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吸血王の島<知念×北斗中心>
1
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2012/12/07(金) 22:04:42 ID:2KlcS6Xo
はじめまして。
この度、ここの掲示板で小説を書く事になりました、華乃と申します。
以後、お見知りおきを。
ずっと温めていたお話を書こうと思います。
元ネタは、『彼岸花の咲く夜に』&Hey!Say!JUMPの『僕はVampire』です。
CPは、主に知念×北斗です。
なお、このお話は若干いじめ、ホラー及びグロ表現などが入るかもしれません。
それでも大丈夫!という方のみ、お楽しみください。
357
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 20:22:15 ID:WCV9cb5A
あどけなさは、多少残っているものの、あの優しげな瞳はもうない。
今の彼らの瞳は――冷酷そのものだ。
「何故、嶺亜くんを狙ったんだ――!?」
「我らは、お前とは違って非力でな。自分で直接命を奪う力はない」
「だが、ちょうど良く魂を喰らう方法を知った。それが――そう、いじめだ」
まさか、いじめを使って、いじめられている子の魂を喰らおうって事なのか!?
だから、僕の前に現れたのか。
「我らの涙は、魔力が込められている。それを見た者は――いじめずにはいられなくなるようになるのさ」
「有岡大貴らに我らをいじめさせ、ある程度のレベルになったら姿を消し、再びいじめられる中村嶺亜の魂を、喰らおうとしたんだがな――まさか、吸血王自ら助けるとは」
ククッ、と真田くんと野澤くんは、吸血王さんに向かって嗤った。
「このっ――許さない!」
僕を背中に隠し、吸血王さんは2人に向かおうとした。
と、その時だった。
「やっぱり、君達だったんだね」
聞き覚えのある声が聞こえた。
358
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 20:29:06 ID:WCV9cb5A
そう――真田くんと野澤くんが、学校でいじめられている時に、僕に囁きかけてきた声だった。
その声の主は、姿を現した。
僕より少し上くらいの、男の子だ。
「ち、知念くん!? 謹慎していろって言ったのに――!」
「だめだよ。僕を動かしていいのは、僕だけなんだから。それより、佑馬くんと祐樹くんをこのまま倒しちゃっていいの?」
男の子は、知念くんというらしい。
吸血王さんの知り合いなのか?
2人を倒しちゃってもいいのかって、どういう事!?
「――知ってたんですね、知念くん。どういう意味ですか!?」
「わかってるはずだよ。君が、このまま力を振るったらどうなるか――」
吸血王さんは、知念くんを睨んでいる。
でも、彼は上機嫌だった。
代わりに、真田くんと野澤くんが答える。
「俺と祐樹を倒したらどうなるか――もうわかっているだろう? 吸血王」
「俺と佑馬を倒す。それは即ち、明日からいじめられっ子の真田佑馬と野澤祐樹はいなくなり、いじめられっ子のベクトルは――再び中村嶺亜に向けられる事になる!」
「あっ――!」
359
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 20:34:16 ID:WCV9cb5A
2人の指が、僕に向かって指された。
そうだ。
このまま、2人がいなくなったら――再び僕がいじめられる事になるんだ!
「くっ――この卑怯者!」
「「我らの目的はただ一つ――いじめの楽しさを、世に知らしめる事だ! あっははははははっ!!」」
真田くんと野澤くんの嘲笑が、僕の脳天を突き破る。
そんなっ――僕はずっと、この2人に踊らされていたのか。
友達だと、思っていたのに――!
また、いじめられるなんて――嫌だ!
吸血王さんは、拳を握りしめていた。
「――吸血王として、警告する。この惨劇の連鎖を終わらせろ」
「無駄だって。彼らにそんな警告、通じないよ。彼らが今言っていた事、もう忘れちゃったの?」
吸血王さんに、知念くんはクスッと笑った。
すると、彼は首を横に振る。
「いいえ、知念くん。忘れてなんかいません。確かに、あの2人は倒せない。でも、止める事ならできます――!」
「「ほう、面白い! 我らを止めると!?」」
360
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 20:39:05 ID:WCV9cb5A
「俺は――嶺亜くんをいじめの連鎖から守る! そう決めたんだ!」
僕の前に立った吸血王さんは、真っ直ぐな瞳で真田くんと野澤くんを睨んだ。
どうして――?
どうして、そこまでして、僕を守ってくれるの!?
「吸血王さん――伝説では、あなたは残虐のはず。なのに、どうして僕を助けてくれるんですか!?」
僕は、吸血王さんに訊ねた。
すると――。
「――答えは一つだよ。かつて、俺もいじめられていたから。いじめの連鎖から逃れきれず、俺は死んだ。だから、嶺亜くんには俺みたいになって欲しくないんだ。だから、君を守る――!」
「っ――!!」
ずっと、味方は死んだ父さんだけだと思っていた。
でも、ちゃんといたんだ。
人間ではないけど、僕をいじめから救おうとしてくれた人が――いたんだ!
「――真田佑馬、野澤祐樹。直ちにこの狩りを止め、この島から退場しろ」
吸血王さん――!
361
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 20:43:26 ID:WCV9cb5A
「「――いいだろう。我らの狩りの邪魔をしたらどうなるか――見せてやろう!」」
「!?」
突然の事だった。
真田くんと野澤くんが消えたかと思ったら、いつの間にか吸血王さんの両隣にいた。
そして、魔法のように何かを取り出す。
「これは記憶針と言ってな。刺さると、過去の辛い、苦い、残酷な日々が甦るのさ!」
「まずは、1本!」
「ぐあっ…!」
大きな針が1本、吸血王さんの体を貫いた。
彼の返り血が、僕の顔にかかる。
きゅ、吸血王さんが――!
362
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 20:48:45 ID:WCV9cb5A
<北斗視点>
真田佑馬と野澤祐樹の放った記憶針が、1本だけ俺を貫いた。
同時に、ある事が鮮明に甦る。
『おい、松村。お前ゴミ臭いんだよ。こっち来んな!』
それは東京にいた頃、同じクラスの男子から、突然浴びせられた罵声だった。
勿論、心が痛くなるような言葉だった。
「まだだ――次だ!」
「うぐっ…!」
2本目が、再び俺を貫いた。
『松村くんってさ、高慢ちきだよね。お勉強が出来過ぎる事を自慢するっていうかさー』
今度は、女子の声が聞こえた。
甲高く、俺を嘲笑する声が――。
記憶針は、どんどん俺の体を貫いていった。
『ほら、落ちたゴミ食えよ!』
『お前の顔、雑巾で拭いてやるよ!』
363
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 20:56:06 ID:WCV9cb5A
辛い。
痛い。
苦しい。
でも、こんなの嶺亜くんが受けたいじめと比べたら――まだ耐えられる!
「ほう、まだ耐えられるか。もうハリネズミ状態なのに――」
「ならば――これならどうだ!?」
「うあぁっ…!」
今までよりも太く、大きな針が、俺の心臓部を貫いた。
同時に思い浮かんだのは、人間として死ぬ直前の事だった。
そう、高木くんに蹂躙されていたあの日々だ――。
服を脱がされ、暴力を受け、恥ずかしい写真を撮らされた。
知念くんと出会って、吸血王にしてもらえると知って粋がっていた。
その結果、俺は――高木くんに殺された。
鉄パイプで何度も殴られ、終いには斧で体をバラバラにされ――底なし沼に沈められたんだ。
「吸血王さん、吸血王さん――しっかりして!」
ハリネズミ状態の俺の元に、嶺亜くんが駆け寄ってきた。
「もうやめてっ! これ以上、吸血王さんを傷つけないでっ――!」
「嶺亜――くんっ――!」
嶺亜くんの震える肩に、俺は優しく手を乗せた。
血まみれの手を――。
364
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 21:10:43 ID:WCV9cb5A
<嶺亜視点>
僕の目の前で、吸血王さんは倒れた。
「もうやめてっ! これ以上、吸血王さんを傷つけないでっ――!」
「嶺亜――くんっ――!」
震える手で、僕の肩に触れてきた。
そして――。
「負けるな――いじめに、立ち向かってっ――!」
そう言い残して、吸血王さんはガクッと項垂れた。
「吸血王さん――!」
「あーあ。コテンパンにやられちゃったねぇ」
知念くんが指を鳴らすと、吸血王さんは彼の腕の中に移動した。
「な、何をっ――!?」
「何って、手当するんだよ。彼に死なれては困るからね。ごきげんよう、嶺亜」
吸血王さんを連れて、知念くんは姿を消した。
365
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 21:19:52 ID:WCV9cb5A
残されたのは、僕と真田くん、野澤くんの3人だけだ――。
「ふん、知念め。邪魔をしたな」
「まぁ良い。これで我らを止める者は、もういない」
「ひっ…!」
2人の視線が、僕に向けられた。
逃げなきゃ!
でも、体が動かない!
「中村嶺亜。お前に、チャンスをやろう」
「チャ、チャンス――!?」
チャンスって、何!?
すると――。
「これからも、『真田佑馬と野澤祐樹をいじめる』と誓え」
「そうすれば、いじめられっ子の役割を、我らが引き受けてやっても良い」
「っ――!?」
ほ、本当に?
2人が引き受けるとなったら、僕はもういじめられない――?
僕は、思わず頷きそうになった。
366
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/06/29(土) 21:29:27 ID:WCV9cb5A
でも、その時――吸血王さんの言葉を思い出した。
『負けるな――いじめに、立ち向かってっ――!』
そうだ。
吸血王さんは、僕を守ってくれたじゃないか。
体を張って、あんなにボロボロになって――。
それでも、僕を助けてくれた。
僕は、彼の思いを無視するなんて――できない!
「――っ」
「何だ? 聞こえないな。もう少し大きい声で言っておくれ、嶺亜」
ニヤリと嗤いながら、真田くんは僕の顎を軽く掴んだ。
顔を上げさせられた僕は――こう言った。
「――断る! 僕は、誰かを犠牲にしてまで、いじめられたくないとは思わない! 吸血王さんの為にも――いじめに怯えるのを止める。いじめと戦う!」
そう、それが僕の決断だった。
それを知った真田くんと野澤くんは――。
「「ほう、面白い! 良いだろう、見届けてやる! 再びいじめられっ子になったお前が、どういう生き様を見せてくれるかをな!!」」
そう言い残し、2人は姿を消した。
367
:
風海人
:2013/06/30(日) 14:10:42 ID:sTFDruFc
続きまってます
368
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 15:58:44 ID:WCV9cb5A
風海人さん>ありがとうございます!
嶺亜くんがどうなるのか――この先をお楽しみに!←え、ちょっと!?by嶺亜
頑張ります!
――ID、また変わってるかもしれませんが、再び無線LANを直したんです;
トリップを見てくだされば、華乃本人だとわかりますので!
369
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:04:14 ID:WCV9cb5A
残された僕に纏わり付いているのは、静寂のみ――。
「――僕は、何て事を言ってしまったんだ」
いじめと、戦うなんて――そんな、大それた事。
どうやって、戦えばいいんだ!?
僕は、吸血王さんみたいに、強くない――!
と、そこへ。
「嶺亜ーっ!」
「あっ…」
森の方から、知っている声が聞こえてきた。
母さんの声だ。
森を抜けると、母さんは、息を切らしながらこちらに向かって走ってくる。
「嶺亜、大丈夫!?」
「えっ――」
近づくと、母さんは――僕を抱きしめてきた。
「さっき、駐在所のお巡りさんから聞いたの。あなたが、1人で森の奥へ入って行くのを見たって――まさかと思って来たんだけど、無事でよかったっ――!」
母さんはそう言いながら、ギュッと、強く僕を抱きしめた。
「ごめんね、ごめんね――嶺亜っ!」
「母さっ…母さぁん!」
今思えば、母さんに抱きしめられたのは――久しぶりかもしれない。
そう、父さんが死んだ時以来だ――。
370
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:10:01 ID:WCV9cb5A
母さんは僕を抱きしめ、何度も何度も「ごめんね」と繰り返していた。
僕の中の感情が爆発し、僕もわーっと泣いた。
そして、家へ帰った後。
僕は、改めて学校でいじめられている事を話した。
無視しても、有岡くん達が執拗にいじめてくる事を打ち明けると、母さんは黙って聞いていた。
「――そうだったのね。母さんが先生をしていた時に、クラスにいじめなんてなかったから、うちの子は大丈夫――なんて自惚れていたわ。母さん、明日学校へ行って、藤ヶ谷先生や校長先生に話をしてくる。嶺亜を、いじめから解放してもらえるようにね」
「うん――!」
母さんの言葉に、僕は頷いた。
吸血王さん、父さん。
僕――いじめと戦うよ。
母さんと一緒に、戦っていく。
だから、見ていてください――!
翌日。
僕と母さんは、学校へ足を運んだ。
371
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:15:02 ID:WCV9cb5A
「嶺亜、大丈夫? 辛かったら、先に帰っていていいのよ?」
「――ううん、大丈夫。僕だけ、逃げるわけにはいかないから」
「――わかった。気をつけてね、嶺亜」
「はい、母さん」
昇降口で母さんと別れ、僕は――教室に向かった。
そして、教室の前で足を止める。
中からは、何も聞こえてこない。
――怖い。
さっきから、心臓がバクバクいっている。
逃げたいけど、今は逃げる事は許されない。
僕を守ってくれた吸血王さんの為にも――!
逃げるわけには――!
僕は心を決め、教室のドアを開けた。
すると――。
パシャンッ
「!?」
突然、何かをぶつけられた。
「お、安井、ナイスシュート! それにしても汚ぇな、中村よぉ」
有岡くんの第一声で、何を投げつけられたかわかった。
それは――生卵だ。
372
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:20:41 ID:WCV9cb5A
「ほら、どんどん投げろーっ!」
「くらえ、生卵爆弾ーっ!」
「わっ、や、やめっ…!」
クラス中から、生卵をぶつけられ、僕はその場に崩れ落ちた。
でも、相手はやめない。
更に生卵を投げつけてくる。
真田くんと野澤くんの時とは違う。
否、前に僕がいじめられた時とも違う。
――悪化してるんだ。
前と同じだと思って、侮っていた。
「あっれ〜? もう卵ないんですけどー」
「まぁまぁ、これからもっと面白くなるからさ」
神宮寺が、卵がもうない事に気付くけど、有岡くんは僕の前まで歩み寄った。
「俺さ、実は中村の事、前からいいなと思ってたんだよね」
「えっ…!?」
ど、どういう事!?
有岡くんは、何を言ってるんだ!?
「日に日にいじめられているお前を見るとさ、憐れみを覚えるんだよ。だからさ――」
有岡くんは、僕の耳元で、こう囁いた。
373
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:22:18 ID:WCV9cb5A
「――脱げよ、中村――」
――えっ!?
な、何――どういう事!?
脱げって、何!?
もしかして、全部脱げって事――!?
374
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:31:14 ID:WCV9cb5A
<母視点>
「――ですから、本当にいじめがなかったか、ちゃんと調べてください!」
あれから、応接室代わりに職員室で校長先生や藤ヶ谷先生と話していた。
否、叫んでいたというべきか。
「心配しすぎですよ、お母さん。あの子達は遊んでいるだけです」
「どこがですか!? 嶺亜は泣きながら言ったんですよ! 『自分はクラスでいじめられている』って!!」
「それは、嶺亜くんが被害妄想を抱えているだけでは?」
しれっとした態度の藤ヶ谷先生を見ていると、引っぱたきたくなる。
でも、私は敢えてそうしなかった。
元とはいえ、教師だから。
「お母さんの仰るとおり、いじめがなかったか調べたいのですが――プライバシーの問題がありまして」
「プライバシー? そんなもの何ですか!? あの子は、自殺しかけたんですよ! いじめっ子達だけじゃない、貴方達教育者によって――!」
「し、しかし――!」
375
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:38:04 ID:WCV9cb5A
校長先生は、オロオロしていた。
流石の藤ヶ谷先生も、焦りを隠せなくなってきたようだ。
「とにかく、うちの子はいじめの被害者です! そちらが対処しないというなら、こちらにも考えがありますので! それじゃ、うちの子を連れて帰ります!!」
そう言い放つと、私は職員室から出て行った。
全く。
話になりやしない。
嶺亜が先生達を頼れないわけだ。
こんな学校に通わせた自分が許せない――!
376
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:39:04 ID:WCV9cb5A
と、その時だった。
「中村嶺亜くんの、お母様ですね?」
「だ、誰ですか!?」
前方から、1人の男性が話しかけてきた。
この学校の先生かしら――?
「私は、嶺亜くんの知り合いです。今、この学校の先生達と話してきたようですね。正直、無駄足だと思いますよ」
「ど、どういう事――!? まずは、学校を通して――!」
「嶺亜くんは、自分が死ねばあのいじめっ子達が反省すると思っていたようですが、思い違いです。何も変わりはしない。寧ろ、第二、第三の嶺亜くんが生まれるだけ――それに、嶺亜くんが助けを求めている相手は、あの無能な教育者共ではない。亡くなられたお父様でもない――他でもない、あなたです」
「えっ?」
この人は、誰なの?
本当に、嶺亜の知り合いなの!?
私は、そう問おうとした時だった。
「助けて、母さんっ!」
「!?」
突然、背後から嶺亜の叫びが聞こえてきた。
377
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:43:36 ID:WCV9cb5A
<嶺亜視点>
「おら、脱げよ!」
「じっとしろって!」
安井くんと萩谷くんに押さえ込まれ、僕は身動きが取れなくなった。
「ほら、有岡くん。先生が来る前にさっさとシちゃえよ!」
「っせーな、わかってるよ。ほら、大人しくしろよ中村ぁ!」
「やだああぁぁっ!」
有岡くんによって、どんどん制服を脱がされていく。
そして、下着だけになった時――僕は思いきり暴れた。
「「わっ…!」」
その力に耐えきれなかったのか、安井くんと萩谷くんが吹っ飛んだ。
同時に僕は有岡くんを押しのけ、教室から飛び出した。
「くそっ…待てよ!」
「いやっ…来ないでええぇっ!」
逃げようとする僕を、有岡くん達が追いかけてくる。
逃げなきゃ!
少しでも、遠くへ――!
378
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 16:48:17 ID:WCV9cb5A
でも――。
「うわっ…!」
つまずいた僕は、その場に倒れ込んでしまった。
「へへっ、追い詰めたぜ。中村ぁ」
「もういいよ、有岡くん。この場でヤっちゃおうぜ」
「やっ…助けて、母さんっ!」
有岡くんと安井くんが、僕に向かって手を伸ばしてきた。
と、その時だった。
「何をしているの!?」
母さんの声が聞こえた。
その声は、だんだんと僕達に近づいてくる。
「息子から離れてっ――!」
「やべっ、逃げろ!」
母さんに突き飛ばされ、有岡くん達は逃げて行った。
ふわっと母さんに抱きしめられた僕は――安心したのか、そっと意識を手放した。
379
:
風海人
:2013/07/05(金) 18:59:05 ID:sTFDruFc
続きまってます
380
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 21:36:41 ID:WCV9cb5A
風海人さん>ありがとうございます!
嶺亜くん編は、もうすぐ終わります。
お楽しみに!
381
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 21:51:19 ID:WCV9cb5A
<真田視点>
数日後。
俺と祐樹は、再びあのクラスに潜入した。
クラス中、シーンとしている。
否、何人かはペンをノートにブスブス刺したり、机を足で蹴ったりしている。
「あーもう、イライラするぅ!」
そのうち1人が、頭を掻き乱しながら声を張り上げた。
「中村の野郎、とうとう不登校になりやがって!」
「なぁ! あいつ中村のくせに生意気すぎるぞ!」
口々に、生徒達は嶺亜の名前を口にする。
「有岡くん、次にあいつが来たらどうする?」
「ハッ! 決まってるだろ。陵辱して、壊して、泣き叫ばせてやるんだよ!」
「ぎゃはは、それ最高じゃん!」
有岡の言葉と同時に、クラス中に嗤いの渦が巻き起こった。
そうだ、それでいい!
更にいじめの輪を広げろ!
382
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 22:00:39 ID:WCV9cb5A
「愉快――愉快だなぁ、佑馬!」
「ああ、祐樹。いじめの輪を広げれば、更に弱き魂を食い尽くせるからなぁ!」
嶺亜もあっさり屈服した。
あれほど、いじめと戦うとほざいていたのにな。
ふん、やはり弱き者は弱き者。
嶺亜の魂は、いじめられる事で極上の味となる。
それが楽しみで仕方が無い!
と、そこへ。
「………」
担任教師の藤ヶ谷が、教室に入ってきた。
しかも、青ざめた顔で――。
「あれ? 先生、どうしたんですか?」
「顔、青いんですけど――」
安井や萩谷が、彼に問いかけた。
383
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 22:10:11 ID:WCV9cb5A
すると――。
「みんなに、お知らせがある。このクラスが――」
「?」
何だ?
何が起ころうとしているんだ?
藤ヶ谷の次の言葉に、我らは驚愕とする事になる。
「このクラスが――訴えられる事になった」
「「!?」」
驚いたのは、俺と祐樹だけではなかった。
クラス中が、驚愕していた。
「どうやら、中村のお母さんが――裁判を起こす気のようだ。俺も含めてな」
な、何だと!?
このままでは、いかん!
俺と祐樹は、フッと姿を消した。
「あの女め――つまらん真似を!」
「佑馬、俺に考えがある。島ぐるみであの親子をいじめさせるのさ。そうすれば、親子ごと魂を喰らう事ができる!」
なるほど――流石、祐樹だ。
384
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 22:16:35 ID:WCV9cb5A
ならば、早速この島の奴らの心の闇を溢れ出させようじゃないか。
と、その時だった。
「そうはさせない!」
「ぐぁっ…!」
聞き覚えのある声が、祐樹の首筋に噛み付いた。
その声の主は――吸血王だ!
血と魂を吸われた祐樹は、その場に崩れ落ちた。
「祐樹っ…! おのれ、吸血王――!」
「っ…!」
俺の拳を、吸血王は回避した。
そして――。
ガブッ
「ぎあぁっ…!」
俺の首筋に、噛み付いてきた。
そして、俺はそのまま気を失った。
385
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 22:24:14 ID:WCV9cb5A
<嶺亜視点>
1ヶ月後――。
「じゃあ、行ってきます」
「気をつけていってらっしゃい、嶺亜」
港で母さんに見送られ、僕は定期船に乗り込んだ。
いじめを目の当たりにした母さんは、『もうあんな学校には行かなくていい』と言った。
そして、隣の島の学校に転校させてくれたんだ。
「――ふぅ。今日もいい天気でよかった」
藤ヶ谷先生やいじめっ子達を訴え、今も裁判で争っている。
これは、長期戦になると思う。
でも、もう怖くない。
「嶺亜くん」
「え? あっ――吸血王さん!」
背後から声をかけられ、振り返ると――そこにいるのは、吸血王さんだった。
また会えるなんて――!
「よかった、無事だったんですね!」
「ごめんね。あの時は、気を失っちゃって――あれから、知念くんによってあんな手当やこんな手当をされたけど;」
「そ、そうなんですか;」
386
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 22:33:27 ID:WCV9cb5A
でも、助かってよかった!
「新しい学校はどうかな? やっていけそう?」
「はい、新しいクラスメート達はみんな優しく接してくれるし、学校にはカウンセラーの先生がいるから、やっていけると思います」
「そっか、よかった!」
僕と吸血王さんは、互いを見ながら微笑んだ。
そして、僕は語り始める。
「僕、今回の事で学んだんです。いじめとは――戦わなくちゃいけないって事を。まぁ、僕は何もできなかったけど」
「いや、君は充分強いよ。きっと、これから先にいじめられる子を助ける事ができる」
「そう――かな?」
「そうだよ。もう、胸を張っていい、自信を持っていいんだ!」
吸血王さん――ありがとう。
その言葉に、僕は救われました。
「俺は、ずっと君を見守り続けるよ。嶺亜くん――!」
「はい――僕も、吸血王さんの事、忘れません!」
吸血王さんは、僕に微笑んだまま――そっと姿を消した。
そうだ――僕は、1人じゃない。
新しい仲間達がいる。
そして――母さんがいる!
この先、またいじめられても――今度は戦える、ううん、戦ってみせる!
387
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 22:39:28 ID:WCV9cb5A
<北斗視点>
「おかえりなさいませ、北斗様」
「「おっかえりなさーい♪」」
屋敷に戻ると、博貴さんや翔央くん、玲央くんが出迎えてくれた。
ただいま、みんな。
「あ、そうだ。博貴さん、嶺亜くんのお母さんの件、ありがとうございました」
「いいえ。私は――北斗様の為ならば何でも致します」
「珍しいね、博貴。普段は僕に対しては何にもしてくれないのに」
「知念様の普段の行いを考えたら、北斗様の行いに断然賛成致します」
俺が博貴さんにお礼を言うと、知念くんが話に入ってきた。
博貴さんの言葉に、彼は頬を膨らます。
「ところで、あの2人を地下室に閉じ込めたけど――どうする、北斗? 王は君だ、処分を決めていいよ」
「これから行きます。処分は――後で決めます」
知念くんと共に、俺は地下室へ向かった。
388
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/05(金) 22:47:12 ID:WCV9cb5A
地下室では、鎖に繋がれた真田佑馬と野澤祐樹がいた。
「――何故、我らにトドメを刺さなかった?」
「俺は、誰かを犠牲にするつもりはない。君達には生きて、罪を償ってもらう。嶺亜くんを傷つけた罪を――」
「ふん、甘い男だな――」
真田と野澤は、反省していなかった。
今はまだその態度でいられるだろう。
ゆっくりと、反省していけばいい。
俺と知念くんは、踵を返そうとした。
すると――真田が、ある事を言い放つ。
「――その甘さでは、生きていけないぞ? これから起こる、惨劇の中ではな――」
「――今、何て言った!?」
惨劇だって!?
太陽さんも、同じ事を言っていた。
惨劇って、君達の事じゃなかったのか!?
「ふふっ――見届けさせてもらうぞ。お前がどう生きて、どう死んでいくかをな――」
野澤が、不敵に笑った。
一体、何が起こるというんだ――!?
389
:
風海人
:2013/07/06(土) 11:12:55 ID:sTFDruFc
続きまってます
390
:
風海人
:2013/07/13(土) 17:23:53 ID:sTFDruFc
次の小説も待ってます↑勘違いしました。どもすいません
391
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/14(日) 00:34:14 ID:HS1nWYAY
携帯から、失礼します;
風海人さん、ありがとうございます!
ちょっと今週は更新できそうにありません;
次、また更新しに来ます!
392
:
遥貴:★
:2013/07/22(月) 20:20:39 ID:yNZhV4rk
こんにちは!なかなかこれなくてすいません(^O^)
どうなるかと思いましたが、お母さんが味方になってくれてよかったです(*^o^*)
ただのんさな吸血鬼コンビが言っていた事も気になりますねぇ。
北斗君は優しさを武器にしている子ではありますが、それだのりきれない問題が起こっちゃうのかなぁって気にしつつ続き楽しみにしています
393
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/07/28(日) 21:21:53 ID:WCV9cb5A
遥貴さん>ありがとうございます!
2週間も更新できずに、申し訳ありません;
管理人さんからのルールの追加を見たのですが、いまいちわからなくて…;
管理人さんの返答を待つ為、ちょっと更新をストップします。
本当の惨劇は、これから始まろうとしています。
一体どうなるのか――お楽しみに!←こら
394
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 17:55:02 ID:WCV9cb5A
まだ、管理人さんからの返答はありませんが、ちょっと更新します。
管理人さん、ごめんなさい;
395
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 17:58:52 ID:WCV9cb5A
<優吾視点>
朝早くに目を覚ました俺は、そっと家を出た。
そして、海を眺める。
「何でだろう? 凄く嫌な予感がする――」
外の天気は良い。
でも、何故か気持ちがすっきりしない。
寧ろ、嫌な予感がするんだ。
この島に、とてつもない何かが――。
「――北斗」
俺は、ふと『彼』の名前を口にした。
禁断の名前を――。
あぁ、北斗。
俺は、君の名前は憶えているのに――顔が思い出せない。
どうして?
君は、どんな顔をしていたの?
教えて、お願い――!
「ここにいたのか、優吾」
「あ、じいちゃん――」
背後から、じいちゃんが声をかけてきた。
396
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:03:13 ID:WCV9cb5A
じいちゃんは、そのまま俺の隣に来る。
「誰かを想っていたみたいだな」
「――うん。もういない、友達の事をね。不思議なんだ、名前は憶えているのに、顔が思い出せない。友達のはずなのに――どうしてなのか、わからないんだ」
「そうか」
じいちゃんは、深くは追求してこない。
正直、それが有り難かった。
吸血王さんと、約束したからね。
この島の人達に、北斗の事を思い出させてはいけないって。
唯一、俺だけは憶えていていいって言ってくれた。
吸血王さんは、どうして北斗の事を思い出すなと言ったんだろう。
北斗がこの世から消えた事と、何か関係があるのかな?
「さぁ、そろそろ朝ご飯にしよう。家に入りなさい、優吾」
「――はい、じいちゃん」
じいちゃんに促され、俺は家に入った。
397
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:09:51 ID:WCV9cb5A
<北斗視点>
何故だろう。
夢に、優吾達や母さんが出てきた。
凄く、懐かしかった。
「これは――涙、か」
俺の頬に伝っているのは、涙だった。
涙、か。
もうとっくに捨てたつもりだった。
俺が、吸血王になってから――。
「――目が覚めちゃった」
もう朝だし、起きよう。
ベッドから起き上がった俺は、そっと部屋を出た。
吸血鬼や吸魂鬼は、夜中に行動するイメージが強い。
でも、知念くんや俺は、朝や昼間に行動しても、大丈夫な体をしているようだ。
階段を下りると、食卓の方から、笑い声が聞こえてきた。
398
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:15:33 ID:WCV9cb5A
中には、聞き覚えのない声が聞こえる。
誰か、来ているのか?
俺は、そのまま食卓の方へ向かった。
「やぁ、おはよう。北斗」
中に入ると、知念くんが声をかけてきた。
「おはようございます、知念くん。さっきから騒がしいんですけど――」
「あぁ、ちょっとお客さんが来ているのさ」
お客さん?
知念くんと俺の視線の先には、少し小柄の男性が座っていた。
「おっ! どうも、あんたが吸血王様って奴かい?」
「はい。前世の名は松村北斗と言います。あなたは――?」
「俺は、小野寺一希。吸血鬼で、情報屋を営んでいる者だ」
情報屋?
じゃあ、一希さんがここにいるって事は――何か情報を持って来たという事なのか?
「そういう事だ。あんたに、警告しておかなくちゃならない事がある」
警告?
何だろう?
399
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:21:08 ID:WCV9cb5A
すると――。
「あんたは――『ヘルシング』って奴を、知ってるかい?」
ヘルシング?
まだ俺が人間だった頃、父さんが話してくれた気がする。
確か、吸血鬼を狩る人の事を言うんだっけ?
「そうだ。そのヘルシングの今の当主が、この島を探しているらしい。もしここが見つかったら、大変な事が起きる」
「大変な事――? 一希さん、それは一体――」
「まぁ、目にすればわかる事だ。じゃ、情報料をもらうよ」
え、情報料!?
お金なんて、持ってないけど――。
「いや、金はいらないよ。博貴さん、アレちょうだい」
「かしこまりました」
一希さんに頼まれ、博貴さんがあるモノを持って来た。
ビン、か?
そのビンの蓋を開け、グラスに中身を注いでいく。
真っ赤な液体だ――って、まさか、血か!?
400
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:28:12 ID:WCV9cb5A
「ちょっと、博貴さん! それ、誰の血ですか!?」
「ご安心ください、北斗様。これは、血に似たワインでございます」
「本当は、血そのものが欲しかったんだけどね。今の吸血王様は、それを望んでいないらしい。だから、ワインで我慢させてもらうよ」
え、それ俺のせい?
俺のせいなの!?
「北斗がもっと残虐になってくれれば、血も魂も飲み放題、そして食べ放題なのになぁ」
「ち、知念くんまで――! 俺は、この島の人達を犠牲にするつもりはありませんから!」
「ふふ、わかってるよ、北斗v」
本当に、わかってくれているのか――?
でも、不思議だ。
ここで暮らしていくうちに、この光景すら、微笑ましく思えてくる。
これが、家族なんだろうか――。
「一希さん、安易に外に出ない方がいい。しばらく、この屋敷にいたらどうですか?」
「お、優しいねぇ。じゃ、お言葉に甘えさせてもらおうかな」
「「賛成ー♪」」
一希さんや翔央くん、玲央くんは喜んだ。
それにしても、ヘルシングか――。
当主とは、一体どんな人なんだろう?
401
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 18:35:29 ID:WCV9cb5A
<???視点>
「当主、遂に到着だぜ」
個室でのんびりしていると、光くんが声をかけてきた。
「もう、そんな時間ですか。早いものですね。ねぇ、圭人くん?」
「……はい」
俺の隣に控えていた圭人くんは、ゆっくり頷いた。
『まもなく、小夜鳴島に到着致します』
アナウンスも、聞こえてきた。
では、行きましょうか。
「お待ちしておりました。ようこそ、小夜鳴島へ」
船から降りると、町長らしき男が出迎えた。
「出迎え、ありがとうございます。今日からお世話になる、山田涼介です。こちらにいるのは、八乙女光くんと岡本圭人くんです」
「こんなに大勢も――いやはや、小夜鳴島も、発展する事でしょう。では、こちらへ」
町長は、光くんや圭人くん、そして大勢の部下を案内し始めた。
俺は、辺りを見回す。
そして――悟られないように呟く。
「田舎くさい所ですね。早く『仕事』を終えて、去りたいものだ――」
402
:
風海人
:2013/08/03(土) 18:46:00 ID:sTFDruFc
続きまってます
403
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/03(土) 22:22:06 ID:WCV9cb5A
風海人さん>ありがとうございます!
この先どうなるのか――楽しみにしていてくださると嬉しいです。
これからも頑張ります!
404
:
ひー
◆2nWshnhXe2
:2013/08/06(火) 18:51:31 ID:8N6q9feI
こんばんは(*´∇`)
久しぶり(*´∇`)
元気ですか?
わ〜気になる〜(。≧∇≦。)
あっ こことは関係ないけど向こうの掲示板でバカレアの小説 期限内?で書いてるんですね
向こうの掲示板には訳あって書き込まないけど 読みますから(。・ω・。)
無理にしないで頑張って(@゚▽゚@)
405
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/10(土) 21:58:52 ID:WCV9cb5A
ひーさん>ありがとうございます!
お久しぶりです!
何とか、元気で頑張っています。
物語も、いよいよラストスパートです。
明日、更新できたら更新しますね!
シェルターで、期間限定ではありますが、書いています。
ひーさんに見守っていただけたらなと思います。
406
:
華乃
◆tJelgF5jwU
:2013/08/12(月) 23:20:05 ID:1WLOwiWw
更新できず、申し訳ありません;
ちょっと話の続きが思い浮かばなくて――;
でも、もう少しで思いつきそうなので、もうちょっとお待ちください!
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