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◆k7RtnnRnf2
:2020/06/13(土) 17:49:53 ID:joiqRQdY0
「……そんな訳がない! みんなは俺を信じてくれた! だから、俺は戦えるんだ!」
この気持ちを証明するため、俺はダークリパルサーとエリュシデータを構える。
そして、腹の底から叫びながら力強く走り、剣を振るう。案の定、漆黒と白銀の刃はフォルテのオーラに受け止められるが、関係ない。バックステップを取って距離を取る。
少しでもフォルテを足止めするため、俺は構えたが……
「”絆”にそこまでしがみつくか……反吐が出るッ!」
フォルテは憤怒で表情を歪めながら、あの《ダーク・アームブレード》を横に一閃する。
暗黒色のエフェクトに込められた殺意を前に、反射的にダークリパルサーとエリュシデータを交差させる形で構え、防御の型を取った。
……次の瞬間、フォルテが浮かべた笑みの意味に気付かないまま。
「させるかっ!」
迫りくる闇の刃を、俺は二つの刀で受け止める。
しかし、拮抗は起こらない。何故なら、耳障りな破壊音と共に、俺が握っていたダークリパルサーとエシュリデータの刀身が砕け散ったからだ。
「な、何……!?」
美しく煌く欠片が散らばる中、俺は驚愕する。
二つの魔剣がこうも容易く砕け散るなどありえないからだ。確かにフォルテのステータスは凄まじいが、SAOで数多の敵を打ち倒したダークリパルサーやエシュリデータも決して弱くない。
しかし、俺自身の誇りが砕かれたショックに浸る余裕はない。何故なら、フォルテの攻撃は尚も迫るからだ。
「ッ!? 光剣・カゲミツG4だっ!」
俺は反射的にハセヲのストレージから光剣・カゲミツG4を取り出しながら、フォルテの刃を避ける。
理由はない。ただ、フォルテの刃が実体を持たないから、俺もエネルギーで構成された光剣(フォトンソード)で立ち向かっただけ。
だが、状況は悪くなっているし、共に戦った名剣達が破壊された事実を受け入られないままだ。
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