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素晴らしき膨らみの世界

8幻龍総月:2016/04/11(月) 21:48:58 ID:Z6Khmm.g

 あれから3日後、出産予定日になった。
 あの日からお腹の大きさはさらに大きくなり、腹囲380㎝になっていた。朝から陣痛が始まり、すぐに医務室に運ばれた。
 両親も大急ぎで駆けつけて千子の出産を応援する。そして、数時間後、千子の出産は無事に終わった。
 千子が目を覚ますと、施設の一室にいた。両親に福留さん、網谷さん、施設の関係者、そして、6人の赤ちゃんが待っていてくれた。
「出産おめでとう」
 皆が褒めてくれた。絶えない拍手、祝福の言葉、千子にとって人生で一番褒められた気がした。

 ・・・

 数日後、千子は両親に相談を持ち掛けていた。父親は仕事のため来れなかったため、宿泊施設のエントランスで2人が集まった。
「どうしたの千子?」
「お母さん、私、ここにある施設でもっと子供を作りたいの」
「!」
 その発言に驚きを隠せなかった。今までそんなことに一切興味が無かった自分の娘が、真剣な顔でそう言ったからだ。
「千子、あなた……」
「多少お金はかかるかもしれないけど、どうしてもここで赤ちゃんを作りたいの! 生んだ赤ちゃんの世話もちゃんとする。だからお願い」
「……分かったは、お父さんには私から話しておくわ。言ったからには、ちゃんと守るのよ」
「! ありがとうお母さん!」


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