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ペンギンは永遠に愛される

1たくみ:2013/10/18(金) 10:06:50
紅葉がひらひらと舞う11月の空
1人の女子高校生がダンスを踊っている
見た感じはうる覚えのダンスで
世間で言う「ぽんこつ」と呼ばれるものだろう

そのダンスを見ている1人の影が…。

2たくみ:2013/10/18(金) 10:11:55
?? 『ぱるちゃーん*』
島崎 (何?春香?』

大人しそうな島崎とは裏腹に
元気すぎる女子がやって来た
春香が怪しい影に気づいた

春香

3たくみ:2013/10/18(金) 10:28:03
春香 『誰?そこにいるの?』
?? (やばい…気付かれた)
1人の影はすぐにその場を立ち去った
春香 『誰だったんだろう?ねぇぱ るちゃん聞いてる?』
島崎はダンスをやめて素っ気ない返事をした
島崎 『何?』
春香 『誰かぱるちゃんを見てる人がいたんだよ!』
島崎 『はぁぅわー。ダンス踊って疲れて眠くなってきちゃった。』
大きなあくびをしながらそう言った
これはいつもの事だろう。
春香はそんな島崎に提案した

春香 『今日あの喫茶店行かない?』
すると島崎は

島崎 『また太るよー笑』

と言いながら教室に帰って行った
その後を春香は肩を落としながらついていったのであった。

4たくみ:2013/10/18(金) 10:52:22
ー教室ー
島崎の席の隣にはクラスで人気の高い野球部のエース藤木という男子がいた
当然クラスの女子はその藤木に好まれようと楽しいお題を出すんだが
男子にに興味が無い島崎は普通の質問をした
島崎 『次の時間割なに?』
そう聞くと藤木は笑いながら答えた
藤木 『次は…。英語かな笑』
笑いながら答える藤木に対して島崎はこう聞いた
島崎 『何かついてる?』
すると藤木は
藤木 『いやいや、何でもない何でもない』
?? 『藤木君は私の物よ!』
そう言って現れたのが2-D組のトップと言われる川栄だった。
島崎 『興味ない』
藤木 『やっぱ遥香ちゃん面白いね他の女の子と全然違うね』
と言いながら隣を見ると島崎は
スースーと言いながら寝ている
すると川栄が、
川栄 『ちょっとー藤木君!』
と言いながら肩を叩くと藤木は
藤木 『ヤキモチ妬いてる?笑』
と聞きながら教室を去っていった

5たくみ:2013/10/18(金) 11:13:55
ー放課後ー

荷物をまとめて帰ろうとする島崎を
隣の藤木が呼び止めた
藤木 『遥香ちゃん、今日野球OFFなんだー!』
島崎 『ふーん。そーなんだ』
藤木 『あれ?興味なし?』
すると島崎の姿は無かった。
藤木 『っていないじゃん!』
走って藤木は校門までいくと島崎の後ろ姿が見えた。
藤木 『ねぇ遥香ちゃん!』
島崎 『何?』
藤木 『今日どっか行かない?』
島崎は首を振り言った
島崎 『いかない』
返事を聞くと藤木は
藤木 『りょーかい。じゃあまた明日』
と言いダッシュで帰って行った
春香 『ぱるちゃーん*置いてかないでよー!』
島崎が帰ろうとそう言いながら
駆け寄ってきた
春香 『ねぇぱるちゃん、今の藤木君じゃないの?何どういう関係?』
島崎 『ただのクラスメイト』
動揺もせずにクールに答えた
春香 『今日美宥のところ行かない?』

島崎には珍しい動揺した顔で頷いた

6たくみ:2013/10/18(金) 11:33:18
ー美宥の家ー
ピンポーン
ピアノの音が響く家のドアが開く
萌 『どちら様ですか?あっ!島田さんと島崎さん上がってください』
美宥 『誰が来たの?萌』
萌 『島田さんと島崎さんだよー』
美宥 『春香とぱるる…』
春香 『ピアノ聞こえたよ!初日やっぱいい歌だよ』
美宥 『ぱるるは?』
春香 『そこに…あれ?』
玄関を見るとドアが開いていた
島崎は泣きながら走った。

?? 『あれぱるるかなー?どーしたんだろ?』

島崎の後ろ姿をみかたのは永尾まりやだった

島崎 (美宥…ごめん。)

7たくみ:2013/10/18(金) 12:45:10
ー美宥の家ー

ピンポーン
春香 『ぱるるかな?』
覗き穴から見ると
春香 『まりやかー』
ガチャ大きい扉が開く
まりや 『あっ!春香来てたんだ!』
春香 『まりやどーしたの?』
まりや 『美宥のお見舞いだよ』
美宥 『まりや来てくれてありがと!』
まりや 『あっ美宥!大丈夫?何があったの?』
まりやの質問に空気が凍った
すると萌が2階から降りてきた
萌 『島崎さんは?』
まりやは閃いた!
まりや 『ぱるるならさっき、泣きながら走ってったよ』
美宥 『あの事引きずってるのかな…』
まりや 『あの事って怪我に関係してるの?』

美宥 『あのね…。』
春香 『美宥…。まさか。』

8たくみ:2013/10/18(金) 22:29:53
ー放課後ー 〜過去〜

美宥 『あのね新曲考えたの!』
島崎 『どんな曲なの?』
美宥は作詞、作曲をしていた
美宥 『今からあそこ行かない?』
島崎 『じゃあみんなに連絡するね』
美宥 『じゃあ決まり!』
島崎 (みんな今日あそこに17時に来てっと送信!)
島崎 『はい!オッケーだよ』
2人はあそこに向かった
おそこと言ってやって来たのが
廃校となった学校だった

?? 『遅いですよー。みんなもう来てますよよ!』
と走って駆け寄ってきたのが
島崎と竹内の後輩の高橋朱里だった

島崎 『急ごう!美宥』
美宥 『うん!』
夕陽で赤く染まった廊下を歩き1番奥の部屋を開けるとみんながいた

まりや 『今日はどーしたん?ぱるるが集合かけるとか珍しすぎ!』
美宥 『今日集めたのは新曲が完成したの!』
麻里子 『うぉぉー待ってました!』
発狂したのが演劇部竹内のクラスメイトの中村麻里子だった
それに続くのは
華怜 『よっしゃぁぁぁー』
朱里のクラスメイトの岩田華怜だ

玲奈 『華怜うるさい』
このクールな子は加藤玲奈だ
美宥 『みんな!曲名は走れ!ペンギン』
美宥 『明日からダンスの練習始めるよ』
明日の予定を確認して今日は解散した
島崎 『美宥、ちょっと話がある』
美宥 『何?そんな真剣な顔して』
島崎 『私、好きな人ができたんだ』
いきなりの打ち明けだった。しかもその男の子が島崎の幼馴染で美宥の好きな人であった。それを聞いた
美宥は
美宥 『なに言ってんの?ふざけないで!』
と言いその場を立ち去ろうとした
島崎 『ちょっと待って』
島崎は竹内の手を掴もうとした
しかし竹内はその手を払い、
勢い余って目の前の階段を踏み外してしまった。
ー美宥の家ー 〜現在〜
美宥 『それからなの、遥香が男に興味無くしたのは…。』
まりや 『そんな事が…。』
美宥 『私は気にしてないのに』
美宥 『私、気付いてたの。遥香が良太君の事好きな事、良太君も遥香の事好きだったの。』
『走れ!ペンギンはそういう曲だったの遥香に向けての…。』
春香 『ねぇ美宥何でそれぱるちゃんに伝えないの?』
美宥 『私、良太君の事諦められなかった。』
まりや 『あの曲もう一回やろうよ。文化祭で』
その提案を小さく頷く島田と竹内だった

9たくみ:2013/10/19(土) 10:04:46
やっぱ書き直します


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