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【黒バス】×笠松小説【R-18】
1
:
涼幸°
:2014/03/24(月) 18:13:45 ID:bMUVnlHU
ここでは黄笠を中心に小説を書いていこうかと思います。
ときどき他の攻めたちも出てくるかもです。
【青笠、今笠、高笠…etc】
リクエストなどあれば書いていくつもりです。
2
:
涼幸°
:2014/03/24(月) 20:46:02 ID:bMUVnlHU
【黄笠】(黄瀬side)
ザワザワ…ガヤガヤ…。
クラス中がざわついている。
本来なら社会の授業をしていたのだ。
しかし、急に自習になった。
詳しくは分からないが、3年のどこぞのクラスの不注意な奴が怪我をしたらしい。
「黄瀬くーん」
「ん?」
「一緒に話さない?」
話しをしようと言って来たのはどこにでもいるような女子だった。
「いーっスよ、暇してたから」
モデルスマイルで言うと女子たちはキャッキャッと騒ぎ椅子を持ってきた。
はぁ…仕事とかで疲れてて寝たかったのに…。
まぁ、いいや…この二人はこの学年の中で噂好きでいろんな情報がすぐ入って来る子たちだし。
何か、面白いことでも話してくれるだろう。
「何話すんスか?」
「黄瀬くん、知ってる?」
「3年の笠松先輩にね恋人ができたらしいよ!」
…ん?笠松センパイ?笠松センパイに恋人?
あの、女子が苦手な笠松センパイに?
「マジっスか…」
「それも!かーなーり!美女らしいよ!」
美女…。そうか。笠松センパイも男だもんな。彼女くらいできるよな…。
「しかも!一年!」
「すごいよねー!私も笠松先輩ちょっと狙ってたのに」
「うそー、ドンマイ!」
目の前で話してる女子二人。
でも、俺は笠松センパイに彼女が出来たっていう衝撃の事実が認められなかった。
「何で、その情報知ってるんスか?」
「昨日、友達が告白したら『今、付き合ってる奴がいるから…』って言ってたらしいよ?」
付き合ってる奴…誰だよ。俺の笠松センパイに手を出しやがって…。
まぁ…告白したけど逃げられたし。
「しかも!昨日、一緒に帰ってたんだって!」
「そうそう!暗いからよく分からないけどキスしてたって!」
「笠松先輩より背が低くてキスしたら走って帰ったんだよ!」
キャーッと二人は照れている。…自分たちのことじゃないのに。
ってか、昨日?キス?走って逃げた?
……!?
昨日は確か、部活が終わってから笠松センパイと一緒に帰って…。
暗いからいいと思って『月が綺麗ですね』って言ったら『月なんて出てねぇぞ?』って真面目に返されて。
そのあと、周り誰もいなかったし暗いからいいと思って、付き合ってないけどキスしたら…
真っ赤な顔して逃げて……。
「黄瀬くん?」
「おーい?どうした?赤い顔して…」
うっわぁ…昨日の見られてたんだぁ…。
って、違う!
彼女たちが話すのって、昨日の俺と笠松センパイだ…。
3
:
涼幸°
:2014/03/25(火) 20:39:51 ID:wYd2R.no
それからはずっとセンパイのことを考えてた。
センパイのことを考えてたら授業なんてあっと言う間に過ぎていき気づけばお昼だった。
「…黄…く……!黄瀬くん!」
「…え?あ、どうしたんスか?」
「笠松さんが呼んでるけど…」
女子たちが見るほうを見れば笠松センパイが。
ガタッ!と席を立ち笠松センパイのとこへ行く。
「ど、どうしたんスか?」
「き、昨日のことでちょっと…」
腕を引っ張られ連れて行かれた先は部室だった。
…そうか、センパイは主将だから鍵持ってるのか。
「……」
「……」
部室に入って、俺はセンパイに気づかれないようそっと鍵を閉めた。
そして、ベンチに座っているセンパイの隣へ座る。
そこからは沈黙が続いてる。
しかし、この沈黙を破ったのはセンパイだ。
「…昨日はごめんな、急に帰って」
「いえ、俺も悪かったですし…」
ってか、暗かったから誰か分かってないから俺は別に気にしないんだけどな…。
「センパイ…」
「なに…んっ」
ずっと下を向いてたセンパイを呼びセンパイが顔をあげると同時に
顎をとり唇をあわせる。
「んっ、んん、ふぅ…」
センパイの口に自分の舌を入れ舌同時を絡める。
と、センパイから甘い声が漏れる。
「き、せ…」
「……どうしました?」
口を離し微笑み問いかける。
センパイは性理的な涙を目に浮かべ俺を見る。
「お、れのこと……好きか?」
「……当たり前じゃないっスか」
急な質問で戸惑うもセンパイのことは本気で好きだ。
っつか、誰にも渡したくない。
服脱がせて、センパイも触ったことないとこ触って俺しか考えられないほどにしたい。
「…ど、どこがいいんだよ…俺なんかの…」
「え?」
何処が…か。全部好きなんだよなぁ…。
「全部っスけど、強いて言えば足っスかね?」
「あ、し?」
「センパイ、足スベスベじゃないっスか?」
言えば、センパイは頬を赤くさせプイッと顔をそらした。
「センパイ…俺のこと好きっスか?」
「……ん、前から…好きだった…」
ヘニャリと微笑み言う姿はとても可愛かった。
ってか…それは、もう襲ってと言ってるようなもんでしょ?
いいですか?襲っちゃいますけど…。
「ゴメンなさい、センパイ」
「何が……んんっ!?」
センパイに謝ってからセンパイをベンチに押し倒しキスをする。
「ふぅ…んっ……や、ぁ…」
「…何で?気持ちいいでしょ?」
「んなこと…なっ……はぅ!?」
センパイの足の間に手をあてればセンパイはビクッとして
かぁぁっと顔を赤く染めた。
「やめっ…」
「そんな顔で言っても説得力ねぇっス」
フフッと笑えばセンパイのベルトを外してズボンを膝したまで脱がせる。
「なっ、何を…」
「何って…センパイ、分かるでしょ?」
「な、に…?」
「初めてか…」
ボソリと呟いてから自分のネクタイを取る。
そのネクタイはセンパイの手首を縛る。
4
:
涼幸°
:2014/03/25(火) 23:26:41 ID:wYd2R.no
「ひぁ…や、だ…」
「可愛い…」
昼休み終わりのチャイムは鳴った。
だいぶ前に鳴ったけど…センパイには聞こえてないらしい。
「う、ごくなぁ…」
「何で?センパイが動いてくれるんスか?」
「ちがっ…バカ、抜け…あぁっ!!」
ズッ、と奥をつけばセンパイは欲を出した。
センパイの中が締まりその締め付けにより俺もセンパイの中に出してしまった。
(ヤベ…出しちゃった…)
センパイを見るとトロンとした顔で俺を見ていた。
「どうしたんスか?」
「な、に…中に出してんだ……」
「うっ、スンマセン」
ペチ、と俺の頭を叩くセンパイはとても可愛い。
センパイは手を下ろすとそのままスゥ…と寝息をたてて寝てしまった。
「センパイ…ごめんね」
何て言い訳をすればいいのだろう…。
部室の外にいるセンパイに…。
5
:
涼幸°
:2014/03/26(水) 21:31:56 ID:bMUVnlHU
【黄笠】(笠松side)
今日の放課後部活のとき、先輩たちがきた。
俺らが1年のときの先輩たちで練習風景を見学したり、チーム戦で戦ったりした。
「先輩たち、強くなりましたね!」
「ユキも強くなったなぁ
「しかも主将になってやがる」
「わわっ!やめてくださいよ〜」
わしゃわしゃと頭を撫でられる。
さすがに先輩たちの手を払うことはできず撫で受けする。
「ってか、あいつかキセキの世代の黄瀬涼太」
「え?あぁ、はい。黄瀬!」
「……何スか」
…ん?黄瀬何か不機嫌か?
まぁ…いいや。
「ふぅん…こいつがキセキの世代か」
「違いますよ、こいつはもう海常の黄瀬涼太ですよ」
そう言えば先輩たちはまた、俺の頭を撫でる。
「お前も、んな台詞が言えるようになったか!ユキ」
「ちょっ、先輩!」
先輩たちは俺より身長が高い。
だから、簡単に肩を組まれてしまう。
でも…黄瀬よりは低いなぁ。
まぁ…対して変わらないけど、黄瀬のほうが大きいか…。
「センパイ、俺もう練習戻っていいっスか?」
「あ?あぁ、ごめんな。いいぞ」
「あーちょっと待って」
先輩たちは黄瀬を引き留めると黄瀬に肩を組んで何か言っている。
「……俺らと勝負しねぇ?」
「……を賭けてさ」
「ちょっ、先輩!?」
「…分かったっス…」
「おい!黄瀬!」
いくら黄瀬でも先輩たち3人の相手は無理だろ!
先輩たちはバスケで有名な大学へ行ったんだ。
しかも3人ともレギュラーだし…。
「さすがに1対3なんてことしないよ」
「森山と小堀いるか?」
「いますけど…」
まさか、先輩たち3人対黄瀬、森山、小堀ってことか?
「ユキ、お前審判やってくれねぇか?」
「え…」
「頼む!俺ら明日っから海外行くんだわ」
「…へ?」
「だから、記念に、なっ?」
「わ、かりまし…た」
そうして、コート半面を使っての勝負が始まった。
6
:
涼幸°
:2014/03/28(金) 00:51:22 ID:bMUVnlHU
(黄瀬side)
『笠松駆けて試合しない?』
笠松センパイを賭け事に出してほしくなかった。
笠松センパイは人であって、ものではない。
でも…もしあそこで分かってなかったら笠松センパイはきっと俺のことを見てくれない。
とっさにそう思った。
「黄瀬…いいのかよ?」
「もちろんっス」
ゴール壊すつもりで叩きこんでやる。
「じゃぁ…デイップオフ!」
センパイがボールを上に投げた。と同時に小堀センパイと相手チームのセンパイがジャンプ。
「先攻は…黄瀬チームだ!」
と、もう片面のコートで練習してたやつらが此方をみ見て言った。
そのまま、ゴールへ……。
バチィッ!!
「え…」
「舐めてもらっちゃぁ、困るよ?なんせ笠松を賭けてんだからなぁ?」
最後だけ、俺に聞こえるように……。
何考えてんだ…あいつ…!!
「センパイはゆずらねぇっスよ…!」
「いいねぇ…楽しませてくれよ♪」
仕方ねぇ…あんま使いたくなかったけど……。
パーフェクトコピーで青峰っちの速さと赤司っちのエンペラーアイで相手からボールを奪い
このまま速攻でゴールへダンク。
ギシッ、ギシッ……
壊れなかったかぁ…。
まぁ、うん。上出来。このまま、何回かやれば壊れるでしょ?
相手チームのセンパイを見れば驚いてる表情をしていた。
「これが、キセキの世代か…」
「おもしろくなりそーだ…」
クックックッ、と相手チームのセンパイたちは笑う。
森山センパイと小堀センパイは苦笑してた。
7
:
涼幸°
:2014/03/31(月) 00:56:19 ID:bMUVnlHU
(笠松side)
「はぁ…はぁ…」
「はぁっ…はぁっ…」
先輩たちは皆膝に手をつけて息をきらしていた。
「63対44…で黄瀬チームの勝ち…」
「ありがとうございました」
こんなに点差がつくなんて……。
俺は我が目を疑った。
「ユキ、黄瀬くんはもう少し伸びるよ」
「へ…?あ、そうですか?」
「うん、じゃぁ…俺ら行くな」
「あ、ありがとうござ…」
ペコリとお辞儀をして顔をあげた瞬間先輩に顎をとられ
そのままキスをされた。
「んんっ!…ぷはっ…な、何を!?」
「いや、あまりにもユキの唇が美味しそうだったから」
俺はごしごしと唇をふく。
黄瀬…が、見…てるの、に。
黄…瀬の、前で…他の人と……。
「ユキ?」
「…あ、なんでも…ないです」
ハハ、と笑顔を作って先輩たちを見送る。
全体部活が終わり帰る奴もいれば残って練習する奴もいる。
でも、今日は俺しかいなかった。
一人でやるのも暇なのでいつもより早く終わらせた。
ガチャ。
部室へ入るとそこには思いもよらない奴がいた。
8
:
涼幸°
:2014/04/01(火) 11:15:05 ID:bMUVnlHU
(黄瀬side)
笠松センパイの唇が俺以外のやつに触れた。
ムカつく……。
誰もいない部室で考える。
笠松センパイは俺より先輩たちといた方が楽しそうだった。
なら、俺も浮気しようか……。
その辺の女の子に声かけられればヤッてしまおうか…。
「はぁ…うぜぇ…」
頭をガシガシとかいて呟く。
携帯をポケットから取り出して電話をする。
「あーもしもし?」
『もしもし?りょうた?どしたの?』 「今どこっスか?」
『えー?家だよ〜?』
「今から俺ん家こないっスか?」
『いいの!?もちろん行く!!』
「んじゃ、待ってるっス」
プッと電話を切ってため息をつく。
俺は何をしてるんだ……?
まぁ、いいや。
前にセフレだった子呼んじゃったし。
しかも待ってるって……。
仕方ない。
重くなった足で立ちロッカーをあけ荷物を出そうとすると
ドアがガチャリと開いた。
「あ…まだいたのか…」
「お疲れっス…」
うっわぁ、何でことタイミングでくるかな?
本当に…意味わからない。
センパイは俺の前で着替えを始める。
やばい……行かないといけないのに…。
センパイの体に反応してしまう俺が嫌になる。
でも……センパイから出るフェロモンに俺は負けた。
センパイ…エロい。やばい…可愛い。
「センパイ…」
「あ?なん……いたっ…!!」
センパイをベンチへ押し倒す。
「いってぇ…!何だよ!!」
「ムカつくっス…」
「は?」
「他の男とキスしてよく平気な顔して恋人と会えますね!?」
「ちょっ…おい!!」
センパイの来ていたシャツのボタンを取る。
下は練習着のままでレッグもそのままだから上のボタンを
下から3つくらい残してあけるととてつもなくエロい……。
「センパイ、覚悟してくださいね?」
「お仕置きしますから…」
9
:
管理人なおわん。★
:2014/04/02(水) 12:51:38 ID:???
これはいい黄笠ですね
10
:
涼幸°
:2014/04/02(水) 13:23:13 ID:bMUVnlHU
「んっ、あぁっ!!や、やら…ぁ!」
センパイの胸のかざりを片方は舐めたり、甘噛みをしたりしてもう片方は手でいじる。
それだけで、センパイは何回かイってる。
「や、も…した、さわっ……てぇ」
「可愛くおねだりできたらいいですよ〜」
ニッコリと笑って言う。
もちろん、胸はずっといじったままで可愛くおねだり出来たら、だけどね。
「やぁ、もっ…できな…い…ふぇ…!?」
「できるでしょ?いじってほしくないの?」
「あぁっ!!やっ、まっ…す、る…からぁ…!!」
センパイ自身をツー…っと触ればビクッビクッ!とする。
「おね…がい…りょ、たぁ…ひぁ!」
「なぁに?幸」
「もっ…下も、触ってぇ…りょ、たに触って…もらわなきゃ、あぁ!やだ…!!」
可愛い…可愛いどころじゃない。
エロすぎる…。
「だ…め?」
「……っ!」
トロンとした目と涙をいっぱい溜めた目で言われてしまえば
もう、我慢がきかない。
「ひゃっ!あぁ!!な…んでっ!!」
「ごめんね…可愛すぎ…くっ!センパイの中キツい…」
センパイの可愛さに俺は挿れてしてしまった。
「りよ、たの…おっきぃ!!やんっ!はいら…な…あんっ!!」
「セーンパイ、はいったよ?」
ズンッ!と思いっきり奥をつく。
と、センパイから一際甲高い声があがる。
「やあぁっ!!うごく、なぁ…!ら、めぇ!!」
「かーわいい…」
動くな、とかいいながら自分でも腰降りはじめてる…。
センパイの中は狭くて、俺自身の形を覚えるかのように締め付けてくる。
「りょーたぁ!!!むり…んっ、ふぅ…はぅ!!」
「うぁ!!!ちょ、センパ…それ…気持ち良すぎ…!」
きゅぅぅっと締め付けてはすっと力を抜いて。
それを繰り返されると、たまらなく気持ちい。
ピリリリッ、ピリリリッ…
「え…」
「あー…忘れてた」
「え、りょ…た?あんっ!!やだ!ああぁ!!」
センパイは俺の顔を見て心配そうな顔をしていた。
だから、前立腺を擦る。
と、すぐに甲高い声がセンパイの口から出る。
11
:
涼幸°
:2014/04/02(水) 13:27:55 ID:bMUVnlHU
>>9
管理人なおわん。★様
コメントありがとうございます!!
嬉しいです!
これからも、頑張って更新するので
本当にたまーにでいいのでコメントくださると嬉しいです!
12
:
涼幸°
:2014/04/02(水) 14:00:35 ID:bMUVnlHU
鳴ってた携帯を取り電話に出る。
「もしもーし?」
『あっ、ごめんね!用事できちゃって行けなくなっちゃった!』
「あ、俺も用事できたから、丁度良かったっス」
『そっか!ごめんね!また今度……』
「……やっ!!ねぇ…やめっ!」
「かーわいい…」
『ちょ、りょうた!?』
「ごめんごめん、何でもないよじゃぁね」
『ちょっ!まっ…』
通話を終わらせて携帯を落ちてたセンパイのタオルの上に投げ捨てる。
「もー、センパイ…駄目じゃないっスか」
「だ、って!だって!!りょーたがぁ!」
まぁ…あのとき、思いっきり前立腺をつっついたのは俺だけど。
「あそこまで感じると思わなかったっスもん」
「い、いなが…らや、るなぁ!あぁっ!!も…イ、く…」
「いいよ、イきなよ」
センパイ自身を上下に擦る。
と、すぐに達した。
「はぁ…はぁ……ひゃぁん!!」
「俺はまだイってねぇっス」
イったばかりでまだ敏感なセンパイだが俺はガンガン中をつく。
「んんっ!!ひぁ!…ふぇ!?」
「くっ…」
センパイがきゅぅぅっと締め付けてくるからドクドクと中に出してしまった。
「ふぇ…りょ、た…」
「センパイ、ごめんね……出しちゃった」
「だ…いじょ……ぶ……」
センパイはそう言うとそのまま寝息をたてて寝てしまった。
「ごめんね…」
センパイの首筋にキスマークをつけチュッと口にキスをし
俺は後処理をする。
「センパイ、愛してる。だから…他の人に触らせたりしないで?」
13
:
管理人なおわん。★
:2014/04/02(水) 17:25:22 ID:???
>>11
はい!
これからも応援してます!
14
:
腐女子の名無しさん
:2014/04/02(水) 17:58:45 ID:bMUVnlHU
【青笠】(青峰side)
今日は久しぶりに笠松さんと会える日。
笠松さんは受験生だ。
だから、会える日がグンッと減った。
待ち合わせ場所は駅前のカフェ。
前にこのカフェに笠松さんを連れてったとき
ケーキを頼んでモンブランが美味しかったらしくそのときの笑顔が可愛かった。
それから、待ち合わせ場所はここになりモンブランを食べてから
デートをするということになったのだ。
「遅い…」
携帯の時計を見れば10時20分。
待ち合わせ時間は10時だからとっくに過ぎている。
お会計を済ませ駅に行く。
と、声がした。
「離せ…やだっ!」
声のする方を見れば笠松さんが見えた。
「笠松さー…」
「離せっ!!」
見知らぬ誰かに腕を捕まれていた。
誰も助けようとしてねぇのか。
「離せっ…やっ…」
見知らぬヤローは笠松さんに顔を近づける。
笠松さんは涙目だ。
「やっ…」
「おい、俺の笠松さんに何してんだ」
「あ、おみね…」
「薄汚い手を離せ…」
笠松さんは涙目のまま俺を見る。
あぁ…可愛いな。じゃなくて。
俺は見知らぬヤローの腕を掴み捻る。
「いでででででっ!!」
「笠松さんに一生近づくな…」
「ひぃっ!」
見知らぬヤローは俺に怯えて走ってどっかに行った。
「あ、青峰…」
「大丈夫?」
「うん…ありがと…助けてくれて…」
ヘニャ、とした笑みでお礼を言われる。
その顔、俺が弱いの知ってるだろ?
「笠松さん…ヤっていい?」
「……?何を」
「セック…」
そこまで言うと笠松さんは何か分かったようで俺の口をおさえた。
「バ、バカか!お前…」
「だって、ヤりたくなったから」
「ば、場所をわきまえろ…」
かぁぁぁっと顔を赤くし言う笠松さんは本当に可愛い。
「で?ヤっていいの?ダメなの?」
「ダメに決まってんだろ……」
赤くなった顔と涙目で下から睨まれても全然怖く無いんだけどな…。
まぁ、いいや笠松さん可愛いから。
「まぁ、とりあえずデートしよっか」
「…うん」
笠さんと手を繋いで駅を出る。
シバかれるかと思ったら逆に恋人つなぎにしてきた。
(うっわ〜…今すぐにでも襲いたい…)
今日1日、理性を保ってられるか心配だ……。
15
:
涼幸°
:2014/04/02(水) 21:05:03 ID:bMUVnlHU
いろんな話をして着いた先は映画館。
笠松さんが観たいって言ってた映画が先週公開したのだ。
「青峰?何か観んのか?」
「笠松さんの観たい映画」
「え…で、でも」
「いいの、俺も観たくなったから」
チケットを買ってポップコーンと飲み物を買う。
あ、笠松さんが好きそうなチュリトスも買った。
「行こっか」
「あ…お金…」
「いいんだよ、俺が好きでやったから」
今日のデートだって、俺のわがままなんだし。
ずっと笠松さんに会えてなくて会いたくて。
無理を言ってデートしてるんだし。
「ありがと…」
ほのかに微笑んで言う笠松さん…本当に可愛い。
笠松さんの顎を持って上を向かせてキスをする。
「んっ!?」
「……」
「ふぁ…や、んんっ…」
笠松さんの口に舌をねじこませ舌同士を絡ませる。
笠松さんの口からは甘く、可愛い声が出る。
「ごちそーさん」
「はぁ…な、に……して…」
「何って…キスだけど…分からなかった?」
「わかってるけど!あー…もう」
頬を赤くさせ照れてる笠松さん天使。
本当に可愛い。襲いたい。
席に着けば笠松さんはチュリトスを口に含む。
「美味しい?」
聞けばこくこく、と頷いた。
「笠松さん、可愛い」
「可愛いって…食ってるだけ…」
「そうだけどね、可愛い」
「よく分かんねぇ…」
サクサク、と食べていく姿はリスみたいで可愛い。
……なんだかなぁ…笠松さん見てるといやらしい気分になる。
「一口ちょーだい?」
「え?うん」
俺の目の前にチュリトスを差し出す。
でもなぁ……そういうんじゃない。
「違うよ」
「?」
ククッと笑って笠松さんに顔を近づける。
そしてキスをする。
「……ちょっ…や、んむっ…」
バッ、と離れる笠松さんだが、すぐに笠松さんの頭を近づける。
そして、口に入ってるチュリトスをもらう。
「ぷはっ…てめっ…」
「サクサクしてんな、甘いし」
「文句言うなら食うな!バカッ!」
よく、こんな甘いもん食えんな。
甘いものが苦手な俺とは違うのか。
笠松さんは甘党か…。覚えとこう。
16
:
涼幸°
:2014/04/02(水) 21:31:50 ID:bMUVnlHU
少したつと、映画は始まった。
横を向けば笠松さんは真剣に見ていた。
正直言えば、眠い。ものすごく眠い。
周りには人が全然いなく、俺らは一番後ろで、前のほうにちらほらいる感じだ。
あ、やばい…瞼が重い。
ここからは俺、そんなに記憶ない…。
「だ、いき……」
…ん?俺確か笠松さんと映画見てたんじゃ…。
あぁ…そうか、ここ夢の中か。
でも…なんでベットの上にいるんだ?
しかも、笠松さんが着てるのって桐皇の5番のやつ。
俺のユニフォームじゃん!
「だ…いき?ヤんないの……?」
うっわ…やばい、鼻血出そう。
夢の中…、っつーことは何してもいいってことか!
よし…ならやることはただ1つ。
「だ…い、き……」
「笠松さん…」
やべぇ…ちょー可愛い…。
俺の首に腕を回してきたかと思えば自分からキスとか…。
しかも、Dキス…。うっわ…、こんなん笠松さんじゃねぇ…。
「ふぇ!?んんっ、だ…い、きぃ…」
なるほど…。下は何も履いてないのか…。
エロいな。
「や、ぁ…だいき、ちょ…はげしっ」
笠松さん自身を上下に擦る。
と、笠松さんの口からは甘くエロい声。
下からはグチュグチュ、という音。
「はっ…笠松さん、挿れていい…?」
「ちょーら、い!だいきの…奥までぇ…」
ヤバイ、本当…エロいだろ。
この人高3だろ?エロすぎ…る。
「んあぁ!!やぁ!らめっ…そこ、ら…めなの!!」
前立腺をつっつくと首を横に振ってダメダメと言う。
そんな姿さえ可愛い。
や…やば…早いけど、もうイきそう。
どうしようか…中に出していいか?
「だ、いき…ちょーらい…」
「は?」
「だいきの……ほし、い…」
え…ちょっ…ガチでこれはダメだろ!!!
何この人!ヤバい……!!可愛い!
一人口に手をあて悶えていると頭をペチッと叩かれた。
「だいき…」
「笠松さん……」
「起きろ!このバカッ!!」
「いった!!!!」
目を覚ませば辺りには誰もいない。
いるのは、少し大きめのパーカーを着てるの笠松さんだけ。
「あれ…?」
「何…おまえ 、夢見てた?」
「……らしい」
「ふぅん、まぁいいや…行くぞ…うわっ!!」
俺は笠松さんの腕を引く。
そして、俺の膝の上に乗せる。
「何?」
「好きだよ、だから、ヤろ?」
「はぁ!?ふざけんな!バカッ!」
笠松さんを立たせ俺も立ち上映場所を出て建物を出る。
そして…そのあとに行くとこは、もちろん俺ん家。
17
:
涼幸°
:2014/04/03(木) 01:01:33 ID:bMUVnlHU
【黄笠】(黄瀬side)
今日は、センパイたちとカラオケに来た。
久しぶりに部活が早く終わってブラブラ歩いてたら女子に囲まれて…。
そこに、森山センパイたちが来て(もちろん、笠松センパイも)
そこから、カラオケで合コンをやるけとに……。
「よしっ!じゃぁ、盛り上がってこー!」
森山センパイが言えば女子たちは楽しそうに話す。
でも…一人だけ。
笠松センパイは皆とはぐれて窓の近くのソファに座って外を眺めている。
「んじゃ、最初俺から歌うな!」
「森山くん、かっこいい〜!」
「え、マジで?」
「惚れそう!」
あーぁ…いらんこと言った。
「黄瀬くんは?歌わないの?」
「あー、俺はいいっス」
「えー、歌ってよー!」
「聞きたい〜!」
女子たちがそんなことを言うので俺は仕方なく承知した。
「何歌うのー?」
「何歌ってほしいっスか?」
「え!何でもいいの?じゃぁね、じゃぁね!」
女子たちが一生懸命曲を選んでる間にそっと抜け出しセンパイのとこに行く。
「笠松センパイ…」
「何…」
「ここ、寒くないっスか?」
「別に…」
「向こう行かないんスか?」
「あぁ…」
一切此方を見ようとしない。
外見てて楽しいのだろうか。
「外、楽しいですか?」
「うん」
「何が見えるっスか?」
「車」
「そうっスか…」
「何がしたいの?」
「へ?」
何だろう…怒ってるのかな?
まぁ…そりゃ、怒るよね……。
センパイの苦手な女子がいっぱいいて
しかも…俺はセンパイの彼氏なのにその女子に囲まれてるし。
「ごめんなさい…」
「謝ってほしいわけじゃないから」
「黄瀬くーん!!決まったよぉー!」
「今行くっス!」
センパイのことをチラッと見て女子たちの方へ戻る。
(センパイの側にずっといたいのに……)
そんな気持ちになりながらずっと歌ってた。
18
:
涼幸°
:2014/04/03(木) 01:17:24 ID:bMUVnlHU
(笠松side)
本当は嬉しかった。
話しかけてくれたことがすごく嬉しかったのに。
素直になれないから。
だから、冷たくしてしまったのだ。
(違う…本当は…)
外を向いてるのだって、女子を見たくない。
それもあるし…何より、女子たちと楽しくしてる黄瀬を見たくない…。
「ただの…俺のわがままだ…」
ハハッ…と乾いた笑いが起きる。
外を見てても楽しくない。
でも…室内は見たくない……。
「あ、あの…」
そんなことを考えてると後ろから声が聞こえた。
恐る恐る振り向くと、一番上でおだんごにしてる子だった。
「え…あ、な、何」
「あ、あの…えと……」
「みほー!ちゃんとしなよー!」
「う、煩いなぁ!分かってるよー!」
何なの?うるさいって言いたいの此方なのだけど……。
「あの、あのね…私、笠松さんのこと…ずっと前から好きで…」
…え?何?どういうこと……?
前からって…俺とは初対面な気が。
「あ!海常の練習見に行っててね…それで……」
「あ、そう…なんだ……」
「あの、カラオケが終わって、その帰りに返事ちょうだい…?」
「あ、わかっ…た…」
…返事?いや…俺。
俺は……黄瀬と付き合って…。
本当に付き合ってんのか?
チラッと黄瀬を見ればさっき…俺に告白してきた子の頭を撫でてた。
女子といるほうが楽しそうなのに…。
やっぱり、俺とは遊びだったのか…。
そうだよな、いつも…愛想笑いばっかりだったし。
俺が黄瀬にたまに好きって言うときだって聞き流してる感じだったし。
俺とデートしててもすぐに女子に囲まれて結局はデートしないで終わるし。
考えればもっと出てくる。
自然と涙が出てくる。
俺は考えるふりをしてもう一度外の方を向いた。
19
:
涼幸°
:2014/04/03(木) 02:11:27 ID:bMUVnlHU
(黄瀬side)
カラオケも終了の時間となり皆でお会計をする。
外に出ると聞こえてしまった……。
「べ…別に、構わない…」
「あ、ありがと…」
真っ赤な顔をする笠松センパイと涙目で嬉しそうな顔をする女子。(みほちゃん)
…あぁ、付き合うのか。
俺がいるのに……センパイは浮気するんだ。
「センパイ今日、俺の家泊まりません?」
「急に…何で」
「いいから、ね?」
首をかしげてニコッと微笑む俺に弱いのは知ってる。
笠松センパイはこくんと頷いた。
「じゃぁ、またねっス!」
「バイバーイ!!」
センパイの腕を引っ張って俺の家へ行く。
数十分してついた。
センパイを家にあがらせて後ろから抱きつく。
「黄瀬…?」
「センパイ、浮気したんだよね…」
「え?ちょ、まて…話が見えな…」
「しらばっくれんなよ!!」
センパイの肩を掴んで壁に押し付ける。
「いたっ…ちょっ!黄瀬!」
「告白…いいよって言ったんだろ?」
「おい…!お前…」
「付き合うんだろ?俺がいるのに…」
「待て!どういうこと…」
「許さねぇ…」
センパイの首筋に歯を立てて噛みつく。
反対側には俺の印というキスマークをつける。
「ちょっ…おい!落ち着けよ!」
「落ち着いてられっかよ…」
笠松さんが他の誰かになるなんて…。
考えれるもんじゃない。
俺だけのもんだ…。笠松さんは俺の恋人だ。
「ひぁっ!やだ…んっ、ふぇ…」
寝室へつれて行けば自分のネクタイで笠松さんの手首を縛る。
そして、笠松さんのネクタイで目隠しをする。
笠松さんの服は全部脱がして笠松さん自身だけをずっと擦ってる。
「も…意味わかんな……やだぁ!!」
嫌なのはこっちだ……。
笠松さんが俺以外の奴とこういうことをするのが堪らなくやだ。
笠松さんが俺以外の奴に愛してるとか言うのもやだ。
「ねぇ!やだぁ…!!こわい、よぉ…」
「何が怖いの?目隠し?手首のやつ?俺?」
「全部!はずしてよぉ……」
はぁ…やだやだとか言われてるのも俺もやだから目隠しは外した。
「あーぁ、ネクタイびちゃびちゃ」
「手首のやつも…やだ…怖いよぉ…」
ポロポロと泣く笠松さん。
そんな笠松さんも可愛くて綺麗だ。
「手首は後で取ってあげるね」
「んぅ!はっ…やぁん……んっ…」
キスをして舌を絡ませるとすぐそっちに夢中になる。すっごく可愛い。
「はっ…笠松さん、エロー」
「もっと……ちょ、だい…」
あぁ、なるほど…こういうことに関しては笠松さんはドがつくほどMなんだな。
ドMでインラン。Hに関しては持ってこいじゃん。
20
:
涼幸°
:2014/04/03(木) 02:40:55 ID:bMUVnlHU
あ、そうだ…いいこと思い付いた。
笠松さんを起き上がらせて手首のネクタイを外す。
「黄瀬……?」
「ねぇ、笠松さん、俺を誘って?」
「さそ…う?」
「そう、誘うの、俺を」
キョトンとしてる笠松さんに教える。
「笠松さん、俺が欲しいんでしょ?ここに…」
自分に抱き寄せ浮いたお尻の間に指をいれチョンッとつっつく。
「ひぁっ!!や…んぅ…ほし、い」
「でしょ?だから、俺を興奮させて?」
笠松さんの両膝を曲げてペロっと笠松さんの指を舐める。
その指を俺がさっきつっついたとこに当てて笠松さんの指の先だけをいれてあげる。
「やぁん!!ふぁっ…まっ…うぁ…」
「そのままいれて、かき混ぜればいいんスよ」
笠松さんから少し離れアドバイスしながら誘ってもらう。
「んぅ…やぁ!む、無理ぃ…」
「大丈夫、俺いつもそれヤってるでしょ?」
「でも…俺、できなっ…」
そんな涙目で見ても駄目ですよ?笠松さん。
「どうすれば…いい、の…おし、えて……」
「どこまで入ったの?」
「わかんな…第一関節…までかもっ」
「全部いれてください?」
ニッコリと笑顔で言うと笠松さんは目を瞑って指をいれ始めた。
「ど?」
「やっ!まっ…んっ!」
「前立腺、自分で見つけて?」
「ぜ…んり、つせ…ん…?」
「そ、前立腺」
笠松さんは奥までいれたであろう指を中で動かす。
開脚してるから見えやすいんだよなぁ……。
「な…いっ!!ふやっ!!な、にこれ…!」
「あ、見つかったかな?」
「んやぁ!!なに…これぇ!!きもちっ…」
笠松さんは気づいてないだろうけど、いつの間にか指が2本になってる。
「笠松さーん、気持ちいい?」
「ん、でも…足りない…もっと欲しい!」
「じゃぁ、指もっと足そうか?」
「ふぇ…?」
「3本にしよう?」
笠松さんに近づき指をもう一本増やす。
「やぁぁぁっ!!!はいらな…あんっ!!」
「はいったでしょ?」
「ん…ふぁぁっ!!きもちっ…ひゃぁっ!」
「どした?」
「りょ……たのでぜんりちゅせん、擦って…ほし、い」
「〜っ!!」
今のはそうとうクるな…。
ヤバイぞ…ってか、俺も我慢の限界かも……。
俺は自分の着てた服を素早く全部脱ぐ。
笠松さんの指を出せばぎゅぅっと抱き締める。
「ごめんね、我慢の限界っス…」
「ちょーら…い?りょぉたので擦って…」
うっわ…耳元で色っぽい声で言われるとヤバい。
「笠松さん……泣かしたらごめん」
「え?」
「ってか泣かすから…覚悟してて?」
「なにが…うああぁ!!やっ!ん…」
笠松さんがいじってたおかげですんなりと挿いった。
21
:
涼幸°
:2014/04/03(木) 02:58:54 ID:bMUVnlHU
「んっ、ああぁっ!!イくっ!!イッちゃう!!」
「俺、も…くっ…」
あれからはいろんな体位をした。
そして、何回欲を出しているのだろうか?
笠松さんがイくたびに俺もイッてたら笠松さんの体が持たないよなぁ…。
「はうっ…」
「どうしたの?」
「っうあっ!!やんっ!」
「ちょっ…!待って!あぁっ!」
笠松さんはゆらゆらと腰を揺らしていて感じるとこにあてていた。
「かさ、まつ…さ…っ」
「まだ…足りないの…」
「そんなん…俺も!だけど…一旦休憩しよ?」
「やっ…離れたく、ない…」
抜こうとすると俺に抱きついてきてそんなことを言うもんだから…。
つい、ガンガンと奥までついてしまった。
「あっ!あっ!ああああぁぁぁっ!!もっ!イくぅ!」
「ん、イッていいよ…俺もっ!」
お互いまた欲を出した。
と、パタリと笠松さんは俺の肩に倒れてきた。
「笠松さん?」
「きもち…よかった……」
「うん?」
「りょーた…だぁいすき」
ぎゅぅぅっと抱き締められてそえ言われた。
でも…笠松さんはもう気を失って寝ていた。
「何…この子…」
笠松さんの中から出ると俺の出した欲が次から次へと出てくる。
「明日、怒られるんだろうなぁ…」
そう呟いて後処理をする。
恋人に新しい恋人が出来ると思って不安でこういうことをしたのに。
結局は笠松さんのペースにのせられて…。
笠松さんに恋人ができたとしても俺がまた奪い返すだけなのに。
こんなことをしてしまった…そんな俺を許してね?笠松さん…。
22
:
涼幸°
:2014/04/03(木) 03:09:21 ID:wYd2R.no
[次の日]
「いってぇよ!ばかっ!」
「ひー!すいませんっス!」
腰を痛めて起きることもできない笠松センパイに罵声をくらった。
「学校行けねぇじゃねぇか!!」
「スンマセンっス!」
ベットの上でセンパイに土下座をする。
「でも…センパイ可愛かったっスよ?」
「知らねぇよ!!駄犬!!」
「怒んないでくださいっス!」
「うるせぇよ、本当に…」
「センパイ……」
掛け布団に顔まで入れてしまった笠松さんを見て泣きそうになる。
「おい、黄瀬」
「はい?」
「ちゃんと看病しろよ…?」
「……!!はいっス!!」
とりあえず…センパイを着替えさせますか。
そんで、ご飯作って食べさせる。
あ、お風呂にも入れなきゃ。
やることはいっぱいあるな…。
23
:
涼幸°
:2014/04/03(木) 18:25:11 ID:bMUVnlHU
【今笠】(笠松side)
違う。疑ってる訳ではない。
今吉が浮気してるとは思ってない。
けど……あれを見て浮気を疑わない恋人がいるだろうか…?
「私…今吉先輩のこと好きで…その…」
「あー…ワシ付き合ってる人おるんよ…」
「そ、そうですか…あ、ありがとうございました」
「あー、泣いたらアカンで」
そう言って女子の涙を舐めた。
違う、たまたま見えたのだ。
次の休みの日に練習試合をするから監督と一緒に東京にある桐皇学園高校にきた。
でも…そのときに、今吉を探してるときに見てしまった。
遭遇してしまった告白現場。
頭が真っ白になってその場を立ち去った。
そのときに、ちょっとぶつかった足が痛かったけど
胸のズキズキという痛みの方が何倍も痛かった。
24
:
涼幸°
:2014/04/03(木) 22:29:51 ID:bMUVnlHU
(今吉side)
告白されて…まさか断って泣かれるなんて思ってもなかった……。
「あー、泣いたらアカンで」
指で女子の涙を拭う。
小顔でそこそこ可愛い。
多分1年なんやろうな……。ワシの噂知らないっちゅーことは…。
ガタッ…
「えっ…」
「なん…や…」
振り向いても何も見えなかった。
ただ…パタパタと走っていく音は聞こえた。
「悪いな!ほな行くわ!」
「えっ、ちょっ…」
女の子が何か言ってたけど気にせん。
「どこ行ったんやろ…」
少し走って辺りを見渡す。
と、携帯が鳴った。
「…うわっ、忘れとった!」
まさか笠松くんからのメールで驚いた…。
けど、大切なこと忘れるなんて……。
とりあえず、部室行かないとな。
「あぁ、来ましたね」
「あれ?うちの笠松と一緒じゃなかったのか…」
「ワシ、笠松くんから連絡あったんやで?」
ガチャリ
「遅れてスイマセン…」
「おぉ、来たか」
「……」
…ん?なんでワシ睨まれたん?
まぁ、いいか…とりあえずベンチへ座る。
そっからは、監督同士がいろいろ話してワシらはそれを記憶する。
それだけだった。
「よし…では、今週の土曜日、宜しくお願いします」
「あぁ、こちらも宜しく」
ガタガタと立ち上がり監督たちは退室する。
「…」
「な、なぁ?笠松くん?」
「なんだ…」
うっ…やっぱり何か怒っとる……。
しかも、かなり怒っとるな…。
「ワシ、何かした?」
「別に、何でもない…じゃぁな」
部室を出ていこうとする笠松くんの腕をぐいっと引っ張り抱きしめる。
25
:
涼幸°
:2014/04/04(金) 00:40:28 ID:bMUVnlHU
「…離せよ」
「何で怒ってるんや?」
「別に、怒ってないから」
「何で泣くん?」
「は…?」
笠松くんと向き合えば笠松くんは大きな瞳にいっぱい涙を溜めていた。
「何で泣いてるん?」
「泣いてな…ぃ…」
プイッと顔をそらそうとした笠松くんの顔を両手で優しく包む。
「ワシ、何かした?」
「ちがっ…何も……」
笠松くんが目を瞑れば溜まっていた涙がポロッと流れる。
そして、頬をつたってワシの手を濡らす。
「はぁ…何で泣いたりしてんねん…」
「…い、ま…よし」
ちゅぅっと涙を吸う。
笠松くんはワシと距離をとろうとする。
ギュゥッと抱きしめる。
「や、だ!」
「笠松くん…?ホンマ、どないしたん?」
ポロポロと泣いてる笠松くんをベンチへ座らせる。
「笠松くーん?」
「ちが…うの……ちがう…」
「何が?」
「ごめん……違う」
泣きじゃくる笠松くんの顔にチュッとキスをする。
額、瞼、頬、鼻、口。
「笠松くん?」
「た、ただの……ヤキモチ…なの」
泣きながら言う笠松くんにワシの理性ははち切れそうやった。
26
:
涼幸°
:2014/04/04(金) 01:11:16 ID:bMUVnlHU
ホンマ、これが無意識だからタチが悪いわぁ…。
「笠松くん、ワシが何をしたっちゅーん?」
「女子の涙……舐めた…」
「涙?いつ?」
「今日…お前告白されてたじゃん…」
告白…あぁ……あれか!
あのときに鳴った物音って笠松くんやったんや!
でも……
「……舐めとらんで?」
「嘘、舐めた。浮気した……」
またポロポロと涙を流す笠松くん。
あー……少しだけ屈んだから、後ろからみたらそう見えたんや……。
「舐めとらんし、浮気もしてせぇへん」
「嘘、つかなくて……いいんだぞ…」
「嘘って……」
「俺より…女の子のほうが……ふぇ…」
自分で言った言葉に泣かんといて…。
ぎゅぅっとワシに抱きついてくる笠松くんをワシもぎゅぅっと抱きしめる。
「ごめん…っ……俺から、離れ…ないで」
「……っ!!」
ホンマ…かわええ……。
笠松くんの顔を上に向けチュッと口にキスをする。
「んっ…ふっ…ぅ…ぁ」
チュクチュク…
「ふぁ、い…き、できな…んんっ!」
一旦、口を離してすぐにハムっと口づけをする。
「い……ま、よ…しぃ…んくっ…」
「はぁ……なんや、腰抜けたかいな?」
クタリとワシに寄りかかってハフハフと息を整える。
27
:
涼幸°
:2014/04/04(金) 01:39:48 ID:bMUVnlHU
「んんっ……もっ、とぉ…はむっ」
クチュリ…
舌同士を絡めあう。
卑猥な音が部室内に響く。
「はぁ…はぁ……」
「かわええ…」
チュッと額にキスをして抱きしめる。
「い…まよし…」
「んー?どないした?」
「…好きっ」
えっ………?
いや、好き?誰を?ワシを。
どういう対象?恋愛対象として。
「初めて言いおったな…」
「好きっ…大好き…」
「唐突のデレの威力はハンパないわぁ」
「え?」
「心臓に悪い……可愛すぎて」
笠松くんの頭を撫でる。
そして、またキスをする。
「んっ…ふぅ…」
クチュ、クチュリ、チュッ…
笠松くんのキスするときの顔エロいな…。
しかも、可愛いて……この子。
「笠松くん…」
「んぁ…?」
「ワシの家行こか」
「…?うん」
首をかしげつつも微笑み頷く笠松くんに
我慢が効きそうにない…と思ったのは言うまでもない。
そして、そのあと家で笠松くんを美味しく食べたのも言うまでもないやろ。
28
:
涼幸°
:2014/04/04(金) 01:54:00 ID:bMUVnlHU
今吉さんの口調難しい……。
何度、書いては消してを繰り返したことか……。
今笠好きやなぁ〜……。
3年生コンビまじいい。可愛い。
今笠もっと増えないかな(wktk
29
:
管理人なおわん。★
:2014/04/05(土) 01:04:26 ID:???
<●> <●>メザメタ!
今笠いいっすね!
30
:
涼幸°
:2014/04/05(土) 01:15:32 ID:bMUVnlHU
>>29
管理人なおわん。★様
コメントありがとうございます!!
今笠に目覚めましたでしょうか?
そうだったら嬉しいですb
これからもよろしくお願いします(>ω<)b
31
:
涼幸°
:2014/04/05(土) 01:20:38 ID:bMUVnlHU
{小説更新ちついてのお知らせ}
読者様がたくさんいる気がしな(ゲフンゲフン
えー…花粉症だと思ってたのですがどうやら風邪らしいです。
なので、5日(土曜)〜7日(月曜)は小説更新お休みします…。
たくさんの読者様がいたら大変申し訳ないです。
リクエストなども受け付けておりますので、この休んでいる間にリクがあったら
帰ってきてそっこーで書きます。
笠松センパイ受けなら何でも書かせていただきますb
では、この土日お休みします。
今からでもゆっくり寝て完治させます。
32
:
涼幸°
:2014/04/07(月) 18:12:06 ID:bMUVnlHU
【今後の更新について】
どうも、風邪にみごと勝利した涼幸です。
(リクエストがなくて泣きそうになったとか秘密←)
えー、今まではだいたい毎日更新してたんですが、現実でいろいろありまして(汗)
なので、これからは、2日に1回のペースの更新になりそうです。
いやぁ、毎日更新したいんですけどね…。
まぁ、なるべく毎日更新できるようにしますが、できないことのおうが多いです。
そこのところ承知しておいてください。
33
:
涼幸°
:2014/04/26(土) 11:11:18 ID:bMUVnlHU
【お久しぶりです】
どうも!涼幸°です!
えー…リアルでいろいろありましたww
全然更新できてない…(´; д ;`)
でも!その間にネタはいっぱい収穫しました…(笑)
では…またこれからよろしくお願いします!
34
:
涼幸°
:2014/04/26(土) 11:31:56 ID:bMUVnlHU
【黄笠】 (笠松side)
「センパイ…」
「あ、黄瀬」
「うぅ……うぇ……」
「えっ!?どうした!?」
呼ばれたかと思えば急に泣き出す黄瀬。
とりあえず、ギュゥッと抱きしめる。
「(俺、何かしたっけ…?)」
「センパイ…ひっく…センパイ…」
「何だよ…」
「センパァイ…うっ…うぇぇ…」
「おいっ……なんだって言うんだ…」
泣いてるだけじゃ何も分かんねぇのに…。
黄瀬の頬にチュッとキスをする。
「どした?俺、何かしたか?」
「んんっ…」
ブンブン、と首を横に振る黄瀬。
「じゃぁ、何?仕事で失敗したか?」
「………ん」
こくっ、と小さく頷く黄瀬。
仕事か…。
俺、何もできねぇって言ってんのに…。
「俺、愚痴は聞けるけど行動には移せねぇぞ?」
「失敗ではないんス…」
「…うん?」
何…?何なの……?
「頼みがあるんス……」
「何…?」
頼みか…俺に出来ることかな?
俺に出来ることならなるべくやりたい。
黄瀬の役に立ちたいけど…。
俺でいいのかな…?
35
:
涼幸°
:2014/04/26(土) 12:20:20 ID:bMUVnlHU
(黄瀬side)
「涼太、新しい仕事がきたぞ」
「なんスか?」
「雑誌の撮影だけど…」
「…?」
マネージャーが口ごもるって…。
一体どんな撮影だよ……。
危ない系か?エッチィ感じのか…?
やだな。うん。
「その…男のモデルと撮るんだけど…」
「…は!?」
「その…そのモデルがさ…」
渡された台本らしきものを見れば…。
「この人って……」
「最近、涼太の次に人気の『月浦隆』だ」
「あぁ…あの、顔が女子みたいなって噂の…」
正直、俺は好きじゃない。
っつか……
「センパイとの関係知ってるでしょ?」
「あぁ、だから、どうする?」
「撮影するのはいいっスけど…」
「…やっぱ、幸男くんがいいか…?」
「そっスね…でも、多分断るっス…」
どうしよう……。
「ま、泣いてでも説得してみるっスよ」
「っていうことなんス…」
「…で、俺に撮影しろ、と?」
「そっス…」
はぁ…やっぱ駄目だよな…。
「いいぞ…?」
「ですよ……えっ!?」
「だから、いいぞって……」
「い、いいんスか…?」
「あぁ」
うぅ……センパイに感謝しなければ!!
「センパイ!ありがとうっス!」
「いや…別に…」
「センパイ大好きっス!!」
「知ってる…」
チュッ…とキスして舌同士を絡めて。
そっからは…もうヤりました。
36
:
涼幸°
:2014/04/26(土) 13:56:10 ID:bMUVnlHU
撮影当日
「涼太!……と、幸男くん?」
「ど、どうも……」
昨日はヤりすぎたかも……。
うーん……腰痛いよね…。
でも…可愛かったからいいか。
と、グイッ、と腕をセンパイに引っ張られた。
「なんスか…?」
「あそこにいるのってさ…」
センパイが見る方を見れば女子のような顔立ちの少年がスタッフたちと話してる。
「りゅうくん!」
「……あ!君がりょうた君だね?」
パタパタ、と走ってこちらへくるりゅうさん。
「こんにちは!あ、まだおはよう、かな?」
あはは、と笑うりゅうさん。
そう、今日は木曜日。
センパイと俺は学校を遅刻して行くことになったのだ。
「ねぇ、ところでさ?」
「…はい?」
「こいつ、だぁれ?」
ニッコリ、と微笑みセンパイを見るりゅうさん。
「えっと……」
「りゅう、いいだろ、黄瀬くんも、早く着替えてきてくれよ」
「あ、はいっス……すんません…」
りゅうさんのマネージャーは厳しいんだな……。
急いでセンパイとマネージャーと楽屋へ行く。
「…いいんですか?」
「え?」
「俺なんかがいて…りゅうさん、怒ってるんじゃ…」
「ははは、大丈夫、向こうのマネージャーには言ってあるから」
「…そう、ですか…」
「気にすることないっスよ!大丈夫っス!」
ギュッとセンパイの手を握る。
センパイの手は少し震えていた。
「……で、なんで俺パンツだけなの?」
「え?何でって……」
「そういう衣装だから?」
「寒そうっスね、センパイ」
「すごい勢いで服脱がされたけどさ」
センパイは今、自分が着てきたパーカーを羽織ってるだけだ。
「りょーうーたー?それどうにかしろ」
それ、とマネージャーが指さすそれ。
俺自身はセンパイのせいで元気になっていた。
「俺たち、先にスタジオ行ってるからな〜?」
「…!はいっス!!」
ヒラヒラ、と手を振って楽屋を出ていくマネージャーたち。
「センパイ、ちょっと待って」
「なに…?」
今にも泣きそうなセンパイ。
まぁ…気持ちも分からなくはないか…。
「お願い!1回だけでいいからヤろ?」
「んなっ!!」
「ね?」
「………」
ため息はつかれたけど、仕方ねぇな…と言われたけど、1回ならヤっていいって言われた!
よし…どうしようか。
37
:
涼幸°
:2014/04/26(土) 17:24:50 ID:bMUVnlHU
「ひっ…あぁ、りょ…たぁ……」
「センパイ、きもちいい?」
「んっ…きも、ちい……んっ…はぁ…」
センパイを膝の上に乗せてお互いの自身を擦りあう。
それだけでも、センパイはトロトロになった。
「センパイ…」
「ん…?なに…、んんっ…ら、め…ぇ」
センパイの腰に回してた手を頭に移動させキスをする。
センパイの口に舌をいれれば好き勝手舌を動かす。
「んっ、ふぁ…ふぅ、もっ…と…」
「んんっ!」
センパイが俺にぎゅぅっ!と抱きついてくるから、キスもさらに深くなる。
「はっ、センパイ…」
「んっ……ひぁっ!!やんっ…!」
激しく擦ればセンパイの腰はゆらゆらと少し揺れだした。
「エッローい」
「りょ…た……が欲しく……なっちゃ、った…」
トロンとした目で言わないでよ…。
今は挿れれないんだから…。
そんなこと思ってるけど、俺はセンパイにものすごい甘いと思う。
マネージャー、あと一時間くらい待って…。
38
:
涼幸°
:2014/04/26(土) 22:24:00 ID:bMUVnlHU
久しぶりの更新。
何か…想像通りにいかない!=納得できない!
あぁ…スランプかな…((
ま、冗談は置いといて!((ェ
このあと、黄瀬くんはどうするんだろうねw
笠松センパイを優先するか、仕事を優先するか。
(続きは書かないつもりだけど…)
オリキャラ出たねw
月浦隆(ツキウラリュウ)くん。
この子、多分性格悪いよw
最初、名前を征くんにしようとしたけど、やめた!
……あ、『せい』じゃないよ?『ゆき』くんだよ?
(征←ゆきと読むことを初めて知った笑)
スランプ(?)中だから、うまく書けてないけど、楽しかった…!!
では、次回の更新までお楽しみに!
[次回は高笠か今笠、かこうかと思ってます!]
39
:
涼幸°
:2014/04/27(日) 11:08:00 ID:bMUVnlHU
【高笠】 (高尾side)
朝、起きると恋人が大変なことになってました。
昨日は笠松さんが泣きながら東京にある俺の家に来た。
だから、家に入れて、何があったか聞いて……。
原因が俺で……。笠松さんを何らかの理由で不安にさせててね。
そしたら、『俺を、安心させろ…バカ』と言われて……。
そりゃ、まぁ……ね?
ヤったんですよ!そこまでは良かった!
お互い、後は寝ただけだから!!
朝…さっき起きたら隣で寝てる俺の大好きで愛してる恋人の頭にピョコンっと
可愛らしい黒い猫耳が生えてた。
まさか、と思い掛け布団をバッ!と捲ると想像していた通り黒い猫の尻尾が生えてた。
寒さで起きたのか普通なら『ん〜?』と言うはずなのに、うちの笠松さんは……。
「にゃ…?」
「〜っ!?」
鳴いた!猫が……!
言葉まで猫語になってる!!
で、今に至る。
「笠松さん…?」
「ん…にゃ、あ?」
とりあえず、俺は服を着て、笠松さんには布団に巻く。
「…どーすればいいんだ?」
「にゃぁ?」
何が?と言っているように首をかしげて聞いてくる姿は可愛い。
でも、ここで襲ったらさ怖がるよね。
「笠松さん」
「…うにゃ?」
「っ……」
可愛い…可愛すぎる……。
「笠松、ごめん……」
「にゃ?…にゃ…んっ…」
やっぱ、猫なんだな……。
八重歯があるし……。
クチュ……クチュリ…。
「ん、にゃ…ぁ…」
「はっ…ごめん、笠松さん…」
笠松さんが可愛すぎるのが悪いんだよ?
笠松さんをベッドに押し倒す。
「にゃ……?」
「ごめんね、痛くしないから……」
とかいいつつ…痛くしちゃうんだろうなぁ……。
ってか、名前呼んでほしいなぁ……。
40
:
涼幸°
:2014/04/27(日) 23:21:15 ID:bMUVnlHU
「ふにゃぁ!?…ぁ、んにゅ…」
「くっ…」
笠松さんと繋がって俺は笠松さんの尻尾をずっと触ってる。
笠松さんの体はビクビクッと震えて何回かイッてるし……。
そのときの締め付けに俺もついイきそうになる。
けど…なんとか持ちこたえる。
「…はぁ、笠松さん…気持ちいい?」
「にゃ…ん…」
とろん、とした目で見られる。
今の笠松さんなりの答えなのだろう。
「っ…笠松さん、中に出してい…い?」
「にゃ…ぁ…」
こく、と頷いてくれる笠松さん。
そんな姿さえ可愛い。
同じポジションで、ずっと憧れてて…。
「笠松さんっ…!笠松さんっ!」
「にゃっ!にゃぁ…ぁ!」
激しく動けば笠松さんはあっけなくイき
俺も、笠松さんの締め付けで中に出した。
「はぁ…はぁ…大丈夫?」
「にゃ……ぁ…」
笠松さんは、ものすごく眠そうにしており
頭を撫でているとすぐに寝てしまった。
「笠松さん…大好き…」
その呟きが聞こえたのか、笠松さんはフッ…と微笑んでくれた。
41
:
涼幸°
:2014/04/27(日) 23:28:49 ID:bMUVnlHU
笠松さんが起きると、不思議なことに話せるようになっていた。
でも、尻尾と耳は生えたままだ。
「くぅ……」
「笠松さーん、可愛かったですって…」
「うるせぇ…」
案の定、記憶はあるらしく起きるやいなや俺の顔を見て顔を赤くさせては
布団に丸まってしまった。
「ねぇ…笠松さん?」
「…なんだ」
ソッ、と顔を出したので笠松さんの額にチュッとキスをする。
「俺、どんな笠松さんも好きっすよ?」
「んなっ!!」
「猫松さん、可愛いっすよ?」
「ば、ば、ば、ばか!!!」
笠松さんは耳まで赤くさせまた布団にもぐってしまった。
「…俺も、どんな…かずなりも…好き…だぞ」
え…何それ。
反則でしょ。可愛すぎる。
布団の中だけど、笠松さんは今ごろこれ以上ないってほど顔を赤くさせているだろう。
42
:
涼幸°
:2014/04/27(日) 23:36:32 ID:bMUVnlHU
[猫松センパイについて]
とうとうやってしまった猫松センパイ!
かわいいですよね!
でも、なんで高笠にしたんだろう…?((
まぁ、どうでもいっか☆
これね、今笠版もかいて見たいw
猫松センパイは全部のCPやりたい。
青笠、黄笠、今笠、森笠、小笠。
とりあえず、これらかきたい。
気が向いたら書こうかな…?と思ってますb
43
:
涼幸°
:2014/04/29(火) 07:40:48 ID:bMUVnlHU
【森笠】 (森山side)
今日は、笠松が家に遊びに来た。
ご飯も食べて、お風呂も入った(別々だけど)。
んで、俺の部屋にいるんだけど…。
「笠松…っ!かっわいい!!!!!」
「な……何だよ、これ…」
今は、笠松に猫耳、猫の尻尾をつけてもらってる。
もちろん、服は俺でもすこーし大きい服。
笠松がきるとダボッてなって萌え袖になって可愛い……。
「猫耳似合うな、お前」
「んなこと言われても嬉しくねぇ!」
今にも泣きそうな笠松。
「おいで、笠松…」
「……ん」
テクテク、と俺の近くに来る。
はぁ…可愛い。実物の猫より可愛いかも…。
「ここ、おいで」
「…え、わっ!!」
ポンポン、と膝の上を叩くとタジッ、となった
笠松の腕をぐいっ、と引っ張り膝の上にのせる。
「…っ」
「可愛い、可愛いよ…」
「か、わいく……ねぇし…んっ…」
触れるだけのキスをする。
「笠松、エロい…」
「……へ?んなっ!!お前…っ!」
「ヤろ?」
「……う、ん…」
笠松の来てる服の下からスルスルッ、と手を侵入させる。
「…っ……ぁ」
「スベスベだよな、うらやましい…」
「ひゃあ!!あぅ…んっ…」
胸の飾りに触れれば笠松の口からは
エロいけど、可愛い喘ぎ声が出る。
「んぁ…もり、やまぁ…」
「ん?」
「俺…もヤる…」
「へ?…ちょっ!?」
笠松は俺の手を取れば俺の肩を押してベットへ押し倒された。
44
:
涼幸°
:2014/04/29(火) 18:08:41 ID:bMUVnlHU
(笠松side)
「んっ……はっ…んぅ…」
「くっ……かさ、まつ…うぁ!」
俺は、森山自身をくわえている。
…ようはフェラ?っていうらしいものをしているのだ。
森山は、俺の口でしっかり感じてくれている。
森山が出した欲が俺の口いっぱいに入ってる。
「んっ…はぁ…おい、しぃ…」
「ちょっ!?飲んだの!?全部!?」
「ちょっと……残って…んぅ!?」
森山は俺にキスしてきたかと思えば下を入れてきた。
「まっ…んっ、はぁ…ふぇ…」
森山は何かを奪うようにキスしてきたかと思えばすぐに解放してくれた。
「ん、笠松、ヤッてていいよ…?」
「ふぇら?……んっ」
「ちょっと…腰あげて?」
森山に言われた通りにフェラを開始し
少しだけ、腰をあげる。
何をするんだろう……?
よく分からないけど…いいや…。
「んくっ!?…ぁ…はぅっ…やぁ、ん」
「口、離しちゃ駄目でしょ?」
「ごめっ…なさいっ…んっ…」
森山は俺の後ろに指を一本いれてきた。
俺はびくびくっ、と反応してしまう。
「んぅ!……ひぁぁ!!!あっ!」
何だ?これ?
体に電流が通るような感じ。
体に力が入らない…。
俺は、森山に全部任せた。
45
:
涼幸°
:2014/04/29(火) 20:22:10 ID:bMUVnlHU
(森山side)
「笠松、気持ちいいか?」
「んぁ…っ、ひぁぅ…んぅ、んっ」
「くっ……も、いい!」
「ふぇ!?」
笠松の口、気持ち良すぎる。
しかも、今は猫耳つけてるし…尻尾も…。
っつか…正直尻尾じゃま…。
でも……とりたくないし…。
「よし、たか…なに…考えて…ひぁぁぁぁっ!!あ、も…そこ、やぁっ!」
「何で?気持ちいいでしょ?前立腺」
「んぅっ!やっ!やぁっ!」
やだやだって言ってるけどさ……腰揺らしてるの分かってるのかなぁ?
俺はわざと、指を入り口付近に抜いてそこで動かす。
「ふぇっ…なんでっ……」
「んー?気分だけど?」
「やっん、もっと……奥ぅ…」
「自分でやってみ?」
「……ぇ…」
笠松は、かなりキョドっとしている。
大きな目には涙をいっぱい溜めている。
「え…」
「どうした?」
「…ぁ、いや……」
笠松は顔の上に枕をのせてしまった。
「やだ……」
「え?」
「やだ…やだよぉ…」
「か……幸?」
泣いてる?まじで?
「よし…たかが…ヤるから…きもちいのに…」
え…ちょ、んなこと言うなよ!
「幸っ!!」
「えっ……ちょっ!ンッ!!」
そんな、可愛いこと言われたら我慢できないじゃん……。
「はぅ!んっ…やぁ、つめたっ…ふぁぁ!」
前立腺をいじっては笠松の可愛い喘ぎ声が聞こえる。
ローションを少し足して指を4本にする。
「ふぅ…んっ、あっ……やぁ…ん…」
「可愛い…もう、いい?」
「よし…たか、のちょー…らい…」
笠松にキスして下を絡ませる。
キスをしながら笠松に俺自身を挿れる。
「んっ、はぁ…ふぅ…んっ…」
「はぁ……っ、んっ…」
クチュ…クチュリ…。
グチュ…グチュリ…。
お互いの口からは唾液が混ざる音。
下からは卑猥な水音。
「動くよ?」
「んっ…いい、よ」
笠松の頭についてた猫耳のカチューシャを外し
尻尾もゆっくりとスルスルッと取る。
「よし…たか、キス…して…」
「舌いれていい?」
「い、から…んっ…」
笠松から、キスをねだってくるなんてな。
珍しいこともあるな……。
46
:
涼幸°
:2014/04/29(火) 20:39:48 ID:bMUVnlHU
「んっ!んっ!!あっ!よし、たかっ!よしたかぁ!」
「くっ…ユキッ!」
「よし、たか!好きっ!んっんっ!!」
俺の腰に足を絡ませている笠松も可愛い。
と、笠松がこっちを見ていた。
「ん?どした?」
「…なんでも」
「…何?」
「なんでもないっ……んあっ!!」
「言わないとずっとこのままだよ?」
「あっあっ!!やぁ!あ、んっ!」
前立腺をつっいてやればすぐに夢中になる。
…ずっとって意味分かってるのかな?
「幸、ずっとって意味分かる?」
「お前が、んっ!!満足…するまで、だろ?あっ!!ひぅ……ぁ!」
んー……違うな。そういう意味じゃない…。
「笠松が言うまでずっとこのままって意味」
「ぇ…ひゃぁぁぁぁああ!!ら、めぇ!」
ガンガンと中を突く。
笠松はエロい表情で喘ぐ。
あぁ……これは明日足腰が痛くなるパターンのやつだ。
ごめんな、笠松。
俺は悪くないぞ。可愛くてエロいお前が全部悪いんだからな。
47
:
涼幸°
:2014/04/29(火) 23:10:20 ID:bMUVnlHU
次の日
「ゆーき、出てこいって」
「やだ…ぜってぇやだ」
起きると俺には布団がかかっておらず急いでパンツをはいた。
隣を見ればプルプル、と震えている丸くなっている布団。
この中にいる犯人は笠松しかいない。
で、いろいろあって今にいたる。
「なぁ…寒い」
「知らねぇよ、バカッ…」
「あ、今の可愛い、もう1回言って」
「…バカァ…」
可愛い。
ってか…何でこんな丸まってんの?
「幸男さーん?」
「んだよ…あっ!」
バッ!と布団を引っ張ると案外簡単に奪えた。
「……っ!?」
「…うぅ、か、返せよ…」
笠松のその姿…。
パンツはいつの間にかはいてるし。
っつか……え、俺、こんなにキスマつけたっけっか?
笠松の白い肌には赤い華がたくさん咲いていたのだ。
「おまっ…ちょっ、んぅ…っ」
何こいつ。同じ男とは思えない。
「んっ、は、ぁ……も、り…やま」
「…っ、笠松、今日は一緒に学校休もう…!」
「え、何で……なっ!?」
学校はとあることに気づいたのか顔を真っ赤にさせていた。
「ったく…本当は嫌だけど…ちゃんと…気持ちよく……しろ、よ…?」
「……ったりまえだろ!!」
俺はそのまま、笠松を押し倒す。
『あ、そうだ』
『何?…んっ…』
『昨日さ、何で俺の顔ずっと見てたの?』
『えっ、あ…いや…』
『何?』
『…俺で…いいのかな、って思って…』
『え?』
『女子じゃなくて…男の俺でいいのかなって……思って…』
『…俺、ユキじゃなきゃやだよ…』
『あんなに彼女欲しいって言ってたのに…?』
『そうだけどさ、お前じゃなきゃやだ』
『そうか……俺も、よし…たかじゃなきゃ、やだ…』
48
:
涼幸°
:2014/04/29(火) 23:23:32 ID:bMUVnlHU
[森笠ぁぁぁぁああ!!]
海常の3年カプ!!
森山さんはね、Sだと思う。うん。
笠松さんには甘いけど、かなりSだと思う!
今回も猫松センパイ(仮)です。
え?なんで(仮)かって?
だって、カチューシャやもん。
生えてるわけやないし……?((
まぁね、森山さんは喜んでたしいいでしょ!((
バカップルだから仕方ないよb(((((
終わり良ければすべてよし!
次は誰とどんな話にしようかな…?
楽しみだ!((
では、次の更新、お楽しみに!((
(*⊃^ω^)人(^ω^⊂*)
49
:
涼幸°
:2014/04/30(水) 20:55:11 ID:bMUVnlHU
【小笠】 (笠松dide)
……かっこいい。
かっこよすぎる……。
俺なんかとはお似合いじゃない。
もっといい人がいる。けど……。
「笠松」
「…こ、ぼり……」
「大丈夫か?ゼリー買ってきたけど…」
笠松幸男。高校3年生。
高校生活3年目にして初めて熱を出した。
家には誰にもいなく、今は俺と小堀だけ。
「ん…食べ……」
「おっと…」
「…わりぃ……」
起き上がろうとすると、クラッとしてバランスを崩す。
と、小堀が支えてくれた。
ちくしょう……かっこいい。
「いいよ、俺が食べさせるから」
「…わりぃ…な…」
「…そんな謝るなって」
チュッ、と額にキスをしてもらう。
恥ずかしい。けど……嬉しい。
ミカンゼリーを食べさせてもらう。
甘くて美味しい。
「おばさんは?」
「…昨日から、主張で…げほっ」
「そうか…おじさんも?」
「合宿…に行ってるから……」
「…あぁ、バスケクラブの監督さんだっけっか?」
両親は昨日からいない。
だから、一人だった。
正直…さみしかった。
一人でご飯を食べて…テレビも面白いのやってないし。
さみしかった。誰かといたかった。
一人でいるのは慣れてたと思ってたのに。
なんとも思ってなかったけど……。
「笠松?」
「…こぼ…り…」
「どした?もういらないか?」
「…も、いい……」
「そっか、じゃぁ…寝て」
……やだ。
起きたら…小堀いないじゃん。
誰もいない…シーン、として暗いなか一人で起きる。
やだ……。小堀にいてほしい。
「…寝ないのか?」
「寝る……けど…っ」
「…何でも言っていいぞ?」
「…帰らないで…小堀」
わがままだって分かってる。
でも……誰かにいてもらいたい…。
黄瀬とか、森山とかでもいい…。
でも…一番いてほしいのは小堀。
今日だけ。一生のお願いでいいから。
「…一緒にいて……お願い」
「泊まってくから、寝な」
「……あ、りが…と」
優しく頭を撫でてくれる小堀。
優しい…そしてかっこいい。
ごめんな…俺なんかで。
でも…俺、小堀から離れれる気がしないんだ……。
小堀も…俺と同じ気持ちだったら嬉しいな……。
50
:
涼幸°
:2014/04/30(水) 22:54:11 ID:bMUVnlHU
(小堀side)
スヤスヤ、と眠る無防備な寝顔をしている愛しい恋人。
「…冷えピタ、変えなきゃ」
立ち上がろうとすると、グイッ!と腕を引っ張られた。
「えっ…え?」
「…どこ……いく、んだ…よ」
ウルウル、と大きな瞳に涙をいっぱいためている笠松。
「どこにも……行かないって、言った…」
「…どこにも行かないよ?ただ、冷えピタ変えようとしただけ…」
と、言うと笠松はホッとしたのかポ?ポロ、と涙を流しはじめた。
「えっ!?…泣くなよ…」
「どこにも…っ、いく……なよ」
「うん、笠松のそばにいるよ」
「…あり、が…と」
フニャリと微笑む笠松が可愛かった。
チュッ、と笠松の口にキスをする。
「…だめ、だろ。移っちゃう…」
「笠松のならもらってもいいんだけど?」
「…変態……でも、好き、大好き」
変態かなぁ?よく分からないけど。
笠松がすっごく可愛いってことは分かった。
「ねぇ、笠松」
「なに?…んっ」
口にチュッとキスをし笠松が少し口を開けばすぐに舌をいれる。
「んんっ、ふぁ…あ、んっ…」
笠松の口の中で舌を動かし笠松が舌を出せば一緒に絡める。
「ぁ…ん、ふぅ……はぁっ、はあっ…」
「可愛い…」
「な、に…きゅ、に……んあっ!!」
掛け布団の中に手を入れて笠松自身に触れる。
と、甘い声が笠松の口から出てビクッ!と腰が跳ねた。
「こ、ぼりぃ…?」
「ヤる?たってるよ?」
「言うなぁ!!…も、お前に全部任せる…」
プイッ、とそっぽを向く笠松。
任せるってことはシなくてもいいんだな?
俺は、笠松の隣にゴロン、と寝っころがる。
「へ…?」
「ん?一緒に寝ようね」
「…え、ヤらない……の?」
「ヤりたいの?」
キョトとして聞いてくるから俺もキョトっとしてしまう。
ヤりたいか聞けば真っ赤な顔をするも
小さくこくっと頷く。
「最初っから素直になろーね?」
「…んっ」
51
:
涼幸°
:2014/05/01(木) 11:36:24 ID:wYd2R.no
「…ふっ、ぁ…ん」
「大丈夫?痛くない?」
笠松の様子を伺いながらゆっくりと指をいれていく。
2本目…3本目をいれるとき…。
「…っ…や、小堀……」
「ん?どした?」
「も、慣らさなくて…い、から…」
首に腕を回され首もとに顔を埋められ小声で『ちょーだい…』なんて言われた。
「ぇ、でも…痛いよ?」
「こ、ぼりなら…痛くされ、てもいい…」
「…っ、ゆっくり挿れるから」
「は、やく…んあっ!」
笠松の膝を開きゆっくりと俺自身を挿れる。
「ぁ…んっ…」
「くっ……」
やっぱり、もう少し慣らしたかった。
笠松のソコは狭い…。
笠松の胸の飾りをいじれば笠松は可愛らしく喘ぐ。
「んあっ!あ…はぅ…っ、ん、や…めっ…んっ!あああぁ!!」
笠松のソコが緩んだのでズッ!と中に挿れるとそれだけで笠松はイッた。
「うご…いて」
「ん、動くよ?」
「ひゃぁっ!んっ!!あぁっ!!」
腰を動かし笠松の一番いいポイントを擦る。
と、笠松は喘ぐ。
そんなに、気持ちいのだろうか…?
「笠松、気持ちいい?」
「んっ、気持ちい、い……小堀となら…何でもっ…んあっ!はぅ!!あぁ!」
そんな、俺を煽るようなこと言わないでくれよ。
もっと、いじめたくなる。
「んっ!んっ!はぁ…ふぅ…ふかっ…んっ…」
笠松にキスをし舌をいれ口の中を犯す。
笠松は無意識だろうがユルユル、と腰が動いていた。
だから、俺は腰の動きをとめた。
「ぷはっ、はぁ…んっ、んあぁっ!!小堀…もっと…動け、よ」
「…あ、うん…えっと」
腰を動かしているのは俺じゃなくて、お前だよ、笠松……。
笠松の耳元に顔を近づける。
「笠松が腰動かしてるんだぞ?」
「ふぇ…?ちがっ…」
「ちがくないよ」
「小堀っ、動いて…?」
笠松はトロン、とした眼で子首をかしげてはお願いをしてきた。
……危ない。
思いっきり理性が飛ぶとこだった。
「動くよ?」
「ぜんりつ…せん、いっぱい…突いて…」
「〜っ!?」
「やぁ!!!はぁっ!!んっ、やんっ!はげ…しいっ、よぉ!!」
「ユキが悪いんだぞ…っ、俺を煽るからっ…」
「あぁっ!!!こう…じっ!!やぁん!!!あぁぁぁぁあああっ!!!」
「…っ!!うあっ!」
笠松が望む通りに前立腺…笠松が一番感じるポイントを何度も突いた。
笠松は俺の腰に足を絡めてぎゅぅっ!と抱きついてきた。
笠松は我慢出来なかったのか、気持ちよかったのか欲を出した。
「んっ!はぁっ!!らめっ!んっ…ふぅ……!!」
「はっ…可愛い…」
「こ…うじ…好きっ」
キスをされては口がひらいていたため舌をニュルリといれる。
笠松の舌が積極的に絡んできたのでそれに答えるように絡める。
そして、そっとだが腰を動かす。
「んっ!あぁっ!!も…っと、ちょーら…いっ!んあぁっ!!」
「…はっ、笠松っ…愛してる…」
「おれ、もっ!あぁっ!!!」
朝方までお互いを求めあった。
あぁ…俺まで学校を休むんだろうな。
まぁ、いいや…笠松といれるなら。
52
:
涼幸°
:2014/05/01(木) 11:40:40 ID:bMUVnlHU
[初☆小笠]
これね、笠松センパイが熱を出しただけの作品。
のはずだった!!!!
なのにっ!なんてことだ!
小堀先輩が!!!
うわぁぁぁぁぁぁぁああああっ!!((
まぁ、いいか。たまにはね。
小堀先輩だって、健全な男子高校生なんだ。これくらいするだろb
笠松センパイはミカンゼリーがお似合い。
あ、イチゴヨーグルトもお似合いだね。
次回は『黄笠』を書くと決めています。
(エロなしで書こう…!)
では!
53
:
涼幸°
:2014/05/01(木) 21:07:18 ID:bMUVnlHU
【黄笠】 (黄瀬side)
土曜部活のときの休憩時間、センパイが質問してきた。
「なぁ、お前って何で青峰のこと憧れてたんだ?」
「えっ…?」
青峰っちのこと…?
心臓がビクッ、と跳ねた気がした。
なぜ憧れてたか……?
そりゃ…理由はいろいろあるけど……。
「初めて青峰っちのプレー見たときすげぇ!って思って一緒にバスケがしたくなったからっスかね…」
「…あっそ」
え、聞いといて何でそんな興味の無さそうな返事なのよ。
どんな返事が欲しかったの??
「あ、あのときの青峰っちすげー楽しそうにバスケやってたんスよ?」
「…ふぅん」
「今はあんなんスけど、多分…まだバスケが好きなんだと思うっス!」
「あっそ…」
あ、自然の笑顔になれてた。
ってか、何で急にこんな質問を?
「センパイ、急にどうしたんスか?」
「別に、何でもねぇ…聞いてみただけだ」
センパイの聞いてみただけは何かある。
ってか、最近ずっと青峰っちに関しての質問ばっかり…。
いや、話せるのは嬉しいけどさ…。
何か、いやだよね。
「…まさか!青峰っちのことを好きに!?だめっスよ!センパ、ぐおっ!」
今日の愛のパンチはいつもより痛い。
「んな訳あるか!シバくぞっ!!」
「もうシバいてるっスよ!」
軽く、咳をするもセンパイは心配していないよね。
いつものことだ、うん。
「黄瀬ぇ〜、また何かやらかしたのか?」
「森山先輩…別になんもしてねぇっスよ」
「ふぅん?ってかさ、笠松の様子が最近可笑しいの知ってるか?」
「薄々気づいてるっスよ、お泊まりに誘っても断られるんスもん」
こりゃ、やっぱり何かあるよね…。
何かがあるはず…。
……!
「「浮気?」」
森山先輩も考えることは同じだったらしい。
いや!でも、そうとしか考えられない!!
「……お仕置きが必要っスね…」
「…ほどほどにしてやれよ〜?」
クックックッ、と笑う森山先輩。
優しくなんて出来るわけないでしょ?
なんたって、俺という彼氏がいるのにもしかしたらだけど青峰っちに浮気してるとか…。
部活よ、早く終わってくれっ!!
54
:
涼幸°
:2014/05/01(木) 22:23:55 ID:bMUVnlHU
(青峰side)
『部活終わった。今からそっち向かう。』
相変わらず素っ気ないメールだな、おい。
まぁ、そこも可愛いけど。
「早く来ないかな〜?」
自分でも悪い笑みを浮かべてるのが分かった。
駅に行くと笠松サンの姿があった。
部活だったんだよな…?何で私服?
あぁ、家に帰ってシャワーでも浴びたのか。
「…あ、青峰。遅くなってわりぃな」
「いや、平気だ…っし、俺ん家行くか」
「え?マジバ…」
マジバでもいいけどさ笠松サンを追っかけてきたであろう黄色の髪をした男がいるし。
マジバだと邪魔されるだろ?会話聞かれたくねぇし。
「笠松サン」
「あ?…!?」
「…唇、柔らかいのな」
「何してんだ!」
赤い顔をしてゴシゴシと口をふく笠松サン。
うん、可愛い。ってか、ガチで唇柔らかいな。
「こ、こういうことは彼女さんにしてやれ…よ」
「いや、彼女いねぇし」
「…え?いや、ピンクの髪の…」
「さつきか?さつきは幼馴染み」
「…へ?」
何、そのまぬけな声。
ってか、そのキョトンとした表情なんだよ、可愛いな畜生。
「笠松サン、襲うよ?」
「襲う?何で…?」
「…はぁ、まぁいいや」
そんな会話をしていると俺の家へ着いた。
「ん、どーぞ」
「…お邪魔…します」
「誰もいねぇよ」
「…え?」
キョトン、として俺を見る笠松サン。
誰もいないのは事実。
「何もすんなよ…?」
キスとかはするけどな。ナニはしない。
「笠松サン、よく無防備って言われない?」
「あぁ、黄瀬によく言われる。寝顔が無防備とか…」
「…黄瀬?」
「…あ、その、合宿んときとかに!」
いや、何も隠さなくても。
黄瀬と笠松サンが付き合ってるのは知ってるよ。
「まぁ、いいや。何か飲む?」
「何でも…」
リビングに行けば笠松サンはソファでなく床に正座した。
「…ぷっ、ははははっ!」
「え?どうした?」
何で床なの?可愛いだろ。
絶対、チョコンっていう効果音つくよね?
「ははっ、はーぁ…何でもない」
「そ、そうか?ならいいけど…」
笠松サンにコーヒーを渡す。
ブラックでよかったかな?砂糖とかいるか?
一応ガムシロップと砂糖を持っていく。
「使う?」
「…ん」
「どーぞ」
「サンキュ……えっ?んぅっ…」
笠松サンの手がのびると、その腕を引っ張る。
んで、キスをする。
「んぅっ!んぁ…はぁ、やめ…んっ!」
え?声エッロ。何この声。エロい。
確か高校3年生だよね?高3ってこんなエロい声出んの?
あぁ…襲っちゃだめってわかってるけど。
ごめん、笠松サン。ヤらしていただきます。
55
:
涼幸°
:2014/05/02(金) 20:40:10 ID:bMUVnlHU
「そーはさせないっスよ!!!」
丁度ももっちとそこで会って、青峰っちの玄関は空いてたから勝手に入った。
「あー、間に合ってよかったっスわ」
「大ちゃん!笠松さん襲っちゃ駄目でしょ!」
「うわ、さつきと黄瀬…。んだよ、別にいいじゃねぇか」
「ダメよ!笠松さんはきーちゃんの彼氏さんなんだからっ!」
言った記憶がないよ!?
え?何でももっちが知ってるの!?
「ふふふっ、私に嘘はつけないよ?きーちゃん」
「お見通しって訳っスか…」
「ま、ほとんど女の勘だけどね?」
「え!?」
「当たってたのか、良かった」
ふふふっ、と笑うももっち。
ももっちの勘って何でも当たるっスよね。
「っつか、青峰っち!笠松センパイから離れるっス!」
「は?嫌に決まってんだろ?」
「……き…せぇ?」
「…セ、センパイッ!」
青峰っちがセンパイを抱き締めればセンパイはそっと目を開けた。
そして、俺をじっ、と見て名前を呼んでくれた…。
「ってか!青峰っち、俺とセンパイが付き合ってるの知ってるっスよね!?」
「あぁ、あんだけノロケ話聞かされればな」
あれ?そんなに話したっけ?
まぁ、今はそんなことどうでもいい。
「あおっみね、離せっ…」
「あ?あぁ、起きてたのか」
「ずっと、起きてた…っつか、くるしっ…」
「んぁ?あぁ、わりぃわりぃ」
ちょっと!!!!何ナチュラルにイチャついてんの!?
というーか、本当にセンパイには隙があるすぎ!!
だから、変な男が寄ってくるんだ!!
「センパイ、浮気っスか?」
「は…?」
「センパイには隙がありすぎっス!」
「ちょっ!?」
ぐいっ!とセンパイの腕を引っ張る。
と、青峰っちはさらにセンパイを抱き締める。
「ちょっ!大ちゃん、離してあげなよ!!」
「うっせぇ、さつきは黙ってろ」
「笠松さん、窒息死しちゃうって!!」
笠松センパイを見ればかなり苦しそうにしていた。
青峰っちはスッ、と腕の力を緩めた。
「わっ!!」
青峰っちのせいで俺は後ろに倒れそうになった。
でも、センパイもいるからなんとか耐えた。
「っとと……センパイ、平気っスか?」
「…けほっ、ん、大丈夫だ」
軽く咳き込んだが平気そうだ。
「ってか、危ないじゃないっスか!!」
「は?いいじゃねぇか、怪我もなかったんだからよ」
「…そういう問題じゃないでしょ?きーちゃんはともかく笠松さんに怪我でもあったらどうするの!大変でしょう!?」
「ちょっ、ももっち、何げにひどいっスよ!」
「別に平気だろ、黄瀬が守るって」
いや、そりゃ守るけど……。もしものとき大変だろ?
「…俺は、平気だ…。怪我なんていくらでもしてるから…」
弱々しいがそういうセンパイ、マジ男前。
「っつか、何抱きついてんだ、テメー、離れろ、シバくぞ」
「嫌っス、青峰っちに奪われるっスもん!」
「奪われるって…俺はお前しか見てないっつの」
「はゎぁぁっ!!!センパァイッ!!
センパイ大好きっス!!愛してるっス!!!もうやだ!何このイケメン!可愛いのにかっこいいとかズルいっスよぉ!!!」
「お、お前のほうが、か…かっこいいだろ…バカ」
もうやだ!なにこの天使!!
「おーい、テメーら何イチャついてんだ、帰れよ」
「あ…えと…ご、ごめ…」
わぁ!センパイ首まで真っ赤!!可愛い!!!
そのあと、俺とセンパイは急いで俺の家へ帰った。
56
:
涼幸°
:2014/05/02(金) 21:07:37 ID:bMUVnlHU
「ねぇ、センパイ」
「んー?」
今はセンパイと一緒にお風呂に入っている。
俺が、後ろから抱きついて入っている状態だ。
センパイは完全に俺に体重を預けている。
「センパイ、これからは青峰っちと二人っきりで会わないで?」
「え?」
「俺、正直今回はイラついたっス」
「…っ、ごめっ…」
謝りかけたセンパイの口を手で塞ぐ。
優しく微笑めばセンパイは首をかしげた。
「俺ね、センパイがいないと生きていけないんスよ。
重いかもしれないけど、こんなに好きになったのってセンパイが初めてで青峰っちに襲われそうになってるとこ見るたけで殴りたくなった。
今日は俺も仕事がなかったからよかったけど、仕事がある日はああやって助けれないから…」
自分でも分かる。
重いな……。でも、こうやって言わないといけない気がする。
「…黄瀬、俺もいいたいことある」
「何スか?」
「お前はいつもチャラチャラしててイラつくし、本当にイラつくしすぐ手とか出るし。
でも、そんな俺を好きになってくれて嬉しい。
ありがとな…」
「っ…!!」
「でも、お前はモテるし、ファンのこにも嫉妬しちゃうし…
黒子の話ばっかしてるし、黒子のとこ会いに行って楽しそうに話してるらしいし。
俺じゃ、お前を満足させることできないんだよな。
でもさ、俺は、今日のことで確信した。
黄瀬が好きだ。助けてくれて嬉しかった。
俺は、これから青峰に一人で会いに行ったりしない。
だからさ…俺も嫉妬とか不安になったりするから
しょっちゅう黒子に会いに行ったり、黒子の話ばっかりしないでくれ」
センパイ…そんなこと思ってたんだ……。
不安にさせてたんだな。ごめん……。
「センパイ、ごめんね」
「…ん」
「センパイ大好きっ!」
「知ってる……俺もお前のこと大好きだし」
ギュゥゥッとセンパイを抱き締める。
センパイは嫌がらずに受け止めてくれた。
ずっとずっと一緒にいようね…。
57
:
涼幸°
:2014/05/02(金) 21:24:37 ID:bMUVnlHU
[甘いっ!甘いぞ!そこのバカップル!]
何こいつら!!!
このバカップル!!!!←
なんか、青笠が少し入ってたけどちがう。
黄笠なのっ!誰がなんと言おうと黄笠!
そして、謝罪しやす!
えー、うん。ご存じの方もいるかと思われますが。
黄瀬くんの『そーはさせないっスよ!!!』のとこ。
そっから黄瀬くんsideです。
だけどね、それをいれ忘れたぁ!!
あぁ、私としたことがっ!!
まぁ、いっか!
失敗は成功のもとだ!!((
今回は最後の方、ひたすらにあまーくした(つもり)!
なんでお風呂にいれたんだろう…。
なんかね、とりあえず、抱きついとけ。
と思ってお風呂にした。
あんね?君たち。私がただの変態ってわけじゃないよ?(((ェ
いや、変態ではないけどっ!!!((ェ?
こんな、甘い小説も書けるのよ、私!
そのあとの黄笠ちゃんがどうなったかは、皆様のご想像におまかせします!
では!次回もお楽しみに!!
(次回も黄笠を更新しようかと思ってます)
58
:
涼幸°
:2014/05/06(火) 13:02:41 ID:0e5cCN.c
【青笠】 (笠松side)
「んっ……はぁ、あ…おみ、ね」
「笠松さん、可愛い…」
ここは、俺の家で俺の部屋。
昨日と今日、明日は親がいない。
そして、体育館の整備があり部活も今日、明日は無い。
だから、青峰を泊まりに来ないか誘った。
もちろん、即答でokだった。
駅まで行くと青峰は座って待っていた。
そっからは、いろんなとこ行って…デートして………。
家に帰って来たんだけど…。
入ってそうそうキスされるってどゆこと……。
んで、腰の抜けた俺をお姫様抱っこで部屋まで運んでくれた。
そしたら、ベッドに押し倒され今に至る。
「なぁ、ちょっ…待てよ」
「無理、久しぶりに会ったんだぜ?我慢の限界…」
「ちょっ、うあっ!ひぅ、ぁ…やっ」
上の服を脱がされるとツー…っと舐められる。
くすぐったい……ちゃんとしてほしい…。
「青……峰っ、ふぁ…やる、なら…ちゃんと…あっ!!!んぁっ!!」
「笠松さんが煽ったんだぜ?」
ちゅぅっと胸を吸われズボンを脱がされたかと思えば下着越しに扱いてきた。
「はっ…あぁっ、や…んっ、あ…はぅ…っ」
「可愛い…俺しか考えれないようにしろ」
敬語使え…そう言いたかったけど、俺にはそんな気力残っていなく。
「ん、わか…った…ひぁぁっ!!だい、きぃっ!」
俺は、青峰に溺れてく。
59
:
涼幸°
:2014/05/06(火) 19:31:02 ID:bMUVnlHU
(青峰side)
ギシッとベッドが軋む音がした。
そこで我に返る。
「はぁっ…はぁっ…ぎっつき……すぎ、だ」
「ん、ごめんね…大丈夫?」
「んな訳ねぇだろ……んひぁっ!!!」
「くっ……やばっ…」
笠松さんの胸、首筋、鎖骨あたり、お腹には俺がつけたであろう赤い華が咲いていた。
それに興奮してしまう俺……。
笠松さんの中をガンガン突く。笠松さんは俺の背中に腕を回し抱きついてくる。
「ンッ、あっ!…んっ、んっ!!」
「なんで、声押さえるの…?出してよ」
「んっ!ふぅ…やっ!!んっ!んっ!」
下唇を噛んで声を押し殺す笠松さん。唇…切れそう。
「んっ!?ふぁ…んむっ……んんっ!!」
笠松さんの口をペロッ、と舐めれば口を開いたのですかさず舌を入れる。
そして、笠松さんの口の中を犯す。
「んっ!!んぅ、ふぁ…はっ…ああっ!!あっ!あっ!だ、いきっ!あぁ!」
「はっ、やっと出したか…ずっとそのままでいろよ?」
笠松さんの口の中に指を一本入れる。
さすがにバスケする選手の指は噛めないだろ?
「やっ!らめっ…!あっ!!イッ…ああぁっ!!」
「…くっ!」
笠松さんがイッて、その締め付けで俺も笠松さんの中でイッた。
「ふぁ…はぁ…んっ…」
「エッロいね、笠松さん」
「何がっ…」
「ぜーんぶ。その体も、今の口調も全部」
「か…らだ?」
「そっ、赤い華が咲いてるから」
「……だいきが、つけたのに…」
「そうだけど」
プクッと頬を膨らます笠松さん。やっぱり可愛い。
「だいき…ギュッてして…?」
「え……?」
「んっ…」
まさかのおねだり。
両手を広げて言う笠松さん。
ギュッと抱き締めると笠松さんは満足そうに「へへっ…」と笑った。
と、何か違和感を覚えた。
首もとに何かに吸われてるような…。
チュッ、と小さなリップ音が聞こえた。
「え…」
「へへっ、お揃いだ」
満足そうですごく嬉しそうにしてる。
お揃い…?何が…あ、もしかして…。
ベッドから出て洗面所へ行く。
「あ…ったく…」
首もとには笠松さんがつけたキスマークが。
笠松さんの部屋へ戻ればニコニコと笑っていた。
「な?お揃い」
「ん、そーだね……ってかこれじゃすぐ落ちるよ」
「えっ!?そうなの?」
「ん、こーやんだよ」
「あわわっ!!んっ……ちょ、」
笠松さんを押し倒して首筋につける。
口を離せば赤い華がまた増えた。
「分かった?」
「……やる」
笠松さんは俺の首筋に吸い付いた。
リップ音をたてて笠松さんが離れた。
「え、ぁ…ふっ、んっ…」
笠松さんの口にキスをする。
そして、舌もいれる。
キスマークなんてつけなくても俺は笠松さんのもんだよ…。
60
:
涼幸°
:2014/05/06(火) 19:45:10 ID:bMUVnlHU
後日談。
【海常vs桐皇の練習試合で】
「あれ?笠松そこキスマーk「わあああぁぁぁぁぁ!/////」え」
「ど、どうしたんスか!?」
「いやな?笠松の首筋にキスm…ごふぅっ!!」
「お、おぅ…華麗なパンチっスね」
「森山…てめー、黙れっ…あんっ!」
「笠松さんのことマジマジ見んな、変態」
「青峰っちそこ、笠松センパイがつけたキスm「あ”ぁ?」ナンデモナイデス」
「おまっ…はな、んっ…」
「わははっ、青峰もやるのぅ」
「あいつ、マジうぜぇ……」
「スイマセンッスイマセンッ!」
「まぁまぁ、若松…青峰も青春しとるっちゅーことや」
「青峰っ!!やっ、はなっせ!!アホッ!!」
「いたっ!!何だよ、この前はデレてアンアン言ってたのに…」
「〜〜〜っ!/////」
その日の練習試合は桐皇学園のエースが出れなくなったため海常が勝った。
(あの笠松(さん/センパイがアンアン…)
見てみたいかも、と思う変態は何人いただろうか…。
61
:
涼幸°
:2014/05/06(火) 20:26:19 ID:bMUVnlHU
[青笠の日ぃぃぃ!!!!]
ぴゃぁぁぁぁあああああっ!!!!!
遅刻ぅぅぅぅぅうううう!!!!!!
まぁ…ラブラブさせることできたから満足。
キスマークをつけあう話!!
書いてみたかったんだ!!(((
あ、最後のおまけ。
青峰が出れなかった理由。
笠松センパイに思いっきりシバかれていろいろあったから。
と、最後の変態たちの名前。((
黄瀬と黄瀬と黄瀬と黄瀬と黄s((((
あとは、森山、今吉と青峰。
青峰は『もう一回みたい』という願望です。
62
:
涼幸°
:2014/05/07(水) 20:53:45 ID:bMUVnlHU
【黄笠】 (黄瀬side)
「明日に行って欲しいところがあるんだ!」
「……え?」
突然のマネージャーからのお願い。
しかも、明日、明後日、明明後日はちょうど仕事がない。
笠松センパイも部活がないからゆっくりしたいね、なんて話してて。
「いや…えっと」
「頼むっ!俺、明日はいろいろ仕事が詰め込んでるんだよ!」
「…仕方ないっスね、分かったっス」
「ありがとう!笠松くんとも行っていいから!」
満面の笑みだ……。
何かと思えば……。そんな大したことじゃない。
「…なるほどね」
「うぅっ……すいませんっス」
「別にいいよ、ってか、この子もいい子そうだし…」
センパイが言うこの子とは。
マネージャーの息子の『日沢涼』くん。
「えーっと…涼くんだっけ?これから2日間、よろしくね」
「何で、2日なんだよ…?」
「明後日はお泊まりっスもん」
「へ?」
あ、言ってなかったっけ…。
明日、行って明後日はホテルに泊まって、明明後日帰ってくる。
何か、ネットで知り合った子たちとのオフ会らしい。
しかも、場所が夢の国のワンダーランドだ。
「とりあえず、明日は8時には家出ないとな」
「何時集合なんスか?」
「…11時です」
「ん、いいんじゃね?」
「そっスね」
俺は、しっかりしてる子だな、と正直に思った。
しかも、同じ字だし。
「とりあえず、涼くんは俺の部屋で寝てくれ」
「ありがとうございます」
「…の前に風呂か」
センパイの部屋……。うらやましい。
そんなことを思いつつセンパイの後ろ姿を見る。
「あの、黄瀬さん」
「はい?」
「笠松さんは、おいくつなんでしょうか?」
「え…あ、21っスけど…」
「…えっ!?」
「え?」
涼くんは目を見開き驚いたような表情をしていた。
何かまずいこと言っただろうか…?
「…そうは見えませんね」
「あー、童顔って言いたいのかな?」
「…そういうことになります」
「センパイはね、高校からそうだったんスよ。俺も、初めてあったときは2つも上と思わなかったっスもん!」
「…へぇ、そうだったんだ?」
後ろから…ものすごい殺気が。
ギギギ…と後ろを振り向くと笠松センパイが怒って立っていた。
「てめぇは、余計なこと言うな!!シバくぞ!!」
「いたっ!痛いっス!!ってか、もうシバいてるっスよ〜(泣)」
思いっきり蹴られた……。
けど、愛の蹴りならこんなもんへっちゃらっス!
「センパイの愛が、今日も痛い…」
「…愛?…まさか、お二人はお付き合いを?」
「んなっ!!!」
「そーっスよ!高校からのお付き合いっスよ!超ラブラブっス!」
センパイをぎゅうっと抱きしめ見せつける。
センパイは顔を真っ赤にさせて固まっている。
「そうなんですか…」
「気持ち悪くないんスか?」
「別に。ってか、僕もゲイですし」
「「……えっ!?」」
「だから、黄瀬さんと幸男さんの仲間です」
ニッコリと笑っていう涼くん。
まさかの、衝撃告白だった。
63
:
涼幸°
:2014/05/07(水) 23:43:04 ID:bMUVnlHU
「あ、あのー…これは一体」
「え?普通のことっスよね?」
「何も恥ずかしがらなくていいですよ?」
今はお風呂。
俺とセンパイと涼くん3人で。
湯船には俺とセンパイ。
俺がセンパイを足の間にいれて抱き締めてる感じ。
涼くんは髪や頭を洗っている。
「ってか、マジだったんスね」
「はい、父も前はゲイだったらしいので」
「え!?マジっスか!?」
「はい、母に会ってから母一筋になりましたが…」
へぇ〜…そうだったんだ。
まさか、日沢さんがゲイだったとは。
「ん…黄、瀬…暑い」
「…っ!!ごめんね、センパイ。
センパイを見れば赤くなった頬に汗を流して
大きな瞳にはウルウル、と涙をためて呂律がしっかり回っていない。
「黄瀬さん、幸男さん、エロいですね」
「でしょ?さすが俺のセンパイ」
「もっ…出る…」
「え!?…あぁ、はいっス」
あっぶねぇ、エッチしてるときの感覚に陥った…。
センパイ、言い方が紛らわしい…!
「よいしょ、はい、黄瀬さん」
「ん、どーもっス」
「ぁ……っ、わ、るぃ…」
「い、いえ…大丈夫ですか?」
「ん、ごめん、な…」
フラッ、と涼くんのほうへ倒れる。
…あ、笠松センパイ、涼くんより小さい。
俺は、センパイをお姫様抱っこする。
「センパイのことは任せてね」
「あ、はい」
急いで出てセンパイの体と俺の体を急いで拭く。
下着をはいてセンパイには下着をはかせてパジャマの上を着させる。
「(やっぱり俺のは大きいか…ってか!萌え袖!)」
センパイが俺のパジャマを着ると下着がかくれ、萌え袖になる。
「幸…」
「…りょー……た」
「あ、ごめんね、起きちゃった?
寝ていいよ」
「ん…」
センパイはそっと目を閉じて小さく寝息をたてて寝てしまった。
64
:
涼幸°
:2014/05/08(木) 23:27:48 ID:wYd2R.no
「ん…っ、ぁ、りょ…た」
「幸…っ!」
「ひぁっ!んっ…」
朝から何をしているかと言えば。
早急まで幸さんは寝ていて、ずっと寝顔を見つめていたら。
たってしまった訳だよ。だってさ!だってさ!!
寝言で『りょーた…』って言ってたんだもん!!仕方ないよね!?
だから、さわさわ、といじってたら幸が起きてしまって。
で、そっからは一回だけってことでヤッてるだけなのだが。
「も、無理っ……ひぁっ」
「まだっ……まだっス」
「一回…だけって……言ったぁ…」
「ごめんね、これで最後」
「んっ!んっ!あぁっ!涼くんが…おき……るっ…」
「平気っスよ、まだ5時ごろだしっ…」
ガンガンと中を突くとセンパイと俺は同時に果てた。
「はぁ…はぁっ……」
「いいよ、幸…寝ても…」
「ん…」
ポンポン、と背中を叩くとすぐに寝た。
キィッ、と扉が開く。
「起きたんスね、涼くん」
「幸男さん、エロいね、喘ぎ声も」
「でしょ?これも俺がやった結果っスよ」
「ま、今日と明日よろしくね、涼太さん」
ひらひら、と手を振って幸の部屋へ戻ってく涼くん。
ってか!涼太さんって!しかも、昨日から何故か幸男さんだし!?
「生意気なやつ……」
「…りょ……た」
「あ、起きちゃった?」
「ん、りょーた…好き」
「えっ!?」
「すぅ……すぅ…」
微笑み言う幸にまたもたった気がする。
もぉぉぉぉぉおおっ!!!!
ゆきのこと大好き!
今日はいっぱい甘やかすんだからね!
ってか……まぁ、やること決まってるし。
「今日は覚悟しててね、ゆき」
65
:
涼幸°
:2014/05/09(金) 18:34:37 ID:bMUVnlHU
[一旦区切ろうか?←]
あるぇー?なんでこんなに長くなったんだろう?
そして、何で、オリキャラの涼くんをホモにしちゃったんだろう?
まぁ…いっか!楽しいし!!←←←
あのね、涼くんはねときどき芸能事務所の人にスカウトされるんだよ!きっと!!
涼くんだから、きっと顔はかっこいいんだよ!!
そして、これね出掛けるってやつあるじゃん?
そこはノンフィクションです。
実際にあったんですよ!!そしたら、このネタが思い浮かんだ!
このあとは、出掛けて黄瀬と笠松センパイをイッチャイチャさせまくりますっ!!((((
設定,( /今ごろか← )
黄瀬涼太 19歳、大学1年生。
笠松幸男 21歳、大学3年生。
日沢涼 15歳、中学2年生。
こんな(←
では、続きもどうぞ。
66
:
涼幸°
:2014/05/10(土) 21:31:51 ID:V1RrOXsA
「んじゃ、気を付けろよ?」
「何かあったら連絡してほしいっス」
やっと到着したワンダーランド。
少し、遅れたけど10時45分には到着した。
さっき言っていたが車で走っていたときは集合する人たちが見えたらしい。
「では、また明日」
「ん、じゃあね」
「えっ?明日って……ちょっ!」
涼くんと別れてからは俺はセンパイの腕を引いてとあるとこへ行く。
車へ戻ってから少し走って到着。
「おいっ!黄瀬っ!」
「幸、今日はゆっくりしようよ?」
「え?ちょっ!!」
とあるホテルに入っていく…。
部屋へ行けばダブルのベッドがあった。
「黄瀬…?」
「幸、昨日から俺ずっと我慢してるんスよ?」
「へ?何を…んっ!ぁ…」
俺は幸の顎を持ってキスをする。
幸の口の中を犯す。
「はっ、黄瀬っ…こんなの…やぁ…っ」
「幸、大好き…だからさ…ヤろ?」
「…っ、も…好きにしろよ……バカ」
「ね、幸…これ飲んで」
「…ん?何、これ…」
「いいから、甘くて美味しいよ?」
「んっ…」
俺は、小さな小瓶を渡す。
実は、これ媚薬なんだよね。
だって、いつも声押さえたり自分から求めたりしないから。
たまにはしてほしいじゃん?
「はっ…ん、甘い…っ…」
「あ、ちょっと残ってる…ま、いっか」
少し残ってた中身を俺は飲んだ。
「ゆーき、続きしよっか?」
「ひぁっ!!!あ…黄、瀬っ…」
「なに?これだけで感じちゃった?」
ツーッと首から鎖骨…鎖骨から胸…胸から腹。
徐々に下に指をすべらしていく。
「なに…これっ……んっ!ひあっ!!」
「かぁいい…流石、俺の幸だね」
「んっ、黄瀬っ、ちょ…だいっ…」
「どこに?何を?」
分かってて聞く。
幸からの言葉が欲しい。
「黄瀬…のを、俺の…後ろに…っ、ちょーだい…」
「っ!!!」
言いながら誘うように足をあげて、開く幸。
それは反則でしょ!?エロいし!!
「…ズルいっス」
「くれない…の?」
「…っ!もう!!後で後悔しても知らないからねっ!!」
「はぅ!!あっ、んっ!んっ!あ、もっ…と!」
「幸、いつの間に…俺を煽る…天才になった、んスか!!」
「ひぁ!!ぁ!!ん、ん…っ!!」
俺の理性は完璧に切れた。
でも…幸はまだ。だって、俺を黄瀬呼びしているから。
『明日、立てなくなるくらい抱くからね…』
67
:
涼幸°
:2014/05/11(日) 01:22:15 ID:V1RrOXsA
(涼side)
「よぉ!涼か!」
「どーも!久しぶり」
「相変わらず白いな、お前」
「おい!涼!今回もいいもん持ってきたんだろうな??」
今日はホモの集まり。
とある、スレを見つけたらホモな人たちが集まってるスレだった。
で、そっから会いたいなぁなんて話になって…。
今日は2回目のオフ会。
で…集まるときの約束のものが『男同士でヤッてるときのビデオなど』なんだよね。
なんて、くだらないんだろう…。
前回持ってきたとき、一番よかったのが俺ので今回も期待されてるわけだが。
「今回はかなーりいいよ?しかも、生放送だし…」
「えっ!?生!?何?どうしたよ?」
「ん?えっとね、俺の知り合いにいるんだ………ということ」
「「「おぉー!!!!」」」
あぁ、みんなして鼻息荒くして。気持ち悪い……。
かと言う俺も、笠松さんの喘ぎ声には期待している。
……あ、いい忘れてた。
そうそう、涼太と幸男のこれからの行動はだいたい分かる。
まぁ、どうせラブホにでも行くんだろう。
「っつか!早く見ようぜ!涼の超楽しみ!!」
「せやな!涼の一番に見ようか!」
「おーっ!!」
見るって……声だけだっつの。
まぁいいや。
俺たちは近くのカフェに入っていった。
「さて、皆イヤホンつけた?」
「「「完了!」」」
「よし、じゃぁ、行くよ?」
ポチッ。
小さな機械のスイッチのボタンを押す。
『……』
何も聞こえない。
でも……かすかに息を整えてる声は聞こえる。
「涼、何も聞こえねぇぞ?」
「待ってて、今休憩してるっぽいから」
「へぇ…休憩、ねぇ?」
ニヤニヤ、とニヤけてる男が3人。
あぁ、なんて気持ち悪い絵面なんだろう…。
『…ひぅ…やぁ、んっ…』
「おっ!?」
「きたな、安心」
そう。実は涼太の服に盗聴器を仕掛けたんだ。
そしたら、なんてこと。
よく聞こえるなぁ……。
『んっ!ふぁ……りょ、た…っ!!』
『ゆきっ……イッていいよ?』
『んあっ!!も、イッ…あぁっ!!』
わー、流石幸男。喘ぎ声がエロいことで。
「っく…何だ、ネコの人の喘ぎ声、ヤバいな。」
「せやなっ…エロすぎやわ…」
「でしょ?ってか、皆トイレ行ってきたr……はやっ」
言い終わる前に行っちゃったよ。
…まぁ、仕方ないか。エロいもん。
皆がトイレに行ってる間にさらにエロい喘ぎ声が聞こえたのは俺しか知らない。
『オカズができて良かったよ…』
68
:
涼幸°
:2014/05/11(日) 11:00:44 ID:V1RrOXsA
(黄瀬side)
「も、やだっ…!…ひっ!!あっ…んっ!らめっ!りょ…たぁ…やだっ…」
「ゆきっ…ゆきっ……愛してる…」
「んっ!りょぉたぁ!!そこっ…ばっか…あぁ、んっ!!!ひぁっ!」
お互い何度イッたか分からない。
幸の体はお互いが出した欲まみれでエロい。
幸のいいところ…前立腺を突けば幸の腰はビクビクと震える。
「ふぁっ!!あっ!んぁっ!ら、めっ!まっ…んうっ」
やだとかだめ…とか、聞きたくない。
だから、キスして塞ぐ。
「んんっ!!ふぅ…はっ、んっ…」
「…はっ、ゆき、エロ可愛いよ…」
「ひぁぁぁあっ!!ね、本当に…待って…あっ!んっ!」
「……どうしたの?さっきっから…」
どうしたんだ…?
腰の動きを止めれば幸の後ろはヒクヒク…と動く。
「りょ…た、が…気持ちく…するから……おれ、変に…なっ、たの…」
「…へ?」
「おれ…が動く…」
「えっ?ちょっ!!…っ!!」
「次はおれが…りょおたを気持ち良くする…」
「えっ?」
幸に押し倒され幸は俺の上に跨がっている状態だ。
「んっ…ぁ…っ、りょ…た、好きっ…」
「っ!!俺、動いちゃだめ?」
「んっ…あっ、だ……めっ…」
そ、そんなぁっ!!
こんな美味しいシチュエーションで動いちゃだめって!!
どんな拷問!?幸…ひどい。
けど…。
「んあっ!ひゃ、んっ…りょ、たぁ…き、もちい…?…んっ…」
「んっ…も、俺イきそう…」
「ちょーらいっ!!りょぉたの!」
「っ!も、我慢できねぇっス!!」
「ちょっ!!あんっ!!ひぁっ!あっ、はげしっ…アアッ!!」
動くなって方が無理。
俺は下から思いっきり突く。
幸は、俺の腹に手をついて喘いでいる。
その姿がこれまたエロい…。
「ひゃんっ!!あぅっ!んっ!!はぁっ…っぁ…///」
「ぷっ、ゆき、顔真っ赤だよ?」
「だって……りょぉたが…カッコいいんから…」
幸の腕を引っ張り繋がったまま俺の膝の上に乗せる。
顔と顔が近くなり幸はかぁぁっ!と顔を赤らめる。
その姿がかわいいのに…。カッコいいなんて言われたら…。
「もぅっ!!ゆきのバカ!!!」
「りょぉた…?」
「ゆき…明日、腰立たないかも…ごめん」
「…りょぉたになら、何されてもいいっ…」
「っ……もう、ゆきは本当バカ…」
幸が気を失うまでヤり続けた。
終わった後の幸の寝顔といったらものすっごーく可愛かった。
俺の指をキュッと掴んですーすー、と寝息をたてて寝てたし。
「ゆき、一生離れないでね…?」
まぁ、離すつもりなんてないけどね。
69
:
涼幸°
:2014/05/11(日) 23:26:33 ID:pBQzDvjQ
次の日。
カーテンの隙間から太陽の光が幸の顔を照す。
「すぅ…すぅ……」
規則正しい寝息をたてる幸は無防備な寝顔で寝ている。
正直可愛い。
「…可愛いな、本当に…」
ゆっくりと頭を撫でる。
さらさらって訳でもない。けど…俺はこの感触が大好きだ。
「ん…りょ、た?」
「おはよう、ゆき」
「…はよ」
俺の首筋に顔を埋めてスリスリ、と顔を擦り付けてくる。
…猫みたいで可愛い。
ギュッと抱き締める。
昨日の行為でお互い裸だから体が密着する。
「んっ…」
「あ、ゆき、今ので感じちゃった?」
「…ちがう…アホ」
「えぇー、俺…ヤりたいんスけど…」
「なっ!バカッ!ひぁっ!!」
「ごめんね?でも、気持ちよくするからさ…」
「も…お前っ……勝手にしろ、バカッ」
「りょーかいっ!」
許しがでたし、気持ちよくしますか!!!
お昼。
「信じられねぇ…」
「でも、気持ちよかったでしょ?」
「んな訳ねぇだろっ!」
「嘘だぁ!だって『りょーたっ、もっと奥っ!』って言ってたじゃないっスk…ぎゃっ!」
車に乗ってワンダーランド前の駐車場で待ってる間、ゆきと一緒に
昨日の行為のことや朝の行為のことを話してた。
と、思いっきり腹にパンチをくらった。
「痛いっス!!」
「知るか!!バカッ!!!」
「もー…でも、そんなとこも好きっスよ」
「…知ってる……んっ…」
チュッ、と幸にキスをする。
口が少し開いてたから舌を入れる。
「んっ…はぁ、ぁ…っ、ばかっ…」
「可愛い…ね、帰ったらまたヤろうね?」
「ヤんねぇよ!バカッ!一日くらいゆっくり休ませろ!明日っから部活始まるっつの!!」
「いたっ!ひどいっスよぉ!」
「うっせぇ!っつか、涼は?」
「遅いっスねぇ?」
と、コンコンと窓を叩く音が。
涼くんが外にいた。
ドアを開けて乗ってくる。
「おかえり、どうだった?」
「楽しかったです」
「じゃ、行くっスよ?」
「幸男、車の中でDキスはオススメしないよ?」
「…っ!!!!!えっ?ちょっ、はぇ?」
「ごめんね、見ちゃった☆」
「〜〜〜っ!!!りょーたのバカッ!!!」
俺はとばっちりで思いっきり殴られた。
ってか…見てたんだ。
まぁ、いっか…幸が可愛いから。
70
:
涼幸°
:2014/05/12(月) 17:40:01 ID:V1RrOXsA
[あとがき]
あははは!何がしたかったかわからない!
実はをちょこちょこいれて作った作品。
……あ、実はってのはでかけたとこだけ!!!
そのほかはぜーんぶ妄想…(ゲフンゲフン
でもね、書いてる間は楽しかったんだ!!
で、笠松センパイをとりあえず可愛くしてみた!
え?可愛くないって?
いいんだよ!!黄瀬が可愛いって言ってるから!!(((
ま、いいでしょ( `ω´)b
(次回は『猫松センパイ出したいと思ってます。
cpは…まだ考え中b)
71
:
涼幸°
:2014/05/15(木) 00:36:20 ID:V1RrOXsA
【黄笠】
「もー、何でこんな可愛いんスか…」
「知る、か…あ、んっ…」
「耳、ダメなんスか?」
「…だめっ…感じ、ちゃう…からっ」
「…っ!?そう言われると、もっとヤりたくなるってこと、そろそろ学んでほしいっス…」
今はセンパイの家にいる。
センパイの家には誰もいなく、俺とセンパイだけ。
だから、リビングにあるソファでお互い向かい合ってヤっている最中。
…で、そのヤッてる理由。
目の前で俺の膝に乗ってる恋人。
笠松センパイの頭に猫耳が生えているから。
尻尾も生えている。
真っ黒な耳とフサフサとした真っ黒な尻尾。
「んあ…も、やっ…」
「や、じゃなくて…イイでしょ?」
「ふぁっ!!!気持ち…ぃ…!」
センパイは耳が弱いことが分かってるからずっと耳元で話しかけている。
センパイ自身にも手を伸ばしいじる。
と、センパイの腰がビクッと跳ねる。
「ね、センパイここ、いじっていい?」
「は…んぅ……い、いよ…黄瀬の、欲しい…からっ…んあっ!!」
「俺を、煽るようなこと、言わないで…」
「黄瀬っ…黄瀬…っ!、ひぁっ…あ、やぁん…ふぁっ…」
センパイ自身と後ろをいじって、耳をピチャピチャ、と音をたてながら舐める。
「ふぇ…っ、あぁ…ん…黄瀬っ……好きっ…」
「…っ!?ん、俺もっス…」
ギュッ、と首に腕を回して抱きついてん手首に尻尾を巻いてくる姿にクラクラする。
センパイ…今日は、覚悟しててね?
…ってか、一生猫耳と尻尾取れなきゃいいのになぁ……。
72
:
涼幸°
:2014/05/16(金) 16:14:50 ID:pBQzDvjQ
センパイ、好き…。
誰にも渡したくない…。
ずっと俺の側にいて…。俺から離れないで。
「んっ…き、せ…?」
「…センパイ、おはよ」
「…はよ」
朝から、センパイといれるなんて…。
こんなに幸せなんだなぁ…。
「センパイ、愛してるっス…」
「…んだよ、急に……」
「いや…言いたくなったんスよ…」
センパイは、恥ずかしさからか俺に背中を向けてしまった。
しかも、何げに毛布全部とられて俺、厚いほうの布団しかない…。
「セーンパイ、尻尾可愛い…」
「んにゃ…っ!!くぅ…卑怯だぞ…」
「なんで?俺、いつでもセンパイと繋がってたいっスもん」
「…ふぁ……やぁ、んっ…あ…うぅっ」
「いいよ、出しても…」
センパイにはまだ尻尾の耳がついていた。
なんでだろうか……。分からないけど、可愛いからどうでもいいや!
「うぁ…き、せっ……んんっ!」
「…気持ちよかったの?いっぱい、出たね……」
そう言うとセンパイに思いっきり殴られた。
73
:
涼幸°
:2014/05/16(金) 16:19:19 ID:V1RrOXsA
[ひゃっほう!!]
猫松センパイ!!!!可愛い!(((
笠松センパイが猫になってた理由。
そりゃ、もちろん寂しかったからでしょうよ。
黄瀬に会いたい、とかさ?
黄瀬が欲しい……とかwww
ダメだ、笠松センパイ、そんなこと思ったり言ったりしちゃダメw
(↑本文で言っているという…´;ω;)
ま、いいでしょ、楽しかったし!
『次は…どうしようかなぁ?今笠かな?』
74
:
涼幸°
:2014/05/17(土) 13:11:17 ID:V1RrOXsA
【今笠 パロディ】 (今吉side)
「笠松くん、ありがとな」
「いえ、お役にたてて良かったです」
昼休み、笠松くんに理科室までプリントを運んでもらった。
「次、笠松くんとこのクラスやろ?」
「はい、よろしくお願いします」
「ん、分かったわ…」
礼儀正しい高校1年生の笠松くん。
身長は小さく童顔。初めて見たとき中学生と間違えそうになった…。
「笠松くん、時間あるかいな?」
「はい、特に用事は…」
「なら、ちょっと話さへん?」
「はい…?」
理科室のイスに並んで座る。
近くで見ると、やはり、顔は幼い。
こんな、可愛かったら女子から人気でるやろ…。
「なぁ、笠松くん、彼女とかおるん?」
「へっ?あ、彼女ですか…。いませんよ?」
「えぇっ!?」
「え?」
い、いない…?いや、ありえへんやろ…。
で、でも、さすがに付き合ったことはあるよな?
「女子と付き合ったりは…?」
「ありませんよ?」
「……っ…ホンマか?」
「はい」
き、きっと恥ずかしがって嘘言うてるだけやろな?きっとそうや。うん。
「そもそも、俺女子苦手ですし…目もあわせれません」
ハハ、と少し困ったような顔をして笑う笠松くんはなんて可愛いんだ。
女子と付き合ったことがない。そもそも話せない。苦手。ということは…。
「性的なことは?」
「…せいてき?どういうことです?」
やっぱり!!!
まだヤッたことないんや!ってか…性的も分からんて…。
「笠松くん、可愛ええ…」
「へっ?…っ」
笠松くんが此方を向けばすぐに顎を持って唇を重ねる。
「…んっ、ぁ……せ、んせっ…!」
「どうしたんや?」
「何を…っ」
「何って…キスしただけやけど?」
「…お、おかしいです…よねっ?」
「何でや?好きな奴にキスしただけやで?」
「好きな…って…俺は、生徒…ですし」
「そんなん関係あらへんやろ?」
「でもっ…俺、男です…」
「見りゃ分かるで?そんなん関係あらへん、ワシは笠松くんが恋愛対象で好きなんや」
そう言うと、笠松くんは顔を真っ赤にしてしまった。
「笠松くんは、ワシのこと嫌いか?」
「…い、いえ…好きですけど…」
「どういう意味でや?」
「〜っ、そ…それは……」
「…それは?」
「…せ、んせと…同じ気持ち…で…」
「え?恋愛対象として?」
恥ずかしさからうつ向いてしまった笠松くんやけど、小さく頷いてくれた。
「ホンマに?」
「…嘘なんて、つきません」
気づけば、ワシは笠松くんを押し倒していた。
「せ…んせ?」
「…ごめんなぁ、我慢できへんわ」
そう呟き一旦笠松くんから離れ紙でドアの窓を塞いでカーテンを閉める。
もちろん、窓、ドアの鍵も閉める。
「…せんせ?」
「笠松くん、好きやで?」
「〜っ!は…はぃ」
笠松くんを机に座らせキスをする。
75
:
涼幸°
:2014/05/18(日) 18:25:45 ID:V1RrOXsA
クチュ…
わざと音をたててキスをする。
だって、そうすれば……。
「ぷはっ……せ…せんせ…音、やだ…」
「はっ……可愛ええ…」
「っ!…やぁ、せんせ…」
制服を上下脱がす。
そして、少し反応してる笠松くん自身をパンツの上からハムッ、とくわえる。
「やだっ…せんせ、やだ…ぁ」
「あーぁ、泣かんとき…」
んー…本当に初めてなんだなぁ…何もかも。
これは、ヤりがいかあるわ。
「…ひぁっ!!!んっ…せ、んせ」
「これならええやろ?」
「…はな、さないで…くださっ…んっ!」
笠松くんのピンク色の乳首を舐めて笠松くん自身を直接触る。
しかし…これまた、反応が可愛ええ…。
「あっ……せん、せ、キス……して」
「…っ……いくらでもあげるわ…」
「…んっ…ぁ、はひゅ…」
笠松くんのお願い。すっごく可愛ええ…。
もう、やだ……。
笠松くんの口内で暴れる。
「…んっ、ぅ…はっ、せん、せっ…はぁ…んぅ」
「笠松くん…後ろ……いじってええ?」
「……後ろ?何で…?」
「ワシのこれを挿れるため…」
「…っ、え…?」
ワシ自身を笠松くんの腿に押し付ける。
と、笠松くんは戸惑ってワシを見つめる。
そんな見つめられると…うん。
これは、全部笠松くんが悪い。
「…あんっ!せんせっ!いたっ…やぁん…」
「悪い…ちょっと我慢してや…」
笠松くんの後ろに指を一本いれる。
やっぱり、ローションないし…痛いに決まっとる。
「ひぁ…やだっ、せんせ……気持ち悪…い」
「すぐ慣れるで…」
頭を撫でつつ笠松くんの一番気持ちいいところを探す。
「…ここ、か?」
「…ひゃんっ!!…ぇ?」
「ここや…あったで、前立腺」
「…んぁっ!!ひゃぁ…っ、そこばっか……やだぁ」
「ん、2本目いれるで?」
そう言えば笠松くんは真っ赤な顔をして顔をそらしてしまった。
「笠松くん……顔見してや…」
「いや…っ、ひぁんっ!!」
「…お、見えたわ」
前立腺をつっつけば腕をどけた。
大きな瞳にいっぱい涙溜めてる姿はとっても綺麗で、とっても可愛い…。
76
:
涼幸°
:2014/05/18(日) 23:18:46 ID:V1RrOXsA
(笠松side)
何で…せんせいとこんなことしてるんだろう?
「せ、んせ……早く…ぅ」
「…っ!それはホンマにズルいで?」
「んっ、せんせ…の、欲しい…の」
こんなこと言うなんて…いつもじゃ考えられない。
けど……せんせになら…何されてもいい……。
せんせじゃなきゃ、嫌だ…。
「うぁっ!!んんっ、せ…んせ」
「何、考えとるん?…余計なこと考えてたん?」
「ちがっ……ひぁ…っ、せんせの…こと…っ」
何だろう…せんせの俺の中に挿いってるの…?
全然分からない……。まず…。俺とせんせはこんなことしちゃダメなのに。
先生と生徒…っていう関係なのに。
「せんせっ、せんせ…ぇ!」
「…ん?…っ、どないした?」
「…ぁんっ…好き…っ、好き…です…」
「……っ!?」
言えば、せんせのものが大きくなった…気がする。
ってか……身体中に、電流が流れてるかのようなんだけど…。
「笠松くん……どうなっても知らんで?」
「ふぇ?…ひぁぁぁああっ!!あぅ!んんっ…やぁん…!」
「気持ちええ?ここ、つかれるの…」
「…っひゃん!!気持ち…いい、です…っ!んぅ…ふぁ…」
前立腺…?っていうとこをつかれるとたまらなく気持ちいい。
せんせの…早く欲しいな…。中に…。
「せんせ…っ!!あぁっ、ひぁん、あぁっ…!」
「…っ、なんや…っ?」
「せんせの…白いの、くださ…いっ!ひゃんっ!!な、んで…」
「笠松くん…今のはアカン……可愛すぎやで…?」
可愛い……?嘘だ、ありえない…。
でも…せんせに言われるのは嫌じゃない。
てか…俺は可愛くないけど……。
「せ、せんせは……カッコいいです…」
「…っ!!ワルいな…笠松くん」
謝られると中をガンガンとつかれ、俺は達した。
なのに…せんせは、達してビクビク、としてる俺の体なんてお構いなしにガンガンとつく。
2回目、達してそこで記憶が途切れた。
77
:
涼幸°
:2014/05/19(月) 00:15:54 ID:V1RrOXsA
(今吉side)
「ふぅ……これでええやろ…」
あのあと、ちょっとヤりすぎたのか笠松くんはクタッ、と寝てしまった。
とりあえず、後処理をして制服を着せて、何事もなかったかのようにする。
そして、保健室にお姫様抱っこして運んだはいいけど……。
「次の授業、ワシなんやで?どうするん?」
スヤスヤ、と寝息をたてる無防備な寝顔に見つめながら笠松くんの頭を撫でる。
「…せ、んせ……」
「…どないした…?」
寝言だけど……。会話したい。だから、こう言うのだ。
「せ、んせ…翔一せんせ…、好き…やで……」
「……っ!?!?」
寝言…?っつか、なんで関西弁なん??
いや、可愛ええけど!可愛すぎるやろ!?
「愛してるで…幸男…」
チュッ、と笠松くんの口にキスをして保健室を出て皆が待ってる第二理科室へ行く。
「(笠松くん可愛すぎてニヤケがとまらんわ…)」
授業中、ときどき生徒に「せんせー!文字が違います!」とか言われてしまった。
ワシ…笠松くん依存症になりそうで怖いわ……。
78
:
涼幸°
:2014/05/19(月) 00:19:56 ID:V1RrOXsA
[先生×生徒!!]
ずっと書きたかったんですよ!!!
やだ!こんなとこで書けちゃった!!!(((
笠松センパイはね、影で今吉のことを翔一せんせ、と呼んでるんだよ。
笠松センパイ、バスケ部で今吉はバスケ部顧問だよ!
しかも、なんで私は今吉を理科の先生にした?
……なんか、理科室ってエロいよね?
…あ、一番は保健室だよ?うん。
(次は黄笠か青笠のパロディで『生徒×先生』やりたい!)
79
:
涼幸°
:2014/05/20(火) 21:24:42 ID:V1RrOXsA
【青笠 パロディ】 (青峰side)
何でだ……。
今日は、幸……じゃなくて、笠松せんせーと付き合ってちょうど2か月の記念日。
俺の家でゆっくりイチャイチャしようと思ったから待ってたのに……。
なのに…何で、何でだ!!
「何で、補習やってんの!?」
「うっせぇ!!黙って早くやれ!」
「……ってぇな…」
大声でそう言えば思いっきり頭を教科書で叩かれた。
ギロッ、と笠松せんせーを睨むとすでにこっちを睨んでいた。
「早くやれよ、お前のそれが終わらなきゃ俺も帰らない」
「…勝手にしろ、バカ………」
荷物を持って教室を出ようとする。
すると……。
ビッターン!!!
「いってぇ!!!何すんだ!」
「何帰ろうとしてんだよ、早くやれ」
「……何なの…お前、俺補習やるなんて聞いてねぇ」
「当たり前だろ、俺何も言ってねぇもん」
「何だってんだよ、じゃぁ!」
「いいから、早く解け、解いたら答えは分かる」
「……?」
まぁ…そのプリントっていうのは国語なんだけど……。
ってか、せんせーって確か…。
「お前、数学担当だよな?何で国語?」
「俺、国語の先生にもなれるから」
「…ん?」
「免許持ってんの、数学、国語
、英語、」
「…うわ、すっげ…」
やっぱすげーや……。
頭いいし、教え方上手だし、女子からも男子からも人気あるし。
ま、女子から話しかけられればガチガチになるけど。
「……できた」
「…ふぅん、出来んじゃん…。ちゃーんと」
「…うっせ、ってかさ…何が答えなの?」
「…よく読めよ」
…読む?
「だだだ…こかいろ…バいしアき…いつすいき…
はいいてよも…れらこもに…今日…何」
「…それを、並び替えろよ」
はぁ?なんて、無茶ぶりな……。
まぁ……いっか。
1時間後。
「で、できたぁっ!!」
「できたか、おせぇな…」
「ってか……もう、可愛すぎでしょ…」
俺は、ギュッ、とせんせーを抱き締める。
そして、軽くチュッ、とキスをする。
80
:
涼幸°
:2014/05/20(火) 23:53:55 ID:V1RrOXsA
「…あお、みね…ここ、ガッコ…」
「はっ……知るかよ…んっ」
「…ふぁ…んっ……っ…んぅ…」
俺は、せんせー小さな体を自分の膝の上に乗せて向かい合ってキスする。
それも、深く、深く……。
息もできないほどに。一生離れないように。離さないように。
「…んっ…はぁ、ふぅ…んゅ…ふか…っ、んぅ…」
キスをしながらせんせーのネクタイを外す。
着ていたカッターシャツのボタンを片手で外す。
…ネクタイと違ってムズかしい……。
下から2、3個はずしてスッ…とお腹に触れる。
「んんっ!?…ぁ…ふぅ…ぷは…っ…はぁ…はあ…あぁ…」
「くはっ…幸、エローい…」
「てめ…っ、はぁっ…やめろ…っ、バカ…ッ…」
やめろ……って……。
「誘ったのはそっちじゃん……?」
「…なっ…!誘ってねぇし!!」
「誘ったじゃん!このプリントがしょーこ!!」
「んなのは、俺の今日の気持ちだろ!!」
「でも、今日は何してもいいって…」
「……っ…けど…学校でヤるなんて…おかしいよ…」
上目遣いなんて…反則。
可愛すぎる……。
俺はせんせーの衣服を元通りにして立たせる。
「…っ、れ?」
「……何?あのキスだけで腰抜けた?」
「……そうかも…お前のキス、甘いし…好きだし…」
「…っもう!!それ以上俺を煽るな!」
「…っ??」
今日は反則技ばっか……。
なんなの……本当に。
俺は、床に座りこんでるせんせーを姫様抱っこして部室へと行く。
81
:
涼幸°
:2014/05/21(水) 22:23:15 ID:V1RrOXsA
「ちょっ…ダメだよ、灰崎くん!」
「いいだろ、別に…誰もこねぇし」
「…もうっ!しょーがないなぁ…っ!」
部室へ入ろうとすると中から甘ったるい女の声と灰崎の声……。
「…ちっ」
「なに、どうした?」
「ごめん、何でもないよ。保健室行こ」
スタスタ、と保健室へ向かう。
保健室へつけばドアを開ける。
「おや、青峰くん…と、笠松先生…?」
「テツかよ…」
「ボクもいるぞ」
「…ぬおっ!!赤司…ッ!!」
「笠松先生を抱えてどうした」
「えっ…いや…えっと……」
「…って、笠松先生、倒れたのか?」
笠松せんせを見れば青い顔をしてクタッ、としていた。
……演技か!!やべぇっ!!すげぇっ!!
「…そ、俺が補習受けてたら急に倒れた」
「そうか、なら、早くベッドへ寝かせろ」
「…わーってるよ」
スタスタ、とベッドへ行く。
何でカーテン閉まってんだよ……。
シャッ!とカーテンを開ける。
「だいき…っ!」
「あぁ?…ぇ」
「…ぇ…あああ、青峰っち!?」
そこには黄瀬が上半身裸でいた。
「何してんだよ…」
「いや…ぁ…ははっ」
「んだよ、キメェ…ってか早く出ろ、邪魔だ」
「ひどいっスよ!!って、笠松先生…っ!!」
黄瀬は笠松を見るなりハパッ!とどいた。
あぁ、そういやぁ、黄瀬は笠松せんせのこと俺の次に憧れてるんだっけ?
「…先生、どうしたんでしょう」
「さぁなー、急に倒れたからなぁ」
「笠松せんせー…平気っスか?」
黄瀬は犬のようにシュンとしていた。
…ってか、笠松さん、どうしたんだ?本当に。
笠松せんせをジッ、と見つめる。
「……だいき、笠松先生。息してるか?」
「何不吉なこと言ってるんスか!赤司っち!!」
「…笠松先生、今ボクが人工呼吸しますからね」
「まて!!まてまてまて!!!」
俺は急いでテツをとめる。
息してるよ!だって……胸は上下に動いてるし。
「すまない、息していたな」
「びーっくりしたっス…」
「さて、涼太、テツヤ、行くぞ」
「そうですね」
「えー…まぁいいや」
…一体何してたんだ?
パタン、とドアがしまった。
笠松せんせを見ると俺を見てた。
「…あれ?」
「行ったか…?」
「おう、っつか、起きてた?」
「…ん」
「そっか……」
そう言いチュッ、とキスする。
「…っ!?ちょ、ちょっ!」
「何?」
「…どうしたの………?」
「…ヤりたい…ここでいいから襲って?…だいき」
舌を入れてきたかと思えば両手を広げて小首をかしげて言う恋人。
かわいすぎる恋人の行動に理性が切れそうになった。
…覚悟しろよ、バカ幸。
82
:
涼幸°
:2014/05/22(木) 20:27:08 ID:V1RrOXsA
「…ッ」
幸の着ていたワイシャツを脱がして上半身裸にする。
腹をツツー…ッと人指し指でなぞれば擽ったそうにする。
「…幸、可愛い…」
「ひゃ…っ、バ、バカ…ァ」
チュ、と胸の飾りにキスしてピチャピチャ、と舐める。
首を腕を回してくる幸。
「んっ…はぁ…やだ…ぁ、」
「なんで?好きでしょ?」
「…やぁ…っ、んっ…はぁ…」
軽く甘噛みすると肩をビクッ、とさせ足やお腹には力が入る。
口を離して腕も離して幸の後ろへ行き後ろから抱き締める。
「だ、いき…だいき…っ」
「ん、どーしたの?」
「…いっぱい…気持ちく……して?」
俺の方を見て頬を赤く初めて言う姿は綺麗で…とても可愛かった。
んじゃ、こうしたら、もっと綺麗になるかな?
「んぅ、ふぁ…はぅ…んっ…ぁ」
幸を上に向かせ深くキスをする。
舌を絡めて幸の口の中で暴れる。
口を離せば俺と幸の舌を銀の糸がツー…と延びてプツッ、と切れた。
幸を見れば…やっぱり、さりに綺麗になった。
幸の口の端からはお互いの混ざった唾液が一筋流れていた。
「…ふはっ、幸…ちょー綺麗」
「…はぁ、はぁ…だい、き…」
「ん、待って……っし」
「…っ!!」
幸の履いてたズボンのベルトを外してジッパーを下ろして膝したまで脱がせる。
そして…パンツの中に手を入れて幸自身に触れる。
幸の喉からは艶めいた声が聞こえる。
「幸…声だして?」
「…っ、やだ…」
「これされても出さない…?」
「…っ!!んあっ!ひぁ…やぁ…ん、んぅ…あ!」
グリッ、と先端を押せば幸は俺の手首を掴んだ。
グリグリ、と先端をいじれば嫌々、と言うように首を横に振る。
「…だい、きっ!やだっ…やだ…ぁっ!んんぅ…」
やだ、と嫌がってるくせにだんだん、先走りが出てきている。
「はっ…も、駄目だ」
「…え?んっ…ァ…チュ…ゥ…」
空いてるもう片方の手の人指し指を幸の口に入れる。
ある程度幸の唾液が指につけば引き抜いて指を幸の後ろの穴に入れる。
…ツプ、ツププ…ッ。
指を入れていく。
前立腺をいじったりして中をほぐす。
83
:
涼幸°
:2014/05/23(金) 21:49:43 ID:V1RrOXsA
「んっ、やぁ…だ」
「やだ、じゃなくて、気持ちいいだろ?幸」
嫌がってるくせに中はキュウキュウ、と締まって俺の指を締め付ける。
指が4本入ってほぐしたとこでズッ、と抜く。
「…っ、ァ…」
「ふっ、可愛い声だな、おい…」
抜くだけで色っぽい可愛い声が出る幸。
しかも、後ろはヒクヒク、としてるし。
俺は、そんな後ろに俺自身を当ててズブッ、と先端を挿れる。
「あっ、ひぁ…ん、っ…だい、きぃ…」
「んっ、可愛い…可愛いよ幸…」
「んっ、もっと………激しくして……いいんだ、けど……あぁんっ!!やぁっ!」
そんな、俺を誘うような言葉簡単に言うなよ。
俺自身を全部挿れれば激しく動く。
幸は枕にしがみついて声を押さえようとしていた。
すかさず、俺は幸の口に指を入れる。
「んゅっ!?」
「流石に、噛めねぇよなぁ?」
「…はぁ…ん、らいきぃ…ん、ちゅ…」
俺の指が入ってるからか呂律がちゃんと回っていない。
それもまたエロいから俺の腰は止まることを忘れた。
「あんっ!らめぇ…っ!!あぁっ!アアン、ふぁ…アアァッ!!」
「…くっ、はぁ…っ」
幸がイくと、俺もつられるようにイッた。
幸を見れば俺を見てた。
「なに?どうした…っ!」
「………っ、はぁ…だいき、大好き…」
そう言って幸はスヤ…と寝てしまった。
「くそっ…幸め…」
俺は、人生で初めて学校のトイレで抜いた。
……もちろん、オカズは幸のエッローい顔で。
84
:
涼幸°
:2014/05/23(金) 21:54:21 ID:V1RrOXsA
[生徒×教師]
ひゃっはぁぁぁぁぁぁぁああああああ…!
やってやったぜ!!
でも…なんで、青笠にしたんやろ?
……気分かな!((いい笑顔
次はねー…黄笠でエロなし書きたい。
エロばっかで疲れたとかじゃないよ!?((焦
ただね?うん、そうなの!そういうことだよ!!(( /エッ?ナンダッテイウンダ
まぁ、そういうことで!
85
:
涼幸°
:2014/05/24(土) 12:33:03 ID:V1RrOXsA
【黄笠】 (黄瀬side)
「はぁ…っ、はぁ…っ……」
ここは俺の部屋。
そして…俺はベッドに横たわっている。理由?そんなの…。
「熱のバカやろー…」
笠松センパイのことが好きって分かったとたんさらに好きになっちゃって…。
そしたら、何故か熱が出て今に至る。
「げほっ……みず…」
ベッドから出てキッチンへ行く。
と、ガチャ…と玄関の鍵の開く音がした。
「…ぇ…っ?」
俺は引き返してベッドへ戻って布団にくるまった。
トタトタ…
足音が近づいてくる。
俺の横で止まった……。
「…寝てるか…良かった」
こ、この声は!
俺の愛しい人!笠松センパイ!
ガサガサ、と袋を漁る音が聞こえる。
何かを取り出してキッチンに行った。
戻ってくればベッドの横へしゃがんだ。
「…黄瀬の奴、寝ててもカッコいいとか…」
えっ?何それ!!!
で、でもっ…俺が寝てたら笠松センパイの本音聞けるかも!
「………りょーた、好き…」
「………っ!!!」
「…ぇ」
俺は布団を頭まで被った。だって……だって…!!!!
ズルいよ…。告白なんて……。
「…お、まえ…起きて…」
「…すんませんっス………」
「……っ!!///////」
センパイはかぁっ!と顔を赤らめた。
それはそれは、ゆでダコのように真っ赤に。
「…お前、何か食うか?」
「え?あ、はいっス」
「何がいい?プリン、イチゴヨーグルト、バニラアイス」
「…えっと…アイスで」
そういえばセンパイは立ち上がりキッチンへ行った。
帰ってきたセンパイの手にはアイスとスポドリが。あと、体温計。
「…よいしょ」
「座ってろ、俺が食わせるから」
「…ありがとうございます…」
「いいって」
ペリ、と蓋を取れば美味しそうなバニラアイスが。
「ほら、」
パクッ、と食べると口の中がひんやりとして甘すぎなくて美味しい。
「ほら」
「…うまいっス」
そこからはパクパク、と食べていった。
4ぶんの1食べたとこでもういいっスて言ったらスポドリを渡された。
「アイス、冷凍庫入れとくから」
「…っス」
センパイ…優しい。来てくれて嬉しい。
……抱き締めたい。誰かのぬくもりが欲しい。
「…黄瀬、大丈夫か?」
「…センパ…っ」
呼ぼうとしたら激しい頭痛に襲われた。頭を抑える。
「黄瀬っ!?おい、大丈夫か?」
「…っ、うぇ…っ!」
吐き気までもが込み上げてきた。
センパイはすぐに袋を差し出してくれた。
「…黄瀬、ゆっくりでいい…ちゃんと息しろ」
「うぇ…っ、はぁ…はぁ…っ」
苦しい…気持ち悪い。
俺はそんなことを思って意識を飛ばした。
86
:
涼幸°
:2014/05/24(土) 14:29:23 ID:V1RrOXsA
(笠松side)
黄瀬が寝ている間に熱を計った。
「…38度か」
高い…結構高い。
何でこんなことになった?
「俺のせいだ…」
だって…黄瀬の体調が悪いこと知ってた。
なのに…休め、の一言もかけてやれなかった。ごめん…。
俺は、主将としていけないことをした。
分かってたのに……。
「ごめん、黄瀬…っ」
こんな俺が黄瀬を好きでいていいはずがない。
具合が悪いと分かってて無理をさせた俺が…。
「…黄瀬…ごめん、ごめんな…」
視界がぼやける。
頬に何かが通る。
…あぁ、俺泣いてんのか。
泣くことなんて、許されてねぇのに…。
俺は泣く資格なんてねぇのに。
「…ごめん、黄瀬……好きになってごめんな…」
そう呟き黄瀬の頬に軽くキスをする。
そして、黄瀬の住んでるマンションから出る。
ここには一生来ない。そして、この恋も終わらせる、と誓って。
87
:
涼幸°
:2014/05/24(土) 14:42:04 ID:V1RrOXsA
後日
「セーンパイ」
「黄瀬、もういいのか?」
「はい!これも、センパイがお見舞いに来てくれたからっスよ!」
シャラッ、と言う音をつけながら言う黄瀬。
「それと、俺、センパイのこと好きっス…」
「……っ!」
「嬉しかったっスよー!あの告白!」
違う…。告白はしたけど……今はもう…。
「頬にキスしてくれたし!でも…何で帰ったんスか」
「…そ…れは…」
「俺と一緒にいるのが恥ずかしかったんスね?」
「はぁ?ありえねー、アホか…早く練習に戻れ」
「…セ、センパ…」
「俺は、お前のこと好きじゃねぇし、あのキスも無かったことにしろ」
こうでもしないと、また好きっていいそうになる。
俺に恋なんてやっぱりできない。そう分かったあの日から。
ずっと黄瀬が来ないで、と願った。
だけど…そんな願い叶うことがない訳で。
こうでもしないと、俺はずっと黄瀬を目で追ってしまう。
黄瀬の知らない一面をまた見つけてしまう。
黄瀬と目があっただけで喜んでしまう。
だから…。
「ごめんな、黄瀬。俺はお前のこと後輩としてしか見てない」
こうやって冷たい言葉で突き放す。
「センパ…」
「おらー!1年外周行ってこい!!」
俺は、もうお前に俺のことが好きなんて言わせない。
早く、俺を諦めろよ…。んで、他の恋を見つけろ。
俺は、お前の恋を応援する。
俺は、お前に永遠に幸せになってほしいんだ……。
だから、さよならだ…。
88
:
涼幸°
:2014/05/24(土) 14:47:01 ID:V1RrOXsA
[……。]
いやぁ、笠松センパイ、責任感じすぎww
(そうさせたの私だけど)
でも、センパイの性格がらこんなだと思う。
次はねー…この話の続き書きたい。
黄瀬と笠松センパイが高校卒業してからの話。
それを書こうと思ってる。
89
:
涼幸°
:2014/05/24(土) 15:10:04 ID:V1RrOXsA
【黄笠】 (笠松side)
あれから2年たった。
俺は無事、高校を卒業してバスケ推薦で滅多に推薦をすることのない大学へ行った。
そして、大学2年になった。
俺はバスケを続けてる。
…黄瀬はバスケを辞めたらしい。
そういう噂を聞いた。正直驚いてる。
だが、そんなことはもう知らない。
俺は自分の道を行く。後戻りなんてしない。
とある休日。何気なくテレビをつけてた。
『黄瀬くんは恋愛とかしないの?』
黄瀬?
ノソリ、とテレビを見ると最後に会った時とは違う大人になった黄瀬が映ってた。
『俺、高1からずっとしてるんスよ…。今も思いは変わってない。永遠に叶わない恋してるっス』
嘘だ。嘘だ。嘘だ…。
俺なんかじゃない。自惚れるな……。
絶対に自惚れるな________
『たまに見せる笑顔がどうしようもなく可愛かったんス…。
俺が熱出したときもお見舞いに来てくれて。いつもは厳しいのに、別人のように優しかったんスよ』
『へぇ!じゃぁ、今は他の子を好きになったりは?』
『残念ながらありえないっスね、あの人意外好きになれないっス』
『そんなに好きなんですねー…』
あの日以来、絶対に泣かないって決めてた。これからは一生泣かないって。
でも…。
「ふっ…ぅ……」
泣かないってほうがおかしい。
ずっと気持ちは変わってない。それは俺も同じ。だけど…。
黄瀬のこと好き。
でも、ずっと『それは偽りの好き』って思い込んでた。
黄瀬のこと好きになっちゃダメって。
「黄瀬…っ……黄瀬…」
会いたい。どうしようもなく会いたい。
電話をしようにもメールをしようにも黄瀬のデータは消した。
メアドも番号も…写真も。黄瀬を思い出させるようなもの全部。
黄瀬……会いたいよ。
90
:
涼幸°
:2014/05/24(土) 15:26:01 ID:V1RrOXsA
(黄瀬side)
ねぇ、俺どうしたらいいの?
センパイに会っちゃいけないの?
ずっと会えないの?永遠に?
こんなにも好きなのに?
「会いに行けよ」
「だって、センパイは俺のこと嫌いって」
森山センパイとマジバで駄弁ってた。
駄弁ってたというより相談に乗ってもらってた。
「あのさぁ、笠松がお前のこと嫌いって言ったときどんな表情だったか覚えてる?」
「…忘れるわけねぇっスよ、あんな苦しそうな表情…」
あのときの笠松センパイは今にも泣きそうだった。
苦しそうだった。悲しそうだった。
「そんな表情して嫌いとか言うか?普通」
「…そーっスけど、そーじゃねぇんスよ…」
机に顔を伏せる。
スマホを取り出して見るのは笠松センパイとのツーショット。
会いたい…。会って抱き締めたい。
でも、そんなとこ許されてないわけで。
「会いたい…」
「…会いに行けよ!笠松だってお前に会いたがってんに決まってんだろ!?」
「でも!俺、笠松センパイに会うことなんて許されてねぇっスもん!!」
「んなこと誰が決めたんだよ…好きあってる二人が会っちゃいけないなんてありえねーだろ」
「でもっ…俺は…っ」
その続きは言えなかった。
いや、違うな…言っちゃいけない気がした。
「行けよ、笠松のとこに」
「…っ」
「あいつ、今一人でいろいろ抱え込みすぎてっから…絶対辛いはずだから」
俺はその言葉を聞いて笠松センパイの住んでる家を聞いてから、マジバを飛び出した。
センパイ…待ってて、今に会いに行くから…!
91
:
涼幸°
:2014/05/24(土) 15:41:15 ID:V1RrOXsA
(笠松side)
俺は、気晴らしにコンビニへ行った。
雑誌売り場には黄瀬が表紙の雑誌があった。
それを手にとって中を見る。
やっぱり、カッコいい。
「はぁ…」
ストン、と雑誌をもとの場所に置く。
パックのジュースを買ってコンビニを出る。
ドンッ…!!
「いたっ…」
「すんません!大丈夫っ…!」
「…っ!な…んで」
足を挫いた。ぶつかった相手を見上げるとそこには
ずっと会いたくて会いたくて仕方なかった黄瀬が。
「センパ…」
「っ!やだっ!」
俺に触れようとしてきたからその手を払ってしまった。
「触んなよ…何だよお前…俺のこと、諦めろよ…」
「センパイ…ごめん、ごめんね、俺、センパイのこと大好き」
何を言ってるんだ?
キョトとしていると俺は黄瀬の腕の中にいた。
「っ!!離せ…っ!」
「嫌っスよ!!離したらまた逃げるじゃん!」
「やだ!離せって!!」
「センパイ!」
「…っ!!」
腕のなかでジタバタ、と暴れていると黄瀬はさらに抱きしめてきた。
勢いよく呼ばれるから上を向けば…キスされた。
「んっ…ちょっ…はっ…や、んぅ」
嫌だ…離して…。
そう思ってるのに…。足に力が入らない。
黄瀬に体重を預けてしまった。
…久しぶりの人の温もり。
黄瀬の近くは落ち着くってことを知ってる。
だから、近くにいたくなかった。なのに…。
「センパイ、好き」
「…ふっ…うぅ…」
「好き、大好き…」
俺は無意識に黄瀬の背に腕を回していた。
92
:
涼幸°
:2014/05/24(土) 15:56:27 ID:V1RrOXsA
(黄瀬side)
「センパイ…」
センパイの家へお邪魔する。
シルプルで綺麗に整頓されてる部屋はセンパイらしかった。
「なぁ、黄瀬」
「なんスか?」
「俺…すっげぇ、後悔したんだ」
「へ?」
「俺、お前のこと好きなのに、嫌いとか言ったこと」
…やっぱり、俺のこと好きなんだ。
それだけで嬉しいよセンパイ。
「お前…今も俺のこと好きか?」
「…っ、当たり前っす!」
「俺も、お前のこと好き」
そう言ってフニャリと微笑む姿はとてつもない可愛かった。
「ね、センパイ、俺ら今から付き合うの?」
「…っ!じ、自分の心にでも聞け、ボケ…」
そう言って耳まで赤くなるセンパイ天使。
「あ、そうだ黄瀬」
「はい?」
「メアドとか教えろ」
「え?」
「全部消したんだよ、メアドも番号も写真も」
衝撃の事実。
そんなに俺のこと忘れようとしてたんだ…この人は。
「ってか、メアドと番号はわかるっス。写真まで…」
「…ごめん」
じゃぁ、あのツーショットもないんだ。
ションボリとしてるとセンパイは俺の近くにきて呼んだ。
「何スか〜?……っ」
「…んっ…ぅ、はぁ…、んぅ!?はひゅ…ふぅ…ぁ、」
まさか、センパイがキスするとは思ってなかった。
まぁ、可愛いからいっか。
「センパイ、メアドとかあとででいい?」
「おう」
先にセンパイの全部を俺に頂戴!
93
:
涼幸°
:2014/05/24(土) 15:59:10 ID:V1RrOXsA
[完結ー!!!]
やっと終わった。疲れたん。
結局はハッピーエンド!!!
いやぁ〜…よかったよかった。
このあと、黄瀬くんは笠松センパイの全部を美味しく頂いたよ!
次は何にしようかな?
まだ考えてない!
94
:
涼幸°
:2014/05/26(月) 00:34:12 ID:V1RrOXsA
【黄笠】 (黄瀬side)
「なー、黄瀬、ちゅーしたい…」
これは、朝センパイが俺に言った言葉。
今日は、何時ものように朝早く家を出て学校へ向かった。
部室へ行き着替えてるとセンパイが入ってきた。
「センパイ!おはようございます!」
「ん、はよー」
はぁ…いつものようにセンパイ天使。可愛い…。
着替えつつもときどきセンパイをチラ見する。
いつも思うが足綺麗…スベスベだなぁ。
肌白いし、ケアしてる訳でもないのに綺麗だし、体毛薄いし。
パッチリとした目だけどキリッ、としてる。
唇はプックリしてて赤い…。
ムラッ。
そうなったとき、センパイが口にした言葉。
「なー、黄瀬、ちゅーしたい」
これだ。
「はい!?」
「だから、ちゅー、キスしたい」
平気な顔して言わないで!?
かわいすぎる!けど、どうした…?
「いや、するのはいいっスけど…どうしたんスか?」
「別に、したくないならいいや」
ベンチに座ってレッグをはくセンパイ。
えー、何それ…ムラムラしてる俺に言わないでよ。
「セーンパイ」
「なんだ…んっ…」
センパイの顔が上がったときにすぐチュッ、とセンパイの唇を奪う。
「ん、はぁ…ぁ、ひゅ…」
センパイの隣に座って抱き締める。
うっすらと目を開ける。
「(っ!!なんつーエロい顔…!!!)」
「…んっ、はぁ…はぁ…っ」
俺はセンパイと口を離す。
ツー、と銀の糸が二人の舌を繋げてる。
「何…っ、急に…」
「い、いえ…」
エロい顔してたから、なんて言えないだろ!!!
「いや、誰かが来たら困るんで…!」
「…そっか」
我ながらいいと思ったがセンパイはちょっと寂しそう。
どうしたんだろ…?
「…もう、しないか?」
「へっ?」
「ごめん、何でもない、悪いな」
謝らないで。そんな顔しないで。
「わっ!」
「離したくなくなるっス…」
「…黄瀬っ、くるし…んぁっ!」
「センパイ…朝からごめん…すぐ終わらせるから…」
「ばか…ぁ、んっ…」
俺とセンパイはそのままシャワールームへ向かった。
95
:
涼幸°
:2014/05/26(月) 00:37:30 ID:V1RrOXsA
『あれー?』
『どうした?森山』
『あ、小堀、はよー』
『はよ、で、どした?』
『笠松と黄瀬知らねぇ?』
『あー、部室にいなかったもんな』
『どーこ行ったんだろ?』
『(シャワールームにいるなんて言えないしなぁ…)』
『小堀?』
『ま、その内来るだろ』
『そうだね』
96
:
涼幸°
:2014/05/26(月) 00:39:40 ID:V1RrOXsA
何故か二人の居場所を知ってる小堀さんwww
朝から甘い二人を書きたかっただけだよ!!((
たまにはこういうのいいね!
次は、皆で王様ゲームやってもらおうかと思ってる。
けっこう続けたいと思う。
97
:
涼幸°
:2014/05/26(月) 01:05:13 ID:V1RrOXsA
【王様ゲーム】
参加者
笠松幸男、黄瀬涼太、青峰大輝
高尾和成、今吉翔一、赤司征十郎
ルール
王様の命令は絶対。
逆らったら……ふふふふふ…(^言^)
黄「王様ゲーム…」
青「ダルいな…誰が参加すんだよ」
黄「俺と青峰っちと高尾と今吉さんと…赤司っち!?」
青「はぁ!?今吉!?赤司!?」
黄「センパイがいないっス!!嫌っス!」
赤「僕も幸男がいないのはショックだね」
今「まーまー、ええんとちゃう?」
高「こういうのは楽しんでいこうよ!」
と、廊下から…。
?『はな…ひゃんっ!!う…ぁ…ん…』
黄「え?」
青「…あぁ?」
今「…っ!!」
赤「ほぅ…」
高「ぶふぉwwww」
笠「はぁ…はぁ…も、やだ…」
皆「笠松(幸男)/さん/センパイ/くん!!!」
笠「うおっ…んだ、テメーら、変なメンツだな」
黄「セーンパーイ!!」
赤「幸男、久しぶりだね」
笠「赤司!久しぶりだな!大きくなったか?」
皆「(ひぃっ!!)」
赤「あぁ、2mmは大きくなったよ」
笠「そうか!牛乳ちゃんと飲んでるからだな、えらいえらい」
黄「(いいなー…)」
青「(早くやりてぇ…)」
今「(付き合ってるんか?いや、ちゃうよな?)」
高「(赤司、嬉しそうwwww)」
笠「さて!王様ゲームやるか!!」
笠松の無邪気な笑顔で王様ゲームは幕をあげた。
98
:
涼幸°
:2014/05/26(月) 01:17:20 ID:V1RrOXsA
一回目
皆「王様だーれだ!」
赤「…おや、僕だ」
黄、青、高「(一番危ない人キター!!!)」
赤「うーん、では、4番が2番に土下座」
黄「えっ…」
今「ホンマかいな」
赤「涼太と今吉さんだね」
笠「よかった、俺じゃない」
皆「(かわいい笑顔…)」
今「さぁ、黄瀬くん土下座してもらおか」
黄「うう…っ(土下座」
笠「黄瀬は今吉に何をしたんだろうな」
黄「なんもしてねーっスよー(泣)」
笠「まぁ…泣くなよ、アイス買ってやっから」
今「(兄弟かw)」
赤「(次に進みたい)」
青「(ダリィ…)」
高「(りょーちゃん犬wwwww)」
99
:
涼幸°
:2014/05/26(月) 01:28:40 ID:V1RrOXsA
2回目
皆「王様だーれだ!」
黄「……俺っスわ」
青「早く俺に王様回ってこいよー…」
今「はよ、命令してぇや」
黄「じゃぁ、4番が3番のいいとこ3つ!」
笠「えっ?」
高「りょーちゃん(友達として)好き!!」
黄「俺は笠松センパイ一筋っス!!」
笠松→4 高尾→3
笠「えっと、高尾は明るくて元気がある」
高「いやー!そんなことないっすよ!」
笠「あとは、頑張りやさん」
高「笠松さんに勝つために頑張るだけです!」
笠「あとは、人懐っこくて可愛くてカッコいい」
黄「センパイが一番可愛いっスよ!ね!青峰っち!」
青「ったりめーだろ!なぁ、今吉!」
今「そうやそうや!!なぁ、赤司くん!」
赤「そうだね、幸男が一番だよ、幸男」
笠「赤司…んなことねぇよ…///」
高「(俺に回ってくると思ったんだけどなー…?)」
100
:
涼幸°
:2014/05/26(月) 01:38:20 ID:V1RrOXsA
3回目
皆「王様だーれだ!!」
高「あ、俺だ!!」
黄「どんな命令っスか!?」
高「うーん、6番が4番に壁どん!」
笠「えっ!?」
青「笠松さんに壁どん?いいぜ」
笠「ちょっ、えっ?」
今「青峰、嬉しそうやのぉww」
赤「大輝のあんな嬉しそうな顔久しぶりに見ましたよ」
黄「うらやましいっス!!」
高「青峰に壁どんされたかったの?」
黄「気色悪いこと言わないでほしいっス!!(ゾワァッ!」
高「そんなにwwwww」
笠「…っ」
青「くはっ、可愛い…笠松さん、好きだよ」
笠「あお…みね、っ…」
ドンッ。
青「んな、怯えるなよ」
笠「だ、だって…初めてだし…お前、カッコいいし…」
青「〜っ!あんま可愛いこと言うとヤんぞ?」
笠「え?」
赤「(あ、大輝の頬が赤い…)」
今「(笠松くん、何言うたんやろ?)」
黄「(俺も壁どんしたいっス〜!!)」
高「(笠松さんばっかり当たってる…まぁ、いっか、可愛いし)」
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