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触手・怪物に犯されるSS 避難所

938名無しさん:2021/09/26(日) 22:17:09 ID:DbsDh/Uw0

朝がきて、少女は不思議な気分とともに目を覚ました。
部屋の中は何も変わっていないように思う。
しかし、なんでだろう?とっても怖い思いをしたように思う。
でも何も覚えていない。
ただ、なにか身体が重く、痛みにも似た違和感を感じるような……。
でもなんでだろう、その違和感に気が付くことができない。
少女はベッドから起き上がろうとして、自分の股になにか『ヌルッとした感触』を感じて、慌ててスカートをめくってショーツの中に指を突っ込んだ。
指先に感じる液体の感触。
それを取り出して自分の眼で見つめて確かめた。
白いドロッとしたものが指の間に粘液の糸を引いて、強い嫌なニオイを放つ。
『これはなに?!』ととっさに叫びそうになった瞬間、頭にズキッとした痛みが走り、考える部分にしびれが拡がっていく。
そのことを考えようとしたら頭痛がして急に靄が掛かったようになって、なにか考えていたものが一瞬で忘れられていく。
そして、自分がなにを思ったのか、なにを考えようとしたのかを忘れていった。
ボーっとしていたら部屋の外からママが朝ごはんを作る音がして少女の意識を覚ましていく。
そういえば、朝だから朝ごはんの時間だ。

「……ママー!」

指先に付着したモノの正体を考えるのを止め、そのことを忘れ去った少女は部屋を出て、いつもの朝、いつもの生活へと戻っていった。
足音を鳴らす少女の通った跡に、ポツリ、ポツリと、白い液体の痕跡が残っていた。
指先を汚したモノと同じモノ。それらと同じものが自分の膣から、そしてショーツの端から染み出みだしてこぼれ落ちていることを少女は知らないままだった。
そしていま自分の胎内で無数の精子に群がられた卵子が異様に早い受精を果たし、未熟な子宮の中に根を張ろうとしていることも。
近い将来、地獄のような妊娠と出産を迎えるであろうことも、少女は知る由もなかった。

-了-


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