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素晴らしき膨らみの世界
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:
幻龍総月
:2016/02/22(月) 23:42:01 ID:7l1sCvqQ
数時間後、千子は希望した施設の中を歩いていた。中は沢山の研究室と機械の類が大量に配備されていた。
「中もすごいですね」
「はい、一度に色々な研究を行っているので、大勢の研究員が一度に集まっているんです」
福留さんに連れられて、施設の中を詳しく見せてもらっていた。
「ここに入って下さい」
千子はさらに奥の部屋へと案内される。頑丈な鉄の扉が開き、その中へ入った。
「当ステーションへようこそ! お話しはうかがっていますよ。早速ですが、身体測定をさせて貰ってもいいですか?」
急に白衣の男性に勢いよく話しかけられた。
「所長、福原さん怖がってますよ」
「おっと、すまない。私はここの所長をしている網谷という者だ。よろしく」
「は、はい。福原千子です。よろしくお願いします!」
「いい返事だ。では改めて、身体測定をさせて下さい。体の情報は肉体改造での薬剤投与で最も重要になる情報だからね」
「分かりました。それで、どこで着替えれば?」
「ああ、あそこの部屋です」
指示された部屋で診察用衣服に着替え、戻ってきた。
「それじゃあ身体測定をお願いします」
女性の職員が千子の身体を隅々まで調べ上げる。スリーサイズ、体重、身長、血液型、その他もろもろ、手早く診察を進めていった。
「はい、これで診察は終わりです。お疲れ様でした」
ようやく全ての準備が整い、肉体改造が始まった。
千子は最初に点滴を付けられた。初めてだったので、ちょっと怖かった。
「この点滴は一体何ですか?」
「その点滴には改造を施すための成分が多数入っているんだ。超浸透タンパク質、電質信号促進細胞、細胞活性化生命物質、他にも沢山の種類が入っているんだ」
「はあ……」
何を言っているのか今一分からなかったが、すごいお薬が入った点滴ということは分かった。
・・・・・
点滴が全部入った所で、全裸になるよう指示される。
「あ、あの、これって本当に必要なんですか?」
「もちろん、そうしないと局部等に電極を貼れないからね」
電極シートを胸や股に付けられる。
「それではいきます。痛かったら言って下さい」
「はい」
機械のスイッチが入れられ、ビリビリと千子の全身に電流が流れる。
「っ……」
一瞬痛みが来ただけだったが、そこまで騒ぐレベルではなかった。だが、次の瞬間、
ドクン、ドクン、ドクン……!
「うくっ?!」
体の奥から熱い何かが溢れてくる。その感覚は肉体にすぐ現れた。
ムクムクムクムクムク……!
胸が大きくなり始め、Bカップだった胸が一気にHカップまで膨乳したのだ。それを見た千子はとても感動していた。
「すごい、私の胸がこんなに大きく……」
今まで足が簡単に見えるほどの貧乳だったが、今では大きな山2つが先に見えるようになった。
「とりあえずは成功ですね。これからもっと大きくなるので、期待していて下さいね」
「はい!」
「その前に子宮の改造もしてしまいましょう」
お腹に貼ってある電極シートにも同じように電流が流れる感覚が始まる。さっきよりも長い時間をかけて改造されていく。
「……はい、終わりです。お疲れ様でした」
「お疲れ様です……?」
胸とは違い、特に大きな変化が起きているわけではなかった。摩っても今までとは変わったところが分からない。
「あの、何が変わったんですか?」
「子宮を改造して超多胎可能にしました。卵巣にも改造を施し、一生卵子が生み出せるようにしもしました。身体の疲労度から、短期間での排卵改造は少し先になります」
「そうですか、分かりました」
「今日はここまでにしましょう。急いで改造すれば、身体に多大な悪影響を及ぼすので」
「はい、ありがとうございます。じゃあ今日は帰りますね」
「ああ、その事なのですが。福原千子さん、今日から肉体改造が終了するまで、我が施設のホテルで宿泊して下さい」
「え?」
こうして、福原千子の肉体改造人生がスタートした。
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