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ゆきぽ いじめ・虐待専用スレ 二匹目

1名無しさん:2014/12/28(日) 20:54:19 ID:TwY.BIKo
ゆきぽ(ぷちます版雪歩含む)の精神的・身体的・性的ないじめ,虐待,陵辱,拷問,四肢切断,スカトロ等々、本スレ・キャラスレ・エロパロスレに書けないような妄想を垂れ流す隔離系スレッドです。

虐待以外のゆきぽSSは事前にスレ住人と相談の上で投下の可否を決めて下さい。

虐待ネタが嫌いな方は見ないで下さい。

気に入らないネタがあっても非難せずにスルーしてやって下さい。

ゆきぽ以外のアイマス系いじめ・虐待の話題は別スレでお願いします。

ぷちます! 隔離スレ・SSまとめwiki( http:putimaskakuri.wiki.fc2.com/m/ )

803悩みの種:2015/09/26(土) 16:14:00 ID:7Jj7dGpE
P「これは……」

茫然と畑を見つめるみんな。

やよい「あ……あっ……」

やよいが嘆きの声をあげます。

最初に動いたのは千早でした。真っ青な顔をしてメロン畑に近づきます。そして

スポッ

ゆきぽ「んゅ……ぽ、ぇ」

ベダンッ!

ゆきぽ「ぽぐうっ!……う……ぅ……っ」

ゆきぽを引っこ抜き、固いコンクリートの地面に叩きつけました。

千早「何をやっているのかしら?」ワナワナ

ゆきぽ「ぷぎぎ……ぽぐぐ……ぅぅ……」イタイ……イタイ……

ダッ

響「何やってるのかって聞いてるさー!答えろ!」

バチイィィンッ!!

ゆきぽ「ぽぎいぃぃぃいっ!」

畑の被害を確認するPさんと伊織。伊織も今すぐゆきぽに報復をしたいところでしたが、まずは現状の確認を優先しました。

伊織「どう?状況は」

P「下のシートまで破られてるな……この畑はもう使えない。メロンの方も食われてるな……失敗しないように育てるのは一玉だけにしといたのに……」

ダッ

伊織「どうしてくれんのよアンタはッ!」

バチイィィンッ!!

ゆきぽ「ぽぎゃあっ!ぷいー、ぷいぃぃぃぃっ;;」イタイッ!ヤメテヨー

どの作物も育っており、今日にでも収穫をしようと考えていた矢先の出来事。みんなショックと怒りで爆発寸前です。

P「雪歩、ちっちゃんに新しく栽培用具一式注文してもらうように伝えてくれ。一からやり直しだ」

雪歩「予備のは使わないんですか?」

P「とりあえず予備のに今から種を植えて、新しいのが来たら移し変えよう」

亜美「やよいっち、元気出して……」

やよい「……」シュン……

P「やよい、残念だけど、また一からやり直しだ。旬が過ぎてしまうから一番美味しいメロンは食べさせてあげられないかも知れないが……出来る限りいいものをつくる、約束するよ」

やよい「……」コクン

ゆきぽ「ぽえぇぇぇん、えぐっ……ぱうぅぅぅぅ〜っ!;;」ビービー

春香「うるさいッ!」バチイィィンッ!!

この後、傷付いたメロンの株は撤去、予備の畑にやよいの手で種が植えられました。

804悩みの種:2015/09/26(土) 16:15:05 ID:7Jj7dGpE
ギイィィ……

律子「プロデューサー殿、いったい何が……ッ!」

律子が他のアイドル達やぷちを連れて屋上へ。これで全員が屋上に到着しました。

貴音「あぁ……向日葵が……種が……」ブツブツ

真美「あー!スイカ割られてる……チョー最悪……」

真「まこちーがせっかく頑張って綺麗に育てたのに……」

まこちー「まきょ……」シュン……

みんな一様に畑の惨状を嘆きます。一通り嘆いた後に芽生える感情は、怒り。

ギロッ

ゆきぽ「ぽ……ぱうぅ……」ガタガタ

怒りの視線がゆきぽに向けられます。

あずさ「あ、あらあら、みんな落ち着いて……」

P「そ、そうですよ。また俺がやり直せば……」

雪歩「やよいちゃん、元気出して……」

この三人は現状に対する怒りより周りへの気遣いの気持ちが先に立つタイプのようです。

いわゆる『お人好し』ですね。

でも、この状況では、お人好しの意見は聞き入れられないものです。

律子「こんな事されて落ち着いていられますか!」

美希「やり直せばいい、だなんて!もっと怒ってもいいって思うな!」

真美「やよいっちに元気出せ、なんて無理っしょ→」

三人「「「はい……」」」

あふぅ「はにぃ〜♪」ベタベタ

ドサクサに紛れて発情している子もいますが……

そんな空気の中、やよがスイカ畑に近付いて行きます。

貴音「やよ?拾い食いはおよしなさい!」

やよは砕かれていないスイカを叩き

やよ「うっうー!」

音が変わりました。食べ頃です。

と、みんなに告げました。

P「お、おお、そうかそうか。じゃあ早速収穫しよう。とりあえず二玉」

あずさ「た、楽しみですね〜。美味しくできてるかしら〜」

雪歩「冷蔵庫に二玉入りますか?」

P「水で冷やした方が美味しいみたいだから、シンクに水をはって昼まで冷やそう。みんなは事務所で待っててくれ」

響「プロデューサー、ゴーヤも収穫していい?こっちも食べ頃なのがあるぞ。材料買ってきて、ゴーヤチャンプルー作ってみんなに食べてもらいたいさー」

P「お、頼めるか響」

雪歩「あ、じゃあ私、材料買ってきますね」

あずさ「響ちゃんの料理も楽しみね」

響「期待してて。自分完璧だからな!本場の味を楽しんでもらうさー」

P、あずさ、雪歩(ホッ……)

とりあえずこの場がおさまりそうでホッとする三人。お人好しは気苦労が多いですね。

805悩みの種:2015/09/26(土) 16:16:15 ID:7Jj7dGpE
律子「そう言う事なら……響、ちょっと……」ボソボソ

みんなはまだ、怒りの感情は燻っていますが、作物の方に興味があるので、ひとまず鉾を納めます。

ゾロゾロ……

みんなは事務所に戻ります。Pさんと響は収穫の準備。

チョキチョキ

P「よし、スイカはこれで後は運ぶだけだ」

響「ゴーヤもOKさー。プロデューサー、スイカ一個自分が持つぞ」

収穫を終えて事務所に戻ろうとする二人、でしたが……

ゆきぽ「ぽえぇぇぇん、ぐすっ、ヒック……」メソメソ

響「どうするさー、アレ」イラッ

被害者ヅラでまだメソメソ泣いているゆきぽ。響はイライラを隠せません。

P「俺が抱えて戻ったら、またカドが立ちそうだな……ゆきぽ、泣き終わったら自分で事務所に戻ってこい。あ、その前に……これは俺が預かっておく」

スポッ

メロン畑に深々と突き立てられたスコップを回収するPさん。

ゆきぽ「ぽやぁー、ぷいー、ぷいぃぃぃぃっ!;;」ダメダメ! カエシテヨー!

響「プロデューサー、あいつ一発だけ蹴っ飛ばしてもいいか?」イライラ!

イライラを募らせる響。ゆきぽの言葉が分かるだけに尚更苛立っているようです。

P「まあまあ……これから収穫したものを食べるんだから、そんな事した後じゃ気分的に美味しく食べられないぞ?ゆきぽ、先に行ってるからな。お前がドアに空けた穴から事務所に戻ってこい。……行こう響」

響「プロデューサーがそう言うなら。……別に戻って来なくてもいいからな、ゆきぽ」

P「おいおい……」

ギイィィ……ガチャン

収穫を終えた二人が屋上を後にします。

ゆきぽ「ぽえっ……ぽぇ……えぐっ……えぐっ……」ベソベソ

暫くそうして泣き濡れていたゆきぽでしたが、季節は真夏、今日も強い日射しが照りつけています。

ゆきぽ「ひっく……ぽぇ」スクッ

暑さには勝てません。ようやく立ち上がったゆきぽ。ポテポテと歩きながら、事務所を目指します。

もうみんな、怒ってないかも知れない

そんな淡い、愚かな期待を胸に抱きながら。

806悩みの種:2015/09/26(土) 16:17:13 ID:7Jj7dGpE
今日はここまで。続きは近日中に

807名無しさん:2015/09/26(土) 17:12:11 ID:LbpHQAbE
ひとまずおつ
気になる引きですな

808名無しさん:2015/09/26(土) 23:27:09 ID:N1VMLyLM
乙。続き気になるのぅ。どういう形で惨たらしく死んでいくのか楽しみだ。そして名言が生まれたな「ゆきぽはただのスコップ掛け器」

809名無しさん:2015/09/26(土) 23:53:29 ID:ugVi0ZxY
おつぽー!早く続き読みたくなる作品ですね!

810名無しさん:2015/09/27(日) 00:16:00 ID:VuXkDozc
おつ。畑の番人を思い出した
どう始末されるのか楽しみ

811悩みの種:2015/09/27(日) 08:13:04 ID:FPVyxO1c
ワイワイキャーキャー

ゆきぽが事務所の前まで来ると、楽しそうな声が聞こえてきました。

『初めてにしては上出来だな』

『うん、美味しく出来てますよ』

『ゴーヤチャンプルーも美味しいわ』

『響、料理上手だよねー』

『そう言ってくれると嬉しいさー』

『あなた様、スイカが何切れか残ってますが……頂いても?じゅるり……』

『ああ、貴音には悪いが一切れは食べ頃を教えてくれたやよに、残りは畑の監視員をやってくれたたかにゃにあげようと思う。助かったよ、ありがとう』

『うっうー///』

『しーじょっ///』

……

ゆきぽ「ぽふぅ〜……」ホッ

(良かった、みんなもう怒ってないみたい)

楽しそうな事務所の様子から、ゆきぽはそう判断しました。そして

ゆきぽ「ぽえー///」トテトテ

ニコニコしながらドアの穴をくぐり事務所へ。すると

シーン……

楽しそうな空気が一変しました。

ゆきぽ「ぽぇ?」キョトン

ゆきぽは何故皆が黙ったのか理解できません。みんなが怒っている事は理解できていましたが、怒ってる原因が自分だとは考えもしません。

(もうみんな、怒ってないよね?何か良い匂いがするな、ゆきぽにも食べさせてくれるかな?)

そんな事を思いながら事務所を見渡します。

律子「ああ、そう言えば私、『作物ができたら食べさせてあげる』って言ったわよね。響、あげてもらえるかしら?」

ゆきぽ「ぽ?ぱぅーーっ!」キラキラ

響「まあ勝手に屋上に上がって食べちゃったけどな。ゆきぽがまだ食べてない実があるぞ、はい」コトッ

響はそう言って、ゆきぽの前に皿を置きます。

ゆきぽ「ぷりゅう〜ぃ!」にへらっ

しましまのより美味しいのかな?網目のより甘いのかな?

期待に胸を高鳴らせながら、スライスされ皿に盛られた実を一口。

パクッ シャリシャリ……

ゆきぽ「ぽ、え?」

ブーッ!

ゆきぽ「けほけほっ、……ぽ、ぽ、ぽえぇー?!」

いつかこあみとこまみにお茶とすり替えられて飲んだものと同じ味。つまり、その実はとても苦かったのです。

ゆきぽ「ぽぇ!ぽぽぇっ!ぷぃー!」プンスカ

あまりの苦さに怒りだすゆきぽ。甘ったれのゆきぽにとって苦い味は、イタズラの味なのです。

(イタズラしないで!こんな不味いのやだ!)

そう訴えた、次の瞬間

812悩みの種:2015/09/27(日) 08:14:35 ID:FPVyxO1c
ドカン!!

ゆきぽ「ぼぎゃっ!!?」イタイヨー

何者かに殴られて吹っ飛ばされました。

ゆきぽ「ぱ、ぱうぅ…!?」

まこちー「まきょー!」

目の前にはまこちーが立っていました。いえまこちーだけではありません。

ちっちゃん「めっ!」

ぴよぴよ「ぴ!」

たかにゃ「しじょっ!」

ちびき「だっぞー!」

こあみ「とかー!」

こまみ「ちー!」

いお「キー!」

やよ「うっうー!(低音)」

ちひゃー「くっ!」

みうらさん「あら〜!」

はるかさん「ヴぁーい!」

あふぅ「はにぃ♪」スリスリ

真「……あふぅ、ほらほら、みんな向こうに行ってるよ?だから離れて……」

ゆきぽを非難するように、ぷち全員がまこちーの後ろからゆきぽを睨みつけます。
一匹でさかっているアホ以外は……


ゆきぽ「ぽ、ぽえぇ?」オブオブ

(何するのまこちー、痛いよ。それに他のみんなも……)

ゆきぽはオブオブと説明を求めます。

(不味いって何だ!一人だけ屋上で何もしなかった癖に!)

(私たちもその実を食べた。ちょっと苦いけど美味しかったよ。吐き出すなんてひどい)

(Pさんが一生懸命つくったのにケチつける気?)

ゆきぽ「ぽうぅ……?」

ぷち達はゆきぽが屋上への出入りを禁止されているのを知りません(一部を除く)。

何もしないで事務所でゴロゴロしてて、その癖にPさんが一生懸命育てた作物を食べ、挙げ句その作物にケチをつけている、と言う認識でした。
みんなで大切にお日さまに当てたスイカを砕かれた事もゆきぽへの嫌悪に拍車をかけています。

ゆきぽ「ぽ、ぽー!」スッ

(そんな事言うなら、これ食べてみてよ!本当に苦いの!)

(そんな事ない!)

(それはゆきぽが屋上で何にもしなかったからだ!)

口々にゆきぽを非難するぷち達。

響(まあ、ゆきぽのは固くて色が濃くてイボが密集してる一番苦そうなゴーヤをそのまま切っただけだからな。他のぷち達が食べたのは、あんまり苦くなさそうなゴーヤをわたを取って塩もみして茹でて苦味を抑えてるし、味付けもしてある)

屋上で律子が響に耳打ちしたのは

『一番苦そうなゴーヤを一本選んで欲しい』でした。

響(律子も人が悪いさー。これでゆきぽはぷち全員も敵にまわしたな……)

律子「はいはい、それはゆきぽの分だから、他の子は食べちゃダメよ。ゆきぽは黙ってソレ全部食べなさい」

ゆきぽ「ぽえぇっ?!」ガーン

ゆきぽ「ぽー!ぽぽー!」オブオブ!

(待って!これ本当に苦いんだよ?絶対おかしいよ!)

ゆきぽは尚も抗議の声をあげますが

ムシャムシャ

たかにゃ「しじょっ!」『美味』フンスッ

ゆきぽ「ぁぅぅ……」

ゆきぽの目の前でゴーヤを食べてみせるたかにゃ。もちろん苦味が少なくなるよう調理された方のゴーヤですが。

813悩みの種:2015/09/27(日) 08:17:47 ID:FPVyxO1c
(ゆきぽも早く食べろ!)

(たかにゃも美味しそうに食べた。不味いなんて言って残したら許さない!)

ゆきぽ「ぅぅ……」シャクシャク ゴクリ

ゆきぽ「ぽえぇぇぇ〜ん;;」ニガイ……マズイ……

他のぷち達の冷たい視線を浴びながら、苦いゴーヤを食べるゆきぽ。

苦くて不味くて、辛くて悲しくて堪りません。

律子「ゆきぽが食べ終わったら、ちょっと話があるわ。ぷち達はゆきぽがソレをどこかにこっそり捨てないように見張っててちょうだい」

P「話って、もしかして……」

律子「ゆきぽの処遇ですよ。お咎めなし、とはいかないでしょう?」

……

30分ほど経って、ようやくゆきぽがゴーヤを完食しました。

苦いのに加え、ゆきぽは少食、空腹ならまだしも、朝、お腹いっぱい食べたのです。最後は目に涙と額に脂汗をいっぱいに浮かべてやっと完食しました。

ゆきぽ「げほげほっ、ぽうぅ……;;」ニガイヨー……

律子「あら、全部食べたのね。それじゃ、さっそく話し合いを。……その前に、美味しい作物を作ってくれたプロデューサー殿に、みんなからささやかなお返し、プレゼントがあります」

P「ん?」

大きな布が被せられた、これまた大きな箱状のものが、台車に乗せられ運ばれて来ました。

春香「……あははっ、あんまり隠せてないかも……」

Pさんも大体見当はついていますが、分からないふりをします。

P「ずいぶん大きいな。中身は?」

亜美「んっふっふ〜、これはねー」

真美「じゃーん!」

バッ

布を引っ張る亜美と真美。

布の下には真新しい用具箱がありました。

P「おお……凄いな。高かったんじゃ」

千早「みんなでお金を出し合って買いました」

美希「これからも畑仕事、頑張って欲しいな」

伊織「薔薇の方も期待しているわ。綺麗に花を咲かせるのよ……」

「……私達もね///」ボソッ

真美「ん?いおりん、何か言った?」

伊織「な、何でもないわよっ!」プイッ

814悩みの種:2015/09/27(日) 08:19:35 ID:FPVyxO1c
律子「プロデューサー殿、開けて中を見てみて下さい」

P「どれどれ、うん、使いやすそうだな。ものを吊るす為のフックもついてるし」

律子「我が儘で迷惑なスコップ掛け器より、ずっと役に立つと思いますよ」

P「おいおい……」

真「そう言えばゆきぽのスコップ、没収したんですよね」

貴音「ええ、此方に」スッ

律子「じゃあフックに掛けて屋上に運んじゃいましょう。みうらさーん」

みうらさんのワープで用具箱は屋上へ。

律子「以上でプレゼントの贈呈は終わり。話に戻りましょう。ゆきぽの処遇ですけど……」

ジロッ!

ゆきぽ「ぽひいっ!」ビクッ!

Pさんはグルリと周りを見渡します。みんなゆきぽを睨みつけている中、二人だけがPさんの方を見ていました。

そう、あずささんと雪歩です。

P(何とかしてあげたいよな……)

畑を荒らされた怒りは確かにありますが、スコップも取り上げた事だし、今回は大目にみてあげたいPさん。あずささんと雪歩も同じ気持ちのようです。

しかし……

律子「あれだけ注意したのに性懲りもなくドアに穴空けるなんて、どういう神経してるのかしら?」ギロッ

ゆきぽ「ひうぅ……」カタカタ

畑を荒らしたのは今回が初めてですが、ドアをぶち抜いたのは初めてではありません。

美希「スコップも取り上げたし、もう用済みだって思うな」

ゆきぽの事務所からの追放は避けられない様子。あずささんと雪歩が懇願するようにPさんを見つめます。

P(そんな目で見られても……そうだ!)

815悩みの種:2015/09/27(日) 08:21:24 ID:FPVyxO1c
P「実はみんなに予備の畑って言ってたアレ、作物が植えてある。かなり蔓が伸びてたから多分気付いてるとは思うが……アレ、さつまいもなんだ」

ワアァ……

歓声が上がる事務所。

P「スイカの収穫が終わったら、次はカボチャでも植えようかな」

ワアァ……

Pさんはアイドル達のご機嫌を取ってゆきぽの処分を軽くする事を思いつきました。さつまいもはサプライズのつもりでしたが、ここで切り札として切ってきました。

「芋たこなんきん」と言う言葉があります。女性が好む食べ物、芋とカボチャを栽培するのを条件に処分を軽くする目論みのようです。

P「もちろん今回駄目になったメロンの栽培も薔薇の手入れも並行してやる。だから……」

真「それなら尚更我が儘スコップ掛け器が邪魔になりません?」

千早「確かに……気分次第でスコップを貸さないスコップ掛け器は不良品ね」

小鳥「不良品のスコップ掛け器兼害獣だしねぇ」

貴音「そもそも、食べ物を粗末にする輩は追放すべきです」

ゆきぽ「ぷいー、ぷいーぃ;;」ヤダヨー ヤダヨー……

……かえって旗色が悪くなってしまったPさん。ゆきぽの過去の振る舞いが今、この時、大きなツケとなって巡ってきてしまったようです。

あずさ、雪歩「……」ジッ

すがるような目でPさんを見る二人。

P(だからそんな目で見られても……どうすりゃいいんだ……そうだ!)

P「ゆきぽの処遇はやよいに決めてもらおう。一番ガッカリしたのはやよいだからな。やよいの決断なら、俺もみんなも文句はない。どうだ?」

あずさ、雪歩「……」パアァ

Pさんはやよいに決断を委ねました。やよいもこの三人に負けず劣らずのお人好しです。あずささんと雪歩の顔に明るさが滲みます。やよいの口から軽い処分が下される事を信じて疑ってない様子。

816悩みの種:2015/09/27(日) 14:07:06 ID:FPVyxO1c
律子「そうですね。確かに……やよい、あんたに任せるわ。ゆきぽの始末」

やよい「うー、そうですね



「スコップの包み紙はもう処分しちゃった方がいいかなーって」ニコッ!


P、あずさ、雪歩「……」ポカーン

Pさん達は忘れていました。

『食べ物の恨みは恐ろしい』のです。何よりも。

律子「はい決まり。保健所に連れて行きましょう」

やよい「うっうー!私が持ちまーす」グイッ

ゆきぽ「ぽやあっ!ぽいぃぃぃぃっ!ぽいぃぃぃぃっ!;;」バタバタ

ゆきぽの頭頂部の髪を掴んで持ち上げるやよい。

伊織「その状態じゃシートベルト締められないわよね。私も付き合うわ」

千早「私も。高槻さん、腕が疲れたら代わってあげるわ」

四人と一匹が事務所から消えて行きます。

ゆきぽ「ぷいぃぃぃぃ!ぷいぃぃぃぃ!;;」ビービー

ゆきぽは泣き叫びますが、Pさん達三人以外はぷちを含め知らんぷりです。

律子「ちょっと行ってくる。後片付けお願いね」

「「「「行ってらっしゃい」」」」

ガチャ……

……

817悩みの種:2015/09/27(日) 14:08:23 ID:FPVyxO1c
ガヤガヤ……

P「……俺の力不足でした。すいません」

あずさ「いえいえ……私達も何も力になれなくて申し訳ありません」

雪歩「ぅぅ……残念だけど、やよいちゃんを怒らせた時点で詰んでました。プロデューサーさんが気にする事はないですぅ……」

お人好し三人の反省会。

ただ、周りはこの処分に全く異議はないようです。

小鳥「ひまわりの種は私にも分けてね、貴音ちゃん」

貴音「何と。貴方もあの珍味を?一本はあの物の怪に倒されてしまいましたが……私達で分かち合いましょう」

春香「カボチャができたら私の出番だね!パンプキンパイでも作ろうかな」

響「楽しみにしてるさー」

亜美「焼き芋♪焼き芋♪」

真美「いおりんのお家で焼き芋パーティー♪」

真「まこちーじゃなくて、僕が太っちゃうかも」

美希「それは、や。真くんはカッコよくないと。ミキは薔薇が楽しみだな!綺麗に咲くといいって思うな」

みんな屋上の畑の将来に思いを馳せていました。

P(俺が畑をつくらなかったら、ゆきぽは追放されずに済んだんだろうか……)

お人好しのPさん、そんな事まで考えてしまいました。

818悩みの種:2015/09/27(日) 14:10:59 ID:FPVyxO1c
その頃

「では、即日処分と言う事で……」

律子「ええ、よろしくお願いします」

やよい「頭のてっぺんの髪を持って下さい。以外と力があるから、気をつけて下さいねー」スッ

ゆきぽ「ぱうぅぅぅぅぅ!ひあーっ!;;」イヤイヤ!ガタガタ……

必要書類にサインし、保健所に引き渡しは完了。
命の大切さについて職員にチクリと嫌味を言われたりしましたが、帰路につく四人の顔は明るいものでした。

律子「やれやれ、これで畑が荒らされる事もなくなるわね」

やよい「今度こそメロンが食べられるといいなー」

千早「大丈夫よ高槻さん。プロデューサーさんなら今日の作物みたいにちゃんと作ってくれるわ」

伊織「千早の言う通りよ。メロンが出来たら家族で仲良く食べなさい。今度こそ、誰も取らないから……」

その頃

「殺処分、コイツも追加で」

「大丈夫ですか?犬猫以外の動物勝手に処分して」

「保護対象でもないし、焼いちゃえば分かんないだろ。内々で処理するぞ」

「分かりました。これから四頭処分するんで、それと一緒に」

ゆきぽが入れられた部屋には犬が四頭いました。

ワンワン ギャンギャン!

ゆきぽ「ぽひぃぃぃぃぃぃぃっ!;;」ガタガタ ブルブル

犬が嫌いなゆきぽには怖くて堪りません。

ゆきぽ「ひうぅぅぅ……」ウズクマリ

顔をおおってうずくまるゆきぽ。

部屋の床はベルトコンベアになっていました。ゆきぽと四頭の犬がコンベアに乗ったのが確認され、コンベアが動き出します。

ガタン……

ベルトコンベアが止まりました。ガス室に到着したようです。扉が重そうな音をたてて閉まりました。そして

シュウウウウ……

部屋に炭酸ガスが充満していきます。

ガス室に入った犬は一瞬、吠える事をやめました。

ガス噴射開始後まもなく、だんだんと薄くなって行く酸素を求め、有るハズもない出口を求めて動き回る犬達。

ゆきぽ「ぁうううう、ひぃーー!;;」ビクビク

(こっちに来る!)

そう思ってを固くしたゆきぽでしたが、犬達の目にゆきぽなど映っていません。

ゆきぽ「ぽ?ぽぽ?」パチクリ

ここでようやく自身の異変に気がつくゆきぽ。

何だか息苦しいな……

819悩みの種:2015/09/27(日) 14:13:01 ID:FPVyxO1c
シュウウウウ……

一分ほど経った時、

グラッ……

犬が二頭、重なるように倒れました。
ピクピクと痙攣を起こし、口から酸素を求めるように舌を出して……そのまま動かなくなりました。

ゆきぽ「ん!??んー!!!!んーーっ!!!!」クルシイヨー!

ゆきぽはそれを見て、やっと自身がおかれている状況に気がつきました。

もしかしてゆきぽは、死んじゃうんじゃないかな、と

シュウウウウ……

バタッ……

三分経過、残った二頭も空気を求めて動き回り、口から泡を吹いて倒れて行きました。
目はひん剥かれたまま。

ゆきぽ「んんんーーっ!!んゅむんんんーーーー!!!んむんんんんぅぅぅーっ!!!!」クルシイヨー!クルシイヨー!

グネグネ!ゴロゴロ!バタバタ!

殺虫剤をかけられた虫のようにジタバタと手足をせわしなく動かすゆきぽ。

シュウウウウ……

五分経過

ゆきぽ「むゅうううう……!!ほぅぅぅぅ………!」 クルシイ……クルシイ……!

喉を押さえ、もがき苦しむゆきぽ。

シュウウウウ……

七分経過。

ゆきぽ「んんっー…!んむっ……ゅむ……」ビクビク ジョロロロ…

身体を痙攣させ、失禁するゆきぽ。顔は真っ青で、涙と鼻水とよだれでグチャグチャです。見開かれた目は、苦痛と恐怖に染まっています。

10分経過

規定の時間の10分間のガス噴射が終わりました。床のコンベアが動き出します。

そのまま焼却炉へコンベアが運びます。炉まで来るとコンベアから振るい落とされ高温で焼かれます。

ボトボト……

820悩みの種:2015/09/27(日) 14:14:39 ID:FPVyxO1c
四頭と一匹が、焼却炉に落ちました。すると

「ぽんぎゃあああああああああああああああああああああああああっ?!!!!!!!!!!」

何とあの状態でも、ゆきぽは生きていたのです。
コンクリートをぶち抜く衝撃に耐える頑丈な生き物、その生命力は規格外のものだったようです。

ボオオオ……

ゆきぽ「ぶがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!ぼえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛っ!」ゴロゴロ……ジュジュウゥ……ピタ

焼却炉の床を転がり回ろうとするゆきぽでしたが、床と、むき出しの両手の皮膚が熱で癒着してしまい、それもかないません。

ボオオオ……

ゆきぽ「ぶい゛い゛い゛い゛い゛っ!ばう゛う゛っ!ばう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ーっ!」バタバタ!バタバタ!アツイヨアツイヨアツイヨォー!!

死に至るその時まで、ゆきぽはその場で、癒着していない頭や足を振ってのたうち回り、おぞましい絶叫をあげ続けました。

ボオオオ……

ゆきぽ「」

……

ガス室でもがき苦しみ、焼却炉でのたうち回る。

憂鬱しか生まない悩みの種は、こうして骨も残らずにこの世から姿を消しました。

……

P「さて、今日もやりますか」スコップ スッ

自分が生きた証をたった1つだけ、この世に残して。

ザクザク、ザクザク

悩みの種が生んだ1つだけの実りは、今日もみんなの為に、Pさんと一緒に働いています。




悩みの種 終わり

821名無しさん:2015/09/27(日) 19:39:46 ID:971MXZHY
とても乙でした!
収穫間近の畑を荒らされたのに手を出さずにまたやり直せばいいと言ったり、最後まで害獣を気にかけてたからPがぐう聖すぎて感動した。

822名無しさん:2015/09/27(日) 19:42:59 ID:IxifQtW.
おつぽ
ゆきぽは頑丈だから長くいたぶれますね!

823名無しさん:2015/09/27(日) 19:47:24 ID:ITj9yg12

よかったな、ゆきぽ
おまえのスコップだけは価値があってw

824名無しさん:2015/09/27(日) 21:41:24 ID:Ij2cClsA
おつ
ゆきぽの悲鳴を聴くだけで癒される

825名無しさん:2015/09/27(日) 23:04:32 ID:aC1P989U
胡瓜の苗にわくワラジムシみたいですな(*´∀`)

826名無しさん:2015/09/28(月) 16:51:29 ID:RERXgeEQ
スコップの価値が上がると本体のタヌキモグラの価値が相対的に下がる、いわゆるタヌキモグラの価値のデフレ現象ですな。

よくこんなの思いつきましたね

Pさんが最初から最後まで優しいのも珍しい。ぷ虐のPは狂気に満ち満ちているのがデフォですから

実験的かつ王道をきちんと踏まえた傑作でした。乙です

827ビッグカップル成立の陰で……:2015/09/29(火) 09:58:02 ID:7Yi1YYr6
ガチャ

P「ただ今戻……」

「あんたにいったい何が分かるのよッ!」

「ぷぎぎぎぎぎぃっ!ぽやあっ!」

P「何だこりゃ……」

外回りから帰って来たPさんが見たのは、憤怒の形相の音無さんと、プニプニのほっぺを両手で鷲掴みにされて吊り上げられているゆきぽの姿でした。

真美「何だ、兄ちゃんか……」

亜美「あーあ、律っちゃんじゃなかったね」

P「悪かったな俺で。それより、何があった?」

真美「知ってるとは思うけど、はいコレ」スッ

真美が差し出した新聞には


『福山○治、吹石○恵と結婚「ささやかながらも明るい家庭を」』


P「ああコレな。出先でも、この話題で持ちきりだったよ。これが何か?」

亜美「ピヨちゃん、福山さんの事、タイプだったらしいよ」

P「あー……」

誰にも言いませんでしたが、Pさんは先日、堀北○希さんの結婚発表の時に、もやっとした気分になったのを思い出しました。

ましてや音無さんは2X歳、『結婚』の二文字は重いのでしょう。

P「ちょっとだけ話が見えてきた。でも何でゆきぽがほっぺ・ハンギング・ツリーで固められてるんだ?」

真美「ピヨちゃんが悲しんでる時に、ね」

真美「いつもみたく、頭をナデナデっ、て」

P「うわあ……」

挑戦状を叩きつけたに等しい暴挙をはたらいたアホへの音無さんの制裁のようです。

亜美「律っちゃんなら止めてくれると思って待ってたら……」

真美「帰って来たのが兄ちゃんだった、と」

P「真面目に、すまん。紛らわしいタイミングで俺が帰って来てしまって本当に申し訳ない……律子は今日一日事務所に戻らない予定だけど……」

亜美、真美「「えー?!」」

小鳥「……」ギュム ミチミチッ……

ゆきぽ「ぷやあっ、ぷやあっ!ぱう、ぱうーーーっ!;;」

今日は戻らない律子に頼っても仕方がないので、渋々Pさんがこの場をとりなす事に。

P「あふぅと美希の喧嘩すらも止められなかった俺には、荷が重すきだろ……」トボトボ……

…… 

828ビッグカップル成立の陰で……:2015/09/29(火) 09:59:16 ID:7Yi1YYr6
P「あの〜、お取り込み中申し訳ありませんが……」

小鳥「あ゛ん?!」ギロッ!

P(こ、怖いよぉ……)

P「……一応経緯は伺っております。ゆきぽが音無さんにご無礼をはたらいたとか……」

小鳥「だったらほっといて下さい!このっ、このっ!」

ギュムギュム……グニグニ……

ゆきぽ「ぽぎゃああっ!ぷがっ!ぉぷっ!ぽぅああっ!」イタイヨイタイヨー!

そう言ってゆきぽのほっぺを鷲掴みにしたまま上下左右に激しく引っ張る音無さん。ほっぺの肉で指が見えないくらい、強く深く掴んでいます。手加減など一切していません。

P「ちなみに、福山さんのお相手の事は……」

小鳥「吹石○恵さんでしょッ!知ってますよ!」

P「吹石さんは3X歳、音無さんより少し……いえいえ、だいぶ歳上ですよ」スッ

新聞を音無さんに見せるPさん。

小鳥「どれどれ……」スッ

片手を離して新聞を受け取る音無さん。片手はゆきぽのほっぺを掴んだままでしたが。

ゆきぽ「ぷいぃぃぃっ!ぽやあっ、ぁううぅぅぅぅ〜;;」ハナシテー!

小鳥「確かに……私より『相当』歳上ですね。福山さんの結婚があまりにショックで、お相手の方の方は詳しくは見てませんでした」

P「そうでしょうそうでしょう!つまり音無さんもあと少ししたらきっと、いいご縁か……」

小鳥「ふうん……綺麗な方」

Pさんの声が届いていないのか、音無さんは手元の新聞を食い入るように見つめています。

小鳥「スタイルもいいですね。えーと、お父様は元プロ野球選手……大河ドラマや映画にも出演……」

ギュム……ミチチ……

小鳥「そして福山さんと結婚……ねえ……」

ギュウウウウウ……!スッ

829ビッグカップル成立の陰で……:2015/09/29(火) 10:00:31 ID:7Yi1YYr6
小鳥「ああああああああああああああッ!」

ブンッ!ベチャッ!

ゆきぽ「ぽぎゃああああああああああああっ!……ぁ……あ……っ……」ピクピク……

小鳥「どんっだけ欲張りなんですかこの人はッ!!こんだけ持っといて更にまた、福山さんまで持ってく気ですかッ!」

ズドン!ビシィッ!

ゆきぽ「ぽぎぃっ!ぷがぁっ!ひうぅぅぅぅっ!;;」

……火に油を注いでしまったようです。ほっぺを掴んだまま頭上高くゆきぽを掲げ、床に激しく叩きつけた後に蹴りをくらわす音無さん。

小鳥「ハイスペックな人がハイスペックな人とくっつく?よごさんすねー!お二人とも美男美女で、お爺様が元プロ野球選手だから、きっと子供もハイスペック?やってらんないわよコンチクショー!」ゲシッゲシッ

ゆきぽ「ぽぎゃんっ!ぱうあぁっ!ぷえぇぇぇぇ〜んっ!;;」ビービー

キレ味、辛口。まるで福山さんがCMをしていた某飲料のような音無さん。


「屋上に行きましょう……久しぶりに……キレちゃいました」


真美「あ、あのー、ピヨちゃん?」

亜美「お手柔らかに、ね?」

小鳥「あ゛ん?!」ギロッ!

亜美、真美「「何でもないです……」」

P「誰にも止められない……」

音無さんは止まりません。今度はゆきぽのサラサラの髪を掴み、引き摺るようにドアの元へ。

ズルズル……

ゆきぽ「ぽやあっ!ぷぃやあっ!ぱぅ、ぱうーっ!;;」イヤイヤ バタバタ!バタバタ!

ガチャ……

三人「「「……」」」

Pさんは亜美と真美の思う事を叶えようとしたけど、届きませんでした。

830ビッグカップル成立の陰で……:2015/09/29(火) 10:01:27 ID:7Yi1YYr6
真美「……これからどうなるのかな」

P「さあ……誰かさんみたいに俺に明日は見えないから……」


屋上

音無さんの頭の中で、福山さんのある曲が脳内再生されていました。

目に狂気の炎を宿しながら


情熱の花 燃えているよ


ゆきぽ「ぷひぃっ……ひうあーっ!;;」ガタガタ!ガタガタ!


こんなにも ほら 震えてるよ


小鳥「……」スッ

ゆきぽ「ぱう、ぱうーっ!;;」ビービー!ビービー!


散りゆくさだめの命ならば


小鳥「福山さん……」


愛に溺れて


ゆきぽ「ぽ、ぽんぎゃあああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」


もう死んでもいい




ビッグカップル成立の陰で…… 終わり

831ビッグカップル成立の陰で……:2015/09/29(火) 10:03:43 ID:7Yi1YYr6
以上です。

福山さんと吹石さん、お幸せに。

福山さんの歌の歌詞を少し盛り込んでみました。分からない人には分からないかも……

832名無しさん:2015/09/29(火) 14:10:22 ID:ry81DvyI
乙。これは屋上からゆきぽが放り投げられたのか、音無さんがゆきぽを掴んだまま飛び降りてしまったのか・・・気になる・・・

833ビッグカップル成立の陰で……:2015/09/29(火) 16:32:35 ID:LAYyxApM
音無さんは大丈夫です。ちょっと解釈できる余地を拡げすぎたのかも。反省

ゆきぽは……最後に引用した歌詞の曲のタイトルが『HEAVEN』だと言う事で……お察し下さい

ゆきぽが行くのはこっちではないでしょうけど

834名無しさん:2015/09/29(火) 17:37:58 ID:G8IIEAdE

クズゆきぽが定着したけど理不尽なのも好きやな

835名無しさん:2015/09/30(水) 06:43:18 ID:wx/FRiRc


凹んでる時の中途半端な慰めくらいイラッと来るものはない。

836名無しさん:2015/10/01(木) 12:36:55 ID:ZUkhqRTk
ゆきぽのスコップを◯分間でいくつ破壊できるか競うイベントがあれば参加したい。
観客はスコップを奪われたり没収された野良や家で飼われてるゆきぽ。

837名無しさん:2015/10/01(木) 15:18:49 ID:MBGC.uTc
ゆきぽをスコップで、なら参加したい
試し切りみたいな

838名無しさん:2015/10/01(木) 16:22:01 ID:ATX7K31s
自分のスコップで切られるなら、ゆきぽも本望でしょう。

某アイドル「私が一番、うまくスコップを使えるんです!

839名無しさん:2015/10/01(木) 16:29:38 ID:ATX7K31s
文の途中で送信してしまった。
765プロの某アイドルがスコップごとゆきぽを一刀両断し、上の台詞を言ってもらいたい

840名無しさん:2015/10/02(金) 13:12:48 ID:m5Sv1zqY
ゆきぽって顔だけは可愛いから性格や行動がまともなら、ここまで虐待SSが増える事はなかったと思うのに•••

841名無しさん:2015/10/03(土) 06:45:30 ID:XpjRZgYY
中身が極悪過ぎるから、見た目はどうあれ虐待不可避だったと思う

中身を知ったら見た目も可愛いとは思えなくなるし

842名無しさん:2015/10/03(土) 16:08:09 ID:7CFM0a9.
確かに中身が酷すぎますね
冬場は3割増しで雑という設定だけど、ナチュラルに破壊活動するから雑というレベルを超えてる

843名無しさん:2015/10/03(土) 16:20:15 ID:7CFM0a9.
世界で一番?硬いコンクリート「ダクタル」があるので、床が硬くて穴を掘れないゆきぽを見ながらニヤニヤしたい

844名無しさん:2015/10/04(日) 00:52:46 ID:xAMycmCA
ゆきぽが掘った物を全部食べて処理させたいな
泣きながらモソモソ土や床材を食べるタヌキモグラ、想像するとなかなかそそる

845名無しさん:2015/10/04(日) 05:38:26 ID:xSNHAsWA
最初は可愛いと思ったんだけどね

だんだん図々しさが鼻につくようになって『ゆきぽ むかつく』で検索して出てきたのが、まとめwikiの『ゆきぽがムカつく』

そのまま貪るようにssを読みまくってゆきぽが更に嫌いになりました

顔、鳴き声、仕草。全てむかつく

846名無しさん:2015/10/04(日) 19:38:23 ID:SNPbOWJM
虐待SSを読んで更にゆきぽが嫌いになった人は本当に多そうですね。

それに虐待とは関係ないスレを見てもゆきぽがふてぶてしいとか、冬場のゆきぽは無理というレスをたまに見かけますし

847名無しさん:2015/10/04(日) 20:10:24 ID:0VadBDg.
ちなみにゆきぽ好きには冬の雑ゆきぽは『ふゆきぽ』として受け入れられてる模様

同掲示板で

『ぷちます世界は特撮ヒーロー物と一緒で建築物への被害はセーフ』

と言う暴論が……

その理屈なら

特撮ヒーロー物には正義と悪がいる

建築物を理由もなく破壊するのは間違いなく悪

だからゆきぽは害獣

この三段論法で『ゆきぽ=害獣』が成り立ってしまうのだけれど……

848名無しさん:2015/10/04(日) 22:44:52 ID:AFzGJg9U
ゆきぽって
人間で言えば常にナイフを携帯していて
それを自らの衝動によって躊躇なく取り出し、振るうようなもの
しかもドアに軽々と穴をしかも綺麗にあけることから、威力はるろ剣の牙突並だと思われる
普通に危険生物あつかいだわ

849名無しさん:2015/10/04(日) 23:09:36 ID:lwfpJE7w
虐待の設定を外に持ち出すなよ…

穴から頭だけ出してるタヌキモグラに油を注いで火を着けたい

850名無しさん:2015/10/04(日) 23:21:14 ID:bV/kc3E.
>>847
ニコニコ大百科のゆきぽの掲示板でも特撮ヒーローについて書かれてますが、41番目のレスは特に前半の部分が「なに言ってるんだ?」って思います

851名無しさん:2015/10/04(日) 23:32:41 ID:bV/kc3E.
2ちゃんねるの顔面偏差値スレの住人なら、ナルシストなゆきぽの心をへし折ってくれそう

852名無しさん:2015/10/05(月) 01:01:54 ID:VjLpHHLE
>>850

それそれ。自分でも何言ってるのか分かってなさそう

要は現実世界と違うぷちます世界の前提がある以上、現実世界の前提で批判するのはナンセンスと言う事を言いたい感じの内容でしたよね。

……ゆきぽの夢の中(穴を掘ったら褒められる)のような世界なら、その言い分は理解できるのですが……

実際は律子の修繕費発言や、周りの人間のリアクションを見ても、ゆきぽの破壊活動はぷちます世界でも決して受け入れられてないように見えますが

そもそもゆるいノリの四コママンガのキャラを擁護するのに、同じフィクションでもある意味真逆な立ち位置の特撮ヒーロー物を持ち出さないと擁護できない時点で無理があるような……

まあ、人それぞれ楽しみ方がある以上、これ以上は無粋ですね

853名無しさん:2015/10/05(月) 16:31:33 ID:AtaI.9lw
あの掲示板は『ギャグ漫画にマジレスしてどうする?』とか論点がズレたまま擁護してる人が多かったので、俺が思ってた事を全て言ってくださりありがとうございました!

854名無しさん:2015/10/06(火) 16:26:29 ID:O7Dodhlg
律子の修繕費発言さえなければ『ギャグマンガだから』で通ったかもね

あの発言で、公式に『害獣です』と認めてしまったようなもの

あとクズのくせに、チョイチョイ良い子ぶろうとするところがたまらなく癪にさわる

855名無しさん:2015/10/07(水) 01:53:50 ID:K7H2GPMU


856名無しさん:2015/10/07(水) 02:00:02 ID:K7H2GPMU
おー規制解除されてる!ありがとうございます
過去作見てみたんですがやっぱりゆきぽは薪ストーブ声を失った日が個人的にお気に入りですね

857名無しさん:2015/10/08(木) 17:30:11 ID:TwypLp6M
『可愛いは正義』って言葉があるけど、『可愛い』で許される範疇から逸脱してしまってるのがコイツだと思う

858名無しさん:2015/10/09(金) 20:41:07 ID:atNo8ydw
『可愛いは正義』が許されるのは、せいぜいイタズラくらいまですよね。

建築物破壊まで許される訳がない

もし『ゆきぽは可愛いから修繕費タダ』という設定があるのなら、イラッとはくるけど設定として受け入れるしかないところですが

事実ラジオブースの件はお偉いさんがOK出してるから、そんなには騒がれていない訳で

859名無しさん:2015/10/09(金) 21:31:13 ID:dcibUza.
そもそもこいつら可愛くない!

860名無しさん:2015/10/10(土) 21:39:20 ID:8was9jpg
[犯人は誰だ]

765事務所

P「またか」

とドアに穴が開いてるのを見て一人呟くP。

既に犯人は分かっていますがぷちに手を出すとアイドル達から

非難されるのでずっと我慢してきました。

P「もぅ限界だ。あいつを始末してやる!」

P「ただ、いきなりやると絶対非難されるよな・・ここはテレビドラマのサスペンス風にやってみるか」

一体どうやるのでしょうか

P「あー皆に報告がある。分かってるとおもうがこれだ」

そう言って穴の開いたドアに指を刺すP

春香「何となく想像はついてましたが」

亜美「それがどうかしたの?」

真美「またなんかするつもりでしょ?ぷち達に」

P「いや、違うんだ。今朝俺が来たら穴が開いていた。けど昨日帰るときには開いてなかった。ということは事務所の誰かが開けたに違いないんだよ」

美希「犯人探しなの?」

P「ああ。もし、この中全員ぷちも含めてだ。穴を開けたものが居るなら正直に名乗り出てくれ。俺は嘘が大嫌いなんだ」

アイドル達「・・・・」ジー

アイドル達が視線を向ける先は・・・

ゆきぽ「ぽ!?」

そうこのタヌキモグラであった

861名無しさん:2015/10/10(土) 22:01:38 ID:8was9jpg
ゆきぽ「ぽ・・ぽぇーー!!ぷーぷー!!」ユ・・ユキポジャナイヨ!ヒドイヨ!!チガウヤツダヨ!

やよい「ってゆきぽは言ってます」

それを聞いたPは

P「よし。ぷちたち全員持ち物検査だ。ぷちが何か所持してたらそれを出させろ。そしてその所持した奴でドアに穴を開けたか実際にやらせる。もし、所持してるものを隠してたりまた、拒否した場合1度目は忠告するが2度目は無い意味は分かるよな?」

伊織「まぁ事務所には居られないでしょうね」

響「保健所送りになるさー」

P「ただし、飼っているぷちで昨日家に連れて帰ったぷちは除外だ。昨日は事務所に残ったぷちは・・・あふぅ、ちひゃー、ゆきぽ・・だ」

あずさ「あら?ちひゃーちゃんも昨日事務所に泊まってたんですか?」

P「ああ。千早が今向こうで泊まりこみでやってるからな。預かった・・と言うより捨てていった」

あずさ「あ・・あらー」(汗)

P「さて、持ち物検査だ。俺はやらんからお前達でやるんだ」

音無「ちひゃーちゃん?何か隠して無い?あるなら出して?」

ちひゃー「く!?くーっくー!!」

響「自分は何も持ってない!疑うなんてひどい!っていってるぞ」

P「ちひゃー。もう一度だけチャンスをやろう。持ってるなら出せ」

ちひゃー「シャー!シャー!シャー!」

響「いい加減にしろ!持ってないって言ってるだろ!だって」

P「俺は言ったよな?嘘が大嫌いなんだって。なんで嘘つくんだ?」

ちひゃー「シャー!!」

響「嘘なんかついてない。だって」

P「音無さん。どいてください。私がやります。ああ、もし俺のやり方に文句があるなら最初から出せって他の二匹にも言っとけよ」

そういってPはちひゃーのとこまで歩いていき・・・

ツカツカ

ちひゃー「く?」

ドガッ!!

ちひゃー「ぐ!?がああああああああああああーー!!!」

ドゴッ!

ドサ

蹴飛ばしました

P「これはなんだ?」

ちひゃー「ぐううううぅうぅうう・・・ぐ?」

Pが手に持っていたものはちひゃーの愛用マイクでした。

ちひゃー「くー!くー!くー!」

返せと叫びますが・・・

P「お前がこれでドアに穴を開けたんだろ?」

ちひゃー「く?!くーくーくー」

違う自分じゃない。と弁明しますが

P「じゃあなんで最初言ったとき出さないんだ?」

ちひゃー「く・・・・くーくー」

響「なんでって、マイクなんかで穴なんか開けられないし。って言ってるぞ」

P「それはお前が判断することじゃない。俺が判断することだ」

862名無しさん:2015/10/10(土) 22:24:23 ID:8was9jpg
Pはそういうとちひゃーの髪を掴んで屋上に連れて行きました

P「・・・っとあった。結構やばかったんだよなあれ」

そう・・・屋上にはなんと・・・蜂の巣が出来ていたのです。しかもスズメバチ

P「というわけでお前はここで死ぬことになる」

ちひゃー「く!?くぅー!くー!-!!」

必死に嫌だ死にたくないと言いますが

P「じゃあな」

P「せーの!!」

ブン

ちひゃー「くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーー!!」

グシャ

ブーンブーンブーンブーン

スズメバチがちひゃーに襲いかかったのを見て後にするP

戻ると

あふぅがかぼちゃ切り包丁で切られて死んでいた

P「何があった?」

と聞くと

律子「あふぅが真に素っ裸で顔に張り付いて・・・・おしっこしたんです」

P「・・・」

律子「真は当然激怒して・・・給湯室からあれ持ってきて・・・あふぅを押さえつけて・・・・ダンって・・・」

P「まぁ・・・ご愁傷様・・・」

P「さて、残るはゆきぽだけだが・・・」

亜美「兄ちゃん。ゆきぽは何も持ってないしか言わないんだけど」

真美「ほんとに持ってないんじゃないの?」

P「それは俺が判断する」

そういうとゆきぽに近づくP

ゆきぽ「ぽ?」

P「ゆきぽ。隠してるものがあるなら出せ」

ゆきぽ「ぽー!ぽー!ぽー!」サッキカラミンナシテオナジコトイウ!モッテナイモノハモッテナイノ!ユキポオコルヨ!

やよい「って言ってます」

この言葉を聞いたアイドル達の反応が変わりました

春香「ゆきぽー嘘はよくないよ」

ゆきぽ「ぽーーー!!ぽぇぇ!!」ウソナンカツイテナイヨ!バカ!

響「って言ったさー」

って響がゆきぽの言った言葉を聞いた瞬間

プッツぅーン

と切れる音がしました

P「待て待て。ほんとに持ってないんだな?」

ゆきぽ「ぽぇ!」トウゼン!

P「そうか」

と言うと

ドガ

ゆきぽ「ぽぶ!?」

ゆきぽの頭を踏みつけうつ伏せの状態にして服を破きました。

カラン  カラン

ゆきぽ「ぽ!?ぽやぁぁん!!」

とゆきぽは服を破かれて恥ずかしそうな声を上げますが

P「これはなんだ?」

といってスコップを見せるP

863名無しさん:2015/10/10(土) 22:43:26 ID:8was9jpg
ゆきぽ「ぽやぁ・・・ぽ?ぽぇーー!ぽぇー!」エ?ユキポノスコップ!カエシテ!

と手を伸ばしますが床に固定されてるので届きません

P「んー・・お。あったあった。やっぱ犯人はお前か」(まぁ最初から分かってたが)

ゆきぽ「ぽぇ?ぽぷぅぅぅぅーー!」エ?チガウッテイッテルデショ!

P「じゃあこのスコップに付いてる傷は何だ?」

ゆきぽ「ぽ?ぽぇ??」エ?キズ??

P「ほらこれだ」

そういってまた見せると確かにスコップに傷が付いてたのです。

P「これをこの穴の開いたドアのここにつけると・・ほら。皆も見てみろ一致するだろ?」

P「これでもあいつを庇うか?」

と聞くと

アイドル達「だって害獣はいらないし。庇いませんよ」

ゆきぽ「ぽ!?ぽぇーー!?」

当然ですよね。害獣に馬鹿とまで言われたら誰も庇う人なんて居ません

P「さて、お仕置きの時間だ」

ゆきぽ「ぽひぃぃぃぽぇぇーぽぇぇぇーー!!」

必死で泣きながら自分じゃないと言い張ってますが

P「いや。犯人はお前だよコレ見てもまだ違うと言えるのか?」

テレビにコードをつないで映った映像は

ゆきぽがドアに穴を開ける映像でした。

P「これ監視カメラな?これでもまだ違うと言えるのか?」

ゆきぽ「ぽ・・・・」

決定的な証拠を突きつけられてついに何も言えなくなったゆきぽ。

P「まずは、その尻尾からお仕置きだ」

伊織「なら、そのかぼちゃ切り包丁で輪切りにしていったらどう?っていうか私達にもお仕置きやらせなさい」

ゆきぽ「ぽひぃぃぃぃーー!!ぽぇぇぇぇーー!!」

P「よし。じゃあ尻尾を輪切りにしたい奴はやっていっていいぞ」

そういうと伊織、春香、亜美、真美はかぼちゃ切り包丁で尻尾を少しずつ輪切りにしていきました。

ダン!

ゆきぽ「ぽぎゃあああああああーー!!」

ダン!

ゆきぽ「ぽげげげぇぇぇぇぇーーー!!」

ダン!

ゆきぽ「ぶぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぃーーー!!」

ダン!

ゆきぽ「ぽがああああああああああああああああ!!!」

ゆきぽ「」ジョロロロ

尻尾を切られ失禁したゆきぽ。しかしまだまだこれからです

864名無しさん:2015/10/10(土) 23:11:39 ID:8was9jpg
気絶したゆきぽ。次のお仕置きのために一旦うつ伏せから座った状態にされてまたビニールテープで固定しました。

P「こいつの口の中に画鋲をいれて・・・口をガムテープでふさいでっと」

P「真。この蹉跌入りグローブ片方はめてこいつの横っ面殴ってくれるか?反対側から俺も殴るから」

真「いいですよ。本気でいきますからね!」

P「せー」

真「の!!!」

ドガッ!!

ブスブスブスブスブス!

ゆきぽ「!?〜〜〜!!!!!!!ッ!!!!!」

左右同時に殴られて口の中に入れてあった画鋲が次々突き刺さって目が覚めたゆきぽ

口のガムテープをはがしてやると血だらけになった画鋲や肉片が刺さった画鋲が真っ赤になって吐き出されました

ゆきぽ「ぇ〜・・・ぃ〜ぽぃ〜;;」

もぅ瀕死のゆきぽですがまだまだ続きます

次はハンダゴテの根性焼きを美希にされました

ジュ〜ジュ〜

ゆきぽ「ぴぎゃああああああああああーー!!」

美希「あは。ゆきぽの背中に絵を描いたの」

次は注射器でタバスコを注射されました

高音「どんなことが起こるのかとても興味深いです」

ブス

ゆきぽ「ぽ!・・・ぽ!?・・ぽぎゃあああああああああああああああ!!!」

高音「面妖な」

865名無しさん:2015/10/10(土) 23:12:10 ID:8was9jpg
次は硫酸を垂らされました

音無「うそつきは死んで頂戴」

ポタポタ

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

ゆきぽ「ぽんぎゃああああああああーーー!!」

P「最後はやっぱアレだよな」

そういって持ってきたのは・・・なんかの漫画で見たことあるような兵器でした。

P「なぁゆきぽ。ほんとに悪いって気が有るなら謝るよな?」

ゆきぽ「ぽひぃー!ぽひぃー!!」

P「いやいや、そうじゃない。この上でも謝れるよな?」

ゆきぽ「ぽ!?ぽぃぃぃぃぃぃぃーー!!」

P「さーてと」

ゆきぽはあっけなく固定されました

P「いいか?土下座して皆に謝れ。そして、泣け!喚け!叫べ!」

パカ

ジュー!!!

ゆきぽ「ぶがああああああああああああー!!!!ぽんぎゃあああああああああああーーー!!ぶひひいいいいいいいいいいいー!!ぼぼおぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼおおおおおおおおぇぇぇぇぇーーーーーーー」

P「そして、死ね!」

ゆきぽ「ポオおおおおおおおおおおおおおー!!!!!」

ジュー ジュー 

ゆきぽ「」

P「さて、もういいか。はるかさんこの肉食っていいよ」

ポイ

はるかさん「はるかっかー」、もぐもぐ

ゲップ

P「ふぅ。これで終了だな」

こうして、事務所の犯人は制裁されて殺されていきました。

P「こいつのせいで無関係のぷちが二匹死んだけどな。まぁどっちみち排除するんだし早いほうがいいよな」

と一人呟きました。その後は全てがうまくいき、アイドル達がトップになったのは言うまでも無い。



866名無しさん:2015/10/10(土) 23:45:28 ID:gaOlilr.

KOFネタとかなつかしい

867名無しさん:2015/10/11(日) 18:09:12 ID:eD8SSqok

人間の容疑者で言うと凶器を処分しないで持ち歩いていた
間抜けみたいでワロタw

868名無しさん:2015/10/11(日) 20:19:42 ID:uRdu4IXU
おつ
ぷちどるの体型で土下座って難しそうだな
土下寝の方が簡単かしら?

869名無しさん:2015/10/12(月) 16:02:32 ID:02zr/JCM
ギャグマンガじゃなかったらゆきぽって
めちゃくちゃ広背筋ムキムキな気がする
あと首の太さもヤバそうw(刃牙のオリバー並みに

870名無しさん:2015/10/12(月) 19:48:16 ID:wVCyjE9c
四巻からゆきぽが偉くエロくてヤバい

871名無しさん:2015/10/12(月) 19:55:47 ID:ESO5nDL2
え!?

872名無しさん:2015/10/13(火) 00:05:19 ID:Qt1cAj4s
>>870

ゆきぽ「ぽふふ、ぷぃ〜ぽぇ!」

みんなの可愛いアイドル、ゆきぽだから当然だよ!

873名無しさん:2015/10/13(火) 00:34:18 ID:VLWD3epg
流石にグロも理不尽な虐待もダメだけど、

性格が改悪されたゆきぽが徐々に不幸な目に遭っていると、勃起しそうになる

874にどめてのおつかい:2015/10/13(火) 17:19:10 ID:v25R6Ivs
ss投下します。まとめwikiのイラストから。絵師さん、妄想が捗るようなイラスト、またお待ちいたしております。

875にどめてのおつかい:2015/10/13(火) 17:20:26 ID:v25R6Ivs
律子「誰かおつかい頼めないかしら?」

「ぽー」スッ

元気に手を挙げた、この子の名前はゆきぽ。

律子「ああ、そうね。ゆきぽは一度おつかいに行ってくれた事があるし、行ってくれると助かるわ。頼めるかしら?」

ゆきぽ「ぽぇ」コクン

今回のおつかいも、前回と同じくA4のコピー用紙を買いに文房具屋さんに行く、と言うものでした。

律子「お店の人に見せれば何が欲しいか分かるように、バッグにメモ書きを入れておくわ」

前回と同じように背中にバッグ、手にがまぐちを持って、準備完了。背中のバッグにはメモ書きが入っています。

ゆきぽ「ぽえっ!」イッテキマス

律子「あ、ちょっと待ってゆきぽ。スコップは置いていきなさい」

ゆきぽ「ぽ?」キョトン

律子「前回のおつかいの時の事、ちびきから聞いてるわ」

前回、おつかいの途中で、響のペットのいぬ美とちびきにバッタリ出くわしたゆきぽ。犬が苦手なゆきぽはパニックになってスコップでいぬ美と戦おうとして、ちびきに止められていました。

律子「他所の人の犬にそんな事されたら困るし、今回は止めてくれるちびきもいないしね。危ないからおつかいが終わるまで私が預かっておくわ」

ゆきぽ「ぷえぇー……?」

律子「もしバッタリ犬に会ったらおつかい中止して事務所に引き返して来てもいいから。ね?それにおつかいにスコップなんて必要ないでしょ?」

ゆきぽ「ぽ、ぷいー」イヤイヤ

律子「そんな顔しないの。おつかいが終わったら、ご褒美にお茶と沢庵用意しとくから、ね?」

ゆきぽ「ぽ?」ピクリ……

ご褒美の存在に反応するゆきぽ。

小鳥「ゆきぽちゃん、いい子だから言う事を聞いて?」

ゆきぽは他のぷち達と違い、良い子ぶりたがる傾向があります。

ゆきぽは思いました。良い子のゆきぽは言う事を聞かなきゃ、と。

ゆきぽ「……ぽー」スッ

律子「……もう一本出しなさい。言ったでしょ?『前回のおつかいの時の事、ちびきから聞いてる』って」

見透かされていました。普段は一本しか使わないスコップですが、身の危険を感じた時のみ、隠し持っているもう一本のスコップも武器として使うのです。言われなければコッソリ持って行くつもりだったのですが……

ゆきぽ「ぅ……ぷいー」スッ

渋々、と言った感じで律子にスコップを二本とも差し出すゆきぽ。

ドアを開けられないゆきぽの為に、音無さんがドアを開けて待っててくれています。

律子「気をつけてね」

P「何かあったらすぐに戻って来るんだぞ」

小鳥「行ってらっしゃい」

ゆきぽ「ぽえっ!」イッテキマス

ゆきぽ、二度目のおつかい、スタートです。

……

876にどめてのおつかい:2015/10/13(火) 17:22:56 ID:v25R6Ivs
ゆきぽ「ぽー、ぽー」トテトテ

初めてのおつかいの時は少し怖かったゆきぽでしたが、二度目となるとそうでもないようです。

今日は平日。午前中の通勤、通学が一段落ついた時間帯の為、すれ違う人が前回より少ないのもあって、ゆきぽは軽快にトテトテと歩を進めていきます。

ゆきぽ「ぽー、ぽー♪」トテトテ

帰ったら、みんなに褒めてもらえる。お茶と沢庵が食べられる。おつかいおつかい楽しいな

ゆきぽ「ぽふふっ///」にへらっ

ザッザッザッザッ……

浮かれ気分のゆきぽ。前から一人の男性が急接近している事に気がついていません。

ザッザッザッザッ……

ゆきぽ「ぽっぽっ……ぽ?」

ここでようやく男性の存在に気がついたゆきぽ。しかし、遅すぎました。

男性はそのまま一気にゆきぽとの距離を詰め、そして

ゴガンッ!!

ゆきぽ「ぽぎいぃぃぃぃぃぃぃぃいっ??!」

思い切りゆきぽを蹴飛ばしました。

ゆきぽ「ぽあぁぁぁぁあっ!!!」ズザー

ゆきぽの小さな身体が蹴り飛ばされた先は、路地裏。

「はは、ナイスキック」

「流石元サッカー部ですね、Aさん」

路地裏には中年の男性と若い女性がいました。どうやらゆきぽが来るのを待ち構えていた様子。

A「表通りも人が少ないし、やるなら今っすよ、店長、Oさん」

Aと呼ばれた男性が待ち構えていた二人に声をかけます。

A「店長、準備は?」

「バッチリだ。しかしお前、あんまり重たいものリクエストするなよ……俺も年なんだから……」

苦笑混じりにぼやくのは、店長と呼ばれた中年男性。

「私、あんまりグロいのイヤなんで、刃物とかはちょっと……」

そう答えたのは、Oさんと呼ばれた女性。

ゆきぽ「ぱう、ぅぅ……ぽ、ぷー!ぷぅー!」プンスカ!

蹴り飛ばされたゆきぽ、男性Aに向かって抗議の声をあげます、が

A「大人しくしろ」バチイィィッ!

ゆきぽ「ぷぎゃあっ!」ドサッ

ここは765プロ事務所ではなく、相手ももちろんアイドル達ではありません。ゆきぽの抗議など当然、聞き入れられるはずはありませんでした。
うるさいとばかりに手加減なしのビンタをプニプニのほっぺに張られます。その衝撃で地面に倒れこむゆきぽ。

ゆきぽ「ぽ、ぱうぅ……;;」ブルブル

店長「よし、黙ったな。とっとと片付けよう。ランチの仕込みもあるしな」

中年男性と男性Aがゆきぽに近付いていきます。

ゆきぽ「ぷひゃあーっ!」トテトテ!トテトテ!

A「てめえ!逃がすか!」ガシッ

男性Aがゆきぽのワンピースの裾を掴みます。そのまま自分の足元に引きずりこもうとしますが……

ゆきぽ「ぽやあぁぁぁっ!ぱうぅぅぅっ……」

ズルズル……

A「こいつ……!すげぇ力だ……」

何とゆきぽが逆に男性Aを引きずっていきます。

店長「何だ、若いのにだらしない」ガシッ

中年男性が助太刀。こちらもワンピースの裾を掴み、引っ張ります。が

ゆきぽ「ひうぅぅぅぅ、ぽ、ぽ、ぽうりゃあぁぁぁっ!」

ズルズル……

A「なっ……」

店長「ウチの天井ぶち抜いたのは、伊達じゃねえな……」

ゆきぽの力に驚愕する男性二人。まるで水上スキーのように引っ張られていきます。

877にどめてのおつかい:2015/10/13(火) 17:24:05 ID:v25R6Ivs
ビリビリ……ビリビリッ

ワンピースの方がお互いの引っ張りあう力に耐えきれず、裂け始めました。

ビリビリ……ビリッ!

ドサッ、ドサッ ベチャ

ゆきぽ「ぷぎっ!」

掴んでいたワンピースが、ついに裂けました。尻餅をつく男性二人と、顔から地面に叩きつけられるゆきぽ。

ゆきぽ「ぽー!ぽー!」トテトテ!トテトテ!

悪い人達に痛い事される!逃げなきゃ!

いつもならベソベソと泣いてしまっているところですが、流石にこの状況はまずい、と本能がゆきぽにそう告げていました。頼みの綱のスコップも、今は所持していないのですから。



A「まずい!逃げられる!」ダッ

O「大丈夫ですよ。よっ、と」グイッ

ゆきぽ「ぽ、ぽひぃぃぃいっ!」イタイイタイ!バタバタ

女性O、ここで動きました。ゆきぽの頭頂部の髪を掴んで持ち上げます。

O「『取説』だと、これが正しい持ち方みたいですよ。二人とも、目を通しておいて下さい」スッ

店長「どれどれ……『コンクリートを貫通する程の力の持ち主です。無理に手を出すと怪我する恐れがあります。頭まで手が届かない構造なので、頭頂部の髪を掴んで持ち上げると構造上安全だと思われます』……なるほど」

A「えーと……『また、コンクリートを貫通する衝撃に耐えられる事から、頑丈な肉体であると推察いたします。討ち漏らしのないよう注意』か……」

ゆきぽ「ぷぎぎぎぎ……ぽひぃぃぃぃぃ〜っ;;」バタバタ!ハナシテー!

O「うるさい!」パアンッ!

髪を掴まれたままビンタされ、振り子のようにブラブラと左右に揺れるゆきぽ。

ゆきぽ「……ヒック、ぽうぅ、ぽうぅ;;」ブラブラ

O「コレの声、甲高いから表通りまで聞こえちゃいますね。さっさと殺しちゃいましょう」

ゆきぽ「ぷえぇー?!ぽぽー、ぷいー、ぱう、ぱうー!」

店長「何言ってんのか、さっぱり……」

O「……ッ!」パァンッ!パァンッ!パァンッ!

ゆきぽ「ぷひぃっ!ぱぶうっ!ぁうあっ!」

O「『悪い事してない』?ふざけるんじゃないわよっ!」

A「えっ?Oさん、コレが何言ってるのか分かるの?」

O「どういう訳だか、理解できます。言葉じゃなくて、心で、と言うか……」

765プロにもぷちの言葉が理解できる人間がいます。

Oさんもどうやら、ぷちの言葉が理解できてしまう体質のようです。

O「あんた、私たちに見覚え、ない?」

ゆきぽ「ぽ、ぽー」フルフル

店長「……ッ!」バチィィィン!

ゆきぽ「ぷぎああっ!ぽ?ぽ?」

店長「忘れちまってるとは冷たいじゃねえかクソチビ。会った事あるだろ?俺達はてめぇが765プロの床から天井ぶち抜いて突き抜けてきた、一階のたるき亭のモンだよ」

878にどめてのおつかい:2015/10/13(火) 17:25:10 ID:v25R6Ivs
ゆきぽ「ぱう、ぽえぽえ、
ぷいー!」フルフル

A「Oさん?こいつは何て?」

O「『同じ顔した二人に、寝てるところにいきなり大きな声を出されてビックリして掘った。ゆきぽは悪くない』と……『ゆきぽ』は多分、コレの名前だと思うんですけど」

A「イカレてんのかてめぇはッ!」ガヅッ!

ゆきぽ「ぷぎいっ!はあうぅぅ〜っ;;」タラタラ

小さな鼻に拳を叩きこむ男性A。鼻から血がこぼれます。

O「あの……血とか本当、苦手なんで……」

店長「Oさん、じゃあ、これなら大丈夫か?」ガサゴソ スッ

店長が大きめのバッグから何かを取り出しOさんに渡します。どうやらこのバッグの中に、制裁グッズが入っているようです。

O「そうですね。これなら……『ゆきぽ』ちゃんだっけ?ちょっとこっち見て」グイッ

片手でゆきぽの髪を掴み、反対の手で店長から制裁グッズを受け取るOさん、ゆきぽは名前を呼ばれてOさんの方を見ます。

ゆきぽ「ぱう?」パチクリ

そして

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥ……

ゆきぽ「ぽ?!ぽひいぃぃぃ〜っ!ケホッ、ゴホホッ!ひぃーーーーっ!;;」バタバタ!バタバタ!

O「あはは、苦しい?コレ、あんたみたいに厨房からひょっこり出て来る害虫、いえ、あんたの場合は害獣かしら?どっちでもいいけど。そんな生き物を処分するスプレーよ。殺虫剤って言うんだけど」

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥ……

O「まったく、落ちて来たところが厨房だったから、お客様に直接被害はなかったけど……大きな物音がした後、あんたみたいな気持ち悪い生き物が厨房からひょっこり出てきたら、そりゃ食欲なくすわよね。あんたが出てった直後、レジに長蛇の列が出来てね……。みんな料理を食べずに帰っていったわ」

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥ……

泣いて嫌がるゆきぽの顔に、尚も殺虫剤を吹きかけるOさん。

ゆきぽ「ぽやあっ、ぷい、ぷいー!;;」クルシイ!ヤメテヨー!

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥ……

O「ゴキブリが一匹じゃ、ああはならないわね……三匹、五匹……いえ、一気に十匹くらい出たのと同じくらいのダメージよ。分かってるの?!ねえ!おまけに店から出て行く時に店のドアぶち抜いて出て行くし!」

どうやらこの馬鹿は、例の件の後、自力で765プロ事務所に戻ったようです。

ゆきぽ「ぷひぃ〜、ケホッ、ゴホホッ!ぽ、ぱうーっ!」ギュッ!

たまらず顔をぽてっとした両腕で覆うゆきぽでしたが

O「そんな事しても無駄。あんたの腕の隙間なんて、厨房の隙間に比べたら、あんたがウチの天井に空けた穴と同じくらい広いわよ……」

879にどめてのおつかい:2015/10/13(火) 17:26:14 ID:v25R6Ivs
殺虫剤には害虫が隙間に入っても噴霧できるよう、細長いノズルがついていました。

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥ……ブチュブチュッ……

ゆきぽ「ぽぎいっ?!いぎぎぎぎっ……!ぁううううう〜;;」

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥ……ブブプッ……

ゆきぽ「ぷぐうっ?!ガハッ!ゴホッ!ぅあぁぁぁ〜んっ!;;」

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥ…

ゆきぽ「ぽぇああっ!ゴボッ!ぷがあっ!ぺっぺっ……ぽぉうええっ……!」ゲロゲロ……

腕の隙間からクリクリした両目、小さな鼻の両方の穴、そして口の中にノズルを差し込み殺虫剤を注入するOさん。
ゆきぽの顔はもう苦痛で真っ赤に染まり、涙と鼻水、鼻血とよだれ、更には口に殺虫剤を注入された時に嘔吐した胃液……あらゆる体液でぐちゃぐちゃです。

シュウゥゥゥゥ……

O「あら?空になっちゃった」

店長「厨房にあった使いかけのヤツだったからな。Oさん、まだやるかい?」

O「私はこの辺で。後は直接被害に遭ったお二人にお任せします」

店長「そうか。じゃあA、……お、準備万端みたいだな」

男性Aは既に制裁グッズを持ち上げていました。

A「Oさん、クソチビを下に降ろしてよ。降ろしたらすぐそこからどいて」

O「はいはい、じゃあ……」スッ

ベチャッ……

ゆきぽ「ぽえぇぇぇぇ〜んっ!ゴホ、ゴホッ!ひぃうあぁぁぁぁあ〜っ!;;」ウズクマリ

地面に突っ伏して泣き叫ぶゆきぽ。まったくの無防備です。

もうこれで、痛いのは終わりだと思っているのでしょうか?甘いですね。

ここにいる人達は全員、ゆきぽの事を殺しても殺しても飽き足らない人達だと言うのに。

A「そうらっ!」

ガンッッ!

ゆきぽ「ぽんぎゃあぁぁぁぁああっ?!!!」

店長「はは、ナイススロー」

O「流石元サッカー部ですね、スローインみたい」

店長「まったく、持ってくるの重かったんだぞ、ソレ」

男性Aがゆきぽに叩きつけたのは、もちろんサッカーボールではありません。
叩きつけたのはコンクリートのブロックでした。
ゆきぽの無防備な後頭部に容赦なくブロックが叩きつけられたのです。渾身の力で。
ゆきぽはうつ伏せの状態のまま、身体をピクピクと痙攣させます。

ゆきぽ「ぽ……が……あ……ぁ」ピクピク

880にどめてのおつかい:2015/10/13(火) 17:27:13 ID:v25R6Ivs
A「てめぇがぶち抜いた天井の瓦礫が俺の頭に直撃してな……痛かったなぁ、あれ。暫く病院通いだよ。……聞いてんのかてめぇ!」ズガンッ!

ゆきぽ「ぷぅ……ぁぁ……」ゴロッ……

激昂した男性Aがゆきぽの身体を蹴り転がします。

ゴロリと仰向けになるゆきぽ。背中に背負ったバッグが外れ、バッグは左手に取っ手が引っ掛かっているのみとなりました。

店長「よし、最後は俺だな。クソチビ、お前がウチに突き抜けた後の事を話してやる。……あの後従業員総出て後片付けしてな。穴が塞がるまで何もできねぇ。買い込んでた食材も全部パーだよ。穴が塞がったら今度は保健所の検査だ。冗談じゃねぇよな……保健所が行かなきゃいけねぇのはウチじゃなくて三階だろうが。で、やっと営業再開、常連さんが飛んじまったから赤字覚悟のサービスして、やっと新しい常連さんもついてくれた。クソチビ、何か俺達に言う事はあるか?」

ゆきぽ「ぽ、ぽ、え……」

O「はぁ……『助けて』だそうですよ?」

店長「はは、……『ごめんなさい』なら結果は違ったかも……いや、違わねえか。恨むんだったら、寝てるところにいきなり大きな声を出した同じ顔の二人、だったか?そいつらを恨めよ」スッ

全員「「「死ね害獣」」」

グチャアッ!

ゆきぽ「ぽ!ぉ……お……っ」

店長が最後に、ゆきぽの右胸を憎しみを込めて無慈悲に踏み抜きます。

これで、時間にして僅か5分程の『私刑』が終わりました。

店長「終わったら連絡よこせって言ってたな……」


同時刻 事務所

プルルルルル……

律子「おはようございます。765プロ事務所、秋月です。はい、はい?ええ……」

ガチャ

響「どうしたの?律子」

律子「それが……ご近所の人からで、ウチのペットらしき生き物が路地裏で倒れてるって……」

真美「それって、もしかしてゆきぽじゃ……!」

律子「……見に行ってくるわ。みんなは事務所で待ってて」

亜美「亜美たちも行く!」

律子「いえ、まだゆきぽだって決まった訳じゃないもの。確認したら一本連絡入れるから。……お願い、待ってて」

P「俺も行こう」

881にどめてのおつかい:2015/10/13(火) 17:28:43 ID:v25R6Ivs
……

路地裏

ゆきぽはまだ生きていました。

目、鼻、口は殺虫剤の薬品に侵され、機能が失われてしまいました。更に後頭部への一撃が、ゆきぽの身体を麻痺させてしまっています。要するに聴覚以外の五感が失われているのです。

……こっちです

……アレか?

ザッザッ……

ゆきぽの耳に、聞き覚えのある声と足音が聞こえてきました。

だからゆきぽは絞り出すように声を出します。

ゆきぽ「ーぅ!ぁー!」

ザッザッ……

足音が近づき、そして止まりました。

ゆきぽ「ーーぇ。ぅー」

痛いよ、苦しいよ、助けて

そんな事を二人に訴えるゆきぽでしたが

律子「うっわ、まだ生きてるわコイツ……」

P「『取説』に書いといたのにな、『討ち漏らしのないよう注意』って」ハァ

ゆきぽの耳に信じられない言葉が聞こえてきました。

律子「もっとこう、グッチャグチャなのを想像してたんですけど……」

P「確かに……俺も刃物とかでメチャクチャに刺されてるのを想像してた。よく見てみると頭の部分がちょっとイビツになってるな」

たるき亭メンバーにグロいのが嫌いなOさんがいる事は、もちろんこの二人は知りません。

律子「あ、顔から何か、殺虫剤みたいな匂いがしますね」スンスン

P「どうやらお楽しみいただけたみたいだな。胸の辺りも、相当強く踏まれてる。怒りがこもってるなー。陥没してるよ」

ゆきぽ「ーぅ?ぁー」

P「ははっ、何か鳴けない頃に戻ったみたいだな」

律子「戻ってるんですよ今、時間が。コレが鳴けなくなって、これから死んで事務所からいなくなって、たるき亭さんとの関係も時間はかかるでしょうけど、元通りになるんですから。順番通りです」

ゆきぽ「はぁうっ?!」ビクッ

嫌だ、ゆきぽ死にたくないよ、助けて、何で?

ゆきぽは出ない声を精一杯出し、二人に命乞いをします。が

P「お前みたいなクソ害獣、これ以上生かしといても仕方がないんだよ」

律子「あんたは穴を掘るのに理由なんてないでしょ。『掘りたいから掘る』。そうよね?私たちがあんたを殺すのにも理由なんてないし、いらないわ。『迷惑だから殺す』。これで分かったかしら?自分が殺される理由」

ゆきぽがスコップで砕き、かき出していたモノは、自分の命の『借り』だったのでしょう。
いざ『借り』の取り立ての段階になって嫌だやめてと拒否するのは、いささか虫が良すぎるのではないでしょうか。

ゆきぽ「ーーんっ、ぃ、ーぇぁ!」

それでもゆきぽは嫌だ、痛い、助けて、死にたくないの一点張り。二人はそんなゆきぽの主張など無視して話を進めます。

律子「あんたがおつかいに行きたがるのは分かってたわ。前回のでいい気になってたしね。あんたが自分でおつかいに行きたいって言ってくれて助かったわ」

P「『おつかいの途中の不幸な事故に見せかけて殺す』、これが今回の作戦だった訳だ。ただ、俺達二人が手をくだすのは色々とまずい。そこでたるき亭さんに協力して頂いた。二つ返事だったよ」

律子「あんたがたるき亭さんに迷惑かけて以来、ウチとの関係がギクシャクしててね。今回の件で少しは関係改善につながればいいけど」

P「たるき亭さんは憎いお前をぶっ殺せる。俺達は事務所に住み着いたクソ害獣を処分できる。更にたるき亭さんとの関係改善も図れるし、お前の殺処分に納得しないアイドル達も、事故なら納得するしかないだろ?」

律子「あんたに頼んだ私がみんなから責められると思うけど、行きたいって言ったのはあんただもの。丸め込む自信はあるわ。音無さんもこの件に関しては私達とグルだし、ね」

882にどめてのおつかい:2015/10/13(火) 17:30:04 ID:v25R6Ivs
カチャ パカッ

律子「ちゃんとバッグの中のメモ書き、読んでくれたかしら?もちろんコピー用紙って言うのは嘘よ」スッ

左手にぶら下がっているバッグを開け、メモ書きを取り出しゆきぽに見せる律子でしたが

ゆきぽ「……ぅー?」

P「コイツもう目が見えてないみたいだな」

律子「耳は無事みたいだから読んであげるわ」

「『ころしてください』。どう?店の人(たるき亭)に見せたら何して欲しいか分かるでしょ?」

ゆきぽ「ーぅ!ぃ、ぁー!;;」ボロボロ

身体中の激しい痛み、絶望と恐怖、信じていた人達からの裏切り。


帰ったら褒めてもらえると思ったのに……お茶と沢庵が食べられると思ったのに……


騙されていた事を知ってしまったゆきぽの小さな胸は、悲しみで張り裂けそうでした。もっとも、右胸は踏まれた時に、実際少しだけ張り裂けているのですが……

痛くて、悲しくて、辛くてたまりません。
ゆきぽの身体から力が抜けていきます。

ゆきぽ「ーぅ……;;」ジョロロ……

P「きったね。漏らしやがった。害獣特有の糞尿被害かよ……」

ゆきぽ「ぅぅ……ぅぅ……;;」ポロポロ

唯一残された聴覚は、ゆきぽの心をズタズタにしてしまいました。残酷な真実や、ひどい言葉を浴びせられる度に、心音が弱くなっていきます。

ドクン……トクン……

P「でも結局は死に損なってる辺り、使えないヤツだな」

律子「本当にやりたがる割に何一つまともにできないんだから……」ハァ

ゆきぽ「ーぅ、ぇーん……;;」ボロボロ

トクン……トクッ……

P「まぁこの状態ならもう長くはないだろう。律子、事務所に電話してくれ。『小便漏らしの臭い害獣が路地裏でボロ雑巾になってくたばってる』って。悲しんでる演技を忘れないようにな」

ゆきぽ「ーぃ、ぅー;;」

トクッ……トク……

律子「はいはい、その前に、最期の最期まで失敗続きだったこの大失敗作に一言、ゆきぽ?」コホン

ゆきぽ「……ぇ?」



「おつかい しっぱい おめでとう!」



ゆきぽ「!……;;」ガクッ……

……トク……トク……

…… ……

ゆきぽ「」



にどめてのおつかい 終わり

883名無しさん:2015/10/13(火) 20:54:42 ID:DxIQKfK2
乙乙!ゆきぽが泣き叫ぶ姿はやはり良いですなぁ♪

884名無しさん:2015/10/13(火) 21:02:52 ID:l1r9l8sI
おつぽ
にどめて?二度目手?

885名無しさん:2015/10/13(火) 21:22:47 ID:uVP46Kcs
はじめてじゃないから、にどめてなんじゃないの?

886名無しさん:2015/10/14(水) 00:43:54 ID:chTHQPf6


ドリル穴掘りは作者と編集の頭を疑うレベル

他のギャグ漫画に比べてぷちます!キャラが嫌われる理由は、最後に騒動を起こしたキャラが何も痛い目に合わないからだと思う

例えばドラえもんで、のび太がすき放題やっても

887名無しさん:2015/10/14(水) 00:52:47 ID:chTHQPf6
最後に怒られたり、痛い目にあう事でオチがつく訳で

漫画として、読んでてもやっとする

888名無しさん:2015/10/14(水) 20:40:11 ID:yyc4N7eg


タヌキモグラはドリル穴掘りの時点で殺処分されるべきクズ。あの話は色々とおかしい。当事者の双子は呑気に寝てるし、報告した(チクった)のはタヌキモグラ。律子は誰も責めないで、あっさり許すし……
たるき亭の事情は知らんぷりで誰も責任を取らない

原作が投げっぱなしでオチを放棄するのがぷちへのヘイトに繋がってる気がする

889名無しさん:2015/10/14(水) 22:37:21 ID:paqMzwkk
因果応報を求めるなら児童書を読めばいいと思う
小学生に読ませるんじゃないんだから細かいモラルだとかどうでもいい
ギャグひとつにキャラの善悪とか考えたこともないわ

890名無しさん:2015/10/14(水) 23:38:37 ID:yyc4N7eg
ギャグは不快な要素があると冷めるんだよ頭大丈夫か?

891名無しさん:2015/10/14(水) 23:48:52 ID:Izo6FkGI
本スレの方にも書きこんでる子かな?

892名無しさん:2015/10/15(木) 00:10:53 ID:FwepxpRA
>>890
じゃあ読まなきゃ良いんじゃね
不快な思いをしてまでマンガ購入して読む神経の方がおかしい
つーかつまらんのはわかるけど、詰まらんかったらBOOK・OFFにでも売るやろ
頭おかしいやつの思考はわからん

893名無しさん:2015/10/15(木) 00:37:56 ID:oolmrJS.
読んで不快な思いになった後で単行本売ったとしても何の解決にもならないだろう頭大丈夫か?

894名無しさん:2015/10/15(木) 00:46:17 ID:EbFyH5GU
ぷちどると話すのってこんな感じかな
幼稚な理屈で自己完結してるからなに言っても聞き入れない

895名無しさん:2015/10/15(木) 01:09:35 ID:FwepxpRA
>>893
ちょっとのギャグで不快になったくらいで解決とかアホなん? 打たれ弱すぎだろ
つまらんマンガは忘れて別の探せよ
あと頭おかしいばっかりだけど、知能大丈夫? 

>>894
まともな反論はないけどムカつくから煽っとくって、猿が条件反射で攻撃するのと大差ないな

896名無しさん:2015/10/15(木) 08:49:04 ID:CVWhG6Sw
こいつあげるからどっか行ってくれ
スッ ゆきぽ「ぽい?」

897名無しさん:2015/10/15(木) 20:48:48 ID:y0ogxOVQ
風呂入ってたらなんか・・・可愛がった末の結末がもしもこうだったら。ッテ勝手に想像したら・・・・765プロ分裂して、律子、真、雪歩以外のメンバーが脱退して社長が新しく作った事務所に入っていき、大成功を収める。一方765は仕事が全くこず、更に害獣もいる(更にわがまま)借金地獄に陥り・・・・最後はようやく目が覚めたけど時既に遅し。ゆきぽに重石を点けて生きたまま海へ投げ入れて沈める。とか勝手に出来てきたけど・・・・早く作者さん続き作ってくれませんかね?(チラ

898名無しさん:2015/10/16(金) 18:48:17 ID:hEjYPnQs
あまり完結は期待はしない方が……

今年の始めに作者さんが完結させられるよう頑張る、と言って、もう10月ですし

そもそもみんなが可愛がった末の続きを期待してる時に、現実の二匹を始めてそれもまた未完の時点で『気が向いたら書く、飽きたらぶん投げる』スタイルの作者さんな訳で

『真ん中』のゆきぽ親子を完結させてくれた事は素直に感謝するところだけど

899名無しさん:2015/10/16(金) 19:48:33 ID:bKMjMaTk
展開が似たssが投下されちゃったし、続きを望むのは難しいかもな
もしくはDIYの精神で自分で書くしかあるまい

900名無しさん:2015/10/16(金) 20:06:44 ID:T0dFyp6Y

P「ゆきぽ、そろそろ続き書いて完結させてくれよ」
ゆきぽ「気が向かないの!もう飽きたの!そんな事より沢庵持ってきてよ!」
「ゆきぽは自分に正直なだけだよ?ゆきぽ悪くないよね?」

901名無しさん:2015/10/16(金) 20:09:32 ID:T0dFyp6Y
あ、途中で送信しちゃったw失礼しました
えっと、次スレ立ては>>950でいいよね?

902名無しさん:2015/10/17(土) 20:33:53 ID:MCH7kdk.
このスレが立ったのが去年の暮れか……一年は早いですね。

このスレに投下されたssのタイトルをまとめてみました。

ボンバヘッ
ひとりでできるもん!
ゆきぽと、『休憩』 ぷ虐Ver.
「爆竹」
変なアライグマ
真夏の陽の下で
「遠投」
鬼退治
バレンタインデー・キック
穴掘ることは悪いこと
14日の記録
可愛い『誰か』さん
ゆきぽのお父さん?
「真実の口」
曇天模様の空の下
春はお別れの季節です
[A V 出演 ?]
サクラチル ゆきぽ三番勝負
「花見」
子供を抱えたゆきぽ
優等生のゆきぽ改造計画
お見合いゆきぽ
第一回765プロ チキチキ ゆきぽ感じ悪い裁判
ノークローズ・ノーライフ
「車内放置は危険」
エンドレス
765プロランキング
ジョジョの奇妙な第四部ネタ(仮)
アニメと現実(仮)
プロジェクトA
ゆきぽと謎のヒットマン
誤操作
ゴキブリ以下のゆきぽ(仮)
縛られたゆきぽ(仮)
キャンプ最終日
悩みの種
ビッグカップル成立の陰で……
[犯人は誰だ]
にどめてのおつかい

計39本

力作が多い印象です。個人的には『曇天模様の空の下』が、救いのない感じで印象に残っています




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