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投句板 〜自由律俳句〜

1湯原/海紅社★:2012/10/06(土) 21:37:56
自由律俳句・随句・自由律句・自由律
定型俳句もOKです

558yuri.:2015/07/20(月) 19:11:51
夕焼け歩いて来る

559田中恭平:2015/07/20(月) 19:55:31
短夜明けかねこのままとまれと腕時計にぎる  恭平

560_:2015/07/21(火) 00:54:43
友の鼻を笑う他愛もない日

561_:2015/07/21(火) 00:55:51
憂鬱が夏の風に炙り出される

562_:2015/07/21(火) 00:57:35
寝苦しい夜 空き缶が転がる

563_:2015/07/21(火) 00:59:19
頭を抱える 友の名を呼ぶ

564_:2015/07/21(火) 01:05:06
覚醒剤に溺れ 誰とでも寝る君

565_:2015/07/21(火) 01:07:43
思いだせない君の名を呼ぶ

566_:2015/07/21(火) 01:11:33
君は自由と言う名

567yuri.:2015/07/21(火) 09:33:43
これ以上ここに俳句を投稿すると何かと誤解を受けそうなので、止めることに致します。いちいち説明するのも、馬鹿馬鹿しいですが。

568田中恭平:2015/07/21(火) 16:52:56
わたしももう投稿はしないようにします。Twitterやっておりますので、そちらで作品発表行います。

569yuri.:2015/08/21(金) 11:56:01
自分がトットちゃん並みにそそっかしいと、この年になって気が付きました。名無しの方の投稿があったんですね。いつの間にか。でもやはり何か名前を名乗って欲しいです。

570yuri.:2015/08/22(土) 18:03:36
投句再開します。

571yuri.:2015/08/22(土) 18:05:23
白く濁る昼の月

572yuri.:2015/08/22(土) 19:09:40
月は空のタマシヒだろか

573yuri.:2015/08/22(土) 23:57:17
昼に濁る月 推敲

574yuri.:2015/08/23(日) 16:18:50
しわくちゃの手でしわくちゃの日傘たたむ老婆

575yuri.:2015/08/23(日) 16:25:01
違ふ空の色がそこまで来ている

576yuri.:2015/08/23(日) 16:42:46
違う色の空がそこまで来ている 推敲

577yuri.:2015/08/23(日) 19:39:41
空を仰げば何もない空

578yuri.:2015/08/23(日) 23:42:33
意志あるように落ちている手袋

鶏頭ぐんぐん雨をすつたようだ

579yuri.:2015/08/24(月) 18:28:51
つくつくぼうしに風暮れてゆく

580yuri.:2015/08/24(月) 22:04:22
夕焼けついて来る

581yuri.:2015/08/25(火) 00:06:44
夕焼けついて来るふりかえればもうない

582yuri.:2015/08/25(火) 00:08:54
違う色の空がそこに見えている

583yuri.:2015/08/25(火) 09:17:33
星をねだれば卑しき言葉

584yuri.:2015/08/25(火) 10:33:53
悲しい朝に悲しい色の朝顔だ

585yuri.:2015/08/25(火) 11:13:58
むかで空に投げても星にはならず

586yuri.:2015/08/25(火) 19:27:43
夕焼けついて来る坂登りきるまで

587yuri.:2015/08/25(火) 22:54:42
坂を登りきるわたしと夕焼け

588yuri.:2015/08/27(木) 15:50:52
うつむいても向日葵

589yuri.:2015/08/28(金) 08:32:10
蝉の翅が一枚秋を指している

590yuri.:2015/08/28(金) 23:39:21
ひとしきり鳴いただろう翅落ちている

591yuri.:2015/08/30(日) 23:59:53
鉦叩に秒針動いたり止まつたり

592yuri.:2015/08/31(月) 18:25:32
蝶群れ飛ぶ星のうら

593yuri.:2015/09/01(火) 20:41:47
蝶群れ飛ぶ星のうら側 推敲

594yuri.:2015/09/01(火) 22:05:21
雨ふる虫の声にふる

595yuri.:2015/09/01(火) 22:47:00
雨音虫の音にふる

596yuri.:2015/09/05(土) 22:09:48
女郎花白粉花厠に秋桜

597yuri:2015/09/07(月) 10:03:00
水鏡のひかりに遊ぶ秋の蝶

598yuri.:2015/09/07(月) 17:31:07
触れなばががんぼ人臭く

599yuri.:2015/09/07(月) 23:34:47
水鏡のひかりに群れる蝶の影    推敲

600yuri.:2015/09/09(水) 16:43:33
晴れてまた空高くなりし

601yuri.:2015/09/28(月) 22:17:24
TV時々秋の虫

602yuri.:2015/10/01(木) 16:07:18
ほおづきに灯る月

603yuri.:2015/10/02(金) 15:08:22
青空に指先踊る晴れ

604yuri.:2015/10/04(日) 16:30:46
ふらふらと教会に入りそうになつた

605yuri.:2015/10/04(日) 16:32:33
青空に指先踊る晴れの空

月灯るほおづき

606yuri.:2015/10/17(土) 21:47:45
夜に瞑る三日月

607yuri.:2015/10/26(月) 18:57:07
サイレンの音に運ばれてゆく夜

無くしたものが星になるなんて何て陳腐な銀紙の星だ

608yuri.:2015/12/25(金) 14:12:36
空かき分けて月が出ている

病院の窓が月

609yuri.:2015/12/25(金) 18:12:11
病室の窓が月 推敲

610yuri.:2016/01/12(火) 22:36:09
明日の珈琲のために眠る

611yuri.:2016/01/14(木) 20:41:53
薬かき分けて探す君を

612yuri.:2016/01/14(木) 21:07:34
闇に腫れている月

613yuri.:2016/02/10(水) 18:16:36
三日月に載るほどの空だ

614yuri.:2016/03/01(火) 21:46:40
さくらを見せてあげたかつた

615yuri.:2016/03/04(金) 18:28:56
鳥籠に大きな鴉飛び込んだ

616yuri.:2016/03/05(土) 17:51:40
浚っても浚っても薄汚い心

617yuri.:2016/03/05(土) 17:53:10
鳥籠に大きすぎる鴉が啼いてゐる 推敲

618yuri.:2016/03/05(土) 18:42:21
言葉を張り付けにしている自分を張り付けにしている

619yuri.:2016/03/05(土) 18:45:16
アドラーさん私には関係ないことだよね

620yuri.:2016/03/06(日) 21:41:51
自分という薬飲みきって人は皆死ぬのだろうか

621yuri.:2016/03/09(水) 16:47:23
僧祈るガレキの町に雪が舞う

622yuri.:2016/03/28(月) 18:33:44
さよならに一つしか意味が無いことを知る

623yuri.:2016/06/08(水) 14:45:41
青い毬も赤い毬もあぢさゐ

624yuri.:2016/06/13(月) 17:28:21
フェンスするり夏蝶

625yuri.:2016/06/14(火) 22:54:21
シャボン玉に一瞥されたり

626yuri.:2016/06/15(水) 17:59:04
抵抗されればされるほど力の入る正義だ

627yuri.:2016/06/15(水) 23:01:06
見上げれば名も無き星の涼しさよ

628yuri.:2016/06/29(水) 17:43:00
本当はため息つきたいこともある

629yuri.:2016/06/29(水) 21:36:13
ミトコンドリアも笑うらし

630yuri.:2016/07/05(火) 22:41:11
本日を持ちまして、こちらの掲示板への書き込みを終了致します。今までお読み下さりありがとうございました。

631if:2016/08/10(水) 14:08:59
仮想空間に仮装する心

632if:2016/10/21(金) 22:40:57
世界が風船のように飛んでいった

633if:2016/10/21(金) 22:42:34
平和は色褪せているくらいがちょうど良い

634if:2016/10/22(土) 19:00:45
世界が風船みたいに飛んでいつた 推敲

635if:2016/10/23(日) 19:09:01
毒林檎齧らされたままの世界

636if:2016/10/23(日) 21:10:32
君は本当の砂漠を見たことがあるか

637if:2016/10/24(月) 00:11:44
話せば話すほど何も話さない

638if:2016/10/24(月) 18:33:50
死んだ言葉並べて威張っている

639if:2016/10/24(月) 23:37:45
話せば話すほど何も話していない  推敲

640if:2016/10/25(火) 09:55:09
人間は砂漠の砂じゃない

641if:2016/10/25(火) 13:39:54
もらった憎悪をまた誰かに投げる

642if:2016/10/26(水) 15:46:36
あかとんぼう風の四角

643if:2016/10/26(水) 23:30:39
今朝もまだあるみのむしアパート

644音順和 otosuna:2016/10/27(木) 08:22:35
よい日の今朝はずっとみんなについて考えちょる

645if:2016/10/28(金) 10:10:54
otosunaさん連れ句ありがとう。よろしく。

予告編みたいな空を見ている

646音順和 otosuna:2016/10/28(金) 18:10:10
いつか弥勒来ていたか時計の針がとまったか

十一月より仕事ただひたすら学ぶことの書くことの

罵りでなくうらめつらめの二十九歳あたらしい水

苦しいことの苦しいことのただ書き落とす

あなたの話がながく一虫の豊光に満たされて

いつか宮沢賢治さんいたか頭の想像の中に

はじめから書きはじめることしっかり疲れている

今朝のシャワーのこんなに緊張しても指は動く


ずっとブルーズのその中で一人欠伸している

太陽にこにこ太陽を今朝見ておれば帰り花

ドンドンドンドン進んでいく少しの幸せのため

ドンキホーテに昨日は右目だけが泣いていた

私は私のあくがれていくしかしここににこにこ

思い違いすらそのままに灯の灯る夜こえて

けものみち葉の茂り葉の茂り歩いて行った

頭のぐちゃぐちゃになっているから詩の道をいくよ

ひどく険しいこの道深く畦道

ゆったりと森林にあった白い鉄の手すりを辿る

理性でなし日の当たる朝ホットコーヒー飲む

声に酔ってまぼろしの声今朝は明るい

どこへ向かえどすべて夢のように秋は学ぶこと


人様に見せるうたでなし富士の高嶺に雪がちらほら

猫が卓状にいる親鸞上人のごとくうた書きつづく


単純な純なままここにあること頭の中をぐるりとさせる

右耳が悪い堕落したこころのもう一度立ち上がる

今朝ももの書くことすすきのひかりその風吹くこと

よしなにしなさいただあなたがうつくしかったいつかの日

これから寒くなるあなたに手紙を書いて笑えることの良し

きみを愛する未来派として後ろから風受けつつ

647if:2016/10/29(土) 08:44:36
未来の森に人間は必要ですか

本の森イマココの森

友の手紙よく晴れている

ブラックバード掴む黒い森

648if:2016/10/29(土) 20:59:12
ブラックバード掴む黒い森を羽根の下に 推敲

649if:2016/10/31(月) 16:48:29
幸福な空に雨落ちている

冷やかして冷えるのは自分の心

ぐちゃぐちゃな雨も降る時は真っ直ぐ

寒いを思い出している10月尽

650if:2016/10/31(月) 18:11:28
649を推敲

幸福な空に雨落ちている

冷やかして冷えてゆく心

ぐちゃぐちゃな雨も降る時は真っ直ぐに

寒いを思い出している10月尽

651if:2016/10/31(月) 18:14:24
>>648 推敲失敗。if

652if:2016/11/01(火) 14:15:46
疵無きものに花も無く

653if:2016/11/01(火) 18:51:05
疵無きものには花もなく 推敲

654if:2016/11/12(土) 00:08:10
小鳥鳴かなくなってひとつ目の冬

655if:2016/11/12(土) 21:37:12
本当に取り残されているのは誰なんだ

656if:2016/11/14(月) 22:31:07
闇のようにひかる月

657if:2016/11/14(月) 22:42:43
擦り切れた言葉を紡ぐ人

幸福な空に色褪せた鶴を飛ばす


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