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ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!」
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亀仙人「トゥルットゥットゥットゥ〜、ンッ〜、ンッン〜」
ウーロン「退けよっ! トイレ占拠してんじゃねぇよっ! 漏れそうなんだよっ!」
亀仙人「……そこらでしてこい。こっちは、ヘアースタイルが決まらんのじゃ」ガシガシ
ウーロン「それカツラじゃねぇかよっ! わざわざトイレでセットするなっての!」
亀仙人「う〜む……こっちの角度の方が決まってるかのぉ……? いや、こっちか……?」キリッ
ウーロン「鏡の前でポーズ付けてんじゃねぇよっ! 漏れるっ……漏れるってのっ……!」
18号「ちょっと、ちょっと……何、トイレの前で騒いでんだい……やかましいよ……」
クリリン「武天老師様、準備は出来ましたか? って、ワッ、何すかその格好!?」
亀仙人「イエーイ。ナウい?」ブイッ
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キャミィ「邪魔だっ……!」ピョンッ
かりん「……んっ?」
実況「おぉ〜と、いやっ……! かりんに突っ込んで来たキャミィは、そのまま飛び上がり……両手をかりんの肩へと乗せて……」
キャミィ「……転がってろっ!」ググッ
かりん「……う、うわっ」ゴロンッ
オー、オーオー
実況「かりんの身体を後方へと転がしつつ……開脚ジャンプで飛び越えていくっ! キャミィはそのままコーナーポストの目の前へと着地したぁ!」
キャミィ「……それっ!」シュタッ
オー! オーオー!
実況「さらにさらに……キャミィはトップロープを掴んで、身体を捻りつつリング内から、身体を反転させてコーナーポスト上へと飛び乗ったぁ! コーナーポスト上から、かりんに狙いをつけるっ!」
ナッシュ「おぉ〜っと、猫のような俊敏な動きを見せてきますね。リズムを変えてきましたかね?」
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キャミィ「そこにいては邪魔だ……もう少し、離れてろっ……!」
さくら「ちょっと、ちょっと……交代じゃないんすかねぇ……?」
キャミィ「……まだ、大丈夫だ。とにかく、危ないっ! 離れてろっ!」
さくら「……まだ、自分はいい所なしだってのに」ササッ
キャミィ「よし……さぁ……」
かりん「くっ、何ですの……今のは……」ムクッ
実況「さぁ、キャミィに転がされたかりんは、慌てて立ち上がってくるが……」
ローズ「……かりんちゃん、後ろっ!」
かりん「……えっ?」クルッ
キャミィ「なかなか、早かったが……私の方が早かったなっ……! いくぞっ……!」シュタッ
実況「キャミィは、その動きに合わせてくるかのように……コーナーポスト上から飛んだぁ!」
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今日はここまで
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乙
ローズかりんに比べて、キャミィさくらの噛み合ってない感じがわかりやすい
チームワークの差が出るか、地力の差が出るか…
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むしろシャドルー移籍の布石じゃね?
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今回はチームワークばらばらで負け。
何回か挑戦してるうちに徐々にチームワーク良くなってきて勝ち、同時に悪の誘惑を振り切る。
というのが春麗復帰までの流れと妄想。
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乙
ちょっと把握しきれなかったんだが、かりんは正面からコーナーに突き刺さって、リング中央に向かって転がされたってこと?
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乙!
俺もウーロンのような能力を体得したい
どれほどの修業が必要だろうか
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ああ、自己解決したかも>>279
かりんの後方じゃなくて、キャミィの後方(リング中央)に転がしたって事か
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個人的には苦戦しつつも、結果的にはキャミー一人で勝利、
王者の地力を見せつけた試合になったところで、春麗が復活、
実力を着々と付けた若き王者と、旧女帝の一騎打ち・・・ってのを期待したい
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おつおつー
この試合を機に18号がプロレスに興味を持って、女子部参戦ってなると胸熱なんだがな
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乙っした
>>280
え?持って無いの?
多分>>280だけだぞ持って無いのグヘヘ
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遅ればせながら乙
ここはヘンタイの多いインターネッツですな
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キャミィ「それっ……!」グイッ
実況「さぁ、キャミィ空中で身体を捻りつつ……!」
キャミィ「……はああぁっ!」スパーンッ
かりん「……くああぁっ!」バターンッ
ワー! ワーワー!
実況「かりんの側頭部へと蹴りを打ち込んでいくっ! ダイビング・ニールキックだっ! これを喰らい、かりんは大きくダーウンっ!」
ナッシュ「華麗に見せてきますねぇ」
実況「コーナーポスト上から、飛び込んでいったキャミィもそのまま背中から落ちていくっ! 勢いのある蹴りがかりんへと炸裂したぁ!」
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キャミィ「……よしっ!」ムクッ
かりん「……ううっ」
キャミィ「少し遠いっ……ここはっ……!」クルンッ
実況「さぁ、そしてここがキャミィが……身体を起こし……おっと、そのままかりんへと向かって、前転して距離を詰めていくっ!」
ナッシュ「……思ってたより、吹っ飛んだんですかね?」
キャミィ「……二回転っ!」ピョンッ
実況「さぁ、距離を詰めたキャミィは……おっと、ここはもう一回転っ! かりんへと狙いを定めて、今度は飛び込みつつの前転を見せるっ!」
ナッシュ「おっとおっと、回りますねぇ」
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キャミィ「……ローリング・サンダーだっ!」ドスッ
かりん「……くううぅぅっ!」
オー、オーオー
実況「空中で前方回転して、かりんの身体へと背中から落ちていくっ! ここは、ローリング・サンダーっ! かりんの身体へ体重を浴びせていきますっ!」
ナッシュ「……飛び込みつつ、回転の勢いもありますからね。効くでしょう」
キャミィ「……まだまだっ!」クルンッ
実況「おっとおっとぉ……? そして、キャミィはまだ止まらないっ……! 再び、前方へと回転していくっ!」
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キャミィ「……フンっ!」ググッ
オー、オーオー
実況「いやっ……! ここは、回転ではないっ……! キャミィはかりんの側面で倒立の状態でストップっ!」
ナッシュ「……お〜っと、これは狙ってますねぇ」
ローズ「う〜ん……かりんちゃん、頑張って……」
さくら「はぁ……ま〜た、格好つけちゃって……」
ローズ「あっ、マズいわっ……! あの構えはっ……!」
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亀仙人「ほ〜う……飛んでるケツが堪能出来たわ……こりゃ、極楽じゃ……」
ウーロン「おいっ! 爺さん、アレを見てみろっ! アレをっ……!」
亀仙人「馬鹿者……少しぐらいは余韻に浸らせ……むむっ……!?」
18号「ふ〜ん……飛んだり、回ったり、倒立したり……色んな事をするんだね……」
クリリン「こういう感じなんだよ。隣の知らないお爺さんさん達は、違う所に反応しちゃってるけどね。アハハ」
18号「……こいつら、何を見にきてるんだか」
亀仙人「ケツじゃあ〜っ! ケツ、ケツっ! 逆さまのケツがあるぞぉ〜!」パチパチ
ウーロン「イエーイっ! ブラボーっ!」パチパチ
亀仙人「あっ、コラっ……! こっちを向くんじゃないっ……! もっとケツをこちらに向けんかいっ……!」
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キャミィ「……フンっ!」クルッ
オー、オーオー
実況「さぁ、キャミィは倒立状態のまま身体をクルッと反転させて向きを変えていくっ!」
キャミィ「左腕の破壊……いくぞっ……!」シュルッ
実況「倒立状態から身体を落として、自身の両足でかりんの左腕を挟み込んだぁ!」
ナッシュ「キャミィ選手のこの入り方は……腕ひしぎ逆十字固めですねっ……!」
キャミィ「……だああぁぁっ!」ガシッ
かりん「……くっ!」
実況「そして、両足で挟み込んでいるかりんの左腕を両手で掴んでキャミィはそのまま倒れ込んでいくっ! ここは腕ひしぎ逆十字固めだっ!」
ナッシュ「身体を落とす勢いを使って……一気に腕を引き延ばしにかかってきますよっ!」
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キャミィ「……伸び切れっ!」ググッ
かりん「……くああぁぁっ!」
実況「さぁ、キャミィがかりんの腕を引き延ばしにかかるっ! コレ、決まり具合はどうですかねぇ!? ナッシュさんっ!」
ナッシュ「クイックで仕掛けて来ましたからねぇ! 腕が伸びきるとマズいですよ!? 一瞬で終わりますっ!」
ローズ「……ここは私が助けるっ!」
さくら「……あっ、また出てきた」
実況「素早いキャミィの仕掛けっ! しかしここはローズも慌ててリングインしてきます」
ナッシュ「そうですね。この場面はカットしに行った方がいいでしょう」
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ローズ「……それっ!」ドスッ
キャミィ「……くっ!」
実況「ローズはキャミィに近づいてそのまま一撃っ! ストンピングっ! カットしていきますっ!」
ナッシュ「早め早めの対応は、いいですね」
実況「この辺り……得意の関節技には持ってはいかせないという事か!? さぁ、キャミィはその手を離してしまいますっ!」
ローズ「ふう、なんとかなったかしら……」
さくら「そっちがその気なら……こっちだって行きますよっ……! たああぁぁっ!」ダダッ
実況「あ〜っと! しかし、ここはさくらも慌ててリングインしてくるっ! そしてローズに向かって一直線っ!」
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さくら「やっと自分の出番っすよっ! そらっ……!」ブンッ
ローズ「……おっと、危ない」スッ
実況「そしてさくらはローズへと向かって、左腕でのラリアット……あ〜っとっ! いやっ……!?」
ナッシュ「おっと、ローズ選手落ち着いてますね」
さくら「あ、あれっ……?」スカッ
ローズ「危ない危ないっと……悪いけど……」ググッ
実況「ローズは落ち着いて身体を屈め、避けていきますっ! そして、そのままさくらの背後から首筋を掴んでいったぁ!」
ローズ「気合いが入ってるみたいだけど……ゴメンね……ホラ、あなたは場外にいる方がお似合いよ、ウフフ……」ポイッ
さくら「あ〜、こんにゃろ……まただ……」
実況「そのままさくらの身体をロープ際まで運んで……おっと、リング外へと放り出していきますっ! さくらの身体がトップロープを越えて……おぉ〜っと、場外へと転がり落ちたぁ!」
ナッシュ「……ちょっと、さくら選手が動くのがワンテンポ遅かったかもしれませんねぇ?」
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実況「少々、この辺り……ローズ、かりん組とは対照的と言った所か……!?」
ナッシュ「連携が取れてないって事ではないとは思うんですが……やっぱり、比べると個々が好きにやっているな……という印象が見受けられますねぇ」
ダン「……ほれ、そろそろ戻りなさい」
ローズ「……は〜い」
実況「さぁ、そしてローズも自軍コーナーサイドへと戻っていきますっ!」
キャミィ「あぁ、くそっ……また邪魔されてしまったか……」ムクッ
かりん「くっ……まだまだっ……!」ムクッ
実況「さぁさぁ、そしてキャミィが立ち上がってきた、立ち上がってきたっ!」
ナッシュ「かりん選手も、立ち上がってきましたが……ちょっと、ダメージ多そうですね」
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キャミィ「まぁいい。続けていこう……ふう……」
実況「先に立ち上がったのはキャミィっ! 大きく息を吐き、少々呼吸を整えていきますっ!」
ナッシュ「キャミィ選手はねぇ……動き回るタイプなので、結構スタミナ使うんじゃないですかね?」
かりん「……くっ!」ガシッ
キャミィ「……んっ?」
実況「あ〜っと、しかしそんなキャミィに対して……かりんは胴回りにしがみついていったぁ!」
ナッシュ「あっと、ちょっと手が止まった所狙われましたかね……?」
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さくらかわいいなw
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ローズ「かりんちゃんいいわよっ! そのまま、そのままっ……! 一度、こっちに戻って来なさいっ!」クイクイ
かりん「……はいっ! くううぅぅっ!」ググッ
キャミィ「おっ……おっとっと……」
実況「自軍コーナーからローズが手招きっ! かりんを呼び寄せていくっ!」
ナッシュ「ここも……だから、一度交代してくるんでしょうね」
実況「かりんはキャミィの腹部に肩を当てて……さぁ、そのままキャミィの身体を無理矢理コーナーへと押しやっていくっ!」
かりん「……着いたっ!」
キャミィ「……くっ!」ドスッ
実況「そして自軍コーナーへと、キャミィの身体を押しやっていったっ! キャミィの背中がコーナーマットへと刺さるっ!」
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ローズ「交代ねっ……! かりんちゃんは暫く休んでなさいっ……!」パシッ
かりん「……はいっ!」
実況「そして、待ってましたと言わんばかりにローズがかりんの背中に触れるっ! これで試合権は再び移ったっ! 試合権はローズっ!」
ナッシュ「また切り替わって来ましたね」
実況「ローズがロープを潜り、リングインしてきますっ! そして、かりんはエプロンサイドへと戻っていくっ!」
ナッシュ「……あっと、ここでの連携攻撃は、ないみたいですね」
ロープ「さぁさぁ、今度はお姉さんが行くわよっ! 皆も応援してね?」
キャミィ「……くそっ、少し上手くしてやられてるな」
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今日はここまで
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乙
ヤムチャ出番少なくても遜色ないわ
DJ 編も期待しちゃう
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最後、ローズとロープがごっちゃにw
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ろ、ロープがしゃべったぁ!
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乙っした
良く考えたらさくらもかりんもハタチ超えだわな
だとするとスト内のセーラー服はかなり痛々しい
どうしたものか…いや痛々しく無いな
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乙
女子部は全員永遠の18歳(さくら談)だから問題ない
しかし、お姉さん(さんじゅうピー歳)…ごめんなさい
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>>304
いや、痛いから
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乙!
そろそろさくらちゃんのいいとこ見たいな
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まあゲームやアニメのキャラなんて痛々しくない方が少ないだろう
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そんな時の為の体育教師コスチュームだ!
リュウのお古でもいいかもだぞ!
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ローズ「それ、よいしょっとっ……!」ドスッ
キャミィ「……くっ!」
実況「さぁ、ローズはコーナーマットを背にしているキャミィに……ラリアットっ! 打ち付けていきますっ!」
かりん「申し訳ありませんが、暫く休ませていただきますわ……スタミナ回復です……」
さくら「ううっ……くそっ……」ムクッ
ローズ「オッケー……時間稼ぎなら任せておいて……そういう事なら……それっ……!」ガシッ
キャミィ「……んっ?」
実況「おぉ〜っと、そしてローズは……キャミィに掴みかかったっ! 両手で頭部を捉えるっ!」
ナッシュ「……いや、アレ髪ですねぇ?」
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ローズ「……こういう戦い方もあるのよ。オホホ」ズルズル
キャミィ「くっ……痛い痛い痛いっ……!」
実況「おぉ〜っとっ! そしてローズはそのまま勢い良く後退っ! キャミィの髪を掴んだまま……リング中央へとその身体を持っていくっ!」
ナッシュ「……ちょっと、ラフファイト混ぜてきましたねぇ」
さくら「あっ……! 何やってんだ、反則だっ……!」
ローズ「そ〜れ、そ〜れ……オホホ、回転よ……!」グルッ
キャミィ「くっ……くっ……! やめろっ……! 離せっ……!」
実況「おっと、そしてそのままローズは回転っ! キャミィの髪を掴んだまま自身の身体を回転させていくっ! キャミィの身体が遠心力で、ジャイアントスイングかの如く振り回されるっ!」
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ローズ「それっ……!」ポイッ
キャミィ「……くあっ!」バタッ
ブー、ブーブー
実況「半回転させていった所で……キャミィの身体をホイップさせて投げていったぁ!」
ナッシュ「……いやぁ、ラフファイトも使ってきます」
実況「ここはウーマンズホイップっ! 女の命、髪を掴んで振り回していったぁ! そのままキャミィはうつ伏せにダーウンっ!」
ダン「おいコラ、てめぇ……髪は反則だぞ……髪は……」
ローズ「ごめんなさい。ちょっと夢中になりすぎちゃいました……もう、二度としません。許して下さい……」
ダン「……二度とするんじゃねぇぞ? わかったな?」
ローズ「は〜い」
実況「さぁ、この行為にはレフェリーもローズに警告をしていきますっ!」
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キャミィ「……くっ、痛い。アレは反則なんじゃないのか?」
さくら「な〜にやってんだっ! 髪は反則でしょうが! 髪はっ!」ピョンッ
実況「おっと、この行為にはさくらがご立腹っ! ご立腹っ! 慌ててエプロンサイドに飛び乗り、抗議をしているっ!」
ローズ「もう……レフェリーに言われたから、わかってるわよ……ちょっと、レフェリーさん……あの娘、今にも入って来そうよ……? 貴方が止めて頂戴よ……」
ダン「……はいはいはい。わかったわかった」
実況「今にもリングに乗り込んで来そうなさくらに対して……ここはレフェリーが抑えにいきますっ! さくらの元に向かうっ!」
ナッシュ「ちょっと、さくら選手は落ち着いた方がいいんじゃないですかねぇ?」
さくら「……反則攻撃したんすよっ!? 見てましたよねぇ!? ちゃんとレフェリングして下さいよっ!」
ダン「落ち着け落ち着けっ……! お前に言われなくても、もう警告はしたよっ!」
実況「ヒートアップしたさくらを今、レフェリーが宥めていますっ! しかしさくらの怒りはなかなか収まらないと言った所かっ!?」
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ローズ「あらあら、また揉めちゃって……でも、これはチャンスね……」ガシッ
キャミィ「……くっ、またかっ!」
実況「さぁさぁ、リング上のローズはそんな事など気にする素振りも見せずにキャミィに近づいて……あっとっ! またか!? また、髪を掴んだかっ!?」
ナッシュ「掴みましたね。レフェリーのブラインドをついていきます」
ローズ「ほらほら……早き起きないと、綺麗な髪の毛が傷んじゃうわよ……?」ググッ
キャミィ「痛っ……! く、くそっ……!」
実況「そしてキャミィの髪を掴んだローズは……無理矢理引き起こしていくっ! 再び、ラフファイトで攻めていくっ!」
ナッシュ「そうですねぇ。ラフに攻めていきますねぇ」
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ローズ「それっ……!」ポイッ
キャミィ「……くっ!」バタッ
ブー! ブーブー!
実況「そして、またいったぁっ! 掴んだキャミィの髪を大きく引いて……そのままホイップさせて投げていくっ!」
ナッシュ「……あ〜っと」
実況「キャミィの身体が再びうつ伏せに倒れるっ! 二度のラフファイトに場内からもブーイングですっ!」
ナッシュ「……う〜ん、さくら選手も、またヒートアップしちゃいましたねぇ」
さくら「まただっ……! またやってますよ、レフェリーさんっ……!」
ダン「えっ……? んっ、んっ……? 何がっ……?」クルッ
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ブー! ブーブー!
ローズ「ごめ〜んね? お姉さん、か弱いんだから……こういう事しないと勝てないの……許してね?」クネクネ
実況「さぁさぁ、ローズは両手を顔の正面で合わせて、詫びるポーズを取りながら……お〜っと、身体をくねくねと動かし、アピールしていきますっ!」
ナッシュ「ぶりっ子とでも言えばいいのでしょうかねぇ……? やっぱり、ブーイングされる事は嫌なんですね、本人も」
実況「……しかし、もう遅いっ! 場内全員が目撃者っ! 犯行現場はバッチリと目撃されていますっ!」
ナッシュ「まぁ、フォローするなら……チャンピオン相手だから……正攻法以外も使っていこうと言う事ですかね?」
実況「ドロドロしておりますっ! なんだか、この一戦っ……! 非常〜に、ドロドロしておりますっ!」
さくら「あ〜っ! もう、許せんっ……! 行ってやるっ……! 今すぐ行ってやるっ……!」
ダン「あ〜、待て待て……入るんじゃねぇよっ……! お前は今、試合権はねぇだろがっ!」
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ローズ「……ウフフ」スッ
実況「さぁさぁ、エプロンサイドのさくらが、かな〜りヒートアップしておりますっ! おっと……そしてここで、ローズは……キャミィではなく、そんなさくらへと近づいていくっ!」
ナッシュ「……お〜っと、どうするんでしょうか?」
さくら「なんだなんだっ! そっちから、来たのかこの野郎っ……!」
ダン「まぁまぁまぁ……おいっ……! おいっ……! 落ち着け馬鹿野郎っ……!」
ローズ「そうよ、落ち着きなさいよ。もうちょっとお上品になった方が……お姉さんは、可愛いと思うなぁ……」トーンッ
さくら「……んあっ!?」
実況「そして、ローズは下がってろと言わんばかりに……さくらの肩をトーンと押していきますっ! これはこれは……挑発行為でも、言えばいいのですかねぇ、ナッシュさん!?」
ナッシュ「まぁ、そうでしょうね。さくら選手が熱くなっているのでね……煽って平常心を失わせようという事でしょうね」
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ローズさんは中々に老獪やなあ……
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さくら「あ〜っ! もう、許さんっ……! 自分が相手っすっ!」
ダン「だから、入るんじゃねぇっての馬鹿野郎っ! 試合権ねぇだろうがっ!?」
実況「さぁさぁ、エプロンサイドのさくらに火がついてしまったかっ!? ちょっと、これは収まりそうにありませんっ!」
ナッシュ「今にもリングインしてきそうですが……レフェリーが頑張っていますね」
実況「ローズは気にする素振りも見せずに……ダウンしているキャミィへと近づいていくっ!」
キャミィ「くっ、くそっ……二度もしてきたな……許さんぞっ……!」
ローズ「ウフフ、二人とも自分の事ばかり……あぁ、チームワークがバラバラって、な〜んて素敵なんでしょ……フフ、さぁ起きなさい……」
実況「そしてローズはキャミィの身体を引き起こしていくっ!」
ナッシュ「……ローズ選手が上手くやっているので、安心してかりん選手もスタミナ回復に専念できますね」
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ローズ「よいしょっと……」ガシッ
キャミィ「……くっ!」
実況「さぁ、キャミィ引き起こしていったローズは……そのままキャミィの首筋に手を回し肩を組んで……そのまま横並びの状態へと持っていくっ!」
ナッシュ「河津落とし……狙ってますね……」
ローズ「後は、後ろに倒れて……せぇ〜のっ……!」
キャミィ「……やらせんぞっ!」クルンッ
ローズ「……ア、アレっ?」
オー、オーオー
実況「おぉ〜っとっ! しかしここは……キャミィが左足を使い、ローズの右足をすくい上げ……ローズの身体ごと、自身の身体を前方回転していくっ!」
ナッシュ「お〜っと、クイックで仕掛けてきましたねぇ。キャミィ選手らしい仕掛けです」
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キャミィ「油断したなっ……!? そらっ……!」ググッ
ローズ「うあっ……かっ、かかっ……! あっ……ああっ……!」
実況「クルッと両者が一回転してテイクダウンっ! 更にキャミィは両足でローズの右足を挟み込み、その膝を自身の股で固定するっ! ローズの足首を両腕で抱き込み、引き伸ばしていくっ!」
ナッシュ「そうですねぇ。キャミィ選手にはこれがあります」
実況「ここはビクトル式膝十字固めで切り返していったキャミィっ!」
オー! オーオー!
ローズ「あっ……あ、ああっ……! ダ、ダメっ……!」モガモガ
キャミィ「……膝を破壊するっ!」ググッ
実況「ローズの右膝に激痛が走るっ! ローズは暴れている! �燧いているっ! 苦しんでいるっ! これ……決まり具合はどうなんでしょう、ナッシュさんっ!?」
ナッシュ「いや、苦しみ方からするに……かなりいい感じに決まっているんじゃないですかねぇ!?」
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ワー、ワーワー
ダン「おぉ、なんだなんだっ……! 完全に決まってんのか、アレ……!? やべぇ、確認しに行かねぇとっ……!」ササッ
さくら「やったっ……! やっと、邪魔者がいなくなったっ……! これでようやく自分の出番っすっ!」
実況「さぁ、電光石火の一撃となってしまうのかっ! キラービーっ! 殺人蜂の猛毒がローズへと注入されているっ! レフェリーが今、やってきたっ! どうだっ!?」
ダン「お、おいっ……! 大丈夫かっ……!? どうする、ギブかっ……!? ギブアップするのかっ……!?」
ローズ「あっ……あ、ああっ……! ノーよっ……!」モガモガ
キャミィ「……まだまだっ!」ググッ
ローズ「あっ……はぁっ……! くっ……ああっ……!」
実況「ローズはレフェリーの確認に……首を横に振るが、か〜なり苦しそうですっ! 苦しそうですっ!」
ナッシュ「……決まってるんでしょうね。おっと」
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さくら「ようやく出番っすっ! 遅れましたが、今日も元気一杯……やってやりますよっ!」
オー、オーオー
実況「レフェリーがローズに駆け寄っていった事で……レフェリーに制止されていたさくらも、ここでリングに上がってくるっ!」
ナッシュ「ようやくですね。ここはキャミィ選手のサポートに行きましょう」
かりん「……助けに行かないと!」
さくら「……行かせませんよっ! たああぁぁっ!」ダダッ
実況「さくらはそのまま、ローズの救出へ向かおうとロープを潜ろうとしているかりんの元へと突っ込んで行き……」
さくら「……たああぁぁっ!」ドスッ
かりん「……カッ」
実況「前屈みの体勢になっているかりんへ、ランニングニーっ! 膝を打ち込んでいきますっ! かりんのカットを防ぎますっ!」
ナッシュ「ここで、かりん選手が止められるのは、ローズ選手も厳しいんではないでしょうかねぇ!?」
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今日はここまで
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乙でした。
やっぱりベテランのタッグ屋はインサイドワーク巧くないとね
-
乙
ローズさん上手いなあ…今はピンチだけど
ブーイング時の亀仙人サイドも見てみたかったな
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乙!
髪の毛はアカン…
-
乙っした
>>327
ですよねー
髪は男も命ですし
金的並に読んでて痛い><
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乙っす!
ローズさん上手いなあ
これでキャミィとは違う路線のヒールを演出できるから、後日の試合のスパイスになるね
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細かいアレですが・・・
野郎とは男娼の事なので、女性に使うのはどうかと・・・
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乙。女版バイソンみたいだな。見てて楽しいヒール
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>>330
失礼、このアマ
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>>330
女郎だとまんまやし
ええんちゃうか
オマエとかアマだとなんかちゃうし
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少し遅くなったが>>1、連載1年おめでとう!
これからも読み続けるからどうぞよろしく!
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さくら「退いてろ退いてろ、えいえいえいっ……!」ググッ
かりん「……きゃ、きゃあっ!」ボトッ
実況「動きの止まったかりんの身体を押しやり……おっとぉ! ここで場外へと突き落としたぁ!」
ナッシュ「これで、かりん選手のカットは望めませんかね? さぁ、ローズ選手……苦しいですよ」
かりん「くっ……! 早く……早く助けないと……」
さくら「おっとおっと……逃がしませんよ……? 今度はそっちが、場外で待機している番っす……!」グイッ
実況「更にさくらは……再びロープを潜り、場外のかりんの追撃へと向かうっ! かりんを逃がしませんっ!」
-
キャミィ「よし、ここが勝機だっ……! 一気に仕留めるっ……!」ググッ
ローズ「あっ……あっ、あっ……ああっ……!」モガモガ
ワー! ワーワー!
実況「キャミィは一気に仕留めにかかるっ! 渾身の力を込めて……ローズの足を絞り上げていくっ! 苦しそうにもがくローズっ! さぁ、どうだっ!?」
ダン「おいっ……! どうすんだっ……!? ギブアップかっ!? ギブアップするのかっ!?」
ローズ「あ、ああっ……くっ……! ノーよっ! ロープまで、なんとか……」ブンッ
キャミィ「……くっ、粘るな」
実況「お〜っと、しかしここはローズもまだ粘っていくかっ!? 捉えられていない左足を、蹴り上げるように突き出し……その勢いで、リング上で跳ねるような動きを見せていくっ!」
ナッシュ「キックアウトで……ロープブレイク狙ってますね。耐えています」
実況「少しばかり、ローズとキャミィの身体がロープへと近づいたか!? さぁ、再び天を蹴り上げるっ! その勢いで、なんとかロープブレイクを狙うっ!」
-
亀仙人「パカーンっ!」
ウーロン「イエーイっ!」
亀仙人「ニャハハハっ! ホレ、もう一丁っ! パカーンっ!」
ウーロン「イエーイっ! いいぞいいぞいいぞっ!」
亀仙人「ニャハハハっ! あの姉ちゃんが、蹴り上げる度に……」
ウーロン「なぁ……? ここ、ベストなアングルじゃねぇのか……? こう、股がパカーンと開くのが見えてなぁ……?」
亀仙人「ワシは贅沢を言えば、キャミィちゃんの方が……おぉ〜っと、来た来た来たっ……! パカーンっ!」
ウーロン「イエーイっ!」
亀仙人「ニャハハハ、たまらんのぉ……なぁ、たまらんのぉ……?」
ウーロン「ホ〜ント、最高だぜオイっ!」
18号「……こ、こいつらは」
クリリン「……が、頑張れ〜っ! ま、負けるな〜っ! しっかりしろ〜っ!」
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ワーワー! キャミィー、イケー!
実況「さぁ、場内からは仕留めろと言わんばかりに声援が来るっ!」
ワーワー! ローズ、ニゲロー!
ナッシュ「結構、ローズ選手を後押しする声もあるんじゃないですかねぇ?」
ソーレ、パカーン! イエーイ!
実況「とにかく、場内は大熱狂だっ! さぁ、どうなるっ!?」
ローズ「もうちょっとっ……! ああっ……!」ブンッ
キャミィ「粘る事だ……だが……」
ローズ「よしっ……! 着いたわっ……! ロープよ、レフェリーっ!」ガシッ
実況「おぉ〜っと、しかしここはローズがなんとかロープまで辿り着いたかっ!? 今、ロープをガッシリと掴みますっ! ここはロープブレイクっ! ロープブレイクっ! なんとか逃げ切ったっ!」
-
じじいと豚、声でけえw
-
ダン「おいっ! ロープブレイクだっ! 離せっ!」
キャミィ「このまま続けてもいい……だが、今回は離してやろう……」スッ
ローズ「はぁっ、はぁっ……ふう、危なかったわ……」
実況「そして、ここでレフェリーが制止するっ! キャミィは捉えていたローズの足を離しますっ!」
ナッシュ「危ない所でしたけど、なんとか逃げ切りましたね。しかし、結構スタミナは奪われてしまったんじゃないでしょうか? 交代しようにも……今はコーナーにかりん選手の姿がないので、交代できませんねぇ」
さくら「さぁ、溜まった鬱憤晴らしさせてもらうっすよっ……! てりゃっ!」ガシッ
かりん「……くっ!」
実況「かりんは場外でさくらに掴まっているっ! 少々、この場面では救出に向かえないか?」
ナッシュ「なんだかんだで、さくら選手もまだまだスタミナは残ってますよ」
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キャミィ「……よしっ」クルンッ
実況「お〜っと、そしてここで……キャミィがクルリと後転して……」
ナッシュ「……おっと」
キャミィ「……もう、まともに動けないだろう?」スッ
ローズ「ああっ……くっ、ううっ……」
実況「ローズから少々距離を取って立ち上がるっ!」
キャミィ「ホラ、頑張れ……起きろ、起きるんだ……」クイクイ
ローズ「うっ……ううっ……」ググッ
実況「さぁ、そして……おっと、キャミィはローズに向かって腕を伸ばし、そして指先をクイクイと動かして、起き上がるように指示しているっ!」
ナッシュ「……これは、何か狙ってますねぇ?」
-
ローズ「やっぱり、王者は強いわね……でも、頑張らなきゃ……」ググッ
キャミィ「……よしっ! いくぞっ!」ダダッ
実況「そんな事などいざ知らずっ! ローズがゆっくりと立ち上がるっ! しかしキャミィはすぐ様突っ込んだぁ!」
キャミィ「……スパイラルアローっ!」ズガァッ
ローズ「くっ……あっ……!」バターンッ
ワー! ワーワー!
実況「そして至近距離からの、錐揉み回転しながらの低空のドロップキーックっ! 正面からローズに打ち込んでいったぁ!」
ナッシュ「おぉ〜っと、強烈に決まりました」
実況「ここはスパイラルアローっ! スパイラルアローっ! 至近距離から起き上がりに合わせて打ち込んでいったぁ! スパイラルアローっ! ローズは再びダーウンっ!」
-
キャミィ「先程、大人しくギブアップしなかった自分を呪えっ……!」スッ
ローズ「うっ、ううっ……」
実況「そして、素早く起き上がるキャミィっ! さぁ、この辺り……やはり王者の風格と言うものも出てきたのではないでしょうかねぇ?」
ナッシュ「そうですねぇ。出てますねぇ。強いです」
キャミィ「さぁ、やられた事はやり返さないとな……起きろ……!」ググッ
ローズ「あっ……! 痛っ……!」
キャミィ「どうした、早く起きろ……? 髪が千切れるぞ……?」
実況「さぁ、そしてキャミィは、ローズを掴んで……引き起こしにかかるっ!」
ナッシュ「……アレ? これもまた髪掴んでないですかね?」
実況「あ〜っとっ! 髪です! 髪ですっ! キャミィはローズの髪の毛を掴んでおりますっ!」
-
ダン「あ〜っと、おいおいおいっ……! 待て待て待て待てっ……!」
キャミィ「……んっ?」
実況「ここは、慌ててレフェリーが駆け寄ってきますっ!」
ダン「離せ離せ離せっ! 髪の毛は駄目なんだよぉ! 髪の毛はっ! いいから、離せ離せ離せっ!」
キャミィ「……何故、私の時だけ」サッ
ローズ「あたたた……助かったわ……」
実況「ここはレフェリーが制止しますっ! やはり、ラフファイト……女のドロドロとした部分は見たくないっ! キャミィは手を離したっ! そうだ、それでいいっ!」
ナッシュ「……まぁまぁまぁ、反則自体は良くないですからね」
-
キャミィ「私はやられた事をやり返しているだけだ……」
ダン「だけど、反則使われたからって、反則って使っていい理由にはならねぇの……」
キャミィ「……しかし」
ダン「確かに、俺のレフェリング不足もあった……そこは悪いっ! 申し訳ないっ! だけど……だからって、使っていいって理由にはなっちゃいねぇ。俺はここでお前を止める必要がある……」
キャミィ「……」
ダン「わかってくれ……王者なんだろ……? 今、お前がてっぺんなんだろ……? お前が、大人になってくれ……キャミィ……」
キャミィ「……わかりました。髪はやめます。試合を続けるから、離れて下さい」
ダン「よしっ……! それじゃあ、続けろっ……!」
実況「さぁさぁ、レフェリーの制止に……キャミィも納得したと言った感じでしょうかねぇ?」
ナッシュ「ええ、そうですねぇ。はい」
-
キャミィ「よし、起きろ……」ググッ
ローズ「う、ううっ……」
実況「さぁ、キャミィは髪っ……! ではなくっ……! 今度は、ローズの頭部を持って、その身体を引き起こしていきますっ!」
ナッシュ「多分、先程やられた事の仕返しのつもりだったんでしょうけど……僕もこれでいいと思います」
キャミィ「……よし、それなら次はロープに振るぞっ!」ブンッ
ローズ「……きゃあ」
実況「さぁ、そしてキャミィはローズの身体を一度ロープに寄せて、その反動を利用して……逆側のロープへと振っていったぁ!」
-
ローズ「うっ……くっ……!」ダダッ
実況「さぁさぁ、ロープに振られたローズがその反動で返ってくるっ!」
キャミィ「……よし、いくぞっ!」ダダッ
実況「さぁ、そしてキャミィもタイミングを合わせて、背後のロープの反動を利用して勢いをつけ、ローズへと向かっていくっ!」
ローズ「……くっ!」ダダッ
キャミィ「……さぁ、いくぞっ! それっ!」ピョンッ
オー、オーオー
実況「リングの中央で両者の身体が正面衝突寸前っ! そして、キャミィはローズに向かって飛び込んでいったぁっ!」
-
キャミィ「……おっと、手が」ググッ
ローズ「……ゴ、ゴホッ」
実況「キャミィは走り込んできたローズの胴回りを両足で挟み込みつつ……」
ナッシュ「……ん?」
キャミィ「……何故、私が一方的に我慢をしなければいけないっ!」ググッ
ローズ「……ゴ、ゴホッ」バターンッ
実況「ローズの身体に飛び乗るようにしながら……その身体を後方に押し倒していくっ! ここは、フライング・ボディシザーズ・ドロップっ!」
ナッシュ「……う〜ん」
キャミィ「子供でいいっ……! 私はやられた事はやり返すっ……! ただそれだけだっ……!」グキッ
ローズ「……う、うぐぐ」
実況「さぁ、ここはキャミィがカウンターでローズの身体をなぎ倒していったぁ!」
ナッシュ「……首締めてませんか、コレ?」
-
今日はここまで
-
え?1年になるの?
おめでとうございます!!!
そして、ありがとう!‼
これからもよろしくお願いします
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おつおつー
おーぷんから着いて来てるけど、ここで正解だったみたいだな
これからも良いSSをよろしく!!
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一周年おめでとうございます
楽しいひとときをありがとうございます
今後もよろしくお願いします!
キャミィ…絶対王者になりきれないのはこの辺だよね
ヒール向きかもしれないな
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これからさくらの衝突、バイソンさんカモン〜みたいな布石とか勘繰ってしまう、楽しみで仕方ない
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乙!
ジャッキー・チュンとウーロンのぶれなさが好きw
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一周年おめでとうございます
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乙っした
知らないじいさんと豚自重しろ
パカーンっ!
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>>352
あれはキャラ作ってるだけなんじゃ?
反省会や休日のキャラを見る限りでは本当はロレントさんみたいに良い人だと思う
最初の頃シャドルーの人たちも「人が良くないとヒールは・・・」って言ってたし
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これはかつて天下一武道会の覇者「ジャッキー・チュン」が
ゲストとして女子プロに特別参加するフラグか!?
-
1周年おめでとうございます。
これからも元気に楽しませてください。
主のssが毎日の活力になってます。
-
キャミィ「……まだまだっ!」ササッ
ローズ「……うぐぐぐ」
実況「ローズの身体をなぎ倒していったキャミィは……おっと、そのままサイドポジションに移行して……ローズの上体を素早く引き起こしていくっ!」
キャミィ「……痛めつけてやるっ!」シュル
ローズ「……くあっ」
実況「そしてローズの首筋に手を絡めて……そのまま背面へと回り込むっ! ここはスリーパーホールドっ! ローズの呼吸を止めていきますっ!」
ナッシュ「……あ〜っと、いやいや」
-
キャミィ「……ホラホラ、どうしたどうした?」グリグリ
ローズ「うぐ……うぐぐっ……!」バタバタ
実況「さぁ、これにはローズも苦しむ苦しむっ! 足をバタつかせ、苦しんでいますっ!」
ナッシュ「……ちょっと、チョーク気味の仕掛けですね」
実況「おぉ〜っと、おっと……こいつはチョークスリーパーですかっ!?」
ナッシュ「あの、キャミィ選手の腕に装着しているガントレットが、あるじゃないですか……?」
実況「はいはい、ありますねぇ」
キャミィ「先に仕掛けてきたのは、そっちだ……これは、自業自得だっ……!」グリグリ
ローズ「くっ……ううっ……ああっ……!」バタバタ
ナッシュ「あれをねぇ……首筋にめり込ませてますねぇ?」
実況「あ〜、はいはいはいっ!」
ナッシュ「ああいうのって、デコボコしててね……こう、針のように食い込んでくるんですよ?」
-
実況「少々、キャミィのダーティな部分が出てきたかっ!? 先程、レフェリーに従ったと思ったのは……ポーズだったかっ!?」
ナッシュ「……そうかもしれませんねぇ」
かりん「くっ……早く……早く助けに行かないとっ……!」
さくら「おぉ〜っと、そうはさせないっすっ!」ガスッ
かりん「……くっ!」
実況「パートナーのピンチに……場外のかりんも少々慌てているかっ!? しかし、かりんはさくらに捕まっているっ! 救出には向かえないっ!」
ナッシュ「さくら選手も、いつもの調子が戻ってきましたかね?」
-
さくら「あんたが行くのは……リングの中じゃなく……」ガシッ
かりん「……くっ!」
さくら「鉄柵っすっ……! それっ!」ブンッ
実況「さくらはかりんの腕を掴み……おっと、そしてその身体を鉄柵へと振っていくっ!」
ナッシュ「そうですね。鉄柵に振ってね……救出させないように、しておきましょう」
かりん「……させませんわっ!」ググッ
さくら「……あ、あれっ?」
実況「おっとおっとぉ……!? いやしかし、ここは鉄柵目掛けて振られたかりんが……なんとか踏ん張って堪えるっ! 堪えていくっ!」
ナッシュ「……お〜っとっとっと」
-
かりん「……鉄柵に行くのはっ!」クルッ
さくら「あれあれっ……? おっとっとっと……」
かりん「あなたですわっ……! それっ……!」ブンッ
実況「踏ん張って堪えたかりんは、そのまま身体を反転させて……その勢いのまま、さくらの身体を鉄柵目掛けて振っていったぁ!」
ナッシュ「……おっと、ここは返しましたか」
さくら「くっ……! あっ、痛ぁっ……!」ガシャーンッ
かりん「……よしっ! これで助けに行けますわっ!」
実況「かりんに返され、鉄柵の餌食となってしまったのはさくらだぁ! おぉ〜っと、激しい金属音が鳴り響くっ! そして、かりんはすぐ様リング内へと向かって行くっ!」
ナッシュ「ここは、かりん選手の動きが良かったですかね?」
-
キャミィ「どうしたどうした……?」グリグリ
ローズ「うっ……くくっ……くあっ……!」バタバタ
ダン「なぁ〜んか、ヤケに苦しんでいるなぁ……? コレ、もしかしてチョークかな? 確認して……」
かりん「……たあああぁぁっ!」ズザーッ
実況「さぁ、ここでかりんが来たっ! かりんがやって来たっ! サードロープの下から滑り込むようにリングインして、捉えられているローズの元へとやって来たっ!」
ナッシュ「お〜っと、素早い、いい動きです」
かりん「私の目は誤魔化せませんわよっ……! その手を離しなさいっ……!」ドスッ
キャミィ「……うっ!」ドテッ
オー、オーオー
実況「おぉ〜っと、そして身体ごとキャミィにぶつかるようにして……キャミィの身体を強引に跳ね飛ばしていくっ! 跳ね飛ばしていくっ! なんとか、ここはかりんが救出したぁ!」
-
キャミィ「チィっ……! 痛めつけてる所を、よくもっ……!」ムクッ
かりん「今度は、私が相手ですわっ……! それっ……!」ガシッ
実況「しかし、ここはキャミィも間髪入れずに起き上がってくるっ……! いやっ、おっとっ! かりんはまだ仕掛けるっ! 起き上がりのキャミィの身体を掴みにかかったっ!」
ダン「おいおいおいっ……! 試合権がない奴が暴れんじゃねぇ! 暴れんじゃねぇよ、オイっ!」
ローズ「あはは……やっぱり、かりんちゃんは頼りになるわね……今の間に、お姉さんは逃げさせてもらおうっと……」ズルズル
かりん「持ち上げますわよっ……! それっ……!」ググッ
キャミィ「……お、おおっ」
実況「さぁ、かりんはキャミィの頭部を自身の脇に抱え込み……おぉ〜っと、そのままキャミィの身体を真っ逆さまへと持ち上げていったぁ! ここはブレーンバスターを仕掛けてくるっ!」
-
かりん「早く戻って下さいっ……! そこは邪魔ですわよっ……!」
ローズ「はいはい……わかってるってば……でも、そんなに急かさなくてもいいじゃない……」ズルズル
かりん「よしっ……落としますわよっ……! それっ……!」ドシーンッ
キャミィ「……うっ、くううっ!」
実況「さぁ、そして抱え上げたまま、少々の溜めを作り……そのまま後方へと落としていくっ! キャミィの身体が背中からマットへと叩きつけられたぁ!」
ナッシュ「ここはかりん選手……ローズ選手が逃げる為の、時間稼ぎをしていますね」
実況「おぉ〜っと、そうですねぇ。ローズはそのまま、自軍コーナーの方へと這いずりながら近づいているっ! この場面はかりんに任せて、自身は交代の準備といった所か!?」
かりん「妨害されないように……もう少し、痛めつけますわ……!」ググッ
キャミィ「……ううっ」
実況「さぁ、すぐ様かりんが起き上がり……おっと、叩きつけていったキャミィの上半身を掴む! ここはかりんが攻めるっ! かりんが攻めるっ!」
-
ダン「おいおいおい……試合権は……? お前、張り切ってやってるけど、試合権は……!?」
かりん「……よしっ!」スッ
実況「かりんはそのまま、右膝を突き出し片膝立ちの上体に! そして、キャミィの上体を持ち、その突き出した右膝の上にキャミィの上半身を乗せていくっ!」
かりん「さぁ、いきますわよっ……!」ググッ
キャミィ「……ううっ」
かりん「……はあっ!」ドスッ
キャミィ「……カッ!」
実況「そして、キャミィの上体を一度引き起こして……そのまま、突き出した膝の上へと叩きつけていくっ!」
ナッシュ「バックブリーカーの形で叩きつけましたね」
実況「キャミィの背骨がかりんの膝へと突き刺さるっ! 突き刺さっていくっ!」
-
キャミィ「くっ……あっ……」バタッ
実況「さぁ、キャミィの身体がズルっと、突き刺さっ膝から滑り込む落ちたぁ!」
ナッシュ「やっぱりねぇ、肘とか膝とか……硬い部分でやられるのは効きますよね」
ダン「おいコラ、おいコラ、いつまでやってんだおいっ! 試合権がない奴が暴れてんじゃねぇよっ! あぁっ!?」
かりん「……わかってるますわ。今度はしっかり、試合権を得てから来ますわ」スッ
ローズ「はぁっ……はぁっ……かりんちゃん、こっちこっち……一回代わりましょう……」
実況「さぁ、そして……ここでかりんが一度、自軍コーナーの方へと歩みを寄せていくっ! 自軍コーナーでは、コーナーマットへと持たれかかりながら……ローズがもう既にペタンと座り込んでいるっ!」
ナッシュ「そうですね。ここは、一度変わった方がいいと思います。ローズ選手もダメージ大きそうですしね」
-
実況「この辺り……上手く選手を切り替え、切り替え……タッグならではの戦略を見せていると言った所でしょうか?」
ナッシュ「そうですね。切り替え上手くやっています。それに比べて……キャミィ選手の動いてる時間が長いように感じられますかね? さくら選手は……え〜、何処にいるんでしょう……?」
実況「え〜、さくらは……あ〜、いましたいましたっ!」
さくら「くそぉ……なんだろうなぁ……? 今日、調子よくないなぁ……」
実況「さくらは、リングサイドをグル〜っと周りながら……今、自軍コーナーの方に戻っていますねぇ」
ナッシュ「もうちょっと、急いで戻ってもいいとは思いますけどね」
実況「まぁ、さくらも……ここからでしょうっ!」
ナッシュ「そうですね。はい」
-
かりん「お待たせしました。ここからは私がいきますわ」スッ
実況「さぁ、自軍コーナーに戻ったかりんは一度、エプロンサイドへと戻り……」
ローズ「よろしくね……頑張って!」パシッ
かりん「……任せて下さい」パシッ
実況「さぁ、そこからローズのタッチを受け取りますっ! 再び試合権はかりんへと移ったっ!」
かりん「……さぁさぁ、いきますわよっ!」ガシッ
ローズ「それじゃあ、邪魔しないように……下がりま〜す……」スッ
実況「タッチを受け取ったかりんは、そのまま自軍コーナーポストへと昇っていくっ! そして、ローズはサードロープ下を潜って……エプロンサイドへと戻りますっ!」
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今日はここまで
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