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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

775適当:2013/05/18(土) 09:11:49 ID:Mu.M8Qpo
「大丈夫です。仁さんは、とっても優しくて、いい雄(かた)です。」
「ぐっす…。ブィ…。ブィ…イーブイぃ…。(離れたくないないよぉ。)」
「私を信じて下さい。大丈夫ですから。」

彼が、今にも泣き出しそうな(微かにないてはいる)彼女を説得すると、彼女は、彼の告げた事を確認するように、俺へ目を向けた。俺は、彼女に優しく微笑み、両手を広げて彼女を迎えた。

「おいで。」

すると、彼女はもう一度彼の顔を見た。彼は、彼女にもう一度優しく微笑み“さぁ、仁さんの元へ行って来なさい。”と彼女へ行動を促しつつも、彼女の意見を尊重するように、俺と彼の中央の位置へ彼女を下ろして、彼女へ選択肢を与えた。“来てくれるだろうか…。”と、俺は彼女が下す未来へ心配していると、彼女は再度俺の表情を確認し、俺へ“心配はいらない。”と語りかけるように、俺の元へ向かい、小さな歩を進めた。“やったぁ!!”と、彼女が俺の間近まで歩いて来た様を見て、俺は心の中で叫び、彼女を両手で持ち上げて、自分の頬と彼女の頬をくっつけて、目を閉じて彼女へ感謝の意を伝えた。

「来てくれて、ありがとう。俺は、君の親になれてとても嬉しいぞ。」
「ブィ?(本当?)」

小さな彼女は、俺に確認を行って来たのだろうか。俺は、彼女が“きっと本当かどうかを訊いているんだろう。”と推測し、彼女へ“ああ。たっぷり可愛がってやるぞ。”と自分の意志も込めた、肯定の意思を伝えた。すると、彼女は“嬉しい!!”と表現するように、俺の頬を小さな舌でなで始めた。俺は、彼女の舌のくすぐったさに耐えられず、思わず声を上げてしまうのだった。

「あっはっはっは。や、やめてくれ。くすぐったいじゃないか。」
「チロ。チロ…。ブィ!!ブィ、ブィ!!(もっと、もっとぉ!!)」
「あは…こいつめ!!」

俺は、彼女を顔から離し、彼女を、自分がかぶっている布団の上であり、膝(ひざ)の上でもある位置に仰向けにし、彼女の腹をくすぐった。すると、驚愕の真実が明らかになった。

「あは…あはははは!!く…くしゅぎゅったぃぃ!!」
「は…はぁ!?もう喋れるのか!?」

俺が驚くのも無理は無かった。俺が引き取った小さな彼女の身長は、俺の約4分の1程度。雌は、あまり成長しないが、この時点で、雄であろうが、雌であろうが言える事がある。彼女の身長から、年齢を推測するなら、まだ0歳児である。更に、鳴き声を駆使してしか会話が出来ないので、0歳児以外は当てはまるハズは無いのである。彼女は、驚きの表情を浮かべている俺を、純粋なきょとんした表情で、可愛気な視線を送りつつ、見つめていたが、彼は左手を口元に添えて、上品な笑いを見せ、小さな彼女が“なぜ、言葉を話したか”の理由を告げて来た。

「あはは。驚きましたか?なぜかはわかりませんが、10回程繰り返して言葉を言うと、その言葉を覚えてしまうのです。」
「えぇ!?」
「他にも、喋る事が出来ます。この娘は、お腹をくすぐるのが好きなので、“くすぐったい!!”って言葉と、ほんの少しですが、需要性の高い言葉を話す事が出来ます。」
「お前が、覚えさせたんだろう?」
「ふふ、バレてしまいましたか。まぁ、当たり前ですか。」

“他にも、話せるか…。う〜ん、やっぱり言わせたい言葉は、アレしか無いな。”俺は、彼へ自分が望む言葉を小さな彼女が話す事が可能かを訊ねた。


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