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京本大我中心【京本ライン*バカレア】小説

1嘉乃:2013/04/07(日) 19:35:43 ID:Wsg.ex/Y
京本/大我中心で小説を書いていきたいと思います。
ただの妄想を暇な時にゆっくりと書いていきたいと思います。
現実とは違った部分もたくさんありますし、ただの妄想ですので彼に対する思いが強すぎる方は見られると不快に感じられるかもしれません。

それでも大丈夫という方だけ、どうぞ、ゆっくりとご覧ください。

2嘉乃:2013/04/07(日) 19:39:27 ID:Wsg.ex/Y


【京本視点】

《京+安》

京×安とは言い難いので。

裏も何もありません。

3嘉乃:2013/04/07(日) 19:43:26 ID:Wsg.ex/Y

レッスンで疲れ切った重い体を引きずって1人で自動販売機に直行する


頭の中でさっきから同じ曲がループして離れない



ーコトバ マヨイ リソウノ キズナデ キセキ マキオコス ヒカリ キラリ ソノ…ー



もう久しく歌っていないな…


そんなことを思いながら

自販機でアクエリアスを購入し、キャップを開けてグッと一気に煽る


水分が身体中に行き渡って気持ちがいい

4嘉乃:2013/04/07(日) 19:46:34 ID:Wsg.ex/Y


「大我何してん」


まったくの1人だと思っていたその場所に後ろから来た奴に声を掛けられ、キャップを落としそうになる




ー大我…ー




Jr.の中で俺のことをそう呼ぶ奴は数少ない



振り返らなくても誰の声か分かった

5嘉乃:2013/04/07(日) 19:48:59 ID:Wsg.ex/Y

普段通りの装いで振り返って

「安井、珍しいじゃん、自販機に買いに来るなんて

いつもの2リットルのペットボトル忘れたの?」

なんて、何事もなかったように、でも早口で言い切った



「…いや、忘れてはいないけど」


………



沈黙がおちる




この無言が俺には重かった

6嘉乃:2013/04/07(日) 19:52:23 ID:Wsg.ex/Y



安井とは以前のように接することができなかった


少クラで最近久しぶりに一緒になることもあったけど

その時もすごく嬉しかったけど

でも今までのように接してはいけないと思った




接する権利なんてないと思っていた

7嘉乃:2013/04/07(日) 19:56:26 ID:Wsg.ex/Y


「あのさ、これ読んだんだけど…」



重い空気を破って、安井は一冊のアイドル誌を差し出した



ーあっ…


Wink Up…ー



「嬉しかったよ、伝言板見て

大我がそう思ってくれていたなんて」


………



「でも、逆に心配にもなった…



大我、おまえ…

今の場所でちゃんと息できているか?」

8嘉乃:2013/04/07(日) 20:00:09 ID:Wsg.ex/Y


なんでなんだろう、この人は


Jr.なんて数知れずいて、みんな自分のことで精いっばいなはずなのに


なんでこの人はこんなにまわりを見てあげられるんだろう




俺は壁に寄り掛かって

ぽつり ぽつりと誰にも言えなかった言葉吐き出していった

9嘉乃:2013/04/07(日) 20:03:07 ID:Wsg.ex/Y

「俺バカレアの話きた時はずっとやりたかったドラマの話で

本当嬉しくて、右も左も分からなかったけど、自分の意見を取り入れてもらったりとか…本当楽しかった


でも、そのせいでバカレア組っていうのがいつの間にかファンの中で浸透して
新しくドラマでついたファンはこの六人でデビューしてほしいって…



もちろん、デビューできたら嬉しいし、慎太郎とか、北斗とか浮き足立っていたけど、俺は何か違うっていうか…


やっぱ、俺は安井とずっとシンメやってきて、甘えられるのも、バカやれるのも、本気で笑えるのもグループはなかったけど、今までのメンバーとだったから…




話していて、涙が出て、そして止まらなくなった

10嘉乃:2013/04/07(日) 20:06:24 ID:Wsg.ex/Y


「かわいいなー 大我は」

優しい安井の手が俺の髪を撫でる



「うるさいなー、俺より小さいくせに」

こんな減らず口にもクスッと笑って流してくれる安井


いつもこの優しさに甘えていたんだな



本当俺ばっかが好きで嫌になるよ

11嘉乃:2013/04/07(日) 20:11:20 ID:Wsg.ex/Y



「俺も、本当内心焦っていた部分があって、大我がバカレア組でデビューしたら、俺らどうなるんだろうって

でも、バカレアもだけど、Jr.のドラマがここ最近続いて、すごい俺らJr.が試されている時期なんだって

誰がデビューしてもおかしくないんじゃないかって、みんな必死になっている部分があったと思う

どんな形でもいいからデビューしたいっていうのがみんなの本音だろうし……





……でも、俺は




……俺はデビューできるなら大我としたい」



目を見開いく俺を真剣なまなざしで安井は見つめてきた

12嘉乃:2013/04/07(日) 20:14:22 ID:Wsg.ex/Y


「デビューって別にゴールじゃないだろ??

そこからが始まり。


10周年、20周年とグループをファンのみんなと一緒に作っていくんだろ??

一生の仲間でありライバル…

そんな仲間だったら俺は大我とがいいな」

13嘉乃:2013/04/07(日) 20:17:44 ID:Wsg.ex/Y

鼻を啜って、嬉しさを押し殺しながら言う

「しょうがないなー
安井は俺のことが大好きだからなー」



真剣な表情だった安井が悪戯っ子のように笑って言う

「いやいや、大我の方が俺のこと好きでしょ??

それにさ、大我、赤ちゃんだもん、俺以外おまえの面倒は見切れないよ」

「おい、やめろよ、俺後輩にはクールな先輩に見られたいんだから」



さっきまで泣きながら、真剣な話をしていたのに

2人してプッと吹き出してしまう

14嘉乃:2013/04/07(日) 20:19:38 ID:Wsg.ex/Y


先のことは分からないけど、お互いの思いを確認しあって、心がすっきりした



『もう休憩終わるってよー』


何処かで声がする



「ヤバッ俺泣いていたのバレバレじゃん」

頬を叩いて焦って廊下を走り出す

15嘉乃:2013/04/07(日) 20:24:33 ID:Wsg.ex/Y





「なぁ、大我」

「んっ?」

引き止められて振り返る





「いつかまたみんなでPERFECTを歌おう」



止めていた涙がまた一筋零れた


「あぁ、きっといつかー」

16嘉乃:2013/04/07(日) 20:26:24 ID:Wsg.ex/Y





fin.

17嘉乃:2013/04/07(日) 20:35:09 ID:Wsg.ex/Y

京本ライン、バカレア組に対して様々な意見を持っている方はいらっしゃると思いますが、私は京本ラインでの安井くんとの関係性が好きなのでつらつらと書いてしまいました。

まったくの私の妄想ですのでお許し下さい。

だからといってバカレアが嫌いなわけではありません。
むしろ大好きです。

大我君が笑って大好きな歌を歌っていられる場所、安心して過ごせる場所であれば。

最近のバカレア組が不安定で心配でなりません。

6人でバカレア。
2人でも4人でもバカレアではありません。


では、また暇ができた時に書きに来ます。

拙い小説をここまで読んでいただきありがとうございました。

18嘉乃:2013/04/13(土) 10:46:12 ID:Wsg.ex/Y
前回書かせてもらった、ラインとはうって変わって、今回はバカレア組で。


ドラマ内の麻耶ちゃんが可愛すぎて、麻耶受けで書かせていただきます。

一番好きなCPは哲也×麻耶です。
基本麻耶が左であれば何でもいいのですが、麻耶にはクールな相手の方が似合うんではないかと…。


では拙い文章ですが、書かせていただきます。

もし気にとめていただけたら、読んでいただけると嬉しいです。

19嘉乃:2013/04/13(土) 10:47:44 ID:Wsg.ex/Y
↑大きな間違えを…『基本麻耶が右であれば』ですね。苦笑

20嘉乃:2013/04/13(土) 10:55:43 ID:Wsg.ex/Y


哲也×麻耶


〈麻耶視点〉


くしゅん…ずずっ

―んっ、今何時だ

くしゃみで目が覚め

時間を確認するとまだ夜中の三時半だった

兄貴は今日は友だちと旅行に行っていて明後日まで帰ってこない


―頭痛っ…

自分の異常に気づき布団を深く被る

そういえば昨日学校行っている時からちょっとおかしかったかも…

身動きするだけで、頭が揺れて気持ちが悪い

21嘉乃:2013/04/13(土) 10:57:52 ID:Wsg.ex/Y



―結構熱あるかもな…


寒気からなかなか寝付けない

手で支えながら無理矢理体を起こし、ベッドから崩れるように落ちる

とりあえず、毛布と、頭冷やすやつと…

ふらふらしながら台所へ


タオルを水で絞って、兄貴の毛布引っ張り出して、引きずるようにベッドに倒れこむ


それでも気持ちが悪くて明け方までに二度吐いた

22嘉乃:2013/04/13(土) 11:01:10 ID:Wsg.ex/Y


〈達也視点〉


「麻耶今日来てないけど、どうしたんだ」

「哲也聞いてるか」

「いや…」


麻耶が俺らに連絡もなく休んでいる


「あいつの兄貴今日家にいないんだろ?
何かあったんじゃないのか」

23嘉乃:2013/04/13(土) 11:04:42 ID:Wsg.ex/Y


古葉の授業は軽く流し、口々にみんなが麻耶のことを心配をする


すると哲也の携帯が鳴った


「もしもし、麻耶か」


電話の相手は只今話題になっていた麻耶本人だったらしい


「どうした、麻耶、何かあったのか」


尋ねたと同時に哲也の顔色が変わり、がたんっと立ち上がった


「麻耶今どこ?あぁ、今すぐ行く」


血相を変えた哲也は


「悪い、俺帰るわ」


とだけ言い残して慌てて教室から飛び出して行った


「えっ、ちょっ、どうしたんだよ」

24嘉乃:2013/04/13(土) 11:10:28 ID:Wsg.ex/Y


〈哲也視点〉

麻耶からの電話は


『た…すけて…て、つや…』


の一言だけだった




血の気が引いた


麻耶は俺の大事な仲間であり恋人である


麻耶が今危険な状態に陥っていることを知り、居ても立ってもいられず、俺は達也たちに何も告げずに走り出してしまった

25嘉乃:2013/04/13(土) 11:13:01 ID:Wsg.ex/Y










「おいっ、麻耶大丈夫か!?」


運良く空いていた麻耶の家のドアを勢いよく開けると、台所で倒れている麻耶を見つけた


「麻耶!!」


駆け寄って抱きかかえるように起こすが麻耶の意識はなく、頬を赤くさせ息を荒げている

おでこ同士を合わせると、麻耶の熱の高さに驚くほどだった

26嘉乃:2013/04/13(土) 11:15:28 ID:Wsg.ex/Y


まわりを見渡すと氷枕を作ろうとしていたのか、それらの用具が床に散らばっていた


そんな状況を見て一瞬泣きそうになる



一人で何やってんだよ


今まで母親に上手く甘えられなかった麻耶が、何でも一人で溜め込んでしまう悪い癖があることを俺は知っていたのに、俺は麻耶の体調の変化に気づいてやれなかった



一人で解決しようとするなよ

せめて、俺にだけでいいから甘えてくれ


そう願いつつ俺は麻耶が起きていたら絶対にやらせてくれないお姫様抱っこをしながら、麻耶をベッドに運んだ

27嘉乃:2013/04/13(土) 11:19:18 ID:Wsg.ex/Y


〈麻耶視点〉






「んっ、て…つや?」


「起きたか?」


目を覚ますとそこには哲也がいて

朧げながら俺は哲也に電話したことを思い出す



「悪い、呼び出しちまって」

「何言ってんだよ」

と哲也は俺の髪を撫でる


「何か食べるか?」


そう言って立ち上がろうとする哲也の腕を俺は反射的に掴んでしまった

28嘉乃:2013/04/13(土) 11:21:47 ID:Wsg.ex/Y


「あ、悪い」


ぱっと手を離しすぐに布団の中に手を引っ込める


哲也は立ち上がるのを止め、布団の中に先程引っ込めた手を取り出し


「なんだった?甘えてくれていいんだから」


と優しく聞いてくる


ん?と首を傾げながら、俺の気持ちを聞きたいとばかりに俺の瞳を見つめてくる哲也


「―そばに…いて…ほしい」


自分でもびっくりするぐらい甘い言葉が出た


「いや、ごめん、訂正、本当俺熱のせいでおかしく…んっ」

最後まで言い切る前にキスで口を塞がれた

29嘉乃:2013/04/13(土) 11:24:36 ID:Wsg.ex/Y


〈哲也視点〉


やばい、まぢ本当今日の麻耶可愛すぎ


呼び出してもらえて嬉しかった

甘えてもらえて嬉しかった

本当もっと甘えていいんだから

そんなことを伝えると、恥ずかしさに耐えきれずぎっと睨みつけてくる麻耶


「何その顔、誘ってんの?」


汗ばんだ体で頬を赤くさせて、涙目で睨みつけられて、舌足らずで、何それ、めっちゃエロいんだけど

本当理性ギリギリなんだから

30嘉乃:2013/04/13(土) 11:27:26 ID:Wsg.ex/Y


ベッドに手をかけ

「むっちゃそそるんだけど」

って、耳元でわざと囁いてやったら


一呼吸置いて

「て…つや、いいよ?して?」

なんて言ってくる


本当そういうの反則

ってか、手出せないの知っていてわざと言ってる?



「今日は無理だけど、元気になった時は手加減しないからな」


そう言って、髪を撫でるとくすぐったそうに笑いながら瞼をおろす麻耶


意識が遠退く麻耶を見つめ、二人だけの空間に幸せを感じる


「早く治せよな、おやすみ、麻耶」






fin.

31嘉乃:2013/04/13(土) 11:39:10 ID:Wsg.ex/Y







本当は裏まで持っていこうか迷いに迷いましたが、紳士な哲也を書かせていただきました。

私の中で、麻耶ちゃんの家庭環境って、かなり麻耶ちゃんの中でストレスになっていると思うんです。
物心ついても女ものの服を着ていたとか、母親に嫌われて自殺しようとしたとか…そんなことで、悩みを持っても抱え込んでしまうタイプじゃないかなーと。
そんな麻耶を紳士な哲也が支えてくれたらいいなと思って書かせていただきました。


自殺未遂前の麻耶ちゃんの心境を書きたいよー、女ものの服を着ているところを他校の奴らに見つけられて犯されちゃうところを書きたいよー…大好きな麻耶ちゃんには甘々もいいんですが、とびっきり虐めたくもなっちゃいます。
妄想がすぎて変態ですみません←


ではでは、また暇な時に訪れます。

お目汚し失礼しました。

32DX:2013/05/20(月) 06:42:39 ID:g7nyUMD.
はじめまして!
すごく面白かったです。
哲也と麻耶かっこかわいかったです♪

33琉璃:2013/05/20(月) 15:15:51 ID:1Hj.hHxg
面白いデスっ!
続き待ってます!(=゚ω゚)ノ

34DX:2013/06/01(土) 22:10:32 ID:g7nyUMD.
続きまってます

35枝琉:2013/06/06(木) 16:24:15 ID:1e8qRJ1M
面白いです。
頑張ってください。

36大貴+侑李=最強 ◆qfLDwelRNE:2013/07/06(土) 12:52:02 ID:ezwG1kBk
続きまってます

37ひー ◆2nWshnhXe2:2013/08/06(火) 18:52:31 ID:8N6q9feI
面白いです(。≧∇≦。)


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