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番外企画スレ
1347
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 09:25:40
>>1322
唐突にサーヴァント同士の戦闘を目撃して困惑するピーターと彼に「あいつがいきなり襲ってきた!」と伝える巧
そのやり取りを見た炭治郎はピーターがマスターだと察した。そして自分のサーヴァントである雲雀が原因だということ、相手のサーヴァントに敵意は無いということもわかった
「ちょっと、なにしてるんですか!アサシンさん!!」
炭治郎の頭突きが雲雀に炸裂する。
……まあその程度の攻撃がサーヴァントに通じるはずもないのだが。
「何言ってんの?君はそこの小動物達に味方するのかい?」
「はい。アサシンさんが二人を倒すつもりなら、俺は意地でもあなたを止めます!」
雲雀は炭治郎をジッと見つめるが、それでも目を逸らしたりせず揺るぎない瞳で炭治郎は雲雀を見る。彼は本気で自分のサーヴァントを止めようとしているのだ
「いいよ。あそこの小動物達を咬み殺すのは今度にしてあげる」
それだけ言うと雲雀は炭治郎を引き連れて帰って行った。
雲雀にとって炭治郎は小動物だが、それでも自分を止めようとしたあの瞳を。小動物なりに示したその覚悟を気に入った
現段階では聖杯狙いでもない巧はこれ以上戦う理由もないのでそのまま彼らを逃がし、ピーターに駆け寄る
1348
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 09:59:14
シャアは日中にホメロス司令と会談してから軍人達の訓練を視察、午後には街の様子を見て回り宿を取った(たぶん織子が働いている宿屋かと)
明日はレムリア島に向かうためにゆっくりしつつ聖杯戦争について考察していたところで爆発音を聞き、窓の外から燃え盛る炎を目撃する
「エレン、あの場所を偵察しに行ってくれないか」
「いいのか、マスター?俺が離れるとお前ががら空きになるぞ」
「問題ない、最悪の事態になったらこの令呪とやらを使わせてもらうさ」
「わかった、様子を見てくる」
「頼む、それと戦闘はなるべく回避してくれ。まだ君の能力を他に知らせない方が良さそうだ」
「分かってる」
1349
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 10:13:16
ムー島の軍部にてホメロスは部下からレストランにて発生した大規模な爆発についての報告を受けていた
青ざめた顔をする部下とは対照的にホメロスは表情一つ変えずに命令を下した
「報告ご苦労。これからは再発防止のために件の組織の連中を片っ端から拘束しろ。それだけではない。治安維持の名目で軍の者を人間が密集する場所ーーそう、今回のような食事処や学舎のような施設に派遣し駐在させろ。こちらも不審な動きをした者、抵抗する者は拘束して構わん。それと平行して何か情報があれば逐一こちらに報告をいれろ。どんな些細なことでも構わん」
些か強引すぎではないかと一瞬表情を固める部下であったが、これほどの惨事が起きてしまっては市井の官憲では手に余るし致し方ないかと考え直す
一礼してから慌ただしく退室していく部下を見送った後、ホメロスはその秀麗な顔を邪悪に歪めて嘲笑った
「フフフ・・・ハハハッ!とうとう現れたか自分を抑えきれぬドブネズミが。ようやく軍を動かす口実ができた!」
この一件、表向きにはギャング連中の抗争により不幸にも店内の火気に引火したことにより発生したものとされていたがそれにしては爆発の規模が大きすぎる
ギャングや半グレどもの武装にしても部下からの報告である程度把握していたが両組織ともこれほどの破壊をもたらす武器は所持していなかったはず
ホメロスはこの事件の影にサーヴァントの暗躍を嗅ぎ取っていた
「いよいよ他のマスターどもを追い立てる下準備ができた。仮にサーヴァントで抵抗されれば軍の者では太刀打ちできないだろうがその時こそ反逆者として手配する口実ができるもの。
あわよくば宝具の一端が見られるやもしれん。できれば他の主従同士相争ってほしいがな。何にせよようやくウルノーガ様による覇業達成への第一歩を踏み出せる!」
『・・・・・・自身はこの場にふんぞり返っておいて第一歩か』
喜悦するホメロスとは対照的に苦々しい声色で応えるハドラー。
魔王としても魔軍司令としても積極的に前戦に立った彼からすれば今回のホメロスの策謀は好ましいものではなかった
「・・・口の利き方に気をつけるのだな。貴様のその下らん体の問題がなければ令呪でその口を塞いでいた所だ。
全くサーヴァントは全盛期の姿で召喚されると聞いていたがよもやこのような死に体の者が喚ばれると思わなんだ。
私が積極的に打ってでれないのは貴様のせいでもあるのだからな」
『ふっ、それについては申し開きようもない。生憎と俺にとっては命を燃やし尽くしたあの瞬間こそが紛れもない全盛期でな』
ホメロスの悪罵に皮肉げに返すハドラー
確かにホメロスが指摘したとおり霊体化あるいは令呪を使わなければ肉体の崩壊が進行する以上ここぞというとき以外に戦うことはできない身である
自身一人だけならまだしも召喚者であるホメロスまで己の死に付き合わせるつもりはなかった
「ともかく貴様は引き続き霊体化しつつ私に帯同しろ。この軍部に私以外のマスターが潜んでいる可能性もありえるからな。特に『暗殺者』のサーヴァントには用心せねばならん。
ここまでのハンデを背負っているのだ。こと戦闘で暗殺者ごときに遅れをとることは許さんぞ」
『よかろう。俺も「暗殺者」には色々と借りがある身でな。そんな者に自身のマスターを殺され消滅などという無様な退場は我慢ならん』
それきり押し黙ったハドラーをよそにホメロスは本日の予定に入っていたシャア高官との会談を思い返しながら歩き出す
高官の中でも一筋縄では取り入れられそうにない人物であったがだからこそ軍の後ろ楯になってもらえたらありがたいと思案しながら--
「さあ、こそこそと這い回る虫けら共よ。このホメロスの栄光のための礎となるがよい!」
1350
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 11:24:23
ランサー・Dボゥイもスキル「無力の殻」によってサーヴァントである事がバレづらいから、必要でない限りは霊体化せずに実体化していたね
これは霊体化で見聞きするよりも当世を肌身で感じることに意義があり、イーサンも一緒に戦う友だから実体化を進めていたな
とりあえずランサーはマスターの職場周辺の市井に紛れて情報収集に当たっていたな(時には霊体化して盗み聞きをしていたようだが)
イーサンの仕事が終わったところで合流し、近くの酒場に立ち寄って奥の席で情報交換をしながら食事をとる
その最中、ランサーはサーヴァントの気配を感じて唐突に店の外へ出て、建物の屋根を見上げた
目線の先には長い長髪の男、クルーゼとは別に独自の行動に出たセフィロスが屋根伝いに跳躍移動している姿を目撃した
1351
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 11:40:09
まだココアシックが本格的になる前、明さんと話し終えた木場はチノの喫茶店に来てチノとNPCのティッピーのやり取りを目撃してしまう…
だがそれは人間とよくわからない謎のうさぎの共存そのものであり、ほっこりとしていた
コーヒーを注文したら何故かココアが出て来たことをキッカケに木場はチノからココアの話を聞く
そして木場はそのお人好しな性格からココアの捜索を自ら提案して引き受けることに
この時にチノの名前も聞いたようだ
傍らで見守るマコト兄ちゃんも「この男は信用出来る」と考えていた
余談だがゴーストの世界は眼魔世界の住人と共存に成功している上にマコト兄ちゃんは人造人間であり、普通の人間じゃない
1352
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 12:03:14
ホメロスによってムー島に戒厳令がしかれたことでムー島とレムリア島の民間人の行き来が不可能に
ひとまず数日は政府や物流の飛空艇だけが護送船団方式で行き来することになったことで空島全体に不穏な空気が漂いつつある……
「こちら、温泉プリンになります。」
「ほう……! マロンにカラメルソースで温泉に見立てたのか。よくできている。この黒は、コーヒーかな?」
「そちらは黒豆と言って――」
一方シャアはエレンを偵察に行かせたあと温泉に入っていた
そしておっこはふつうに若おかみとして働いていた
1353
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 12:07:03
>>1352
ごめん、両島の行き来だけは制限を緩くしてくれないかい
一部のキャラを動かしたいし、警備強化と荷物検査あたりにしてほしい
1354
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 12:58:13
>>1344
一通り騒ぎを起こしたグリーンゴブリンはすぐには行動に起こさず霊体化しノーマンに交代、騒ぎの一見物人に紛れてその場を観察させる
一方まりなちゃんに殺せと言われたジゼルだが、ノーマンに代わったことで突然サーヴァントの気配が消失して見失ってしまう
このまま他の陣営まで来てしまい、マスターが危険に晒されることを危惧したジゼルはまりなちゃんを連れて一旦その場から離脱しようとする
1355
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 13:28:38
>>1353
OK
ホメロスは圧力をかけて島と島の行き来を制限してギャングや半グレの裏にいるマスターを炙り出そうとしたんだけど、権限が島内にしか及ばなくてできなかったんだよね
要請という形で関所の警備がキツくはなったけれど人の動きまでは止められなかった
1356
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 14:18:51
>>1351
すまないが確認
木場は実体化して来店しているからサーヴァントの気配は消していない?
そしてマコト兄ちゃんは霊体化していて気配を消している?
1357
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 15:12:06
>>1350
安全な所に身を隠すようマスターに伝えたあと、Dボゥイはその影を追い掛け始める
途中人気のない場所でテッカマンブレードに変身し、さらに標的である男との距離を詰めようとする
だがある程度移動したところで男の気配が止まる、こちらの気配に気付いての行動か
ブレードは用心しつつ、男からそこそこ離れた場所に着地するがーー
「ほぅ、さすが英霊。この程度は受け止められるか」
(あの距離を、一瞬のうちに!!)
男は挨拶するかのように神速の居合いを放っていた
普通ならあり得ない距離からの斬撃は一寸違わずブレードの首を狙っていたが、警戒していたのもあってブレードは間一髪防ぐことに成功した
1358
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 15:30:15
>>1356
個人的にはそんなつもり
聖杯企画の語りに参加するのは初めてだからもしかしたら矛盾などあるかも。もしそうでしたらボツでも構いません
1359
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 16:01:38
>>1358
つまり状況としては、鯖として気配を消していない木場をマスターであるチノが接客している時にマコト兄ちゃんは霊体化してじっと様子を窺っていた、ってことになる
基本的には敵かもしれないサーヴァントという脅威が目の前にあるのに何もしていないことになるが、はたしてそれで良いか悪いかなんとも判断しづらい
この件については他の人の意見も求む
ついで他の人に聞きたいことだが、マスター(チノ)なら他サーヴァントを目視した時にパラメータ的なものを見ることができたっけ?
1360
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 16:19:39
>>1359
なるほど
ちょっとどうかと思うので
>>1351
はボツにして後から修正案を仮投下してみます
1361
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 16:27:41
>>1359
隠蔽とか偽装がなければサーヴァントを見ればパラメーターとクラスは確認できたと思う
1362
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 17:00:47
グリーンゴブリンによる爆破テロ事件を知った相馬とレジィ、本部にて今後の動きを練ってたな…
「成程、もう動き出したって訳か…面白くなってきたなぁ」
「どうすんのマスター?もう仕掛ける?」
「いや、まだ早い。俺の予想だとこの後軍が必ず、本腰入れて動き出すはずだ。その軍の警備がガラ空きになった時に合わせて軍事基地を叩く。
俺達の狙いは奴らが持ってる武器や兵器の『契約書』。時が来たら100人程で襲撃する。」
「…面白いこと考えるね、その作戦が成功すりゃ、俺らは軍と同じレベルの戦力が手に入っちゃう訳だ」
「その通り!だがガラ空きとは言ってもこの島の軍事力は一筋縄じゃない。
ある程度の銃器は持っとく方が良いかもな」
「OK、俺の部下にもできる限りの武器調達を命令しておく」
この会議を皮切りに、半グレ陣営もじわじわと動き始めてたなぁ
1363
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 17:41:19
まだチノのココアシックが本格的になる前。
明さんと話し終えた木場は一休みするためにチノの喫茶店に来るが、チノとNPCのティッピーのやり取りを偶然にも目撃してしまう…
だがそれは人間とよくわからない謎のうさぎの共存そのものであり、木場的にはほっこりとしていた
客が来たことに気付いたチノはすぐさま取り繕い、注文を聞こうとするが――
「――チノ!その男はサーヴァントだ!!」
マコト兄ちゃんが実体化し、すぐさま変身。二人の間を遮る。
「マコトさん……?」
聖杯戦争に全く慣れず、これまで荒事などに無縁の日常を送っていたチノはマコト兄ちゃんの言葉の意味がイマイチ理解出来ず――或いは偽りの日常を保ちたいがゆえの現実逃避なのか。
とにかくチノは呆気に取られたように己がサーヴァントの名を呟き、突然現れたサーヴァントに木場は表情を険しくする。
木場としてはあまり戦闘する気はないし、相手のマスターと思わしき少女はおそらく本気で聖杯を狙っているわけじゃない。
ならば、サーヴァントと話し合うべきだ。明さんと話し合いだけで解決出来たこともあり、木場はチノを守るように出てきたマコト兄ちゃんに問う。
「……君は聖杯を狙っているのかい?」
「俺には聖杯で叶える願いなんてない。だが他のサーヴァントがチノを殺すというのなら、この場で倒す!」
マコト兄ちゃんの答えを聞いた木場は「聖杯を狙っていないという意味では、僕も君と同じなのかもしれない」と返す。
木場のその言葉に偽りはなく、聖杯への願いこそあるが他者を殺害する行為を自ら進んでやるつもりはない。明さんと出会った際に話し合いで終わった理由の大部分もそこである。
木場勇治は何の非もない人間に対して害を与えるつもりはない。何故なら彼はオルフェノクであると同時にどうしようもなく心は人間だ。
「マコトさん。ここで争うのは、やめてください……」
そしてサーヴァントという存在に怯えながらも、チノは必死に自らのサーヴァントに声を掛ける。それほどまでにこの喫茶店を滅茶苦茶にされたくなかった。
「僕は君や君のマスターに危害を加えるつもりはない。だから少しだけ話をしたいんだ」
それから木場はオルフェノクであるということを伏せながらも自らの夢を語り、明さんに問うたように「人とそうでないモノの共存をどう思う?」とマコト兄ちゃんに聞いた。
すると自身が人造人間でもあるマコト兄ちゃんは、木場の夢を肯定した上で自らの世界について語る。
眼魔世界と地球に住まう者たちがわかり合い、共存した世界のことを
その話を聞いた木場は希望を抱き、木場にチノを襲う気がないことを悟ったマコト兄ちゃんは木場と共にチノのいれたコーヒーを口にする。
まあ二人が飲んだのはコーヒーではなく、飲料のココアなのだが……。
それをキッカケに木場はチノからココアの話を聞き、そのお人好しな性格から「もしも見つけたら僕の方から連絡するよ」と約束する。この際にチノの名前も聞いた。
それとこれまた木場がお人好しなためか、サーヴァントに対しては基本警戒するようにとチノに注意もした。
「がんばれ、ライダー」
マコト兄ちゃんの心強い声援を胸に、木場は喫茶店を退出する
その表情は晴れやかで、希望に満ちているようだった
1364
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 18:21:31
>>1357
人知れず闇夜の中で戦闘するランサーとフォーリナー
テックランサーと正宗が超高速で何度も交わり、その度に火花が飛び交う
しかしこれは小競り合い、互いに手打ちを見せないまま戦いを続けていたが、
「そろそろ頃合いか」
「なんだ、そちらから仕掛けといてもうやめるのか」
ある程度して戦闘が一区切り付き互いに距離を置いたところで、フォーリナーは殺気を消して自らの獲物を消失させた
明らかに戦意を失った眼前のサーヴァントを見て、ランサーも少しの警戒を残しつつ攻撃の手を止めた
「聖杯戦争、そこに集う英霊16騎」
「果たして本当に英雄なる者達がこの地に集っているのか疑いもしたが、少なくとも一騎、確かに強者がいたという事を知れただけでも、今宵は収穫だった」
「それを言うならお前も超一流だ、まさかこの状態の俺に真っ向から立ち向かえる人間がいるなんて、想像もしなかった」
「人間、か……クククク」
「何故笑う」
「いや、なんでも。まだ聖杯戦争は序盤、互いに全力でぶつかるには早い」
「だから、今回はここまでだ。次にまた会える時を、楽しみにしている」
そう言ってフォーリナーは姿を消した
霊体化したサーヴァントでは気配を追うことは叶わない、ゆえにランサーもまたマスターのところに戻ることにした
1365
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 18:52:15
まりなちゃんやたらしっかりNPCの家族との触れ合いの描写されてたりジジに「なんか生臭い」って言って凍りつかせたりしてただけにグリーンゴブリン戦突入のシーンは落差がすごかったね
反乱狂で殺せと連呼するまりなちゃんを抱えて離脱しようとするけれどそこに現れたのは、ノーマンからの連絡で駆けつけた虎杖
そしてそんな両者を遠巻きに追跡するドッピオ
1366
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 19:45:00
夜に起きた爆破事件、ムー島では翌日早朝のうちに噂話や憲兵の不審人物注意の警告で知れ渡っていたが
レムリア島にいた主従も昼頃にはムー島からやってきた人々の口から知ることになったな
(文明レベルでラジオ・携帯などの電波関係は庶民まで普及していない、)
1367
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 23:05:44
シャアが宿屋で爆破テロの騒音を聞いた、つまりそれは宿屋の若おかみであるおっこも同じ事であった
突然のことで不安や恐怖を覚え、なおかつどのような状況なのが直接確認したいとも思うが、今自分がここを離れたら不自然に見えるかもしれない、何よりお客様がいるのに宿屋を空ける訳にもいかない!
ということでおっこは念話でライダー・木場さんに様子を見てきてほしいとお願いした
1368
:
名無しさん
:2022/02/13(日) 12:20:49
一先ず隣町の学校から自宅に帰ってきた胡桃と合流した明さん、そのまま街中をしばらく歩いていたが少し違和感を感じていた
まるで尾行されているような気配があったため、明さんは胡桃と共に一芝居を打って追跡者の正体を探り、その正体が複数の人(に見えるが実は人形)が周囲にいることに気付いた
※胡桃の自宅と学校は別々の街にあり通学している。また爆破テロの現場から離れた街であるため主従共に騒動に気付けなかった
※隠れ家探しをしてたフルネラ型が明さん達に気付いて数体が尾行した、ちなみに魔術師でもなくホムンクルス等を知らない二人なので人間だと勘違いしている
1369
:
名無しさん
:2022/02/13(日) 14:46:00
>>1365
現場に駆けつけた虎杖は物陰に隠れるノーマンと、錯乱状態で何か叫んでいる少女と、その子を抱えた女性のような存在を目にする
それは目視するだけで感じる程の異質感、脳からを危機感を呼び起こさせる、まるで特級呪物のような危険物、これが聖杯戦争におけるサーヴァントという存在、英霊の風格を間近にした虎杖は一瞬だけ硬直する
そして一瞬の間に逡巡する、このまま状況を放置するとあの少女に危険が迫るかもしれない、しかし今の自分では明らかに太刀打ちできないであろう実力差も計らずとも実感せざるを得ない
そうして数秒の間行動を取れぬ間に、目の前の女が少女を抱えたまま何処かへと飛び去ってしまった
虎杖は“出遅れた!”と感じ取りその後を追い掛けようとする衝動に駆られたが、すぐ目の前には怯えた様子のノーマンが“早くここから逃げよう!”と迫ってきた
またもや難しい選択に悩まされた虎杖は、仕方がなくノーマンと一緒に燃え盛る現場を離れていった
その時この時、彼らは一つだけ気付くことができなかった、退却したアーチャー達を追いかける一人の青年の存在を……
その後、爆発の現場に遅れてやって来た存在が2騎
屋根伝いに移動してきたバーサーカーと馬のような姿に変じたライダーである
2騎は互いにその存在を知覚したが、両者共に今現場に着いたばかりでありこの騒動には関わっていないことを理解した
そして両者共に様子を見に来ただけなので、互いに一瞥するだけですぐにその場を立ち去った
ただし戻る先を悟られないようにするため、2騎とも違う方向にある程度進んでから途中で霊体化するように慎重に行動した
(仮投下から最後の部分を修正、よくよく考えいて霊体化でよいと思い直した)
1370
:
名無しさん
:2022/02/13(日) 19:40:35
昨晩のテロ事件についてシャアは考える
エレンが到着した時には騒動の中心にいたと思われる人物や英霊はおらず、同じように様子見に来た英霊を一騎確認したのみ、大した収穫は得られなかった
その後、ホメロス司令の元に軍が戒厳令を敷いてより一層街はざわめいていた、今回の事件の原因は組織同士の抗争と発表されてそれらに対する厳しい取り締まりが強まっているが、些か軍のやりたい放題な気がする
これら一連の出来事に関して、ギャングや半グレ集団、軍部の対応の変化に聖杯戦争が関わっているのではと勘ぐったが――
それはともかく、今の自分は政治事を任された身であり、今日はレムリア島に赴いて様々な調整に入る予定であった
なのでムー島で引き続き調査するわけにはいかず、今は飛空挺の発着場で次の便を待っている他なかった
そして一隻の船が到着して乗船していた客が降り立つ所を眺めるシャアは、元気よく駆け出す一人の少年を目撃した
今日は木炭の配達のためにムー島にやってきた炭治郎はいつものように駆け足で街の中を巡っていた
そしていつもの配達の他にココアが探しているチノちゃんを探すべく聞き込みもしていたが、どうも以前来た時より街の様子が違うことに気付いた
そうして話を聞くうちに、昨夜は爆破テロ事件が発生してムー島全体で緊張感が高まっている事を知り、炭治郎は心の内で聖杯戦争が原因ではないかと感づいた
そして無辜の民の命を奪った悪い奴がいると思うとその暴走を止めたいとも思ったが、まだ情報が乏しくて探す手掛かりもない
仕方がなく炭治郎は配達を続けつつ、人捜しと情報収集のために奔走、またアサシンさんにも調べてもらうことにした
1371
:
名無しさん
:2022/02/13(日) 19:50:54
>>1348
>>1367
>>1369
さっきまで警戒し合ってた2騎が別れてすぐ同じ宿屋に帰って気付かない展開は真面目なシーンなのに読んでてなんかワロタ
1372
:
名無しさん
:2022/02/13(日) 19:53:48
レストランが爆破された翌日
バッターは爆破されたレストランに立ち寄った
マズルカは機能停止したフルネラ型や現場の解析などをしていた。
まだマスターバレしてないのと昼間のうちから白昼堂々仕掛けてくるリスクは低いと判断。
ただしある程度距離をとりながら人形兵を護衛につけている。
レストランの周囲には野次馬や警邏の兵士らしき者達がいた。
しかしサーヴァントに繋がりそうな手掛かりや怪しい人物が見つかる筈もなく、
食材や木材などを買って帰ろうとした時だった。
「息子を返してーっ!イケニエにするのはやめてーっ!」
グルグル巻きの複数の死体を運ぶ兵士たちに取りすがる老婆がいた
老婆の嘆願虚しく、兵士たちは突き飛ばされ尻もちをついた老婆を顧みず死体を運び去っていった
バッターは気の弱そうな線の細い野次馬に声をかけた
「あの死体をどこへ運ぶ?」
「・・・な・・・なんですかあなたは・・・」
「・・・・・・」
「あ・・・あの死体・・・いえ、あのご死体の・・・・ご遺族かなにかですか・・・・」
家族だ
友人だ
恋人だ
愛人だ
親の仇だ
ペットだ
|>赤の他人だ
「そ・・・そうですか・・・・えっとこういう時は・・・
ご心痛お察し申し上げます・・・私達にとってもあの方は赤の他人のような方でした・・・・」
「・・・・・」
「し・・・死体は防腐処理をして・・・カタコンベ(地下墓所)に置かれてます・・・。
普段は祭祀場で弔いをしてから海に捨てるんですけど・・・・」
「捨てるのか?」
「と、土地に限りがありますから・・・・お墓はあっても中は空っぽです・・・当然ですよ・・・」
ここでバッターのロールが「他の空島から来た根無し草の旅人」だと判明。
ロール時の島の記憶が殆ど無いため島の状況をよく知らない。
「生贄とはなんだ。」
「・・・・そ・・・・そんなことはしませんよ・・・・」
もうすぐ豊穣を祈る祭事が始まるんです・・・
神様をお迎えするのに祭事場を使いますから・・・
そこを死体で穢してしまうわけにはいかないんです・・・
もちろん死体は祭りが終わったら弔われます・・・
生贄なんて根も葉もない噂ですよ・・・そもそも死んでいるのに・・・
「一応キャスターに伝えておくか。」
【設定追加】
ムー島にはカタコンベ(地下墓所)がある。
祭りの時期が近づくと祭祀場を清浄に保つため、
その時期に発生した死体は防腐処理をして一時的にカタコンベに移される。
それ以外の時期の死体は祭祀場で供養した後、海に捨てられる。
まりなの両親の死体もここに運ばれた
1373
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 00:32:36
まさかチャッピーと名前が似てただけでまりなちゃんにティッピーが殺されるなんて…
これによってチノにも殺し合いの非日常に迷い込んでしまった恐怖が芽生えた
1374
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 04:28:08
二日目に日付が変わったあたりから街に戒厳令がしかれたことで取り締まりを図る軍とそれに抗議する住民との間で緊張が高まる
デモ隊と化した住民を軍が拘束し始めたことで暴動が起きて一日目とは打って変わって不穏な空気になったな
それを見て曇る木場とそれでもと励ますおっこ
「同じ人間同士でも争う……それでも共存できると思うかい?」
「はい! たしかに、どうしても納得できなくて、受け入れられなかったり、こわいと思ったりすることはあるんだと思います」
「でも――わたしは頑張ればなんとかなるって思うんです」
「それは、若おかみとしての経験かな? それとも、人じゃない家族がいたからかな?」
「うーん、両方です、たぶん!」
おっこがユーレイや鬼といっしょに暮らして、若おかみとして多くの人と関わってきたこと
そして明やマコト兄ちゃんとの対話から、自分がどうしたいのかを思い悩む木場は「関さんは良い子だね」と言い残して客室を出る
そして向かったのは、シャアの泊まる部屋
おっこから政治家の先生が泊まっていると聞いてNPCでもいいから相談しようと思ったのだが
「よう、昨日ぶりだな」
「この感じ……もしかして、あの時の。どうして、なんで、ここに……」
「決まってるだろ……お前と同じだよ」
ちょうどチェックアウトに向かっていたシャアを待つエレンがそこにいた
なおこの時エレンは内心同じ宿屋の中でサーヴァントが実体化したのを感じてものすごく驚いてたのだがなんとかごまかしていた
1375
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 04:38:35
>>1373
(ここまで接点が何もなかったのにいきなり赤の他人のペットを殺すのは唐突過ぎひん?各々の経緯もなにもなくて無理がある、取り下げを所望する)
1376
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 06:12:05
>>1374
木場とエレンの二人は互いに戦意を見せることはなく、その場は少しだけの会話ですぐに別れることとなったな
ちなみに、木場が「相容れぬ者同士でも共存できるか」という問いに対してエレンは「それは無理だ」みたいに返していただろう
ここまで共存の道を語れたサーヴァントばかりだったから、ここで始めて違う思想に出会うことになる
1377
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 07:52:36
元の世界の夫婦仲が崩壊した両親とこの世界の幸せだったのに殺された両親が重なって
なんでどっちの世界の両親も同じような不幸な目に遭うのか
なんで何も悪くない自分がこんな目に遭わないといけないのか
そもそも世界が違うってことは本当にこの両親は自分の両親だったのか自分は自分なのか
とか考えているうちに
元の世界で家庭が滅茶苦茶になっているからこの世界でも滅茶苦茶になったんじゃないか
→自分と両親がこの世界にいるように、元の世界の久世しずかやしずかの母親に対応するような存在がこの世界にもいてそいつのせいなんじゃないか
みたいな事を(年齢故に明瞭に言語化はできてないものの)考えてながらふらふらと街を歩いているうちにティッピーと一緒にいる幸せそう(に見える)チノを見た途端
元世界のチャッピーとしずかちゃんに重なって妄想が自分の中で確信に変わってしまったんや
1378
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 08:26:46
>>1377
あとたまたま通行人の「おっ喫茶店の看板娘のチノちゃんとティッピーだ」「かわいいなあ。つい通っちゃうよ。」
みたいななんでもない会話を脳内フィルターでしずかの母親のように男に媚を売って金を稼いでるイメージに変換してしまったんだよな
1379
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 11:35:47
翌日ココアの家のパン屋を訪れる春花
この時カイトもカイムも街の偵察に出ててまた互いがマスターだと気づくことながなかったけど、この聖杯戦争こんな感じのすれ違いがちょくちょく起こるよね
炭治郎がイーサンとニアミスしたり、木場とエレンがたまたま合わずにテロ現場行ったあと宿屋で鉢合わせたり、チノちゃんがまりなちゃんから淫売の娘呼ばわりされたり
1380
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 11:49:22
>>1369
のあと、騒ぐまりなを峰打ちで黙らせたジゼルは、ひとまずまりなの家に入り彼女を寝かせて置いた
そしてこれからどう動くか、精神状態が危ういマスターにどう話をつけるか思案して
『真紅の帝王(キング・クリムゾン)ッ!!』
ジゼルは血飛沫のようなもので視界を潰しされてしまい、続けざまに強力なパンチを腹に食らい、壁を突き破って外へ吹っ飛ばされた
数秒ほどはダメージにより身体を動かせず頭も混乱していたジゼルだが、無防備であるマスターの身を案じてすぐさま元の場所に戻った
だが、すでに彼女の姿は家のどこにもなかった……
まりなはゆっくりと目を覚ますと、照明が乏しい薄暗い空間にて寝そべっていることを認識した
直後、綺麗な女性が顔を覗かせて「私は医者よ」と自己紹介を受けた後にまりなは気付く、起き上がれない、手足を拘束されている、ほぼ裸の状態で異様な空気を感じ取れる
今自分がどうなっているのか不安になり、顔を少しだけ上げてみてーーー『自分の腹部を小さく切開されている状態』であることを見てしまった
「ねぇ、あなた、マスターよね。私も聖杯戦争の参加者だから、本来は貴女を殺すのがセオリーかもしれないけど」
「でも、まだ貴女達には利用価値がありそうだし、まだ殺さないでおく」
「それで、今から私の言うことを聞いて欲しいんだけど、断ったら死んでもらうわ」
「ねっ、簡単なことでしょ。それじゃあ、今から私が言うように令呪二画を使いなさい」
「一つは、私とアサシンに危害を加えてはならない」
「もう一つは、私とアサシンの命令に従いなさい」
もはや選択の余地はなかった
自分の命を握られた極限状態では小学生のまりなに冷静な判断などできるはずもなく、生への渇望が頭を支配して医者の指示通りに念じてしまった
その後、切開された傷口を医者によって縫合されて何処かに連れ出された
不思議と術後なのに傷が痛むことはないが、今のまりなにそのような感覚を正確に理解することはできてない
到着した建物を目印としてアーチャーを呼び出すように指示され、その数分後にアーチャーが到着、アーチャーは医者とアサシンの幽波紋を視認・認識して主従共に彼女達の操り人形になってしまったことに歯噛みする
そして医者から幾つかの指示を受けた後にまりな達は解放された、その頃には朝日がすでに昇っている時間であった
活気が出てくる街中をまりなはトボトボと歩いて行き、
>>1377
や
>>1378
に繋がっていく
それと、医者はまりなの体を弄った際に一つの仕掛けを施していた
傷を治療したように見えるが、時間が経てば死に至るある種の時限爆弾を
彼女達にしてみればまりな達はちょうどいい手駒であり、アサシンに変わって直接戦闘を任せたり囮になってもらうつもりである
もし駒として有用ならばその時限装置を延命するのもよいが、そうでなければ簡単に切り捨てるつもりであった
1381
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 11:49:48
>>1377
(チノにはマコト兄ちゃんがついてるはずだけど殺せるかな?ティッピーだけがいる隙を狙って殺したとか?)
1382
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 12:48:36
>>1381
(まだ殺してないよ)
1383
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 14:34:54
(
>>1373
とごっちゃになってた、申し訳ない)
1384
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 15:52:29
レムリア島に辿り着いたシャアは軍事基地に赴き、クルーゼ隊長と接見する
その時仮面が気になったのだが、断りなく深く詮索するのはよしとせず言葉を交える
軍事基地に隣接する学校にて、ピーターは晴れぬ気持ちのまま授業に参加している
合間の休み時間に同級生が喋っていた、ムー島でテロ事件があったことを、緑の悪魔を見たという噂を
イーサンはランサーと別々に別れて軍事基地の一施設にて仕事に励む
昨晩のサーヴァントとの交戦、ムー島での事件と、争いが徐々に迫ってる危機感を抱きながら
そして、いつも通りの日常を演じている彼らのすぐ傍に、新たなる悪意が近寄っている
1385
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 17:17:56
(チノ関係がイマイチ理解出来ないけど
>>1373
は通しなの?それともまだティッピーは殺されてなくて敵視されてるだけ?)
1386
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 20:22:33
>>1385
(
>>1377
および
>>1378
で補足されたのでティッピー殺しは通しで。)
1387
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 20:29:16
(タコピー未把握だからわからないけどマコト兄ちゃん居るのにどうやって殺したの?ティッピーだけがいる時を狙って殺したって解釈でいいのだろうか?)
1388
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 21:34:46
(ティッピー殺したの下りはカットでお願いします。(仮投下スレ参照))
ただまりなチャンがティッピーと一緒のチノちゃんを見てイラっとした流れはそのままでいいかと思います
(それが危害を加えるほどの「敵意」に発展するかそれとも今後接点が特にないかは流れ次第で無理に回収しなくていいです)
1389
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 23:24:24
ついに二日目の午後には暴徒化した民衆が暴動起こしたけど、これは相馬達に取っては予想外の動きになったな
拘束された家族を取り返そうと軍事基地に向かったことで軍隊は街から撤退して他の街から応援が来るまで籠城することに
あれよあれよという間に基地に百人以上の兵が戻り基地の周りには数千人規模の暴徒
だがそれを逆に利用して街の銀行や武器点を半グレが襲撃、取り締まる人間がいない街に一気に略奪をかけた
1390
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 23:28:02
>>1379
相馬&レジィの半グレ集団は軍事基地を襲うにあたり、軍人達の戦力を削減するために陽動部隊を街中に送って暴れさせていた
その余波がココアや春花にまで迫り襲われそうになるが、そこでアーチャーおよびセイバーが現われてマスターを救出&陽動部隊の一部を撃退するんだよな
そして同時に、ココアと春花が互いにマスターであることがバレてしまうが
1391
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 23:43:00
(ココアと春花がいるのはレムリア島だぜ)
1392
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 23:49:43
(ん?どこかおかしいか?)
1393
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 23:55:53
(テロが起こって戒厳令出たのムー島
>>1302
>>1349
)
1394
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 01:01:04
(テロ翌日の夜)
虎杖とノーマンは流石にテロ翌日ということもあり、他のサーヴァントを警戒して一緒に行動していた。
といってもノーマン(ゴブリン)にはすぐにノーマンとして離脱した自分が見つかるようなヘマはしていないから見つかりはしないだろうと思っていた。
虎杖は昨日のような事件が発生するのではないかと夜道を進む。隣にその犯人がいるとは知らないまま。
しかし、そんな2人をマズルカとバッターが襲撃した。
これはノーマン(ゴブリン)の行動が原因でバレたのではない。
レストランへとダッシュで向かっていた虎杖、彼は魔術で隠匿されていた馬車小屋の傍を通り過ぎていたのだ。
虎杖の中に「何かのとんでもない邪悪な魂」がいる事に気付いたマズルカは強く警戒。
この天空都市の人間ではない異質な存在を内包する、聖杯戦争関係の人間だと判断した。
そして虎杖を襲撃するチャンスをフルネラ型や人形兵を通して窺っていたのだった。
この時点ではノーマンが何者なのかは分かっていなかった。
マスターなら襲撃によってサーヴァントを呼び出すと考えたうえで多数の人形兵で襲撃を行った。
マズルカ達の目論見通り、グリーンゴブリンはノーマンの人格を乗っ取りサーヴァントとして戦闘を開始する。
しかしテロ事件の時に使ったような姿を見せるわけにはいかない。
内部のグリーンゴブリンの人格は宿儺という誤算に自分の計画が崩され窮地にハマってしまったことを憤る。
しかし天才的な頭脳は戦闘の最中でもマズルカ達の戦闘パターンを分析し、
「マスターは足止め程度に留めてサーヴァントを狙う」という癖を感じ取る。
こいつは甘ちゃんの可能性があるな、と考えたグリーンゴブリンは行動を決める
一か八か、最悪虎杖が死んでも自分は単独行動のスキルでしばらくは現界が可能。
サーヴァントの自分が敵を引き付けるから遠くへ!と言って虎杖と離れる。
一緒に戦おうとする虎杖だがそれを足止めするのはバッターと数体の人形兵。
距離を稼いだグリーンゴブリンは緑色の装備を実体化させてフルで戦闘を始めた。
マズルカは当初バッターを戦闘に出す案には渋ったが、
おそらくサーヴァント以下としても並みの人間を超えるであろう虎杖と、
いるかもしれないサーヴァントとの闘いではマズルカの人形兵を全力で当てるべきだという
バッターの意見を認め、場合によっては虎杖の力量を見極めて足止めし、現れるだろうサーヴァントを撃破するという作戦を立てた。
ここでざっくりと各々の戦闘力(単純な暴力)を雑に数値化する
虎杖:バッター:人形兵の戦力差は6:3:1といったところ(あくまでイメージ)だった。
マズルカは念には念を入れて虎杖の足止めに10体の人形を差し向けるつもりだった。
バッターは自分と3体程度の人形兵で虎杖を足止めしていた。
各々は虎杖の超人的な力に一歩及ばずとも、数の有利。人形兵の連携とバッターの剛腕で戦闘は優位に進められた
しかし虎杖は活路を見出す
(この兵隊(呪骸か?)、特に野球選手みたいなヤツは他の3倍強い!
だけどコイツが攻めに転じる時、他のヤツらの連携が一瞬乱れる!)
人形兵ではないバッターは力が強くても人形兵の完璧な連携の前では異物。
バッターが攻撃に転じた時にカウンターで猛攻をかけて逆に攻勢に転じ、バッターに一撃を入れた。
一方、グリーンゴブリンの方は追いつめられていた。
襲撃者がマスターより自分を重点的に狙う甘ちゃん(もしくはそういう戦略か制限なのか)の方針故に
虎杖はなんとか死ぬことなく自分の魔力は尽きていない。
しかし引き付けることになった敵の数が多い。20体以上の人形兵が自分を攻撃してくる。
一体一体が雑魚だと分析したまでは正しかったが連携の高さまでは想定外だった。
機関銃や爆弾で翻弄してなんとか凌いでいるものの、グライダーで逃げようとしても射手の猛攻撃でままならない。
いざとなれば虎杖を見捨てて自分だけ離脱すればいいと楽観視していたがその隙も最早無い。
重ね重ね自らの策に溺れプライドがズタズタだが絶体絶命のグリーンゴブリンに打つ手はないと思われた。
しかしそこに新たな乱入者の人形が現れる
『骸人形(バンビエッタ・バスターバイン)』
爆撃(The Explode)の能力で周囲が爆炎に包まれる。
人形兵を多数損耗し、グリーンゴブリンは九死に一生を得る。
思わぬ乱入者の出現で逆に窮地に陥ったマズルカはバッターの不利な状況も鑑みて爆発に紛れるように撤退した。
バンビエッタは実体化してるうちに虎杖に対して、
まりなが医者とアサシン(ディアボロ)の主従に命を握られ脅されていることを告げて助力を求める。
ジゼルはクインシーとしての霊子の知覚能力から虎杖がマスターであることや
お人よしの性格であることを見抜き、自分は動けないのでこっそりバンビエッタを介して焚きつけてアサシンを排除するよう利用できないか考えたのだ。
(流石に虎杖のサーヴァントがグリーンゴブリンだとは思っていなかったが)
グリーンゴブリンは直感からこいつはクセェー!なゲス同士のシンパシーをバンビエッタの「持ち主」に感じていたが
せっかくなのでこの状況に乗ることにした。
虎杖の判断は…。
虎杖&グリーンゴブリン : 消耗(大)
バッター&マズルカ : 消耗(大)。人形大量損耗(修理は可)
ジゼル・ジュエル&まりな :消耗はそこまでない。医者&ディアボロの支配下で自由に動きにくい状況
「材木にも劣る脳味噌を所持する操り人形くん。
君の唯一の輝かしい野蛮な長所が活かせないのなら、もはや存在する意味すらないぞ?」
「…黙れ、ジャッジ。」
馬車小屋で休息をとるバッター。
歯並びの悪い猫の声が聞こえた気がしたが、それはバッターの幻聴に過ぎない。
「自ら志願し足を引っ張りこの体たらくか…。」
バッターは自らが今回足手まといになってしまったことを実感した。
虎杖との戦闘の結果もだが、マズルカが宝具『魔女ノ旅団撃』を放たなかったのは
おそらく自分を巻き込むリスクがあったからだろう。
「使命を果たす。そのためには…」バッターはかつてないほど悩むのだった。
一方、マズルカは負けたもののバッターの力を見て、人形兵が多数損耗したこともあり、
バッターの力も重要になると考えた。
そしてバッターのバットや破壊された人形兵の素材などを組み合わせて威力が増す強力な武器「マズルカのバット」を錬成した。
1395
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 02:08:02
(
>>1389
は矛盾している、
>>1393
の言うように戒厳令が発令されたのはムー島であり、相馬達の半グレ集団がいるレムリア島では戒厳令が敷かれているとは言及されていない)
(
>>1390
に矛盾はない、ココアと春花、半グレ集団はレムリア島で生活・活動している。
>>1391
には
>>1389
と
>>1390
は連動しているように見えたのかな?)
1396
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 07:46:46
>>1368
その後、尾行していた人間(人形)を引っ捕らえた明さんと胡桃
何故尾行していたのか、お前達の裏に誰がいるのか聞きだそうとするが、その最中にキャスター・マズルカが現われて非礼と説明をする
そしてマズルカから同盟を結ばないかと提案され、それなりに警戒しつつも胡桃や明さんは了承する
その後に少しだけ情報交換をして別れることになったが、キャスターからゾンビ使いの話を聞いたときに胡桃が少し反応していたな
※念のため付けると、この場面の時系列は爆破テロ事件と大体同じである
1397
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 08:10:23
>>1380
ちなみにだが、アーチャー陣営を手中に収めた医者&アサシンは以下の情報を入手したな
①昨日の爆破テロ事件の実行犯は空を飛ぶ緑の怪人であり、すぐに姿をくらました(これはドッピオも目撃している)
②人間の姿をした人形が街中にいて何かを探っている
一つ目についてはアサシンみたいに正体を隠匿するサーヴァントがいると推定して警戒感を抱く医者&アサシン
二つ目もアサシンの隠密行動を邪魔する存在であり、また知らぬところで探られるのも困る存在である
なので当面は緑の怪人および人形使いの調査および排除する(あるいは傘下に治める)方針をとり、弓陣営にも調査と交戦を命じたな
1398
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 08:25:20
(相馬の半グレはムー島でも情報収集していて
>>1303
、その規模はギャングとひと悶着起こせる規模はある
>>1344
、そして両島の往来は可能で相馬の摘発には至っていない
>>1355
)
(レムリア島側の軍隊がムー島に派遣される可能性があるのなら、陽動部隊をレムリア島で暴れさせることは戦力をレムリア島側に拘束してしまって不自然だし、派遣されそうにないなら、軍の警備に隙が生じていないのに街で暴れることになる)
(つまり相馬が仕掛けるのがレムリア島というのは不自然だ。レムリア島が手薄になった語りか、もしくは手駒を使い潰す語りがほしい。それよりはムー島で仕掛ける気で動いていた方がより自然だと思う)
1399
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 08:37:31
たっくんが無愛想すぎてピーターを気にかけながらもかける言葉が見つからないの好き
炭治郎を啓太郎と重ねてアイツなら、って思うけど同時に雲雀を草加と重ねて渋い顔になるところとか
1400
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 09:24:27
>>1398
(
>>1390
の修正案を仮投下スレに出したので確認お願いします)
1401
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 11:32:12
本スレ
>>1398
の指摘を受けて
>>1390
を以下のように修正
>>1379
相馬&レジィの半グレ集団はレムリア島の軍事基地を襲うにあたり、軍事基地の戦力削減やムー島の軍事出動を遅らせるために陽動部隊を用意して両島の街中で暴れさせることにした
レムリア島の至るところで騒動が起きれば軍事基地の連中も鎮圧のために人員を割かなければならず基地の防御が薄くなる、そしてムー島からの派遣軍が遅れてやってくるまでに武器兵器の『契約書』を手に入れば半グレ組織も戦力の大幅増強ができ対抗手段が生まれる
そのために相馬はムー島への伝令役を朝のうちに送り出し、タイミングを合せて両島での陽動作戦を実行、レムリア島の軍事基地が手薄になったところで本隊による襲撃を計画していた
(ちなみに昨晩のテロ騒動で湾港部や関所で所持品などの検査が厳しくなったので伝令役には武器を持たせずに通過しやすい奴らを送り込んだ、伝令役の武器は現地支部に保管してある物か調達するようになる)
そして陽動作戦が実行され、レムリア島の街中で暴虐や略奪、さらには島内に潜伏していたギャング達との抗争が始まる
その余波がココアや春花にまで迫り襲われそうになるが、そこでアーチャーおよびセイバーが現われてマスターを救出&陽動部隊の一部を撃退するんだよな
そして同時に、ココアと春花が互いにマスターであることがバレてしまうが
1402
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 19:40:07
マスターを救ったカイトとカイムは陽動部隊の一部をを撃退した後にお互い睨み合うが、この状況ではマスターも危険なので両者戦わずに撤退する
カイトはグライダーに変形したオービタルでココアを連れ出すが、せっかく仲良くなれた春花がマスターだったことにココアはショックを受けていた
その姿はかつての友、シャークと命懸けで戦うことになった遊馬と重なる
だからカイトは遊馬がよく口にしていた「かっとビング」の精神をココアに教えるのだった
1403
:
名無しさん
:2022/02/16(水) 00:30:10
一方で春花もココアがマスターだった事に少なからずショックを受けていたな
聖杯を手に入れるにはココアと敵対するしかなく、場合によっては殺さねばならない
自分の家族を焼き殺したクラスメイト達と違い、心を許せる相手にそれが出来るのかと暫し悩むが…
「……」
「…………うん、分かってるよセイバー。しょーちゃん達を助けるには、それしかないから」
同じく復讐者であるカイムと視線を交わし、ややあって覚悟を決めたように頷いた
1404
:
名無しさん
:2022/02/16(水) 09:29:46
チノに歪んだ憎悪を向けるまりなは彼女を貶めようと考える
そして一つの閃きが思い浮かび、アーチャーに念話で連絡する
身支度を終えて家を出たチノは真っ直ぐ喫茶店へと出勤する
だが店の目の前で喫茶店の店主と男数人が揉めている姿を目撃する
何事かと思い少し怖がりながらも近づき事情を聞こうとするチノ
だがそれに気付いた男達がチノに向かって走り出し、店主が逃げろと叫んだ
実はチノが家にいる間、喫茶店がまだ開店する前にアーチャーが喫茶店に侵入して、昨日捕まえたギャングを死体として店内に置いてきていた
その後機を窺ってまりなが憲兵に話しかけてこう伝える、「あの喫茶店のチノという名前の少女は昨日の爆破テロ事件に関わっているらしい、それにあの店にはギャングがよく来ているって噂を聞いた」っと
さすがに子供の出鱈目だと信じようとしない憲兵達であったが、直後に店の開店準備にやってきた店主の悲鳴が聞こえ、駆けつけた憲兵達もギャングの死体を目撃する
そして先程の噂がにわかに真実味を増したことで憲兵達もチノを疑いはじめ、通報者であるまりなは姿をくらました
1405
:
名無しさん
:2022/02/16(水) 10:31:09
喫茶店の領収書でコーヒータイムをするレジィ
相馬にハーブティーや羊羹もあるがどうだ?と勧めてくだらんことに霊力を使うなと渋い顔されてた
1406
:
名無しさん
:2022/02/16(水) 13:06:52
>>1394
戦闘が長引いてしまったためこの戦いの戦闘音を聞きつけてやってきた憲兵隊に虎杖組とバンビエッタは見咎められてしまった(バッター組は隠匿された拠点に早々と撤退したためバレなかった)
グリーンゴブリン(既にノーマンに戻っている)はマスターが側にいるため兵を皆殺しにして口封じすることもできないので渋々撤退を選ぶことに
1407
:
名無しさん
:2022/02/16(水) 21:50:58
シャアとクルーゼが話し合いをする最中、慌てた様子の兵士が現われてクルーゼに緊急の報告があることを伝える
席から少し離れたクルーゼは部下の報告を聞き、指示を出して部下を送り出した
「何か問題でも発生したのかな、クルーゼ隊長?」
「…貴方になら語っても良いでしょう、シャア事務次官。そのとおり、実は今街の数カ所で暴漢達が暴れているようです」
「なに、昨日の爆破テロに続いて、今日もか!?」
「その二つに因果があるかは何とも言えませんが……とにかくこの基地から鎮圧部隊を出動させ、速やかに対処しましょう」
1408
:
名無しさん
:2022/02/16(水) 23:56:43
>>1404
上機嫌の時なら快く悪趣味なお願い聞いてやったかもしれないけど
状況が状況なのにこんな目立つ事をさせようとするまりなちゃんにキレるジゼルだったけど
「最後の令呪でおちんちん潰しちゃうよ?」
(このクソガキ…ッ!!!!)
1409
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 01:18:30
>>1321
1410
いきばをなくし
1410
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 01:20:04
(間違った、ごめん)
1411
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 07:40:46
爆破テロ事件が起きた翌日の午前、憲兵が敷地内に駐在する戒厳令下の学校に登校する虎杖を胡桃は密かに観察していた
昨晩、キャスターと同盟を結んだ胡桃は彼女からリアルタイムな情報を貰っていた
一つは隣町で爆破テロが発生していたこと、もう一つは虎杖から不穏な気配を感じてマスターではないかと疑っていること
仲の良いあいつが実はマスターなのではという疑惑にも少し動揺を覚えた胡桃は、次の日の学校にて彼が何かしらの素振りを見せないかと注目していた
本当なら本人に直接聞いて自分の素性も明かすのが一番手っ取り早いが、さすがに今のこの関係を崩して前に進む程の勇気は持てなかった
結局、サーヴァントと直接接触する場面か令呪を宿しているのを見なければマスターであるかどうかは判別できないのだが…
「なんだよ胡桃、今日俺のことばっか見てねーか?」
「うーん、べつにー」
(…明さんに見てもらった方がいいかな、これ)
※念のため、
>>1394
の前の話なので虎杖達はマズルカ達に襲撃されていないしまりなのことをを知らないです
1412
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 09:02:57
兵士に追われるチノは霊体化したマコト兄ちゃんに励まされながら逃げる
その途中に炭治郎と出会う。炭治郎はチノの名前も聞かずに事態を把握できずとも
とりあえずチノを兵士の目から隠してやる
しかし兵士の数は多く追っての手が迫る
そこに屋内に2人を引き込む住人が。
屋内に2人を引き込んでかくまったモブ住人は兵士に追われる2人が生贄にされると思ったらしい
要約するとこの島の祭りはたいていは普通の祭りだが数十年に一度になぜか人が多く死んだり事件が起こる年があり
その時には裏で兵士の一部やならず者が人狩りをしたり島内で軽微な罪で捕まったものが獄中で死んだり処刑されたり、
島外から人が連れ込まれてどこかに連れていかれるのを見た人がいたりときな臭いらしい
ちなみにギャングと半グレについてだが
ギャングには最近ディアボロという姿を見せないボスが支配してるすごくワルのギャングとレストランをシマにしてたようなマシなギャングがいて
半グレはすごくワルのギャングと手を組んで人身売買をやってるという噂らしい
1413
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 10:44:09
(
>>1404
の直後、
>>1412
の前)
憲兵二人が突如として自分に迫り寄り、店主から逃げろと言われ、元々怯えていたチノはどうすればいいか分からずその場に硬直してしまった
これはマズイと感じたマコトは実体化して憲兵達の足を払うことで転倒させて、チノの手を取ってその場から逃げることにした
できれば人の往来がある場所で目立つ行為はやりたくなかったマコトだが、この時はマスターの危機を回避するためにやむを得ず行動に移したのだった
逃げながらマコトは憲兵の追跡の他にこの原因を作った犯人、および他のサーヴァントによる追跡や追撃がないか強く警戒する
ちなみにチノとマコトが逃げた後に喫茶店の店主が憲兵達に拘束されて連行される
さらにこの件はホメロス司令に報告され、突如と表れた男と逃げた少女がマスターとサーヴァントではないかと検討を付けていた
1414
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 11:01:07
軍事基地の敷地内にいたイーサンも半グレ集団の組織的基地襲撃に巻き込まれていたな
自衛のために工具だったり銃を使ったが、この世界だと単発式の鉄砲ばかりでハンドガンとかに慣れていたイーサンは悪態をつきながら奮闘する
それでもゴロツキ共の勢いが強くて自衛が間に合わなさそうな時に、なんとスパイダーマンが現れて暴漢達を撃退してイーサンを救ったな
その直後にDボゥイも合流してスパイダーマンは去っていった
(ちなみにだがゴロツキ程度ならDボゥイでも対処可能であり、「無力の殻」によって鯖であることをピーターに露見していない)
一方、軍事基地が本格的に襲撃を受けた際にシャアは非常用避難通路を移動していた
来賓に不測の事態があってはならないとクルーゼが部下数人を護衛に付けて指示したことであり、シャアもその場の流れに合わせて避難することにした
だが、避難の最中に半グレ集団と遭遇してしまい応戦した兵士達がやられてしまう
そのままシャアにも襲い掛かる暴漢達だったが、そこでエレンが割って入り、敵の数の多さもあって巨人化する
1415
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 11:09:17
かくまわれたタイミングで初めて炭治郎は目の前のチノちゃんがココアの探していた相手だと気づくれど、さすがにレムリア島に連れて行くことはできないのが辛いところ
炭を運ぶ仕事だから戒厳令下でもムー島に簡単に入れて町中を歩けるけれどふつうはそうはいかない
ましてやお尋ね者ならなおさらで、近くの家々への聞き込みからこの家を特定される恐れも高まっていく
やむなく炭治郎は一度レムリア島に戻ってココアに相談して翌日なんとかチノちゃんを密出島させて、その間チノちゃんは変装してどこかの宿屋にでも止まることになったのだが……
(温泉と花の匂いでわかりにくいけれど、この臭いは鬼か? 違う、でもなんだろう、似ている……動物を燃した灰みたいな……)
「あの、どうされました?」
「あ、いえ。この辺りで宿をとろうと思っているんですけれど、なかなか見つからなくて。」
「まあ! それならうちへどうぞ。」
臭いを追って出会ったのはおっこだった
1416
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 11:26:12
>>1415
チノと木場が知り合いになっていたから宿屋に匿うのもスムーズにいったな
ちなみにこの時はマコトも実体化して会話に入っていたが炭治郎は一気に2騎も現われて面を喰らっていたな(雲雀はその時外で斥候していたし)
1417
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 12:14:38
>>1401
レムリア島とほぼ同時にムー島でも相馬の半グレ集団による暴動が発生
混乱が起こるも戒厳令下で厳戒態勢を敷いていたことが功を奏してレムリア側ほどの被害は出ずに程なく軍によって暴動は鎮圧
ホメロス司令は戒厳令に不満のある民衆に対して改めてその必要性を強調するとともにレムリア島に救援部隊を送ることを発表する
その目的は今回の一件でレムリア側に恩を売りムー側の軍をレムリアにも動かせる口実をつけるためである
1418
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 16:22:00
雲雀はテロ事件の情報収集をする際、原作みたいに街の不良達をまとめ上げてるんだよね
雲雀本人にテロ事件を調査する能力自体は一切ないが、情報収集では数が即ち強さとなる。
そして雲雀の元に次々と情報が集まっていく…
1419
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 17:07:15
>>1414
進撃の巨人が目の前に現われたことでその場にいた半グレの一団も身が竦み、怯え、腰を抜かすか這うように逃げるかの二択となったが、結局はバーサーカーによって駆逐された
「さすが…荒ぶる巨人、バーサーカーと言ったところか」
(マスター、サーヴァントの気配が複数ある。少なくとも表の奴らには補足されただろう。とにかく、これから打って出る)
「……やむを得ない、か。分かった、私は安全な所に避難する。お前も無理するな、バーサーカー」
(ああ)
一方、軍事基地の至る処で戦闘が発生する中、スパイダーマンとファイズは暴徒達を無力化するために各所を奔走していた
最初は暴動騒ぎに対して色々と悩みながらも傷付き人が死ぬのを止めたいと思ったピーターがライダーに頼み、各々でこの騒動の鎮圧に奮闘していたのだ
この二人の行動である程度戦況が変わり劣勢となった半グレ集団が退却を考え始めた頃、突如として現われた巨人に皆の目が奪われて喧噪が一瞬だけ止まった
そして巨人はファイズに向かって走り出し、その息の根を止めるべく圧倒的な破壊を振りまき始めた
1420
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 17:46:32
アサシン達の指示に従わざる負えないジゼルは渋々緑の怪人と人形使いの手掛かりを探していたが、その途中で気が狂ったマスターの無駄な指示(
>>1404
、
>>1408
)によりかなりのフラストレーションが溜まっていた
しかし喫茶店から遠く離れた高所からアーチャーとしての視力でもって事の顛末を見ていたら標的を守るように英霊が現われた、この思わぬ所から魚が釣れた事にはジゼルも驚きを隠せなかった
なんとも言えない気分になりながらもジゼルは気配が感知されにくい遠くから追尾することを一瞬考えたが、そこへ医者が現われて彼の思考に待ったを掛けた
彼女は隠れていた主従を見つけた事を褒めて使わしつつ、アーチャーには引き続き調査を続けるように指示、追って連絡すると言い残して姿を消した
一方、ドッピオは逃げた少女を巧みに追跡していた
最初はアーチャー達の監視をしていたのだが、喫茶店に死体を置いていくという行動を取った時には怪訝に感じ、そのうちマスターらしき少女を窮地に貶めてサーヴァントの有無を確認するための作戦である、ということを理解した
そのためディアボロは医者を弓兵の元に向かわせ、ドッピオに喫茶店の少女を追跡するように指示を出し、最終的に宿屋に逃げ込むのを確認して2騎のサーヴァントが存在することを把握した
その後この状況をどうするかボスと医者は協議し、夜になったらアーチャーを囮に2騎の英霊を表におびき出してその隙にマスター暗殺を試みる作戦を練り上げる
1421
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 19:16:45
>>1414
レジィの宝具で武装しているとはいえライフルや爆弾の他は剣とかの武器がせいぜいだったのが半グレの限界だな
少人数のグループで町を警戒している兵隊は殺せて略奪できても本格的な基地となるとさすがに苦しい
とはいえマスターを殺すには充分な量と質で、シャアを守るために立体機動装置での戦闘を封じられたエレンなんかは巨人化に追い詰められたんだが、さすがにスパイダーマンとなると話が別か
1422
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 19:27:26
レムリア島での半グレ集団の暴動は被害甚大ながらも統率された軍によって確実に鎮圧されつつあった
じきに収まるとクルーゼは判断していたが、基地内に侵入者が入り込んだらしい
どうやら警報も間もなく衛兵が手際よく殺されているようだったが、一流の軍事と武人の勘でもって
クルーゼ&セフィロスは侵入者の進路に先回りする。
「おやおや、マイッタね。コッソリお邪魔したつもりなんだが。
軍の役職持ちのマスターなんて反則じゃないかい?」
今まさに軍の契約書関係が置かれている部屋に入ろうとしていたのは過去の呪術師レジィ・スター
相手の目的が契約書と知っているわけではないクルーゼ達は意図を掴みかねるが、意図が掴めないからこそこの場で何かをする前に叩き潰すと即断。
レジィもここでまで来て引き下がって万一狙いを悟られ契約書を破棄されるわけにはいかない
軍事基地内での戦闘が始まった。
(レジィのマスターの相馬和樹もいるかは今後の語り次第)
1423
:
名無しさん
:2022/02/17(木) 22:08:08
雲雀の配下となった不良達の中には事件に巻き込まれたギャングと繋がりがある者も居た。
彼は爆破テロからなんとか生き延びたギャングから「突然爆弾のようなものが投げ込まれて、気付いたら大惨事になっていた」ということを聞かされる
ギャングと繋がりのある不良は街で最強の不良である雲雀に対する忠誠心。そしてなによりも自分の親しい者を傷付けられたことに怒り、それでも自分ではどうしようも出来ないから雲雀に情報を渡し、犯人を倒して欲しいと頼み込む。
不良の必死の形相はどう見ても演技などではなく、この事件は何か裏があると雲雀は確信する。
「いいよ。その小動物は僕が咬み殺す」
雲雀はそれだけ返事をすると、炭治郎の居る場所へ帰還した。
「アサシンさん!」
「事件の真相がわかったよ、小動物」
それからマコト兄ちゃん、チノ、木場、おっこも交えて自分の入手した情報を炭治郎に聞かせる。
雲雀からしてみたら他のサーヴァントと戦う絶好の機会であったが、炭治郎の揺るがぬ信念に免じて今は後回しにする。
なにより炭治郎ならば爆弾を投げ込んだ小動物に立ち向かう『覚悟』があると雲雀は信用していた
1424
:
名無しさん
:2022/02/18(金) 01:17:02
暴動の時のマズルカ組だが、虎杖襲撃による人形損失やフルネラ型数体喪失、バッターの武器錬成、休息などがあり
暴動とは無縁な人の少ない閑静な場所に引っ込んでいた。
フルネラ型も全て人の多い場所からは引き揚げている。
これはこの世界と、マズルカが若い頃の民衆による魔女への迫害があった中世的な世界が近い雰囲気を持っており、
(補足すると王宮お抱え魔女がいたり箔をつけるために魔女と結婚する領主などもいたりはしたが)
長い人生経験から集団パニックの恐ろしさを知っていたからだった。
ただの暴動に巻き込まれてフルネラ型が破壊され、大袈裟でもなくパニックより少女狩りのような事態が起こる可能性さえあると考えていた。
そういうわけで軍と半グレがドンパチやっている間、マズルカ達は馬車小屋でおイモたっぷりのポトフをモグモグしていたのだった。
1425
:
名無しさん
:2022/02/18(金) 01:40:33
>>1415
当時の読み手から「箱に入れて背負えよ」言われてちょっとワロタ
1426
:
名無しさん
:2022/02/18(金) 06:05:25
>>1424
(半グレ集団の暴動は二日目の日中で虎杖への強襲は二日目の夜だから、暴動時には虎杖関係は発生してないと思う)
1427
:
名無しさん
:2022/02/18(金) 08:47:17
>>1426
(そうなのか、、、なら人形損耗関係はカットで集団パニックから距離をとってた部分だけで。)
1428
:
名無しさん
:2022/02/18(金) 08:52:57
(
>>1427
だけど何も動かなかったと断定するくらいなら何してたか不明ぐらいぐらいにしてた方が融通効きそうなのでやはり破棄します。)
1429
:
名無しさん
:2022/02/18(金) 21:11:11
>>1423
雲雀の情報を聴いた後、炭治郎は悩みながらも当初の予定通りココアに報告するためにレムリア島に一度戻ることにした
危機的状況になっているチノを置いていく事に気が引けていたが、自分達以外にもサーヴァントが2騎もいて宿屋の若女将も彼女を匿ってくれるため、自分がいなくても安全性は高いと判断した
そうとなれば日も下り飛空挺の最終便が出るのも時間の問題であるため、炭治郎は新たにできた仲間達にお願いして宿屋から急いで出立した
1430
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 13:25:15
>>1419
巨人化してすぐにその場で暴れた(進路上にいた半グレ集団を駆逐した)あとにファイズに襲いかかるエレンだが、その視認しやすい巨躯や急激な霊基増大に半グレ駆逐の一工程の差で巧は状況把握が間に合い、自分に向かってくる巨人の攻撃を躱すことに成功する
だが巨躯による獰猛さではファイズのパワーでは敵わず逃げに徹するしかなく、その途中でライダーの危機的状況を打破すべくスパイダーマンがウェブ(糸)を大量射出して巨人の動きを止めようとするが、巨人の怪力を前に殆ど意味をなさなかった
さらにこの自由を奪う行為に対してエレンの狂化発動、凶暴性が増して逃げに徹するピーターのコンビはジョジョに追い詰められていく
そこへ救世主現る、先程マスターを助けてくれた恩人と半グレ集団の無力化に尽力するライダーを助けるべくテッカマンブレードが加勢して戦況が変化する
機動性があり空中飛行も可能、パワーも充分にあるブレードに翻弄される進撃の巨人だが、逆に巨躯から出るパワーと肉厚さ、再生能力を前にしてはブレードの格闘戦も有効打にはならなかった
これ以上戦闘を長引かせて基地や人命にさらなる被害が出る、これをよしとしないファイズとブレードは共闘して巨人に対処、さらにブレードは宝具で仕留めることを伝えて巨人の動きを一瞬止めてほしいとお願いする
そしてブレードがテックランサーで切り刻んでは巨人がそちらの対処におわれている隙にファイズが巨人の顔にライダーキックを決めて一瞬動きを止めた、そのチャンスを逃さずブレードは宝具『響け、我が魂の咆哮よ(ボルテッカ)』を解き放ち巨人の土手っ腹に風穴を開けたのだった
これには流石の巨人も致命傷であり崩れ倒れる、一方宝具使用によりテッカマンブレードも変身が解けて急激な空腹に苛まれていた
動けぬDボゥイ、いや相羽タカヤの元に駆けつけるファイズとイーサン、高所からその光景を見つめているピーター
誰もが戦いが終わったと安心しきっていたところで、沈黙していた進撃の巨人の目が再び闘志の炎で燃え盛っていた
同じタイミングでスパイダーセンスを感じたピーターが三人に叫ぶがすでに遅く、上半身のみの巨人が「鉄槌の巨人」の能力を行使して硬質化した無数の槍で地面や建物を埋め尽くした
この攻撃によって相羽タカヤおよびイーサンは致命傷となり、仮面ライダーファイズは辛うじて防げたもののダメージにより変身が解けてしまう
そしてエレンは巨人化を解除、高熱により発生した蒸気を隠れ蓑に戦線を離脱した
【イーサン・ウィンターズ@バイオハザード ヴィレッジ 死亡確認】
【相羽タカヤ/テッカマンブレード@宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ 死亡確認】
1431
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 15:49:30
>>1422
レジィvsセフィロスの戦闘を遠巻きに見ながら、不敵な笑みをこぼす男、相馬和樹。
暫くは傍観していたが、キャスターの形勢不利を見るや否や、動き出す。
「…そろそろ作戦も大詰めだなぁ…
だが、こっからが正念場だ。キャスター、しくじるなよ?」
ぼそり、と呟くとメガホンを構え、戦場へと声を出す。
「ほら皆、行けよ!」
その声と同時に、ガソリンや銃火器等を持った20人程の集団が戦場に押し掛ける。
「伏兵…まだ居たか!」
「狙いはあの仮面の男だ!皆逃がすな!」
突然の乱入者に一瞬驚くクルーゼとセフィロスだったが、すぐさま体勢を整え、正宗で20人を切り捨てる。
だがその隙を突き、レジィは大量の消火器を『再契象』により召喚。辺りに煙幕が撒き散らされ、見えるようになった頃には部屋に保管されていた契約書と、レジィの姿は消えていた。
「…奴等は最初から戦う気が無かったという事か…」
「悪いね、狙いはこっちなんだ。君達と正面切って戦っても、勝ち目無さそうだからね」
4つのジュラルミンケースを手に、その場からすぐさま逃亡するレジィ。
ケースの中には大量の契約書の山。ただ一つだけ、見慣れないロゴが入っている物があった…
1432
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 19:44:15
エレンと合流して軍事基地から離れようとするシャア達の前に、今度はクルーゼとセフィロスが現われる
先の戦闘で消耗したばかりであり連戦となる状況を危惧したシャアとエレンだが、クルーゼ側も別のサーヴァントと戦ったばかりであり戦闘するつもりはなく、さらにセフィロスを霊体化させて一時的な同盟を持ち掛けてきた
やはり他の主従15組全て相手取るのは難しいと痛感し、同盟を結ぶことで戦況を優位に進めるべきと判断したらしい
また両島での戦争を目論むクルーゼ達にしてみれば高官であるシャアを有効活用したいと考え、同時に焦臭い動きをするムー島の軍隊やホメロス司令に対抗するために戦力を欲して話を持ち掛けたようだ
1433
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 19:48:05
その巨体で派手に建物を壊したりしてるからたっくんは気づかなかったんだけれど、実はスパイダーマンの糸が自由を奪うまでは筋力も耐久も敏捷も555の方が上だったんだよね
なまじ攻撃をかわせるのと飛んでくる瓦礫でそのことに気づくのが遅れて、気づいた時には狂化発動でステータスが2ランクもはね上がって手がつけられなくなった
それでもその大きさからエレンは攻撃をほとんど避けれないからうなじを吹き飛ばされば敗北も十分ありえたんだが、吹っ飛ばされたのは腹
エレンは巨人の消滅を逆にサーヴァントの気配が自然に消えるチャンスと利用して離脱にかかり、置土産の硬質化で足止めも図る
(バーサーカー、戻ったか)
(ああ。)
(首尾は?)
(…誤算は多々あったが、大筋は良かった)
(……そうか)
そして身を潜めていたシャアと合流を果たして
>>1432
になると
1434
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 23:48:36
【3日目の朝 レムリア島 炭治郎】
炭治郎の乗った飛行艇がレムリア島に到着したのは、聖杯戦争が始まって3日目の朝であった。
2日目の夕方、チノを宿屋に預けて飛行艇の発着場へと向かったのだが…。
受付の老人「悪いね…高速艇はもう全部出ちゃったよ。」
ホメロスの要請によって、両島の行き来の警備が強化され、(
>>1352
>>1353
>>1355
)
持ち物検査や警備強化を行うため、便数を減らした臨時ダイヤで運行していたのだ。
炭治郎「もう便はないんですか?」
受付の老人「ちょうど船がレムリアの方に行ってるところでな。
あっちに着いたら今日はもうこっちに来ないらしい。」
炭治郎「あの運搬船は出ませんか?」
炭治郎が指し示したのは、普段乗る飛行艇(高速艇)よりも大きい飛空艇(運搬船)である。
ここで説明しておくと、飛空艇には主に人を運ぶ通称「高速艇」と、主に大量の荷物などを運ぶ「運搬船」に分けられる。
現実世界の船で言う「高速船」と「フェリー」の違いといえば分かりやすいだろう。
運搬船は大きい分、速度は高速船より遥かに遅い。
受付の老人「30分後に出るが…向こうに着くのは明日の朝になるぞ。
明日の朝には高速艇が戻ってくるからそれに乗ればいい。昼にはつく。」
炭治郎「いえ、なるべく早く着きたいので!」
受付の老人「そうか?じゃああっちで検査を受けてから乗ってくれ。」
こうしてレムリア島に到着した炭治郎はココアの住居兼職場のパン屋に向かった。
前日の暴動はレムリア島でも起こっていたようで、ココアのパン屋も被害を受けていた。
心配する炭治郎だったが、壁には「本日は臨時休業します( ゴメンナサイ〜 (><) )」という絵の張り紙が貼ってあり、
ココアの描いたらしき可愛らしい丸いウサギが描かれている。
どうやら朝にパンを焼いたらしき香ばしい匂いも漂っており、惨事は起きてないとひとまず安心したのだった。
この時、ココアは店主と一緒にパンの配達をしていた。
普段はココアが1人で学校に行く前に配達をしているのだが、こんな状況なので今日は店主と一緒に配達に行っている。
こんな日でも配達の分のパンはちゃんと朝に焼いたのだった。
今日は、店は閉めて片付けをする予定になっている。
ココアも今日は学校が休みになったので、帰ったら店の片付けをする予定だ。
炭治郎は置手紙を書くことも考えたが、チノの状況が複雑なので、
万が一誰かに読まれてしまう事も考えてそれはやめておいた。
朝にパンを焼いたということは、おそらく配達に行ったのだろうと推測した。
このまま帰ってくるのを待つか、それとも探しに行くか、炭治郎は迷うのだった。
1435
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 09:39:48
>>1349
でホメロスが画策していたように、
>>1413
で尻尾を出したチノという少女を指名手配した後に、自ら指揮を取って(建前上の)救援部隊を編成してムー島を出立した
そしてレムリア島に到着して野営地を設けたが、レムリア島での暴動も予想以上に早く治まっていたため、増援と称して自軍を自在に動かす口実を得づらくなっていた
それでも救援部隊を街やレムリア軍事基地に送り出して幾らかでも幅を利かせようとする
その最中、夜の野営地にクルーゼとシャアが訪れてホメロスとの話し合いを求めてきた
※二日目の夜の話
1436
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 10:28:39
キャスターらしき存在の操る人形、マスターらしきバット男、と一瞬だがジジ、あと宝具だがバンビエッタ、
様々な英霊クラスの存在を目にしたこと、
そしてこの聖杯戦争に真剣に向き合うと決意したことで虎杖はある問いをノーマンに問う
「ノーマン、あんたはどういう英雄なんだ?」
ノーマンは自分は科学者であること、特筆すべき発明品は身体能力を増強する代わりに記憶をしばらく失う薬であること、おそらくそれが自分の能力であること、を虎杖に伝える
「その記憶を失ってる間の人格はどんな奴なんだ?今出せるか?」
ゴブリンの人格を知らないノーマンはおそらく、その間に体を動かしているのは理性のない獣のような
人格だろうという推測を虎杖に話した。
「昨日も人形達に襲われた直後から記憶が無い。」、と。
「それが最後の記憶で合ってるか?」
「…ああ、そういえば敵を引き付けようと君から離れた、あれが最後の記憶だったよ。」
「そうか。」
虎杖はこの時、最後の会話で違和感を感じていた
「目の前の英霊は二重人格かもしれない」という疑いを持ってみているせいかもしれないが…
最後に「切り替わった」気がしたのだ。
(…「人形達に襲われた直後から記憶がない」の時、
俺はてっきり「ああ、切り替わる前後しばらくの記憶も無くなるんだな」と思ったんだ
でも、気のせいか?さっきのノーマンが『失言に気付いて言い直した』ように感じたのは…?)
ゴブリンは人格の主導権を握る、もはやノーマンの主人格と言ってもいい存在である。
しかし、ゴブリンは表に出過ぎた。暴れすぎた。
ゴブリン本人も気付かないうちに疲れていたのだ。
さっきまで虎杖と話していたノーマンの中で、ゴブリンはまるで映画をぼんやり鑑賞するような気分で
ノーマンと虎杖の会話を眺めていたのだ。
だからノーマンが「人形達に襲われた直後から記憶が無い。」という発言を内側で聞いて飛び起きたのだ。
そしてすぐに失言を修正したのだった。
※虎杖がノーマンに対して少し不信感を持ちました
1437
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 11:08:38
元の世界の因果と似たような流れになる者が多いな。興味深い…。
1438
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 19:26:52
>>1435
の続き
ホメロスと話し合いの場を設けられたクルーゼ達は、さっそく自分達のサーヴァントを彼の前に出現させた
二人がマスターであり手を組んで自分の元に現われたと考え、何故自分の正体がばれたのかと驚き困惑するホメロス、そして同時にハドラーも実体化して臨戦態勢をとった
だがクルーゼ達は彼らの反応を見て聖杯戦争参加者であるか判別するつもりであり、この場で戦わずに休戦協定を申し込みに来たのだった
クルーゼおよびホメロスの両者は共に二つの島による戦争を望んではいるが、まだ他の主従が多い段階で両軍がぶつかり合うのは良くない
まず先にギャングや半グレ集団を始末して他の主従も脱落してから休戦を解除する、という内容で話はついた
そしてクルーゼから半グレ集団のリーダー・相馬とキャスターの情報、エレンからスパイダーマンとライダーの情報、ホメロスからチノと謎の青年の情報を交換しあい、それらを指名手配して互いに協力して狩りに行く方針となった
その際、昨日の朝に出会った喫茶店の少女がマスターだったことにシャアは何を思っていたか
なおこの協定とは別にハドラーがセフィロスとの模擬戦闘を申し出た
話し合いの中で各所で戦闘が始まっているのを聞き、自身の弱点が原因とはいえ聖杯戦争に呼ばれた自分がずっと戦わないでいることに闘争心が燻っていたのだ
己が武人の勇ましさに悪態をつくホメロスであったが、この戦闘で勝利して幾らかでもイニシアチブを取っておきたいと考え直し、数分程度の制限時間付きで互いに本気を出さないことを条件に了承する
これに対してクルーゼ及びセフィロスが応じ、エレンは万が一に備えての周辺警戒とバトルが過熱したときの仲裁役として選ばれたところで、2騎の武人は構えをとった
(この模擬戦の結末は他の方にお願いします、これが終われば三組は三日目に突入するでしょう)
1439
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 20:03:16
軍事基地襲撃後、お目当ての契約書はレジィに任せて相馬は半グレ集団の状況把握に努めてた
当初の予想より拿捕されたり命を落とした輩が多かったようで、残存している奴らは士気が下がっていた
そこへ相馬が活を入れたのちに、レジィが新たな武器を持ってきたことで組織は再び活気を取り戻す
そしてもう一つ、相馬は興味深い情報を手に入れていた
陽動部隊の生き残りの証言によると、パン屋で少女二人が襲われそうになったときにカードを使う少年と寡黙の剣士が現われて二人を守るように自分達を返り討ちにした、と
そこで相馬とレジィは次なる目標をその少女二人に定める、ただし討伐だけではなく同盟を結ぶ事を視野に入れて
先の襲撃で軍人のマスターがいることを確認し、さらにまだ複数の主従がいるため、半グレ集団以外にも戦力を欲し始めたのだ
1440
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 20:36:49
>>1434
先日のショッキングな出来事からココアが立ち直ることが出来たのはカイトから教えられた「かっとビング」が理由だった
かっとビング、それはどんなピンチでも決して諦めないこと
だからココアは諦めない。チノのためにも、お姉ちゃんとして諦められない。
かっとビング、それは勇気をもって一歩踏み出すこと。
だからココアはこの状況でも勇気を持って前を向き、パンの配達をする。
いつもの日常を取り戻すために、今の日常を諦めない。
かっとビング、それはあらゆる困難にチャレンジすること。
だからココアは次に春花と会った時……困難に挑む決意もしている。
ココアは一般的な日常を謳歌していた高校生だ。いきなり覚悟を決めろなんて難しいかもしれないが、それでも困難に挑まなければならない時はある。
かっとビングを胸に必死に戦った九十九遊馬も元はただの中学生だったのだから。
パンを配達するココアの姿を見守りながら、カイトは不思議な心境になっていた。
もしかしたら遊馬をずっと支えていたアストラルも今の自分のような気分だったのかもしれない、と
1441
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 21:37:38
自分のために傷ついたたっくんと、亡くなったイーサン・Dボゥイの犠牲に涙を流すピーター
しまいには若き日のエレンのように「あの巨人を駆逐してやる」と言い出す始末
泣きっ面に蜂なのは、クルーゼの工作により襲撃を仕掛けてきた半グレ集団の一員としてスパイダーマンとファイズが指名手配されてしまった
※ピーターはマスクの下を晒してないので、スパイダーマンだとはバレていません
1442
:
名無しさん
:2022/02/21(月) 08:50:16
3日目
虎杖と同じクラスの胡桃、虎杖がマスターかもしれないと思いつつも決め手がなかった
そこで胡桃は学外のカフェにて、虎杖と同じ班の女子(モブ)に喫茶店で「虎杖ってどんな奴?」と聞くことにした。
女子「えぇ〜〜〜胡桃ちゃんってば虎杖みたいなのがタイプな訳〜〜〜?」
胡桃「いや、そういうわけじゃなくて、単にどんな奴か知りたいだけで」
女子「キャ〜〜〜それもう好きってことじゃん〜〜〜
でも確かに胡桃ちゃんと虎杖ってアウトドア系っていうか気が合うかもしれないね〜〜〜
実習でも息ぴったりだと思ってたし〜〜〜
ねえねえいつから?いつから気になってるの?出会いのきっかけは?もしかして初恋?」
逆に質問されて困る胡桃だったが、次の瞬間に更に度肝を抜かれた
マズルカ「ごきげんよう胡桃さん☆」
胡桃「なっ!お、お前は…!」
この世界のピチピチ女学生風に服装を変化させて猫を被ったマズルカちゃん(実年齢3ケタ)の乱入である。
女子「胡桃ちゃんのお友達〜?」
マズルカ「お友達と一緒でしたのね☆わたくし胡桃さんのお友達のカカリマ(偽名)と申します☆
あっ店員さんこっちに季節のマロンタルト1つお願いします☆」
マズルカは近くの椅子に座ってケーキまで注文し始めた。
女子「よろしく〜。」
胡桃「待て!おい、お前どうしてここに………」
マズルカ「つれないですわね…胡桃さんのお顔を見たくて参りましたのに…。」
女子「あれっなんか修羅場系…?あたし帰るから2人でごゆっくり!」
変に気を使ってクラスメイトの女子が席を立ち、2人が残された。
マズルカ「いい子だねえ。ひひひっ」
胡桃「…何のつもりだ?」
マズルカ「んあ?一応まだ同盟関係だろう?報告に来たのさ。
…あの虎杖という君のクラスメイト、マスターだよ。昨日確かめた…間違いない。」
胡桃「…!」
マズルカ「それで、キミに提案があって来たんだ。」
動揺している胡桃、『虎杖を一緒に襲おう』とでも言われるのかと思ったが
マズルカ「キミ、この聖杯戦争から降りないかい?」
マズルカは胡桃に令呪でサーヴァントを自害させて聖杯戦争から抜けることを提案した
マズルカは昨日フルネラ型を拿捕されたときに明と胡桃とも会話した。
その時の会話、震えながらスコップを強く握りしめこちらを窺っていた様子などから、
本来はこんな戦いに巻き込まれるような世界の人間ではない、ただ巻き込まれた普通の少女なのではないかと感じたのだった。
胡桃とさして歳の変わらぬ少年少女が家族を失い、戦う世界だったマズルカにはその確信があった。
逃げ道さえあればロールとは言えクラスメイトと殺し合うようなこの戦いから降りるかもしれないと考えたのだが。
しかし胡桃はこれを拒否。
この世界、現代日本より治安がいいとは言えないが平和な学園生活のロール、それから目覚めたばかりの胡桃は、
自分では覚悟を決めたつもりでもまだ今までのロールの感覚が残っていた…寝ぼけていた、とも言える。
しかし時間の経過と共に…また、明との対話で人類が吸血鬼に苦しむ世界の体験を聞いたり
まだ見ぬゾンビ使いの存在を聞いたりしているうちに、失った以前の世界の感覚が戻ってきたと感じていた。
昨晩は夢を見た。元の世界の夢、学園生活部の皆とかれらと戦いながら生き延びようとした夢を。
マズルカは提案を断られた事を残念に思いつつ、別れる前にもう一つの情報、というより可能性を伝える。
こちらは確定ではない、と前置きしつつ告げた情報。
緑の怪人スーツに変身した姿や爆弾などの攻撃手段から、この島のレストラン爆破に関わっている可能性がある、と。
1443
:
名無しさん
:2022/02/21(月) 09:07:56
>>1397
用心深い医者&アサシンは「緑の怪人、人形使い」の探索以外にも「他の者に私達のことをバラしてはならない」「他の者に協力を求めてはならない」と命令をしていた
これのためジゼルは直接誰かに救援を求めることはできなくなったが、この命令は“自分”だけを縛るものなので秘匿していた宝具のバンビエッタやまりなが他と接触するのは命令に抵触しなかった
それでも医者達に縛られて自分から直接どうにかできないことにもどかしさと怒りを覚えていたが
1444
:
名無しさん
:2022/02/21(月) 18:36:52
そういえば宿を出る前の炭治郎と雲雀も木場に「人とそうでないモノの共存」について聞いてたね
禰豆子や珠世、愈史郎の一件もある炭治郎は木場からする匂いの件もあって、彼が鬼のような特殊な存在であり、けれども決して悪人ではなく他者を理不尽に襲わない存在だという可能性に思い至る。
だから炭治郎は木場とその問答を見守るマコト兄ちゃんの真っ直ぐな瞳を受けながら「共存も可能だと思います!」と自分の目標が禰豆子を人間に戻すこと、そして鬼の存在や鬼の中にも人間の味方をする者がいることを話した
それを聞いた木場もまた自身の夢を語る。
自分が元人間の異形であるということすらも包み隠さず――この場にいる者達を信じて。
困難な道だということを理解した上で、それでも人間を信じてみたいと話す木場に炭治郎は「頑張ってください、ライダーさん!ライダーさんの夢はきっと叶います!!」と全力で背中を押す。
「ありがとう、竈門くん。君と出会えて良かったよ」
「はい。お互い頑張りましょう、ライダーさん!」
二人のやり取りを見守っていたマコト兄ちゃんは微笑み、雲雀は退屈げにあくびをしていた。
ちなみに雲雀の返答は「そんなものは関係ないよ。何者であろうが咬み殺すだけさ」というもので、マコト兄ちゃんが殴り掛かったりもした
木場的にはなんとも言えない返答だが「そんなものは関係ない」という言葉は種族を重視していないという証拠でもあり、掴みどころのない孤高の浮雲は相変わらず我が道を往く
1445
:
名無しさん
:2022/02/21(月) 18:48:50
>>1444
花の湯温泉のお湯は誰も拒まないって原作で言ってたとはいえ聖杯戦争の参加者を受け入れ過ぎなんだよなあ>おっこ
そのおかげでエレンみたいなタイプでも地雷を踏まずに穏便に話が進むとはいえ、主従どっちも拠点を変える気が薄いのもあって対軍宝具とかでマスターごとふっ飛ばされる危険性が他の組より明らかに高い
二日目の夜の時点では幼いけど家業を手伝ってるとか人外とひとつ屋根の下とかチノと色々共通点があってまた穏便に話をできたけれども、このあとの展開を考えると果たしてそれは良かったのか
1446
:
名無しさん
:2022/02/21(月) 19:53:59
炭治郎達が宿屋から出たあと、宿屋で夕食をいただいたチノは緊張の糸も解れたこともあって知らずうちに眠ってしまった
その寝顔を崩さぬようにマコトが丁寧に抱きかかえ、若女将が用意してくれた部屋の寝床にそっと横たわらせる
その後は夜もふけり若女将も就寝、眠らずとも活動可能な英霊の二人は警戒を続けていた
そして日付が変わった夜更け頃、眠っていたチノとおっこは従者達に叩き起こされる
この時宿屋はゾンビの群れに囲まれており、マコトと木場はマスター達を守るべくゾンビ達と戦い始めていた
だがさらに弓矢が飛んできて攻撃を受けてしまい、一方的に狙撃され続けるのを避けるために二人は一旦宿屋の中へと身を隠した
このまま宿屋で戦い続けるのはマズいと判断した彼らは、片方が弓兵の対処に向かい、もう片方がマスター達を守りつつゾンビの群れを乗り切る方針で行動を開始した
一方、ジゼルはゾンビ達を操りつつ宿屋のサーヴァントに攻撃をし続けていた
医者達から「緑の怪人と人形使いの探索は一旦後回し、宿屋にいる主従を襲撃して撃破するか引きつけなさい」と新たな命令を受けていた
未だ令呪に縛られているジゼルは渋々ながらも指示に従い、今は目の前のおもちゃを相手にゲームを楽しむことにした
ちなみにだが、この時宿屋の周辺にはアサシンも潜んでおり、敵が弓兵の方に向かいゾンビの対処で警戒心が途切れるタイミングを見計らっていた
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