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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

783適当:2013/05/18(土) 10:05:18 ID:7dFcfRlE
本当の最後の番人である彼に助けてもらい、あの病院で3ヶ月の集中治療を行い、意識を戻した所で更に1ヶ月の療養期間を経て、俺は無事退院し、今はPIA(ポケモンのアメリカの諜報機関)に所属している。所属はしたものの、自分の希望する特殊工作員、エージェントにはならず、彼が立ち上げたPIAの裏特殊部隊のNo.2を務める事となった。ポケモンが住む州の大統領や政府の連中は、“あの【GOD TEXT】を壊滅させたのだから、君しかエージェントを務まる者はいない!!”と強く推して来たが、命の恩獣(恩の借りがあるポケモン)である“彼”に、恩返しがしたいという事で、エージェントを断り、彼の創設した部隊へ身を置いた。そして、今日が最初の裏特殊部隊メンバーへの顔合わせとなる。もちろん、俺が来る事は誰一匹としてわかっていない。だが、俺は彼から、誰がメンバーなのかを耳にしている為、メンバーと顔合わせをしても驚く事は無く、彼から耳にした時の驚きだけで済むハズであろう。俺は今、彼と廊下を歩いている。共に、裏特殊部隊 作戦会議室へと続く廊下を歩いている。共に、廊下を一歩、一歩進んでいる最中、彼は嬉しそうな表情で俺へ訊ねる。

「ふふ。それにしても、まさかアナタが私の元に来て下さるとは光栄です。どういう展開(かぜ)のいきさつですか?」

俺は、彼へ理由を答える。

「ふっ、恩返し…ってだけじゃダメか?」
「いえ、十分です。これが理由なら、喜ばしい限りです。」
「“雄は、二言語らない。”俺は、これ以外に理由は無い。誰がメンバーだろうと…な。」

“これ以外に理由は無い”と俺は、彼へ断言しまった。だが、果たしてそうであろうか。自分の死闘相手であり、彼の直属の部下である彼女達にもう一度、ただ会ってみたかっただけなのかもしれない。俺は、彼から誰々がメンバーである事を告げられた後に、エージェントの申し出を断ったので、自分では気付かない下心が、もしかするとあるのかもしれない。下心…。いやらしい言い方だ。下心では無く、彼女達の全員の無事を確認したいと言った方が正しい。と、俺は自分を信じているが、実際の所は、彼女達に会ってみなければわからない。彼は、俺が下らない事を気にする中、何かを企むようで、何も企んではいない、ほんの少しだけ悪タイプにふさわしい笑みを浮かべ、俺へ言う。

「“仁さんが来た!!”と知ったら、あの娘達はビックリするでしょう。」
「敵が仲間になるからな。」
「ふふふ、果たしてそれが理由でしょうか。」
「は?」

彼に返答を受けても、俺は意味がわからず首を傾げた。“自分が来ると驚く…。どうして?”と彼の言葉を考える間も無く、彼女達が味方として待ち受ける作戦会議室へいつの間にかたどり着き、彼に続いて足を踏み入れた。足を踏み入れ、誰がいるのかを把握しようと、周りを見渡した時、俺は驚いて目を見開く。


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