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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

770適当:2013/05/18(土) 08:32:46 ID:wvO8MW0g
「雷撃波ぁぁぁ!!」
「電撃波!?しまった!!ぐわぁぁぁ!!」

彼は、腹部に俺の黒い電気の玉を受けて、4、5m吹き飛ばされた。吹き飛ばされるも、再度腰元にある羽を用いて体勢を立て直し、宙へ浮かんだまま俺を強くにらみつけた。

「くっ…。電撃波をくらうとは、油断し過ぎたな。」
「はぁ…はぁ…。」
「とっておきを見せてやる。」
「とっておきだと?」

彼は、俺の言葉を耳に入れ終えると、“神炎テレポート”と言い放ち、自らの体に白い炎をまとわせ、俺の目の前から瞬時に姿を消した。“くっ!!テレポートだと!?どこへいった!?”俺は、彼の攻撃を受けまいと、右、左、後ろを確認した。だが、彼の姿は無かった。“どこへいったんだ…。”と姿の見えない彼を警戒し始めようとした時、自分の前方であり上方から白い光が降り注いで来た。俺は、光へ急いで目を向けた。すると、先程まで自分と同じ高さに足をついていた彼が、宙に浮いており、右手、左手には、彼の顔と同じ大きさの巨大な白い炎の玉が出現していた。彼は、空から地上に高笑いを降り注ぎ、2つの巨大な白い炎の玉を俺へ放って来た。

「ハハハ!!ハーハッハッハ!!統治神であり、伝説種族(伝説ポケモン)だけが許された秘技!!“聖なる炎”をくらうがいい!!くたばれぇぇぇ!!」

“こ、こんな大きな炎防げない!!どうすればいいんだ!!”彼の放った炎があまりにも巨大な炎であったので、俺はたじろぎどうする事も出来ずにいた。俺が対処法を取る事が出来ずにいると、もう一匹の自分が語りかけて来た。

“宿主(ぬし)よ!!神雷域(じんらいいき)を使えい!!”
「それで防げるのか!?」
“黙れい!!口答えするで無いわ!!天照大神(アマテラス)如きの白炎など、我の黒雷の敵では無いわ!!”
「わかった!!素戔嗚尊(スサノオ)信じるぞ!?神雷域(じんらいいき)ぃぃぃぃ!!」

後、2、3mの所でもう一匹の自分から強い指示が出されたので、俺はもう一匹の自分を信じ、体の中心から莫大な電気を解放し、自分を中心にして半径2m程の巨大な黒い雷の柱を立てた。“くっ…。頼む!!防いでくれぇぇぇぇ!!”黒い雷の柱の中心に位置しつつも、俺は目を激しくつむって、懇願(こんがん)した。黒い雷の柱と白い巨大な炎がぶつかったのか、俺が願って2、3秒後、爆発音に近い大きな音が耳に入り、また自分の周囲に取り巻いていた黒い雷が消えるのを感じ取り、俺は目を開けた。すると、上空から放たれた巨大な白い炎の玉は、目の前から姿を消していた。“ほっ…。”と無事に、彼の一撃必殺技とも思われる巨大な炎の玉を防ぎきって、俺は胸をなでおろし、乱れた呼吸を整え始めた。彼は、膨大な力を一度に消費してしまった事で、宙に浮く力が無くなり、地上へ足を着いて、俺と同様に呼吸を整えていた。呼吸を整えつつ彼は、歯をくいしばり、今まで俺に披露して来た余裕のある邪悪な笑みを浮かべず、憤怒の表情を浮かべ叫んで来た。

「はぁ…はぁ…。チッ…こしゃくなぁぁぁ!!俺の聖なる炎を防いだだとぉぉぉぉ!!」
「はぁ…はぁ…。」
「ならばぁ!!これならどうだぁ!!」

“こ、今度は何をする気だ!?”彼は、再び両手に白い炎の玉を出現させ、俺のはるかかなた後方へ、飛ばした。“後ろに!?何が目的なんだ!?疲れてミスをしたのか!?”俺は、彼がなぜ自分の後方へ炎を飛ばしたかが理解出来ず、“どこかから来るかもしれない!!”と右、左、そして彼へ目を向け、警戒を行った。警戒を行っている途中、もう一匹の自分が警告を発令(だ)して来た。


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