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BBG養成学院

1名無しさん:2017/02/27(月) 03:33:30 ID:HM7ROSVk
BBG養成学院。20XX年、美の基準が大きく変化したここ日本。
一昔前では到底考えられなかったような逸材を輩出する芸能学校がここにはあった。

BBGーそれはBIG BALLOONY GIRLSの頭文字から取られた。無理やり和訳するなら「巨大風船女」と言ったところだろうか。

「女性の美とは、無限大に満たされたその器」という養成理念、「超腹超乳」という標語に示された通り、ここは巨大に膨れ上がった女性芸能人を養成する施設。
ここまで記せば、この国の美の基準が膨れ上がった身体にあることは言うまでもないであろう。

(だ……だめ………もう無理……)

そこに一人の女性がいた。名は萌木瑠美。今年で21歳になる彼女は一見どこにでもいる女性だ。

(でもあと少し……あと少しだけ頑張れば………!)

彼女はこの養成所の7期生にあたる。もちろん全ての生徒は女性ばかりであり、難関と言われる入学試験を突破してきたものばかりである。
とは言っても、彼女はクラスに一人はいるであろうレベルで可愛らしい容姿ではあったが、例えば絶世の美女かというと、そういう訳でもない。上の中程度の容姿の、それでもありふれた女性であった。

「も……もうダメ!!……は………破裂しちゃう…………!い……いやぁぁぁぁあああ!!!」

……前傾した姿勢の下に広がる、異様に膨れ上がった風船のような体を除いては…

2名無しさん:2017/02/27(月) 03:41:28 ID:HM7ROSVk
個人的に好きなシチュエーションで新しく小説を立ち上げてみました。

・膨張手段は妊娠から空気まで、なんでも問わない
・場合によっては破裂あり

で考えています。養成所の女子学生達が、成績上位を目指して膨れ上がり、時には無理やり膨らませたりするというストーリーです。
養成所の部門には、芸能部門、グラビア部門から、はたまた性的な映像出演を目論んだ部門まである設定のつもりです。
吉本のような養成所を考えているので、年齢層にも幅があり、高校などのような学園モノとは違う感じになれば嬉しいです。

どんな方でもリレーを繋げてくださって構いません。みなさんで盛り上げられればと思います。
冒頭の場面も敢えてシチュエーションを設けていません。お好きに想像していただいて、繋げていただければ幸いです。

3名無しさん:2017/02/28(火) 22:00:01 ID:h/LxQA4c
面白そうなので続けてみます
よろしくお願いします

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「あーあ…またやっちゃった…」

BBG養成学院。
刻々と変化する女性の美の表現を追求し、新時代の芸と能を生み出すべく開設されたこの学院。
その廊下をとぼとぼと歩くのは、芸能科所属、萌木瑠美21歳である。

「なんでみんな…あんなに大きく出来るのよー…怖くないのかな」

彼女は先ほどのレッスンの様子を思い出し、一人ため息を吐いた。
この学院では基本中の基本、空気圧による膨張レッスンである。

自らの乳房や腹部にエアを詰め込み、どこまで大きく出来るかを量るのだ。

瑠美は、今ではすっかり元通りになったお腹を撫で回す。
先ほどまでパンパンに膨らんでいた、自分の体。
隅々まで空気が行き渡り、破裂寸前のバランスボールを飲み込んだかのような大きさにまで拡がった、異様な姿。だが…。

『萌木ぃ!お前まだそこまでしか膨らめんのか!もういい、休んでなさい!…はい次の娘いくよ!!』

コーチは実にあっさりと、瑠美の頑張りを斬って捨てたのであった。

「まだ、そこまで、か…うーん…道のりは険しいなあ…!もっと頑張らないと…!!」

彼女は鼻息荒く気合を入れると目的である自動販売機の前で立ち止まった。
レッスンで流した汗と涙を補給するのだ。

瑠美は財布を取り出そうとして、手を滑らせ小銭をぶちまけた。

「うわーん!」

転がっていく百円玉を追いかけ、壁にぶつかった。

「うぎゃー!」

間違ってホットのおしるこを買ってしまった。

「あ゛ー!!もうやだ!!!心折れた!!!!実家帰りたいよぅおかーさーん!!!!!」

萌木瑠美は泣き出してしまった。どうにもこらえ性のない質であった。

そんな彼女を遠巻きに見つめる、二人の少女がいた。

「まーた瑠美が面白いことになってるよ。しょうがないなー」

一人はスポーティーな雰囲気を纏った、スレンダーな長身美女。

「笑ってる場合じゃないでしょ。早く泣き止ませないと、また先生に怒られちゃう…!」

もう一人はゆったりとした雰囲気を纏った、ぽっちゃり気味な低身長美少女であった。

4名無しさん:2017/02/28(火) 22:23:24 ID:lAffih5k
ありがとうございます!設定が増えても大丈夫なので、どんどん参加してもらえると嬉しいです。

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「ほら……ちょっとほら、瑠美。いつまで泣いてんの。またあの鬼教官に叱られるよ?」
「だって…だって……えぐっ……」
「またなんかあったの?…あぁ……なるほどね。」

屈みこんでいる臨月のような瑠美のお腹に手を当て、スレンダーな彼女は言った。

「……もう、あの授業クラスが異常なだけだから、ね?あのクラスってか、私たちの代がって感じだけど…だって半分以上特Sクラスだなんて年……」
「う”う”……違うのぉ”……おしるこおぉぉ……」
「おし…おしるこ?!何言ってんのあんた?」
「い……いずみん…………びえぇぇぇぇぇえ!!」

つい涙腺が決壊してしまう瑠美。泣きついたスレンダーな彼女は望月泉美。瑠美の同級生に当たる。
それを見て口を開いたのはもう一人のぼっちゃり気味低身長美少女。

「もう、泉美、仕方がないよ。次の学年末試験で前回下回ったりしたら……」
「バッカ、おま……!!」
「び……ビヤァァァァアアアアアアア!!」

……やや天然気味な部分も否めない彼女。一人っ子でのんびり育った所為もあるだろうか…

「…もう、瑠美…!とりあえず、見つからないように一回ここ出るよ!あんた素質あるから…」

そうして3人は一度養成所を後にした。

5名無しさん:2017/02/28(火) 22:51:21 ID:lAffih5k
追記:すみません、「すっかり元通りになった」を見過ごし、戻りきっていないお腹の設定で書いてしまいました…やりやすい方で進めてください!

6名無しさん:2017/03/01(水) 01:06:47 ID:jUzHKnlg
了解しました。
場面転換しますので、その間に空気を抜いたという体で書きます。

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養成所を抜け出してしばらく。3人は揃って公園に居た。
この学院の敷地は広く、主に各科がレッスンをこなす養成所エリアの他にも
巨大な体育館やプール、カフェ、映画館、各種スタジオ、ライブハウスなどなど…様々な施設が建造されている。
今居るこの公園も、BBG養成学院の敷地内にあるものだった。

「よしよし、もう泣くなよ。ほら、おしるこ飲め。甘いぞ」
「うっ…うう…んぐんぐ。あまい。おいしい」
「あー良かった。瑠美ちゃん泣き止んだ。えらいえらい」

間違えて買ったおしるこだったが、その暖かさと甘さが良い具合に瑠美の精神を落ち着けたらしい。
一転しおらしくなった彼女は、へなへなと泉美にしなだれかかった。

「いつもご迷惑をおかけします…」
「気にすんなよ。同期のよしみだ」

もたれかかってきた瑠美をあやす泉美。シャープな見た目と違い、包容力は人一倍である。

「そうよ。迷惑なんてとんでもない。瑠美ちゃんのドジってとっても楽しいんだから!芸人科の皆も噂してるわ、『どえらいのが入学してきた』って…」
「綾美ちゃん!?別に私お笑い芸人目指してないよ!!?」

見た目ぽっちゃりな包容力とは裏腹にズレたフォローで場を乱す彼女は、本原綾美。泉美と同じく、瑠美の同級生である。

三人とも「も」で始まり「み」で終わる名前だからだろうか、入学当初からなんやかんやで連む間柄になっていた。

「そんだけでかい声で突っ込めるならもう大丈夫だな。よし!そろそろ戻ろうぜ。次の授業どこだっけ、綾美…」
「第3レッスン室でフリー演技よ。腕の見せ所ね」

フリー演技とは、生徒たちが各々の個性を生かし、自由な膨張プレイを披露することである。
瑠美の一番苦手とする授業であった。

「…泉美ちゃん私もう帰りたい…」
「逃げちゃダメだって!ここできっちり先生にアピールしないでどうすんのさ!弱気になるなよ。見返してやろうぜ、な?」
「…う…うん…そう、だよねー…」

「よし気合だ!瑠美、えいえいおーするぞ!いくぞ、えい、えい…しっかりしろ瑠美!…綾美、お前瑠美の手を持ってやって…えい、えい…るみってば!」
「もー分かったわよ…!えいえいおぉー!!」

半ばやけくそ気味に泉美の叱咤激励に応えてみせるが、瑠美の心は鉛の如く重くなっていった。
それもその筈であろう。


瑠美にはけして真似できない、あの怪物たちのワザを間近で見せ付けられなければならないのだから…。

7名無しさん:2017/03/02(木) 00:54:39 ID:S.VW.VNs
BBGのカリキュラムは基本的に部門ごとに組まれている。
メインとなる必修カリキュラムに、各々が選択カリキュラムを組むようになっているのは大学とも似ている点かもしれない。
ただ自らが専門としていく方向性と、膨張させる内容物によって、必ずしもどんな実習でも取れる訳ではない。
(例えば通年選択の妊娠実習を履修している学生が、子宮空気圧トレーニングを受けることはできないといったように、条件がある。)

この実習、「フリー演技」は全部門が履修できる、かつ必修となっている共通プログラムである。
養成所の学生は皆切磋琢磨し合う良きライバルである、そして同時に良き見本であるという理念の元、自分の専門に成果が生かされることが期待されているのだ。
膨張した大きさのみならず、そこまで膨れ上がる過程、膨れ上がった身体の魅せ方が総合的に評価されるのだ。
とは言ってももちろん、巨大なら巨大に膨らんでいるに越したことはないのだが……
なのでここには先ほども上がった芸人部門から、グラビア部門まで、様々な生徒が集うのである。

「ねぇ…綾美……やっぱり私体調が……わ……悪いヨォ……」
「もう、何言ってるの?仮病バレバレ。午前最後の授業なんだから、これ頑張って美味しいご飯食べよ!」
「綾美はいいじゃん……その小さい身体に似合わないようなさ…」
「もう…ほら……先生来たよ……!」

扉を開けて入ってきたのは高身長にタイトなワンピースを纏い、長い髪を後ろにまとめ赤いヒールを履いた女教師だった。
いや、正しく言うなら本来ならそれはタイトなワンピースではなく特注特大のマタニティワンピだったのだが、伸縮性のある生地がパツパツに伸びるほどに彼女は体を膨らませてるだけなのだ…

BBGの第1期卒業生で最優秀成績を収め、30近くなった今でもジャンルを横断し現役で活躍をする彼女。
グラビアモデルからドラマ出演までこなし、今も尚トップアイドルと言われる所以であった。

「気をつけ!梨杏先生、よろしくお願いします!!」
「よろしくお願いします!!」

起立したまま彼女を待っていた生徒は、一斉に頭を下げる。
テレビの向こうではか弱く破裂寸前のボディを愛でる美女だが、その実後進の指導に厳しいことで有名なのである。

「うわぁ…今日もあんなに…私さっきあれくらいがやっとだったのに…」
「シッ……また怒られ……ほら……!」

ギロっと瑠美を睨みつける彼女。

「ちょっとそこ……何か実習に関係が?」
「い……いえ……今日の先生も……素敵だな……って……ヘヘッ……」

ふんっと鼻を鳴らす梨杏。

「…はい、みなさん。今週もフリー演技の時間がやってきました。今日の実習は予告していた通りです、この人数がいるのでしのごの言ってる時間はありません、早速演技を始めてください。それでは1番の学生から。」

シーンと静まる教室。

「……ちょっと、1番、早くしてちょうだい。いないの?…えっと…美玲ね…誰か美玲のこと聞いてる人!…早く!時間がないの!」

教室中が顔を見合わせ首を振ってると、廊下から足音が聞こえてきた。
ゆっくり、ゆっくりと……そして扉が開いた。

「ハァ……ハァ………ん……先生、すみません……んはぁ……1番の美玲です……ふぅ……。前の授業で膨らみすぎてしまってしまって……ん……さっきやっと動けるサイズに……ん……は……入れない……」

全員の視線を浴びて入ってきた彼女。それはドア枠の幅を超えるほどに膨れ上がった爆腹、爆乳を抱え、よたよたと歩く美玲だった。

8名無しさん:2017/03/02(木) 17:46:23 ID:zV7JSpV2
「ん〜…!」
美玲は何とかレッスン室に入ろうとドアに体を押し付ける。膨らみの大きさとは裏腹に、彼女の乳房と腹部はクッションのように柔らかく変形している。

「んっ……しょ!」

ぬぽん。という音とともに、三つの巨大な球体が部屋になだれ込んだ。
美玲は梨杏先生に照れ隠しのように微笑むと、こほんと可愛らしい咳払いをしてから声を張り上げーーー

「では改めまして…1番、星河美玲!やらせていただきま」
「ストぉーーーーップ!!!」

更にその上を行く先生の大音声に、美玲の宣言はかき消された。

「美玲!あなたの順番は後回し!隣の準備室を使っていいから、さっさと中身を抜いてきなさい!!」
「え?ですが私、このままでも全然やれるんですけど…」
「そういう問題じゃないの。この時間はね、フラットな状態からプレイの終わりまで、一連の流れを確認することが重要なの。分かるわね」
「…はい。すみませんでした…。すぐに元通りにしてきます」
「よろしい。行きなさい」

大きな体を揺らしながらレッスン室奥の小部屋…のドアにまた引っかかりながら…へと入っていく美玲から視線を外し、梨杏先生が生徒たちに向かう。

「それじゃあ2番の生徒…望月泉美、あなたから始めます。準備は良い?」
「もちろんですって!…んじゃ、行ってくるわ、瑠美。これ頼む」
「お、おっけい。行ってらっしゃい」

威勢よく立ち上がり、隣の瑠美にスマホを渡して前に出る泉美。一歩踏み出すごとに、背筋に鉄棒を差し込まれるかのように姿勢がよくなっていく。眼が据わり、爛々とした光を湛え…部屋の中央で、ポーズを取った。

「先生、いきます」
「いいわよ」

二人の短いやり取りを聞き、瑠美はスマホを…ミュージックアプリの再生ボタンをタップした。

緩やかなピアノの演奏が流れ出す。泉美はそれに合わせ、ゆったりと呼吸をしている。そして、次の瞬間。

“ドム!!”と音楽が一転、重厚なベースが響く。彼女が右足で思い切り床を踏んだ、それと同時に

「ふッ!!」
泉美の腹が爆発したかのように膨れ上がった!

大きさは中型のバランスボールほどだろうか、大きくなった腹を見せ付けるかのように、踊る。セクシーに、豪快に、軽やかに、往年のダンスミュージックに合わせて彼女の体は弾けるように飛び回る。

良く見れば、彼女の腹は音楽に合わせて大きさを変えている。手足の邪魔にならないように計算された振り付けだ。

泉美のダンスシューズは、靴底に設置されたスイッチを強く踏むことで股間の圧縮空気注入装置と連動するようになっている。もちろん排出も可能である。
普通の人間ではここまでの急激なエアの出入りは刺激が強すぎて耐えられないだろう。しかし泉美の鍛え抜かれた体はそれを可能にし、見事にダンスに取り入れていた。

泉美は腹を凹ませ床に倒れこむ。そして曲の終盤、盛り上がりが最高潮に達した瞬間、一気に空気を注入した。

「ふん!」
床に激突する寸前に、腹の膨張力と腹筋を利用し、トランポリンのように空中へ跳ね上がった彼女は…見事に空中で一回転し、音楽の終わりと共に着地をした。
静寂の中、泉美はちらりと先生を見やる。

「…キレが良くなったわね。最後の大技も悪くない。そのまま研鑽なさい。確実に武器になるわ」
「よっし!!」

満面の笑顔でガッツポーズを決める泉美。弾けた汗が煌めいた。

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