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【黒バス】×笠松小説【R-18】

100涼幸°:2014/05/26(月) 01:38:20 ID:V1RrOXsA
3回目

皆「王様だーれだ!!」

高「あ、俺だ!!」
黄「どんな命令っスか!?」

高「うーん、6番が4番に壁どん!」

笠「えっ!?」
青「笠松さんに壁どん?いいぜ」
笠「ちょっ、えっ?」

今「青峰、嬉しそうやのぉww」
赤「大輝のあんな嬉しそうな顔久しぶりに見ましたよ」

黄「うらやましいっス!!」
高「青峰に壁どんされたかったの?」
黄「気色悪いこと言わないでほしいっス!!(ゾワァッ!」
高「そんなにwwwww」


笠「…っ」
青「くはっ、可愛い…笠松さん、好きだよ」
笠「あお…みね、っ…」

ドンッ。

青「んな、怯えるなよ」
笠「だ、だって…初めてだし…お前、カッコいいし…」
青「〜っ!あんま可愛いこと言うとヤんぞ?」
笠「え?」

赤「(あ、大輝の頬が赤い…)」
今「(笠松くん、何言うたんやろ?)」
黄「(俺も壁どんしたいっス〜!!)」
高「(笠松さんばっかり当たってる…まぁ、いっか、可愛いし)」

101涼幸°:2014/05/26(月) 01:46:15 ID:V1RrOXsA
4回目

皆「王様だーれだ!!」

今「…ワシやわ」
黄「どんな命令っスか!?早く!!」
赤「どんな命令でもいいんですよ?」

今「4番と1番がDキス」

笠「…っ!?」
赤「幸男、おいで…」
笠「…うぅ///」
赤「ほら…」

黄「…っ!!!いいなぁ!!」
青「裏山っ!!」
今「笠松くんばっかあたっとるなぁ?」
高「何かの運命なのだよ、とか言ってみるww」

笠「…っ、ふぁ…んぅ…っ…ぁ」

チュ、クチュ。

黄、今、青「(ムラッ…)」
高「(笠松さんエッローww)」

笠「はぁ…っ、ぁ…」
赤「おや、腰が抜けたんですか?」
笠「…っるせー///」

皆「(ここに天使がいる…つ!!!!!)」

102涼幸°:2014/05/26(月) 02:04:27 ID:V1RrOXsA
5回目

笠「これでラストにしよーぜ?」
黄「なんでっスか!?」
笠「俺だって一応受験生なんだよ、勉強したい」
青「えっらー…うちの今吉とは大違い」
今「うっさいわ!」
赤「まぁ、仕方ないね」
高「また今度やりましょうね!」
笠「楽しんでるとこ、悪いな…」

皆「ラストの王様だーれだ!!」

青「…っ!!やったぁ!!俺だっ!!」
笠「俺を当てんな(ジッ」
黄「青峰っち、どんな命令っスか!?」

青「4番が5番を誘う」
笠「…」
黄「!!!!マジっスか!」
笠「…ハァ」

赤「幸男、またか」
高「笠松さん、全部4ですねww」
今「運命なんよ、しゃーないわ、王様の命令に従っとき」

笠「誘うって何のお誘い?バスケ?」
青「何ってナニだよ」
黄「…っ!!センパイ、俺を興奮させればいいんス!」
笠「え?うん…分かった」


笠「…り、りょーた……キて…?」
黄「…っ!?」
笠「りょーた…///」
黄「かわいすぎっス!!!ヤバイ!」
笠「俺、もうしにたい…(泣)」
赤「だめだ、まだ生きるんだ幸男」

青「(笠松さんエロいな…オカズができた)」
今「(笠松くん、エロいのぅ…オカズができよった)」
高「(もしものときのオカズ、できちゃった…☆)」
黄「(これで当分困らないっス!!)」

ここで初めて皆の心が一緒になった。

笠「(もうやだ…こんなこと一生したくない…!)」

103涼幸°:2014/05/26(月) 02:06:42 ID:V1RrOXsA
[ひゃっふう↑↑]

夜のテンションで書いたら大変なことになったw

笠松センパイ、1回目は1番だったけど2回目からずっと4番だったさw
笠松センパイは4がお似合い!

いつか、またやりたいな!王様ゲーム!

(次回、初の赤笠やります!!)

104涼幸°:2014/05/26(月) 18:18:39 ID:V1RrOXsA
【赤笠】 (赤司side)
※2人とも大学生です。


「赤司!」
「…幸男!久しぶりだね」
「あぁ、元気だったか?」
「もちろん、幸男は元気そうだね」
「いや?赤司に会えなくて寂しかった」

ここは空港。
幸男と2か月離れての合宿だった。

まさか、お迎えに来てくれるとは思わなかった。
とても、嬉しい。しかも…会って久しぶりなのにこんな可愛くデレるなんて…。

「赤司?…っ」

もう、目線は同じ。まぁ、ぼくのほうが少し大きいが。
ギュッ、と抱き締めてキスをする。

「…っ、あ、かし…?」
「可愛い…幸男、今日はずっと一緒にいようね」
「…うん」

フニャリ、と微笑む幸男が可愛くて荷物でお互いの顔を隠してキスをする。
深くて甘いキス。


『赤司、いい匂いする』
『え?そうかい?』
『…(クンクン』
『(可愛い…)』
『赤司の匂いじゃない…(ムスッ』
『…幸男、今のは幸男が悪いんだからね?』
『えっ…?』
『今夜は覚悟しといたほうがいいよ(チュッ』
『〜〜っ!!///(赤司のバカッ!!)』

105涼幸°:2014/05/26(月) 20:50:30 ID:V1RrOXsA
[初☆赤笠]

ノリで書いてしまった赤笠←
続けようか終わろうか迷ったけど、終わらせた。
このあとは…うん、ヤッたんじゃないかな!!

「せーじゅろー…」とか言ってればいい!!((((

赤司様は、笠松センパイと住んでて大学は違うけど近いっていう。
合宿は神奈川から遠いとこでやってればいいよ!
メールとかして、『会いたい…』っていうデレッとしたメールを送られてきて
赤司様はそのまま一人で悶えていればいい!


赤笠…うん、いいと思う。(接点ないけどねww)
葉笠とかも好きだよ!
高尾と葉山は性格が似てるから、その二人にはさまれた笠松センパイが振り回されればいいのに…(ボソッ
ま、葉笠はそのうち書くb

次、前から『やろう!やろう!』と思ってた『キセキ笠』やろうかな!
笠松センパイが帝光中生徒っていう設定。
笠松センパイ→3年生
キセキたち→1年生

106涼幸°:2014/05/27(火) 00:47:24 ID:V1RrOXsA
【キセキ笠】 

紫「笠ちーん、お菓子あげるー」
笠「お、おう…サンキュな」

青「笠松ー、バスケしようぜ」
笠「えっ!?俺と!?」

黄「俺の写真集、発売されたっス!」
笠「だから、何だよ…」

緑「笠松さん、これをやるのだよ」
笠「(絵本…?赤ずきん…)」

黒「笠松さん、足スベスベです」
笠「うわっ!!く、黒子…」

赤「笠松さん、どうも」
笠「ど、どーも……?」

笠松の後ろには紫原。右横には青峰。
左横には黄瀬。右斜め前には緑間。
足元には透明しょうねn……黒子。
そして…目の前にいるのが赤司。

笠「あっつい!!離れろー!!!」
紫「えー…」
青「あ"ぁ?」
黄「そんなぁっ!!」
笠「っつか!黄瀬ぇ!写真集なんていらねぇよ!!」
黄「ひどいっス!!」
笠「青峰ぇ!俺とやってもいいが俺が勝ったらジュース奢れ!」
青「んじゃ、俺が勝ったらナニさせろよー」
笠「(…なにってなに?何言ってんの?)」

紫「笠ちーん、これもあげる」
笠「ありがと…んまっ!」
紫「でしょ〜?オススメなんだ〜」
笠「サンキュな!」

緑「その絵本は笠松さんの今日のラッキーアイテムです」
笠「絵本が……?そうか…ありがとな」

黒「スベスベです、ペロペロしたいです」
笠「くすぐ…ってぇ、すんな!汚ねぇぞ!?」

赤「キセキたちに好かれて、大変ですね…」
笠「海常のみんなより個性すぎる…死にそう…」
赤「そうですか、なら、一緒に逃げましょうか?」
笠「逃げるって…えぇ!?」
赤「僕の愛馬の幸です」
笠「愛馬の…ゆき…?」
赤「笠松さんの幸男の幸を取らせてもらいました」
笠「構わねぇよ…」

笠松は、キセキたちと会うたびにストレスが溜まるのだろう。

107涼幸°:2014/05/27(火) 23:02:00 ID:/v2DekHU
[あるぇー?]

続けようとしたけどやめた。
何をしたかったか分からなくなったww

次は黄笠やる。
笠松センパイは引退してます。

108涼幸°:2014/05/27(火) 23:23:43 ID:/v2DekHU
【黄笠】 (笠松side)

「センパイ…」

泣くなよ。

「センパイ……」

泣くなって。

「行かないで……」

どこにも行かねぇよ…。

「センパイ…」
「んなに泣くなよ……」

ギュッ、と抱き締めてくる黄瀬の頭を撫でて抱き締め返す。

「だって…センパイどこにもいない…」
「いるよ」
「いない……いないよ…センパイ……」

何を言ってるんだよ……。
いるじゃねぇか。

「センパイ…コートにいない…」
「…え?」
「パスが欲しいとき来ない…シバいてもらえない…褒めてもらえない…」
「…黄瀬…っ」
「振り返ってもセンパイいない…」

あぁ…そういうことか。
いないのは、当たり前だろ……。
だって、引退したから。

「センパイ…、戻ってきてよ…」
「黄瀬…」
「パス頂戴……しっかりしろってシバいてよ…
お前、よくやった、ナイスシュートって褒めてよ…」
「でも…っ」
「センパイじゃなきゃ嬉しくないよ…」

離れて顔を見ると今までに見たことのないグシャグシャな顔。
モデルとは思えない顔。

「…っ…黄瀬」
「センパイ……センパイ…行かないで…」

またギュッ、と抱き締められて泣きじゃくる黄瀬。



_____________俺はどうしたらいいんだ?

109涼幸°:2014/05/28(水) 20:26:33 ID:/v2DekHU
(黄瀬side)

「黄瀬……!!!」
「…っ!!」

今日は、練習試合だった。
42対28で勝ってるけど、油断は出来ない。
けど……『あの人』がいない。
集中出来ない。だから、今のようにファンブルしてしまう。

「おい…どうした?具合でも悪いか?」
「…いや、平気っス」

振り返ってもいない。
シュートを決めても『あの人』には褒めてもらえない。
ファンの子にヘラヘラとしててもシバかれない。
声をかけてもらえない。
欲しいときパスが来ない。
『あの人』じゃなきゃやだ。
『あの人』とやりたいよ…。

「海常高校、交代です」
「…黄瀬、交代だ」
「でもっ!」
「いいから!交代しろ…!」

しぶしぶ交代する。
…去年のWCでもこんなことあったっけ。
『あの人』には全部バレててキツい言葉で交代させられた。

「黄瀬」
「…はいっス」
「笠松を探してるだろ」
「…っ!?」
「見てれば誰でも分かる」
「…すんません」

情けない…。
情けない……。
情けないよ……!

「黄瀬、今の主将は中村だ」
「…はい」
「前の主将は笠松だ」
「…はい」
「笠松はきっと誰にも越えられない主将だった」

当たり前だ…。
だって、センパイだもん。
『あの人』は、誰にも負けない。


『黄瀬、頑張れ』

「…ぇ?」
「どうした?」
「いえ…何も」

でも、確かに聞こえた。
空耳かな……?
でも……俺は。

「監督、今ならいけるっス…」
「…分かった」

センパイ…俺、頑張る!
前のチームに負けないぐらいのいいチーム作る。
前の自分に負けないエースの『俺』になる…。

だから…応援してて。
コートでもう貴方を探さないように。

110涼幸°:2014/05/28(水) 20:29:47 ID:/v2DekHU
[いい!いいよ……!!!]

いい話しが書けたと思ってる!!
いや、書いた!!!!((

黄瀬くんが弱気になってるんです。
笠松センパイは……相変わらずイケメンです。((

黄瀬くんは、3年生までエース。
黄瀬くんが、3年になったら笠松センパイの弟が来ればいいのに!((

…センパイは一人っ子ってイメージだけど……wwww

次は何書こうかなー?

111涼幸°:2014/05/28(水) 23:42:09 ID:/v2DekHU
【今笠】 (笠松side)

今日は、今吉と一緒に受験勉強をする。
神奈川にある俺の家まで来てくれるらしく駅近くの噴水前で待っていた。
もちろん、今吉にも連絡はしといた。
待ち合わせ時間は10時。

今の時刻9:58
まだ、今吉は来ないだろう。
自販機でペットボトルの炭酸飲料を買った。

10:00
今吉が来る時間。
人がいっぱいいるから少しは遅れるだろう。

10:30
遅刻か……?ちょっと心配。
不良に絡まれたとか…事故とか……。
はは、何てな。

10:47
さすがに本気で心配になってきた。
連絡するも繋がらない。

11:00
デートするカップルを何組見ただろう…?
今吉…早く来いよ。
炭酸飲料はもう炭酸が抜けてきた。

11:38
来ない…。天気も少しは悪くなってきた。
雨雲が見えるのはきっと気のせいだ。

12:00
雨が降ってきた。小雨だ。
携帯の電源はまだある。防水で良かった。
近くのカフェはカップルばっかりで行きたくない。
ここにいよう……。

12:30

ザーッと雨が降ってる。
冷たい……。けど、今吉を待ってないと。
…浮気か?なんて、疑ってる自分がいる。


「……遅いよ、早く…来いよ…バカ吉」

その呟きは雨の音で消された。

112涼幸°:2014/05/29(木) 20:01:52 ID:/v2DekHU
(今吉side)

「っ!アカン、絶対遅刻やわ…!!」

今日は笠松くんと一緒に勉強するはずやった。
だけど……。

「何でや…!何でなん…!?」

雨が降って運行していない電車。
繋がらない携帯。

「笠松くん…!!」

電話をかけるも、やはり繋がらない。

メールを送ってから40分。
返信はない……。

「笠松くん……!!」

携帯をギュッ、と握る。
携帯でニュースを見ると神奈川で大雨が降り電車が運行していない。
おまけに停電をしているらしい。

「嘘やろ!?…どないしよ!」

「あ〜ぁ…帰れないっス…」

聞いたことのある声。
振りかえって見るとそのには黄瀬くんやった。

「黄瀬くん!?」
「え?あー、どーもっス」

変装も何もしていない黄瀬くんがいた。

「何してるん!?」
「いや、仕事でこっち来てたんスけど、雨で中止になっちゃってー…」

あはは、と笑う黄瀬くん。

「…センパイと勉強なんじゃないんスか?」
「いや、それがな?電車が止まってて行けへんねん…」

駄目や。想像してるより涙ぐんだ声になっとる。

「そっスか、じゃ、うちのマネージャーに送ってもらうっスか??」
「え!?いいんか!?」
「もちろんっスよ」

黄瀬くんのくせに頼りになるわー……。

かなり遅刻したけど、会えそうやわ…。

113涼幸°:2014/05/29(木) 23:09:18 ID:/v2DekHU
ザー…ザー…。

「うっわ、雨すげーっスね…」
「明日の仕事もなくなるだろうなぁ…」
「マジっスか……」
「…笠松くん」

会いたい。会って抱き締めたい。

「ん、駅近くだぞ」
「おおきに!」
「会えるといいっスね!!」
「…せやな」

バタン!と車のドアを閉めてビニール傘を差して噴水の方へ行く。

「……!!笠松くん!?」
「…い、ま…よし?」
「何してんねん!!なんで帰ってないん!?」

噴水のとこへ行くと笠松くんがうつ向いていた。
駆け寄るとかなりビショビショだった。

「……冷たい…帰ろうや…」
「…うん…っ!」
「笠松くん!?」

立ち上がろうとする笠松くんに手を貸すもグラッ、と笠松くんは倒れた。

「笠松くん!…あっつ…熱?」
「センパイ!!」
「黄瀬くん…?」
「マネージャーが、送っていくって!
「ホンマか!?」
「急がないと!」

笠松くんは、苦しそうにしていてガタガタ、と震えていた。
そんな笠松くんをギュッ、と抱き締める。


「笠松センパイ…ずっと待ってたんスかね?」
「多分……そうやろな」
「…すごいっスね、今吉さん」
「…なんでや?」
「笠松センパイにすごく愛されてるんスね」
「えっ…」
「笠松センパイ、いつも今吉さんの話ししてるっスもん」

そんな……まさか。

そんなことを思ってると笠松くん家へ到着した。

「んじゃ、センパイによろしくっス」
「おおきに…」
「いえ、じゃあ」

笠松くんをお姫様抱っこして傘をさして笠松くん家へ入る。

…合鍵もらっててよかった。

「おじゃまします」

そう行って入る。
誰もいないみたいだ。

114涼幸°:2014/05/29(木) 23:28:59 ID:/v2DekHU
カチ、カチ、カチ。

笠松くんの表情は相変わらず苦しそうだ。

「笠松くん…」

チュッ、と額にキスをする。

悪いことをした……。
連絡がつかなかったのは仕方ない。
けど……。

「何で、こんなになるまで待ってたんや」

サラ…と笠松くんの髪を撫でる。
…雨のせいで濡れている。
けど、お風呂に入れることもできないし。

「…今…吉」
「笠松くん!!」
「…げほっ、今、吉」
「寝てたほうがええで、な?」
「でも…っ、げほっ、ごほっ…」
「ほら」

笠松くんは苦しそうにして咳をする。

「今、寒い?暑い?」
「…さ、寒い…」

まだ、熱上がるんか…。
笠松くんも辛い…はずやわ。

「寝てて…ずっと側におるで?」
「……手…握って」
「ん、分かった、ほら…寝て?」

そっと、頭を撫でているとスー…と寝息が聞こえた。
…やはり、苦しそう。


こんなにしたのは、自分。
ワシが遅れたから。

「ごめんな…笠松くん」

笠松くんの机を見れば勉強道具が置いてあった。
…ワシと撮った写真とかも…。

「好きやで…笠松くん」

今日は寝ないでずっと起きて看病してよう。

そう思った。

115涼幸°:2014/05/30(金) 23:40:21 ID:/v2DekHU
「んっ……」

目を開けると何故かベッドにいるはずの笠松くんがいなかった。

「げほっ…」
「……え?」

キッチンから咳をする声が。歩いて行くと笠松くんが冷蔵庫の前で座り込んでいた。

「笠松くん…!?」
「…今吉、ごほっ…わり、起こしたか……?」
「いや、何してんねん、風邪なんやから寝てなアカンやろ」

ヒョイッとお姫様抱っこして笠松くんをベッドへ寝かす。
前よりかなり軽い?いや…もしかしたら気のせいかもしれない。

「笠松くん、何しようとしてたん?」
「…喉渇いたから…スポドリ取り行こうとしたんだけど…」

クラッ、として足に力が入らなかったって……。

「今吉寝てたから…」
「…っ!!悪いな…」

寝てしもーた……。笠松くんには悪いことをした。

「ちょっと待っててや」
「…うん」

キッチンへ行けばお湯を沸かして生姜を切る。お湯が沸けばマグカップに注いでたっぷりと牛乳を入れる。
ハチミツを入れて刻んだ生姜を入れる。

「これ飲みーや」
「…何これ」
「喉にええで、声かれとるから」

ゴクゴク、と飲む笠松くん。

「ぷはーっ、上手い」
「良かった。おかわりあるで」
「…ん」

スプーンを渡して生姜を食べる笠松くん。

「ツンとするな。でも上手い…」
「もうええか?」
「ん、サンキュ……げほっ…」
「大丈夫か?」

背中をさする。咳もまだ苦しそうだ…。

「とりあえず、寝てて」
「…帰る…?」
「え?」
「今吉、帰っちゃう?」

そんな、寂しそうな目で見ないでくれ。

「帰らんよ、ずっとおる」
「…うん」

そう言えばスヤスヤ、と寝た。……可愛い。

「笠松くん…熱まだあるんやろうな」

額に触れるとまだ熱かった。
瞑っている目から少し出てる涙を人差し指で拭う。

「…今、吉……」
「笠松くん…今後はこういうこと無いようするから…」

チュッと笠松くんの少し開いてる口にキスをする。

「…今吉の変態」
「……っ!?」
「エッチ、変態……」
「何やそれ、酷いわ」

起きてた……。最悪や!!まぁ…いっか。

「ん、したいならしていーよ」
「…え?」

ほら、と両手を上にあげる笠松くん。

「…ホンマ、性格悪いわ…」
「いーまーよーし…来いよ」

ギュッ、と抱き締めて深く、深くキスをする。お互いに溺れるくらいに。

「は、ぁ…今、吉」
「ん、笠松くん、ごめんな…熱、辛いやろ?」
「ひぁっ!?」
「すぐ楽にしてやるわ…」
「あ…ぁん、ふぁ…あん、」

チュ、チュ、と顔などにキスをして言う。

待っててな。すぐ楽にするから。

116涼幸°:2014/05/30(金) 23:43:51 ID:/v2DekHU
[ヒャッホーイ!!]

笠松センパイはずっと待ってると思う。
で、雨にうたれて風邪ひいて看病されればいいよ!!(((

うへー、なんか疲れてしもーたw


次は、まだ決めてない。
多分明日は更新できないです。

117涼幸°:2014/06/01(日) 09:49:53 ID:/v2DekHU
【黄笠】 (笠松side)

「でね!黒子っちがね!!」

今いるとこはマジバ。
久しぶりの休日で黄瀬も仕事がない。だから遊びに行こうってなったんだけど。

「もー、そんときの笑顔が可愛くて!」
「へー」
「そういえば、センパイと会いたいって言ってたっスよ」
「あっそ…そのセンパイって森山とかじゃねぇの?」
「いや!笠松さんって言ってたっスもん!!」

何をそんなに剥きになってるんだ。

「あ、そうそうあとね!黒子っちってね…」

また始まった…。うんざりだよ。聞きたくない。

「そしたら!俺に抱きついてきてくれたんスよ!!」

バンッ!!!

思いっきりテーブルを叩く。
生憎、他の客はそんな気にしてないようだ。

「…セ、センパイ?」
「帰る」

スタスタ、と入り口まで行きマジバを出る。

「んだよ…黒子の話ばっか!黒子と付き合えばいいじゃねぇか!!!」

自然と視界が歪んでくる。
目に、涙がたまってきた。

118涼幸°:2014/06/01(日) 10:08:13 ID:4Icj9Z/w
(黄瀬side)

え?……あれ?

「センパイ……?」

今まで、目の前にいた俺の愛しい人がいない。

誰かに拐われた?
いや……俺のせいだ。

「…センパイッ!」

マジバを出て走ってセンパイの行きそうなとこへ行く。

「はぁ…っ、はぁっ…いない……どこ?」

家にも、公園にも、バスケコートにも……。どこにもいない。

「…図書館」

前に図書館の2階にはプラネタリウムが見れるとこがあるって言ってた。
心を落ち着かせるためによく行くって。

「センパ……」

ぷるるる……。

携帯がなった……。
センパイかもしれない。

「もしもし!」
『黄瀬くん…今すぐ僕のとこに来てください』
「黒子…っち?そっちにセンパイいるんスか?…!!」
『笠松さんですか……?います』
「そっスか、気が向いたら行くっス」

黒子っちは冗談が苦手。
嘘も言わないはず。なのに……。

「センパイみーつけた…」
「…っ!!」

目の前にいるじゃないか。愛しい愛しい人が。

「センパイ、何で逃げるんスか?」
「…うっせぇよ!んだよ、人といるのに黒子と話ばっか!」

え?

「うんざりだよ!!黒子とでも付き合えよ!海常辞めて誠凛にでも行けば!?」

…え?何を…言ってるんだ?
センパイの言葉がうまく理解できない。

「冗談っスよねぇ?」
「…黒子が好きなんだろ?だから黒子のとこ行って帰ってきては黒子のこと話すんだろ!!ちげぇの!?」
「…っ!!!」

あぁ、この人は……。

「センパイ、顔赤いです」
「うるせぇよ…!」
「何で、泣いてるんスか?」
「……っ!!」

この人は俺のことが好き。そう自惚れていいのか?
この人は黒子っちにヤキモチを妬いてる。
何て可愛いんだ…。

「センパイ」
「…く、来んな!!…っ!!」
「ごめん、センパイ…」
「ひっ………んっ…!?」

119涼幸°:2014/06/01(日) 14:19:14 ID:/v2DekHU
「やだ…っ!!やっ……」
「センパイ…好き」

ギュッ、とセンパイを抱き締める。
センパイはずっと嫌って言ってるけど、俺の服を掴んでる。

「センパイ…センパイ……」
「黄瀬っ、黒子んとこ……行け…んぅっ!!」

センパイの口を塞ぐようにキスをする。
センパイの口のなかに舌をいれて舌を絡める。

「んぁ、ふぅ……や、ぁ」
「…センパイ、場所変えよっか…」

俺とセンパイは近くの公園のトイレへ入った。

「何……っ、ひぁっ!あぁ…」

個室に入って鍵を閉める。
センパイの耳をピチャピチャ、と舐めるとセンパイは力を抜かした。

「やだ、黄瀬…やだ……んっ」
「センパイ、何がやなの?」
「だって……俺、黄瀬にひでぇこと言った…」
「え?」
「海常辞めてとか…誠凛行けとか……」

確かに言われたけど……別に気にしてないし。

「黄瀬…黒子と付き合ってん、だろ?」
「……はい!?」
「いつも、黒子の話ばっか…。幸せそうに話してるし…」

ヒックヒック、と泣いてるセンパイ。
こんなに泣かしてるのが自分のせいってことだけで胸が締め付けられる。

「センパイ、俺、黒子っちとなんて付き合ってないっスよ?」
「でも、黒子は、黄瀬と長い付き合いって……あれ?」
「…センパイ、それ……」

ただのセンパイの言葉の解釈が間違ってただけ!!!

「もう…センパイ可愛すぎる」
「…でも、っ」
「ん?」
「黒子のこと好きなんだろ?」
「いや、俺が好きなのはセンパイっスよ?」
「……っ!?」
「言ったじやないつスか、センパイのこと好きって」
「……俺のことが?」
「そうっス」

上目遣いのセンパイ可愛い。涙目だし。

「……俺も…好き」
「え?」
「…黄瀬が好き」

フニャ、と微笑んで言うセンパイはこれ以上ないくらい可愛かった。

「ごめん、センパイ、も…限界」
「へっ?……ひゃぁ!!んぁっ!やらっ…!」
「ごめん、無理…ホントに限界…」
「あぁ、やぁ!!りょ、たぁ!」

センパイはギュッ、と俺に抱きついてきて喘ぐ。

…一生俺のもん。俺も、一生センパイのもんだよ。

120涼幸°:2014/06/01(日) 14:30:56 ID:/v2DekHU
[あはっ★]

黒子と黄瀬の仲がよすぎて黒子にヤキモチを妬いてしまう笠松センパイ!

黒→→→黄→→→→→←←←笠松
って感じwww分かります?

次も黄笠b

121涼幸°:2014/06/01(日) 15:10:05 ID:/v2DekHU
【黄笠】 (黄瀬side)
※監禁ネタ注意


トン…トン…トン……ガチャ。

「ん…りょ、た…?」
「…おはよう、笠松さん」

地下の部屋。
ひとつのベッドとベッドに繋がれた鎖。
鎖に繋がれた細く白い手首。その手首は笠松幸男のものだ。
ベッドの上に寝っころがっていた。

「…おはよ」
「お腹へった?」
「いや、平気…今日は晴れか?」
「うん、雲ひとつない快晴だよ」

嘘。今日は雨が降っている。
地下にいて外もテレビも見れない笠松さんのために教える。

「…光を浴びたい」
「……っ!!」
「…ひっ!!…ごめ、なさ…」

笠松さんの頬をぶつため手を上げる。
笠松さんは身を小さくして謝る。

光を浴びたい…ということはここから出たいということ。
俺から離れたいという意味になることを知っているでしょ?

「っ!!ぐっ…」
「また、傷増やしてほしいの?」
「ちが…っ、違う……許して…!」
「そういうとき、なんて言うんだっけ?」
「…りょーたが、一番…りょーたを愛してる…」
「せーかい」

チュッ、と額にキスをする。

「…りょーた、りょーた……」
「ん、なぁに?」
「りょーたの顔が見たい」
「見えるでしょ?」
「雑誌の中のりょーたも見たい」
「…明日持ってくるよ」
「うん、待ってる…」

このやり取りを何年してるんだろう?

「じゃ、そろそろ戻るね」
「もう?」
「うん、また明日来るよ…」
「待ってるな…」
「ん、おやすみ」


笠松さんを閉じ込めて4年たった。
ずっと俺のもの。
可愛い可愛い俺の笠松さんは誰にも見せない。
誰にも触らせない。

122涼幸°:2014/06/01(日) 15:12:19 ID:/v2DekHU
[あるぇ〜?]

家の中に地下があって、そこに笠松センパイを閉じ込めてる感じですb

監禁について、よく分からない。
勝手な想像だけど、鎖で首とか手首とか繋がれてそうだよね!(((

なんか、考えてたのと違くなったけどいっか!

123涼幸°:2014/06/04(水) 00:52:57 ID:/v2DekHU
【緑笠】 (緑間side)

「…好き、なのだよ」
「…………うん?」

海常高校で主将をしてる人。
黄瀬も自慢する主将。

その人に、今日告白をした。
昨日まで、この人に対する自分の気持ちを分かっていなかった。
だが、高尾や黄瀬に知らされた。

「…俺のプレーが?」
「えっ?」
「俺のプレーが好きなんだろ?」

……この人もかなりの鈍感なのだよ。

「笠松さん自身が好きなのだよ!」
「…っ!?」
「ずっと好きだったのだよ、笠松さんが」
「…いや!えっと…」

ワタワタ、と慌ててる笠松さん。
何をそんなに慌ててるのだろう?

「…えっと、俺も…好き、だから…」

真っ赤な顔をしてこういう笠松さん。
好き、と改めて思う。

「…付き合ってくれますか?」
「………うん」

ギュッ、と笠松さんを抱き締める。

これから、この人を大切にしよう…。

124涼幸°:2014/06/04(水) 01:00:49 ID:/v2DekHU
【緑笠の日ぃぃぃ!!!!】

今日は、緑笠の日ですね!!
緑笠、そんなに接点ないけどいいですよね!
マイナーだけど、いいよ!!
ツンデレのコウハイ×ツンデレのセンパイ!

なんてめんどくさいww
ま、笠松センパイが天使だからいっか☆←

来月は7月4日……!!!!!
黄笠ぁぁぁぁぁあああ!!!!!
楽しみや!!
再来月は、8月4日…、小笠ですね!!
9月は中笠(中村×笠松)
10月は早笠(早川×笠松)と火笠(火神×笠松)
11月は黒笠(黒子×笠松)
12月…誰がいるんだろw←

ま、来月のすっごい楽しみよ!!

次は、火笠かきます!

125涼幸°:2014/06/05(木) 20:10:13 ID:/v2DekHU
【火笠】 (火神side)

夏休み、俺ら誠凛高校は海常高校と合同合宿をやることになった。

「日向、ちょっといいか?」
「笠松さん、どうしました?」

今日は2日目。昨日は、別々で練習したから今日は体育館で練習試合だ。
っつか、うちの主将と笠松近い!!!
…笠松は…俺の恋人。それは主将も知ってるはず。なのに!!!
何楽しそうに話してんだ!!肩組んでるし!!

「…火神くん、顔怖いですよ」
「うるせぇ…」
「火神くん、笠松さんのこと見すぎです」
「…仕方ねぇだろ」

そう、仕方ない。だって、笠松がかわいすぎるから。

「…黒子、ちょっと頭冷やしてくる」
「え、あ、はい」

タオルを持って体育館を出る。階段に座って風にあたる。

「…くそっ」

何で、主将にヤキモチやいてんだ。
主将は木吉先輩と付き合ってんだぞ…?なのに……。

『センパイ!!!』
『笠松!』

体育館から黄瀬の声と森山?って奴の声が。

「何かあったのか?」

ドアを開けて中を見る。

「…大丈夫だって、ちょっと足捻っただけだし」
「いいから、早く」

ヒョイッ、と笠松をお姫様抱っこする黄瀬。

「…おいっ!離せ!!歩けるって!」
「いいから!!甘えてくださいっス!!」
「やだっ!離せ!!」

そのままベンチへ座らせられる笠松。

「…火神くん!」
「…おい、何があったんだよ」
「…それが、伊月先輩と接触してしまって……」

それで、足捻ったのか。

「…黄瀬、俺がやる」
「火神っち?」
「お前はゲームに戻れ、後は火神にまかせとけよ」
「…っス」

走ってゲームに戻る黄瀬。

「…やっと二人っきりになれた」
「何言ってんだ」
「昨日からずっと二人っきりになりたかったのに…」
「…俺もそうだよ、バカ」

そっと近づいてチュ、とキスをする。

126涼幸°:2014/06/05(木) 20:48:55 ID:/v2DekHU
「んっ…ふぅ、だ、めぇ…」
「はっ、可愛い…」

俺が壁になって周りからは何も見えてない。
だから、笠松のこんな可愛い顔も見られてない。

「…部屋行くか」
「え?」
「足の手当て」
「ん」

コク、と頷いてくれたので、笠松の履いてたシューズとレッグを持つ。

「主将!笠松さんの手当てしてくる!…です」
「あぁ、よろしく!」

そう言って笠松をお姫様抱っこして体育館を出る。

「…なぁ、平気だよ」
「だめ」
「……降ろせよ」
「やだ」
「…火神、降ろして」
「……っ、ダメだ」

上目で言ってくる姿はものすごく可愛いけど、足痛めてるのは事実だし。

体育館から離れてる旅館についた。
そして、笠松が泊まってる部屋へ到着した。

「俺の部屋だと、黒子とかいるからさ」
「俺は一人部屋へだもんな…」
「だから、匂いとかバレないだろ?」
「…匂い?」

笠松をドサッ、と押し倒す。

「か、がみ?」
「…幸、好き…大好き」
「え、どした…?」
「…ヤりたい」
「っ!!」

顔を真っ赤にさせる笠松。

「だめか?」
「だ…めじゃ……な、い」
「可愛い」

ギュッ、と抱き締めてチュッ、と顔中にキスをする。

「…か……がみ、好き…っ」
「っ!!俺も、愛してる…」
「…おれ、も」

チュッ、と頬にキスをされた。
すぐ真っ赤になるから可愛い。

「幸、始めていい?」
「…うん」

スルッ、とTシャツの裾から手を忍び込ませる。

127涼幸°:2014/06/06(金) 18:14:01 ID:/v2DekHU
「んっ、んぁ…」
「幸……」
「ひゃ、っ!そ、なとこ…舐める…なぁ…やぁ、ん」

幸を四つん這いにさせて幸の後ろを舐める。
ピチャピチャ、と音を立てて、舌を入れてく。

「や、っ……きたな…いっ、よ」

幸の手足はガクガク、と震えている。
舌を抜けば幸は手の力を失い、お尻を高く上げる状態となった。

「…エッロ、誘ってんのかよ」
「たいが…っ、やっ……んぁ、はぁ…っ」
「挿れるけど、いい?」
「んぁ、っ…ちょ、だい…っ」

そう言われピトッ、と後ろに俺自身を当てる。

「たい、がぁ…はや、くっ…」
「…っ!!んなに、煽るなよ…っ!」
「あぁっ!!」

ズプッ、と挿入すると幸は背中をそらした。
グイッ、と腕をつかんで仰向けにさせてキスをする。

「んんっ、ふ…んぁ…っ!!」
「っ、はっ…ん」
「んぁっ!!はっ、んっ…ひゅ…!!」

キスをしてるときに思いっきり中を突くと幸は俺の肩を押す。
けど、力が入ってないからビクともしない。むしろ、余計に突く。

「ああっ!はぁ、んぁっ!ひゃぁ、んっ!…にゃ!」
「…っ!!」
「ちょっ、あぁ!やぁっ!だ、っめぇ!」

そんな可愛い喘ぎ声を聞いて興奮しない男がいるのだろうか?
そんな奴がいたらすげーと思うわ。

「たいがっ、たいが、っ!…あぁっ!」
「…くっ!!幸っ!」

幸はギュッ、と俺に抱きつきながら達して俺はブルッ、と震えて達した。

「はぁ、はあ…っ、ん」
「…幸、可愛い……超可愛い…」
「たい、がは……格好いい…し」

そう言うと幸は腕で顔を隠してしまった。

「…っ!!可愛すぎだろ…」
「わっ!……たいが?」


「幸…愛してる」

一生離さない。
ずっと一緒にいる。

俺は2回戦を始めた。

128涼幸°:2014/06/06(金) 18:19:09 ID:/v2DekHU
(次の日)

「畜生…足もいてぇけど、腰もいてぇ」
「ごめんな…です」
「別にいーよ、っつか、ありがとな」
「え?」
「足の手当て」
「いや、湿布貼って包帯巻いただけだし…です」
「いや、動きやすいよ…マジ、ありがとな( チュッ」
「っ!!」
「…火かm…んっ」

結局、また幸を襲ってしまった。

129涼幸°:2014/06/06(金) 18:22:56 ID:/v2DekHU
[火笠ー!!]

いいねぇ、いいねぇ…!!火笠!
火神はちょっとしたことでヤキモチやけばいいのに。
そして、その原因が笠松センパイで笠松センパイ襲っちゃえばいいのに。

「幸、今の何だよ」
「何って…スキンシップだろ?」
「顔近すぎだろ、キスされるとこだったけど…」
「んな訳ねぇだろ…んぅ!」

とか言って襲っちゃえ((←

次は何書こうかしら?
花魁松センパイのパロディ書きたい。
青笠で書こうかな?

130涼幸°:2014/06/06(金) 20:30:46 ID:/v2DekHU
【青笠 パロディ】 
※女体化しません。
※センパイの口調は気にしないでスルーを。


ときは江戸時代。
今日も吉原にはたくさんの男性が集まる。
お店の光とぶら下がってる提灯の光に目をくらませる一人の男。
青峰大輝。

「ちっ…んでこんなとこに…」
「まぁまぁ、ええやないの、たまには」

今吉に連れられて来られた吉原。
色んなお店には女たちがいたりする。
奥の方へ歩いていくと青っぽい光が見えてきた。

「…何、ここ」
「ここには、この吉原で一番可愛い子がおるんや」
「ふぅん?」

興奮気味に話す吉原に対して興味無さげに返事をする青峰。

「お、見えてきたで」

ピタと、とあるお店で立ち止まる今吉。
それにつられ青峰も立ち止まる。

「さて、入ろか」
「おう?」

暖簾をまくって中へ入る。

「…ぇ」
「あ、赤司〜、来たで〜!」
「おや、今吉さん、またですか」
「今日も頼んでええか?」
「もちろんです、ただ…20分くらい待っててくださ……って、あれ?」
「…あ”?」
「あぁ、こいつのために呼んで欲しいねんけど…」
「とりあえず、部屋に案内しますよ」

草履を脱いで入る。
かなり階段を登って行く。

「あ!赤司くん」
「おや、さつき」

さつき、と呼ばれるその少女。
ここで、みんなの健康管理をしている。
特にこのお店、一番の子の健康管理を第一として。

131涼幸°:2014/06/06(金) 21:10:33 ID:/v2DekHU
(青峰side)

「さつき、どうだ?」
「ダメですよ…早く会わせろって…」
「…そうか…困ったな」
「何かあったんか?」

階段の踊り場で話している今吉と赤司って人とさつきって人。

「それが、夢で会った人に会いたいって…誰か分からないのに…」
「ホンマか…どないしよか」
「…とりあえず、部屋に行ってください、赤司くんなら押さえることできますから」
「…あぁ」

また階段を登って上に上がってく。
正直ダルい。帰りたい。

「…つきましたよ」
「相変わらず遠いな…」
「…ここに、お店一番の奴がいんのか?」

大きな2枚の襖の奥にいる。
と、奥から物音と声が。

『やめろっ!!触んな…っ!!』
『笠松様…っ!!』

ガシャーン、と何かを割るような音が聞こえた。
何事だよ……。

「…またやられた」

バッ、と襖を開ける赤司。
見ると、壷の割れた破片のようなものと布団がグチャグチャになっていた。

「…!赤司様!すいません!!」
「いや、いいよ…もう下がってくれ」
「はい…」

スス、と部屋から出ていく女性3人。

「…笠松、またやったね?」
「……っ!!あ、赤司…様」

ビクビク、と部屋の隅で怯える少女…。

「赤司、俺に任せてくんねぇか?」
「…おい!」
「赤司、やらせてやってくれ、こういうときのあいつは頼りになるで?」

笠松さんの近くへ行く。

「…だれ……あ…」
「…やっぱり、笠松さんだ」
「青、峰……っ!」

ガバッ、と抱きつかれる。
はだけて乱れた着物がさらに乱れた。

「…何?会えなくて寂しかったのかよ」
「そうだよ…バカ」
「ごめんな……」
「…来るのおせぇよ」
「ごめん」

ギュゥッ、と抱き締める。
と、足音が。

「…笠松、会いたかったのはこの人かい?」
「……っ…」

俺の腕の中で小さな体がビクッ!と跳ねた。
俺でもちょっと分かる。多分こいつは怒ってる……。

「ごめんなさ…でも、俺、こいつにずっと会いたくて!」
「…ハァ」
「まぁまぁ、赤司、今回は許してやりぃや」
「でも…」
「青峰も笠松様も好きあってるんとちゃう?」
「しかし、ここに恋愛など……」
「わりぃな、赤司さんよ。俺と笠松さんは一応付き合ってたんだよ」
「…なっ!」
「俺が、こいつを捨てただけだ」

だけど、もう離さない。
やっと会えたんだ。
離すもんか。

132涼幸°:2014/06/06(金) 21:46:55 ID:/v2DekHU
「ま、赤司、とにかくここから出ようや」
「…笠松様、別の部屋へご案内します」
「…よろしく頼む」


隣の部屋へ移動しては襖をピシャ、と閉めて笠松さんを押し倒す。

「…ごめん、今すぐ…」
「…いいよ…早く来て」
「愛してる…幸」

チュ、とキスをして肩をそーっとなぞる。

「ん…っ、ふぅ…はっ…ぁ」

肩から中へと手をすべらせていく。

「ひぁ…うぁ、ん…」
「くっ…相変わらず可愛い声だな…」
「可愛く、なんて…ない…ひぁっ!」
「可愛いよ…だから、こんなとこやめて俺のもんになれよ」
「…それ、は……できな…い」

やっぱり。分かってた答えだ。

「いいよ、冗談だし…」
「…そうか……っつか、早く…しろ」
「ごめんごめん、今すぐ気持ちよくすっからな」

いろんなとこに手を滑らせて顔やうなじ、首筋にキスをする。

「…だ…いきっ、はぁっ…、あぁ!」
「っ……も、限界、挿れるよ?」
「ああああぁぁっ!!ひゃんっ!!」

可愛らしい喘ぎ声は夜の2時まで聞こえた。

133涼幸°:2014/06/06(金) 21:51:47 ID:/v2DekHU
[花魁!!!]

やりたかったんだ!花魁パロ!

えっと……
青峰と笠松センパイはもともと好きあっててだけど、青峰に捨てられた笠松センパイが
赤司に拾われて体を売る仕事をして(←)
とあるとき、夢に青峰が出てきて無償に会いたくなって、物に当たってしまうも
とある日に青峰と再開してしまって……。
でも、赤司様に恩返しするまでやめられないって言う話が書きたかった←

頑張ったんだけど、うまくできない。
しかも、話の流れがグチャグチャ。

ま、いっか☆

134涼幸°:2014/06/09(月) 22:38:43 ID:4Icj9Z/w
【黄笠】 (黄瀬side)
※二人とも高校卒業してます。


夜中、家に帰ってくると暗く電気はついていない。シーン、と静まり返っていて暗い廊下に電気をつける。

「…ハァ…疲れた」

リビングに行ってソファにドカッ!と座る。

「…幸さん、寝てるよなぁ?」

会いたい……顔だけでも見たい。重たい腰を上げて幸さんの寝室へ行く。

カチャ…。
「スー…スー……」

規則正しい寝息が聞こえてくる。ドアを閉めて幸さんの元へ歩く。

「…幸さん…ただいま」

寝顔を見て呟く。頭を撫でて幸さんの寝顔を見る。

「…はぁ…もう寝なきゃ、すぐ行かないと」
「…ん、りょ…た?」
「…っ!?幸さん、ごめん…起こしちゃった?」

うっすらと目を開ける幸さん。どうしよう…起こしちゃった?

「ごめんね?」
「…いいよ…別に……おかえ、り」
「…っ、ただいま」

可愛い。可愛いよ。

「お前、今日も仕事だろ?今から寝れば2時間は…寝れるだろ?」
「っス…」
「…シャワー浴びて寝ろ」
「けど…」
「俺ももう起きなきゃダメだし…」

デジタル時計を見ればもう朝方の4時だった。

「…どうした?早くしろよ」
「幸さん、俺…今日仕事で大きな失敗しちゃった」
「…だろーな」
「どうしよう…」

と、すぐにギュッと抱き締めてくれる幸さん。暖かい……。

「大丈夫…お前ならすぐ取り戻せるよ…」

ポンポン、と頭を撫でながら言ってくれる。
不思議なことにとても自信が出てくる。元気付けられる。

「ありがと…」
「んっ…」

チュッ、とキスをして舌をいれる。

「んぁ、ふぅ…んゅ、は、んぅっ!」
「…はっ、幸…っ、幸……っ!」
「あっ!!バカッ、やっ…お前、寝ないと…っ!」

幸さん自身に触れる。とすぐにビクビク、と感じてくれた。最近、仕事ばっかで忙しいから…。

「幸…1時間だけ…」
「やっ…おま、え…ぁん、いち、時間しか…ひぁ、寝れな…い、んあっ!」
「別にいいっス…」
「あぁっ!!はぁ、んっ…んぁ、ひぁぁぁっ!何っ、挿れ…てっ!」
「キツッ…もっと緩めて…っ!」
「はぁ、無理ぃ…ひぁっ!!ああっ!そ、な…がっつく、なぁ…あんっ!」

幸の中をガツガツと突く。
久しぶりに挿れるからソコはとても狭い。

「はぁん…あふっ…ふぁぁ、あっ、ひゃん!」
「……くっ、」
「あああっ!!!りょぉたぁっ!!…」
「反則っス……よっ!」

そして、二人とも達した。

135涼幸°:2014/06/10(火) 18:34:42 ID:/v2DekHU
プルル、プルル…。

「…ん?」

パチ、と目を覚ます。
もう一時間経ったのか…。早いな。

洗面所へ行き顔を洗う。グチャグチャな髪をとかす。

「…幸さ…ってもう行ったのか…」

リビングへ行けばラップのしてあるご飯が置いてあった。
ちょっとしか時間なかったのに…作ってくれたんだ。

「…ん?」

ラップの上には白い紙が。

『涼太へ
  お前の忙しい仕事も今日で終わりだろ?俺も、今日で朝早い練習は終わり。
だから…夜、な?  幸男より』

こんな置き手紙まで……!
やることが可愛すぎる。

「よしっ!遅れた仕事も頑張って取り戻して頑張ろ!」

パチ、と頬をたたいて着替えて用意してくれてたパンをくわえて荷物を持って家を出る。


『行って来ます!!』

136涼幸°:2014/06/10(火) 19:46:49 ID:/v2DekHU
その日の夜。

「んぁっ!!やだぁっ!!…ひぁっ!」
「幸さん、あんな手紙置かれてて一日超頑張ったんスよー?俺」
「しる、か…はぅっ!」
「ご褒美、ね?明日からは普通なんでしょ?」
「そ、だけど…んぁっ!…はげし…っ!!」

ガツガツ、と幸の中をつくと中がキュウキュウと締まる。

「…気持ちいっス…っ!」
「ひゃっ!!も、イっ…ああっ!!」

幸さんが達して中が締まった。イかないように頑張って耐える。

「…ひゃんっ!!」
「まだっス……まだっ」
「待ってぇ!!ああっ!!」

まだイッたばかりで敏感な体を容赦なくつく。


俺が満足するまで、今日は付き合ってもらうからね?

137涼幸°:2014/06/10(火) 19:55:54 ID:/v2DekHU
[ひゃっほう!←]

設定(今ごろ←)

笠松幸男 大学3年生。
プロになるため練習に励んでいる。
高校のときのこともありプロの練習に参加させてもらってる。

黄瀬涼太 プロモデル。
バスケは今は趣味でやっていてモデルだけの生活を始めた。笠松と同居している。


いいよね!こういう感じの!
相変わらずグタグタだけど…((ボソソッ

138涼幸°:2014/06/11(水) 18:57:25 ID:/v2DekHU
【青笠 パロディ】 (青峰side)
※執事パロです。
※青峰が執事です。


チュンチュン…。

いつもと変わらない朝。
いつもと変わらない部屋。
しかし…今日は違う。今日からは違う。

コンコン…コンコン。
着替えてからとある方の部屋の前へ行く。
大きな扉をノックしてカチャ、と開ける。

コツコツ…。
スヤスヤ、と寝息が聞こえるベッドめと行く。

「…起きろ」
「ん…んぅ?」
「…朝だぞ…起きろ」

ユサユサ、と肩を揺らすとゆっくりと目を開くその人。

「…おはようございます、笠松様」

そう、今日から俺は…笠松幸男専属の執事になった。

139涼幸°:2014/06/11(水) 19:08:24 ID:/v2DekHU
「敬語使えよ!アホ峰!!」
「あぁ?っるせぇな…起こしてやったんだ、感謝しろっていつも言ってんだろ」

学生である笠松を起こして、朝ご飯を食べ終わるまで横に立ってて
学校へ行くときも俺が車で送り迎えする。

「…ん、うま」
「半熟だろ?」
「…っ!うん」

今朝のご飯は白米とスクランブルエッグ、肉じゃが、焼き魚。
そして、緑茶だ。

「…青峰…その、さっきはごめん」
「は?いや…別にいいって、俺も強く言い過ぎた」

そう言って泣きそうな笠松の頭をポン、と撫でる。

「…あり、がとな…起こしてくれて」
「…え?」
「ごちそうさま!」

ガタッ、と椅子から立って部屋へ戻っていく。
…っつか、お礼言われた。

「…可愛すぎんだろ…ちくしょう」

あ、そうだ、いい忘れてたけど…実は俺は笠松を好きになった。
たまに見せる笑顔が可愛く、天使のようなのだ。

「…はぁ…片付けなきゃ」

そう言ってカチャカチャ、と食器をまとめて端に置く。
そしたら、コックが片付けといてくれるから。

「…おい、支度できたか……っ」
「あ、悪い…今行くよ」
「…あ、あぁ」

笠松の部屋に入ると笠松はとあるペンダントを見てた。
…写真が埋め込まれてるのだ。笠松の家族の。

「…青峰?」
「…あ、わりぃ…何でもねぇ」
「そうか?…じゃ、行こうぜ」

平気な顔して…全部知ってんだよ。
夜…広い部屋に一人で枕を濡らして泣いてること。
本当は両親に会いたくて仕方がないこと。

知ってるよ、全部…。
だから…俺の前では苦しそうな顔すんなよ。
…泣きたいときは胸かしてやっから。

140涼幸°:2014/06/11(水) 19:25:37 ID:/v2DekHU
(笠松side)

バタン!
車のドアを閉める。

「…ありがとな、んじゃ、14時にな!」

そう言って走って行く。

『クスクス…クスクス……』
『…何あいつ、マジむかつく…』
『送り迎えだろ?体弱いんじゃね?』
『マジかよ、近づくと病気が移るんじゃねえ?』
『ギャハハハハ!言えてる』
『えー、マジでー?クラス一緒なんたけどー…』

聞こえてるんだよ……。
俺への悪口。暴力。

「…あっ!」
「…うわ、キモw」
「ちょっとー、邪魔なんだけどー」
「ぐっ!…かえ、せ…」

足を引っ掻けられ、蹴られ、鞄を取られる。
手を延ばして返してもらおうとするとその手も踏まれる。
起き上がろうとすれば後ろから蹴られる。
朝の予鈴か先生が気づくまでこの悲劇が繋がる。

「…うっ、いっ…ひっっ!!」
「今日は、こんなの持ってきたんだぁ…?」

そう言って一人の女子が鞄からカッターを取り出す。

「おー!!いいねぇ!!」
「や、やめっ……やだっ!やだぁぁぁぁぁあああっ!!!」
「うるさいっ!!黙れっ!!」
「もがっ!!……んーっ!!んーっ!!」

口にハンカチを当てられる。声が出せない。苦しい。助けて!

「……な、何…してるんスか?」
「っ!?」

誰かが驚いた声を出した。
誰だ?

「…いじめっスか?だめっスよ、犯罪っス」

黄色の髪で綺麗な顔立ちをしてるソイツ。
モデルをしてる黄瀬涼太だった。

141涼幸°:2014/06/12(木) 14:53:51 ID:/v2DekHU
(青峰side)

屋敷へ帰ってくれば笠松の部屋へ行く。

カチャリ…。
勝手だけど、笠松の部屋に入る。
綺麗に整頓されていて、広い部屋には大きなベッドとタンス、クローゼットや日常に必要なものしかない。
勉強机の引き出しを開ける。

「…っ!?な、何だ…これ」

そこにはグシャグシャになったプリントやノートが。
一枚拾ってみると衝撃を受けた。

「…えっ、何?」

そこには『バカ』や『病気の子』とかいろいろ書かれていた。
プリントは『親子でクッキング』や『親子スイミング教室のご案内』など
親子に関するものがたくさんあった。

「あいつ……いじめ受けてんのか?」

知らなかった。なんで言わなかったのだろう。

気づけば俺は部屋の扉も閉めずに走って学校へ向かっていた。

142涼幸°:2014/06/12(木) 15:05:28 ID:/v2DekHU
(黄瀬side)

ざまあみろ。お前が悪いんだからな?

「立てるっスか?」
「……さ、触んな…嫌だ!!」

笠松くんに手を差し出すとその手をパシッ!と叩かれた。
意味分かんない。なんで?助けてやったのに?

「やだ、やだ……」

ガタガタ、と震えて目には今にも溢れそうなほど涙を溜めていた。
…おいおい、どんだけいじめてんだよ。

「…大丈夫っスよ、俺はいじめたりしないっス」
「…っ!!や、だ…」

嘘だけど、だって、このいじめの主催者は俺だし?
笠松くんが気に入らなかった。病気でも芸能人でもない。
なのに、毎日毎日送り迎えしてもらって。
芸能人の俺は一人暮らしでここまで歩いて来てるのに。

「…笠松くん…だっけ?俺が守って」
「笠松!!!」
「……あ、おみね…?」

仕方なく抱き締めようとしたとき、誰かの声が笠松くんを呼んだ。
青峰、と笠松くんが言った。俺も見ると黒いスーツに身をまとって青色の顔で色黒の奴が立ってた。

「青峰…なんで…」
「お前らが笠松いじめてんのかよ」
「…青峰!?なんで…わっ!」

青峰さんが笠松を抱える。
そして、俺たちを睨み付ける。

「こんなとこに笠松を来させることできっかよ…」
「青峰さん、でしたっけ?俺たちは遊んでるだけっスよ?」
「みんなで笠松囲んでか?じゃぁ笠松は何で泣いてんだよ!」
「ちょっ、青峰…」

俺以外の子たちは「それは…」とか「俺らじゃねぇし」とか言っていた。

「…黄瀬様が言ったのよ!こいつをいじめろって!!」

次の瞬間、誰かが俺を売った。

143涼幸°:2014/06/12(木) 17:41:28 ID:/v2DekHU
(青峰side)

モデルの黄瀬涼太。中学生にしてトップモデルでかなり有名だ。
ドラマにもバラエティ番組にも出てる。

「…ふぅん、モデルのお前が?」
「い、言う訳ないっスよ!」
「言ったじゃない!」
「そーだそーだ!!」

笠松をいじめてた奴らが黄瀬に批判する。
笠松はガタガタと震えていた。

「笠松…?」
「やだ……やだ…」

やだ?何が……。

「や、やめ…やめろ…」

「…ふざけんじゃねぇっスよ!!誰がこんな奴いじめろって言うんスか!」

そう言ってビッ!と笠松を指差す黄瀬。

「…ひっ…!」
「だいたい、あんたなんなんスか!?笠松くんを庇ったりなんかして!!」
「…あ?俺か?俺は笠松の執事だけど?」
「…は、はぁ?執事…?」
「そっ、笠松のな」

黄瀬の発言に苛つきながらも言う。
黄瀬は…怒っているようだ。

「執事か何かしらないっスけど、笠松くんを毎日送り迎えするのはどうかと思うっス!!」
「あぁ?人んちの事情も知らねぇでよくんなことが言えるな!」
「…青峰…!!い、言っちゃ…やだ」
「笠松…言わねーよ…ぜってぇに」

ギュッ、と笠松を抱き締める。

「っつかさ、黄瀬ってモデルなんだろ?」
「…そ、そうっスけど?」
「いじめをさせてるってことがバレたらどうなるんだろうな?」

冗談で言ってみる。

「…い、言うな!!」
「いじめてねぇんだろ?なら言っても平気だろ?」
「だめっス!!だめっスよ!!!」

そう言って泣いて俺に飛び付いてくる。

「言わないでほしいっス!!お願いします!!」
「じゃ、笠松をいじめてた張本人はお前でいいんだな?」
「そうっス!!だけど!」
「お前はモデルでありながら犯罪を起こしたんだぞ?」

黄瀬の前髪をグイッ、と引っ張る。

「ひっ!」
「言わねぇでやるから笠松に謝れよ」
「わ、わか…分かった、ス…」

そう言って笠松を下へ降ろす。

「…っ」
「か、笠松くん…今まで、ごめんね…?」
「…ひっ!」
「謝って許されることじゃないっスけど…ごめんね?」
「や…やだ、離せっ…」

変な笑顔で笠松の両腕を掴む黄瀬。
それに怯える笠松。

「…よし、帰るぞ、笠松」
「わわっ!」

スタスタ、と学校を出る。

『これは何事ですか!?』

今ごろ学校の先生が来た。

ま、今日でこの学校ともお別れだし。かんけーねぇけど。

144涼幸°:2014/06/12(木) 17:58:56 ID:/v2DekHU

数日後。
笠松は他の学校へ引っ越した。

一緒に住んでる笠松の叔父に話したら

『そんな学校に行ってたのか!行かなくていい!!』

と、言って男子校へ転入した。

「…笠松、まだ怖いか?」
「いや、ただ…すげー緊張する」
「大丈夫だよ、俺がついてっから」
「…なっ!んぅ!」

あ、いい忘れてた。
あのあと、無事俺と笠松はくっついた。

笠松は中3で16。俺は笠松の執事で21。
歳は離れてるけど、お互い幸せだし。

「はぁ…っ、あ、んゅ…ぷはっ…」
「くはっ、色気ねぇな…でも、可愛い」
「何、しやが……る」
「キスだよ、キーs……いてぇ!!」
「言わなくていい!!!!」

ボカッ!と頭を殴られた。
けど…幸せなもんだ。

「帰ったらな、帰ったら」
「…っ!!いいのか?」
「押さえるならな」
「それは、幸次第だろ?」
「しーらね」

そう言って俺の頬にキスをしてニッと微笑む幸。

「行ってきます!」
「……あぁ、行ってらっしゃい」

ギュッと抱き締める。
幸は、車から出て校舎へ入って行った。


『笠松幸男?』
『そう、中学生で今、叔父さんと暮らしてるんだって』
『でも、そんな…』
『笠松幸男くん、両親に会ったことがないから、叔父さんに当たっちゃうことがあるんだって』
『…』
『恋人になってもいいからさ☆どうせ、写真見ただけで恋したんだろ?』
『るせぇ…』

俺は、ずっと幸に恋してたよ。

145涼幸°:2014/06/12(木) 18:02:25 ID:/v2DekHU
[執事×中学生]

いいよねぇ…執事×お嬢様とか。

笠松さんはね、多分…いじめられると思う。可愛いから。((←
だから、黄瀬にいじめる役をやってもらった。
黄瀬曰く『センパイをいじめるなんて…!そんな辛いことってないっス!!』って喚いてた((((←←←←

付き合ってから、『笠松』から『幸』呼びになったの気づいてもらえると嬉しいです!

146涼幸°:2014/06/15(日) 09:05:31 ID:r81ypI8w
【黄笠】(黄瀬side)

「か、がみ…くん、あっ!!」
「く、ろこっ…」

今日は、黒子っちと火神っちが俺の家に遊びにきた!
俺が誘ったからいいんだけど…。
面白い半分で夜ご飯のスープに媚薬調味料をいれたら火神っちと黒子っちがヤり始めたんだよね。
俺自身も正直ヤりたい。けど…恋人が許してくれない。

「セーンパイ…」
「やだっつてんだろ!!ふざけんな!」
「でもぉ…俺辛いっスもん…」
「一人でヤッてろ!!俺は知らねぇ!」

そ、そんなぁ!!
ってか、センパイは苦しくないのかな?
恐る恐るセンパイの下半身を見る。

「(…反応してない…だと!?)」

あ!そういえば、センパイはスープ飲んでなかった!!!!

「センパイ!スープ飲んでくださいっス!!」
「断る」
「ひどっ!」

即答で返されたー!
うぅ…っ、辛いよぉ、痛いよぉ。

「いいっスもん、黒子っちたちと混ざるっスもん」
「勝手にしろ」

そう言って黒子っちたちのほうへ行く。

「仲間にいれてほしいっスー」
「き、せく…はぁっ!!キても、いいで…すよ?…ひゃっ!」
「はっ、いいぜ…どうする?」
「俺は…火神っちにいれるっス!!」
「はぁ!?ふざけんな!俺にいれても楽しくねぇ!」
「いいんスよ、恋人のお誘いに乗ってくれない人よりマシっス!」

こうやって、ヤキモチをやけばいい。
チラッ、とセンパイを見れば……。

「aが代入されるから…んー?」

…数学の勉強してるっス!!くやしい!!!!

「い、いいのかよ…あれ」
「いいっス!!センパイなんて嫌いっスもん!!」
「そうか、じゃ、俺帰るわ」

「「「えっ?」」」

帰る……って?帰るって言った??

パタパタ、キー…バタン。

本当に帰ったセンパイ。

「…」
「……」
「いいんですか?追わなくて」

本当に帰った。
俺がセンパイを嫌いって言ったから…。

「そんなぁ!!」
「黄瀬?」
「いいっス!!」
「えぇ!?」
「明日学校で会えるんで☆」
「…そうですか。ならいいですが…」
「っつか、俺限界…黒子、動いていいか?」
「……っ//はいっ」

後ろではイチャイチャ、とするバカップル。
明日には元通りっスよね?

147涼幸°:2014/06/15(日) 09:18:58 ID:r81ypI8w
(笠松side)

ふざけんな!ふざけんな!!
何が『ヤりたい』だ!!

「だいたい…何で…黒子たちが……」

そうだ。今日は月に一度の体育館整備だった。
だから、家で二人でまったりしてよう…って話になったのに。

「…何で、二人っきりじゃねぇんだよ…」

そう、それが最初から嫌だった。
でも…一番嫌だったのは…黄瀬の家でヤり始める黒子たちが嫌だった。

俺と黄瀬が初めてヤッたのは黄瀬の家で。
俺のファーストキスの相手も黄瀬で場所も黄瀬の家だった。

「…なのに…何で」

何で、俺の思い出がいろいろ詰まったあの家であんなことをしてんだ。
それが一番嫌だったのだ。
彼氏の家で他の奴らがヤッてる。
それがとにかく嫌だった。

「…お泊まりの予定だったのに」

そう考えると自然と涙が出てくる。

「ふっ…うぅ、うぇ…」

声を押し殺したいけど、出来ない…。
涙を拭いながら歩いていると誰かにぶつかった。

「ス、スイマセ…」
「あれ?どうして泣いてるの?お兄さんが慰めてあげよっか?」

そこには、複数人の男がいた。
ぶつかったであろう相手に肩を組まれてはそう言われた。

「……」
「慰めてあげるよ、ついておいで」

腕を引っ張られ連れていかれる。
俺は、どうでも良かった。
でも、頭の中で危険だと言っている。
俺自身も危険だと思う。けど……。

恐怖から声が出ない。

148涼幸°:2014/06/15(日) 23:40:01 ID:r81ypI8w
連れてこられた先は何やら倉庫の中だった。

「おー、セイヤ…って、誰?」
「んー?泣いてたから慰めようと思って」
「ブッ!何その子、中学生?ちょービクビクしてるじゃねぇか」

大声で笑う男や煙草を吸ってる男。
金に髪を染めてる男とか…ヤクザであろう人達がいっぱいいた。

「じゃ、2階に行ってくるわー」
「ほどほどになー」
「可愛いからわかんねぇけどー」

そう言って動かない俺を抱えて2階へ行く男。

「…やっ…はな、せ」
「あぁ?嫌に決まってんだろぉ?」
「ひっ…な、何の…つもりだよ…いたっ…」

ベッドへ投げ出された俺は男を睨むも髪をガシッと掴まれた。

「お前、海常高校の笠松クン、だろ?」
「…っ!?な、んで…」
「俺もバスケやってたから?ずっと笠松くんのこと気になってたんだよねー」

そう言った男の顔はとっても怖かった。
…俺は恐怖から震えることしか出来なかった。

149涼幸°:2014/06/16(月) 18:11:41 ID:r81ypI8w
「…っ!?やっ…やだっ…んぅっ…ぁ」
「あれ?柔らかい…もしかして、誰かとヤッたことある?男と?」
「な…っ、んぅ…言うわけ……ない、だろ…あんっ…」
「うっそー、あるっしょ?だって…もう3本入ってるよ?」

俺は、あの後眠らされ気づけば服は脱がされ、手首と足首をロープで結ばれていた。
そして、目が覚めると同時に体をまさぐられて後ろに指をいれられ冒頭にいたる。

「…や、めっ…んぅ…っ」
「やめるわけねぇだろ…こんな可愛い反応してるのに…」
「…ひぁっ、んぁ…っ、やだ…っ」

びくともしないが肩を押す。

「ひっ…っ、き……せ…っ、たすけ…」
「おーおー、彼氏さんか?来ねぇよ、んなこと言っても」
「やだ…っ、やめ…っ!んぁっ!」

男の指がとあるとこに触れるとビクッ!と体が跳ねた。

「ん?前立腺にあたったか?」
「ひっ…!…っ!!やぁっ!!んぅっ!」

あまりにも拒絶の言葉を出すから男のが俺にキスをしてきた。
噛みつくようなキスで何もかも黄瀬違って怖い。嫌だ。

「んぁっ…っ、はぅ…んぅぅぅっ!!」
「…って、何すんだ!」

口に入ってきそうになった男の舌を噛むと男の口は離れた。

「やめろ…っ!ひっ……!!」
「優しくしねぇぞ?いいのかよ?」

男は俺の中から指を出して俺の腰に男の完全に反応してるモノを押し付けてきた。

「やだっ…やだっ…!!」
「うっせぇな!黙れ!!」
「うぐっ…」
「がはっ!!」
「…何だ?」

俺は頬を殴られるのを覚悟したが何処からか男のたちの声が聞こえた。

「ガハッ!!」

カン…カン…カン…。

誰かが上に上がってくる足音が聞こえる。

「…ちっ!」

男は舌打ちをすると、俺を睨んでから近くにあった金属バッドを手に取った。

「……みーつけた」

ニヤリ…と笑うソイツ。
俺がずっと会いたかった奴。
黄瀬涼太が立ってた。

150涼幸°:2014/06/16(月) 19:30:45 ID:r81ypI8w
(黄瀬side)

メールをしても返ってこないし、電話をしても電源を切ってから繋がらない。
どうすれば、と考えてるとき森山先輩から電話があった。

『笠松がつれてかれた…!!』

それを聞いて俺はすぐに家を飛び出した。
森山先輩からもらった情報をもとにたどり着いたのがガソリン倉庫。
中からは男たちの笑い声。

『しっかし、あいつもなんで笠松なんだろうなー?』
『さぁなー?ま、顔は可愛いんじゃね?童顔だし』
『ギャハハハ!!言えてる!』

これで確信した。笠松センパイはここにいる。

ダァン!!
ドアを蹴り飛ばす。
俺はとりあえず男たちの腹を殴る。

「うぐっ…」

次に腹を蹴る。

「がはっ!!」

全員を倒せば2階へ続く階段を上る。
階段にも見張りの男がいたので殴って蹴る。

「ガハッ!!」
「…ちっ!」

近くから舌打ちが聞こえた。
…いるんだな。
上って前を向けば愛しい人がベッドの上で横になってた。

「…みーつけた」

ニッコリと笑ってセンパイを見る。

「てめぇ……何してやがる!!」
「センパイを迎えに来たんスよ!!!」

金属バッドを頭上にあげて俺をめがけてくる男の腹を殴る。

「ぐっ!?」
「甘いっスよ〜?」

プラプラ、と手を振って言う。
走って笠松センパイの元へ行く。

「センパイ…大丈夫っスか?」
「…き、せ…っ」

手首と足首に結ばれてたロープをほどく。
そして、ギュゥッ…と抱き締める。

「ごめんね、センパイ…すぐ追いかければ良かった」
「…いや、こっちこそ…勝手にイラついて、ごめんな…」
「とりあえず、通報を……」

携帯を取り出すとき、後ろからゴッ!と思いっきり殴られた。

「っ!!黄瀬っ!!」
「うっ…て、めぇ…」

頭がクラクラする。でも…通報しないと…。
しかし、そこで意識がと切れだ。
最後に聞こえたのは『動くな!』という警察の声と『黄瀬っ!』と焦ってるセンパイの声だった。

151涼幸°:2014/06/16(月) 20:01:18 ID:r81ypI8w
(笠松side)

警察が来てからは、男は俺を劣りにしたがすぐに解放され捕まった。
急いで着替えて黄瀬の元へ駆け寄る。

「黄瀬っ!!黄瀬っ!!」

黄瀬の頭からはポタポタ、と血が出てきてる。殴られたときに切ったのだろう。

「患者はどこに!?」

担架を持ってきた救急隊員の人が叫んだ。

「…っ!!急いで運びます!一緒に来てくれますね?」
「…はいっ」

担架で運ばれては救急車へ乗り込む。

「急いで!近くの病院へ!」

ピーポーピーポー、と音をならしながら走った。

「黄瀬…っ…」

ギュッ、と手を握る。

病院へつけば手術室へと行った黄瀬。

手術は3時間ほどで終わった。
幸い、脳には傷がついておらず、頭の皮膚を切っただけだったようだ。
病室へ運ばれた黄瀬の頭には包帯がまかれて腕には点滴がうたれてた。

「…黄瀬……」

眠っている黄瀬の手を握り頬を撫でる。

「……ん、セン……パイ?」
「黄瀬!!」

俺はガタッ!と立ち上がりナースコールのボタンを押す。

「どうしました?」
「…ちょっ、黄瀬、離せよ…」
「嫌っス…せっかく会えたのに…」
「…ナースさん来たから一回離せ。」

軽く横腹を殴る。

「ぐっ…痛いっスよぉ〜…」
「…その様子なら平気そうですね、明後日には退院です」
「…っス、」

ニコッ、と微笑みながら言うナースに黄瀬は軽く返事をしてまた俺に抱きついてきた。

ナースが病室を出てくとすぐに甘いキスが降ってきた。

「…んぅっ、ぁ…」
「…センパイ…センパイ…」
「ひぅっ…んっ、くすぐっ…てぇよ」

スリ、と首筋にすりよってくるため髪が触れてくすぐったい。

「…ねぇ、センパイ…ごめんね?センパイの気持ち、全然考えてなかった」
「…え?」
「黒子っちとかが俺の家でヤッてるのが嫌だったんでしょ?」
「…っ!」
「だから…これからはそういうことしない…」
「ったりめーだ…バカ」
「約束…」
「ん…」

チュゥ…っとキスをする。

「…絶対だからな」
「うん」

そう言って何回も甘いキスを繰り返した。

152涼幸°:2014/06/16(月) 20:13:37 ID:r81ypI8w
[ちくしょう…泣]

あっれー????
ただ、最初のほうのセンパイが嫉妬してるとこを書きたかっただけ。
なのに、あっるぇー?こんな長くなったwwww
可笑しいなー笑
まぁいっか☆

明後日は黄瀬の誕生日ですね!!!
それにちなんだ小説を書きます!!
オリキャラの探偵でてくるよ!
まぁ、名前は出さないけど…関西弁の探偵がいいな☆

153涼幸°:2014/06/16(月) 21:16:11 ID:r81ypI8w
【黄笠】 (黄瀬side)

「センパーイ…今日、一緒に寝ましょう…?」
「は?何で…」
「久しぶりにヤりたいんス!どんだけヤッてないと思ってるんスか!!」
「まだ1週間だろ」
「もうっスよ!」

最近、センパイに夜の営みのお誘いも断れる。
しかも…デートに誘っても行ってくれないし。
そそくさ、と一人ででかけちゃうし……。
浮気してるんスか?

「分かったっスよ…センパイオカズにするんでいいっス」

そう言うも雑誌に目をやって反応も返してくれない。
仕方なく部屋を出ようとすると「黄瀬」と呼び止められた。

「何ス……!?」
「……ん、おやすみのチュー」

そう言うセンパイをすぐに食べたかった。
ちくしょう!!これでお預けとか苦しい!!
でも、我慢!我慢っス!!

「…おやすみっス!」

笑顔で部屋を出てく。

…幸せすぎる…。
明日にはぜったヤるっスよ!!

154涼幸°:2014/06/16(月) 21:53:55 ID:r81ypI8w
(笠松side)

チュンチュン…。外で小鳥が鳴いてる時間に起きた。
カレンダーを見ると18日に赤で印がされてる。あいつも部屋に入るからあえて書かないけど、18日はあいつの誕生日だ。
あいつには「練習試合がある」って言ってあるけど…。

「…よし!今日こそ見つけるぞ!」

グッ!と拳を握り気合いを入れる。そう、黄瀬の誕生日があるから。

「…でも、何なら喜ぶんだぁ?」

着替えつつ呟く。あいつはモデルだし、何をあげれば喜ぶか分からない。
誰かに相談したいけど…今回のことは絶対にしたくない。一人で決めたものをあげたいのだ。

「…よし、寝てるな?」

自室を出て黄瀬の部屋のドアをちょっと開けて中を見る。
ソーッと歩いて玄関を出る。

「行ってきます…!」

パタパタ、と歩いて商店街や街中を歩く。

「えー?クスクス…何が欲しいのー?」
「何でもいいけど…言うなら君が欲しいかな?」
「えー?仕方ないなぁ…今日は誕生日だからね!あげるよ!」

そう言って電車内でイチャつくカップル。ウゼェ…でも、堂々とできていいなぁ、とも思う。
だって…俺らの関係は堂々と言える関係じゃないから。

『○○駅ー○○駅ーお出口は左です』

と、目的の駅へついた。

「…っし!いいものがあればいいな」

そう言って駅を出る。
たくさんの人がいてちょっと焦ったけど、無事アウトレットモールにはついた。

「…んー、昨日はここ見たからー…」
「あれっ?笠松さん?」
「…っ!高尾!と…宮地?」
「よぅ…」

まさか、こいつらに会うとは思ってなかった。って…もしかして。

「…デート中?」
「そうっすよー!って!何するんですかー!」
「でかい声で言うな!…はじぃだろ…」
「…みゃーじさん可愛い!!」

あぁ…いいな、こいつらは…ただの兄弟にも見える。

「っと、今日、黄瀬は?」
「あー…えっと、実は…」

恥ずかしいがこいつらには言っておこう。

「えー!!笠松さんめっちゃ優しい!!」
「だから、来てるだけで…内緒にしたいし…」
「っつか、笠松自身あげればよくねー?」
「…!?いやっ!!それは…その…」
「あー、もうあげちゃったパターンすかwwww」
「じゃなくねさ、リボン巻いたり、一日好きにしていいっていう感じ?」
「…それも考えてるけど…一日体力持つかわからないからさ…」
「「あー……」」

二人して、声を合わせて納得された。

「んじゃ、そろそろ行くわ、じゃ」
「頑張れよー?」
「いいのが見つかるといいっすね!」
「…ありがと」

お礼を言うと何故か二人は固まってたがまぁいいや。
テキトーにその辺のお店へ入る。
お風呂用品やタオルなど見たがやはりいいものがない。

「ハァ…今日もダメか」

気づけば夕方になっていた。

「…腹減った」
「んじゃ、飯食べましょうか」
「…っ!?黄瀬!」
「どーも♪」
「何で……」
「仕事で近くに来てたんスよ」
「でも、今日はないんじゃ…」
「急にきたんス」

ギュッ、と後ろから抱き締められ言われた。
正直驚いた。でも…会えて嬉しかった。

「帰りましょ、センパイ」
「…うん」

帰りは手を繋いで帰った。

155涼幸°:2014/06/17(火) 22:39:05 ID:r81ypI8w
黄瀬の誕生日は明日。

「……うぅ…っ、どうしよう」

ベッドでゴロゴロ、と悩んでいた俺。
実際のところ、プレゼント候補は見つけたのだ。
黄色と青色のタオルかお揃いのネックレス。
どっちかにしようとしているのだがいいと思えない。
喜んでくれる、と思えないのだ。

「……うぅ…」

ついに涙まで出てきた。
俺はバッ!と頭まで布団をかぶった。

「…ちくしょう…何で…」

グズッ、となりながらも気づけば寝ていた。


(黄瀬side)

「…センパイ、行かないで」

カチャ、と部屋に入りスヤスヤ、と寝ている愛しい恋人を抱き締める。

「…一緒にいたいよ…センパイ」

とある人に留守電を残してセンパイのベッドへ入る。
どこにも行かせたくない。ずっと一緒にいて。

「…き…せ…」
「…っ!」
「ん…すぅ…すぅ」

スヤスヤ、とまた寝息をたてる恋人。

「…愛してる、幸…」

チュッとクスをして眠りにつく。

156涼幸°:2014/06/17(火) 22:54:47 ID:r81ypI8w
(笠松side)

「…」

朝起きると隣ではスヤスヤ、と黄瀬が寝ていた。

「…何で」

とりあえず、黄瀬を起こさないようにベッドを出る。

「んーっ、よしっ…」

急いで着替え自室を出る。靴を履いて家を出る。

「…行って来ます」

パンッと頬を叩いて気合いをいれる。

「今日こそ見つけてやる!」

駅へ向かい昨日のアウトレットモールへ行く。


アイツにつけられてるとも知らずに。

157涼幸°:2014/06/17(火) 23:08:58 ID:r81ypI8w
「…んー、ダメだな」

やっぱり、見つからない。黄瀬が喜びそうなもの。

「…んー…あ」
「どーも」
「…うわ…今吉」

立ち上がり横を見るとニコニコと微笑みながら俺を見てた今吉がいた。

「何しとん?」
「別に、お前には関係ねぇだろ」

その店を出ようと背中を向けると腕を引っ張られた。
気づけば今吉の腕の中にいた。
ここは、そんなに人がいなくレジからも遠い。だから見られることはない。

「…何してんだ!!離せっ」
「………やろ?」
「…っ!!ち、げぇ!」

耳元で俺がここにいる理由を言われた。
みごと合ってたが言い方がおかしかった。
別に、黄瀬に頼まれて買いに来てる訳じゃねぇし。
俺はイラついたので今吉の足をグリグリグリ、と踏んでやった。

「痛いっ痛い!自分めっちゃ力つようない?」
「うっせぇよ、とりあえず黄瀬には黙ってろよ」

キッ!と今吉を睨んで店を出る。
ハァ…疲れた。
だが、俺は隣のアクセサリーの店へ行っていいと思ってたプレゼントをペアセットで買った。

(喜んでくれるといいけど…)

そう思い帰りに100円ショップでいろいろ買い家へ帰った。

158涼幸°:2014/06/17(火) 23:18:59 ID:rKXScWSM
「ただいまー…」

誰もいないであろう家へ帰りつい言ってしまった言葉。
靴を脱いでリビングへ行く。

「…あ、おかえりなさいっス」
「何で…」
「仕事なくなったんスよ」

そこにはソファに座って長い足を組んで雑誌を読んでる黄瀬がいた。
俺は買ってきたものを落としそうになったがギュッと握って耐えた。

「どこ行ってたんスか、心配したんスよ?」
「…あ、悪い、ちょっとでかけてた」

ニッコリ、と笑顔だが怒っている。
理由は分からない。何で怒ってるんだ?

「センパイ、おいで」
「…え?あ、あぁ」

荷物をおいて黄瀬の近くへ行く。
と、腕をグイッ!と引っ張られた。

「わっ!!…何?」
「…どこ行ってたんスか?浮気してたんスか?」
「何言って…」

気づけば俺はソファの上で黄瀬に押し倒されてた。

159涼幸°:2014/06/17(火) 23:31:41 ID:r81ypI8w
(黄瀬side)

センパイは誰にも渡さないよ?
だって、俺、センパイがいないとどうかしちゃうもん。
センパイがいないと死んじゃうもん。

「ん、ふっ…は、や…んぅ」

センパイの口の中を犯す。ゆっくり、ねっとりと。
そうすると、センパイの口の端からは飲み込めなかった涎がたれてきた。

「…はっ、センパイすげー綺麗っス」
「はぁ…はぁ…っん、黄瀬…何で」
「何でって…センパイとキスがしたかったからっスけど…」

そう言えばセンパイは顔を真っ赤にしてしまった。
そんなセンパイをお姫様抱っこして寝室へ連れていく。



「んあっ…ひぁ、ん、りょーた…もっと…奥、あんっ!」
「はっ、幸…っ!!イく…!」
「あ!俺も、りょーたの…白いの中に、はぁ…ちょーらいっ!」

あのあと、俺はセンパイの服を脱がして俺も脱いだ。
それだけでセンパイはゾクゾクとした顔つきになり「りょーた…早くキて」と甘い声で俺を誘った。

キスをしながら後ろをほぐしてすぐに挿入した。
センパイはちょっと痛がってたけどすぐに甘く可愛い声になって今にいたる。

「あああっ!!りょーた、りょーたぁっ!」
「…くっ!」

ブルッと震えて俺は達して、センパイは俺の名前を呼びながら達した。

「んっ…りょーたので…お腹、いっぱい……もっと、ちょーらい?」
「んっ…いくらでもあげるっスよ…」

チュッ、とキスをしてまた腰を動かす。

「あ、待って…まだ、イッたばっか…あんっ!!ひゃぁっ!んぁんっ!」
「待てない…待てないっス!」

ガツガツ、と中を突く。
愛しい恋人の綺麗な足は俺の腰に絡みついて、腕は俺の首に回してる。

「ん、りょーたっ、いっか…い、とめ…てぇ…んぁっ!らめぇっ!」
「くっ、待って…」
「…ひぁん!んあっ!あぅっ!んあぁっ!」
「ゆき…ゆきっ!」

そして、俺と幸は2回目の射精をした。

160涼幸°:2014/06/17(火) 23:42:12 ID:r81ypI8w
(笠松side)

2回目が終わり休憩してるとき、ちょっとだけリビングへ行った。
荷物を持ってきてベッドの近くにおいた。

「…ゆき…いい?我慢できない」
「りょ…た、いい…よ、」

3回目を始めるとすぐに黄瀬が挿いってきてすぐに快感を覚える。

「ひぁぁぁああっ!!んぁっ!りょ、た…もっと…奥、キてぇっ!」
「…っ!!後で後悔しても知らないっスよ!!」
「んひゃぁぁぁっ!あんっ!あんぅっ!もっ、らめぇっ…もち、よすぎ…る、あぁっ!!」
「…くっ……」

俺は気持ちよすぎて達した。

「まだまだっスよ!」
「んぁっ!!らめぇぇっ!!まってぇっ!!ひゃぁんっ!!!」
「エロ、すぎっ…ゆき、可愛い…エロいよ」

耳元でいつもの違うちょっと低めの声で言われるとゾクゾクッとした感覚が背中を走る。

「んっ!!もっと…せめ、て…、きも、ちぃ…っんぁっ!」

言葉で攻められるのが気持ちいいと感じることはなかった。
だけど……何故かとても嬉しく思えたのだ。

「ゆき、インラン…っス!!もうシバかないでね?」
「うぁっ!!んぅっ!あぁっ!!」

俺はいろいろな快感からパタタ、と達してしまった。

「りょ…た、あとで…また…」
「ん?」
「んぅ…っ」

俺は意識をとばした。

161涼幸°:2014/06/18(水) 00:01:01 ID:r81ypI8w
(黄瀬side)

スヤスヤ、と眠る恋人の寝顔をじっと見ていた。

「ゆき、早く起きて…続きシたい」

頭を撫でながら呟く。時計はもう夜の12時を指そうとしていた。

「……んぅ、りょーた?」
「ゆき、おはよ」
「…はよぅ…好き、りょーた…大好き!」

ギュゥッ、と抱きつかれる。
あぁ、愛されてるな、俺。

と、ゆきは時計を見るなり、ベッドの近くのゆきのバッグから何かを取り出した。

時計を見て12時になった。
と、同時にキスをされた。

「…っ!?」
「…んっ…誕生日おめでと…りょーた」

そう言って渡されたのは長方形の箱と四角い箱。
パカ、と中を見るとネックレスとピアス。

「…あと、これ」
「…え?」

見ると手紙だった。

「…何あげればいいか分からないから…でも、嬉しそうでよかった」

気づけば俺はゆきを抱き締めて泣いていた。

「ありがとう……ゆき、愛してるっス…」

そう言ってキスをする。深く。深く。

「んぅっ、あ…りょ、た……あい、してる」

ゆきの手紙を読んで俺はまた泣いた。


愛してる。一生。ゆきだけを。
そう思い、またゆきを襲った。
ゆきも積極的に絡んでくれた。
朝方まで俺たちの愛の行為は続いた。


最高のバースデー…。
でも、実際自分の誕生日忘れてたんだ。
ゆき…一生に一度の誕生日、祝ってくれてありがとう。

これからもずっと一緒にいてね……。

162涼幸°:2014/06/18(水) 00:05:38 ID:r81ypI8w
[黄瀬誕おめでと!]

うぴゃぁぁぁぁあああっっ!!一分遅れたぁっ!!
まぁ、いいや☆
黄瀬、笠松センパイお幸せに…。

笠松センパイがあげたもの。
お揃いのネックレスと青色の石が入ったピアス。
と、愛のこもった手紙。

今日一日笠松センパイは黄瀬にいいようにされます。

笠松センパイの誕生日が待ち遠しいよー!!!((

163涼幸°:2014/06/20(金) 22:12:15 ID:r81ypI8w
【王様ゲーム】

参加者
笠松、黄瀬、青峰、今吉、赤司、高尾。


笠「また…」
黄「センパイ、勉強はいいんスか?」
笠「おう、大分落ち着いたし」
今「確か、一緒の大学目指しとるよな?」
笠「うん、ちょっとレベル高いとこ行きたかったからさ」
赤「そうなんですか、バスケでも有名なんですか?」
笠「え?まぁ、それなりに?」
高「へぇー!俺もそこ行きたいっす!ww」
笠「頑張れ!」
高「…!はい!!」

赤「そろそろ始めようか?」
笠「そうだなw」

「「「王様だーれだ!」」」

青「ん、俺だ」
赤「命令は?」
青「…5番が2番にキス」
黄「…5番誰っスか!!」
高「2番、りょーちゃん?wwww」
黄「高尾っスか!!」
笠「危なかったー…」

黄「じゃぁ…いくっスよ?」
高「おうwwww」
黄「……((頬にキス」

高「りょーちゃん震えてるwwww」
黄「だって!センパイの前でこんなこと!泣」
笠「…大丈夫、俺は全然気にしてないから」
黄「その顔イラつくっスけど可愛いっス!!!」
笠「よし、次行くか…って、青峰?離れろよ」
青「笠松さんが無事で良かった…((ギュゥッ」
笠「自分で命令したくせに((クスクス」
青「そうだけど…」
赤「幸男から離れてもらおうか?((ズモモモ…」
青「スイマセン…



164涼幸°:2014/06/21(土) 00:05:37 ID:r81ypI8w
青「よし、続きやるか」
笠「おう、せーの…」

「「「王様だーれだ!」」」

赤「おや、僕だね?」
(((いろいろ危ない人きたー!!)))
笠「おー、魔王様が王様か」
(((ヒィッ!!!!)))
赤「僕にとっては幸男の言葉全部が誉め言葉だ」
笠「?」
赤「まぁ、いいか。んじゃ、4番が3番に壁ドン」
黄「また俺っスか!?しかもやるほう!!」
今「ワシ、黄瀬くんに壁ドンされるのかいな」
笠「変な図だな。」
青「さっきっから黄瀬当たりまくりww」
高「きっと運がいいんだねww」

黄「やるなら早くやるっス!!!」
今「張り切っとるなーww」
黄「いいから!!もー…こんなことこりごりっす((ドンッ」
今「そんな顔せんといてや、襲うで?ww(←冗談)」
黄「わー!!襲われるっス!!泣」


赤「幸男が当たらない……。」
青「まぁ、主の運が悪いんだろ?」
笠「当たらなくていいけど…」

【今回の王様ゲームは私が王様と罰ゲーム(?)を受ける人を割り箸で作ったくじで決めてます!
罰ゲーム(?)の内容は適当です←】

165涼幸°:2014/06/21(土) 16:01:44 ID:r81ypI8w
笠「ん、このお菓子うまい…」
赤「よかったです、幸男の口にあって」
笠「なぁ、何で幸男…なんだよ…」
赤「え?そりゃ、幸男は僕の恋人だからですよ?」
笠「なっ…///」
黄「その恋!」
青「俺が」
今「許さへんで?」

高「めんどくさい…」
笠「わけわかんね……とりあえず」

「「「王様だーれだ!」」」

高「あ、俺だ…」
笠「おー、高尾か」
高「んじゃ!1番が3番と3ターンの間恋人繋ぎをする!!」
((((笠松さんとがいい……))))

笠「ん、俺1番だ」
赤「僕が3番だね」
黄「ずるいっス!!」
青「うらやましいわww」

赤「はい、幸男」
笠「う、うん…///(恥ずかしい…)」
赤「(赤くなってる幸男可愛い)」

青「笠松サン真っ赤…可愛い」
黄「うぅ……センパァイ…」
今「黄瀬くんが当たらんくて良かったわwwww」
高「笠松さんwwかっわいwww」

166涼幸°:2014/06/21(土) 16:09:34 ID:r81ypI8w
[笠松と赤司が恋人繋ぎをして1ターンめ]

黄「さっさと終わらせるっス!!!」
赤「幸男、ついてるぞ(クイッ、」
笠「ん…?あ、サンキュ」

青「早く終わらせるぞ…」
今「せやな、せーの!」

「「「王様だーれだ!」」」

赤「おや、僕だ」
笠「またかよ…」

赤「そうだね……4番と3番がかえるの歌を歌うがいい」

黄「えーっ!!?」
青「ダリィ…早くやるか、黄瀬」

黄&青「かーえーるーのーうーたーがー…………クワックワックワッ」
高「ぶふぉwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
笠「ガタイのいい男2人が何やってんだw」
今「高尾くん、大丈夫かいなwブッwwwww」

黄「うー、恥ずかしかったっス……」
青「次だ!次!!!!」

167涼幸°:2014/06/21(土) 16:22:47 ID:r81ypI8w
[笠松と赤司が恋人繋ぎして2ターンめ]

?「おいおい、笠松、こんな楽しそうなのに呼んでくれないなんて…」
?「悪いな…どうしても行きたいって言うから…」
笠「森山と小堀!?」
森「…!?恋人繋ぎ…だと!?」
小「二人がゲームであたったんだろ?」
笠「お、おう…」

今「と、いうことで…森山と小堀も参加やでー」
笠「せーの!」

「「「王様だーれだ!」」」

森「ん、俺だ(ニヤリ」
笠「いきなりかよ!」
黄「何命令するかちょっと怖いっスね…」

森「んじゃー…3番と5番がお互いのいいとこを2つ言う」

青「…あぁ?俺が?」
小「え?俺?」
青「(よく分からねぇ…)」
小「(よく分からないな…)」
笠「変な組み合わせだなw」

青「あー?えっと…優しいとこ?海常にいるとこ?笠松サンと一緒にいれるとこ」
高「最後の二つは羨ましいとこだろwwww」
笠「?青峰もくるか?」
今「それはアカンで?」

小「次は俺か…強いとこ笠松のこと大事にしてるとこバスケ大好きなとこ」
笠「小堀いいこと言うな…」
青「あー、サンキュ?」

黄「俺らだって、センパイのこと大事にしてるっスよね?(コソコソ」
高「おう(コソコソ」

笠「何してんだ?」
黄「別に!!」
高「なんでもねぇっす!!」

168涼幸°:2014/06/21(土) 17:02:15 ID:r81ypI8w
[笠松と赤司が恋人繋ぎして3ターンめ]


赤「このターンで終わりか」
笠「何か寂しいな」
赤「(キュンッ)いつでもしてあげるよ」
笠「おう?」

森「無自覚ってこえーわwww」

黄「早く終わらせるっス!!せーの!」
「「「王様だーれだ!」」」

森「…俺だ」
黄&青&今「また/っスか/かよ/かいな!!!」

森「えっと、1番と3番がキス」

青「あぁ!?」
赤「そうか…」
森「ちなみに唇同士な?www」

笠「おー、青峰と赤司か」
赤「幸男、目を瞑っててくれ」
笠「え?なんで…」
赤「幸男、僕の言うことは絶対だ」
黄「……(バッ」
笠「…ちょ、黄瀬?」

赤「…ん」
青「…(チュ」
赤「…んぅ…」

笠「なー、耳まで何でだよ…」
黄「何でもっス!」
高「赤司、青峰もういいだろーが」
森「んな長くなくていいよwwwww」

赤「…んっ」
青「うえぇー……」
赤「はぁ…次行こうか(キリッ」

(((青峰顔真っ青wwwwwwwwwww)))

笠「あー…疲れた。(バタッ」
黄「センパ……ッ!!」
笠「…((スヤスヤ」
黄「……センパイ?」
笠「ん…き……せ…((ムニャムニャ」
黄「うぅっ…可愛すぎっス!!((ギュゥッ」
笠「んっ……き、せ…((ムニャ&ギュッ」

((((黄瀬の奴!!!!!!))))

169涼幸°:2014/06/21(土) 17:06:09 ID:r81ypI8w
【あとがき】

楽しかったなうw
最後はやっぱ黄笠だ!!((((

もー…黄笠ちゃん早く結婚すればいいのに……(((((

次どうしようかなー?

170涼幸°:2014/06/21(土) 21:28:32 ID:r81ypI8w
【黄笠】 (黄瀬side)
※二人が恋人になる話です。

今日は海常高校の文化祭。
そして、海常文化祭の一番のイベントが今から行われる。

「さぁーて!来ました!!今年も来ました!仲良しな先輩後輩大会!そのおかげでカップルになれた人も!」

そう…これは俺たちのためにあるイベント!!!(←違います。)

「そんな人たちが出てお互いを褒めたりイチャラブしたりするのだー!もちろん、優勝者には優勝商品があります!」
「よし、黄瀬行くか」
「え!?いいんスか!?」
「はぁ?お前が行くって行ったんだろ?お化け屋敷」

ガクッ……違う。違うよセンパイ!!!

「センパイ!今日の俺のわがまま聞いてほしいっス!」
「…何?」
「このイベント、出たいっス!!!」
「…………はぁ!?ふざけんな!嫌に決まってんだろ!」
「痛ッ!痛いっスよー!!」

照れ隠しなのかゲシゲシッと蹴ってくる。
痛い。マジで痛い。

「お願いっス!!来年は出れないんスよ?」
「ぐっ……で、たくねぇし…んなとこに出ても意味ねぇだろ」
「へ?何で…」
「お前がキャーキャー言われるだけじゃんよ…俺、ぜってぇヤキモチ妬くもん」
「…っ!!センパイ!かっわい!出ましょう!絶対!!」
「おい!聞いてたかよ!人の話!」
「受付はあっちっス!!」
「……ったく…次は俺のわがまま聞けよ!駄犬!」

観念したのかそう言ってくれるセンパイ。
あぁ…こんなに嬉しいのはいつ以来だろう?
センパイが好きって気づいたとき以来かな?

あぁ!待ち遠しいな!!

171涼幸°:2014/06/21(土) 21:50:19 ID:r81ypI8w
(笠松side)

こんなに後悔したのは久しぶりだ。
黄瀬のことは好き。恋愛感情で。

『ヤキモチ妬くもん』なんて言ってしまった。
ぜってぇ引かれると思ったらなぜか出るはめに。

そして、出る時が来た。

「エントリーナンバー74番の1年の黄瀬涼太さんと3年の笠松幸男さんだぁ!!」
「キャァーーー!!」
「さっすが黄瀬くん、女子からの黄色い悲鳴が聞こえます!」
「皆、ありがとーっス!」

そう言って観客の女子に投げキッスをするこいつにかーなーり、ムカついた。

「そして、バスケ部主将の笠松さん、お二人はバスケ部ですよね?」
「まぁ…はい…」
「そうっス!だからこんなに仲良しっス!」

キリッ!とした表情で言うこいつにさらにイラついた。

「では!誉め言葉タイムスタート!」
「センパイ」
「お、おう?」
「センパイはいつも厳しいけど優しくてとても男前でカッコいい。俺の憧れのセンパイでもあるっス」
「…そうか、サンキュ」
「こんな俺っスけど、これからも仲良くしてくれるっスか?」
「…ふっ、ったりめーだろ、アホ。お前は俺の可愛い後輩だからな」

グシャグシャと頭を撫でる。こんなに嬉しいなんて思いもしなかった。

「…と、もうひとつ…」
「何…え?」

黄瀬は俺の前に膝まずいて俺の手を取る。

「…笠松幸男さん」
「は、はい…??」
「あなたのことが、好きです」
「………へ?」
「きゃぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」
「黄瀬くん!!!目を覚ましてぇぇっ!!」

女子の悲鳴でハッとした。
好き?俺を?何で…。

「…俺と、付き合ってくれませんか?」
「…どこに?」
「俺に、じゃなく、俺とっス…愛してます」

ヤバい。嬉しい…。泣きそう。でも…。

「…お、まえは、芸能人だし…じょ、女子のファンもいっぱいいる…」
「知ってるっス」
「俺は…どこにでもいるような、一般人で……バスケばっかでお前を大切にできねぇぞ?…シバいてばっかだし」
「知ってるっス…でも、俺は幸男さんじゃなきゃ嫌っス」
「…っ!!」
「俺と、付き合ってくださいっス」
「…っ!!お、俺で…い、いのか?」
「幸男さんじゃなきゃ嫌っスよ」
「俺で…いい、なら…」
「なら?」
「…よろしく、おねがい……します?」
「やった!!センパイ!愛してるっス!」
「…!!く、くっつくな!アホ!////」

今日、俺と黄瀬は付き合った……のかな?
司会者はボーッとしてる。

「…では!これからもセンパイと俺をよろしくっス!!」

観客に投げキッスをしては俺を担いでステージ裏へ行く。
観客のいるとこからはギャーギャーと文句が…。


俺でいいのかな?

172涼幸°:2014/06/22(日) 16:05:36 ID:r81ypI8w
(黄瀬side)

「センパイ…」
「ちょっ、ちょっ…待て!」
「無理っス…」
「待てって!!!わぁぁっ!!」
「怖すぎっスぅぅ!!!!」

今はお化け屋敷へ来ている。俺が来たくて来たんだけど…。

「ぴゃぁぁあああああっ!!」
「うっせぇ!!全部人だろ!」
「ギャンッ!痛いっス!」
「ハァ…もー、やだ」
「あ、センパ…!」
「あ…?」

スタスタ…と歩いて行こうとするセンパイを呼び止める。だって……。

「…うがぁぁっ」
「……ひっ…」
「わぁぁぁっ!センパイが襲われるっスぅぅ!!」

女性のお化け役の人に怖がるセンパイ。
お化けに怖がってるんじゃなくて、女の子に怖がってるるセンパイ天使…。

「…うわっ!」
「もー、センパイ…可愛すぎっス…」
「ちょっ…え!?」

後ろに下がってくるセンパイの後ろに立ちギュッと抱き締める。

「俺、もー我慢できねっス…」
「おいっ!ちょっと!」

俺はセンパイを抱えて急いでお化け屋敷から出る。

「ちょっと!!離せ!シバくぞ!!」
「いいから…シバいてもいいっスから、とりあえず二人っきりになりましょう?」
「…ちょ、とりあえず歩くから!」
「もうすぐっスから、おとなしくしててっス…」
「…き、せ?」

自分でも分かった。いつもよりはちょっと低い声。
空き教室にセンパイと入ってそのあとは…ね?


「コノヤロー…///」
「センパイ全部初めてだったんスねぇ…」
「うぅっ…黄瀬なんて嫌いだ…」
「えー、ひでぇっス」
「うぅ…っ」
「センパイ、大好きっス」
「……るせぇ…」

173涼幸°:2014/06/22(日) 16:11:33 ID:r81ypI8w
【無理矢理終わらせた感パネェ…】

まぁ、付き合うときの話が書きたかっただけb

あのあと何があったかは、皆様の想像におまかせします…。♪

次は…全然絡みないけど『実→笠』がやりたいb

174涼幸°:2014/06/22(日) 16:41:39 ID:r81ypI8w
【実→笠〜実笠】 (実渕side)
※笠松センパイ2年生です。

IHも終わって1週間が終わって今日は、神奈川にある海常高校へ来た。
今度練習試合をやるらしいから偵察?

で、見てるんだけど……。

「おい!しっかりしろ!!」
「…っ!すいません!!」
「てめぇも!手ぇ抜いてんな!」
「はいっ!!」

一生懸命やってる選手に罵倒をくだす主将。
誉めるってことを知らないのかしら?

「いてっ…」
「え?」

トンッ、と誰かがぶつかった。

「あ、スイマセン……えっ!?」
「…あなた、バスケ部!?」
「そ、そうですけど……」

そこには、背は大きくない…むしろ小さく童顔の子が…。

「ポジションは?」
「…えっと…ポイント…ガードですけど…」

ふぅん、PG…。まぁいいと思う。

「名前は?」
「か、笠松…幸男、です…」
「…そう、1年生?」
「……2年だよ、コノヤロ!」

イラついたのかゲシッ!と蹴られた…。

「先輩だったら申し訳ねぇけど、俺は小さくねぇ!海常高校バスケ部2年笠松幸男だよ!」
「…そう…すみませんね?ってか、あなたのこと気に入ったわ!」
「…え!?」
「絶対私と付き合ってもらうわ!」
「い、いや…俺男だし、あんたのこと知らねぇし…」

そうね、とりあえず自己紹介。

「洛山高校1年、実渕玲央よ」
「らく、ざん……高校?京都の…」
「そう、よろしくね?」

ニコッと笑う。笠松くんはコク、と小さく頷いてくれた。

175涼幸°:2014/06/22(日) 17:17:07 ID:r81ypI8w
あの日から1年たった。

「…うっせぇ!黙れ黄瀬っ!」
「ギャンッ!ひどいっス!センパイ!」
「てめぇがうっせぇんだよ!早川!お前も落ち着け!」

笠松くんは、立派な主将になってた。
相変わらず小さいけど、可愛いけど…。

「あれ?レオ姉?何ニヤニヤしてんの」
「ふふっ、何でもないわ」
「そーお?ならいいけど…」

笠松くんはときどきチラッとこっちを見てくれる。
まぁ…ちょっと睨んでる気もするけど…。

「見てくれるのは嬉しいわね」
「なんか言った?」
「いえ、何でもないわ」

コート内でアップしてる笠松くんを見つめる。

(笠松side)

観客がいっぱいいる。だが、その中でも鋭い視線が……。
そっちを見れば実渕が最前列にいた。

「ハァ…よし!」
「センパイ、勝ちましょうね…」
「……ふっ、ったりめえだろ!バカ」

この試合が勝てたら告白する。
だって…実渕が好きだから。

「セーンパイ?顔赤いっスよ?」
「うぇっ!?何でもねぇよ!」
「好きな子でも見に来てるんスか?」
「……べっつに、っつかベタベタくっつくな!暑い!」
「ひでぇっス!」

そんなやりとりをしてると試合が始まる時間になった。
実渕を見る。こっちを見ててくれた。自然と笑顔になれる。



「試合終了!!両チーム整列!」

なんとか、勝てた。
荷物を持って控え室へ行く。

「…センパイ、嬉しそうっスね」
「はぁ?勝ったのに嬉しがらないやつなんていんのかよ」
「いや、それはそうなんスけど…って、あれ?」
「あ?どうした?…っ!実…渕」
「ごめんなさいね、ちょっと笠松くん借りるわ」
「は?ちょっ!おい!」

俺は実渕に何故かさらわれた。

「…おめでとう、勝てて良かったわね」
「あ、あぁ…ありがと」
「笠松くん、私のこと嫌い?」
「いや…嫌いじゃねぇよ」
「そう…私ね、笠松くんのことまだ好きなの」
「…っ!」
「返事はいつでもいいわ、ごめんなさいね…え?」
「好き…っ!」

俺は、去っていこうとする実渕に抱きついて言う。

「実渕が好き…」
「……付き合ってくれるの?」
「うん…」
「…もー!可愛い…笠松くん、こっち向いて」
「…何…んっ…」

上を向くなりキスをされた。

実渕…好き。大好き…。

176涼幸°:2014/06/22(日) 17:21:22 ID:r81ypI8w
【……('∀')】

うん、これぞまさにgdgd。
あー、こんなんじゃなかったのにぃ……。
何かショック。でも楽しかった!
笠松さんは最初レオねぇのこと本当の女性と思ってればいい。
付き合ってからはなかなか会えなくて電話えっちでもしてればいい…←←←
はぁ…いいねぇ、全然関わりないけどCP作れるって。

次は普通に「青笠」やるb

177涼幸°:2014/06/22(日) 22:53:05 ID:r81ypI8w
【青笠←黄】 (笠松side)

「いいっスか?絶対声出しちゃだめっスよ!?」
「…お、おう?」
「いいっスね?絶対っスよ?」
「わーかったよ…」

俺は今、体育館に備え付けられてる用具倉庫に入れられてる。跳び箱とかあってちょっとほこりっぽい。

「なぁ…何で縛るんだ?」
「動かないためっス。物音してもダメなんス」

両腕をロープで縛られては跳び箱の上から2段目くらいからを降ろしていつのまにロープの先についてるおもりを中に入れ蓋をしめる。

「これで動けないっスね!」
「……お、おう」

ここまでして何になるのだ。
扉を閉められる。電気も点いてないから真っ暗だ。

『笠松さーん!』

と、青峰の声がした。……会いたいなぁ。

『青峰っち!今日はセンパイいないっスよ!』
『あぁ?何言ってんだ…』

本当だよ。何言ってんだ。俺はここにいんだろ?

『あー!そっちにもいないって!!』
『ぜってぇいる。匂いすんし』

ガラッ!!
「ほらいた」
「うあー!もー!!」

扉が開いて眩しさに目を瞑る。

「……」
「青峰っち?」
「…青峰??どうした?」

無言で俺を見つめる青峰にキョトンとしてしまう俺と黄瀬。
青峰は無言のまま俺に近づいてきては抱き締められる。

「えっ?どうした?」
「何エロい格好してんの……」
「……あ?」
「両手上にあげて縛られて…襲ってほしいの?」
「んな訳あるか!!黄瀬にやられたんだよ!!」
「はぁ!?黄瀬に?」
「おう…声出しちゃだめ、とか物音たてちゃだめとか言われて」

しかも、なにげにキツく結んであって痛いし。

「…まぁいいや、どーせヤるし」
「青峰?んひゃっ!!」
「今日はタンクトップなんだね、エロい」
「ちょっ!んぁ…ふぅ…」
「くはっ…エロすぎだろ、笠松」
「……やかましいわ!!離れろ!このアホ峰!変態峰!!」
「ぐほっ…!!」

俺は自由のきく足で思いっきり青峰を蹴る。

「てめーらも見てねぇで練習しろ!!黄瀬はこれほどけ!!」
「はいっ!!」
「はいっス!」

青峰はつまらなそうな顔をして俺を見てた。

「はずすのかよ、もったいねぇ…」
「はぁ?意味わかんねぇ」
「まぁいいや…そのうち縛りプレイするから」
「?しばりぷれい?何それ」
「センパイは知らなくていいっス!」
「?そうか」

青峰は何故かご機嫌だった。
何でか聞くけど教えてくれないし。
まぁ、いいや…。青峰が笑顔だったから。

「青峰、青峰」
「あ?何?」
「好きだよ」
「………!!!笠松サン!」
「うわぁぁぁぁっ!!!離せぇぇっ!」

俺の悲鳴があるというのに誰も助けてくれなかった。


「お前ら今週メニュー3倍だ!!」
『えー!!ひどい!何でっすか!』
「あ?5倍?」
『3倍やらせていただきます……』

178涼幸°:2014/06/22(日) 23:06:28 ID:r81ypI8w
『おまけ』 (青峰side)

「ぁっ…んぁっ!ひゃんっ!だ、いきぃ…!」
「ふはっ、笠松サン後ろイジっただけで何回イッてるの?」
「あっ!あっ!そこぉ…らめっ…んあんっ!!」

パタタ…笠松サンは達した。ソレの色はもう透明に近かった。

「ひゃぁっ!!やだぁっ、いやぁっ!」
「いつもと違うプレイで興奮してるの?エッロいなぁ?」
「ちがっ!んひゃっ!!ひあっ!!」
「だって、ここヒクヒクしてるし、何回もイッてるし」

そう、今は笠松サンの両腕を縛っている。笠松サン自身しか触れていないのに3回くらい達している。
後ろのヒクついてるところに指を触れるか触れないかのとこで掠める。

「やぁっ!!だいきぃ…ちゃん、と…ぁん、触ってぇ…ってか、もぅ…挿れ…て…っ」
「っ!!っぶねぇ、今のは破壊力ハンパない…」
「だいき、ちょうだい……んひぁっ!!!」
「これ?笠松サンが言ってるのって」

まだ慣らしてないソコに完全に反応してる俺自身の先端をズプッと挿れる。

「んはぁっ!!それでぇ、おくぅ…つい、てぇ…っ!」
「も、後でコーカイしても知らねぇからな!!」
「あんっ!!んぁっ!だ、いきぃっ!!」

奥までガンガンと突く。
その行為は朝方まで続いた。

たまには、いつもと違うプレイもいいかもしれない…。

179涼幸°:2014/06/22(日) 23:16:19 ID:rKXScWSM
【ふぇぇぇーい↑↑↑】

いいよね!ああいうの!
ちょっとね、無償に青笠が書きたくなるときってない?え?ない?私だけ?そうか……。←←

えっちぃ笠松センパイいいよねぇ…。((ウットリ
んで、手が早い変態黒豹の青峰。
いいよ、いいよ!((グッ!

180涼幸°:2014/06/23(月) 22:02:17 ID:r81ypI8w
【葉笠】 (葉山side)

新幹線に揺られ3時間。神奈川へついた。そこからバスに乗り海常高校近くのバス停まで行く。
そこからは歩いて、海常高校へ…。

「おつかれー!」
「おつかれさまっしたー!」
「……あり?もうおわっちった?」

一歩入り男子バスケ部の体育館へ行く。と、お疲れの声など…。

「ねぇねぇ、君バスケ部?」
「えっ?あ、そうですけど…」
「もう練習終わった?」
「はい、今日は監督がいないんで早めに終わらせました」
「…そっかぁ、笠松いる?」
「笠松主将?中で練習してますよ」
「…!ありがと!」

近くの子に話しかけては愛しい人がいることが分かった。ならすぐさま体育館へ行かなくちゃ。

短い道のりだが走った。愛しい人に早く会いたいから。

「かーさまーつ!」
「…うげっ!葉山!?」
「うげってひどいなぁ、傷つくよ?」
「あぁ、わりぃ…じゃなくて、何で来たし…」
「今日はテストがあって練習なかったから☆」
「そうなのか?」
「うん!」

笠松は体育館で黄瀬くんとかと練習してた。
今日も絶対領域は完璧。ってか……。

「笠松、タンクトップ可愛い」
「あ?普通のだけど…」
「ううん、似合ってて可愛いってこと」
「……あっそ」

素直に思ったことをぶつけると顔を赤くさせそらす。そんな仕草さえ可愛い。

「…あのー、センパイと葉山さん…」
「どした?うらやましい?」
「いや、違うっスけど…室内だからいいですけど…外ではあんまイチャつかないほうが……」
「だーいじょぶ!普通にイチャついてるから!デートのときとか!」

ピースをして笠松を抱き締める。黄瀬くんは明らかに呆れた顔をしていた。

「笠松とはラブラブだもんねっ!」
「…うっせぇよ、バカ…」

ニッコリとして言うと笠松は真っ赤になりながらもそう言った。か、可愛い!!

「…黄瀬くん」
「はい?」
「体育倉庫はどこに?」
「あっちっスけど……」
「ありがと!」
「……あ?何で俺も…」

そのまま、笠松の腕を引っ張って体育館に備え付けてある体育倉庫へ行く。

その中で何があったのかは……言わなくても分かるよねっ!

181涼幸°:2014/06/23(月) 22:08:16 ID:r81ypI8w
【初☆葉笠】

いいね!!いいよ!!
身長も葉山のほうが大きいし!いいよ!!

体育倉庫で何があったか……。フフッ!←

ありがとーございました♪楽しかったです*

182涼幸°:2014/06/24(火) 19:58:19 ID:r81ypI8w
【黄笠】 (笠松side)
※笠松さんは大学生です。
※黄瀬と一緒に住んでます。

「お先に失礼します!」

バイトが終わり帰るころにはもう22時だ。
この時間になると車の通りは少なく外灯の光だけだ。

「…おそくなっちまった」

時計を見ては呟く。と、何かに気づいた。
誰かにつけられてるような…。立ち止まると後ろのわずかな足音も止まる。
歩き出せばまた足音はついてくる。

「…っ…」

怖い…。何?誰?ストーカー?
怖くて足がすくむ。震える体を両手で抱き締めるようにする。

「…黄瀬…ッ」

愛しい人の名を呼ぶ。会いたい。助けて……。

「…セーンパイ」
「…ひっ!」
「え…」
「……き、せ?」
「はいっス、どうしたんスか?」
「……い、いや…」
「わわっ、センパイ?」

安心したのか体の力が全部抜けたのが自分でも分かる。黄瀬に寄りかかってしまう。

「…センパイ…どうしたの?」
「な、んでも……なぃ…」

緊張感から解放されて一気に眠気が襲ってきた。
俺は、そのまま寝てしまった。

183涼幸°:2014/06/24(火) 21:19:11 ID:r81ypI8w
(黄瀬side)

スヤスヤ、と眠る恋人の顔を眺めて頭を撫でる。
バイト…頑張ったのかな?でも…何かに怯えてる感じだった…。

『…ひっ!』

あのときの顔を見ればすぐ分かった。絶対何かに怯えてる。

「センパイ…隠し事はなしっスよ…」

何かから身を守るため体を小さくさせ毛布にくるまって寝ている恋人。
何で?何に怖がってるの?俺じゃ助けれない?
頼りにしていいんだよ?俺はもう、ただのコーハイじゃない。センパイの…幸のたった一人の恋人だから。

「頼ってよ…」

そう呟きチュッと頬にキスして抱き締めて俺も寝た。

184涼幸°:2014/06/25(水) 07:19:49 ID:rKXScWSM
「ん……」

朝、目が覚めると幸はいなく、隣は冷たかった。

「…幸?」

カチャリ、とドアを開けリビングへ行くとソファに毛布で体をくるんでテレビを見てる幸の姿が。

「ゆ…き…?」
「……っ!りょうた、おはよう」

俺の姿を見るなりパパッ!とチャンネルを変えた。でも、何を見てたか分かった。

(ストーカー?)

幸が見てたのはストーカー対策についてのだった。

185涼幸°:2014/06/26(木) 20:24:19 ID:r81ypI8w
(笠松side)

次の日。バイトが終わって帰宅する。
と、駐車場に見たことのある人物が。

「…え?」
「あ、お疲れ様っス」
「な、何しに…?」
「センパイを守るためっス」

そこには黄瀬が立ってた。笑顔で言われるけど……。

「何から…うわっ!」
「センパイを怖がらせてる変態ストーカーから」

ぎゅっと抱き締められれば笑顔だがどこか怖い黄瀬が電柱の方を睨む。
俺もつられるように見ればフードを被った奴が此方を見ては走って逃げた。

「…なに……いまの」
「センパイ、ストーカーにあってたんスよね?」
「…え?」
「まぁ…うすうす感じてたっスけどぉ…」
「…」
「言ってくれなきゃ助けれないっス」
「……悪い」

そう言って黄瀬にポス、と寄りかかる。

「…悪い…これからはちゃんと言うから…」
「うん」
「…俺のこと、守って…黄瀬」
「…当たり前っスよ」

そう言ってキスをする。
甘くて深いキス。

「…んっ、ふぁ…り…ょた、」
「……ンッ、どうしたの?」
「好き……ッ」

そう言って背伸びをして黄瀬の首に腕を回してキスをする。

「ん、好き…」
「……もー…可愛い…」

ギュゥッと抱き締めてもらえればすぐさま家につれてかれて、ゴートゥベッド。



~数日後~
『幸…』
『んー…何?』
『ストーカーの奴、見つかったよ』
『マジで!?』
『幸の大ファンで好きだったんだって』
『好き?』
『恋愛対象で』
『………』
『捕まったから平気だよ』
『うん…』
『ずっと守るから。平気』

186涼幸°:2014/06/27(金) 18:33:06 ID:r81ypI8w
【(^p^プギャッ】

昨日のうちにあとがき書けなかった…(orz...
更新するまえに家事やったら忘れてた←

まぁ、いいとして……。

ストーカー話かけなかった……泣
まぁ、いっか…!(無理矢理)終わらせれたし!

187涼幸°:2014/06/27(金) 21:02:56 ID:r81ypI8w
【黄→(←)笠】 (森山side)

うちの主将とエースはきっと付き合っている。

お昼。スタメンで食べるときだって顔とか距離とか近いし、笠松の頬とか赤いし。

「森山…?どうしたよ」
「…いや、何でもねぇ」
「あーん!」
「あっ!こら!黄瀬!!」
「んー?なんスか?…あ、うまいっスよ!」
「知ってるわ!!てめー、人の勝手に食うな!!」
「んじゃ、俺のあげるっスから!」
「んぅっ!!」

何、食べさせあいっこしてんだよ!!イチャついてんじゃねぇ!

「あーぁ、リア充爆ぜればいいのにぃー…」
「え?(リ)ア充ってどこにい(る)んすか?」
「あー?あそこだよ、あーそーこー」

そう言って問いかけてきた早川に黄瀬と笠松を指差す。

「え?あのふた(り)つきあって(る)んすか?」
「え?ちげぇのか?」
「いやいや、付き合ってないよ、森山」
「小堀!」
「知ってるか?あいつら、あれで付き合ってねぇんだよ」
「……」
「?」

「ん、うまっ」
「もう一口食べます?」
「くれ、あー…」
「はいどーぞ」

笠松にあーん、をする黄瀬。

こいつら!!これで付き合ってねぇのかよ!!!!!!

「早く付き合っちまえ!!」
「えっ!?なんスか!?森山せんぱ…っ!」
「…ちょっ!?森山……っ!?」

二人の頭を掴めば顔を近づけさせる。
そのままいきおいにのらせてキスさせた。

「……っ!!!」
「ふぁ…っ………てめぇっ!!!」
「よしよし、付き合えつきあ……ぐえっ!!」
「森山、今日からメニュー10倍だ!!」

そう叫んで屋上をあとにする笠松の顔を俺は見逃さなかった。

「黄瀬、黄瀬」
「…なんスか…」
「脈アリだぞ。笠松に告れ」
「…×○□@+?&!」
「大丈夫だ、笠松はお前のこと好きだぞ」

そうアドバイスして小堀たちと屋上をあとにする。


~後日~

「セーンパーイ!」
「あー?わわっ!黄瀬!」
「今日さ!」
「…お前の家な、分かったよ」
「ヤッタ!!センパイ愛してる!」
「…バカりょーた…俺も愛してるよ」

無事付き合えたようだ。
だが……。

「俺は結局メニュー10倍かよ!!」

恋のキュービッドなのに!

笠松め!今度仕返ししてやる!!

188涼幸°:2014/06/27(金) 21:15:59 ID:r81ypI8w
【森山さん視点!】

初めて第三者視点やった気がしますけど……。

黄笠ちゃんが付き合うまでの経路的な←
好きあってる前からイチャイチャしてて森山さんに誤解されるも森山さんが恋のキューピッドになるっていう。

笠松さんは森山にどんな仕返しをされたんでしょうね?
そして、黄瀬の家で何があったのだろう……。

次はえろ更新しようかと思ってます。
もしかしたら違うかもですが…。

189涼幸°:2014/06/28(土) 18:50:40 ID:r81ypI8w
【黄→笠(黄笠)】 (黄瀬side)
※黄瀬は中学生です。

バスケ部に入って、レギュラー入りして皆と仲良くなれたころ。

「よしっ!んじゃ、黄瀬のおごりなー!」
「何でっスか!!」
「黄瀬くんのせいで雨が降ったからです」
「黒子っちひどいっスよ〜」
「いいから、さっさとコンビニに行くのだよ」
「俺アイスじゃなくてまいう棒がいい〜」

そんなことをいいながらコンビニへ入り俺にアイスやらお菓子やらを押し付ける。

「んじゃ、俺ら外で待ってな!」
「はぁ!?」
「早くしてくださいね」

キセキの皆はコンビニから出ていってしまう。

「もー…なんなんスか…」

レジでお会計をしてコンビニを出ようとしたとき……。

「……」

とある雑誌の表紙にひかれた。
俺はその雑誌を手に取ってすぐにレジへ行った。

「おい!おせぇぞ!!」
「すんませんっス」

そう言ってアイスとかを差し出す。

「んー、うめぇ!」
「寒いですけどね…」
「文句を言うなら食べなければいいのだよ」
「文句じゃないです」

皆がそう言ってる中、俺は傘を差しながら先程買った雑誌を見る。

「お、黄瀬、それ月バスじゃん」
「え?あっ!!」
「すげー奴いんだよな、俺よりは弱いけど」

最後の言葉、余計たど思うっスけど……。

「お、あったあった」
「どれっスか……!」
「こいつ、PGで有名だよな」

それは、表紙にもいた少年だった。

『海常高校2年、笠松幸男。
2年生にしてレギュラー入り。ポジションはPGであり正確な指示だし、3Pも10本中9本は確実に決まる。……』

2年生で……。

「海常高校ってどこっスか…?」
「神奈川にあるのだよ」
「……へぇー…」
「強豪らしいねー」
「……へぇー…」

強豪高で2年にしてレギュラー入り。さらにスゲー!

「あ、でもさ、今年のウィンターカップ初戦敗退だろ?」
「らしいですね…。パスミスが原因のようですが…」
「なーんだ、結局弱いんじゃん」

ウィンターカップ…。初戦敗退。弱い…。
いや、この人はすごいよ…。レギュラーなんて簡単に取れない。

「すげーっスわ…この人」
「あ?何か言ったか?」
「別に、なんでもないっス!じゃ!また明日!」
「おー、じゃぁな!」
「さようなら、黄瀬くん」
「ばいばーい」

そう言って皆と別れた。

190涼幸°:2014/06/28(土) 22:29:55 ID:r81ypI8w
~あれから7か月後~

「…え?」
「だから海常高校からスカウトが来てる」
「…俺にっスか?」
「あぁ、見学にも行ける。行くなら迎えがくるぞ」

俺は、無事3年になってスカウトが来るほどになった。
それは、海常高校にスカウトされるように、と言ってもいいだろう。
しかし……本当に来るとは…。

「あの!今日!今日でもいいっスか!?」
「あぁ、いつでもいいと言ってたからな。んじゃ、電話しとくよ」
「っス!」

そう言って職員室を出る。

「…黄瀬?」
「あ!青峰っち!」
「やっと海常からスカウト来たのかよ」
「そうっスよ!!やっとっス!!」

そう言って教室へ戻る。と、女子たちが俺を囲んできた。

「黄瀬くん、どこの高校行くのー?」
「黄瀬くんと同じとこ行きたいよねー!」
「ねー!」
「えー、困ったっスねぇ…」

女子皆して声をそろえて言った。

「ねぇねぇ、どこ行くの?」
「まだ決まってないっスけど、今日見学に行くっスよ」
「へー!いいなぁ…」
「まぁ、一緒の高校に行けたらいいっスね」

そう言ってる内に授業が始まるチャイムがなった。


~放課後~

「あ、あれっスかね?」

校門のとこには白い車が止まっていた。
中には太めの人がハンカチで汗を拭っていた。

「…あぁ、来たか、黄瀬くんだね?」
「はい…お願いするっス」
「あぁ、では、いくぞ」

助手席に座ってシートベルトを着ける。

ブーン、と車が発車した。

191涼幸°:2014/06/29(日) 01:14:28 ID:r81ypI8w
(笠松side)

「10分休憩!!」
「うぃっす!」

部員全員に指示を出して自分もベンチへ向かう。

「お疲れー、笠松」
「暑っ苦しい!離れろ!バカ!シパくぞ!!」
「いだっ!!!!もうシバいてるし!」
「主将!お(れ)(レ)いアップシュートの(れ)んしゅうしたいです!」

チームメイトの森山をシバいては早川が訳の分からないことを言ってくる。
エイアップシュートの円周?なんじゃそりゃ。

「……あ、レイアップシュート?」
「そうっす!!あ!でも(リ)バウンドの(れ)んしゅうもしないと!」

そう言っては何処かへ行く早川。

「あー…休まねぇで10分終わった……」
「まぁまぁ…」
「…っし!コートに5人入れー!あとは隣のコートで試合やってろ!」
「はいっ!」

俺と、森山、小堀、早川、中村がコートに入る。

「よし、んじゃ、挨拶」
「「「よろしくおねがいしゃーす!」」」

試合が始まった。
チーム同士の試合だからと言って出は抜けない。

「…!」
「よしっ!森山!」
「こい!」
「…ちっ…」
森山にパスをしようとすれば俺のマークがそれを防ぐ。
即座にシュートモーションに入り3点を入れる。

「ナイッシュー!笠松!」
「ナイスです!主将!」
「竹内の奴、DF上手くなってやがる…」
「まぁ、いいことだろ」
「まぁな、だがまだ甘い」

そんなことを言ってると試合が再開した。

相手がドリブルをして突っ切るのを後ろからボールを弾く。

「あっ!」
「取れ!!」
「っ!!」
「……!!」

森山が何とか出そうになったボールを中へ戻したが俺の顔面に直撃。

「わわっ!笠松!!」
「いってぇ……てんめぇ…」
「わりぃっ!!って、そんなこと言ってる場合じゃねぇ!」
「おー、やってるか」
「あ!監督!…と、へっ?」
「あぁ、今日見学に来たキセキの世代の黄瀬くんだ」
「どうもっス……」

声がしたほうを見れば監督と金髪頭のチャラそうで軽そうな男がたってた。

192涼幸°:2014/06/29(日) 10:51:23 ID:r81ypI8w
(黄瀬side)

会えた……。やっと会えた。貴方にずっと会いたかった。

「……えっ?」
「会いたかったんス」
「はい?」
「月バスで見て、ずっと会いたかったんスよ!」
「…そ、そうか…っつか、離しやがれ!」
「…いたっ!!!」

手を握っていれば思いっきり蹴られた。えっ?何なの?

「あのなぁ、まず俺はお前のことそんなに知らねぇし、お前だって俺のこと知らねぇ」
「いや、俺、あんたのこと知ってるっスよ?」
「はぁ?つーか、敬語が使えよ!俺はお前の友達じゃねぇ!!」
「笠松!鼻血!」
「おっと、わりぃな森山」

俺を蹴ろうとするも森山って人に止められ蹴られなかった。

「笠松、黄瀬くんは仮にも中学生だし、ウチにも興味を持ってくれてるんだからさ」
「だから?」
「だから、シバくのもどうかと思うぞ」
「いや、こいつはウチに入るよ」
「え?」
「だって、こいつはもう決心してるみてーだし」
「……確かに」

気づくと皆俺を見てた。

「……ちっ、おらっ!!練習再開だ!」
「はいっ!!」
「俺の代わり誰か入ってくれ、俺保健室行ってくる。森山、指示だしお願いな」
「分かった」

あ、笠松……さん体育館から出てっちゃう。

「あのー」
「どうした?」
「俺、ここに入るっス」
「……マゾ?」

まさか……。笠松さんとプレーしたいって思ったからに決まってるでしょ?

193涼幸°:2014/06/29(日) 11:08:00 ID:r81ypI8w
そして、無事、中学を卒業して海常に入学。

今日は、部活の歓迎会があるらしい。
どこの部活も宣伝を頑張ってる。

「黄瀬くぅ〜ん!」
「ねぇ!サッカー部入らない?」
「えー!テニスでしょ!」
「ちょっ、皆、落ち着いてほしいっス」

俺の周りを囲んで口々に言う女子。
ってか、俺は入る部活決まってるんスよ〜!!

「あ!!」
「……うげっ…」

キョロキョロ、としてると、とある人にあった。
黒髪で大きな瞳に眉間に寄ってる皺。
そう、笠松さんがいた。
だけど……何で青い顔をしてるんだろう?

「笠松さーん!!」
「…ひっ!く、来るな!!」
「えっ…?」
「そ、そこにいろ…く、来る…なぁ…」

俺が動くと女子の皆も動く。
笠松さんは一歩に対して二歩下がる。
で、まさかのまっ顔な顔をして倒れる。

「わー!!笠松さん!」

急いで駆け寄って上半身を抱き起こす。
気を失ってるだけっぽい…。安心。

「…よっと…皆ごめんね!俺、バスケ部に入るから!じゃ!」

笠松さんをお姫様抱っこしては女子の元から離れる。
そして、走って保健室へ行く。


あれから10分たった。

「…んっ…ん?」
「!笠松さん!」
「……えっ、黄瀬…?」
「良かったぁ!!」
「…っ!!!!」

そっと目を開けた笠松さんに抱きつく。

「…何で、倒れたんスか〜!」
「い、いや…実は…」
「…?」
「…笑うなよ」
「笑わないっスよ」
「…ふぅ…実はさ、俺、女子苦手で…」

……女子が苦手?
…あ!!あんとき俺の周りにいっぱいいたからか!!

「…き、黄瀬?」
「大丈夫っス!俺が女子から守るっス…」
「…え?」
「ね?」
「…お、おう?」

高校1年生の春。俺は、ずっと大好きだった人の弱点を知った。


大好きだった人?……!!!!!

「わわっ!黄瀬?」
「笠松さん、好きです…」
「はぁ!?」
「絶対俺のこと好きになってもらうっスからねぇ!」

そう言って保健室を出る。
いい高校生活が出来そうだ!

194涼幸°:2014/06/29(日) 11:19:14 ID:r81ypI8w
バスケ部入ってセンパイにアプローチをしてるころ。

「黒子っちください」

誠凛にて、昔のチームメイトだった人を海常に呼ぼうとしてこの発言。

ってか…今、俺!
『ください』って言っちゃったぁぁっ!!!!


「ってことがあったんスよぉ…」
「…いや、んなに泣くことじゃねぇだろ」
「だって…俺、センパイのこと…欲しいのにっ」
「欲しいって、俺は物じゃねぇよ」
「そぉゆう意味じゃないんスよぉっ!!!」

笠松センパイは恋愛初心者で性に関しても全く無で、鈍感。(森山センパイ情報)

「…だから、笠松センパイが好きなんス!」
「俺もお前のこと(後輩として)好きだよ」
「……!絶対後輩としてっスよね!?」
「…?それ以外に何があんだよ」

うわぁっ!!!本当に鈍感だったぁ!
もー…こんな人、どうやって落とすの…。

「センパイ、俺は恋愛感情としてセンパイが好きなんス」
「………。っ!!??」
「だから、付き合ってください」
「バ、バ…バカッ!!アホッ!!」
「えっ!?」

顔を真っ赤にして言うセンパイ。もしかして…これは……。

脈アリ!?

「センパイは俺のこと嫌いなんスか?」
「……嫌いではねぇよ、ただ…恋愛感情としてってのがおかしい」
「へ?」
「俺もお前も男だろ」

そうだけど……。あぁ、同性愛ってのがおかしいって言ってるのか!

「でも、俺はセンパイが大好きなんス!」
「…よ、よぉし!分かった!!んじゃ次の誠凛との練習試合でウチが勝てたら付き合ってやる!」
「…マジっスか!?」
「男に二言はねぇ…」
「やった!!」

絶対勝つっスよ!!

195涼幸°:2014/06/29(日) 14:47:38 ID:r81ypI8w
誠凛高校との練習試合が終わった。

「くそっ……」

水道で頭から水をかぶって頭を冷やす。
だが、それができない。負けた。そして、泣いてしまった。
笠松センパイは励ましてくれたけど…。

「付き合えないのに代わりはないっスもん…」

こんなにも悔しいのは久しぶりだった。


(笠松side)

日向たちとの挨拶も終えて体育館へ戻り昼食を取る。

「…あれ?黄瀬は?」
「帰ったんだろ、荷物ねぇし」

あのヤロー……勝手に帰りやがって!

「明日シバく!!」
「ほどほどになー」

負けたということは俺と黄瀬は付き合わないってことで。

「まぁ、しかし、残念だなぁ?笠松」
「何でだ、いい経験だろ」
「付き合えなかったってのが?」
「ぶーーーっ!!」
「おいおい、大丈夫かよ」
「なっ……なんっ…なんでっ!?」

森山の言葉にスポドリを吹いてしまった。
小堀にタオルで口を拭いてもらう。

そういえば……前にもこんなことあったっけ?
ボールが顔面に当たって鼻血出して小堀に抑えてもらったんだよなぁ…。

「で、どうなんだよ、笠松」
「何が」
「黄瀬のことどう思ってんの?」
「別に、好きなんじゃねぇの」
「後輩として?」
「……さぁな」

本当なら…今ごろ黄瀬に言ってた。
俺もお前が好きだって。でも…黄瀬のことだから、誠凛にリベンジするまで待つんだろうな。

「センパイ!!」
「……黄瀬?」

立ち上がり外へ出ようとすると目の前の扉が開いて黄瀬の声がした。

「…俺!センパイが好きです。勝てなかったけど…付き合ってくれませんか……?」

そう言う黄瀬の姿はずっと待てをされてる犬のようだった。

「……っ…」
「笠松ぅー!返事はぁー??」

後ろからは森山たちの冷やかしの声。

「……お、俺でいいなら…」
「……!!!センパァイ!!」
「おわっ!お前っ!!離せっ!」
「嫌っス!絶対離さないっス!!」
「…ったく…」
「ヒューヒュー!!」

抱きついてきた黄瀬の背に腕をまわして抱きしめ返す。
後ろからはまた冷やかしの声。でも…祝ってくれてるような感じだった。

196涼幸°:2014/06/29(日) 14:57:46 ID:r81ypI8w
【おーわりっ!】

続き?何それ美味しいの?(((
なんか……えろ書きたかったけど、今書いちゃいけない気がするから……。

次こそはえろ書きたい!!!((

197涼幸°:2014/06/29(日) 23:18:33 ID:rKXScWSM
【青笠】 (青峰side)

最近、俺の笠松サンがエロい。

「はぁ…んっ、だい…きぃ…」
「…っ、ゆ、き…っ」

今だって、ベッドの上で俺のくわえてご奉仕してくれてるし…。

「ハァ…っ!」
「…くっ…っ!!!!」
「もー…」
「…ちょっ……え?」
「んだよ、お前がやったんじゃん」

何てことだ……。顔射してしまった……。

「んっ…でも、もっと出せるよなぁ?」
「…っ!なに、それ…っ」

ペロリ、と俺の出した精を舐めながら言うその姿はとてもエロい。
どうしようか……。

「もー…何なんだよ、エロい!どうしたんだよ」
「はぁ?何が……んあっ!」

近づきながら胸の飾りを摘まむ。と、ビクッ!とゆきの体が跳ねた。

「何かあったか?」
「やっ…!あ、んぅっ、なんでも……はぅ、な…いっ」
「マジで?隠し事は無しだよ?」
「あっ、ほんと……にっ…ああっ!!」

俺は我慢できなく慣らしてないゆきのソコに自身を挿れた。

「キッツ…」
「んぅっ!!はぁっ、あっ!おっき…んっ、あっ…」
「くあっ!!キモチッ…もっと締めろよ…」
「あっ!!んひゃっ!!だ、いきぃっ!」

キュゥゥッと中が絞まった。キツい…。でも、気持ちい。

「ふっ…持ってかれそう…」
「んんっ!!あっ、やぁんっ!だいきぃっ!」
「くっ!!もっ、無理っ…!」
「んぁっ!!で、てる…っ、んっ!」
「んむっ……」
「んっ…はぁ…ハァ…ンッ…」

深いキスをしてゆきが寝た頃に俺は後処理をした。

198涼幸°:2014/06/29(日) 23:57:56 ID:r81ypI8w
(笠松side)

「…ん…大輝?」

目を覚ましてしまった。デジタル時計を見ると夜中の3時。
愛しい恋人の名前を呼ぶが返事はない。

「…だいきぃ……どこ?」

さみしい。心に穴があいた感じになった。

「……だ、いきっ…」

毛布にくるまる。出てきそうになる涙を堪える。

「…うっ、だ…いきっ…どこ…」

返事は返ってこない。この広い部屋に一人。
世界に一人取り残されたみたいだ。

「…ふっ…うぅ…っ、だい…きぃ…」

捨てられたみたい…。もしかして、呆れられた?だからいなくなったの?

「…ごめ…なさっ…」
「ゆき…泣くなよ」
「……え?」

聞いたことのある声。温かさ。
俺は大輝に抱き締められていた。

「…だ、いき……だいきぃっ…」
「どうしたんだよ…何かした?」
「だいき……いなくて…っ、それで…捨てられたかも…って…んっ…」
「……捨てる訳ねぇだろ…こんなに好きなんだから」

大輝の言葉が嬉しい。俺はギュッと抱きつく。

「だい…きっ…ふぇっ…だいきっ…」
「ん、ごめんな?さみしかった?」
「…ん、こわ…かった」
「ごめん、トイレ行って水飲んできただけだよ」

そう言って額にキスを落とされる。そこから頬、口、首筋……。
押し倒されてはまた唇を重ねる。

「だい…き…ちょーだい…」
「ん、待ってて…いっぱいあげるから」
「んっ…だいき……好き、大好き…ッ」

そう言ってまた繋がった。



「うー…腰痛い」
「ゆきが悪いんじゃん、エロいから」
「意味分かんない…」
「エロいし、もっと…って求めてくるし…」
「バカ……ッ」
「……ゆき、今日はいっぱい看病してあげるな」
「へっ…?…んあっ!!」

朝、起きると腰が痛かったのに、また挿れられた。
…でも、青峰のことは大好きだし……。許してやる。

199涼幸°:2014/06/30(月) 00:01:10 ID:r81ypI8w
[gdgd…!]

あれ…ちょうグタグダ。まぁいいか。エロかけたし。←←

青→→→→→→→←←←←←笠
って感じb
お互い好きあってるんだよ!((
まぁ、愛なしなんて書けないけどねww

次は……。『黄笠』かな?

200涼幸°:2014/06/30(月) 22:09:25 ID:r81ypI8w
【黄笠】 (黄瀬side)
※笠黄要素ちょっとアリです。

センパイと付き合って3か月。キスもしたし手だって繋いだ。(何回かシバかれたけど…)
でも、俺だって男だ。そろそろ次に進みたい。
で、今は俺の家に来てるんだけど……。

「んっ……」

センパイ、俺の膝の上で寝てるんだよね!!!!
さっき、隣に座ってたセンパイがコクコク…と寝そうになってついに寝たとき俺の膝に頭がコロン、てなったんだよね!!!
どうしよう!可愛い!!

「…ん〜…りょーたぁ……」
「…っ!!!!!」

何!?何の拷問ですか!!!新手のイジメ!?

「…セ、センパ…センパイ」
「…ン…ん〜…?…りょ、た?」
「起きてください…」
「りょーただぁ…」
「わっ!!」

油断していた俺は寝起きで意識がハッキリしていないセンパイに押し倒された。

「セ…センパイ?」
「ん〜…?…んっ」
「ちょっ……ひぁっ…」
「…へへっ…りょーたエロい」
「ちょっ!!!センパイ!」

首筋をペロ、と舐められる。
違う!!上になるのは俺でエロく鳴くのはセンパイだよ!!と思い逆にセンパイを押し倒す。

「…っ、何?」
「えっ…ちょっ、センパイ?」
「何?肩痛いんだけど……」

押し倒す…はずが出来ない!センパイ力強っ!

「…センパイ、俺はセンパイを抱きたいっス」
「うん?何で?」
「何でって…俺はセンパイの彼氏だし、付き合って3か月っスよ?体も繋げたいっスもん」
「お前が下になればいいだろ」
「嫌っスぅ!!俺が上でセンパイは可愛くエロく喘ぐんス!!」
「…なっ!!バ、バ、バカッ!!」

そう言えばセンパイは顔を真っ赤にして俺の上から退いてクッションを投げつけられた。

「…っ…///」
「センパイ…だめっスか?」
「……うっ…、り、りょーたになら……いいけど…」
「やった!!」

こうと決まれば行く先は寝室しかないでしょ!!
センパイをお姫様抱っこして寝室へと向かう。

201涼幸°:2014/07/02(水) 21:00:54 ID:r81ypI8w
「う〜…う〜…っ///」
「センパイ…可愛かったっスよ?」
「う〜…うっせぇ…バカッ!!」

朝、なぜかセンパイは布団にくるまっていた。
きっと真っ赤な顔をしているんだろう…。

「センパイ…愛してるっス」
「……俺もだ…アホ」
「…!!センパァイッ!」

布団にくるまってるセンパイに抱きつく。

はぁ〜…可愛いなぁ!!

202涼幸°:2014/07/02(水) 21:02:58 ID:r81ypI8w
【〜♪〜♪〜♪】

無理矢理終わらせたとか知らない。
ここ来たら、何が書きたかったのかよくわからなかったから!!(((

…たぶん、自分が攻めだと思い込んでるセンパイを書きたかったんだと思うbb←←

203涼幸°:2014/07/03(木) 20:43:03 ID:r81ypI8w
【黄笠】 (黄瀬side)
※季節ブレブレですが気にしないでください。

俺、黄瀬涼太。明日は卒業式。
とってもとってもとぉーーーーっても大事なイベントに挑戦しようと思います!!!

「……ハァ…」
「かーさまつ!元気ねぇじゃん?」
「眠いんだよ…昨日、川嶋の奴に夜10時頃公園に呼び出されたんだよ」
「川嶋?一年の?あいつバスケ部辞めたじゃん」
「まぁな、謝られた。今までのこと」
「あぁ…黄瀬にも被害があった…アレね…」

今日はセンパイたちの最後の登校日だ。
今は図書室で勉強中。でも…。
森山センパイと顔近いっス!!!ズルいっス!!

「……りょ…黄瀬?」

りょーた、って言おうとしたセンパイ可愛いっス!!!
いつも、二人っきりのときとか『りょーた』って呼んでもらってるからな…。

「センパイ…ねぇ、俺センパイが大好きっス」
「…んなっ…!!」
「だから、俺にも構えよ…」
「…っ!?な、に言って…ぁっ…」
「ね?」
「うぅ…っ、ズリィぞ…」
「よしっ!決まりっスね!」
「黄瀬?笠松?」
「センパイ、ちょっと具合悪いっぽいっスから、席はずすっスね!!」
「お、おう?」

そう言って笠松センパイの手を引いてトイレへ向かった。

204涼幸°:2014/07/03(木) 21:04:02 ID:r81ypI8w
「んっ、はぁ…んぁっ…」
「こーら、声抑えなきゃダメでしょ?」

ここは男子トイレの個室。センパイのドア手をドアにつけさせて後ろからセンパイのナカを犯す。

「んっ…んっ…っ!!!!んぁっ!りょ、たぁっ!」
「もー…センパイ、声」
「ム、リィ…んはぁっ!んむっ!!」

俺はセンパイの口に指を入れる。

「あっ…んっ!!」
「くっ…も、ムリっス…センパイッ!」
「んっ!んっ!!りょーたぁっ!」

俺はセンパイの中に欲を出し、センパイは俺の手の中に出した。

「ん、いっぱい出たね、センパイ」
「はぁ…はぁ…っ」
「自分でシてなかったの?」
「だって……自分、でやっても…満足……しない…もん」
「…っぶねぇ…」

急いでセンパイの中から自身を出す。

「センパイ、そんな言葉俺にしか言っちゃダメっスよ?」
「…うん?」

キョトン、としつつ俺を見て頷いた。
でもなぁ…センパイ、意外にも天然タラシだしなぁ…。可愛いから男女からモテるし。

「…気をつけてくださいね?」
「…うん?」

そう言ってギュッと抱き締めあう。
これが学校で出来るのも今日で最後。
明日にはもうお別れ。

205涼幸°:2014/07/04(金) 00:00:05 ID:r81ypI8w
~卒業式当日~

「センパイ!!」
「…黄瀬?」
「センパイ…俺、俺…っ」
「…今までサンキュ」
「センパ…ッ」
「楽しかった」

卒業式が終わって校門近くで話したりしてたセンパイたちを見つけた。
頭を撫でてくれたり…優しい言葉をかけてくれたりしてくれた。

「…俺っ…」
「えっ!?泣くなよ!!」
「だっで〜…!ゼンバイもういないがら〜!」
「いつでも会えるだろーが!!」
「そうっズげど〜!」
「あー!もう!」

そう言ってセンパイは俺を抱き締めてくれた。
俺はセンパイに抱きつく。俺に埋まるくらい。

「苦しいよ…」
「センパイ…俺、言いたいことあるんス…」

センパイと向かい合って言う。

「…俺、センパイとずっと一緒にいたいっス」
「…?」
「だから…これからも一緒にいてくれるんなら、これ…」
「…何これ?」
「俺とセンパイの家の鍵っス」
「…え?」
「形だけになっちゃうけど…」
「それって……ぇ…」
「結婚しましょ?」
「……っ、バ…カヤロッ」

ニッコリと微笑んで言うとセンパイはジワッと目に涙をためた。

「バカッ!!当たり前だろ!」
「…!幸っ!」
「これからも、ずっと一緒だ!りょーた」

そう言って、森山センパイたちとか女子の目とか気にせずキスをした。



『俺たちの記念日は7月4日っス!』
『何で?』
『俺と幸の背番号っスよ』
『背番号…7番と4番か』
『そうっス!愛してるっスよ』
『バーカ、俺もだよ』

そう言って二人は甘いキスを何度も繰り返す。

206涼幸°:2014/07/04(金) 00:03:37 ID:r81ypI8w
【おめでとーーー!!!!!!!】

きたよ!!遂に来ましたよ!!黄笠ちゃんの日!!
次は緑間の誕生日ですねw

黄笠ちゃんの日が姉の誕生日という……。
うらやましずきるだろぉぉっ!!!!!
ちなみに私は9月です☆だが4日ではないw

黄笠ちゃん、はよ結婚しろ((真顔

207涼幸°:2014/07/06(日) 00:44:01 ID:r81ypI8w
【青黄笠】 (青峰side)
※3人とも大学生です。
※一緒に住んでます。

何で、同じ人を好きになってしまったのだろう。

「大輝ー?」
「おー、おけーりー」
「ん、ただいま。涼太は?」
「まだ帰って来てねぇよ」
「そうか…」

笠松サンは、大学2年のくせにスタメン入り。いつも遅くまで練習して帰ってくる。
黄瀬は…バスケをやめて、大学へ行きながらモデル業もやってる。今じゃ若手俳優だとさ。……興味は心底ねぇけど…。

「…大輝?」
「…っ、何?……!」
「ボーッとして…平気か?」

え!?何その格好!!っつか、そのTシャツって……。

「…お、俺の……?」
「え?あ、わりぃ、ちょっと借りるぜ?」
「あ、あぁ…別に構わねぇけど…」

前屈みになるとブカブカだから胸見えるし…。ってか、パンツ隠れてんじゃん!!

「大輝?顔真っ赤…。熱あんの?」

心配そうな顔をして額に触れてくるその手は冷たかった。

「んー…熱は無さそうだけど……」
「……!!!!!??」
「ん、平気だ」

あろうことか額と額をくっつけてきた!
顔近い!可愛すぎ!!

「疲れてるのかもな…早く寝れば?」
「……っ…」
「おい、大輝?…んっ!?」

黙れ…。アンタはいつもそう。人の心配ばっか。自分のことは無関心で無用人で…。
だから、すぐに襲われるんだ。

「んっ…はっ、ら…いきっ…」
「…っ、も、黙れよ…ユキ…」
「…ふっ…ぁ…」

ソファに押し倒して深くキスをする。
耳元でいつもより低い声で話せばすぐに赤面する。
可愛いな……やっぱ。

「ぁ…っ、ん、だい…きっ…」
「あ?…くはっ、その顔エロいわ」
「あんっ!…やっ、らめっ…ふぁぁっ!」

直で幸自身に触れて扱くと呆気なく達した。

「…何?そんなに溜まってたの?」
「…なっ!ち、ちがっ…」
「黄瀬とヤッてなかったの?」
「…ま、まぁ…な?」
「何で?」
「別に……」
「黄瀬より俺の方がいい?」

「んな訳ないっスよ!!」

急にゴチン!と頭に衝撃が走った。
この声の主は…。

「りょ、涼太!おかえり」
「ただいま、幸さん。何やってんスか!青峰っち!」
「あ?別にいいだろ、挿れてねぇし」
「そういう問題じゃねぇっス!!」

あぁ……変なタイミングで帰ってきやがった。
あとで黄瀬のヤローは絞める!

208涼幸°:2014/07/06(日) 14:56:07 ID:r81ypI8w
(黄瀬side)

俺が帰ってきたら何故か幸さんは青峰っちに押し倒されてた。青峰っちの手についてるあの白いモノは幸さんのアレだし!

「…お、おい…大輝…」
「あ?」
「…な、なんで…勃ってんの……」
「あ?そら、ユキのエッローい顔見たからだろーが」
「んなっ…!!ひゃっ!!」
「かっわいい…ユキ、寝室行くか」

目の前で何故か幸さんと青峰っちがイチャイチャしてる。
しかも…幸さんの着てるそのTシャツって青峰っちの。

「もー!!ズルイっス!!何で青峰っちばっか!」
「あ?何が…」
「俺だって幸さんと二人っきりでイチャイチャしたいっス!」
「は?」

そう。俺は今ドラマに出てて撮影中で休みもない。帰りは最後だし、遅いからときどき二人は先に寝てしまってた。(でも、ヤッてなかったっぽい☆)

「…りょ…涼太?」
「…そうか、なら…」
「へっ?」
「「幸さん(ユキ)が決めろ(っス!)」」
「……は!?」
「どっちとシたいか」
「ユキが選べよ」

そうだ。それが一番いい。

「……えー…」
「どっちがいいか!」
「さぁ!早く!」
「「決めろ(っス)!!」」

センパイは困ったように俺らを見上げる。
可愛い…。襲いたい。……じゃなくて!!

「なんスか!その顔!」
「だってさ…」
「…?」
「?」
「…二人のこと、ちょー好きだから決めれねぇんだもん…」

俺らの理性と言うなの短くほそーい糸は簡単に切れた。

209涼幸°:2014/07/06(日) 22:41:44 ID:r81ypI8w
【青黄笠ヒャッホォォォオオイ!】

黄笠と青笠の次に好きなCPです!!
いわゆる3Pですね。…あ、スリーポイントじゃないですよ?((


まぁ、次はもちろん『緑笠』ですよねw
だって、真ちゃんの誕生日だもんw

210涼幸°:2014/07/07(月) 20:16:22 ID:r81ypI8w
【緑→←笠】 (笠松side)

今日は七夕。織姫と彦星が会える日だ。
だけど……。

「今年も会えないっスねー…」
「そうだな……」
「俺の織姫にもあえない…。あ!あそこの子かわいい!あの子のために頑張ろう…」

部活が始まる前。グッタリとして言う黄瀬と可愛い子を探す森山。

「あ!主将!見つけた!」
「早川…どうした?」
「短冊書きません!?せっかくの七夕なんで!お(え)笹持ってきたっす!」
「…ん、いいかもな、たまには」
「わぁぁぁ!!すげーっス!!」
「今年こそは絶対彼女作るぞ!」
「はいはい、黙って書けよ」

カラーペンで短冊に書く部員。
っつてもなぁ別に書くことねぇし。

「こぼ(い)先輩!上の方につけてください!!」
「小堀〜!俺もー!」
「俺は真ん中くらいでいいっスわ」

そう言って笹にくくりつけるレギュラーたち。その他の部員も小堀に頼んだり黄瀬に頼んだりしてる。

「…緑間……」
「…何なのだよ……」
「……っ!?」

頭に思い浮かんだ名前を言うと後ろから声が。
振り替えると、そこには長身で緑の髪をして小さい笹を持ってる奴。緑間がいた。

「…な、んでここに…」
「高尾が行けって言ったから来ただけであって、別に笠松さんに会いたかった訳じゃないのだよ!!」
「そうか…俺は会いたかったけど…」
「なっ!!」

会いたくはないのか。まぁ…そうか。別に恋人じゃねぇし。

「…って、何をしてるんです?」
「ん?あぁ、短冊に願い事書いてんだよ」
「あぁ…七夕だからですか」
「そう、お前も書く?」
「いいんですか?」
「おう、ほらよ」

緑の短冊を渡すとすぐに書き始めた。覗き混むと『好きな人に祝ってもらえますように。』と書かれてた。

「…見るなんて、悪趣味なのだよ!」
「うるせぇな!別にいいだろ!…ってか、お前…誕生日なのか?」
「…?そうなのだよ」
「そうなのか!おめでとう!!」
「…あ、かりがとうなのだよ」

そう言えば緑間は短冊をビリッ!と破った。

「え!?何してんの!?」
「願いが叶ったからもういいのだよ」
「へぇ?おめでと…」

でも、誰に祝ってもらえたんだ?
キョトン、としてると緑間がため息をついた。

「どうした?」
「本当に、笠松さんは鈍感ですね…だからダメなのだよ」
「はぁ?どういう意味だよ…」
「笠松さんが好きなのだよ」
「……へっ?」
「笠松さんが好きなのだよ」
「ちょっ!ちょっ!ちょっと待て!」
「?なんなのだよ」

好きって……自惚れてもいいのか?

「…好きなのだよ。笠松さんが」
「…どういう意味で……」
「恋愛感情として」
「…い、いいのか?俺で」
「笠松さんじゃなきゃ嫌なのだよ」
「……俺も…お前じゃなきゃやだ」

そう言えば俺はポンッ、と頭に願い事が浮かんだ。
スラスラと書く。

「……可愛いのだよ…笠松さんは」
「るせぇ…そう思ったんだから、いいだろ…」
「…よし」
「……っ!!!バカ…」

緑間は俺の書いた短冊の裏にまたあることを書いた。

「…書かなくても叶うだろ」
「それは笠松さんの願いもそうなのだよ」


『永遠と一緒にいれますように。』
『離れずにお互い愛し合えますように。』

211涼幸°:2014/07/07(月) 20:24:22 ID:r81ypI8w
【七夕!!!!】

生憎の雨です。去年も雨だった気がするんですけど……。

さて、最後のはどっちがどっちの願い事なんでしょう!!想像してくださいね♪

レギュラーたちの願い事。

森→俺の織姫が現れますように。
小→笠松と森山と一緒の大学に行けますように。
黄→笠松さんたちとずっと仲良くいられますように。
早→主将がオレたちを頼ってくれますように!
中→もっと活躍できますように。

中村くんはレギュラーじゃないけどいいの!
ちなみに、秀徳の皆様。

大→みんなが健康でいられますように。
宮→緑間の我が儘が1回になりますように。
木→宮地と大坪がドルヲタから解放されますように。
高→これからも笑顔でいれますように!!

です!
木村さん…それは無理なのだよ。(by緑間)

212涼幸°:2014/07/08(火) 01:47:20 ID:r81ypI8w
【青笠】 (青峰side)

「だーいちゃん!!」

誰だ。俺の名前を呼ぶ奴は…っつても、この呼び方はあいつしかいねぇけどな…。

「……んだよ、さつき…」
「もー…何でこんなとこにいるのよ…」
「てめぇには関係ねぇだろーが」
「もー、いいの?笠松さん来てるのに…」

それを聞けばバッ!と起き上がる。
そして、屋上の入り口へ駆け寄れば黒髪の少年。笠松幸男がいた。

「…笠松…サン?」
「よぅ…」
「何で……」
「んー?今度練習試合するから打ち合わせで?」
「……あっそ…」

何だ……俺に会いたくて来た訳じゃねぇのか。って…当たり前か。

「とりあえず、ここじゃゆっくり話せねぇから…」
「おい、さつき、お前部活行ってろよ」
「え?でも…」
「いいから、行け、マネージャーだろーが」
「う…うん、分かった…」

さつきが笠松の横を通るとき、笠松はビクッとしてた。そんな姿さえ可愛い。

「青峰…」
「ん?」
「会いたかったよ…」
「……は?」

突然の言葉。つか、デレ。
思わず聞き返してしまう。

「会いたかった…青峰に」
「えっ……いや、俺もそうだけど…」

まさか、笠松からこんな可愛い言葉が出てくるとは思わなかった。

「…あの…さ」
「…あ?」
「俺の…身体…変になってんだよ…」
「身体?どんな風に…?」
「青峰が…欲しいって……」
「……は?」

本日2度目の聞き返し。ってか…笠松、顔真っ赤だし。

「…っ、大輝が…ほしっ…んっ…」

屋上の入り口だが関係ない。
笠松の口を塞ぐためキスをする。

「んっ、はっ……ふかっ…んぅっ!」
「…んっ……おっと…」

ちょっと深いキスをしただけなのに…。膝から落ちそうになった笠松を抱き締める。
そして、屋上に出て入り口のすぐ上へ続くハシゴを登る。
で、俺の着てたブレザーを敷いて笠松を押し倒す。

「…だ、いき…っ?」
「無理、我慢できねぇ…」
「ふぇ?…んっ…」

チュッ、と笠松の口にキスをする。
ごめんな…保健室まで行きたかったけど…我慢できねぇや。

213涼幸°:2014/07/08(火) 23:29:53 ID:r81ypI8w
「いっ……だ、いきっ…痛い…っ」
「うん、我慢しろ…すぐ終わるからっ…」
「ひっ……うっ、気持ち、悪い…っ」

笠松のズボンを脱がして俺の唾液で濡らした指を一本入れる。
久しぶりのソコはかなり狭くてキツい。
でも…ここに、俺のが挿いるくらい広がるんだもんなぁ…。不思議だ。

「…ふっ、あっ……だい、きっ…だいきぃっ…」
「っ、も、煽るな…っ、我慢出来なくなんだろーが…」
「んっ…いい、早く…っ、ちょーだい…っ!」
「…もっ…どうなっても知らねぇぞ…?」
「んっ……めちゃくちゃにして……い、いからぁっ…」

首に腕を回され耳元で言われればもう我慢なんて出来ない。

「んんぅぅぅぅっ!はっ、だいきっ…だいきぃ!」
「んっ……くっ、ゆき…っ、キツ…もう少し緩めろよ…っ」
「ん、無理ぃ…っ、はっ……おっき…」
「っ……もう…黙れ…バカ…」

口を開けば俺を煽る事ばっか言う。
だから、俺の口で塞ぐ。
深く…舌同士を絡め合わせる。

「……っ、は…」
「はぁっ……はぁっ……んぁっ、あっ!!」
「ふっ、可愛い……」
「あっ…んぁっ!!」

ユラユラ、と腰を動かすと幸からは甘く艶めいた声を出し始める。
いつ、誰がここへ来るかは分からない。でも…誰かが来たとこで別に困ることはない。

「んっ、あっ…だい、きっ…だいきっ!」
「幸…腰動いてる……エロい…可愛いよ、幸」
「んっ、んっ……はっ…んぅっ」

頭を撫でてキスをする。幸は俺の首に腕を回したままで離れるにも離れることが出来ない。
…まぁ、離れたくないけど。

「んっ!!ふぁぁっ!!!やんっ、も、イっ…ぁっ!!」
「ん、いいぜ…っ、俺も…っ」
「はぁっ、だいきの……白いやつ、中に……いっぱい、ちょーだいっ…!」
「っ!!幸っ……」
「あああっ!!だいきぃっ!」

幸が達しては俺も中に思いっきり達した。

「…んぅっ……あっ、たかい…」
「ごめんな……急だったから、ゴムつけてねぇや…」
「いい……もう、つけなくて…いいよ…」
「えっ…?」
「そのままの大輝を感じたい……んぁっ!!!」
「くっ……アホ…もー…せっかく萎えてたのに…」

幸があまりにも可愛いことを言うから…また大きくなってしまった。

「ここ、じゃ…やだぁ…っ」
「大丈夫、これでラスト。あとは俺ん家に行ってからな」
「んひゃっ!!あっ、んぅっ!」

可愛い幸の声は俺だけのもんだ。誰にも聞かせない。
俺は幸と唇を重ねて声を塞ぐ。

214涼幸°:2014/07/09(水) 21:52:20 ID:r81ypI8w
【(*´v`)】

青笠が書きたかっただけなのに、何故こうなった。
そして、ちょっと長いね。エロいれるつもりなかったのになぁ……。

最近、笠黄とか笠青とかの小説読んでるんですけど…途中で戻ってしまいます。
拒否反応がでるんですよね…;;
笠松センパイが上にいるのかキジョーイ(←)をやってるときだけだ!!((

次は黄笠書くでごわす!!

215涼幸°:2014/07/10(木) 15:48:47 ID:r81ypI8w
【黄笠】 (黄瀬side)

最近、センパイの元気がない。
屋上でご飯を食べてるときも、部活中の休憩時間も。
ため息をついてばっか。理由を聞いても…「勉強に関してだよ」とか「寝不足ぎみだから」とか。
でも、そんな悩んでます。って顔で言われても困るんだよなぁ…。
でも、センパイが表情に感情表すなんて、珍しいな。普段、何があってもキリッ!とした凛々しい顔をしてるのに。
いつものセンパイじゃなきゃ俺も元気出ないっスよ。

216涼幸°:2014/07/10(木) 21:09:43 ID:r81ypI8w
(笠松side)

何度目のため息をつくのだろう。
学校生活や部活に恋愛ごとに関しての支障を持ち込んではいけないのは分かっている。だけど……。
流石にあの現場は受け止めることが出来ない。辛すぎる事実。受け止めなければならない。だけど受け止めることが出来ない。
だって、俺はアイツと付き合ってて…。
でも、アイツには新しい『彼女』がいるわけで。
アイツの幸せを本当に願っているのなら、別れるべきだと思う。だけど…離れたくない。
学校も学年が違うだけで会えないことはないし。部活だって、ペア組んだりして結構一緒にいるし。だから寂しくはない。

もし、アイツが俺に飽きてフッてくれたら。
もし、アイツが俺の体目当てだったら…。
何度そういうことを考えただろう。だが、アイツはいつも全力で俺に好きって気持ちを伝えててくれた。体目当てなんてことは絶対ないであろう。

こんな日が約1週間続いてた。アイツもアイツで俺に関わらないようにしてくれてる。だけど、いつもの元気がない。
犬のように飛び付いて来たり、あの優しく元気な声で「センパイ」って呼ばないし。
正直、学校も部活も休みたい。だけど、アイツに会いたい。そういう気持ちがごちゃ混ぜになっているのだ。
最近は、帰りに街中を歩いてるとときどき聞こえる「キセリョ」というワード。それすらも聞きたくない。
そんな風に思い始めたのは昨日のことだ。

昨日の帰り、アイツは仕事で部活を休んだ。
俺が帰ったのは8時から9時の間だっただろう。そんなとき、アイツが見えた。隣には海常の制服を着た女子生徒。
ちゃっかり腕なんて組んでた。アイツの横顔も幸せそうでホッとしたと同時にズキンッ!と心に激痛が走った。
人がたくさんいたからアイツを抜かしてもバレなかった。だって、あんときバレてたら、俺はアイツに酷い言葉を放ってしまうから。アイツは何も悪くない。アイツを満足させることができなかった俺が悪いのだ。

なぁ、お前はいつ俺をフッてくれる?
なぁ、答えろよ…。いつになったら俺を諦めれる?
俺は、いつアイツのことを忘れられる?
あの体温も。唇の感触だって……。
部屋にもお前のイメージカラーのものとか一緒に撮った写真とかいっぱいあるんだ。
お前の幸せを願うなら俺はお前のこと応援するよ。
お前の幸せを願うなら俺はお前のことフることだってするよ。
でも、そんなことしたら絶対お前は傷つくから。
俺はお前にフラれても平気だから。

『辛い思いをするのはお前のだよ…涼太…』

217涼幸°:2014/07/14(月) 19:45:06 ID:r81ypI8w
【うっふふふふ♪】

シリアス(?)な黄笠を書きたかった。
そしたらこうなった。

続けようとしたけど、続けれなかった……。無念じゃぁぁぁああああっ!!!!((

218涼幸°:2014/07/14(月) 20:58:54 ID:r81ypI8w
【青笠】 (青峰side)
(キセキたちは中学生です。)

「あっははははは!!!」
「罰ゲームは大輝に決まりだな」
「んじゃ、マジバへレッツゴーっス!!」

今日は部活がなくキセキの奴等と公園で缶蹴りをした。
俺が鬼で皆を探しに行ってたら影の薄いテツに缶を蹴られた。
そして、赤司もいるっつーことでゲームには罰ゲームってものがあり……。
その罰ゲームの内容が『マジバの店員にスマイルくださいという』だ。

「大輝、追加だ」
「は!?」
「イチゴシェイクも頼め」
「!?」

柄にもなくイチゴシェイクだぁ!?
ふざけんな!!っていいたいけど…赤司の笑顔が怖いから言わない。


「いらっしゃいませ」

あいつらは、レジ近くの席に座って俺は並ぶ。

「…次の方、どうぞ」

俺の番が来た。
進むと店員は男だった。
童顔で、黒髪で…きっとバイトだろう。

「いらっしゃいませ。ご注文は何になさいますか?」
「……」
「…?お客様?」
「…っ!!」

店員の顔をじっと見てたら不思議な顔をされた。のぞきこんでくる姿が可愛いと思ってしまった……。

「あっ、えっと……イチゴ…シェイクと…」
「はい」
「…ス…」
「?」
「スマ……イル、ください」
「……ふぇ?」
「……っ!スマイル…」
「…あ、はいっ…」

深呼吸をしてから、はにかむ笑みで微笑んでくれた。
そのあとは、真っ赤な顔をしてお会計をしイチゴシェイクを渡してくれた。

「…ありがとうございました…っ///」

シェイクを持ってキセキの奴等のとこへ行く。

「どうだったー?」
「んー…可愛かった」
「店員は男だっただろう…?」
「そうだけど…可愛かった」

紫原にシェイクを渡しマジバを出る。

この思いが恋だと気づくのに時間はかからなかったし、恋だと気づいても違和感は感じなかった。

219涼幸°:2014/07/14(月) 21:01:23 ID:r81ypI8w
【スマイル \0】

今日、マ○クに行ったんですよ。
そのとき、メニュー表に『スマイル \0』って書いてあったから書きたくなった!!

イチゴシェイクは友達が飲んでたから…ついで、的な?笑←

220涼幸°:2014/07/15(火) 23:40:26 ID:r81ypI8w
【青笠】 (青峰side)
※モブ笠要素あり。
※無理矢理感あります。

『…たす……けてっ…』

一通の電話が掛かってきた。
相手は、俺の愛してやまない恋人。笠松幸男からだった。
その声は苦しそうで涙声だった。

「…ユキ…?」

通話の切れた電話を見つめる。
どこにいるんだ……?何をしてる?……俺はどうしたらいいんだよ。

とりあえず家を出てもう一度電話をかける。

「只今電話に出ることが出来ません……」

何度かけてもこの高い機械音だけ。

「ユキッ……何処だよっ……」

バスケコート、公園のトイレなど。
いそうな場所を全部行った。
だが……ユキの姿は見えなかった。

221涼幸°:2014/07/16(水) 17:20:10 ID:r81ypI8w
(笠松side)

ことのはったんは本当に小さなことだった。
電車に乗ってて、俺の近くには怪しげな男と女性。
カチコチになって鞄を抱き締めてたら近くいた女性が悲鳴をあげた。

「痴漢!!」

車内が一気にザワついた。
目をつぶって耐えてた俺は何が起こったか分からなかったけど、なぜが知らない人たちはこっちを見てる。
近くの怪しげな男は俺を見てニッコリと笑った。

「最近の男子高校生は……」
「物騒ね…やんなっちゃう」

ヒソヒソ、と言う悪口。俺じゃない。

「あの!!」
「はっ……はい……」
「謝罪のひとつもないんですか!?サイテー!」

そう言って思いっきりビンタされた。駅に着いてはバッグで叩かれたし。

「……被害妄想…」

そう呟いてため息をつく。

「おにーさん♪」
「……あ?」
「そう、君だよ。さっきの痴漢、大変だったね…」

犯人はてめーだろーが。
そう言って記憶が途切れた。

222涼幸°:2014/07/16(水) 22:32:43 ID:r81ypI8w
「……んっ…ぁ…」

目が覚めるとどこか倉庫のようなところだった。
ベッドへ寝かされていて腕を動かそうとするとジャラッ…という音が聞こえ、目の前は真っ暗。つまりは、目隠しをされている。

「…ど、どこ……ここ…」
「やーっと目覚めたー?」
「いっつも、強くやりすぎなんだよ!てめーは!」
「サーセンッ☆」

複数人の男が会話をしている……。

「…だれ……?」
「あ、ごめんごめん♪」

シュルル…と目隠しを取られる。鼻の前を通ったとき、煙草の臭いがして少しむせた。

「けほっ……っ!!!」
「どーも♪笠松クン」

そこにいたのは、俺が2年だったころに戦って圧勝したとこの……。

「な、んで…」
「いや〜…たまたまオレが電車に乗ってたら、俺の手が女性の尻にあったったんだ〜♪」

つまり…コイツの手が俺の近くにいた女性の手にあたって、俺が痴漢と間違われた。ということだ。

「お前……っ!」
「まーまー、そー怒らないでよ?」
「別に、俺らだって目的があって連れ去ったの」

煙草に火をつけて言う男。こいつは…確か主将だったはず。ニヤリ、と笑っては顎で俺の隣に腰掛けてた男に指示を出した。

「……わっ!!」
「はいはーい、気持ちよくしてあげるから☆」
「やっ……やめっ……」

制服のシャツの裾から手を入れられる。腹を辿って…そのまま胸へ……。

「ひっ……!!」
「ははっ……いい反応♪」

そのまま乳首をいじられる。痛い……気持ち悪い…っ!!

「やだっ……だ…いきっ……」
「…だいき?」
「やだっ……離せ…っ!」

まだ自由に動く足で相手の股間に膝蹴りする。

「やめろっつてんだ……わかれよ」
「ってめぇ……」

一気に目付きが変わった奴等。
俺も負けじと睨む。だが……俺は一人で…。助けてくれる奴はいなくて。

「やぁっ!…んっ!ふぁっ!!」

複数人のモノを交代で挿れられ、揺さぶられる。中には全く好きでもない奴の液が……。

「やっ……んぅっ……ひっ!」
「おい、こいつ、全然反応してないぜ?」
「嘘だろ!?ヤバ……」
「ってか、笠松クン、ぶっちゃけ『彼氏』いるでしょ?」

むやみに俺自身に触れられる。
俺…どんだけ青峰に調教されたんだよ…。

「だいきっ……だいきぃっ……」
「…なぁ、さっきから言ってるんだけど、だいきって誰?」
「『彼氏』じゃね?」
「電話ー♪」

俺の鞄から俺の携帯を取り出す奴。やめてくれ……。

「…だいき……青峰…大輝?」
「おい!それってキセキの!?」
「他にも黄瀬涼太とかいるぞ!」

やだ……やだっ!!!!

「やめろ!!!……っ!んぅぅっ!!あっ!」
「よし、特別にだいきくんに電話していいよ♪」
「だけど、5秒ね☆」

プルルル…プルルル……。耳元で電話のコールが鳴る。

『…ユキ……?』
「…たす……けてっ…」

プッ……プープー…。
5秒って言ったのに。すげー短かった。

「…助けに来てくれるといーね♪」

そう言われて痛みと疲れですぐに気を失った。

223涼幸°:2014/07/18(金) 20:45:25 ID:rKXScWSM
「…!……!!!」

誰?誰かが話してる。
それに……腰に暖かいものが。擦ってくれてる?

「…だ、れ……?」
「ユキ…」
「……だ…いきっ?」
「おう、まだ寝てろよ」

起き上がろうとする俺の肩をトン、と推す。それだけでまたベッドへ沈む。

「何で……」
「ユキの彼氏だから」
「…っ、バカ…」

俺の腰を擦ってくれてる手をとり、俺の頭へポスン、と乗せる。

「ユキ?」
「頭撫でて……」
「…あぁ…」

ゆっくりと頭を撫でてもらう。気持ちいい。

「んっ……チューして…」
「……っ、なんか変だぜ?」

そう言いながらもチュッと俺の口にキスをしてくれる。

「んっ……」

何てことだ。舌までいれてきやがった。

(あつっ……もっと欲しい…)

なんてことを思ってしまい、ギュッと抱きついてしまう。

「…っは、ユキ?」
「きもちぃ……もっとほし…い」
「…っ!!!!」

そう言えばギュッ!!と抱きついてきた。

「だ、いき?」
「可愛い…可愛すぎる」
「んなこと…ない」

青峰の胸に顔を埋める。青峰は優しく頭を撫でてくれて額、頬、瞼などにキスをしてくれた。

「あとは、家に来てからな」
「へっ?」

フワリ、と青峰が持ってきたパーカーを着せてもらう。下は下着をはいて俺の服をまとめた青峰はそのまま俺をお姫様抱っこした。

「えっ!?ちょっ…」
「いいから、大丈夫」
「……うん…?」

大人しくすると青峰はクスッと笑った。
少し歩くと警察と俺を無理矢理犯した奴らがいた。

「あ、どうも」
「お疲れさん」
「車、用意してありますよ」
「どーも…」

警察の人と青峰が話して建物を出る。

「…うわぁ……工場の倉庫だったんだ…」
「あぁ…ってか、座れる?」
「え?」
「無理か…。膝枕してやっから寝てろよ」
「う、うん?」

車に乗り込めば青峰の膝に頭を置く。

「…固い」
「うっせぇ…」
「…寒い」
「マジかよ…」

そう言えば青峰が着てた半袖の上着をかけてくれた。

「平気か?」
「うん…ありがと」

青峰の香りがする。落ち着くなぁ……。
なんてこと考えてたらいつの間にか青峰の家についてた。

「よし、待ってて」
「ん…」

そうして、青峰は家の中に入ってった。

224涼幸°:2014/07/19(土) 10:20:45 ID:r81ypI8w
(青峰side)

ユキが連れ去られたってことを理解したときには心配より怒りのほうが勝っていた。

「俺のユキに……っ、ぜってぇ許さねぇ…」

路地裏へ入っていき耳をすませる。
ここは、廃墟になった工場や学校が近くにある。あんな色気たっぷりの恋人に手を出さない奴なんてぜってえいない。

「…ちっ、この辺じゃねぇ…!」

もう少し走りとある工場の倉庫から声が聞こえた。

「ちっ、もういったのかよ」
「まぁ…虎実さんのが大きかったですからねー」
「うっせぇな、とにかくこいつどうするか」
「正直、笠松クン、いい身体してるし反応いいしエロいし!」
「気に入ったぜ、俺は」
「俺もー♪ってか、中トロトロだったからもっかいやりたいし♪」
「まぁ、彼氏くんが来るまでならヤッててもいいかな?」

なんて会話が聞こえた。ここか……。その前に急いで警察に電話する。
電話が終われば相手を睨む。

「その彼氏くんが来たけどヤんのか?」
「誰だっ!」
「ユキを返せ……」

低い声で言う。あいつらの隣にはベッドで苦しげな顔をして寝ているユキがいた。

「テメーら……ユキに何をした…」
「んなもん決まってんだろ」
「エッチィことしかしないっしょ♪」
「まぁ、ようはセックスだ」

うぜぇっ……殴りたい。けど、殴ったら俺も捕まる。
と、外からサイレンの音が聞こえる。

「来た」
「警察!?」
「何で……」
「俺が呼んだんだよ、お前ら、セクハラしただろ?ユキに」

ニヤリ、と笑って動くなくなっているヤツらを睨む。
んで、ユキの近くへ走って行く。

「おとなしくしろ!!!」
「…っ!」

奴らは警察が来た瞬間顔が強ばった。
まぁ、そりゃ当然か。

「お前らだな?レイプしたってのは」
「なっ…!」
「強制ワイセツで逮捕する!」

奴らはすぐに手錠をかけられた。

「ユキ…ユキッ…」

ユキの腰を擦りながら名前を呼ぶ。
あいつらは、警察に文句を言っている。

225涼幸°:2014/07/19(土) 21:43:51 ID:r81ypI8w
ユキが目覚めたときにはあいつらも少しは静かになってた。
俺たちは少しはイチャつき、ムラッときた俺はパパッと帰る支度を済ませて警察の人に準備してもらった車で俺の家へ行く。
家についたら急いで家の中に入って俺の部屋を片付ける。
まぁ…エロ本とかあるし?うん。

「おまたせ」
「遅い……バカ」
「わりぃって」
「いいけど、別に。ありがとうございました」

運転手にお礼を言ったユキを荷物を持ってお姫様抱っこする。

「おじゃまします…」
「誰もいねぇから、今日、泊まってけよ」
「……うん…」

カァァッと顔を真っ赤にするユキを見てキュンッときた。
俺の部屋に行けばゆっくりとユキを降ろす。

「まだ腰いてぇか?」
「いや、大分よくなったよ」
「……そ、っか」

腰を痛めてるユキに手を出すことができない……。
ユキに近づき腰を優しく撫でる。

「…だいき?」
「治るまでこうしといてやる」
「……ありがと」

フニャと微笑むユキにキスを落とす。

「んっ……」

すぐに離してまた唇を重ねる。それを何度か繰り返して深いキスへと変える。

「んっ…ぅ…ぁ…」
「んー…可愛い…ユキ」
「はっ……ぁ…なぁ、に…?」
「愛してるよ……」
「……っ!!お、俺だって…」

耳元で愛してると言われた。

「…一緒にいれなくてごめんな」
「…ん」
「…すぐに助けれなくてごめん」
「…ん」
「…ずっとこれからも愛してる」
「…ん」

お互い抱き締めあい眠りに落ちた。

226涼幸°:2014/07/20(日) 23:19:13 ID:HottoeqM
【ふぃー…】

何とか終わらせることが出来ましたね。
そして…今日今まで投稿した小説読み返したらヤバい!吹いてしまう!!
そして誤字が多すぎて泣きそうになった!!
とある小説では『青色の表情で色黒の奴……』みたいなこと書いてあったし!
青色の表情って何!?真っ青なの?って突っ込んでしまった…。

もー…誤字が無くなるよう頑張ります。

227涼幸°:2014/07/21(月) 14:12:21 ID:HottoeqM
【青笠】 (青峰side)

俺が帰ると笠松サンが猫になってた。

「か、笠松サン?」
「ど…どうしよう…」
「いや…知らないし…ってか…」

可愛すぎる!!!でも、何で下履いてないの?襲ってほしいから?

「うぅ……ズボンはけない…」
「何で……」
「尻尾が邪魔だから?」

後ろを向いてTシャツの後ろを少しめくる姿はとてもエロかった。
っつか……。

「えっ……尻尾…えっ!?」
「だから、ズボンもパンツもはけない…わっ!」
「ユキ…寝室いこうぜ…」
「ふぁ……っ…んっ……」

抱き締めて耳元でいつもより少し低い声で囁くとユキの足の力は抜けエロエロモードに入る。

寝室へ行きユキをベッドへ降ろす。

「ユキ……可愛い…」
「んっんっ……ぁ…だ、いきっ……尻尾…さわって…」

俺の手を掴んで尻尾へと誘導するユキ。可愛すぎるだろ!!
尻尾の根元から先っぽへと撫でるようにする。

「んんっ…あっん…もっと…」
「ふっ、腰浮いてるぜ?ユキ…」
「んぁ…もっとぉ…っ」
「もっと?」

もっとと言って誘ってくるから尻尾の根元を強くいじったり撫でたり擦る。
と、ユキの腰が動き始めた。

「腰、動いてる」
「んやっ……もっ…はぁ…っん」
「…ふっ、こっちに俺の欲しい?」
「あんっ!んぅっ…ほしぃ…」

俺の首に腕を回して誘う姿は発情した猫のようだ。
つり目でトロンとした目で、耳と尻尾あるし。猫だ。

「ユキ…、俺のあげるから…語尾にニャァってつけてよ」
「んっ!あ、分かった…」

尻尾をいじりながら俺自身をヒクヒクと動いてるユキの後ろにあててズブッと挿れる。

「あああっ!!んっ!だいきぃっ!」
「くっ…キツッ、動けねえっ…」
「んっ!ニャ…っ、はぁっ…」
「っ!!ユキッ…ユキッ…」

尻尾をいじりながら奥まで思いっきり突く。
ユキはひたすら喘ぎときどき俺の名前を呼んだり「ニャ」とか「ニャン」とか言っていた。

「んっ、ニャ…あっ!だ、いきぃっ!」
「うっ…も、無理っ……」
「ああっ!そこ…らめぇっ!!にゃぁぁっ!!」

尻尾の先端をクリッとするとユキは達した。

「ユキー…早いよー…」
「し、るかっ…だ、いきがっ……気持ちい…ことばっか、はぁっ、する、からっ!」
「ま、俺はまだイッてないよ」

そう言っていつもとは違う体位でやってみようとユキの体を起こし俺の膝の上へ座らせる。

「んっ!!はぁっ…」

いつもより深く挿ったのか白い喉をそらせ喘いだ。

「いただきます…」

そらした喉にチュッとキスしてはチュゥと吸う。

「愛してる。ユキ」

そう言って尻尾をいじり俺もユキもお互いに溺れていった。

228涼幸°:2014/07/21(月) 19:46:56 ID:HottoeqM
【猫松センパイ】

ちょっと猫感ないけどいいよね!
最初、ミルクプレイを入れようとしたけどやめちった☆
…スイマセン、すっかり忘れてました!←

今度、チョコレートプレイとか生クリームプレイとかやりたい。

黄笠の同人誌買っちゃった!
ニヤニヤが止まらない。(真顔

229涼幸°:2014/07/21(月) 21:22:29 ID:HottoeqM
【海常+小笠】 (森山side)

ズルイ。羨ましい。この二つの言葉が頭から離れない。
先日。小堀と笠松は付き合い始めた。

『…俺っ…小堀と付き合う…ことになった』

顔を真っ赤に染めながら俺と黄瀬の前で言った笠松。
正直、そんときは頭を殴られたかのようにグラグラしてた。
そう。俺と黄瀬も笠松のことが好きなのだ。

『そうなんスか!おめでとうっス!!悩みとかあったら言ってくださいっス!』

笑顔でそう言う黄瀬。その顔はどこか残念そうだったが二人のことを心から喜んでるっていう表情にも見えた。

「…ハァ……ズリィよ」
「なーにが?」
「……!小堀…笠松…」

屋上で飯を食べてると後ろからはとある声が。振り向くとそこには手ぶらの笠松と二人分の荷物を持った小堀がいた。

「よっ、一緒にいーか?」
「お…おう…」
「へへっ、サンキュ」
「ありがとな」

そう言って俺の前に座る二人。
小堀は笠松のことを微笑み見てた。元々優しい小堀だがその表情はいつもよをさらに優しそうだった。

「なぁ、そっちの一口ちょーだい」
「ん?はいよ」
「ありがとっ…んっ」

小堀の食べてたパンに一口かぶりつく笠松。
幸せそうに食べる笠松を優しい笑顔で見つめる小堀。

「……ハァ…」
「森山、何か悩みでもあんのか?」
「えっ?」

ため息をつくと笠松が問いかけてきた。
前を向くと小堀も心配そうにしてた。

「悩み。ないの?」
「……いや、平気」
「…そうか?そうは見えないけど…」
「大丈夫だって、な?」
「…なんかあれば言えよ?力になるから」
「そうだよ、チームメイトだろ?」

そう言って俺の頭をポン、と撫でてくれる笠松。
胸がキュゥゥン、となって抱き締めたくなる。

「…ん、お前らも何か悩みあんじゃねぇの?」
「えっ?」
「ある?」
「いや、今のままで十分幸せだよ」
「バカ…俺も、今はないよ。小堀がいるから」

今にもキスしそうな甘い感じ。
俺は邪魔だよな。

「あ、俺ちょっと用事あるから行くわ」
「マジか…んじゃ…また後で…」
「あぁ、またな」

ゴミの入った袋を持って立ち上がり屋上をあとにする。

「んっ…小堀…っ、待って…」
「んー…笠松可愛い…」
「バカッ……あっ…」

後ろから聞こえる二人の会話。
ドサッと言う誰かが倒れる音。まぁ…考えなくても分かる。

足早に俺は屋上から出た。

230涼幸°:2014/07/25(金) 14:09:46 ID:HottoeqM
【迷った結果。】

中断しました!
黄瀬sideを書いては消して…書いては消して…を何度か繰り返したけど…黄笠になりそうだったからやめたよ!

小笠←森になってしまってた……。残念。
またリベンジしたいです!!!
そして……

コタ!!!!誕生日おめでとーっっ!!!!!!!!
小説は書かないけど、リアで絵は描いたよ!!!もちろん葉笠b


おめでとー!!!
笠松センパイの誕生日まで、残り4日っ!!!

231涼幸°:2014/07/25(金) 15:05:35 ID:HottoeqM
【黄笠】 (黄瀬side)

「セーンパイッ!」
「黄瀬…久しぶり」
「久しぶりっス!!」

今日は3週間ぶり。俺の仕事で四国へ行ってたのだ。

「仕事の先輩からチョコ貰ったっス、食べます?」
「チョコ?うん…食う」

俺は今すぐにでもセンパイを食べたいけどね……。
キッチンに行ってチョコとセンパイの好きなミルクココアを持ってく。
センパイの前に置いた綺麗な箱のチョコ。これは実はちょっとお酒が入ってて媚薬も入ってる。

「…どうっスか?」
「うまい…」
「良かったっス」

ムッとしてるが喜んでるようだ。良かった。
20個入りのチョコでセンパイは5個食べた。
これならすぐ効いてくるかな?

「あ、お風呂沸いてるぜ、入ってこいよ」
「マジっスか?汗でベタベタ…入ってくるっスね?」
「うん、片付けとくから、タオルとか後で置いとくな」
「はーいっス」

まだ効き目は出てない。いつ出るかなぁ?
どんぐらい俺を求めてくれるか楽しみだ。


お風呂に入って20分くらいたったころ。

「黄瀬、タオルと下着置いとくぞ」

そういう声が脱衣所から聞こえた。

「ありがとっス」

うーん…まだ、平気なのかな?

ドサッ……。

「へっ?センパイ?」

脱衣所から何かが倒れる音が聞こえた。
ドアを開けるとそこには真っ赤な顔をしてハァ、ハァと息を荒くしてタオルと下着がかかったセンパイが倒れてた。

「えっ?センパイ?」
「んっ……ちから…はいんな…ぃ」

呂律があやふやで短パンからは綺麗な足がスラッと伸びてる。
急いで体を拭いて下着を着る。

「大丈夫っスか?」
「ひゃっ……やぁ…っ…」
「えっ……センパ…!?」
「あつっ……んっ…」

センパイは着てたTシャツを脱いだ。

こ、これって……!!!!

232涼幸°:2014/07/27(日) 00:20:12 ID:HottoeqM
(笠松side)

今日は3週間ぶりに黄瀬に会った。
チョコを貰ってらしく俺にもわけてくれた。こういうちょっとしたことがすごく嬉しい。
20個入っていた。
こういう高級そうなチョコはいっきに全部食べるのはよくない。しかも黄瀬のだからとっとかないと。
そう思ってるも美味しくてとまらない。5つめを食べてハッとした。
これ以上食べちゃ流石に黄瀬は怒る。うん。

「あ、お風呂沸いてるぜ、入ってこいよ」

そう言えば黄瀬は嬉しそうにしてお風呂場へ行った。
ミルクココアを飲み干してチョコを持ってキッチンへ行く。
……暑い…?気のせいだろうか。
ベランダの窓を開けると涼しい風が入ってきた。

「…ん、涼しい…」

そう言って風にあたるも黄瀬の下着とか用意しないと……。

寝室へ行ってタオルを用意する。

脱衣所へ行くと黄瀬はご機嫌な様子だった。

「黄瀬、タオルと下着おいとくぞ」
「ありがとうっス」

中からは嬉しそうな弾んだ声が聞こえた。
……ドクンッ。
一気に体が熱くなる。心臓もドキドキして息苦しい。
視界がぐらついた。
ドサッ……。

「へっ?センパイ?」

来るな……っ…。来たら…ダメだ。だって。今は……。

「えっ?センパイ?」
「んっ……ちから…はいんな…ぃ…」

ガクガクと体が震えてこいつを求める感じになる。

「大丈夫っスか?」

触るなっ…。

「ひゃっ……やぁ…っ…」
「えっ……センパ…!?」

もー…無理っ。我慢できないっ!
こいつが欲しい……欲しくて欲しくてたまらない。

「あつっ……んっ…」

Tシャツを脱いでこいつ自身に触れる。
下着越しにパクリ、とくわえて愛撫する。

「ちょっ!?センパ……ッ!!」
「んっ…はっ…りょ、たぁっ……」

俺には理性が残ってなかった。

233涼幸°:2014/07/28(月) 23:21:25 ID:HottoeqM
「うっ、あっ、んっ…りょ、たっ」
「ユキッ……くっ…」

あのあと、キスをして脱衣所でお互いを求めて、寝室へ行ってこうなってる。

「りょ、たっ…もっ…あっ…」
「ん、俺もっス……くっ…うぁっ!!」

ユラユラと腰を動かしては達して。そんなことを何度も繰り返してる。
そう、今日はガツガツとがっつかない。
だって、明日はユキの誕生日。明日立てなかったらお出掛けできないもん。

「りょ、たぁ……もっと……」
「〜〜っ!!!き、今日はダメっス!」
「な…で…やぁっ、もっと…ちょーだいっ?」
「うーっ!!!ダメっスぅっ!!!」
「あっ、んっ!ひっ…やぁっ、はげしっ…んぁぁっ!!」

ダメ、と言いつつも結局はしてしまう。
つくづく俺はユキに甘いな。と思ってしまった。

「んっ、んっ!あっ!!」
「ユキッ!ユキッ!!」
「ふぁぁぁっ!」

何度目かの絶頂に達して俺はユキの上に被さる。

「大丈夫っスか?」
「んっ……へーき…」

ユキの腰を擦りながら問いかける。
…媚薬。まだ残ってるかな?

「ユキ…またヤりたい?」
「…ふぅっ、やっ…やんないっ…」

まだ残ってるらしい。
俺はユキ自身を握って上下に擦る。

「ふあっ!?やぁっ、んぅっ!!」
「キモチーの?これ」

グリッ、と先端を押すとビクンッとユキの体は跳ねる。

「やぁっ!やぁっ!!りょーたぁっ!」
「いいっスよぉ?イッても」

擦スピードを早くすればユキは達した。

「大丈夫っスか?」
「んっ…はぁっ…」

グッタリとするユキを抱き締める。
そして、トントン…と優しく背中を叩くと寝息が聞こえた。

「…可愛い……ユキ…誕生日、おめでと…ずっと愛してる」

無防備な寝顔にそう言いチュッと可愛らしい額にキスをする。


ユキの一年に一度の大切な誕生日。
ユキが起きてるときにおめどうを言いたかったけど、仕方ないよね。

来年も再来年もその次もずっとユキの隣にいるからね……。

234涼幸°:2014/07/29(火) 00:02:30 ID:HottoeqM
[笠松センパイ、ハッピーバースデーッ!!!!!!]

この小説の主役!皆のセンパイ!笠松幸男センパイの誕生日がやってきたぁ!


笠松センパイッ!!!
ハッピーバースデーッ!!

(`б▽б) (`∀´) (`-д-´) (`□ω□´)
\ハッピーバースデー(っス)!!!!愛してる(っスよ/っす/ぜ/で)!!/

235涼幸°:2014/07/29(火) 13:15:35 ID:HottoeqM
【今笠】 (今吉side)

今日は、前代未聞の日や。

「笠松くん!」
「おわっ!…しょ…今吉…?」

翔一っていいそうになるとことかちょーかわええ…。

「誕生日、おめでとう…これ、あげるわ」
「えっ、何これ…あけていいの?」
「いや!家に帰ってから開けてもらってもええか?」
「……気になる。けど我慢する…」

すごく残念そうに鞄にしまう姿がとても可愛く見えた。

「ほな、行くわ」
「…うん?」
「プレゼント、家に帰ってから見るんやて?」
「おう…分かってるよ」
「んじゃ、また会おうな!」

そして、急いで学校へ戻る。

236涼幸°:2014/07/29(火) 23:38:10 ID:HottoeqM
【森笠】 (森山side)

「かーさーまーつ♪」
「よした……森山、はよー」
「おはよ♪はい、ハピバ☆」
「何これ…」
「笠松にとって(多分)役立つもの♪」

ニッコリとした笑顔で包装されたプレゼントを渡す。

「ん、家に帰ってから見ろよ?」
「なんで……って、はやっ…」

俺はダッシュでとあるところへ行く。

237涼幸°:2014/07/29(火) 23:47:18 ID:HottoeqM
【黄笠】 (黄瀬side)

「セーンパイ♪これどーぞっス」
「ふぇ?あ、サンキュ…」

ふぇ?ってなんスか!?かわいすぎっす!!!

「あ、あと、今日一緒に帰りません?」
「んぁ?別にいーぞ」
「ヤッタ!じゃ、絶対っスよー!!!?」

ブンブン、と手を振りながら走る。

このあとが楽しみだなっ!!

238涼幸°:2014/07/29(火) 23:56:45 ID:HottoeqM
【青笠】 (青峰side)

ここは、海常高校の体育館。
今日は、俺の彼氏、笠松幸男の誕生日。
愛してやまない笠松サンのためにサプライズをする。

「ハァ……」
「なんや、元気ないやん」
「いやっスか?サプライズ」
「楽しいぜー?絶対」

違う。嫌じゃない。むしろ嬉しい。楽しい。
けどっ!!!!

「なんで俺のジャージ?」
「笠松くんがこれ着るんよ」
「うらやましいっスよ…マジで」
「ほんとになー……」

ジロッと皆から見られるがしかたねぇだろ。
あいつは俺のなんだから。

キィ…。

と、体育館のドアが開いた。

「ちょっ!!おいっ!離せって!」
「まぁまぁ」

誰かに担がれての登場。
その声は。笠松サンッ!!!

「プハッ!…えっ。だ…いきっ?」

目の前の光景にキョドる笠松サン。

「笠松サン、誕生日おめでとう…」
「えっ?ちょっ……」
「…結婚しよーぜ」

膝をついて笠松サンの片手を取って言う。
本気だ。笠松サンを誰にも渡したくない。

「……バ、バカだいきっ!」
「えっ!?わわっ……」
「返事なんて…あってないようなもんじゃんっ…」
「えっ?つまり?」
「一生だいきといたい…」

そう言ってキスされた。
笠松サン……俺、一生笠松さんから離れないからな……。

239涼幸°:2014/07/30(水) 00:01:00 ID:HottoeqM
あのあと、笠松サンは、着てた服を全部はぎとられ、代わりに俺のジャージを着る。

案の定ブカブカでワンピース状態だ。
手は指しか見えていない。

「これで(仮)結婚式あげんのか?」
「はぁ!?マジかよ!やだよ!!」
「いいじゃん、俺っちしかいないし…な?ユキ…」
「…うぁ…ん…ひ、きょ…うだぞ…っ」

耳元で低い声を出して言うとガクッと笠松サンの体から力が抜けた。

「さぁーて、これってお持ち帰り……」

「「「オッケー!!(っス/だぞ/やで)」」」

そう言われれば早速お持ち帰り。

240涼幸°:2014/07/30(水) 00:07:13 ID:HottoeqM
[笠松センパイ生誕祭!]

おめでとうございました!
今日は一日幸せでした…(*´∀`)

今吉があげたプレ↓
ニーハイ(黒と白)、月バス最新号。
笠:ニーハイってどういうことだよ…。
青:笠松サンに履かしてそれでえっちするわw

森山があげたプレ↓
大人の玩具2つ、エロ本(がっつり18禁)
笠:〜〜〜っ!!///(アワワワッ…///)
青:フーン、いい本くれたな。でもユキが一番可愛い…。

黄瀬があげたプレ↓
二人のロゴ入りタオルとリストバンド、黄瀬の写真集
笠:タオルとバンドは正直嬉しい…。
青:雑誌とかwいらね…ま、タオルとバンドはいいな、おそろい♪


ってな感じ!
私はモンブランを食べて、夜ご飯には肉じゃがを食べた!!
幸せでした♪

241涼幸°:2014/07/30(水) 07:55:26 ID:HottoeqM
【王様ゲーム】

参加者↓
笠松、黄瀬、青峰、赤司、高尾、今吉、森山、小堀。

ルール↓
・命令は何でもよし。
●笠松センパイをあてれるよう頑張る。

では、スタート。

242涼幸°:2014/07/30(水) 08:02:31 ID:HottoeqM
黄「出た、誰得俺得、王様ゲーム」
青「んなことして…何が楽しいんだか…」
高「でも、笠松さんは嬉しそうっスよ?ww」

笠「赤司!これうまいな!」
赤「笠松さんの口にあってよかったです」

高「な?」
黄「…と、とりあえず!!!一回戦始めるっスよ!!」
笠「もうやるのか?」
黄「はいっス!!せーのっ!!」

「「「王様だーれだっ!」」」

青「ん、俺だ」
赤「いきなり過度すぎるものはだめだぞ?」
青「おう、じゃぁ…8番と7番がキス」
森「………」
今「8番さん、よろしゅうな♪」
森「わぁぁぁああああっ!!!!」

森山と今吉のキスタイム。

森「うっうっ……うっ……」
今「そんな泣くことないでー?」
森「うっせー…あー、次だ!!次!」

243涼幸°:2014/07/30(水) 08:14:27 ID:HottoeqM
笠「えっ!?森山!?」
森「あとで消毒させてくれよ?」
笠「消毒?…どっか汚れたか?」
森「そうだよ!!っとに…」
笠「ふーん、別にどーでもいいけど…とりあえず」

「「「王様だーれだっ!!」」」

黄「…俺っスわw」
青「命令は?」
黄「えっと…5番と6番が濃厚なキスを♪」
笠「……濃厚な…?」
青「ん、笠松サン、6番?」
笠「おう」
青「ラッキー♪んじゃいただきまーす♪」
笠「ふぇ!?……っ、んぅ…ぁ…」

青峰×笠松の濃厚すぎるキスタイム。

笠「…んっ…ふぁ…はぁ…はぁ…っ」
青「ごちそーさん」

黄「青峰っちツヤツヤしてるっスw」
高「相変わらず笠松さんエロいっすわwwwwwwwwwwww」
今「ええなー、アレ」
森「…ゾワッ!! 小堀ーっ!」
小「えっ?よしよし……?」

笠「…バカ…変態っ…」
赤「ふふっ、幸男、大丈夫かい?」
笠「…ん、ありがとな…」
赤「いえ、では、大輝はまた後で…♪せーの」

「「「王様だーれだっ!」」」

笠「…んっ、俺だ…はぁ…っ」

皆(エッロー……)

笠「えっと……7番が2番に抱きつく」
黄「……!!!!!!!?」
今「おー、黄瀬クンに抱きつかれるんかwワシw」
森「黄瀬の得意分野だなww」
小「そうだな、いつも(笠松に)抱きついてるもんな」

黄「……いくっスよ…?」
今「ええでww」
黄「…せーのっ…」

ドーン…。ギュゥッ。

青「ガタイのいい男が何腹黒野郎に抱きついてんだw」
笠「いつもより、優しいな、黄瀬」
黄「当たり前っスー…いつもは愛がこもってるっスもん…」

244涼幸°:2014/07/30(水) 08:23:19 ID:HottoeqM
黄「よーし、ビシバシいくっスよー!!」
笠「立ち直り早いな、まぁいいことだ」
今「せーの」

「「「王様だーれだっ!」」」

高「ん!俺だ!!」
笠「…赤司、しゃべっていい……って何録ってんの?」
赤「あぁ、気にしなくていいよ、続けてくれ」
笠「…おう?」

高「えーっと、6番が7番に2ターンの間膝枕」
森「これ、笠松の膝枕しか嬉しくねぇだろw」
青「そうだなw赤司とかが膝枕するほうだったら図が怖いわw」

笠「ん、膝枕するほうだ、」
赤「では、失礼」

黄「うらやましいっス!!!」
青「赤司のあのドヤ顔ムカつくなww」
高「逆じゃなくてよかったwwwww」

245涼幸°:2014/07/30(水) 10:33:03 ID:HottoeqM
笠松が赤司に膝枕して1ターンめ。

森「よしっ、どんどん行こうか。」
小「なんだ?急にやる気になったな」
森「おうっ、せーのっ!!」

「「「王様だーれだっ!」」」

今「ん、ワシやわw」
青「どんなめーれーすんだよ」
笠「ひらがなで言うなよ…」

今「4番の苦手なとこを2番がキスをする。舐めるも可」
皆(笠松意外)(うっわぁぁぁっ!)

小「4番…2番誰だ?」
笠「……俺が2番だなんて知らない。」
小「笠松か……おいで?」
笠「……っ」

今「確か首筋と耳ダメだったよな?w」
森「笠松の本当に苦手なとこは小堀が一番知ってるよwww」
今「なんでや?」
森「あいつら幼馴染みだからb」

赤「僕はちょっとどいてるよ」
笠「おぅ……」

小「いくぞ?」
笠「…う、うん」

ペロ……。

笠「ヒッ…ぁっ…」
小「…キモチい?」
笠「やぁっ…くすぐった……ぃ…んぅっ…」

皆(ムラッ……)

森「…小堀、もういいよ…」
小「おう」

黄「…今日はもう解散しましょうか」
青「あぁ」
今「せやね」
高「ヤッバい」
森「可愛い…っ」
赤「またやろうか」

笠「?」

246涼幸°:2014/07/30(水) 10:35:06 ID:HottoeqM
[楽しかった☆]

グタグタだけど楽しかったです♪

笠松センパイは鎖骨とか苦手で感じてればいいと思います。

247涼幸°:2014/07/30(水) 12:33:19 ID:HottoeqM
【黄笠】 (黄瀬side)
※笠松センパイがAVモデルです。

友達から押し付けられたAVDVDを見て俺の部屋は大変なことになった。

「くっ……ヤバッ…」

そう、こんな状況になったのはこのDVDのネコ。笠松幸男という人が原因だ。

『んっ…ぁ…』

ピクピク…と笠松サンの体は動いてる。

『…はっ…ん、チューして…っ?』

首をかしげてキスを求める。その姿に俺はまた欲情した。

『んっ、んっ……っ…ふ、ぁ…』

ネコの可愛らしい表情とエロい喘ぎ声が俺の部屋に響く。まさに、今ここにいるかのように。

『はぁっ…ぁん…ふぁぁっ……っ』

じっと見てるとなんだかイラついてきた。
この人を気持ちよくしてるのが俺じゃないってことにイラだちを覚える。
そして、80分によるAVが終わった。

『んっ、んっ……あっ、ほしっ…い』

クチクチ…と一人で後ろの穴をいじる卑猥な姿は本当にヤバかった。

「……俺もモデルやってるし……いつか会えるかな?」

そう思って部屋を急いで片付けて無理矢理寝た。

248涼幸°:2014/07/30(水) 13:36:05 ID:HottoeqM
「……え…嘘」
「マジだよ、明日だってさ」
「…!やった!」

あれから2か月ほどたったころ。
やっとあの笠松さんとの撮影が決まった。
カレンダーの撮影だけどとても大切な撮影だ。

「リョータにも服は脱いでもらうけど、笠松くんはほとんど脱いでもらうから、布団とかでうまく隠してやってな」
「りょーかいっス!」

そうして、明日が楽しみになった。

次の日。
「こんにちはー!」
「リョータくん!やぁっと来た!」
「スンマセン、渋滞してて」
「早く着替えてきて!笠松くん待ってるよ?」

コソ、と教えてくれた。スタジオ内を見るとうちのマネージャーと楽しそうに話している。
服じゃなく、バスローブを着ていた。

「んじゃ、急いで着替えてくるっス!」
「うん、行ってらっしゃい!」

楽屋へ行ってメイクさんたちにメイクしてもらい着替える。

「お願いしまーす」

スタジオに入って挨拶する。

「あ、来た来た、あれがうちのリョータ」
「…!どーも、笠松です…」
「どーも!宜しくお願いするっス!」
「んじゃ、始めよっか!」
「はーい」

笠松さんはバスローブをパサッと脱ごうとする。

「かーさーまつ?」
「…だってぇ…暑い」
「いいから!あっち行け!せめてベッドの上で脱げ!」
「……ん」

マネージャーらしき人に止められる。
スタスタ、とベッドへ行きパサッと脱ぐ姿は…エロかった。

「リョータ、早く行け」
「うわっ!!!うぃっス!」

走ってベッドへ行く。

「ふっ……まだガキって顔つきだな」
「へっ?」
「可愛い」

フニャ…と微笑み頬を撫でられる。
あぁ…ここが家だったらよかったのに…。

そう思いつつもカレンダーの撮影に入った。

249涼幸°:2014/07/30(水) 14:42:36 ID:HottoeqM
「いいねー!」
「もっと笠松くんの布団下に…ok!」

俺の膝の上に笠松さんを乗せて笠松さんを抱き締める形で撮影されている。

「…っ」
「…?笠松さん?」

ふと、笠松さんを見ると顔を真っ赤にしてた。

「どうしたんスか?」
「…いや、噂通りイケメンだな…って思って…」

真っ赤な顔をしつつそう言う笠松さんがとてつもなく可愛かった。

「わっ!!」

笠松さんをベッドに押し倒す。

「…りょ、りょーたくん?」
「ヤッていいっスか?」
「はっ!?ちょ、えっ?」
「我慢できねっス……可愛すぎ」
「ちょっ…ひゃっ…ぁん…ぅ…」

ペロ、と首筋を舐める。

「…くぅ…っ、んっ…やぁん…」

可愛い声で喘ぐ笠松さんは可愛い。

「いー加減にしろっ!!!」

ガンッとマネージャーに頭を殴られる。
そこで記憶は途切れた。

250涼幸°:2014/07/30(水) 14:59:06 ID:HottoeqM
「……んっ」
「あ、起きたか?」
「あれ…ここ…」
「スタジオのベッドの上」
「なん……!?」
「撮影、無事に終わった」
「えっ…でも…」
「俺がりょーたくんの上に跨がったの」
「それって……!!」
「大丈夫、安心しろ。挿れてねぇから」

ですよねー……。ちょっと残念。

「…あと、また仕事一緒にできるから」
「えっ??」
「じゃ、またな」

いつの間にか笠松さんは着替えていて私服だった。
私服姿も可愛い。と思うあたり末期だな、と思った。

でも、また一緒に仕事ができるなんて……。
こんな嬉しいことはない。

次に一緒に仕事をするのがとても楽しみになった。

251涼幸°:2014/07/30(水) 15:06:34 ID:HottoeqM
[ふぃぃぃぃぃ……。]

疲れた。けど楽しかった!!!

笠松さんも黄瀬くんも好きあってるけど、思いを伝えれない。っていう。

笠松センパイは黄瀬と出会ってからAVは避けてたらいいな…。

252涼幸°:2014/07/30(水) 18:47:13 ID:HottoeqM
【青笠】 (青峰side)

黄瀬から聞いた情報だけど……。
今日は『告白の日』らしい。
だから、俺の愛しい恋人。俺の横でスヤスヤと眠ってる笠松幸男に告白する。

「……」

でも!気持ち良さそうに寝てたら起こすことなんて出来ないよ!!可愛い寝顔してるし!!!
しかも、俺の腕に抱きついてる、と言うね……。

「ん〜……んっ…すぅ…」

ゴロ、と寝返りをうってまたスヤスヤと眠る。
腕は解放されたけど、背中を向けられてしまったのでちょっとショック。
後ろからギュッと抱き締める。

「…んっ、だ……いき?」
「あ、起こしちゃった?わり…」
「ん〜ん……どした…?さみしかった?」

眠そうにしてるもコテン、と首をかしげて問いかけてくる姿に可愛いと思ってしまった。

「…なぁ、今から言う言葉、聞き逃すなよ?」
「ふぇ?」
「好きだよ、愛してる。これからもずっと一緒にいような」

そう言ってギュッ…と抱き締める。

「……っ!!だ、いきっ…俺も、好きっ…離れたくないよ…」

ギュッと抱き締められスリスリ、と額を擦りつけてくる姿がすっごく可愛かった。

「…ユキ、大好き」
「うん…俺も」

そう言ってお互い抱き締めながら寝た。
その日、俺はいい夢が見れた。

253涼幸°:2014/07/30(水) 18:50:22 ID:HottoeqM
[告白の日]

今日は告白の日だそうですね!!!
友達から聞いて初めて知りました!!!
最初、黄笠ちゃんで書いてたけど、黄瀬くんの性欲がどうしても小説に現れちゃうので………。
ちょっと我慢して青笠ちゃんにしました☆

254涼幸°:2014/07/31(木) 17:58:06 ID:HottoeqM
【青笠】 
※創作です。

笠松がいるソコ。そこは黄瀬家の敷地。
黄瀬家の人間が認めた者のみ暮らせるのだ。

そして、フェンスを越えてもう片方には今吉家の敷地がある。

そこには今吉家の人間が認めた者しか暮らせない。


「…青…峰っ」
「…笠松…っ」

黄瀬家の敷地で暮らす一人の少年、笠松幸男。
今吉家の敷地で暮らす一人の少年、青峰大輝。
そう、この二人は好き合ってるのだ。
だが、暮らしてる敷地が違う。
黄瀬家の人間と今吉家の人間は仲が悪くこの二人が会ったりすれば、たちまち争いになるであろう。

「「会いたい……」」

二人は会いたいけど会えない。
そんな中生きてるのだ。

255涼幸°:2014/07/31(木) 18:22:04 ID:HottoeqM
(青峰side)

ある日。フェンスに寄りかかりご飯を食べていた。
もしかしたら会えるかもしれないと思って。

「笠松……会いてぇよ…」
「……あ、青峰…?」
「…っ!?」

聞き間違えるはずがない、この声は。

「…笠松……っ!?」
「青峰!」

パァッ!と表情を明るくさせたその人。
童顔で黒髪の短髪。俺の愛しい人。笠松幸男だ。

「なんでここに……?」
「ここで昼食ったら、青峰に会える気がして…」

照れながらもそういう姿はとても可愛かった。
今すぐあんたのもとへ行きたい。行って抱き締めてキスをして……。
でも、フェンスを登ったとこで上には電気が通ってる針があるから行けない。

「…元気だったか?」
「あぁ、青峰は…?」
「あんたに会えなくてさみしかった…」
「……っ…」

すぐに顔を真っ赤にさせる笠松。

「おいで……」
「…ん?」
「抱き締めたいけど…できねぇんだもんな…」
「…うん」
「手ぇ出して」
「…うん」

スッ、と出された手をフェンス越しに指を絡ませる。

「好きだよ…」
「俺も……好き」

コツ、と額を合わせる。フェンスがあたって痛いけど……。

「ユキ…ユキ…ッ」
「いつ、黄瀬家と今吉家は仲良くなるんだろう……」
「仲良くなって、一緒に暮らせるようになったら一緒に暮らそうな」
「いっぱい抱き締めていっぱいキスして…」
「ユキ…早くキスしたい…」

前に一回したことがある。でも、それはフェンスを変えてたから。できたから一回だけできた。

笠松がこっちに入ってチュッと。それだけ。

「もう、一生できねぇのかな?」
「んなことねぇだろ……いつかできるさ」
「青峰が恋しい」
「……っ、なぁ、夜中起きてるか?」
「夜中……?」
「夜中の1時、此方も向こうの係員も寝てるんだ」
「へぇ……」
「ここに来て、二人で話そうぜ」
「でも…うちには灰崎が…」
「あー…忘れてた……あいつ夜行性だっけ?」
「…うん、だから…」
「平気、俺が何とかしてやるから」
「…ん、ありがと」

フニャリと嬉しそうに笑いお礼を言われる。
カンカン、と鐘が鳴った。

「じゃ、また夜な」
「……うん」

悲しげな顔をしてた笠松。
また会えるよ。……また。

256涼幸°:2014/07/31(木) 20:16:20 ID:HottoeqM
(笠松side)

夜中。眠い目を擦って家を出る。

「……ん、よしっ」

タタッ、と走ってフェンスへと行く。
青峰に会うために。

「…おーっと、どこへ行くのかな?」
「……っ!!灰…崎」
「どこへ行くのかな?笠松サン」
「離せ…っ!」
「いーのー?リョータに言うけど」
「……っ!」

リョータ…この敷地の黄瀬家の息子。
俺たちと同じ年齢で、かなりの権力の持ち主。そして…。

「……そ、れは…」
「ダメだよなぁ?青峰に会いに行くんだろぉ?」
「ちがっ…!!」
「嘘…昼会ってたじゃねぇか」

壁にドンッ!と押し付けられる。
怖い。怖い。怖い。助けて。

「あぁ?ちげーの?会いに行くんだろ?」
「ちがっ………」
「へぇー?じゃ、ついてっていい?」
「な、んで…」
「リョータに知らせるため?」
「……や、やだっ!!」

怖いっ!!俺は走って逃げる。

「…!笠松!」
「青峰っ……!」

フェンスへ行くと青峰が座っていた。

「何?どうした?」
「来る前、灰崎に会って…それで…」
「…知らせるのか。アイツに……」
「どうしよう、灰崎から逃げちゃった…」
「……大丈夫。俺がなんとかするって」
「でもっ…お前……」
「そうだな、でも…」

「助からないぜ?青峰クン♪」
「…っ!!は、いざき…」

振り向くと灰崎がいた。ニヤリと笑って俺の腕を掴む。

「青峰クンは、今吉さんとこに怒られるよ?」
「やだっ、やだっ!!灰崎っ!」
「お前は、リョータのお気に入りなんだぜ?結婚もすぐできる」

そう、ここは同性結婚も認められている。だから……。

「ほら、リョータが言ってただろ?約束を破ったら結婚って」
「聞いてない…そんなことっ!」
「ってことで、青峰クン、笠松サンのことは諦めてね?」

青峰がどんどん遠くなる。
そして、俺はそこで記憶を失った。

257涼幸°:2014/08/01(金) 07:36:29 ID:HottoeqM
(青峰side)

笠松が来てくれたのに、灰崎までもが来やがった。

「…っ!」

このフェンスがなければいいのに…!
何度そう思っただろう。
このフェンスがなかったら抱きしめることもできた。キスもできた。

「…笠松」

誰もいない向かいのフェンスに向かって言う。

俺は、フェンスに背を預けて座ってそこにずっと座ってた。

258涼幸°:2014/08/01(金) 07:42:47 ID:HottoeqM
(笠松side)

「…今…なんて…」
「だーかーらー、向こうにいる青峰という男を殺すって言ったんス」

目が覚めたら何故か黄瀬家にいた。隣にはリョータさんが寝ていた。
飛び起きるとリョータさんも起きた。
ちょっとして、夜中のことについて質問されて…今に至る。

「…でもっ、あいつは……」
「何の関係もないんデショ?」
「そ、そうですけど……っ」
「……はぁ、分かったっス。殺さない。けど………?」
「…ぇ」

耳元で言われた言葉に言葉を失った。
手を動かすと後ろでジャリ、と鎖が動く音がした。


『笠松くんをずっとここに閉じ込めとくね?』

259涼幸°:2014/08/01(金) 08:03:40 ID:HottoeqM
あれ以来、俺は窓からでしか外を見てない。

「笠松さん……」
「………」
「何か食べないと…死んじゃうっスよ?」

別にいい。青峰に会えなければ意味がない。
用意してくれた食事だが、食べる気にもならない。

「…ふぅ、仕方ないっスね…」
「…」

ギュッ、と後ろから抱き締められ首筋をペロ、と舐められる。

「笠松さん……泣かないでよ」
「だって……」

青峰に会えないのが悲しい。さみしい。

「…そんなにアイツがいいんスか?」
「…何で、今吉家の人間と仲がよくないんだ…」
「…!笠松さん、ごめんね…」
「ふっ……うぅ…っ…」

ギュッと前から抱き締められる。俺は涙がとまらずリョータさんにしがみついてしまう。

「明日…今吉家に行ってくるっス」
「…え?」
「そんとき、一緒に行きましょ?」
「…い、いいのか?」
「もちろん!」

やった、これで仲良くなってくれるといいんだけど……。

「…あの…青峰…に会ってもいいか?」
「そりゃ、行くから会えると思うっスよ?」
「…!そうか…良かった」

嬉しさのあまり微笑んでしまう。頬が緩む…。

「…笠松さん」
「はい?……ん、」

名前を呼ばれたから振り向く。と、何故かキスをされた。

「なっ!!」
「ごめんね、笠松さん、じゃ」

悲しそうな顔をして部屋を出てったリョータさん。

「…何で、そんな悲しそうな顔するんだよ…」

こっちまで悲しい気持ちになったけど…。
リョータさんのあんな悲しそうな表情、初めて見た。

260涼幸°:2014/08/02(土) 23:02:58 ID:jLFIdXmg
【ふぁw】

何がしたかったか分からなくなったので強制終了ww
ボツ作品決定☆

今日は火神の誕生日ぃぃぃっ!!!!
小説、今から書くからね!!!!

261涼幸°:2014/08/02(土) 23:34:53 ID:HottoeqM
【火笠火】 (笠松side)

「〜っ!?!?!?」

朝、起きると一緒に寝てた火神が二人いた。

「…だ、誰だ!てめー!!」
「おー、まだ幼いな。俺は…20年後のお前だよ」
「…お、俺?」

そう、火神が大人になった火神が来てた。

「…!ユキ!」
「えっ?わっ!!」

二人を見てると何故か大人火神に抱きつかれた。

「ちょ、えっ?火、神?」
「んだよ、まだ火神呼びか」
「え?」
「20年後のユキはたいが呼びだせ?」
「…っ!んなっ……わけっ…」
「名前呼びか……」
「火神!?」

俺は後ろと真正面から大人の火神と今の火神に抱きつかれた。
苦しい!重い!でかい!

「な、んだよっ…!」
「えっちしたい」
「んなっ!!」
「おー、さっすが俺、俺もそう思ってた」
「ちょっ!?ひゃっ…!やっ!!」

大人火神にペロ、と首筋を舐められ服の中に火神の手が入ってきた。

「…うぅ、っ…やめ…ろっつてんだ!!」

ガンッ!と後ろにいた大人火神の顎に頭突きして目の前の火神の頭を叩く。

と、後ろを見れば大人火神はいなかった。

「…あれ?」
「消えたな…帰ったんじゃね?」
「そうか……って、何してんだよ…」
「んー?ワガママ聞けよ…今日くらい」
「でも…っ」
「もー、いいから…流されて」

俺は結局火神には甘い。
ベッドに押し倒されればキスが降ってきた。

「たんじょーび……おめでと、たいが」
「…!ん、ありがとな…ユキ」
「んっ…ぁ」

今日くらい、こいつのワガママを聞いてやってもいいかな…。

262涼幸°:2014/08/02(土) 23:37:35 ID:HottoeqM
[間に合った〜…!]

ギリギリ(でもないけど)間に合った!!
大人な火神が誕生日に来て笠松センパイを襲う話にしようかと思ってたけど違うのにしました!

3Pさせようかと思ったけどやめたw

とりあえず、バ火神!!誕生日おめでとっ!!!
バカだけどそんなとこも可愛いよ!((

263涼幸°:2014/08/04(月) 09:27:41 ID:HottoeqM
【黄笠】 (黄瀬side)

今日はセンパイとお祭りに来たっス!!けど……。

「きゃー!本物だぁっ!」
「握手してー!おーねがーいっ」
「やっぱ美形だよねー!」
「かっこいいしっ!!彼氏にしたい!」
「ほんとだよー!」

と俺の回りにはたくさんの俺のファンが集まって来た。
予想はしてたっス!!してたけど!!!

「ちょっと、ちょっと!落ち着くっスよ!」
「キャーッ!!かーわいいっ!!」

この有り様。何を言っても聞いてくれない……。
近くの岩に座ってるセンパイを見るとさっき取ったヨーヨーをパシャパシャとして遊んでた。

「…可愛い…っ」
「黄瀬くん?」
「ごめんっス!!俺大切な人待たせてるからっ!!」
「えーっ!!」
「ちょっとおー?」

ファンの子たちの合間をぬってセンパイの元へ行く。

「センパイ!すんませんっス!」
「…おう、もういいのか?」
「はいっス!!センパイとの時間も大切にしたいんで」
「…そ、か」

そう言うとセンパイは顔を赤くしてしまった。
手をギュッと繋いで人混みに行く。

「すげーな…やっぱ」
「なんか食べるっスか?」
「お好み焼き食いたい」

センパイがそう言うから近くのお好み焼きの屋台に並んだ。

「お好み焼き2つくださーい」
「あいよっ!」

ジュー、と焼ける音がしていい匂いがする。

「あいよ!1000円ね!」
「はいっス」

お金を払い受けとる。

「いい匂いだな」
「そうっスね、あ、あそこで食べましょ」
「おう」

神社の石段座って食べる。

「いただきまーす」
「センパイ、浴衣似合うっス」
「へっ?」
「浴衣、お似合いっス」
「…あ、りがと…」

そう言っても顔を伏せてしまった。

あぁー!どうしよう!今ものすごくキスがしたい!!
けど…ちびっこもいるし…できない。
これは、後でいっぱいしよ。
そう思ってお好み焼きをパクパクと食べた。

264涼幸°:2014/08/04(月) 21:30:46 ID:HottoeqM
[お休み]

ちょっ、ちょっと大事なそとに気づいたのでこの小説お休みしますね!!

多分、この話書き忘れると思う。うん。←
ま、忘れてたら忘れてたらってことで!!年齢のせいで物忘れが……。
うそうそ、まだ若いですよ!もうすぐで成人です!!←

これからもよろしくお願いします(´ω`)

265涼幸°:2014/08/04(月) 21:45:50 ID:HottoeqM
【小笠】 (森山side)

「きょうはお前らの日だぞ!!」
「えっ?」
「森山?どういうことか説明しなきゃ分からないよ?」
「だーかーらーっ!!!今日は何月何日?」
「8月4日?」
「お前らの背番号は?」
「……8番と4番?」
「な?」

そう!今日はこいつらの日だ!
小堀と笠松が付き合ってるのは分かってる!だからだ!
だから、部室に二人っきりにしてやろうとしてるんだけど……。

「別に、俺たち付き合ってるし記念日でもないよなぁ?」
「まぁ、幼馴染みだし…よく一緒にいるよな?」
「おう、小堀と一緒にいるの安心する」
「俺も笠松といると安心するよ」

クソッ、目の前でイチャつき始めやがった。

「はー…つまんね、俺帰るわ」
「?うん、気を付けてな」
「おー、じゃぁなぁ」

パタン、とドアを閉める。
ふっ…俺が簡単に帰るとでも思ったかよ!!!
ドアに耳をあてる。

『俺たちの日だってさー』
『な、そういう日もあるんだなー』
『ねー…だったら明日は小堀と森山の日じゃん』
『え?』
『8月5日。森山5番だから』
『あぁ、なるほど』

納得すんな!小堀!!!俺はお前に興味はないぞ!?
だって、俺は笠松が……。

『でも、俺は笠松しか見えてないよ?』
『ふぇ?…ん』

少しの沈黙。これは!!!!!

『は、ぁ…こぼ、りっ……んぅぅっ、はぁっ…』

やっぱりぃっ!!!キスしてたぁっ!!!
あー…嫌なとこ聞いちゃった。

『…俺ん家行くか』
『小堀ん家?うん、行く』

こっちに近づいてくる足音。
やばい!!でも隠れるとこがない!!

ガチャ……。

「…あっ、」
「は?」
「…森山…?」

見つかった。

「……!!もーりーやーまーぁっ!?」
「ごめんって!!ぎゃっ!!!」
「森山!!明日っから一ヶ月メニュー4倍な!!」
「えーっ!?そりゃないって!!」
「知らねーよ!!それと、口聞いてやんねーからな!!」

そう言って小堀も置いて行ってしまった。

「…くっ、可愛い、笠松」
「お前…」
「こうなると後が可愛いよ、あいつは」

そういう小堀の顔はすっごく幸せそうだった。

クソッ!!!!!!!!リア充め!!!!爆発してしまえっ!!!!!

266涼幸°:2014/08/04(月) 23:45:27 ID:HottoeqM
【小笠の日っ!!】

うわぁっ!!忘れてた私殴って殴って殴りたい!!
でも!更新できたからいいや(^^)

あのあと、小堀センパイが笠松センパイ追いかけて後ろから抱き締めて耳元で『待てよ…ユキ』って言ってればいいっ!!うん!!
んで、お持ち帰りコースならいいなぁ……。


では、黄笠ちゃん小説の続き書こうかと思います!
更新は……明日になるかなぁ?←

267涼幸°:2014/08/06(水) 12:41:11 ID:HottoeqM
>>263の続き 

「センパイ、美味しいっスか?」
「ん、うまい」

お好み焼きを食べ終わった後はセンパイがわたあめを食べたいと言ったのでわたあめを買って食べている。

「一口くださいっス」
「ん…」

差し出されたわたあめに一口かぶりつく。
モフッ…フワッ。

フワフワで口の中でいとも簡単に溶けた。

「フワフワでおいしーだろ?」
「……っ!いただきます…」

フワフワ、と言うセンパイがすっごく可愛くて思わずキスをしてしまった。

「……っ!!」
「あまいっスね…センパイの口」

離れるときに俺とセンパイの唇と俺の唇がくっついていてちょっそ恥ずかしくなった。

「センパイ、後で向こう行きません?」
「??おう?」

ムシャムシャとわたあめを食べながら頷くセンパイ。
それがものすごく可愛かった。


少ししてセンパイは食べ終わる。

「センパイ、その割り箸ください…」
「なんで…」

モグモグ、と割り箸についたわたあめを食べたり舐めたり…。
ということはセンパイの唾液がいっぱいついてるってことっスよね!?

「こんなの、何の役にもたたねーだろ…」

そう言って近くのゴミ箱にポイッと捨ててしまった。

「あー!…もう…」
「んだよ、向こう行くんだろ?」
「!っス!!!!」

センパイの腕を引っ張って川辺の近くへ行く。
明るいものの誰もいない。

「やっと二人っきりっス…」
「おう……」
「センパイ…」
「……ん」

向かい合ってチュッ、とキスをする。
それを何回か繰り返してムラッとした俺。

「ハッ……センパ…」
「ンッ…?りょーたぁ?」
「…っ、ユキ……」

スルッ、とセンパイの来てた浴衣の襟元から手を入れる。

「…ハァッ…ァ…んっ」

帯を少し崩して浴衣をはだけさせる。

「やぁっ……んっ」

ポス、と俺の胸に額をあてて恥ずかしがるセンパイ。

「可愛い……ユキ」
「ん、りょ…た…好きっ…」
「俺も…俺も好きだよ」

チュッチュッ、とユキの首筋などにキスをする。

268涼幸°:2014/08/06(水) 12:53:05 ID:jLFIdXmg
「腰いってぇぇ…」
「すんませんっス……」
「うぅーっ……」

今はセンパイをお姫様抱っこで俺の家へ向かってる途中。

「でも、センパイ気持ちよかったでしょ?」
「なっ!!」
「センパイも腰振っちゃって…エロかったっスよ!!すっごく!」
「うるさいよ……」

グッタリとして肩パンすらこない。
しかも眠そう……。

「センパイ、寝てもいいっスよ?もうすぐに家だし」
「でも…」
「いいから……おやすみっス」
「んっ……わりぃ…な…」

そう言ってクタッ、と寝てしまった。

まぁ……立ったままヤッちゃったし。仕方ないか。

これからはもっと優しくしよ。そう思った。

269涼幸°:2014/08/08(金) 20:21:01 ID:HottoeqM
[夏祭りぃっ!!]

あとがきが次の日になってしもーた。
まぁ、気にしない。そう気にしない。

いいですよね!!浴衣といえは笠松センパイですよね!
絶対笠松センパイはお祭りにきたらわたあめとりんご飴は食べてそうです!
笠松センパイはかき氷はブルーハワイで黄瀬はレモンっぽい!!
で、訳合いっ子してるのとか萌える!!!←

浴衣姿の笠松センパイに欲情する黄瀬とか黄瀬っぽくていいですよね!!

270涼幸°:2014/08/08(金) 21:03:10 ID:HottoeqM
【青笠】 (青峰side)
※二人は全日本のバスケの選手です。

それは突然の出来事だった。

「…え?」
「だから、俺、もう動けないんだって…」

昨日まで俺と一緒に練習をしてた。
急に笠松が倒れて貧血かと思ったのに……。

「足が麻痺状態だとさ」
「でも…」
「悔しいよ、先輩たちの約束守れてないし、全日本の選手になっても途中で選手から降りる。すっげぇ悔しい」

そういう笠松はどこか嬉しそうな笑みでもあった。

「じゃぁ…もう…」
「あぁ、練習に参加はできない」
「…そ、うか」
「でも、アドバイスは出来るぞ」
「えっ?」
「コーチとマネジ、やってやるよ」

コーチとマネジ。
もうマネージャーはいるけど頼りにならないって言ってたから?
それとも、まだバスケに関わってたいから?
それとも………。

「んな顔すんなよ、まだ少しは動くよ」

杖らしきものを指さす笠松。
俺はそれを見て現実なんだ、と知らされた。

「もう、治らねぇのか?」
「もっと早く見つかってれば治ったかもだって」
「広がるか?」
「んー?分かんねぇ、でもお前と話せなくなるのはやだから、広がらないで欲しいな」

フッ、と笑いを作る笠松。
でも……本当はやなんだろ?
バスケはお前の体の一部みたいなものだったじゃねぇか……。

「そろそろ合宿が始まるけど…」
「行くよ、車イスも病院で用意してもらう」
「んじゃ、そんときに押すのは俺な」
「へ?」
「俺、笠松の彼氏だし、役に立ちてぇ」
「…そっか……うん、宜しくな」

スッ、と布団から手を出す笠松の手を取り俺はパイプ椅子から腰をあげて笠松にキスをする。

271涼幸°:2014/08/08(金) 21:43:17 ID:HottoeqM
次の日。

「…ということで、笠松は選手から外れてもらう」

他のやつらがいっせいにザワついた。

「だからと言って特別扱いはするなよ、あいつにとってもこれは試練のようなものだ」
「……っ、」
「返事がねぇぞ、監督の言うことはちゃんと聞けよ」

他のやつらが黙り混んでれば体育館の入り口から聞きなれた声が。
一斉に見ると笑顔で指示を出す、今までとあまり変わらない様子の笠松がいた。

「笠松さんっ!!」
「主将!」
「おいおい、俺は?う主将じゃねぇぜ?新しい主将は守井だろ?」

今までの副主将を努めてたやつの名前を出すとその守井?って奴が元気よく返事をした。

「俺の代わりにこいつらを世界一に導いてってやれよ」
「…っ!?」
「返事」
「ハイッ!」

普通に歩いてるように見えるのに……。その杖らしきものさえなければ……。

「よし、じゃ練習始めるぞ」
「「「「ウィッッス!!」」」」

と、返事をするとシーン……と静まり帰った。

「…守井」
「あっ!!アップ!!」
「「「「ウィッッス!!」」」」

やっぱ慣れねーもんなのかね…。
笠松を見ると監督と何か話していた。

「青峰!」
「…っす」

走って奴等の一番後ろについて走る。
…笠松とバスケが出来ないのは…こんなにもつまらないものだっただろうか?

272涼幸°:2014/08/08(金) 23:17:18 ID:HottoeqM
「……っ」
「笠松?どうした?」
「…っ、いやっ……なんでも」

昼休憩。1時間の休憩のとき一緒にいると足を抑え苦しい顔をしてる笠松が隣にいた。

「…痛いか?」
「いや…平気」
「動かなくなってんのか…」
「…!!ま、さか……」
「嘘つくな」

ギュッ、と笠松を抱き締める。
治らない病気は悪化するものだ。分かってる。

「大丈夫…大丈夫だ…」

ヒックヒック、と腕の中で泣いてる笠松に言い聞かせる。
カタカタ…と震えてる小さな体を俺は精一杯の力で抱き締めた。

「おれ…っ、こんな早く、悪化すると……おもわなく、てっ…」
「うん」
「どうする…ことも、できないし…っ」
「うん」
「青峰たちに…いっぱい迷惑……かけてるし…」
「……うん」
「ここに、いても……意味ないって…俺がいなくても、平気かと思ったら……こ、わくなって…」

クイッ、と顔をあげさせるといつもの凛々しく前を向いた笠松はいなかった。
弱々しく何かに怯えて誰かに守ってもらわないと今すぐに壊れそうなほどだった。
俺が守らないと。この人を。

「笠松……俺がいる。俺がいるから…」

今はいっぱい泣くといい。

273涼幸°:2014/08/09(土) 13:37:19 ID:HottoeqM
そして、合宿も始まって最終日。

「か、笠松……?」
「青…峰」
「おい?どうした?」
「動かない……」
「え…?」
「足に力入らねぇ…」

朝起きてご飯を食べに行こうとすると笠松が一向に起き上がらない。
起きてたも足がもう動かないらしい。

「…えっと」
「はは…もう車イスにお世話になんのかよ…」
「………」

俺は笠松を抱き締める。
苦しそうな笑みをすんなよ。

「あ…おみ、ね?」
「大丈夫…」
「え?ちょっ、青峰?」
「行こうぜ、飯食いに」

車イスを広げては笠松をお姫様抱っこして乗せる。

「…ありがと……」
「おう、気にすんな」

後ろから押して食堂へと行く。
と、ザワッと皆騒ぎ出した。

「おはよ、皆」
「おはよう………ございま、す」

戸惑いを隠せてない奴ら。

「か、笠松さん!ここに!」
「青峰も笠松さんの隣に座れよ!!」

ガタガタ、と椅子を退いて準備し始める。

「…ぷっ、ありがとな、お前ら」
「…いえ!」
「よし、行くぞ、せーの…」

相変わらずお姫様抱っこしてやると頭を叩かれた。
「こんなとこですんな!!」だって。いいじゃねぇか、付き合ってんだから。

「皆揃ったな、じゃ、いただきます」
「いただきまーす!」

それぞれ笠松に自分の良いとこ悪いとこを聞いて朝ご飯は盛り上がった。

274涼幸°:2014/08/09(土) 16:00:50 ID:HottoeqM
[不自由松センパイ]

足が動かなくなるセンパイ。
で、青峰にお姫様抱っこしてもらって行動して欲しい!

275涼幸°:2014/08/10(日) 00:35:30 ID:HottoeqM
>>247->>250の続きの物語

次の仕事が来たとき笠松さんとまた一緒だった!!
すっごく嬉しい!!

でも…仕事の内容が!!

「どういうことっスか!?」
「だーかーらーっ!!!笠松くんとヤればいいの!お前が!」
「でもっ!!!社長が!」
「お許しは出てるぜ?なんたって身体だけでほ値段が高い笠松くんをいただくんだからなぁ?」

耳元でコソッと言われマネージャーの視線の先にはバスローブを着た笠松さんがマネージャーと話してた。

「さて!!黄瀬くん!」
「…!はいっ!?」
「設定、どんなのがいい?」

カメラマンと衣装さんに聞かれれば考える。

ナース…俺のユニ……ハイソ……制服……うぁぁっ!!どれもいいっ!!

「…!じゃ!じゃ!」
「ん?」
「俺のユニ着てハイソはいてほしいっス!!」
「…お前のユニ?」
「そうっス!!」
「あぁ、まぁ…いいか!んじゃ!これ着てね!」

と俺のユニと黒のハイソを渡された笠松さん。

「げぇー…マジかよ……」

文句を言いつつもしぶしぶ着てくれた笠松さん。

数十分してスタジオに現れた笠松さんにスタジオ全員が息をのんだ。

腿まであるユニの丈。黒のハイソを履くことで絶対領域が出来上がってる。

「やっば!!俺鼻血でそうっス!!」
「出すな!仮にもモデルだろ!」

マネージャーにスパンッ!と頭を叩かれた。
痛い。けど!笠松さんの格好を見ればすぐ痛みなんて取れた。

「さぁっ!!早く撮影しましょっ!!」

276涼幸°:2014/08/10(日) 00:56:40 ID:HottoeqM
場所はスタジオに設置されてるキングベッドの上。
今は、笠松さんは座って足を開脚させその間に俺が入ってるっていう感じ。

「じゃ、これから笠松くんはリョータ呼びで」
「黄瀬くんは、嫌だろうけどユキ呼びしてな」
「嫌じゃないっスよ?むしろ大歓迎…」

コソッと笠松さんの耳元で言うとカァァッと赤面した。

「じゃ、俺たちはそっちにいるから!」
「あ、そっちからは見えない部屋にいるから安心しろよ?」

そう言ってマネージャーやカメラマンさんたちはスタジオ内の他の部屋へ入ってった。

「…じゃ…始めるっスか」
「おう…」

とりあえず、笠松さ……ユキを抱き締める。
小さい身体……。あったかい体温。でも、手は冷たい。

「…リョータ……服脱げよ」

そう言ってユキは俺から離れて俺の着てたパーカーのチャックを口で開け始めた。

「…っ!!」
「もうここおっきくしてんのか?リョータは変態さんだな」

そう言ってるあんたの方がエロいし変態だよ!!
と思ってるもすぐに頭が真っ白になった。
そう、ユキがジーンズ越しから俺自身をハムッとくわえたのだ。

「ちょっ!?ユ…ユキ!?」
「ひもひーらろ?(きもちーだろ?)」

アムアム…と口を動かして俺自身を刺激する。
あー…もうっ、こういうことが俺が初めてじゃないってのがすっげぇやなんだけど……。

「んっ…しめってきた…」
「ユキの唾液でもあるんスよ?」
「へへっ…リョータ、好きだよ」

そう言って首に白く細い腕を回されキスをされる。

「んっ……ふぁっ!?」

ユキの口に舌をねじこませて舌を絡める。

「んっ…んっ……ふぁっ」

ユキがキスに夢中になってる間にユキの下に手を伸ばす。

「んっ…んぅっ!?はっ!ちょっ…あぁっ…んっ…」

少し反応してたユキ自身に刺激をあたえる。

「ユキもちゃんと反応するんスね……」
「やっ…ん、リョ…タァッ…」

俺の首筋に顔をうめて喘ぐユキは本当にエロすぎた。

277涼幸°:2014/08/12(火) 22:45:52 ID:HottoeqM
「んっんっ、ぁ…はぁ…」

ビクビクッと体を震わしイくのを耐えるユキの姿はとてもエロく可愛い。

「あっ、もっと……はぁんっ…」
「……くっ、くぁっ…!」

シーツをずっと握ってたユキの腕は俺の首に回され、中を締め付けられれば俺は達してしまった。

「りょーた…?」
「ごめんね……」

自身を出せば俺の出した液がドロッ、と出てきた。

「りょーた…ちゅーして……っ…」
「……っ!」

トロン、とした目で見られ唇を少し尖らすユキは何とも言えなかった。

「んっ、ふぅっ!?んあっ、はぁっ、ふっ…」

クチュクチュ、と舌を絡めればユキからエロい声が。

「んはぁ…っ、りょーた…ちょーらい?」
「え?…っ!!」

ユラユラ、と腰を動かし自分で俺自身を入れようとするユキに戸惑ってしまう。

「ほし、い…のっ…あんっ…」

ねだるように俺に言うユキに我慢が効かなくてズププッ、と入れてしまった。
がっつくように腰を振りユキを絶頂へと誘う。

「んっんっ!はぁっ!あんっ…あっ。りょーたぁっ!」

気づけばユキは俺の名前を呼ぶだけになり達しては『りょー…た、好き…っ』と小声で言い微笑み眠ってしまった。

「…っ!!反則っスよ……ガチで…」

可愛く愛しい寝顔にチュッチュッ、とキスを落として俺もユキの隣に寝転ぶ。

抱き締めて俺も眠ってしまった。

……撮影ってことを忘れて。

278涼幸°:2014/08/13(水) 00:23:53 ID:HottoeqM
「………?」
「………?!」

誰かが話してる……。
ふと目を覚ますとマネージャーたちやカメラマンたちが何やら話してた。

「んー…?マネージャー?」

ムクッ、と起き上がるとマネージャーたちは気づいて俺を見た。

「やっと起きた…」
「笠松くんはよく寝てますけどね…」

隣では俺に抱きつきながら寝言を言う笠松さんの姿があった。

「そういえば…!撮影、どうなったんスか?」
「ん?あとは笠松くんの一人プレイを撮るだけだよ」
「…はい!?」
「いやー、前に撮ったときの笠松くんの評判がよくてさ!」

またやろうってか!

「んー……ふぁぁっ」

と、後ろからは欠伸をする声が。

「……?ふぁっ!?えっ、えっ…えっ!?」
「笠松、お早う、よく寝てたな」
「あ、はようございます……?……っ!!」

キョトとして起き上がろうとする笠松さん。
だが、腰を押さえてベッドに逆戻り。

「笠松?」
「腰痛い……っ」
「………」
「りょーたぁっ!?」
「ヒーッ!すんませんっス!」

マネージャーに怒られれば笠松さんにチョンチョン、と背中をつつかれた。

「…はい?」
「気持ちかったよ、りょーた」

こんな言葉を耳元で言われ微笑んでる笠松さん。

「…っ!!!俺もっスぅぅっ!」

感激のあまり抱きついてしまうと笠松さんは驚いたようだが受け止めてくれた。

「…付き合ってくんないっスか?」
「…!?えっ?」
「ちょっ、りょーた!?」
「はっはっはっ!笠松、これで何人目だ」

何人目ってのが気にくわない。
が、笠松さんは俺にしか見えないよう微笑みチュッとキスしてくれた。

「よし、んじゃ笠松くんの一人プレイ撮って終わりましょうか!」
「…はーい」
「……っス」

俺はバスローブを着てベッドから降りる。

監督が指で3、2、1…と合図する。
カメラが回れば笠松さんはエッロい表情になった。

「んっ…んっ…」

控えめな声がスタジオ内に響く。

「はぁ、っ…あんぅ…」

自分の後ろに指を入れクチュクチュ、といじり…自分の指を舐めては挑発するような笑みを浮かべる笠松さん。

「ゆ、びじゃ……たりない…よぉ…っ、んっ!はぁっ、あぁんっ、らめぇっ…!」

グリグリ、と自身を刺激させては達する笠松さん。

「もっと……もっとちょーらいっ?次は……あんたの…その太いの……俺にちょーらいっ…?」

首をかしげまるで俺を誘ってるかのように言う笠松さんには我慢がきかない……。

「……はい!ok!」
「…ふぁ…っ」
「笠松、おつかれー」
「ん、疲れたぁ…」

ゴロン、とベッドに横たわってきまった笠松さん。

279涼幸°:2014/08/13(水) 12:40:37 ID:HottoeqM
「…笠松さん」
「…あ?」
「打ち上げ行くっスか?」
「おう、何で?」
「…いえ、気になっただけっス!」

パタパタと走って楽屋へ行く。
笠松さんも打ち上げ行くんだ!!嬉しい…。

「リョータ、もう行けるか?」
「っス!」
「あとは笠松くんを待つだけだな」
「はいっス!」

楽屋で20分くらい待った。
コンコン、とドアがノックされた。

「どうぞっス!」

ガチャリ、とドアが開かれそこにいた人物は……。

「……へ?」
「お待たせしました、じゃぁ、行きましょうか」

美少女とマネージャーさん。
何で!?っつか、笠松さんは!?

「リョータ?どうした?」
「えっ、笠松さんは?」
「え?いるじゃん」
「どこに!?」
「マネージャーさんの隣に」
「……えぇぇぇっ!?」

まさかの美少女が笠松さん!?

「えっ、何で」
「…声かけられるから?」
「声?」
「ファンって言うのかな……そういう奴らに声かけられるのがやなの」

だから女装を……。
逆にそっちのが声かけられると思うけどね!?

そんなことを思いながら俺も変装して街を歩く。

見事に声をかけられずに店に着いた。

「一人で歩くと声かけられるよな」
「まぁ…たいがいスカウトだが」
「えぇー!?」
「笠松くんはモデルとしても活躍しそうだけどなぁ?」
「嫌ですよ、女子に囲まれたくありません」

こんな会話をして分かったこと。
笠松さんは女子が苦手なこと。
お酒に弱いこと。
そして…。

「りょーたぁ…好きだよ」

俺と笠松さんは両思いだってこと。

280涼幸°:2014/08/14(木) 18:58:51 ID:HottoeqM
後日、DVDの発売日。

「…っ、んぁっ」

頭がイカれてる人たちからのリクエストで生ベロチュー見して、と言われやってるんだけど……。

「んっ、ぁ…はぁ…っ、」

笠松さんすっごい夢中になってるんスけど!?

「は、あ…りょーたぁ…っ」
「……っ!ゆき…愛してるよ」

ギュッ、と抱きしめ奥に入ってく。

「…りょーた?」
「ゆき、あんなエロいゆき見られるなんてすっげぇ嫌っス」
「ふぇ?」
「しかも、俺とのチュー、夢中になってるし…」
「りょーたのこと好きだもん…」

フニャ、と微笑まれ俺はこんな可愛い恋人に頭を抱えた。

「……ユキ…愛してるよ」
「ん、俺も」

そうしてチュッチュッ、とキスを繰り返した。

281涼幸°:2014/08/14(木) 19:01:05 ID:jLFIdXmg
【楽しかった(ノ´∀`)ノ】

楽しかったの一言でいいです。
とにかく楽しかった!!!

またこういうの書きたい(ノ^з^)ノ

282涼幸°:2014/08/15(金) 12:49:35 ID:HottoeqM
【攻め組たちがお題にそって答えてくれました。】

黄、青、森、今、が参加します。

1、笠松さんの好きなとこを5つ答えよ。(黄瀬)

黄「エロい喘ぎ声と足とツンデレなとことキスしたら真っ赤になるとことえっちのときはインランなとこっスかね!((シャラッ」

2、一緒にいて幸せと思うときは?(今吉)

今「そりゃ、えっちしてるときとかまったり過ごしてるときやろ!」
青&黄((サイテー(っス) ))

3、笠松さんの弱いとこは?(青峰)

青「あー?首筋と耳か?あとは俺の声だな」

4、笠松さんを動物に例えるなら?(全員)

黄「猫っスかね…」
今「ウサギやろ」
青「黒猫だろ、ツンデレだし」

5、会って必ずやることは?(青峰)

青「抱き締めて、キス」

6、笠松さんにしてもらいたい服装は?(黄瀬&今吉)

黄「彼シャツにニーハイっス!!」
今「彼ユニにニーハイやろ」

7、笠松さんとデート!どこに行く?(今吉)

今「笠松くんの行きたいとこ行くで?」

8、今までで一番嬉しかったシチュは?(全員)

黄「つい最近やったAVのやつっスかね!!」
青「んー…全部。でも生徒×先生はよかった」
今「えーとな、先生×生徒とお持ち帰りせぇへんかったけど笠松くん祝えたのは嬉しかったわ」

9、笠松さんのことどれぐらい好き?(青峰)

青「えっと、めっちゃ好き。言い表せねぇ」

10、笠松さんに告白してください。(全員)

笠「えっ?何?」
黄「センパイ…好きっス、これからもずっと好きっスよ…」
笠「お、おう?(何突然)」

今「笠松くん、これからもよろしゅうな、愛してるで」
笠「え、何?キモい…」
今「ひどいっ!泣」

青「あー…えーと…」
笠「青峰?」
青「好きだぜ、幸…」
笠「〜っ///お、れも…」


最後は青笠(´///`)

283涼幸°:2014/08/15(金) 12:51:09 ID:HottoeqM
[プギャッ]

最近、青笠にハマりました。
すっごくいい!青峰がデレデレしてるけど優しくてかっけぇの!!
笠松さんもデレデレしててさ!もう可愛いったらないわ!!(/ω\)

284涼幸°:2014/08/16(土) 21:44:23 ID:HottoeqM
【訂正…】

上の小説に『森』と書いてあって『森山さん』が出る予定だったけど入れ忘れたww
ごめんね!森山さん!!


ついでに、青笠ちゃんにハマッて青笠ちゃんばっか書きそうですw
早く結婚しちゃえばいいのに…っ!

285涼幸°:2014/08/17(日) 02:17:29 ID:HottoeqM
【青笠】 (笠松side)

「良ー、飯ー」
「は、はいっ!こ、これです…スイマセンッ…

今日は強制的に連れてこられた桐皇学園に来てる。
海常は練習がなく東京のストバス場へ行くためブラブラしてたら青峰と出くわして、何故か連れてこられた。
一日練習らしく今はお昼。
そんなこと俺は聞いてもいなく……。

「マジ、あいつ死ねばいい……」

ズーン、とステージの隅で言う自分が悲しい。
しかも…桜井に頼んでるし…。
チラッ、と見れば美味しそうにモグモグと食べてた青峰。

「…帰りたい」

青峰に気づかれないよう帰ろうかな。
それか、いっそのこそ堂々と帰るか?

入り口を見る。青峰の横を通らなければいけないがきっと大丈夫。
だって、あいつは今桜井しか目に入ってないから。

「……ふぅ…よしっ、」

深呼吸をして行こうと前を見る。と

「なんや、自分飯無いんか?」

…最悪だ。こいつは空気を全く読まねぇ。

「うっせぇ…黙れ、腹黒眼鏡」
「ひどいなぁwワシ泣くで?」
「勝手に泣いてろ…」

頭を抱える。どうしようか。どうやって切り抜けよう。

「お腹減ってないんか?ワシの残ったのいるか?」
「…!いい、コンビニで買ってくるわ…」

そうだ。こう言えばそのまま家に帰れる!!
青峰にも疑われずに!!

「そうか?んじゃ、練習までに間に合うんやで?」
「……おう…」

ステージからピョンッと飛び降り出口へ行く。

バレませんように…。って祈りながら言ってたんだけど…。

めっちゃ青峰の視線が…!痛いほど感じる!!

「……っ、」
「どこ行くんだ?俺を置いてくのか?」

グイッ、と腕を引っ張られる。この声は青峰だな。めんどくせぇ。

「…飯買いに行くんだよ!お前が教えてくれなかったから…」
「…んなことかよ、行ってら」

パッ、と腕を離され冷たく突き放された気分だ。

「……嫌い。青峰なんて…」

小さく呟き走って体育館を出て行き靴をはいて家へ帰る。

286涼幸°:2014/08/17(日) 02:30:39 ID:HottoeqM
(青峰side)

「…笠松くん、遅うない?もう練習始まっとるんに…」

何で戻ってこねぇんだ?
帰ったのか?家に。

「…今吉ー、電話してくる」
「おん、頼んだでー」

部室に行って携帯を手に取る。
電話張の一番上の名前…笠松さんに電話をかける。

「…出ろよ」

コールが何回か続くも出る気配がない。

「…くそっ、なんでだよ!」

何でだ。何か怒らせたか?そりゃ、一日ってこと言わなかったけど…。
んなに怒ることかよ。あいつ、心狭すぎだろ。

「…俺も帰ろ」

笠松がいないんじゃ練習出ても意味ねぇし。

部室を出て体育館へ行く。

「青峰、どうやった?」
「でねぇ、笠松ん家行ってくるわ、早退なー」
「あとででいいだろ!おい!」
「若松、ほっといたれ」

体育館を出ると笠松のバッシュがあった。
戻ってくるつもりではいたのか?
バッシュを持って靴に履き替え駅へ向かう。

「何で俺がんなことしねぇといけねぇんだよ」

イライラする。飯買いに行ったまま帰ってこねぇし、電話でねぇし。

「んだよ、あいつ……マジめんどくせぇ」

切符を買えばちょうど来てた電車に乗り込む。

287涼幸°:2014/08/17(日) 02:43:50 ID:HottoeqM
(笠松side)

何だよ……電話なんてかけてきやがって。

自室のベッドに寝転がり泣きじゃくる。

「嫌いだ……青峰なんて…大っ嫌い」

桜井のことが好きなんじゃねぇの?
それとも黒子か?
俺とは遊びだったのかよ…。

なんであんなに態度冷たかったんだよ。
俺、なんかしたかよ……。

考えれば考えるほど涙が出てくる。

ピーンポーン。

家のチャイムが鳴った。誰だ。
重い体を起こして涙を拭いながら玄関へ行く。

「…どちらさま…おま、ぇ」
「何帰ってんだよ、おい…」

何で…?瞬間的にドアを閉めようとするけど青峰がそれを防ぐ。

「帰れよっ!お前なんか大嫌いなんだよ!」
「……そーかよ、じゃぁ帰るわ」

すんなり帰る相手に驚く。だって…。
何で?おかしいだろ……何であいつが怒ってんだよ。

「……か、えった?」

ドアをそーっと開けて外を見る。誰もいなかった。

「…もういい!あいつなんか……」

その先の言葉が出てこない。
だって……あいつの事は好きで、離れてほしくなくて。
本当は嬉しかった。来てくれて。でも…素直に言えないし、グチャグチャだったから……。

「……行くなよ…っ」

ドアに額をくっつけて呟く。
会いたいよ。青峰……。

プルルルル、と鳴ってる携帯に気づかないほど泣きじゃくってた。

288涼幸°:2014/08/17(日) 10:48:52 ID:HottoeqM
(黄瀬side)

もー…センパイ電話しても出ないし!
今から行っても平気っスよね?
ギターやってたり…外出してたら鍵閉まってるから…。

「…セーンパーイ」

ピーンポーンとインターフォンを鳴らす。
だが誰も出ない。ドアの取っ手を取り開ける。

「開いてるし!ってか…センパイ?」
「…っ、き…せ?」

中に入るとセンパイが壁に寄りかかって泣いてた。
もう、何もかも諦めたような…死んでないよな?って疑いたくなるような真っ白い顔。

「…その練習着…青峰っちの?」
「…そーだ、東京行ったら…青峰と会って、無理矢理俺もつれてかれた…」

またポロポロとセンパイの目からは涙が溢れてきた。

「センパイ、ゆっくりでいいから、話して?」
「…一日、練習って…聞いてなくて…飯、持ってなかった、し…あいつは…桜井の、弁当…美味しそうにくって、たし…」

青峰っちマジさいてー。

「おま、けに…帰る、口実で…コンビニ、行こうとしたら…青峰に冷たく、突き放された……し…」

こんな弱ってるセンパイ初めて見た。
泣いてるセンパイは何回か見たけど…。

「ひっ、う…青、峰に…大嫌いって……言っちまった、んだよ…」

…あぁ、笠松センパイこんなことまで責任感じなくていいんスよ?
恋人同士が喧嘩するのなんて当たり前っスよ…。

センパイを抱き締める。背中を擦ったり頭を撫でたり……。

とりあえず、青峰っちには説教っスね。

289涼幸°:2014/08/17(日) 11:01:17 ID:HottoeqM
(青峰side)

んだよ!あいつ!マジうぜぇっ!!
嫌いなのかよ、俺のこと。

「なんなんだよ……」

笠松のバッシュ、持ってきちまったし。

「…泣きまくってたな……目ぇ真っ赤だった…」

ベッドに寝転がり目の上に腕を置き思い出す。

「…?」

ブーブー、と鳴ってる携帯を取って出る。

「もしも「アホ峰っち!!センパイ泣かせてんじゃねぇっスよ!!!」は?」

電話の主は黄瀬だった。
っつか、何でお前にんなこと言われねぇといけねんだ?

「笠松センパイ、責任感強き人だから壊れるほど泣いてんだよ…。青峰に嫌われたとかひどいこと言っちゃったとか」
「…で?」
「で?って…あんた本当に笠松センパイの彼氏っスか!?来るなり慰めるなりしろよ!」
「そのうち仲直りするだろ、平気だって」
「…青峰っち、ほんっとサイテー、笠松センパイ、俺がもらうっスからね」

プッ、プープー…。
通話の切れた携帯を見る。
ってか、え?黄瀬に笠松さん取られんの?嫌に決まってんじゃん。

俺は気づいたら家を飛び出して電車に乗っていた。

290涼幸°:2014/08/17(日) 21:08:30 ID:HottoeqM
笠松さん家につけばインターフォンを鳴らす。

「…遅いっスよ、来るの……リビングにいるっスよ」

家に上がれば靴を脱いでリビングへ直行する。

「……」
「…笠松さん……」
「…何」

ソファに体育座りして顔を埋めつつも俺が呼べば返事してくれた。

「…」

何を言えばいいんだろう…。
笠松さんの前に行けば頭を撫でる。

「悪かった……」
「…何に、たいして……謝って、る?」
「…全部。飯のこと言わなかったし、すぐに此方来なかったし、俺の態度も悪かった」
「ちげぇよ!それに対して怒ってんじゃねぇんだよ……」

顔をあげた笠松さん。その目は真っ赤で涙のあともあった。唇も噛んだのだろう。血が滲んでた。

「…何に対して怒ってんの?」
「桜井に……当たり前のように、弁当作って…もらってたじゃん……」
「…は?」
「しかも、良って呼んでたし…冷たい態度とってたし…」

またポロポロ、と泣いているんだろう…。肩が震えてた。

「しかも……大嫌いって、言っちゃったし………」

嫉妬してるんだな。笠松さんの言葉を聞いてこう思った。
ギュッ、と抱き締めて耳元で「ごめんな…大好きだよ」と言った。

「ふっ、あ…おみねっ…」
「俺もこれからは良に弁当作ってもらわねぇようにすっから」
「…え?」
「やなんだろ?笠松さん」

コク、と頷く笠松さん。

「…あお、みね…ごめん」
「え?」
「俺も、態度悪かったし……大好きなのに…大嫌いって言っちゃったし…」

シュン、としながら言う姿はすごく可愛かった。

「ぷっ、俺の練習着ベチャベチャじゃねぇか」
「…ごめん」
「いいよ、俺のせいだし」
「…」
「また来てくれるか?」
「どこに?」
「一日練習」
「…行ってやらんことも…ない」

プイッ、とそっぽを向きながら言う。
また一緒に練習したい。


些細なことで喧嘩できるほど仲がよく、しかもこの喧嘩のおかげでまた仲良くなった。

「愛してるよ、笠松さん」

291涼幸°:2014/08/19(火) 21:54:21 ID:HottoeqM
[青笠(´∀` )三( ´∀`)青笠]

青笠っ!!!

些細なことで喧嘩する青笠ちゃん好きです(р´∀`q)

青黄笠も好きたけど、やっぱ青笠ちゃんのが好きかもしれない(-ω-)ニマ


青笠ちゃんとか黄笠ちゃんや青黄笠ちゃんたちの結婚式があったら絶対出席したい…笑

292涼幸°:2014/08/20(水) 10:34:34 ID:HottoeqM
【笠松センパイが攻め組たちの不満について話してくれたよ!】

黄「俺に不満はないっスよn「ある」え」
笠「黒子っち言い過ぎ。抱きつきすぎ。」
黄「え」
笠「シャララって何だよ。ファンの子たちにデレデレしすぎ。」
黄「ちょっ…泣」
笠「どんだけ青峰と1on1やりてぇんだよ。勝手にやってろ。」
黄「…そっスね…」

黄瀬の心は傷だらけになった。

青「不満か…何かあんのか?」
笠「俺に勝てるのは俺だけだって何だよ。背ぇでかすぎ。」
青「あ?」
笠「何部活サボッてんだよ。っつか、何で黒子と桜井とも、桃井さんは名前呼びなんだよ」
青「…えっと」
笠「グラビア雑誌とか見てんじゃねぇよ、イラつく。」
青「えーっと…」
笠「火神とか黄瀬と戦わなきゃ本気だせねぇって何だよ。俺じゃ不満か。」
青「……」

青峰は言葉が出なくズタボロになった。

今「なんや、不満あるん?言ってみーや」
笠「サトリ。ウザい。以上」
今「えっ!ちょっ、ワシ泣くで!?」
笠「もうねぇし。勝手に泣いてろ」

今吉は何故か傷つき泣いた。


続く。

293涼幸°:2014/08/21(木) 00:49:56 ID:HottoeqM
高「不満っすか?じゃんじゃん言ってくれていーっすよ!!」
笠「優しすぎ。HSKってなんだよ…。」
高「…(優しいのはあんたに好かれたいからでしょ!!)」
笠「あとはとくにない」
高「えっ!?」
笠「お前に対しての不満がねぇから」

高尾はいろんな意味で泣いた。

森「ふm「女好きウザい。」ちょ」
笠「運命とかなんだよ。どんだけモテてぇんだよ。合コンとか行きたくねぇし。」
森「…え」
笠「お前は俺だけを見てりゃいいんだよ」

森山は萌え死にした。

小「不満か?何?」
笠「…俺に対して優しすぎ。」
小「んー?」
笠「甘やかしすぎじゃないでしょうか…?」
小「そんなことないよ?笠松が好きだからこうなるだけ」
笠「…っ///」

笠松は赤面した。

294涼幸°:2014/08/21(木) 00:52:39 ID:HottoeqM
[不満(・д・ )三( ・д・)不満]

笠松さんはストレートにものを言うと思う。
けど、小堀センパイの不満はそんなに思い付かなくて赤面して抱きついちゃえばさらにいいと思う。

295涼幸°:2014/08/21(木) 21:05:38 ID:HottoeqM
【青笠】 (青峰side)
(※IHが終わって数週間たってます。)

今、笠松サンは俺の家に来てベッドに座り枕を抱えてボーッとしている。
なぜかはよく分からないし急に来たから俺も戸惑ってる。

気にせず笠松サンにやれ、と命令された宿題をやってた。
分からないから笠松サンの方へ向くと泣いてた。
壊れたロボットのように、音も立てず、声も出さずに、ボロボロ、と。

「…か、さまつサン?」
「……」

どうすればいいか分からない。
近づいて抱き締める。その体は震えていた。

「……笠松サン?」
「……った」
「え?」
「終わった……」

そう言って俺にしがみつき泣きじゃくる笠松サン。

「…あ、インターハイ…」
「いん、たい…したしっ、せんぱ…いたちとの、やくそく…ひくっ、まも、れな…かった…」

呂律もあまりうまく回ってなく、顔を上げさせれば涙でグチャグチャの顔になってた。

「笠松サン……」
「ひくっ……き、せの…足も…っ、おれの…せい、で…っ」
「それはちげぇだろ!監督も許したんだろ、なら…」
「は、いざきとの…戦いっ…おれ、気づいてて………」

もっと早く交代させるべきだった。

笠松サン。アンタはもう海常のバスケ部の部員じゃねぇよ……。
まだ責任抱える気かよ……。んなに小さな体で全部背負ったら笠松サンが壊れるじゃねぇか……。

「あ…おみねっ?」
「もういい……全部忘れろ…楽になれよ…」

ギュッ、と笠松サンを抱きしめ頭を撫でる。

「……ふっ、う…うぇぇっ……ひっく…ひっ…」

笠松サンは泣き疲れるまで泣いてた。
今までのこと全部を洗い流すように。

296涼幸°:2014/08/21(木) 21:10:13 ID:HottoeqM
[引退]

笠松センパァァァァアアイッ!!!引退しないでぇぇぇっ!!!!

このネタ、ずっと前から書こうかと思ってたけどカプを悩んでて…。
青笠ちゃんにハマッてしっくりきてやっと書けた((о(^▽^)о))

297涼幸°:2014/08/23(土) 12:21:02 ID:HottoeqM
【黄笠←青】 (青峰side)

「セーンパァイッ!!!」
「んだよ!うっせぇ!!!」
「聞いてほしいっス!!!」

海常の部活に来て1週間。相変わらず笠松さんは可愛い。
まぁ、黄瀬と付き合ってるけど、俺は気にしない。

「あのね!黒子っちがね!!」

今日もまた黄瀬はテツの話。テツの話するとき、笠松が嫌そうな…不安そうな顔してんの気づいてねぇの?

「……」
「昨日、俺のこと犬って言ってきたんス!!酷くないっスか!?」
「……」
「…センパイ?」
「…!あ、何?」
「もー、聞いてなかったんスか〜?」
「……わりぃ」

拗ねる黄瀬だが聞いてないんじゃねぇだろ。
笠松は黄瀬は本当に自分のことが好きか考えてたんだろ。

「まぁ、いいや…青峰っちー!わんおんわんしましょ!」

あーらら。笠松傷ついた。

「やだよ、笠松サンとでもやってろよ」
「俺は青峰っちとしたいんス!!」
「やってやれよ、青峰…俺じゃこいつの練習相手になんねぇから」
「……はぁ…仕方ねぇなぁ、1回だけだからな」
「やった!!5点せいっスよ!」

笠松はタオルを持って体育館を出ていってしまった。
…何でコイツなんだろう。俺ならコイツみてぇにアンタを傷つけないのに。

「…うぅーっ!!負けたっスーっ!」
「はっ、まだまだだな」
「…はぁ、ねぇ、青峰っち…センパイってどうやったらヤキモチ妬くと思うっスか?」

…?ヤキモチだぁ?

「…まさか、テツの話ばっかしてたのって」
「ヤキモチ妬いてもらおうとしてたんス…」

こいつ……バカだ。

「お前さぁ、笠松サンが不安になってたの知ってる?」
「…知ってるっス……」

うっわぁ…こいつ、最低。

「お前…別の方法でやれよ、笠松サン、多分そのうち泣くぜ?」
「えっ!それは大変っス!!」

そう言って笠松の後を走って追った。

…しっかりしねぇと、俺が奪うぜ?

298涼幸°:2014/08/24(日) 23:01:36 ID:HottoeqM
「セーンパイ!」
「……黄瀬、もういいのか?青峰と……え?」
「ごめんっス…」
「……は?何が?」
「黒子っちの話ばっかしててセンパイ傷つけちゃった…」

部室に行けば部屋の片隅の机で部誌を書いてるセンパイがいた。
呼んだらこっちを見た。その顔はいつもの顔ではなくちょっと複雑そうな顔だった。だから…抱き締めてしまった。

「なぁ…ちょ、苦しいって…」
「ごめんね…センパイ、俺…」
「…?」
「俺、センパイにヤキモチ妬いてほしかったんス…いだっ!!」
「あのなぁっ!!俺はいつも妬いてんだよ!」
「…へっ?」
「お前がフ、ファンの子にばっか構うからデ、デートもできねぇし!」

デート…そう。いつも俺のファンの子に囲まれて出来ずに終わってしまう。

「だから…青峰に…」
「?」

そこまで言えばセンパイはぷいっ、とそっぽを向いてシャーペンを部誌に走らせた。

…青峰っちに何スか!?気になるっスよ!!

「センパイ!なんスか!?青峰っちに!?」
「だぁぁっ!!うっせぇ!言わねーよ!!」

バシッ!と叩かれ殴られた。

まぁ……今日は無理矢理にでもお泊まりさせて白状させてみるっスよ…。
楽しみっスね。セーンパイ…♪

299涼幸°:2014/08/24(日) 23:05:11 ID:HottoeqM
【ヤキモチィィッ】

実は、こっそり青峰に相談してた笠松センパイ可愛い。←
相談内容が『デートのとき黄瀬が俺に構ってくれない…(頬プクッ』だったらさらに可愛いっ!!!!←

このあと、青峰が体育館にいるのに部室でヤリ始める二人を想像してください。((殴

青峰は笠松センパイの相談相手になれて心底嬉しいと思うよ!←

300涼幸°:2014/08/26(火) 02:23:02 ID:HottoeqM
【笠松さんが小さくなったよ!】

青「…」
黄「……」
高「………」
赤「…ほぅ…」

笠「…んぁっ」

黄(破壊力パネェっス!!)

青「笠松サン、なんでちっさくなってんの?」
笠「…?おまえだれー?」
青「!?あー、えっと、あおみねだ。あおみねだいき」
笠「だいき、だっこして」
青「お、おう…」

黄「いいなぁっ!!うらやましいっス!」
笠「おまえはー?だぁれ?」
黄「きせりょうたっス!」
笠「きせりょうたぁ?へぇ…」
黄「無関心っ!?泣」

高「こんにちは!」
笠「こんにちは?」
高「たかおかずなりでっす☆」
笠「かずなりぃ、よろしくなぁ?」
高「かっわいっ!!よろしくね!」

赤「……」
笠「……?」
赤「ユキオ、お菓子食べるかい?」
笠「!くうっ!甘いもんがいいっ!」
青「ちょっ、暴れんなっ!落ちるぞ!?」
笠「…あ、そっか、ごめんなさい…(シュン、」

青、黄、高(かっっっわぃぃっ!!!)

赤「はい、どうぞ」
笠「…!わぁっ!わたあめだぁっ!」
赤「口にあうといいけど…」
笠「ありがとー!えっと…」
赤「あかしだ。あかしせいじゅうろう」
笠「ありがとー、せーじゅろー」

わたあめを食べ歯を磨いた笠松は青峰の腕の中で眠った。

301涼幸°:2014/08/26(火) 02:32:32 ID:HottoeqM
黄「っつか、何で小さくなったんスか?」
赤「原因不明だな」
青「このままでもいい気もするけどな」
高「寝顔やっぱ、天使だわ!!ww」
黄「てか!なんで青峰っちの腕の中なんスか!?」
青「あ?知らねぇよ…」

スヨスヨ、と気持ち良さそうに青峰の腕の中で眠ってる3、4歳くらいの子供。笠松幸男。

黄「どうするんスか?」
赤「とりあえず、今日はお前らも僕の家に泊まるといい。」
高「俺まで?いいの?」
赤「あぁ、構わないよ。PGとして話もしたいからね」
高「うっはー!歓迎っすわ!wwww」

青「で、風呂は?皆で入るのか?」
赤「そうだな。皆で入ろう。」
黄「久しぶりじゃないっスか?」
高「俺と笠松さんは初めてだろw」

笠「んぅぅっ……。だ、いき…っ」

ギュゥッ、と青峰の服を掴んでまたスヤー…と寝た笠松。
青峰と黄瀬は鼻血が出そうで困ったという。

302涼幸°:2014/08/27(水) 00:33:57 ID:HottoeqM
[あははっ]

ショタ松センパイが書きたくなってこえなった!
経緯を言うと…。

昨日外出してたら、兄弟が手をつないで歩いてて…
兄「お前ちっせぇなぁ…」
弟「小さくないよ!いつか兄ちゃんを抜かすんだからっ!!」
兄「おー!がんばれ!!」

って言ってたから!!

303涼幸°:2014/08/27(水) 01:38:03 ID:HottoeqM
【黄笠】 (黄瀬side)

「セーンパイッ!!!」
「んだよ、うっせぇな…」

今日は朝からセンパイの機嫌が悪いっス…。
どうしたんスかね?心配っス…。

「なんでそんな怒ってるんスか?」
「ん?別に怒ってる訳じゃ……くしゅんっ!」
「…え?」
「うぅーっ…」

え?今すごく可愛いクシャミが聞こえたんだけど。
しかも俺の目の前で!
センパイを見ると赤い顔をしてた。

「風邪?」
「そーだよ…声も出しづらいし…」

確かに。そう言われるといつもより声が違う。なんか熱っぽいし。

「センパイ…大丈夫っスか?」
「あぁ…一応…げほっ、ごほっ…」
「笠松ー、お前大丈夫かよ、帰ったら?」
「うー…でも、へ、いき…っ」
「センパイッ!!」

休憩きてるとき、センパイがバタリ、と倒れた。
そのまま、俺はセンパイと病院へ行った。

304涼幸°:2014/08/27(水) 01:47:07 ID:HottoeqM
「…ん…?」
「…あ、センパイ、起きました?」
「きぃ…せ?」
「あ、センパイ声出さないほうがいいっスよ…あと、これ飲んでくださいっス」

病院へ行ったら結果は風邪だった。
ただ、熱も高いし声もガラガラなため寝てるほうがいいとのこと。
飲むものは冷たいスポドリ。体を拭くときは暖かいタオル。
起きたらスポドリを飲んだほうがいいとのこと。
あまり、移動させるのは体によくないから近かった俺の家へ来た。一人暮らしだし、特に問題はない。

「ん…」
「大丈夫っスか?辛そうっスね……」

なるべく頷いたり首を振ったりできるような質問をすること。
そうすれば声を出さずに済むから。

「あ、お粥食べるっスか?の前に熱測らないと…」

センパイの脇に体温計を挟んで待つ。
高い機械音が鳴れば出して見ると39’6。
さっきよりは下がったけど……。

「センパイ、寝てて?俺すぐ戻るっスから」

背中を抑えゆっくりとセンパイの体を倒す。
頭を撫でてれば寝息が聞こえたから部屋を出る。

305涼幸°:2014/08/29(金) 17:19:45 ID:qE2LFqwM
深夜1時。センパイはあれから起きることなく寝ている。
ときどき苦しそうに喉をヒューヒューと鳴らしたり咳をしたり…。

「…ひゅ…んっ、く…」
「センパイ…」

ソロリ…と目を開けるセンパイ。

「…き…せ」
「センパイ…大丈夫?はい、ちょっと飲んで?」
「…お、きて…たの、か?」

センパイが起き上がるのを手伝ってスポドリを渡す。
センパイが小さな声で質問をしてくるものだから少し驚いてしまった。
俺は微笑みセンパイの頭を撫でる。

「センパイは、自分の心配だけをしてください?ね?」
「…ん」

気持ち良さそうに目を瞑って返事をするセンパイを抱き締めたくなった。

「…っと、お粥食べます?温めますよ」
「…く、ぅ…」

部屋を出てキッチンに行きお粥を温める。
温め終わればおぼんに乗せて寝室へ行く。

「センパイ、できたっスよ」

ベッドの隣の椅子に腰かけて膝の上におぼんをのせる。

「センパイ…はい」

スプーンに乗せたお粥をふーふー、として冷ましセンパイの口へ持ってく。
パクリ、と食べてくれた。

何口か食べセンパイは薬を飲んで俺は適度に温めておいたお湯にタオルを入れてセンパイの体を拭く。
冷えピタを張り替える。

「じゃ、センパイ、おやすみなさい」

センパイから寝息が聞こえた。

早く治して一緒にバスケしましょうね?

306涼幸°:2014/08/31(日) 10:55:03 ID:qE2LFqwM
【青笠】 (笠松side)

今日は大変なイベントがある。
それは、俺のか…か、彼氏の青峰の誕生日だっ!///

実際に、何あげれば喜ぶか分からなかったから何も用意してない。
とりあえず、ケーキは用意した。
ちなみに、今は青峰の家だ。

「…ふぁぁっ、笠松サン、どっか行く?」
「…い、いやっ…家でゆっくり過ごしてようぜ?」
「退屈じゃねぇか?」
「青峰といれるから……へーき…」

青峰にくっついて滅多に言わないようなことを言ってみる。
何あげればいいんだ?……!そうだ。

「青峰っ!」
「あ??何…?」
「誕生日……おめでとっ!プ、プレゼントは……俺、です…///」

ベッドの上に乗り後ろから抱きつき言う。

「笠松サンがプレゼント?」
「そ、うだけど……」
「……いただきまーす」
「へっ!?わわっ!!んぅっ…」

まさか押し倒されるとは…。
っつか…青峰とのキス頭クラクラすんだよ……っ。

「んあっ、ぷはっ…!やんっ!青峰ぇっ…」
「プレゼントなんだろ?好きにシていいよな?」
「っ!いい…よ?青峰……キて…ッ」

自らパンツごとズボンを脱いで青峰を誘う。
大きめのパーカー着ててよかった。下隠れる。

「……っ!笠松サン……覚悟しろよ…っ!」
「んっ、んっ!あっ、ひゃっ!」

慣らしてないのに挿れられ、苦しいっ…。
でも、少したてば青峰のソレの形を覚えた俺の体は歓喜するよう青峰自身を締め付けた。

「ぐっ、笠松サ…キツッ!」
「…んあっ!!は、あっ、やんっ!だ、いきぃっ!!」
「笠松サンッ!!」
「あぁっ!だいきっ、…だいすきっ…っ!んぁぁぁっ!!」

青峰の首に腕を回し耳元で言うと中のモノが大きくなりイイトコに当たる。

「ユキッ!ユキッ!愛してる…っ!」

俺たちは同時に達した。

「……へへっ」
「…ユキ?」
「愛してる……」
「…っ、くはっ、俺もだぜ…ユキ、愛してる」

307涼幸°:2014/09/02(火) 20:30:40 ID:qE2LFqwM
【黄笠←青】 (青峰side)

ここは黄瀬の家。で、ベッドの上。
目の前には笠松サンがいる。

「っ、はっ…いい声してんじゃねぇか」
「アッ、ば、かっ!はんっ、ぁ」

黄瀬からのお願い…。ほんとアイツおかしい。

『青峰っち、笠松センパイ抱いてよ。笠松センパイが本当に俺が好きか確かめるからさ』

で、ヤッてるんだけど……。
キツい!死ぬ!ちぎれるわ!!

「ひっ!」
「きもちーのかよ、キッツいぜ?」
「ちがっ!!!いっ、あぁんっ!」

笠松サンはガタガタを震わせて俺の胸を押す。

ピルルルル、ピルルルル。

笠松サンの携帯が鳴った。黄瀬からなんだろうな。

『もしもし、センパイ?』
「…っ!!!な、にっ…」
『今、何してるっスか?』
「…はっ、はし、ってた…っ!!」
『結構走ったみたいっスね…えっちしてるみたい』
「…っ!?ま、さかっ…お前、いがい……いらなっいっ」

元々泣いてたがさらに泣き始めた。
いもしない黄瀬に向ける笑顔も今はひきつってる。

「大丈夫…だから…な?」
『…そうっスかね?ならいいけど…』
「うん、じゃ……まだ走る、からっ……あっ!」
『センパイ?』
「や、なんでもないっ!じゃ…あな……っ!」

ブチッ、と切ったであろう携帯をギュッ!と握って俺を睨む。

「も、はなせ…よっ……ぇ?」
「ま、俺もそんな酷い奴じゃないからね…」
「服着なよ、俺は帰る」

パパッ、と服を着て笠松サンに毛布をかぶらせる。

「じゃあな」

チュ、と額にキスをして帰る。

308涼幸°:2014/09/11(木) 20:56:11 ID:qE2LFqwM
(笠松side)

青峰が帰って、シーン、とした部屋に残された。

「なんだったんだ…よ…」

クシャリ、と自分の髪を掴んでうつむく。

ガチャリ、とドアが開いた。

「センパーイ!ただいまーっス」
「あ、あぁおかえり…」

その辺にあったパンツをはいてTシャツを着る。

「あ、ここにいたんスか」
「あぁ、仕事は?もう終わったのか?」
「終わらせないで帰ってきたらセンパイ怒るでしょ?」
「当たり前だ」

黄瀬の頭にチョップをする。

「…センパイ…他の匂いがするっス」

ドキリ、と心臓が跳ねた。
青峰がいたことを知ったらどう思うだろうか?
青峰に……抱かれたことを知ったらお前はどう思う?
キスなんてしないか?もう抱かない?さよならか?
やだよ、黄瀬…お前しか見えてない。
お前が大好きだ。だから…。

「黄瀬…俺汚れてる…」
「え?」
「汚れてるんだ…だから……」
「……りょーかいっス」

気づけば黄瀬に夢中になってた。

誰に抱かれようとも…気持ちは揺るがない。
黄瀬だけを愛してる。

アイツのことなんて忘れるくらいにしてくれ…。

309涼幸°:2014/09/12(金) 21:02:51 ID:qE2LFqwM
[\(^р^)/オワタ]


文才が欲しい。(真顔)

黄瀬くんはきっとこうなることを計算してたんだ!!←


忙しくて最近更新遅れてすいません…。
青峰幸男くんの方の話もなかなか進んでないですね…すいません。
再来週…かな?からは更新もスピードも早くできるよう頑張ります!

310涼幸°:2014/09/13(土) 18:14:40 ID:qE2LFqwM
【先輩×後輩笠松】

設定。

笠松幸男(15)
海常高校1年。
バスケ部所属で先輩たちからは可愛がられている。


黄瀬涼太(17)
キセキの世代の一人。海常高校3年。
笠松にアタックするもスルーされる。だがめげずにアタック。


その他森山と小堀、早川と中村が出てきます。

311涼幸°:2014/09/13(土) 18:44:33 ID:qE2LFqwM
(黄瀬side)

「1年2組4番、笠松幸男です!中学では3年間PGとしてやってきました!宜しくお願いします!」

ペコ、と頭を下げてお辞儀をする少年。
俺はボーッとして(こんなもんか…)なんて思ってしまった。
特に彼に興味はなかった。
髪は真っ黒で幼い顔で背はお世辞にもバスケに向いているとは思えない。
何処にでもいるようなただの少年だと思ってた。

はずだったのに…!

「1年対3年でミニゲームやるぞ」

監督の指示で1年はすばやく集まりまさかの笠松くんが俺のマークで1年の主将代わりをしてPGで…。

ボールは1年からで笠松くんがボールを持つ。
俺の前に立てば怯えるようだが笑顔で「お願いします…」と挨拶をした。


ピー、と試合開始のホイッスルが鳴ると同時に笠松くんは他の人にパスをした。

そして、気づけば抜かれていた。

「…え?」
「黄瀬!!」

振り替えれば笠松くんがボールを持って3Pを決めていた。

「……え!?」
「舐めてもらっちゃ困りますよ、先輩」
「ドンマイ、黄瀬、次だ」
「……っス」

ホジションについてボールが俺に回ってきた。
前を見れば笠松くんは腰を低くしてキッ!とボールだけを見てた。
フェイントを入れるもついてきて掛からなかった…。

「…っ、」
「黄瀬!」

森山が呼んだからパスをした。
手強い…バスケには向いてないけど。


「…渡部!中村先輩止めろ!永野!渡部のヘルプ行け!」

笠松くんの指示は的確で…。

ピーッ!と試合終了のホイッスルが鳴った。

「28対35で3年チームの勝ち」

とりあえず勝ったけど……。

「笠松くん」
「…はい?」
「いいPGっスね」
「……ありがとうございます」
「笠松!」
「わっ、はいっ!」

監督に呼ばれ慌てて監督の元へ行った笠松くん。

笠松くんはレギュラーに入れるだろう…。

312涼幸°:2014/09/13(土) 18:59:20 ID:qE2LFqwM
1年生が正式に入部して3週間が過ぎた。

「集合しろ」
「はいっ!」
「明日土曜日は本校で誠凛高校と練習試合をする」

誠凛って…黒子っちがいるとこ!!
やった!また戦えるんだ!

「メンバーは黄瀬がエースで、森山、小堀、早川、中村」
「「「「「はいっ!」」」」」
「で、中村と交代しながら笠松も入れ」
「……へ?」
「1年の笠松だ」
「あ、はいっ!」
「じゃ、解散」
「ありがとうございました!」
「ありがとうございましたぁっ!!」

後ろを向けは笠松くんは片付けに入ってた。

「笠松くん!ちょっといいっスか?」
「…!はい…」

モップを他の人に任せて俺の近くへ来る。
…可愛い。………えっ!?いやいや!今なんて!?
可愛いって……そりゃ後輩だから可愛いけど……。

「黄瀬先輩…?」
「…!ごめん、えっと明日のことなんだけど…」
「はい…?」

ボールを1つ借りて笠松くんに渡す。

「3Pシュートしてもらっていいっスか?」
「えっ、はいっ…」

落ち着いて綺麗なフォームでシュートする笠松くん。
パサッ、と音をたてて綺麗に入ったボール。
笠松くんはボールを取りに行って俺にパスをする。

「こんなもんっスかね…っ」
「……え?」

笠松くんのさっきのシュートをコピーして見せる。

「…明日、コレ使わせてもらっていいかな?」
「も、勿論です、俺ので良ければ…わわっ!」
「笠松ー!よかったなぁっ!」
「森山先輩…!」
「中村も悔しいらしいけどお前が入るのは当然だよ」
「森山さん、どういうことですか…」
「わー、中村が怒ったー」
「ふざけないでくださいっ!」

中村は森山を追いかけている。

「…明日、一緒に頑張ろうな」
「……はいっ」

小堀の言葉にフニャ、と微笑み頷く笠松くん…。
やっぱり可愛い…。

…俺、笠松くんが好きなのかな?

313涼幸°:2014/09/14(日) 00:22:07 ID:qE2LFqwM
練習試合当日。

「……っ」
「笠松くん?」
「…ふぁ!?はいっ!」
「…ふふっ、緊張しなくて平気っスよ?」
「きゃーっ!!黄瀬くぅーんっ!」
「……っ!!!」

体育館に響く俺のファンの黄色い悲鳴。
そのたびに笠松くんはビクッ、としている。

「…おい、黄瀬、黒子が呼んでんぞ」
「黒子っちが??ちょっと言ってくるっス」

走って黒子っちの元へ行く。

「お久しぶりです。黄瀬くん」
「久しぶりっス、どうしたんスか?」
「あの子、海常に入学したんですか」
「?」

黒子っちがジッ、と見る先には小堀と森山と話してる笠松くんが。

「笠松くんっスか?」
「はい。あの子月バスで中学の頃一度特集でくまれてましたよ」
「えっ!?そうなんスか!?」
「はい。知らなかったんですか?」
「知らなかった…っス」

そうだったんだ……。
初めて知ったなぁ。まぁ…いいか、嬉しいし!

とピピッ、とホイッスルが鳴った。
監督の元へ行き説明を受ける。

笠松くんはやっぱ最初ベンチか……。
コートの中から笠松くんを見ると目があった。
慌てて目をそらす笠松くん。…可愛いなぁ。

ピーッ!とホイッスルが鳴りボールが上に上げられた。

314涼幸°:2014/09/15(月) 23:01:40 ID:qE2LFqwM
[サンプル]

こういう小説書こうかな!と思って書いてみました!!!
だから、サンプルですね…(*´▽`)

次回は【桜→青笠←森】書こうかと…!

315涼幸°:2014/09/16(火) 06:56:54 ID:qE2LFqwM
【桜→青笠←森】 (桜井side)

「あ、青峰さんっ…」
「あ?んだ、良かよ、何?」

呼んだら名前を呼んでくれるその声が好きです。

「あの…今日の部活なんですけど…っ」
「あぁ、行くけど…良とペアだっけ?」

部活に真面目に出てくれるとこも好きです。

「ん、そうだ、良今日の俺の弁当は?」
「ありますよ!」
「サンキュ」

僕の作ったお弁当を嬉しそうに食べてくれる青峰さんが大好きです。
僕の頭を優しく撫でてくれる大きくて暖かい手が大好きです。

「あの…っ、今日の放課後…」
「あー…ほーかごは笠松んとこ行くからダメだわ、わりぃな」

でも、青峰さんはいつも笠松さんを優先。
そんなに笠松さんがいいですか?
……僕じゃ青峰さんを幸せに出来ませんか…?

316涼幸°:2014/09/16(火) 21:08:56 ID:qE2LFqwM
(森山side)

「森山!ナイッシュ!」
「ああ!今のは俺も満足だ」

その笑顔を俺だけのものにしたい。

「よし、休憩すっか!」
「うぃっす!!」

ゾロゾロ、とボールを片付けスポドリを飲んだり駄弁ったりする。

「笠松さーん」
「んぁ…?…青峰っ!」
「よっ」
「何して…えっ…?」
「はー…っ、やっと笠松サンに会えた…」

入り口で青峰が笠松を抱き締める。
部員が見てるというのに……。

「青峰…どうした?」
「別に……っし、俺も練習参加する」

ザワッ、と体育館内がザワついた。
黄瀬がいなくてよかった。

「なぁ、そこの変なシュートするやつ」
「…あぁ?」

つい睨んでしまう…。ライバルなんだぜ、お前と俺は。

バスケノ選手でも笠松を思うこの恋心もな。
笠松はいずれ俺のもんになるんだ。
ちゃんと笠松を見張ってねぇとダメだぜ?

317涼幸°:2014/09/18(木) 19:38:18 ID:qE2LFqwM
【可愛い…っ!!】

いいね!ライバルでちょっとムキになる二人!
んで、それに気づかずイチャラブしちゃう二人!!!
いいよっ!かわいいっ!(グッ!


今日知ったのですが私レオ姉と誕生日同じでした…笑
なんか嬉しいっ!!!
レオ姉は黒バスキャラで彼氏にしたいランキング3位だから!!!!

1位…笠松センパイ
赤面しつつも一緒に歩いてくれるだけでいいや!!!←

2位…コタ
一緒にいて楽しそうじゃん???なんかテンションついていけそうだから!←

3位…レオ姉
なんか楽しそうでしょ??リードしてくれるときとかイケメンそうww

318涼幸°:2014/09/23(火) 00:00:15 ID:qE2LFqwM
【実→(←)笠】
※会話文のみです。
※笠松が告白してくっつくお話です。

実「征ちゃんたら…こんなとこに呼び出して何かしら?」
赤「やぁ、レオ待ってたよ。今日はレオの結婚式だ」
実「征ちゃん?どういうこと?」
葉「いいから!これはめて!これ持って!」
実「ちょっ!!……え」

笠「……っ///」

実「か、笠松さん?どうして…」
笠「…あの、な…俺…お前が好き……で」
実「…えっ?」
笠「こ、告白の返事……。俺でいいなら、お前の横にずっと……いたい…」
実「……っ!ゆきちゃん…」
笠「レオ……誕生日…おめでと…」
実「ドレス…すごい似合ってるわ」
笠「………ありがと…?」
実「ずっと…一生大切にするから…覚悟してろよ?」
笠「承知してんだよ、バカッ」

赤「いいとこ悪いが誓いのキスをしてもらわないとな」

実「……」
笠「…………っ!!」
実「ゆきちゃん、真っ赤よ?」
笠「…うっせ!……レオ、ずっと…一緒にいること誓うぞ」
実「もちろん、私もよ…愛してる」

ちゅっ…

笠「…っ///」
実「ふふっ、ゆきちゃん可愛い」
笠「うるせっ……」


笠「レオ…誕生日おめでとう…」
実「ありがとう…」


チュッ…

319涼幸°:2014/09/23(火) 00:03:09 ID:qE2LFqwM
レオ姉ぇぇっ!!!!そして自分!!

誕生日おめでとーっ!!!!!!


レオ姉ぇと笠松センパイいちゃつかせるとヤバいな……。
笠松センパイは肩出てるウェディングドレス似合うよね!絶対!
今度描いてみよう…←


とりま、15秒遅れてしまったが更新できたし!!!
レオ姉っ!!!!誕生日おめでとうっ!!
愛してるよ!!

320涼幸°:2014/09/24(水) 20:57:29 ID:qE2LFqwM
【黄笠】 (笠松side)

久しぶりに黄瀬とその…デ、デートで……。
買い物に来てるんだけど……。

「センパイ、これどっスか!?」
「あぁ、似合うz「きゃーっ!!!!キセリョかっこいーっ!!」…」

服屋に来てたのに女性店員とか女性客とかが黄色い悲鳴をあげる。
デートしてたであろう彼女にほったらかしにされてる彼氏たちは初対面なはずなのになにやら話してた。
近づいて椅子に腰かける。

「おー、君も待ちぼうけくらわされてるの?」
「いや、俺は黄瀬待ちです…」
「えっ!?マジで!?」
「…?ハイ?」
「あのさ、君、もしかして黄瀬涼太の彼氏?」
「… … …!?はぃっ?!」

驚きすぎて声が裏返った。
女性たちの声で小さかったからよかったけど…。

「やっぱり?あ、責めるとかそういうんじゃなくてさ、恋愛は人それぞれだし?」
「……?」

何が言いたいか全く分からない……。
首をかしげると高校生くらいの奴がクスッと笑った。

「ほら、キセリョってモテるじゃん?モデルやってるし」

そりゃ…モテてほしいけど…アイツの彼氏としては……。

「結局何が言いたいんだ…?」
「君も黄瀬と一緒にゆっくり歩いていたくない?」
「だから、俺たちと手を組んでくれ」

よく分からないがコクリ、と頷けばニッコリと笑われ手をひかれ試着室へつれてかれた。

321涼幸°:2014/09/25(木) 18:04:40 ID:qE2LFqwM
「……で、何ですか…コレ」
「おー!似合う!可愛い」
「あれ?お前男だよな?なんで似合うんだよ…」

何故か試着室には女性ものの服がおかれていた。
集まってたのはこの服を着る奴を決めていたらしい……。

「…で、何をするんですか?」
「ん、ちょい待ってね」

俺を囲んではワッ!と男性たちが声を揃えて「可愛い」だの「付き合おう」だの言ってきた。

「これで、キセリョの視線を此方に見せるんだよ」

ヒョコ、と黄瀬見れば此方をバッチリ見てた。

「…セ、センパイがいないっス!まさか…」

慌てて男性陣を掻き分けて俺の目の前に来た。

「………」
「き……っ!?」
「すんませんっス!この子連れて帰るっス!!」

俺を肩に担いで店を出る。
バッ!と見ればいい笑顔で手を振っている男性陣いた。

322涼幸°:2014/09/27(土) 19:43:14 ID:qE2LFqwM
「ちょっ、黄瀬!」

お店を出てからはどこかの大きな建物に連れてかれた。
部屋には大きなダブルベッドと小さなテレビ。
ソファもありホテルみたいだった。

ベッドに押し倒されれば服を手際よく脱がされる。

「あっ!ダメっ…き、せっ!んやぁっ!」
「ははっ、センパイその格好エロいっス」

カーディガンで腕を縛られ、Tシャツはそのままで、パンツは脱がされスカートははかされたままだ。
つまり、腕にはカーディガン。上半身はTシャツ。下半身はパンツをはいてなくスカートだけ。

「…やっ…///」
「センパイ…可愛いっス」

耳元で言われ俺は黄瀬に酔っていく。



「ん〜…」
「センパイ…おはよ」

朝起きればふわり、と微笑み挨拶をしてくれる黄瀬。

「ん……おはよ…ンッ…」

顔を近づけ黄瀬の形のいい唇に触れるだけのキスをする。

「……センパイ…なんで…」
「気分だよ…嫌だったか?」
「そんなことないっスよ!」

がばっ!と抱き付いて言う黄瀬。
と、太股に違和感を感じた。
固くて熱いモノ。俺はすぐに赤面した。

「…っ、りょ…たっ…」
「なんス……え」

黄瀬の上に跨がればお尻を開いて黄瀬自身を挿れていく。

「んはっ……ぁんっ」
「セ、ンパ…ちょっ、キツッ…」
「あんっ!!やぁっ!らめっ…ふぁぁっ!」

ズンッ、と思いきり奥を突かれる。

気持ちくて気持ち良すぎて…。

「りょーたぁっ!んぁ!好きぃっ!あっ、だい…すきっ!」
「俺もっスよ……ユキ…愛してる」
「お、れもっ……………愛してる…」

愛の言葉を言わずにはいられなかった。

323涼幸°:2014/09/27(土) 19:52:04 ID:qE2LFqwM
[おまけ]

「なぁ…俺とファンの女子どっちが大切?」
「え……どうしたんスか?」
「いや…お店で囲まれてたとき嫌そうな顔してなかったし」
「そんなことないっス!!!」

ガバッ!と上半身を起き上がらせ必死に言う黄瀬。

「…そうかも知れないけどさ…」
「けど?」
「たまには二人っきりでゆっくり買い物したいし…出掛けてイチャイチャしたい…」

枕に顔を埋めながらもそう伝える。

「…センパァイッ!!今度は絶対に二人っきりでゆっくり買い物しましょ!!」

小指を絡めてそう約束した。

324涼幸°:2014/09/27(土) 19:55:09 ID:qE2LFqwM
[女装松センパイ*]

ミニスカとか絶対似合うb
カーデ着て萌え袖だったら尚更!!!


オメガバース書きたいと思ってる……。←

325涼幸°:2014/09/28(日) 23:47:51 ID:qE2LFqwM
【青笠】 (青峰side)

「うっ、ん…あっ、はぁっ…」

下で喘いでる笠松の姿に何度イきそうになったことか…。

なぜそういうことになったかというとそれは数時間前にいたる。


今日は練習もなく、さつきが買い物に付き合え、と煩かったから付いてった。
と、偶然テツと会って俺はめんどくさくなり帰ろうとした。
近くのコンビニに入り何かを買おうとしたけど何か甘い匂いが…。

「…なんだこれ?」

匂いのする方はトイレだった…。
カチャリ、とドアを開ければ一気に匂いが強まった。
男用のトイレから匂いがする。
トイレの中に入ると1つだけ個室が閉まってた。

「っ…くぁっ…」

個室のトイレからは苦しそうな声が聞こえる。
……そこから、甘い匂いも。
この独特の甘くて酔いそうになる匂い。

…オメガがいる証拠だった。
ガタッ、と聞こえるドアにぶつかる音。
カチャリ、と何かを外す音も。
俺は無意識にドアへと手が延びてった。

「…だ……れだっ、んぅ…っ」
「……笠松…?」
「あ、お……みね…っ!?」

声で分かった……。笠松がすぐ目の前にいる。

笠松は…オメガだったのか…。
アルファの俺と番なのか気になるとこだが先ずはトイレのドアを開けてもらうことにした。

326涼幸°:2014/09/28(日) 23:57:53 ID:qE2LFqwM
ギィ…っとドアがゆっくり開いた。
俺はそれを合図にすぐにトイレへ入り鍵を閉めて笠松へと深い口づけをする。

「んぅっ!?ふぅっ、あっ…んんっ!!」

笠松自身に触れて見ればジワリ、と先走りが出ていたようで濡れていた。

「はっ…何、っ!?ああっ、やぁんっ!」

ゆっくりと上下に擦って後ろをいじる。

「はっ、そんなに声出したら他の奴らに聞こえるぜ?」
「やっ!んあっ、はぁっ…ああっ!」

ドピュッ、と笠松自身からは白い液が出た。
それを後ろに塗りたくって中をかき混ぜる。

「ああっ!やっ、はぁっ、あ、おみねっ…ふぁぁっ」

グチャグチャになったソコにいつの間にか元気になってる俺自身を挿入する。
グチャッ、と音がして全部入る。

「あ、おみねっ!うご…けぇっ、んやぁっ!!」
「りょーかいっ…っ、」

笠松の命令に腰を動かせば笠松は俺にしがみついてくる。
笠松の背をトイレのドアに預けさせ俺の膝の上にのせる。

「んっ!?あぁっ!だい、きぃっ!」

ユラユラ、と動き始める笠松の腰。
自ら求める……。これがオメガの発情期か…。

「ああっ、だいきっ、だいきぃっ!んやんっ!」

ここがコンビニのトイレで…しかもいつ入ってくるか分からない状態でお互い激しく求めあった。

327涼幸°:2014/09/29(月) 00:01:49 ID:qE2LFqwM
「……ん…」
「あ、笠松サン、起きた?」
「……ここ」
「俺の家」

あのあと、意識をとばしてしまった笠松を家に運んでベッドに寝かせた。

「わりぃな…腰痛くねぇ?」
「…ん、へーき……」

そう言うも笠松は表情を歪ませる。

「おら…寝てろよ」
「あぁ…わりぃな…」
「ついでに、俺とお前…番になったっぽいから」
「…つがい…!?」
「あぁ、嬉しくねぇのか?」
「…いや……その、うれし…い…」

真っ赤な顔をして言う笠松は犯罪並みに可愛かった。

328涼幸°:2014/09/29(月) 00:06:21 ID:qE2LFqwM
[後日]〜海常〜

「オラッ!オフェンス!しっかりしろ!」
「笠松ー」
「…ん?森山?」

チョイチョイと笠松に手招きをして呼んだのは森山だった。

「何?」
「お前…誰かと番になった?」
「……っ!///」
「ピンクオーラ出しまくり、フェロモンも…あ」
「あいつ…黄瀬ぇっ!外周だあっ!」
「俺っスか!?ひどっ!!」

エースの黄瀬が被害に合うのだった。

〜桐皇〜

「大ちゃん!この前はごめんね?」
「あ?さつきか…別に、気にしてねぇし」
「そっか…そうだよね、ピンクオーラ出てるもん」
「…あっそ」
「笠松さんと?」
「まぁな……って、はぁ!?」
「ふふ、大ちゃん分かりやすいなぁ」

ご機嫌なマネージャーだった。

329涼幸°:2014/09/29(月) 00:09:24 ID:qE2LFqwM
[オメガバース]

ふぉぉっ!!!やっとできた!
簡単に説明しますね!
……男同士の妊娠です。はい。←
今回の設定ですと…。

笠松幸男→Ω(オメガ)
青峰大輝→α(アルファ)
コンビニの店員()→β(ベータ)

です。
詳しくはピクシプをどうぞ……←


楽しかったの一言につきます!

330涼幸°:2014/09/29(月) 22:36:37 ID:qE2LFqwM
【黒→黄笠】 (笠松side)

今日は黄瀬と買い物に来てたけど…黒子もいた。
黄瀬は黒子を見るなり抱きついて隣同士で歩き始めた。
俺は2人の後ろをトボトボ、と…はぐれないように歩いてた。

「…帰ろうかなぁ」

二人が目の前で楽しそうに話してる。
多分…普通に言ってしまったと思う。
けど…人がいたからよかった。二人には聞こえてないようだった。

「笠松センパイ、マジバでいいっスよね?」
「………」

いいっスよね…ってマジバしか選択肢ねぇじゃねぇかよ…。
俺はこくり、と唇を噛みながら頷いた。
多分黄瀬には見えてないはず。


「黒子っちはシェイクでいいっスよね!」
「はい、Mサイズでお願いします」
「センパイは?」
「……」
「センパイ?」
「……っ!」

ボーッとしていると黄瀬が肩に触れてきたから思わずビクッ!としてしまった。

「いや…自分で頼むよ」
「そうっスか?」
「あぁ…お前らで席とってろ…よ…」

涙が出そうだ。
なんで二人っきりにしちゃう空間を作ってやったんだ……。

「お客様、後注文は…」
「チョコシェイクと……ハンバーガーで……」
「シェイクのサイズは…」
「えっと…Mで…」
「かしこまりました」

ニコリ、と微笑みお会計をする店員。
商品を受け取ってアイツらがいる席を探す。

「……黒子っち、こぼしてるっス!」
「水滴が垂れただけですよ…」
「でも濡れてるっスよ!」
「これくらい平気ですよ…」

そんな声が聞こえた。
…アイツら…仲良しなんだな……。

愛想笑いを浮かべて席につく。
黒子と黄瀬でソファに座り、俺は一人で椅子に座った。

涙を堪えるために下唇を噛んで膝の上で拳をギュッ…と握った。

331涼幸°:2014/09/30(火) 20:47:13 ID:qE2LFqwM
「センパイ、食べないんスか?」

席についてからずっと下を向いていたから気にしたんだろう。
黄瀬が声をかけてくれた。

「…いや、なんでも……」

パパッ、と前を見るも黄瀬は黒子の頭を撫でながらだった。
ツキン…と胸辺りが痛くなった。

シェイクを飲めばほとんど溶けていた。
ハンバーガーは冷たくなっており食べる気も起きずハァ…とため息をついた。

「…センパイ…さっきっからため息ばっか…熱でもあるんスか?」

スッ、と俺の額に伸びてくる黄瀬の手をパシンッ!とはらってしまった。

「…え」
「…!あ…っ……」
「センパイッ!?」

俺は黒子と黄瀬の驚いてる顔を見て我に返った。
俺はその場から逃げたくてダッ!と走ってお店を出た。

何処へ行くかも分からずただひたすらに走り続けた。

332涼幸°:2014/09/30(火) 21:20:32 ID:qE2LFqwM
(黄瀬side)

センパイが傷ついてる。
そう分かったのはセンパイがマジバを出てってからのことだった。

「黄瀬くん…」
「…行かないと」
「今は1人にさせといた方が…」
「センパイのことは俺が一番知ってる!今ここで行かないとセンパイはあれ以上泣いちゃうっスよ!!」

黒子っちの言葉を無視して俺もマジバを出る。
走ってセンパイの元へ行く。


公園のブランコ。キィ…キィ…と小さく揺れてる。

「…見つけた」

センパイが顔を伏せて泣いていた。

「センパイ…」
「お前の幸せ……勝手に決めつけてた…」

「お前は俺といるとき…幸せそうに笑ってたから…でも、違うっぽい…。
黒子といても俺に見せるような笑顔で……」

グスッ、と鼻をすすりながら言うセンパイ。
違う…俺はセンパイといるときが一番幸せだよ。

そう言いたかったけど言えなかった。

「俺といてもつまんねぇだろ……話すこともねぇし、すぐ手とか足とか出るし、うまく言葉に出せないし…」

次々に涙が出てくる。
こんなにも弱ったセンパイを初めて見た。

「お前はモテるし…俺といるぺきしゃ…ねぇんだよ…」
「違うっス!!」
「違くない!!!お前が黒子といるとき、どんな表情してるか知ってるかよ!!
俺を一人にさせて、やっとこっち向いたと思ったら黒子を構いながらだし!話しかけてくれてもやっぱり黒子を構いながらで冷たく言うし!!
こんなのもうヤダよ!!お前のファンの子に一回いじめられたんだぞ!?俺はこんなことになるなんて思ってなかった!!
……こんなことになるなら…今までの先輩後輩の関係でいたい…俺はお前を諦めるよ……」

センパイ……。
俺はアナタにそんなことを思わせたかったんじゃない。
一人にさせたくてさせてたんじゃない……。
センパイがいじめられてたなんて知らなかった。
俺は……センパイを幸せにできてたの?

「…もう無理だよ……ごめんな、黄瀬…さよなら」

スタスタ、とセンパイが公園を去っていく。

俺はセンパイが座ってたブランコの椅子に手を添える。
その手の上には俺の涙がポタポタ、と落ちてくる。

センパイを失うのがこんなに苦しいなんて……。

333涼幸°:2014/10/12(日) 20:28:47 ID:MsVlLykA
【お久しぶりです】

なかなか更新できずスイマセン……。

今回のこの作品は終わりにしようかと……←

めんどくさくなったとかでなく、明日のために……!
明日は1日休みなので!!

更新は今日の夜中にでもさせてもらいますね(*・г・)

334涼幸°:2014/10/13(月) 01:15:19 ID:qE2LFqwM
【青笠】 (笠松side)

たまたま午前で部活が終わり午後は暇だったからストバス場に行った。

「…ゲッ」

ストバス場に行けば中学生くらいの奴らが使っており使えなかった。
仕方ないから家に帰りベッド付近にあるギターをいじる。

と、ジーパンのポケットに入れてたケータイがブブブ…と震えた。

「……青峰?」

ケータイの画面を見ると『青峰大輝』の文字があった。
ボタンを押して耳にあてる。

『笠松サン?』
「俺いがいに誰が出るんだよ」
『知るか。じゃなくて、俺ん家来ない?』
「は?…今から?」

壁にかかってる時計を見れば。15時を回って16時になろうとしていた。

「遅くなるかもだけど…」
『別に構わねぇよ、んじゃ待ってるな』

ブツッ、と切れた。
アイツ……なんだよ!電話してきたかと思えばすぐ切りやがって!!

ポスッ!とケータイを枕に向かってに投げる。

ギターを片付け簡単に支度をして駅へ向かう。

335涼幸°:2014/10/13(月) 20:59:11 ID:qE2LFqwM
東京につけば青峰の家へ向かう。
きっと迎えには来てないから。

早く会いたくて小走りで行く。


青峰の家の前に行けばインターフォンを押す。

「…おぉ、やっと来た」
「悪い……んっ…」

シュン、として謝ると抱き締められ後頭部に手をあてられキスされる。

「んっ、ふぅ…ぁ…」

口を離せば銀の糸が二人の口を繋ぐ。少し動くとプツリ……と切れた。
ここ…玄関なのに。ドアも空いてるし…人がいつ通っても可笑しくない。

でも……そんなことより青峰に会えたことがすごく嬉しかった。

「青峰…」
「ん?」
「…青峰が欲しい……」
「……んじゃ、着替えてくれっか?」
「…へ?」
「今日は体育の日だからな」

お姫様抱っこをされ青峰の部屋へと連れていかれた。

青峰にベッドに座らせられ、クローゼットをいじる青峰。
それから、俺をチラッと見てはニッと笑う。

「コレ、着てほしいんだけど」

見せられたのはブルマだった。
……は?え?ん?コレ?

「あとは、俺のジャージ」

ニタリ、と笑われ服を次々に脱がされる。

「やっ……」

カリッ、と乳首をひっかかれる。ですぐにやめられた。

「はい、着替えて」

下着も全部脱がされる。
…俺自身が反応してなかったのが救いだ。

ノロノロ、と着替えて青峰のジャージも着る。

「…でかい…」

ジャージは分かってた通り大きく手が完璧に隠れる。
丈も長いから下はブルマをはいてるけどはいてないように見える。

「なぁなぁ…このままヤッていい?」
「……最初から、そのつもり…なんだろ…っ!」
「バレてたか。ま、体育の日だから、体育もかねてブルマに着替えてもらったんだよ」

ベッドに押し倒される。
スル、と太股を撫でられる。

「…んっ」

これだけで声が出てしまう…。
でも…今日はいいか。

青峰にすべてを任せることにした。

336涼幸°:2014/10/13(月) 22:52:48 ID:qE2LFqwM
(青峰side)

「んっ…」

スースー、と気持ち良さそうな寝息が俺の隣から聞こえる。

調子に乗って抜かずの3発はキツかったよなぁ……。
サスサス、と笠松サンの腰を擦る。

「んんっ……ふぇ?」
「あ、わり…起こした?」
「んーん……」

すぐに寝息が聞こえたので安心。
チラ、とベッド下を見ると笠松サンが着てたブルマと笠松サンの精液がかかった俺のジャージ。

「…笠松サン…愛してるぜ」

チュッ、と頬にキスをする。
そう言って笠松サンを抱き締めながら俺も寝た。

337涼幸°:2014/10/13(月) 22:55:03 ID:qE2LFqwM
【体育の日】

今日は体育の日!!
ですがあいにすの嵐……。被害は少なかったですが雨と風がすごかったです!
竜巻警報もでて焦りました……(苦笑)


このお話、最初黄笠ちゃんで考えてたんですが黄瀬ちゃんだとすっごいことになりそうだったので…(ひどいっス!!)


楽しかったです(ο´ω`)

338涼幸°:2014/10/16(木) 18:18:35 ID:qE2LFqwM
【黄笠】 (笠松side)
※少し長くなるかと…。


幼稚園の頃、すべりだいを滑ろうとして後ろから友達に押されて怪我をした。
すぐに救急車で運ばれ血液検査をされた。
そのときに分かった。自分がΩだと。

それからは自分がΩと言うことを隠して生きてきた。
友達にもまだ分かってないと嘘を言ったりしていた。
でも、あんな悲劇があって……。
今じゃ学校に行ってても保健室にずっといる。
帰るときも保健の先生の車で送ってもらってる。
あんなことが無ければこの3年間、バスケも続けることが出来たのに…。

海常高校に入るとき、体育館で血液検査があった。
俺は幼稚園の頃にもうしてあって結果なんて分かってた。Ωであることが。
検査が終わってパイプ椅子に座ってた。
周りの友達と喋ってたり、自分が何だったか言い合ったり。

「俺、аだったぜ!」
「マジか!俺はβだった」
「あーぁ、可愛くて俺好みのΩいねぇかなぁ?それが番だったらいいのに」
「そうそう見つかんねぇだろ!笠松は?」

ドキッとした。俺がΩだったら、こいつらはどう思うだろうか…?

「笠松がΩでも、俺抱ける自信あるわwwww」
「お前、マジかよ!」

ギャハハ、と笑い合う奴ら。
で、どうなんだよ?と聞かれた。

「俺も知りたいな」

小堀にも言われ言わなくてはならない感じになってしまった。

「俺は……」

言いかけたとき腰からゾクゾクッ、とクるものがあった。
何?これ……。初めての感覚。
……確か、俺は自分がΩって知ってから発情期と言うものがまだ来ていなかった。

「笠松?」

体が動かない……。ここにいたらマズい…。аがすぐ近くにいる。しかも俺の隣に…。
今は花粉症で鼻がつまってるらしいけど…。

とにかく…ここから離れよう。
そう思いパイプ椅子の背もたれに手をかけて立ち上がろうとした瞬間。

バタッ!ガシャン!

思いっきり倒れてしまった。

「か、笠松?」
「…!この匂い!…お前!」



「Ωだったんだな……」




何も言えない。動けない。ただ口から熱く荒い息をはくばかり。
ジワリ、と涙が出て視界が緩む。

「笠松、俺が気持ちよくさせてあげるから」

上に跨がられ、手足を床に押し付けられる。

ヤダ…ヤダヤダヤダヤダッ!!!

ジタバタ、と暴れるけど今はビクともしない。
制服を脱がされてもうダメだ。と思ったが先生たちが助けてくれて俺は保健室に運ばれた。

339涼幸°:2014/10/17(金) 23:47:00 ID:qE2LFqwM
あのあと、すぐに母が迎えに来てくれ俺はすぐ病院へ行った。
薬をもらい家に帰り着替えてベッドにもぐった。

「…あんな…ことっ…」

体が震える。怖かった。いつもの友達が欲にあふれた表情をして、どんなに暴れてもビクともしなかった。




「…ユキ?」

コンコン、とドアをノックされる。
ハッとしてドアを見つめる。
開けていいことを伝えると母さんが入ってきた。

「お薬、もらってきたよ、はい」
「…ありがと……」
「学校…行く?」
「…あぁ、行くよ」

時計を見ればもう8時になろうとしていた。
ここから学校まで…約40分。
どうやって行こうか。人通りの少ないとこを通っていこう。
ノロノロ、と支度をして家を出ようとしたとき母さんに止められた。

「送ってくわ」

パタパタと支度をして母さんが車を用意してくれた。

「保健室でゆっくりしててね?」
「分かってるよ…教室に行ったらどうなるかも…」

シートベルトをつけて、窓にコツン、と頭をつけて外を眺める。

(そういや…今日は集会だっけ?)

そんなことを思って考えていると学校についた。
門には保健の先生が立っていた。

「おはようございます」
「おはようございます、遅れてすいません」

先生と母さんが話してる。

「笠松、薬持ってきたか?」
「…なんで」
「はぁ?予定で行くと今日だろ、発情期」

そう言われ気づいた。そうか…今日だったのか。
最初は不定期にきててつい最近やっと落ち着いて発情期のくる時が定まった。
いいや…トイレ行くとき意外ベッドにいよう。
そう思って校舎に足を進めた。

「宜しくお願いします」
「はい、分かりました」

靴箱で上履きに履き替えているともう集会は終わったようでゾロゾロ、と戻っていた。

「…笠松?」
「…………っ!!こ、ぼり…」

呼ばれ顔をあげるとそこには小堀と…誰かがいた。

「あ、お前が笠松クン?」
「お前は……」
「俺は森山由孝。彼女募集中だぜ!」

知るか。と言いたかった。

「笠松、早くしろ」
「あ、はい…」

ペコ、と森山に向かってお辞儀をして保健室へ向かう。
無事保健室に着きベッドにもぐる。

(今日の一時間目…保健だ。バースについて…)

出たかったが今日が発情期の予定である以上、保健室から無闇に出れない。

(先生も一緒だろうけど…やめとこ。怖いから)

そう解決し目を閉じた。

340涼幸°:2014/10/18(土) 21:59:13 ID:CAW4lStE
「……ん?」

パチ、と目を開ける。ムズムズ、と腰がかゆい…ってかなんかクる。

(…はつじょーき)

そう思いムクッ、と体を起こして薬を飲む。

「あ、そうそう、笠松ってΩなんだってよ」
「マジかよーっ!アイツがぁっ!?妊娠するの?ウケるwww」

誰かいる…。しかも、俺のこと知ってて……。

(…っ!ヤバッ…)

誰か分からないけど危険な気がする。
こんなときに、発情期のピークが訪れた。
ヤバいっ!どうしようっ…。

ガラララ。ドアの開く音がした。

「…おい、お前らまだいたのか、とっとと帰れ」
「はぁ?俺はベッドで休みたいの」
「開いてねぇっつてんの」
「そこにいる奴、帰らせりゃいいじゃねぇかよ」

足音が近づいてくる。…どうしようっ。どうしようっ!!

「…はぁ、やめろって」
「いででっ!!」

先生だ。先生が助けてくれた。

「分かったら教室に帰れ」
「ちぇー、わかったよ。行くぞ、村田」
「おー」

ガララ、とドアが開いて出てく音がした。

「笠松ー、大丈夫かー?」
「…せ、んせっ…ぅ…」
「おーおー、ピーク迎えてたのか、助かったな」

ポンポン、と頭を撫でられる。やめてくれよ……っ!

「やっ…んくっ、さ、わんないで…くださっ、」
「おー、わりぃわりぃ、んま、頑張って」

そう言いシャー、とカーテンを閉められる。あの人……っ、散々人にやっといて…っ!!!

「うっ、くっ……はぁ…っ、」

ガクガク、と体が震える。

「失礼するっス、ここにΩがいるって本当っスか?」
「…お前は、帝光の…」
「黄瀬涼太っス。俺のお嫁さんがここにいるんスよねー」

黄瀬…?誰だ……聞いたことない。

「…ここっスか?」

シャーッ!とカーテンを開けられる。
金髪の髪にユラッ、と揺れるピアス。
ニコッ、と微笑まれる。

「見つけたっス。笠松幸男くん」
「やっ!さわんなっ……んあぁっ!!!」

抱き締められたと思えばうなじをツーッ、と撫でられる。ゾクゾクッ!!と腰にキては達してしまった。

「ふふっ、可愛い…」

そう言い、コイツは先生に出てくよう頼んで保健室には2人きりになった。

「な、にっ……してっ、」
「楽になりたくなぁい?特に…ココ」

制服を全部脱がされてクチュリ、と俺自身に触れられる。

「やぁっ、やぁっ!ふぁっ!!んっ、……ふぁぁっ!!」

腰を浮かして達してしまった。浮いた腰の間にコイツが入ってきて……。

「笠松幸男くん、俺の可愛いたった一人のお嫁さんっス」

チュッ、とキスをされ黄瀬自身を後ろに挿入される。

「んあああっ!!はひゅ、あっ!あっ!んぅっ、はっ…」
「くっ……キモチイっスか?」
「んっ、んっ、き…もちっいっ、はぁっ…んぇ?」
「……かわいすぎっス…」
「は?……んぁぁああっ!!」

ズンズン、と奥をつかれてたくさん達して中にたくさん黄瀬の精液を注がれた。

「…笠松くん、愛してるっス」

そう言われ額にキスをされて俺は気を失った。

341腐女子の名無しさん:2014/11/05(水) 17:17:01 ID:4jemnZU2
【リクエスト!】早笠欲しい!!!

342涼幸°:2014/11/08(土) 23:10:40 ID:qE2LFqwM
>>314様 

こんばんは*

リクエストありがとうございます!
頑張って書きますね!!

343涼幸°:2014/11/08(土) 23:23:41 ID:qE2LFqwM
†リクエスト† 【早笠】(笠松side)

休日の海常の体育館。今日は部活は無いが特別練習させてもらってる。

もちろん……俺のだ、大好きな早川も一緒に。

「主将、スポド(リ)どうぞ!!」
「ん、サンキュ」

休憩してて早川にスポトリをもらう。相変わらずら行は言えないんだな…。
ま、そんなとこも可愛いんだけどさ。

「主将!オ(レ)主将たちのためにな(る)ように強くな(り)たいです!」
「お、おう?」
「強くなって、主将……笠松幸男という人を支えていきたいです…」
「……は?」

うつむいて、急に告げられた言葉にキョトン、となる。

「は…早川……?」
「好きですよ、主将!!」

満面の笑みで言われる言葉に赤面してしまう。
これじゃ、休憩の意味ねぇじゃねぇか!!

「主将は?お(れ)のことすきっすか?」
「あ、いや…えっ…と…」
「どうなんですか?」
「あー!もうっ!!!」

チュッ、と早川の頬にキスをする。

「これで勘弁してくれ…おわっ!おまえっ…」
「主将…」
「?」
「大好きです!」

ギュッ!と勢いよく抱き締められ倒れてしまう。
怒鳴ろうとしたがその前に早川に呼ばれ怒鳴れなかった。
でも、怒鳴らなくて正解だな…と思った。

「…俺も……早川のこと好き」

そう言えば早川はワンコのように明るい表情で笑いブンブンと見えない尻尾を振っているようだった。

たまには、二人きりの練習もいいのかもしれない。

344涼幸°:2014/11/08(土) 23:26:17 ID:qE2LFqwM
>>341

いかがでしたでしょう?
想像していたのと違うかと思います……。(スイマセン…)
おまけに、駄作で……。

こんなのでよければまたリクエストしてください!
笠松センパイ受けなら何でも書きますよ!((←
と、できればもっとくわしくリクしていただけると嬉しいです!


では!リクエストありがとうございました!

345腐女子の名無しさん:2014/11/11(火) 13:52:56 ID:4jemnZU2
早笠ありがとうございます!!!
実はR18が良かったなんてことありません!
今後リクするかもなのでよろです

346カズユキ:2014/11/20(木) 19:26:42 ID:xaMh03n.
ここの笠松さんが可愛すぎて悶えに悶え、しまいには友人にキモいと言われました((

あの、間違いであれば申し訳ないのですが・・・もしかして絵を描いて動画を投稿なさっていたりしませんか?
人違いであればすいません!!長文失礼しました(汗

347カズユキ:2014/11/23(日) 01:59:46 ID:xaMh03n.
度々すいません、リクエスト忘れてました!(汗

サンプルの先輩(黄瀬)×後輩(笠松)・・・
ハマりました(°-° )

よろしければ続き?を書いて下さい!
いきなりリクエストすいません・・・

348涼幸°:2014/11/25(火) 01:37:10 ID:qE2LFqwM
>>345

また機会があればまたリクエストしてください!!!

>>346-347 カズユキ様

リクエストありがとうございます!!
先輩後輩は私自身も書いててたのしかったです*
では、リクエスト答えさせていただきます!

349涼幸°:2014/11/25(火) 01:56:36 ID:qE2LFqwM
†リクエスト† 先輩黄瀬×後輩笠松


試合も終わりミーティングをする。
真面目に話を聞く笠松くんを横目で見る。

「…じゃ、解散!」
「ありがとうございましたぁっ!!」

ゾロゾロ、と解散していく。
俺は笠松くんを追いかけてポン、と肩を叩く。

「ひゃっ!!」
「…あっ、とごめんね」
「…いやっ、あの…なんですか??」

アタフタとして俺を見る笠松くん。
そんな笠松くんの姿を可愛いと思ってしまった。

「…あわわっ!」
「笠松くん…好きっス」

ボソッ、と耳元で言う。

「…あの、せんぱ…」
「好きなんス…笠松くんが…」
「えっと…それは…後輩として…」
「違うっス!」

体を離して笠松くんの顔を見ると、笠松くんは真っ赤になっていた。

「…え」
「あ…その、えっと…これは…っ」

一生懸命顔を隠そうとしていてとても可愛い……。

「…笠松くん、もう一度言うっス。
  笠松くんが好きっス。俺と付き合って」
「…あっ、えと…その…」

ポスッ、と俺の胸に笠松くんの顔が埋まれば小さな声で「俺もです…」と聞こえた。

そのあとは思いきり抱き締めて一緒に帰った。

350涼幸°:2014/11/25(火) 01:59:56 ID:qE2LFqwM
[どうでしょうか?]


想像していたのと違うかもです…。
申し訳ないです!!!

あ、ちなみに私は動画とかUPしてませんよ〜(´ω`)

またリクエストしてくださると嬉しいです!

351涼幸°:2014/11/25(火) 02:07:00 ID:qE2LFqwM
〜リクエストについて〜

(サンプル)
書いてほしいCP…黄笠
設定…(場所)で(何)をする。
(パロディが言い方も遠慮せず
  言ってくださいね!)

18がいい方は18がいいです。といってくださると嬉しいです。

352カズユキ:2014/11/25(火) 02:17:19 ID:xaMh03n.
ありがとうございます、凄く面白かったです!!

できればその後の(先輩)黄瀬×(後輩)笠松
とかも見たいです・・・濡れ場とか((
連続リクすいません!(汗

人違いでしたか…すいませんでした!

353涼幸°:2014/11/27(木) 17:20:30 ID:qE2LFqwM
†リクエスト† 前回の続き


笠松くんと付き合いはじめて早数ヵ月がたった。
手も繋いだしデートもした。キスだって…。
なのに…。なのに…っ!!

「やっ…せんぱっ…!いやですっ!」
「…なんで?」
「いや…です…っ」

いい感じになったから笠松くんをベッドに押し倒して甘く濃厚なキスをした。
スルリ、と制服の隙間から笠松くんのスベスベな白い肌に触れる。
上へ上へすべっていき、胸に触れた瞬間笠松くんはビクッ!と反応した。
そして、ジタバタと暴れ出した。
ジワッ、と大きな瞳に涙をためられてしまえば俺はどうすることもできない。

笠松くんの泣き顔や辛いときの顔は嫌い…。
いつまでも笑っていてほしい。

「……何でそんなに嫌がるんスか?」

笠松くんを座らせてぎゅっ、と抱きしめ頭を撫でながら問いかける。

「…っ」
「俺とそういうことするの嫌なんスか?」
「!違います!!」

バッ!と顔を上げて俺に訴える姿はほんとに可愛かった。

「なんで…?何がやなの?」
「…が……の……ぁ」

俺の胸に顔をうめて言う笠松くん。
顔をあげさせる。と笠松くんはポロポロと泣いていた。

「笠松くん…」
「やなんです…っ、せんぱいが…俺のこと嫌いに…なるの…」
「…嫌いに?」
「その……声とか…っ」

声…?あ…。もしかして……

「喘ぎ声?」

そう言うとビクッ!としてさらに泣いてしまった。

「平気っスよー…」
「でも…っ…わっ!」

グタグタ言う笠松くんを押し倒す。

「…せんぱっ」

チュッ、とキスして口を塞ぐ。

「んっ…ぁ…」

クチュ、と音をたてて舌同士を絡める。

「はっ…せんぱ…ぃ」
「萎えないから…ね?」

そう言って手を繋いでキスをする。

354涼幸°:2014/11/27(木) 17:57:42 ID:qE2LFqwM
「あっ…せんぱ…」
「りょうた」
「ふぇ…?」
「名前で呼んで?」
「なっ……///」
「いいでしょ?…ゆき」

チュッ…と笠松くんの体中にキスをおとす。
そのたびにピクッ、と体が跳ねる笠松くん。

「好きっス…」

指を舐めては笠松くんの後ろにプツッ、といれる。

「いっ…」
「痛いっスか?ごめん…我慢して」
「は…ぃ……っ、ぅ」

キュウキュウ、と指を締め付けられてしまう。
中をいじって、ほぐす。カリッ、と一部をいじる。

「…んあっ!」
「……ふふっ、みーつけた」
「あっ…やっ……そこ…だ、めっ」

笠松くんの一番弱いポイント、いわゆる前立腺を見つけた。

「あっ、あっ…やぁっ…」
「そうのわりには気持ち良さそうだよ?」

指を抜いては物欲しそうにヒクヒクと動いていた。

「可愛い…」
「せんぱ…い…」

物欲しげな顔で見られては俺も我慢が聞かない…。

「あのさ…我慢できない…」
「ふぁ…?」
「痛いけどごめん…」

ズボンを脱いではズル、と俺自身を取り出して笠松くんの後ろにあてる。

「あのね…俺笠松くんのこと大好きなんスよ?」
「ふぇ…っ?んぁぁっ!?」

ズププッ、と挿れていく。

「はっ…あっ、せんぱ…っ」
「キツッ…もっと緩めて…」
「あっ…む、り…です…んひゃっ!!」

ズンッ!と奥をつくとさらに中が締まった。

「んっんっ…ふぁっ…っ」
「可愛い…笠松くん…」
「んぅっ…」

キスをして舌を絡める。

何とか笠松くんのハジメテはもらった。

笠松くんはいつも真面目なのにこういうことは初めてで…こんなに可愛い表情で…。
ギャップがありすぎる。しかも…こんなに甘く可愛い声…。

「ゆき……愛してる…全部…愛してる」

チュッチュッ、とキスをして笠松くんを絶頂に高める。

355涼幸°:2014/11/27(木) 17:59:42 ID:qE2LFqwM
[お待たせしました!]

長くなってしまいすいません…。
こんなのでよかったでしょうか?

いつでもリクエスト待ってます♪

ありがとうございました!

356カズユキ:2014/11/29(土) 05:06:16 ID:xaMh03n.
なんでしょう・・・こう
いいぞ、もっとやれ!ってなりました←
日々の癒しです(*´∀`*)

今後、リクエスト結構しちゃうかもしれません…。
その時はよろしくお願いします!

357涼幸°:2014/12/01(月) 00:21:46 ID:qE2LFqwM
>>356 カズヒロさん

いつでもリクエストカモンです!!!
笠松センパイ受けならなんでも!!

いつでも待ってますね(ο・ω・ο)

358涼幸°:2014/12/01(月) 00:23:07 ID:qE2LFqwM
眠さでカズヒロ……。

どっから出てきたぁっ!!!!泣

カズユキさん!いつでもリクエスト待ってます!!!

359腐女子の名無しさん:2014/12/02(火) 15:49:47 ID:4jemnZU2
早笠のR18下さい!出来ればどんどん早川君が攻めてく感じで

360涼幸°:2014/12/03(水) 00:31:13 ID:qE2LFqwM
†リクエスト† 早笠

バタ…ッ!

「笠松!」

練習中に俺の大好きな恋人、笠松幸男が倒れた。
俺は何がなんだか分からなくボーッ、とたっていた。

けど、すぐに理解して…。

「主将!しっか(り)!!」

抱き締めるとハァハァ、と熱っぽい息をしていた。額に手をあてると熱かった。

「……オ(レ)が連れてかえ(り)ます」

主将をお姫様抱っこしては部室へ向かう。

「主将…主将……笠松さん…」

ベンチへ寝かせて俺は急いで着替えて荷物をまとめて主将の荷物もまとめて
主将をお姫様だっこして部室を出る。

走って自分の家へ向かう。
確か主将の家は6駅くらい向こうだった気が…。
俺の家のほうが近い。

家については自室へかけこんで主将ペッドへ寝かせる。

361カズユキ:2014/12/04(木) 01:41:55 ID:xaMh03n.
リクエストです!
黄笠で笠松先輩をイかせてあげない
ちょっぴり意地悪な黄瀬君
でもやっぱり最後には甘甘な・・・
がっつりR18でお願いします!

連続でリクすいません!(汗

362カズユキ:2014/12/04(木) 01:55:33 ID:xaMh03n.
指定し忘れてました(汗

休日に笠松先輩が、黄瀬君の家に泊まり
にきたときで、他は作者さん得で!
図々しくてすいません!(汗

363涼幸°:2014/12/05(金) 00:33:18 ID:qE2LFqwM
「早川……っ」
「主将…」

パチリ、と目を開ける主将。
俺の顔を見るなりフニャリ、とほほを緩ます主将。

「主将…?」
「おはよ…」

熱のせいかいつもと様子が違う。

「早川ぁ……ギュッてして?」
「えっ!?」
「だめか?」

シュン、とする主将。
俺はギュッ!と主将を抱き締める。

「好き…早川。大好き」

その言葉を聞いて俺の中で何かが外れた。


「んあぁっ!」
「主将…!」
「…ゃかわぁ!あっん!」

ギシギシとベッドが軋むがそんなこと気にせずにヤる。

「んあっ!は、やかわぁ…んっ」
「主将…ッ!ゆき…おさ、っ!!」

キュゥッ!と中が締まって達しそうになった。

「幸男さん、ひどいです……」
「んぇ?」
「もう知(ら)ないですか(ら)ね!」
「ふぁぁっ!!やぁっ、み、つ…ひろぉっ!んっ!んっ!あぁっ!」

急な名前呼びにドキッ、としてそれを隠すようにズンズン、と奥を突く。

「はぁっ!あっ、もっ……やぁっんっ…」

主将が達してつられるように達した。


[次の日]

「セーンパイ♪」
「主将!」
「早川…何?」
「えっ!?俺は!?俺のが早かったっスよね!?」
「恋人優先だ。俺の風邪治してくれたし」
「大したことないっすよ!」

364涼幸°:2014/12/05(金) 00:35:10 ID:qE2LFqwM
[ありがとうございました!]

すぐ更新できなくすいません!
楽しかったです笑

こんな駄作でよければまたリクエストしてください*

365涼幸°:2014/12/05(金) 00:39:01 ID:qE2LFqwM
>>361 カズユキさん

リクエストありがとうございます!!

ドS瀬からの紳士な黄瀬…。
表現できるかわかりませんが頑張ります!


よし、作者得なら女装させy((殴

早く更新できるようにしますね*

366カズユキ:2014/12/05(金) 03:26:42 ID:xaMh03n.
女装・・・いいですねソレ^p^

楽しみにして待ってます!
(度々すいません、本当に図々しい
ですよね(汗)

367涼幸°:2014/12/06(土) 00:39:06 ID:qE2LFqwM
†リクエスト† 黄笠

今日は監督の気まぐれ部活休みだ。
だから、もちろん笠松センパイに遊びに来てもらう。そして、泊まって行ってもらう。

ガチャリ、とドアがあく。
合鍵を持っているのは笠松センパイだけだから、きっと笠松センパイが来たのだろう。

「…きーせ」

ソファに座って笠松センパイを迎えると笠松センパイは荷物を置いて俺の膝の上にまたがってきた。

「セ、セセセンパイ!?」
「黄瀬…き…せ…」

グリグリと俺の胸に額を擦り付けてくるセンパイ。
なんだ?デレ期!?

「セーンパイ」

センパイを抱き締めて頭にチュッチュッ、とキスをする。

「りょーた…今日はお前の言うことなんでもきく…だから、いっぱい愛して?」



あの言葉を聞いてから俺は早速女装してもらった。

「な、なんだ……これっ!」
「えー?やだなー…女装ですよー」

頭には猫耳をつけて海常の女子の制服を着てもらって俺の中学のころのジャージを着て黒のニーハイをはいている笠松センパイ。
(海常の女子の制服はかくかくしかじかで持ってるんス!)

「こ、こんなの……スカート短いし…っ、ジャージだぼだぼだし…」
「可愛いっス!!!センパイやっぱ天使!!」

そのままごーとぅーべっど!

「ちょっ!んあっ!」
「センパイ…センパイ…」

俺は可愛い笠松センパイにいじわるをすることにした。

368涼幸°:2014/12/07(日) 09:38:15 ID:qE2LFqwM
「あっ!やあっ!イきた…っ!んあっ!」
「だーめ♪」
「んあっ!はぁ…んうっ!りょ…たぁっ!」
「んー?」

ズチュズチュ、と笠松さんの奥をついて笠松さんを絶頂へと迎える。
けど…今日はそんな簡単にイかしてやらない。

「やっ!も、りょーたぁっ!!」
「んー?」
「ああっ!はぁ…んぁっ!…らめっ…なめ、ないでぇっ!んぁっ!イッちゃ…ッ」

笠松さんの胸にある赤くて可愛らしい飾りをなめると笠松さんの背中が弓なりになった。

「はぁ、あっ!りょたぁっ!りょーたぁっ!りょ…たぁっ!」
「なんスかー?そんなに呼ばなくてもいるっスよ」
「なんか…クるっ!んあああ、ああっ!!」

笠松さんはブルっと震えてイったような声を出した。
だが、俺と笠松さんのお腹やシーツには白い液体はついていない。

「もしかして…空イキ?」
「ふぇ?」
「笠松さんんっ!エロい体してるだけあるっスね!」
「ひゃ!ンッ、ぁ…りょぉたぁっ!やらぁっ!も、イきた…っ!」

ユラユラ、と笠松センパイの腰が動く。そんなところも可愛い…。
だけど、そんなこともお構いなしにズッ!と奥を突く。

「んああっ!!!やっ、イっちゃ……ひぅっ!?」
「この状態でイけるの?」
「ひゃぁんっ!あっ、りょたぁっ!らめっ!手ぇはな…してぇっ!」
「いやっスよー♪センパイの可愛い顔もっと見して」

ズンズン、と奥突きながら左手は笠松セパイ自身をいじって、右手で笠松センパイの両腕をセンパイの頭上で固定する。

「…りょ、たぁ。はっ…あっ!!らめっ!あぁっ!!りょぉたぁっ!」

センパイ自身をいじるもセンパイがイきそうになったらキュッと栓をする。
センパイ自身からはダラダラと先走りが出ている。

「んやぁっ!…はっ……はひゅ…んぁっ!あっ!ら、めぇ」

ズチュッ!と奥をついては俺は我慢できずセンパイの中でイッてしまった。

「りょおたぁ!イきたいっ!イきたぁいっ!」
「んー…じゃエロくお願い出来たらいいですよ」

フフッ、と笑みを浮かべてたらグイッ!と引っ張られた。
気づけば笠松センパイの顔が近くてセンパイの舌が俺の口に入ってきた。

「ンンッ…ンはっ、ぁ…ひゅ…りょーた」
「ん…なぁに?」
「いっぱいチューするからぁ…りょーたにごほーしする…からぁ…!イかせてぇっ!」

そう言われまたキスされた。さりげなく、グリグリ、と腰を押し付けてるあたり、そうとう我慢しているのだろう。

「センパイッ!」
「はひゅっ!!!にゅっ、ああっ!りょーたぁっ!りょーた!りょーたぁっ!」

センパイ自身から手を離してまとめていた両手も解放してセンパイの背中に回す。

「んあぁっ!!りょぉたぁっ!りょ、たっ!きもち…っ、らめぇ…ぜりつせ…だめだめっ!あぁっ!」
「なんで?気持ちいいでしょ?」
「んっ…き、もちぃっ、りょーたのが…んくっ、りょーたのが一番っ!」
「俺意外のも知ってるの?」

奥をズチュズチュ、突いたりセンパイの前立腺を擦ったりするとおもしろうほとにセンパイの体は跳ねる。

「しらなっ、あぁっ!!しらなぃっ!りょーたのしか…知らないっ!りょーたのしか…んぁぁっ!知りたく、ないっ!あっ!」

そう言われればピタ、と動きをとめる。

「センパイ、イくとき俺のこと愛してるって言いながらイって?」
「なんで…ひあっ!りょーたぁっ!?」
「いいから……ユキ…愛してるっスよ!」

パチュッ、と奥を突くとセンパイの背は弓のように反り返った。

「はくっ、あっ…りょたぁっ!んぁっ!りょぉたぁっ」

胸をつき出しすようにしたため俺はセンパイの胸の可愛らしい飾りを舐める。

「んぁ!らめっ、ああっ!イくっ…りょーたぁっ!イっちゃ…んあああっ!りょーたぁっ!…愛してる」
「…っ!」

センパイはそう言って達した。

「りょーた……愛してる…」

そう言ってスヤスヤと可愛らしい寝息をたてて寝てしまった。

「センパイ…愛してる」

チュ、とセンパイの口にキスをしてゆっくりと俺自身を抜いて後処理をする。

369涼幸°:2014/12/07(日) 09:40:17 ID:qE2LFqwM
【エロエロ…?】

リクエストありがとうございました!!!
ちゃんとリクされたとおりになってるでしょうか?
そこが不安ですが…!


楽しかったです♪
素敵なリクありがとうございました!

370カズユキ:2014/12/07(日) 23:40:59 ID:xaMh03n.
ありがとうございます!
実は1日に誕生日でして・・・プレゼントとして
きゅんきゅんさせて頂きました^p^

371涼幸°:2014/12/08(月) 22:50:20 ID:qE2LFqwM
>>370

カズユキさん、お誕生日おめでとうございます!

あんなんでよろしかったのでしょうか…?
きゅんきゅんしていただけたのなら安心です*


またリク待ってます♪

372笠松(仮):2014/12/09(火) 20:02:06 ID:nEB9RGpw
リク良いですか?
笠松先輩が海常の皆に取り合いされてる…みたいなのが良いです!

373涼幸°:2014/12/09(火) 20:24:09 ID:qE2LFqwM
>>327 

リクエストありがとうございます。

消化に時間がかかるかもですがそこの承知お願いします!

374ニョン助:2014/12/13(土) 15:48:45 ID:gwg0V/pk
リクです!出来たらでいいですけど…
前にあった黒→黄笠の続きを書いてください!お願い致します!

375今吉×笠松ラビュ:2014/12/18(木) 22:32:57 ID:Ofmtkr1.
リクエストですっ!

誕生日が近いので…誕生日プレゼントとして…

エロエロの今笠がみたいですっ

同居してると言う設定がいいです!

376える:2015/01/05(月) 01:26:49 ID:RtllHC1o
突然すいません、、リクエストです!
黄笠で媚薬+玩具のガチエロが見たいです!
私超変態ですわwww←今更
文才あって羨ましい、、、
Rとか書けないんですよね、、
あっいつもにやにや←オイ
しながら見てます!

377える:2015/01/05(月) 01:30:32 ID:RtllHC1o
あと、私もレオ姉と誕生日が一緒なんですよ!!
凄い嬉しい!

378涼幸°:2015/01/20(火) 00:15:10 ID:qE2LFqwM
皆様明けましておめでとうございます。

遅くなり申し訳ありません!
えっと、リクエストは笠松(仮)さん→今吉×笠松ラビュさん→ニョン助さん→えるさん
の順番でやって行こうと思います。

と、お誕生日だった方おめでとうございます!
更新のスピードも早くしていきたいですができるかわかりません…。
できるだけ頑張りますのでそこのとこ承知お願いします(○´ω`○)

379海笠:2015/01/20(火) 21:29:31 ID:nEB9RGpw
どうも海笠です!リクなんですけど
早笠って出来ますか?もし書けたら書いて下さい!

380あーね:2015/02/01(日) 23:04:49 ID:sYLe1XP6
あーねです。突然すいません リクエストなんですが
笠松先輩が森山先輩と、小堀先輩にせまられている(?)
みたいのお願いできませんでしょうか?よろしければお願いします!

381涼乃幸音:2015/02/11(水) 19:38:53 ID:WaFsIyvI
なんかお名前が似てて親近感わきます!!

青峰っちとキセリョにセンパイを取り合いさせちゃってほしいですっ^^
で、最終的には森山センパイに取られちゃうっていうw

382腐女子の名無しさん:2015/03/20(金) 14:26:20 ID:4jemnZU2
だいぶ放置されてるなー

383もちび:2015/03/20(金) 23:19:20 ID:XJzbEdvQ
申し訳ありません…新しいスレを作りました。
訳は新しいスレに書いてあります。

リクエストしてくれた皆様や見てくれていた皆様には本当に申し訳ないです…。

新しいスレにまたリクエストをしてくださるととても嬉しいです…!

こちらのスレは消すつもりはありませんが管理人者様に任せます。
勝手ですいません。

最後にふたつ。

[名前変えました]
[及岩に手を出しました]

384もちび:2015/05/05(火) 14:09:06 ID:oH0ZauBA
小説書きます!!

385腐女子の名無しさん:2015/05/05(火) 14:10:56 ID:oH0ZauBA
名前勝手に使ってしまいました☆

386腐女子の名無しさん:2015/05/05(火) 14:12:45 ID:oH0ZauBA
moudaremomitenaino?????????wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

387腐女子の名無しさん:2015/05/05(火) 14:18:57 ID:oH0ZauBA
あぁん き、きせぇ///
もっと奥、ついてぇ ハァ ハァ
お、れ 淫乱なのぉ////
乳首摘まんでぇ ひぁぁん//
バイブ入れてぇ・・・・・////////

388うわぁップ♪:2015/05/05(火) 14:20:39 ID:oH0ZauBA
おぉ
誰か書いてル!

389笠松先輩♡:2015/07/22(水) 17:15:59 ID:C7ziffmE
青笠のエロい彼シャツ話しが欲しいです。   どうかお願いします。


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