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ヤムチャ「プーアル! プロレス団体でリベンジ戦だぞ!」
1
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:02:08 ID:sn7cD0UQ
あれから一週間ーー
ヤムチャ「おはようございま〜す」
プーアル「皆さん、おはようございます!」
リュウ「お〜う」
ケン「お〜う、ヤムチャか。おはようさん」
リュウ「昨日、どうだった?」
ヤムチャ「あっ、昨日ですか? 昨日は結構、上手く出来たとは思います。楽しい一日でしたよ!?」
リュウ「そりゃよかった」
ケン「それじゃあ、その調子で今日もしっかりやってくれよ。今日は俺とお前でだ」
ヤムチャ「そうですね。この前の事もありますし……」
プーアル「そこをヴァイパーさんのPVで大々的に宣伝されていますからね。ヤムチャ様、頑張りましょう」
ヤムチャ「おう」
822
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 22:21:56 ID:/UYHpDoU
ソドム「That's not gonna happen ! 」ググッ
ヤムチャ「……んあっ!?」
アー ? アーアー ?
実況「あ〜、いやっ……! ここはソドムが足を踏ん張り、踏み止まりますかっ!? 踏み止まりますかっ!?」
元「あっと」
ソドム「It's you to go to a rope ! 」ググッ
ヤムチャ「うおっ……おおっ……」ヨロヨロ
実況「踏み止まったソドムは自信の身体を軸にヤムチャの身体をスイングさせて……スイングさせて……!」
ソドム「GGGGGAAAAA... ! 」ブンッ
ヤムチャ「う、うおっ……!」ダダッ
実況「そしてヤムチャの身体をロープ目掛けて振り投げていきますっ! ここはソドムっ……! 落ち着いて返していったという所でしょうかねぇ!?」
元「そうですね」
823
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 22:28:35 ID:/UYHpDoU
ヤムチャ「……チィッ」ググッ
ソドム「HAHAHA ! HAHAHA ! 」ズカズガ
実況「さぁ、ヤムチャの身体がロープの反動によって返ってくるっ! そして、ソドムは何事もなかったかのように、前進していくっ!」
ソドム「Hey,Come on ! Come on,boy ! 」
ヤムチャ「まぁ、いいや……このままいってやるよ。うおおぉぉっ……!」ダダッ
実況「さぁ、リング中央でヤムチャを待ち構えるソドムっ! さぁ、ヤムチャの身体がソドム目掛けて突っ込んでいくっ!」
ソドム「Fall down ! 」ズドーンッ
ヤムチャ「関係ないっ……! このままぶっ倒してやる、だああっ!」ズドーン
オー ! オーオー !
実況「おぉ〜っと、そしてここは互いにぶつかってきましたっ! ショルダータックルのぶつかり合いとなりましたっ!」
824
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 22:34:42 ID:/UYHpDoU
ヤムチャ「おっ、おおっ……! うげええぇっ……!」バターン
アー、アーアー
実況「しかし弾き飛ばされたのは、ヤムチャですっ! ヤムチャが弾き飛ばされましたっ! ヤムチャはそのまま背中から、マットへと倒れますっ! 一方、ソドムは無傷だっ!」
元「まぁ、体格差もあるからねぇ」
ソドム「HAHAHAHAHAHA ! 」ガバッ
アー ? アーアー ?
実況「あ〜っと、なんでしょうなんでしょうっ!? ここでソドムがガバッと両腕を拡げ、何やら大声で叫びますっ!」
ソドム「That you can win against me, did you think ?」
ヤムチャ「……んあぁっ?」ムクッ
ソドム「You...are...weak... ! You're weak !!!」チョンチョン
アー !? アーアー !?
実況「ソドムは目の前でダウンしているヤムチャを指差し、何やら何やら大声で叫んでいますっ! これ、何を言っているのかは我々には理解出来ませんがっ……!?」
元「まぁ、恐らく挑発をしているんでしょうね。『話にならない』みたいな事言ってるんじゃない?」
825
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 22:42:35 ID:/UYHpDoU
ヤムチャー ! シッカリシロー ! ヤムチャー ! マケテンジャネェー !
ヤムチャ「くそっ、こいつが何言ってんのかはわからないけど……多分、バカにしてるんだろうなぁ……そんな気がする……」ムクッ
実況「さぁソドムのこの態度には……おぉ〜っと、ダウンしているヤムチャもソドムを厳しく睨みつけるっ! そして今、立ち上がってきますっ!」
ソドム「Ready...? Set...」ググッ
ヤムチャ「……んっ?」
アー ! アーアー !
実況「あ〜っと、お待ち下さいっ! しかし、そんなヤムチャの目の前で……ソドム体勢を低くして構えたっ!」
ソドム「...Goooooooo ! 」ドスッ
ヤムチャ「……うげええぇぇっ!」
実況「おぉ〜っと、そして起き上がりに合わせてソドムが突っ込んだっ! ソドムが突っ込んだっ! 体勢を低くしてのアメフト・タックルですっ! 至近距離からヤムチャにその身体をぶつけていきますっ!」
826
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 22:50:02 ID:/UYHpDoU
ヤムチャ「ぐ、ぐええっ……! くそっ……!」ゴロゴロ
ソドム「HAHAHAHA ! HAHAHAHAHA ! 」ジリジリ
ヤムチャー ! ヤムチャー!
実況「さぁ、これによりヤムチャの身体が一回転っ……! 二回転っ……! 吹き飛ばされて転がりますっ! あ〜っと、そしてここでソドムっ! 大きく腕を拡げながら少しばかり後退をして、ヤムチャから距離を取っていくっ!」
ソドム「Ready...? Set...」ググッ
ヤムチャ「う、ううっ……!」
ヤムチャー ! ヤムチャー !
実況「あ〜、距離を取ったソドムは再び体勢を低くして構えるっ! 視線はヤムチャっ! どうやら、これは起き上がりに合わせて……」
元「……狙ってますねぇ」
ヤムチャ「……くそっ!」ムクッ
ソドム「Gooooooo ! 」ダダッ
実況「そしてヤムチャが立ち上がるっ! しかしソドムはそれに合わせて突っ込んでくるっ! 今度は距離を取って、勢いをつけてきたぁ!」
827
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 22:59:33 ID:/UYHpDoU
ヤムチャ「……舐めるなっ!」グイッ
ソドム「Take this... ! What's... !? 」ダダッ
オー ? オーオー ?
実況「あ〜っと、待って下さいっ……! ここでヤムチャは体勢を低くして突っ込んできたソドムよりも、 低くっ……! 殆どマットに伏せるような形で突っ込んできたソドムの懐に潜り込んでいくっ!」
元「……おっ!?」
ヤムチャ「二度も三度も喰らうもんかっ……! お前が転けてろっ……!」ブンッ
ソドム「Oh...Ohhhhh...」グラッ
オー、オーオー
実況「そしてヤムチャは足を掬ったぁ! 突っ込んできたそのソドムの足を……腕を大きく振りながら掬い上げていくっ!」
元「いいね」
ソドム「Oh...oh...gag... ! 」
オー ! オーオー !
実況「これによりバランスを崩したソドムは後方に転倒っ! ここはヤムチャが返してくるっ! ヤムチャも負けてはいられないっ!」
828
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 23:04:35 ID:/UYHpDoU
ヤムチャ「人をちょっと転ばしたぐらいで、勝ち誇ってんじゃねぇっ……! ああっ!?」ムクッ
オー ! オーオー !
実況「そしてソドムを転ばせていったヤムチャは大声を挙げながら立ち上がってきますっ!」
元「よく見てたね」
ヤムチャ「追撃だっ……! いっくぜえぇっ……! たあぁっ!」フワッ
オー、オーオー
実況「そして立ち上がったヤムチャはそのままソドムへと突っ込んでいき……そして飛び込んでいくっ!」
ヤムチャ「エルボー・ドロップだっ……! 喰らっておきなっ……!」ドスッ
ソドム「...gag ! 」
オー ! オーオー !
実況「そしてエルボー・ドロップですっ! ダウンしているソドムの腹部へと飛び込み入つつの一撃を加えていきましたぁ!」
元「うん、いいね。間を開けずにいってるね。いける時にいかないとね」
829
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 23:12:03 ID:/UYHpDoU
今日はここまで。それと雑談
基本的に対格がいい奴=パワーがあるという設定になっているから
ザンギエフ・サガット・ソドム・ホーク辺りが強キャラになります
彼らはパワーファイターで売ってますからね
スピードタイプのファイトスタイル取ってる人は実力以下の査定をされる傾向になりますかね
バルログ・ロレント・ユン・ヤン辺りが該当者かな?
今回のヤムチャとソドムの一件に関しては、力比べをするとは思っていなかった相手に、一方的に仕掛けたという形です
ここで冷静になって、そっちがそうやって力込めてくるんだったら、俺だって込めちゃうぞとならないのは、七不思議なのかもしれません
830
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 23:16:59 ID:bkyoI95c
ヤムチャは183cm体重68kgだからな
結構ムキムキなのに体重軽い
身長はリュウより8cmも高いけど
831
:
名無しさん
:2016/08/16(火) 23:20:34 ID:FXqY3eRs
乙
前回と同じかと思ったが、また違う立ち上がりで良かった
握手の件も納得、力込めるのはヒールがよくやりそうw
832
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 00:16:03 ID:ekxuWKE2
乙っした
握手のノリ的に開幕狼牙でも良かったかもな
怒り任せの荒れた感じからの空回りで劣勢に…とか
833
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 18:40:15 ID:gSjVh4N2
ヤムチャはというか空手軍団はスピードでもパワーでもないから
格付け通りという感じでいいのだろうか
834
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 22:01:23 ID:0xvEOT6k
ヤムチャ「……まだまだっ!」ムクッ
オー、オーオー
実況「更に直ぐ様ヤムチャは立ち上がっていくっ!」
ヤムチャ「モタモタしてんじゃねぇっ……! ほ〜ら、とっとと起きろっ……!」グイッ
ソドム「ugh...ugghh...」ググッ
オー、オーオー
実況「そしてソドム頭部へと回り込むように移動しつつ、その身体を引き起こしていきますっ! ここはヤムチャっ……! バックを取りつつ引き起こしにかかりますっ!」
元「うんっ!」
ヤムチャ「……いっくぜぇ、そぉぉらっ!」ガシッ
ソドム「...Shit ! 」
オー、オーオー
実況「そして背後から胴回りを掴み脇下へと頭を差し込んでいくっ! ここはヤムチャがバックドロップの体勢へと捉えましたっ!」
元「うんっ!」
835
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 22:05:35 ID:0xvEOT6k
ヤムチャ「いっくぜえぇぇっ……! うおおぉぉっ……!」ググッ
ソドム「...hum ! 」ガシッ
ヤムチャ「……んあっ?」
アー、アーアー
実況「そしてヤムチャがソドムの身体を抱え上げ……あ〜、いやっ! ここはソドムが堪えていきますかっ!? 踏ん張って堪えていきますっ!」
元「……あ〜っと」
ソドム「I don’t give a fuck... ! fuck... ! fuck,fuck... ! 」ガスガス
ヤムチャ「いでっ……! いでっ、いでっ……!」
アー、アーアー
実況「あ〜っと、そしてソドムはヤムチャの頭部へと肘を落としていきますっ! 二発、三発とエルボースタンプを見舞っていくっ!」
元「あらら」
836
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 22:11:05 ID:0xvEOT6k
ソドム「...It's now ! 」クルッ
ヤムチャ「……んあっ?」
アー、アーアー
実況「あ〜っと、そしてソドムが身体を捻りつつ、移動して……移動して……」
元「おっと、バックを取り返してきたねぇ」
ソドム「I got you ! 」ガシッ
ヤムチャ「……くっ!」
アー、アーアー
実況「ここはソドムが切り返してくるっ! 背後を取り返してくるっ! ソドムはヤムチャの胴回りに腕を回すっ!」
ソドム「Take that, you bastard ! 」ググッ
ヤムチャ「おっ……おおっ……!」
アー、アーアー
実況「あ〜っとっ! そしてソドムは即座に抱え上げるっ! こちらは軽々とヤムチャの身体をそのまま抱え上げていくっ!」
元「そうだね。ソドム君の方がパワーはあるんでしょうね」
837
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 22:15:40 ID:0xvEOT6k
ヤムチャ「……させるかっ! だああぁぁっ!」バタバタ
ソドム「...What's !? 」ヨロヨロ
オー ? オーオー ?
実況「あ〜、しかし抱え上げられたヤムチャですが、ここは足をバタつかせ……大きく大きくバタつかせ……」
元「……おっ?」
ソドム「Oh...shit... ! 」ヨロッ
ヤムチャ「着地っ……! それとこの腕、邪魔っ……!」スタッ
オー、オーオー
実況「ここはヤムチャも堪えていきますっ! 空中で足をバタつかせ、堪えていくっ! さぁ、身体半分抱え上げられたヤムチャだが、なんとか着地っ! そしてソドムの腕を振り払っていくっ!」
ヤムチャ「多分、この辺にあるだろっ……! いくぜ、はああぁぁっ……!」シュッ
ソドム「What... ? GYAAAaaaaa... ! 」スパーン
オー !? オーオー !?
実況「おぉ〜っとっ! ここでトラースキックだっ! トラースキックだっ! ヤムチャが打ち込んでいくっ!」
元「おおっ!?」
838
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 22:22:17 ID:0xvEOT6k
実況「左足をまるで鞭のようにしならせ、背後に立つソドムの側頭部へと打ち込んでいくっ! まるで後ろに目がついているかのように、ピンポイントに決めていったぁ!」
元「今のは上手いねぇ。いいよいいよ」
ヤムチャ「よしよし、上手く当たったみたいだな……」クルッ
ソドム「ugh...ugghh...」フラフラ
ヤムチャ「それじゃあ、もう一発だっ……!」フワッ
オー !? オーオー !?
実況「更にヤムチャはソドムの方を振り返りつつ……勢いがいい半回転のターンを見せつつ飛び上がってっ……!?」
ヤムチャ「今度は右足でだっ……! 同じ所に打ち込んでやるよっ! はあぁぁっ!」スパーンッ
ソドム「...GYAAAaaa ! 」ヨロッ
オー ! オーオー !
実況「そして今度は延髄切りですっ! 飛び込みつつの延髄切りを正面から打ち込んでいくっ! さぁ、再び側頭部へとヒットしたかっ!?」
元「ヒットしましたねぇ」
839
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 22:32:53 ID:0xvEOT6k
ヤムチャー ! イイゾー !
ヤムチャ「どうだっ……!? あでっ……!」ビターンッ
ソドム「ugh...ugghh...」ヨロヨロ
実況「あ〜っと、しかしこれは浅かったかっ!? 大きく大きくふらついてはいるが……ダウンには至りませんっ! ダウンには至りませんっ!」
ソドム「...Fuck ! 」ガクッ
ヤムチャ「……よしっ!」ムクッ
オー ! オーオー !
実況「あっ、いやっ……! 膝をつきましたっ……! フラリフラリとソドムはよろけてよろけて、ここで膝をつきましたっ!」
元「まぁ、ピンポイントで側頭部に打ち込んでるんだ。そりゃタフなソドム君でもこうなるでしょ」
実況「少しばかり時間差できましたかね!? さぁさぁ、ヤムチャが立ち上がってきますっ!」
ヤムチャ「まだまだいくぜっ……! うおおぉぉっ……!」ダダッ
オー ! オーオー !
実況「さぁ、立ち上がったヤムチャは片膝をついているソドムへと向かって、勢いよく突っ込んでいくっ!」
840
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 22:42:27 ID:0xvEOT6k
ヤムチャ「いっくぜぇ、オイっ……! てやっ……!」フワッ
ソドム「...What's ?」
オー、オーオー
実況「さぁ、勢いよく突っ込んでいったヤムチャはソドムの前フワリと飛び上がるっ!」
ヤムチャ「喰らってろっ……! だああぁぁっ……!」ドスッ
ソドム「……gggaaaggg ! 」バターン
オー ! オーオー !
実況「そして膝をついているソドムのその胸元っ……! 両足を揃えて打ち込んでいきますっ! 勢いをつけた低空のドロップキックだっ!」
元「いいんじゃない、いいんじゃない。今日のヤムチャ君は勢いがあるよ」
ヤムチャ「……よしっ!」ムクッ
イイゾー ! ヤムチャー !
実況「さぁ、これよりソドムの身体はマットへとダーウンっ! そしてヤムチャも直ぐ様立ち上がってきますっ!」
841
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 22:49:01 ID:0xvEOT6k
ヤムチャ「次は、あっちだっ……!」ササッ
オー、オーオー
実況「さぁ、立ち上がったヤムチャは……ここはコーナーポストの方へと素早く移動していきますっ!」
ヤムチャ「それじゃあケンさん、よろしくお願いしますっ!」パシッ
ケン「おう、了解っ!」パシッ
オー ? オーオー ?
実況「あ〜っと、そしてここでヤムチャはエプロンサイドにいるケンとタッチしていきますねぇ。どうやら、ここは交代していくようです」
元「あっ、そうだね。まぁ、運動量の多いファイトスタイルで攻めてるから、これはいいんじゃないかな?」
ヤムチャ「……よしっ」グイッ
ケン「よ〜しよし……それじゃあ、いこうか……」ガシッ
オー !? オーオー !?
実況「ここはスタミナ温存と言った所でしょうか? さぁ、ヤムチャはロープを潜りエプロンサイドへと戻りますっ! そして試合権の移ったケン……あ〜っと、ここはロープを潜らずにエプロンサイドからそのままコーナーポスト上へと昇っていますねぇ!?」
元「おっと」
842
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 22:56:36 ID:0xvEOT6k
ケン「それじゃあ、いくぜっ……! たああぁぁっ……!」シュタッ
オー ! オーオー !
実況「そしてケンが飛び込んでいくっ! コーナーポスト上から飛び込んでいくっ! 狙いはダウンしているソドムっ!」
ケン「喰らってろっ……! はああぁぁっ……!」ズドーンッ
ソドム「……gggaaaggg ! 」
ワー、ワーワー
実況「コーナーポスト上から飛び込つつのダイビング・エルボー・ドロップっ! さぁ、ソドムの腹部へと肘を突き立てていくっ! 強烈な一撃を見舞っていくっ!」
ヤムチャ「ケンさん、俺も俺も……俺もいきますっ……!」ガシッ
オー !? オーオー !?
実況「あ〜っと、待て待て待てっ……!? そしてここでヤムチャもまたコーナーポスト上に昇っているっ! 昇っているぞっ!?」
元「……おっと」
843
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 23:04:16 ID:0xvEOT6k
ケン「……はいはい、わかってますよ〜っと」ゴロンッ
オー !? オーオー !?
実況「そしてケンが立ち上がり……あっと、前方回転して素早くそんなヤムチャに近づいていくっ!」
ケン「……よ〜し、それじゃいってこいっ!」パシッ
ヤムチャ「……了解っす!」パシッ
オー !? オーオー !?
実況「そしてケンはコーナーポスト上のヤムチャとタッチっ! ここで再び選手が切り替わるっ! 試合権は再びヤムチャへと戻ったっ!」
元「お〜、切り返え切り返えやっていくね」
ヤムチャ「それじゃあ、もう一撃っ……! たああぁぁっ……!」シュタッ
オー ! オーオー !
実況「そしてヤムチャもまたダウンしているソドムに向かって飛び込んでいったぁぁっ!」
844
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 23:09:55 ID:0xvEOT6k
ヤムチャ「喰らってろっ……! だああぁぁっ……!」ズドーンッ
ソドム「...GYAAAaaa !」
ワー、ワーワー
実況「そしてヤムチャも突き刺していくっ! コーナーポスト上から飛び込んでソドムの腹部へと肘を落としていくっ! こちらもダイビング・エルボー・ドロップっ!」
元「間を開けずにガンガンいってるからね。これはソドム君も辛いでしょ」
実況「ケンっ……! ヤムチャと続けてきましたっ! この辺り、挑戦者組の連係は取れてると言ってもいいでしょうかっ!?」
元「うん、取れてるんじゃない?」
ヤムチャ「よぉ〜し、よし……それじゃあ、起きろっ……! 起きろっ……!」グイッ
ソドム「...ugghh」ググッ
オー、オーオー
実況「そしてヤムチャは立ち上がり、ソドムの身体を引き起こしていきますっ! さぁ、挑戦者組……いいリズムを作ってきたかっ!?」
元「いいリズムです」
845
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 23:16:29 ID:0xvEOT6k
ヤムチャ「今度はしっかり決めるぜっ……! でやっ……!」ガシッ
ソドム「Oh...Ohhhhh...」
オー、オーオー
実況「背後を取りつつ引き起こし……そしてソドムの胴回りへと腕を回していくっ! そして脇下に自身の頭部を差し込んでいくっ!」
元「バックドロップですね」
ヤムチャ「……うおおおぉぉっ!」ググッ
ソドム「Oh...Ohhhhh...」
オー ! オーオー !
実況「そしてソドムの身体を抱え上げていくっ! 今度は抱え上げたっ! しっかりと抱え上げたっ! ソドムの巨体をヤムチャが抱え上げていくっ!」
元「おおっ! いいよっ!」
ヤムチャ「バックドロップだっ……! 喰らってろっ……!」ズドーンッ
ソドム「...gggaaaggg ! 」
オー ! イイゾー ! ヤムチャー !
実況「そしてソドムの身体を後方へと叩きつけていきますっ! さぁ、今度は決まりましたっ! ヤムチャのバックドロップですっ!」
846
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 23:22:49 ID:0xvEOT6k
ヤムチャ(ふう、随分と飛ばしているように見えるが……でも、まだまだ……まだまだなんだよ……)ムクッ
オー、オーオー
実況「完全にヤムチャがリズムっ……! 流れを掴んだと言ってもいいでしょうっ! さぁ、ヤムチャは立ち上がってくるっ!」
ヤムチャ(メインイベントなんだから……一番凄い試合をしなきゃいけないんだから……それで、一番凄い試合って言うのは……)ガシッ
オー、オーオー
実況「さぁ、ヤムチャはソドムの頭部の方へと回り込み……おっと、ここはソドムの腕を掴んでいきますっ!」
ヤムチャ(さっきの試合もそうだったけど……技とか以外にもあるんだっ……!)グイッ
ソドム「...ugh」ズルッ
オー ? オーオー ?
実況「ヤムチャは掴んだソドムのその腕を、おぉ〜っと、力一杯引っ張って、その身体を引き摺っていきますっ! ダウンしたソドムの身体を移動していますねぇ?」
元「まぁ、フォールとかにいくには位置が悪かったのかな?」
847
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 23:27:53 ID:0xvEOT6k
ヤムチャ「……よぉぉし、そらっ!」グイッ
ソドム「……ugh」ズルッ
オー ? オーオー ?
実況「いや、待って下さいっ……!? これ、ヤムチャはソドムを相手コーナーの方まで連れていきましたよっ!? ダウンしているソドムを相手陣営の方まで持っていったっ! ヤムチャはそこで腕を離すっ!」
ヤムチャ「次はお前だっ……! お前が出てこいっ……!」ビシッ
ロレント「……」
オー !? オーオー !?
実況「あ〜っと、そしてヤムチャはここでロレントに向かって指を差し……あ〜っと、何やら言っているっ!」
元「お〜っと、これはロレント君を指名……という形でいいのかねぇ?」
ヤムチャ「こいつはもうKOだっ……! 次はお前をKOする番だっ……! わざわざ運んできてやったんだぞっ!? だからタッチして代われっ! お前が出てこいっ!」ビシッ
ロレント「……」
ワー ! ワーワー !
実況「ここでヤムチャはロレントを指名っ! ロレントを指名していきますっ! タッチして代わって来いと言っていますねぇ!?」
元「まぁ、この王者組のリーダー格はロレント君だからねぇ。ヤムチャからしたら、そっちから勝利を奪いたいって所じゃない?」
848
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 23:28:48 ID:0xvEOT6k
今日はここまで
849
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 23:31:32 ID:W1vQz8wo
おつー
これは盛り上がる展開
850
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 23:41:08 ID:ekxuWKE2
乙っした
デカい奴にバックドロップ → 決まらない からの 次は決まった!
ヤムチャ少々ワンパターンになってるな
まあ様式美だから大丈夫か
851
:
名無しさん
:2016/08/17(水) 23:41:13 ID:fyJNQHcc
乙
出だし絶好調だな
このまま押しきっちゃえ(棒)
852
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 02:13:19 ID:vwHHKNEg
乙乙
決まり手というか御約束は意外と大事な気もする
853
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 02:40:45 ID:gkR75dPk
乙!
これは文句なしにかっこいい!
854
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 22:00:59 ID:QOMvQ4i6
ヤムチャ「ほら、とっとと交代しろっ……! 次はお前だっ……!」ビシッ
ロレント「……上官に向かって指図するとは」
ワー ! ワーワー !
実況「という事はヤムチャっ……! ここまで非常にハイペースで攻めたてていたのは……」
元「まぁ、ちゃちゃっとソドム君を片付けて、リーダー格のロレント君を……って事だね」
ロレント「……規律を叩き込まねばならんな」ストン
ヤムチャ「……ああっ!?」
アー !? アーアー !?
実況「あっ……! 待って下さいっ……! しかし、ここはロレントっ……! そんなヤムチャから離れるように……おっと、場外へ下りたっ! エプロンサイドから場外へと下りたっ!」
元「……あらっ!?」
855
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 22:10:05 ID:QOMvQ4i6
ヤムチャ「おいコラ、何処行ってんだっ……!? そっちじゃねぇぞっ! リングの中に来いっ……!」グイッ
ロレント「何故、我輩が貴様ごときに従わねばならんのだっ……! 下級兵に戯言に貸す耳など持ち合わせておらんわっ!」ガバッ
アー !? アーアー !?
実況「慌てて場外に下りたロレントをロープ越しから覗き込むヤムチャっ! しかし、こちらもまた腕を大きく拡げヤムチャの神経を逆撫でするような態度を取っているっ!」
元「……まずいよ、ありゃ囮だ」
実況「囮……? あっ……!」
ソドム「ugh...ugghh...」ムクッ
ケン「おい、バカっ! 周りをよく見ろ、周りをっ……! 後ろだっ……!」ビシッ
実況「ソドムが動いてますねぇっ!? ソドムが起き上がってきますよ、元さんっ!」
元「ちょ〜っと、ソドム君を仕留め切れてなかったね。ソドム君、タフだから」
実況「慌ててケンもエプロンサイドからヤムチャに警告していきますっ!」
856
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 22:17:38 ID:QOMvQ4i6
ヤムチャ「ソドムはもう片付け……えっ……?」チラッ
ソドム「A defenseless back ! 」シュルッ
アー !? アーアー !?
実況「あ〜っと、そしてソドムが体勢を低くして突っ込んでいくっ! 背を向けているヤムチャの股下に腕を差し込んでいくっ!」
元「ちょっとロレント君に意識向けすぎてリング上への注意が散漫になってるんじゃないの!?」
ソドム「You are fuckhead ! 」グイッ
ヤムチャ「う、うおっ……おおっ……!」ゴロンッ
アー、アーアー
実況「巨体に似つかわぬテクニカルな技っ……! ここはソドムっ……! ヤムチャの身体を後方へと転がし丸め込んでいくっ! スクールボーイですっ! スクールボーイっ!」
元「パワーだけじゃなくて、こういう技も使える一面を持っているんだ」
ソドム「...Count up ! 」
ダン「おう、わかったぜっ!」
ロレント「ソドムをKOしたと考えるその都合のいい脳みそ……ヒャハハ、救えん奴だな」スタッ
実況「ここはソドムがクイックで丸め込んでいきますっ! それを確認するや否やロレントもエプロンサイドへと戻るっ! あ〜っと、レフェリーが今マットに伏せ、カウントを数えますっ!」
857
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 22:25:34 ID:QOMvQ4i6
ダン「ワンっ……!」
ヤムチャー ! ヤムチャー !
ダン「……ツー」
ヤムチャ「……うるああぁぁっ!」ガバッ
ソドム「...Wow」
オー ! オーオー !
ダン「カウントはツーだっ! ツーカウントっ!」
オー ! オーオー !
実況「しかしここはヤムチャも直ぐ様、返してきますっ! カウントがツーに届くか届かないかといった所で肩を上げるっ! カウントはツーっ! いや、1.9辺りかっ!?」
元「そうだね。まぁ、ここは返してくるわね」
858
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 22:32:38 ID:QOMvQ4i6
ヤムチャ「なんだよオイ……まだくたばってなかったのか、ちくしょう……」ムクッ
ソドム「I go,I go,I goooo... ! 」ムクッ
実況「そして立ち上がってくるヤムチャっ……! だが、ソドムもまた立ち上がってくるっ!」
元「とにかく、色々考えてるのはわかるけど、リングの中の事にもうちょっと集中していこう。来るよ〜」
ソドム「...Wooooooow ! 」ダダッ
ヤムチャ「……んっ?」
実況「先に動いたのはソドムっ……! 立ち上がろうとしているヤムチャへと突っ込んでいき……」
ソドム「Take this ! 」ドガッ
ヤムチャ「……ぐえっ!」ドテッ
アー、アーアー
実況「そして前蹴りィ! 立ち上がろうとしているヤムチャの顔面へと打ち込んでいきますっ! 先に打ち込んでいったのはソドムっ……!」
元「そうですねぇ」
859
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 22:38:45 ID:QOMvQ4i6
ケン「何やってんだっ……! 試合権のねぇヤツに絡んでその様はねぇだろがっ……! 今日はベルト戦なんだぞ、オイっ!」
ヤムチャー ! シッカリシロー !
実況「おぉ〜っと、コーナーのケンも厳しい口調で何やら叫んでいますっ!」
元「う〜ん」
ソドム「Hey...Stand up...」グイッ
ヤムチャ「……ぐっ」ググッ
ヤムチャー ! ヤムチャー !
実況「少し雲行きが怪しくなってきたでしょうかっ!? さぁ、ソドムはヤムチャの身体を引き起こしていきますっ!」
元「まぁまぁ、ちょっと流れは変わった部分はあるけどまだまだだよ」
ソドム「Fuck... ! 」ガシッ
ヤムチャ「……ぐっ」
実況「そしてソドムは自身の脇下にヤムチャの頭部を抱え込んだっ!」
860
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 22:44:43 ID:QOMvQ4i6
ソドム「Fucking... ! 」ドスッ
ヤムチャ「……おぐっ!」
アー、アーアー
実況「ヤムチャを捉えその無防備な背中に、ソドムは腕を降り下ろしていきますっ! ここはハンマーパンチっ!」
元「うんっ!」
ソドム「Fucking... ! Fucking... ! 」ドスドス
ヤムチャ「ぐっ……ぐっ……」
アー、アーアー
実況「ソドムは続けて二発、三発と打ち込んでいくっ!」
ソドム「...Come here ! 」ズルズル
ヤムチャ「おっ……おおっ……」
アー、アーアー
実況「おぉ〜っと、ソドムは背中に打ち込みつつ……後退をしてヤムチャの身体を引き摺り移動していきますねぇ」
元「そうですねぇ」
861
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 22:50:16 ID:QOMvQ4i6
ソドム「The next is...」クルッ
ヤムチャ「……んっ?」クルッ
オー ? オーオー ?
実況「あっと、そしてここでソドムは捉えていたヤムチャの頭部を離し……おっと、ここで体を入れ換えていくっ! ソドムとヤムチャの身体が互いにクルっと半回転っ!」
ソドム「...That ! Hey ! 」ドンッ
ヤムチャ「……うおっ」ヨロッ
実況「そしてソドムはヤムチャの身体を突き飛ばすっ……! あ〜っと、あっとあっとっ……!」
元「ああっ……!」
ロレント「……ヒャハハ、捉えたぞ」ガシッ
ヤムチャ「んあっ……!? なんだよ、お前……」
アー ! アーアー !
実況「そんなヤムチャをロレントがキャッチっ! ロレントがキャッチっ! エプロンサイドからヤムチャを捉えていきますっ!」
元「あ〜っと、さっきは逃げたのにここでちょっかいかけてくるか」
862
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 22:56:50 ID:QOMvQ4i6
ロレント「我輩と戦いたいんだな……? いいだろう、少しだけ相手をしてやるっ……」ガシッ
ヤムチャ「さっきは場外に尻尾巻いて逃げた癖に、今更かよっ……!」チラチラ
アー ! アーアー !
実況「そしてロレントが……腕を掴みましたっ! エプロンサイドからヤムチャの腕を掴んでいきますっ!」
元「う〜ん……嫌なタイミングでちょっかい出してきたねぇ」
ロレント「ほぉ〜らほら……アームロックだっ……!」ガシッ
ヤムチャ「くっ、んああっ……! この野郎、ロレントっ……!」チラチラ
アー ? アーアー ?
実況「あ〜っと、そしてここでロレントはヤムチャの腕を捻り……更にはセカンドロープにその腕を絡めるようにしながらアームロックを仕掛けていきますっ! これは反則行為っ……! ここで王者組のタッグワークを……」
元「いや、そういう事じゃないっ……! こういう事をされると、ヤムチャ君の意識がまたロレント君にいっちゃうって事っ!」
863
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 23:00:38 ID:QOMvQ4i6
ケン「おい、レフェリーっ……! 試合権のないバカがちょっかい仕掛けて来てるぞっ! 止めろ止めろっ!」ビシッ
ダン「おうおう。わかってらぁ、わかってらぁ!」
ロレント「ヒャハハ……ヒャハハ……」ギリギリ
ヤムチャ「この野郎っ……! リングでやるぞっ……! リングでっ……! こっちに来いっ!」チラチラ
ブー 、ブーブー
実況「あ〜っと、確かにっ……! 元さんの言う通り、ヤムチャはロレントとばかりを気にしているといった印象ですかねぇ!?」
元「今、試合権を持ってる相手は誰なのっ!? そっちも見なさいっ! ほら、来てる!」
ソドム「Ahhhhhhhh ! 」ダダッ
実況「あ〜っと、来ている来ているっ……! ソドムが来ているっ! そんなヤムチャに向かって、突っ込んで来ているっ!」
864
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 23:05:43 ID:QOMvQ4i6
ロレント「我輩が行くのではない……貴様が来るのだ……」ストン
ヤムチャ「……ああっ!?」
実況「ロレントはその動きに合わせて腕を離し、そして再びエプロンサイドから場外へと下りたっ!」
元「前を見ろっ!」
ソドム「HAHAHAHA ! Take this ! 」ズガアァ
ヤムチャ「んっ……? おっ、うぐおおおぉぉっ……!」グラッ
アー、アーアー
実況「そして突っ込んでソドムが体重を描けながらの……ラリアットっ! ラリアットですっ……! あ〜っと、ロープ際のヤムチャへと打ち込んでいったぁ!」
元「……だああぁぁっ!」
ヤムチャ「うおっ……! なんだなんだ……来てやがったのか、くそっ……うげっ……!」ボトッ
アー、アーアー
実況「あ〜っと、危ないっ……! ヤムチャの身体が一回転して……おぉ〜っと、そのまま場外へと落下したぁ!」
865
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 23:11:21 ID:QOMvQ4i6
ロレント「ヒャハハハ。少しだけ……少しだけ、下級兵士と遊んでやるか……」グイッ
ヤムチャ「ぐっ、あででで……ち、ちくしょう……」ググッ
実況「そして場外にはロレントがいる。ロレントがいるゥ! ここでロレントは場外に落ちたヤムチャの身体を引き起こしていきますっ!」
元「う〜ん……ちょっと上手くいってないねぇ……」
ロレント「ヒャハハ、こっちに来てもらおうか……」ズルズル
ヤムチャ「……うああっ」ヨロヨロ
実況「ロレントはヤムチャの髪を掴み……そして場外の奥深くへと連れて行こうとしているんでしょうか?」
元「う〜ん」
ケン「ったく……! 何やってんだよ、あの野郎っ……! くそっ……!」スタッ
オー !? オーオー !?
実況「あっと、待って下さいっ! しかしここでケンが動きますよっ!? 今ケンがエプロンサイドから場外へと下りましたねぇ!?」
元「おっ、ケン君が動いてくるか」
866
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 23:12:19 ID:QOMvQ4i6
今日はここまで
867
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 23:20:59 ID:qEy.UkjE
乙
ヤムチャのターン終了…ケンも交えて乱闘か
ロレントソドムはここで稼ぎたいところ、果たしてどうなるか
868
:
名無しさん
:2016/08/18(木) 23:50:20 ID:G6i22FRY
乙っした
ロレント上手いな
ヤムチャがちょろいのか
今のところパートナー活かしてるのはソレント組だな
869
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 00:21:50 ID:wf2v.d3k
乙乙
怒りで回り見えて無い感じやなぁ
870
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 02:12:20 ID:w/sfdugE
格としては
ケンヤムチャ>ロレントソドム
なんだろうけど、怒りに我を忘れたところを付け込まれたって流れで上手く五分にしてるなあ
ここからケンの力を借りて逆転しても、ベルト組が勝っても納得できる
871
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 06:58:13 ID:5Wy.D.jo
乙!
遺恨のある相手だからこうなるって感じか
ヤムチャも成長したなあ
872
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 22:01:38 ID:kNk0DWbo
ソドム「Boss ! Ken went there ! 」
ダン「とりあえず、場外カウントだっ! 1……2……!」
実況「さぁ、ケンは場外をぐるっと周りロレント達の方へと向かっていくっ! ソドムはそんなケンの様子を見ているかっ!? そして、ここでレフェリーが場外カウントを数え始めますっ!」
ロレント「そうかそうか、動いてきたか。まぁ、当然か……よし、フゥゥゥンっ……!」ブンッ
ヤムチャ「……うぎゃああぁぁっ!」ガッシャーン
キャー ! キャー !
実況「おぉ〜っと、そしてロレントはヤムチャの髪の毛を後ろから掴んだまま……先ずは鉄柵に向かって打ち付けていくっ! ヤムチャの額が硬い硬い鉄柵へと打ち付けられたぁ!」
873
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 22:05:47 ID:kNk0DWbo
ダン「3……4……」
ヤムチャ「く、くそっ……!」フラッ
ロレント「……ヒャハハ、次はこっちだっ!」グイッ
実況「額を押さえるヤムチャっ! あっと、しかしロレントは再びそんなヤムチャの後頭部を掴み……おっと、引き連れていくっ!」
ロレント「鉄柵の次はエプロンサイドだっ……!」グイッ
ヤムチャ「……ぐええぇぇっ!」ビターン
ヤムチャー ! ヤムチャー !
実況「おぉ〜っと、そして今度はエプロンサイドですっ! エプロンサイドへとヤムチャの身体を打ち付けていくっ!」
ロレント「ケンも向かって来ているらしいし……まぁ、ここらが潮時って所だな……フン、戻れ……」グイッ
ヤムチャ「……ううっ」ゴロンッ
実況「あ〜っとっ……!? そしてここでロレントは、ヤムチャの身体をサードロープ下からリングに捩じ込んでいくっ!」
元「あっ、戻してきたねぇ」
874
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 22:16:22 ID:kNk0DWbo
ケン「あぁっ……!? なんだなんだ、リングに戻すのかっ……!?」
ダン「って事は場外カウントはもういいなっ! よし、ファイっ……!」
実況「さぁ、戦場は場外から再びリング内へっ! ここはロレント、あっさり戻してきましたねぇ?」
元「あっさりって言っても鉄柵攻撃とかしてるんだけどね。まぁ、ケン君も動いて来てる事だし、ここらが潮時なんじゃないかな?」
ソドム「I was waiting ! 」ググッ
ヤムチャ「くそっ、あの野郎……」グイッ
実況「さぁ、そしてリング上で待ち構えていたソドムっ……! 戻ってきたヤムチャの身体を掴み、そして引き起こしていきますっ!」
ソドム「Caught ! 」ガシッ
ヤムチャ「……うおっ!」
実況「そしてソドムはヤムチャの片腕を巻き込みつつ……胴回りを抱え込んだっ!」
875
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 22:25:14 ID:kNk0DWbo
ソドム「Ohhhh... ! Take this ! 」ググッ
ヤムチャ「う、うおおっ……!」
アー、アーアー
実況「おぉ〜っと、そしてソドムはそのまま後方に反り返りつつ……大きく大きくブリッヂの体勢を見せつつ、ヤムチャの身体を後方へとっ……!」
ソドム「...GAAAAAaaa ! 」
ヤムチャ「……ぐええええぇぇぇっ!」ズドーン
アー ! アーアー !
実況「叩きつけていったぁ! ヤムチャの身体が背中から落ちますっ!」
元「フロント・スープレックスだね」
実況「ここはフロント・スープレックスっ! フロント・スープレックスっ! ソドムには高さもありますっ! さぁ、高い位置からヤムチャが打ち付けられたぁ!」
876
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 22:32:56 ID:kNk0DWbo
ソドム「...Next ! 」ガシッ
ヤムチャ「……うおっ」
オー ? オーオー ?
実況「あ〜っと、更にここからソドムはサイドポジションの体勢に持っていきましたかねぇ!?」
元「あ〜っと、持っていきました」
実況「ソドムは上体を起こしつつ、即座に腕をヤムチャの頭部付近へと回していくっ! フロント・スープレックスからそのままサイドポジションへと持ち込んだっ!」
ロレント「ヒャハハっ……! よ〜し、よしっ……! それでは我輩もいくぞっ……!」ガシッ
アー !? アーアー !?
実況「あ〜っとっ! そしてここでロレントも動いてくるっ! 場外にいたロレントが素早くエプロンサイドに昇り、そこから更にコーナーポストへと昇っていくっ!」
877
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 22:42:21 ID:kNk0DWbo
ロレント「さて、いくぞ。ケン大尉ィィィっ……!」
ケン「おっと、飛び込んで来るってか……けど、そうはいかねぇよ……」ササッ
実況「ロレントの狙いは……これはケンですっ! 場外にいるケンに狙いを定めていますっ!」
元「いや、でも……」
実況「あ〜、しかしこの動きをケンはよく見ていましたっ! ロレントの動きを察知っ! 透かさず、距離を取っていきますっ!」
ロレント「おぉぉいっ! ケン大尉ィィィ……! そこにいては我輩は届かないぞォォォ……こちらまで来いっ……! こちらまで……」
ケン「バーカ。誰が行くか……そこからここまで、飛び込んでみろよ……? 案外届くんじゃねぇの……? まぁ、十中八九自爆に終わるだろうがな!」
実況「これは少しばかり距離がありますっ! これでは恐らくロレントは届きませんでしょう」
元「そうですね」
実況「しかしながら、ロレントはコーナーポストの上で騒ぎ立てております」
878
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 22:50:56 ID:kNk0DWbo
ロレント「ケン大尉ィィィ……! ケン大尉ィィィ……! 貴様も腑抜けなのか、腰抜けなのかァァァ……!」
ダン「おいおい、うるせぇうるせぇ……コーナーポストの上で騒ぎ立ててるんじゃねぇっ! 降りろ降りろっ……!」イソイソ
ソドム「……OK」チラッ
実況「おっと、そんなロレントに今レフェリーが近づいていきますねぇ?」
元「まぁ、あぁやってコーナーポストの上でギャーギャー言われたらねぇ」
ソドム「Fuck...Fuck... ! 」ドスッ
ヤムチャ「……うぐっ」
実況「さぁ、そしてリング上の二人ですっ! ソドムとヤムチャっ……! ここでソドムは腰を上げて……膝ですねっ……! 膝でヤムチャの腹部を踏みつけ押さえつけていきますっ!」
元「ニーオンザベリーって体勢だ」
ソドム「HAHAHAHA ! kiiiiiill yoooou ! 」ガシッ
ヤムチャ「えっ……!? ガッ……!」
アー !? アーアー !?
実況「あ〜っ! 待って下さいっ……! ここでソドムが両腕で……ヤムチャの首を締め付けましたよっ!? 締め付けていきましたよっ!?」
元「あっ……あ〜っ……!」
879
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 22:55:42 ID:kNk0DWbo
ソドム「HAHAHAHA... ! Fuck... ! Fuck... ! Fuck... ! 」バンバン
ヤムチャ「ガッ……ウガッ……がガッ……!」バタバタ
ブー ! ブーブー !
実況「ソドムはヤムチャの首を両腕で絞めつつ、上体を持ち上げ……そしてリングに叩きつけっ……! あ〜っと、何度も何度も打ち付けていくっ! これは完全に反則行為っ!」
ダン「降りろってのっ……! 降りろっての馬鹿野郎っ……!」
ロレント「……試合の邪魔はしてはおらんっ!」
レフェリー ! ソッチジャネェー !
元「なるほどねぇ……ロレント君はあそこでレフェリーの注意を引き付けてるって事か……」
実況「元さん、感心している場合ではありませんよっ! あ〜っと、これにはヤムチャも足をバタつかせて苦しんでいるっ!」
ケン「あっ、あの野郎っ……! 随分ギャーギャーと騒いでやがると思ったら……そういう事か、くそっ……!」ダダッ
元「いや、大丈夫だっ! ケン君が見てるっ! 走ったよっ!」
実況「あ〜っとっ! ここで場外にいたケンが慌ててリングへと走りますっ! 今サードロープ下からリングへと滑り込んだっ!」
880
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 23:03:33 ID:kNk0DWbo
ケン「やる事がこすいんだよ、このタコっ……! うるあぁっ……!」スパーン
ソドム「……GHHHHAAAAAAK ! 」バターン
オー ! ケーン ! イイゾー !
実況「そ〜してここでケンが一撃ィィ! ソドムの顔面へと打ち込んでいったかっ!? ケンの鋭い蹴りィィ! ヤムチャを救出しますっ!」
元「いや〜、危なかったね!」
ロレント「おい、レフェリー……試合権のない者が乱入しているぞ……? 我輩も降りてやる……だから、次はヤツを引き下がらせろ……」
ダン「えっ……? あ〜、くそっ……! ケンも来てやがったか……!」イソイソ
実況「あ〜、しかしここでロレントがケンに指を差し……」
元「う〜ん、レフェリーを使ってきますねぇ」
実況「ここはレフェリーがケンの元へと走りますっ! 今度はケンの元へと走っていきますっ!」
881
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 23:09:58 ID:kNk0DWbo
ダン「おい、ケンっ……! ダメだダメだっ……! 試合権のない奴がリングにいちゃいけないだろがっ……!」
ケン「わかってますよっ……! すぐ下がりますってのっ……! ああっ、もうっ……!」ササッ
ケーン ! ケーン !
実況「レフェリーはケンに下がるように警告し……あ〜、しかしここははケンも従っていきますね。直ぐ様、自軍コーナーへと引き下がっていきますっ!」
元「まぁ、救出は出来たからよしとしましょう」
ヤムチャ「ううっ……ううっ……」ムクッ
実況「さぁ、そしてここでヤムチャが立ち上がってきますっ! 少しばかり喉元を押さえている様だが……?」
元「まぁ、ああいった攻撃は短時間でも大きなダメージに繋がるからねぇ」
ケン「おい、ヤムチャっ……! 交代だ、交代っ……! 俺に代われっ……!」ググッ
オー ! オーオー !
実況「おぉ〜っと、そして立ち上がったヤムチャを確認するや否や、ここはケンがコーナーから腕を伸ばし、タッチを求めていますっ! 交代を要求しますっ!」
元「おっ、そうだね」
882
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 23:16:39 ID:kNk0DWbo
ヤムチャ「……」フルフル
ケン「……あぁっ?」
アー !? アーアー !?
実況「んっ……?」
元「ありゃ……?」
ケン「交代しろって言ってんだっ……! 俺に代われ、俺に代われ……おめぇは休んでろ……」
ヤムチャ「いや、大丈夫です。俺、まだいけます……」フルフル
アー !? アーアー !?
実況「あ〜っと、なんだなんだ……? ここはヤムチャが首を振っていきますよっ!?」
元「いや〜、交代して、一回流れ切り替えた方がいいとは思うんだよ」
ケン「交代しろって言ってんだよ、バカっ……!」
ヤムチャ「大丈夫ですっ……! ちょっと油断しただけっすよ。ここからは全部俺のターンだから大丈夫っす」フルフル
アー !? アーアー !?
実況「ケンは交代を要求しますが、ヤムチャは首を横に振るっ! ヤムチャがケンに従いませんっ!」
元「あ〜、ちょっと、ダメな意味で熱くなってんじゃないのぉ〜!?」
883
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 23:17:14 ID:kNk0DWbo
今日はここまで
884
:
名無しさん
:2016/08/19(金) 23:24:03 ID:OO04rffs
乙
ヤムチャのこの無茶な感じ、良いね
冷静になってからが本番か、案外このまま逆襲出来るか…楽しみ
885
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 04:55:54 ID:B77dqrhc
乙っした
やっぱり勝敗が見えない
どっちが勝ってもおかしくない
でもどっちが勝ってもなんか違うようなモヤモヤ感
886
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 06:43:32 ID:nbATUqNs
乙!
怒りで冷静さを欠いてはダメだ
887
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:00:42 ID:RzIrfozA
ヤムチャ「さぁさぁ、ここからだ……ここからだ……起きろっ……!」グイッ
ソドム「...ugghh」ググッ
オーイ、ヤムチャー
実況「そしてヤムチャは向かっていきますっ! あ〜っと、ソドムに近づき、その身体を引き起こしていきますっ!」
元「ん〜っ! この判断、吉と出るか凶と出るか」
ケン「あのバカっ……! クソっ……!」バンッ
実況「意気込んでいるヤムチャと裏腹に、ケンは渋い顔をしながらコーナーポストを叩きますっ!」
元「う〜んっ……!」
ヤムチャ「よくも首絞めてくれたな、この野郎っ……! お前ら、そういう事しか出来ねぇのかよっ……!」ググッ
ソドム「...ugghh」
実況「とにかく試合は続いておりますっ! さぁ、ソドムの身体を引き起こしたヤムチャはそのままその頭部をググッと押し下げ、前屈みの体勢にしていくっ!」
888
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:07:52 ID:RzIrfozA
ヤムチャ「……だああぁっ!」ズガァ
ソドム「...gag ! 」ヨロッ
オー、オーオー
実況「そして下から蹴り上げていくっ! 前屈みのソドムの顔面へと膝を打ち込んでいくっ! ここはニーレフトですっ!」
元「うん」
ヤムチャ「おっと、まだまだだっ……!」ガシッ
ソドム「...ugghh」
実況「あ〜っと、ヤムチャは浮き上がったソドムの頭部を両腕で捉えて、更に再び押し下げていくっ!」
ヤムチャ「もう一発っ……!」ズガァ
ソドム「...gag ! 」ヨロッ
オー、オーオー
実況「そして再び蹴り上げていくっ! さぁ、顔面にいった。二発目っ……! 再びニーリフトだっ!」
元「まぁ、ヤムチャ君が交代しないにしても、こうやってリズムを取り戻していけるってのなら、問題はない事なんだよ」
889
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:13:27 ID:RzIrfozA
ソドム「My face...My face...ugghh...」ヨロッ
ヤムチャ「終わらせはしないぞっ……! うらっ……!」ガシッ
オー、オーオー
実況「再びソドムの上体が浮き上がるっ! ソドムは顔面を押さえ、苦しんでいるっ! しかし、そんなソドムをヤムチャは逃さないっ! さぁ、再び両腕でソドムの顔面を掴んだっ!」
元「うん」
ヤムチャ「もう一撃っ……! うおおぉぉっ……!」ググッ
ソドム「No... ! No,No... ! 」ブンブン
ヤムチャ「……んあっ!?」パッ
アー、アーアー
実況「そしてもう一度ソドムを前屈みの体勢に……あ〜っ、いやっ……! ここはソドムが頭部を大きく大きく振ってヤムチャの腕を振り払っていったっ!」
元「単調になるのは、よくないよぉ!」
890
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:20:44 ID:RzIrfozA
ソドム「Fucking Son of a bitch... ! GAAaaa ! 」ブンッ
ヤムチャ「……んっ?」
アー、アーアー
実況「更にソドムは素早く上体を起こし……あ〜っとっ! そしてヤムチャに向かって腕を振っていくっ!」
元「んあっ!」
ソドム「Take this, you bastard ! 」ブンッ
ヤムチャ「甘いっての、バカ野郎っ……!」ググッ
ソドム「...Oh !? 」スカッ
オー !? オーオー !?
実況「ショートレンジのラリアットっ……! あ〜っ、いやいやいやっ……! ここはヤムチャが避けますっ! 避わしていきますっ!」
元「おっ!? 見えてるのかっ!?」
実況「頭を下げそのソドムの腕を下を潜り抜けるようにヤムチャが避わしたぁ! そのヤムチャはソドムの背後へと回るっ!」
891
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:28:15 ID:RzIrfozA
ソドム「Damn it ! 」クルッ
ヤムチャ「そこだああぁぁっ……! でえええやっ……!」スパーン
ソドム「GYAAAaaaa ! 」グラッ
オー ! オーオー !
実況「更に振り向いたらソドムに対してヤムチャが即座に打ち込んでいく、打ち込んでいくっ! ここでトラースキックだっ! カウンター気味へと顎先へと打ち込んだかっ!?」
元「おうおう、見えてる見えてる」
ソドム「Oh...Oh...Oh,No...」バターン
ヤムチャ「……手間かけさせるんじゃねぇよ、バーカっ!」ジーッ
オー ! オーオー !
実況「ソドムの身体が大きく大きくぐらつき……そしてここでダーウンっ! ここでダーウンっ! ヤムチャはダウンしたソドムを見つめているっ!」
892
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:37:29 ID:RzIrfozA
ヤムチャ「お前はお呼びじゃないんだよ……さっきみたいに、また立ってこられるのも面倒だし、ここで止めを刺しておいてやるよ……」シュタッ
オー !? オーオー !?
実況「あ〜っと、そしてダウンしたソドムの前でヤムチャが構えるっ! おぉ〜っと、あの構えは……あの構えは、狼牙風風拳っ!」
ロレント「おぉ〜っと、あれは確か……マズいな……」ストン
実況「ここでヤムチャが狼牙風風拳を狙うっ! ここはヤムチャが一気に流れを引き戻しにきたっ! ここで狼牙風風拳を狙いますっ!」
元「……決まればの話だけどね」
ヤムチャ「さぁ、立てっ……! 立つんだ、ソドムっ……! 終わらせてやるよっ……!」
ソドム「ugghh...ugghh...」
ワー、ワーワー
実況「ソドムの起き上がりに合わせて、狙いを定めるヤムチャっ! ヤムチャっ! 場内が湧きますっ!」
893
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:45:04 ID:RzIrfozA
ケン「……打つなら打つで一言かけろっての。くそっ」
ヤムチャ「なぁ、レフェリー。あれはどうなんだ……? 反則じゃないのか?」
ダン「お、お、おうっ……! わかったわかった、ちょっと行ってくるよ……」ササッ
実況「あ〜っと、そしてここでヤムチャがレフェリーに何やら言ってもいるっ! そしてそんなレフェリーが……あ〜っと、ロレント達の方へと向かっていきますっ!」
元「う〜ん、反則なんじゃないかな? みたいな事じゃない?」
ダン「おい、ロレントっ……! 試合権のねぇヤツがそういう事をしちゃいけねぇだろがっ!」
ロレント「何故だっ!? あの下級兵士に手を出したワケではない。我輩の部下に行った事なのだ。これは合意の上での行為だ……」ガバッ
ダン「う〜ん……そう言われりゃ、そうだけどさぁ……」
ブー ! ブーブー !
実況「レフェリーがロープ越しに場外のロレントへと警告をしますが……あ〜っと、ロレントは大きく腕を拡げ、しらばっくれてるとでも言えばいいのでしょうか?」
元「う〜ん。そうですね」
実況「……今日のロレントは非常によく動いてきますねぇ」
元「あ〜、そこは僕も思うよ」
894
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:46:05 ID:e5zb6sDc
なんか飛んだ?
895
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:46:58 ID:Sb9ELPyM
何を打った?
896
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:52:59 ID:RzIrfozA
ロレント「そこで立つのは下策だ……この場面、体勢を整えるなら場外がいい……どれ、上官の我輩自らが援護してやろう……」ガシッ
ソドム「...Oh」ズルッ
ヤムチャ「……んっ?」
アー ? アーアー ?
実況「あ〜っと、待って下さいっ……!? しかしここでダウンしているソドムの身体が動くっ! ヤムチャから離れるように移動するっ!」
元「まぁ、こうなるだろうねぇ。ロレント君が動いてくるよ」
ロレント「全くっ……! 重い奴だっ……! しかし、そういった奴だからこそ、我輩に不足しているパワーを持ち合わせていると言う事……手間をかけさせるなっ……!」ググッ
ソドム「Oh...Thank you for Boss...」ボトッ
ヤムチャ「……ちっくしょう。また邪魔しやがったな」
ブー、ブーブー
実況「あ〜っと、ロレントですねぇっ!? ここはロレントが場外からグルっと回り込み、そしてサードロープ下からソドムの身体を掴み、場外へと引き摺り出していきますっ!」
元「まぁ、これは喰らいたくない技ではあるからね。そりゃこういった形で邪魔もしてくるよ」
実況「あ〜っと、そしてソドムの身体がヤムチャから離れ……今、場外へと落ちたぁ!」
897
:
1
:2016/08/20(土) 22:55:22 ID:RzIrfozA
一個飛びました
>>893
を無視でお願いします
898
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 22:56:08 ID:RzIrfozA
ケン「……打つなら打つで一言かけろっての。くそっ」
ヤムチャ「なぁ、レフェリー。あれはどうなんだ……? 反則じゃないのか?」
ダン「お、お、おうっ……! わかったわかった、ちょっと行ってくるよ……」ササッ
実況「あ〜っと、そしてここでヤムチャがレフェリーに何やら言ってもいるっ! そしてそんなレフェリーが……あ〜っと、ロレント達の方へと向かっていきますっ!」
元「う〜ん、反則なんじゃないかな? みたいな事じゃない?」
ダン「おい、ロレントっ……! 試合権のねぇヤツがそういう事をしちゃいけねぇだろがっ!」
ロレント「何故だっ!? あの下級兵士に手を出したワケではない。我輩の部下に行った事なのだ。これは合意の上での行為だ……」ガバッ
ダン「う〜ん……そう言われりゃ、そうだけどさぁ……」
ブー ! ブーブー !
実況「レフェリーがロープ越しに場外のロレントへと警告をしますが……あ〜っと、ロレントは大きく腕を拡げ、しらばっくれてるとでも言えばいいのでしょうか?」
元「う〜ん。そうですね」
実況「……今日のロレントは非常によく動いてきますねぇ」
元「あ〜、そこは僕も思うよ」
899
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 23:00:07 ID:RzIrfozA
ソドム「...ugghh」ムクッ
ロレント「おっ、ソドム……そうだ。ここなら立ち上がっても安全だ」
実況「さぁ、そうこう言ってるうちに場外でソドムが立ち上がってきましたかねぇ?」
元「なんだかんだでねぇ、ここまでのタッグワークに関しては王者チームに分があるんじゃないかと思うね。ロレント君が動いて動いて…相手を掻き乱して……みたいな感じでやってるよね」
ロレント「おい、レフェリー……リングインする際に狙われては厄介だ……そいつをもう少し離れさせろ……そうでないと戻れん……」ビシッ
ダン「はいはい、わかりましたわかりました……おい、ヤムチャっ……! おめぇがそこにいたらリングに戻ってこれねぇってよ。少し距離を取ってくれ」ササッ
実況「あ〜っと、ここも何やらロレントが動き、レフェリーに何か言っております。あ〜、どうやらヤムチャを離れさせろと言った所かっ!?」
元「う〜ん、なんだろうねぇ。ちょっと挑戦者チームは……上手くいってないってワケじゃないけど……」
ヤムチャ「なんで向こうの言いなりなんですよ。そういう事なら、場外カウント取って下さい」
ダン「はいはい、わかったわかった。1...2...!」
実況「なんとなく乱されているという印象は受けますよね? あ〜、そしてレフェリーが場外カウントを数え始めますっ!」
元「うん、そうなんですよ」
900
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 23:05:51 ID:RzIrfozA
ロレント「ソドム、まだいけるか……?」
ソドム「Sorry...No...」
ロレント「……そうか。部下に無理をさせるワケにはいかんな」シュタッ
実況「さぁ、ロレントとソドムは共に場外をグルッと回り……ロレントは自軍コーナーエプロンサイドへと先に戻ります」
元「まぁ、スタミナ回復の時間も作ってね」
ソドム「...Phew」グイッ
実況「そしてソドムもヤムチャから距離を取るように……非常に自軍コーナーに近い位置でリングへと戻ってきますっ!」
元「うん」
ロレント「よし、それじゃあソドム……交代だ……」サッ
オー !? オーオー !?
実況「あっ……! そしてここでロレントがエプロンサイドからソドムに向けて手を伸ばしますね? 手を伸ばしますねっ!? これは交代ですか!?」
元「タイミングとしちゃ悪くないでしょう」
901
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 23:11:19 ID:RzIrfozA
ソドム「...OK ! 」パシッ
ロレント「さて、腑抜けた軟弱者共に身の程を教えてやるとするか……」グイッ
オー ! オーオー !
実況「そしてソドムがロレントのその掌へとタッチっ! ここで試合権が移りますっ! さぁ、試合権はソドムから、ロレントへと移ったぁ! ソドムはエプロンサイドへと引き下がり……そしてロレントがロープを潜りリングインしてくるっ!」
ヤムチャ「ようやくきたか……遅いんだよ、ったく……」ニヤリ
実況「さぁ、そしてこのロレントは……そうっ! ヤムチャが待ち望んでいた相手でございますっ! さぁさぁ、ヤムチャっ……! ここでようやく己にとっての目当ての相手が出てきたっ!」
元「計算していた……望んでいた形で出せたかと言うと……ちょっと、違うような部分もある気がするんだけどね」
実況「……おっと、と言いますと?」
元「まぁ、野暮な事を言うのは止めておこうか。流れも多少は引き戻ってきたでしょ」
902
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 23:16:34 ID:RzIrfozA
ヤムチャ「ようやく出てきやがったかっ……! 待ちくたびれたぜ、この野郎っ……!」ビシッ
ロレント「……フン」
オー ! オーオー !
実況「おっとぉ!? ここでヤムチャはロレントに向かって指を差していきますっ! そして何やら叫ぶっ!」
元「うん」
ヤムチャ「さぁさぁ、いくぜいくぜっ……! 前回の借りっ……! ここで返すっ……!」ズガズガ
ロレント(前回の借り……そう、これは突然振って湧いた試合ではなく、一つの流れから続いて生み出された試合……)ズガズガ
オー ! オーオー !
実況「ヤムチャはロレントに向かっていくっ! そしてまたロレントもヤムチャに向かっていくっ!」
ヤムチャ「いくぜっ! うるああぁっ!」ガシッ
ロレント(そしてその借りというものは、我輩にだってあるんだっ! コイツだけではないのだァァァ!)ガシッ
オー ! オーオー !
実況「さぁ、そして今ヤムチャとロレントが組み合ったぁ! ここはロックアップっ! ロックアップの体勢から入ってきましたっ!」
903
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 23:17:09 ID:RzIrfozA
今日はここまで
904
:
名無しさん
:2016/08/20(土) 23:48:07 ID:8dFh3z8A
乙乙
最後までキチンと止め刺さんとアカンフラグやでぇ……
905
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 00:42:09 ID:9K6CgjZM
乙!
元さんの気がかりが…
906
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 01:05:29 ID:UUxJx6uc
乙
ちょっと強引だけど、ここまでは良い感じだな、ヤムチャ
ケンへのスイッチをどこでするかがポイントになりそう
907
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 04:39:15 ID:qH1Jmy3A
乙っした
ケンに交代なしでヤムチャ無双からの体力続かずに負け
これなら納得できるか
前半の入れ込み過ぎもフラグになるし
908
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 09:20:12 ID:Wd2Smi/k
この試合超ヤムチャの完成系が見れるか?
怒りってお膳立てもあるし、期待やな
909
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 22:00:53 ID:yYvTZl0w
ロレント「……でぇりゃああぁぁっ!」グイッ
ヤムチャ「……おっ」ヨロッ
イケー ! ヤムチャー !
実況「おっと、ここはロレントが引き込んでいくか? 組みかかったまま、力一杯下がるっ! 少しヤムチャがバランスを崩すっ!」
ヤムチャ「おっと、させるかっ……!」ガシッ
ロレント「……だああぁぁりゃっ!」グイグイ
ヤムチャ「……うおっと」ガクッ
オー ? オーオー ?
実況「ヤムチャも踏ん張り堪えていくがっ……! 構わずロレントっ……! 力任せにヤムチャの身体を引き込み引き込み体勢を崩しにかかりますっ!」
元「おぉ〜っと」
実況「あ〜っと、そしてここでヤムチャの体勢が崩れたかっ!? 片膝をつきますっ!」
910
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 22:07:56 ID:yYvTZl0w
ロレント「……だあぁりゃっ!」グイッ
ヤムチャ「……くおっ!」
アー、アーアー
実況「その隙を逃さないっ……! さぁ、ロレントは上から体重を浴びせるように、ヤムチャの身体を押し込んでいくっ! だが依然、ヤムチャは片膝をついたままっ……!」
ロレント「ああっ……だああっ……! んだぁっ……!」クルッ
ヤムチャ「……んっ?」
アー、アーアー
実況「あっと、続けてロレントはヤムチャの身体を押し込んだまま、クルっと体勢を変えつつ回り込んで……!?」
元「おっと、バックを取ったねぇ」
911
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 22:17:14 ID:yYvTZl0w
ロレント(見せるんだっ……! 我輩がここまで積み重ねてきた物っ……! それを今ここで見せるんだっ……!)ガシッ
ヤムチャ「……くおっ!」
オー、オーオー
実況「さぁ、バックを取ったロレントはヤムチャの腰回りに組みかかっていきますかねぇっ!? さぁ、バックからヤムチャの腰を掴んだっ!」
ロレント(我輩はただただ、見せればいいのだっ……! その後の事は誰かが何とかしてくれるっ……!)ググッ
ヤムチャ「くっ……! くっ……!」モガモガ
ヤムチャー ! ヤムチャー !
実況「さぁ、ロレントはそのまま力を込め……あ〜、しかしヤムチャも堪えるっ! さぁさぁ、どうするどうするっ!?」
ロレント「……うおおおぉぉっ!」ググッ
ヤムチャ「くっ、くっ……うおっ……!」ヨロッ
オー ? オーオー ?
実況「おぉ〜っと、そしてここで、ロレントが身体を捻っていきますねぇっ!? 背後から強引にヤムチャの身体を捻っていきますっ!」
912
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 22:23:05 ID:yYvTZl0w
ロレント「……だああぁぁっ!」ゴロンッ
ヤムチャ「う、うおっ……! おっ……!」ゴロンッ
オー、オーオー
実況「おぉ〜っと、そのまま横方向に一回転っ! 身体を掴んだまま横方向に転がって、自信の身体毎ヤムチャの身体を回転させていきますっ!」
元「おっと」
ロレント「……んああっ!」ガシッ
ヤムチャ「……うおっ」モガモガ
実況「互いの一回転して……再び元の体勢にっ! ここはスタミナを削りにいったという所かっ!? いやっ、先程と違い片膝をついていたヤムチャは尻餅をついている体勢となっているかっ!?」
元「うん」
913
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 22:29:20 ID:yYvTZl0w
ロレント「……だああぁぁっ!」ゴロンッ
ヤムチャ「う、うおっ……!」ゴロンッ
オー、オーオー
実況「おぉ〜っと、ロレントはまたもいきますっ!背後から身体を掴んだまま横方向に回転っ! そして自信とヤムチャの身体を回転させていくっ! 両者の身体が回転して、再び元の体勢にっ!」
元「おおぉ」
ロレント「……まだまだァァァ!」ゴロンッ
ヤムチャ「ああっ……! なんだなんだ、こいつ……!」ゴロンッ
オー、オーオー
実況「おぉ〜っと、まだいきますっ! ま〜だいきますっ! ロレントがヤムチャの身体を回転させていくっ! おぉ〜っと、これはヤムチャの身体がロレントによってリング上を転がされまわっているっ!」
元「……ほ〜う」
914
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 22:38:37 ID:yYvTZl0w
ロレント「……ああああァァァ!」ゴロンッ
ヤムチャ「なんだなんだっ……! ずっとゴロゴロゴロゴロ……やる気あるのか、コイツっ……!」ゴロンッ
オー ! オーオー !
実況「更にもう一回転っ! もう一回転っ! 力任せの強引にいったクレイドルと言った所かっ!? ここはロレントがヤムチャの身体を転がし転がし、スタミナを削りにかかりますっ!」
元「ほ〜う」
実況「まぁ、こういうのもなんですが、最近のロレントに似つかわない、らしくないファイトスタイルですよねぇ!?」
元「まぁ、腐っても鯛……王者のプライドというものは持ち合わせているんだね?」
ロレント「……だああぁぁっ!」ゴロンッ
ヤムチャ「ああっ……! なんだなんだっ……!」ゴロンッ
オー ! オーオー !
実況「おぉ〜っと、またも両者の身体が一回転っ! 元さん、王者のプライド……と、言うのは!?」
元「え〜、ヤムチャ君は言ってたじゃない? ロレント君は殴る蹴るのロクでもない戦い方しかしない奴って。実際、最近のロレント君はずっとそういったファイトスタイルだよ」
実況「それで伸し上がってきた部分もロレントにはありますからねぇ!?」
915
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 22:46:27 ID:yYvTZl0w
ケン「なにやってんだ、オラっ……! いい様にやられっぱなしじゃねぇかっ……! ふざけんなっ……!」
ソドム「HAHAHAHA ! You can't wrestling ! You can't wrestling ! 」
オー ! オーオー !
元「ただロレント君は出来ないワケじゃないんだよ。しないだけで。殴る蹴るだけのロクでもない事も出来るんだよ。しないけど」
実況「まぁ、確かにロレントはこういったファイトスタイルでいっていた時期もありましたっ!」
元「だから、これはそんなヤムチャ君に対するアンチテーゼとでも言えばいいかね? 自分はこういったファイトスタイルも出来るんだぞという事を見せてるんじゃないかねぇ?」
ロレント「まだまだァァ……! んっ……!」グイッ
ヤムチャ「く、くそっ……!」ガシッ
オー !? オーオー !?
実況「という事は……コレ、今日のロレントはいつものファイトスタイルではなく……こういったファイトスタイルを見せてくると考えてもよろしいのでしょうかっ!?」
元「アンチテーゼって言い方はちょっと持ち上げすぎたね。格好よく言いすぎた。う〜ん、ただの天の邪鬼な反骨心なのかもしれないし……そこはわからないけどね」
実況「あ〜、ここでリング上を転がされまわっているヤムチャが付近にあったロープを掴んだかっ!? ロープを掴んだっ! ここはロープに手を伸ばし、身体を固定しますっ!」
916
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 22:52:25 ID:yYvTZl0w
ヤムチャ「ああっ……! ああっ……! なんだコイツっ……!」ムクッ
ロレント「くっ、くっ……ロープを掴んだか……」ムクッ
オー ! オーオー !
実況「とりあえずこの場は凌いだといった所でしょうか!? さぁ、ヤムチャはロープを両手で掴んでなんとか立ち上がるっ! セカンドロープからトップロープに持ち替え、なんとかロープにしがみつき堪えているっ!」
元「流石にこういう形で来るとはヤムチャ君も予想外でしょう」
実況「さぁ、しかしロレントはまだ腰にしがみついているっ! ヤムチャの動きに合わせて自身も立ち上がってくるっ!」
ヤムチャ「おい、レフェリーっ……! これ、ロープブレイクじゃないのかっ……!? そうだろっ……!?」
ダン「今行こうと思ってたんだよ、わかってらぁ!」
実況「あ〜、ここはロープブレイクの形になりますかね? ロープにしがみつくヤムチャっ……! それにしがみつくロレントっ……! そこにレフェリーが向かっていきますっ!」
元「うん」
917
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 22:58:41 ID:yYvTZl0w
ロレント「ロープブレイクなどで終わらせてなどたまるかァァァ……! だああァァァ……!」グイグイ
ヤムチャ「んっ……? あっ……!」ズルズル
ダン「んっ……?」
オー !? オーオー !?
実況「あ〜、待って下さいっ!? ここでロレントが強引に後退して……おっと、ヤムチャの腕がロープから離れたっ!」
元「おっと、引き剥がしてきたっ!」
実況「ロレントはそのままヤムチャの身体をロープから遠ざけていくっ! 遠ざけていくっ!」
ロレント「我輩に殴る蹴る以外を求めた下級兵士よォォォ……! ヒャーハハハっ! 貴様は特進物だなっ! うるああァァァ!」グイッ
ヤムチャ「う、うおおっ……!」ググッ
オー !? オーオー !?
実況「そしてロレントが抱え上げていくっ! ロープから引き剥がしっ……! 背後からヤムチャの身体を抱え上げていきますっ!」
元「おぉ〜っと」
918
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 23:04:43 ID:yYvTZl0w
ロレント「ジャーマン・スープレックスだァァァ! だあありゃァァァ!」
ヤムチャ「うっ、おおっ……ぐがああぁぁっ……!」ズドーン
オー ! オーオー !
実況「そのまま後方へと反り投げていきますっ! ブリッヂの体勢でヤムチャの身体をマットへと叩きつけていきますっ!」
元「おぉ〜っと、ジャーマン・スープレックスっ!」
実況「強引にっ……! 力任せにいったぁ……! この辺りもロレントらしかぬファイトスタイルっ……!」
ダン「おっと、フォールか。って事はカウントっ……!」ササッ
ロレント「こんな物で終わりではない……我輩にとっては最後のチャンスなのかもしらんのだ……まだまだだ」コロン
ダン「ありゃ、フォールいかねぇのか……?」
実況「ロレントはそのままフォールの体勢……あ〜、には、いきませんねぇ。ここはロレントっ……! クラッチを一度解き、そして横へと転がっていきます」
元「まぁまぁ、ケン君も生きてるしね。ここはフォールにいっても、決まらないんじゃないかな」
919
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 23:10:45 ID:yYvTZl0w
ロレント「さぁ、立て……立て……我輩と同じで貴様もこの程度ではないはずだろう……」ムクッ
オー ! オーオー !
実況「そしてロレントは立ち上がりますっ! さぁ、立ち上がったロレントは大きく息を吐き呼吸を整えつつ、ヤムチャの動きを見ているっ!」
ヤムチャ「あ〜、いててて……ちくしょう……」ムクッ
オー ? オーオー ?
実況「そしてヤムチャも上体を起こしてきますっ! 激しく打ち付けられたかっ!? 頭部を押さえているが……しかし、ここは直ぐ様体勢を立て直してくるっ!」
ロレント「今日は正攻法でいってやる……キャリアの違いを見せつけてやる……さっさと立て、下級兵士が……」クイクイ
ヤムチャ「んあっ……? 野郎、舐めやがって……」ギロリ
オー !? オーオー !?
実況「あ〜っとっ! そしてここでロレントはそんなヤムチャに対して、早く立ち上がって来い言わんばかりに掌を仰ぎ、少しばかり挑発的な態度っ!」
元「この辺はいつものロレント君らしいね。いつもって表現でいいのかはわからないけど」
920
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 23:12:26 ID:yYvTZl0w
今日はここまで
921
:
名無しさん
:2016/08/21(日) 23:17:34 ID:UUxJx6uc
乙
本来のロレントって感じかな
最後かも…というのは恐らく本音だよね
メインで出来るのが最後ということなのか、ベルトを手放すということなのか…
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