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胎児を喰らう妖
1
:
名無しさん
:2018/04/17(火) 16:58:51
とある田舎の町に、その身を祟り神に捧げられた生娘がいました。
巫女という名の生贄にされたその娘の名前は「綾香」、どこか儚い清楚な少女だ。
そんな彼女を所有物にした祟り神とは、死産を司っているといわれる物の怪。
誰もその姿を見たことないが、一説にはそれはおよそ2メートルをも及ぶ巨大なミミズで、
死産にすると決めた胎児の魂もしくは体の一部を、妊婦が知らぬうちに喰ってしまい、
食われた胎児はやがて死産し、残骸となって母体に排出される。と言われている。
ここで、一人の刑事がこの田舎の町にやってきました。名は辰巳。
誰も見たことない祟り神の正体は、実は祟り神の巫女である綾香ではないかと、彼は思っている。
死産の謎の解明、場合によっては殺人容疑で巫女の綾香を逮捕しないといけないと、彼は思っていた。
そして、ついに彼は綾香と対面する・・・・・・
2
:
名無しさん
:2018/04/18(水) 06:41:40
あ、言い忘れましたこれリレー小説です。みんなで盛り上げましょう。
3
:
名無しさん
:2018/04/20(金) 14:10:20
辰巳の目に映る綾香の姿は、マタニティの代わりに巫女服を着ている妊婦そのものだった。
可憐で愛らしいしぐさで、華奢な体と不釣り合いに膨らんでいる恐ろしい巨腹を慈しんでいた。
ぱっと見たところ、三つ子か、もしくはそれと同等する何かが入っているほどの大きさだ。
そう、例えば祟り神とされている巨大なミミズとか・・・
信じてはいないが、もしそうだとしたら、きっとそいつは定期的に綾香から出てくるだろう。
うわさ通り「死産にすると決めた胎児を捕食する」ために。
もし綾香は本当にただの多胎妊娠ならば、祟り神にとってこれ以上の「エサ」はないだろう。
巨大ミミズがどうやって胎児を喰らうのか、解明できるかもしれない。
辰巳は、しばらくこの町に滞在することを決めた。
4
:
名無しさん
:2018/11/18(日) 12:23:05
張り込みをしてから三日目の早朝、ついに『ソレ』が動き出した。
社の参道を掃除している綾香は、急にお腹を押さえて苦しみだしたのだ。
急に陣痛が始まったかと思いったら、綾香は何やら慣れた様子で
ゆっくりと参道の地面に仰向けに倒れ、股を大きく開いた。
するとなんだ、長くて太い肉の塊が、その巫女服の袴から現れたのではないか!
祟り神である巨大ミミズの正体は、巫女の子宮に寄生している化け物だったのだ。
綾香から出てきたミミズは、おそらくエサを求めてどこかへと移動するに違いない。
誰かの胎児が捕食される前に、ターゲットとされた妊婦を探し出して助けないと!
辰巳は、田舎の町の中心部へと走り出した。
巨大ミミズの餌食になりそうな、まだ被害者になっていない妊婦を探し出すために。
5
:
名無しさん
:2019/09/09(月) 00:28:53
どのくらいの時間が経って、どの位走ったのか、ようやく中心部にたどり着いた。
街道に沿うかのように、木造の家屋が密集しているような街並みであるにも関わらず人っ子一人おらず、異常なまでに静かすぎる雰囲気を醸し出していた。
巨大ミミズに怯えるあまり、家の中に身を潜めるように籠ったのか?
それとも、皆食べられたのか・・・・・・・・・・・。
そんな不安を感じながら辰巳はまず、そのうちの1件の家屋を訪ねる事にした。
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