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小学校の女の先生の笛その②
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安倍さんは日本の政治的な風土を、多少ではあるが変えたと思う。大きな影響を与えた政治家だったのではないか。それは次のような点にあると思う。
①官僚に忖度させ、自分に都合がいいように動くようにさせた。もともと人事権を振りかざして官僚支配を強めたのは旧民主党だが、それを手本にして、人事権で官僚支配を強めた。以前は官僚は政治家とある程度距離をとって、国民のため（自分の省庁のためもあるが）行政を行うことが多かったが、政治家にしっぽを振るような官僚でないと出世できないようにした。菅さんはもっと露骨だけどね。それは官僚組織が国民のために長期的な展望を持って動くことを困難にさせ、官僚の質の劣化を招き、結果国民に不利益をもたらしている。
②お友達を大事にした。自分に反対する者を排除して、自分を支持するもの、忖度するもので回りを固めた。そのため、自分の政策を批判する人がおらず、不適切な政策でもまかり通ることになった。また、是正できなかった。菅さんはもっとひどいけどね。逆らう者は徹底的に追い詰めて復讐したからね。
③お友達を大事にする政策を行って、日本の長期的な利益を損なった。大規模金融緩和なんかだね。お友達のお金持ちは株価も上がって喜んだけど、日本経済の体質を弱めることになった。
④選挙に強かったが選挙がすべてで、日本を腐らせても平気だった。選挙を有利にするために統一教会に日本を売るような行為をした。税を上げるのを拒んで、国債発行でお金をばらまき、国民の人気取りをして選挙を有利にしようとした。その伝統は今の安倍派がしっかり受け継いでいるよね。
⑤裏でお金を渡して、自分にすり寄る人を議員にした。そういうことは卑しいことで、人として政治家として、してはいけないことだ、という感覚が昔はあったと思うけど、何でもありだな、という風にした。それは今の安倍派にも受け継がれている。一度そういうのもありだな、ということになると、もとに戻すのは難しい。
⑥安倍さんは長期的な展望もなく、政治家として小さかったと思うけど、お友達を大事にすることで、周りを腐らせる体質的なものがあって、それは日本の政治的な体質を変えたと思う。
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