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TSFのSSスレ
1
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2014/06/02(月) 22:00:16 ID:WXbKkYuA0
TSFを題材にしたSSを投稿したり、感想を書き込むスレッドです。
2
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2014/06/03(火) 02:39:56 ID:Dw5MXvfM0
数日中にこちらにSSを投げさせていただく予定です
よろしく
3
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2014/06/03(火) 15:10:31 ID:KbmBG58A0
楽しみにしてます
4
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2014/06/24(火) 12:22:20 ID:Q68C/vkw0
ここは二次創作おけ?
いいなら投稿するかも
5
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2014/06/24(火) 20:22:56 ID:RbobWyEc0
その辺特に指定無いし、
掲示板の決まりに沿う範囲でなら問題無いんじゃないか
6
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/01(金) 05:59:31 ID:qPepJVaA0
未だに奴隷制度を有した階級社会が蔓延る世界で
男尊女卑な権力者によって酷い扱いを受ける女性も多かった
レジスタンスとしてそれらの勢力に対抗する組織も当然現れ
静かにだが激しい動乱の世界を形成していた
そんな混沌とした世界の片隅にこの島はあった・・・
ここは奴隷として扱われてが解放された者、DVから逃げてきた者、言うのも憚られる事情を有した者など
女性のみで構成され女性のみが逃げ込むシェルターとして機能していた
元々この島は女傑一族が統治しており
この島のみで1国家として権利を有してた事が大きく作用したと言える
女傑ばかりなので種の保存の為に子種を周辺諸国から接収してくるのだが
それに対抗した軍部も存在はしたが壊滅の危機に瀕し
一人の犠牲で済むのなら人身御供を差し出した方が良いと言う判断に達するしかなかった
こうしてこの島は気に障れば滅ぼされる恐怖によって国として権利を得
種の保存の両方を勝ち得たのだった
そんな過去の出来事があったが今は技術が進歩し
人身御供ではなく精子バンクから優良な子種を購入し子供を生み
男の子だった場合は里親に出すか親子共々島を出るかして
女性のみしか居ない島と言う状況を保っていた
今日もそれぞれの事情を抱えた者たちが島にやってきた
幼子から老人、美人からそうでない者、一見男かと思えるおばさんまで
その種類は千差万別だった。それがいつもの景色だった
だがこの一団だけは実は違っていた・・・
7
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/01(金) 06:00:44 ID:qPepJVaA0
島に着き入国審査後一時的に居留する地区に運ばれ
その後適正や好み等の調査があって本住居に引っ越していくのだが
入国村で事件が起こった
殺人事件らしい。が死体がない。ただ、犯人は男である事が残留物の精液によって判明した
現在、村に居る者は20名程犯人は二人組だと思われる
行動は夜間に行われ、昼の内に犯人を見つけなければ誰かが襲われる
1日目。おっさんに見えるおばさんが疑われ追放されるが彼女は女だった
その日の夜、これと言って女性的な魅力がないと思われた一人が消えた
2日目。美人が無事だった事で疑いの目が向けられるが怪しい理由がそれだけなので保留される
一人怪しいそぶりを見せるが彼女曰く
「俺は元々男だったが女体化して友人に襲われそうになったから逃げてきただけだ」
「びくびくしてるのは男なのに男に襲われるなんてトラウマにしかならないからだ」
疑いの目を向けつつも余りにもバレバレなので今日の所は保留となる
その日はそれまで余りにも何もしなかった人が本当に何もしなかったので追放された
彼女は本当に面倒くさがり屋なだけで女性だったがこの状況の場合良かったのかもしれない
その夜また一人消えた
8
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/01(金) 06:02:50 ID:qPepJVaA0
それから数日が経ちもう村には数人しか居ない。犯人の一人は見つかった
一人ずつ収監して行ったその日に犯人が一人になって雑居房で事件が起これば誰だって解ると言う物だ
捕まった男はどう見ても少女の様な少年だが
普段は隠している一物がそれはそれはデカかった
何でこんな事を聞くと悪びれずに答えた
「こいつを突っ込むと大抵の女は喜び離れなくなる。数時間、数日ハメ狂った事もある
この島の女傑ならそう言う事もなく逆レイプしてくれるに違いない
僕はハメてヒィーヒィー言わせるより逆レイプでひーひー言わされたかったんだ」
「僕のこの悲しみが理解できるか!」
と喚き泣き散らした
その後事件はもう一人の犯人が自称元男の少女の処女を奪った事で
覚醒してハメ倒されてそのまま腹上死寸前に追い込まれる事で解決を見るのだが
その後彼女をその島で見た者は居ない・・・
9
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/01(金) 07:34:30 ID:NGtvhXgU0
ややこしいけどあれだ、人狼だな
こころなしか登場人物の言動もホラー映画っぽい
10
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/02(土) 00:49:49 ID:Fl0yW3G60
あげていいかな?
活動してるスレでこんなに下であってほしくないからね
11
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/02(土) 12:26:53 ID:v9.GYH2U0
いいんじゃないかな
他の活動スレも後からあげればいいから
12
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/03(日) 02:18:34 ID:Wxm4nk4s0
かなり大規模な地方自治体ですら予算を圧迫する公共サービスを民営化せざる得なくなり
その結果自治体の長より公共サービスを一手に運営する大企業の方が力を持つそんな大企業国化が進んだ世界
銃兵器の進化は犯罪の激化を招き警察機構では多大な人的被害と金銭的損害を出していた
企業にとって治安維持組織は必須であるが人件費が馬鹿にならない頭痛の種であった
ロボットによる代替も実行されたがAIの性能に問題があり
パワー、戦力はあるがそれを運用する知能面に問題があり単純な警備にしか使えないと判断され
実質的な解決にならなかった
増え続ける殉職者に警官の脳を使うサイボーグ計画が立案されハード面の開発がまず開始された
発案から3ヶ月で加速度的に開発は進み
小型で強力なロボットアーム、既存の戦車並でより軽量な装甲などのボディを構成する装備類の開発には目処が立った
問題はソフトである。警官の頭脳を使う事には倫理的にも物理的にも障害が多く
この問題は遅々として進まなかった
そんな時、彼はこの町に帰ってきた
正義感から警官になり、家族を、そしてこの町を愛していた
だが着任早々世界的にも名を知れた犯罪者を発見追跡してしまっいこの事件で殉職した
妻と小さい我が子が企業からの検体の申し入れにサインをせざる得なかった事を誰も責める事はできないだろう
こうしてソフト、ハード両方が手に入った企業はプロトタイプの製作を開始し
1週間ほどの超短期間で完成させた
戦車並みの装甲を持ち、重機並みのパワーを持ち、熟練警官並みの判断力を持つそれは
実戦配備から数週間で治安の回復に成果を出し始めていた
13
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/03(日) 02:19:25 ID:Wxm4nk4s0
だがそれでも大きくとまではいかなかった。数が足りなすぎるのである
犯罪は多く、そして、激しかった。企業は更なる一手を求められた
プロトタイプの完成と成功は量産化を踏み切るのに十分な物だった
こうして、量産型の開発が開始された。
装備類の開発は量産化に向けたブラッシュアップがメインとなり瞬く間に進んでいった
プロトタイプと同等品が半分以下の予算で生産され
更に予算を掛ければ更なる性能アップも見込める程に開発が進み
量産化と同時にプロトタイプの強化案も発案された
装備類は月単位で更新され内蔵装備も充実していった
ハードの開発はある意味到達すべき点に到達したと言っていいだろう
問題はやはりソフトでだった
企業は都市単位ではなく国単位で人材を求めていて
その結果優秀なセールスマンのセールストークに騙されたも同然で
かなりの数の検体は集まっていた
集まってはいたのである
初期量産型として10機作られ、ロールアウトと共にテスト起動が開始された
ここで後々まで禍根を残す事件が起こる
1号から3号までは起動直後に混乱し自爆した
4号は起動後落ち着き周囲を観察後壁を叩き己のパワーを理解し周辺に居た人間を虐殺した
特殊部隊の投入するもそのまま取り逃がすと言う失態を晒す
以後、それは潜伏を続けている
アナリストの分析では「何が出来るのか研究と装備を整える為に潜伏してるのではないか」と言う事だった
設備の修復強化と対策の為に2週間程経過した後再び起動実験は再開された
またしても5〜9号は失敗に終わり10号が再び脱走した
被害は少なかった物のやはり元警官である為手の内が読まれる事が最大の問題点であろう
14
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/03(日) 02:20:13 ID:Wxm4nk4s0
ここで気鋭の心理学者からの進言が自体を急展開させた。彼女曰く
「警官のようなマッチョタイプは自分の肉体に自信がある。それを奪われれば発狂もする
プロトタイプの様に家族愛や正義感にあふれる様な特撮番組のヒーローみたいな人間は100万人に一人いれば良い方」だと
量産化計画を真っ向から否定する発言にどよめくも
「方法はある。ヒーローは100万人に一人でもその状況に対応できる人間が居ない訳じゃない。それは・・・」
こうして量産計画は大きく舵を切る事になる
暴走対策として性能の低下がまず実行された。これは博士の提案を実行する上での優先事項でもあった
生身のプロレスラーと互角程度で十分。それよりより小さく、よりしなやかに
装甲も同様に強固さを残ししつつより軽量に、概観のデザインも無骨だった物から変更された
2m近い身長があったプロトタイプに比べ、量産型は160cm程度しかなく
ボルトオン方式だった装甲は着脱しきの外装になり
一見無意味とも言える1種の緩衝材が第一次装甲として装備された
ソフトの調達も開始され、各地でスカウトが激化した
1日8時間労働、契約金と月収が保証されその他福利厚生も好条件で提示され
巧みなセールストークは予定ノルマを順調にこなしていった
「しかし、よくこんな計画参加にサインしますね?あいつらは何を考えているんでしょうか。博士?」
「あ〜。疑問に思うのは当然ね。でも、サインさえさせてしまえばこっちの物よ。後でどうとでもなるわ
要は条件付けよ」
「なるほど・・・」
順調に計画は進行していった
1月もしない内に100体の量産型がロールアウトし実戦配備に成功した
今も増産中である。量産型であるがその外観は千差万別でそれぞれにファンもいるようである
「博士。このボディの頭脳にはやはり彼らの様な人間ではないと駄目なんでしょうか?
女性型のボディなら女性の方が良いのでは?」
「それは駄目よ。脳幹が太い女性の頭脳ではハードの方がその情報量に持たないもの
だからと言って男性型ボディも駄目
4号みたいに職業警官が強力なパワーに魅了されて悪落ちするだけだもの
この世の中にヒーローみたいな人間は100万人に一人もいないけど
女体化したがる変態は1000人に一人はいる。だからそう言う男に女体を提供してあげるの
後はそれと引き換えにこちらの条件である治安維持に協力させるの」
こうして女バトルコップは完成した。同時に薄い本も多数完成した
中の人も知ってるが違う意味で大喜びだったりするし中には自らが作者の奴もいたが世間の人間はしらないままだった・・・
15
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/04(月) 21:42:17 ID:ytq1Gs0s0
転職を機に一人暮らしを始める事にした俺は職場に近く安い部屋を探していた
いくら相場とはいえやはり厳しい。多少妥協しても通勤時間を覚悟するか
そんな事を考えながら歩いていると一軒の不動産屋に気づいた
こんな所にもあったんだと思いつつ試しに入ってみる事にした
そこはおっさんが一人でやってる雰囲気のこじんまりとした所だった
事務机が並んでるが人がいない。奥にはドアが一つある
奥に居るのだろうか?俺は声をかけてみた
どうやらトレイに行っていたのだろう不動産屋の人間は
予想に反し若い女性だった。事務員かと思ったら社長だった
本当はもう一人社員が居て普段は彼が承るのだが今は所用で居ないらしい
俺はとりあえず希望を伝えていい物件がないかを聞いてみた
これまた予想に反し扱ってる物件は広範囲に渡り家賃もピンきりだった
女性の手前見栄を張りたくなるが俺は実情先立つものが乏しい事を伝えた
こう言う客は多いのだろう気にする様もなくファイルをぱらぱらとめくり始め
一軒の物件を提示してきた
予算的にも場所的にも今まで見た中でダントツだった
俺は直ぐに内見を希望した。彼女はじゃ今から行きますか?と
まるで近隣のコンビニに買い物に行く位の気軽さで言ってきた
店を留守にするのは良いのか?と思ったが別に問題はなくどうやら良くある事のようだ
確かに従業員が2名じゃそう言う事なんだろう
俺は行って直ぐ契約する事に決めた
16
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/04(月) 21:42:56 ID:ytq1Gs0s0
引越し当日。俺は初めて隣室の住人と顔を会わせた
隣室の住人は美人の女性だった。内心ガッツポーズがでる
隣に越してきた事を告げると彼女は少し困った様なそれ以上に哀れみの様な表情を見せた
俺は表情には出さなかったがその事に引っかかりを覚えた
引越しも終わり手伝いに来てくれた友人と酒を飲んでて家賃が安さが話題になった
事故物件。家賃の安さと隣人の反応。そう言う考えに至るのも仕方ないだろうか
酔った勢いも手伝ってユニットバス、クローゼット、天袋、シンクの下。
そこらじゅうにそれっぽい物がないか探し始めるも何もなかった
そうこうしてる内に夜も更けてきたので解散する事になった
騒いで近隣に迷惑をかけて即日退去要請とか洒落にならんし
翌日、前日とは別の隣室の住人会う事ができた
引越しの挨拶に行った時は留守だったのか会えなかったので翌日にしたのである
驚いた事に女性で美人だった
上下左右の隣人は全員女性だった。しかも全員美人と言って差し支えないレベルの
しかし、俺の疑念は更に深まる事になる。彼女らの反応が全員最初にあった人と同じなのである
もしかして出るのか?いや、これは出ないと駄目だろう?
そんなおかしい方向へ進みつつある俺であったがそんな壊れた期待は裏切られる
1週間ほど経ったが何も起こらないのである
本当に事故物件なのか?いや、もう事故物件じゃない方が逆に住人の反応が怖い
17
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/04(月) 21:43:41 ID:ytq1Gs0s0
本当に何もないまま3週間ほど経過した朝
俺はこの歳になってお漏らしをした様な奇妙な違和感で目を覚ました
妙な下半身の鈍痛と滑るようなそれで居て何もないような違和感
手を伸ばすと触れる滑った感触。そっと手を見る。赤い
出血?飛び起きる。室内の様子は変化がない。が視界の端に入る自分の姿に違和感を覚える
そのまま洗面台に向かい鏡を見る。俺じゃない
部屋を飛び出て隣室のチャイムを鳴らす
鳴らしてどうするって訳じゃないがとりあえず誰かに状況の説明を求めずに居られなかった
急にチャイムを鳴らされて驚いたらしい。出てくれた彼女に慌てながら隣の人だと伝えた
その事を聞いて彼女は慌てる事もなく
「あなたもそうなったのね」
と一言だけ言った
俺はその一言で察した
最初に彼女らにあった時の反応は確かに何が起こるか知ってての物だが
だからと言って他人事ではなく既にわが身に起こった事だったから同情の色を含んでいたのだと
18
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/11(月) 19:16:55 ID:xfi4BW7A0
切り立った山々に建つこの巨大な城。その主と思わしき奴と俺は相対していた
座っているのに関わらず既に俺の身の丈と同じ位ある
侵入者である俺が居るのに悠然と玉座に座り魔物雌を侍らせ酒を飲み乳繰りあっていやがる
そいつとこの広間、その荘厳さがこいつが魔王に違いないと俺に確信させる
5m位まで迫った俺に対し奴はゆっくりと立ち上がり
良く響く低音で「良くここまで辿り着いた勇者よ」と言った
それだけで体の底から恐怖を感じる位の威圧感があったが
俺のしてきた辛苦はそれを跳ね除けるだけの経験値を俺に与えていた
もう1年以上前
片田舎でのんべんだらりと暮らしていた唯の戦士だった俺は
神託とやらで国王に呼び出され魔王討伐の任を命じられ何の情報も無しに城から出発させられた
魔物は確かに存在するが魔王軍に侵略されているイメージは俺にはなかったから寝耳に水だった
国王の勅命と言う強制労働は死んで終わる物でもなく死んでは蘇らせられては続けさせられていた
伝説の武具とか伝承の地とかそんな物もなく地道に強い魔物を求めて彷徨うだけの旅だった
眼前の屈強な体躯に豪華な鎧を纏った身の丈3mを超える魔物が求めていた魔王に違いない
今まで戦った敵と格の違う圧を感じつつ距離を詰め、そして飛び掛った
19
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/11(月) 19:17:36 ID:xfi4BW7A0
どの位の時が過ぎただろう
死んでは戻り死んでは戻りを繰り返し10数度目のアタックで遂に倒す事に成功した
流石に敵のまた来たか感は感じていた。がこっちも必死だ。知ったことか
骸と化したそれを見下ろし魔王を倒してハッピーエンド的な事が起こる事を待った
何も起こらない?かなりの時間を待ってみたが何も起こらない。おかしいと思い始めた頃
玉座の向こうにあった扉が突然勢い良く開かれた
「ちょっと!食事まだなの〜?!」
慌てて声の主に俺は視線を向けた。そいつは人間で40くらいのおばさんだった
彼女は死体になっている魔物の一団のそばに立つ俺を見て全てを察して
「ちょっと!何してくれてんのよ!そいつらを配下にするの結構苦労したんだから!」
いきなり素手で飛び掛られた。
距離は10mあったはずなのに一瞬でその間合いを詰められ次の瞬間に俺はぼこぼこにされていた
死ぬ。俺はいつもの死の予感を感じながら絶望していた。こいつには勝てる気がしない
地に伏せ、瀕死の俺のそばにそいつは歩み寄ってきた。止めを刺されると思っていたがそうはしなかった
俺の顔をしばらく覗き込んでいたが何かに気がついたのか驚いた顔をしていた
俺はそれを見たのを最後に意識を失った
20
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/11(月) 19:18:22 ID:xfi4BW7A0
いつも通りに教会で生き返りいつもの小言を聞く。そして、いつも通り再出発する。そうだと思っていた
最後に立ち寄った町の教会ではなかった。見覚えのある故郷の村。15年間過ごした懐かしい景色だった
俺は持っていた剣も着ていた鎧もなくボロキレと化し全裸に近い服と力の入らない体だけで村の外れの森で目を覚ました
他人の家の裏で捨てられていたボロ布をローブのように被り力の入らない体を引きずる様に村を歩いた
直ぐに村の住人に何故か不審者として捕らえられた。知ってる顔もあるが俺だと説明しても誰も知らないと言った
事情を聞いた村長も困ったようだ。俺の話が与太話なら良いが本当だとすると一つの村で片付けていい話ではないからだ
ここ1年の旅の話を説明すればする程それが真実であると思ってくれている雰囲気が感じられた
ぼろぼろの服に気付いて直ぐにボロ布を纏ったので気付かなかったが食事を与えられ一休みをつけた事で
俺は自分の体の異常に気付く事ができた。汚れた体は老いた様にか細くなっていたが老いではなかった
力が入らない事もあってそう思っていたがそうではなく本当にか細くなって、そして柔らかくなっていたのだった
空腹が満たされて再び活力が戻って実感する。力は落ちていない。ただか細く柔らかくなったのだ、と
家畜を入れておく檻で監視の目があるので変な行動は取れないのであまり怪しまれない様に体を調べてみる
やはり俺は女になっているようだ。何故?いつ?どうして?
21
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/11(月) 19:19:47 ID:xfi4BW7A0
状況が飲み込めなくなったまま数日が過ぎ首都に送られた俺は首都警備隊、親衛隊、大臣と同じ説明を何度もした
悪すぎる待遇にそろそろ怒りを覚えてきた頃に国王の前に連れてこられ1年数ヶ月ぶりにこの爺と顔を合わせた
俺は何をこの爺に言われ、どんな目にあったのか今までの旅の全てを語った。その話に国王はたいそう驚き、恐れ慄いた
「今までは魔物と言う害獣による散発的な被害が組織化されたと言う話ならば対策を練らねば」
それから一ヶ月程俺は稀代の預言者として厚遇を受けた。その間国を挙げての探索が行われていた
だが魔物たちが組織された気配もそれらしい被害もなかった
俺は稀代の預言者から大法螺吹きへと評価が一転し大罪人として牢に囚われ3度陵辱を受けた
3度目の陵辱で俺は切れ、牢を破壊し脱走した。自分の手で魔王が居る事を証明する為に
いくら女の体になっても今までの力を失った訳ではないから魔物たちを倒し魔王城の地に辿り着くのは容易だと思われた
問題は魔物ではなく人間だった。武器を買うにも食事をするにも寝泊りするのにも人の手がある
全てを自分で行う事の方が苦労の連続だった。人の目を偲び時には盗みをし隠れながらの旅だった
自分の窮状に絶望し、そこに追いやった人間に絶望した
城の場所を目指していた俺はその地の景色に愕然とした。城などなかった。
ただ、一匹の魔物が不意の侵入者に怒りを露にしているだけだった。その見知った姿に俺は懐かしさを覚えた
再び身の丈3mのそいつと相対した俺は再びそいつを地に伏せると魔王について尋ねた
「そんな者は居ない。ワシはこれまで一番強いと思っていた
そのワシを地に伏せる程の力がある者ならばその資格があるかも知れん」
こうして、世界に魔王が誕生し魔王の配下が世界を蹂躙し始めるのであった
神託の勇者の生まれる5年前の出来事だった
22
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/14(木) 18:22:18 ID:qc2RA.KE0
うまいこと書けないけど読んでるぜ
ごちそうさま
23
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/18(月) 08:10:41 ID:kBbgXNok0
20XX年平和だった日常は一変した
前日まで仕事に忙殺され10数時間勤務を強いられた俺は泥の様に眠りについた
今の世の中じゃこれ位の出来事なんて日常茶飯事だ
まだ1つの仕事で並みの生活が送れてる時点でましな方はだと言って良い
一部の富裕層が富み、それ以外は仕事の掛け持ちで暮らしていくのがやっとと言う
それがごく当たり前の事になってどの位経つだろう?義務教育が終わる頃にはこんな世の中だったから
ごれが当たり前だと思っていたがそうでない事を俺は酔っ払いの老人の口から聞いた時は正直驚いた物だ
それでも今目の当たりにしてる物はそれ以上にショッキングな物だった
昨日までは平穏その物だった街並みも今は地獄の混沌さに支配されていた
起きて最初の異変に気づいたのはTVだった。放送事故。簡単に言えばそれだった。それも殆どの局で
次に悲鳴。女性の悲鳴ではなく野郎の。遠くで爆発音らしき物も偶に聞こえている
状況が飲み込めない。携帯は?不通だ。固定電話なんて高級品を持ってるのは今じゃ富裕層でもほんの一握り
電気は生きている様だ。ネットは?パソコンを起動してネットに繋ぐ
ニュースは?メールは?目まぐるしく調べる事が思いつくがそれらが互いに邪魔をする
とりあえず検索サイト的なブラウジングをする。がエラーが吐き出される
どうやらどこか、回線か、サーバーか、どこかで死んでる様だ。ネットを諦める
状況が判らない事には何もできない。とりあえず外の様子を確認するしかない
窓は無理だ。どこかで火事か、煙で見えない。火の感じはないから延焼はしないだろう
24
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/18(月) 08:11:57 ID:kBbgXNok0
俺は意を決して玄関ドアを開けて確認する事にした
ドアの外は共同の廊下。そこから建物の端左右に共同の階段がある一般的な作り
廊下には人の気配はない。危険な感じもしない。ゆっくりと外へ。
廊下の壁からそっと下の様子を見る。男が走っている。時折振り向いてる。何かに追われてるのか?
男の後方に目をやる。数人の人らしい物が見える。あれに追われてるのか?
女だ。だがどう見ても常軌を逸している。人では何かと言える雄叫びを挙げそれは男を追っていた
あ、男がこけた・・・。女たちとの距離が縮まる。そして、襲われた
無理やりにズボンを引き剥がしその獣の集団は恐怖に泣き叫ぶ男の股間にむしゃぶりついていた
それは猛獣が数日振りの牛肉を奪い合う様に噛り付く様に似ていた
異常だ。何か異常だ。痴女の物のキチガイAVとかそう言う物ですらまともに見える
俺は静かに部屋に戻りカバンにある程度の装備を詰め込みその場を離れる事にした
息を殺し見つからない様に団地を後にした。車?車は走っていた、と言う方が正しい様だ
乗り捨てられた物、横転してる物、電柱に突っ込んでる物、遠くで聞こえた爆発音の原因はこれか
多分、この持ち主たちもさっきの集団の犠牲者になっているのだろう
何とか二区画分位移動すると余裕が出てきたのか俺は大きく1つ忘れていた事に気づいた
どこへ行くのか全く考えてなかったのである。警察?区役所?病院?色々思い浮かぶ
近くに交番はあるがあの感じだ。その規模の建物では安全とは言えないだろう
区役所も立て篭もる事は出来るだろうが保護を期待するのは難しい・・だろう。病院も同じだろうな
俺はそれらと同じ位の距離にあってそれら以外の候補を思いついてそこに向かう事にした
25
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/18(月) 08:12:41 ID:kBbgXNok0
建物の陰に隠れ、草むらに隠れ、車の陰に隠れ、息を殺し、追われる野郎を見殺しにして
何とかその広い敷地にまで辿り着いた。広すぎる駐車場
ここを突っ切るのは危険だが行かない事にはどうしようもない
俺は出来る限り周囲を見渡しヤツラがいない事を祈った
建物のいくつかある入り口に人だかりが見える。ヤツラの一団だ。普段使う入り口は無理だ
建物周囲を見ると二階に繋がる階段は閉鎖されているようだ。二階フロアーには人の姿がない
普段使われない二階への階段をよじ登れば2階ラウンジに入れる
そこから2階屋上への梯子を使って屋根から中に入れれば状況も変わる
そう思うと希望が持てた俺は想定したルートを慎重にかつ大胆に通っていった
何とか無事に非常階段に辿り着いた俺は閉まっている扉をよじ登り中に入った
2階に辿り着くと遠目で見たとおり人の姿はなく静寂に包まれていた
屋上への非常梯子に飛びつくと一気に駆け登る
屋上には入り口が1つ。これが施錠されていたらお手上げだ
ドアノブに手を掛けて回す。考えは甘かったようだ。施錠されてた
ため息一つつくとそのまま腰から力が抜けるのを感じ尻餅をついた
尻餅をついたままの俺の目の前でガチャリと開錠の音がしドアが開かれた
警備らしき制服の男が重そうなライトを構えつつ俺を見た
どうやらここの警備員で彼もここに篭城してるようだ
ここには彼を含め3人の警備員と俺と同様に逃げてきた避難者が
既に5人居て俺が9人目と言う事らしい
太陽光発電で基礎電力を賄ってる事を売りにしてるこの場所なら
晴れてさえいればなんとかなるだろう
ー直に救助も来るだろうからそれまで何不自由なく過ごせるここは天国みたいなもんだー
警備のボスらしい男はそう笑った
楽園の支配者気取りのその男は俺にこれまでの出来事を教えてくれた
26
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/18(月) 08:13:12 ID:kBbgXNok0
警備システムに録画していた映像を出しながら彼は言った
「最初はTV局で、朝のニュースの真っ最中に事が起こった」
ニュースを読んでいた男性キャスターに
隣に居た女性アナウンサーが無理やりディープキスをした
直後、その男性は苦しみだし白い煙に包まれて姿が見えなくなった
女性アナウンサーは二人のAD達に取り押さえられるが
今度は白い煙の中から現れた女性に押し倒されカメラの前で壮絶なフェラを開始した
その女性は男性キャスターと同じようなスーツを着ていた
取り押さえてたADが一人になった事で今度は女性アナウンサーが払いのけ
逆にADが襲われる羽目になった。スタジオは騒然としてしていた
放送事故としてしばらくお待ちくださいの画面に切り替わる事もなく
そのままその修羅場は放送された。襲われた物がもがき煙が噴出す
襲っていた者は今度は別の獲物に襲い掛かる。それが繰り返される
カメラはあらぬ方向を向きカメラマンが逃げたか襲われた事が分った
「襲われた奴から煙が出てただろ?
あれは男の魂がエクトプラズムになって体外に排出されるんだとさ」
そう言って別の番組を流した
別のニュース番組で専門家らしい老人が解説していた
男として魂が抜ける事で体が女体化し失った喪失感が多大な渇きとして感じされ
男性エネルギーを得ずには居られなく為に男性を襲うのだと
番組は事態は世界各所で同時多発的に発生しており
戸締りを厳重にして救助を待つ様に伝えていた
「で、救助を待ってたらこの有様だ」
次の映像に切り替える。政府会見のようだ。軍隊の派遣を検討。基地の受け入れを云々
なるほど、軍隊の態勢整ったら救助が開始する事までは分ってるからこの余裕なのか
一人納得する俺を気にする事もなく自分が持ってる情報をひけらかして満足した彼は
状況を説明し終えるとメインディスプレイを監視画面に戻した
監視画面に俺同様に駐車場に辿り着いた男が映った
俺と違ってそれまで運良く遭遇しないで来たのだろう
慎重さが足りてなかった。直ぐにヤツラに気づかれ大挙して襲い掛かられた
その出来事に驚く俺を尻目に警備の男はその画面を楽しげに見てた
助けに行かないのか?とジェスチャーで伝えるとつまらなそうに
ー自分でここまで辿り着けなきゃな。助けに行く余裕なんてこっちにゃねぇよー
遠い国の言葉のように俺に降り注ぎ、俺は極寒の中に放り出された気分になった
画面の中では今も数匹のヤツラが泣き叫ぶ男に群がっていた
27
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/19(火) 09:03:52 ID:F1hEiuqc0
今日もまた嫌な夢で目を覚ました
秘密結社の一員として末端に居る俺は毎日の様に工作に繰り出され
その都度正義の味方を名乗る一団に邪魔をされボコボコにされていた
夢にまで見ちまったか。前日の戦闘のリプレイの様な一方的な戦い
毎度変わり栄えがしないが同じではないこの不毛な工程に一体どの程度意味があるのだろう
滑る特殊ジェルから体を引きずり1時間で1週間分の回復効果をもたらすカプセルから出た
これも結社の技術力がなせる業だ。現代医療では回復まで1月は寝たきりの怪我も一晩で全快する
組織に忠誠を誓うを俺は今日も決意を新たにし支給されている戦闘服を着用し
回復カプセルと着替えのロッカーのみのこの簡素ではあるが俺用の個室を後にした
皆同じ様に起きたのであろう。決まりや点呼がある訳ではないが同じ戦闘服の姿が自室を後にしていた
同じ服、変成された音声だから誰が誰だと遠くから判る事はないが近い部屋の奴は大体誰なのか判る
結社特有の挨拶を交わし各々持ち場である部隊のブリーフィングルームに入っていく
俺の所属は結社で二人しか居ない女幹部の内の一人だった
プライドが高く冷徹ではあるが部下思いで結果を出せばちゃんと評価してくれる
成果によっては個人的に褒美を貰う事だってある
俺はないがテニスコート大で三階建ての広さを誇る幹部用の自室に招待された者も居るらしい
そこではマスクを外す事を許され、かなり濃厚なサービスを受けたと言う噂を聞く
自室以外で外す事を許されないのでこれはかなりの厚遇である
28
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/19(火) 09:05:05 ID:F1hEiuqc0
もう一人の女幹部の下に居る奴は俺らに対してよく愚痴を溢していた
女王然とした俺らのボスに比べ彼らのボスは少女と言って良い位愛らしいのだが
気まぐれで面倒臭がり屋で身勝手なので彼らはほぼ毎回振り回されているらしい
その上に成果を出しても興味がないので労を労う事もないのだそうだ
これはこれで同情する。女性幹部の下で働けるのは確かに役得ではあるが
俺らのような量産型的な戦闘員では武闘派で知られる男性幹部の下には配備されない
配備される際には特殊な改造を受け強化される
前段階の試験で素養が審査され。これを突破した者だけがなれるある種の戦闘員のエリートである
(エリートと言っても戦闘員としてではあるがもっと優秀ならもっと高度な改造である怪人になっている)
そして、男性幹部の好みもあって数少ない女性戦闘員も配備されている
彼女らは基本的に俺らと同等の戦闘力ではあるがエリートへの慰安も任務としていた
もっともこれは女性戦闘員の性欲処理も含まれているのだが
そう言う意味で男性幹部の配下は花形で女性幹部の配下は閑職と言う認識もあり
その上、上官が慰めてもくれないとなっては苦労のし甲斐がないのであった
結社では当たり前のドリンクタイプ(200ml缶1つで1食分のカロリーと栄養が採れる)に
治療や不足栄養補給用のタブレットの食事時にはほぼ数分で終わらせられるのだが
そう言った愚痴や噂話をして無駄に時間をかけるのが通例だった
29
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/19(火) 09:06:05 ID:F1hEiuqc0
たまに戦況の噂を聞く事もあるがそれはえてして芳しい物ではなかった
連日の妨害は日に日に厳しくなり、それと相対して我々の作戦も強硬な物となっていた
作戦の内容自体には文句はない。それが我々の正義なのだから
ただ、敵がより強く殴ったからそれより更に強く殴り返すと言う事には納得がいかなかった
敵がどうであれ我々は我々らしく自分の道を通すべきではないのか?そう思った
前に一度そう言った事もあったが誰ともなく
「あいつらはこっちがどうしたって全力で殴るから関係ない
あいつらに正しい、正しくないを考える力なんてないんだよ
ただ、力の限り殴る事しかできない野蛮人なんだからな」
と言われるだけだった。そして、それに納得するしかなかった
どんなに彼らが綺麗事を並べても彼らの行動は
それらが唯誰かの入れ知恵をそのまま言ってるだけにしか見えないのだから
作戦に従事し妨害され満身創痍になって回復カプセル入る。そんな毎日が続いた
戦闘は激しく何度も夢で見てはうなされた感じがした
閑職であるこの基地に男性幹部のエリート部隊が来る事も偶にあったが
彼らを見ても何度も苦渋を味わっているようで余裕がなくなっていった
それは突然やってきた。基地が襲撃された
防衛網を突破され、総員が全力で抵抗するもむなしく散っていった
敵の攻撃で気を失っていたらしい俺は意識を取り戻すと
死屍累々とした通路で同じ様に気を失ってるだけでまだ動ける奴を探した
大怪我を負った仲間を早く前線から離脱させ別の基地で回復させなければと思い探し回るが
ほとんどの奴らが既に死んでいた。
俺は次は生きてると望みをかけ探し回った。もう何度目の死体だったろう。
死傷者数を考える事は止めした。死体の蘇生は結社の技術でも不可能だ
知り合いの顔が無い事を祈つうつ伏せの戦闘員をひっくり返す
30
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/19(火) 09:06:41 ID:F1hEiuqc0
戦闘服のマスクの破れていた。俺は初めて仲間の素顔をみた
それは見慣れた顔だった。自分と同じ・・・
俺は他の奴のマスクも外してみた。こいつも俺と同じ
俺は生存者探しを止めて直属の上官である女幹部を探した
崩れた通路の向こうから瓦礫を押しのけ彼女は姿を現した
頭から一筋の血が流れていた。奴らと戦ったのだろうか?
俺は上官に皆俺と同じ顔である事を問いただした
視線を逸らし舌打ちをされた次の瞬間俺は腹部に強烈な痛みを感じた
彼女の持っていた剣が腹部を貫いていた。俺はそのまま闇に飲まれた
しばらくしてから俺は回復カプセルの中で目を覚ました
いや、回復カプセルとは明らかに感触が違っていた
口には酸素マスクがされていて手足には固定用なのか器具が着けられていた
いつも以上に視界が狭い。目が開けられない
開けているのに見えない感じだ。ぼやける。何度も瞬きをする
うっすらと光が見える。壁が壊れ通路の光が入っているんだろう
ここはいつもの部屋か?いやもっと広い
ずらっと2列回復カプセルが並んでいる。中の液体の色といいいつもの見慣れた奴だ
崩れた壁とドアの向こうからこの壁を壊した奴らが入ってくる
ゴボゴボと体を浸した液体が泡立つ。慌てるあまり過剰に息を吐いてしまってるのだろうか?
俺は仇敵が近づく恐怖と怒りと憎しみで急いでここから出ないと、と慌てた
俺の目の前に来ると奴らは何か言っていた
「助けにきた。今だしてやるから。もう安心だ。もう少し我慢してくれ」
奴らの一人が近くにあった端末を調べてから操作した
足元から液体が抜けていくのを感じた。液体が抜けきると今度はカプセルが上がっていき
それから固定していた器具が外れた。俺はそのまま倒れるように地面に手をついた
視界に見える地に着いた両手が妙に見慣れない物ようで違和感を覚えた
頭を垂れて次に見たのは自分の姿だった。四つんばいの手足は細く
そして何も纏ってない胸は隆起し股間は自己主張をしていなかった
女?女なのか?いや、おかしい。俺は男だ。この結社の為に戦う男だ。女のはずがない
俺は視界を上げ並んだ回復カプセルを見た。そこには見慣れた俺の姿がずらりと並んでいた
遠くで奴らが俺に何かを言ってる
クローン?戦闘員?量産化?原型?何を言ってるんだ?ここから脱出?誰がお前らと!
今まで云百云千と戦ってきたお前たちと一緒になんてふざけるな!
時として同じ場所、または全く別の場所で何十回と戦って倒された事が許せる訳がない
そうだ。俺はこいつらと同じ日に同じ場所で同じ時間に何十回と戦ってそして敗れてるんだった
急激に頭が冴えてくる様にパズルのピースがはまっていく
俺が見ていたのは夢ではなく俺、全員が見た物だったんだ・・・
偶に見る悪い夢は別の奴の見た物だったのか・・・
組織に浚われ戦闘員のコピー元として女性はこうして無事に救助された
彼女は自分は男だと状況に混乱している模様であるが目に言える異常は発見されていない
未だに悪の秘密結社は活動を続けていてヒーロー達は今日も奴らを駆逐する為に戦っている
31
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/21(木) 01:17:47 ID:j78Ix0JA0
男女平等と言う単語が死語になってどの位経つだろう。俺が物心付く頃には既に世界のLGBT問題は解決していた
それ以上に別の問題がある事を世界が認識した事が最大の理由だがそれに至る道は険しかったらしい
それらは特に固定観念を持つ年寄りによってだが事がある程度進んでしまうと案外とあっさりと片付いたらしい
大学4年生の夏、俺は生まれて初めて他人に対して許す事ができない感情に苛まれた
彼女が親友に寝取られたのだ。いや、厳密には元彼女に親友を寝取られたのかも知れない
その親友とは大学に入ってからの仲だったが馬が合った
お互い恋人関係の人間が居らずだからと言ってボッチではなかったからか
気ままに友人らと馬鹿騒ぎをするどこにでも居る大学生だったと俺は思っていた
そんな集まりも一人、二人と恋人が出来、そっちに縛られる様になり集まる人数が減っていった
そんな中俺にも恋人が出来た。親友からの誘いを断る事もしばしばにあった。親友は良い奴だった
彼女が出来た俺は有頂天になっていたのかも知れない
気を使ってくれる親友に甘えがあったのかもしれない
誘いを断る事に後ろめたさを感じる事もなくなっていっていた
10ヶ月が過ぎたにはお互いの一人暮らしでアパートで半ば同棲の様な暮らしをしていた
今週は自分の部屋で来週は彼女の部屋で生活するような生活がしばらく続いた
32
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/21(木) 01:18:48 ID:j78Ix0JA0
そして事はそんな時に起こった
別に連絡をしてから行く事がルールでもなかったが暗黙の了解としてそうしていたが偶々その日は忘れていた
前日には伝えていたからまぁ良いか程度の認識で俺は部屋に向かった
合鍵を使って鍵を開け中に入る。驚かそうと言う悪戯心があったのかも知れない
そぉっと部屋に入る。その時に玄関の靴が自分のではない誰かのだと気が付くべきだったかも知れない
既にいくつか自分の靴をこの部屋に置き靴してたから自分のだと思ったのは仕方ない事か?
俺は忍び足で玄関から部屋に通じる廊下を進んだ
閉じた扉の向こうから声が聞こえる。それもただならぬ声が
俺の中で驚かそうと言う悪戯心が違う物に変わるのを感じた
物音を立てないようにゆっくりとドアノブを回し一気に開けて中に踊りこむ
急な物音にベッドの上で慌てる二人に向ける目は尋常じゃない物だっただろう
驚きでこちらに顔を向ける二人の顔は今でも瞼に焼き付いている
一瞬驚愕し次に申し訳なく顔を伏せる親友の顔を見る事になるとは思わなかった
驚き、次に怒る彼女の顔は今思い出しても怒りしか覚えない
俺は二人を詰る言葉を残してその場を後にした事は覚えているが内容はよく覚えてない
33
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/21(木) 01:19:46 ID:j78Ix0JA0
それから自室に戻りしばらく部屋に篭った
親友から電話があったが取らなかった。留守電にはただ謝罪のメッセージだけが残っていた
彼女からも留守電にメッセージがあったが謝罪以上にこちらを責める物で辟易した
彼女との恋人関係も終わったなと遠い目で達観する俺が居た
数日が過ぎた頃、落ち着きを取り戻した俺は沸々と湧き上がる怒りが何なのかを分析していた
裏切られた事?誰に?親友に?彼女に?嫉妬?親友に?
本当に裏切られたのか?俺の中でその言葉引っ掛かる
そう言えば彼女を最初に紹介した時に友人らが妙に困った顔をしてたのを思い出した
あれはなんだったんだろう?何か行動のはけ口を求めたのかもしれない
俺はその時の友人に連絡を取った
友人の二人から聞いた言葉はショックであった
彼女、今となっては元彼女だが割りと有名な女で結構噂を聞いていたらしい
「ビッチ」だと
だから彼女して紹介された時は物凄く困った、と
逆にそんな事を急に聞いてくる事を怪しまれたがなんとか誤魔化し別れた事だけを伝えた
何が合ったのかは伝えずに
34
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/21(木) 01:20:39 ID:j78Ix0JA0
夏が終わり、秋が来る頃には俺らは自分の人生の岐路について思い悩む時期に来ていた
親友は今元彼女と付き合っている。俺はその事に怒りを覚えている
彼女を寝取った親友にではなく彼女に対してだ
あいつは良い奴だと言う認識が俺にそう思わせるのか?
少なくとも親友に対しては怒りと言うより
ハズレくじを引いた事を心配してると言った方が正しいだろう
定番のOB訪問をしてる時に俺はその人と会った
化学系の研究職員ではあるが常識人と言うよりマッド〜と言う方が合っているだろう
ぼさぼさのロングを掻き、とても女性らしさとは程遠い態度に俺は距離を取りたくなった
ジーンズの短パンにTシャツ。その上に白衣と言うガサツな姿に大丈夫かと思った物だ
どうやら顔に出ていたらしいがよくある事らしく笑い飛ばしていた
思わずマジマジと相手を観察して悪いと思ったが
古臭いメガネを止めてちゃんと化粧すれば美人な整った顔立ち
ガサツさを除外すればスタイルも良い方なのに。そう思うと自然とため息が出ていた
凄く見た目と性格にインパクトのある人ではあるが
それ以上に俺にインパクトがあったのがその研究内容だった
「DNA変換による諸問題に対する解決法について」
興味を示す俺に対して彼女は楽しそうに説明をしてくれた
現在の医療では外科的手術でしか性同一性障害の治療を生物的に行う
と言う物で実験自体は数例だが成功してるが何分物が物だけに
治験を行うのも難しくその上志願者も少ないから実用化はまだまだ先らしい
「今だと研究費でかなりいいバイトになると思うんだけどな〜。どっかにそんなバイトやる奴知らんかね?」
簡単なお使いを頼む程度の気軽さでその後の人生を占う位の重大決定を迫るとはやはりマッドだ
35
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/21(木) 01:21:27 ID:j78Ix0JA0
それからしばらく俺は自分の内なる怒りについて偶に考えるようになった
怒りと言うより嫉妬だと気づくのにそう時間は掛からなかった
どうやら親友を奪われた事に対して怒りを覚えてて尚且つどうやら俺は親友が好きらしい
変な話過ぎてそりゃもう頭おかしいとか思えないがそう言う結論に達した
気がつくと俺は件のマッドなOBに相談に行っていた。話はとんとん拍子で進んだ
奴はノリノリだった。コネをフル活用する勢いで色々話が進んだ
今後の生活面でかなり優遇されるがこれは情報の機密保持的な側面があるらしい
「いや〜、君で5件目か。前回が3年?4年前だっけ?その前は10数年前とかだから本当助かるわ〜」
この人はそんな前からマッドなのか・・・
俺はそりゃこんな実験に付き合う人間は確かに少ないだろうな、と一人納得した
内容以前にその後を考えて決断するような重大な事なのに施術する人の認識が軽すぎる
そう思いながら麻酔を打たれ深い闇に落ちていった
こうして俺は女になった。色々社会に馴染む為の訓練や個人的な目的の為の練習に時間を費やした
俺は1つだけどうしてもしなければならないと思っていた事があった
奇妙な事に俺は男性だった事に固執する事もなく女性になったからと言って混乱する事もなかった
別に性がどちらだと言う事に拘りがないとこう言う事もあるのか程度に思っていたが
どうやらそう言うレアなタイプの人間で女体化適合人種と言っても良い代物らしい
それをマッドな人は嬉々として説明するが俺にはどうでもよかった
36
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/21(木) 01:23:51 ID:j78Ix0JA0
3ヶ月後俺は元彼女から親友を寝取った
元彼女への復讐ではあったがどこから調べたのか彼女は俺の家まで来て言い争いになった
俺はそこで泣き喚き罵詈雑言を吐くこの女に対しどうしようもない程の怒りを覚え
地の底に叩き落すかも知れない現実を突きつけてみたくなった
お前は男に負けて恋人を寝取られたんだよ。と
元の名前を告げた時の彼女の反応はちょっと予想とは違っていた
「またしても・・・」
不意打ち気味な言葉に戸惑いつつも真意を言う様に仕向けてみたらベラベラと話し出した
なんでも彼女は俺が小学校に入る位に俺に酷い目に合わされ
その恨みを晴らす為に親友に寝取れたと思わせる様に仕向けたんだそうだ
「その為に性同一性障害の新薬の治験にまで参加したのに・・・」
俺には彼との出来事の記憶がなかったから笑うしかなかった。余計に彼女は怒り狂わせたが
恋人が出来た事を定期問診でマッドな人に話したら予想外な答えが返ってきた
「あ〜、彼女か。懐かしいな。元気にしてた?」
そうか。俺は男から女になった。だけど一方通行ではあるが逆がないなんて誰も言ってなかったな
37
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/24(日) 10:08:25 ID:VUb10AhA0
白昼の銀行で事件は起こった。いくら地方都市の銀行とは言え利用客は少なくはない
金庫の金のそれなりにあるのだから危機意識を持ってしかるべきなのだが
そこはここ半世紀大きな事件も無い様な長閑な田舎の空気がそうさせたのだろう
5人組の強盗に押し入られ従業員、客、警備員が総勢30人程が人質に捕られた
襲撃から30分が経過した頃銀行を包囲する警察の呼びかけに答える事も無く
静かだった現場に動きはあった。急に人質を解放する旨を伝えてきた
いぶかしがる警察をよそに何の要求も無く女子供10人程が解放された
何の要求も無いまま一方的に解放を伝えてくる立てこもり犯も変だが
解放された人質達も普通ではなかった
全員が意識を失った状態で少し開いたシャッターの下から転げだされたのだ
解放された気を失ってる人質達は救助されると直ぐに救急の手で治療を受け
意識を取り戻すと警察関係者によって犯人一味について質問されたが
全員犯人をまともに見る前に薬によって眠らされたらしく得られた情報は皆無だった
そして、再びシャッターは閉じられ2時間程が経った所でまた数名が解放された
今度の人質達は時間の経過の為のか疲れ、衣服も乱れた状態だった
前回同様に保護後に診察を受けるが先の場合とは異なり異常な程の疲労状態で
しばらく意識は回復は見込めなかった
38
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/24(日) 10:09:02 ID:VUb10AhA0
何の要求も無く解放される人質。解放される人質順に警察は疑問にしか沸かなかった
解放する事で心情論に訴えやすく言う事の聞きづらい子供の解放は納得いくが
一斉に女性のみを解放するのは納得がいかなかったからだ
人数を減らす事で管理下に置き易くするのは解るが男のみ残し
尚且つ抵抗力の高い警備員をそのまま残す理由はないはずだった
立て篭もり開始から4時間が経過しようとしていた。既に人質は一桁になっていた
未だに要求は何も無い。何度も内線を呼び出しているが出る事はなかった
大都市からの増援が到着し始めていたが動く事は出来なかった
人質もそうだが犯人側の牽制に動くに動けなかったと言うのが正しいだろう
更に2時間が経過した再び人質が解放された。そろそろ食事の要求でもあっていい頃だ
業を煮やす上層部は強行突入を視野に入れ始めていた
現場で指揮を執っていた交渉役の刑事は
その様子にじりじりとした焦りを感じながら犯人と連絡を取ろうとしていた
8時間目にして始めて犯人からの応答があった
犯人の代表は女だった
「人質を解放しろ。俺が変わりになる」と言う刑事の要求はあっさり呑まれ
最後の人質達と交代に刑事はシャッターの向こうに足を踏み入れた
39
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/24(日) 10:09:41 ID:VUb10AhA0
銀行内は特に荒らされた様子も無く金庫を破ってる様子も無かった
ただ独特の臭いとカウンターの上に大量に転がったドリンク剤の瓶に異様さを覚えた
銀行強盗に入って金目の物に手をつける様子がない時点で異様ではあるのだが
無抵抗を示しつつ中に進み、刑事は初めて犯人たちを視認した
全員が女だった。全員黒のライダースーツ。手にはライフル銃を持っていた
取り囲まれたままゆっくりと刑事は奥に進んだ
カウンター前まで来ると銃口で座る様に指示されゆっくりとしゃがんでいくと
その女は刑事を蹴り倒した。
仰向けにひっくり返る刑事に4人が銃口を向けたままだがリーダー格の女は
しゃがみこみズボンを脱がしにかかった
急な出来事に刑事は驚くと女は「いいからとっととズボンを脱いでチンポを出すんだよ!」と叫んだ
向けられた銃口はそのままで下手な抵抗も出来ないまま男はチンポと取り出されしごかれる
ある程度勃起すると手コキからフェラに移行して空いた手でライダースーツを脱ぎ始めた
股間から与えられる快感は凄まじく男の今までの人生経験上最高の物だった
悶え呻きながら彼は必死の思いで何故こんな事をするのか問い質した
悶絶する男の様に良い頃合だと思った犯人達は二人を残し全員全裸で男に愛撫を開始した
完全に勃起した一物にさっきコンドームが被せられた
準備良しと言う感じで唯でさえ人生史上最高の快感に翻弄されている男を
それを更に数倍も上回る快感が襲い掛かった
強烈なライトを当てられた様に何度も瞬間的なホワイトアウト繰り返し
意識が飛びながら彼は犯人グループの犯行動機を聞かされた
40
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/24(日) 10:10:12 ID:VUb10AhA0
彼女らは未来人で今からそう遠くない未来で核戦争が起こり
その結果男性機能に軽度だが致命的な問題が発生した
それから数代の世代を経て彼女らの前々世代になった時には
軽度だった問題は重度な物と化していた
徐々に男の出生率が下がりそれのみならず男性器の機能も低下していっていたのだ
男が生まれても機能しない。それは結果的に人口の減少に直結し
彼女らの世代では既に最多時の10数分の1にまで減っていた
世界統一の対策組織はありクローニングやDNA操作など幾つ物を試したが
どれもベースとなる物が既に劣化しているので解決にならなかった
1世紀掛けて研究されたタイムマシーンが何とか実用化され我々が派遣された
我々が精液を集めそれを故郷に送りそれをベースに完全なDNAに回復させ
その研究が終わるまでそれらの精子を使って人工授精し繁殖して人口を確保する
そんな話が終わった頃に彼は4度目の射精をした
タイムマシーンなんて冗談みたいな話を鼻で笑いたくなったが
立て続けに襲い来る快感に笑いすら引きつった
何とか事が終わったら貴様らはそれで逃げるのか?と声を絞り出したが
その答えは予想とは違っていた
現代に設置した装置はタンクを転送するのが精一杯で精子を一杯にして送り出すのが我々の仕事だ
我々は人類存亡為にこの時代で殉職する覚悟だ
それ以前に故郷に我々の様な子孫を残せない人類の居場所は無い
何よりこの時代は故郷より裕福で故郷ではSEXは子孫を残す為の儀式と言う意味合いの方が強い
下準備で学習したこの時代の物はそう言う目的ではなく楽しみの為に行われている
我々は自由にズッコンバッコンハメまくって快楽に溺れても許される。故郷では考えられない事だ
折角その為に最高の技術でチューンされたのだから使わないのは勿体無いだろう?
話の終わりと同時に12度目の射精の痙攣が来て男は意識を失った
彼女らが身支度を整え採取した精液の入ったタンクを抱え
忽然と包囲網から消えた事を数日後に聞く事になる
彼が彼女らから聞いた情報を上層部は聞く事無く事件の後遺症と言う事で処理され迷宮入りした
41
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/31(日) 10:48:52 ID:U8iY/8sk0
「別々じゃ奴には敵わねぇ。これはもうフュージョンするしかねぇ」
「あんな恥ずかしいポーズ死んでもやらん」
一対一なら完全にワンサイドゲームになる実力差でも二対一で分断すれば少しはマシな状況にはなる
意識を分散させる事、互いにカットしあう事で倒されずには済んでいたがそれも限界のようだ
どちらがとは言えないが確実に防戦一方の戦況が悪化する
どちらかを先に始末したら本格的に攻勢が始まるのは目に見えている。その事を両名とも自覚している
だがフュージョンなら仮に単体になっても元の能力の数倍になる。戦況を引っくり返せる
その事を頭では理解していても彼のプライドがそれを許さなかった
元の能力を数倍に引き上げる特殊な技フュージョン
フュージョンする者同士の能力を揃える事、フュージョンポーズを取る事等の幾つかの条件が存在した
ポーズを取る為に要する時間は数秒。一瞬のスキさえあればこの二人ならなんとかなる
ただポーズを取る事、自分一人だけでも勝つ事にこだわる彼のプライドがそれを許せなかった
そうこうしてる内にじりじりと限界は近づく敗北かプライドか選択の時間はもう少ない
「わかった。フュージョンしてやる。早く準備しろ」
苦虫を潰した顔で彼は叫んだ。それを待ってましたとばかりに敵を吹き飛ばし自分らも飛びのいた
敵が態勢を立て直すまでに反撃へのフュージョンポーズを取る
閃光
フュージョン特有の元の人格とは異なるテンション
酩酊時に気が大きくなるのに似ているそのテンションで閃光の中から人影が姿を現す
屈強な体躯ではなく華奢な女体だった
『失敗じゃ。指が間違っておった』
テレパシーで師匠の一人がそう告げる。変身時間は30分
フュージョンは成功すれば数倍の力を与えるが失敗した場合は効果が起こらないではない
殆どの場合は弱体化する効果が発生する。この状況で30分逃げ切るしかない
42
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/07/31(日) 10:49:45 ID:U8iY/8sk0
一瞬の閃光から視界が回復した敵がその姿を見て驚きながらも更なる獲物に舌なめずりするのが見える
「私、男の方が好きだけど。女もイケる口なのよね」
二人掛かりで責めたのに意に介せず反撃で二人ともその責め苦に耐えるしかない状況にした指をくねらせる
敵にとっては攻め手が減った上に抵抗力の落ちた子羊が居る状況はまさにまな板の上の鯉
完全にワンサイドゲームと化した。誰もが30分も耐えるなんて不可能と思われたが
失敗フュージョンの唯一の効能と言って良い、戦いには不向きになると言う面が良い方に作用した
防ぐ、打ち返すのではなくただ一方的に受ける事で敵を責め疲れを起こさせ
異なる指向性を持った内面が相反し打ち消す事で時間を消費して行った
30分経過してフュージョンが解ける
解除後の効果としてフュージョン中のダメージは軽減されフュージョン前に近い状態に戻る
「あんな恥ずかしい思いをしたのに無駄になったではないか」
再び二人に戻ったがまたフュージョンするには同じ位の間を取らればならない
万策尽きたと思われた時別の人物からテレパシーを聞こえた
『持たせていたポタラを使うんじゃ』
隠し持っていたイヤリングを取り出すと1つを差し出した
「こいつを何も言わずに右耳につけてくれ」
「なんだ。これは」
「ポタラだ。こいつをつければ一瞬でフュージョンみたいに合体できる」
「なに?!」
「しかもフュージョン以上に能力が上がる」
あまりにも都合が良すぎるアイテムに男が怪しむが時間がない受け取り耳につける
「言い忘れてたがこいつをつけるともう元には戻れないんだ。わりぃ」
「貴様!先に言え」
二人互いに引き寄せられぶつかり閃光が走る
フュージョンの様に性格の変化は起こらず互いを折半してるような感じに違和感を覚えるが
それ以上に肉体的な違和感に本当に融合しただけなのか疑問を持つ
「フュージョン失敗直後に融合したからどうやら女体化しちまったようだ」
「なんだと」
再び女体化した事に敵も「変身」程度の認識でしかなかったが
その実力は確かに本物で今まで防戦一方だった戦いが逆に組み伏せ一方的な戦いになろうとしていた
それまでの余裕は消え彼女は今まで体験した事のない快感に恐怖した
それから数分も掛からず決着した
全宇宙の存亡を掛けたBFは2対1の変則マッチからレズ総受け
再び3Pからネコタチ入れ替えてのレズで決着した
43
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2016/08/02(火) 01:37:36 ID:dIQcSfZk0
多分ずっと同じ人が投稿してるんだろうけど、どれとどれが繋がっててどこで切れてるのかが分かりづらいから、
名前欄なり本文の最初なりに、仮でもいいからタイトルと複数レスに跨る場合にはパート番号も入れて、切れ目が分かるようにした方が良いと思う
折角の作品が、どこからどこまで読んだらいいかが分からないことで読まれないままってのは勿体無いだろうし
44
:
1
:2017/03/27(月) 07:14:47 ID:g4LIVkoE0
ある日どこからともなく現れた魔族は
六つある大陸の内5つを手中に収め世界を制服しようとしていた
残された唯一四方を海に囲まれた大陸で
滅びの時を待つだけに終わるかと思われた王国に一人の勇者が生まれた
彼は魔族の尖兵たる偵察部隊を殲滅すると海へと旅立ち
その勢いは占領された5つの大陸から次々魔族を追い出し
奴隷やそれ以下の存在として虐げれていた人々を解放していった
形式上国家としての体をなしていただけの王国にもその報は届き
魔王の討伐の報も時間の問題と思われた
45
:
2
:2017/03/27(月) 07:15:59 ID:g4LIVkoE0
確かに彼は強かった。いや強過ぎた
魔族放逐の報を喜ぶ一方で彼を危惧する派閥も存在した
国王はそれらの勢力を抑えるのに奔走する事になる
残念な事に彼に娘は居なかった
解放された土地に次々と送り出される貴族の娘たち
全て勇者を篭絡する為だった
勇者は魔族討伐以上に婚姻を迫る貴族の娘たちに手を焼くことになった
解放を喜ぶ民衆とは全く別に醜態を晒す貴族たちであったが
それ以上に慌てふためいた居たのは魔王だった
人間にこれ程手を焼いたのは勇者が初めてだった
それは彼らにとってみれば青天の霹靂だった
今までの人々は恐れそして絶望するだけの無気力な存在だった
だが勇者は決して絶望せず自分の正義が叶わぬ事だとも微塵とも思っていなかった
その折れない意思は人とは完全に異質の物だった
46
:
3
:2017/03/27(月) 07:16:33 ID:g4LIVkoE0
各地に分散した魔族が1割を切ろうとした時点で魔王は決断した
「手段は選ばん」「奴の弱点を探せ」と
それから半月ほど魔族は遅延戦闘の撤退戦を繰り返しながら観察を続けた
魔王はその観察の記録から1つの結論を出した
「勇者の弱点は女である」
そう彼らは女になれば勇者を弱められると知ったのだ
こうして魔王の根城である魔王城に集結した幹部魔族と魔王は人間の女になる事にした
その作業は数日も掛からずに完了した
まず試作女体が作られそれの調整に1日を費やしたが
それ以降は順調そのもので変化に関しては一斉に行われた
今までおもちゃか食料だと思っていた人間になった事は
彼ら魔族にとっては興味深い物で慣れない姿にしばらく時間を必要とした
まず尖兵たちが勇者の所へ乗り込み
優位と見たら魔王と側近が加勢し一気に仕留める
単純かつ乱暴な作戦だった
47
:
4
:2017/03/27(月) 07:17:21 ID:g4LIVkoE0
勇者が今逗留してる街に大挙なして進む一同
観察の結果から逃げられては元も子もない事は知っていたので
本隊は分散して森や山、洞窟に潜伏する事にして
先遣隊からの連絡を待つ事になった
先遣隊の数名は寂れた一角から街に潜入すると慣れた挙動で裏道を進んだ
薄汚れゴミの散乱したこの場所は人も少なく忍び込むのにちょうどよかった
不意に人間の男に遭遇した
奴らは我々が魔族である事に気付かず近づいてきた
(しめしめ油断してる油断してる)(この調子なら勇者討伐も容易いだろう)
(こいつらは騙されるとも知らずに勇者の所まで案内してくれるみたいだしな)
勇者の所に案内が見つかった事は魔王の下にも伝えられたが
それから間もなく先遣隊からの連絡が途絶えた
48
:
5
:2017/03/27(月) 07:18:14 ID:g4LIVkoE0
1週間近く経ち再び連絡が来た彼らに魔王は怒り𠮟責した
(もうしわけございません魔王様)(とても良い情報が手に入りましたので)
(え?あ、はい。えっと・・・。ええ。手筈が整いましたので)
(どうぞこちらに来てください)(あ、大丈夫です。隠れ家も用意いたしましたので)
妙な違和感を覚えたが魔王たちは潜伏するのにも痺れを切らしていたので
言われるままに街へと進軍した
そこは街外れの倉庫街だった
廃墟と思えるほど荒廃していたが全員が隠れるにはもってこいだった
大部隊たる魔族たちを倉庫1つ1つにバラバラに分散させた
先遣隊だった6人の内の一人に付いて倉庫に入ると戸が閉められた
そこには人間の男が大量に居た
全員が我々が魔族だと言うのににやにやと笑っている
49
:
6(END)
:2017/03/27(月) 07:19:17 ID:g4LIVkoE0
魔王は先遣隊に尋ねると小声で答えた
「これが良い情報でございます」
「このまま何もしないで見てください」
「とても良い事が知れるのでございます」
一歩一歩近づきながら
「へへ。痴女のお仲間さんだ」「本当にこんなに連れ来るなんてな」
「こんな所であんな恰好してるなんて本当変態だな〜」「今から天国を見せてやるよ」
と口々にし襲いかかって来た
魔王レイプでセックスを覚え結果的に魔王一行逆レイプセックスにハマる
数日毎に別の男たちに変わっていた
治安の悪い街には廃墟の倉庫街に行けば女を抱けると言う噂が流れていた
半月もしない内に街の人口の3分の1が消失し気が付けば勇者も消えていた
勇者を倒すと言う目的は達成したがそんなのは今の魔王軍にはどうでも良くなっていた
一か月も経つと16〜20歳前後が一番優良で
若すぎては役に立たず歳を取り過ぎても長持ちしない事を知った
その為には過度の搾取をしてはそこまで育たず
適度な育成と繁殖を繰り返した方が得策だと考えられ違う意味で魔族の脅威から解放された
いつしか世界では精力旺盛で絶倫な男子が勇者と呼ばれる様になっていた
毎年数多の勇者が出向くが未だに魔王討伐は達成出来ていなかった・・・
50
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2020/01/02(木) 15:25:03 ID:X57AdGW60
みんな文章にできるのすごいなあ
作品全体の想像はするけどシチュが先行するせいでエロゲのシーン回想や同人CG集のようなバラバラな断片しか出来上がらないや
51
:
清典学園水泳部
:2024/09/03(火) 19:59:01 ID:vvZT6zm20
清典学園は中高一貫の進学でここ数年、入学希望が急増している反面、
色々と怪しげな噂が絶えないのだが、
そんな清典学園の高等部に編入した彰が水泳部の入部届を手に部室へ向かう途中、
ハイカット型と呼ばれる脚ぐりが高い水着を着た女性に、
「水泳部に入部希望かな。」
「は、はい。」
「良い返事だね、部長の裕香です、宜しくね。」
裕香に連れられて部室に向かうと数名の男子が裕香と同じ水着を着けており、
思わず逃げようとすると全裸にされてから青い水着を手渡され、
彰が水着を着けると裕香が栄養剤と言って赤と白のカプセルを2錠ずつ配って、
皆が口にして間もなく急に熱くなってきて、
「ゆ、裕香さん、こ、これは・・・」
「この水着に合うよう女の子になって貰うよ。」
彰達の陰茎や睾丸がゆっくり小さくなりながら、
それぞれ子宮と卵巣へと変わって、肩の張りがなだらかに、
乳首が肥大して胸や尻の辺りが丸みを帯びていき、
「う、嘘だろ。」
「戻して。」
「早速だけど、練習開始。」
裕香と共にプールへ向かうと、
「(まさか、あれは・・・)」
52
:
清典学園水泳部
:2024/09/03(火) 20:54:14 ID:vvZT6zm20
ふと競パンを着けて練習している男子を見て、
「(そんな筈・・・でも女から男になるってのもありそうだし。)」
練習が終わって黄色の競パンを着けた男子に、
「一子。」
「まさか、彰。」
「や、やっぱりお前も・・・」
小学生の同級生だった一子と思わぬ再会をした彰であったが、
一子は中等部に入学した直ぐに少しでも泳げたらと入部した際、
青と白のカプセルを口にした事で男になってしまい、
「運動が苦手だったのに逞しくなりやがって・・・」
「彰、急にどうしたの。」
「(水着越しでも勃っているのが見え見えだよ。)」
男だった頃の自分のより大きいのを競パン越しに触れていき、
「あ、彰。」
「気持ち良さそうだな。」
「その辺りにしときなさい。」
彰が振り返ると裕香と男子水泳部の部長である拓登が、
「裕香だって同じ事したよね。」
「拓登のが大きいのが・・・また育ったけど。」
「(拓登さん、一子より肩が張っているし、腹筋も凄いな。)」
「もう皆も帰ったから、早く帰りなさい。」
着替えを済ますと、
「あ、彰恵。」
「か、一也、さっきはやり過ぎて悪かった。」
「制服、女子に交換して下着も買わないと。」
「む、胸を揉むな。」
53
:
清典学園水泳部
:2024/09/03(火) 21:37:04 ID:vvZT6zm20
彰恵が入部して2、3ヶ月、胸や尻の丸みが増し、腰の括れがはっきりしてきて、
「胸の辺りがきつくなってきたかな。」
「そうね、彰恵ちゃん達、編入組の皆も育ってきたね。」
「部長、そんなに触らないで下さいよ。」
「一也君なら良いのかな。」
すると皆が着替えに来て、
「部長、彰恵ばっかり構っている。」
「そんな事無いよ、貴方達の事だって気にかけているのよ。」
「股間の辺りは感じちゃうから・・・」
「すっかり女の子ね。」
同じ頃、一也が着替えようとして下着を脱いでいると、
「一也、また大きくなったな。」
「い、いきなり触るなよ。」
「そろそろ競パン、新しいのにして貰った方が良さそうだな。」
「お前達のだって、大きくなっているだろ。」
54
:
清典学園水泳部
:2024/09/03(火) 21:52:39 ID:vvZT6zm20
一也がプールから上がると、
「一也、速くなったね。」
「(あ、彰恵の胸、大きくなったな。)」
「こんなに勃たせちゃって、一也も男の子って事ね。」
「また触るなよ・・・部長達だ。」
裕香と拓登がシャワー室の裏へ向かったのが気になって様子を見てみると、
水着を脱いで互いを抱き締め合っており、
「ぶ、部長。」
「か、一也、これはその・・・」
「拓登、素直に気持ち良くなりたいって言いなよ。」
55
:
村の怪異
:2024/09/05(木) 20:26:59 ID:vvZT6zm20
望と真の姉妹は、
御輿の担ぎ手に選ばれた父が腰を痛めたので参加できない事を話すのだが、
「だったら君らが参加してくれないか。」
「そ、そんな。」
「ね、姉ちゃん。」
「心配しないで、着替えの用意とかはしてあるから。」
褌と白い法被を手渡された望と真が集会場で一際広い部屋へ向かうと、
望の親友である葵をはじめとする小中学生が着替えようとしており、
「葵、お前もなのか。」
「父さんが忙しいから、貴方が出てって母さんが・・・」
全裸になると望や葵は胸が少し丸みを帯びている程度で、
腕や脚は折れそうかと思える程に細く、
反対に真は腹周りとかが丸々としており、
慣れないながらも望が青、真が赤、葵が黒い褌を締めていくと、
全身に痺れるような刺激を感じるが、
望や葵の胸がなだらかになって、
股間に陰茎が形成されると褌の中で自己主張するように勃起し始め、
背丈も高くなっていき、
「ね、姉ちゃん、怖い。」
「真、心配・・・」
56
:
村の怪異
:2024/09/05(木) 20:40:35 ID:vvZT6zm20
すると丸みのあった真の顔や腹周りなどが引き締まっているのを見て、
望が確かめるように胸や腕などを触ってみると、
胸筋で厚みが出て、腕や脚が硬く引き締まっていき、
望らは褌を身に着けた事によって、
御輿を担ぐのに相応しい逞しさと心構えが身に着いたらしく、
先程の不平不満が嘘だったように法被を纏っていくと、
「やってやるか。」
御輿を担ぎ終えて戻ってくると風呂へ入るように勧められ、
一斉に法被を脱いで風呂場へ向かうのだがふと鏡を見てみると、
「(す、凄い筋肉。)」
程良く盛り上がった胸筋、浮き出た腹筋、硬く引き締まった腕や脚と、
真はあまりの変わりように戸惑いながらも高揚感を覚えるが、
それは皆も同じで、
腕を曲げて上腕二頭筋が盛り上がっているのに興奮したり、
確かめるように胸や腹などを触ったりしていると葵が、
「そろそろ入ろうか。」
各々、褌も脱いでいくと、
真はまだ少し包皮が剥けているだけだが、
望や葵は包皮が完全に剥けて亀頭が露わとなっており、
「男になっちゃっている。」
「あの噂は本当だったのか。」
望らが暮らす村は女の方が多く、
望らの学校でも男子は少数である筈なのだが、
急に男子が増えて女子が減る事が数年おきに起きており、
「父さんとかそうなるのを知って・・・」
「望、そういう勘は鋭いな。」
「父さん、腰が悪いってのは嘘だったな。」
「望も真も逞しくなったな。」
「話を逸らすな。」
57
:
村の怪異
:2024/09/05(木) 21:44:19 ID:vvZT6zm20
風呂から上がった望らが着替えようとすると、
「誰か間違えて入れたのか。」
「服が男用に変わったんだ。」
「父さんはよく知って・・・まさか。」
「小学生の頃に望や真のようにな・・・」
家に帰ると母は望や真が最初から男であったかのように接するが、
望と真がそれぞれの部屋に入ると部屋の壁紙の色や衣服なども変わっており、
「兄ちゃん、魔法みたい。」
「本当だな。」
58
:
村の怪異
:2024/09/06(金) 20:57:34 ID:vvZT6zm20
望と葵が中学、真が小学校の授業がそれぞれ終わると、
葵の家の近くにある池で泳ぐのが楽しみにしているのだが、
ある日、見知らぬ少女が池で泳いでおり、
望が声をかけてみると、
「お前、望だよな、同じ幼稚園だった翔だよ。」
「翔って隣町に引っ越・・・翔は男だ。」
すると競パン越しに股間に触れ、
「お前の父ちゃんから聞いたけど、こんな大きいのをぶら下げて。」
そこへ真と葵がやって来て、
「望、お前・・・誰かにそっくりな気がするな。」
「翔だって、真も女子にモテそうな面しているな。」
「その口調、翔兄・・・翔姉ちゃんだ。」
59
:
村の怪異
:2024/09/06(金) 21:48:19 ID:vvZT6zm20
「それにしてもどうして女になったんだよ・・・」
数年前、翔は女子だけ参加可能とされていた祭りに、
母が参加したら小遣いを上げると言われて会場へ向かうと、
同級生ら十数名の男子も女子に交じって白い装束を着けており、
清めの水というのが入った盃を差し出されたので口にすると、
女子にはこれといった異変は起きなかったが、
翔達は股間に違和感を抱いたので触れてみると、
溶けるように陰茎が小さくなって、
肥大する乳首を起点に胸が丸みを帯び、髪の毛も長くなっていき、
「単純だな、最初から変だと思えよ。」
「翔姉ちゃん、胸大きいね。」
「真、あまり女にそういうの言わない方が良いぞ。」
60
:
村の怪異
:2024/09/07(土) 20:56:08 ID:vvZT6zm20
すると葵が、
「翔、お前、授業とかサボってきただろう。」
「ち、違うよ、学校が半日で終わったから友達と・・・」
そこへ、
「翔、泳ぐのが速いからって・・・」
「そんなじゃモテないって、貴方達、翔の知り合いみたいね。」
「あ、あの・・・」
「真君っていうのね、可愛い。」
真や葵はいきなり競パン越しに陰茎を触られて戸惑うが、
翔も望の陰茎に触れながら、
「アイツらも元男で望達は元女、別に問題無いだろ。」
ふと目を覚ますと望の下着が濡れており、
「翔が女になるとはな。」
洗面所へ向かうと真が、
「兄さん。」
「真、中学に入る前より背が高くなったな。」
「兄さんや葵さんと比べたらまだまだ。」
着替えや食事などを済ませ、
望が隣町にある高校へと登校していく途中、
「望、弁当用意しておいたぞ。」
「翔の弁当、味は良いから楽しみだけど・・・胸が背中に寄り過ぎ。」
「勢い良く勃っているね。」
61
:
インケリオン
:2024/09/16(月) 20:58:35 ID:vvZT6zm20
小学生にして鉄女であるハヤカは父が館長を務める鉄道展示館を訪れるが、
だが鉄道展示館の館長とは表向きに過ぎず、
未知の脅威に立ち向かう巨大ロボ、インケリオンのパイロットの養成こそ、
本来の業務と知らされた上、
ハヤカのインケリオンとの適合指数が高い事が判明、
「心配するな、ちゃんとフォローするから色々と・・・」
「ちょ、ちょっとお父さんったら。」
コックピットに入ると緑に赤い筋の入ったスーツが装着されていくが、
肩に触れる程の長さの髪が短く、腕や脚が筋張って、
股間の辺りが隆起していき、
「う、嘘。」
62
:
インケリオン
:2024/09/25(水) 20:59:03 ID:vvZT6zm20
戦闘が終わってコックピットから出ると、
パイロットスーツから元の衣服へと戻っていくのかと思いきや、
ボタンと留める向きが逆になって、スカートが短パンに変わっており、
「股間の辺りが盛り上がる感じもそのままだ。」
そこへ父のタクトが、
「初めての戦闘にしては・・・男になりたてだからな。」
「元に戻してよ。」
「すまない、お前は最初から男という事になってしまったんだ。」
そう言ってインケリオンを動かすための認証カードを見せると、
「名前もハヤトになっている。」
「父さんも中学の頃にパイロットに選ばれてお前のように・・・」
「う、嘘だよね。」
それから数日、
母や妹は勿論、同級生らも最初から男としてハヤトに接しているのだが、
女だった頃からの友達であるアラタとマサキが、
「このところ、調子が悪いみたいだけど。」
「変なのでも食ったとか・・・」
「そ、そうじゃないけど。」
授業が終わって直ぐに出動要請が入ったのでハヤトは鉄道展示館へ向かうが、
アラタとマサキはこっそり追いかけていき、
「鉄道展示館の地下ってこうなって・・・」
「誰か来るぞマサキ、逃げよう。」
アラタとマサキは適合指数の計測器を横切ると、
計測器が適合指数が一定以上だったため赤く光るのだが、
そんな事も気に留めずインケリオンの格納庫へと走ってしまい、
それぞれ赤に白い筋、青に白と黄色い筋のあるインケリオンに触れると、
吸い込まれるようにコックピットへと入ってしまい、
衣服が光となって消えたかと思うと、
それぞれ赤に白い筋、青に白と黄色い筋のあるスーツが装着され、
小学生にしては大きめだった胸が空気が抜けるように平らに、
腕や脚が筋張って肩が少し張り出し、股間が盛り上がっていく。
63
:
インケリオン
:2024/09/25(水) 21:41:44 ID:vvZT6zm20
アラタとマサキはタクトの的確な指示もあって、
ハヤトの援護に成功するのだが、
ハヤトと同じくコックピットから出てもアラタとマサキは男のままであり、
「家に帰って両親にどう説明・・・」
「アラタ君だっけ、最初から周囲には男だと認識されているから。」
「ハヤトのオヤジさ・・・指導長さん、これ戻らないのか。」
「す、すまないが諦めてくれ。」
64
:
不思議な果実
:2024/09/29(日) 21:21:48 ID:vvZT6zm20
中学生の亮太と治は亮太の親戚が暮らすある島へとやって来て、
探検と称して島の南にある森へ向かおうとすると、
高校生の真菜と響に出会うのだが、
真菜が言うには島だけに自生するとある果実があるそうで、
それを見つければ大金が入るのではと乗り気である真菜に響は、
「あるかどうか分からないのに・・・」
真菜と響の話を聞いて、
「治、面白そうだな。」
「そ、そうだね。」
「君達も来てくれるか。」
65
:
不思議な果実
:2024/10/01(火) 18:59:57 ID:vvZT6zm20
亮太、治、真菜、響が森の奥まで進むと、
中央が括れた果実を見つけて試しに中央から割って、
亮太と真菜、治と響がそれぞれ分け合って食べてみるが、
「に、苦い。」
「ひ、響、水頂戴。」
「これ、食べて良かったのかな。」
亮太と治は亮太の親戚である若夫婦の家に戻ると、
夕食を食べ終わると眠くなってそのまま寝てしまうが、
すると亮太と治の陰茎や睾丸が小さくなって、
短い髪の毛が亮太は耳の辺り、治は肩に触れる程にまで長くなり、
乳首が肥大、腰が括れていく。
66
:
不思議な果実
:2024/10/01(火) 19:56:08 ID:vvZT6zm20
翌朝、亮太と治が目を覚ますと股間に違和感を抱いて、
短パンに手を入れてみると陰茎などが消えて割れ目だけになって、
髪も長くなっている事などにも戸惑うが、
そこへ若夫婦が起こしに来ると、
「あの実を食べたみたいだね。」
「念のために診て貰った方が良いかな。」
島の東にある医院へ向かうと真菜と響も来ていたが、
胸が平らになって背が少し高くなっており、
亮太と治を外へ連れ出すと真菜が、
「女になってないよね・・・」
「「は、はい。」」
響の家にあった書籍にあの果を男女で分け合って食べると、
男は女、女は男になってしまうと書かれていたが、
真菜と響が短パンを下着ごと下すと股間には包皮に包まれた陰茎があり、
「戻らないんですか。」
「戻るって亮太君も治君も女になって可愛くなったじゃない。」
「ま、真菜ったら。」
67
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2024/10/01(火) 20:59:11 ID:vvZT6zm20
それから数年、亮太改め亮子、治改め治実は高校生となり、
久し振りに島へ訪れると2、3歳の女の子と生まれたばかりの男の子を連れた、
若夫婦が出迎えるが、
「亮子、家着いたら直ぐに海で泳ごう。」
「そうだね。」
それぞれ黄色のビキニ、青のワンピースで海へ向かうと、
それぞれ黒と青のVパンを着けた男を見かけ、
「まさか、あれは・・・」
「亮子ったら。」
68
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2024/10/01(火) 21:47:34 ID:vvZT6zm20
亮子が話しかけると、
「亮太君だよね。」
「りょ、亮子です。」
「それなら真菜じゃなくて真翔って呼んでくれ。」
「は、はい。」
真翔と響が岩場でVパンを勢い良く下すと、
包皮が剥けて亀頭が露わとなった陰茎が大きく反り返っており、
「治実も脱ごう。」
「わ、分かった。」
「治実も大きくなったね。」
「響さんこそ逞しく・・・」
真翔も響も肩が大きく張り出し、程良く盛り上がった胸筋、
浮き出た腹筋と一見する細く見えそうでありながら逞しさが感じられ、
「亮子、素っ裸になった以上はやる気って事で良いよね。」
「「は、はい。」」
「響も良い返事だ。」
69
:
ハイレグ洗脳
:2024/11/03(日) 20:58:30 ID:vvZT6zm20
ハイレグ帝国は水面下でその支配を広げつつあり、
そうした中、帰宅途中の男子高校生の一団がハイレグ帝国の一部隊と遭遇、
男子高校生らに向けてある種の光線が浴びせられると、
制服などが消し飛んで下着が接合しながら、
ハイレグレオタード水着へと変わっていくが、
すると股間の辺りから水着のラインに沿うように、
手を動かしながら、
「ハイレグ、ハイレグ・・・止めてくれ。」
「ハ、ハイレグ・・・恥ずかしいよ。」
陰茎や睾丸が小さくなって、肩の張りがなだらかに、
乳首が肥大して胸や尻の辺りが丸みを帯びていき、
きつかった筈のハイレグの丈がぴったりになって、
「ハイレグ、ハイレグ、お、女に・・・」
「ハイレグ、ハイレグ、ハイレグ。」
「ハイ、ハイレ・・・このままじゃおかしくなっちゃう。」
手が止まると、
「ハイレグ、ハイレグ。」
「ハイレグ、ハイレグ、ハイレグ。」
「君達もハイレグ帝国の一員だ。」
70
:
ハイレグ洗脳
:2024/11/03(日) 21:59:27 ID:vvZT6zm20
それから数日、
帰宅途中の女子高校生の一団に、
それぞれ赤、緑、黒のハイレグを着けた女が取り囲むと、
股間の辺りから水着のラインに沿うように手を動かしながら、
「ハイレグ、ハイレグ。」
「寄らないで。」
「君達もハイレグ帝国の一員にして上げる。」
女子高校生らが振り向くと、
黒のアイマスクにオレンジのハイレグを着けた女が光線銃を構え、
「アンタは・・・」
「君達のボーイフレンド達を女にした埋め合わせをしようとね。」
「う、嘘、そんなの・・・は、離してよ。」
「愛しいガールフレンドをそのまま押さえてね。」
光線が浴びせられると女子高校生らの制服などが消し飛んで、
下着がハイカットの水着へと変わっていくが、
すると股間の辺りから水着のラインに沿うように、
手を動かしながら、
「ハイレグ、ハイレグ・・・どうなっているの。」
「ハ、ハイレグ・・・恥ずかしいよ。」
すると胸や尻の丸みがなだらかになって、
股間に陰茎が形成されると水着の中で自己主張するように勃起し始め、
背丈も高くなっていき、
「ハイレグ、ハイレグ・・・男になっている。」
「ハイレグ、ハイレ・・・」
手の動きが早くなっていくと、
肩が大きく張り出し、胸筋が盛り上がり、腹筋が浮き出ていき、
手が止まると、
「ハイレグ、ハイレグ。」
「ハイレグ、ハイレグ、ハイレグ。」
「ハイレグ、ハイレグ。」
「より愛が深まったでしょ。」
71
:
ハイレグ洗脳
:2024/11/05(火) 18:58:45 ID:vvZT6zm20
アイマスクを着けた女の目が光ると、
水着は下着に変わってその上から変わった性に合った制服も着けられていき、
女がアイマスクを外すと、赤のハイレグを着けていた元男子高校生が、
「母さん、どうして・・・」
「(洗脳中の事は覚えてないようね。)隣にいるのは・・・」
「は、初めまして・・・」
「(初心な感じが可愛い。)」
72
:
ハイレグ洗脳
:2024/11/05(火) 20:59:57 ID:vvZT6zm20
洗脳による影響は表立って判別しにくく、
ハイレグ帝国の勢力は拡大していく一方で、
アイマスクの女こと実香は、
「長男を長女にしたから・・・」
帰宅したばかりである中学生の長女と小学生の次男に光線銃を撃つと、
服が消し飛んで下着が、
それぞれ青のハイカットの水着とオレンジのレオタード水着へと変わっていくが、
すると股間の辺りから水着のラインに沿うように、
手を動かしながら、
「ハイレグ、ハイレグ・・・どうなっているの。」
「ハ、ハイレグ・・・恥ずかしいよ。」
手の動きが早くなっていくと、
長女は中学生にしては大きめな胸が空気が抜けるように平らに、
腕や脚が筋張って肩が少し張り出し、股間が盛り上がっていく。
次男は陰茎や睾丸が小さくなって、肩の張りがなだらかに、
乳首が肥大して胸や尻の辺りが丸みを帯びてきており、
「ハイレグ、ハイレグ・・・男になっている。」
「ハイレグ、ハイレグ、お、女に・・・」
「ハイ、ハイレ・・・」
手が止まるとそのまま眠ってしまい、
「これは予想外ね。」
73
:
ハイレグ洗脳
:2024/11/06(水) 18:19:18 ID:vvZT6zm20
実香が黒のアイマスクにオレンジのハイレグを着けて基地へ向かうと、
「隊長、順調に進んでいます。」
「新しい子達が成果を上げているようね。」
実香の子である風香、拓也、実とその同級生らが実香から託された光線銃などで、
洗脳を進めており、
そこへ風香と風香の交際相手の康が股間の辺りから水着のラインに沿うように、
手を動かし、
「ハイレグ。」
「風香も康君も成果を上げて立派ね。」
すると風香が康の黄色のハイカットの水着越しに陰茎を触って、
「確かに立派なのがぶら下がっている。」
「風香、こんなとこで・・・」
74
:
栄養ドリンク
:2024/11/07(木) 20:00:36 ID:vvZT6zm20
高校生が無料配布されている栄養ドリンクを口にすると、
制服が緩くなっていくのを感じ、
股間に違和感を抱いて手を入れてみると陰茎や睾丸がゆっくり小さくなって、
それぞれ子宮と卵巣へと変わって、肩の張りがなだらかになって、
腰が括れていき、
「ど、どうなって・・・」
乳首が肥大して胸や尻の辺りが丸みを帯びていき、
75
:
栄養ドリンク
:2024/11/07(木) 20:10:22 ID:vvZT6zm20
>>74
を加筆訂正します
高校生が無料配布されている栄養ドリンクを口にすると、
制服が緩くなっていくのを感じ、
股間に違和感を抱いたので手を入れてみると、
陰茎や睾丸がゆっくり小さくなって、
それぞれ子宮と卵巣へと変わって、
「ど、どうなって・・・」
肩の張りがなだらかになって、腰が括れ、
乳首が肥大して胸や尻の辺りが丸みを帯びていき、
「どうしよう。」
76
:
誤配
:2024/11/13(水) 21:48:21 ID:vvZT6zm20
ある女子高校生が瘦せたいのでサプリを購入、
数日で顔つきや腹周りが引き締まってきて効果を実感するが、
子宮と卵巣がそれぞれ陰茎や睾丸へと変わり始めていて、
購入して2、3ヶ月もすると、
背が高く、肩が少し張り出し、胸が平らになって、
パンフレットを確認してみるとサプリが購入した男性用と書かれており、
「う、嘘。」
77
:
誤配
:2024/11/16(土) 18:57:16 ID:vvZT6zm20
>>76
を加筆訂正します
ある女子高校生が瘦せたいのでサプリを購入、
数日で顔つきや腹周りが引き締まってきて効果を実感するが、
子宮と卵巣がそれぞれ陰茎や睾丸へと変わり始めていて、
購入して2、3ヶ月もすると、
背が高く、肩が少し張り出し、胸が平らになって、
パンフレットを確認してみると男性用と書かれており、
「う、嘘。」
サプリを販売している会社に問い合わせしてみるが、
「繋がらない・・・」
すると深々と帽子を被った少年とぶつかってしまい、
「すいません。」
「電話していて前を・・・」
少年の胸の感触が柔らかいのに違和感を抱いて、
少年にサプリを購入したか聞いてみると、
少年が購入したサプリのラベルには女性用と書かれており、
「君もカワカミアキラっていうの。」
「は、はい。」
78
:
誤配
:2024/11/16(土) 19:59:52 ID:vvZT6zm20
少年の家に向かうと、
「どうなっているか気にならない。」
「は、はい・・・」
一斉に脱いでいくと、
「中学生にしては胸が大きい、それから・・・」
股間に触れながら、
「かなり小さくなっている。」
「あ、あの、引き締まってますね。」
「君もお尻が丸みを帯びているね。」
79
:
誤配
:2024/11/16(土) 20:59:54 ID:vvZT6zm20
「あの、アキラさん。」
「アキラとアキラじゃややこしいからショウって呼んで。」
「は、はい。」
数日が経ったある日、
「アキ・・・ショウさん。」
「アキラ、どうした。」
「また見せ合いっこしませんか。」
制服などを脱いでいくと、
ショウの肩が大きく張り出し、腹筋が浮き出て、
平らになっていた胸は胸筋で盛り上がり、腕や脚も硬く引き締まって、
股間では陰茎や睾丸がぶら下がっており、
一方、アキラは腰が括れ、胸や尻の辺りが丸みを増し、
股間がすっきりとしており、
「アキラ、完全に女じゃん。」
「ショウさんこそ逞しいですよ。」
80
:
妙な霧
:2024/11/23(土) 19:00:00 ID:vvZT6zm20
帰宅途中の男子高校生らの目の前に赤みがかったな霧が立ち込めてくると、
制服が緩くなっていくのを感じ、
股間に違和感を抱いて手を入れてみると陰茎や睾丸がゆっくり小さくなりながら、
消失してしまい、
「う、嘘だろ。」
「お前、髪が長くなっている。」
「お前だってむ、胸が・・・」
霧が晴れてくる頃には肩の張りがなだらかになって、腰が括れ、
胸や尻が丸みを帯びていき、
「どうしよう。」
81
:
mtfとftm
:2025/02/03(月) 21:15:54 ID:vvZT6zm20
高校生の静はmighty force、通称、mtfに入隊が決まり、
「女性ばかりだな。」
「君、新入りだね。」
「は、はい。」
静は金髪に赤と白のハイレグタイプのスーツと、
赤のアイマスク、黄色いグローブとブーツを着けたレッドウィンドと共に、
透明なカプセルが並ぶ場所へ向かうと急に服を脱がされ、
「恥ずかしいですよ。」
「すぐ終わるからカプセルに入って、入って。」
「は、はい。」
カプセルに入ると赤いガスで中が満たされると、
腹筋が浮き出て細かった腕や脚が逞しくなっていくが、
股間に違和感を抱いて触れてみると、
陰茎や睾丸がゆっくり小さくなりながら消失し、
乳首が肥大し、髪が肩に触れる程に長くなっていき、
「良い感じだね。」
ガスが抜けて静が出てくると、
レッドウィンドから青と緑のハイレグタイプのスーツ、
黄色のアイマスク、青のグローブとブーツを手渡され、
「コードネームはピュアアクアで良いかな。」
82
:
mtfとftm
:2025/02/03(月) 21:45:17 ID:vvZT6zm20
>>81
を加筆訂正します
高校生の静はmighty force、通称、mtfに入隊が決まるが、
「どうしてアンタがmtfに入れるのよ。」
小学校から同じ学級だった凛がぼやくのを無視してmtfの本部へ向かうと、
「女性ばかりだな。」
「君、新入りだね。」
「は、はい。」
静は金髪に赤と白のハイレグタイプのスーツと、
赤のアイマスク、黄色いグローブとブーツを着けたレッドウィンドと共に、
透明なカプセルが並ぶ場所へ向かうと急に服を脱がされ、
「恥ずかしいですよ。」
「すぐ終わるからカプセルに入って、入って。」
「は、はい。」
カプセルに入って直ぐに赤いガスで中が満たされると、
腹筋が浮き出て細かった腕や脚が逞しくなっていくが、
股間に違和感を抱いて触れてみると、
陰茎や睾丸がゆっくり小さくなりながら消失し、
乳首が肥大し、髪が肩に触れる程に長くなっていき、
「良い感じだね。」
一方、fantastic mighty、通称、ftmの本部では、
全裸となった凛が透明なカプセルに入ると青いガスで中が満たされるが、
股間に違和感を抱いて触れてみると、
「う、嘘、それに胸が平らになって・・・」
ガスが抜けて静が出てくると、
レッドウィンドから青のハイレグタイプのスーツ、
黄色のアイマスク、青のグローブとブーツを手渡され、
「コードネームはピュアアクアで良いかな。」
83
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2025/02/05(水) 18:59:50 ID:vvZT6zm20
静は元々着けていた服が合わなくなったのもあり、
レッドウィンドに渡されたスーツなどを着けてみるが、
露出の多さに、
「こ、こんなので戦ったりするのはちょっと。」
静が戸惑うのを見て、
「君には少し合わなかったようだから、スーツの変更は検討しておくよ。」
「あ、あの・・・男に戻れるでしょうか。」
「戻れるけど、少し問題があってね。」
すると扉が開いて、黄色と黒のスーツ、白のアイマスクを着けた少年が、
「ftmに配属されましたボルテック・・・静。」
「まさか、凛。」
84
:
mtfとftm
:2025/02/05(水) 21:56:46 ID:vvZT6zm20
静は男、凛は女に戻して貰えたのだが、それから数日して、
静が違和感を抱きながら着替えようとすると、
胸の辺りが少し丸みを帯びて、陰茎が消失しており、
「ま、また女になっている。」
一方、凛は胸が平らになって、
「ち、小さいけど生えてきちゃった。」
それぞれmtfの本部へ向かうと、
「静、そのスカート・・・」
「知らないよ、凛だってそんな上着とかどこで購入したのさ。」
「君達、言い争ってないで中に入りなさい。」
レッドウィンドは静と凛がそれぞれ浴びたガスは、
実は一種のオーラのようなものであり、
「静君は女、凛君は最初から男って思われるようになってくる筈だよ。」
「あの、家からここまで走っても平気なんですが。」
「静は走るの苦手なのに。」
85
:
mtfとftm
:2025/02/06(木) 21:00:00 ID:vvZT6zm20
mtfとftmは情報交換や戦闘などでの相互協力を進めていて、
静と凛も変身して戦闘などで協力し合う事があり、
「凛の電撃が凄かった。」
「静こそ水のバリアとかで上手く避難を誘導してくれて助かったよ。」
「そろそろ帰って報告をしないと。」
それぞれ先輩達に連れられ本部へ戻っていき、
報告を終えてシャワー室でスーツなどを脱いでいくと、
「静、この数ヶ月で色々成長したよね。」
「急に胸を触られるのは・・・」
「確かに小柄で腕とか細かったのにな、こんなに逞しくなって。」
一方、凛も先輩達とシャワーを浴びながら、
「皮が捲れてきたな。」
「せ、先輩。」
86
:
mtfとftm
:2025/02/07(金) 20:59:00 ID:vvZT6zm20
普段は高校生として過ごす静と凛であるが、
「クラッシュ先輩、ストライク先輩。」
「凛、コードネームで呼ぶなって言われたのに。」
「そうだった、裕利先輩、援先輩。」
凛が呼び止めると裕利が、
「凛に確か静だったっけ、授業が終わったら屋上に来いよ。」
「は、はい。」
「どういう事なんだろ。」
授業が終わって屋上に来てみると、
「こ、これは・・・」
87
:
mtfとftm
:2025/02/13(木) 20:33:07 ID:vvZT6zm20
戸惑う静と凛に援は性交をする事で互いのパワーを高め合っていると話すが、
「そんな事言われても・・・」
「でも静のハイレグタイプのスーツを思い浮かべると勃ってきちゃう。」
「り、凛ったら。」
すると静、凛、援の左腕のブレスレットに嵌め込まれている、
それぞれ青、黄、緑のオーブが光って、
「出動要請だ、裕ちゃんも早く。」
「裕ちゃんって女の頃の呼び名は止めろ。」
「裕利先輩、援先輩、喧嘩はその辺で。」
静達が出動すると中学生の男女が気を失っており、
「しっかりして・・・」
「このガスってまさか。」
気を失っているのは静の妹、歩と同級生の恵で、
静達はmtfの本部へ搬送するのだが、
その間にも歩は胸が平らになって、陰茎が形成され、
恵は顔や腹周りが引き締まって、
胸の辺りが少し丸みを帯びて、陰茎が消失していき、
mtfの本部で目覚めると、
「恵、痩せて・・・生えている。」
「女になっている。」
88
:
mtfとftm
:2025/02/14(金) 21:28:44 ID:vvZT6zm20
それぞれ男と女になってしまった歩と恵は静から事情を説明され、
「確かに力が漲ってくるけど。」
「あ、あの、どうしたら良いですか。」
「そうだな・・・」
こうして歩と恵はそれぞれftmとmtfで訓練を受ける事となり、
「歩、逞しくなってきたな。」
「でも、凛さん、瞬間移動が上手く出来なくて。」
歩の能力は瞬間移動だが全裸で移動してしまったりする事があったりと、
苦労しているが、
すると凛は歩の陰茎に触れ、
「皮が捲れてきてここも成長してきたね。」
「り、凛さん。」
一方、恵は静達とハイレグタイプの水着で泳いでいくが、
「は、恥ずかしい。」
「た、確かに。」
89
:
mtfとftm
:2025/02/15(土) 20:59:48 ID:vvZT6zm20
訓練を受け始めて2ヶ月になろうとしていたある日、
「いたいた。」
学校から帰ろうとしていた歩と恵は静に呼び止められ、
「訓練、頑張ってきたからって事でこれを預かって・・・」
歩と恵にそれぞれスーツを手渡し、
「姉さん、貰って良いの。」
「歩は疑い深いな、恵も念動力で浮かばせたりしない。」
「すみません、静さん。」
そこへ凛がやって来て試着するよう提案をしてきて、
凛の家で歩は黒地に赤と黄色の筋が入ったのスーツに黄色のアイマスク、
恵は緑と白のハイレグタイプのスーツに白のアイマスクを試着してみると、
「勃っているのが丸見え。」
「それより、静さん、スーツが変わっているような。」
「元に戻したんだよな、静。」
90
:
俺が名無しで名無しが俺で
:2025/03/03(月) 20:50:55 ID:vvZT6zm20
学校から帰ろうとしていた高校生達が変わった看板の店を見つけて、
「すいません。」
すると店主と思しき女性が開店記念としてジュースを勧めてきて、
ジュースが注がれたコップに口をつけると、
制服が緩くなっていくのを感じ、
股間に違和感を抱いたので恐る恐る触れてみると、
陰茎や睾丸がゆっくり小さくなって、
それぞれ子宮と卵巣へと変わって、
「髪が長くなっているぞ。」
「お、お前だって。」
「服までレオタードに変わっている。」
肩の張りがなだらかとなり、腕や脚が細くなって、腰が括れ、
乳首が肥大して胸や尻の辺りが丸みを帯びていくと、
「宴を楽しみましょう。」
するとそれぞれ黒、赤、緑、黄のVパンを着けた男達が現れ、
同じ色のレオタードの高校生を抱き締めたり、
脱がしていくのだが、
「も、戻っている。」
「確か君は・・・」
「す、すみません。」
店は消えて全裸の男女が残されるのだが、
「君達もあのジュースで男になったのか。」
「は、はい。」
「どうなっているの。」
91
:
ジュニアコース
:2025/03/05(水) 18:41:48 ID:vvZT6zm20
太り気味なのを気にしている中学生が友達の勧めで、
あるジムのジュニアコースに入会する事にし、
更衣室で着替えようとしたら、
「見て、腹筋が硬くなってきたでしょ。」
「す、凄い。」
「丁寧に指導してくれるから、アンタも瘦せられるよ。」
「そ、そうかな。」
入会して数ヶ月、顔や腹周りが引き締まってきたのだが、
胸や尻の丸みがなだらかになっており、
「鍛え過ぎたかな。」
それから数日、目覚めると部屋の様子が少し変わっていたのだが、
すると股間に違和感を抱き、
「こ、これは・・・」
92
:
ジュニアコース
:2025/03/05(水) 19:40:27 ID:vvZT6zm20
「姉ちゃん、大変だよ。」
「弟君、ジムで鍛えたから逞しくなってきたじゃないの。」
「お、弟って・・・」
下着が妙に濡れているのもあって、
シャワーを浴びようとして全裸になると、
背が少し高くなって、肩が張り出し、腕や脚が筋張ってきて、
陰茎が勃起しており、
「痩せたかったけど・・・」
学校へ向かうとジュニアコースに通う友達も皆、男になっており、
「どうなっているんだ。」
「ジムとかで変な事、無かったけど。」
「授業始まるから話はその辺で。」
「わ、分かった。」
93
:
ジュニアコース
:2025/03/05(水) 21:48:52 ID:vvZT6zm20
皆、男になった事に戸惑いながらも、
学校から直接ジムへ向かい、更衣室で着替えようとするが、
勃起している陰茎が気になってしまっていると、
高校生達が、
「変なの生えて怖がっているようだな。」
「触ると気持ち良くなっていくぞ。」
「は、はい。」
「やっていると感覚とかまで女から男になっていくんだ。」
陰茎から白いのが噴き出ていくと、
「すっきりしました。」
「そ、そうだな。」
「汚れちまったからな、シャワーを浴びて着替えるんだ。」
94
:
ジュニアコース
:2025/03/07(金) 20:59:49 ID:vvZT6zm20
同じように女子更衣室でも、
「胸、大き過ぎないか。」
「さ、触るなよ。」
「髪が長くなるの早いな。」
男から女になってしまった中学生達に高校生達が、
「女ってどこ触っても気持ち良いの。」
「ちょ、ちょっと・・・」
「腰が括れてきたね。」
じゃれ合っていると、
「そろそろ着替えろよ。」
「は、はい。」
95
:
ジュニアコース
:2025/03/11(火) 20:41:53 ID:vvZT6zm20
男子と女子はそれぞれ異なるコースで泳いでいくのだが、
「胸、大きいな。」
「泳ぎに集中・・・勃っているぞ。」
「お、お前だって勃っているだろ。」
女子も男子を意識していて、
「男子、逞しくなってきたよね。」
「そ、そうだね。」
「恥ずかしがっているけど、恋しちゃっているのかな。」
「そ、そういう訳じゃ・・・」
すると、
「男子も女子も怠けてないで、泳がないと。」
「す、すいません。」
「怒られちゃったよ。」
96
:
ジュニアコース
:2025/03/11(火) 21:42:30 ID:vvZT6zm20
男子と女子がプールから上がってくると、
「それぞれ成果が出てきているけど少し緩み過ぎかな。」
「先輩。」
「い、いきなり抱き着くな。」
青いハイレグタイプの水着の女が黒い競パンの男を引き離すのだが、
「業務は済んだし、楽しみましょうよ。」
「あ、あのな・・・」
「堅い事言っても乳首、勃ってますよ。」
股間の辺りが濡れてくると、
「これで男だったとは意外です。」
「お、お前こそ女だっただろう。」
97
:
魔法少女エラメフ
:2025/03/16(日) 19:17:25 ID:vvZT6zm20
高校生の一稀、翔真、純也、円、康介が、
好奇心から学校の奥にある森へ入っていくと、
奇妙な5つの球を見つけ、翔真が触れようとして一稀が止めようとすると、
黒々としたモンスターが現れ、
「に、逃げろ。」
「あれ・・・変だな。」
「どうなっているんだよ。」
周りには急に霧が立ち込めてきたのもあって、
モンスターの黄色く光る目だけがはっきり見えており、
どうして良いのか分からず立ち竦んでしまうと、
5つの球がそれぞれ一稀、翔真、純也、円、康介に入り込んでいくが、
「エラムトゥエラメフ、エラムトゥエラメフ。」
「翔真、急に・・・エラムトゥエラメフ、エラムトゥエラメフ。」
「エ、エラムトゥエラメフ。」
98
:
魔法少女エラメフ
:2025/03/16(日) 20:49:31 ID:vvZT6zm20
すると一稀達の衣服が弾け飛んで、肌が金属のように光沢を帯びてくるが、
青、赤、黄、緑、紫の球に銀の縁取りがなされた腕輪が嵌められると、
陰茎や睾丸が小さくなってきて、乳首が肥大し始め、
腕や脚が細く、肩の張りがなだらかに、腰が括れ、
胸や尻が丸みを帯びていき、
「お、女に・・・」
「翔真も康介も髪が長くなっている。」
「純也だって。」
「ほ、本当だ。」
肌が元に戻ると、
それぞれ青、赤、黄、緑、紫を基調にした、
短めのドレス、グローブ、ブーツが装着され、
髪もドレスと同じ色に変わっていくが、モンスターは見当たらず、
「どうなって・・・それに戻れるのか。」
すると、
「エラメフトゥエラム、エラメフトゥエラム。」
「は、治恵先生。」
「ほら早く呪文を言いなさい。」
エラメフトゥエラム、エラメフトゥエラムと唱えると、
「も、戻った。」
「変身するのにも魔法を消費するから注意しないと戻れなくなるよ。」
「どうしてそんな事・・・」
99
:
魔法少女エラメフ
:2025/03/16(日) 21:32:20 ID:vvZT6zm20
治恵は一稀達に下級モンスターであれば変身魔法の魔力でも撃破してしまう事、
魔力は男でいる間に蓄積されていく事などを話し、
「男のままでいれば良いって事じゃない。」
純也の指摘に、
「魔法少女じゃないとモンスターと戦えないよ。」
「じゃあ、魔力を消費し過ぎなきゃ良い訳ですよね。」
「円君の言う通り。」
「でもあの格好は嫌だ。」
康介がぼやくと、皆、
「(た、確かに。)」
100
:
魔法少女エラメフ
:2025/03/16(日) 22:00:49 ID:vvZT6zm20
魔法少女として戦うようになって数ヶ月が経ったある日、
一稀達が学生寮のそれぞれの部屋で目覚めると、
胸などに違和感を抱き、
「お、女に・・・」
髪の色はそのままだが胸の大きさなどは魔法少女のそれに変わって、
「ど、どうして・・・」
皆、一稀の部屋に集まって、
「このところ、変身してないのに。」
「治恵先生なら対処法知っているんじゃ。」
治恵の家に向かうと、
「魔力の暴走が起きたようね。」
「どうしたら・・・」
すると胸や尻の丸みがなだらかになり始め、
背が高く、肩が張り出し、腕や脚が筋張って、
股間に触れてみると、
「一稀、皮が剥けている。」
「皆、逞しくなったような。」
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