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仮投下スレ

801ヤツの時間がきた ◆WqZH3L6gH6:2016/10/03(月) 08:47:44 ID:kY30gObg0

「行こうか」
「はっ」


放送前はチャットを確認してからDIOの館に向かい、そこで待っているだろうセイバーを殺害するつもりだった。
しかし放送をきっかけに、冷静さと用心深さを強くしたDIOはその選択を少々の逡巡の後切り捨てた。
セイバーにも制限が掛けられている可能性にも気づいたし、
神威のようなセイバーと同等の危険性を持ち得る未知の参加者がいる可能性にも思い至ったからだ。
地下施設『モンスター博物館』でヴァニラ・アイスが人外の情報を得たのも大きい。




2人は地下を降りていく。
行き先は地下通路 地下闘技場方面。
4箇所あると思われる地下施設の、唯一未確認の施設を確認する為に。
優勝を目指すにしても情報を得る事は有益に違いない。そのまま主催の思惑の多くをそのまま乗るのも癪だった。


ヴァニラ・アイスとの緻密な情報交換の結果、得られたものは非常に大きい。
更なる地下施設の存在やヴァニラ・アイスのスタンドの制限なども。
そして主催に対する警戒心も。
2人は程なくして地下通路出入り口に着く。扉にはこう書かれていた。


『一日目 午後9時にここは通行禁止になります
 新しい出入口は本能字学園 本校舎内になります』


最初に見た時なかった文章に2人は書き込んだ第三者の存在を警戒したが。
痕跡は見当たらない。元から遠くから書けるような細工がしてあったのだろうか。
どこまでもコケにしやがって。
2人は眉間に皺を寄せながら扉をくぐった。
時間は放送から一時間は過ぎていた。

――しばらくして出入り口に白と黒の蝶がどこからともなく現れた。


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