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ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!!」
79
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 21:30:51 ID:???
乙です!
身内戦でも会場盛り上がって良かった
てっきり、寸前で本田とか何人かが、
「ちょっと待ったぁ! ワシにもやらせろ〜」
とか入って来るのを予想してたが外れたww
この後、二人共消耗した時点でのシャドルー乱入もありえるな
80
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 22:01:26 ID:kKtBuc9U
ヤムチャ「兄弟子同士の試合……これは、目に焼き付けておかなきゃいけない試合ですけどね、俺が下手に余計な事言っちゃって水差すのも、変ですしね」
元「う〜ん、うんうん。そうかもしれないねぇ、うんうん」
実況「さぁ、ここでケンは放送席から視線をリュウへと移し、そしてリュウへと歩みを進めていくっ!」
ヤムチャ「ナハハ、ケンさんも無茶言ってくるなぁ。ああいう所あるんですよ、ケンさんって」
元「まぁまぁ、それならそれなら……しっかりと二人の試合を目に焼き付けていってよ」
ヤムチャ「そうですね。ここでしっかりと二人の戦い……俺は見守らせて頂きます!」
実況「さぁ、リュウに近づいていったケンは……おっと、そのままダウンしているリュウの左脚を掴んだぁ!」
元「おっとぉ、リング上には動きがあったかな?」
ヤムチャ(ナハハハ! 言ったぞ、言ったぞっ! 言ってやったぞ、オイっ! 俺は集中して試合を見てるから……これ、気軽にお喋りが出来る状況じゃないんだよっ! 黙ってても、不自然にならねぇんだよっ! 後は『上手い』とか『おぉ』だけ言ってりゃいいんだよ。ケンさん、アドバイスありがとうっ!)
ケン(ヤムチャは上手く喋っててくれるかな……? まぁ、試合も進めなくちゃな……そらっ……!)
81
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 22:09:12 ID:kKtBuc9U
ケン「……オラァ!」ガシッ
リュウ「……くっ!」
実況「さぁ、ケンはリュウの左脚を抱え……そのまま自身もグラウンドへと寝そべっていくっ! そして、手首をリュウの足首に強く強く押し当て、極めていくっ!」
ケン「先ずは、その動きを封じる所からスタートだっ! オラっ、アキレス腱固めだっ! どうだっ!」ググッ
リュウ「ぐっ、ぐっ……!」
実況「手首をリュウの足首……アキレス腱ですねっ! そこに押し当て、その足を極めていくっ!」
元「先ずは、足から入ったか」
実況「ここはアキレス腱固めですっ! アキレス腱固めっ! ここはケンがグラウンドでのアキレス腱固めを仕掛けたっ! さぁ、リュウの足首を締め付けていくっ!」
82
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 22:10:21 ID:rB1X1wlU
そういうことかw
試合後のコメントは考えとけよ〜
83
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 22:17:44 ID:kKtBuc9U
ダン「リュウ、どうするっ!? ギブアップか、おいっ!」
実況「さぁ、そしてレフェリーもしっかりと裁定してくれているっ! すかさず
リュウに確認を取っているぞっ!」
元「やっぱり、彼が仕事してくれるのは有難い事だね。彼がレフェリングしてくれないと、裁定するのはヤムチャ君になる所だったんだから」
ヤムチャ「いやいや、俺は無理ですよっ……! 無理無理無理っ……!俺にこんな大一番裁定するだなんて……無理無理無理ですっ……!」
元「ハハハ、そうかもしれないね」
リュウ「いや、大丈夫だレフェリー……問題はない、それっ……!」ズルッ
ケン「……おっと」
オー、オーオー
実況「あ〜っとっ! しかし、ここはリュウの動きが早いっ! 仕掛けたられた直後に……すかさずロープへと向かって、ケンの身体ごと自身の身体を引きずっていくっ!」
84
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 22:24:52 ID:kKtBuc9U
リュウ「そらそら、あっと言う間だ……」ズルズル
ケン「……あ〜、上手くいかないもんだね」
オー、オーオー
実況「力強くロープへと向かっていくリュウっ! さぁ、もうロープはその目の前だっ!」
元「お〜、お〜、お〜、スタミナ有り余ってるねぇ。これが二試合目になるってのに……いや〜、タフだ」
リュウ「……そらっ!」ガシッ
オー! オーオー!
実況「ここはリュウが間髪入れずにロープブレイクっ! 今、サードロープに手を伸ばし、ガッツリ掴みますっ! ロープブレイクっ! ロープブレイクですっ!」
ヤムチャ「よしっ……! あっ、って……喜んでいいのかなコレ……」
元「まぁまぁまぁ、ケン君に申し訳ないとか……そういう事は、今は抜きにしよう」
85
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 22:30:30 ID:kKtBuc9U
ダン「ロープブレイクだ、ロープブレイクっ! ほれ、ケンっ! 手を離せっ!」
ケン「……オーケー」サッ
パチパチ……パチパチ……
実況「さぁ、レフェリーがケンに声を掛けるっ! ケンもリュウの足から手を離していくっ! ロープブレイクなら手を離すっ……! 当たり前の事だが、これがクリーンな試合だっ!」
元「そうですね。お客さんも拍手してくれてます」
実況「空手軍団リュウ対ケンの対決ですが……これは、やはり、らしい試合っ! クリーンな試合を期待していきましょうっ!」
ケン「やれやれ……二試合目だってのに、タフな野郎だな……まぁ、そうでなくちゃ面白くはねぇけどよぉ……」ムクッ
リュウ「……ふう」ムクッ
実況「さぁ、ケンは少し後退りしながら……リュウの方を向きつつ、立ち上がってくるっ! しかし、リュウもすかさず立ち上がってくるっ!」
86
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 22:42:24 ID:kKtBuc9U
ダン「チンタラやってんじゃねぇっ! 立ち上がったのなら、戦えオラっ! ファイっ!」ビシッ
ケン「言われなくても、いくぜっ! オラオラ、まだまだいくぜっ!」ズガズガ
実況「さぁ、レフェリーも両者を指差し、そして再びその手をクロスさせるっ! おぉ〜っと、それと同時にケンが向かっていくっ! 立ち上がったリュウに向かって近づいていくっ!」
ケン「オラっ、手加減無用だっ……! 喰らいなっ……!」バッチーンッ
リュウ「……うおっ」ヨロッ
オーッ!
実況「さぁ、ケンは再びリュウの胸元へと熱〜い逆水平チョップっ! 打ち込んでいきますっ!」
ケン「今度は、ぶん投げてやるぜ。そらっ……!」スッ
リュウ「……うっ」
実況「そして、動きの止まったリュウの股下に手を差し伸ばすっ! 差し伸ばしていくっ!」
87
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 22:49:18 ID:kKtBuc9U
ケン「いっくぜぇ、オイっ……! うおおっ……!」ググッ
リュウ「……くっ」
実況「そして、そのままリュウの身体を抱え上げていくっ! ここはボディスラムかっ!? それともここから、何か派生技かっ!?」
リュウ「……させないぞっ! そらっ!」バタバタ
ケン「だっ……! な、なんだなんだっ……! 暴れんなコラ、バランスが……」ヨロッ
オー、オーオー
実況「あ〜っと、あっとあっとっ! しかし、肩の高さまで抱え上げられた所で……ここはリュウが大きく大きく足をバタつかせるっ! バタつかせていくっ!」
元「おっと」
リュウ「投げは、させないっ……!」シュタッ
ケン「……チィ」
オー、オーオー
実況「リュウはそのままケンの背面へと着地ィ! 着地していくっ! ここはリュウが返したぁ!」
ヤムチャ「おおぉっ」
88
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 22:58:15 ID:kKtBuc9U
リュウ「……バックは貰ったっ!」ガシッ
ケン「……くそっ!」
実況「即座に、ケンの胴回りを掴んでいくリュウっ! 背後を捉えたぁ!」
元「上手く返したねぇ」
リュウ「そらっ、バックドロップだっ……! うおおぉぉっ!」ググッ
ケン「やらせっかよっ……! この野郎、うるあっ……!」バタバタ
オー、オーオー
実況「そしてそのままケンの身体を抱え上げ……あ〜っと、いやいやいやっ! ここはケンも、身体半分持ち上げられた所で足をバタつかせ、堪えていきます! 堪えていきますっ!」
ヤムチャ「おおぉっ」
89
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 23:05:15 ID:kKtBuc9U
ケン「……簡単にはやらせねぇよ、この野郎」シュタッ
実況「そしてケンがマットへと着地ィ! この辺りは互いが互いの手の内を読んで、その一歩先をいっているという事でしょうかっ!?」
元「そういう事でしょうっ!」
リュウ「堪えたか……だが、それならっ……! そらっ……!」ドンッ
ケン「……うおっ」ヨロッ
実況「あっと、しかしここはリュウも切り返してくるかっ!? 今度はケンの背中を強く押し、突き飛ばしていくっ! ケンから少々距離を取るっ!」
元「お〜っと、おっとおっと……どうなるんだ……? どうなるんだ……?」
リュウ「……いっくぜえぇ、ケンっ!」ダダッ
実況「おぉ〜っと、リュウはそのままケンへと突っ込んでいったっ! 一直線に突っ込んでいくっ!」
90
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 23:10:50 ID:kKtBuc9U
リュウ「……はああぁぁっ!」ドスッ
ケン「う、うおっ……おおっ……」ヨロッ
実況「リュウはそのままケンの背中へとドロップキーックっ! 突き刺していくっ!」
元「ここは、リュウ君が一歩先を行ったかな?」
ケン「く、くそっ……お、おおっ……! や、やべぇ……!」ボトッ
オー、オーオー
実況「ケンの身体が大きく大きく前へと押され……おぉ〜っと、そしてトップロープを超えて、場外へと落ちたぁ!」
ケン「……ぐああぁぁ!」ズドーンッ
リュウ「……さて」ムクッ
実況「場外へと落下したケンっ! 落下したケンっ! そしてリュウはリング上で立ち上がるっ!」
91
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 23:18:34 ID:kKtBuc9U
リュウ「後は、タイミングを合わせて……さぁケン、立て……」チラッ
ケン「ううっ……ちくしょう……」ググッ
実況「さぁ、リング上でリュウはケンの様子を見ているっ! これは……何か、狙っているかっ!? 狙っているのかっ!?」
元「恐らく、狙ってるとは思いますね」
ケン「あぁっ、ちくしょうっ……!」ムクッ
リュウ「よしっ、起きたな……それなら、いくぜっ……! はああぁぁっ!」ダダッ
オー、オーオー
実況「さぁ、ここで場外のケンが立ち上がるっ! そして、それを確認したリュウは……おぉ〜っと、ここで一度ケントは逆側のロープへと走っていったぁ!」
元「や〜っぱり、狙ってたみたいだねぇ」
92
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 23:25:22 ID:kKtBuc9U
リュウ「……いくぜっ!」ダダッ
実況「さぁ、リュウは反動で勢いをつけたぁ! そして場外のケンに対して向かっていくっ! ここは得意のドラゴン・ロケットっ! 見せてくるかっ!?」
元「見せてくれるんじゃない!?」
ケン「あぁ、ちくしょう……もう来てやがるのか……だが……」
リュウ「……いくぜっ!」ガシッ
ケン「逃げればいいんだよ、逃げればっ……! ほら、お前も場外に落ちてろや、リュウっ……!」ササッ
実況「いや、ここはリュウは両手でトップロープを掴むっ! どうやら、ここはプランチャ・スイシーダのようですねっ!?」
元「あ〜、そうだね」
実況「あ〜っと、あっとあっとっ! しかし、ここはケンっ……! そんなリュウの動きに合わせつつ……大きく移動っ! 大きく移動っ! ここはケンは避けていくぞっ!」
元「あらっ!?」
93
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 23:31:17 ID:kKtBuc9U
リュウ「いくぜっ……そおぉ〜らっ……!」ピョンッ
実況「リュウはトップを飛び越え、場外へと飛ぶっ! 場外へと飛ぶっ! だが、ケンはもう移動しているっ!」
元「ケン君もまだまだ動けるみたいだね」
リュウ「……着地っ!」シュタッ
オー、オーオー
実況「リュウの身体は誰もいない場外へ……あ〜、いや違うぞっ!? リュウはトップロープを飛び越えたが……そのまま身体を捻りつつ、エプロンサイドへと着地したぞっ!?」
元「おぉ〜っとっ!」
リュウ「そう来る事は、俺も読んでいたぞ……さぁ、ケン……いくぞっ……!」ダダッ
ケン「……んっ?」
実況「どうやら、プランチャ・スイシーダはフェイントっ! フェイントだったようだっ! さぁ、リュウはそのままエプロンサイドを走り……そして、場外を移動したケンへと向かっていくっ!」
94
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 23:36:02 ID:kKtBuc9U
リュウ「いくぜっ、そらっ……!」クルッ
ケン「くそっ……! フェイントだったかっ!」
実況「助走をつけたリュウはそのまま一回転しながらケンへと飛び込んでいったぁ!」
ヤムチャ「おおぉっ」
リュウ「……はああぁぁっ!」ズガアアァ
ケン「……ぐわああぁぁっ!」バターンッ
ワー! ワーワー!
実況「そしてその背中をケンへとぶつけていくゥ! ここはトペ・アトミコだ! トペ・アトミコっ! ケンに自身の身体をぶつけ、なぎ倒していったぁ! ケンは場外でダーウンっ!」
元「やっぱり、互いのやり口がわかっている……そんな感じがするよね。一手先はどうなるかわからないよ」
実況「しかし、全力勝負という物はこうでなければいけませんっ! 互いのやり口を理解した上で……その一手先をいった者が、勝者となり得るのだぁ!」
95
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 23:37:24 ID:kKtBuc9U
今日はここまで
96
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 23:40:47 ID:rB1X1wlU
乙
ヤムチャ、おおぉっ連呼w
ま、話振られるまでは良いかな
97
:
名無しさん
:2016/01/14(木) 23:47:33 ID:???
ヤムチャw
まぁ、前よりかはマシだよ
98
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 00:02:23 ID:xv1B0UIw
お互いが手の内知ってる同門対決は燃えるなー!
今日のお客さんは得してるわ。
どっちが勝っても面白いのは確定してるもんなー。
ヤムチャも美味しい位置に着地出来そうだし
シャドルーは絶対的ヒールとしてますます盤石になったし。
99
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 00:03:34 ID:???
解説自体は元さんがやってくれるからなw
あんまり楽してると後々大変になりそうだが
100
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 00:13:31 ID:9amsDJSw
乙!同門対決は決まってたのか
101
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 00:13:43 ID:TuL9fUDs
おつおつー
ヤムチャまだまだ解説では空気だなぁ
こりゃこの後リュウ、ケンからダメだしがありそうだww
102
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 01:19:57 ID:???
最近プロレス大人気なんだよなあ
103
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 04:59:19 ID:Uqvd0Cas
乙っした
抱えられてからの暴れて脱出の攻防
メモメモメモメモしたか?ヤムチャ
104
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 12:39:54 ID:???
遠征!?
いよいよスカロマニアの出番か?
105
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 15:21:11 ID:???
遠征するならアレクとかエル・フォルテとか出ないかな?
106
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 16:53:24 ID:???
遅ればせながら乙
遠征は何処に行くのだろうか
107
:
1
:2016/01/15(金) 21:59:01 ID:bq7rPu6.
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ
108
:
名無しさん
:2016/01/15(金) 23:33:59 ID:???
把握です
109
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 22:01:35 ID:Ge.Pt1Gw
リュウ「……よしっ!」ムクッ
ケン「うぐぐぐ……逃げるのは、そっちも想定内だったってワケか……」
ダン「両者場外だなっ! それじゃあ、場外カウント取るぞっ! 1っ……! 2っ……!」
実況「さぁ、リュウはすぐ様立ち上がるっ! 立ち上がって来るっ! おぉ〜っと、ここでリング上のレフェリーが場外カウントを取り始めました」
元「おっ、カウント始まったね」
実況「20カウント以内にリングに戻らなければ、これは両者失格となってしまいますっ! 両者失格……そぉ〜んな結末は見たくないっ! 見たくないぞっ!」
元「そうだよ。せっかく、こうやって試合が組まれたんだから、決着はリングの上でつけてもらいたいよね」
リュウ「起きろっ……! ケンっ……!」ググッ
ケン「くっ、ああっ……」
実況「そしてリュウは場外でダウンしているケンの身体を引き起こしていくっ! 引き起こしていきますっ!」
110
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 22:07:17 ID:Ge.Pt1Gw
ダン「3っ……! 4っ……!」
リュウ「こっちだ、ケンっ……!」ググッ
ケン「おおっ、おおっ……なんだなんだ……」ヨロヨロ
実況「さぁ、リュウはケンの首筋に手を回し……そのままケンの身体を押しやっていくっ!」
リュウ「リングに戻るぞっ……! そぉ〜らっ……!」ググッ
ケン「ううっ、おおっ……」ゴロンッ
実況「おぉ〜っと、そしてここでサードロープ下からケンの身体を再びリング内へと押し込んでいくっ! 押し込んでいくっ!」
元「おっと、戦場はリング内へと戻るのかな?」
ダン「おっ、ケンは戻ったな……それで、リュウは……」チラッ
リュウ「ほら、もうカウントはいいだろ……? 俺も戻ったぞっ……!」シュタッ
実況「さぁ、舞台は場外からリング内へと移りますっ! ここでリュウもリング内へと戻るっ! 今、エプロンサイドに飛び乗りましたっ!」
111
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 22:21:59 ID:Ge.Pt1Gw
ダン「そこはエプロンだっ! リングでやるなら、ちゃんとやれっ! オラ、入って来いっ!」
リュウ「……ここからなんですよ、レフェリー」スタスタ
オー、オーオー
実況「おっと、ここでエプロンサイドに飛び乗ったリュウはそのまま移動っ! エプロンサイドを歩き、そしてそのままコーナーポストの方へと近づいていくっ!」
元「お〜、ここはまた飛ぶのかな?」
リュウ「さぁ、狙わせてもらうぜ……よっとっ!」ガシッ
オー、オーオー
実況「リュウはそのまま、コーナーポストの付近のセカンドロープに足をかけ……おっと、今コーナーポストに昇っていますっ! さぁ、リング内へと戻していったケンを、再びコーナーポスト上から狙うっ!」
112
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 22:35:08 ID:Ge.Pt1Gw
リュウ「よし、いくぞっ!」ググッ
イケー! イケー!
実況「さぁ、そしてリュウが今コーナーポスト上へと昇りきったぁ! そして右腕を突き上げるっ!」
元「おおっ!」
ケン「ちくしょう……あ〜、くそっ……」
リュウ「いつまでも寝てると……はああぁぁっ!」シュタッ
ワー、ワーワー
実況「さぁ、リング上でダウンしているケン目掛け……ここでリュウが飛んだああぁっ!」
リュウ「痛い追い討ちが待ってるぜっ! そらっ、ダイビングエルボードロップだっ!」ズドーンッ
ケン「う、うぐあああぁぁっ……!」
ワー! ワーワー!
実況「そして、肘を落としていくっ! 肘を突き刺していくっ! ここはダイビングエルボードロップっ! ダーイビングエルボードロップだっ! コーナーポスト最上段からの肘をケンの腹部へと突き落としていったぁ!」
ヤムチャ「おおぉっ」
113
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 22:44:58 ID:Ge.Pt1Gw
ケン「ぐ、ぐあっ……くそっ……」
リュウ「さぁ、このまま足をとって……そら、片エビ固めだっ……!」ググッ
オー、オーオー
実況「おぉ〜っと、そしてここでリュウがケンの足を取り、そのまま持ち上げるっ! そして自身の背中でケンの身体を押さえつけ、両肩をマットへとつけるっ! そのまま片エビ固めへと入ったっ!」
元「おっ、流れのままフォールにいったかっ!?」
リュウ「レフェリーっ……! フォール入ってるぞ、さぁカウントだっ!」
ダン「オーケー、任しておきなっ!」
実況「リュウがフォールに入ったリュウがフォールに入ったぁ! さぁ、そしてここでレフェリーがやってきたぁ!」
元「どうなの!? 決まっちゃうのっ!?」
実況「ここで3カウント……決まってしまうのかっ!? さぁ、今レフェリーがカウントを取り始めますっ!」
114
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 22:52:15 ID:Ge.Pt1Gw
ダン「ワンっ……!」
ワー、ワーワー
ダン「ツーっ……!」
ワー、ワーワー
ダン「……スリ」
ケン「……こんなもんで終われるかっ! うるぁっ!」ガバッ
リュウ「……おっと」
ダン「カウントはツーだっ! カウントツーっ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」
ワー! ワーワー!
実況「いやっ……! ここはカウントツーでケンの肩が上がりますっ! 覆いかぶさっていたリュウの身体を跳ね除けますっ! 2カウントですっ! 2カウントでケンの肩が上がりましたぁ!」
ヤムチャ「おおぉっ」
実況「一瞬、ここで決まってしまうのかも知れないと思って、ヒヤリとしましたが……どうやら、ケンはまだいけるようだっ!」
115
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:01:50 ID:Ge.Pt1Gw
元「折角始まった試合なんだからね……こんなもんじゃ終われないよ、こ〜んなもんじゃ。場内の皆さんも納得してくれないよ」
実況「いやぁ、思わずヤムチャさんからも、安堵の声が聞こえましたねぇ!?」
ヤムチャ「あ、ああっ……」
実況「……ねぇ!? ヤムチャさんっ!?」
ヤムチャ「あ、ああっ……そ、そうですねぇ……!? 俺もその……もうちょっと二人の戦いを見ていていたいと言うか……そこは、ケンさんに返してもらいたいと、言いますか……ねっ……?」
実況「はいっ! わかりますよ、そのお気持ちっ!」
ヤムチャ「だから、ここはその〜……う〜ん……大丈夫ですかね……? 俺、今ケンさんよりになってませんかね……!? 勿論、リュウさんも応援してるんですよ!? 応援は」
元「男なんだから、細かい事気にしてるんじゃないよ。大丈夫だよっ!」
ヤムチャ(あれっ……? あれっ……? 『おおぉっ』ってだけ言ってりゃいいんじゃないの……? なんか、話膨らまされてきたぞ……? や、やべぇぞ……! いつ終わるんだ、この話っ……!)
116
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:10:45 ID:???
ボロ出るの早すぎィ!
117
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:11:25 ID:Ge.Pt1Gw
リュウ「まぁ、そうでなくちゃな。ほらほら、どうした……ケン……」ムクッ
ケン「チィっ……くそっ……!」ググッ
ケーン! ガンバレー!
実況「さぁ、そしてリングが立ち上がるっ! ワンテンポ遅れて……ケンも立ち上がってくるっ! ここは、ケン……少々、頑張っていきたい所かっ!?」
元「場内の皆さんも……うん、ほらヤムチャ君と同じ気持ちだと思うよ? ほら、ケン君応援されてるよ」
ヤムチャ「あっ、本当ですね……」
ケン「くそっ……ちょっと、攻められてんな……いい所なしだぜ……」ムクッ
リュウ「さぁ、ケンっ……! まだまだいくぞっ……!」
実況「さぁ、立ち上がってきたケン……だがしかし、リュウはそんなケンに仕掛けていくっ!」
元「片方応援したら、もう片方に角が立つ……なぁ〜んて、ワケじゃないよ。こりゃ、今ケン君応援されてるけど、それはリュウ君がどうのこうってワケじゃなくて……単純にケン君の頑張ってる姿が見たい……そういう事なんだよ」
ヤムチャ「あ〜、はい……」
118
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:16:53 ID:Ge.Pt1Gw
リュウ「……そらっ! いくぜっ!」シュッ
ケン「……ぐっ!」
ケーン! ガンバレー!
実況「さぁ、そしてリュウが……ここで蹴りでいったかっ! ローキックっ! ケンに仕掛けていくっ!」
元「ヤムチャ君だって、あるでしょ……? ホラ、試合中にさぁ、応援されて……頑張ろうって気持ちになる事は」
ヤムチャ「あ〜、それは……勿論ありますよ」
リュウ「そらっ……! 続けて、いくぜっ……!」シュッ
ケン「……ぐあっ!」
ケーン! ケーン!
実況「さぁ、続けてもう一発っ! 今度はミドルキックかっ!? リュウが攻めていく、攻めていくっ!」
元「それは……どんな時よ……? どんな時、どんな時……?」
ヤムチャ(あれっ……? これ、お爺ちゃんの助け船なのか……? え〜っと、だったら……応えなきゃ……頑張って応えなきゃ……リュウさんとケンさんが、リングであれだけ盛り上げてるのに……俺が、ここでアタフタしてるだけじゃ……ダメだろ、オイっ……!)
元(う〜ん……この子は、解説が苦手みたいだねぇ、何を緊張してるんだか……まぁ、でも頑張ってみなさい。僕も手伝ってあげるから)
119
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:24:24 ID:Ge.Pt1Gw
リュウ「……そらっ!」シュッ
ケン「……くっ!」
ケーン! ケーン!
実況「さぁさぁ、流れはリュウが掴んできたと言ってもいいかっ!? リュウが打ち込んでいく、打ち込んでいくっ!」
ヤムチャ「やっぱり……ピンチの時と言いますか……こう辛い時にガンバレーなんて言ってもらえるのは、嬉しいですよねぇ」
元「ほ〜う、それは今のケン君の状況とも一致する所もあるねぇ」
リュウ「……そらっ!」シュッ
ケン「……うぐっ!」
ケーン! ケーン!
実況「さぁ、リュウは打ち込む打ち込む打ち込むっ! 例えそれがケンであろうともっ……! 勝負と言う名の土俵に上がれば、もうそこには情けは無用だっ! しかし、それが正しき姿っ! 正しき勝負の形であるっ!」
ヤムチャ「これだけ応援されてんだったら……やらなきゃ……なんとかやらなきゃって、こ〜う……」
元「頑張ってやろうっ……! って、力が湧いてくるワケだ!?」
ヤムチャ「そうそうそうっ……! そんな感じです、そんな感じです! だから今、ケンさんもね……? ちょっと辛い状況かも知れないけど……声は届いていると、思いますっ……!」
120
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:29:56 ID:Ge.Pt1Gw
リュウ「……そらっ!」シュッ
ケン「……くっ!」
ケーン! ケーン!
実況「ならばケンっ……! その声に応えたい所かっ……!? 流れを再び引き戻したいっ!」
元「う〜ん……でも、ちょっと打たれ続けてる状況が続いているねぇ……こりゃ、ケン君も厳しいんじゃないかなぁ……?」
ヤムチャ「いや〜、そんな事は……ないですっ……! ケンさんもねぇ……なんだろうなぁ……反撃のチャンスを伺ってるんじゃないかなぁ……?」
リュウ「もう一丁っ……! はああぁぁっ……!」シュッ
ケン「ビシバシビシバシ……舐めてんじゃねぇぞっ……! うるあぁっ!」ガシッ
リュウ「……んっ?」
オー! オーオー!
実況「さぁ、リュウはケンを……あっ、いやっ! おっとおっとおっとぉ! ここでケンが、リュウの足を掴んだっ! 掴んだ掴んだっ! 蹴りを打ってきたリュウの右脚捉え……小脇に抱え込んだっ!」
ヤムチャ「あ〜っ! ホラっ、ホラっ……! ねっ……!?」
元「おぉ〜っと、こりゃ皆の声が……ケン君に届いたのかねっ!?」
121
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:34:52 ID:Ge.Pt1Gw
ケン「足をとれば、もう打つ事は出来ねぇだろ……? くそ、ビシバシ打ちやがって、この野郎っ……!」
リュウ「くそっ……だがっ……!」
オー、オーオー
実況「さぁ、足を捉え片足立ちの状態のリュウっ! ここはケンも苦しい展開だったか、なんとか反撃にいくっ!」
ヤムチャ「あ〜、でもここで安心しちゃダメですよっ! ここから、また反撃ってのもありますっ!」
元「そうだねぇ。足取っただけで安心してたら、いけないよ」
リュウ「だが……ここから、延髄斬りを……」
ケン「させねぇよっ、この野郎っ……! とりあえず、あっち向いてろっ……! そぉ〜らっ!」ブンッ
リュウ「……うおっ」クルンッ
実況「そこはケンも重々承知かっ!? ここは即座にいくっ! 捉えたリュウの足を大きく横に振ってスイングさせつつ離すっ! その勢いにより、リュウの身体がクルッと半回転っ!」
ヤムチャ「おおぉっ」
元「おっとぉ、リュウ君の背中が見えたよっ!」
122
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:37:17 ID:Ge.Pt1Gw
今日はここまで
123
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:48:26 ID:2sdFuA8I
乙!
元さんの助け船もあってなかなかいい感じだヤムチャ!
124
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:51:39 ID:???
乙です
125
:
名無しさん
:2016/01/16(土) 23:53:27 ID:iL3oi2MM
乙
元さん、ヤムチャの育成をしてくれてるね
安心しちゃダメ〜の所は良かったんじゃないかな
早速効果ありだね
126
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 04:16:13 ID:fsk/0W5M
乙っした
マッハの世界でリアルファイトやってたわけだし
どんな攻防も見えてるし先の予測もある程度素で付いてるはずだからな
言葉にできれば解説は得意分野になりえるはず…ニュータイプヤムチャに覚醒しろー
127
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 22:00:47 ID:PHY/gurA
ケン「後頭部に……喰らっておけやっ……! うるぁ!」ガスッ
リュウ「……くおっ!」ヨロッ
実況「そして間髪入れずにケンが打ち込んでいくっ! リュウの後頭部へとエルボーバットォ! 肘を打ち込んでいったぁ! リュウはフラつくゥ!」
ケン「そんでもって、ここは……よっとっ……!」ガシッ
リュウ「ううっ……んっ……?」
実況「お〜っと、そしてケンはリュウの背後から、その股下に右腕を差し伸ばしていくっ! さらに、左腕は首筋へと回したっ!」
元「おおっ! 背後を捉えたっ!」
ケン「さぁ、いくぜっ……! せぇ〜のっ!」ググッ
リュウ「う、うおおっ……!」
実況「さぁ、そして捉えたその身体を抱え上げていくっ! リュウの身体を力任せに抱え上げていったぁ!」
128
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 22:07:40 ID:PHY/gurA
ケン「リバース・パワースラムだっ……! 落ちろおぉっ!」ズドーンッ
リュウ「……ぐわあああぁぁ!」
オー! オーオー!
実況「そして身体を捻りつつ、リュウの身体を後方へと抱え上げ、落としていったぁ!」
元「リバース・パワースラムだね」
実況「ここはリバース・パワースラムっ! リバース・パワースラムっ! パワースラムとは表裏逆の状態でリュウの身体をマットへと落としたぁ! おぉ〜っと、リュウは顔面からマットへと叩きつけられたかっ!?」
ケン「……よしっ!」ムクッ
リュウ「う、ううっ……くっ……」ググッ
実況「さぁ、そしてケンはすぐ様立ち上がるっ! あっと、しかしここはリュウも……顔面を抑えつつも、なんとか立ち上がろうとしているかっ!?」
元「まぁ、一撃返しただけだからね。ケン君はここから攻めていかないと」
129
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 22:17:07 ID:PHY/gurA
ケン「ここは、間を空けねぇっ……! すぐいくぜ、うおおぉぉっ……!」ダダッ
オー、オーオー
実況「おぉ〜っと、そこはケンも重々承知か!? さぁ、立ち上がったケンはそのままリュウに向かって勢いよく突っ込んでいくっ!」
ケン「顔面打ったみてぇだな……なら、ちっとの間はこっち動きも見えねぇだろ……」
リュウ「う、ううっ……」
ケン「……急ぐぜっ!」ダダッ
実況「いやっ……! ここはケンっ! リュウの脇を逸れるっ! どうやら狙いはロープでしたっ! ケンの狙いはロープだったようですっ! ケンはロープへと向かっていくっ!」
元「そうだね。いくなら、このタイミングがいいのかな?」
130
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 22:30:10 ID:PHY/gurA
リュウ「ああっ……!」ググッ
ケン「へへ……それじゃあ、もう一撃っ……!」ダダッ
実況「さぁ、リュウは体勢を整えるっ! だが、そんなリュウにロープの反動をつけたケンが再び突っ込んできたぁ! 片膝ついて立ち上がろうとしているリュウ背後から一直線にケンが突っ込んでくるっ!」
イケー! ケーン!
ケン「後頭部に……喰らいなっ……! うるああぁっ……!」ズガアァッ
リュウ「うっ、ぐがっ……」バターンッ
ワー! ワーワー!
実況「そしてケンは走り込んだ勢いのまま……硬い硬い膝をぶつけていくゥ! 左腕での膝蹴りをリュウの後頭部へと打ち込んいったぁ!」
元「お〜、お〜、顔面・後頭部と……お〜、お〜、容赦ないねぇ」
実況「見えない位置からきたぁ! 見えない位置から打ち込まれたぁ! こ〜いつは効いたかっ!? お〜っと、リュウは再び前のめりに倒れ込みますっ!」
131
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 22:37:06 ID:PHY/gurA
ケン「ふう……ちっとは格好いい所、見せれたんじゃねぇか……やられっぱなしってのは、性に合わねぇからな……」
イイゾー、イイゾー、ケーン
実況「さぁ、ケンは軽く右腕を挙げて……これは、場内へのアピールかっ!?」
元「そうだろうね」
実況「さぁ、そしてうつ伏せにダウンしているリュウの身体を跨ぐように移動していきますっ!」
ケン「それじゃあ……よっと……」ガシッ
リュウ「ぐっ……」
実況「さぁ、そしてケンはそのまま腰を落とし……リュウの背中の辺りへと乗っていくっ!」
ケン「顔面打ってるはずだからな……だったら、追い打ちだっ……! それっ……!」シュルッ
リュウ「……くっ」
実況「さぁ、そしてそのまま背中上からリュウの頭部に手を回すっ! これは……フェイスロックかっ!?」
元「フェイスロックですね。リュウ君は、さっきリバース・パワースラムで顔からいっちゃったからね。まぁ、そこをさらに……という事でしょう」
132
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 22:46:02 ID:PHY/gurA
ケン「締め付けるぜ……そぉ〜らよっとっ……!」ググッ
リュウ「ぐっ……うぐぐ……」
オー、オーオー
実況「ここはリバース式のフェイスロックできたか、ケンっ……! さぁ、ケンはリュウの顔面を締めてつけていくっ! 回した腕に力を込めて、容赦なくリュウの顔面を締め付けていくっ!」
ケン「どうせだったら、腰にも負担与えておくかっ……! そぉ〜ら、いくぜっ……! おおおおぉぉぉっ……!」ググッ
リュウ「う、うぐぐぐっ……ぐがっ……!」
オー! オーオー!
実況「おぉ〜っとっ! ここでケンは更に、リュウの上体を持ち上げていきますっ! リュウの上体をエビ反り状へと持ち上げていくっ! フェイスロックを仕掛けたまま……キャメルクラッチように、上体を持ち上げていったぁ!」
元「おぉ〜っと、これは腰にも負担がかかってくるからねぇ!? なかなか、キツい技になってるよっ!?」
133
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 22:58:04 ID:PHY/gurA
ケン「オラオラオラっ……! どうだどうだどうだっ……!」ググッ
ダン「リュウっ……! どうするっ……!? ギブアップかっ!?」
リュウ「ぐっ……ノーだっ……! ノーっ……!」
実況「ここでレフェリーがリュウに確認を取るっ! さぁ、顔面だけではなく、腰にも負担を与えるキツい技へとなってきましたっ! 元さん、どうでしょう? これ、ギブアップまでいってしまいますかねぇ!?」
元「う〜ん、まぁキツい技にはなってるけど、どうなんだろうねぇ? ヤムチャ君なんかは、どう思うよ……?」
ヤムチャ「えっ、俺っすか……?」
ケン「オラオラオラっ……!」ググッ
リュウ「ぐっ……ぐっ……!」
実況「さぁさぁ、ケンは容赦なく絞り上げていくっ! 例えそれがリュウであろうとも、容赦は無しだぁ!」
ヤムチャ「う〜ん……ケンさんがここで、反撃に出てきてくれたのは嬉しいんですけど……」
元「うん」
ヤムチャ「……俺は、リュウさんにもここで終わって欲しくはないです」
134
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 23:14:21 ID:PHY/gurA
元「リュウ君、いけるかな……?」
ヤムチャ「少なくても、俺は……この場面はなんとかしてもらいたいですっ……!」
実況「さぁ、先程まではケンよりだったヤムチャさんが、今度はリュウよりへとなったぁ!」
ヤムチャ「いや、そういう意味じゃ……」
リュウモ、ガンバレー! カエセー!
ケン「なんだよ、おいっ……! さっきまで、俺応援してたんじゃねぇのかよっ……!」ググッ
リュウ「うおおぉぉっ……! 負けねぇぞっ……!」
実況「だがしかし、それは場内も同じ思いようだっ! ここで、リュウへも声援が飛んでくるっ!」
ヤムチャ「あっ、おっ……」
実況「我々は生温い戦いなど見たくはないのだぁ! 互いがベストを尽くした……好勝負が見たいのであるっ! ここで根をあげるリュウなど誰も見たくはないっ! だからと言って、手を抜くようなケンも誰も見たくはないっ! それが試合だぁ!」
135
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 23:22:35 ID:PHY/gurA
ケーン! イケイケー!
ケン「おぉっ、よかったよかった……俺への声援も、ちゃんとあるじゃねぇかよ……よしっ……! だったら、ここでギブアップ奪ってやるぜ、うおおおぉぉ……!」ググッ
実況「おぉ〜っと、しかし場内からはリュウだけではなく、ケンへのコールもあるかっ!? ケンへここで下克上を見せてくれと言わんばかりのコールが鳴るっ!」
リュウー! ガンバレー!
リュウ「ああっ……! 負けねぇよっ……!」
実況「リュウへのコールもあるっ! こんな場面で終わるなっ! 維持を見せろと言うコールが鳴るっ!」
ケーン! リュウー! ケーン! リュウー!
実況「さぁ、場内からはケンのコールとリュウのコールが入り乱れておりますっ! 少々、カオスな状況になってきたかっ!?」
ヤムチャ「……この試合」
元「おっ、どうしたの……?」
136
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 23:27:42 ID:PHY/gurA
ヤムチャ「どっちを応援するか……とか、そういう事じゃなくて……」
元「……うん」
ヤムチャ「俺は、この目に焼き付ける必要がある……そんな試合かもしれませんね」
元「そうだね」
ヤムチャ「俺も、同じです。どっちにも頑張ってもらいたいし……だからと言って、手を抜くような真似はしてはもらいたくない……」
元「うん」
ヤムチャ「リュウさん、ケンさん……二人の真剣勝負……それをここで、目に焼き付けますよ」
元「ここは、特等席だからね」
ヤムチャ「今は……そうですね。リュウさんより……ですね。はい。まだ、こんな所で終わって欲しくはありません。もっと見たいです」
実況「さぁ、弟弟子のヤムチャもここで見ているぞっ! リュウっ……! ケンっ……!」
ヤムチャ(そうだよそうだよ、別に両方応援するでいいんだよ。お客さんだって、そういう感じなんだから……不利な方を応援する……それでいいんじゃねぇか……なんか、苦手意識とかプレッシャーで……俺、変な方行ってたんじゃないか……? 感じたままに言えばいいんだよ)
137
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 23:28:59 ID:PHY/gurA
今日はここまで
138
:
名無しさん
:2016/01/17(日) 23:31:34 ID:???
ヤムチャが成長してきたな
139
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 00:02:38 ID:rLUPbXRU
乙
ヤムチャ、解説は勿論、試合内容も良い勉強になるね
まだまだこれから、どんな展開になるか期待
140
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 01:50:08 ID:hlvJqfwk
乙!
たどたどしくも、それが好印象
141
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 05:19:27 ID:1ibekk9I
乙っした
後頭部への膝とかどうやってんだろ
延髄とかは肩に当ててるって聞いたことあるけど
自分の手を間に入れてるとかかな?でも飛び膝だと無理だよなあ
142
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 12:26:59 ID:???
乙
実際、実況の声って会場にも響いてるもんなの?
選手が実況の声を聞いて不意打ちに気付くシーンとかあるのかな
143
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 14:05:40 ID:GFYvgKBU
新年も変わらぬ更新乙です
揚げ足とるつもりじゃないけど
>>91
のケントでちょっと笑っちゃった
144
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 22:00:48 ID:Ij31VeH.
リュウー! ガンバレー!
リュウ「くおおぉぉっ……! とにかく、腰だけでも……!」ググッ
ケン「う、うおっと……! チィ、まだパワーが残ってやがったかっ!」
オー! オーオー!
実況「おぉ〜っと、ここでリュウが振り絞るっ! 力を振り絞って、持ち上げれた上体を下ろしていくっ! やはりこんな物で終われないと言う意気込みを感じるぞぉ!」
ヤムチャ「お、おおぉっ! やった、返したかっ!?」
元「いや、まだ返せてないっ!」
リュウ「少し……楽になったぞ、ケンっ……!」
ケン「腰を極めるのは、あくまでおまけだっ……! フェイスロックはまだ解けてねぇぜ……? うおらああぁぁっ……!」ググッ
リュウ「くっ……くっ……!」
実況「リュウは耐えていく、耐えていくっ! 上体の力を振り絞り、なんとか持ち上げられた上半身再び下ろしていくっ! キャメルクラッチ状に、エビ反りの体勢になっていたリュウの上半身が、マットへと下りていったぁ!」
元「ただ、フェイスロックはまだ続いているんだよね。まぁ、この体勢に戻った事で、腰の負担は軽減されるでしょう」
ヤムチャ(……勇み足っ!)
145
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 22:09:38 ID:Ij31VeH.
実況「確かに、ケンのフェイスロックはまだ続いておりますっ! リュウの背中の上に覆い被さるようにしながら、ケンはフェイスロックを続けているっ!」
元「リュウ君にとって、不利な体勢という事には……まぁ、まだ変わりはないね」
ケン「そぉ〜らっ、もう一度……持ち上げてやるぜっ……! うおらあぁぁっ……!」ググッ
実況「確かに、これはリュウにとっては非常に不利な……あぁ〜っとっ! ここでケンはもう一度、力を振り絞るっ!」
元「あっと……こりゃ、また持ち上げてくるかな……?」
リュウ「……させるかっ」ガシッ
ケン「……んあっ!?」
実況「おぉ〜っと、そうはさせないっ! 持ち上げはさせないっ! ここはリュウ、後ろ手でケンを掴むっ! ケンの首筋を掴み、そして自身の身体に押し付けるようにして、なんとか堪えているか……?」
元「そうだね。強引だけど、持ち上げられないようにはしてるね」
146
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 22:15:40 ID:Ij31VeH.
ケン「おいおいおいっ……! なんだなんだ、おいっ……!」
リュウ「くっ……くっ……」ズルズル
実況「さぁ、リュウが下からケンの身体を抑えつけて堪えていくっ! ただし、状況は苦しいっ!」
元「なんとか、体勢を変えようとはしているねぇ」
実況「おっと、そのままリュウは下半身をなんとか横にズラし……これは脱出試みよう言った所かっ!?」
元「まぁ、完全にバックを取られてる状況よりかは、下半身は抜いた方がいいよ」
リュウ「……くあっ!」ズルッ
ケン「……チィっ!」
実況「さぁ、ここでなんとか下半身を抜いていったリュウっ! しかしケンはまだ顔面を締め上げているっ! リバース式のフェイスロックから、サイドフェイスロックになったと言った所かっ!?」
元「まぁ、でもこれでなんとか足は何とか使えるようになったんじゃない?」
147
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 22:22:47 ID:Ij31VeH.
リュウ「……よしっ!」ガシッ
ケン「んあぁ……? なんだなんだ……?」
オー、オーオー
実況「さぁ、ここでリュウが片膝を立てたっ! しかし、依然ケンのフェイスロックは続いているっ! さぁ、少々リュウは呼吸を整えているのかっ!?」
リュウ「よしっ、いくぞっ……! それっ……!」ガシッ
ケン「……うおっ!」
実況「おっと、ここでリュウは首筋を掴んで押さえつけていた腕を離し、そしてケンの胴回りを掴んでいくっ!」
元「……おっ!」
リュウ「いつまでも、やらせはしないぞっ……! うおおおぉぉっ!」ググッ
ケン「う、うおおっとっとっ……!」
実況「そしてそのまま立ち上がる勢いを利用しつつ……ケンの身体を持ち上げていったぁ!」
元「おぉ〜っと、強引にいったねぇ!」
148
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 22:30:16 ID:Ij31VeH.
リュウ「……バックドロップだっ!」ズドーンッ
ケン「……うげっ」
オー! オーオー!
実況「さぁ、ここはリュウがなんとか返したかっ!? ケンの身体をぶっこ抜いての低空バックドロップっ! 低空バックドロップで叩きつけていきますっ! リュウの顔を締め上げていたケンの腕もここで離れたぁ!」
ヤムチャ「おおぉっ! これは、返しました……よね……?」
元「まぁ、流石にマットに叩きつけられりゃねぇ!」
リュウ「ううっ……ようやく、返せたが……」ムクッ
実況「さぁ、リュウが立ち上がって来ますっ!」
ヤムチャ「よ〜し、それじゃあここからリュウさんが……」
リュウ「……くそっ、結構長時間やられてたからな」フラッ
ヤムチャ「あっ……でも、苦しそうですね……」
元「う〜ん、まぁ結構長時間やられてたからね……それなりにダメージ溜まってるでしょ」
実況「リュウは顔面を抑えて、フラついているかっ!? ケンのフェイスロックによって、ダメージが蓄積されているっ!」
149
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 22:41:38 ID:Ij31VeH.
ケン「へへへ、そりゃそうだ……あれだけやれば、そりゃダメージも溜まるってもんだよ……」ムクッ
実況「さぁ、リュウは一つ呼吸を整えるっ! あ〜、いやっ! しかしここでケンがすぐ様立ち上がって来るっ!これは……先程のバックドロップのダメージは、あまりないのかっ!?」
元「ないってワケじゃないだろうけど、まぁ低空だったからね。大きな物ではないでしょ」
ケン「完全に俺のペースだな、オラっ! いっくぜええぇっ!」バッチーンッ
リュウ「……ぐっ!」
実況「さぁ、ケンはリュウに近づいていって……そのまま逆水平チョーップっ! リュウの胸元へと打ち込んでいくっ!」
元「いや〜、ケン君リュウ君相手に……これ、押してるんじゃないかな?」
ヤムチャ「いや〜、ケンさんの力は折紙付きですけど、リュウさんの力も……こんなもんじゃないとは、思いますっ!」
150
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 22:53:03 ID:Ij31VeH.
ケン「そらっ……! いくぜっ!」ガシッ
リュウ「……くっ」
実況「そうは言ってもリュウにとっては苦しい時間が続くかっ!? さぁ、ここでケンは両腕でリュウの頭部を掴んだっ!」
ヤムチャ「いや〜」
ケン「……そぉ〜ら、反転しな」ググッ
リュウ「う、うおおっ……」
実況「ケンはゆっくりと掴んだ頭部をスイングさせてリュウの身体を反転させていくっ! そして、自身もその腕を潜るようにしながら、身体を反転させるっ! さぁ、今両者が背中合わせになったっ!」
ケン「今度の狙いは……首だっ! そらっ……!」ズドーンッ
リュウ「……くああっ!」
実況「リュウの頭部を自身の肩に乗せて……そして、尻餅つくようにマットに落ちていくっ! リュウの首を自身の肩へと落とし、衝撃を与えていくゥ!」
元「ショルダー・ネックブリーカーですね」
実況「ここは、ショルダー・ネックブリーカーっ! ショルダー・ネックブリーカーっ! おぉ〜っと、リュウの身体がマットへと落ちたぁ!」
151
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 22:59:41 ID:Ij31VeH.
ケン「よしっ、いい感じだぜっ!」ムクッ
実況「さぁ、ケンは立ち上がるっ! すぐ様立ち上がってくるっ!」
元「いいリズムだね、うん」
ケン「ついでに、追い打ち……いっておくかっ! そぉ〜らっとっ!」ドスッ
リュウ「……ぐっ!」
実況「そして、ダウンしているリュウに対して、そのまま肘を突き立て落としていくっ! 落としていくっ! ここはエルボードロップっ! 即座にいったぁ! 胸元へと突き刺したぁ!」
元「これ……ケン君、凄いいいリズムでいってると思うんだよ。これ、リュウ君にもさぁ……? 勝てるんじゃないのかな!?」
実況「下剋上となってしまうのかっ!? 下剋上となってしまうのかっ!? ケンがリュウから勝利するのかっ!?」
ヤムチャ「だから、リュウさんもまだまだいけますってのっ……! もうっ……!」
元「そ〜んなに、怒らなくてもいいじゃない」
152
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 23:07:14 ID:Ij31VeH.
ケン「よっしゃっ! そろそろ終わりにしてやるかっ!」ムクッ
オー! オーオー!
実況「おぉ〜っと、そんなヤムチャさんの気持ちとは裏腹に……ここでケンは立ち上がり右腕を突き上げますっ! これはこれは……!?」
元「おぉ〜っと、フィニッシュ狙ってるんじゃないかなぁ!?」
ヤムチャ「え〜っ……! いや〜、あの〜」
ケン「さぁ、起きなっ……! リュウっ……!」ググッ
リュウ「……くっ」
実況「そしてケンはここでリュウ身体を引き起こしていくっ! 引き起こしていきますっ!」
ケン「……そらっ!」ガシッ
リュウ「……くっ」
実況「さぁ、ケンはリュウの頭部を脇に抱えて……ここはブレーンバスターの体制へと捉えたっ!」
153
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 23:14:22 ID:Ij31VeH.
ケン「いっくぜええぇっ! うおおおぉぉっ!」ググッ
実況「おぉ〜っと、そして間髪入れずに、リュウの身体を真っ逆さまへと抱えげていったぁ!」
ヤムチャ「う〜んっ……!」
ケン「回転しつつ……」クルッ
リュウ「う、うおおぉっ……!」
ケン「……叩きつけるっ! そぉ〜らっ!」ズドーンッ
リュウ「……ぐわあああぁぁ!」
実況「リュウを抱え上げ、ケンは身体を捻りつつ……開脚しながらリュウの身体をマットへと叩きつけていったぁ! ここは、間髪入れずに投げていったぁ!」
元「ファルコン・アローですね」
ダン「よし、フォールだな……! カウントは任せておけっ!」ダダッ
実況「そしてそのままフォールの体勢っ! さぁ、レフェリーがやってきましたっ! ここでカウントを取りますっ!」
ヤムチャ(これ、そのままフォールいける技なのか……はぁ〜、ダンさんも反応早ぇなぁ……)
154
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 23:19:28 ID:Ij31VeH.
ダン「よし、カウントいくぞっ……!」
ケン「焦るなよ……こんな技じゃ決まんねぇよ……」
ダン「……ありゃ?」
オー? オーオー?
実況「そしてレフェリーのカウント……あ〜っと、いやっ……! ここでケンは自らフォールを解きますっ! 解きますっ! どういった事でしょうっ!?」
元「まぁ、この技ではリュウ君からフォールは……どうかな……? やっぱり、確実にいくなら、もう一つ大技いっておきたいよね」
実況「……なる程っ!」
ヤムチャ(なる程っ……! 扱い的には、俺のスパイン・バスターと同じなワケだ……)
ケン「止めを刺すなら、それなりの技でいかねぇとな……って事で、止めはコレだっ! 狙うぞっ!」パチンッ
実況「さぁ、ここでケンは立ち上がり、おぉ〜っと今度は自身の足……太腿辺りを大きく叩いていきますっ! これはこれは……!?」
元「おっ……? 大技来るんじゃないの……?」
155
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 23:26:32 ID:Ij31VeH.
ケン「よしっ……! ダウンしている隙に……行くぜっ……!」ダダッ
オー! オーオー!
実況「そのままケンは一直線にコーナー付近へと向かっていくっ! こいつはこいつはっ……!」
元「恐らく、ミサイル竜巻旋風脚でしょう。これなら、フィニッシュにも持っていけるかもしれないね」
実況「リュウの起き上がりに合わせて、ケンは狙って来るでしょうっ! ミサイル竜巻旋風脚っ!」
ケン「……よしよし、いくぜ」ガシッ
リュウ「……よし」ムクッ
ケン「……んっ?」
オー! オーオー!
実況「さぁ、一度エプロンサイド出て……そしてそこからコーナーへと昇っていくケンっ! 今、セカンドロープに足をかけたっ! おぉ〜とっ!?」
元「あっ!」
156
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 23:35:51 ID:Ij31VeH.
ケン「ちょっと待てちょっと待て、早いぞ早いぞっ……! まだ昇ってねぇぞっ……!」
リュウ「昇りきったらアウトだからな……このタイミングしかないだろ……! いくぜええぇぇっ!」ダダッ
リュウー! リュウー!
実況「ここの起き上がりが早いっ! 早いぞっ! ケンがコーナーに昇るよりも早く起きがってくるっ! そしてコーナーにいる向かって突っ込んでいくっ!」
ヤムチャ「いよぉ〜しゃっ! 待ってましたぁ!」
ケン「く、くそっ……! 間に合わねぇっ……! 逃げ場もねぇっ……!」
リュウ「だあああぁぁっ!」ドスッ
ケン「……うげっ!」
ワー! ワーワー!
実況「ケンはここでようやくコーナーポスト上に昇りきったっ! しかし、そこに突っ込んでいったリュウは、そのままドロップキーックっ!」
元「おぉ、おぉ、打点が高いねぇ」
実況「ここはリュウが返したぁ! リュウが返したぁ! 高い打点のドロップキックケンへと突き刺していきますっ!」
ヤムチャ「ほら、だから俺言ったでしょっ!? リュウさんはまだまだいけるってっ!」
157
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 23:38:24 ID:Ij31VeH.
今日はここまで
158
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 23:45:34 ID:kwWJN1A6
乙です
>>141
リバースパワースラムの後に打ってるし中邑真輔のボマイェだと思われる。
蹴り足を振り抜くんじゃなくて、脚を前に差し出してから軸足で踏み切って膝を押し当てる感じだから、見た目のインパクトほどハードヒットしない
159
:
名無しさん
:2016/01/18(月) 23:52:30 ID:c9yrjiQs
乙
勇み足は良い失敗だから大丈夫
実況と元さんが良いバランスを取ってくれてるし、どんどん喋ろう
160
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 00:17:17 ID:.jcgHpsk
乙!
ヤムチャも修行中ね
161
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 00:23:45 ID:ToJDlYQ6
おつおつー
すごい技の応酬で解説しながら良い勉強になるな
ただこの後どう締めに持っていくんだろ…
162
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 02:48:19 ID:f/XCjnDU
乙っした
少し前まで二人で篭ってたから打ち合わせ無しでも普通にスパーでやってた事なのかなぁ
>>158
サンクス
なるほど振り抜かない感じなのね
163
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 22:00:35 ID:MNIqYUL6
ケン「……ちくしょうっ!」ベタッ
リュウ「……よしっ!」ムクッ
実況「下からの対空攻撃っ! さぁ、これを受けてケンはコーナーポスト上に尻をついてしまうっ! おっと、そしてここはリュウの動きが早いっ! すぐ様、立ち上がってくるっ!」
元「ここ防げたのは大きいんじゃないかな。さぁ、どうなる」
リュウ「……いくぞっ!」シュタッ
ケン「くっ……」
リュウ「そらっ、掴まえたぞっ……!」ガシッ
実況「立ち上がったリュウはそのままセカンドロープに飛び乗り……おぉ〜っと、そしてコーナーポスト上のケンの頭部を掴まえるっ! 自身の脇へと抱え込んでいくっ!」
164
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 22:06:10 ID:MNIqYUL6
リュウ「昇った所、悪いが……再び落ちてもらうぜっ……! はああぁぁっ……!」ググッ
ケン「う、うおおぉぉっ……! ぐわあああぁぁ!」ズドーン
オー! オーオー!
実況「そしてケンの身体を持ち上げ後方にっ……! コーナーポスト上から落としていったぞぉ!」
元「雪崩式ブレーンバスターだっ!」
実況「ここは雪崩式のブレーンバスターっ! セカンドロープからの雪崩式ブレーンバスターァ! ケンの身体をコーナーポスト上から、マットへと叩きつけていったぁ!」
ケン「く、くそっ……まだ、動けやがったのか、こんちくしょう……」
リュウ「ああっ、まだまだ動けるぜ……さぁ、続けていくぞっ……!」ムクッ
実況「ここで反撃に出たリュウ……と、言った所かっ!? おぉ〜っと、リュウは続けていくっ! すぐ様、立ち上がっていくっ!」
元「そうだね。一撃だけじゃなくて、いくならもっともっとジャンジャンいきたいねぇ」
165
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 22:18:22 ID:MNIqYUL6
リュウ「今度は俺が昇らせてもらうぜっ……!」ガシッ
オー! オーオー!
実況「おっと、そしてここでリュウは、自身の目の前……コーナーポストに昇っていくっ! セカンドロープに足をかけて昇っていくっ!」
元「おっ」
リュウ「……よしっ!」ガシッ
実況「さぁ、リュウがリングに背を向けたまま……ダウンしているケンに背を向けたまま、今ここでコーナーポスト上への昇りきったぁ!」
元「……ムーンサルトプレス辺りかな?」
リュウ「……よっとっ!」クルッ
実況「いやっ……! この場面リュウは、コーナーポスト上で軽く飛びつつ、体を入れ替えていくっ! リングに背を向けていたリュウは、クルッと反転してリングの方を向いたぁ!」
元「……ムーンサルトプレスじゃなかったみたいだね」
ヤムチャ(お爺ちゃんも間違えるんだね……でも、普通に続けるんだね……この辺が慣れなんだろうなぁ……)
166
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 22:30:06 ID:MNIqYUL6
リュウ「さぁ、立つんだ……ケン……」ググッ
ケン「ううっ……くっそぉ……」ムクッ
リュウ「起き上がりに合わせて……俺が逆にお見舞いしてやるよ……」パチン
オー! オーオー!
実況「そのままコーナーポスト上でリュウはケンの様子を伺うようにしながら、ゆっくりと立ち上がっていくっ! お〜っと、そしてここで……!? リュウは、自身の太腿辺りを叩いたかっ! これはこれはっ……!?」
元「お〜、お〜、お〜……なる程ね……」
ヤムチャ「あれ、これってさっきの……」
ケン「だが、こっちだってまだまだ動け……んあっ……!?」
リュウ「こいつを狙ってたんだろっ……!? さぁ、ケンいくぞっ……! 俺が代わりに打ってやるっ……!」シュタ
ワー、ワーワー
実況「ここでケンが起き上がり、そしてリュウの方を振り向くっ! リュウはそんなケンに狙いを定め……コーナーポスト上から飛び込んでいったぁ!」
167
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 22:37:32 ID:MNIqYUL6
リュウ「ミサイル竜巻旋風脚だあぁっ……! はああぁぁっ……!」ズガアァ
ケン「ぐ、ぐわあああぁぁ……!」バターン
ワー! ワーワー!
実況「コーナーポスト上からのミサイル竜巻旋風脚っ! ミ〜サイル竜巻旋風脚っ! ここでリュウがケンの起き上がりに合わせて打ち込んでいったぁ!」
元「こりゃ、さっきケン君が狙ってたヤツだよね。そうだよ、これはリュウ君も使えるからね」
実況「こいつを喰らい、ケンの身体が大きく吹っ飛びダーウンっ! 自身が狙ってたいた技を……逆にリュウ打ち込まれてしまいますっ!」
元「ハハ、リュウ君も負けず嫌いだよ」
リュウ「さぁ、レフェリーっ……! フォールだ、カウントをっ……!」ガバッ
ダン「オーケー、任せておきなっ!」
実況「おぉ〜っと、リュウはそのまま急いでダウンしているケンに近づいていき、そしてその身体に覆い被さるっ! ここでフォールだっ! リュウがフォールに入ったっ!」
元「この流れでのフォールを……ケン君は狙ってたワケだ。ただ、リュウ君が早かった」
実況「さぁさぁさぁさぁ、ここで決まってしまうのかっ!? 今、レフェリーがカウントを取りますっ!」
168
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 22:42:39 ID:MNIqYUL6
ダン「……ワンっ!」
ワー、ワーワー
ダン「……ツーっ!」
ワー、ワーワー
ダン「……スリ」
ケン「……まだまだぁ!」ガバッ
リュウ「まぁ、そうだよな……」
ダン「カウントはツーだっ! カウントツーっ! まだ、決まっちゃいねぇぞっ!」
ワー! ワーワー! イイゾー! ケーン!
実況「おぉ〜っとっ! しかしここはケンの肩が上がるゥ! カウントは2.6と言った所かっ!? ケンの肩が上がっていきますっ!」
元「まぁ、大きいのは貰っちゃけど……うん、まだまだでしょうっ!」
169
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 22:51:35 ID:MNIqYUL6
リュウ「所詮は単発……ここで決まらない事は予想済みだぜ……だからっ……!」シュルッ
ケン「……んっ!?」
オー! オーオー!
実況「あっとっ!? しかし即座に動くっ! 即座に動いていくっ! ここは腕を取ったかっ!?」
元「おっとぉ!? 取ったかな!?」
リュウ「スリーカウントじゃなくて……ギブアップを狙わせてもらおうかっ……!」ググッ
ケン「うあっ……ぐあっ、ガッ……!」
オー! オーオー!
実況「リュウはケンの左腕を両脚で挟み込み……そのままグラウンドへと寝っ転がり、膝ィ! 関節部分を自身の股に押し当て、極めていくゥ!」
元「即座にいったねぇ。腕ひしぎ逆十字固めだっ!」
実況「ここは間髪入れずにリュウが仕掛けていったぁ! 腕ひしぎ逆十字固めっ! 腕ひしぎ逆十字固めですっ!」
170
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 23:01:38 ID:MNIqYUL6
リュウ「うおおおぉぉっ……! どうだっ……!」ギリギリ
ケン「ぐがっ……がががっ……! だああぁっ……!」ジタバタ
オー! オーオー!
実況「おぉ〜っと、ケンはかなり暴れているぞっ!? 大きく足をバタつかせ、暴れているぞぉ!? これ、極まり具合はどうなんでしょう、元さんっ!?」
元「これ、ガッチリ極ってんじゃないのっ!?」
リュウ「そらそらそらそらっ……!」ググッ
ダン「うおっとっ……! おい、どうするケンっ……! ギブアップかっ!? ギブアップするのかっ!?」
ケン「ノーだっ……! ノーっ……ノーっ……!」ジタバタ
ワー、 ワーワー
実況「ケンの暴れようが尋常ではないっ! 尋常ではなぁ〜いっ! ここはレフェリーも慌てて確認を取りますっ!」
元「フォールを返す事にちょっと意識がいってたかな……? そこに即座に来たもんだからねぇ。こりゃ、ガッツリいったんじゃないの?」
171
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 23:08:11 ID:MNIqYUL6
ケン「こりゃ、長時間喰らえねぇっ……! ちくしょうっ……!」ブンッ
リュウ「……おっと」
オー! オーオー!
実況「ケンが即座に動くっ! 自身の足を空中に蹴り上げ、その反動で自身の身体を動かしていくっ! ここはすかさず、キックアウトだっ!」
元「そうだね、長時間は喰らえないからね。逃げるなら、とっとと逃げなきゃ」
ヤムチャ「ロープブレイクですよね……?」
ケン「くああぁっ……くそっ……うらぁっ……! うらぁっ……!」ブンッ
リュウ「……やるじゃないか」
ワー! ワーワー!
実況「ケンも必死の抵抗を見せるっ! まるで陸に打ち上げられた魚のように、何度も何度も身体を跳ね上げ……少しずつではあるが、ロープへと近づいていくっ! ここはロープブレイクを狙っていくっ!」
元「こりゃ、ケン君も辛そうだねぇ。おぉ〜っと」
172
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 23:15:12 ID:MNIqYUL6
ケン「うるああぁっ……! レフェリー、ロープだっ! 足を見てくれっ!」ガシッ
オー! オーオー!
実況「さぁ、ここでケンの足がロープへと触れたぁ! ロープへとたどり着いたぁ!」
元「おっ、逃げ切ったぁ!」
ダン「よしっ! リュウ、ロープブレイクだ。オラッ、離せっ!」
リュウ「……了解っ」サッ
実況「ここはロープブレイクですっ! ケンが逃げ切りましたっ! リュウの腕ひしぎ逆十字固めは、かなりのピンポイントで極っていたのですが……ここは、ケンがロープまで辿り着きましたっ!」
元「でもねぇ、今ので結構スタミナは奪われたと思うよ……?」
実況「う〜ん……必死の抵抗でしたからねぇ。さぁ、リュウはケンの腕から手を離しますっ! 離していきますっ!」
173
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 23:24:14 ID:MNIqYUL6
リュウ「流れは戻って来たな……よしっ……!」ムクッ
ダン「おい、ケンっ……! 腕、大丈夫か……?」
ケン「問題はねぇ……大丈夫だっ……!」ガシッ
実況「さぁ、即座にリュウは起き上がるっ! そして……ロープを掴みながらなんとか立ち上がってくるケンの様子を、少し観察していると言った所か!?」
元「ちょっと、余裕が出てきたんじゃないの? リュウ君も」
ケン「ちくしょうっ……! まだまだだっ……!」クルッ
リュウ「よしっ……! いくぞ、はあぁっ……!」シュッ
ケン「……ぐああぁっ!」ヨロッ
実況「さぁ、ここでケンが立ち上がりリュウの方を振り向くっ……! だがしかし、そんなケンの動きに合わせて、ここはリュウが右での蹴りを打ち込んでいくっ! ハイキックだっ! 左肩辺りにヒットしたかっ!?」
元「こりゃ、意図的に狙ったんでしょうねぇ」
174
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 23:29:55 ID:MNIqYUL6
リュウ「まだまだぁっ……! そらっ……!」ドスッ
ケン「……ふぐっ!」
実況「ケンの身体がフラついたかっ!? だがリュウは容赦はしないっ! お次は左脚での膝蹴りィ! 腹部へと打ち込んでいくっ! こいつを喰らい、ケン身体が今度は前のめりになったかっ!?」
リュウ「……それっ!」ガシッ
ケン「……く、くそっ」
実況「さぁ、そして前のめりになったケンの頭部を……ここでリュウは脇に抱え込むっ!」
リュウ「打ち付けるぞっ……! はああぁぁっ……!」ズドーン
ケン「……うぐああぁぁっ!」
オー! オーオー!
実況「そしてそのまま後方に倒れ込み、ケンの頭部をマットに打ち付けていくっ! 突き刺していくっ!」
元「DDTですね」
実況「ここはDDTっ! DDTですっ! おぉ〜っと、ケンは頭部を強くマットに打ち付けられ……そのままグルンと一回転しながらマットへと仰向けに倒れたぁ!」
175
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 23:32:09 ID:MNIqYUL6
今日はここまで
176
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 23:37:23 ID:Tekr91QE
乙
ヤムチャ、今度はケンの応援しないと
ここ数レスさぼってるぞw
177
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 23:38:49 ID:???
乙
DDTって、技名ですか? それともプロレス版のKO/TKOですか?
178
:
名無しさん
:2016/01/19(火) 23:45:39 ID:1xqSQD.o
乙でした
>>177
プロレス技だよ。天龍源一郎とか橋本真也が必殺技として使ってた。この技名を文字って名称に使ってるプロレス団体があるくらい有名な技
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