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ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 十二匹目
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ぷちますキャラ(ぷちます版アイドル・P含む)の精神的・身体的・性的ないじめ、虐待、陵辱、拷問、虐殺、四肢切断、スカトロなどなど、
本スレ、キャラスレ、エロパロスレに書けないような妄想を垂れ流す隔離系スレッド(通称:ぷ虐スレ)の避難所です。
虐待以外のぷちますSSは事前にスレ住人と相談の上で投下の可否を決めてください。
虐待ネタが嫌いな方は見ないで下さい。
気に入らないネタがあっても非難せずにスルーしてやって下さい。
ぷちます以外のアイマス系いじ虐の話題は別スレで。
盗作君が出現しているのでSS作者はトリップ推奨。
書き溜めは可能な限り。他人の投下中の割り込みは避けましょう。
ぷちます! 隔離スレ・SSまとめwiki
ttp://putimaskakuri.wiki.fc2.com/m/
ぷちます!隔離スレ まとめwiki (消滅?)
ttp://putimasisolation.wiki.fc2.com/
本スレ
ぷちます! いじめ・虐待専用 十五匹目 [転載禁止]������������������������������������������������2ch.net (dat落ち)
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1416056096/
個別スレ
ゆきぽ いじめ・虐待専用スレ 二匹目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1419767659/
前スレ
ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 十一匹目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1481888999/
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「あっ、ちゃんとお世話はするからそこは心配しなくていいよ!ご飯だってもっと出来立ての温かい美味しいものを用意してあげれるし、寝る場所だって柔らかいフッカフカの毛布を用意してあげるんだけどなあ…」
子ゆきぽ「ぷわぁぁ…!」キラキラ
ゆきぽ「ぽうぅ…!」キラキラ
男の口から出てくる魅力的な条件に子ゆきぽは、そして何故かゆきぽも目を輝かせます。
ゆきぽ「ぷぅ〜…。…ぽ!ぽえ!ぽーえ!」
ゆきぽはその条件を聞き少し考え込んだ後に、男にこう提案しました。
ゆきぽも連れてってくれるなら良いよ!…と。
確かにゆきぽも一緒について行けば子ゆきぽを預けなければならないという不安を解消できますし、男の言う温かく美味しいご飯とフッカフカの毛布をゆきぽも堪能することが出来ます。
ゆきぽ「ぽぉ〜…♪」
なんて名案なんだろう…!とゆきぽが男の家での生活に思いをはせていると、男が少しばつが悪そうに返答します。
「あー…。今回は連れて行けるのは一匹だけが良いかなぁ。ほら、僕今まで家でちゃんとぷちどるのお世話をした経験とかないから一気に複数の面倒見れるか自信無いんだよねえ。」
ゆきぽ「ぽ…」
「で、どっちを連れて行くかって言ったら子ゆきぽちゃんを一匹でこの段ボールに残していくわけにいかないから必然的に連れて行くのは子ゆきぽちゃんってことになるんだけど…。ほら、これで今日連れ帰ってみて大丈夫そうだったら次は二匹とも家に招待してあげるからさ!」
ゆきぽ「ぷぅー…」
「どうかなぁ…?子ゆきぽちゃんも僕の家に来てみたいよね?」
子ゆきぽ「ぽえ!ぽーえ!」ウンウン
ゆきぽ「ぽえ…。…ぽぉ。ぷえ」コクン
男の家でのご飯や毛布などの話を聞いてすっかり目を輝かせた子ゆきぽが男の言葉に大きく頷いているのを見て、この子が美味しいご飯と温かい毛布が貰えるなら…とゆきぽも渋々ながら頷きました。
「よっし、決まりだね!じゃあ、早速だけど子ゆきぽちゃん。僕の家に行こうか?」
子ゆきぽ「ぽえ〜♪」
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ゆきぽ「ぽぉー…。…ぷ!ぽえぽーえ!」
ゆきぽの同意を得たので早速子ゆきぽを連れて家に向かおうとする男に、何かを思い出したのかゆきぽが引き留めます。
「ん?どうかしたの?」
ゆきぽ「ぽぉ…。ぱぅー…?」ゴソゴソ
子ゆきぽ「ぽぇー?」
ゆきぽ「ぷぅー…。…ぽ!ぽえー!」
何やら段ボールの奥の方を探し始めたゆきぽでしたがお目当てのものを見つけて、子ゆきぽに渡します。
子ゆきぽ「ぽ?…ぽわぁー…!」
それはゆきぽがご飯を自分で探しに行っていたときにたまたま拾った小さなビー玉の1つ付いたブレスレットでした。
ゆきぽは人間の手が入った綺麗な物など見たことがない根っからの野良ゆきぽです。このブレスレットを拾った時ゆきぽは何か御利益のある宝物に違いない、と考えて段ボールの奥底に家宝として仕舞い込んでおいたのでした。
そんな家宝であるブレスレットをゆきぽは、危険から守るお守りとして子ゆきぽに持たせようと考えたのでした。
子ゆきぽ「ぽぉ〜…♪」キラキラ
「へえ。そんなの持ってたんだ。結構綺麗な状態で保管できてるねえ。…よし、じゃあもう大丈夫かな?今度こそ僕の家に向かおうか」
子ゆきぽ「ぽ!ぽぇ!」イッテキマス
ゆきぽ「ぽえ!」イッテラッシャイ
お宝である綺麗なブレスレットを受け取りご満悦の子ゆきぽはゆきぽに手を振りながら男に連れて行かれました。
その様子をゆきぽは子ゆきぽが見えなくなるまで手を振り続けて見送っていました。
* * * * *
そして翌日。
いつものご飯を男が渡しに来る時間にゆきぽが段ボールの前で子ゆきぽの帰りを待っています。
ゆきぽ「ぽぉ…。ぷぇー…」ソワソワ
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そわそわとゆきぽが待っているといつもの時間通りに男が現れました。
「お。ゆきぽちゃん、子ゆきぽちゃんが心配でわざわざ外で待ってたの?そんなに心配しなくても大丈夫だよ。…ねえ、子ゆきぽちゃん?」
男はゆきぽの近くまでくるとゆきぽにそう話しかけ、そして抱っこしていた子ゆきぽに同意を求めます。
子ゆきぽ「ぷーえ!」
ゆきぽ「ぽっ、ぽえぇぇぇぇぇぇっ!?」
男に抱きかかえられていた子ゆきぽが元気よく返事をします。しかし、その子ゆきぽを見てゆきぽは驚愕の声を上げました。
それもそのはず。
ふんわりとしてそれでして整っている茶色がかったおかっぱ頭。白くてスベスベでモチモチとした血色のいい肌、ほっぺ。清潔感があり眩しいほどの純白のワンピース。
どこを見ても前日までの子ゆきぽとは別人、いや別ぷちに子ゆきぽは大変身していました。
それこそ本当に別ぷちなのでは、と思ってしまう程に。
ゆきぽ「ぽ、ぽぉ…!?ぱうぅ…!?」
「何をそんなに驚いてるんだい?子ゆきぽちゃんは元々これだけ可愛くなるだけの素質はあったよ?」
ゆきぽ「ぷ、ぷえぇ…?」
男にそう言われてもゆきぽは困惑の表情を浮かべずにはいられませんでした。それほどに大きな変化なのです。
「どうしたんだい、ゆきぽちゃん?可愛いわが子と一日ぶりの再会だというのに、そんな疑いの眼差しで子ゆきぽちゃんを見て。…まさか、この子はこんなに可愛い子じゃないとでも?もっとブサイクで可愛くなかったはずだとでも言いたいのかい?」
子ゆきぽ「ぷ…?ぷえぇ…?」ウルウル
男がゆきぽにそう疑問を投げかけると、男に抱き上げられていた子ゆきぽが大きな瞳を潤ませてゆきぽを見つめます。
ゆきぽ「ぽ!?ぽえぽーえ!ぷうー!」
その男の言葉と子ゆきぽの様子を見て、ゆきぽは慌てて弁解しました。
子ゆきぽがあまりにも可愛くなってたからちょっとビックリしちゃっただけだよ!大丈夫だよ!…と。
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子ゆきぽ「ぱぅー…?」
ゆきぽ「ぽえ!ぽおー!」
本当?と涙で潤んだ顔でゆきぽの方を見る子ゆきぽに、ゆきぽは本当だよ!おいで!と腕を広げました。
子ゆきぽ「ぷぅ…!ぷえー!」ダッ
ゆきぽ「ぽえー!」
その広げられたゆきぽの胸元に向かって子ゆきぽは男に地面に下ろしてもらうと飛び込みました。ゆきぽは自分の胸の中に飛び込んできたゆきぽを強く強く抱きしめます。
気分は感動の再開です。
ゆきぽ「ぽえぇ…!」
どうしてこんなに可愛いわが子のことを一瞬でも別ぷちではないか、などと疑ってしまったのだろう。このキラキラした大きな瞳も、さらさらおかっぱ頭も、ぷにぷにすべすべ手足も、天使のようなソプラノボイスも、全部全部全部!世界で一番可愛い自分の子じゃないか!
自分に抱き着いてきた子ゆきぽの顔を見てゆきぽはそう思いました。
子ゆきぽ「ぷえ〜…♪」スリスリ
ゆきぽ「ぽぉ〜…♫」ナデナデ
そして二匹は子ゆきぽは頬をゆきぽに摺り寄せ、ゆきぽは子ゆきぽの頭を撫でてやり、二匹はスキンシップを楽しみ始めました。
その時です。
ポエェェェン…!ポエェェェン…!
遠くから何やら鳴き声のようなものが聞こえてきました。
ゆきぽ「…ぽぉー?」
その泣き声の方をゆきぽが見てみると…
汚い子ゆきぽ(便宜上以降、汚ゆきぽ)「ぽえぇぇぇぇぇんっ!!ぽえぇぇぇぇぇぇんっ!!ぽぉえぇぇぇぇぇぇぇぇんっっっ!!!!」ダダダダダッ!!
汚ゆきぽがこちらに泣きながら走ってくるではありませんか。
汚ゆきぽ「ぽわぁぁぁんっ!…ぽ!?ぽえーーーーっ!」ダッ
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泣きながら走ってきた汚ゆきぽは、ゆきぽの存在に気付くと一目散にゆきぽの元へ向かってきました。
ゆきぽ「ぽ、ぽえっ…!?」
汚ゆきぽ「ぽえー!ぽぉーーーっ!」ベチャッ
向かってくる汚ゆきぽを見てゆきぽは驚き体が硬直します。しかし、汚ゆきぽはゆきぽの元へ辿り着く直前に転んでしまいました。
汚ゆきぽ「ぽ…、ぽぇ…、ぽえぇぇぇぇぇぇんっっ!!!!」
転んでしまった汚ゆきぽは大声で泣き出します。
ゆきぽ「ぽ…ぽえぇ…?」オロオロ
「あーあ、転んじゃったねえ。…しかし、すごい声量だなあ。こんなに大きい声で泣いてると町内会の人が騒音問題として…一斉駆除、始めちゃうかもなあ」
ゆきぽ「ぽえっ!?」
目の前で泣き出し始めた汚ゆきぽを見てオロオロしていたゆきぽでしたが、男の言葉を聞き慌てて汚ゆきぽを慰め始めます。
ゆきぽ「ぽ、ぽえー…?」
汚ゆきぽ「ぽわぁぁぁん!!ぽえぇぇぇん!!」ベチャッ
ゆきぽ「ぷひっ!?」
慰めるために近づいてきたゆきぽに汚ゆきぽは泣きながら抱き付きました。その拍子に汚ゆきぽに付着していた汚れがゆきぽにも付きます。
汚ゆきぽ「ぽえぇぇぇぇ!ぽえぇぇぇぇん!!」グリグリ
ゆきぽ「ぽひぃぃぃぃ…!」
汚ゆきぽは抱き付いたままゆきぽに甘えるように頬ずりをします。それによってゆきぽに付着する汚れ。ゆきぽは引きつった顔で悲鳴を上げています。
しかし、見れば見るほどに汚らしい子ゆきぽです。
髪はぼさぼさ、ワンピースも所々破けています。そして、なにより全身にこびりついている悪臭のする泥のような汚れ。よく見ると擦り傷のような怪我もしているようですがあまりにも汚れが付着しているのでよく分かりません。
汚ゆきぽ「ぽえぇぇぇぇん…!…ぽぇえ…?」ウルウル
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ずっと泣きつづけていた汚ゆきぽでしたが、悲鳴を上げて仰け反るばかりで一向に慰めてくれないゆきぽを涙を浮かべて見上げます。
ですが、つい先ほどにあり得ないほど綺麗になった子ゆきぽを目の当たりにしたからでしょうか。涙を浮かべて自分を見上げる汚ゆきぽのことを非常にブサイクだとゆきぽは思いました。
そんな思いが顔に出てしまったのでしょう。ゆきぽは眉間にしわを寄せて不快感を露わにしてしまいました。
汚ゆきぽ「ぽ…ぽえ…?ぽぉ…?」
そのゆきぽの顔を見て汚ゆきぽはこう言いました。
どうしてそんな嫌そうな顔をするの…?お母さん…?…と。
ゾワリ、とゆきぽの全身に鳥肌が立ちます。
全く自分と関係がない筈の子ゆきぽ、それも全身が悪臭まみれになるほど汚れていて見るに堪えないほどのブサイクな子ゆきぽにお母さんと呼ばれることに生理的嫌悪を覚えたからでした。
ゆきぽ「ぽぉえッ!」ドンッ
汚ゆきぽ「ぽ…ぇ…?」
あまりの嫌悪感にゆきぽは抱き付いてきていた汚ゆきぽを突き飛ばしました。突き飛ばされた汚ゆきぽは何が起こったのか分からない、といった表情です。
汚ゆきぽ「ぽ…ぉ………。っぽえええええええええぇぇぇぇんんんんっっ!!!!」
少しのタイムラグの後、自分がゆきぽに突き飛ばされたという事実を認識した汚ゆきぽは今まで以上の声量で泣きわめきだしました。
「うっわあ。すごい声量だなあ…。…しかし、今この子、ゆきぽちゃんのこと『お母さん』って呼んだのかい?どういうことなんだろうねえ?…もしかしてゆきぽちゃん、この子のお母さんなの?」
ゆきぽ「ぽ!?ぽえー!」フルフル
冗談じゃない、という様子でゆきぽが男の言葉を否定します。
自分の子はあの可愛くて綺麗になって帰ってきたあの子だけだ。こんなブサイクな子は知らない!とゆきぽは思い、大きく横に首を振り続けました。
汚ゆきぽ「ぽえぇぇぇぇぇんっ!!…ぽ!?ぽぉ!?ぽえぇ!?ぽえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんっっ!!!!」ジタバタ
汚ゆきぽはそのゆきぽの反応にさらにショックを受けたようで、泣きながら地面をジタバタと転がりまわります。
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何で!?どうして!?どうしてそんなこと言うのお母さん!…そんなことを泣き叫びながら汚ゆきぽは転がりまわっています。
ゆきぽ「ぽぉー…」イラッ
その駄々をこねているような行動と、自分のことを母親だと言い続けてくることにゆきぽは少々イラつき始めてしまったようです。
自分の子はお前みたいにブサイクじゃないし、そんなみっともなく駄々をこねるような子じゃない。そう思いながらゆきぽは嫌悪の眼差しを汚ゆきぽに向けました。
その様子を見ていた男が口を開きます。
「もしかしてさあ、この汚い子ゆきぽ…君たちが僕からご飯を貰ってるのを見て羨ましくなったんじゃないかなあ?君たち、今となっては野良としてはありえないほどの充実した食生活なわけだし」
ゆきぽ「ぷぇ…?」
「だから、羨ましくなったから君たちに近づいて食べ物を分けて貰おうとか考えたんじゃないの?でも、普通に食料を分けて貰えるとは思えなかったからゆきぽちゃんの子供の振りをしようと考えたのかなあ。…あわよくば本物の子ゆきぽちゃんに成りすまそうと考えてたりしてね」
ゆきぽ「ぽえぇぇぇぇぇぇっ!?」
男の説明にゆきぽは驚愕の声を上げます。そんなことを考える存在がいるなんて思いもしなかったのです。
ゆきぽ達は特別可愛くて、なのに特別可哀想だったから、特別にご飯が貰えるのであって、こんなブサイクで汚い子ゆきぽがご飯が貰えるわけないし、分けるつもりも全くない。そんな風にゆきぽは思いました。
ゆきぽ「ぷっ…ぷふふふふふ!」クスクス
最初は驚いたゆきぽでしたが、だんだん可笑しくなってきました。
こんなブサイクな子がうちの子ゆきぽに成りすます?成功するわけがない!そもそも全く可愛くなくて汚らしいくせにご飯を分けて貰おうだなんて、どれだけ身の程知らずなんだろう!
そう思ってゆきぽは地面に這いつくばっている汚ゆきぽをクスクスと嘲笑いはじめました。
「そうだよねえ。全く笑える話だよねえ。こんな汚い子ゆきぽが成りすまそうだなんてねえ」
ゆきぽ「ぷっくくくくく!ぽほほほほほほ!」ゲラゲラ
汚ゆきぽ「ぽぇ…!?…ぽぉ!?」
ゆきぽは汚ゆきぽの滑稽さ、惨めさが可笑しくて可笑しくて、いよいよお腹を抱えて笑い出しました。
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自分のことを見ながらゲラゲラと笑うゆきぽを見て汚ゆきぽは涙を瞳いっぱいに溜めて困惑の表情を浮かべています。
「だって、本物の子ゆきぽちゃんはそこにいるあんなに可愛い子なのにねえ」
ゆきぽ「ぷっほほほほほほ!!ぷえ!ぷえぇ!」ウンウン
男が、汚ゆきぽが現れてからゆきぽに構ってもらえなくて段ボールの中に入ってしまっていた子ゆきぽを指さしそう言うと、その言葉にゆきぽはお腹を抱えて爆笑しながら大きく頷きます。
汚ゆきぽ「ぽ…ぇ…?」
その言葉を聞き、泣いていた汚ゆきぽは男の指さす方向にいる子ゆきぽに目を向けます。初めて子ゆきぽの存在に気付いたようでした。
子ゆきぽ「ぱうぅ…Zzz」
段ボールの中で幸せそうに眠ってしまった子ゆきぽ。そんな様子を汚ゆきぽは見つめています。
その時でした。
汚ゆきぽ「ぽ…ぉ…!…ぽぉえぇぇぇぇぇぇッ!!!!」ダッ
這いつくばっていた汚ゆきぽが泣き顔を突然怒りに満ちた表情に豹変させて立ち上がると、子ゆきぽの方へ駆けだしたのです。
ゆきぽ「ぱっふふふふふ…ぷぇ!?」
汚ゆきぽのことを嘲笑っていたゆきぽでしたが、汚ゆきぽの突然の行動に驚きます。慌てて汚ゆきぽを止めようとしますが呑気に爆笑していたせいで間に合いません。
汚ゆきぽ「ぽぉえッ!!」ドカッ
子ゆきぽ「Zzz…ぷえっ!?」
気持ちよさそうに寝ていた子ゆきぽでしたが、汚ゆきぽが頭を殴ってきたことで飛び起きます。
汚ゆきぽ「ぽぉッ!ぽえッ!ぽぉああッ!!」
子ゆきぽ「ぷ!?ぷぇ!?」
大振りで力任せに殴ってくる汚ゆきぽに、子ゆきぽは何が起こっているのか分からないという風な驚きの入り混じった悲鳴を上げます。
子ゆきぽ「ぷぁ…ぷえぇぇぇぇぇん!!」
汚ゆきぽ「フーッ…フーッ…!ぽぉ…!」ゴソゴソ
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突然の暴力に驚き、泣き出してしまった子ゆきぽ。しかし、その様子を見ても汚ゆきぽの怒りは全く収まっていません。
何やら自分の背中をまさぐり始めたかと思えば、なんとゆきぽなら必ず持っているマイスコップを取り出しました。そのスコップを振り上げ泣いている子ゆきぽに向かって…
汚ゆきぽ「ぽぇええええええッ!!!!」
ゆきぽ「ぽぉッらぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」
汚ゆきぽ「ぽげぇッ!!??」
まさに汚ゆきぽのスコップが子ゆきぽの脳天に直撃するその瞬間、ゆきぽが汚ゆきぽに思いっきりタックルしました。危機一髪です。
子ゆきぽ「ぷぇ…?…ぷわぁぁぁぁぁん!!」
ゆきぽ「ぽぇ!ぽー・・・!」ヨシヨシ
怖かったよー!と泣きながら抱き付いてくる子ゆきぽの頭を撫でてやりながら、もう大丈夫だよとゆきぽは言います。
汚ゆきぽ「ぽえぇ…!」
ゆきぽ「ぽー!」キッ
ゆきぽのタックルで吹っ飛ばされた汚ゆきぽが呻きながら立ち上がります。その様子を見て子ゆきぽをかばうように前にでてゆきぽは汚ゆきぽを睨み付けます。
汚ゆきぽ「ぽ…ぉ…!」
ゆきぽに睨まれ少し怯んだ汚ゆきぽは、どうしてそいつをかばうの…!とでも言いたげな泣きそうな顔をしました。
ゆきぽ「ぽおぉぉぉぉ!!」ダッ
汚ゆきぽ「ぽ…!?…ぽっぎゃ!?」
しかし、ゆきぽはお構いなしです。汚ゆきぽに向かって駆け出すと体重を乗せた一撃をお見舞いしてやりました。
ゆきぽ「ぽぉッ!ぽぇッ!ぷあァッ!!」
汚ゆきぽ「ぽげぇ!ぽぎッ!?ぽっぎゃぁ!!」
重い一撃を食らい怯んだ汚ゆきぽをゆきぽは殴り続けます。
汚ゆきぽは短い悲痛な鳴き声を上げてされるがままです。最初の一撃で戦意を喪失してしまったのか反撃しようともしません。
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汚ゆきぽ「ぽぎぃぃぃ…。ぽぐぅぅぅぅ…っ!」
ゆきぽ「ぽぉ…!フーッ…フーッ…。ぽえ!」フンス
何度も殴られて大きなダメージを受けた汚ゆきぽが呻きながら地面にうずくまると、その様子を見てゆきぽは満足したかのように鼻息を荒げながらドヤ顔で汚ゆきぽを見下ろしました。
ゆきぽ「ぽえぽーえ!ぷぅー!」
汚ゆきぽ「ぽぐぅ…。…ぽぉー…」シクシク
これに懲りたらもう二度とうちの可愛い子に手を出さないでね!
そんなことをゆきぽはうずくまって泣いている汚ゆきぽに言いました。
無抵抗の相手を殴ってすっかりすっきりしたゆきぽはこれで満足のようです。
泣いている汚ゆきぽをその場に置いて段ボールへと帰ろうとしています。
しかし、汚ゆきぽに背を向けて歩き出したゆきぽに男が言いました。
「おいおい、もう許しちゃうのかい?ちょっと甘いんじゃないの?」
ゆきぽ「ぽえっ?」
「だってそうだろう?その子は君の大事な大事な子ゆきぽちゃんを傷つけようとしたんだよ?スコップまで持ち出してどこまで傷つけようとしていたのかなあ…。運が悪ければ子ゆきぽちゃん、殺されてたかもなあ…」
ゆきぽ「ぷえ!?」
「それに今はこうしてこの汚い子ゆきぽは抵抗する様子もなく大人しくしているけど、いつまた襲撃しにくるか分からないしねえ…」
ゆきぽ「ぱぅ…」
「ね、…ここで殺しちゃったほうが安心じゃないかなあ?」
ゆきぽ「ぽ!?」
男の暴力的な提案にゆきぽが驚きます。殺すという選択肢はゆきぽの頭に微塵も浮かんでいませんでした。
「君がいつだって子ゆきぽちゃんから目を離さずにいられる保証はどこにもないんだよ?ちょっと目を離したすきに君の目の届かない場所で子ゆきぽちゃんがひどい目にあわされるかもしれない。まさに、この汚い子ゆきぽに!」
ゆきぽ「ぽぇ…!」ブルッ
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男の口から告げられた恐ろしい未来の可能性にゆきぽは身震いをしました。
そんなこと、絶対にさせない…!
そう思ったゆきぽに覚悟の意志が灯ります。
「分かってくれたかい?」
ゆきぽ「ぽえ!」
「…じゃあ、子ゆきぽちゃんに手を出したらどうなるのかしっかりと刻み込んでやるんだ!文字通りその身にね!」
ゆきぽ「ぷえー!」
男の激励を受けたゆきぽは今もなお蹲る汚ゆきぽに向かって駆け出しました。その手にはいつの間にかマイスコップが握られています。
ゆきぽ「ぽぉうっらぁぁぁぁ!!」
汚ゆきぽ「…ぽ!?ぽげぶっ!?!?」
怒声を発しながら向かってくるゆきぽに気付き顔を上げた汚ゆきぽは、その顔にブンッと音を唸らせるスコップをめり込まされました。
汚ゆきぽ「ぽっぎゃアァァァァァァァァッッッ!?!?」ジタバタ
さっきまでとは別次元の痛みに汚ゆきぽは絶叫しながらのたうちまわります。
ですが、ゆきぽは容赦なく追撃を食らわせます。
ゆきぽ「ぽおっ…えっ!!」
汚ゆきぽ「ぼッ…〜〜〜〜ッ!!??」
のたうちまわる汚ゆきぽの動きに合わせて器用に鳩尾にスコップを食らわせました。汚ゆきぽは痛みに声も出ないようです。
汚ゆきぽ「…ッ!…ッ!!」
ゆきぽ「ぽぇー…」フーッ
「そうだ!腕とか折るのはどうだろう?うちのかわいい子ゆきぽちゃんに暴力を振るったのはこの腕か!ってね」
ゆきぽ「ぽぉ!」コクン
声も無く痛みに苛まれている汚ゆきぽを見て一息をついているゆきぽに、男が助言をします。
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助言を受けゆきぽは、それだ!というような顔でうなずくと再び汚ゆきぽへと近づきます。
ゆきぽ「ぽ!」グッ
汚ゆきぽ「…ぽっ…げッ…!…ぽッ…!?」
ようやく普段通りの呼吸を取り戻しつつある汚ゆきぽの腕をゆきぽは両手で持ちました。
ゆきぽ「ぷぅぅぅぅぅぅぅ!!」グググググッ
汚ゆきぽ「ぽぎぎぎぎぎ!?…ぽぇ!?ぽぉ!ぽやぁ…!ぽぉ!」イヤイヤ
ゆきぽが両手で持った汚ゆきぽの腕に別方向の力を加えていきます。
最初は鈍い悲鳴を上げていた汚ゆきぽですが、ゆきぽがこれから何をしようとしているのか察すると涙を浮かべて、やめてくれ嫌だ嫌だ、と懇願し始めました。
が、ゆきぽの力は強まるばかりです。
ゆきぽ「ぽっ…!ぽぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
汚ゆきぽ「ぽぐぅぐぐぐぐぐぐぐ!!??」
顔を真っ赤にして力を込めるゆきぽ。対照的に汚ゆきぽの腕は真っ青になっていきます。
そして…
ポキンッ!!
と、拍子抜けするような軽い音が鳴って、その後に
汚ゆきぽ「ぽォんッぎャあァァァァァァァッァァァッァァァァァ!!!???」
と、汚ゆきぽの今日一番の絶叫が鳴り響きました。
ゆきぽ「ぽえ〜〜〜♪」
その絶叫を聞いてゆきぽはご満悦。段々楽しくなってきてしまったようです。
「おっ!ノってきたねー、ゆきぽちゃん!」
ゆきぽ「ぽぉ♪ぽえっ♪」シッポフリフリ
男の言葉に鼻歌交じりで返事をするゆきぽ。楽しくて尻尾もゆらゆら揺れてしまっています。
「よし、じゃあどんどんいこうか!」
ゆきぽ「ぱう〜〜〜♪」
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興が乗ってきたゆきぽは男が出すアイディアを次々に実行していきました。
「目をくりぬいちゃおう!」
ゆきぽ「ぽえっ♪」ズブリッ
汚ゆきぽ「ぽぐっ…ぎィア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァッ!!」
ゆきぽ「ぽ〜えっぽえっ♪」グリグリ
汚ゆきぽ「ぽぎぎぎぎぎ…ア゛ッ…ギッ…ィ!!」ボトリ・・・
汚ゆきぽの両目を手でつかみ取るとグリグリと掻きまわし反応を楽しんでから目をくりぬくゆきぽ。
「尻尾を切り落としちゃおう!」
ゆきぽ「ぷっぷぇ〜♪」
汚ゆきぽ「ぽ…ぇ…ぽぉ…!」ズリズリ
ゆきぽ「ぷ〜…えっ!」ザンッ
汚ゆきぽ「ぽぎッ!?…ぽ…ぽぇ…?…ぽ!?ぽやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!??」
ゆきぽ「ぷえ〜〜〜♪」
失明してしまいズリズリと地を這っている汚ゆきぽの尻尾をスコップで切り落とすゆきぽ。
瞬間的な痛みにビクリと身を振るわせた後に徐々に何が起きたのか汚ゆきぽは察しました。単純な痛みで、というよりは自慢の尻尾が失われてしまったという悲しみから悲痛な泣き声をあげます。
その悲鳴を聞いてゆきぽは心の底から楽しそうに笑いました。
こうして、その後も、ズリズリと這う汚ゆきぽを木の枝で執拗に突いてビクリと汚ゆきぽが反応しながら逃げ惑う様子を楽しんだり、ゴロゴロと蹴り転がして汚ゆきぽを球として球遊びをしたり、空いてしまった目の空洞に木の枝を突っ込んで反応を楽しんだり、糞尿をかけて笑いながら汚ゆきぽのことを侮辱したり…これでもかというほどの恥辱・虐待を味あわせました。
ゆきぽは思います。
思えばゆきぽはずっと弱い立場にいた。ずっと世界から虐められてたんだ。でも今この場所では違う。ここではゆきぽは強い立場にいる存在なんだ!ゆきぽが最強なんだ!強い立場で弱者を虐めるのはなんて楽しいんだろう!
そう思い、満面の笑みで心の底から汚ゆきぽを虐待することを楽しみました。
ですが、楽しい時間にはいずれ終わりが訪れます。
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汚ゆきぽ「ぽ…ぉ…ぇ…」ピクピク
ゆきぽ「ぷぅ…」
もうほとんど動かなくなってしまった汚ゆきぽ。その命が風前の灯火なのは誰の目から見ても明らかです。
その様子を見て、この楽しい時間がもうすぐ終わってしまうことを理解したゆきぽは残念そうな声を漏らします。
「…もう、終わりかな」
ゆきぽ「ぽぉー…」
「最後に…ゆきぽちゃん気付いてるかい?その汚い子ゆきぽがずっと大事そうに懐に何かを隠し持っていたことに」
汚ゆきぽ「ぉ…ッ…」ビクッ
ゆきぽ「ぽえ?」
男の指摘に瀕死の汚ゆきぽがビクリと震えました。ゆきぽはそのことに気付いていなかったようで小首をかしげます。
「一番最期にこの大事そうに持っている何かを奪ってから殺すのが一番気持ち良い終わらせ方だと思うんだけど、どうかなあ?」
ゆきぽ「ぽー!…ぽえ〜…♪」
男の提案にゆきぽは大賛成です。最期の最期に一番大事な宝物を奪われて終わる。そんなとき汚ゆきぽはどんなリアクションを見せてくれるのでしょうか?そのことを考えゆきぽはワクワクしてきました。
「よし、じゃあ僕がこの子が隠し持ってる何かを奪い上げるから、奪い取った瞬間にゆきぽちゃんはこの子の首をスコップで刎ねるって作戦で良いかい?」
ゆきぽ「ぱうー!」
「じゃあ、行くよー!」
男はそう言ってビクビクと震えながら地に伏せている汚ゆきぽの懐をまさぐり、大事そうに持っているものを取り上げようとします。
汚ゆきぽ「ぉ…!…ぉぉぉぉぉぉぉ…ッ!…ぽ…ぉ…あッ!ぽおォォォォォォォォォォ…ッ!!!!」
「うお…瀕死の子ゆきぽとは思えない凄い抵抗だ!くっ…でも…!…よし!取ったぞ!!」
汚ゆきぽ「…ぽ…あっ…!ぽ…やぁ…ッ!」
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汚ゆきぽ最期の抵抗虚しく、男に取り上げられてしまいました。
取り上げられたとき、汚ゆきぽは本当に泣きそうな…まるで、最後の望みが絶たれてしまったかのような、そんな絶望の表情を浮かべました。
そして、その瞬間にゆきぽのスコップが汚ゆきぽの首へと迫り…
ザシュッ!!
汚ゆきぽの首と胴体が離れ、汚ゆきぽは絶命しました。
ゆきぽ「〜〜〜〜〜!!っぽえ〜〜〜♡」
最高に絶望に染めて汚ゆきぽを殺したことによりゆきぽの気分は最高潮でした。快感すら感じているようです。
「やったねえ!ゆきぽちゃん!愛しい子ゆきぽちゃんに害をなす存在は死んだよ!」
ゆきぽ「ぽっ?…ぽぉ!ぽえぽーえ!」
男の言葉にゆきぽは一瞬キョトンとした顔をした後に同意します。途中から完全に汚ゆきぽを虐待することが楽しくなりそちらが気持ち的にメインになってしまったため当初の目的を忘れてしまっていたようです。
「あっ!そうだ!ゆきぽちゃんも最後にあの子ゆきぽが大事そうにしてた物がなんなのか知りたい?」
ゆきぽ「ぷ?…ぷぇ!」コクン
正直そこまで興味はありませんでしたが一応見ておこうかな…。どうせとっておいた食べ物か何かだろう。
それぐらいの気持ちでゆきぽは頷きました。
「これなんだけど…何だと思う?」
ゆきぽ「ぽー…?…ぽ…え…?」
男が先ほど汚ゆきぽから取り上げた何かをゆきぽの目の前に出します。
最初は、予想していた食べ物などではなかったため怪訝そうな顔でそれを見ていたゆきぽでしたが、それがなんなのか認識するとゆきぽの顔が固まりました。
男が手に持つそれは、汚ゆきぽから取り上げたもので…
でもそれは、汚ゆきぽの持っているはずのないもので。
それは………小さなビー玉の一つ付いた ブ レ ス レ ッ ト ?
-
ゆきぽ「ぽ??ぽえ????」
意味が分かりませんでした。汚ゆきぽが何故このブレスレットを持っていたのか。
だって、それは子ゆきぽが無事帰ってくるために子ゆきぽに渡した家宝です。似ているだけの別物ではありません。何度見ても間違えなく子ゆきぽに渡した物です。
ゆきぽ「ぱうー?」
ゆきぽ「ぷぇ?ぷう…?」
ゆきぽ「ぽぉ…。………っ!?」
しばらく首をかしげながら疑問の声を上げていたゆきぽでしたが、ある瞬間に何かに気付きます。
まさか…。
そんな風に思いながらゆきぽは段ボールの中にいる愛しいわが子の元へ駆け寄りました。
ゆきぽ「ぽえ!ぽぉ!」
子ゆきぽ「Zzz…。…ぷぇ…?」
随分と長い間、汚ゆきぽを虐めていたのでその間に再び段ボールの中で眠ってしまっていた子ゆきぽ。
スヤスヤと幸せそうに眠っている子ゆきぽの元へ走るとゆきぽは子ゆきぽを揺さぶって無理やり起します。
普段ならば眠っている子ゆきぽを無理やり起こすなんてことは絶対にゆきぽはしません。慈しむように寝顔を眺めつづけるのです。ですが、今は焦った表情で子ゆきぽのことを揺さぶります。今はそんなことをしている場合じゃない、と。
ゆきぽ「ぽぉ!ぷぅーっ!?」
子ゆきぽ「ぷぅ…ぷえー…?」
ゆきぽ「ぽーっ!ぽぉえっ!!」
揺すられて目を開けた子ゆきぽにゆきぽは焦った表情で一つの質問を投げかけます。
お守り!お守り持ってる!?…と。
しかし、子ゆきぽはまだ眠いのか返事が要領を得ません。
その様子にさらにゆきぽは焦ると、言葉を加えて再び質問をします。
キラキラした石が付いたお守りだよ!出かける前に渡したでしょ!?…と。
-
どうか勘違いであってくれ…。単にすごく似ているだけの物を汚ゆきぽが持っていただけであってくれ…。
そんな風に心の中で思いながらゆきぽは子ゆきぽの返答を待ちます。子ゆきぽがブレスレットを当たり前のように懐から取り出してくれるのを心の底から願いながら。
ですが、子ゆきぽの返答は…
子ゆきぽ「ぷー?ぷぇ??」
お守り?そんなの知らないよ??
そうキョトンとした顔で当たり前のように言う子ゆきぽ。
その言葉にゆきぽの希望はあっさりと打ち砕かれ、代わりにある疑念が胸の中で大きく膨らんでいきます。
まさか…。まさかまさかまさか・・・!?
その時でした。
「そんなにその子に詰め寄っても無駄だよ?ゆーきぽちゃん?」
男がそう言ってゆきぽの背後に立ちます。
ゆきぽ「ぽ…ぇ…?」
ギギギ…とゆっくりと後ろを振り返るゆきぽ。嫌な予感が止まらなくて、男の口から決定的な何かが発されてしまいそうで、それで後ろを振り返って男の顔を見るのが怖くてたまらないのです。
やっとのことで振り返って見た男から出た言葉は嫌な予感通りの言葉でした。
「その子にそんな質問したって分からないよ?………だって、その子、ゆきぽちゃんの子供じゃないもん」
ゆきぽ「ぷ………ぇ…?」
別ぷちのように変わって帰ってきた子ゆきぽ、自分のことをお母さんと呼ぶ汚い子ゆきぽ、汚い子ゆきぽが大事そうに持っていたブレスレット。
それらの要因が導きだす答えは一つ。
「もう君も気付いているんじゃないかい?ただ、それを事実だって認めたくないから気付かないふりをしているだけで」
ゆきぽ「ぽ…ッ…!?」ビクリ
「君が気付かないふりを続けるなら…僕がしっかりと事実を突き付けてあげるよ」
-
ゆきぽ「ぽ…ぽやぁ…!」イヤイヤ
「この子ゆきぽが君のゆきぽちゃんの子供じゃないなら、本当の君の子供の方の子ゆきぽちゃんは今どこで何をしているのかなあ?…もう会えないだろうねえ。だって…」
ゆきぽ「ぷやぁ!やあぁぁぁぁッ…!」
「さっき君が…その手で、まさにその手で!楽しんで、暴力の限りを尽くして、屈辱の限りを味あわせて、虐待しつくした、あの子が!!あの子こそが!!!本当の君の子供なんだから!!!!」
ゆきぽ「ぷ…ぁ………あぁッ!!ぽぁああッ…!!あ…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッッ!!!!????」
嫌だ、嘘だ、そんな…そんなッ!!あり得ないッ!!嘘だ嘘だ嘘だッ!!!!
そんな風に必死に頭の中で否定の言葉を浮かべますが、いくら他の可能性を考えても全く思いつくことが出来ないのです。
さっきの汚ゆきぽが、本物の子ゆきぽだった。
そう考えるのが最も辻褄の合う答えなのです。
「僕はねえ、子ゆきぽちゃんを昨日家に連れて帰ってちゃんとお世話をしたよ。温かい美味しいご飯もあげたし、温かい寝場所も用意した。連れて行く前に言ったことは全部してあげた。でもねえ、今日になってここへ連れてくるときになって、急に気になったんだ」
「物凄く醜悪な状態になった子ゆきぽちゃんと、この子ゆきぽちゃんに物凄く似ているけど綺麗で可愛い子ゆきぽを連れて行ったらゆきぽちゃんは本物の自分の子供を判断できるんだろうか…てね」
「そう思いついてからは行動は早かったねえ。子ゆきぽちゃんにそっくりの子をぷちどるショップから買ってきて、その子と子ゆきぽちゃんを連れてここへ向かい始めたんだ。その道中で道路の側溝に子ゆきぽちゃんを落としてきたんだよ」
「この町の道路の側溝はあまり管理が行き届いてなくてね、汚物で詰まっちゃうことがよくあるんだ。そんな場所に落ちちゃったからもちろん子ゆきぽちゃんは汚物まみれさ」
「そこで泣いて助けを求める子ゆきぽちゃんにこう言ったんだ」
「そこから自力で元の住処まで戻ってこれたら、これからずっと僕の家で飼ってあげるよ。…ってね」
「それからは君も知っている通りさ。可愛い方の子ゆきぽちゃんを君に見せて、子ゆきぽちゃんが大変身を遂げたと勘違いするように誘導した…と」
現実を受けいることが出来ないでいるゆきぽに淡々と説明します。
ゆきぽ「ぽ…ぁ…あああ………ッ!!」
-
「…でも、僕は信じてたんだけどねえ…。ゆきぽちゃんならあっさりと見破ってくれるって。母親の愛情の素晴らしさを僕に見せてくれるってねえ。そしたら、本当に君たち親子を僕の家で飼ってあげようと思ってたんだけどねえ」
ゆきぽ「ぽ…っ」
「だからさあ…がっかりだよねえ…」
ゆきぽ「ぽ…ぽぇえ…」
「偽物の子ゆきぽをあっさりと信じて!自分の本当の子供に嫌悪感を示して!それどころか、虐待までして!挙句の果てにはその手で殺しちゃうなんてさあ!」
ゆきぽ「ぽっ…ぽやぁああああああああああああああああ!!!」イヤイヤ
「君、明らかに途中から楽しんでたよねえ?えぇ?自分の子供の腕を折って、目をくりぬいて、尻尾を切り落として!楽しかった?ねえ、楽しかったんだ?」
ゆきぽ「ぷっ…げぇぇえええ!!ぽぉおぇっ!!ゲホッゴホッ!!」
男の言葉に自分が子ゆきぽにしてきたことを改めて認識し、ゆきぽは吐いてしまいます。
ついさっきまでの虐待行為が気持ち悪くて。手に残る感触が気持ち悪くて。
何より、楽しんでいた自分が気持ち悪くて気持ち悪くて気持ち悪くて。
「最後なんて快感すら覚えてたみたいに見えたけど?気持ちよかった?自分の子供の首を斬って気持ちよくなってたんだ?」
ゆきぽ「ぽぉげえッ!!げぇええッ!!おえぇぇぇ…ッ!!」
「…子ゆきぽちゃんは最初から最後まで助けを求めてたのにねえ」
ゆきぽ「…ぷ…え…っ」
「お母さんお母さんって呼んでさ、泣いてたのに。どうして、やめて許してって懇願してたのに。君のことを最後まで殴りもしなかったのに。…最期の最期まで君から貰ったお守りを、まるで君との繋がりの証のように大切に持ち続けてたのに」
ゆきぽ「ぽぁ…あ………ッ!ぁ…ぷぁあああああああああああああああああああああああああああッッッッ!!!!」ガンガンガンッ
子ゆきぽの助けを求める声に、自分のことを信じ続けていた態度に、今更気付いて後悔の絶叫をするゆきぽ。あまりの公開に自分の頭を地面に叩きつける自傷行為をし始めました。
ゆきぽ「ぽぉあああああああああああああああッ!!ぷやぁああああああああああああ…ッ!!…ひぐっ…えぐっ…ぽえぇぇぇぇぇぇん…ぷえぇぇぇぇぇぇぇぇぇん…!」ガンガンガンッ…シクシク
-
ゆきぽは自傷行為をしながらの絶叫をし疲れたのか、今度はシクシクと静かに泣いています。
その様子を見て再び男が口を開きます。
「…でも、過ぎたことをずっと気にしていてもしょうがないのかもねえ?」
ゆきぽ「ひっく…ひぐっ…ぽ…ぇ…?」シクシク
「もう子ゆきぽちゃんは君のその手で死なされてしまった。この事実はどうにもならない。…でも、ここで悲しみ続けることは子ゆきぽちゃんも望んでいないと思うんだ」
ゆきぽ「ぱ…う…?」
「君が今すべきことは何か?…それは、あのダンボールの中にいる偽物だった子ゆきぽちゃんをしっかりと育て上げることなんじゃないかなあ?」
ゆきぽ「…ぽ…?」
「確かに本物の自分の子じゃないかもしれない。でも、親子の絆っていうのは本当に血がつながっているかどうかってところにあるわけじゃないんじゃないかなあ?」
ゆきぽ「ぽ………!」
「本物の愛情を持って、あの子ゆきぽを育てること。それがせめてもの償いじゃないかい?」
ゆきぽ「…ぽぇ…!」
その男の言葉により、泣いていたゆきぽの目に確固たる意志が宿ります。
守る。あの子だけは何に代えても絶対に守り抜く。必ず。今度は絶対に失敗しない。
ゆきぽはそう心に強く強く誓います。
「その様子なら、もう大丈夫そうだね」
ゆきぽ「ぽぉ…!」
「よし!子ゆきぽちゃん、こっちにおいで!お母さんとハグだ!」
子ゆきぽ「ぱぅ…?…ぷえー!」トテトテ
先程までのゆきぽを段ボールの中から心配そうに見ていた子ゆきぽですが、男の言葉でもう大丈夫みたいだと分かり、嬉しそうにトテトテとゆきぽに向かって歩き出します。
ゆきぽ「ぽえー!」バッ
ゆきぽが子ゆきぽに向かって腕を広げました。抱き合う準備は万端です。
-
子ゆきぽ「ぷぅー!」ダッ
その仕草を見て子ゆきぽもゆきぽに向かって駆け出しました。
二匹の距離が近づいていきます。
そして、子ゆきぽがついにゆきぽのすぐ目の前までやってきて…
ゆきぽ「ぽぅー!」
子ゆきぽ「ぷえー!…プギゲッ!」
グチャッ…!
と肉のつぶれる音とともに子ゆきぽの姿が見えなくなりました。
ゆきぽ「…ぽぇ………?」
ゆきぽの目の前にはゆきぽの二回りもある大きな石が置いてあるだけです。
あれ?子ゆきぽは?どこに行っちゃったの?…とゆきぽはキョロキョロと辺りを見回します。まるで現実から目を背けるかのように。
「ふぅー…。いやあ、重かった重かった」
ゆきぽの後ろで男が言いました。
ゆきぽ「ぽ…?」
「ん?何、不思議そうな顔をしてるんだい?…あぁ、子ゆきぽちゃん?子ゆきぽちゃんならこの下さ」
そう言って男は目の前の石を指さします。
ゆきぽ「ぽ…ぇ…ぁ…?ぷぇ…?」
ジワリジワリと赤い染みが目の前の石の下から広がっていくのを見て、ゆきぽは段々と理解していきます。
子ゆきぽは男が振り下ろしたこの大きな石の下敷きになって死んでしまったのだと。
ゆきぽ「ぱぅ…あ…あぁ…!」ガタガタ
「…大体さぁ、都合良すぎだよねえ。愛情を持って別の子ゆきぽを育てることが償い?本気でそんな言葉で納得してたの?」
目の前で起きた事態を理解しガタガタと震えはじめるゆきぽに男がそう話しかけます。
ゆきぽ「ぷ…ぁ…?」
-
「償いになるわけないじゃん。赤の他人を代わりに育てることなんて微塵も望んじゃいないだろうなあ、君に殺された子ゆきぽちゃんは」
ゆきぽ「ぽぉ…。ぽぁあああああ…」
「その手で自分の子供を殺したくせにちょっとそれっぽい言葉を言われただけですぐに納得しちゃって新しく子育て?神経疑っちゃうよね」
ゆきぽ「ぷぇ…!ぷああああああ…!!」
自分の浅はかな思考と行動を指摘されゆきぽはガタガタと震えながらうめき声を上げています。
「結局、君は自分の子供を愛してたんじゃないんだよ。…健気に子育てを頑張る自分を愛してたんだ」
ゆきぽ「ぽ…っ!?」
「本当は子供なんてどうでもいいんだよねえ?子供の為に頑張る自分の姿が大好きなだけなんだろう?」
ゆきぽ「ぽぉ…!ぽおぉ…!」フルフル
「実際に君は子供を亡くしてまだ10分も経っていなかったにも関わらず、あっさりと他の子供を育てることを決意してしまったじゃないか。…要するに、育てる対象が何かなんて関係ないんだろう?子育てを頑張る自分が好きで、逆境にも負けずに頑張る自分が大好きで、褒めてほしくて認めてほしくて仕方がないだけなんだろう?」
ゆきぽ「ぷ…ぷやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」イヤイヤ
「死んでしまった子供のことはさっさと忘れて、新しい子育てを頑張るゆきぽちゃん可愛い!…とでも言われると思ってたのかい?…どう考えても可愛くなんてないね。虫唾が走るよ?そんな下種行為」
ゆきぽ「ぽっ…あぁぁぁ…!あぁぁぁぁぁぁ………っ」
「…もう死ねよ。クズ野郎」
ゆきぽ「ぽやぁあああああああああああ…!あ…ぁあ…ぷぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…っ!!!!」
自分でも気づいていなかった自分の汚い部分を認識させられて絶叫するゆきぽ。
激しい自己嫌悪に苛まれて、苦悶の表情を浮かべ涙を流しながらゆきぽは泣き叫び続けました。
何十分も、何時間も。
-
そして、ようやくゆきぽが泣き止んだ頃、辺りはすっかり暗くなりいつの間にか男の姿も見えなくなっていました。
ゆきぽ「………」
しかし、完全に放心状態のゆきぽはそんなことは気にしていませんでした。
ゆきぽ「………ぽえ」
死のう。
そう一言呟くとゆきぽは立ち上がりスコップを取り出しました。
絶望しきったゆきぽに明日を生きる気力はもう残っていません。
取り出したスコップを自分のお腹の前に持っていき、深々と刺そうとして力を入れます。
それから、まさにスコップの先がゆきぽのお腹に到達するその瞬間。
町の住民「いたぞ!ゆきぽだ!」
ゆきぽ「ぽっ!?」
町の住民「捕まえろ!」
急に鳴り響く怒声に驚きゆきぽが体を固まらせていると何人もの町の住民がゆきぽの周りに集まりました。
どうやら他のゆきぽがゴミ置き場から生ゴミを荒らしたため、男の言っていた町内会による野良ぷちどる一斉駆除が始まってしまったようです。
ゆきぽ「ぷえっ!?ぽ、ぽえっ!?」キョロキョロ
町の住民「こいつがゴミ置き場を荒らすクソタヌキモグラか…」
町の住民「散々煮え湯を飲まされたからな…。ま、せいぜい楽しませてもらおうや」
周囲を取り囲む人間達に対しておびえた様子でゆきぽが顔を窺っていると、後ろから抱きかかえられました。
ゆきぽ「ぱぅっ!?ぽえっ!ぽやぁあっ!!」ジタバタ
町の住民「このっ…大人しくしてろ!」
ゆきぽ「ぷぎィっ!?」
抱きかかえられてしまったゆきぽは何とか人間の手から逃れようとその状態で抵抗しましたが、すぐに周囲の別の人間に顔を殴られ抵抗を抑えつけられます。
-
町の住民「まぁそんなに慌てるなよ…。こっちは毎日毎日ゴミ置き場を荒らされて腸煮えくりかえってんだよ。心配しなくてもたぁっぷり可愛がってやるよ。皆で…な」
ゆきぽ「ぽ…!?」ゾクリ
町の住民「さぁて、こいつが恐らく最後の一匹だ!皆、いよいよストレス発散タイムとしようぜ!!」
「「「「「「よっしゃーーーーーーっ!!!!!」」」」」」
ゆきぽ「ぷやああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
こうしてゆきぽは町内会の人間に虐待しつくされ、死んだ方がマシだと思えるほどの生き地獄をこれでもかと味あわされた後に、死にました。
-
以上で終了になります
-
ちなみに次回はやよ虐、はるかさん虐、ゆきぽ虐のどれかにしようと考えているんですが、どれが一番需要高いですかね?
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>>73
乙です、素晴らしい大作でした、ゆきぽは子供を愛してるのではなく健気に子育てを頑張る自分を愛してた。
僕もそう思います。
今回のゆきぽ虐が素晴らしかったのでまたゆきぽ虐が見たいです。
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>>73
乙です。とことん調子に乗る害獣の本性の醜さは本当に不快ですね。個人的にはぷ虐の裾野を拡げる意味で、はるかさん虐を希望しますが…作者様のお好きなぷちをお好きに虐待するのが一番だと思います。次回作、気長に待っています
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>>73
乙であります。やよ虐を希望するであります!
wikiへの掲載ですが、一本にまとめようとするとエラーが発生するので、前半後半で分けて収録させてもらいました
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>>38
店長「もういいだろう殺すぞ」
A「尻尾をちぎるとショックで死ぬって聞いた事があるのでやってみましょう」
B「それいいですね」
ゆきぽ「ぽえっ!?ぷやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ;;」イヤイヤ
店長「よし捕まえるぞ」
ガシッ
ゆきぽ「きゅいいいいいいい!きゅいいいいいいいい!」オカアサーン
A「こいつ親に助けを求めてやがる、そんな奴はこねえよ」
ゆきぽ「きゅいいいいいい!きゅいいいいいいいいいい!」ジタバタ
店長「よーし引っ張るぞ」
B「はい」
ミチミチミチミチ
ゆきぽ「ぽやぁぁぁぁぁぁぁぁ;;ぽやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ;;」イヤダヨー
店長「嫌だ?俺らも営業停止になるのは嫌だったよ!」
ブチブチブチブチブチィ!
ゆきぽ「ぽんぎゃああああああああああああああああああああ!」
A「いやー、スッキリする声ですね」
店長「そうだな」
B「もう死んでますね」
ゆきぽ「」
店長「じゃあ今日は害獣を駆除した事だしパーッと飲みに行くか!」
A,B「はい!」
こうしてたるき亭の3人は街へと意気揚々と歩いていった、害獣の死体を残して
ゆきぽ「」
終わり
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>>73 力作大変乙でした
親ゆきぽの自己愛から来る歪んだ愛情の表現とそれに対する因果応報な精神的苦痛の虐待、素晴らしかったです
自分的にはまた書いていただけるなら何虐でも嬉しいですが、強いて言うならやよ虐ですかね
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>>73
乙です
ゆきぽ以外で書いてほしいです
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前スレで、やよ虐ネタが入ったので投下します。コピペ利用すみません
ぷちます総選挙(仮)
※2017年7月現在
司会「えー、AKB総選挙の時期は過ぎたのですが、それに被せた特番企画です。
ゲストに、ぷ虐博士をお呼びしています。今日はよろしくお願いします」
ぷ虐博士「よろしくお願いします」
司会「しかし、どのぷちどるが人気があるのか調べる選挙は、意味無いと思うのですが。
大体、ちっちゃんやぴよぴよ、みうらさんといった『無害で有益』なぷちが挙げられますから」
博士「そうですね。純粋な人気投票ではその三匹がカタいでしょう。
ですが、ここはぷ虐スレです。『虐待的な意味』での人気は、また違ってきます」
司会「その場合も、結果は見えている気がしますが。何せぷ虐スレにおいては、
他の追随を許さない圧倒的な虐待数を誇る、絶対王者のぷちどるがいますから」
ポエーッ!
博士「おっしゃる通りです。ところが最近、気になるデータも現れたのです。
こちらをご覧ください」
司会「これは……前スレの書き込みをまとめたものですね?」
博士「有志の方々が行なった『選挙』の模様です。ここで得られた結果を、
今回そのまま反映させたいと思います」
931: 名無しさん :2017/05/30(火) 21:13:12 ID:pRrvLZBI
みんなが一番嫌いなぷちは誰?俺は最近のやよかな、可愛げが無くなってしまった。
932: 名無しさん :2017/05/30(火) 22:22:20 ID:ubo8oIzk
俺はちひゃー
なんかむかついちゃうんだよな
933: 名無しさん :2017/05/31(水) 01:14:11 ID:i5HAWSL.
はるかさん一択
顔も仕草も鳴き声も何もかもむかつく
分裂させて一生苦しめてやりたい
934: 名無しさん :2017/05/31(水) 06:04:17 ID:aEGvVODY
>>931
やよだな
ゆきぽは殺したくなるけど嫌いではないという不思議
やよの図々しさはほんと嫌い
935: 名無しさん :2017/05/31(水) 14:52:06 ID:UJpHSovE
>>931
ゆきぽですね。行動はもちろんですが、顔がむかつきます。よく見るとゆきぽとたかにゃだけ瞳の下の方の色が薄い(外のぷちは上の方が薄い)のが関係してるのかも知れません。ゆきぽは垂れ目だから(たかにゃの目の形は平行四辺形)余計に目が虚ろに見えて、そこがむかつくんじゃないかと思います。
ちなみに、一番嫌いな表情は眉毛が上がったちょっと強気っぽい表情です
936: 名無しさん :2017/05/31(水) 15:21:06 ID:/vhZJHhs
このスレに常駐してるとやよにイラっとするようになった
反対にあふぅはかわいいと思うようになった
939: 名無しさん :2017/06/01(木) 19:54:42 ID:OmGBVviE
やよがムカつく
知能犯ぶった池沼みたいで
―――――――――――――――――――――――――――――
-
やよ 4票
ちひゃー 1票
はるかさん 1票
ゆきぽ 1票
博士「――ざっと集計して、こうなりました。嫌いなぷちというのは、
より虐待したいという意味であると、捉えています」
司会「意外と言えば意外な結果ですね」
博士「総じて害獣達なのですが、これまでその一角とされていた、
あふぅが含まれていない点にも注目しておきたいです」
司会「しばしば話題に上りますが、最近のあふぅは確かに『許された』感がありますね」
あふぅ「ハンッ!」
博士「特にいいこともしませんが、悪いこともしなくなりましたからね。
クズ四天王の一席から卒業あるいは引退の噂まで流れています」
司会「現状を見るに、そうなってもおかしくありませんが……」
あふぅ「はあにぃぃぃぃっ!!」クンニシロオラア
司会「って、調子に乗んな! 出て行け!」ドンッ
ビャー!
博士「あふぅ虐は根強い人気があると思ってましたが……ちひゃーの方が上かもしれないですね」
司会「ちひゃーやはるかさんは、安定してムカつかれている、と」
博士「とはいえ、首位には及びません。本日の主役の登場です」
ジャジャーン!
やよ「うっうー!」ζ* ゚ヮ゚)ζ
博士「今回の総選挙ナンバーワンです。しかも二位以下は横並び」
司会「あくまで一端ですが、それでもこの結果は無視できませんね。
クズトリオを抑えて、やよがぶっちぎりでトップでした」
-
やよ「うー?」ζ* ゚0゚)ζ
博士「おい、やよ。一位を記念して、おまえにいいものやるぞ」
やよ「うっう〜♪」
博士「私じゃなくて、友達から手渡してもらえ。本日の準主役だ」
ゆきぽ「ぽえーっ!」ジャーン
司会「おお。いつもなら、ゆきぽが真打なんですけどね。
表彰状みたいなものを手に持っていますが?」
ゆきぽ「ぽぇ!」スッ やよ「う……?」
博士「えー、やよに贈られる賞状は、名作『ゆきぽの賞状伝達』でゆきぽが受け取った、
『皆から一番嫌われているで賞』です。この度、めでたく受賞者交代となりました」
やよ「うーっ!? うう〜〜っ!?」ζil ゚o゚)ζ
博士「嫌いなぷち選挙一位なんですから、文句はありませんね。
これまで破られることのなかったゆきぽの牙城が、ついに崩された様子です」
ゆきぽ「ぽっへ、ぽっへ〜♪」ニヤニヤ
司会「うわ! こいつめっちゃ嬉しそう!」
やよ「うう〜〜! うっう〜〜!!」ζ* T0゚)ζ
司会「それにしても、なぜやよはこんなにも嫌われるようになってしまったのでしょうか?」
博士「投票理由にも挙げられていますが、図々しくなり過ぎたんですね。
ぷちどるの可愛さ(笑)をカサに着て、やりたい放題になりましたから」
司会「ゆきぽがふてぶてしいなら、やよは図々しい、と」
博士「ぷ虐スレで池沼と蔑まれるぷちは、はるかさんとやよですが、
はるかさんに比べてまだ知恵が回る分、やよは性質が悪いとされています。
我々は原作で甘やかされてお咎めなしのゆきぽとやよに、現実の痴漢でっち上げ犯や、
暴れても無罪になる池沼を見るような胸糞さを感じているのでしょう」
やよ「うー! うっうー!」ζ# ゚o゚)ζ
博士「私はいい子にしている? だったら、嫌いなぷち一位に選ばれるわけないだろ。
おまえは嫌われてるんだよ、嫌われ者。事実に気づかない腐れ脳ミソが」
やよ「う゛ぅ〜〜!!」ζil ToT)ζ
-
司会「ゆきぽのように実害を及ぼしてなくとも、ここまで嫌われるものなんですね?」
博士「ぷちどるにイラッとするのは、ぷちが人間でも動物でもないからかもしれません。
そしてやよの場合は、それが顕著に表れるのだと思います」
司会「人間と同じ待遇を要求しておきながら、動物じみている点がムカつくのでしょうか」
博士「例えば原作9巻でも、やよは水族館の魚を見て、食べることしか考えていませんでした。
動物ならその考えで正しいのですが、人間的には問題があります。
そうした微妙な『ズレ』が、イライラさせられる要因でもあるのです」
司会「確かにやよは、魚を食べ物としか見ていないようですね」
博士「SSの題材にもされていますが、やよなら平気で禁漁中の魚も獲りそうです。
原作のような優しい世界()なら、泣き落としで恵んでもらえるのでしょうが、
現実ではぶん殴られ、ぷ虐スレでは細切れにされて魚のエサになります」
ボグシャ!!
やよ「う゛うぅっ!!」≡⊃:)TQ゙)ζ,',:'
司会「無自覚に、人間と動物両方のエゴが丸出しなのが、いけないんでしょうね。
あんまり多用したくない言葉ですが、一種のサイコパスとも言えますか」
博士「サイコパスなのかバカなのか微妙なところですが、やよには可愛げがないですね。
悪知恵を働かせたり哲学者ぶったりしていますが、自身の行動を顧みる知性はありません。
同じく9巻で、やよはちひゃーといお両方に、生命の危機を感じさせてもいます。
ちひゃーを助けたのは……意外なぷちでした」
司会「そんなこんなで、今一番嫌われているぷちがわかったわけですが」
博士「イコール一番虐待したいぷち、一番殺したいと思われているぷちです。
記念に殺してやるから、遠慮なく殺されろよ、やよ」
やよ「うう〜〜!? うううう゛!!」
博士「ちょうど今時期は夏、花火の季節です。トップ祝いに、でかい玉を上げましょう。
空を飛びたい()とかいう妄想を抱いていたこいつを、花火玉にくくり付けます」グルグル
やよ「う゛ぅぅ〜〜っ!!」ζil TO゚)ζ
-
司会「ぷちの重量が加わりますが、打ち上げられるものなんですか?」
博士「『四尺玉』という花火は、直径が1メートルを越え、重さも400キロ以上になります。
そんなデカブツを発射できるんですから、ぷち一匹加えても問題ありません。
さあ、外に出てスタンバイしましょう……」
やよ「うぅぅぅ!! うぅぅぅぅっ!!」
ガチャガチャ……
博士「準備完了、ですね。離れて離れて」
やよ「うぅぅぅぅぅ!!」ζil TQT)ζ
博士「もっと喜べよ、空を飛べるんだから。次の瞬間、星になるけどな」
※花火用の火薬を星と呼びます。
3、2、1、ボンッ!! ヒューーーーン!!
やよ「うぅーーーーーーーーっ!!」ζli 。Q゚)ζ
ドカーーーーーーーーーーンッ!!
やよ「っ……」ζil ゙o;.;∴;.
博士「たーまや〜」
パラパラパラ
司会「花火の破片と一緒に、肉片がそこかしこに振り落ちてますね」
ゆきぽ「ぽぇ〜♪ ぽぇっへっへ♪」ペンパイナッポー
司会「こちらは大はしゃぎです。自分が虐待されない立場だと、呑気なものですね」
ゆきぽ「ぽえっ! ぽえぽーえ!」センセイ
司会「えっ? 『今回の選挙結果を受けまして、私ゆきぽはぷ虐スレを卒業いたします。
これからはもう虐めないでくださいね』? 何言ってんだこいつ」
博士「これで終わりのわけないんですけどね? 次はおまえの番だぞ、ゆきぽ」
ゆきぽ「ぽぉっ!? ぽぇえっ!?」
-
博士「いや、当たり前だろ。一番嫌われているぷちはやよだけど、
一番虐待されているぷちは相変わらずおまえで、許される気配もまったくないんだから。
七冠王が六冠に減ったぐらいのもので、総合的なトップは依然としておまえだぞ」
司会「ぶっちゃけ卒業なんて不可能ですよね」
ゆきぽ「ぽぇっ!? ぽぇぇえ!!」
博士「四尺玉に劣らぬ花火を用意しました。椅子に47本の特製ロケット花火を取り付けています。
ここに座って点火すれば、宇宙まで飛んで行くという装置です」
司会「何ですかその宇宙的発想は」
博士「火薬の発明国とされる中国に、ワン・フーという人物の伝説があるそうです」
「16世紀の初め、ワンは中国の進んだロケットと花火の技術を使って宇宙へ行くことを決心した。彼は恐らく、47本のロケットをつけた椅子を用意したのだろう。打ち上げの日、ワンはきらびやかな服を着て、椅子に座った。47人の従者がロケットに点火し、身を守るために急いで椅子から離れた。大きな爆発があり、煙が晴れると、彼と椅子はどこにも見当たらなかった。その後、彼の姿を見たものはいない」
※ウィキペディアより
司会「昔からあの国は加減を知らないんですね」
博士「これは伝説に過ぎないと言われてますが、実際はもっとひどい事故が多発してたと思います。
だって中国ですし。人間大砲ぐらいは平気で試していたでしょう」
司会「それで、今からゆきぽに伝説を再現してもらうんですね?」
博士「はい。まあ安価なソユーズロケットでも、一度の打ち上げに約50億かかりますし、
こんなクソみたいな仕かけで宇宙行けりゃ世話ないんですけどね。
でも、ゆきぽ。初めて宇宙に行ったぷちどるになれるチャンスだぞ」
ゆきぽ「ぽ、ぽぇぇえ!?」
-
博士「大丈夫。ぷちます原作のノリなら大気圏ぐらいまでは行けるから。
椅子に縛りつけて、と……。導火線を使って一気に全部点火するようにします」シュボッ
ゆきぽ「ぽぉぉお!! ぽぇえええ!!」
博士「準備完了。早いとこ逃げましょう」ダッ
シュウウウウウウ……
ゆきぽ「ぽゃぁあああああああっ!!」ジタバタ
シュウウウウ……ズドドーーーーーンッ!!
ゆきぽ「ぽっ……」
モクモクモク……
司会「……煙が晴れてきました。残骸が飛び散ってますね」
博士「きっと、宇宙に行けたんですよ。そう信じましょう」
司会「まあ、法則をねじ曲げて宇宙でも生きて行けるかもしれませんね。
何せぷちどるは、エイリアンという説もありますから」
博士「あのまま故郷の星に帰れるといいですね」
司会「さて次の選挙では、どのぷちに(土に)還ってもらうことになるのでしょうか。
ともあれ、本日はありがとうございました」
ゆきぽ「」
終わり
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早いもので、ぷ虐スレに参加してから四年が経ちました
私生活では変化が続いておりますが、ぷ虐スレは不変のホームです
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乙です
永世被虐王ゆきぽが逃れられるはずもなかった
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>>87
乙です
何かにつけ、やよは魚を食べたがりますよね。うなぎとか
意地汚いのがムカつくんでしょう
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乙です
やよ虐が一番好きな身としては人気投票1位になった勢いでやよ虐ssが増えてくれると嬉しいなぁ
まぁ、もっとしっかり人気投票したらゆきぽにもかなり票は集まりそうな気はしますが。リレーssもほとんどゆきぽですし
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>>87
乙です。
最近のやよの意地汚さはちょっと・・・って思ってたのでスッキリしました。
そしてゆきぽ勝手に卒業しようとするなw
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やよ「うっうー♪」
いお「もっもー♪」
やよといおが2人で楽しそうに歩いています。
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ぽええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュリ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリィリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
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う゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュリ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリィリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!!)
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害獣二大巨頭による脱糞ショーは汚すぎる
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この動画、ゆきぽでやったら楽しいんだろうなー
ttps://youtu.be/1H6FFlEMBOM
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すっかり、やよとゆきぽが害獣ツートップなんですね
やよ虐好きな作者さん達の尽力のおかげか、やよの自業自得か
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>>97
そのどちらもあると思います。
やよ虐好きな作者さんが名作を作り続けた事もありますし、やよが原作で図々しい行動を取ってるのもありますね。
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>>96 巣からキューキューぽえぽえ泣きながらわらわらと出てくるゆきぽを追い回して虐める...最高だな!
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>>97 特に最近やよ虐は名作増えましたからー
これからもゆきぽと共にぷ虐界のスポットライトを一身に浴び続けてもらいたいものです
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住民の沸点低すぎて草
虐待とか馬鹿じゃねえの?(嘲笑)
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レスの流れを全く無視して急に沸点が低すぎると言われても…
誰と戦ってるんだろう?
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新作ssが続々発表されて嬉しい限りです。私もこの流れにのってss投下します。主役は社長。ドラフト会議の悲喜こもごものドラマをお楽しみ下さい。虐待色はごく薄めです
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765プロ 会議室
ザワザワ…
高木「全員集まったようだね。今日集まってもらったのは他でもない、君たちが飼っているあの子たちの事だ。私がPくんに頼んであの子たちに簡単な意識調査のようなものを行ったところ、なんと14匹中10匹が現在の環境を変える事に興味がある、もしくは別の飼い主に飼われてみたいとの回答が得られてねぇ」
ザワザワ…
高木「じつに3分の2以上という数字は無視できない。そこで、あの子たちがここへ来た時とは逆に、今度はあの子たちが君たちの中から飼い主を指名し、指名された君たちが飼う飼わないを決める、いわゆるプロ野球のドラフト会議のようなものを開催しようと考えている」
ザワザワ…
小鳥「…あの、そもそもそのプロ野球のドラフト会議っていうのがイマイチ分からないんですけど…」
高木「ふむ、例えば音無くんを指名した子が一匹の場合、ここで飼う、飼わないの交渉が行われる。飼い主を指名する権利はあの子たちにあり、飼う、飼わないを決める権利は君達にある、と言う訳だ。しかし、仮に複数の子が音無くんを指名した場合、くじ引きで交渉権を決めたのちに先ほどの交渉にうつる事になる」
律子「うーん…確かにぷち達の意思を尊重する事も大事ですからね」
貴音「ですが、その案には賛同しかねます。それだと飼えるのは一人一匹という事になるのでは?」
高木「うむ…では、指名された人間が希望した場合に限り、複数匹との交渉を認めよう。たとえ一匹と交渉が成立してもお目当ての子がまだいれば引き続き会議に参加できるものとする。それと、もし同巡で重複したとしてもくじ引きをせずに重複した子全てを飼う事も認める。ただ、飼い主側から宣言がない限りは原則一人一匹、主従関係が成立した人間は自動的に指名対象外になるようにしよう」
貴音「それなら…まあ…」
真「ボクとまこちーが離ればなれになっちゃうかも知れないんですか?!イヤですよそんなの!」
高木「落ち着きたまえ。先ほど私が言った事の裏を返せば、14匹中4匹は現在の関係に満足している事になる。君の飼っている子がその4匹のうちの1匹なら、間違いなく君を指名するだろう。…それとも、その自信がないのかね?」
真「自信はありますけど…で、でも…ボクがもし複数指名されたら…」
高木「その時は他に君を指名した子も一緒に飼ってあげれば今の子とは確実に離ればなれにはならない。もちろん、今のその子だけを飼いたいのならくじ引きに賭ける手もあるけどねぇ」
真「うーん…」
P「ちなみに、その会議の日程は…」
高木「今の主従関係は今月末までとして、来月一日にはその関係を白紙に戻して改めてドラフト会議で新たな主従関係を、という段取りで考えている。それに先立ち、あの子たちを飼う事を希望する者は今月末までに『飼い主志望届』を私に提出してもらいたい。用紙は私が作成しておいた。一応この場にいる全員に配ろう。飼う事を考えていない者に関しては提出は不要だ」
P「…」
実はこのドラフト会議、俺のある目的の為に社長が立ち上げた企画だった。とは言え、俺はそれ以上の事は聞かされていない。今回は社長のお手並み拝見といこう。
渋っていた真も他のアイドル達から説得され渋々ではあるがドラフト会議開催に同意した。
そして月日は流れ、運命のドラフト当日
-
会議室
高木「うむ。今、会議室にいる者で全員だな。ドラフト会議参加者は」
春香「あれ?プロデューサーさんも参加するんですか?」
P「ああ。ウチはペット可物件だし、一人暮らしも寂しいから誰かが指名してくれれば飼ってみたいと思ってる」
小鳥「…変な事はしないで下さいね…」ギロッ
ジー…
みんなが一斉に俺を見た…貴方こそ変な事は言わないで下さいよ、音無さん…
姿が見えないのはあずささん、律子、雪歩、美希、やよいの5名。
高木「三浦くんと星井くんは今の住居がペット禁止だから、という事だったねぇ」
美希は両親とも公務員で公務員宿舎住みだからな。
高木「萩原くんはあの子たちが苦手だからという事で辞退…秋月くんは近いうちに一人暮らしを考えていてペットの事を考える余裕まではない…と。以上、人間側はこの4名が辞退者となる」
真美「あれ?じゃあやよいっちは?」
高木「高槻くんは今飼っている天海くんに似た子と一緒に参加を見合わせてもらった。あの子が増殖した場合の事を考えると、元に戻せる高槻くん以外に飼わせるのは不安だからねぇ。残念だったかな?天海くん」
春香「えー…ちょっと残念だなー。指名してくれたら飼ってあげたのに」
千早「…賢明な判断ね…」ボソッ
コクッ…
千早の呟きにみんな頷いた。はるかさんの現在の飼い主であるやよいという適任者と、絶対に飼わせるべきではない春香という不適任者の存在。はるかさんなら『似てる』と言う理由だけで春香を指名しかねないからな。はるかさんとやよいの参加を見合わせた社長のこの判断に春香以外はみんな納得したようだ。
高木「実はあの子たち側からも辞退者がいる。三浦くんに似た子から参加辞退の申し出があった。特定の飼い主は希望していないとの事だったねぇ。以上で参加辞退者の発表は終了となる。さて、次に、今回の進行役の紹介にうつろう」
ザワザワ…
進行役?
高木「まずはこちらのモニターをみてもらいたい」ポチッ
モニターには、別室に待機しているぷち達が映った、そして
律子『どうもー。今回こちらの進行役を仰せつかった秋月です。今日はよろしくね』
亜美「律っちゃん?!」
律子が画面の向こうから挨拶をした。以外とこういうの好きだもんな律子は。楽しくてたまらないといった様子だ。
高木「そして、こちらの部屋の進行役は…」コンコンコン
ガチャ
やよい「うっうー!こちらは私、高槻やよいがたんとーしまーす!」ペコリ
高木「私一人では進行に滞りが出そうだからねぇ。秋月くんと高槻くんに手伝ってもらう事にした。この二人はあの子たちの言葉が分かるというし、適任だと思ってねぇ。秋月くんには流れを全て説明してある。そして高槻くんはアシスタントとして秋月くんをフォローするかたちで会議は進行される」
律子『もう1位指名はみんなに聞いているので、すぐに発表できますけど…』
高木「うむ。それではさっそく頼む」
パッ
画面が本物のドラフト会議のような画面に切り替わる。本格的だな。
-
律子『こあみとこまみは二匹で一組ね。じゃあ…』
『第一回 選択希望飼い主』
パッ
ゆきぽ…千早
あふぅ…P
ちひゃー…千早
やよ…伊織
ちっちゃん…P
こあみ・こまみ…伊織
ぴよぴよ…P
まこちー…響
いお…伊織
ちびき…響
たかにゃ…真
貴音「」ガーン
小鳥「」ガーン
真「」ガーン
亜美「」ガーン
真美「」ガーン
ザワザワ…
うわぁ…って言うかコレ、偏ったなあ。現在の関係に満足している4匹のぷちは辞退したみうらさん、ちひゃー、いお、ちびきだったって事か。それ以外のぷちは飼われていた飼い主とは違う人間を選択したようだ。よく考えたら現在の関係に満足しているぷちが4匹と言うのは絶妙な数だよな。真はもちろん、貴音まで勘違いできるギリギリの数だ。
高木「ふむ…秋月くん、飼われていた飼い主と違う人間を選んだ子たちにコメントをもらって欲しい。みんなも聞きたい事だろう」
律子『分かりました』
以下、ぷちのコメント
ゆきぽ…仲良しのちひゃーと一緒がいいから
あふぅ…男男男男…
やよ…お金お金お金お金…
ちっちゃん…※顔を真っ赤にして倒れたのでコメントなし
こあみ・こまみ…伊織さんの家は楽しいものがいっぱいあるから
ぴよぴよ…頼れそうだから
まこちー…あの時もしかしたら飼ってくれてたかもしれない響さんに興味があったから。あと真さんの愛が重い
たかにゃ…食べ物食べ物食べ物食べ物…
ちょいちょい欲望丸出しなコメントが混じってるな…
貴音、真、亜美、真美「「「「……」」」」ブツブツ…
小鳥「…あぁ…あなたまで私をおいていくのね…ちっちゃん…」ズーン
春香「あは…あはは…」
千早「ちひゃーが私を選んでくれたのは嬉しいのだけれど…」
伊織「くじ引きが…ね」
俺も他人事ではない。俺を選んでくれたのはこの二人にくらべれば比較的マシなメンツとは言え三匹の競合。両手に花、足元にクソと言ったところか。くじの結果次第では両手の花を放り投げて足元のクソを掴む羽目になってしまう。それに、俺にだってこの中に意中のぷちがいるのだ。
伊織と千早を選んだぷちはなかなか厄介なメンツ、特に千早は大当たりか大ハズレと、かなり厳しいくじになりそうだ。
響「社長!自分は指名してくれた子を両方飼うぞ。まこちーは自分が飼うつもりだった子だし、何の文句もないさー」ニコニコ
高木「ふむ。我那覇くんの宣言を認めよう。それではくじ引き抽選は三人か…通常のドラフトならここであの子たちにくじを引いてもらって交渉権の抽選を行う訳だが…今回はもう1つ違う選択肢を用意した。簡単に言えば、指名された君達の方がくじを引いて飼う子を選ぶ、という選択肢だ」
ザワザワ…
高木「私は常々思っていたんだよ。ドラフトの不条理な部分と言うか…自分の運命を目の前で最初から最後まで赤の他人に決められてしまうというのはどこか間違っているんじゃないか、と。指名された方が自分の手でくじを引ければ、たとえそれが望まない結果だとしても自分の運命として受け入れられるのではないか、と」
一理あると思う。重複指名を受けた選手がもし自分でくじを引けたのなら、あの涙の会見も、あの失意の入団拒否もあるいはなかったのかもしれない。
-
高木「どちらのくじ引きにするか選ぶ権利は指名された君たちに与えよう。さあ、どちらがいいかね?」
重複指名を受けた響以外の俺たち三人は、いずれも自分でくじを引く選択肢を選んだ。
伊織がうさぎのぬいぐるみをやよいを通じていおに渡す。
伊織「もしも私があんたを引けなかったら…うさちゃんはあんたにあげるわ。大切にしてね…」
いお『もっ…もっ』ギュ ウルウル
悲壮な顔の伊織と、ぬいぐるみを抱き締めて泣きそうな顔のいお。まさに運命のドラフトといったところだ。
高木「さて、それでは抽選といこうか。…と、その前に高槻くん、冷蔵庫の中に色々飲み物が入っている。みんなに冷たい飲み物をふるまってあげてくれたまえ。大事な決め事をする時は温かいものより冷たいものの方が良いと聞くからねぇ」
社長が抽選の用意をしているうちに、少し休憩。
亜美「たかにゃは亜美たちの事選んでくれるって思ったのに…」
真美「確かにまこちんの方がいっぱいご飯くれそうだけどね…」
真、貴音「「…」」ブツブツ
亜美たちはショックから立ち直ったみたいだが…真と貴音はいまだに相当落ち込んでいるようだ。二人とも自分の飼いぷちを溺愛してたからな。
飲み物が一通りみんなにいき渡った。いよいよ運命のくじ引き。
高木「今回のくじはこのゴルフボールを使用する。本物のドラフトは封筒を使用して『交渉権確定』と書いたものが入った封筒が当りくじらしいが、あの子たちがくじを引く場合、封筒だとあの子たちの手の構造上持ちづらそうだと思ってねぇ。あの子たちが比較的持ちやすそうで、なおかつ私の家にある物の中からゴルフボールを選んだ。ボールを入れる箱は貧相で申し訳ないが、ティッシュの空き箱を使用する。確か箱は3つだったね…」ガサガサ
ゴルフボールは封を切られていないものだった。
高木「高槻くん、開封を頼む」
ガサガサ…
やよいが開封し、中をみんなに見せた。3個入りの小さな箱が4つ、ボールは1ダースあるようだ。社長がやよいにくじに使うボールや箱を改めさせた。
やよい「特に怪しいところはないかなーって」
高木「それでは、私がこのゴルフボールにあの子たちの名前の最初の一文字を書いて箱に入れるので、その中から一つ選んで引いてほしい。引いたボールは私に見せたあと、あのカメラに向かって掲げてもらいたい。高槻くんには最初の一文字が重複している子がいないか確認をお願いしよう。私はイマイチあの子たちの名前を覚えきれてなくてねぇ」
やよい「ちっちゃんとちひゃーが同じ『ち』ですけど、指名でかぶってる子はいないみたいだから大丈夫そうですー」
高木「Pくんの指名の子の最初の一文字は、ち、ぴ、あ、水瀬くんの指名は…」キュッキュッ
..
スッ ゴロゴロ
いよいよか。緊張してきた。伊織も千早も緊張の面持ちだ。千早にいたっては顔を青くしている。
高木「それでは、中に入ったボールから1つ、選んでくれたまえ」
スッ
俺たち三人は一斉にティッシュ箱に手を入れた。
ゴロゴロ…
P(ん?!)
手を入れて中をまさぐった時、すぐに感じた違和感。
P(ボールが1つだけ、キンキンに冷えてる・・っ!)
ふと顔をあげると、伊織も千早も明らかに困惑の表情を浮かべている。
これは…当たりなのか?普通に考えれば社長が俺たちを騙して得などあるはずがない。ただ、俺たちはそれぞれ大ハズレも抱えている。俺は色情狂の金髪毛虫、伊織は腹黒電波の守銭奴、千早は問答無用のクソ害獣。もしかしたらこのボールは大ハズレを知らせる警告なのか?俺たちがそのボールの意図をはかりかねて戸惑っていた、その時
高木「高槻くん、もう一杯飲み物を貰えるかね?」
P「…!」
その時、俺はハッキリとこのボールの意図が分かった。
社長は既に俺たちにヒントを出してくれていた。
-
P「社長、では、俺から引きます」
スッ
俺は迷わず冷えているゴルフボールを引いた。
高木「どれどれ…ほう、Pくんが交渉権を得た子は…『ぴ』か」
P「ぴよぴよ、よろしくな」スッ
ぴよぴよ『ぴーっ!!』ヨロコビノポーズ
ちっちゃん『もー…もー!;;』ポロポロ
あふぅ『…ハンッ…』チッ
パチパチパチパチ…
俺の意中のぷちは、実はぴよぴよだった。つまり冷えたボールが正解だった訳だ。伊織と千早は社長のヒントに気づいているだろうか?念の為に俺からもヒントを出しておこう。
P「ふう…緊張したから喉がかわいたな」
やよい「何かもってきましょうか?」
P「悪いなやよい、飲み物ならなんでもいい。やよいに任せるけど、できれば…」
「一番冷えてるヤツがいいな」チラッ
伊織、千早「「!」」ピクッ
やよい「うー…そんなのわかんないですよー」
そう。社長の出したヒントとは、くじ引きの前に言ったあの言葉。
『大事な決め事をする時は温かいものより冷たいものの方が良い』
つまり、冷たいモノを選べ、と言う事だ。
伊織と千早にも今ので伝わっただろう。まずは伊織がくじを引く。
伊織「にひひっ、いお!当ててあげたわ!これからもよろしくねっ!」
いお『もっ、もっ!』ヨロコビノポーズ
こあみ『とか…』シュン
こまみ『ちー…』シュン
やよ『うー…』シュン
パチパチパチパチ…
続いては千早
千早「ちひゃー、これからもずっと一緒よ。ゆきぽは…選んであげられなくてごめんなさいね」
ちひゃー『くー!』ヨロコビノポーズ
ゆきぽ『ぽぇ…』シュン
パチパチパチパチ…
高木「いやはや…『絆』というのは目にはみえないだけで、本当に存在するものなのかも知れないねぇ」
しれっとそんな台詞を吐く社長。役者だな。
-
高木「一巡目は…残すは菊地くんと四条くんに似た子の交渉のみか…」
真「…え?」
高木「ん?」
真「あの…ボクあまりのショックで記憶がなんか曖昧なんですけど…何でボクがたかにゃを、みたいな流れになってるんですか…?」
たかにゃ『しじょー///』『不束者ですが』
真「いやいやいやいや…まこちー?まこちーは?」
高木「君が飼っていた子なら、我那覇くんと交渉成立して…」
社長がそこまで言った時
真「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!」
ビクッ…
真「何で!何でまこちーが響のとこに行くんだよっ!こんなのボクは認めないよ!まこちーはボクのなんだ!そうでしょみんな?!」
小鳥「真ちゃん落ち着いて…まこちーちゃんがいなくても、あなたにはたかにゃちゃんが…」オロオロ
真「イヤだよ!ボクはたかにゃなんか飼いたくないんだ!!ボクはまこちーしか飼いたくないんだよ!!!」
たかにゃ『しじょ?!』『ショック』
真「こんなのイヤだよ!こんなのノーカウント・・・!ノーカウント・・・・っノーカウントだよ・・・・っ!」ポロポロ
たかにゃ『しじょ…びぇ、びえ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!;;』
真「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ;;」
高木「いかんな…秋月くん、高槻くん、緊急の協議を行うので、社長室に来て欲しい。あと、当事者どうしが同じ部屋では揉め事があるといけない。我那覇くんはあの子たちがいる部屋に避難してもらいたい」
響「わ、わかったぞ!」
ザワザワ…
・・・・
真「まこちー…まこちー…!うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ;;」ジタバタ
真は駄々っ子のように泣き叫んでいた。そして、ぷち達の部屋では…
響『よしよし。たかにゃ、泣いてちゃ可愛い顔が台無しさー。ほら、こっちおいで』ダキッ
たかにゃ『び〜〜〜〜〜〜っ!!;;』ギュ
ちっちゃん『もー、もー!;;』ポロポロ
響『ちっちゃんもほら、もう泣かないで』ナデナデ
まこちー『…』ジー…
モニターの向こうのまこちーは、その様子をじっと見ていた。モニターの向こうで醜態を晒している元飼い主と、そちらの部屋で甲斐甲斐しく泣いているぷちの世話をする新飼い主。
P(どちらを選ぶかはもう明白だよな…)
バタン
そう思っていたその時、ドアが開き社長たちが出てきた。
-
高木「協議の結果を発表しよう。最初に断っておくが、これは強制ではなく、私個人の『強い要望』だと思って聞いてほしい。まずは、最初に決まった通り、我那覇くんはまこちーくんと、菊地くんはたかにゃくんと一度主従になってもらいたい」
真「…ぐすっ…だから…まこちー以外はイヤなんですよぉ…」グスグス
たかにゃ『ひっく…グスッ…;;』『断固』『拒否』
高木「話は最後まで聞きたまえ。その後、我那覇くん、菊地くん、たかにゃくん、まこちーくんの四者が合意した場合に限り、たかにゃくんとまこちーくんの交換トレードを認めようと言うのが私たちの協議の結論だ」
P(なるほど…あの事件の再現か…)
『空白の一日』と呼ばれたとある事件。怪物と呼ばれる投手を獲得する為に球界の盟主を自認する球団が使ったあまりにダーティな手段が日本中を騒がせた事件だ。確かに自分の要求をゴネて押し通そうとする今の真は当時の某球団そのものに思える。
高木「一応確認しておこう。菊地くんはどうしてもまこちーくんを飼いたい。そうだね?」
真「ぐすっ…はい…ボクは…ボクはまこちーがいいです…」グスグス
高木「よろしい。次は我那覇くん、この話が成立した場合、君はまこちーくんの代わりにたかにゃくんを飼う事になるが…どうだろう」
響『まこちーとお別れするのはちょっと残念だけど…たかにゃも良い子だし、ウチに来てくれるのは大歓迎だぞ!いつでもお腹いっぱいにしてはあげられないけど…それでもいいならたかにゃ、ウチに来るか?』
たかにゃ『ひっく…しじょ…』『光栄』『是非』
高木「ふむ…あとはまこちーくん次第だが…」
まこちー『まきょー!ヤー!ヤー!!』(まずは真さん、泣かせたたかにゃと迷惑をかけたみんなに謝って下さい!話はそれからです!)
真「ぁ…ごめん…たかにゃ…みんなも…ごめんなさい…」
たかにゃ『しじょ』プイ
まこちー『ヤーヤー!まきょー!』ガミガミ!ガミガミ!
その後もモニター越しにまこちーの説教は続いた。恐らくまこちーが真にこれだけ本音を言うのは初めてなんだろう。真はビックリしたような顔をしながらまこちーの説教を聞いていた。そして最後に…
まこちー『まきょ!ヤー!』(今言った事が守れないなら、私はいつでも真さんの元から出ていきます。それが私が真さんのところに戻る条件です!)
響『その時はまこちー、ウチにおいで。いつでも待ってるさー』
真「…ほんとに…今言った事全部守ったら…まこちーは戻ってきてくれるの…?」
まこちー『まきょ』コクン
高木「条件付きとは言え、四者間での合意は成立したものとみなして特例を認めよう」
真「まこちー、まこちー!うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん;;」
醜態を晒したとは言え、まこちーの中に真に対する情が少しは残っていたのか。それとも優しい響をこれ以上困らせたくなかったのか。ともあれ、社長の『強い要望』に沿うかたちで事態は収束した。
・・・・・・
-
うるさい真をまこちーごと家まで送り帰し、ドラフトは二巡目を迎える。
高木「本来のドラフトなら外れ1位と言うべきだろうが、ここでは2位指名としよう。秋月くん」
律子『はい、では発表します』
『第二回 選択希望飼い主』
パッ
ゆきぽ…亜美真美
あふぅ…社長
やよ…貴音
ちっちゃん…小鳥
こあみ・こまみ…貴音
ザワザワ…
おっ、ほぼ元の鞘に収まって、…あれ?あふぅの指名…え?!
ザワザワ…
小鳥「ちっちゃ〜んっ!もうこんな男の事は忘れてしまいなさい!いえ、私が忘れさせてあげるから!何にも気にしないで戻っていらっしゃい!」
…酷い言われようだな。俺は何もしてないのに。
高木「さて、四条くん。重複だが…?」
貴音「…」ブツブツ…
真があれだけ騒いだにも関わらず、貴音はいまだに自分の殻にとじ込もっていた。
貴音「…思えば私は事あるごとにあの子たちを連れて水瀬邸に押し入ってきました…その過程でうちの子たちが豪奢な水瀬邸に心奪われるのは無理からぬ事無理からぬ事無理からぬ事…」ブツブツ…
…怖いな。ちびきの友達の幽霊よりよっぽど幽霊みたいだ。
高木「四条くん?」
貴音「…所詮私は水瀬伊織の二軍…」ブツブツ…
高木「やれやれ…私たちの声では届かないねぇ。四条くんを指名した子たち、四条くんに呼びかけてあげてくれたまえ」
こあみ『ねーちゃ!』
こまみ『ちー…?』(やっぱり怒ってる…?)
やよ『うっうー…』(ごめんなさい…)
ピクッ…
貴音「…はて…?今私を呼ぶあの子たちの声が聞こえたような気が…そんな筈は…」
P「気のせいじゃないぞ。モニター見てみろ」スッ
貴音「…!!!」ポカーン
(゚Д゚)←みたいな顔をしたかと思いきや
貴音「…;;」ブワッ
大粒の涙をこぼしはじめた。忙しいヤツだ。
貴音「戻ってきてくれるのですね?今後は私、いつ如何なる時でも貴方達にとって一番の飼い主になれるよう…頑張りますから…;;」ポロポロ
高木「…これ以上何かを聞くのは野暮だねぇ。音無くんと四条くんは指名通りに交渉成立としよう」
パチパチパチパチ…
…さて、ある意味最大のサプライズについて聞こう。
P「と言うか、社長『飼い主志望届』出してたんですか?」
高木「おや?会議の冒頭で言わなかったかね?『今、会議室にいる者で全員だな。ドラフト会議参加者は』と。つまりそういう事だよ君ぃ」
ザワザワ…
食えない人だ。ドラフトに付き物の『隠し玉』まで用意しているとは。
高木「本当は誰も飼いたがらない子がいた場合の保険として私がエントリーしていたんだが…二位指名とは驚いたねぇ」
あふぅ『ナー、ナノー』(消去法っス。おじさんだけど男だから選んだっス)
高木「ははは、理由はどうあれご指名いただけたのは嬉しいよ。私で良ければ君、家に来なさい」
パチパチパチパチ…
とんだサプライズだったが、これであふぅの契約も無事終了した。さて、残りは…
-
ゆきぽ『ぽえ〜』オブオブ
亜美真美「「…え゛?!」」
高木「そうだねぇ…指名の理由を聞こうか」
ゆきぽ『ぷぃ。ぽぅー』(ゆきぽをここに連れてきてくれた人だからです)
亜美「あ…あの…」
真美「えーと…」
高木「うむ、君たちが飼っていた子は我那覇くんの家に移籍した訳だし、後釜としてその子を君たちの家で飼うのに特に問題があるとは思えないが」
P「確かにそうですね。今だから言うけど、亜美たちがたかにゃの面倒を見るって言った時、俺は『え?そっち?』って思ったっけ」
これはあの日からずっと、亜美たちに言ってやりたかった台詞だ。
亜美「あ、あのー…もし亜美たちが飼えないって言ったら…」
高木「もちろん、君たちには拒否する権利がある。まあ、そうなると三巡目の指名でまだ指名を受けていない天海くんが自動的に…」
春香「!!…私は真美たちが飼うべきだと思います。ゆきぽは真美が拾ってきたんだから、真美たちが飼うのは義務ですよっ!義務っっ!」キッパリ
ザワザワ…
そう、一番最初に自らの手で拾ってきたゆきぽを連れて帰らないで、一番最後に事務所に来たたかにゃを連れて帰った事自体がそもそもあり得ない話なのだ。
亜美「う…うあうあー…」
真美「ち、ちなみに真美たちもはるるんも『飼えない』って言ったら…?」
高木「うーむ…可哀想だがいらない子は処分するしかないねぇ。一匹で事務所に置いとく訳にもいかないし」
ザワザワ…
高木「本来ならこういう場合の為に私がエントリーしていた訳だが…いやはや、状況が変わってしまったからねぇ」
亜美「そんな…」
真美「で…でもでも!真美たちが良くてもパパとママに反対されたら…」
高木「君たちとこの場での契約が成立したあかつきには、私が君たちの家に出向いて直接ご両親にご納得いただけるよう説明しよう。契約書もかわすつもりだ。実はもう用意してある」ピラッ
P(手際が良過ぎるな…)
この企画は俺の目的の為に社長が立ち上げたものだったはずだが、社長は社長で別目的で動いていたようだ。
ゆきぽ『ぷうぅ…』ウルウル
高木「さあ、君たちの返事を聞かせてほしい」
亜美「…分かったよ…」
真美「ちょっ…!亜美、ヤバいって…!」
高木「…色々あったが、これで全ての子たちが飼い主と主従契約を結ぶ事ができたねぇ」
パチパチパチパチ…
春香「でも私だけ余っちゃったのはやっぱりちょっと悔しいなぁ、あははっ」
口ではそう言う春香だったが、その表情にはどこか安堵の色がうかがえた。
高木「亜美くん達は私が家まで車で送っていこう。ご両親ともお話をしなくては。君たちもあまり遅くならないうちに帰りなさい」
この日はこれで解散となった。
帰り道、俺の新しいパートナー、ぴよぴよは俺の側に…いない。俺の頭上の高いところを飛んでいた。抱っこして連れ帰ると間違いなく警察に連行されてしまうからだ。
P「…でも、それが俺がぴよぴよを飼いたくなったきっかけなんだよな…」
俺は頭上のぴよぴよを見上げ、一人呟いた。
・・・・・・・
-
次の日
P「おはようございます」
ぴよぴよ「ぴぃ」ペコリ
小鳥「あら、罪作りなプロデューサーさん、おはようございます。…ぴよぴよ、変な事されてない?」
ぴよぴよ「ぴ、ぴっ!」ブンブン
P「はは…おはようちっちゃん」
ちっちゃん「…もー」ペコリ
P(何だかこのメンバーだと気まずいな…早く律子来ないかなぁ)
アイドルの中にも気まずい今日を迎えている者が一人。
真「おはよー雪歩ー!今日も暑いねー!」
雪歩「そ、そうだね…どうしたの真ちゃん?何か今日、テンション変だよ?」
真「え?!そ、そうかな…」
真は昨日の件で流石にばつが悪いのか、ドラフト会議に参加していないあずささん、雪歩、美希に積極的に変なテンションで話しかけていた。
美希「あはっ、あふぅは玉の輿なの。社長の飼いぷちだなんてすごいって思うな」
あふぅ「ナノッ!」フンス
あずさ「うふふ。でも意外と言えばたかにゃちゃんも意外よね〜。どうして響ちゃんなのかしら〜」
真「あ、あずささん、それは…ちょっと…」
たかにゃ「しじょ」『姐御』
響「あ、姐御?!自分がか?」
真「はは…」チラッ
たかにゃ「…」プイ
P「ははは…」
無理もない。昨日のドラフト会議は既存の関係を全て壊して新しく組み直したばかりだ。そのうち時が経てばカドも取れて以前のように戻るだろう。雨降って地固まると言うしな。
そう考えていたその日の夕方…
ガチャ
小鳥「あら、亜美ちゃんに真美ちゃんに…ゆきぽちゃん、どうしたの?」
亜美真美「「…」」
ゆきぽ「ぽえぇぇぇんっ、…ひっぐ…ぷいー、ぷぃー;;」
制服姿の亜美と真美が、手のあとがついた真っ赤なほっぺのゆきぽを連れて事務所に現れた。
真美「ピヨちゃん、ちょっとゆきぽの事見てて。…兄ちゃん、社長さん、いる?」
P「ちょっと待ってくれ。今取り次ぐ」ガチャ
内線で社長にアポをとり、二人を社長室に案内する。
律子「ゆきぽ、亜美たちのお家で何があったの?」
ゆきぽ「…えぐっ…ひっく…ぽー、ぱうー…ぅぅ…;;」
ゆきぽは『自分は何も悪い事はしてないのにいきなり叩かれた』みたいな事を言っているようだが…
しばらくしてから、亜美たちが社長室から出てきた。その目は真っ赤だった。
亜美「…ゆきぽ、帰ろ」
ゆきぽ「ぽ…ぽやあ!ぽやあっ!」イヤイヤ!ギュッ
ゆきぽがイヤイヤとしながらほっぺの手当てをしていた音無さんの袖を掴む。
小鳥「ちょ、ちょっと亜美ちゃん?ゆきぽちゃん、お家に帰るの嫌がってるみたいよ?」
真美「…じゃあ、ピヨちゃんがゆきぽ飼ってくれる?」
小鳥「…ゆきぽちゃん、今日は大人しくお家に帰りなさい」ビッ
音無さんがゆきぽの手を振りほどく。それとこれとは話が別、とばかりに。
ゆきぽ「ぽやあっ!ぷや、ぽや、ぽやあーっ!!」イヤイヤ!イヤイヤ!
亜美真美「「…」」ガシッ
スタスタスタ…
ゆきぽ「ぽや」
バタン…
シーン…
-
俺たちが呆気にとられていると
ガチャ
社長室から社長が出てきた。
ザワザワ…
高木「あの子をひっぱたいたのは亜美くんたちのお母さんのようだ。まず、私が今聞いたあの子が起きてから亜美くんたちが帰ってくるまでの話をしよう。まず、あの子は昼前に起きていきなり亜美くんたちの部屋のドアを叩き壊したそうだ」
ザワザワ…
律子「ドアを閉めて学校に行っちゃったのね…」
基本事務所では、ぷちが通れるようにドアは半分開けられていた。
響「たかにゃはドアを開けられるからその感覚で出て行っちゃったんだと思うさー」
たかにゃはドアノブに飛びついて身体をひねってドアノブをまわし、ドアの横の壁を蹴ってドアを開けるという非常にアクロバティックなドアの開け方をする。
あずさ「それで手を上げたんですか?」
高木「いや、お母さんはそこは我慢したようだ。次はお昼ご飯だが、お母さんはたかにゃくんにいつもあげているようなご飯をあげたようだが、あの子の好物がなかったようで、あの子は終始ふてくされていたらしい」
たかにゃ「しじょっ?!」『言語道断』
雪歩「ああ…それで手を…」
高木「お母さんは『夕食は好きなものを食べさせてあげるから』と言ったらしい。それでその場は収まったそうだ」
亜美たちのお母さんは大人だな。俺ならとっくに手が出てる。
高木「ご飯を食べたあと、リビングをウロウロして、何故かテレビ台のブルーレイレコーダーを引き抜いてそのスペースに挟まって寝ていたとか。引き抜いたブルーレイは床に置きっぱなしで」
ザワザワ…
真「ゆきぽは狭いところ好きだから…」
やよい「うー…それはちょっと頭にきちゃうかなーって…それで手を?」
高木「そこはグッと我慢したそうだ」
ザワザワ…
あのバカ…何が『悪い事してない』だ。さんざん好き放題暴れて、お母さんは相当我慢してるじゃないか。
高木「これだけ我慢したお母さんの堪忍袋の緒が切れたのが、次に起きた出来事。あの子が台所のコンロと流しの間にある電気ポットの周りをウロウロしてたのを見かけたお母さんが慌てて駆け寄ったら、あの子が電気ポットのてっぺんをバシバシ叩いていて、床にはお母さんが大切にしていたティーカップが粉々になって中に入っていたであろう粉末茶と一緒に落ちていたらしい。うっかり落として割らないように大事に食器棚の一番下で保管していたのが仇となったようだねぇ」
千早「事務所のポットと同じシュポシュポ式だと思ってポットのてっぺんを押してもお湯が出なくてパニックを起こしてしまったのかしらね…」
春香「…これって完全にゆきぽが全部悪いよね…」
高木「昨日私が亜美くんたちのお家にお邪魔した時に紅茶を頂いてねぇ。割った器はその時の物と同じ物か?と亜美くんたちに尋ねたら、そうだと答えた。あのカップは確かウェッジウッドの物だったと思う」
貴音「はて?うぇっじうっどとは…」
伊織「英国皇室御用達のブランドよ。安いものではないはずだわ」
ザワザワ…
高木「実はウチの妻も高級な食器を集めていてねぇ。それで私も昨日のカップがウェッジウッドの物だと気づいた訳だが…私がもし誤って妻の大切にしているカップを割ってしまったらと思うと…ゾッとするよ」
大切にしていたカップが床に砕けて散乱していたのを見て、お母さんの中でも大切な何かが砕けてしまったのだろう。
高木「まあ、そんな事があって、『もうウチじゃ飼えないからまた事務所で引き取って欲しい』と亜美くんたちにお願いされた訳だが、キッパリとお断りした」
ザワザワ…
律子「…それは…そんな事があったのにまだ亜美たちのお家でゆきぽを飼わせるのは…」
高木「ふむ…そこで一つ私からみんなに質問をしたい。亜美くんたちの家で飼えない子を、どうして事務所では飼えると思うのかね?ドアを半開きにしているから?お茶とたくあんを常備しているから?潜りこめる隙間や掘っていい床があるから?高級な食器などないから?」
シーン…
高木「とんでもない誤解だ。この事務所は私の苦労と努力の結晶だと思っている。それこそ、亜美くんたちのお母さんのウェッジウッドのカップにも劣らぬ程の宝物だと思っている。私だって今までずっとその大切な事務所を蹂躙される度に歯をくいしばって耐えてきたんだ」
シーン…
高木「真美くんが拾ってきたんだから、真美くんたちが飼うのは義務、そう言ったのは君だったよねぇ、天海くん」チラッ
春香「は、はい…」
アイドルの春香からその発言が出たのは割と大きな事じゃないだろうか。
高木「私もその通りだと思うよ。今日の事は、本来なら真美くんがあの子を拾ってきたあの日に起きていなければならなかった事。それが少し遅れてしまっただけの事。いいね?」
・・・・・・・
-
ぴよぴよ「ぴぃ」
P「終わった?俺もあと少しだからちょっと待っててな」
ぴよぴよ「ぴっ」コクン
何だかんだでバタバタしたので、俺とぴよぴよは二人で残業中。
高木「…おやおや?仲睦まじいようで何よりだねぇ。『仲良き事は美しきかな』とは良く言ったものだ」ニヤニヤ
…社長がいつの間にか俺たちの背後にいた。確かあの日もこんな感じだったな。
以下回想
ドラフト会議の一ヶ月ほど前、同じように残業していた俺とぴよぴよ。始まりは何気ないものだった。
P「ぴよぴよって、他のぷちと違ってスキンシップ苦手だよな。あれって何で?」カタカタ
ぴよぴよ「ぴー。ぴっ?ぴぃ。ぴい…」(最初にPさんと会った日。私がPさんとスキンシップした瞬間、Pさんが警察に連行された事があったでしょう?あれから私がスキンシップをしたらPさんが警察に連行されるような気がして、それが何だか怖くて…)カタカタ
…確かに、最初に会った時に俺はぴよぴよを肩に乗せて、ぴよぴよは俺に頬ずりしてくれたよな。そしてその直後、俺は警察に連行されたっけ。
スキンシップを嫌がる理由が俺を思っての事だと分かり、俺はぴよぴよが急にいとおしく思えてきた。
「家に来ないか」と言う俺と、「ゆきぽとあふぅをほったらかしに出来ない」と言うぴよぴよ。その時も社長はいつの間にか俺たちの背後にいた。
「雇用主としては従業員の仲をとりもつ義務がある。私が一肌ぬごう」
と言って社長が企画したのが、このドラフト会議という訳だ。
回想終わり
P「お陰様でぴよぴよと一緒になれました。ありがとうございました」ペコリ
ぴよぴよ「ぴぃ」ペコリ
高木「礼には及ばないよ。私はただ、君たちの仲人役としてのつとめを果たしただけだ」
P「俺にはそれとは別の意図もあったように思えますが…」
高木「はは、まあ順をおって説明しよう。まず、あの子たちの一位指名は君の調査であらかじめ私は知っていた」
実は各ぷちの一位指名は意識調査の時に聞いていた。出口調査ならぬ入口調査だ。俺は興味がなかったので内容はあまり覚えていなかったが。
高木「その調査結果をもとに考えた結果、まず君たちを一緒にするという目標の妨げ、これを排除しようと考えた。そうすればおのずと道は拓けるからねぇ。一つはぴよぴよくん以外の事務所住みの子たちをどうするか。もう一つは菊地くんがやってみせた会議そのものを無効と主張する流れが起きない為にはどうすればよいか。まずは後者の方。相思相愛の者たちを引き裂いてしまえば間違いなくその気運は高まってしまう」
P「それで、あのボールを冷やす細工を…」
高木「サッカーの国別世界一を決める大会で開催国が有利なグループ分けになるようにとる手段だとまことしやかに囁かれている手でねぇ。…この話、ぴよぴよくんの前でしても平気かね?」
P「そういった経緯も昨日ウチで話したので大丈夫です」
ぴよぴよ「ぴっ」コクリ
P「…むしろそれならそうと最初から俺にだけ教えてくれても…人が悪いなぁ」
高木「はははっ、知らなかったかい?私は人が驚くのを見るのが大好きでねぇ。冷たいボールが手に触れた時の君たちの驚いた表情といったら!…それに、アイドル達に事あるごとにドッキリまがいの事を仕掛けている君だけには言われたくないねぇ」
P「はは…それを言われると…」
高木「話を元に戻そう。トリックは簡単、ゴルフボールを高槻くんに改めてもらったあと、ティッシュの箱を改めている隙に3個入りの箱の1つを冷やしておいたものとすり替えるだけだ。これで君たちを含む相思相愛の三組は問題なく結ばれる。それを察して水瀬くんと如月くんにヒントを出した君の機転もなかなか見事なものだったよ」
なるほど、3個入りをまるっと1箱すり替えた訳か。こちらの部屋に律子ではなくやよいを付けたのは社長が事を仕掛けるにあたって与し易いと判断したからなのかもな。
高木「恐らく、自分で引く選択肢があればみんなそちらを選ぶと考えた。自分で飼う子は自分で選びたいのが人情だからねぇ」
P「でも、冷えたボールを仕込めるのは3個ですよね?もし響がくじを希望したら…」
高木「そこだけが唯一、賭けだった。両取りもしくは我那覇くんが抽選で彼女に似た子を引けばオーケー、まこちーくんは元の鞘におさまると踏んでいた。もし我那覇くんがくじでまこちーくんを引いていたら物凄くややこしい事になっていただろう」
確かにちびきが残ると面倒な事になりそうだ。
-
高木「菊地くんの物言いは想定の範囲内だった。そこで参考にしたのがドラフト史上の汚点と言われるある事件だ」
P「『空白の一日』ですね?」
高木「ほう?良く知っていたね。君の生まれる前の話だが…」
P「10年くらい前、お酒のCMでその事件の当事者二人が出演した事があったじゃないですか?ウチの父親が『この二人、いろいろあったんだよ』って感慨深げに言ってて。調べてみた覚えがあります」
高木「あのCMは本当に衝撃的だったねぇ。いかにも、私が参考にしたのはその『空白の一日』だ。問題はまこちーくんがどのような選択をするかだったが…例え拒否しても誰かしらがまこちーくんを説得して、まこちーくんもそれに従う流れになっていたと思うよ」
P「二巡目であふぅが社長を指名したのもビックリしました」
高木「ここからは前者について説明しよう。一巡目で君と菊地くんが消えるのは分かっていたからねぇ。そこで隠し玉の私の出番だ。あの子は自分の意思で消去法で私を選んだと思っているようだが、私が消去法で私を選ばせたようなものだ。幸い、一日のほとんどを寝て過ごしているし、飼うのは楽だよ。…発情期の時に妻とひと悶着なければいいが…」
P「二巡目は元サヤが目立ちましたね。ゆきぽが亜美たちを指名するのは…」
高木「繋がりから言えば当然と言えるだろう」
P「でも…大丈夫なんですか?このまま亜美たちのご両親が黙ってるとは…」
高木「亜美くんたちのお父様は聡明な人だ。だが、契約の話なら契約社会の芸能界で長くやっている私に一日の長がある。あの契約書は弁護士も交えて作成した本格的なものでねぇ。最低限の説明義務も果たし、許可を得てその一部始終を証拠として録音してある。まあ、最初に『この子はたかにゃくんと同じ生き物』と言ったら割とすんなり受け入れてくれたがねぇ」
…本当に最低限ギリギリの説明しかしてないんだろうな…双海家的には賢くてしつけもバッチリのシェパードあたりをとりあげられて『同じ犬』と言われバカでしつけもロクにされていない土佐犬あたりを押し付けられたようなものだと思う。
高木「仮に裁判をおこしてもそれに費やす費用や時間に対して得るものはあまりに少ない裁判になるだろう。聡明な双海さんなら泣き寝入りを選ぶだろうねぇ。長くなったがこれが事務所住みの子たちをどうするか、の答えだ。…話は変わるが君ぃ、亜美くんたちの今後のスケジュールを調べて、仕事は代役を立てておいてくれたまえ。あの二人がこの事務所に来るのは恐らく今日で最後になるだろう。あの様子だと一週間もたずにあの子は殺処分になるだろうからねぇ。飼えると見栄を切って連れて帰って結局殺処分では他のアイドル達にあわせる顔などあるまい」
P「少しだけ可哀想な気もしますけどね」
高木「今さらそんな事を言わないでくれたまえよ君ぃ。契約書を作成したり私のエントリーをもしもの為の保険と言い張ったり天海くんを煽ったりと私も苦労したのだからねぇ」
P「社長…やっぱりこっちをメインに動いてたんじゃ…」
高木「さあ、どうだろうねぇ。まぁ結果は上々だし、そんな事はどちらでもいいじゃないか。それとも、こういった悪企みは嫌いかね?」
P「いえ…ただ、社長は敵にまわしたくないなぁと」
高木「ははは、よく言われるよ。『味方にすると頼りないが、敵にまわすと厄介』だってね。さて、頼りない君たちの味方はこれで失礼する。あまり遅くならないように」
あふぅ「zzz…」
バタン
社長はあふぅを抱えて帰っていった。
-
まあ、亜美たちに関しては仕方がない、と思う。ゆきぽを拾ってきて今まで知らん顔して過ごしてきた罰だ。ちかたないね。
亜美たちの仕事は今回のMVPである姐御こと響にまわそう。これでたかにゃにお腹いっぱいご飯を食べさせてあげられるといいな。
ぴよぴよ「ぴよ、ぴっ、ぴー…」(私たちの仲を取り持つのとゆきぽの追放は同時進行だったんでしょうね。『二兎を追う者は一兔をも得ず』って言いますけど…)
P「あの人にとって二兎は追う対象じゃなくて手練手管で誘いこんで囲いこんで搦め取る対象だからな。知識だけならちっちゃんやぴよぴよの方が上だろうけど、こういう話になると社長はやっぱり老獪だよ」カタカタ
あの961プロの黒井社長がウチみたいな弱小事務所を目の敵にするのも、敵にまわった時のウチの社長の怖さを知っているからかもな。
仕事が終わった。帰り道の方向は一緒だが陸路と空路にわかれるので、事務所で夕食を何にするか決める。
P「ぴよぴよ、何か食べたい物ある?」
ぴよぴよ「ぴぃ…ぴっ」(特に希望は…お任せします)
P「うーん、じゃあ…」
俺も特に希望はないが、何か決めないと…そうだな
「冷たい麺にするか。俺たちの仲人も『決め事をする時は温かいものより冷たいものの方が良い』って言ってたし、な」
第一回765プロ チキチキ ぷちます!ドラフト会議 終わり
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>>117
乙です
まこちー冷静すぎワラタ
やよは確かに腹黒電波なぷちになりましたね
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>>117 乙です
一部の飼い主とぷち達の身勝手さが前面に出ている良ssでした
このスレでの社長はこういう役回りがよく似合いますね
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>>117
乙です。
凄く面白かったです。
真とゆきぽ腹立ちますねえええええ。
社長とまこちーカッコ良かったです。
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まずタヌキモグラは死ね話はそれからだw
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クソP「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
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かっかぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
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社長「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
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ベチャベチャ
ゆきぽ「ぷやぁぁぁぁぁぁぁぁ;;」キタナイヨー
やよ「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ;;」キタナイデスー
いお「もぉ;;もぉ;;」キタナイワヨ
ウンコがかかってしまったようです。
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面白いSSありがとうございました。
ぷち達は事務所とペットモデルやタレントとして契約を交わしてる訳ではなさそうなのに、タヌキモグラなどはレギュラー番組のラジオを雪歩と一緒に担当してますよね。
いっそのことぷち達もアイドルと同じように契約を交わせば良いんじゃないかと。
芸能事務所という場所で「食って寝て遊べ」が通用する訳ないんですし。
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最近なのか昔からなのか分からんけど、純粋な虐待ssより単純に読み物として面白いようなssの方が受ける傾向あるよね
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P「今日はみうらさんの誕生日だ!おめでとうみうらさん!」
みうらさん「うふふ」
みうらさんは嬉しそうです
ゆきぽ「ぷぅぅぅぅぅぅ」ゆきぽの時は祝ってくれなかったくせに・・・
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>>128
単純にお前の誕生日がおめでたくなくて祝うに値しないからだよw
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>>129
ゆきぽ「ぷえっ!?ぽえぽーえ!ぽえぽえ!」そんな事言うなんてひどい!ゆきぽの誕生日もみうらさんの誕生日も等しくおめでたいんだよ!
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>>130
あふぅ「ハンッ!ナノ!ナーノッ!」
(何度言われても穴掘り止めないで修繕費出させてる癖してお前ごときがみうらさんと同格?
みうらさんに失礼だタヌキモグラ!)
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>>131
ゆきぽ「ぷいー!ぽんがあー!」
私を散々いじめてたあふぅに言われたくない!
P「いやあふぅが今言った言葉は正論だ、それにあふぅは反省して変わったんだ、変わらず迷惑をかけ続けるお前の方がよっぽど迷惑だ」
ゆきぽ「ぽ・・・・ぽ・・・・ぽ・・・・ぷぇぇぇぇぇぇん;;」ひどい!ひどいよー!
バキッ
ドアを壊してタヌキモグラは外へと駆け出していった
ゆきぽ「ぷわぁぁぁぁぁぁぁぁん;;ぽぇぇぇぇぇぇぇん;;」
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>>132
あふぅ「ハンッ!ナーノ!」
(あの程度で泣き出して出ていくぐらいなら初めから穴掘りなんかやるんじゃねー雑魚タヌキ!)
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>>133
P「ははは、まったくだな」
あふぅ「ナノッ!」
ゆきぽ「ぽぇぇぇぇぇぇん;;ぽぇぇぇぇぇぇん;;」
どうして追いかけてきて抱きしめてくれないのと思いながらゆきぽは走っていきますそこに・・・
犬A「ワンワン!」
犬B「バウバウ!」
犬が現れました
ゆきぽ「ぷぃぃぃぃぃぃ」ガクガクブルブル
絶対絶命のタヌキモグラ、これからどうするのでしょうか。
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ダンガンロンパみたいにぷちどる同士でコロシアイする様を見てみたい
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>>134
タヌキモグラはスコップを出して攻撃しようとするも
石に躓いて転び、スコップを手放してしまう
そこに犬二匹が噛み付きに来る
-
>>136
ゆきぽ「ぽぇぇ」ガクガク
犬A「ワオーン!」
ゆきぽ「ぽえっ!」タタカワナキャ
犬B「バウッ!?」
コケッ
ゆきぽ「ぷげっ!」イタイ
ああ、石に躓きスコップを手放してしまいました
犬A、B ガブガブ
ゆきぽ「ぽぎゃああああああああああ!ぴぎゃああああああああああ!」
そしてこのまま今まで悪逆非道な行いを働いてきたタヌキモグラは犬のエサになりました。
おしまい
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野良犬でも全生物の癌食わせてかわいそう(変な病気がはやらないといいな)
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↑かからないとの間違いだw
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その後、犬二匹は死にました
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今更ながら「可愛がった末に」「真ん中のゆきぽ親子」「小学校のゆきぽ」「大雪の夜」「事務所の嫌われ者」「真夏の陽の下で」 の全部が同一作者さんだって知って戦慄してる...
ゆきぽ虐待ssの天才過ぎでしょ、この作者さん
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>>141
過去ログを見てみたときに思いましたが、あの作者さんは凄い人です。
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ゆきぽ「ポギャ━━━━m9(^Д^)━━━━━ !!!!」
ゆきぽは、嘲笑い方を覚えてしまったようです
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よし死ね ボカッ!(全力で顔面パンチ)
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>>144
ゆきぽ「ぽぎゃーーーーーー!?!?」
(10m近く後ろへ吹っ飛び)
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>>145
窓ガラスを突き破ってまっさかさまに転落
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>>146
ゆきぽ「ぽぇ…!?ぽやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!…ぽぎゃっ!」
頭から落ちる寸前に向きが変わり、背中から地面に叩きつけられ
「ぽ……ぇ…………」
全身にガラスによる切り傷と顔面と背中に痣ができ、内蔵も負傷しています
しかしピクピクと痙攣していてまだ生きています。大した生命力ですw
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