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安達としまむらで百合萌え 避難所3

717名無しさん@秘密の避難所:2015/09/13(日) 23:01:44 ID:WJuvPfCg0
安達はうゆうゆと何か口ごもりながら、寝ぼけ眼で顔を上げる。そして涎を啜りながら、わたしの存在を認識した。
「…しまむら?」
「うん、かえろ、う?」「とあー」
気の抜けるかけ声をあげ、安達が飛びかかってきた。安達を身体全体で何とか支えて、
安達とわたしがちゅーをした。
とてもびっくりしました、感嘆符。
「…………」
教室という空間から音が離脱した。音は、自身の内にだけ木霊する。筋肉の収縮、骨の軋み、関節の擦れ。心臓の鼓動。そして安達の舌がわたしの口内を這いずり、唾液をかき集めるように蠢く音。舌の裏側や歯の裏まで舐め尽くして、集まった唾液を、卑猥な音を立てて吸い込む。そこらあたりで、目が覚めたらしい。安達がパッと迅速に飛び退く。
「……間違えた」
安達が口端から垂れた唾液を指で掬う。無表情のまま、わたしを見上げた。
「…………新しい立場におはようみたいな…………」




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