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妖精たちによる話し場兼(自称)キャラハン養成所 6ばんめ
533
:
名も無き来訪者
:2020/11/05(木) 15:44:13
お前らこの記事を読んでどう思う?
ある日スターが読んでいた文々。新聞にこんな記事がありました。
【ニュース・事故】
幻想郷自警団本署は3日、博麗神社で食用と誤って毒キノコを食べた女性3人が
食中毒を起こし、搬送されていたと発表した。いずれも軽症で快方に向かっているという。
生活衛生課によると、3人はナラタケと間違ってオオワライタケを食べたとみられ、
腹痛や倦怠感などの症状を訴えた。
キノコは魔法の森に住む女性が自分で採ってきたもの。
女性は神社に行ってキノコを渡し、その後知人を呼び3人で鍋にして食べたという。
オオワライタケはギムノピリンという一種の神経毒のようなものをもっており、
これに侵されると顔面の神経が刺激され、顔が引きつって笑っているように見えるという。
体調不良を一番初めに訴えたのは神社の巫女である博麗霊夢さんだが、幸いにして
軽い腹痛程度で済んだ。現在永遠亭で八意医師の治療を受けている。
次に体調を崩したのはキノコを持ってきた霧雨魔理沙さんで、彼女もキノコの毒による
幻覚作用で一時意識が朦朧としていたが、八意医師によれば大したことはないとのこと。
「髪の毛の色が変わったり、妙な笑い方をするようになりましたが生活には支障はありません。」
驚いたのは鍋を食べた3人のうち最もキノコを多く食べたはずの伊吹萃香さんには
何の症状も出なかった事だ。
八意医師は「もしかしたら鬼である彼女の体内には毒を中和する器官のようなものが存在するのかもしれない。
または、一緒に飲んでいたお酒にその成分が含まれていた可能性もある」と話す。
食用か毒かを判断するには、そのキノコの種、さらにはどの地域個体群に属するかまでの同定結果に基づくべきである。
また、実際に起きているキノコによる中毒の多くは、既に毒であることが知られたキノコによるものであることをわきまえる必要があるだろう。
キノコ中毒を未然に防止するためには公の機関によるさらなる啓蒙が必要である。
(文々。新聞)
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