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膨らめ☆膨張少女アケミ

1N.T:2015/05/13(水) 23:40:50 ID:ezqGrmRw
とある元気いっぱいの少女が正義の魔法少女に選ばれた!よくわからないけど子供の頃の夢だった魔法少女に♪

え?魔法少女じゃない?・・・えーーーーーー!膨張少女ーー!?

正義のために悪を倒せ!!膨らめ☆膨張少女アケミ!!

膨腹、膨乳、破裂と色々予定されています、苦手な方はご注意ください

68N.T:2017/08/11(金) 10:56:28 ID:3B.bD6Ts
セイナ「う・・うーん・・ここは・・」

そこは見覚えのない部屋

セイナ「ここは・・私いったい・・うっ!苦し・・ひっ!!」

セイナはすぐに気づいた、異様に膨らんだ自身のお腹を

セイナ「いやぁーーーー!!なに!なにこれ!!私のお腹が!!・・」

セイナは思い出した

セイナ「そうだ・・私・・無理やり膨らまされて・・いやぁぁーー!」

悲鳴を聞いて部屋の中に入ってくるアケミ

アケミ「セイナちゃん落ち着いて!大丈夫だから!」

セイナ「アケミ・・ちゃん?」

アケミ「大丈夫・・落ち着いて・・大丈夫だから・・」

セイナを抱きしめ、優しく頭を撫でる・・

セイナ「大丈夫・・じゃないよ・・・大丈夫なわけないよ!!」

アケミを突き飛ばすセイナ

アケミ「セイナちゃん!落ち着いて!」

セイナ「落ち着けるわけないでしょ!!見てよこのお腹!!こんなになるまで膨らまされて!!」

アケミ「セイナちゃん・・」

セイナ「嫌だって言ったのに!!あんなに言ったのに無理やり空気入れられて!こんなパンパンに膨らまされて・・酷い・・酷いよぉぉぉ!!」

アケミ「セイナちゃん!」

アケミが再度セイナを抱きしめる

アケミ「ごめん・・ごめんね・・私がもっとしっかりしていれば・・」

セイナ「アケミちゃん・・違う・・アケミちゃんのせいじゃ・・そうよ、私アケミちゃんになんてこと・・」

正気に戻ったセイナ

エース「起きたみたいだね」

アケミ「うん、でも・・」

パンパンに膨れあがったセイナのお腹を見せる

エース「そのお腹の中の空気は訓練用に作られた特別なものでね、専用の道具を使わないと絶対に出すことはできないんだ」

セイナ「そ、そんな・・早く戻してください!こんなお腹もう見たくない!!」

エース「今ここに運ぶように手配してある、もうすこし待ってくれ」

セイナ「・・はい・・わかりました・・」

セイナは布団を膨らんだお腹に被せ、見えないように隠す

アケミ「セイナちゃん・・」

ルナ「入るわよ」

エース「セイナちゃんが目を覚ましたぞ、これからお腹の空気を出す道具でー」

ルナ「言われなくてもわかってるわ・・・セイナ、お腹を戻したらここから出て行きなさい」

セイナ「!?」

エース「ルナ!?」

ルナ「戦えない子を残す余裕はないわ、巻き込んで悪かったわね」

セイナ「で、でもアケミちゃんが・・」

ルナ「アケミはここに残って膨張少女として私たちと共に戦うわ」

アケミ「セイナちゃん、私頑張るから!だから安心して?全部終わったらまた・・ね?」

セイナ「アケミちゃん・・」

ルー「お持ちしました」

エース「ご苦労さん、アケミちゃん、これをセイナちゃんに」

エースの手には機械に取り付けられたホースをもっていた

エース「どうするかはわかるね?・・外にでているよ」

アケミ「・・・セイナちゃん」

セイナ「待って・・まさかそれを・・・」

アケミ「今度は膨らませるわけじゃないから・・ねっ?」

69N.T:2017/08/11(金) 11:12:07 ID:3B.bD6Ts
セイナ「う・・うん・・」

セイナはお尻をアケミのほうへ向ける

アケミ「それじゃあ入れるよ?」

アケミはセイナの中へホースを挿入していく・・・ぐぐぐぐ

セイナ「んああぁ!・・」

ぐぐぐぐぐ、ずぶっ

セイナ「くはぁ!!」

ルナ「入れたわね?」

ピッ、ウィーーン

セイナ「んひぃ!!・・くああ!」

見る見るうちにセイナのお腹が縮んでいく

セイナ「んんんんんーーー!」

セイナは布団を噛み、必死に耐える・・

ルナ「終わりよ」

セイナのお腹は元に戻った

セイナ「はぁーはぁー・・」

アケミ「大丈夫?セイナちゃん?」

セイナ「はぁーはぁー・・うん・・」

ルナ「それじゃあセイナ、あなたを元の場所に送るわ、あとは好きになさい」

セイナ「あっ、その!」

アケミ「セイナちゃん、いいの」

ルナ「ここで見たことは誰にも言ってはだめよ?それと、あなたは既に膨張少女であることは変わらない、もしその事が誰かに知られたらあなたはその場であなたのお腹は限界まで膨れ上がって破裂するわ」

セイナ「そ、そんな!」

ルナ「平気よ、誰にも言わなければバレはしないわ、それじゃあこっちにきて」

セイナとアケミはルナについていき、最初の部屋へ・・

ルナ「それじゃあね、プロージョンエクスに襲われないようにしなさいね」

セイナ「はい・・・・」

アケミ「またねセイナちゃん・・また」

セイナ「ごめんなさい・・許して・・」

アケミ「セイナちゃ・・」

セイナの身体が突如光だし、そしてその場から消えた・・

セイナ「・・・ここは・・私の部屋・・・戻ってきたんだ・・うっ・・うううぅ・・うわぁぁーー!」

セイナはアケミを裏切ってしまった事に深く後悔していた・・セイナは大声で泣く事しかできなかった・・

70N.T:2017/08/11(金) 11:37:30 ID:3B.bD6Ts
アケミ「・・・・・・・・・」

ルナ「セイナは大丈夫よ、あなたはこれからのことを考えなさい」

アケミ「はい・・」

ルナ「あなたに渡すものがあるわ、エース」

エース「ああ、アケミちゃんこれを」

エースから渡されたのは小さなケース、そして中には無数の薬のようなもの

アケミ「これは?」

ルナ「膨張薬よ、膨張少女のアイテムの一つ」

アケミ「膨張薬?」

ルナ「これを1錠飲むと一気に妊婦と同程度の大きさにまでお腹が膨らむわ、敵と戦いで空気入れでお腹を膨らますのを待ってくれる敵なんていないわ、そのためにアイテムよ」

エース「でも一気に何錠も飲みすぎには注意するんだ!飲んだ数だけ大きく膨らむことになる、無理して飲めば破裂してしまうからね」

アケミ「わ、わかりました・・」

ルナ「今のあなたなら5錠までなら耐えられるわ、7錠くらいなら飲んでも破裂はしないとは思うけど動けなくなったら意味がないわ」

アケミ「5錠ですね・・」

エース「あとわかってると思うけど、君以外の女の子に飲ませちゃだめだよ?その薬は女の子にしか効き目がないけど、膨張少女じゃなくても効き目があるんだ」

アケミ「わかってます」

ルナ「それじゃあさっそく1錠飲んでみなさい、変身するのを忘れないで?」

アケミ「あ、はい・・・ごくっ・・・あれ、特に何も・・あっく!」

ぷくぅーーー

アケミ「わっ、わっ!お腹が!」

見る見るうちにアケミのお腹は妊婦のような大きさに膨らんだ

アケミ「すごい・・あっという間にこんなに・・」

ルナ「そしてステッキに力を充電し、敵を倒すのよ」

アケミ「こんな便利なアイテムがあるなら最初から・・」

ルナ「何かいった?」

アケミ「いえ!なんでもありません!」

ルナ「それじゃああなたは引き続き特訓よ」

ルー「大変です!」

エース「どうした!」

ルー「プロージョンエクスが現れました!」

ルナ「アケミ!」

アケミ「はい!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

チュン!チュン!・・謎の生物が銃から光線を発射し、人間を襲っている

女A「なに!なにこれ!お腹が!!」

女B「助けて!お腹が!お腹が膨らむぅぅー!」

次々と光線を浴び、お腹を膨らませていく女達・・

女C「うわぁぁーーー!破裂しちゃう!だれか助けてーー!」

???「むひょひょひょ!いいぞいいぞ、もっとだ!」

チュンチュン

女D「うそ!あたっちゃった!やだぁーーー!・・うっぐ!!」

女E「ひっ!ひぃ!!いやだぁーー!」

???「むひょひょひょーーい!」

アケミ「そこまでよ!!」

???「むひょ?誰だ!」

アケミ「私はあなたたちを倒すために戦い続ける正義の存在!!膨張少女!ここに推参!!・・・(き・・決まったーー!)

71N.T:2017/08/11(金) 23:22:57 ID:gd4.Fb6.
???「むひょ!?膨張少女だと!?」

アケミ「観念しなさい!」

???「むひょひょ!やばいむひょ!仲間を呼ぶむひょ!」

アケミ「そうはさせないむひょ!たぁーー!」

???「むひょ!」

アケミ「わっとっと!」

???「・・・・お前弱いむひょ!これくらいなら俺だけでもやれるむひょ!」

アケミ「しまったーー、レディーとの戦いの時に力ほとんど使ってたんだ!・・こうなったらさっそくこれを使って!・・ごくっ」

???「むひょひょー、覚悟するむひょー!・・どうしたむひょ?」

アケミ「くっああ!!」

ぷくぅー・・っとアケミのお腹が膨らんでいく

???「むひょ!?お前何をしたむひょ!?」

アケミ「はぁーーー!・・・これでよし!くらいなさい!」

アケミは光線を放つ

???「むひょーーー!?」

アケミ「や・・やった!」

???「ぐっ・・む・・ひょ・・・」

ぴーーーーーーーーーーー

アケミ「なっなに!」

辺りに笛の音がこだまする・・・そして・・・ごごごごご

アケミ「な、なにこの音・・」

男A「うわーーー!あれを見ろ!」

アケミ「げっ!!」

そこには無数の敵が迫ってきていた・・

72N.T:2017/08/12(土) 00:16:09 ID:WrPmQoL.
アケミ「す、すごい数・・でもやるしかない!・・ごく・・ごく・・」

ぷくぅーーーーーーーー

アケミ「うくっ!・・す、すごい勢いでお腹が・・・本当に5錠なんて・・うっ!・・耐えれるの?!」

???「むひゃひゃ!俺の名はムーヒャ!あの世でその名を広めるがいいむひゃ!」

アケミ「あっ!あんたいつのまに!!てか名前そのまんまじゃない!」

ムーヒャ「むひゃひゃ!さあお前たち!このお腹膨らませて喜ぶ変態をやってしまえ!」

敵「うおーーー!」

アケミ「誰が変態だこらぁーーー!」

無数の敵がアケミ目掛けて襲い掛かる

アケミ「こうなったらやけよ!てやぁーーー!」

アケミと宇宙人達との戦いが始まる丁度その頃・・

セイナ「・・・アケミちゃん・・・大丈夫かな・・・」

その時だった・・外から爆発音が鳴り響く

セイナ「な、なに!・・・」

窓を開けて音がした方を見る、そしてまたしてもドーンという音・・

セイナ「もしかして・・・アケミちゃん!?」

男A「近くに宇宙人が現れたらしい!ここも危ない!」

男B「大変だ!早く逃げないと!」

セイナ「宇宙人!?・・やっぱりそうだ・・じゃああそこでアケミちゃんが!」

爆発音、そして煙がその場から上がる

アケミ「はぁーーー!」

敵「ぐあーー!」

アケミ「はぁーはぁー、まだくるの!・・きりがない・・ごく・・」

ぷくぅーーー

アケミ「うっ!・・この膨らむ感覚には・・・くぅ・・慣れないわね・・」

敵「うおーーー!」

アケミ「でも負けられない!はぁーーー!」

セイナ「どうしたら・・・私どうしたら・・・もしアケミちゃんの身に何かあったら・・私・・」

セイナは座り込んだ

セイナ「アイナ・・・・お母さん・・・全部・・・全部あの宇宙人のせいで・・みんなが・・」

セイナは立ち上がる

セイナ「やっぱり私!このままじゃ駄目!このままじゃ!」

セイナは自宅を飛び出した

敵「うおーーーーー!」

アケミ「ぜーーぜーーー、ま・・まだくるの・・このままじゃさすがに・・1人じゃ・・」

ムーヒョ「もう一息ムヒョ!やってしまうムヒョーー!」

アケミ「うわぁーー!」

セイナ「アケミちゃん!」

アケミ「えっ・・・まさかセイナちゃん!?」

そこには息を切らして立つセイナがいた・・

73N.T:2017/08/12(土) 21:58:18 ID:WrPmQoL.
アケミ「セイナちゃん!なんでここに!?」

セイナ「ルナさんいるなら返事して!!私に!私にもう一度チャンスをください!」

ムーヒョ「んっ?・・あれは何だむひょ?・・ついでむひょ!あいつも襲うむひょ!」

セイナ「お願い!!もう逃げません!・・お願いします!!」

アケミ「セイナちゃん・・・」

セイナの前に突然強い光が現れる

セイナ「きゃ!」

強い光が晴れると、そこには・・

セイナ「これって・・弓?」

ルナ「それがあなたの膨張少女としての証であり武器よ・・さぁ、変身しなさい!」

セイナ「はい!!」

弓を手に取るセイナ

セイナ「大事な人を守る力を!私に!!・・変身!!」

セイナの身体が強く光り出す

ムーヒョ「なっ!なんだむひょ!?」

アケミ「あれが・・・セイナちゃん・・すごい・・」

そこにはまるで女神のような美しい姿をしたセイナだった

セイナ「これが・・・変身・・すごい・・力が湧き上がって・・」

ルナ「これが膨張少女の力よ!でも、これで終わりじゃないわ?・・わかってるわね?」

セイナ「・・・はい!」

ルナ「それじゃあこれを飲みなさい、説明している時間はないわ!急いで!」

セイナ「はい!・・ふーーー・・アケミちゃん、今行くね!・・ごくっ」

アケミ「セイナちゃん!それは!・・」

セイナ「ルナさん?・・今のはいったい?・・あっう!!」

ぷくぅーーー

セイナ「あっ・・ああ!おっ・・お腹が!!お腹が膨らむ!!ああっ!」

ルナ「しっかりしなさい!!あなたの覚悟はその程度なの!!」

セイナ「んんんー!!うんいいぃー!」

膨らんでいくお腹を押さえながら必死に耐える

セイナ「止まっ・・た・・まるで妊婦さんみたい・・」

74N.T:2017/08/12(土) 22:13:45 ID:WrPmQoL.
ムーヒョ「むひょ!!まさかあいつも膨張少女むひょ!?」

ルナ「さぁ!これで終わりじゃないわ!お腹の中の力を外に出すのよ!」

セイナ「えっ?・・ええええ!・・出すってまさか!?」

ルナ「そうよ!出すのよ!漏らすのよ!踏ん張るのよ!・・大丈夫、私達と敵しか見てないわ!」

セイナ「ううぅぅーー!はい!!わかりましたぁぁぁー!・・・んんんんー!」

もはや、やけになったセイナは、お腹の中の力を外に放出する

セイナ「あああぁん!!出る!出ちゃうぅぅ!」

キラキラとした光が集まり形となっていく

セイナ「こっ・・これは・・・矢!」

集まった光は矢の形に

ルナ「さぁ!それで敵を倒しなさい!そして大事な人を守るのよ!」

セイナ「はい!」

アケミ「セイナちゃん!」

ムーヒョ「な、なんかやばいむひょ!あれを止めるむひょーーー!」

セイナ「はぁーーー!インフレ―ション・アローーー!」

セイナから放たれた一撃で、無数の敵が消し飛んでいく

セイナ「きゃ!・・」

セイナはその勢いで後ろに倒れこむ

ムーヒョ「あ・・あ・・危なかったむひょ・・もうすこし横にいたら当たってたむひょ・・くぅぅーー!逃げるむひょ!全員退散むひょーーー!」

一瞬にして無数の敵は消え、ムーヒョもどこかへ飛び去った

アケミ「セイナちゃん!」

アケミがセイナの元へ駆け寄る

ルナ「ここにいたら色々面倒よ!一度基地に戻りましょう!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

セイナ「はぁーーはぁーー・・・勝ったの・・私達・・」

アケミがセイナに抱き付く

アケミ「セイナちゃん!セイナちゃん!」

セイナ「アケミ・・ちゃん・・私・・私も一緒に戦う!」

アケミ「うん!・・・うん!・・」

ルナ「ふふふ、よくやったわセイナ・・そしてアケミも・・」

新たに膨張少女としてセイナが加わった・・・プロ―ジョンエクスとの戦いはまだ始まったばかり

75N.T:2017/08/15(火) 14:47:37 ID:h1J2I3NQ
それから数日後

アケミ「あーー疲れたーー!家の中の必要最低限の家具とか持ってくるだけなのに行ったり来たりもーーだめ・・」

施設内に設けられたアケミ、セイナ用の部屋に家具を運び入れた二人・・

セイナ「アケミちゃん、入っていい?」

アケミ「セイナちゃん!どうぞー」

ウィンっと扉が開く

セイナ「うわーーかわいいー」

アケミ「えへへー、家の部屋はこんなに片付いてないけど、やっぱりテレビとかないとねー」

セイナ「うふふ、私もさっき運び終わったよ、施設にいる人たちが手伝ってくれたの」

アケミ「なあにぃぃーー!私は手伝ってもらってないんだけどーー!」

セイナ「ええ!そうなの!?・・いっぱいの男の人たちが手伝ってくれて・・」

アケミ「ぐににに・・顔か・・やっぱり顔なのか!」

セイナ「アケミちゃん?」

アケミ「はっ!ううん!・・セイナちゃんのお部屋も見せて!」

セイナ「うん!いいよ!」

隣のセイナの部屋へ・・・ウィン

アケミ「うっわーーー!ぬいぐるみとかいっぱい!」

セイナ「お気に入りのぬいぐるみたちを持ってきたの・・えっと・・これがないと寝れなくて・・」

アケミ「くぅぅーー!かわいいぞこのやろーー!結婚しろこのぉー!」

セイナ「きゃ!もうーアケミちゃーん!」

ルナ「入るわよ」

ウィン

ルナ「あら、なかなかいい部屋ね」

エース「おっすーおじゃましますー」

アケミ「あ、ルナさん、あとエースも」

エース「そんなついでみたいに!」

ルナ「そろそろ時間よ、準備できたら二番ルームに来て頂戴」

セイナ「はい、わかりました」

アケミ「はい」

ルナとエースが出て行く

アケミ「セイナちゃん・・わかってるよね?これから何をするのか」

セイナ「わかってるよ、お腹を膨らませる特訓だよね・・」

セイナが自分のお腹に触れる

アケミ「セイナちゃん・・」

セイナ「大丈夫、私もう覚悟は決めたから、アケミちゃんと一緒だもん・・もう逃げないよ」

アケミ「うん、一緒だよ・・じゃあいこうか」

アケミとセイナは二番ルームへ向かった

ルナ「きたわね」

アケミ「こ、これって・・」

セイナ「・・・・すごい数の機材が・・」

そこには大量の機材や道具が置かれていた・・

アケミ「ルナさん、これって・・」

ルナ「これは全て膨張少女のトレーニング器具よ」

アケミ「これ全部ですか!?」

セイナ「それって、つまり・・」

ルナ「ええ、勿論、あなた達のお腹を膨らませる物よ」

膨張少女としての特訓がついに始まる・・

76N.T:2017/08/17(木) 14:13:00 ID:Ud3pm9Y.
アケミ「それにしてもすごい数・・・なんでこんなに?」

エース「それはね、今まで膨張少女たちが敵戦によって苦戦を強いられた膨腹の責めに対応するため、それを再現した機材を作ることで対応力を磨くための物なのさ」

アケミ「すごい・・」

ルナ「全ては新しい膨張少女のため、そして敵を倒す未来のためよ」

エース「どんな器具なのかは身をもって体験した方がいい、大丈夫、命の保障はするよ」

セイナ「ううっ・・怖い・・でも頑張らなきゃ!・・あれ?・・」

アケミ「どうしたの?セイナちゃん」

セイナ「あそこ・・だれかいる・・」

セイナが指差した方向には、ガラスで覆われた中にある機材に座る一人の女性・・

アケミ「あっ、本当だ!・・誰だろう・・」

ルナ「さぁ、準備できたら始めなさい」

エース「疲れたらこれを飲むといい、体力が回復する特性のドリンクだ」

アケミ「そ、そんなゲームみたいな物まで・・」

セイナ「アケミちゃん・・あ、あれ・・」

セイナがアケミの手をつかむ

アケミ「ん?・・わぁ・・」

先ほどの謎の女性のお腹が妊婦のように膨腹していた・・・そして・・

アケミ「あんなに膨らんでいってるのに・・無表情で本読みながらジュース飲んでる・・」

機材によってどんどん大きさを増して膨れ上がるお腹・・だがその女性は無表情で、苦痛に顔がゆがむことすらない

セイナ「ルナさん、あの人は」

ルナ「あなたたちと同じ膨張少女よ・・今存在する膨張少女の中で彼女の右に出るものはいない実力者よ」

セイナ「そうなんですか・・それじゃああとで挨拶しないとね、アケミちゃん」

アケミ「う・・うん・・・」

セイナ「どうしたの?」

アケミ「えっと・・あの人・・・変身してなくない?・・」

その女性のお腹には血管が浮かび、今にも破裂寸前であった・・・

77N.T:2017/08/17(木) 14:41:14 ID:Ud3pm9Y.
セイナ「嘘・・本当だ・・へ、変身し忘れてるとか・・」

アケミ「で、でもまだ平気に本読んでるよ!?」

ミチミチ・・・

謎の女性「・・・くっ・・」

アケミ「あ、いけない!止めなきゃ!」

アケミはその女性の元に近づくも、ガラスに覆われた部屋の扉は開かない

アケミ「中から鍵がされているんだ!・・今助けますから!」

謎の女性「んっ?・・」

次の瞬間・・・パーーーーーーーーーン!!・・・

セイナ「ひっ!いやぁあああああ!」

その女性のお腹は破裂し、周りに血が飛びちった

アケミ「う、うそ・・ルナさん!大変!」

ルナ「はぁ・・全く・・またなの?・・」

セイナは驚きに腰を抜かしていた

ルナ「ちょっと!開けなさいカーラ!」

アケミ「開けなさいって・・今その人破裂して!・・」

ぎぃーーっと扉が開く・・・

カーラ「ふぅー・・今日もいい感じだったわ、でもやっぱり破裂寸前は苦痛ね・・まだまだ修行しないと・・」

アケミ「あわわわわ・・ってお腹が治ってる・・確かに破裂したはずなのに・・」

ルナ「カーラ!いつも言ってるでしょ!後片付けが大変だから破裂するなら一言いいなさいって!」

セイナ「ど・・どういうこと・・ですか・・お腹が破裂したら・・普通は・・」

エース「そう、普通なら死んじゃうね・・でも彼女レベルの膨張少女には特別な力が宿るんだ」

セイナ「特別な力?」

カーラ「ところで君たちは見ない顔だね・・ここにいるということは君たち新しい膨張少女かい?」

アケミ「は、はい!アケミといいます・・それでこっちがセイナちゃんです・・(うわぁ・・よくみたらすごい綺麗な人・・)」

セイナ「は、はじめまして・・セイナです」

カーラ「はじめまして、私はカーラ・・君たちの先輩ということになるかな、何かあれば言うといい、相談にのるよ」

アケミ「は、はい!ありがとうございます!・・(そしてかっこいいーーー!)」

セイナ「あ、あの・・カーラさん・・」

カーラ「なんだい?」

セイナ「大丈夫なんですか?・・その・・・お腹破裂させてしまって・・」

カーラ「あー、バーストのことだね、平気さ・・まっ、君たちにはまだまだ早いだろうけどね、その時がきたら教えてあげよう」

アケミ「ううぅ、知りたいような知りたくないような・・」

カーラ「戦場で一緒になったらその時はよろしくね!・・さてと、それじゃあパトロールにでも行ってくるよ、またね」

ルナ「こらーーー!後片付けしていきなさいよ!!」

アケミ「ごくり・・・すごい人がいるんだなぁ・・」

現最強の膨張少女カーラ・・果たしてバーストとは?

78N.T:2017/08/27(日) 23:31:31 ID:35w5pmR2
ルナ「カーラの事はまた今度話すわ、まずあなた達のするべきことは鍛錬あるのみよ!」

セイナ「は、はい!・・えっと、アケミちゃん」

アケミ「あ、うん・・どれにしようか・・・・」

アケミもセイナも、先ほどのカーラのお腹が破裂したのを目撃し、膨腹に脅えていた

アケミ「ルナさん・・」

ルナ「なにかしら?」

アケミ「ここの器具で・・お腹が破裂したりしませんよね・・」

ルナ「大丈夫よ、どれも限界で止まるようになっているから、さっきカーラが使っていた器具は特別なのよ、安心なさい」

アケミ「そうですか・・それなら・・じゃ、じゃあ私はこれ・・使おうかな?」

1本のホースがぶら下がる器具を選んだアケミ

セイナ「それじゃあ・・私は・・これ・・」

セイナが選んだのは見た目は普通の椅子の器具・・・

アケミ「えっと・・あ、このボタンかな」

セイナ「座るのよねきっと・・スイッチはこれね・・ふぅー・・」

ポチッ・・・・ピッ・・・

アケミ「うわわ!!ホースが動き出しむごぅ!!」

ホースがアケミの口の中に入り込む

セイナ「アケミちゃん!・・ひぎっ!!」

セイナの肛門に椅子から飛び出した突起物が挿入された

セイナ「さ・・裂けちゃ・・痛い・・ああ」

アケミ「むごぉ!!んごご!」

ごぽごぽごぽ・・

アケミ「むごっ!・・」

アケミの口から液体が流し込まれる

ぷしゅーーーーー

セイナ「んひぃ!!空気が入って!うああ!」

ウィーン・・

セイナ「な・・なに・・んぎぃ!!」

ズㇷ゚ズㇷ゚・・

セイナ「いやぁーーー!お尻の中を出し入れしないでぇーーー!!」

ズップズップ・・・プシュー―――――

セイナ「いやぁ!!うあぁーー!ひぃぃいーー!お腹が痛いぃぃ!!お尻が痛いぃぃーー!」

アケミ「うぐぉぉ!!おうごえええ!!」

ぷくぅーーーーっとアケミのお腹、そしてセイナのお腹が膨腹していく・・

79N.T:2017/09/07(木) 21:38:16 ID:wzegw.r.
セイナ「うぐぅ!ひぐぅ!いやぁ・・お尻が犯されてるぅーー!」

アケミ「むぐぉ!・・うぅぅぅー!(い、息が・・苦しい・・)」

そして見る見るうちに2人のお腹は妊婦を越え、巨大に膨腹していく・・そしてついにセイナに限界の時が・・

セイナ「く・・苦しぃぃーー!破裂しちゃうぅぅーーー!」

ミチミチ・・・

アケミ「むぐぉ!?・・」

セイナ「ルナさん止めて!!お願い止めてください!!破裂しちゃう!・・うあああぁー!」

ルナ「言ったでしょ?大丈夫よ、破裂寸前で止まるから」

セイナ「んいいぃ!そんなぁーーあがっ!・・ああぁあー!」

ミチミチ・・・

アケミ「うぐぉぉーー!むぐぅーー!」

そしてセイナの機械の動きが止まる・・・

セイナ「止ま・・・・った・・・ぐっ!」

セイナが身体を震わせると、パンパンに膨れ上がっていたお腹あっという間に小さくなっていく

セイナ「はぁーーはぁーー・・・」

アケミ「ぐっ!・・むぐぉ!」

アケミのお腹はさらに大きさを増してどんどん膨れあがっていく・・

セイナ「アケミ・・ちゃん・・・あっ、足が・・」

イスから立ち上がるセイナ・・だが身体が弱り、歩くことができないセイナはその場に倒れ込む

アケミ「うっ!・・ううっ!・・うごぉぉーーー!」

セイナの限界の倍はあろうかという大きさに膨れ上がったアケミのお腹

そして数分後、アケミの機械もついに止まり、アケミのお腹が元に戻ると口からホースが抜けその場に倒れ込んだ

セイナ「アケミちゃん!」

アケミ「げほっ!げほっ!・・」

80N.T:2017/10/20(金) 11:48:24 ID:AWY3OZjY
セイナ「アケミちゃん!大丈夫!?」

アケミ「げほっ!げほっ!・・うん・・なんとか・・」

アケミもセイナも足が震え、どちらも立ち上がれずにいた

ルナ「駄目よ!そんなんじゃ駄目!もしこれが敵との戦いの最中だったらどうするの!」

アケミ「そう・・ですよね・・」

セイナ「ごめんなさい・・」

エース「まぁまぁールナ!2人はまだ膨張少女の新人だ!これから鍛錬を積んでいけばいいのさ!」

ルナ「いい?2人とも、膨張少女は膨らませたお腹の大きさを覚え、次にはその倍の膨腹に耐えられる身体を持つ能力があるとはいえ、強い胆力と精神力がなければ意味がないわ!」

アケミ「はい、頑張ります」

セイナ「・・・はい・・」

ルナ「まぁ・・2人とも頑張って・・期待してるんだから・・」

ルナがフロアを出ていく

エース「ツンデレか!・・とりあえず2人とも、無理せず身体を休ませるんだ、このフロアはいつでも開いている、好きな時に使うといい」

アケミ「わかったわ」

セイナ「はい」

そしてその夜・・・

アケミ「はぁ・・・このままじゃだめだよねーー・・こんなんじゃ誰も守れない・・」

自室のベットの上でアケミは1人悩んでいた

アケミ「セイナちゃんまだ起きてるかな・・」

アケミは隣のセイナの部屋へ移動した

81N.T:2017/10/20(金) 12:12:49 ID:AWY3OZjY
アケミ「セイナちゃん!入っていい?」

・・・・だが返事がない

アケミ「寝ちゃったのかな・・すこしこの周り散歩でもして私も寝よっと・・・」

アケミは施設内を歩き回った

アケミ「本当に広い施設だなぁ・・いっぱい部屋があるし・・何があるのかな?・・勝手に入ったら怒られるかな・・」

そんなことを思いつつ、アケミはあのフロアの近くを通る

アケミ「ここってあの訓練器具がいっぱいあるフロアよね・・膨張少女達が訓練し、実際に受けてきた敵からの責めを体験できる部屋・・」

???「んあ!・・・んん」

アケミ「ん?・・誰かいるのかな・・」

???「破裂しちゃう・・苦し・・」

アケミ「え、この声は!」

アケミはフロアのドアを開ける・・そこには

アケミ「セイナちゃん!?」

セイナ「ア、アケミ・・ちゃん!・・なんで・・」

そこにはお腹が今まで以上に大きく膨れあがったセイナの姿だった

アケミ「セイナちゃん・・返事がなかったのって・・ここにいたからなんだ・・」

セイナ「ごめ・・ん、アケミちゃん・・うあぁ!・・」

セイナのお腹が急激に戻っていく・・どうやら破裂寸前を迎えたようだ

セイナ「はぁーはぁー・・」

アケミ「セイナちゃん・・」

セイナ「私・・このままじゃ足手まといだから・・はぁーはぁー・・アケミちゃんはもっと大きく膨らめるのに・・私は・・はぁーはぁー」

アケミ「それは・・私が先に膨張少女になったからであって・・・セイナちゃんのせいじゃ!」

セイナ「わかってるよ・・だから、早く追いつけるように・・」

セイナの手がボタンに伸びる・・・ピッ

セイナ「ううぅぅ!!」

セイナのお腹がまたしても膨腹していく

セイナ「み・・みんなを守りたい・・だから・・くあ!・・だから私、膨張少女になったんだから・・んっく!」

アケミ「・・・そうだね、私も負けられない!」

アケミも隣の器具に座る・・ピッ

アケミ「んあああ!」

セイナ「アケミちゃん!?・・変身しないと!!」

アケミ「あっ、そうだった!!?・・うあぁ!お腹が!」

アケミのお腹が凄まじい速さで膨腹していく・・

アケミ「えへへ・・変身しないと・・意味がないよね・・うぐっ!」

ミチミチ・・早くもアケミのお腹は限界を迎えた

セイナ「アケミちゃんってば・・うふふ・・っく・・」

アケミ「苦しいよぉ・・痛いぃぃーー!・・ぐえぇぇー!」

そしてアケミのお腹が元に戻っていく・・

アケミ「はぁーはぁー・・セイナちゃ・・はっ!?」

アケミが見たのは、セイナのお腹が自分の限界よりもさらに巨大になり、まるで大型トラックのタイヤを飲み込んだ程の大きさに膨腹していた・・

アケミ「セイナちゃん・・すごい・・」

セイナ「私も・・驚いてる・・ぐっ!・・すごいね、膨張少女の身体・・って!・・ぐあ!」

ミチミチ・・・プシュー・・・セイナのお腹が元に戻っていく

アケミ「セイナちゃん!」

セイナ「はぁーはぁー・・一緒に頑張ろう・・ね?・・アケミちゃん」

アケミ「うん!・・うん!・・」

ルナ「ふふっ・・」

エース「あの2人なら平気さ、信じよう」

そして夜が明けた・・・

82N.T:2017/10/20(金) 12:45:19 ID:AWY3OZjY
アケミ「ううぅーーうぐぅーー!」

セイナ「もが!・・うぐぉ!」

この日も2人の修業は続いていた・・2人の口にはホースが挿入され、どんどんお腹が膨腹していく・・

ルナ「耐えるのよ!これは敵の責めよ!」

エース「そうだ!苦痛の表情を見せてはいけない!・・反撃の一手を考えるんだ!」

アケミ「もぐぅぅ!・・うううぅ!」

セイナ「うぐぅ!・・ぐおお!」

ミチミチッ・・

アケミ「むぐぉ!?・・ぐごご!!」

セイナ「ぐぅぅーーー!?」

2人お腹は大人を数名飲み込んだような大きさになっていた

ルナ「いいわ!機械を止めて!」

ルー「はっ!」

機械が止まり、2人の口からホースが抜かれる

アケミ「げほっ!げほっ!」

セイナ「ううぅ、げほっ!」

だが2人のお腹はまだ巨大なままだった

アケミ「ルナさん・・お腹が・・」

セイナ「苦しい・・です・・」

ルナ「膨張少女はただお腹を膨らませればいいというわけではないわ、いかに大きく膨らめようと動けなければ意味がないわ」

エース「さぁ!立つんだ!」

アケミ「そ、そんな・・こんなお腹で動くなんて!」

セイナ「苦しい・・苦しいんですー!」

ルナ「弱音を吐いてはだめよ!敵は待ってくれないわよ!」

アケミ「ううぅ―!お腹が重い・・苦しい・・」

セイナ「んんーー!・・くうぅ-!」

2人は頑張って立ち上がろうとする・・だが・・

アケミ「うっ!おええええ!」

セイナ「うえぇぇーー!」

2人は耐え切れず嘔吐してしまう

ルナ「ルー、いいわ」

2人のお腹が元に戻っていく

アケミ「げほっ!・・・」

セイナ「はぁーはぁー」

ルナ「今日はここまでよ、また明日同じ訓練をするわ、だから身体を休めておきなさい」

エース「2人とも、今は辛いと思うが耐えてくれ、必ず膨張少女の身体は君たちに答えてくれる!必ずな!」

そしてその夜・・・アケミの部屋にて

???「ちょっといいかい?」

アケミ「誰だろ・・はい、大丈夫ですー!」

ウィーン・・アケミの部屋の扉が開く

アケミ「カーラさん!?」

なんとアケミの前に現れたのは、最強の膨張少女カーラだった・・

83N.T:2017/10/23(月) 23:36:15 ID:6FmBtszk
カーラ「邪魔しちゃったかい?」

アケミ「い、いえ!全然!大丈夫です!」

カーラ「そうか、それならよかった!・・好きなの飲むといい、色々持ってきたから」

アケミ「ありがとうございます!」

カーラ「どうだい調子は?膨張少女としての特訓が始まったそうだけど」

アケミ「今は何とかついていくのがやっと・・という感じです・・」

カーラ「なに、焦ることはないさ!私とて最初はそうだった」

アケミ「カーラさんも?・・」

カーラ「ふっ、腹を膨らます事に最初から慣れている人間などいないさ」

アケミ「そうですよね、ははは・・・でもこうしている間にも敵がいつ攻めてくるか・・」

カーラ「そうだね、でも膨張少女は何も君たちだけじゃない」

アケミ「あの・・・膨張少女って、何人いるんですか?」

カーラ「5人だ、君とセイナ、そして私、あと2人の膨張少女で全員だ」

アケミ「5人ですか・・他の2名の方は今どこに」

カーラ「あの2人は今は地方に滞在している、いつか会うことになると思うよ・・ちょっと癖の強い子達なんだけどね」

アケミ「そうなんですか・・・じゃあ私とセイナちゃんが膨張少女になる前は、カーラさんとその2人で戦っていたんですか?」

カーラ「・・・・いや、前は10人の膨張少女がいたんだけどね・・・」

アケミ「え・・・それってどういう・・」

カーラ「君たちが加わる前・・7人の膨張少女が敵の手によって殺されてしまったんだ」

べこっ!!っとカーラの持つ缶がへこむ・・・

アケミ「あ・・あの・・」

カーラ「あ、すまない、怖がらせてしまったかな?」

アケミ「いえ!こちらこそ聞いてしまってごめんなさい・・」

ルナ「ここにいたのね、カーラ」

ルナがアケミの部屋に入ってくる・・

84N.T:2017/10/24(火) 14:05:24 ID:hqba9kA2
カーラ「ルナ、私に何か用かい?」

ルナ「いつまでここにいるつもり?・・あなたには地方を任せていたはずよ」

カーラ「そのことか・・大丈夫、もうほとんど殲滅してあるから当分は問題ないはずさ」

ルナ「あなたの目的はわかってるのよカーラ!・・」

アケミ「(うわぁ、なんか重たい空気・・・)」

カーラ「何の事かな?・・可愛い新人も増えたことだし、先輩としてエールも兼ねてここへ来たというのに」

ルナ「カーラ、あなたの目的はレディーね・・」

カーラ「・・・・・・・・・・・・・・」

ルナ「何度も言ったはずよ!あなたとレディーを会わせるわけにはいかないの!」

アケミ「どうしてですか?・・最強の膨張少女のカーラさんなら、レディーだって倒せるんじゃ・・」

ルナ「たしかに、今のカーラならレディーを倒せるでしょうね、でもそれは私達にとっても大きな痛手を負う結果になりかねないのよ」

アケミ「え?それってどういうことですか」

カーラ「レディーと私は互角の実力なのさ、私たちの戦いに勝者も敗者もない・・戦えば二人とも死ぬ・・ルナ、そう言いたいんだね?」

アケミ「そ、そんな・・」

ルナ「ええ、今あなたを失えば大きな損害所じゃ済まない、わかるでしょ?」

カーラ「ふっ、死ぬ前提で話を進めないでほしいな・・それにレディーは私が倒さないといけない、これは誰にも譲れないし、譲る気もない・・・アケミちゃん、また今度ゆっくり話そう」

カーラはアケミの部屋を出ていった

ルナ「はぁ・・・カーラ、何でわかってくれないの・・」

アケミ「ルナさん・・カーラさんとレディーの関係って・・」

ルナ「あなたには関係ない話よ、また明日も訓練があるわ、早く休みなさい」

アケミ「は、はい・・・・」

85N.T:2017/10/24(火) 17:24:19 ID:hqba9kA2
アケミ「うぐぅーー!うぐぐぐ!」

セイナ「ううぅ!・・うぐぉ!」

この日も2人の修業は続いていた・・2人の口にはホースが挿入され、どんどんお腹が膨腹していく・・

エース「二人のお腹も結構な大きさまで耐えられるようになったみたいだね」

ルナ「そうね・・でもあとは胆力と精神力がそれについてこれるか・・」

アケミとセイナのお腹は大人が5人は入れるほど巨大な大きさになっていた

ルナ「いいわ!とめて!」

ルー「はい!」

アケミ「ぐっ、はぁーーはぁーーー」

セイナ「うっ・・うぐぅ」

ルナ「吐いちゃだめよセイナ!・・耐えるの!敵に弱みを見せてはダメ!」

セイナ「苦しぃ・・やっぱり苦しいんです・・うっ!・・お願いします・・お腹戻してぇぇぇー!」

ルナ「セイナ!アケミを見なさい!」

セイナ「アケミ・・ちゃん!?」

なんとアケミが懸命に立ち上がろうと踏ん張り、少しづつだが巨大なお腹が持ち上がる

アケミ「ふぅーーふぅぅぅぅーー!くっ!」

セイナ「アケミちゃん・・・そうよね、私も一緒にぃぃーー!」

セイナも同じく立ち上がろうと踏ん張る

エース「いいぞ!2人とも!今君たちは膨張少女だ!不可能も可能にできる!信じるんだ!その力を!その身体を自分の物にするんだ!」

アケミ、セイナ「ううぅぅーー!・・・」

バタッ・・2人の身体が一気に力が抜け、膨らんだお腹に乗っかる形で倒れ込む

エース「いけない!!ルー!」

ルー「はい!」

2人のお腹が元に戻っていく

ルナ「2回目でここまでできれば上出来ね・・ルー2人を休ませてあげて」

ルー「かしこまりました!」

エース「よく頑張った、とく頑張ったよ2人ともー」

気を失っている2人の頭をなでるエース

時間が過ぎ・・・・アケミとセイナが目を覚ます・・・そして・・・

ルナ「アケミ、セイナ・・身体はどう?」

アケミ「はい、なんとか大丈夫です・・」

セイナ「途中からよく覚えてないんですけど・・ごめんなさい・・」

ルナ「謝ることは無いわ、正直ここまでできるとは思ってなかったもの、それで明日の訓練の事なんだけど」

ルー「大変ですルナ様!・・」

ルナ「どうしたの!?」

ルー「無数のプロ―ジョンエクスが現れました!・・そこにはレディーの姿も!」

アケミ、セイナ「!?」

ルナ「レディーが!!・・・カーラは!カーラはどこ!?」

ルー「そ、それが・・」

ルナ「アケミ!セイナ!すぐ準備して!出撃よ!」

アケミ、セイナ「はい!」

86N.T:2017/10/24(火) 17:33:39 ID:hqba9kA2
女A「きゃぁあああああ!お腹がぁぁーー!」

女B「ひぃーー!お腹が膨らむぅーー!」

プロ―ジョンエクスの襲撃により、多数の逃げ遅れた女性達のお腹が膨れ上がっていく・・

女C「く、苦しいぃぃ――!誰か助けてーー!」

女D「ママーー!パパーー!助けて!お腹が破裂しちゃう!死んじゃう!」

レディー「ふふふっ、さぁ!もっとよ!もっとたくさん膨らませてやるのよ!破裂したって構わないわ!」

女A「う!うぐぅーー!」

ミチミチ・・

女B「ぐぇ!ぐぇぇーー!」

ミチミチ・・・

女C「止まって!お願いぃぃー!うぅぅぅーー!ぐっ!」

ミチミチ・・・

女D「死にたくない!!まだ死にたくないぃいーーー!やだぁあぁああぁあぁーーー!!」

ミチミチ・・

レディー「さて・・そろそろ来る頃ね・・・はっ!」

レディーに向けて1本の巨大な光線が放たれる、それをぎりぎりかわす

レディー「こ、この攻撃は・・」

カーラ「レディー・・」

レディー「カーラ!?」

ついに出会ってしまったカーラとレディー・・・

ルナ「急ぐのよ!もうすぐ目的地よ!」

アケミ、セイナ「はい!」

87N.T:2017/10/24(火) 17:53:44 ID:hqba9kA2
レディー「ふふふ、久しぶりね?カーラ、元気そうでなによりだわ」

カーラ「町の女たちを解放しろ、これ以上襲うな」

レディー「はいって言うと思った?・・」

パチン、っとレディーが指を鳴らす

女A「うぎゃ!!」

パーーーン!!っとお腹が弾け飛んだ

パチン!

女B「おごっ!」

ボン!!!

レディー「あはははは!!」

カーラ「やめるんだ!!」

レディー「ぐは!?」

カーラに向けて目にも止まらなぬ速さで一撃を加えるカーラ

レディー「さらに腕をあげたんじゃない?カーラ・・ふふふ」

レディーの口から血が流れる

カーラ「もうやめるんだレディー・・」

レディー「・・・お前たち!全員でカーラと遊んでおやり!」

地、そして空を無数の宇宙人達が覆う

カーラ「・・・・・・・・・・」

アケミ「あ、あれは!カーラさん!」

ルナ「遅かった!・・カーラ!戻りなさい!」

セイナ「な、なんて敵の数なの・・前の倍・・いえもっといるかも・・」

アケミ「カーラさん!今助太刀します!いこ!セイナちゃん!」

セイナ「うん!」

カーラ「2人とも!助けは無用だ!・・レディー、私にこの程度の戦力で太刀打ちできるとおもっているのか?」

アケミ「え?・・この程度って・・」

空を覆い尽くす宇宙人によって、まるで夜のように地は暗くなり、地には地面が見えぬ程埋め尽くされたほどの宇宙人達・・

ルナ「2人とも、よく見てなさい・・あれが最強の膨張少女よ」

アケミ、セイナ「・・・・・・・」

カーラ「変身」

カーラの身体を眩い光がつつむ

レディー「ふふふ、いつみても綺麗だわ、この光・・最強の膨張少女にして、その姿は黄金の戦乙女・・ふふふ」

カーラを包む眩い光が消えると、そこには黄金に輝くアーマーを纏い、白い翼が背にはえ宙に浮くカーラの姿だった

アケミ「あれが・・カーラさんの変身・・・」

セイナ「最強の・・・膨張少女・・」

最強の膨張少女カーラ・・・降臨

88N.T:2017/10/24(火) 18:24:46 ID:hqba9kA2
カーラ「・・・我が光に照らされ、悪しき者共よ、消え失せるがいい・・」

カーラが片手を上げると、光がその手に集まっていく

アケミ「こ、ここにいたら巻き込まれるんじゃ・・」

ルナ「大丈夫よ、心配せず見てなさい」

宇宙人達「キシャアア!!」

無数の宇宙人達がカーラに突撃する

カーラ「インフレーション・レイ」

手に集まる光が大爆発を起こし、辺りを強い光がつつむ・・・そして・・

アケミ「セイナちゃん・・大丈夫?・・」

セイナ「うん・・アケミちゃんこそ・・」

アケミ「大丈夫だけど・・眩しくて何も見えない・・」

そして光が晴れ・・・

アケミ「う・・うそ・・」

セイナ「これって・・こんなことが・・」

そこにはレディーを残し、無数にいた宇宙人が1体すらチリも残らず消滅していた

アケミ「すごい・・これがカーラさんの実力・・」

レディー「ふぅ・・防御するのがやっとだったわ・・すこし火傷しちゃった・・」

カーラ「レディー、次はお前だ・・」

レディー「ふふふ、それもいいんだけどー、残念ね・・あのお方に言われているのよーカーラとはまだ戦うなって!」

レディーがカーラから離れていく

カーラ「レディー!」

レディー「楽しみはもうすこし取っておきましょう!・・ふふふ!」

そしてレディーが飛び去った

カーラ「レディー・・・・」

ルナ「終わったようね・・・カーラ!帰るわよ!・・2人もよ」

アケミ「は、はい・・」

そして3人は基地へと戻った、そして基地の中を変身したままの姿でカーラがアケミたちの方へ近づいてくる・・カシャン・・カシャンと黄金の鎧を鳴らしながら

アケミ「ごくっ・・」

セイナ「綺麗・・そして神々しい・・」

カーラ「せっかく来てくれたのにごめんね、ははは、すこし残しておくべきだったかな?」

アケミ「い、いえ!そんな!お気になさらず!はい!」

アケミとセイナは緊張していた

カーラ「さてと、お風呂にでも入ろうかなっ・・2人も一緒にどうだい?」

ルナ「カーラ!!」

カーラ「なんだいルナ」

ルナ「なんだいじゃないわよ!あれほどレディーに近づくなって言ったのに!」

カーラ「見回り中で偶然遭遇しただけさー、わざとじゃない」

ルナ「そんなわけないでしょー!」

アケミ「まぁまぁルナさん!・・カーラさんのおかけで被害も最小限に食い止められたわけですしー」

カーラ「そういうこと!・・それじゃあお風呂に行ってくるからさ!2人も一緒にどう?」

アケミ「あ、はい!喜んで!」

セイナ「はい!」

ルナ「全く・・困ったものだわ・・」

エース「うおおぉーい!レディーが現れたって聞いたけど大丈夫なのかーー!アケミたちは!?カーラはー!?」

ルナ「うるさい!今更遅いわよ!この役立たず猫!!」

エース「びぇぇーー!酷いぃぃー!」

89N.,T:2017/11/21(火) 12:29:48 ID:Yp2fOF7A
アケミ「うわーー!広ーーーい!」

セイナ「本当・・・こんな場所があるなんて・・」

施設内にある大きな温泉施設にやってきたアケミ達

アケミ「くぅー!まるで貸しきったみたいー!行こう!」

セイナ「あ!アケミちゃん!」

そしてアケミとセイナは大きな温泉にゆっくりと浸かる

アケミ「はぁぁーーいい気持ちぃぃ・・」

カーラ「お待たせ、どうだい?この施設名物の温泉は」

アケミ「あ!はい!とても気持ちいいです!」

アケミはカーラの身体をなめまわすように見る

アケミ「(うわぁぁスタイル良いぃー・・それに何あのおっぱい!でか!!)」

カーラ「どうしたんだい?私の身体に何かついてるかい?」

アケミ「おっぱい!!じゃなかった・・いえなんでもないです!」

カーラ「横失礼するよ?・・・ふぅー」

セイナ「こんなすごい温泉があるなんて・・ここはこの施設にいる人たち皆さんが使うんですか?」

カーラ「いや、ここは膨張少女専用の温泉さ!疲れを癒すためのね」

アケミ「本当ですか!?・・うわーー!すごーい!始めて膨張少女になってよかったって思いました!」

セイナ「もうーアケミちゃん」

カーラ「ははは!正直で良いね!まっ、気持ちはわかるよ」

3人は温泉で疲れを癒し、そして語り合った

90N.,T:2017/11/21(火) 12:48:07 ID:Yp2fOF7A
セイナ「はぁぁーーでも本当に気持ちいいです・・きゃ!」

カーラ「おー!君は見かけによらずなかなかのものを隠しているじゃないかー」

カーラがセイナの背後から胸をわしづかみにする

セイナ「あん!・・ちょ、カーラさん・・んっ!」

もにゅん、もにゅん

カーラ「D・・いや、Eはあるかな?」

セイナ「あ・・カーラさ・・あん!」

アケミ「ごくり・・・カーラさん意外とスキンシップ激しいんだ・・それなら・・うへへー」

アケミがそーっとカーラの背後に回る

アケミ「せーの・・えーーい!」

カーラ「はは、それはどうかな?」

アケミ「あれ!きゃあ!」

カーラにあっという間にアケミは背後に回りこまれ、胸をわしづかみにされる

もにゅん、もにゅん

カーラ「うむ、アケミちゃんもなかなかじゃないか!」

アケミ「あ・・んん!・・で、でもセイナちゃんやカーラさんに比べたら・・んあ!だめ!」

カーラ「なぁに!胸は大きさが全てじゃないさー・・ふむ・・Cってとこかな?」

アケミ「あ!だめ・・乳首は・・弱いんです・・」

カーラ「おーそうかすまんすまん、反応が可愛くてね」

アケミ「はぁーはぁー・・うぅー!不公平です!カーラのも触らせてください!」

カーラ「ははは、好きにするといい」

アケミ「そ・・それじゃあ・・ごくっ」

アケミの両手がカーラの胸に近づく・・そして

アケミ「えい!」

もにゅん!

アケミ「うわ・・うわぁぁぁー!なにこの弾力!・・」

カーラ「どうだい?気はすんだかい?」

アケミ「ま、待ってください!もうすこしだけ・・うわぁ・・片手じゃ収まりきらないよぉー!」

もにゅんもにゅん

カーラ「ははは、くすぐったいよ」

アケミ「Gカップ?いや・・もしかしてそれ以上あるかも・・」

カーラ「もういいかな?」

アケミ「あ!はい!・・は、鼻血が出そうです・・」

カーラ「ははは、面白い子だな君は」

そして話はまだ続く・・

91N.,T:2017/11/21(火) 13:19:40 ID:Yp2fOF7A
カーラ「君たちは高校生かい?」

アケミ「はい!私もセイナちゃんも同じ高校の2年生です!・・でもレディーの襲撃で学校がめちゃくちゃに・・それに沢山の女の子たちが破裂させられて・・」

カーラ「・・・そうだったのか・・」

アケミ「あ!いえ!すいませんいきなり暗い話して・・」

カーラ「いいんだ、やつらを倒すことが私たち膨張少女の使命だ、共にがんばろう」

アケミ「はい!」

セイナ「あ、あの・・」

カーラ「ん?なんだい?」

セイナ「セイナさんとレディーって・・どういう関係だったんですか?・・」

カーラ「そうだね・・隠しても仕方ない」

カーラは語りだす

カーラ「レディーは・・・私の妹だ」

セイナ「え!?」

アケミ「レディーが・・カーラさんの妹!?」

カーラ「ああ、私とレディーが幼い頃に父が事故で亡くなり、母が一人で私たちを育ててくれたんだ」

カーラ「だが、私が13歳、レディーが12歳の時・・母がプロージョンエクスに襲われ殺された・・私とレディーは母のおかげで助かったんだ」

アケミ「・・・・・」

カーラ「それから間もなくのことだ、またしても目の前にやつらが現れた」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カーラ「くっ!隠れるんだレディー!」

レディー「怖いよーカーラ姉さん!」

カーラ「いい!絶対ここから出ちゃだめよ!」

カーラが一人謎の宇宙人に飛びかかる

レディー「カーラ姉さん!」

宇宙人「まだいやがったのか!この!」

カーラ「うわ!」

宇宙人「へっへっへ・・威勢はいいな、俺は好きだぜぇ?」

宇宙人が銃を構える

カーラ「くっ!」

レディー「だめぇぇーーー!!」

チュン!!・・カーラの盾になり銃から放たれた光線に当たるレディー

宇宙人「おっと!?ほかにも隠れてやがったのか!」

カーラ「レディー・・あんた!」

レディー「ううぅ・・姉さんを殺さないでー!」

カーラ「レディー隠れていろって言ったじゃない!大丈夫なの!?」

レディー「うん、すこし熱かったけど大丈夫だよ」

カーラが今度はレディーの前に立つ

カーラ「出て行って!もう十分でしょう!」

宇宙人「へっへっへ、ああ、今日のノルマは達成してるからなぁー?お前だけは特別に助けてやんぜ?」

カーラ「どういう意味・・」

宇宙人「後ろ・・見てみろよ?へっへっへ」

カーラは後ろを振り向く

レディー「はぁーはぁー・・くっ」

カーラ「レディー!?」

そこには苦しそうにお腹を押さえているレディーだった

92N.,T:2017/11/21(火) 13:33:58 ID:Yp2fOF7A
カーラ「どうしたのレディー!」

レディー「突然お腹が・・痛いの・・ううぅ・・」

カーラ「妹になにをしたの!!」

宇宙人「すぐわかるぜ・・ほら!」

ぷくぅぅ

レディー「えっ・・あ・・なにこれ!いやぁ!お腹が膨らんで!いやぁああ!」

レディーのお腹が風船のように膨らんでいく

カーラ「こ、これは!母さんが殺されたときと同じ!・・ということは母さんもその銃で!?」

レディー「うわぁぁ!カーラ姉さん助けて!お腹が膨らむの止まらないよぉー!」

必死に膨らむお腹を押さえ、泣き叫ぶレディー

宇宙人「おら、呼んでるぜ?助けてやれよぉ?へっへっへ!」

カーラ「頼む!妹を助けてくれ!私が変わりに!」

レディー「うぐぅぅーー!苦しいいぃ!お腹が破裂しちゃうー!」

ミチミチ・・

カーラ「レディー!」

宇宙人「そんじゃな!あーばよ!」

カーラ「待って!妹を助けて!!」

その時だった

???「生かして返さんぞ」

宇宙人「き、貴様は!ぐぇぇーー!」

宇宙人が一瞬にして木っ端微塵になった

カーラ「い、いったいなにが・・・」

???「話は後だ、これをその子に飲ませるんだ」

レディー「カーラ・・姉・・さん・・ぐぅ!うが!」

ミチミチ

???「早く!!」

カーラ「あ、はい!」

カーラは渡された薬のようなものをレディーに飲ませた

カーラ「レディー・・レディーお願い死なないで・・私にはあなたしか残されていないのよぉ・・」

その時だった、見る見るうちに膨れ上がったレディーのお腹が縮んでいく

カーラ「ああ、レディーのお腹が!」

レディー「・・・・・・・・・・・」

カーラ「レディー!?」

???「意識を失っただけさ、大丈夫」

カーラ「あ、ありがとうございました!・・あなたはいったい・・?」

???「やつらを倒す者・・とだけ言っておくよ」

93N.,T:2017/11/21(火) 13:58:10 ID:Yp2fOF7A
カーラ「あの宇宙人を一瞬で・・」

???「ここはまだ危ない、隠れているんだ、いいね?」

カーラ「あ、待って!!」

???「どうした?」

カーラ「その力・・・私にも使えますか?」

???「・・・・・・・・・」

カーラ「もし私にも使えるなら!お願い!教えてください!」

???「妹のためか?・・」

カーラ「はい!・・妹は・・レディーは私の全てです」

???「いいだろう、辺りの敵を一掃してから戻る、その覚悟が本物か試させてほしい」

カーラ「は、はい!」

そして時間が過ぎ・・・

???「無事か!どこにいる!」

カーラ「ここです!」

???「よかった、無事に隠れていたようだな」

レディーは未だに眠っていた

カーラ「お願いします!私にも戦える力を!」

???「よし、ではその覚悟を見せてもらおう、私の手を握れ」

カーラ「はい!」

カーラは膨張少女の手を握ると、一瞬にしてどこかへとワープする

カーラ「こ・・ここは・・」

???「私たちの隠れ家だ、それじゃあ君の覚悟を見せてもらおう、これを」

カーラ「これは?薬?」

???「それは飲むとお腹が破裂寸前まで膨らむ薬だ、これを飲み、その苦痛に意識を失うことなく耐え抜いたら認めよう」

カーラ「これを飲むとお腹が膨らむ・・破裂寸前まで・・」

???「そうだ、怖いのなら無理にとはー」

ごくっ

カーラ「これでいいんですね」

???「たいしたものだ・・・」

カーラ「うっ!!・・くああぁ!」

ぷくぅー

カーラ「う、うああ!お腹が!」

カーラのお腹が膨らみ出す

???「・・・・・・・・・」

カーラ「ふぅーーふぅーー!・・ぐっ!・・耐えるんだ・・耐えるんだ・・ぐっ!」

ぷくぅーー

カーラ「苦しくない・・苦しくない・・苦しくなんか・・ないいぃぃ」

カーラの身体が大きく震え、歯を強く噛み耐える

カーラ「く・・苦しくなんか・・苦しく・・なん・・か・・」

ぷくぅぅー

カーラ「レディー・・レディー・・ううぅ・・ぐあ!!」

ミチミチ

カーラ「うああぁーー!!苦しいぃぃーー!!やだぁあああ!」

???「耐えるんだ!君の覚悟はこの程度か!!」

カーラ「うぎ!ぎ・・ぎひぃぃ・・い・・い・・いいい」

ミチミチ・・・

カーラ「うがぁぁーー!レディー!」

ミチミチミチ・・・

カーラ「うわぁあああ!」

そしてカーラのお腹の膨らみがとまった・・

94N.,T:2017/11/21(火) 14:15:29 ID:Yp2fOF7A
???「・・・・・見事だ!」

カーラ「はぁーはぁー・・これ・・で・・認めてくれます・・か・・」

???「ああ、もちろんだ!想像以上だ!認めよう!・・さぁ、これを飲むんだ・・楽になるぞ」

カーラのお腹が縮んでいく

???「おーい!ルナ!いるんだろ!」

カーラ「ルナ?・・・」

ルナ「ここにいるわ」

???「すばらしい逸材だ」

ルナ「ええ、そのようね・・あなた名前は?」

カーラ「カーラです」

ルナ「そう、カーラ・・私たちはプロージョンエクスと戦う正義の組織よ」

カーラ「プロージョンエクス?・・あの宇宙人たちのことか?・・」

ルナ「ええ、そうよ、そしてあなたには正義の使者、膨張少女になってもらうわ」

カーラ「膨張少女?・・」

???「私もその膨張少女に一人だ」

ルナ「あなたが望む力は、この膨張少女の力・・改めて聞くわ・・膨張少女になって共に戦う覚悟はある?」

カーラ「はい!妹を守りたい!そのためなら!」

ルナ「いい目ね・・覚悟の目だわ・・いいわ!」

カーラの身体が光りだす

カーラ「・・・・・・・・・・・」

ルナ「よろしくね、膨張少女カーラ・・共に戦いましょう!」

カーラ「はい!・・・レディー待っててね、強くなってあなたを守るわ・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カーラ「そして私は膨張少女となった」

アケミ「そういうことだったんですか・・」

セイナ「私も・・私も母と妹を襲われて・・2人を守りたくて私は膨張少女になりました」

カーラ「膨張少女はね、皆誰かを守りたいという意思を持つものが集まるんだ」

アケミ「あの・・それでそのカーラさんの前に現れた膨張少女さんは?・・あとレディーはなぜ!」

カーラ「ははは、そう慌てないでいい、私の前に現れた膨張少女の名はタニアという、私、そしてレディーの師でもある」

アケミ「タニアさん・・・その方は今どこに?・・」

95N.,T:2017/11/21(火) 14:38:24 ID:Yp2fOF7A
それからカーラは特訓に励んだ、意識を取り戻したレディーには安全な場所が見つかり、部屋を貸してもらう変わりにある仕事のお手伝いをしてると知らせ、膨張少女のことは隠していた

カーラ「それじゃあいってくる!」

レディー「カーラ姉さん・・またお仕事?・・私も手伝うよ!」

カーラ「そんな大変なお仕事じゃないわ?レディーは今日のみんなの分の晩御飯を作るという大切な役目があるでしょ?」

タニア「そのとおりだ、レディーの作る料理はどれも最高だ!今夜も楽しみだよ」

レディー「もうタニアさん!・・カーラ姉さん・・無理はしないで・・」

カーラ「わかってるわ!・・それじゃあ」

そしてカーラは膨張少女として戦地に赴き、どんどんその才能を磨いていった

ルナ「驚きね・・カーラはもっと強くなるわ」

タニア「そうだな、おそらくそう遠くない時に私を超えるだろう」

カーラ「あ!タニアさんこんなところにいた!・・早く次の特訓!」

タニア「ん、もうそんな時間か、よーし行こう!」

それから数ヵ月後・・・

レディー「これでよし!・・晩御飯の用意もできたし・・カーラ姉さんのお仕事でも見てみようかな・・どこにいるんだろ」

レディーは施設内を歩き回った

レディー「んーいないなぁ・・カーラ姉さん・・」

カーラ「くっ!うああ!」

レディー「あれ、今のはカーラ姉さんの声?・・こっちかな・・」

レディーはカーラの声が聞こえるほうへ向かう

レディー「ここかなぁー?・・」

そーっと扉を開ける・・

カーラ「はぁはぁーうっく!」

レディー「え!カーラ姉さん!!」

レディーが見たものは、妊婦のほどの大きさにお腹を膨れ上がらせたカーラの姿だった

タニア「見てしまったか・・」

レディー「タニアさん!カーラ姉さんはなにを!」

タニア「見られては仕方ない、隠すのは無理か・・こっちへきなさい」

レディー「待って!カーラ姉さんが!」

タニア「大丈夫だ!私が信用できないかい?」

レディーは渋々タニアについていった・・

96N.,T:2017/11/21(火) 14:59:14 ID:Yp2fOF7A
そしてタニアはレディーに話した・・あの日何が起きたのか、ここはどこなのか、カーラは何をしていたのかを

タニア「すまない、これ以上詳しいことは今の君には話せない、命にかかわることになるからね」

レディー「カーラ姉さんは私のためにあの宇宙人たちと戦っている・・ということです・・よね・・」

タニア「ああ、そうだ・・すまない・・君にはばれないようにカーラは必死だったのだが・・このことは見なかったことに・・」

レディー「お願いします!・・私もカーラ姉さんと同じ特訓を!」

タニア「だめだ!」

レディー「なんでですか!私カーラ姉さんにばかり辛い思いをさせたくない!私も一緒に戦う!!姉さんは唯一の家族なんです!」

タニア「し、しかし・・」

ルナ「そのほうがいいんじゃない?・・」

タニア「ルナ!しかし!」

ルナ「この姉妹の絆の深さはしっているでしょ?・・このままだとカーラの身も危ないわ、だったらこの子も・・そうでしょ?」

タニア「・・・・」

ルナ「戦わせるかはその後考えればいいわ?・・レディー、姉さんと共に戦いたいというその気持ち、本当ね?」

レディー「はい!」

ルナ「わかったわ、あなたたちの姉妹の絆を信じます・・」

そしてレディーも膨張少女となった・・・そして全てが告げられた・・

次に朝・・・

カーラ「ご馳走さま!・・やっぱりレディーの料理はおいしいわぁー」

タニア「そうだな!この道でやっていけるんじゃないか?」

レディー「もーそんな大げさなー」

カーラ「それじゃあ行きましょうかタニアさん」

タニア「ああ、そうだな」

レディー「・・・・・・」

カーラ「行って来るわね」

レディー「うん、またあとでね・・」

カーラ「(またあとで?・・いつもはいってらっしゃいなのに・・)」

そして訓練室にて・・

タニア「今日は・・・もう一人訓練に参加する」

カーラ「そうなんですか?・・タニアさん以外の膨張少女の方と会うのは始めてですね!」

タニア「よし、入れ!」

カーラ「・・・・・レディー!?」

レディー「カーラ姉さん・・私・・私も一緒に戦う!!」

カーラ「レ・・レディー・・どうしてあなたが・・・」

タニア「落ち着いて聞いてくれ」

タニアが経緯をカーラに話した・・

カーラ「そ、そんな・・」

レディー「お願い!一緒にいたいの!私はもう子供じゃない!これは私の意思だもん!お願い!」

カーラ「レディー・・」

タニア「・・・・・・・・・」

カーラ「本当に・・あんたって子は・・ははは、頑固なんだから!」

コツンっとレディーの頭を小突く

レディー「カーラ姉さんの妹だもん!」

カーラ「ははは、そうね・・でも絶対に無理しないで?わかった?」

レディー「うん!!」

そしてレディーも共に膨張少女として訓練を開始、カーラと共に実戦を積んでいく・・だが・・誰しもが驚く、予想外のことが起こる・・

レディーの秘めた才能は・・カーラ以上だった・・・

97N.T:2017/11/22(水) 23:56:56 ID:gnF2.4ZM
それから3年の月日が流れた・・・

ルナ「お疲れレディー、さすがね」

レディー「いえ、これくらいどうってことないですよ!早く奴らのアジトを見つけ出して壊滅させないと!」

ルナ「そうね、頼りにしてるわ?」

レディー「ところでカーラ姉さんは?」

ルナ「カーラならもうすぐ戻ると思うわ、疲れているでしょ?休んでなさい」

レディー「疲れてなんていないわ?まだまだ平気ですのでもし何かあれば呼んでください」

その場から去っていくレディー

タニア「頼もしいな、レディーは」

ルナ「ええ、今存在する膨張少女で彼女に適う者はいないわ」

タニア「初めて会った時は想像もできなかったけどね、私も引退かな?ははは」

ルナ「なにを言っているの?あなたにも期待しているんだから」

タニア「わかっているさ、でもティナとカーラ・・2人がこれからどこまで成長するのか楽しみで仕方がないんだ」

ルナ「そうね、2人が味方で本当によかったわ」

ルー「ルナ様!大変です!プロ―ジョンエクスが現れました!」

ルナ「なんですって!いったいどこに!」

ルー「そ、それが・・北極海方面の海面の上に!」

ルナ「海面ですって?・・どうしてそんな所に・・」

タニア「よし、私が行こう、今日私は出陣していない、レディーたちばかりに任せるわけにはいかないからね」

ルー「そ、それが・・レディー様には先ほどそこでお会いし、既に出撃を!」

タニア「なんだって!・・これは・・また出撃はお預けだな?」

ルナ「そうね、レディーが行ってくれたなら大丈夫でしょう」

この日・・・運命の歯車が狂いだす事となるとは、誰も思っていなかった・・・

98N.T:2017/11/23(木) 00:38:37 ID:TpepvvSM
それから数分後・・・

カーラ「今戻りました」

タニア「お疲れ様カーラ、どうだい調子は」

カーラ「はい、敵は全て!・・ですが、レディーならもっと早く終わったでしょうけど・・・私もまだまだですね」

タニア「なに、カーラも既に私を越えている、みっともない話だがね?ははは」

カーラ「レディーはどこに?・・戻っているのでしょう?」

タニア「あーレディーなら数分前に出陣したよ、すぐ戻るはずさ」

カーラ「そうですか、なら今日の晩御飯は私が作ろうかな?」

タニア「なら私も手伝おう、レディーの功績を労わねば!」

だが・・・ティナがその日戻ってくることはなかった・・・・次の日

カーラ「レディーは戻ってきましたか?」

ルナ「いいえ、まだよ・・・連絡も届かないみたいだし・・」

カーラ「まさかレディーの身になにかあったんじゃ!」

ルナ「それはないでしょう、だってあのレディーよ?・・負けるわけないわ」

ルー「そうですよカーラさん、レディー様ならきっと大丈夫です」

カーラ「・・・・・・・・・・・」

タニア「もしかしたらやつらのアジトでも見つけて今頃単身乗り込んでいたりしてね?」

ルナ「ふふふ、あり得るから何とも言えないわね?」

だがその日もレディーが戻ることなかった・・・

カーラ「何かあったんですきっと!場所を教えてください!私がいきます!」

ルナ「そうね・・さすがに不安だわ・・いいわ、ここよ」

カーラはレディーは出撃した場所へと向かう

カーラ「ここがその海面上のはず・・だけど誰もいない・・・レディー!レディーいるのーー!」

だが返事は無い

カーラ「レディー・・・」

そして施設に戻ったカーラ・・

ルナ「誰もいなかった?・・それじゃあレディーはどこに・・」

タニア「ルー、数名引き連れて海の中を探索してくれ、私も行く、なにか手がかりがあるかもしれない」

ルー「わかりました!」

カーラ「それなら私も!」

タニア「カーラはここにいてくれ、いつどこに奴らがまた現れるかわからないんだ」

カーラ「わかりました・・・・・・」

そしてそれから数時間後・・

99N.T:2017/11/23(木) 00:41:56 ID:TpepvvSM
タニア「おそらく敵の者と思われる残骸が海の中で見つかった、だがレディーに関してはなにも見つからなかったよ」

ルナ「それじゃあそこで戦いが行われたのは事実ってことね・・それじゃあ一体どこに・・」

カーラ「敵のアジトを見つけて単身乗り込んでいったんじゃないかってタニアさんが言っていたけど・・でもまさか・・」

ルナ「もうすこし範囲を広げて探索させるわ、何か情報が入り次第知らせるからそれまで待機していて頂戴」

カーラ「レディー・・・」

タニア「大丈夫さ、レディーは強い、それはカーラが一番わかっているだろう?」

カーラ「・・・ええ・・」

ルー「ルナ様!海面上にこんなものが!」

ルナ「これは・・箱?・・」

ルー「危険物かと思い中身をX線で確認した所、おそらく危険性は無いかと」

タニア「ならば開けてみよう・・・ん、これは?」

中には1つの機械が入っていた

タニア「なんだこれは?・・うぉ!?」

ブォンっと突然光ると、何やら文字が浮び出す

ルナ「・・・貴様らの仲間は・・我らの居城に・・捕えた・・・24日正午に・・・処刑する・・」

カーラ「そ、そんな・・・レディーが!!」

タニア「まさかそんな!!・・くっ!こうしてはいられない!早く助けに行かないと!」

ルナ「待ちなさい!・・これは罠よ」

カーラ「でも!レディーが戻ってこないのは事実です!」

ルナ「レディーに限って捕らわれるなんてありえないわ!そうでしょう!」

カーラ「で・・・ですが!」

ルナ「この件については慎重に審議します、勝手な行動をしないように!いいですね!」

カーラ「・・・・レディー・・」

それからというもの、誰一人レディーが捕らわれたという情報を信用する者がいなかった・・

レディーに限ってそれはない

レディーは最強の膨張少女、敗れるわけがない

そんな時間が過ぎ・・・1週間後・・・ついにレディーが姿を現す

100N.T:2017/12/03(日) 22:00:17 ID:/hlr7drk
カーラ「レディー・・あなたは今どこにいるの・・」

タニア「ここにいたのか・・」

カーラ「タニアさん」

カーラは施設の屋上にいた・・

カーラ「レディーは?・・」

タニア「いや、まだ見つかっていない・・そして最近奴らの襲撃も止まっている・・これをどう見るべきか・・」

カーラ「・・・・・・・・」

タニア「大丈夫だ、レディーはきっと無事だ、そう信じるんだ」

カーラ「タニアさん・・」

タニア「姉である君が信じないで、誰が信じる?そうだろ?」

カーラ「はい!そうですね」

タニア「はぁー、静かだな・・このまま世界が平和であればどれだけいいか・・」

カーラ「そうですね、もしレディーが帰ってきたらあの子の好きな物をいっぱい作ってあげよう」

タニア「お?いいな!・・だが私はレディーの作るシチューの味が忘れられなくてね」

カーラ「それじゃあ、帰ってきたら作ってもらわないと!」

タニア「ははは、帰って来て早々にレディーに作らせるのか?」

カーラ「心配させた罰です!」

タニア「ははは・・・そろそろ霧が出てきたようだ、中へ戻ろう」

辺り一面濃い霧に覆われていた

カーラ「そうですね」

カラン・・

タニア「!?・・誰かいるのか!!」

カーラ「今のは!?」

カラン・・・コツ・・コツ・・コツ・・

タニア「足音だ・・誰か近づいてくる!」

コツ・・・コツ・・・

タニア「霧で姿が見えん・・誰だ!」

そして霧の中から何者かの姿が現れる

カーラ「レ・・・ディー?・・」

レディー「カーラ姉さん」

カーラ「ああ!レディー!」

タニア「レディーか!!はは!無事だったのか!」

タニアはレディーに駆け寄る・・

レディー「・・・・・・・・・」

タニア「はは!よかった!今までどうしていたんだ!」

カーラ「レディー?・・・・・」

タニア「さぁ!中へ!みんなも心配し」

グサッ!!・・・

レディー「え・・・」

タニア「レディー・・・な・・ぜ?・・がふっ・・」

タニアが倒れ込む

カーラ「タニアさん!!」

レディー「心配している?・・・・嘘つき」

101N.T:2017/12/03(日) 22:20:24 ID:/hlr7drk
カーラ「レディー!あなた何を!!」

レディー「カーラ姉さん・・一緒にいこ?」

カーラ「レディー?・・」

レディー「私たちがずっと一緒にいられる世界を・・一緒に作るの・・ね?」

カーラ「何を・・言っているの?」

ブゥン!!・・レディーが目にも止まらぬ速さでカーラの目に前へ

カーラ「レ・・レディー!」

レディー「カーラ姉さんは・・こいつらみたいに私を裏切ったり・・しないよね?・・」

カーラ「あなた・・・一体なにを言って・・」

カーラは混乱していた

タニア「うう・・・」

レディー「ふふ・・さぁ!!我らの敵はこの中よ!!」

???「うおおおぉーーー!!」

カーラ「プロ―ジョンエクス!!?」

レディーの声に反応するように、霧の中から大量の怪物が現れる

カーラ「レディー!まさかあなた!!」

レディー「さぁ・・行こう?・・カーラ姉さん・・」

カーラ「離しなさいレディー!・・くそ!行かせるか!」

だがレディーにガッチリと捕まり、その場から動けず、怪物達はどんどん施設内へ侵入していく・・

カーラ「レディー!あなた何をしているのかわかっているの!・・それとも操られて!?」

レディー「操られる?私が?・・ふふ、操られていたのは今までの私達だよカーラ姉さん?」

施設内では・・

男A「て、、敵だぁーー!ぎゃああ!!」

男B「うぎゃあああ!!」

プシュー!

女A「きゃあーー!!お腹を膨らまさないでぇー!やだぁーー!」

女B「助けて誰かぁ!!うぐぅ!いやぁ!破裂しちゃうぅー!」

無数の怪物達の襲撃に、施設内にいた男が惨殺され・・女たちはお腹を膨らまされ破裂させられていった・・

女A「ううぅぅーー!」

パァン!!

女B「ぎゃぁ!」

ボン!

男C「に、逃げろ!けい・・ぎゃあ!!」

女C「あ、ああそんな・・ひぃ!入れないで!」

プシュー!

女C「ひぎっ!お腹が!お腹がぁぁー!」

男D「こ・・殺さないで!殺さないでぇぇーー!ぐえぇぇーー!」

プシュー

女C「く・・苦しい・・くる・・じいぃいいいい!!・・うああああ!」

パーーー―ン!!

レディー「こんな所にいたら、いつかカーラ姉さんも見捨てられちゃうよ?・・ほら、行こう?」

タニア「・・・ぐっ・・カー・・ラ・・」

カーラ「・・離しなさい!!」

カーラは力強くレディーを突き飛ばす

レディー「カーラ姉さん・・」

カーラは倒れるタニアに走り寄る

102N.T:2017/12/03(日) 22:47:21 ID:/hlr7drk
カーラ「タニアさん!」

タニア「うっ・・カー・・ラ・・・」

カーラ「タニアさん!しっかりしてください!・・くっ、血が止まらない・・レディー!あなたタニアさんになんてことを!!」

レディー「カーラ姉さんは・・私を裏切ったりしてないよね?・・見捨ててなんていないよね?・・」

カーラ「レディー・・どうしちゃったんだ!レディー!」

タニア「レ・・ディー・・」

レディー「・・・・・・・・」

タニア「無事で・・・・よか・・・った・・・」

タニアの腕が力なく崩れ落ちる・・

カーラ「タニアさん?・・・タニアさん!!タニアさん!!・・うわぁぁぁーーー!!」

レディー「無事でよかった?・・見捨てといてよく言うわ?・・カーラ姉さんも早く離れた方がいいよ?そんなゴミ!」

カーラ「レディー・・・あなた・・・」

レディー「さ、カーラ姉さん行こ!・・会わせたい人がいるの!・・ふふっ、きっと喜ぶわ」

カーラ「うるさい!!・・・うわああああー!」

カーラは膨張少女に変身する

レディー「カーラ姉さんも・・私を見捨てるの?・・裏切るの?・・」

カーラ「今私達が生きているはここにいるみんなのおかげ!!・・それをあんたはーー!!」

カーラはレディーに飛びかかる、ブゥン

カーラ「消えた!?・・くっ・・レディー!」

レディー「カーラ姉さんだけは信じてた・・・ずっと一緒だっていってくれたから・・これからもそうだって思ってた・・嘘つき・・・嘘つき嘘つき嘘つき・・・・うわぁぁーーー!!この裏切り者ーーーーー!」

カーラ「レディーーーーーーーーーーーーーーー!!」

レディー「カーラーーーーーーーーーーーーーー!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カーラ「そして・・私はレディーに敗れた・・・レディーは最強の膨張少女だった・・私よりも数段実力は上・・当然私に勝ち目はなかった」

セイナ「・・・・・・・・・・・・・・」

カーラ「だがその後仲間たちが救援にやってきたことでレディーと他の怪物達は退散した・・・私は生き残り、タニアさんと多くの仲間・・そして膨張少女たちを失った」

アケミ「そういうことだったんですか・・・」

カーラ「私たちは他の施設に移り、プロ―ジョンエクスに対抗するために新たな膨張少女を探し、そして私と生き残った2人の膨張少女は訓練に励んだ・・そして君たちが新たな膨張少女としてここへきた・・というわけさ・・長くなってしまったね」

アケミ「いえ、疑問に思っていたことが全て聞けました・・」

セイナ「そうです!カーラさんありがとうございました」

カーラ「そうかい?それはよかった・・そろそろ出よう、のぼせてしまう」

アケミ「そうですね!・・セイナちゃんも」

セイナ「あ、うん!」

カーラ「君たちと話せてよかった、また機会があればゆっくり話そう」

アケミ「はい!是非!」

そして服に着替え、温泉施設を後にした3人だった・・・

103N.T:2017/12/26(火) 00:12:26 ID:slvpULXU
数日後・・・

ルナ「きたわね」

アケミ「はい、それで話とは」

ルナ「あなたも訓練を積み、大分膨張少女の身体にも慣れてきたと思うわ、でもあなたにはまだ足りないものがある」

アケミ「それは?」

ルナ「実戦よ、あなた、そしてセイナには実戦が経験が足りないわ・・だからあなたたちには実戦を積んでもらいます」

アケミ「実戦ですか・・でもどうやって?最近敵の襲撃もないですし」

ルナ「それはあなたが比較的安全な場所にいるからよ、カーラや他の膨張少女たちは今も戦い続けているわ」

アケミ「そうだったんですか・・・」

ルナ「でもいきなり一人で行かせたりはしないわ、あなたにはステラに任せている地区に行ってもらうわ」

アケミ「ステラ?」

ルナ「カーラと同じ、エリートの膨張少女よ・・色々学んできなさい」

アケミ「はい!・・えっと、セイナちゃんは」

ルナ「セイナにも同じように行ってもらう場所があるわ、だから今はあなたの事を考えていなさい・・・それじゃあ1時間後に迎えが来るわ、それまでに準備をしておきなさい」

アケミ「わかりました」

そしてアケミはセイナの部屋へ

アケミ「セイナちゃん、頑張ろうね」

セイナ「うん、私頑張るから、アケミちゃんも気を付けてね」

アケミ「ええ!セイナちゃんも気を付けて」

カーラ「おじゃまするよ」

アケミ「あ、カーラさん」

カーラ「聞いたよ、ついに君たちも実戦を積むことになったんだね」

アケミ「はい!頑張ります!」

カーラ「ふっ、そんな緊張しないでくれ?実戦でそんな緊張していては足手まといになるぞ?」

アケミ、そしてセイナの身体は震えていた

カーラ「は、はい!」

アケミ「そうですね、気を付けます」

カーラ「それじゃあ私は行くよ、そろそろ持ち場に戻らないといけないからね、次に会える日を楽しみにしているよ」

アケミ「色々ありがとうございました!」

セイナ「カーラさんもお気を付けて!」

カーラ「うむ、それじゃあ!」

そして・・・

ルー「準備が出来ました、よろしいですか?」

アケミ「はい!・・じゃあね、セイナちゃん、また」

セイナ「うん!アケミちゃん!また!」

そして外に出るアケミとルー、その目の前には一台の車が

ルー「どうぞこちらに・・」

アケミ「ふぅー・・・よし!・・行ってきます!」

車に乗り込み、新たな場所へと向かうアケミ・・・そして、新たな膨張少女ステラとはどのような人物なのか・・

104N.T:2017/12/31(日) 13:01:41 ID:Y7u0ZN6k
指定された場所へと向かうアケミ・・

アケミ「あのー?運転手さん」

運転手「はい、なんでしょう」

アケミ「ステラさんって・・どんな方ですか?」

運転手「どんな方・・といいますと?」

アケミ「えっとー、優しい人ーとか、怖い人ーとか」

運転手「そうですねぇ・・・無口な人でしょうか」

アケミ「無口ですか?」

運転手「あまり他人と関わろうとしないと言いますか・・心を開いてくれるまで大変だと思いますが、がんばってください」

アケミ「は、はい・・頑張ります・・はぁー・・緊張してきた・・」

???「・・・・・・・・・・・」

謎の男がビルの上からアケミを見つめる・・

アケミ「あの、目的地まであとどれくらいですか?」

運転手「あと4時間ほどです」

アケミ「よっ!4時間!?」

運転手「気分が悪くなりましたら遠慮なく言ってください」

アケミ「はい、大丈夫です!私乗り物酔いは滅多にしない方なので!」

1時間後・・・

アケミ「ここどこら辺だろう・・」

2時間後・・・

アケミ「うわぁーー海だー!きれーーー」

3時間後・・・

アケミ「や、山道ばっかで・・うっぷ・・」

4時間後・・・

運転手「到着しました」

ガチャ!!

アケミ「おえぇぇぇぇーーーー!!」

びちゃびちゃ・・・

運転手「だ!大丈夫ですか!!?」

アケミはようやく無事に?目的地に到着した

105N.T:2017/12/31(日) 13:22:24 ID:Y7u0ZN6k
運転手「アケミ様をお連れしました」

???「ご苦労様です・・それで?アケミさんはどこに?」

アケミ「ううぅ・・・うっぷ・・」

よろよろした足取りで歩くアケミ

???「よっ・・よくいらっしゃいましたアケミさん・・大丈夫ですか?」

アケミ「だ・・だいじょう・・うぶ!!・・」

持っていた袋に嘔吐を繰り返すアケミ

???「ま、まずは医務室に案内しましょうか!話はそれからでも・・」

アケミ「す、ずびばぜ・・うぉっぷ!」

そしてアケミは医務室に運ばれていった・・そして数時間後

???「気分はどうですか?アケミさん」

アケミ「あ、はい・・なんとか・・はは、お見苦しいところを・・」

???「いいえ、ここは急な山道が続く場所にありますから・・」

アケミ「ま、まさかあんなジョットコースターみたいにグネグネ、ぐらぐらと揺らされるとは・・うっ、思い出しただけで・・」

リン「申し遅れました・・私の名はリン・・膨張少女ステラの使いの者です」

アケミ「はい、始めましてアケミです!・・うわぁ・・第一印象最悪・・うぅ・・」

リン「気になさらないで良いですよ・・ルナさんには話を聞いております、ステラが戻り次第お知らせしますので、それまで施設内を案内させていただきます」

アケミ「ステラさんは今どこに?」

リン「町を巡回中です、最近毎日のようにプロージョンエクスの襲撃が絶えずに・・」

アケミ「本当に今までいた場所が平和だっただけなんだ・・・」

リン「もうお身体がよろしい様なら、施設内を案内いたしますが?」

アケミ「はい!大丈夫です!お願いします!」

106N.T:2017/12/31(日) 13:52:14 ID:Y7u0ZN6k
そして施設内を案内されたアケミ・・

リン「以上です、おそらく今までいらっしゃった施設とほとんど変わらないと思います」

アケミ「はい、そうみたいですね」

リン「ここがアケミさんのお部屋です、ステラが戻り次第お知らせに参りますので、それまでここで待機していてください」

アケミ「はい、わかりました!」

そして部屋で1人になるアケミ

アケミ「ステラさんかぁ・・どんな人だろ・・カーラさんのようなカッコイイ人かなぁ・・それともセイナちゃんみたいな可愛い子?・・」

アケミ「セイナちゃん・・大丈夫かなぁ・・私だって心配できるほど余裕はないんだけど・・」

リン「アケミさん!」

アケミ「うわ!!びっくりした!」

リン「すぐ出撃を!プロージョンエクスです!」

アケミ「あ!はい!」

そして施設を後にし、リンの案内の元プロージョンエクスが現れたという場所へ向かう

女A「きゃああー!来ないでーー!」

女B「いや!入れないでぇ!」

女C「やめて!娘に何をするの!離して!」

女B「い、痛いぃぃぃー!ママーーー!ママ助けてーー!」

ぷしゅーーーー!

女B「うわぁぁぁーー!」

女C「ああ!なんてことを!ひっ!」

ぐぐぐ・・・ぷしゅーーー!

女C「きゃぁああ!やめてーー!」

女A「うぐぅ!?」

ぷしゅーーー

女A「ひぃいい!」

???「ふははは!膨らませろ!もっと沢山の女を膨らますのだー!」

女B「うぅぅーー!お腹が!お腹がぁぁー!ママーー!」

女C「娘を・・あっぐ!娘を助けて・・お願い・・ああ!」

女A「いやぁ!止めてーー!誰か助けてーー!」

アケミ「変身!!はぁーーー!」

???「ぬっ!・・くっ!」

107N.T:2017/12/31(日) 13:56:11 ID:Y7u0ZN6k
アケミ「その人たちを解放しなさい!」

???「膨張少女か!!だが、見ない顔だな、貴様は何者だ!」

アケミ「あんたらに名乗る名はないわ!覚悟しなさい!」

リン「女の人たちは私に任せてください!」

アケミ「はい!お願いします!」

ゼブラ「まあ良い、膨張少女ならばこのゼブラ自ら相手になろう・・いくぞ!」

アケミ「はぁーー!」

ゼブラ「なっ!・・うおぉ!」

アケミ「すごい、訓練のおかげで相手の動きが読める!これなら!」

ゼブラ「調子に乗るな!はぁーー!」

アケミ「そんなもの当たらないわ!・・・今度は私の番よ」

ごくっ!!・・・ぷくぅーーーとアケミのお腹が膨らんでいく

アケミ「もう一粒!」

ごくっ!!・・・ぷくぅーー!

ゼブラ「はぁーー!」

アケミ「えっ!?きゃあ!・・・」

ゼブラ「ふははは!その腹では素早く動けまい!ふん!」

ぼこっ!・・アケミの膨らんだお腹を蹴り飛ばす

アケミ「ぐふぅ!!」

ゼブラ「おらおら!どうした!」

アケミ「はぁーーー!!」

ゼブラ「ぬっ!うお!」

アケミのお腹が元の大きさに縮む

アケミ「今度は私の番よ!・・てやぁーー!」

ゼブラ「うぐぉぉー!」

倒れこむゼブラ

アケミ「思い知ったか!」

ゼブラ「こ、この俺が・・貴様みたいな小娘にぃぃー!・・はっ!」

ゼブラの目線の先には小学生ほどの容姿をした女の子が立っていた

アケミ「いけない!!君!逃げて!」

ゼブラ「ははーー!運は俺にあるぜーー!」

アケミ「させない!!はぁーー!」

108N.T:2017/12/31(日) 14:07:32 ID:Y7u0ZN6k
ゼブラ「ぐふぉ!!な、なにぃ!?」

アケミが素早く回り込む

アケミ「早くここから逃げて!」

少女「・・・・・・・・・・」

アケミ「何をしてるの!早く!」

少女「・・・・・・・・邪魔・・」

アケミ「え?・・ちょ!」

少女がアケミを避け、ゼブラの方へ歩いていく

アケミ「ちょっと君!!危ないわよ!なに考えてるの!」

ゼブラ「う、、く・・くそがぁ・・」

少女「・・・・・・・・・・・」

ゼブラ「うおあぁぁーー!」

アケミ「危ない!!」

少女「・・・・・・変身」

ゼブラ「な!なんだと!!・・・うっ!まさか貴様は!!!ぎゃああああああああ!!」

アケミ「えっ・・いったい何が・・あの子はどうなったの!」

少女「・・・・・・・・」

光が張れるとそこには・・

アケミ「その姿は・・まさか・・膨張少女・・えーーー!ということはまさか!!?」

ステラ「・・・・・・・・・・うるさい」

なんと、この小学生のような容姿をした少女が、膨張少女ステラであった!

アケミ「あ、あなたが・・ステラ・・・さん?」

ステラ「・・・・・・・・・・・・・」

アケミ「そうだ!敵は!・・・げ!」

そこにはゼブラの腕のみが残され、ほかは木っ端微塵に吹き飛ばされていた

アケミ「じゃあ本当に・・あなたが・・・」

リン「どうやら倒したようですね、お疲れ様です」

アケミ「リンさん!町の人は!」

リン「無事です」

アケミ「ああ、よかったぁーー」

ステラ「・・・・・・・・・・・・」

ステラがじーーーっとアケミを見ている

アケミ「え、えっと・・(ううぅ、そんな睨まないでよ)」

リン「人が集まるまでに施設に戻りましょう!」

109N.T:2018/01/14(日) 14:01:15 ID:Wl3Mg4U.
施設にて・・

アケミ「えっと、改めまして・・私はアケミといいます、よろしくお願いします!」

ステラ「リン・・・・あとよろしく・・」

アケミ「無視!?」

ステラはどこかへと歩いて行った

リン「ごめんなさい、ステラはいつもそうだから気にしないであげて?」

アケミ「あ、はい・・えっと、ステラさんっておいくつですか?」

リン「13ですが」

アケミ「13!?・・・・そんな子まで膨張少女に!?」

リン「ステラの過去をお話することは本人が最も嫌う事なので・・申し訳ありませんが詳しくは申せません」

アケミ「そう・・なんですか・・そういうことなら・・」

リン「それではまた何かありましたら連絡しますので、それまでお部屋でごゆっくりと」

アケミ「はい!わかりました!」

そして数時間後

アケミ「あんな若い子まで膨張少女として戦っていたなんて・・・うん!もっと私がしっかりしないと!・・ここが今までの施設と同じならトレーニングルームもあるはず!・・特訓あるのみ!」

アケミはトレーニングルームへと向かった・・・

110N.T:2018/01/14(日) 22:32:05 ID:Wl3Mg4U.
アケミ「勝手に使っちゃってもいいのかな・・・別にいいよね!膨張少女専用の場所なんだし!」

そしてトレーニングルームの前に到着するアケミ・・

アケミ「ん?声が聞こえる・・誰かいるのかな?・・ステラさんかも!・・ここはスキンシップをー・・」

扉をすこし開けると・・

アケミ「・・・えっ・・」

プシューーー!ぷくぅーー!

ステラ「うわぁぁぁーん!ママーーー!助けてママーーー!」

そこにはお腹を膨らませながら、大声で泣きじゃくるステラの姿だった

アケミ「え!これってどういうこと!?・・大変!助けなきゃ!」

と思ったアケミだったが・・

ステラ「・・・ふぅ・・」

ポチッ・・ボタンを押すと見る見るうちにお腹が元の大きさに戻っていく

アケミ「あ、あれ?・・平気・・なの?・・」

ステラ「この程度でまだすこし苦しいか・・最近バーストしたばかりだし仕方ないけど・・」

ピッ・・・ぷしゅーーー!

ステラ「んっ・・・」

アケミ「大丈夫・・ってことよね?・・でもさっきのはいったい・・」

そしてまたしてもステラのお腹がどんどん膨らんでいく・・すると・・

ステラ「・・ううぅ・・うわぁーー!いやだぁーー!止めて!これ止めてーーー!」

アケミ「!?・・どういうこと!?また!」

ステラ「ママーーー!助けてぇぇ!・・ステラのお腹膨らんで破裂しちゃうよママーー!」

ジタバタと暴れ、大声で泣き叫ぶステラ

アケミ「と、止めたほうが・・いいの?・・でも・・えっとーー・・うーん??」

ステラ「ふぅーー!ふぅーー!ううぅ!苦しいよ・・もうやだぁ・・ママーーー!わぁぁぁぁん!」

ステラ「・・・・ふぅ・・」

ポチッ・・ステラのお腹が元に戻っていく

ステラ「こんなもんかな・・」

アケミ「わ・・・わけわからないぃぃーーー!」

アケミは大混乱したまま部屋へと戻って行った・・

111名無しさん:2018/02/03(土) 22:50:01 ID:63pD5l3A
一方そのころ、よくある謎の部屋では・・・・。

???「ふっふっふ、やはり彼女らに期待したのが間違いだったか・・・。」

??「---様。試作型人工膨張少女AKEMIの起動準備が完了しました。」

???「わかった、直ちに行え。」

??「---様。しかし問題が。」

??「AKEMIがどこまで膨らむかわからんのです。シュミレーションでは**kmで・・」

???「それもかねてのテストだ。さあ。」

??「はっ、御意!」

果たしてアケミご一行の運命は・・・・・

112N.T:2018/02/18(日) 17:23:17 ID:iAy6A8Pk
>>110 の続きはこちらからでお願いします

次の日・・

アケミ「あのーーーリンさん?」

リン「どうなさいました?」

アケミ「ステラさんの・・ことなんですけど」

リン「もしかして、ステラが何か?」

アケミ「いえ!そういうことじゃないんですけど、あの・・どうしても気になる事が・・」

リン「すいませんが、前にも言いました通りステラについてはお話しできないんです・・」

アケミ「そうですか・・」

ステラ「リン・・・・偵察に行ってくる・・」

リン「了解しました、お気をつけて」

アケミ「あ、あの!私も一緒に行っていいですか!」

ステラ「・・・・・・・・・・・・・・」

アケミ「私も膨張少女としてこの周辺の事も知っておきたいし・・駄目?」

ステラ「・・・・・・・勝手にしたら?」

アケミ「う、うん!ありがとう!・・それじゃあリンさん、行ってきます!」

こうしてアケミとステラは共に周辺の偵察に赴いた

アケミ「ここは異常はないみたいですね」

ステラ「・・・・・・・・・・・」

アケミ「あ、あのぅーー?」

ステラ「・・・・・・・次」

アケミ「え、あ・・はい!」

そして各地を偵察して回る・・そんな時だった・・ポタ・・ポタ・・

アケミ「わ!雨が降ってきちゃいましたね!」

ステラ「そんなの問題ない・・・」

気にせず進もうとするステラ

アケミ「ダメですよ!風邪ひいちゃったらどうするんですか!・・ほら、雨が強くなってきました!えっとーーこっちです!」

ステラ「ちょ・・・」

アケミはステラの手を取り、近くの無人小屋に雨宿りすることに・・ザーーーーー

アケミ「うわぁーーすごい雨・・山沿いって天気が変わりやすいって本当ですねー」

ステラ「・・・・・・・・・・」

アケミをじーーーっと見つめるステラ

アケミ「えっと・・なにか?」

ステラ「・・・・別に・・」

アケミ「こうなったら止むまでここで雨宿りですね」

ステラ「・・・リンに連絡して迎えに来てもえばいい・・・・あっ・・」

アケミ「どうしました?」

ステラ「・・・なんでもない」

ぷいっとアケミから目をそらすステラ

アケミ「・・・あーもしかしてーー忘れたんですかー??」

ニヤニヤした顔でそう言うアケミ

ステラ「・・・・・ふん・・」

アケミ「それじゃあここでおとなしく雨宿りするしかないですね!ふふふ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

???「ああ、見つけたぞ・・ここに膨張少女がいる・・ああ、あの作戦でいくぞ・・・」

113N.T:2018/06/18(月) 11:08:00 ID:tyEcdSdk
それから数分後

アケミ「止む気配ありませんねー・・って、ステラさん?」

ステラが立ち上がる

ステラ「帰る・・」

ステラが土砂降りの雨の中外に出る

アケミ「ちょ!ステラさん!こんな雨の中危ないですよー!濡れちゃいますよ!」

ステラ「こうしている間にもやつらは動いている・・立ち止まってなんて・・!?」

アケミ「どうしました?・・」

ステラ「誰!」

???「う、うぅ・・」

アケミ「女性の声?」

女A「助けて・・誰か助けて・・」

???「ふっふっふ・・」

ステラ「プロ―ジョンエクス・・」

???「見つけたぞ、膨張少女」

アケミたちの目の前には無数の敵と、一人の人間を人質にした大男が

アケミ「その人を離しなさい!」

女A「いやぁー!私何に捕まってるの!動けない!助けてー!」

アケミ「見えてないの!?・・はっ!そうか・・プロ―ジョンエクスは人には見えないんだったっけ・・え、でも今まで・・・」

ステラ「生憎だけど、人質は私には通じない・・」

ステラが膨張少女に変身しようとする

???「おーっと!いいのかい?この人間の前で変身なんてしたら、正体ばれちゃうんじゃないのかーい?」

ステラ「くっ・・」

???「2人いるのはわかってるんだ、さっさと出てきな」

アケミ「やっぱりバレてた!・・」

アケミも小屋から出る

カイザー「紹介が遅れたな、俺の名はカイザー、三神将の1人だ」

アケミ「三神将?・・」

ステラ「三神将がここにいるということは・・」

カイザー「ふっ、おっ察しの通りだぜ」

アケミ「どういうこと?」

ステラ「話は後よ・・まずは人質を・・じゃないと変身できない」

アケミ「わかりました」

カイザー「紹介の次いでだ、俺の力をすこしだけ見せてやるぜ!」

女A「あっぐ!!」

ぷくぅーーーっと女のお腹が膨れ上がっていく

アケミ「な、なに!?」

女A「ひっ!いやぁ――!お腹が!お腹が膨らんで!なんで!?どうして!?・・うぅーー苦しいぃー!」

ステラ「水の力・・」

カイザー「そう!・・俺は水を自在に操る能力をもつ!・・さぁー!膨張少女!お前たちにも飲ませてやんぜ!がぶがぶとなぁーー!」

114N.T:2018/06/18(月) 11:30:39 ID:tyEcdSdk
女A「ひぃーー!ひぃーー!お腹が!くるし・・」

ミチミチ・・

女A「ぎゃ!・・は、破裂しちゃ・・あがが・・」

アケミ「やめてーーー!!」

バキン!

アケミ「きゃっ!」

カイザー「変身しなきゃただの小娘・・俺に適う訳ないだろー?」

アケミ「ステラさん!早くあの人を助けないと!」

ステラ「いいえ、その必要はないわ」

アケミ「え?」

ステラ「あの人間が破裂して死ねば、私達は変身できる」

アケミ「そ、そんな!」

カイザー「ほうー、非情だねー」

ステラ「世界を救うためよ、今私達は負けるわけにはいかないの」

アケミ「そのためにあの人を見殺しにするんですか!」

ステラ「世界を守るためには仕方のない犠牲よ」

アケミ「そんなの・・そんなの間違ってます!・・はぁーー!」

バキン!

アケミ「あ!」

ステラ「やめなさい!・・下手に体力を使うだけよ」

アケミ「私は!私はあの人を助ける!もうこれ以上見殺しになんてしたくない!」

ステラ「・・・・・・」

カイザー「泣かせるねぇー正義のヒーローさん・・だがぁ!」

ぷくぅーーー!

女A「あっ!!」

アケミ「私は!諦めない!」

ステラ「・・・・・・・・」

バキン!

アケミ「はぁーはぁー・・」

カイザー「気は済んだか?・・それじゃあ・・」

ミチミチ

女A「あがっ!・・」

アケミ「や、やめてーーー!」

ステラ「はぁーーーー!」

カイザー「なっ!?」

ステラがカイザーにしがみつく

アケミ「ステラさん!」

ステラ「何をしているの!早く!!」

アケミ「は、はい!・・はぁーーー!」

カイザー「くっ!小娘がぁーー!」

アケミが人質の女をカイザーの手から救いだす

女A「あ・・・あ・・・」

アケミ「ステラさん!人質は無事です!」

ステラの顔に一瞬笑みが・・だが・・

115N.T:2018/06/18(月) 11:40:05 ID:tyEcdSdk
ステラ「くあ!?」

アケミ「え?・・」

ごぽごぽ・・

ステラ「くっ!」

カイザー「ふっ、正直おどろいたぜ、さすが膨張少女・・だが・・これこそ俺の狙い・・」

ぷくぅーーーっとステラのお腹が膨らんでいく

ステラの中に水が入り込む・・

アケミ「ステラさん!・・」

ビュン!!

アケミ「もがぁ!!」

アケミの口に水が入るこむ・・そしてアケミのお腹も膨らんでいく

アケミ「うぐぅぅー!」

ステラ「これが・・目的・・か・・」

ステラがその場に倒れ込む、2人のお腹がどんどん膨らんでいく

カイザー「そうだ、これこそが俺の目的!変身できない膨張少女はただの人間!ふっふっふ、屈辱を与えて破裂させてやる!」

ごぽごぽ!

アケミ「んごぉ!」

ステラ「あっ!」

急激に2人のお腹が膨れ上がっていく

アケミ(ううぅ・・こんな所で・・死ぬの?私・・いや・・セイナちゃん・・カーラさん・・助けて・・)

ステラ「あ・・ああ・・・」

カイザー「おらおらー!どんどん飲め!遠慮はいらんぞー!」

ステラ「うわぁーーやだぁーーー!」

カイザー「!?」

ステラ「助けて!助けてママ!ママーー!」

膨らんでいくお腹を押さえながら、ジタバタと泣き叫ぶ・・

116N.T:2018/08/11(土) 22:07:05 ID:3GqjVJvI
カイザー「ぷっ!ふははははー!こいつはいい!強気な事言っておきながら無様に命乞いとはなぁーー!こいつは傑作だぜー!」

ステラ「何を馬鹿なことを・・命乞いなんてする・・か・・殺すなら殺せ!」

カイザー「そうかい!なら遠慮はいらねぇなぁーー!」

ごぽごぽ!!

アケミ「んんんんんんーーーー!」

ぷくぅーー!

ステラ「ぐっああ!・・」

カイザー「おらぁー!破裂しちまいな!膨張少女ーー!」

アケミ(もう・・だめ・・お腹が破裂しちゃう・・誰か・・たすけ・・苦しいぃぃ)

ステラ「んああぁーー!いやだぁーー!助けてママーー!ママーー!」

ステラがまたしても大声で泣きわめき始める

カイザー「はっはー!もっと素直になればいいのによぉー!おら言えよ!助けてください!死にたくありません!ってなぁ!」

ステラ「敵に命乞いするくらいなら死んだ方がマシよ・・っく・・私は最後まで屈しない!」

カイザー「・・・なんだこいつ・・気味悪いぜ・・」

アケミ「んぐぉ!?」

ミチミチ・・

ステラ「ぎっ!んぎ!」

ミチミチ・・

カイザー「もう限界のようだな!盛大に破裂しなぁ!」

ごぽごぽ・・ミチミチ

アケミとステラのお腹が妊婦以上の大きさに膨れ上がり、いつ破裂してもおかしくないほど膨れ上がった

アケミ「が・・・・が・・・・んごぉ・・」

アケミが白目を向いて意識を失う

カイザー「んだよ、あまりの苦しさに意識飛んだか・・つまんねぇなぁー!」

ステラ「くっ!・・カーラさん・・私はここまでです・・あとは・・お願いしま・・・あが!?」

ミチミチミチィ・・

カイザー「はっはっはー!おーら!パーン!パーン!・・・パ!・・」

アケミ「・・・・・・・・・」

カイザー「うお!?」

アケミがいつのまにかカイザーの背後に立っていた

カイザー「こ、こいつ!いつのまに背後に!しかもその腹でどうやって!」

アケミ「・・・・・・・・」

カイザー「お前から破裂させてやるぜー!おらぁ!」

アケミ「・・・・・・・・」

カイザー「な、なに!?俺の水が入っていかねぇ!・・うお!」

アケミの身体から衝撃波をおき、カイザーを吹き飛ばす、それと同時にステラに流れ込む水も止まる

ステラ「はぁーはぁー・・ま、まさか・・あれは!・・」

アケミ「・・・・・・・・」

117N.T:2019/04/01(月) 18:04:47 ID:AEKt/Bbc
カイザー「なっ、何が起きてやがる・・あんな小娘に俺様が!」

アケミ「・・・・・・」

カイザー「なめんじゃねぇぞーー!」

ブォン!!

カイザー「ぐっ!!・・ぬおおお!」

アケミ「・・・・・・」

カイザー「な、なんて力だ・・近づけねぇー!」

ステラ「間違いない・・あなた・・あなたがそうだというの・・」

???「カイザー」

カイザー「はっ!?・・何しに来やがった!ああん!」

???「下がれ、・・・・様がお呼びだ」

カイザー「そ、そうかい!それじゃあ仕方ねぇな!おい!命拾いしたな!だが覚えてとけ!次はこうはいかないからな!」

カイザーと謎の男が姿を消す

アケミ「・・・・・・・・」

バタッ

そして時間が過ぎ・・・

アケミ「う・・うーん・・」

リン「ああ、よかった!目を覚まされましたね!」

アケミ「リンさん・・ここは・・えっと・・私・・いっつ!」

リン「動かないで、ここに運び込まれた時あなたの身体はボロボロでした、今も完治まではしておりません」

アケミ「そうですか・・・ステラさんは」

リン「ステラもあなた同様に重症を・・あなたをここへ運び入れると意識を失いました」

アケミ「そんな!大丈夫なんですか!?」

リン「心配はいりません、今隣の部屋で手当てをしてします・・」

ウィン・・

ステラ「・・・・」

リン「ステラ!?動いて大丈夫ですか!?」

ステラ「ええ、問題ないわ・・それより・・」

アケミ「えっと・・ステラさんありがとうございます、助かりました」

ステラ「助けてくれたのはあなたの方だけどね」

アケミ「え?」

ステラ「あとで話があるの・・いいかしら」

アケミ「はい!勿論です!」


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