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魔法少女まどか☆マギカの鹿目まどかです 避難所★2

1まど神 ◆f0tvdnhwGw:2014/08/17(日) 22:19:28
ここは、「魔法少女まどか☆マギカ」のわたしこと、鹿目まどかとお話する場所の避難所だよっ
規制の魔女にやられて向こうに来れない人はこっちでお話しようね

☆基本的に向こうの質問は向こうで、こっちの質問はこっちでそれぞれ答えます
☆この避難所自体の管理人はわたしがやっています
☆削除や規制対象は無意味な内容の連投や、向こうのお約束に反する内容を続けた場合などです
☆板の設定をアダルトしているので向こうよりはアダルトな内容も大丈夫だけど、限度は守ってください
☆その他の方針は向こうに準じます

以上がわたしとのお約束だよ。楽しくお話出来たらそれはとっても嬉しいなって

それと以下が現在ある元々の場所だよ
魔法少女まどか☆マギカの鹿目まどかです★9
ttp://kanae.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1405678348/

ちなみにここの前の場所だよ
魔法少女まどか☆マギカの鹿目まどかです 避難所
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16578/1392719460/

320306:2014/09/13(土) 16:25:06
もしほむらとさやかの立場が逆だったら:5

マミ「あなた、いつまで強情張ってるつもり?」
ほむら「悪いわね…手間を取らせて…」
マミ「あなたらしくないわね…」
ほむら「ええ…もうどうでもよくなっちゃったわ…。
もう私…何が大切で何を守ろうとしていたのか…何もかもわからなくなってしまったわ…」
マミ「!?」
ほむら「希望と絶望のバランスは差し引きゼロだと、あなたいつか言ってたわよね…。今ならよく分かるわ…
確かに私は何人か救ったりもしたけれど、その分心には恨みや妬みが溜まって、一番大切な友達さえも傷つけた…。」
マミ「暁美さん…あなた!!」
ほむら「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない。魔法少女は、そういう仕組みだったのね…。
私って…本当にバカだわ……」(魔女になる)
マミ「暁美さん!!」


マミ「何なのよあなた…暁美さんに何をしたの!?」

さやか「マミさん、掴まって」
マミ「何を?」
さやか「いいから」
マミ「あの魔女…一体何なの?」
さやか「かつてほむらだった奴だよ。マミさんも見たでしょ?」
マミ「逃げるの?」
さやか「嫌だったら今すぐあの魔女を殺すけど、出来るの?」
マミ「ふざけないで!!」
さやか「今のマミさんじゃ足手まといにしかならないから一旦退くよ」

まどか「ねえ、ソウルジェムは?ほむらちゃんはどうしたの!?」
さやか「ほむらのソウルジェムなら、グリーフシードに変化した後、魔女になって消えたよ」
まどか「え…嘘…だよね…」
さやか「本当だよ、それがソウルジェムの最後の秘密。この宝石が濁りきって黒く染まったら、
あたし達はグリーフシードになって魔女として生まれ変わる。
つまり魔女は、魔法少女のなれの果てってわけ」
まどか「そんな…どうして…?ほむらちゃん、魔女から人を守りたいって、
杏子ちゃんの分までこの街を守るって、そう思って魔法少女になったんだよ?なのに…」
さやか「その祈りに見合うだけの呪いを、背負い込んだまでだよ。
ほむらは誰かを救った分だけ、これからは誰かを祟りながら生きていく」
マミ「何でそう得意げに喋っていられるの…この子は暁美さんの…暁美さんの親友なのよ!?」
さやか「さすがにもう分かったでしょ?あんたが憧れてたやつがどういうものか。
それ(ほむらの死体)、どうするかよく考えたほうがいいよ。
迂闊な場所に置いとくと後で厄介なことになるから」
マミ「あなた…それでも人間なの!?」
さやか「違うよ、マミさんもね」


マミ「暁美ほむらさん…助けたいと思わない?」
まどか「助けられる…んですか…?」
マミ「助けられないとしたら放っとく?」
まどか「……」
マミ「変な聞き方してしまったわね、バカだと思うかもしれないけど、
私は本当に助けられないのかどうか、それを確かめるまで諦めたくないの…
あの子は魔女になってしまったけど、友達の声は覚えてるかもしれない。
呼びかけたら、人間だった頃の記憶を取り戻すかもしれない。
それができるのだとしたら、多分あなたね」
まどか「う…うまくいきますか?」
マミ「わからない…けど、わからないからこそやってみる価値はあるわ。
もしかしてあの魔女を倒したら、中からグリーフシードの代わりに、
暁美さんのソウルジェムが落ちてくる可能性も無いとは言い切れないから。
そういうものでしょ?愛と勇気が勝つストーリーというのは…」
まどか「……」
マミ「これでもね、そういうものに憧れていた時期もあったのよ。
もう何年も忘れていたけど、暁美さんのおかげで思い出せた…。
もちろん無理強いはしない。危ない橋を渡ることになるし、
私も何があっても絶対に守れるなんて保証はできないし…」
まどか「ううん、手伝う…手伝わせてください。
私、鹿目まどかです」
マミ「ふふっ、本当に可愛い子ね」
まどか「えっ?」
マミ「巴マミよ、よろしくね」

321名無しさん:2014/09/13(土) 16:25:56
まどか「マミさん…誰かにばっかり戦わせて、自分で何もしない私って、やっぱり、卑怯なのかな…」
マミ「どうしてあなたが魔法少女になるの?」
まどか「どうしてって…」
マミ「甘く見ないで…この仕事は誰にでもこなせるものじゃないわ。
毎日美味しい物食べて、幸せな家族に囲まれて、そんな何不自由ない暮らしをしてる人が、
単なる気まぐれで魔法少女になろうとするのなら、そんなの私が許さない。
命を危険に晒すのは、そうしなければならなくなった人がすることよ。
そうでない人が関わるのはただのお遊びでしかないわ」
まどか「そうなのかな…」
マミ「あなたにもいつか、どんな形にせよ命懸けで戦わなきゃならない時が来るかもしれない。考えるのはその時よ」
まどか「はい」


まどか「ほむらちゃん、私だよ!まどかだよ!ねえ、聞こえる?私の声が分かる?」
マミ「怯まないで!!」
まどか「ほむらちゃん、やめて!お願い!こんなこと、ほむらちゃんだって嫌だったはずだよ。
ほむらちゃん、杏子ちゃんの分まで戦うんでしょ?ねえお願い、元のほむらちゃんに戻って!!」
マミ「聞きわけが悪いにも程があるでしょ…暁美さん!!」
まどか「マミさん!?」
マミ「何てことないわ、このくらい。あなたは暁美さんを呼び続けて!!」
まどか「やめて!もうやめて!ほむらちゃん、私達に気づいて!!」
マミ「フッ、いつかのお返し?そういえば私達、最初は殺し合う仲だったわね。
生温いって私が攻めても、あなたは立ち上がってきたじゃない。
怒ってるんでしょ?何もかも許せないんでしょ?
これだけ暴れたらもう十分でしょ…いい加減に目を覚ましなさい…暁美さん!!」
まどか「ほむらちゃん…お願いだから…」
マミ「暁美さん!あなた信じてるって言ってたじゃない!この力で人を幸せにできるって!!」

マミ(神様…お願い…一度だけでいい…せめて一度だけでも…幸せな夢を見させて…)


さやか「マミさん!」
マミ「ふふっ…良いところに来てくれたわね…。
その子をお願い…馬鹿なことに付き合わせてしまったから…」
さやか「……」
マミ「足手まといを連れたまま戦わない主義でしょ?いいのよ、それで正解。
ただ一つだけ、守りたいものを最後まで守り通せばいい。
ふふっ…私も…今までそうしてきたはずなのにね…
行きなさい、ここは私が引き受ける」

マミ「大丈夫よ暁美さん…私が一緒にいてあげる…。
一人ぼっちは…寂しいものね……」


さやか「マミさん…」




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