジェの方へとアークゼロの指が向けられた瞬間、一筋の光が襲った
アンジェが避けるよりも早く来る光線にルパンはその動きから瞬時に狙いを把握し、何とかアンジェを庇うも足に一撃を受けてしまう
そしてアークゼロは自身の周りにショットライザー多数生成し、次元に一斉射撃を行う

迅「滅の仇だ、アサシン。君はここで僕に殺されるんだ」

そしてフライングファンコンと変身した迅が祭壇に到着し、そのままアンジェとルパンの方へと飛んで行く

630名無しさん:2021/02/28(日) 15:06:15
>>629
>>596で「イリヤを殺されでもすれば亡のアークゼロ化が解ける」と書かれているので、亡の変身は解けているのでは?

631名無しさん:2021/02/28(日) 15:08:30
>>630
聖杯の守り手の制限で聖杯から離れた状態だと変身解除すると解釈してたけど違うかな

632名無しさん:2021/02/28(日) 15:28:56
>>631
聖杯の守り手の制限は「自陣の聖杯を中心に周囲数区画のエリアしか自由な行動を許されない」であり、第七階層・研究学園都市区画がアーク(アークゼロ変身)の行動範囲だと解釈している
なのでイリヤの死亡で近場にいるアークゼロが解除されたとは思いづらく、この場合は膨大な魔力供給が間に合わなくて変身解除だと考えていました

一つ提案するならば、アークゼロは維持できるが魔力供給量が少なくなって弱体化、一度に大量の道具作成は不可能というのはいかがでしょうか?
(場合によっては対斬鉄剣アーマーもOFF設定にして魔力消費を抑えるのでは、とも考えている)

633名無しさん:2021/02/28(日) 15:38:52
>>632
元々聖杯からの魔力供給の鯖なので魔力不足による変身解除はないだろうと勝手に解釈してました

とりあえず道具作成と魔力供給の減少で内容を修正して仮投下に投げてみます

634名無しさん:2021/02/28(日) 16:11:57
>>629の修正です

>>617
アーク「予想より早くイリヤスフィールが排除されたか。前提を書き換え、結論を予測し直す。……やはりここでお前たちが消えることに変わりはない」

ルパン「…まずいッ!」

イリヤが死亡したことで魔力供給が減少し、弱体化するもすぐさま予測により行動に移るアーク
アンジェの方へとアークゼロの指が向けられた瞬間、一筋の光が襲った
ルパンはその動きから瞬時に狙いを把握し、何とかアンジェを庇うも足に一撃を受けたルパン
そして次元には先ほど生成したホッパーブレードのエネルギー波の斬撃を飛ばし、牽制する

迅「滅の仇だ、アサシン。君はここで僕に殺されるんだ」

そしてフライングファンコンと変身した迅が祭壇に到着し、そのままアンジェとルパンの方へと飛んで行く

635名無しさん:2021/02/28(日) 16:28:37
仮投下スレ>>1339を本投下、問題があれば取り下げます

>>627
復活したラオモトの奇襲によりランスロットを破壊され戦う力を失ったスザク
生身でもある程度は戦えるが、ニンジャソウルをほぼ使い尽くしたラオモトもまたカラテを極めた強者であり真っ向勝負を仕掛けるには分が悪い
しばらくはギアスの呪いで回避力も向上しセイバーの攻撃が当たらずにはいるが、この状況を打開する方法を見い出せずにいた
一方のラオモトも殆どの力を失い、未だ姿を見せないサーヴァントとの戦いを想定してなるべく力を温存したいところ
なので騎馬を失い大幅に弱体化したライダーを早く潰したいところだが、何故か紙一重に躱され続けてイライラが募っていた

両者が膠着し打開の糸を掴めない最中、一人の少女が事態を変転させた

「これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮――『吼え立てよ、我が憤怒』!!」

周囲に紅蓮の焔が走り、呪われた黒き旗槍が対象の上で円を描く
そしてマユ、いやジャンヌ・オルタが剣を翳し、複数本の旗槍を「セイバー」に突き刺した

ラオモト「グアアァァァ!!!」
クィネラ「セイバー!!」
スザク「この攻撃…それに、シン!一体、キミは…?」
マユ「……今この時だけ、アンタの手助けをするわ」


―――ここで少し時間を戻す
ジャンヌ・オルタが覚醒したのち、SEEDを発芽させたマユはシンを圧倒し追い詰めた(>>608
しかし、マユとジャンヌは「兄を殺さずに救い、サーヴァントを全滅させる」という約束/契約を交えていたため(>>598)、シンを無力化(気絶)させるに留めて他のサーヴァントを狙う事にした
その際、フォルのランサーを倒した迅と遭遇、アークの作戦を聞き『壊れた幻想』に巻き込まれないように自分達は別の戦場を向かうことにした
(ちなみにシンも巻き込まれないようにするために彼を担いで外に出ている)

そしてライダーとセイバーが戦っているのを目撃し、戦力が低下したライダーよりまだまだ力有り余るセイバーを先に削った方が良いと判断し宝具を開帳したのだ
ただし、未だ不安定な霊基のため放てるのはこの一発のみであり、その後はどうにかして残ったライダーを排除する必要がある
一応宝具なしでもサーヴァントとの戦闘に対応できる程の身体能力を獲得しており、またSEEDの処理速度向上も利用すれば勝てる見込みはある
なにより、いまこちらはマスターであるシンを抱えているため、交渉を優位に進めて自主退場を促すことも可能である
ともあれ、これらの過程もセイバーを倒さなくては意味がないため、セイバーを確実に倒すために今だけライダーの味方になる振りをした


最後に、ジャンヌ・オルタのマテリアルより宝具の説明文を下記に載せる

『吼え立てよ、我が憤怒』
ランク:A+ 種別:対軍宝具
ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン。
竜の魔女として降臨したジャンヌが持つ呪いの旗。
復讐者の名の下に、自身と周囲の怨念を魔力変換して焚きつけ、相手の不正や汚濁、独善を骨の髄まで燃やし尽くす。

636名無しさん:2021/02/28(日) 16:43:32
>>635
(仮投下スレに問題だと思ったところを挙げました)

637名無しさん:2021/02/28(日) 16:44:38
>>636
(了解です、>>635を取り下げます)

638代理投下:2021/02/28(日) 17:42:50
生きろのギアス効果発動で戦場から離脱しようとするスザク
しかしナイトメアフレームなしではほとんどのニンジャソウルが休眠してしまったとはいえ、それでも高い身体能力を持つラオモトから完全に逃げおおせることはできなかった

J・ガイルが遺し、回収した義手のスリケンがスザクの両足に刺さり、逃げられなくなったところをラオモトがカロウシとナンバンでスザクの心臓を貫いた

こうして立ち向かってきた戒斗一行は全滅する
聖杯の位置も判明し、このままいけばラオモト=サンとクィネラの大勝利で終わった

……ハズだった


スザク「すまないシン、アドマイヤベガ……僕にできることは、これぐらいだ」
ラオモト「!!?」


ラオモトの遥か後方
クィネラは最後まで油断しないためにライダーの殺害はセイバーに任せて、自分は軍団に守られながら吉報を待つことにしたが
その慎重さが今度は仇になってしまった

近くの瓦礫の中には大破したランスロットが混じっていた
残存のラオモトの軍団がそこへ足を踏み入れたことを悟ったスザクは壊れた幻想でランスロットを自爆させたのだ
ラオモトが大急ぎで二つの刀でスザクの首を斬首したが、時すでに遅し

軍団の主力の多くはランスロットの自爆に巻き込まれた
だがクィネラは奇襲も予期し自分はソードゴーレムによる防壁で守らせた
自分を守ったゴーレムは消滅したが何とか爆死だけは避けた――かに見えたが

ランスロットの横に放置されていたロード・バロンの剣グロンバリャムが爆破に巻き込まれ分解した結果、クィネラと大慌てでマスターを助けに来たラオモトに破片となって降り注いだ


ラオモトこそは軽傷であったが、破片はクィネラの脳や体の各所に突き刺さり重傷、昏睡状態に陥らせる
マスターが死ねばサーヴァントも消える
ラオモトは急ぎ、医療班にクィネラの治療をお願いしたが、返答は残酷なものだった

脳を損傷したクィネラはもう目覚めず、月の都最高の技術で治療を施しても数時間しか命が持たないとのこと
辛うじて魔術回路は生きてるのでラオモトは消えずに済んでるが、手に入れた霊脈や令呪は使用不可 ソードゴーレムは機能停止 おまけに傭兵部隊は壊滅状態
ダメージこそ少ないものの、それもクィネラが死ぬまでのタイムリミット付きとなり、それまでに聖杯を手に入れねばならなくなった

他の陣営にも同じことが言えるのだが、ラオモトもまた後がなくなってしまったのである

【枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュR2 死亡】

639名無しさん:2021/02/28(日) 19:31:35
大丈夫そうなので投下

何とかマスターのアンジェを庇ったルパンだがその代わりに足に一撃を受けてしまい行動の幅が狭まってしまった
また次元も敵の攻撃で吹き飛ばされてしまいすぐには動けず、逆に敵方は増援も加わりこちらの行動を完璧に予測して逃がすことは絶対にない
つまりこれは確定した結論、ルパン達が為せる事は少なくどう動こうとも滅される運命、いわばチェックメイトを掛けられた
そんな絶望的状況下でもルパンの目は諦め色を宿すことはなく、打破できる方法か、せめてアンジェだけでも逃がす手立てがないか、自身の叡智を総動員して導き出そうとした
その時、ルパンは自身の懐に妙な違和感を感じた
手に取ったそれは、先程盗み取り素早く懐に忍ばせた聖杯の一つ、それが今や膨大な魔力を帯びているのだ
何故ならばこの少し前、ライダー・スザクの消滅によりフォルのサーヴァント7騎の魂が聖杯に満たされたところ、つまり奇跡を叶える願望器へと完成していたのだ
それを理解したルパンは目の前に現われた希望を握りしめ、そして咄嗟に願った

「聖杯よ、人類滅亡を望む悪しき裁定者、人工衛星アークを英霊の座から追放せよ!」



※とりあえずここまで、以降は自由にお任せします
※人工衛星アークの霊基は聖杯にくべられることなく、英霊の座に還ることもできず、たぶん存在抹消と同義になるかもしれません。
※ルパンかラオモトのどちらか一騎が脱落することでノイの聖杯が完成します
※なおフォルの聖杯はサーヴァントの願いを叶えましたが、マスターの願いを叶える分は残っているかもしれません、逆に残らずに消滅するのも可能性もあり

640名無しさん:2021/02/28(日) 19:49:52
>>638
シン「伏黒、スザク、うおおおおおおおおおおおお!!!」
ジャンヌ「!? 急に動きが良く……」

シン「マユ! ジャンヌ! おまえたちが世界を恐れ憎んだことはよくわかった!
   我儘なんかじゃなくて、2人なりの正義があることも!」

シン「だけど、だからこそ2人にこれ以上の罪を重ねさせる気はない!」


皮肉にもスザクとパパ黒の死がシンに妹ととも戦う覚悟を決めさせ
魔力(体力)消費がなくなったことでSEED覚醒による能力向上を引き上げた
防戦一方だったシンは、今やジャンヌと互角に切り結ぶ
ぶつかりあう大剣と旗 兄妹対決の行方は――

641名無しさん:2021/02/28(日) 19:59:07
事実上、クィネラを失ったも同然のラオモト
マスターをJ・ガイルからの鞍替えしたのは早計だったのかと嘆く

ラオモトの現在の戦闘力は燃費の関係で半減
強力なニンジャソウルを使うほどクィネラの残り僅かな寿命は減り
カラテ・ミサイルなどの大技を使用すれば、アサシンは撃破できても自分も消滅する
当然、待っていてもクィネラは死ぬのでゲームオーバーである

ラオモトはもはや残された手は少ないと見て、残存戦力を瀕死のクィネラに宛がい
たった一人でアーク本拠地に向かうことを決戦する

出発の際にJ・ガイルの義手を置いていき忘れ、道中で捨てようとしたが
こんなものでも何かの役に立つだろう、と結局最後の戦いに持っていくことにした

642名無しさん:2021/02/28(日) 20:09:53
>>640
ランニングホースの装甲を貫いてシンの胸にジャンヌ・オルタの旗が刺さったんだけど、心臓まで届かなかったんだよな

お守りとして胸に吊るしていたマユの携帯が破壊される代わりに滑り、シンが反撃の剣でマユの右腕と片足を切断して決着をつけた

643名無しさん:2021/02/28(日) 20:40:29
(遅れたけど仮投下のを修正して)
>>638
ここでスザクが消滅した事で、>>624で触れられてたシンへの負担が無くなったんだよね
そして>>640に繋がる

644名無しさん:2021/02/28(日) 21:04:48
大丈夫そうなので投下

>>639
「ふざけるなぁああああああああああああああっ!!!アサシン!僕から滅を奪ったお前らだけは殺してやる!!」

激怒した迅が消滅を始めた肉体でルパンに斬りかかった

その様子を見たアークは最後の悪あがきにと迅の壊れた幻想により爆破しようとするも
次元による妨害射撃で気を逸らされ、僅かばかりの隙が生まれてしまう

そしてその隙をルパンは逃さず、迅を冷徹に見つめワルサーを向ける

「悪いな。お前さんの復讐にこれ以上付き合う気は無え」

フライングファルコンの攻撃がルパンに届く寸前、ワルサーの銃弾がマスクが砕け散った部分
顔面が剥き出しになった箇所を貫通した
父親を失ったヒューマギアは、怒りで歪んだ表情のまま、消滅した

「忘れるな。私が滅んだとしても、世界から悪意が消える事は絶対に有り得ない。
 聖杯の力でどんな世界を望んだとしても、お前たち人類が行き着く先は滅亡以外に存在しない!
 覚えておくがいい。お前たちの世界は、お前たち自身の悪意によって滅ぼされるのだということを!!!」

人類への怒りとも取れる言葉を吐きながら消え去ったアーク
そして残された亡は、ただ静かに自分達の敗北を受け入れていた
ただ一つだけ
自分を慕ってくれた少女への裏切りに、まるで人間のように胸が痛んだ

「ごめんなさい、イリヤスフィール……」


【人工衛星アーク@仮面ライダーゼロワン 消滅】
【迅@仮面ライダーゼロワン 消滅】
【亡@仮面ライダーゼロワン 消滅】

645名無しさん:2021/02/28(日) 21:29:16
これで聖杯は二つ、ノイの聖杯も完成と思いきや、そうは問屋が卸さない
アークが英霊の座から引きづり降ろされたことにより、アーク消滅分がカウントされなかったのでノイの聖杯はまだ完成していない
フォルはアーク脱落の分でサーヴァント・マスター分の魔力を絞り尽くしたせいか消滅


そしてラオモトがアジトに物凄い接近してきた
クィネラの命が風前の灯であることを知らないルパン一行は
放置すると今度こそラオモトへの勝機を失い、かつ街に甚大な被害が出ると思い
ルパン・次元・アンジェ・シンの残った戦力で迎え討つことに決める

現時点での両陣営のカタログ的な戦力値は、完全に互角である

646名無しさん:2021/02/28(日) 21:59:51
戦闘力を失ったマユおよびジャンヌはハルプの生き残りが拘束したんだっけ?
マユの処遇と裁きは彼らの世界の住人に任せる形で
無論、シン自体はマユを助けたいけど己のエゴに負けて逃げる気にはなれず
戦力が少しでも欲しいルパンとアンジェに手を貸すためにはマユから離れる必要があったがために

647名無しさん:2021/02/28(日) 22:06:46
戦闘技術という点ではカラテが強いラオモトに分があるが、搦め手に関してはルパンたちに分がある
各個撃破されないように立ち回って翻弄するルパン陣営か、純粋な暴力で沈めていくラオモトか

648名無しさん:2021/02/28(日) 22:13:50
ラオモトの残った手札はカラテとナンバン・カロウシ
各ニンジャクランは使えなくはないが、魔力切れは死を意味するので省エネで性能低下
カラテミサイルはブケ・ニンジャ有りでは自爆覚悟でも撃てない、つまり誘導性はなし
これでもサンシタ=ニンジャよりは格段に強いが短期決戦で決めなくてはいけない制約が付く


廃墟と化した街を、フィアットに乗るルパンと次元
ケンタウロスモードのランニングホース(シン)に跨り疾走するアンジェを見つけたラオモトは
会敵即アイサツをする

ラオモト「ドーモ、ルパン・ザ・サード=サン、アンジェ・ル・カレ=サン。
     ラオモト・カンです。決着をつけるぞ」
ルパン「そうだな、不二子の件やかぐやちゃんが匿ったマスターの一件もある。
    スザクや戒斗の坊ちゃんどものことだって忘れちゃいねえよ。
    好きなだけドンパチしあって、そろそろスッキリさせようぜ」

649名無しさん:2021/02/28(日) 22:44:28
ラオモト一人で四人のスペシャリストにも引けを取らないと言えば聞こえは良いが、チームワークと逃げることに特化した四人になかなかトドメを刺せないことに苛立つラオモト
相対する四人にも、このままでは時間切れ消滅が近いことを悟られてしまう

このままでは行けないと思ったラオモトは高く飛び、敵が届かないであろう空中から奥の手であるカラテミサイル発射を決断する
使えば最後、二分と持たない体になる危険な賭け
ラオモトは己が願いとプライドのために勝負に出た



シンはここでSEEDを発動、アンジェと共に咆哮をあげランニングホースの脚力とCボールの重力操作をフル活用し、軽くなった足と速さでミサイルを足場にしてユニコーンの如く天へと登っていく
そして後ろについていたルパンと次元の搭乗するフィアットは、後部からジェットエンジンが現れ、マスターたちに続くように空を飛ぶ
この時のためにルパンは愛車を飛べるように事前に魔改造していたのだ
せめてカラテミサイルが誘導出来てれば簡単に堕とせたかもしれないが、ブケ・ニンジャが使えなかったことと、シンが四輪車でも通れる幅を剣で切り開いたので裏目に出てしまった

ウマと四輪車が空を飛ぶ光景にラオモトは「アイエエエ」と目を疑い、接近を許してしまう

650名無しさん:2021/02/28(日) 23:06:58
空中戦となったラオモトVSルパンファミリー


最初にシンが大剣で斬りこみ、ラオモトにナンバンとカロウシで防御させる
その隙にアンジェがウェブリー=フォスベリーの射撃を行う
ちなみにこの拳銃はルパンによる改造(道具作成)で魔力を帯びており、直撃すればサーヴァントにも有効である
しかしラオモトはその前に靴裏に仕込まれたダイヤモンドチタン製の仕込みスパイクでシンを蹴る
ベルト破壊で血反吐を吐くシンの変身が解けてしまい、さらに背中に乗っていたアンジュの脇腹もスパイクの一部で貫通
2人は地上へと落ちていく

追撃として次元がショットライザーによる狙撃を敢行し、狙撃自体は成功するもイタミ・ニンジャクランのピンポイント発動で
左眼は抉られたものの脳には届かず、継戦続行
J・ガイルの義手から放ったスリケンでショットライザーを破壊した後、カロウシ投擲で次元を殺害
さらに次のナンバン投擲でルパンのワルサーも破壊し、ルパンにはもう前にしか飛べないフィアット以外の武器は何もないかに思われた
ラオモトが落ちていく車に高速接近してくる
フィアットに乗せていた聖杯に気づいたためだ
故にマスターたちを無視してアサシン殺害を優先した


その時、自由落下で落ちていくアンジェがルパンに愛銃ウェブリー=フォスベリーを投げて渡したのだ


アンジェ「ルパン! これを使って!」
ルパン「アンジェ……ありがとうよ」
ラオモト「イヤーーーーーーーーーーーーッ!!」
ルパン「フィナーレだ」

最後の力をカラテという名の拳に、そして一発の銃弾に注いだニンジャとドロボウ


戦いの結末は――?



【次元大介(ルパンの仲間)@ルパン三世シリーズ 消滅】

651名無しさん:2021/02/28(日) 23:20:23
墜落し、地上で爆炎を上げたフィアット
Cボールの操作で着陸しつつも息も絶え絶えなアンジェとシンが見たのは



ルパンの顔の皮を剥がし恐怖の笑顔を見せるラオモト
























が大きな音を立てながら倒れ、その後ろには聖杯を片手に「素顔で」笑いかける大怪盗の顔であった
ラオモトが手に持っていたのは顔の皮ではなく、周囲が素顔だと思い込んでいたマスク
そのカラテは僅かにルパンに届かず、銃弾を胴体に喰らったのだ
そしてアンジェも初めて、ルパンの素顔を目にしたのだった

「あらら、俺の秘密がバレちまったなあ。
 でも良いだろ? お嬢ちゃんも秘密の一個くらいあることだしな」

同時刻、限界を迎えたクィネラが野戦病院で死亡、すぐ後にラオモトも消えていく……



【クィネラ(アドミニストレータ)@ソードアート・オンラインアリシゼーション 死亡】
【ラオモト・カン@ニンジャスレイヤー 死亡】


※補足説明:我々の知るルパンの顔は実はマスクであるという原作からの設定です
      アニメではパート5最終話にて披露

652 ◆gXaKV49AZQ:2021/03/01(月) 02:07:36
皆様、長丁場の語りお疲れ様でした。
2/28までの延長期間も終了したので、ここで語りは一区切りとします。

さて、『最後の戦いに決着はついたけど、後日談など物語の完結までには至っていない!?』
あと一歩のところまで来てこの寸止め状態、これいかがしたものかと考え中です。
今のところ幾つか案を思い浮かべていますがその他にも色々とまとめる事柄があるのでまでにしばしお時間をください。
とりあえず、しばらくはこちらのスレに妄想聖杯大戦の感想やこの後どうするかの意見を自由に書き込んじゃってオーケーにします。

653名無しさん:2021/03/01(月) 07:34:28
ではとりあえず感想を

始まってからしばらくはゆっくりだったけど学校屋上戦を皮切りに段階的にイベントが発生してどんどん進行していってよかった
個人的には廃工場の聖杯防衛戦・聖華団暴走が疾走感あって好き

654名無しさん:2021/03/01(月) 08:08:31
サイコパス筆頭のあいちゃんや童磨でさえ、最期は謎のかっこよさがあったなと


いちおう残りの展開やラオモト最期らへんのエミュは考えてるけど、書き溜めはないので少し時間が欲しいな...

655名無しさん:2021/03/01(月) 08:48:30
無惨様のクッソ無惨な最期ほんとすき
今日から7日までの一週間はエピや補完の語りは有りで良い気がする。

656名無しさん:2021/03/01(月) 08:53:53
>>654
ロクでもない末路になると思ってたから、ああいう結末は予想外過ぎた<あい童磨ペア

657名無しさん:2021/03/01(月) 09:39:27
ルパンが凄くルパンらしかった
ヒーロー的な活躍がありつつ、所々でドライな思考もしてたりとかっこよかった

658名無しさん:2021/03/01(月) 12:24:52
学校戦は序盤の山場って感じで面白かった
複数の主従が入り乱れての乱戦は聖杯大戦ならではだし個としては強いが足並みが揃わないノイ陣営と優れた連携によって食い下がるフォル陣営みたいな対比にも自然となっていたし

659 ◆gXaKV49AZQ:2021/03/01(月) 12:30:00
今のところ思うことは

・2/11〜2/28の18日間も長期間語り続けた上で、完結までにさらに補完や延長語りを設けるのはやり過ぎではないかと懸念している。
・一方であともう少しなので完結まで終わらせたい気持ちも強い。

そんなこんなで次のように複数案を考え中。

【①:振り返り時に補完・完結させる】
番外企画だからといって特別扱いせず、これまでの他妄想ロワと同じように振り返りで終わらせるやり方。
これが正道で筋が通っていると思うが、それまで首を長くして待つ必要がある。逆に妄想が熟成されて良い結果になる可能性も考えられる。

【②:3月中に補完・完結させる】
>>655案のように7日まで語りを延長するやり方。>>654のような事情も考えると平日は補完、土日にエピを語るようになるだろう。
以前オリシティIFルートを3月に語るという話題があったので、その邪魔にならないように今のうちに実施するのが良い。

【③:6月中に補完・完結させる】
①と②の中間案、一旦冷却期間を設けて連休なしの6月に再度日取りを決めるやり方。もしオリシティIFルートとの日程が合わない場合の代替案。

とりあえずまだまだ意見を求む。

660名無しさん:2021/03/01(月) 12:51:25
>>657
好き勝手してるようで実は用意周到で堅実なタクティクスなのが実にルパンらしかった
ある意味アサシンらしいアサシン

661名無しさん:2021/03/01(月) 12:54:35
ルパンチームvsアークチーム最終決戦は名バウトだと思った
どうやって勝てない相手にまさか聖杯を使って逆転勝利するとは

662名無しさん:2021/03/01(月) 16:02:16
終盤はあんまり語りに参加できなかったけど楽しかった
代理投下してくれた方々に感謝

663名無しさん:2021/03/01(月) 20:27:01
>>662

664名無しさん:2021/03/01(月) 20:28:13
>>662
ごめんなさい、ただの誤爆です

私も代理投下には感謝

665名無しさん:2021/03/01(月) 20:34:30
トリップなしだけど企画主です。
もう少ししたら就寝するので、とりあえず今日中に反対意見が出なければ平日は補完、土日にエピ解禁、と完結まで延期としましょう。
もしこの後に別意見が出ましたらその時いる面子で話し合ってください。

666名無しさん:2021/03/01(月) 22:59:38
全体的に好きな語りが多かったけど、>>288とかはイラッとしたし余計なレスだと思った

667名無しさん:2021/03/01(月) 23:08:24
あれは悪い意味で自分に素直過ぎる……ここはなんJじゃないんやで

668名無しさん:2021/03/02(火) 00:01:34
ドグラニオ様に見せ場を用意できなかった事は申し訳なく思う

669名無しさん:2021/03/02(火) 00:15:06
アドベちゃんは気絶してる間にスザクの過去を夢で見てそこから…とか考えてたけど仕方ないね
まああそこで落ちて良かったなとは思ってる

670名無しさん:2021/03/02(火) 07:18:11
補完というか修正
>>349でアンジュとステラは学友ってことにしたけど、正確にはアンジェが学年上でステラが学年下、ってことでお願いします
>>349投下後に調べ物をしていたら二人の年齢を知り同い年ではない(アンジェ17歳、ステラ推定16歳)ことが分かったので、より幼さが残るステラを学年下に見立ててみました
ちなみにどういった成り行きで彼女達が知り合いになったのかは、自分でも分からないぜ

671名無しさん:2021/03/03(水) 15:34:04
補完
強者はラオモト=サンとの決戦前に、自分が戻らなかったら代わりにチームを纏めるよう派手柱に伝えておいたな
あくまで月の都でのロールに過ぎなかったけど、リーダーの引継ぎはきっちりやっておいた

672名無しさん:2021/03/03(水) 22:05:26
補完

補完

最終決戦のラオモトには、ルパンの赤ジャケットが自分を殺したニンジャスレイヤーの赤色とダブって見えていたんだよね
だから最終決戦時はプライドにかけてルパンだけはこの手で殺したかったと、若干ムキになっていた節がある
ルパンに勝てないならニンジャスレイヤーにも勝てない
ニンジャスレイヤーに勝てないなら神になるのも夢のまた夢と

673名無しさん:2021/03/06(土) 00:43:50
この聖杯大戦の勝者となったフォルのアサシン陣営もといアンジェとルパン

しかしこのままではラオモト戦で重傷を負ったアンジェとシンは死んでしまう
回復アイテムを貯蔵していたハルプは壊滅しているので、とても間に合わない
そこでルパンは『数日間を楽しく過ごせた共犯者への選別』として、聖杯を2人の治癒に使用
2人は一命を取り留めた


サーヴァントの願いは叶ったが、まだマスターには願いを叶える権利が残っている
当初は親友であるプリンセスのために使おうと思ったが
だが、果たして本物のシャーロットはこんな裏技を使ってまで王国を変えようとするだろうか…?
そしてこの勝利は自分やルパンの力だけで手にしたものではなく、多くの犠牲があって成し得たもの
その勝利を一人占めしていいものだろうか……?

考え抜いた結果、アンジェは願いを叶えるよりも少しでも多くの歪みを正すことにした
聖杯に願ったものは「フォル陣営にて死亡した全てのマスター、そしてノイ側の駆紋戒斗の蘇生。およびこの聖杯戦争での出来事は夢として解釈させる」

ノイ陣営が呼ばれた時点で、この聖杯戦争に致命的な事故が発生していたのだ
おかげで死なずに済んだであろうマスターが死ぬことになった
その歪みを可能な限り帳消しにしようと望んだ
夢だったと思わせれば、死の瞬間を思い出してショックを受けることも防げるほか、聖杯戦争での悲しみや憎しみも薄れていくだろう

そして


ルパン「本当にいいのかい?
    おまえさんは姫様が幸せにするために聖杯が欲しかったんじゃあないのか?」
アンジェ「私とプリンセス自身の願いは、その世界に済む当人たちの努力で叶えていくべきだと思ったから。
     聖杯の願いを叶える力は本物だけど、彼女の夢を安っぽいものにしないためにも、この聖杯は自分たちには使ってはいけない」

アンジェ「ルパン、あなたも聖杯が欲しかったんじゃないの?」
ルパン「俺には最初から願いなんてなかったよ。
    強いて言えば聖杯そのものを手に入れる過程とスリルが俺のお目当てさ」
アンジェ「スリルがないと生きていけない変わり者。それがあなただからね」
ルパン「ま、そういうことよ。黒蜥蜴星人ちゃんよ。
    ……それに、獲物が失ったということはまた手に入るということさ」




そして、願いを叶えたことで聖杯は消え、アンジェ、シンは元の世界に、ルパンは座へと帰還する
同時に死亡した六人のマスターたちの肉体は再構成された後、彼らも元の世界へ戻された
アンジェとシン以外は聖杯大戦の出来事は夢と思いこむように施され、やがて忘れていった
ただ、魂の奥底では微かに覚えており、その後の人生に大なり小なり影響を与えた……ことが示唆されている

674名無しさん:2021/03/06(土) 00:49:40
聖杯が消えた結果
マユの中のジャンヌ・オルタも敗北を認めて聖杯に引っ張られる形で消えていったな
マユに関しては単に道具として見てたわけではなく、同じ世界の理不尽によって火あぶりにされた身として同情をもって親身に接していたな(オルタは厳密にはジャンヌ本人じゃないけど)
この一連の事件の元凶だけど、心が壊れていたマユを保護者のように助けてきたのもまた事実なのだ

675名無しさん:2021/03/06(土) 08:44:56
>>673
「もしもまた聖杯に招待されたら次も盗ってみせるさ……今度は俺たち一味全員揃ってな」

次なる舞台に心を躍らせるルパンだったが何かを思い出したように呟いた

「おっといけねえ、コイツを忘れるところだった」

座に帰還する前に懐から紙を一枚取り出す
一切魔力を帯びていない実物故に帰還した後もこの月の都に残り続ける紙切れを
それには間抜けなマークとともに一言添えられていた

『聖なる双つの杯、確かに頂戴したぜ
          ――ルパン三世』

――それは彼らが大仕事をやり遂げた証であった

676名無しさん:2021/03/06(土) 15:53:00
元の世界に生還できたアンジェだけど、目覚めたら自室のベッドの上で聖戦大戦で受けた傷跡も(聖杯の効果で)消えていたから最初は全て夢かと思っていた
でも自室にとある学園の校章や見覚えのある赤ジャケットや変装マスクが残されていたから、あれが夢ではなかったと確信するんだよね

677名無しさん:2021/03/07(日) 01:09:51
大丈夫そうなので投下

>>673
蘇生された戒斗だけど、元々死亡後参戦だった結果、MOVIE大戦フルスロットルの時に蘇る事となったんだよね
結果メガヘクスが作り出したものの反逆したメカ戒斗と共闘する姿が書かれていた

678名無しさん:2021/03/07(日) 15:33:09
大丈夫そうなので

>>674
マユ自身は償いの為にこの世界に残る事にしたんだっけな
ジャンヌ・オルタが消えて行き、シン(とアンジェ)が元の世界に戻って行くのを感じた彼女は
(バイバイ、オルタさん。お兄ちゃん…マユはもう一人でも、大丈夫だよ。)
と心の中で思っていた

一方シンの方だけど、別の世界に居るとはいえマユが生きているのと、ロワ内での出会いや別れによってメンタル面がかなり成長した事が示唆されてたね
エピではステラをどうしたのか、その後デスティニープランに対してどんな立場を取ったのか等は明確には描かれてなかったものの、原作とは違った展開になっている事も示唆されている

679名無しさん:2021/03/07(日) 19:14:05
ルパンに倒されたラオモト=サンだけど、爆発四散できるだけの魔力さえ残ってなかったためか、少しだけ会話だけはできる余裕があったんだよな
最期にルパンに尋ねたのは自分がなぜ負けたのか、だった
以外にもルパンはラオモトの手腕や策略自体は肯定し、おかげでハラハラさせられ「楽しかった」とも
ただ気になった一点を除いて

ルパン「そうだなあ...俺もギリギリの勝利だったから説教なんてできる立場じゃねえが、あえてあげるならおまえさんは部下を使い捨てにしすぎだ」
ラオモト「ユウジョウの差とでも言いたいのか?」
ルパン「他者を仲間と思おうが、道具と思おうが、それはおまえさんの勝手だよ。
    だが、欲張る割りに他者に思い入れがなかったのは戦ってわかった。
    あの怖いお嬢ちゃんのマスターがいないところからして、スザクたちにしてやられたんだろ?
    おまえさんが妙に焦り弱くなっていたところからして、魔力が尽きてもうすぐ死ぬんだろう?」
ラオモト「......」
ルパン「図星のようだな。
    あのお嬢ちゃんはもちろん、両右手の男がまだ生きてたら、たぶん俺たちが負けていた。
    そもそも、アイツが邪魔しなけりゃ、俺たちはハルプにたどり着いて不正の証拠を提出し、報酬を渡すのを妨害できたて少なくとも戒斗たちは生き延びたかもしれねえ」
ラオモト「J・ガイル=サンが?」
ルパン「ああ、野郎は時間稼ぎだけに徹して退散すりゃ今の戦いの結果は変わったに違えねえ。
    何を焦ったか無茶な特攻さえしなければな」


ルパン「プリンセスが拳銃を寄越してくれなきゃ、死んでたのは俺だ。
    その前に次元がいて五ェ門がいて、シンがいて......不二子や沢山の共犯者がいて漸く紙一重の差でおまえに勝てたんだ。
    逆に言えばラオモト、もしおまえが一人でも信頼をおける奴をいて宝のように大事にすれば簡単に勝てたのかもしれねえな」
ラオモト「古事記には載ってなかったが、そういうものか?」
ルパン「宝を大事にすりゃ、壊れにくくなるのは道理だろ?」


ラオモト「ヌッハハハハハ!!
     ニンジャスレイヤーといい、なかなかどうして赤いヤツは気に入らん!
     だが、学びは得た。またいつかのイクサで会えたら負けんぞルパン・ザ・サード=サン!!オタッシャデー!」
ルパン「ああ、達者でな、ラオモトさんよ」

680名無しさん:2021/03/07(日) 19:35:02
>>673に通ずる内容と、聖杯大戦終了間際の幕間のお話

アンジェは目を覚ます
すぐさま情報把握のために周囲を見回し、ここがルパン達の用意した拠点の一つであることに気付く
よく見れば近くのソファにシンが横たわっていることも確認できた
次にアンジェは直近の記憶を呼び起こし、ラオモト・カンとの戦いで重症を負ったことを思い出した
しかし痛みを感じることはなく、確かに攻撃を受けたはずの脇腹を確認したが怪我の痕は残っていなかった
アンジェはベッドから立ち上がり、暗い部屋を退室して外の空気を吸えるテラスに向かった

まだ朝日が昇る前の薄暗い時分、テラスには先客がいた
くたくたになった赤いジャケットを纏い煙草を嗜んでいたルパンは姿を現したアンジェに気付き声を掛けた
アンジェも手摺まで近寄り、外の光景を眺めつつルパンから気を失った後の経緯を聞き出した
ラオモト・カンを撃破して自分達が勝者となり、ルパンが聖杯で負傷した自分達を治療し、残りの魔力でマスターの願いが叶えられることをルパンは伝え、そしてアンジェに聖杯を手渡した
アンジェはしばらく熟考した後に、正しき選択だと信じて聖杯に願った
願望を聞き届けた聖杯はやがて消え去り、儀式の終わりが始った

マスターが元の世界に、サーヴァントが英霊の座にそれぞれ帰還する、その前に、ルパンは最後に残った謎を紐解き始めた
数々の論拠を並び立て、自身の推理を交えて、そしてルパンは目の前にいる少女が“シャーロット”であることを言い当てた
それは誰にも知られてはいけない絶対の秘密、最愛の親友を脅かす材料にさせないために徹底して封印していた自身の正体だ
それをたった少しの情報だけで従者に探り当てて見抜かれてしまったのならばアンジェも激しく動揺を懐くところ、なのだが
ルパンと共に行動して彼の人となりを見てきた今のアンジェならば、この時ばかりは彼に正体を突き止められた事も自然に受け入れられていた
なぜなら怪盗は謎に満ちた秘宝や秘密を好奇心で盗むことはあっても、それを悪用したり口外することはないと、共犯者を理解し信頼を寄せていたのだから
だから少女は怪盗に向き合い、横から昇り始めた朝日を浴びながら、真摯な顔に応じるように自身の正体について口にしたのであった

681名無しさん:2021/03/07(日) 19:35:56
>>680の一部会話内容の詳細

「そうだ、英霊の座に還る前に確認したい事が一つある」

「確認?いまさら何があるの」

「それはな、マスター」
「お前さんの本当の真名(なまえ)、その正体は“シャーロット”じゃあないのか?」

「…どうしてそうなるのかしら」

「そりゃあ今まで一緒に行動して観察していれば色々と気付くことがあるさ」
「最初の出会ってからずっと何かを隠している様子だった、まるで仮面を被って自分の正体を見せないかの様に」
「だが、ごく稀にその仮面が外れかけて反応を表す時が幾つかあった」
「特に、NPCとして登場した少女シャーロットに対して様々な感情を抱いていることは簡単にわかったぜ」
「初対面の俺達に対しては親友であるとお前さんは言っていたが、それ以外にも二人で共有する秘密があるのも目に見えていた」
「それにマスターとシャーロットの二人は同一人物かと思える位に瓜二つの顔だったのも興味深かった」
「しかも決戦の時にお前はシャーロットに変装し、それも完璧に演じきった時はさすがの俺も驚かされたぜ」

「そういえば以前言っていたよな、自分はアルビオン王国の出身だが後の革命でアルビオン共和国で育った、って」
「それで“アルビオン王国”って単語を基に、俺や不二子ちゃんで手が空いた時間に色々と調べてみたのさ」
「んで、月の都の図書館にその手のアーカイブがないかと行ってみたら、ほーんの少しだが俺達が辿ることのなかった別の世界の情報を見つけたんだ」
「その中で特に注目すべきポイントが、王位継承権第4位の王女の名前が“シャーロット”であること」
「一緒に写されていた写真の顔と、その後俺達の前に現われた少女の顔が完全に一致していて」
「なおかつ、お前さんとシャーロットの二人は親友同士であると聞けば、お前さんが王女と密接である間柄であることも窺い知れる、ってな」

「そして最後のピースが、俺が偶々マスターの事を『お姫様』と呼んだ時の反応だ」
「最初はあまり深くは捉えてていなかったが、他の情報が揃ったならばその意味を推察することができた」
「大方、“アンジェ”と“シャーロット”という少女二人は入れ替わっている、って」
「そして、今目の前にいるマスターは“アンジェ”を演じている“シャーロット”ではないか、と思うに至ったわけだ」
「とまぁここまで矢継ぎ早に語ってはみたが、正直言うとここまでの推理は結構強引で穴も多い、間違っている可能性も十分考えられる」
「だが、この勘は十中八九当たっていると俺は睨んでいるぜ」
「さぁマスター、どんな返答でも構わないから応えてくれないかい?」

「……大怪盗とやらは、人の秘密をも盗み出す天才なのかしら」
「まぁな、トップシークレットも曝けなくちゃ大泥棒だなんて名乗れねーよ」
「その話を他の誰かに喋ったことは」
「ない、さすがに女の子の秘め事を口外する趣味はないぜ」
「まぁ、そうでしょうね」
「まるで知ったような口ぶりだな」
「私だってあなたを間近で見ていたから、とんな人間だかそれなりに分かるわ」
「なにより、私達は共犯者でしょ?」
「あぁ、その通りだ」
「なら、同じ秘密を共有する同志ってところね、あなたの秘密も私は知ってしまったわけだし」
「いつもとは違ってずいぶんとあっさりしているな、それに良く喋る」
「私も不思議に思うわ、でもあなたにならバレるのも自然と納得できるし、安心できる相手と理解できるから」

「だからルパン、あなたにだけ教えてあげる」
「私の本当の真名(なまえ)は“シャーロット”、アルビオン王国のプリンセスのその一人」
「今となっては幼名みたいなものだけど、あなたの推察は間違っていないわ」

682名無しさん:2021/03/07(日) 20:00:06
>>678
デストロイ戦直前にてアークエンジェル一行に接触し、キラと協力してステラを救おうとするシンの姿は描かれていたね

シン「頼む、あのデカブツを止めるのもステラを助けるのもアンタの力が必要なんだ!」
キラ「わかった……君のことは信じるよ。
   でも君自身もザフトから利敵行為を疑われるかもしれない、それでも良いのかい?」
シン「最悪銃殺刑が待っているかもしれないが、俺はそれでも生きてステラを添い遂げるさ。
   平和な世界になったら牧場を買ってウマを育てるのが俺の夢だからね」
キラ「馬……?」
シン「アンタ競馬は好きか? ウマたちが全霊をかけて駆け巡る姿は下らない戦争よりもずっとずっと楽しいぞ」


シン(みんな……正直、これからのことを考えると俺は怖い。
   けど、あの月の戦いで学んだことを俺は無駄にしないよ。
   マユ、おまえみたいな可哀想な子を出さないために、自分の魂にかけてこの世界を走り抜けることにするよ。
   もし俺がいつか英霊になってそちらに行くことになったら、また会おうな)

683名無しさん:2021/03/07(日) 20:26:39
長い年月が流れ、とある世界の聖杯戦争にて――



「問おう! おまえさんが俺のマスターか?ってな!
 アサシン、ここに参上仕ったぜ」

このアサシンは月の聖杯戦争の時より霊基の変化により能力を増大させられており
当時よりも格段に多くの仲間を呼べるスキルを得ている
大泥棒の一味から進化した宝具の名は『大泥棒の秘宝(モンキー・パンチ)』


銭形「ルパ〜ン! 立場は関係ない! 逮捕だ〜!」
ルパン「ゲゲッ、銭形のとっつあん、前回は出番なかったから無駄に張り切ってやがるぜ」
五ェ門「見ろルパン、一時でも仲間だったものたちが集っている」
次元「はっはっはっはっ、クラリスやコナンのガキまでいやがるぜ。
   全員いっぺんに呼んだらマスターが干からびるな」
不二子「今度も楽しい仕事になりそうねルパン」
ルパン「そうだな不二子……ん? ちょっと待て」

ルパンが呼び出した仲間たち、その中には見覚えのある女性がいた












「私も一味に加わっていいのかしら」
「構わねえ、いい女になったな」
「ここにいるのは本物ではなく影法師よ?」
「俺にとっちゃ本物と何一つ変わってねえさ。
 黒蜥蜴星人のプリンセス様」

「んじゃ、マスター。勝利を『盗み』にいこうぜ。
 大丈夫、俺の仲間には頼りになる奴らしか揃ってねえからな」

684名無しさん:2021/03/07(日) 20:34:04
>>680>>681
アンジェが真名を明かした後、二人は僅かばかりの歓談を交え、やがてルパンから淡く光輝き始めた
語り合う時間がもうないことがわかり、ルパンは最後にアンジェへ言葉を投げかけていた
ただ、その部分については読み手の想像に任せるようにぼかされていたが、おおよそ「嘘をつき続ける」ためのなにかしらのアドバイスではないかと予想されていた

685名無しさん:2021/03/07(日) 20:54:55
>>677
メガヘクスを撃破した後、戒斗は舞と話をしてたな

戒斗「ずっと夢を見ていたようだ…」
舞「どんな夢なの?」
戒斗「沢芽市ではない場所で、己の願いに溺れた弱者と、お前や葛葉のような強い者たちと会った夢だ。
  …尤も所詮はただの夢だろうがな」
舞「私は…そうは思わないよ。何となくだけど、その夢は戒斗にとって必要な事だったんじゃないかって思う」
戒斗「…そうか」

舞「もう行っちゃうの?紘汰や皆に会ってからでも…」
戒斗「必要無い。今更俺が何かを伝えなくとも、葛葉やザック達なら自分の道を見失う事はしないだろう。
   お前は葛葉の傍に居てやれ。」
舞「そっか…うん、分かった。それじゃあまたね、戒斗」

チーム・バロンの仲間達には別れを告げず、沢芽市を去った戒斗は当てのない旅に出た
その途中で戒斗は幾つもの出会いを経験する
2人で1人の探偵と共に怪事件を追う羽目になったり、パンツ片手に旅をする青年と「救う」事について言葉を交わしたり、
修学旅行の引率をしていたリーゼントの教師からダチになると宣言されたり、指輪の魔法使いと共闘し怪物退治をしたりと多くの出会いがあった

そしてある時、街で一組の男女の姿が目に入った時、思わず息を呑んだ
少女と手を繋いで歩く少年の姿は、夢の中で自分が組んでいた男にどこか似ていた
すれ違いざま、少年もふと首を傾げながら戒斗の方を振り返った

「狛治さん?どうかしました?」
「あ、いえ。何でもないですよ、小雪さん」

少女の呼ばれた少年は踵を返し、そのまま戒斗への興味を失くしたかのように去って行った
戒斗は2人の後姿を暫く眺めていたが、少しだけ柔らかい笑みを浮かべ彼らとは反対の方へ歩き出した

686名無しさん:2021/03/07(日) 21:05:06
レオはライブラのメンバーとして変わらない毎日を過ごしてたんだけど、
ある時偶然見つけたアンティークショップで上海人形そっくりの人形を見つけたんだよな
自分でも分からない懐かしさを味わい、ザップに馬鹿にされるのを無視して人形を購入した

687名無しさん:2021/03/07(日) 21:13:49
>>682
この時のシンの発言のせいで没ネタとしてシンがウマ娘世界でトレーナーやるってSSが投下されてたのには若干にゃ草

688名無しさん:2021/03/07(日) 21:32:54
番外ネタだけど本編がシリアス比率が高かった反動か
妄想聖杯大戦版カーニバルファンタズムネタとかあったな
個人的には今作優勝者のアサシンと前作優勝者のライダーとのエキシビションマッチとか好きだった
本作ではとうとう出なかったルパンダイブとかネタ成分多めのバトルだったけど

689名無しさん:2021/03/07(日) 22:29:58
>>642補完
ここで携帯を破壊したことで記憶障害だったマユのシナプスが繋がり
兄が自分たちを見捨てて逃げたんじゃなくて、自分のために身を挺して携帯を取りに行ったことを知ったんだよね

元々記憶と違う善良な兄に違和感を覚えていたマユはここで戦意を喪失し罪悪感からジャンヌの憑依の力も弱まったという

690名無しさん:2021/03/07(日) 23:46:34
>>679

そして――


ラオモト・カンは後に他の世界の聖杯戦争にてサーヴァントとして招かれる
今度はアサシンとして召還されたラオモトは失った日本の刀の代わりに
宝具「斬り捨て交差刀の忍」にてかつての部下ニンジャ、ソウカイ・シックスゲイツを呼び寄せた

しかしヘルカイト、アースクエイク、フロストバイトたちに混じって明らかに異質と言える
ニンジャでさえない両右手の醜い男が混じっているではないか
その男は呼び出したラオモトに申し訳なさそうに眼を背けるが

「ラオモト=サン、俺は……!」
「今度腑抜けた態度を見せたらセプクしてもらう。
 ……ダイジョブダッテ! 貴様のジツとソウルは気に入っている。
 ワシが選んだニンジャならば今度こそ勝たせて、ワシを神をも超えたニンジャにするのだ」
「ラオモト=サン! ヨロコンデ―!!」
「ムッハハハハハハ!
 さあ、新たなイクサに行こう、ニンジャ・ハングドマン=サン!」

691名無しさん:2021/03/07(日) 23:56:07
アドベは目覚めた後、暫くは普通に過ごしてたんだけど…オペラオーに会った途端、何故か安心感みたいな物を感じて自分でもわからないまま困惑してたね
それと、自分の過去をトレーナーに話した方がいいのでは…?との思いが、心の中に生じて来てもいるという描写がされてた

692名無しさん:2021/03/08(月) 00:05:43


693名無しさん:2021/03/08(月) 04:03:51
完結乙です
感想は引き続きこっちでいいのかな

694名無しさん:2021/03/08(月) 06:55:04
こっちでいいと思う

695 ◆gXaKV49AZQ:2021/03/08(月) 07:33:58
妄想聖杯大戦、昨晩にて終了。皆様お疲れ様でした。
約一ヶ月半もの間一つの企画に縛り付けてしまった事には申し訳なく思います。
それでも完結まで語りきってくださった方々には感謝です、本当にありがとうございます。

感想はこっちでいいですよ

696名無しさん:2021/03/08(月) 09:54:40
完結乙
ルパンのTVスペシャルを見終わった後のような爽やか気分だ

697名無しさん:2021/03/08(月) 09:56:38
シンが最後まで生き残るのは予想出来なかったな

698名無しさん:2021/03/08(月) 10:09:52
皆さん乙です
最初はエンジンがかからずどうしたものかと思ったけど、無事に完結できて良かった
ラオモト=サン、ルパンとはコインの裏表みたいな関係になってて語っていて楽しかった

699名無しさん:2021/03/08(月) 10:16:11
今回は語り期間が長かったし、序盤はスローペースでも問題無くねと個人的には思った

700名無しさん:2021/03/08(月) 10:18:00
狂クラス故に仕方ないが鬼滅勢で一番印象が薄い兄上お労しや…

701名無しさん:2021/03/08(月) 14:34:07
妄想ロワだとルルーシュに比べたらあまり奮わない印象があった(オールやスパロボ、オールリピ2だと存在感あったと思うけど)スザクが今回活躍してたの好き

702名無しさん:2021/03/08(月) 17:27:52 ID:6QL8Ixaw
童磨とあいちゃんの幸せなキスをして終了は草生えた

703名無しさん:2021/03/09(火) 09:34:35 ID:nbV2c3Ow
>>702
おまえのせいであの下りが淫夢四章にしか見えなくなったじゃねえかwwww

704名無しさん:2021/03/09(火) 13:13:11 ID:xWudJZDY
これまでの妄想ロワで空気だった強者も良い感じに語られてたな

705名無しさん:2021/03/09(火) 14:02:05 ID:hYzWOmvU
前回よりも大人数だったけどその分印象に残る組が多かったのでその中でも特に印象に残った主従を感想を兼ねてそれぞれの陣営から二組ずつ選んでみた

・アンジェ&ルパン
この聖杯大戦の優勝者になった組
一味の能力を活かした立ち回りが巧みで特にラストは真っ向勝負では勝ち目がない相手に盗んだ聖杯を利用して逆転勝利とまさしく怪盗の面目躍如
アンジェやルパン達の掛け合いもらしくて見てて面白かったチーム

・J・ガイル&ラオモト
後者はこの企画の実質的なラスボスとなった組
どちらも原作でかなりの悪党なだけあって放火、人体実験、隠れて魂喰いとやりたい放題でその上圧倒的な組織力とラオモト自身の強さで序盤からラストに至るまで常に他主従の脅威であり続け撃破数も堂々の一位とボスキャラの貫禄たっぷり
終盤マスターの変更があったもののそちらとは連携がうまく噛み合っていなかったのでやはりこの組み合わせがベストだったのかもしれない

・レオナルド&アリス
フォル陣営の名サポーター
中盤退場で撃破数も多くはないが学校戦における同陣営の援護や実力者ながら役割上動けなかったジャスティスマンをフリーにしたりとチーム単位での貢献度はかなりのものだった組
お互いの能力を活かしたサポートでチーム戦ならではの立ち回りは見てて面白かった
退場時もアリスがレオに義理立てして滅多に出さない全力で聖杯とルパン一味を守り切るなど印象深い

・あい&童磨
本企画のベストパートナーかもしれないサイコパスコンビ
こちらも色々とやりたい放題だった組で何気に聖杯戦争を一番エンジョイしていた組かもしれない
恋仲までいった主従は前企画も合わせてこの組が初で絵面は犯罪そのものだけど本人達は幸せそうだし原作での所業からしたら軽いものだから無問題?

706名無しさん:2021/03/09(火) 16:29:03 ID:XjCa33CA
ビッ↑パァ↓でワロタ
最高だなこれ

707名無しさん:2021/03/09(火) 16:29:35 ID:XjCa33CA
すまん板ミス
忘れてくれ

708名無しさん:2021/03/09(火) 16:54:57 ID:oQjb3wXQ
板ミスでここに来るなんて有り得るの?

709名無しさん:2021/03/09(火) 17:15:46 ID:XjCa33CA
ブックマークしてた板と間違えた
すまんな

710名無しさん:2021/03/09(火) 17:18:36 ID:pZ9icvfw
まあ誤爆はあまり追及せずに生暖かい目で流してやろうぜ

711名無しさん:2021/03/09(火) 21:02:59 ID:zMmkdN.s
ルパン一行は単体の戦闘力が低い分、早い段階で他のフォル陣営との連携が取れたのが良かった
ラオモトも後の消費を鑑みて戦力を整えて、事前対策整えてから弱ったところをトドメを刺していく、予備のマスターを確保するとか策略自体は間違ってなかった


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