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浮気の報い

6名無しの作家さん:2019/04/28(日) 17:22:44 ID:uKfwwxlM
再び啓の眼が覚めると、今度は全裸だった。
確認してみると、確かに頭にも何もない状態であり、
「はーい、啓君起きた?」
と晴美がいるのだった。
「ここは風呂場よ。啓君が寝てる間で体は洗っておいたわ」
「じゃあ。今日はこの肌色全身タイツとおむつを着てね。でない絶対ここから出さないから」
今日のものは前のと違い、目・鼻・口以外露出していないタイプのタイツであり、
「お願い、少し目をつぶってて。今の啓君は私のものだからそれくらいしてくれるでしょ。出ないと…」
脅されたのでしかたなく目をつぶると、
「何も言わないでね」
と詰め物を再びかまされ、まず胴体に何かを着せられた。
次に下半身・両腕・足と続き、
「ちょっときついかもだけど勘弁してね」
と顔に何かマスクの様なものをかぶせられた。
それで終わりかと思えば、さらにその上から、何か服の様なものを着せられ
「もういいよ」
と眼を開けると、そこには球体関節人形がいた。
金髪碧眼のアニメ顔に綺麗なブレザー服をしたそれを満足気に眺める晴美は、
「…ねえ啓君。あなたへの一番の罰は何かなって思ったら、これを思いついたの」
「実はね。今の啓君には女性器を模したスーツもはかせてるのよ」
と言って啓のスカートをたくし上げ、股間にバイブを押し込んできた。
振動とかすかな違和感を覚えながら聞こえる声は、
「でもこんなことしてもあんまり意味はないわよね」
「本当は君にラブドールを着せて男を抱かせようかとも思ったのよ」
「でもそれだとあんまりだから、別な罰をあげる」

そう言って晴美が合図をすると、2人の屈強な男が現れ、啓を持ち上げた。
「抵抗しないでね。これからすることに耐えたら解放してあげるから」

7名無しの作家さん:2019/04/28(日) 17:49:00 ID:uKfwwxlM
なすがままになった啓はワゴン車のトランクに乗せられ、どこかへと運ばれていった。
車から出され、不自由な視界で運ばれて来たプレハブに観たのは
『リアルドール展示会』
「今日一日、あなたはここのマスコットになるの。」
逃げようとするも男達からは逃れられず、啓は一旦着せられた人形の服を脱がされガラス張りの箱の中に入れられた。
「あなたは今日、『声も出る次世代型ドール』だから、そこのリモコンで振動する様に設定されてるの」
「大丈夫よ。おとなしくしてればいいんだから」
と晴美は去っていき、後には全裸の啓人形が残された。
しばらくして開場し、少しではあるが男の客たちが現れた。
彼らの殆どは啓の胸に、股間に、顔に魅入られ、時にリモコンで振動の様子を眺めていった。
もちろん啓は手を足を動かし(助けてくれ)と無言の訴えをするも届かず、
中には金を払って箱に入り股間をまさぐり、あろうことかディルドや口づけまで入れてくる連中までいた。
(…やめてくれ、恥ずかしい、もう浮気しない)
(熱い、苦しい、汗で気持ち悪い)
(喉が渇く、助けて…)
さすがに最後の叫びは気になっていたのか、誰もいないときには男が啓に液体を飲ませてくれたがそれが半日以上も続くと限界だった。
(…あっ、ああっ)
ついには最後の方では意識が混濁し、朦朧とした意識の中、ふと気づくと誰もいなくなっていた。
(…終わった)
と、不自由な体で何とか動こうとしたところで
「…啓君、大好き」
と大柄な男…いやそれを模した人形に押さえつけられた。
「晴美よ私、ねえ、最後に私に抱かれて。股間も男を模してるのよ…」
「ウッ、ウウッー!」
…プレハブに声にならない悲鳴が上がった。



その後、約束通り啓は解放された。
但し浮気の証拠や人形・抱き枕・全裸写真はきっちり取られ、厳重な緘口令がしかれた上だったが。
その後、啓が風俗に行くことは無くなったが、彼には定期的に、晴美の抱き枕or抱き人形の課役が課されるのだった…。


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