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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

780適当:2013/05/18(土) 09:47:03 ID:4dLi8bqo
「ちょ…。あん、やめて。零ちゃん。そんな所…、ツンツンしちゃダメぇ…。」
「ブィぃぃ。ブィ、ブィぃぃ。(お腹空いたぁ〜。おっぱいちょうだいよぉ。)」
「こ…こら!!零ちゃあん…いい子だから…。お願…い。」

“綾は、胸が感じやすかったが、まさか赤ん坊にまで感じられさせられるとはな…。”彼女が、小さな彼女の行動を止めさせる事に、苦労している様はなかなか面白味のあるものであった。面白いと感じつつも、小さな彼女の行動に抑止をかけたい彼女を気づかい、彼女へ自分の推測を話し、救済を出した。

「綾。」
「あっ…やめ…。え?何?」
「もしかして、零は君の“おっぱい”が欲しいんじゃないのか?」
「あっ…ああ〜!!そうだったんだぁ!!」

一般的に考えると、赤ん坊が胸を突きながら、何かを喋る事から、“空腹を満たしたい!!”と言っている事は想像がつくだろう。だが、突然小さな彼女から“空腹を満たしたい!!”と訴える行動を受けてしまった彼女は、それすらも考える余裕が無くなってしまう程、焦っていたようである。俺から、小さな彼女が取った奇妙な行動の正体を聞いた彼女は、小さな彼女から自分の胸を遠ざけ、笑顔半面、申し訳無さそうな表情を浮かべて、小さな彼女へ告げた。

「零ちゃん、ごめんね。私は、おっぱいが出ないんだ。」
「ぐっす…。ふぇ…ふぇ〜ん!!えん!!えん!!」

彼女の言葉と言動から全てを理解してしまったのか、小さな彼女は泣き出してしまった。小さな彼女が行った“泣きじゃくって、無理矢理相手に願いを聞き入れさせる”という第2の行動は、再び彼女をあわてふためかせるのは十分であった。彼女は、泣きじゃくる小さな彼女を、胸元に寄せて、頭をなでながら必死にあやしつつ、俺へ救済を求めて来た。


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