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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

821適当:2013/10/26(土) 20:26:45 ID:smW3b0u6
勝負あったな。あれだけの火に焼かれて生きてる人間なんかいねぇよ。ターニャにしては、役にたったな。俺は、炎の渦から離れて足を止め、財宝の番人が苦しむ声へ耳を傾ける。ターニャは、興奮しながらも俺に不満をぶつける。

「やったぁー!!大成功♪って、なんで止まってるの?」
「うっせぇ。これで、終わりだろ?財宝の場所までは、自分で歩け。」
「やだ。降りな…」
「降りろぉ!!」
「うわぁ!!」

俺は、体を激しく揺らし、ターニャを無理矢理降ろす。ターニャは、地面に軽く体をぶつけ、うつぶせになった。地面に体をつけた後、“いたぁ!!”と声を上げ、立ち上がり、俺を睨みつける。

「もう少し、優しく降ろせないの?」
「てめぇがさっさと降りねぇからだ。」
「私のおかげで勝ったんだよ?」
「てめぇじゃねぇよ。マタイだ。」

ターニャが再び、俺へ意見を唱えようとした時、財宝の番人の声が周囲に響き渡る。

「竜巻返しぃぃぃ!!」

財宝の番人が叫ぶと、炎の渦があっさり消し飛んだ。は…?待てよ…。そんな技…アリかよ?

「はぁ…はぁ…。油断した。力を感じぬ者に苦しめられるとはな。」

くっ!!こうなりゃあ、三匹で闘るしかねぇ!!俺は、ターニャとマタイに指示を出す。

「てめぇら!!あのジジィを囲め!!三匹で叩くぞ!!」

二匹は、俺に意見せずすぐに俺の指示に従い、財宝の番人を囲む。三匹なら勝てンだろ…。財宝の番人を囲んだものの、俺の中では必ず勝つという確信は無い。俺は、再び二匹に指示を出す。


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