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修正案投下スレ
4
:
◆emwJRUHCH2
:2015/10/26(月) 19:28:28 ID:9Up4gJcc
すみません。「大魔王降臨」の一部、本スレ
>>94
の部分を以下の物に差し替えます。
首から下はカイザーフェニックスの熱と威力によって完全に消失。
それでもその首にある首輪は無事残されている。
ちょうど首輪から上は残るように、バーンは狙い撃っていたのだ。
「余のカイザーフェニックスを受けて最期を迎えるとは、これ以上無い栄誉であろう」
小狼のデイパックを拾ってきたバーンは、そう語りながら小狼の首に歩み寄る。
バーンに皮肉を述べているつもりは無い。
本心からそう思っている。
あるいは大魔王。
あるいは魔界の神。
天地魔界に並ぶ者無き存在として、呼ばれているのがバーンなのだ。
しかし今は自分の手足で、デイパックを回収しなければならない。
そして首輪も。
「カイザーフェニックスの余波を浴びたにも拘らず首輪は無事か……やはり尋常の物ではあるまい」
小狼の首輪を拾いデイパックに仕舞うバーン。
そもそもバーンが小狼と接触した目的は、まず情報を得るため。
だからバーンにとって小狼との戦いは、自分の状態を確かめる実験を兼ねていた。
そして上手くすれば、自分の手足として動かせる部下として引き入れる。
無理ならば首輪を回収するためだった。
首輪は解析のためのサンプルが必要なのである。
普通に考えれば、バーンがこの小さな首輪に内蔵された爆弾で死ぬはずが無い。
しかし首輪の爆発で、ピエロの魔物が死んでいた。
あのピエロは一見人間に見えるが、発する気は”魔”を帯びた暗黒闘気に近い性質だった。
魔物の一種と見ていいだろう。
人間以上に頑強であるのは違いないあの魔物の頭を、首輪の爆発は完全に破壊した。
それほどの爆発ならば、あの船上でもっと周囲への被害があったはずだ。
内部への指向性の爆発とも考えられるが、あの威力と指向性を小さな首輪が併せ持つには、
バーンの知識をも絶する技術が必要になる。
そう、この首輪はあらゆる意味で規格外なのだ。
そして船上ではまだ不可解な現象があった。
あの頑強で名高い獣王クロコダインの頭を潰した光の矢。
多少の威力でクロコダインの頭を潰すことはできない。
しかもバーンですら認識できない高高度からである。
これらはバーンにも未知の技術が使用されている。
天界・地上・魔界の三界のあらゆる知識を持つ、叡智においても並ぶ者無しと謳われたバーンの、である。
おそらく天界・地上・魔界の三界以外の世界が在る。
根拠は幾つも見付けられた。
地図や名簿や、そして小狼が使い、
そしてバーンも”使わされている”日本語。
そこから推測される日本という国を、バーンは存在すら知らない。
小狼に支給されていたであろう、油を積んだ車。
小狼はあの車をデイパックから淀み無く取り出し、作戦を遂行していた。
おそらく小狼はあの車を知っていたのだ。
更に車の形状や、そこから推測される使用状況からして小狼の私物ではない。
バーンが指摘した通り、小狼の世界では一般的な物と思われる。
そしてバーンの知らない系統の魔法。
小狼の使用していた魔法はどれも、バーンの知らない系統の物であった。
しかし小狼の使用した雷・風・火の魔法は、既にデイン・バギ・メラの系統がある。
わざわざ別系統を作り出す意義はほとんど無いはずだ。
おそらくあれは『別世界で発生・発達した魔法力の運用系統』なのだ。
これらを総合的に分析するに、至った結論が、
天界・地上・魔界の三界とは全く別位相・別次元の世界が存在している。
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