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神来神社

1名無しさん:2017/03/15(水) 16:20:06
「地図的にはここだよな?」
人里離れた山の中にある神参神社
そこに地図を片手にやって来た15歳の来神 陽大(はると)。
両親を幼い頃事故でなくし、孤児院に預けられていたが、両親と勘当したという祖父がなくなったとの知らせでこの神社と遺産を相続することになったのだ。
「漸く来たな。
この俺、犬神の子を産む神主が。」
陽大は知らないがこの神社は各神社の神を産み出すための神社であることを。

2名無しさん:2017/03/15(水) 19:26:06
「こんにちはー。って誰もいないか。」
独り言のように呟いたが、
「こんにちは。」
「よう。」
「え、なに!?どちらさんで?」
突然現れた二人に驚く陽大。
「私は狐の神 仇美(きゅうび)。我が神主。」
「俺は狛犬の神 狛生(こまき) 我が神主。」
「えぇぇぇ!!」
「まあ驚かれるのも無理はない。あまりゆっくり話している暇がなくてかいつまんで説明する。」
仇美が陽大に説明しだす。
この神社は毎年神社で祭る狛犬、狐を産み出すことになっている。
それが陽大が15になる日で12日後の満月の日であること。
それまでに先に狛犬と仇美の子を守るシキガミ(犬や狐の姿)を生んでそのあと狛犬と狐(人形)を産むらしい。
「という事でよろしくね。陽大くん。」
「陽大。」
「え、ちょっと。」
「時間がない。まずは産道や子宮を作らなければ行けないからな。約束通り仇美おさえててくれ。」
「はいはーい。陽大くん、ごめんね。」
仇美は戸惑ってる陽大を押し倒し股を開かせ足を固定した。
狛生は陽大のズボンを手際よくおろした。

3:2017/03/15(水) 23:07:07
「え、え、なに!?あぁ、あつぃ!!」
肛門と一物の間に激しい熱さを感じ、それがどんどん侵入していこうとしていた。
「今、産道を作ってるとこなんだ。
もうすぐ子宮も出来上がる。」
そう言われても陽大にはまだ現実が受け止められていなかった。
「よしできた。じゃあ、早速俺と仇美の式神を産んでもらうか。」
「式神はたくさん孕んで欲しいので陽大くん、頼みますね。」
「え、はぁん、そこ、えぇ!?」
狛生は出来たばかりの女性器周りを舐め出した。
陽大が発情し、欲情すればするほど卵子が放出され、式神をたくさん孕むことができるのだ。

4名無しさん:2019/12/12(木) 16:58:22
「はぅぅっ!?…あぁ…ん…はぁんっ…うぁぁっ…」
いまだかつて感じたことのない快感が襲った。
陽大は恍惚としたあえぎ声を漏らしながら悶える。
次第に女性器が潤いに満ちてきた。

(ヤバいっ…気持ちいい…!!)

すると射精時にも似た、しかしそれ以上の感覚が迫り来る。

「あっ…あぁっうぁぁぁぁぁぁっ!」

ビクンっ――

オーガズムを迎え体が小刻みに震える。

5名無しさん:2020/02/02(日) 17:48:26
狛生はオーガズムに至った女性器を執拗になめ回す。
「あぁぁっ!はぁっ……んぁぁ!ああぁぁっ!」
敏感になっているためまた違った快感が下半身を巡り、陽大は体をよじり喘いだ。

狛生が愛撫をやめると陽大はぐったりと
横たわる。
「気持ちよかった?じゃあ入れるよ?」
今度は狛生が一物を挿入しだした。
じわじわと固いものが入ってくる。

6名無しさん:2020/04/24(金) 04:42:42
「ひゃああああん!あぁあああん!
あぁ、そこは、あぁっっっっっあああん!」
陽大は狛生の一物の大きさに自然と腰がゆれる。
そして陽大の一物もピンピンにたっていた。
「こっちもおおきくなってきたわ。」
仇美はそれを見てさらに陽大が感じやすくなるように一物を
撫で始めた。

7名無しさん:2020/07/25(土) 20:46:22
「そろそろいいかな。出すよ?」

「なっ…な…に?」

ドクンッ――

「うぅ!?」

その瞬間、陽大の中に熱いものが注ぎこまれた。

狛生が一物を抜くと陽大は脱け殻のようにぐったりと横たわった。

「お疲れ様。後はよろしくね」
「誰か来るとまずいから、服着せてあげるね」
仇美が手際よく、陽大にパンツとズボンを履かせる。

「い…一体なにを…?」

陽大は訪ねるが、二人は颯爽と消え去っていった。

陽大もそのまま意識を失った。

8名無しさん:2020/07/26(日) 02:43:52
チュン―チュンチュン―

「……くん…………大くん…」

「………ん…?」

「……陽大くん!」

陽大ははっと目を覚ました。

慌てて起き上がるとそこには母方の叔母がいた。

「叔母さん…?」
「こんなところで寝てたらダメじゃない!」

俺は体を起こすと神社の本殿の中だった。

「あれ…俺は昨日…」
昨日の記憶を思い起こす。

「とりあえず母屋に行きましょう!」

叔母さんに引っ張られるように家に足を運ぶ。

9名無しさん:2020/07/26(日) 09:58:34
本殿から出ていく俺たちを陰から見ている者がいた。
「やっぱり服を着させてあげて良かったね」
「ああ、そうだな」



母屋に入ると、二人で換気と軽い掃除を始めた。

「昨日からここに住むって聞いたけど、どうして本殿で寝てたの?」

「いやぁ、俺もよく覚えてなくて…」

(亡くなった祖父は父方であり、母方の親族には相続権がない)
叔母は様々な事情があり、両親を亡くした俺を引き取ることはできなかったが、施設によく様子を見に来てくれていた。

とりあえず俺が就職するまでは保護者の代わりになってくれる。

まぁでも身の回りのことは自分でできるし、あまり世話になるつもりはない。

10名無しさん:2020/07/29(水) 09:41:52
掃除を済ませると叔母さんは作ってきてくれたおかずやらを並べてくれた。

「しっかり食べるのよ?何かあったら遠慮なく言ってね!」

「ありがとう叔母さん。一通りのことは自分でできるから心配しないで」


そうして叔母さんは帰っていった。


俺は叔母さんが差し入れてくれた食べ物を突っつきながら昨晩のことを考える。

(あれは夢だったのかなぁ…)

男二人に神を産めだ何だと嬲られるなんて非現実すぎる。

陽大は夢だと思うことにした。

しかしそれは早々に現実のものとなる。

11名無しさん:2020/07/29(水) 10:56:41
翌朝、まだ日も昇りきらないうちに目が覚める。

(うぅ…き…気持ち悪い…)

陽大は猛烈な吐き気に苛まれていた。

「吐きそう…」

布団から出ると口を手で押さえ、背中を丸めながらトイレへ急いだ。
ヨロヨロと雪崩れこむとそのまま便器に突っ伏する。

「ゔっ…げぇ〜〜っ…ぅげえぇっ…げほっ」

嘔吐しても吐き気が収まらず、しばらく空咽きしていた。

この時は引っ越し疲れからの体調不良だと思っていた。

12名無しさん:2020/08/01(土) 14:00:02
うがいをして布団に戻る。

陽大は再び布団に潜るが、胃の不快感はいっこうに収まらない。

幸いにも今は夏休みに入ったばかりで学校の心配はしなくて良いが。。。

13名無しさん:2020/08/05(水) 01:30:21
日中、食事を取ろうと思い、昨日叔母さんが持ってきてくれた料理の残りを温めた。

器を開け、漂ってきた匂いにすら吐き気を催す。

「うっ…うぷっ」
(ダメだ…!)

耐えきれずシンクに突っ伏する。

「ぐっ…ぅげえぇ〜〜っ…げほっ…ぅえ゙っ…」

(一体どうしたんだよ俺…)

この時、陽大の体内にはすでに狛生に仕込まれた式神が宿っていた。

14名無しさん:2020/08/20(木) 21:31:04
陽大がここで暮らしはじめて3日が経過した。

その日も起きがけの猛烈な吐き気でトイレに突っ伏すしていた。

「うぅ゙…おえ゙ぇぇ〜…はぁ…はぁ…」

吐き気を押さえようと腹をさする。
するとあることに気づいた。

「あ…れ…?」

何となく腹が膨らんだような気がする。

ここ数日、嘔吐してばかりでたいした食事を摂れていない。
なのにこんなに腹に肉が着くとは思えない。

何か悪い病気じゃないか…。
不安になる陽大。

だがふと気になることがあった。

そう、陽大が引っ越してきた日のことだ。

15名無しさん:2020/08/23(日) 07:27:06
あの日、社に現れた二人組の男に“式神を生む”だの何だのと言われ嬲られた夢。

あれは夢ではなかったのかもしれない。

事実を確かめなければならない。

具合が悪くてサボっていたが、本来であれば祖父の遺言で2日に一度は社の中を掃除する役目もある。

だるい体を引きずり境内へやってきた。

16名無しさん:2020/08/23(日) 13:51:50
扉を明け中に入るが誰の気配もない。
吐き気を堪え、本殿の御神体を掃除しようとすると後ろから声がした。

「おはようございます」
「よう」

陽大は驚き振り替える。
そこにはあの日の二人組の男が立っていた。

「掃除か?ごくろうだな」
「ありがとう。ところで…」

呆然とする陽大に近寄る二人。

狛生が不意に陽大の腹をさわる。

「なっ…!?」

「良かった。しっかり宿ってる」
「何体だ?」
「4体だね。十分だよ」

夢じゃなかった。。。
陽大は血の気が引いていくのを感じた。

17名無しさん:2020/08/23(日) 15:58:03
確かめたかったはずなのに、いざ現実のものになるとどうして良いのかわからない。

俺の腹の中に何かが宿っている…??

「あ…アンタら一体…う…うぷっ」

声を荒げようとするが、せり上がってくる感覚に襲われる。
陽大は口を押さえ慌てて外に飛び出した。
木の陰でうずくまり嘔吐した。

「ゔぅっ…おえ゙ぇぇ…げほ…げぇっ…げぇぇ…」

「おい、大丈夫か?」

仇美が声をかける

「やっぱり。男の子だとこうなってしまうんだよね」

そう言いながら狛生が背中をさすってくれた。

「俺に何を…?うぐぅ…おぇぇっ…」

声を出したいが胃が吐くことをやめない。

「げほっ…はぁ、はぁ…」

ひとしきり戻すとようやく治まった。

18名無しさん:2020/09/08(火) 13:44:55
どうにか立ち上がると二人から事情を聞くため社に戻った。

「あの時に説明したと思うが、確かに多少端折ってたしな」

まずは狛生が口を開く。
あの日と同じように式神や狛犬、狐を産まなければならないことを説明された。
そして仇美が付け加える。

「今まで祭っていた子達は、先代の神主が亡くなったときに無に帰したんです」

この神社に祭られる
御霊は代々神主となる者が産み、神主の死と共に役目を終える。
それを何百年と繰り返してきた。

「じゃあ今までいた御霊は…」

「陽大くんのお祖父さんが産んだのですよ」

その横で狛生が頷く。
「本来ならば現職の神主が存命の間に、次の世代の神主が式神と御霊を産むのですが、今回は事情が異なるため急いだわけです」

陽大の心臓はすごい早さで拍動する。

「という訳で、ヨロシク頼むよ」

19名無しさん:2020/09/09(水) 00:25:52
「ヨロシクったって…あれからずっと気持ち悪くて吐いてばかりで…俺もう心が折れそうです…」

陽大は弱々しく訴える。

「まぁそれは仕方がないんだ。男は本来出産できる身体じゃないから、それに無理やり子を宿してるわけだからな」

「そうですね…女性が神主の代もありましたが、悪阻はあそこまで酷くはなりませんでしたからね」

「そんな…」

「まぁ悪いがこの神社に神主として生まれた宿命だ」

これは陽大も二人の神もどうすることもできない。

20名無しさん:2020/09/10(木) 02:01:54
母屋に戻った陽大は、少し膨らんだ腹に手を当てる。

受け入れるしかない―――

俺の誕生日まであと9日じゃないか。
その間の辛抱―――。

せっかくの夏休みが台無しだが、避けられないのであれば夏休みで本当によかったと思った。



翌日になり、例によって吐き気で目をさます。

「うぅ〜…気持ち悪い…辛い…」

みぞおちを擦るが――

違和感にハッとして自分の腹に目をやる。
昨日より明らかに大きくなっている。

「マジかよ…う…ゔぅっ」
(吐くっ…)

腹をじっくり見る余裕もなく、陽大は慌ててトイレに駆け込み嘔吐した。

うがいをして鏡に写る自分の姿に改めて驚く。
昨日の倍はあろうかと言うほどに膨らんでいた。

(これどうやって隠せば…)

最低限、敷地から出ないにしても、時々来る叔母をどうやって誤魔化す…?

21名無しさん:2020/09/10(木) 03:20:52
あの二人の力でどうにかならないものか――

掃除のついでに相談することにした。

本殿に入り掃除を始めようとすると声をかけられる。

「おはようございます。」
「よう。今日も掃除か?」

陽大は声のする方に振り返る。


「おおっ!」

二人は同時に声をあげた。

「大きくなったな!」「恙無いようですね」

「あの…このお腹、どうにかなりませんか?」

陽大の言葉に二人はキョトンとする。

「何がだ?」

「ここまで大きくなると明らかに変なので…見えなくする魔法とかないですか?」

「ああ、心配しなくていい」
「そうですね。お腹に宿る式神は私たち神の力そのものなので、一般の人にはわかりません。御霊も同じことです」

なんと、この腹の膨らみは一般人には見ることができないため、端から見たらなんら普通の体型をしているらしい。

「そうですか…それなら…」

陽大は腹をさすった。

22名無しさん:2020/09/13(日) 04:10:16
翌日、案の定叔母がやってきた。

俺と顔を会わせても驚く様子はなかった。

(本当に見えてないんだ…)

しかし…

「陽大くん、なんだか顔色が悪いみたいだけど…具合でも悪いの?」

「いやいや、昨晩本を読んでたら夜更かししちゃって。そのせいだと思う」

まさか四六時中、吐き気がするなんて言えない…
それが知られると、良くなるまで泊まるとか言いかねない。

「そうなの。夏休みだからって不規則な生活しちゃダメよ?これ、食べてね」

そう言って叔母の作ったおかず類を置いていった。

その日の夜だ。
不思議と吐き気が治まり、叔母の持ってきた料理をたくさん食べることができた。

「また気持ち悪くて食べられないかと思ったけど…」

陽大はこれが出産への備えだとは気づかなかった。

23名無しさん:2020/09/13(日) 06:26:37
深夜、日付が変わった頃――

「なんか…痛いな…」

陽大は腹に違和感を感じた。
鈍く締め付けられるような感覚――
少し経つと違和感は引いていった。
すると数分後、また締め付けられるような感覚が――

陣痛が始まったのだ。

陽大は暫くその張りの理由がわからなかった。
一時間も経つとそれは本格的な痛みになってきた。

「うっ…痛たたた…」

腹を擦り痛みを紛らわせようとする。

「これって…生まれる!?」

出産時に腹が痛くなることは流石に陽大も知っている。
しかしどうしたらいいのか解らない。

「どど…どうしよう…あぅっ痛いぃ…」

オロオロする間にも陣痛はやってくる。

24名無しさん:2020/09/13(日) 22:20:58
「はぁっ…うぅ〜痛っ…痛い!」

陣痛の並みに耐えながらさらに時間が経ち、丑三つ時を迎えた。

すると陽大の体に変化が…
腹がほんのりと光りだしたのだ。

「えっ…なんだ!?」
そして体が勝手に動き出す。
腹が陽大を引っ張っているようだ。

「ちょ…ちょっと待って…!」

どこに向かうのか…それても陣痛はやってくる。
痛みに腹を押さえ前屈みになりにながらも陽大を誘導する。

ついた先はやはりと言うか神社の境内であった。

「はぁ…はぁ…もしかして…神様たちが?」

そして社の扉が勝手に開いた。

中には神社の正装に身を包んだ狛生と仇美が並んでいた。

25名無しさん:2020/09/15(火) 02:29:45
「待っていたぞ。我が神主」
「出産の時ですね。我が神主」

二人は交互に口を開く。
陽大は腹に引っ張られ二人のそばに歩く。

「あの…お腹がいたくて…うっくぅぅぅ!」

痛みを訴えたいが陣痛の波に腹を抱える。

「陣痛だ」
「まだ始まったばかりですよ」

やっぱり生まれるんだ…!!

狛生と仇美は陽大を支えると、どこからか用意した布団に座らせた。
敷布団と丸められた布団、そして天井からは布が垂れ下がっている。

いったい何に使うのか…

しかしひっきりなしに来る痛みにそんな質問をする余裕もない。
陣痛の間隔はすでに短くなっている。

「はぁっ…うぅぅ〜〜〜痛い!痛いぃぃっ」

陽大は丸められた布団をギュッと掴む。

26名無しさん:2020/09/17(木) 03:28:14
仇美は陽大の正面に回り方を擦る。

「深呼吸をしてください」

「すぅぅ〜〜はぁ〜っ…すぅ〜はぁ〜っ…あぁぁぅ〜〜!」

仇美に促され深呼吸をする。
狛生は背後に回り腰を擦っていた。
幾分か痛みが紛れる気がする…。

何百年もの間、代々の神主の出産を介助してきたであろう二人は慣れたものだった。

しかし段々と痛みは増し、波の間隔も無くなってきた。

当然のことながら経験したことのない痛みだ。
通常の腹痛とは違い、腹の中がギュウギュウと締め付けられるような感覚。

「はぁっ…はぁっ…すぅ〜はぁぅ〜〜〜っ!痛いぃぃ!」

深呼吸もままならなくなってきた。
陽大は四つん這いになり、丸めた布団にしがみつく。

27名無しさん:2020/09/17(木) 05:57:17
どれくらい時間がたっただろうか。

「はぁぁ〜っ…んんぅ〜〜〜!!はあぁぁっ」

「息を吐くときはふぅ〜のほうがいいですよ」

仇美は冷静に呼吸を促す。

「うぅぅ…ふぅ〜〜〜っ…ふぅ〜〜〜っふぅぅぅぅ〜〜!!!」

陽大は半泣きで深呼吸をし、同時に下腹を必死に擦った。
痛みの中心が下腹部の方へ移ってきた模様だ。

胎内に宿った式神たちが産道へと迫ってきているのだ。

「ちょっと…」

背後にいた狛生が陽大の下腹を触る。
かなり固くなってきているようだ。

「大分降りてきてるな。恙無い」
「順調だね」

出産は問題なく進行しているようだ。

28名無しさん:2020/09/18(金) 14:22:22
外が段々と暁を迎え、陣痛は最高潮に達している。

陽大は体に違和感を感じた。

「はぁ…はぁ…ト…トイレに行きたいっ…」

痛みと同時に便意のような感覚が襲う。
下半身に押し出そうとする力がかかる。 いきみの衝動なのだが、当然ながら陽大は知らない。

「小便か?」

狛生が訪ねる。

「いや…そっちじゃなくて…」

「それはいきみじゃないですか?そろそろだと思いましたが」

「だろうな」

「いきみって?…あぅっ…あぁぁダメだぁ!出ちゃうぅぅっ」

否応なしに下半身に力が入り、それを堪えることができない。
すると狛生がさっとパジャマのズボンとパンツを剥ぎ取る。
さらに性器に指を入れてきた。

「えっ!?ちょっと何を!?」

「降りてきているな。陽大、これに捕まれ」

狛生が垂れ下がった布を差し出してきた。

29名無しさん:2020/09/19(土) 10:45:03
「そ…それよりトイレに…!あぁっ…ぐっうぅぅぅ本当に出ちゃうよぉ!」

下腹を押さえ体をのけ反らせる。
再び来るいきみに完全に焦っていた。

「落ち着いて。それは式神が産道を通っているからですよ」

「これに捕まれば力が入りやすいぞ。体をこっちに向けろ」

「うぅぅ〜…もぅ何が何だか…」

陽大は二人にされるがままに姿勢を変えた。

仰臥位にさせられ、今度は仇美が背後で陽大を支え、狛生は股間を開かせる。

「いきみたくなったらその布を引っ張れ」

「はぁ…はぁ…はぁ…あぁぁ痛いぃ〜!ゔぅんんんん〜〜〜〜っ」

陽大は何かが吹っ切れたようにいきんだ。
狛生に渡された布をぎゅっと掴む。

30名無しさん:2020/09/20(日) 14:42:37
ぷちん
「んぐぅううう!
あぁあ、な、なんか、、、でちゃぅううう!
もれてるぅううう!」

陽大の性器から意思とは関係なく液体が流れ出し布団を濡らしていく。

「羊膜が破れちゃって破水したみたいだね。
たまにあるし問題はないよ。
ただ1人目は足からかな?」
仇美が羊膜が割れ姿を現した式神を触り体位を確認する」

31ゾロ3557:2020/09/21(月) 00:16:56
破水してからも陽大は息み続けていたが、ある異変に気付く。
「・・・っ!?まずい・・・で・・・出る!!!」
ブッヴァァァァァァァ!!!!ブウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!ブリブリブリブリ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!
実は陽大は胎内に式神を宿していたことにより、便秘になっていた。
その為に出産で息み過ぎたのが原因で盛大に排便してしまったのだった。

32名無しさん:2020/09/22(火) 00:07:25
「あらあら〜これは片付けるわね。」
パチン
仇美が指を鳴らすと便は消え去った。
「排便したおかげでもう尻尾が見え始めてるぞ。」
狛生は介助しながら声をかける。

33ゾロ3557:2020/09/23(水) 00:29:30
ブピッ!!!ブウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ブリブリブリ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
しかし便はかなり溜まっていたらしく陽大はまた排便をしてしまった。
「こりゃ思っていたよりもかなり溜まっているようだな。仕方ない産む前に全部出してもらうか、
   さすがに赤子を便の上に産まれ落とさせるわけには行かぬ。」
狛生はそう言い便を全て出させる為に陽大のお腹を押し始めた。

34名無しさん:2020/09/23(水) 03:57:03
押しては仇美が消し去り何度かそれを繰り返し、やっと出しきったようだ。

お腹を押したせいで式神も会陰近くまで来ていた。


「うぅぅぅ〜〜あぁっ!…はぁっ…はぁ…あぁぁぁ痛い!」

息むたびに股間付近に迫るものを感じた。

「もうすぐ出てくるぞ」

「ゔぅぅ〜っ…はぁっ…んぁぁぁ!」

ズル――

キュ…キュゥンッ…

小さな狛犬の式神が産声をあげた。

「おぉ!狛犬が先手を切りましたね」

仇美が歓声をあげる。
「そうだな!」

狛生が式神を抱き上げるとすぐに目を開き、煌めく人魂に姿を変えた。

「はぁ…はぁ…あぅっ…また…痛いっ」

一息着く間もなく次の陣痛が来た。

「産道が開いてるからこの後は難なく出てくるはずだ」

「そう…ですか…うぐっ…あぁぁ来たぁぁっ!」

陽大は再び布を握りしめいきむ。
スルリと一体、今度は狐が産まれた。

35名無しさん:2020/09/23(水) 04:52:59
その後も狛犬、最後に狐と無事にすべての式神を出産した。

式神たちはみな人魂に姿を変え、仄かに消えていった。

「お疲れ様でした。わが神主」
「例を言うぞ。わが神主」

「はぁ…はぁ…それはどうも…」

陽大は脱け殻のようにぐったりとしている。
意識も朦朧としていた。

「早速だが…」

「はい…?」

すると仇美がささっと陽大のパジャマの上着を脱がせた。

次の刹那、狛生は陽大の乳首に舌を這わせる。

「ちょっとっ…ひぁぅ!あんっ…あふっ…んぁぁっ」

出産したせいで体全体が敏感になっているようだ。
体力を使い果たし、意識もはっきりしないため何の抵抗もできない。

「仇美、そのまま支えててくれ」
「ええ、もちろん」

するとあのときのように狛生が一物を挿入してきた。

「んあぁっ…あぁんっ…あぁっ!」

(ヤバイ…気持ちいい…!)

疲れてはいるものの、体は正直に悦ぶ。

「そろそろ出すよ」

ドクンッ―

陽大の子宮に熱いものが注がれた。

36名無しさん:2020/09/23(水) 10:27:29
「よし、仇美」

終わったかと思ったら仇美に声をかける。
そして今度は狛生が陽大の体を支え、仇美が陽大と向かい合う。

「このまま挿入しても良いんですが…」

仇美は陽大の乳首を、指先で触れるか触れないかの感触で転がす。

「はぅっ!?んんっ…はぁっ…」

ゾクゾクする感覚に陽大の体がピクンと反応する。

そして仇美も陽大の乳首を舐め回す。

「んぁぁぁっ…はぁ…あぁんっ…あんっ」
なんとも言えない快感に悶える。

さらに勃起をした陽大の局部を握ると上下に扱き出した。

「ひゃあっ!ぅあぁぁぁぁ!んんっあぁぁんっ」

強く握ってみたりさわさわ触れてみたりと絶妙だ。

すると―

ビクッ―ビュビュッ―

あっという間に射精してしまった。

「はぁ…はぁ…うぅぅ…」

快感と羞恥心が一気に押し寄せる。

「ふふふ…気持ちよかったですか?」

仇美は不適な笑みを浮かべる。
意外とSっ気があるようだった…。

「相変わらず意地の悪いやつだ」

狛生が笑いながら突っ込む。

「お誉めに預かって。では挿れますよ?」

「はぅっ…あ…ああっ…」

仇美も産道に一物を挿入してきた。
じわじわとゆっくり責めるように出し入れする。

37名無しさん:2020/09/23(水) 11:50:06
「あぁん!
そこぉ、らめぇ〜。はぅ....あああっ!」

「ここがいいんですか?」

仇美は執拗にそこを狙い、だし入れする。
陽大は快感の渦に腰を振り何も考えられないようだ。

「そろそろ出すわね。」
ビクッ―ビュビュッ―

「ああぁあ!?」
陽大の中に熱いものがさらに注がれた。
出産の疲れもあり、陽大はそのまま気を失うように眠った。

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「仇美が調子にのるからだぞ。」
「だって、まさかねー。
陽大くんの体が正直だったからよ。」

陽大の身体を清めた後2人は陽大の身体を確認し、
狛生が陽大の中に本来2つで良いはずの気配が3つの気配があることに気づく。
仇美の攻めに対して感じすぎた結果なのか仇美の子を2つ宿してしまったようだ。

38名無しさん:2021/09/30(木) 10:31:46
翌朝、猛烈な吐き気に襲われ目を覚ました。
(うぅ…き…気持ち悪い…、)
「は…吐きそう…」

急いでトイレに駆け込もうとしたが、全身が筋肉痛で力が入らない。
「うっ…」
何とか床を這ってトイレにたどり着いた。
「げぇっ…うっぷ…うげぇぇ…うぅ…げえぇっ…げほっ…げほっ」
ひと通り吐いたが、胃の不快感はいつも通り変わらない。
(い、いつも通り?、待てよ、俺、昨日式神とやらを出産したよな?
うっ…また、きた…)
「うぅ゙…おえ゙ぇぇ〜…はぁ…はぁ…」

(俺が式神を出産した後、ここに引っ越してきた日の夢をみた。
あれ?あれも夢ではなく現実なのか?)
とにかく今の状況を確認する必要があると感じ、本殿に行こうとした。
しかし、吐き気に加えて全身の筋肉痛が辛くとても母屋から出ることは出来なかった。

39名無しさん:2021/09/30(木) 11:00:09
数日してようやく起き上がれたから神殿にいく。
「主、もう大丈夫ですか?」
仇美が何食わぬ庭をはいていた。
「俺、こないだ出産したのに、また体調悪いんだけど。。。」
「それは私と狛生の赤ちゃんを宿したからよ。」
ニコニコで返してくる仇美。
仇美曰くここを守っていくにあたり狛生と仇美だけでは限られるため、神に相談したところ自分たちと同じ狛犬と狐を増やすことになったのだ。
しかも式神と違って人型出でてくるって。。。

40名無しさん:2021/09/30(木) 13:12:24
ここに引っ越してから11日が経ち、式神とやらを生んでから5日が経った。
俺は相変わらずの吐き気に加え、重たくデカい腹を抱えながら明日の祭りの準備をしていた。
仇美の話によると、式神は1体1000g程度だが、人型はその倍の1体2000g程度だという。
今俺の腹には2000gの人型が3体ことになる。この3体と3体分の羊水を足すと…
そりゃあ重くて当たり前だ。

41名無しさん:2021/09/30(木) 13:33:04
ただ個人差もあるからもっと大きくなることもあるらしい。。。
今日は祭りの前日で明日はいよいよ祭りだ。
祭り自体は毎年やってるらしいが、今年は100年に一度神を呼ぶ祭りと言われて盛大にやるらしい。

偶然かあの二人が仕込んだのか上に見せる名目もあり俺があいつらの子を生むのが明日らしい。。。
そのせいか二人が想定するより子供がでかいらしく3000g超えてるかもしれないって。。。
1000gでも大変だったのに3倍かよ!

今日は前夜祭で俺の体を清めて神と狛犬と狐を迎える準備がいるらしく甲斐甲斐しく聖水で体を清めさせられた。
そして
「あとはこの中も清めないとね。」
仇美が嬉しそうに俺の股を触ってくる。

42名無しさん:2021/09/30(木) 17:23:30
「うっ…ふぁぁぅ…」
仇美から股を触られると、なんとも言えない気持ちになり少し声が出てしまった。
しかしその直後、再び吐き気を催し現実に気引き戻されてしまった。

トイレに駆け込み嘔吐していると、仇美が背中をさすってくれた。
「陣痛の前には悪阻はなくなります。なのでもう少しの辛抱です。」
もう少しの辛抱だと言われたが、この悪阻が終われば陣痛が来るということだ。
正直に言って、陣痛は少しトラウマである。
「神主、大丈夫です。神主の体は式神も人型も生める体でございます。
そして私と狛生は代々の神主の出産を介助してきました。
何も心配することありません。」
「そ、そうか…そこまで言うなら頑張るよ…」

本来はありえない続けての妊娠、またそれにより長期に渡りまともにご飯が食べれておらず、体力低下・睡眠不足になっている。
さらに、本来は狐1体、狛犬1体であるが今回は狐2体、狛犬1体になってしまった。
そして、今年は100年に1度の神を呼ぶ祭りである。
これら全ての要因により、数百年の歴史の中で最も難しいお産になるということは今は誰も知らなかった。

43名無しさん:2021/09/30(木) 17:54:17
「夏ですし神からの恩恵か清める湖の水温が低くないのでそこで体を清めましょう。」
いくらつわりがあっても出てくる前に身体を清めなければ邪鬼になる恐れもあるらしく、狛生と仇美に支えられて神社の裏手の小さい湖にいく。
普段は禁忌らしいが出産前の清めにはこの水が使われ狛犬や狐たちの産湯にもなるらしい。
「ここなら少し腰も楽になるんじゃないかな?」
「だいぶ楽だし少しつわりも楽になったみたい。」
「じゃあここでやりましょうか?」
子供を作るときは仇美があとだったが今回は先らしい。
狛生と二人の精液を得て清めが完了らしい。

44名無しさん:2021/10/02(土) 16:17:20
仇美が陽大の乳首に舌を這わせる。
「ちょっとっ…ひぁぅ!あんっ…あふっ…んぁぁっ」
仇美のテクニックに今まで以上の快感が襲ってきた。
陽大は恍惚とした喘ぎ声を漏らしながら悶える。
(ヤバいっ…気持ちいい…!!)
仇美はさらに女性器をなめ回してきた。
「あぁぁっ!はぁっ……んぁぁ!ああぁぁっ!」

「気持ちよかったですか?では、次、入れますね?」
今度は仇美がイチモツを挿入しだした。
じわじわと固いものが入ってくる。
「ひゃああああん!あぁあああん!あぁ、そこは、あぁっっっっっあああん!」
陽大は仇美のイチモツの大きさに自然と腰がゆれる。
「そろそろ出すわね。」
ビクッ―ビュビュッ―

「ああぁあ!?」
陽大の中に熱いものがさらに注がれた。
「次、狛生。しっかりと神主を楽しませるのよ!」
「あぁ、もちろんさ、」

(いやいや、これただの清めじゃないの??)

45名無しさん:2021/10/02(土) 16:28:11
ペロリ
「ひぃいいいい!?」
狛生は俺の首筋を舐める。
「仇美の次は私です。
主、いつもは遠慮してましたが今日は満月ですし無理をさせてしまったらすみません。」
そういうと狛生は股間にイチモツを近づけてくる。
仇美より一回り以上デカイし入るのかあれ?
後で聞くと狛犬は満月の日は特に強く主に発情して欲望を止められないらしい...
現に尻尾出てるし。


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