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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】
850
:
某とある名無しの誰かさん
:2015/01/28(水) 23:10:57 ID:hBazNR9s
「……って、寒い寒い!早く離れろぉ!」
「いーやーだー!ザングースといたいよー!」
乱暴に引き剥がしてやった。まったくこいつは。うう寒……そそくさと炬燵イン。
グレイシアはこたつの外で暫くむすっとしていた。仕方がないので隣に動いてやる。途端に表情が一変、歓喜の印だ。わかりやすいやつめ……
ちなみに暖めた部屋の中にいて大丈夫なのかと訊いてみた。
「うん、なんとか大丈夫だけど炬燵は熱いよ」
大丈夫と言っていたが少し暑そうだったのでエアコンをオフに。ちなみに炬燵から出るのが億劫にはならないんだ、俺は。
それから数分、会話もなく俺はただぼーっとしていた。炬燵の魔力により夢に誘われることはなかったがな。
「何か冷たいもの要るか?あるもんなら出すぞ」
「……アイスココアー!」
にぱー、という効果音がふさわし過ぎる程の満面の笑み。くっ、侮れん。まさかこんな可愛い顔を見せてくるとは。
赤面しているように感じ、逃げるように台所へ。エアコンをオフにしたから少し寒くなってはいるが。
俺もホットココアを淹れ、ほっと一息。……駄洒落のつもりはなかった。
一口飲むと全身に広がる温もり。ああ、実に快い。
そうしていると、扉から軽いノックの音。まったく、俺はココアの余韻に浸っていたいのに、誰だこの邪魔者は?
俺はコートに袖を通し、耳に合わせたニット帽を被る。招かれざる客のお出迎えだ。まあグレイシアもだが。
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