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膨らめ☆膨張少女アケミ

1N.T:2015/05/13(水) 23:40:50 ID:ezqGrmRw
とある元気いっぱいの少女が正義の魔法少女に選ばれた!よくわからないけど子供の頃の夢だった魔法少女に♪

え?魔法少女じゃない?・・・えーーーーーー!膨張少女ーー!?

正義のために悪を倒せ!!膨らめ☆膨張少女アケミ!!

膨腹、膨乳、破裂と色々予定されています、苦手な方はご注意ください

2名無しさん:2015/05/14(木) 00:03:54 ID:O7sB9KJ2
アケミ「私の名はアケミ!元気いっぱいの高校生!運動や学問は苦手だけど毎日笑顔で頑張ってます!」

ここはアケミの通う高校のグラウンド

アケミ「はぁ・・・ハヤミ先輩・・今日もカッコいいなぁ・・」

そう、アケミは1年上のサッカー部のハヤミ先輩に恋をしているのだ

アケミ「はぁ・・でも話しかける度胸もないし・・・これじゃあいつまでたっても・・・」

その時・・

???「危ない!」

ボスッ!

アケミ「あぶしっ!」

アケミの顔面にサッカーボールが命中

???「ごめんよ、大丈夫だったかい?」

アケミ「もう!!どこ見て蹴って!・・・ってハヤミ先輩!」

ハヤミ「ごめん、ボールが飛んで行ってしまって・・大丈夫だったかい?」

アケミ「あっ・・・あのぉ・・そのぉ・・あはっ♪大丈夫です!全然!ほらこの通り!」

ツーっと流れる鼻血・・・

ハヤミ「大変だ!おいだれか!ティッシュを!」

アケミ「ああ・・憧れの先輩とお話できたと思ったら・・・目の前で鼻血を出すなんて・・ううう」

ハヤミ「本当にごめんよ・・」

アケミ「ふぁ!きっ・・気にしないでくだしゃい!こんなの全然・・ふぁっふぁっふぁ!」

ハヤミ「そう?・・だといいのだけど・・」

アケミ「ああ・・先輩は優しいなぁ・・こっ・・・これはチャンスかも・・」

ハヤミ「えっ?」

アケミ「ハヤミ先輩!・・あの今度の日曜日!・・よかったら駅の傍にできたばかりのケーキ屋に行きませんか!」

ハヤミ「・・・僕なんかでよかったら」

アケミ「本当ですか!?」

ハヤミ「うん、僕も気になってたしね」

アケミ「えっ!?先輩も・・・私のこ」

ハヤミ「そこのケーキ屋♪」

アケミ「ですよねぇー・・・」

その後私は先輩のアドレスをゲットし、ルンルン気分で帰宅していた・・・この後あんなことがあるとも知らず・・

3N.T:2015/05/14(木) 00:27:02 ID:O7sB9KJ2
アケミ「ふんふふーん♪やったやった♪念願の先輩のアドレスゲットしちゃったー♪」

憧れのハヤミ先輩のアドレスをゲットし上機嫌のアケミ

アケミ「はぁー・・幸せ・・どうしようー今年の運使い切ったかもぉー!」

そんなことを考えながら帰宅するアケミ、その時だった

???「きゃあああああ!」

アケミ「うわぁ!なに!なに!」

とある公園から女性の悲鳴

アケミ「びっくりした・・・なに・・どうしたの・・」

アケミは恐る恐る除き込む、そこには倒れた女性と黒い何か・・・

アケミ「なにあれ・・・黒い・・・まさか幽霊!」

黒い影「きさま・・見えるのか?この俺が」

アケミ「やばっ!見つかった!」

黒い影「ちょうどいい、きさまも主の元へ連れいくとしよう」

謎の黒い影が近づいてくる

アケミ「ひぃ!うそ!来ないで!」

目の前までそれは近づいてきた

アケミ「ハヤミせんぱーーーーーーい!」

???「そうはさせない!」

突然の声が聞こえると、アケミは眩い光に包まれた

アケミ「きゃあああああ・・・・」

・・・・・

アケミ「うっ・・うーん・・・ここは・・・あれ!私の部屋!」

気が付くとそこはアケミの部屋だった

アケミ「今のは・・夢?」

???「夢じゃないよ」

アケミ「うわぁ!どこ!どこ!」

???「君のすぐ下さ」

アケミは下に目を向ける、そこには

アケミ「・・・猫?・・」

エース「私の名前はエース、ゼウス様から遣わされた者さ」

アケミ「エース?・・・ゼウス・・・?あ・・これも夢か」

エース「寝ないでアケミちゃん!」

アケミ「それで?あんたは何者?」

エース「僕は君を迎え来たんだ、君は選ばれたんだ!正義の勇者に!」

アケミ「はぁ・・そうですか・・って、ええええええええ!」

アケミは正義の勇者に選ばれてしまった

4名無しさん:2015/05/14(木) 00:38:45 ID:O7sB9KJ2
アケミ「ちょっと待ってよ!何よ正義の勇者って!そんなアニメみたいな!」

エース「さっき公園で君には見えたはずさ、黒い何かを」

アケミ「見えた・・けど・・・」

エース「あいつらは悪の軍団プロ―ジョンエクスだ」

アケミ「プロ―ジョンエクス・・・?」

エース「奴らは女性ばかりをさらってある野望のために利用し、世界を征服しようとしているんだ」

アケミ「あ!だからあの時も!」

エース「そうさ、だから君は正義の味方として奴らと戦ってほしいんだ!」

アケミ「お帰りください」

エース「そういうと思ったよ、でもね、あの黒いものに一度見つかった以上必ず奴はまた君の前に現れる、そしたら・・」

アケミ「・・・ごくっ・・・もーわかったわよ!やればいいんでしょ!」

エース「そう言ってくれるとおもったよ!ではさっそく君には変身の力を授けるよ!」

アケミ「ええ♪変身できるの♪」

エース「そうだ!君は正義の勇者に変身するんだ!」

アケミ「私子供の頃から魔法少女に憧れてたのよー♪こんな形で叶うなんて人生わからないものねー♪」

エース「はい、完了だよ!じゃあまず練習のために一目のつかない外へ行こう」

アケミ「はっや!!なにしたの!って待ってよー!」

こうして私は魔法少女になった

5名無しさん:2015/05/14(木) 00:55:34 ID:O7sB9KJ2
とある公園にて

アケミ「はぁーはぁー、もう走らせないでよ・・・」

エース「それじゃあさっそく変身だ!」

アケミ「きたきた♪それで?」

エース「このステッキを空に掲げてこう唱えるんだ!変身!っとね」

アケミ「なんかよくある呪文だけどまあいいわ、やってみる!」

アケミはステッキを掲げ

アケミ「魔法少女アケミ!変身!」

ステッキから眩い光が発せられる

アケミ「きゃあああー!」

エース「成功だ―!正義の勇者の誕生だ!」

アケミ「おお♪これは♪」

光が晴れると、アケミ夢にまで見た魔法少女のようなドレスコスチュームになっていた

アケミ「きゃああああ!素敵ーーー!」

エース「うん!立派だ!」

アケミ「夢みたい・・・はぁ・・夢なら覚めないで・・」

エース「よし、じゃあ次は必殺技だけど・・」

その時だった

黒い影「ここにいやがったか・・」

アケミ「げっ!あの時の!」

エース「プローションエクス・・・」

ウルフ「俺様はウルフ、悪いが見られた以上お前も主の元へ連れていくぜ」

アケミ「ふふっ、やってみなさいよ!私は今魔法少女になったのよ!あんたなんて敵じゃないわ!」

ウルフ「魔法少女だと?」

アケミ「さぁ!覚悟しなさい!アチョー!」

アケミはウルフに突撃し、蹴りをお見舞いする

エース「ダメだアケミちゃん!」

ドコッ!

アケミ「あーーーれーーーー」

ウルフ「・・・・でっ?」

エース「だめだよアケミちゃん!そのままじゃまだ普通の女の子と変わらないんだ!」

アケミ「いたた・・・何も殴らなくても・・・って!そういうことは先にいってよ!」

ウルフ「遊びはこれまでだ」

エース「必殺技を使うんだ!そうすれば勝てる!」

アケミ「必殺技♪そうよね!そうこなくっちゃ!」

ウルフ「ああん?」

アケミ「でっ!どうすれば必殺技が使えるのよ?」

エース「はい!これもって!」

アケミ「これって・・・・空気入れ?」

アケミが渡されたのは空気入れだった・・・アケミの初陣が今ここに!

6N.T:2015/05/14(木) 12:28:10 ID:O7sB9KJ2
アケミ「これと必殺技どういう関係が?・・あ!これでぶん殴るのね!」

エース「違うよ、これで膨らますんだ!」

アケミ「何を?」

エース「君のお腹をさ!」

アケミ「・・・・・・」

ウルフ「・・・・・・」

辺りに静かな空気が流れる・・

アケミ「はあっ?私のお腹をって、この空気入れでー?!」

エース「そうさ!これを挿入して膨らますんだ!」

エースは空気入れのホースを手に取った

アケミ「ばっかじゃないの!誰がそんなマニアックな!・・あ!さては2人とも怪しいAVの勧誘なんでしょ!」

ウルフ「誰がAVの勧誘だ!・・まあいい、とにかく来てもらおう」

ウルフはアケミの腕を掴む

アケミ「きゃー!誰かー!」

すると偶然通りかかった警察官が

警察官「おい君!こんな時間に一人で何を大声で騒いでいるのかね!」

アケミ「えっ!?一人って・・ほら!この人に無理やり!」

アケミは必死に説明する、だが

警察官「この人ってどこにいるんだね!いいから早く帰りなさい!いいね!」

警察官は去ってしまった

アケミ「うそでしょ・・・ってことは本当に・・・本物の・・」

エース「プロ―ジョンエクスに勝つには必殺技しかないんだ!アケミちゃん!」

アケミ「ぬぐぐ・・でも・・膨らめって言われても・・・」

ウルフ「聞き捨てならねぇな・・その技を使えば俺様を倒せるだと?」

エース「その通りさ!」

ウルフ「・・・いいだろう、ならやってみな!」

ウルフはアケミの手を離す

アケミ「ええ!やってみなって・・・」

エース「さぁ!アケミちゃん!」

アケミ「うう・・・やらないといけない雰囲気・・・」

ウルフ「姉ちゃんがやれないなら手伝ってやるぜ」

アケミ「えっ!うそ!やめて!」

ウルフはアケミから空気入れを取り上げると、アケミのドレスをビリビリに破き始める・・

アケミ「きゃあーーー!やめてよ変態!脱がさないで!」

ウルフ「黙ってろ!」

パンッ!

アケミ「あっ!・・・ううぅ・・痛ぃ・・」

アケミは平手打ちをくらい静かになった

ウルフ「いくぜ姉ちゃん!」

空気入れのホースをアケミに挿入しようとする

アケミ「あっ!?待って!・・待ってお願い!」

ぐぐぐ・・・

アケミ「痛い!・・・お願い待って・・・私が、私が自分でやるから!」

ウルフ「・・・よし、じゃあさっさとやれ」

アケミ「ううぅ・・」

アケミは自分でホースを挿入していく・・ぐぐぐぐ・・

アケミ「あうっ!・・痛い・・・なんで私こんなぁ・・」

エース「頑張るんだアケミちゃん!」

そしてついにアケミの中にホースは差し込まれた

7N.T:2015/05/14(木) 12:59:43 ID:O7sB9KJ2
アケミ「ううぅ・・恥ずかしいよぉ、お尻の中に入っちゃってるー・・」

エース「さぁアケミちゃん!君のお腹を膨らますんだ!」

アケミ「膨らますって・・私風船じゃないもん!そんなの無理に決まって・・」

ウルフ「ならやはり俺様がやってやろうかー?」

アケミ「ひっ!待って!やる!自分でできますからぁ!」

アケミは空気入れに手をかける、アケミの身体が震えだす

ウルフ「早くやれ!!」

ビクッとなるアケミ、そしてアケミは震える手に力を込め空気入れを押していく

そして・・・・シュ・・という音が鳴る

アケミ「ひっ!今何か中に触れた・・」

エース「アケミちゃんもっとだ!私を信じて!」

アケミ「信じてって、さっき会ったばかりの何かを信じられるわけ・・ううぅ」

アケミはとにかく今は言う通りするしかなかった

シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「あん・・ん・・・はぁ!・・」

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「いっ・・いやぁ・・なんか・・お腹の中が・・おかしい・・」

ぐるるっという音がアケミのお腹から聞こえ始める

アケミ「はぁ・・はぁ・・なんか・・・苦しくなって・・」

アケミはお腹に手を振れる

アケミ「うっ・・うそ!?・・・お腹が張ってる!!」

アケミの細かったお腹は微かに膨らみ張ってきていた

アケミ「いや!やだ!もういや!怖い!怖いよー!」

アケミは空気入れを離しうずくまる

エース「大丈夫だ!そのくらいなら支障はない!」

アケミ「もういやよ!そもそもなんで私なのよ!何が正義の味方よ!私はいや!もう帰る!」

アケミはホースを抜こうとする

エース「アケミちゃん!」

アケミ「あがっ!・・・」

アケミは不意に何かを感じる、目線の先には

ウルフ「そうはいかないぜ姉ちゃん、自分でできないなら手伝ってやるぜ」

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「あっ!いや、やめ!・・ふぐぅー!」

ウルフが空気入れを拾い、アケミに空気を送り込んでいく

アケミ「やめてやめて!もう入らないいぎぃぃ!」

自分の時とは比べ物にならない量と早さで空気が送り込まれていく

アケミ「ううあああ!もうやだぁ!苦しい・・いいい」

アケミのお腹が目に見えて膨らんでいくのがわかる、どんどん大きさを増していくお腹を必死に両手で抑えるアケミ

アケミ「もうパンパンだからぁー!もう無理だからぁー!たすけてぇー!」

アケミは大粒の涙を流しながらただ悲鳴を上げることしかできない

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

ウルフ「おら!おら!これでどうだ!」

アケミ「もうむりぃぃぃぃ・・・はっ・・破裂しちゃ・・・」

アケミのお腹はついに臨月を迎えた妊婦のようになっていた

エース「耐えるんだアケミちゃん!変身した君の身体はこの大きさなら全然支障はない!」

アケミ「そんな・・こと・・言ったってぇ・・苦しいよぉ・・もういやぁぁぁぁぁぁぁー!」

アケミの必死の乞いも虚しく、お腹はどんどん大きくなっていく

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「・・・あ・・・あ・・・・せんぱ・・・たすけ・・・」

8N.T:2015/05/14(木) 13:21:43 ID:O7sB9KJ2
シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「ひぃー!ひぎぃー!・・・・」

いつしかアケミのお腹は先ほどの倍が大きく膨れ上がってしまった

アケミ「うええええぇぇ・・・死ぬぅぅぅぅ!死んじゃうぅぅぅ!」

エース「頑張れアケミちゃん!」

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

アケミ「たすけ・・・たすけれ・・・たす・・・あがぅ!・・」

アケミのお腹は臨月の妊婦の3,4倍の大きさに膨れ上がった

エース「よし!もう十分だ!」

ウルフ「ぜーぜー、たくっ!なんで俺様が、ぜーぜー」

アケミ「あが・・・ぐるし・・・ぐるじ・・」

エース「さぁアケミちゃん!変身ステッキに君のお腹の中の物をぶつけるんだ!」

アケミ「むり・・よぉ・・苦しくて・・・うごけな・・」

エース「なら私がステッキを持つ!アケミちゃん!やるんだ!」

アケミ「ぶつけ・・るって・・・漏らすって・・ことぉ・・?・・いやぁ・・」

エース「大丈夫だ!私を信じて!」

アケミ「でもぉ・・・」

ウルフ「ええいじれったい!ふん!」

ドコッ!・・ウルフは膨れ上がったアケミのお腹を踏んだ

アケミ「あぐうえええええええええええ!!」

ブシャーーーーーーーーー!・・アケミのお腹の物が勢いよく吹き出す

エース「アケミちゃん!全てを出し切るんだ!」

アケミ「あ・・あれ・・・なにこれ・・・光・・・?」

アケミの中から噴き出したのはキラキラに輝く光だった

ウルフ「これは・・・まさか!」

アケミのお腹が縮んでいく・・・

アケミ「ああん!止まらない・・止まらないのぉー!」

エース「うおおおおおお!アケミちゃーん!」

そしてアケミの中の物は全て出し尽くした

アケミ「うう・・・もうお嫁にいけない・・」

エース「さぁ!アケミちゃん!このステッキを!そして頭に浮かんだ言葉を叫び!やつにぶつけるんだ!」

ウルフ「そっ・・その力は!」

アケミ「身体が動く・・・嘘みたい・・あんなに膨れらんでたのが嘘みたい・・・あんた!よくもやってくれたわね!

アケミはステッキを受け取る

アケミ「インフレーション・フラッシュ―!!」

ウルフ「うおおおおおおお!」

眩い光の光線がステッキから放たれ、ウルフはその光の中に消えていった

アケミ「すっ・・すごい・・」

エース「よくやった!アケミちゃん!これで君は立派な膨張少女だ!」

膨張少女アケミの戦いは、始まったばかり・・・

9N.T:2015/06/08(月) 20:47:43 ID:jx1AJKsA
無事に帰宅した後の事・・・

アケミ「・・・・・」

エース「ねぇ、アケミちゃん?」

アケミ「・・・・・」

エース「ねぇってばー」

アケミ「・・・・・」

エース「何で無視するのアケミちゃん!何を怒ってるの」

アケミ「怒るに決まってるでしょーーーがーーーー!」

エース「わぁー!」

アケミ「何よあれ!いきなり化け物に襲われたかと思ったら君が正義の味方になるんだ!って言われて、魔法少女に変身できるっていうから喜んでたらいきなり空気入れで膨らめって言われ!挙句の果てには化け物に風船みたいにパンパンに膨らまされて怒らないわけでしょ!」

エース「それが膨張少女なのさ!アケミちゃん」

アケミ「それ!!その膨張少女ってそもそも何!」

エース「膨張少女っていうのはさっきみたいに色んな方法でお腹を大きく膨らまし、そのエネルギーで敵を倒す正義の味方で・・」

アケミ「そんな正義があるものかーーい!!」

エース「わぁー!」

アケミ「もっとまともな魔法とか武器とかないわけ!?」

エース「膨・・」

アケミ「膨張以外で!!」

エース「ないよ」

アケミ「ガクッ!・・はぁーーーーー・・・もういいわ・・・あの化け物倒せたんだしもういいでしょ?私はもう変身しなくても・・」

エース「何を言ってるんだいアケミちゃん!悪の軍団プロ―ジョンエクスを壊滅させない限り戦いは終わらないよ!」

アケミ「はぁー!?もっとほかにもあんな化け物がいるのー!?」

エース「あのウルフはおそらく下っ端さ、もっと凶悪な敵が控えているはずさ!」

アケミ「そっ・・そんなぁ・・」

エース「でも大丈夫!膨張少女ならば絶対に勝てるさ!私を信じるんだ!」

アケミ「だから何度も言うけど信じられるわけないでしょ!いきなり現れた不思議生物に!」

エース「・・・まあそう言わずに!」

アケミ「はぁーーーー、でもやらなきゃ私の身が危険ーとか言うんでしょ?」

エース「勿論さ!ウルフを倒してしまったからね!益々狙われることになるよ!」

アケミ「もう溜息しか出ないわ・・・」

10N.T:2015/06/08(月) 21:05:21 ID:jx1AJKsA
アケミ「んで?その敵を相手にする度に私に膨らめと?」

エース「そのとおり!ただこれから現れるであろう強敵には、さっき程度の威力では勝てないだろうね!」

アケミ「はっ?・・・さっき程度って・・じゃあどうすればいいのよ」

エース「もっと大きく、大ーーーーきく膨らむんだ!そうすればもっと強力な必殺技が使えるんだ!」

アケミ「えええ!?無理よ!無理無理!あれ以上大きく膨らんだりしたら破裂しちゃうわよ!」

エース「心配無用だよアケミちゃん!膨張少女には秘密の能力があるんだ!」

アケミ「秘密の・・・能力?」

エース「さっきアケミちゃんは妊婦さんの3、4倍の大きさに膨らんだわけだけど、あの大きさまでなら次膨らむときはほとんど苦痛を感じることなく膨らめるようになっているはずさ!」

アケミ「そっ・・そんな能力が・・・でも待ってよ、苦痛は感じなくても人間の身体はそんなに大きく膨らめないわよ!苦痛感じないからって膨らませてたらパーン!なんて嫌よ!」

エース「それも心配ないさ!膨張少女は膨らめば膨らむだけ限界が増すんだ!」

アケミ「えっ・・ということは大きくなればなるだけ、次はもっと大きく膨らめるようになってる・・と?」

エース「そういうことさ!だからさっきの大きさなんて次は余裕で越えられるのさ!」

アケミ「そっ、そんなむちゃくちゃな・・」

エース「だから安心してよ!アケミちゃん!」

アケミ「安心できるかーーー!そもそも膨らむの事態もうお断りよ!」

エース「そっかぁ・・・残念だなぁ・・」

アケミ「なっ、なによ」

エース「だったら仕方ない・・ほかの子に膨張少女になってもらうよ・・」

アケミ「ちょ、ちょっと待ってよ!ほかの子にあんな目に合せるつもり!?」

エース「世界の平和を守るためには仕方のないことなのさ・・それじゃあアケミちゃん、お元気で・・」

アケミ「ぐぬぬぬぬ・・・・もうわかった!わかったわよ!私がやればいいんでしょ!」

エース「それでこそ正義の味方アケミちゃんだ!さあ!これから共にがんばっていこう!」

アケミ「おっ・・・おー」

アケミの膨張少女としての戦いは始まったばかり・・・

11N.T:2015/06/25(木) 18:22:55 ID:.UhMH.UY
そして次の日

アケミ「はぁー、大変なことになっちゃったなぁ・・膨張少女ってなによ・・・正義の味方どころか変態少女じゃない・・」

そんなことを考えながら登校するアケミ、そこへ

???「アケミちゃーん!」

アケミ「あ、セイナちゃん!」

セイナはアケミの幼馴染ので、勉強、料理、そして抜群のプロポーションを持った男子からモテモテな完璧少女である

セイナ「おはようアケミちゃん♪」

アケミ「おはよー、今日も元気だねー」

セイナ「元気が取り柄だもん!・・・アケミちゃんどうしたの?なんか元気ないように見えたけど・・」

アケミ「ううん!そんなことないよ!全然元気よ」

セイナ「そう?・・・無理しないでね?何かあったら言ってね?」

アケミ「本当にええ子や・・ぐすん、ありがとーセイナー!」

セイナ「きゃあ!もうアケミちゃんたらー」

アケミ「えへへー、じゃあいこ」

そして放課後・・・

アケミ「今日もかっこいいなぁ・・ハヤミ先輩・・・」

アケミはいつものように憧れの先輩を眺めていた

ハヤミ「んっ?やぁ!アケミちゃん」

アケミ「あ!ハヤミ先輩・・・おおおおおお、おつかれれれれれ、さまでででですすすす」

ハヤミ「う、うんありがとう」

アケミ「あ、あの・・・ハヤミ先輩・・・あの・・」

ハヤミ「ああ、日曜日の約束だね、大丈夫だよ覚えてるから、時間は12時に駅前でいいのかな?」

アケミ「ひゃっ!ひゃい!それで大丈夫でしゅ!」

ハヤミ「それじゃあ日曜日に!」

アケミ「はっ、、はいいい!」

アケミ「し・・・・あ・・・・わ・・・・せ・・・・」

そしてアケミは自宅へ帰ると・・

アケミ「きゃあああああああああああああ!どうしよう!デートだよデート!ハヤミ先輩とデーーーーーートーーーーーーー!!」

アケミは大声で暴れていた

アケミ「はぁ・・はぁ・・・こんな幸せがあっていいものか!・・ううん!あってもいいのよ!この幸せが続きますように!きゃああああああああああ!」

エース「あ、お帰りアケミちゃん」

アケミ「ぎゃああああああああああああああああ!!」

エースの姿を見て一気に現実に戻されたアケミであった

12N.T:2015/07/09(木) 18:02:45 ID:goZMkpZA
土曜日

アケミ「でっ?・・・話ってなによ」

エース「そろそろ膨張少女としての特訓が必要だと思っだんだ」

アケミ「特訓?・・・私こう見えても運動とか苦手なんだけど」

エース「大丈夫!膨張少女の特訓はね」

アケミ「膨張すること・・・とかいうんでしょ」

エース「ピンポーン!」

アケミ「やったー♪当たったー♪ってバカ――――!!」

エース「わーーー!」

アケミ「絶対にい・や・よ!」

エース「でも言ったじゃないか、これから現れるであろう強敵のために、いまよりも何倍も大きく膨張できる身体にしないと」

アケミ「わかってるわよ!それでも嫌なの!!お腹を膨らますなんて妊娠する以外あり得ないことなのよ!それを空気だの何だので膨張させるなんて嫌に決まってるでしょ!」

エース「でもプロ―ジョンエクスを倒さない限りこの世界は終わりだ!」

アケミ「そのプロ―ジョンエクスってそもそも何よ!そんなに悪い組織なら警察とかに任せればいいのよ!」

エース「奴らは選ばれた者にしか見えないんだ!選ばれし者は膨張少女として戦う宿命にあるんだ!そう!君が戦わなければ家族も、友達も、大切な先輩だって殺されてしまう!」

アケミ「・・・・・」

エース「それでもいいのかい?今は耐えるしかないんだよアケミちゃん!未来を守るためにお願いだ!」

アケミ「何よ・・真面目な空気作っちゃって・・・最初からそう言いなさいよ・・」

エース「アケミちゃん!それじゃあ!」

アケミ「わかったわよ、家族やみんなのためなら、膨張だろうと耐えてやるわ!」

エース「ア、アケミちゃーーん」

アケミ「特訓を始めましょ、どうしたらいいの?」

決意を固めたアケミ、世界を守る膨張少女としての戦いが始まった

13N.T:2015/07/09(木) 18:13:18 ID:goZMkpZA
エース「これさ!」

エースが取り出したのは空気入れだった

アケミ「これあの時の・・・」

エース「今はこれしかないんだ、もっと他に役立つ道具はあるんだけど今のアケミちゃんがそれを使ったら一瞬で吹き飛んじゃう」

アケミ「えええ・・怖いこと言わないでよ・・」

エース「あともう一つ最重要なことがあるんだ」

アケミ「なに」

エース「君が膨張少女だってことを関係者以外の人間にバレないようにするんだ」

アケミ「言われなくて誰にも言わないわよ、んで?もしバレたら?」

エース「その場で君のお腹が限界まで膨張して破裂する」

アケミ「・・・・えっ?・・・うそでしょ・・・死んじゃうってこと?」

エース「そういうことだよ、だからくれぐれも」

アケミ「何でそういうこともっと早く言わないかなぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

エース「わーーーーーーーーーー!」

アケミ「命に係わる事はもっと早くいいなさいよ!てことは人前では変身しない方がいいてことね、変身しても見た目は私がコスプレしてるようなものだからすぐバレちゃう」

エース「うん、だからもし敵が現れても人のいない所へ誘導するんだ」

アケミ「わかったわ」

エース「それじゃあ・・・・はい、これを」

エースはアケミに空気入れを差し出す

アケミ「ごくっ・・・・ママ、パパのため・・・・みんなのため・・・先輩のため・・・」

アケミは空気入れを受け取った

14N.T:2015/08/10(月) 17:30:43 ID:tgh7tjzA
アケミ「・・・・でっ?・・どうしたらいいの?」

エース「公園の時と同じさ!それを肛門に差し込んで空気を送り込むんだ!風船を膨らますように」

アケミ「本当にやらなきゃ・・・ダメ?」

エース「ダメ」

アケミ「あうう・・・もうわかったわよー・・」

アケミはズボンを下ろし、空気入れの管を手に取った

アケミ「みんなのため・・そうよ、これはみんなのため・・・んっ」

ぐぐぐっ・・・アケミは空気入れの管を少しづつ挿入していく

アケミ「いっ、いた・・・なにか無いのー!入れやすくするローションみたいなのー!」

エース「あ、そうだね!わすれてたよ!・・えっとーー・・はいこれ!」

アケミ「どっから出したのよそんなもの・・・まあいいわ」

エースが取り出したジェル状の物を塗り、再度挿入にかかる・・ぐぐぐっ

アケミ「あああん!!うそ・・すんなり入っちゃった・・」

エース「その調子だアケミちゃん!さぁ!思う存分膨らむんだ!」

アケミ「変な言い方しないでよ!」

アケミは空気入れを手に取った

アケミ「どうしてこんなこと・・・」

エース「さぁ!、さぁ!アケミちゃん!」

アケミは目を強く瞑り、空気入れの力を込め始めた

15N.T:2015/08/10(月) 17:40:34 ID:tgh7tjzA
シュッ・・・

アケミ「ひっ!」

身体の中に空気が入り込む感覚に身体を震わすアケミ

エース「大丈夫!頑張るんだ!」

アケミ「うるさい!ちょっと静かにして!」

エース「あ、ごめん・・・」

シュッ・・シュッ・・

アケミ「うっ・・・・あん!・・・」

どんどん息が荒くなっていくアケミ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「入ってくる、どんどん入ってくるのがわかるー」

身体を震わせるアケミ、だがその手を休めることなく空気を送り続けていく・・

エース「その調子だ!頑張れアケミちゃん!」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・ぷくぅーー

アケミ「すっ、すごい・・・お腹がどんどん張って・・」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「もうこんなに張ってるのに・・・こんなこと普通じゃないのに・・どうして・・全然苦しくない・・」

アケミは今起きている現実に驚いていた、シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

エース「言ったでしょ、それが膨張少女の能力なのさ!もっともっと大きく膨らむんだ!膨らめるはずさアケミちゃん!」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「お腹が・・・私のお腹がどんどん膨らんでいく!」

アケミのお腹は目に見えるほどハッキリと膨張していく

アケミ「すごい・・妊婦さんみたい・・・前膨らまされた時は苦しいだけだったのに・・」

アケミのお腹はとうとう妊婦と同じくらいの大きさにまで膨張していた・・・

16N.T:2015/08/10(月) 18:00:37 ID:tgh7tjzA
シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「うそ・・すごい、まだ苦しくない・・・もうこんなに大きいのに・・」

アケミのお腹は妊婦を遥かに超えていた・・・だがまだまだ余裕がある・・

エース「すごいよアケミちゃん!やはり素質があるんだ!さぁ!もっとだ!もっともっともっと大きく膨むんだー!」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「はぁ・・はぁ・・もっと・・もっと大きく!」

ぷくぅー・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「もっ・・もっとぉ!・・」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「あはっ!すごい・・・お腹が大きすぎて身体が見えない・・」

もはや公園で膨張した大きさを越え、大きな玉が乗っかっているかのような状態になっていた

アケミ「うっ・・さすがに・・苦しくなってきたわ・・」

エース「ダメだよアケミちゃん!ここからが本番さ!来たる戦いのためにもっともっと大きく膨張できるようにならないと!」

アケミ「そうだけど・・でもこのままだと本当にお腹が・・」

エース「まだアケミちゃんの身体は破裂しないさ!さぁ!」

アケミ「そんなこと言ったってー」

アケミは大きく膨らんだお腹に、そしてとうとう感じ始めた苦痛に完全に手が止まる・・

エース「そうか・・・まずは心の問題もあるんだね・・・ならその膨張への恐怖を何とかしないと・・」

アケミ「えっ?」

エース「ごめんねアケミちゃん、はぁ!!!」

エースは何やら力を込めると、手にしていた空気入れがアケミの手から離れ浮いていく・・

アケミ「ちょ・・ちょっと!何する気!」

だが大きく膨らんだお腹のせいで身動きが取れないアケミ

エース「さぁ!耐えるんだ!膨張に耐える精神を!ふんっ!」

エースはまたしても力を込め・・

アケミ「ちょっと・・まさか・・・いや、やめて!!だめ!」

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・っと、宙に浮く空気入れが動き出しアケミに空気を送り込んでいく

アケミ「いやぁーーーー!」

ぷくぅ・・っと膨張を始めるアケミのお腹・・・バタバタと暴れるが身動きが取れない・・

アケミ「お願いやめて!もうだめ!いやー!破裂しちゃう!」

どんどんその大きさを増していくお腹・・・ついに完全に膨張したお腹によって手足も満足に動かせなくなる

シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

エース「ほら!アケミちゃん!まだ大丈夫でしょう?自信をもつんだアケミちゃん!君は・・・もっと膨らめる!!」

アケミ「くっ、苦し・・いやぁー!」

17N.T:2015/08/15(土) 17:00:05 ID:6CNZ1FxI
アケミ「お願いエース!だめ!やめっ・・・ああ!!」

・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「はっ、破裂しちゃ・・・うぐぅ!」

どんどんその大きさを増していくアケミ、だが・・・

アケミ「あ・・・あれ・・・」

アケミは自分のお腹に触れると、あることに気付く

アケミ「苦しいけど・・お腹にまだ余裕がある・・全然張って・・・ない?」

アケミのお腹は既に妊婦の倍というほどにまで膨張していたが、なんとその身体はまだ限界を示す張りがなかったのだ

エース「そうさ!言ったろ?君はアケミちゃんはまだまだ膨らめる!気持ちを強くもつんだ!大丈夫、破裂なんてさせないから!」

アケミ「エース・・・そうよ、これはみんなのため・・・耐えるのよ!」

・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・シュッ・・

アケミ「ううううううぅぅー!でっ、でも苦しいぃぃ!」

エース「仕方ない、今回はこれくらいにしておこう、さぁアケミちゃん!遠慮なくこのロッドに全てぶちまけるんだ!」

エースはアケミの肛門に挿入されたホースを引き抜く

アケミ「あっ!だめ今抜いたら!・・でっ、でちゃ・・・出ちゃうううううう!」

エース「それぇ!」

アケミ「いやぁーーーーーーーん!」

ブシュ―――――――!!という凄まじい音と共にキラキラした光がアケミの中から放出されていく

エース「うおおおおぉ!すごい!すごいよアケミちゃん!想像以上だーーー!」

アケミ「止まらないよぉー!・・・・恥ずかしいーー!」

そして放出が止まった・・・

アケミ「はぁ・・・はぁ・・疲れた・・・」

エース「お疲れアケミちゃん!むぐぅ!」

突然アケミの手が伸びエースを握る

アケミ「よくもやってくれたわねぇー!

エース「むぐ?ころもアケミちゃんのためらろ?」

アケミ「うるさーーーい!」

なんとか本日の試練を超えたアケミ、だが彼女に更なる試練が待っていようとは、今の彼女に知る由もなかった

エース「あーーーーーーーーーーーーーれーーーーーーーーーーー!」

18N.T:2015/08/28(金) 12:39:37 ID:xVC3sjKY
後日・・・・

アケミ「ふんふふんー♪」

エース「・・・・・?」

アケミ「ふんふんふーん♪」

エース「どうしたのアケミちゃん?ふんふん言って鼻息すごいよ?」

アケミ「鼻息じゃないわよ失礼な!鼻歌よ鼻歌!」

エース「鼻歌?今日何かあるのかい?」

アケミ「今日は憧れの先輩とのデートなのよ♪ああ、幸せ・・」

エース「あの、」

アケミ「邪魔しないでね!!絶対に!もし邪魔したら私が世界滅ぼすわよ!」

エース「わっ、わかってるよアケミちゃん!」

アケミ「それじゃあ行ってくるわね?静かにしてるのよ?」

エース「はーい、行ってらっしゃいー」

そして待ち合わせ場所の駅前に到着したアケミ

アケミ「ああー緊張する・・・心臓が破裂しそう・・、ちょっと早く来すぎたかな・・・・」

ハヤミ「あ!アケミちゃん!おまたせ」

アケミ「八ッ!ハヤミ先輩!お、おはようございましゅ!」

ハヤミ「早く着くと思ったんだけど、まさかアケミちゃんの方が先にいるなんてね」

アケミ「はっ、はは!ちょっと張り切っちゃたみたいで」

ハヤミ「そうなんだ、じゃあ行こうか」

アケミ「はっ、はい!」

19N.T:2015/08/28(金) 12:52:26 ID:xVC3sjKY
アケミ「あっ!ここですここ!新しくできたケーキ屋さん!」

ハヤミ「わあ、綺麗な所だねー、でもすごい人の数だね」

アケミ「そうですね、休日ですしねぇ・・・」

ハヤミ「とりあえず並ぼうか」

アケミ「はい!」

2人は行列に並ぶ、そして数分後・・・

アケミ「ようやく席に座れましたね」

ハヤミ「そうだね」

アケミ「あの・・よかったんですか?奢ってもらっちゃって・・」

ハヤミ「勿論だよ、さっ食べよう」

アケミ「(ああ、いい人・・・やっぱり素敵・・・♪)」

そして会話は続き、ケーキを完食した2人

アケミ「おいしかったですね先輩♪」

ハヤミ「うん、そうだね」

アケミ「えっと、先輩・・・この後どうします?(もっと一緒にいたいよーー)」

ハヤミ「そうだね、時間もまだ早いし、色々見て回ろうか」

アケミ「はっ、はい!」

2人は店を後にする・・・数時間後・・とある喫茶店

アケミ「時間が立つの早いですねー・・もうこんな時間・・」

ハヤミ「そうだね、楽しい時間はすぐ終わってしまう」

アケミ「先輩も楽しんでくれていたんですか?」

ハヤミ「勿論だよ」

アケミ「よかったぁー、あの・・先輩が良ければ・・また・・一緒に」

ハヤミ「そうだね、また行こうか」

アケミ「はい!」

20N.T:2015/08/28(金) 13:04:22 ID:xVC3sjKY
アケミ「先輩はいつも休みの日は何をしているんですかー?」

ハヤミ「そうだね、サッカーの練習や読書かな」

アケミ「そうなんですかー!(ああん!かっこいいー!)」

ハヤミ「それと最近不思議な光景も見たんだ」

アケミ「不思議な光景?」

ハヤミ「うん、数日前のことなんだけど、部活帰りにある公園を通ったんだけど」

アケミ「公園?」

ハヤミ「うん、そこに一人で大声を上げているコスプレイヤーがいたんだ」

アケミ「なんですかそれー(笑)そんな時間に一人でなにしているんでしょうねー」

ハヤミ「そうだね、たしかー・・えっとー、何とか少女がどうって・・」

アケミ「あはは・・・・ん?」

ハヤミ「あ、そうそう!膨張少女だ!」

アケミ「ぶっーーーーーーーーーーーーーーーー!」

ハヤミ「どうしたんだい?そんなにおかしかったかな?」

アケミ「いっ、いいえ大丈夫です、あっはは(それ私のことじゃなーい!見られてた!先輩に見られてた!)

ハヤミ「でもそのまま帰宅しちゃってその後どうなったのかはわからないんだけどね」

アケミ「それでいいんですよ先輩!!?」

ハヤミ「うっうん、さあ、そろそろ帰ろうか」

アケミ「そうですね」

2人は喫茶店を出て駅へと向かおうとした・・・その時だった

女「きゃーーーーー!」

男「なっ!なんだあれは!」

アケミ「わっ!何!」

ハヤミ「あっちのほうからだ!」

アケミ「えっ・・・うそ・・・あれはUFO?」

そこにはUFOのような巨大な円盤が宙に浮いていたのであった

21N.T:2015/08/28(金) 13:26:38 ID:xVC3sjKY
アケミ「UFOって・・本当にいたんだ・・・」

ハヤミ「・・・・・」

周りにたくさんの人が集まってくる

女A「わぁー・・本物・・かなぁ?」

辺りがどよめき立つ・・・ブーン

アケミ「あっ!UFOが光り出した!」

突然UFOが光を放ちだす・・・そして・・・

ブーン・・・・チュン!!

女A「きゃあ!」

チュンチュン!!

女B「ひぃ!」

女C「きゃ!」

UFOからビームが放たれ、人目掛けて飛んでくる

アケミ「えっ、ちょ!」

ハヤミ「逃げるんだアケミちゃん!」

チュン!

女D「いやぁ!」

アケミ「あのビーム、女の人にしか当たってない?・・・なによあれ!」

それから謎のUFOは集まる民衆の女性目掛けてビームを放ち続けていく、そしてビームが止まる・・・

アケミ「止まっ・・・た」

ハヤミ「大丈夫かいアケミちゃん」

アケミ「あっ、はい!私は大丈夫です」

女A「うっ、うーん」

女B「なによ・・あれ・・なんだったの」

謎のビームを受けた女性たちが次々と立ち上がっていく

アケミ「よかった、みんな無事だったみたい・・じゃああれはいったい・・・」

謎のUFOは未だに宙に浮いたまま・・・

アケミ「まるで映画みたい・・・」

その時だった

女A「えっ、何!えっ!ひっ!いやぁ!」

女B「ああっ!なにこれ!きゃあああ!」

アケミ「えっ・・・なにこれ・・」

女A「お、お腹が・・お腹が膨らんで・・」

女C「きゃあ!私のお腹も!だれか助けて―!」

ビームを受けた女性たちのお腹が次々と膨張していく・・

女E「なによこれ!ねぇ!助けて私もあの光線当たったの!ねぇ!」

男A「くっくるな!」

女E「きゃあ!」

女D「あぐぅ!いやぁ!!お腹が!お腹が!」

女A「ひぃー!くっ苦し!だれか止めて!助けてー!」

最初に膨張が始まった女性のお腹はまるで妊婦のようになっていた、膨張していく女性たちの着ていた衣服が盛り上がっていく

女E「だれか!だれか助け!・・はあ!!!!・・いやっ、いやぁー!膨らんできたぁー!お腹が膨らんで、ひぃーーー!」

アケミ「なによ・・なによこれ・・・はっ!まっまさか・・・」

ハヤミ「こっ、これは夢でも見ているのか・・・」

アケミ「まさかあのUFOって・・・エースの言ってた・・プロ―ジョンエキス!?」

22N.T:2015/10/04(日) 16:17:39 ID:i0nJPR.M
ハヤミ「いっ、いったい何が起きているんだ・・・女性のお腹が・・・膨らんで・・・」

目の前で起きている現実に困惑するハヤミ

女A「誰かー!うぐぅぅ!お、お腹が・・破裂しちゃ!」

女B「何!何なのこれー!誰か止めて―!」

ぷくぅーっとどんどん大きさを増し膨らんでいく女性達

アケミ「こんな時どうしたらいいの・・・もう!肝心な事何も聞いてないわよ!」

ミチミチ

女A「いっいや!もう無理ぃー!破裂するぅーーー!」

既に妊婦を遥かに超える大きさにまで膨張した女性たちにお腹が限界に近づいていた

女C「たすけ!・・だれか・・助けて!死んじゃう!いや!破裂して死んじゃーぐぅ!」

ミチミチ・・ぷくぅ

女D「苦し・・いいぃ・・ぐぇぇ!」

女E「やだぁー!やだやだやだやだやだやだやだーー!死にたくないよー!お母さーーーん」

ミチミチ

アケミ「どうにか・・どうにかする方法はないの・・・エースお願い教えて・・・」

その時だった

女A、B「あぐっ!?」

突如ぶしゃーーーーーーー!とすごい勢いで光り輝くものを噴射する

アケミ「あっ、あれは膨張少女の時の私と同じ・・・ということは!」

噴射された光は謎のUFOへ吸収されていく

女C「ひぃいいい!出ちゃうーーー!」

女D「ああん!!いやぁー!」

ぶしゃーーーーーーー!

謎の光を噴射した女性たちのお腹は小さくなり、何事もなかったように元へ戻っていく

アケミ「もしかして・・・ああやって力を蓄えているんじゃ・・・膨張少女みたいに・・・」

ハヤミ「あっ!UFOが!」

UFOは眩い光を放つと、その姿を消した・・・

ハヤミ「消えた・・・でもみんな無事みたいで・・・!?」

アケミ「うっ・・うそ・・」

女E「いやぁーーーーー!止めてーーー!」

そこにはただ一人、未だに膨張し続ける女性が・・・・

23N.T:2015/10/04(日) 16:27:42 ID:i0nJPR.M
女E「なん・・でー!なんで私だけ・・・うわぁー!」

ぷくぅー・・ミチミチ・・

アケミ「うそ・・なんで!」

女E「うぇぇぇーーいやだぁーー!助けてぇー!たすげ・・・あぐぐぐぐぐ!!」

ミチミチミチ

男「中に物を出すんだ!踏ん張れ!!」

女E「さっきからやって・・・るわよぉーーー!」

ミチミチミチ

女E「もっ・・・もうだ・・・め・・・」

ハヤミ「くっ!アケミちゃん!」

アケミ「きゃ!」

ハヤミはアケミの顔を隠すように抱き付く

女E「うああああぁぁぁぁーー!おがあああざあ」

ボオン!!!  びちゃ・・びちゃびちゃ・・・

周辺の人「うわあああ!  きゃあああ!」

とうとう耐え切れず女性のお腹は破裂し弾け飛んだ・・・

ハヤミ「見ちゃだめだアケミちゃん・・・いいね?」

アケミ「ハヤミ・・・先輩・・・ううぅ・・うわあああああん!」

目の前で起きた残酷な現実に、ただその身を震わせ泣き叫ぶアケミであった・・・

そしてアケミとハヤミはその場を後にし、帰宅の途につく・・

24N.T:2015/10/04(日) 16:47:04 ID:i0nJPR.M
エース「あ、おかえりアケミちゃん!遅かったんだね・・・どうかしたのかい?」

アケミ「・・・・・・」

エース「アケミちゃん?」

アケミ「ねぇ?エース・・・プロ―ジョンエキスって・・どんな組織?」

エース「何かあったんだね?聞かせて」

今日あった出来事をエースに話すアケミ、謎のUFOのこと、放たれたビームを受けた女性が膨張していったこと・・・女性が・・・破裂したこと・・・

エース「・・・・そんなことが・・・」

アケミ「あなたならわかるわよね?あのUFOが何なのか・・」

エース「勿論さ、アケミちゃんも感づいていると思うけど、そう・・プロ―ジョンエキスだ」

アケミ「やっぱり・・・それであいつらは何でこんなこと!?」

エース「アケミちゃんが見た、その女性達から出た光、それを集めているんだ」

アケミ「膨張少女のと同じ?」

エース「そうさ、あの光はインフレーションエネルギーというものさ」

アケミ「インフレ―ションエネルギー?」

エース「物体の膨張するときに発生するエネルギーといえばわかりやすいと思う」

アケミ「やつらはそれを集めて何をしようとしているの?」

エース「ビックバン」

アケミ「ビックバン?それって宇宙の・・」

エース「そう、宇宙が誕生したと言われているビックバンだ」

アケミ「それとインフレーションエネルギーと何の関係が?」

エース「プロ―ジョンエキスはインフレーションエネルギーを集め、宇宙で再度ビックバンを起こそうとしているんだ」

アケミ「そっ、そんな!そんなことしたら!」

エース「今の宇宙はなくなる、その後は完全に無さ」

アケミ「そんな・・・」

震えだすアケミ、膨張処女に世界の命運がかかっている、だがまさかこれほどの強大なものだったとは思っていなかった・・・

エース「ビックバンを起こしてㇷプロ―ジョンエキスは何を企んでいるのかはわからない・・ただ奴らに対抗できるのはアケミちゃん・・君の膨張少女の力だけなんだ!」

25N.T:2015/10/04(日) 17:04:29 ID:i0nJPR.M
翌日、学校でも昨日の話題で持ち切りだった、ニュースやテレビは謎のUFOと女性の膨張破裂死の話題が上がっていたからだ

アケミ「・・・・・」

セイナ「アケミちゃん?」

アケミ「あっ、セイナちゃん、どうしたの?」

セイナ「なんか今日ずっと元気がないから・・・」

アケミ「そんなことないわよ?あはは!ほらこの通り!」

アケミはその場で踊り始める

セイナ「うふふ、本当だ」

アケミ「でしょお?でもありがと、心配してくれて」

セイナ「ううん、友達だもん、当たり前だよ」

アケミ「ええ子や本当に・・もうー!キスしてやるぅー!」

セイナ「きゃ!もーアケミちゃんたらー!」

担任「みんな静かにしろーホームルームを始めるぞー」

一同「はーい」

担任「みんなも知っての通り、近所で大きな事件が起きた、未だに詳細はわかっていないが皆十分に気を付けるように」

一同「はーい」

男生徒「なぁなぁ、女性が風船みたいに膨らんだってどんな状況だよってなー」

健斗「ああ!本当なら一度見てみたぜー」

アケミ「ちょっと健斗!今の発言何よ!被害者に女性に失礼よ!」

健斗「うわっ!なんだよ!べつにいいだろー!どうせこんなのガセなんだから!」

アケミ「ガセじゃないわ!私もあの現場にいたんだから!」

セイナ「えっ?アケミちゃんも?」

アケミ「えっ・・もって・・セイナちゃんもあそこに?」

セイナ「うん・・・ちょうどお買い物に来てたら目の前に大きなUFOが現れて・・」

アケミ「(そんな・・じゃあセイナちゃんが被害を受けていた可能性も・・・)」

アケミ「そう・・なんだ・・私はせんぱ・・・私もお買い物にきてたんだ、そしたら・・・ね」

男生徒「まじかよ・・・じゃああれって・・まじ・・・」

アケミ「そういうことよ、だからもうそんな最低な発言しないようにしなさい」

健斗「お、おう」

セイナ「アケミちゃん、一緒に帰ろ?」

アケミ「うん」

26N.T:2015/10/04(日) 17:16:03 ID:i0nJPR.M
帰宅中のアケミとセイナ

セイナ「・・・・・」

アケミ「(セイナちゃん怖がってる・・よね・・・セイナちゃん怖がりだから・・)」

アケミ「セイナちゃん!大丈夫だよ!すぐ警察とかUFO関連の専門家さんとかが犯人捕まえてくれるよ」

セイナ「うん、そうだね・・・あっ私こっちだから、アケミちゃん気を付けてね?」

アケミ「うん、セイナちゃんも」

セイナ「それじゃあまた明日」

アケミ「うん、またね」

セイナと道を分かれ、アケミは一人自宅へ向かう

アケミ「私がやるしかない・・・犯人を・・ううん、プロ―ジョンエキスを倒せるのは私、膨張少女だけなんだから!今日エースに頼んで訓練しなきゃ・・もっともっと大きく膨張できる強い身体に!」

アケミは小走りで自宅へ・・・その道中

男「見ろ!あれはなんだ!」

アケミ「え!?」

男が指差す方向へ目を向ける・・・

アケミ「あ・・あれは・・・」

そこには昨日目の当たりにしたUFOが浮いていた・・・

アケミ「まさか・・・また同じことを!・・・あれ・・・うそ、あの方角って・・・」

UFOはアケミのいる方角とは逆へと移動していた・・そしてその方角は・・

アケミ「セイナちゃんの家がある方角!!大変!セイナちゃん!!」

アケミは顔を青ざめると、セイナを追いかけた・・・

アケミ「お願い!セイナちゃん!逃げて!無事でいて!!」

27N.T:2015/10/05(月) 18:40:14 ID:j8FpkgDw
セイナ「ただいまー」

母「あら、おかえりー、早く着替えてらっしゃい、もうすぐご飯よ」

セイナ「はーい」

セイナは自分の部屋へ戻ると、制服を脱ぎ私服へ着替えた

セイナ「えっとー、明日は国語と数学とー・・・」

ガチャ!!

セイナ「!?」

アイナ「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん!」

セイナ「ちょっとアイナ!入るときはノックしてってあれほど」

アイナ「えへへー!・・・じゃん!どうこれ!」

そこには可愛らしいフリフリの付いたドレスのような服を着た妹の姿だった

セイナ「可愛いー!どうしたのそれー」

アイナ「えへへ♪お母さんに買ってもらったのー」

セイナ「そうなんだー、よかったわねアイナ」

アイナ「うん♪お姉ちゃんも可愛いお洋服いっぱい持ってるから私だって負けないもん!」

セイナ「ふふっ、アイナったら」

母「セイナー、アイナー!ご飯だからおりてらっしゃーい」

セイナ「はーい!行くわよアイナ」

アイナ「あ、先に行っててお姉ちゃん、私はお洋服着替えてから行くから」

セイナ「わかったわ、早く来るのよ?」

アイナ「はーい」

セイナは食卓へ向かう・・・

セイナ「お腹すいたー・・お母さん今日ご飯なにー?」

母「今日はカレーよ」

セイナ「やったー!」

母「アイナは?」

セイナ「着替えてかくるって、新しいお洋服汚したくないのね」

母「あら、もう見せたの?早いわねー」

セイナ「ふふっ」

その時だった、突如眩い光が窓から差し込んだ

セイナ「きゃ!眩しい!」

母「何!?セイナ大丈夫!?」

セイナ「う、うん、でも何この光・・」

母「外からね・・セイナはここにいなさい」

セイナ「お母さん危ないよ!」

ガチャ・・母はドアを開け外を覗く・・・

母「うーん・・眩しくて何も見えな」

チュン!!

28N.T:2015/10/06(火) 23:54:39 ID:v0Ic7OJc
母「きゃあ!」

セイナ「お母さん!?どうしたの?」

母「大丈夫よ、何でもないわ」

眩い光が徐々に収まっていく

セイナ「あ、お母さん!」

倒れ込む母の元へ向かうセイナ

セイナ「大丈夫お母さん!何が・・・!?あ、あれって・・・」

外を見ると上空に浮かぶ大きなUFOが・・・

セイナ「あれは昨日見たのと同じ・・・そんな・・」

チュン!チュンチュン!

母「危ないセイナ!」

母がセイナを突き飛ばす、近所から聞こえる女性たちの悲鳴

女A「きゃあ!」

女B「何!?ひぃ!」

セイナ「どうしようこのままじゃ・・・お母さん早く中に!」

母「私は大丈夫だからアイナを!」

セイナ「でも!」

母「早く!窓から離れなさ・・あぐぅ!」

母が突然苦しみ声を上げる

セイナ「お母さん!?」

ぷくぅ・・・

母「えっ、ああ、そんな・・・どうしてお腹が・・あああ!」

母のお腹が徐々に風船のように膨張し始める

セイナ「こっ、これって昨日と同じ・・・嘘よ・・・そんな!」

アイナ「どうしたの?何かあったのお姉ちゃん!」

母「ア、アイナ・・だめ!きちゃ!あううう!」

アイナ「え、お母さんどうしたの!!」

母に駆け寄るアイナ

セイナ「アイナ!?だめーーーーーー!」

チュン!!

29N.T:2015/10/08(木) 17:29:00 ID:fzotgQps
アイナ「えっ、お姉ちゃん?きゃあ!」

セイナ「アイナ!」

母「ああ、そんな・・そんな!・・ああうぅ!」

アイナもUFOから放たれた謎の光線に当たってしまう・・

アイナ「痛た・・・何今の・・」

セイナ「そんな・・・アイナまで・・・」

アイナ「そうだ!お母さんどうしたの!何このお腹!どうして風船みたいに膨らんでるの!」

セイナ「アイナ・・」

アイナ「お姉ちゃん!お母さんが!早く救急車呼ばないと!」

セイナ「アイナ・・ううぅ・・・」

アイナ「何してるのお姉ちゃん!早くしないと!」

アイナがセイナの元へ近づいてくる

セイナ「アイナ・・落ち着いて聞いて?いい?」

アイナ「えっ?・・お姉・・・ちゃん?」

セイナはアイナに抱き付く

セイナ「お母さんは大丈夫・・すぐ元に戻るわ」

アイナ「本当?・・でもどうしてこんな・・外に浮かんでるの何?」

セイナ「聞いて・・・お母さんは・・・お母さんはね・・・」

アイナ「お母さんは?・・」

セイナ「さっきの光線に当たって・・・近所の人もそれで・・あんな事に・・」

アイナ「光線・・・って」

お母さん「うううぅ!アイ・・ナァ・・!」

アイナ「えっ・・えへへ・・嘘でしょ?・・お姉ちゃん・・二人で私を驚かそうとしてるんでしょ?」

セイナ「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・」

アイナ「本当・・なの・・・?・・えっ、それじゃあ私・・・えっ・・・」

セイナ「ううぅ・・・神様ぁ・・・」

アイナ「・・・なるの?・・・私・・・お母さんみたいに?・・・」

身体が震えだすアイナ、そして大粒の涙が流れ出す

アイナ「お・・・姉ちゃん・・・お姉ちゃん!お姉ちゃん!お姉ちゃーーん!!」

セイナ「アイナ・・・アイナーー!」

アイナ「いやぁー!怖いよ!怖いよお姉ちゃん!」

アイナはセイナにしがみつく

アイナ「私嫌だよ!!私もお母さんも何も悪い事してないもん!なのになんで!お姉ちゃん助けて!助けてよお姉ちゃん!」

セイナ「ううぅ、アイナ・・誰か・・誰か助けてぇー・・」

30N.T:2015/10/08(木) 17:43:06 ID:fzotgQps
アイナ「うわぁぁん!怖いよー!やだよーー!お姉ちゃ!!?・・・うぐぁ!!」

セイナ「アイナ!!」

アイナ「お腹が・・痛いぃぃ!うぐぅ―!お姉ちゃーーん!」

ぷっくぅ・・・・・

アイナ「はっ!・・ああ・・・ああああー!いやぁぁぁーーー!」

アイナのお腹の膨張が始める・・

セイナ「アイナ!大丈夫落ち着いて!すぐ治るわ!大丈夫だから!ねっ?」

アイナ「うあああ!お姉ちゃん!お姉ちゃんお腹が!お腹が膨らんでくよぉお!」

じたばたと暴れるアイナ、その身体を強く抱きしめるセイナ・・

お母さん「ああ、なんてこと・・アイナーー!ううぐぅ!!」

先に膨張し、既に妊婦を越える大きさになったお腹で、母はアイナの元へ動き始める

お母さん「アイ・・ナ?・・良い子だから・・うう・・落ち着くのよ?・・お姉ちゃんの言うとおり・・ぐっ・・大丈夫だからね?」

アイナ「お・・母さん・・ぐぅうう!苦し・・苦しいよお姉ぢゃん!!お腹が破裂しちゃうーー!」

セイナ「そんなことないわ!絶対破裂なんてしないから!お姉ちゃんを信じるのよ?すぐお母さんもアイナも元に戻るわ?ねっ?」

アイナ「ごわいおぉぉ!膨らむの止まらな!いぐぃぃ!!」

ぷくぅーと全く止まる気配のないアイナのお腹、そしてあることに気付く

セイナ「アイナ・・その服・・・着替えてなかったの・・」

アイナは先ほど見せたお気に入りのドレスを身に着けていた・・

アイナ「うああ!お、姉ちゃん!・・くるしい!死んじゃう!・・助けてぇーー!」

お母さん「アイナー!・・・ひっぐぅ!!!」

ミチミチミチ・・・

セイナ「お母さん!!」

31N.T:2015/10/08(木) 17:55:04 ID:fzotgQps
母「ぐぅぅぅーー!あああああ!」

ぷしゃーーーー!っと光った何かを噴射し始める

セイナ「これって昨日見たものと同じ・・・それじゃあ!」

母のお腹が徐々に元の大きさへと戻っていく

母「あああ!・・・セイ・・・ナ・・・・ア・・・イナ・・・・」

母は意識を失った

セイナ「お母さん!」

アイナ「ひぃーー!ひぃい!」

セイナ「ほらアイナ!?お母さん大丈夫だったでしょ?アイナもすぐ助かるから!!」

アイナのお腹は小さなアイナの身体よりも大きく膨張していた、そして着ていたドレスが膨張していくお腹に押され伸び切っていく

アイナ「くるしぃぃ・・おねぇ・・ちゃ・・ん・・んぐぅ!」

ぐぐぐぐぐ・・・

セイナ「頑張ってアイナ!大丈夫・・大丈夫よ!」

セイナ「(ドレスに抑えられているおかげで膨張が止まってる?・・)」

母のように膨張していくお腹が露出していないため、膨張がドレスによって徐々に収まってきていた

セイナ「もうすぐよアイナ!良い子だからね?耐えてアイナ」

アイナ「ひぃーーぐぅ!お、ねぇちゃん・・たすけ・・」

ぐぐぐぐぐ・・・ミチミチミチ

アイナ「あっ・・・お・・ねえちゃん・・だ・・め・・・ひぃ!だめ!!」

セイナ「えっ?アイナ?」

ビリッ!!ビリビリ!!という音と共にドレスが破れ・・

アイナ「いやあぁぁぁぁ---!」

勢いよく破れたドレスからアイナのお腹が飛び出しさらに大きく膨らんでいく・・・

32N.T:2015/10/08(木) 18:09:14 ID:fzotgQps
アイナ「がぁっ!!も、だめ・・・・・しんじゃ・・・うぁ!」

セイナ「ああそんな!止まって!もういいでしょ!!早く出て!!このままじゃアイナが!」

既に母の大きさを越えんばかりに膨らんでいくアイナ・・・

アイナ「あああ・・・ああ・・・・がぁ!・・おね・・・ゃん・・・・けてぇ・・」

ミチミチミチミチ・・・

セイナ「うううぅ!アイナーー!」

ミチミチィィ・・・・・

アイナ「おねぇぢゃ!!!!ぐうぇぇ!!」

セイナ「いやぁぁぁぁーーーー!神様ーーー!私は何でもしますから!!どんなことでもしますからーー!アイナを助けてください!!」

???「本当に?」

セイナ「えっ・・・」

???「本当に何でもしてくれる??」

アイナ「うあ!・・あ・・・・あ・・・・・・・あ・・・・・・」

ミチミチミチ

セイナ「はっ、はい!何でも!この命だって惜しくありません!だから!!」

???「はーい♪じゃあ私にお任せーー♪えい!」

セイナ「きゃ!」

部屋中に眩い光で覆われる・・・

セイナ「ううぅ、アイナ・・・アイナは・・・」

???「もう大丈夫よ♪」

アイナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そして光が晴れると、嘘のように元通りとなったアイナがいた

セイナ「ああ、アイナー!よかった、よかった」

???「危なかったわねー?もうすこし遅れてたら破裂しちゃってたわねー」

セイナ「ありがとうございます!ありがとうございますー!・・えっ・・」

目の前には手のひらに乗るほどの小さな妖精の姿が・・

???「あはは♪お礼はいらないわ♪・・それでさっそくなんだけどー、何でもするって言ったわよね?」

セイナ「あっはい!勿論です!アイナを助けてもらえたらなんでも!」

???「よかったわ♪私の名前はルナ♪」

セイナ「ルナ・・さん?」

ルナ「そうよ♪これからよろしくね♪セイナちゃん♪いいえ・・・膨張少女セイナちゃん♪」

膨張少女!?・・・・この妖精の正体は・・!?

33N.T:2015/12/01(火) 13:44:53 ID:WwK.JRWc
アケミ「はぁーはぁー・・セイナちゃん!大丈夫!」

慌てたアケミがついにセイナの家に到着した

セイナ「あ、アケミちゃん!?」

アケミ「セイナちゃん家の方向にあのUFOが飛んでいくのが、はぁーはぁー・・見えて慌てて追いかけてきたんだけど・・・はぁーはぁー・・よかった無事みたいで」

セイナ「うん、私は平気・・」

アケミ「あっ!その子・・・・アイナちゃん!?どうしたの!?・・・まさか・・」

セイナ「うん・・・あのUFOの光に当たっちゃって・・・」

ルナ「さっきまでこーんなに大きく膨らんじゃってたんだからね」

アケミ「そんな・・・でも無事でよか・・ってうえええ!虫が喋ってるーー!」

ルナ「んなっ!虫とは失礼ね!私を誰だと思って!・・・んっ、あなたもしかして・・」

セイナ「このルナさんが助けてくれなかったらアイナは・・・」

アケミ「えっ?あ、そうなんだ・・ありがとね、ええっと・・・ルナ・・さん・・・?」

ルナ「ふーーん・・・あなた・・・へー・・あなたがねぇ・・」

ルナはアケミの回りを飛び回りながら、ニヤニヤと笑みを浮かべている

アケミ「なっ・・なによ」

ルナ「時期にわかるわ♪長い付き合いになりそうだしね」

アケミ「へっ?」

ルナ「とりあえずその子をベットに寝かせましょ、もう膨らんじゃう事はないけど破裂しそうだったんだもの、体力も限界でしょ」

セイナ「あ、はい!」

その後セイナとアケミは、アイナとセイナ達の母を寝室に運んだ

ルナ「うん、これでもう大丈夫ね、さっ!いきましょ♪セイナちゃん、アケミちゃんも」

アケミ「えっ?行くってどこに」

ルナ「あなたのお家へよ、話したいこともあるし・・セイナちゃんにもやってもらいたいことあるしねぇ・・・♪」

セイナ「お母さん、アイナ・・ちょっと行ってくるね、おやすみ」

アケミとセイナは、ルナと共にアケミの家へと向かった

34N.T:2015/12/02(水) 00:49:55 ID:FSqmVT2Q
アケミ、セイナ、そしてルナはアケミの家へと到着する、ルナの語る事とは・・・・?

セイナ「おじゃましまーす」

アケミ「いらっしゃーい、狭い所だけど」

セイナ「アケミちゃんが一人暮らし始めてから遊びにきてなかったねー」

アケミ「あっ!そういえばそうね♪・・・・・はぁぁ!!」

セイナ「どうしたの?」

アケミ「セイナちゃん!ちょーーーっと待ってて!ね?」

アケミはドタドタ!とすごい勢いで寝室に入っていく

エース「あ、お帰りー!遅かったんだねー」

アケミ「だまれい!」

ドコッ!

エース「ぐふぉ!」

ドタドタ!・・・・

アケミ「おまたせー♪さぁ、入ってー」

セイナ「お、おじゃましますー・・・ねぇ、誰かいたの?・・なんか、ぐふぉって声が・・・」

アケミ「誰もいないよ!?いやだなー空耳ー?」

ルナ「膨張少女の関係者しか見えないし関与できない使い魔の声を、部外者が聞こえるわけないでしょ?」

アケミ「えっ・・・膨張少女って・・・えっ?てことはもしかしてあなた・・・」

ルナ「そうよ、私も膨張少女に仕える使い魔よ」

アケミ「ってことは・・・・もしかして・・・・」

エース「うーん・・・」

ルナ「エース?いつまでのびてるのよ!」

エース「うわぁ!なんだよアケミちゃんいきなりーって・・・・ルナァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

ルナ「久しぶりね、エース」

アケミ「セイナ・・・ちゃん・・・」

セイナ「どういうこと・・・アケミちゃん?膨張少女って・・何?」

35N.T:2015/12/02(水) 01:04:24 ID:FSqmVT2Q
アケミ「えっとー・・・とりあえず落ち着いて話をしましょ・・・セイナちゃんも・・膨張少女なの?」

ルナ「そうよ、さっきなったばかりだけどね」

エース「・・・・・」

ルナ「どうしたのよ、エース」

エース「その子すげぇおっぱい・・・」

バキッ!

エース「あべし!」

ルナ「バカはほっといて、セイナちゃんは妹ちゃんを助けるかわりに何でもするって私と契約したのよ、それでセイナちゃんは膨張少女になった!というわけ」

アケミ「そ、そんな・・・セイナちゃんにあんなことさせるつもりなの・・・」

セイナ「あのぉー・・・ところでその、膨張少女っていうのは何なんでしょう・・」

アケミ「せっ!説明もしないで巻き込んだの!!?」

ルナ「そうよ?どうせセイナちゃんが妹ちゃんを助ける方法は私との契約しかなかったわけだし、取る道は1つよ」

エース「昔から変わらないよなルナのそういう所・・・相手の意思なんてお構いなしで」

アケミは(あんたが言うか)と思った

ルナ「でも実績があるのは私の方が上よ?」

エース「くっ!」

セイナ「それで!膨張少女って何なんですかーー!」

ルナ「あーそうだったわね、簡単に言えば正義の味方よ」

セイナ「正義の味方・・・?」

ルナ「そっ!膨張少女っていう正義の使者になって悪と戦うの!」

セイナ「魔法少女みたいなことですか?」

エース「そうそう!魔法少女とー、うっ!?」

エースは殺気を感じた方向へと目を向けると、今まで見た事のないアケミの眼光が向けられていた

セイナ「でっ、でも私・・身体を動かすことは苦手で・・・スポーツだって何もでできないし・・・悪と戦うなんて・・」

ルナ「そこは心配いらないわ、膨張少女はその場であることをするだけでいいの♪」

セイナ「あること?・・・」

ルナ「うん、それはー」

アケミ「待って!!」

36N.T:2015/12/02(水) 01:21:00 ID:FSqmVT2Q
アケミ「私が頑張るから・・・・お願い・・・セイナちゃんを巻き込まないで・・」

セイナ「アケミ・・・ちゃん?」

ルナ「言うと思ってたけど、それはできないわ、見たでしょ?あのUFOを、あんなのがもっとうじゃうじゃと、いいえ、もっと強力な敵だっているわ!それをあなた一人で何とかできるレベルじゃないのよ」

アケミ「頑張るからぁ!!!」

アケミの目から大粒の涙がこぼれる・・・

セイナ「・・・教えて、膨張少女ってどうしたらなれるのか」

アケミ「セイナちゃん!だめ!」

セイナ「ううん、私は平気・・私のためにアケミちゃんが苦しむなんて嫌・・・友達でしょ?・・・」

アケミ「でもぉ・・・でもぉーー」

エース「アケミちゃん、プロ―ジョンエクスに対抗するにはそれだけ戦力が必要なんだ、君一人ではもう太刀打ちが出来ない所まで来てしまったんだ・・・奴らは力をつけている」

アケミ「そんな・・・」

ルナ「あなたがノロノロしてるからよ、もっと早くあなたがやる気になっていればこんなことにはならなかったのよ、気の毒だけど諦めなさい」

エース「おいルナ!いくらなんでも言い過ぎだ!」

ルナ「真実だもの」

アケミ「・・・ごめんね・・・セイナちゃん・・・私のせいで・・」

セイナ「ううん、私は平気、アケミちゃんと一緒だもん・・・ルナさん教えて、私は何をすればいいのか」

ルナ「いい目・・・覚悟を決めた目ね、いいわ、教えてあげる、ちゃんと聞きなさい?」

セイナ「はい」

ルナ「膨張少女っていうのはね、あることをすることで力を溜め、それを使って戦う戦士よ」

エース「それはとても身体に負担が大きいことだ、下手したら命にもかかわる」

セイナ「命・・・にも・・・ですか・・」

アケミ「セイナちゃん」

アケミはセイナの手を握った

セイナ「ありがとう、アケミちゃん」

ルナ「そのある事っていうのは」

セイナ「それは・・・?」

ルナ「膨らむことよ」

セイナ「・・・・・・・はっ?」

エース「風船を膨らませた経験は君にもあるだろう、あれと同じだ、ただし膨らますのは」

ルナ「セイナちゃんの、お・・な・・か♪」

セイナ「私のお腹を・・・膨らます・・・?風船と同じ・・・?えっ?」

37N.T:2015/12/02(水) 01:49:01 ID:FSqmVT2Q
ルナ「当然の反応ね、まあ仕方ないけど」

アケミ「セイナちゃん・・・信じられないかもしれないけど・・・本当なの」

セイナ「えっ、でもそんな・・・お腹を膨らますなんて・・どうやってそんな・・・」

エース「お腹を膨らませれさえすれば何でもいいんだ、例えば・・・これとか」

セイナ「空気入れ・・・ですか?」

エース「それとこれとか」

セイナ「水道ホース?」

エース「風船と一緒だと言ったろ?それと同じで君のお腹を風船のように膨らませるんだ」

セイナ「そんな・・・そんなこと・・・不可能です・・風船ならともかく、人間のお腹をそんな・・・膨らむわけ・・」

動揺を隠せないセイナ

ルナ「そりゃあ普通ならありえないでしょうね、でも忘れたの?あなたのお母さんや妹ちゃんが目の前でどうなったか?」

セイナ「!?」

ルナ「風船みたいに大きく大きく膨れ上がっていったのを、セイナちゃん見たわよね?もう普通なんて言っていられる状況じゃないことはわかったわね?」

セイナ「そう・・・ですね・・・でも・・・あっ・・でも・・・」

アケミ「セイナちゃん・・・」

セイナ「じゃあ・・アケミちゃんも、そうやって・・・その・・膨らんで・・戦ってきたの?」

アケミ「・・・・・・うん」

セイナ「・・・・・」

ルナ「いいわ、やっぱりこういうのは実際に見てみるのが一番よ、アケミちゃん」

アケミ「えっ?」

ルナ「セイナちゃんに見せてあげなさい、お腹を膨らませる方法をね」

セイナ「えっ!そんな・・・だめアケミちゃん!」

アケミ「セイナちゃん・・・見てて・・・」

アケミは立ち上がると、エースの持つ空気入れを手に取った

セイナ「アケミちゃん!」

ルナ「セイナちゃん!いいから見てて!これはあなたの為なんだから!」

アケミは服を脱ぎだし、下着姿へとなった・・・そして・・

アケミ「セイナちゃん、こうやってこのホースを入れるの・・んっ!」

ぐぐぐぐっ・・・っと肛門にホースを挿入していくアケミ

アケミ「慣れるまではローションとかを使って、最初は・・・んっ・・痛いから・・・」

ルナ「ローションを使うと滑って抜けやすくなる、それに実戦はいつ起きるかわからない、すぐに挿入できるように鍛錬なさい」

セイナ「あっ・・ああ・・入ってく・・・アケミちゃんの・・・中に・・」

アケミ「こうやって・・はぁーはぁー、奥まで入ったら・・あとは、わかるよね?」

エース「風船と一緒さ、空気を送り込むんだ、お腹の中へ」

シュ・・シュ・・

アケミ「んっ、ああん」

シュ・・シュ・・シュ

セイナ「あっ、アケミちゃん・・だめ・・だめだよ・・そんな・・・」

アケミ「大丈夫・・見てて・・見ててセイナちゃん・・・んあぁ!・・こうやって膨らますの!」

アケミの空気入れを押すスピードが速くなる、シュ!シュ!シュ!シュ!

アケミ「くふぅ!・・んんんんーーー」

38N.T:2015/12/03(木) 01:22:16 ID:xS70LJ.2
セイナ「だ、だめ・・・やめてアケミちゃん!」

シュッ!シュッ!

アケミ「大丈夫だから・・んっ・・見てて・・」

ルナ「へー、あの子なかなかやるじゃない」

エース「そうだ、いいよアケミちゃん!」

シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!

アケミ「はぁーはぁー、ほら・・見てセイナちゃん、私のお腹・・・膨らんでるでしょ?」

セイナ「本当・・・アケミちゃんのお腹が大きくなって・・・」

アケミは空気で膨らんだお腹をさすっている、それを見つめているセイナ

アケミ「でもね・・こんなんじゃ駄目なの、もっと・・・もっと大きく膨らまさないと!・・んくっ!」

シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!・・ぷくぅー

セイナ「アケミちゃんだめ!それ以上大きくしたら!アケミちゃんのお腹が破裂しちゃう!」

アケミ「大丈夫だよ・・まだまだこんな大きさなら破裂なんてしないよ・・はぁーはぁー」

ルナ「そう、膨張少女の能力で一度膨張した大きさを身体が覚えて、次の膨張の時にはその倍の大きさまで耐えられるようになる・・だからいずれはこの部屋を埋め尽くしてしまうほどの大きさまで膨張することも夢じゃないわ!・・エース!」

エース「どうした?」

ルナ「アケミちゃんにあれを、そろそろ次のステップに行ってもいいはずよ」

エース「・・・・わかった、そろそろいいだろう」

アケミ「えっ?・・・なに・・・」

エース「次はこれを使うんだ、実戦はそんなスピードでは到底間に合わない、前のように待ってくれることはなのだから、だからこれを使うんだ」

アケミ「えっ・・・うそ・・それって」

エース「そう、空気ボンベだ」

セイナ「えっ・・・えっ・・・ちょ」

アケミ「ひっ!・・待って・・・そんないきなり・・こっ・・怖い・・それ怖い!」

エース「いくよアケミちゃん!」

ズブッ!・・・アケミの肛門へ空気ボンベのホースが差し込まれた

アケミ「待って!・・待っててば!いや!」

ルナ「さぁ、いい機会よ、これが膨張少女の試練よ!見てなさいセイナちゃん!」

エース「いくよ!」

キュッ!キュ!・・・プシュー――!!

アケミ「いやぁぁぁぁぁ!!!」

39N.T:2015/12/05(土) 13:44:49 ID:SUi7OPIs
アケミ「だめぇー!いや!うぐっ!ああああ」

身体を大きく仰け反らすアケミ、手押し空気入れの時とは段違いのスピードで見る見るうちに膨れ上がっていくアケミ・・・

セイナ「あっ・・ああ・・」

目の前で起こっている現実に、戸惑い言葉を失うセイナ、親友が目の前で風船のように膨らんでいく・・

エース「落ち着くんだアケミちゃん!大丈夫なはずだ!今の君なら!」

アケミ「ううぅ、ひっく・・ひっく・・うわああぁお腹がー!お腹が止まらない!膨らむの止まらないー!」

完全に錯乱し、落ち着いた判断が出来ずにいた、見る見るうちにアケミのお腹は臨月を越え、その何倍もの大きさにまで膨張していく

アケミ「うぐぅ!止めて!空気止めてー!裂けちゃう破裂しちゃう!」

ぐぐぐっ、っとスピードが収まることなく大きさを増していくお腹は、ついにバランスボールほどの大きさにまでになっていた、だが・・・

ルナ「すごいじゃない!日々の鍛練の成果よ、こんなに大きく膨らんでいるのに、あなたのお腹はまだまだ余裕があるわ」

セイナ「アケミ・・・ちゃん・・・」

アケミ「!?・・・セイナちゃん!」

ルナ「あら、あまりのショックに気を失ったみたいね・・・仕方ないわ」

エースはアケミに空気を送り込んでいた空気ボンベを止めた

アケミ「はぁーはぁーはぁー・・セイナちゃん・・セイナちゃんは!」

エース「大丈夫だ、気を失っただけだよ、アケミちゃんもよく頑張った、でも今の君にならわかるはず、苦しいかい?」

アケミ「えっ?・・あっ・・嘘・・・苦しくない・・」

40N.T:2015/12/05(土) 14:08:17 ID:SUi7OPIs
翌朝

アケミ「セイナちゃんは?」

ルナ「まだ起きないわ」

アケミ「そう・・・じゃあ今日の学校は休んだ方がいいよね・・・」

エース「セイナちゃんは私達に任せて、アケミちゃんは行っても大丈夫さ」

アケミ「で、でも」

ルナ「大丈夫よ、もし目覚めたら説明しておくわ」

アケミ「・・・うん、わかった、セイナちゃんをお願い」

アケミは部屋を後にし、学校へと向かった

アケミ「セイナちゃんまで膨張少女に・・・私がもっともっと膨らめるようになれば・・・セイナちゃんの分も大きくなれればセイナちゃんはあんな目に合わなくて済む・・私が頑張れば・・」

そしてクラス内では、昨日現れたUFOについての話題で持ち切りであった

女生徒A「ねーねー、UFOから放たれた光線に当たったら風船のように膨らんじゃうって本当かなぁー」

女生徒B「実際に見てないからわからないけど・・ニュースとか見る限り本当らしいよー」

女生徒C「ううぅ、やっぱり休めばよかったかなぁー、私怖くて怖くて・・」

女生徒B「どこにUFOが現れるかもわからないんだよ?どこにいても同じよー」

アケミ「・・・・・みんな怖がってる・・・それもそうよね、もし自分が被害者になったら膨らむことになる・・運が悪ければ破裂死だもの・・」

ケント「おい、アケミー」

アケミ「私が・・私が倒さないと・・」

ケント「アーケーミー!」

アケミ「あっ、ごめん、何ケント」

ケント「いや、滅多に休まないセイナちゃんが休みなんてどうしたのかなーって」

アケミ「身体の具合が悪いってさっき先生からも言われたでしょ」

ケント「うーん、そんなんだけどさー、もしかしたらあの例のUFOに襲われたんじゃないかってなー」

アケミ「バカなこと言わないで!!」

ケント「わっ、悪かったよ冗談だよ冗談」

アケミ「あんたね・・冗談にも限度ってもんが!」

その時だった、ある一人の女生徒が

女生徒D「きゃああああ!あれ!」

アケミ「えっ?」

女生徒Dが窓を指差している・・・そしてその方向には

女生徒A「嘘・・あれって・・・あのUFOじゃ!」

女生徒C「ひぃ!」

女生徒B「ねぇ・・・こっち来てない?・・・ねぇ!こっち来てない!?」

女生徒C「いやぁーーー!ママーーー!」

あのUFOがまたもや現れ、そしてこの学校の方へと向かってくる・・・学校中は大騒ぎとなった

アケミ「うそ・・・でしょ・・・このままじゃ学校中の女の子たちが!」

41N.T:2016/01/13(水) 19:44:07 ID:S3rZNuyM
突然のUFOの出現に慌てる学校中の女生徒たち・・そして徐々にこちらに近づいてくるUFO

アケミ「どうしたら、こんなときはどうしたら!エースはいるわけないし・・・もー!」

女生徒A「隠れるのよみんな!光線に当たっちゃだめ!男子は盾になるもの持って女の子を守って!」

男生徒A「おっおうわかった!」

アケミ「そうよ、黙ってやられるもんですか!」

女生徒C「怖いよアケミちゃん!私ーーー」

アケミ「大丈夫よ、心配しないで?ほらちゃんと隠れましょ?」

ケント「お前もだぜアケミ、ここは男に任せなって!」

アケミ「わかったわ!・・・不安だけど・・・」

ケント「うるさいな!いいから隠れてろって!」

机を積み上げ壁を作り、女生徒はそこに隠れ、男子たちは光線を防げそうなものを持ち立ちふさがった

ケント「来るならきやがれ地球外生命体!このケント様をなめんなよー!」

そしてUFOが学校の校庭の真上で止まる・・・そしてついに始めるのだ・・・地獄の惨劇が・・・

42N.T:2016/03/14(月) 17:59:20 ID:Z9TmrOnU
ケント「来るならきやがれ化け物め・・・このケント様が相手だ」

アケミ「バカ!遊びじゃないのよケント!」

ケント「わっ、わかってるって」

チュン!チュンチュン!!

女生徒A「きゃあ!」

ついにUFOから光線が放たれ始める

アケミ「きた!・・・くっ、エースもいないし・・どうしたら・・」

女生徒C「いやぁーー!ママー!パパ―!助けて―!」

部屋に鳴り響く女の子たちの悲鳴・・

そして放たれた光線はガラスを割り、女子目掛けて飛んでくる

ケント「おっと!そうわいかねぇ!」

飛んでくるビームをゴミ箱のフタを盾代わりに防ごうとするケント・・・だが・・・

ケント「うわっ!そんな!・・・ぐはっ・・・」

アケミ「ケント!」

光線の威力は凄まじく、フタは砕け散り、その威力で吹っ飛ばされるケント

男生徒A「うっ、うわぁあああ!だめだ!逃げろー!」

男生徒達「わーーーー!!」

アケミ「えっ!ちょっとみんな!待ちなさい!!」

見せつけられた光線の威力に恐れた男生徒たちが、一斉に部屋から逃げ出し始める

女生徒A「おっ、置いてかないで!たすけ!」

アケミ「だめ!!戻って!!」

光線を防ぐためのバリケードから一人の女生徒が飛び出してしまう・・・チュンチュン!!

女生徒A「えっ、きゃ!・・・あっ・・・あああ」

アケミ「そん・・な・・・」

女生徒A「うっ・・ううう・・・うわぁーーんいやだぁあああ!!うぐぅ!!」

ぷくぅーーー・・

女生徒A「ひっ!お腹が!私のお腹がーー!」

光線に触れてしまった女生徒Aのお腹が風船のように膨らみ始める、そして・・・次の瞬間

女生徒達「きゃあああーーーー!!」

その光景を見た女生徒達の今まで以上の大きな悲鳴がこだました・・

43N.T:2016/03/14(月) 18:17:37 ID:Z9TmrOnU
アケミ「みんな落ち着いて!!みんな!!」

チュンチュン!!

アケミ「みんな聞いて!大丈夫だから!ここにいれば光線に当たらないわ!」

女生徒A「くっ、苦しい・・苦しいよーー!助けてぇー!」

ぷくぅーっと静かに、そして確実に大きさを増し膨張していくお腹を抑え、悲鳴を上げ続ける

クラスの中は既に大混乱、バリケードも徐々に壊れ始め、最悪の事態はすぐまで迫っていた

女生徒C「アケミちゃん!私死にたくない!まだやりたいこといっぱいあるの!!」

アケミ「大丈夫だから!ねっ?だれか助けに来てくれるわ?それまでの辛抱だから・・ねっ?」

女生徒C「ううぅ、ひっく」

女生徒A「うぐぁああああ!だめぇ!破裂し・・ちゃああああ!」

臨月の迎えた妊婦のように膨れ上がったお腹を抑えながら悲鳴を上げ続ける

アケミ「お願い教えて!エース・・・ルナさん・・私どうしたらいいの!」

女生徒D「きゃ!!」

アケミ「!!」

女生徒E「ひぃ!!」

ついにバリケードに穴が開き、その穴から光線が入り込み女生徒達を襲い始める

女生徒達「いやぁああああ!」

その瞬間一斉にバリケードから飛び出す女生徒達

アケミ「みんな!」

女生徒D「ひぃぐぅうう!!お腹が、ああお腹がぁ!」

女生徒E「ああああ!膨らんできた!助けて、いやぁ!」

アケミ「変身するしかない膨張少女に・・・でもこんなところで変身できない・・・それにまだ実戦なんて・・」

女生徒A「うがぁ!--あがぁーーー!」

ブシュ―――!という音を共に光を吹き出す女生徒A、そしてそのお腹が徐々に小さくなっていく

アケミ「よかった、あれを出せたなら破裂はまのがれる・・」

女生徒A「ふぅ・・・ふぅ・・・」

チュンチュン!

女生徒A「あっ、がっ!もう・・いや・・ぁぁ」

ぷくぅーーとまたしても膨張を始める・・・

アケミ「嘘・・酷い!・・・考えている時間はない!」

遂にアケミもバリケードから飛び出し、変身できる安全な場所へ避難を始めた


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