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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ16

38香取と。2:2015/02/10(火) 17:38:50 ID:7R5H6B3E

「あら?」

 心臓が止まりそうになった。一瞬動きを止め、錆びついた機械のような動きで首を回すと、そこに香取がいた。
 身体にバスタオルを巻いただけの彼女は、籐籠から眼鏡を取り出し、それを着けると私の姿を見ながら微笑んだ。
 ――不思議なあの笑みだ。
 体中の血液が冷たくなる感覚。たっぷり数秒、現状を眺めてなお彼女はその笑みを崩さない。

「ち、ち……違うんだ!」

 咄嗟に言い逃れをしようとしていた。無駄だとわかっているのに。こんな見苦しい真似に対しても彼女はそのままの笑みで語りかける。

「違う? 何が違うのですか、提督」
「そ、それは……」
「とりあえず、それ、返してくれません? そしたらちょっと反対向いていてくださいね」

 それ、とは私が手に握っていたストッキングだろう。震えるばかりの私に対して、彼女は両手で私の指を一本一本解いて、ストッキングを取り戻す。そして、何も言えないまま彼女に背を向ける形となる。
 すると、トスンという軽い音が聞こえた。おそらくはバスタオルを落とした音。続いて衣擦れの音が連続した。視界は正面の壁に向いてこそいるが、彼女との距離は1メートルもないだろう。先ほどとは打って変わって聴覚が研ぎ澄まされていて、布が擦れ合う音ですら耳にした途端に心臓が跳ね上る。

「いいですよ、こちらを向いて下さい」

 振り向くと服を着た香取がいた。髪は濡れたままだが、ネクタイを締めジャケットのボタンを止め、しっかりした格好だ。――勿論、ストッキングも履いている。彼女は見下ろす形で、なおもあの笑みを絶やさない

「さて、それでは提督。先ほどは何をしていたか、話して頂けますか?」
「え、……あ、そ……」

 喉が乾く。口内の水分が全て失われた感じがして、上手く声が出ない。

「言いたくないのですか? ……なら、私が言ってあげましょうか。提督は、私のストッキングの匂いを嗅いで、オナニーしようとしていたんですよね?」

 その言葉に否定出来る事は何一つなく、ゆっくりと頷いてしまう。
 すると彼女はまた笑みを浮かべる。

「成る程。これは、少し厳しい躾が必要みたいですね?」



とりあえずここまでです。




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