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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

768適当:2013/05/18(土) 08:20:18 ID:XjaelStQ
「ふざけるな。お前はただの大量殺獣者(多くのポケモンを殺した者)だ。神の文字を受ける権利も、神の文字を与える権利も、神の文字を従わせる権利も無い。」
「フン。ククク…ハハハハハ!!」
「何がおかしい?」

彼は、俺の質問を受けると、右手に炎を灯し、手の平に炎を乗せたまま、俺の周りを歩き始め呪文のような言葉を言い放って来た。

「知恵を灯し、α(アルファ)。富と力を潤し、β(ベータ)。天の裁きを下し、γ(ガンマ)。真実を見通し、神々に告げし、θ(シータ)。人の裏の誤りを正し、λ(ラムダ)争いを収め、争者の輪を造りし、π(パイ)。全事象の創造源を監(み)し、μ(ミュー)。古き教えで神々の思考を改めさせし、χ(カイ)。過去、現在、未来。3空間を守りし、ω(オメガ)。」

“くっ…。コイツ、何が言いたい?”俺は、彼の発する言葉が理解出来なかったワケでは無い。彼は、今から“自分の行いは正しい”と必ず宣言すると推測し、腹を立てたのである。俺は、自分の周囲を歩く彼をずっとにらみつけていた。彼は、やがて動きを止め、右手に灯していた炎を消し、右手の拳を握って、俺に体を向け言い放った。

「そして俺が、腐敗した世界を破壊し、新世界を創造する神!!“φ(ファイ)”の称号を持つ、“神の文字”の統率者!!上杉 燎(りょう)だ!!」

“腐敗しているのは、お前の方だ。”勢いよく、誇らしげに言い放つ彼に、更なる怒りを覚え、俺は静かに拳を握った。拳を握るも、彼に怒りはぶつけず、彼に過去の行いを問いかけた。

「なぜ、フィアとシャーズを殺した?」
「憎き信玄の子孫の仁。貴様、何か勘違いしているな。」
「………。どういう意味だ?」

俺が訪ねると、彼は再び邪悪な笑みを光らせ、俺へ衝撃の一言を放った。

「貴様が、フィアを助けようと、シャーズを裏切らせようと、俺は初めからブイズを処刑にするつもりだった。」
「何だと!?」
「目的を達した時、神の子は神に力を保持させる為、贄(にえ)にならなければならない。ククク…。」

“コイツ…。”俺は、彼の理由を間に受けず、彼へ再び問いだした。

「ふざけるな!!その為じゃないだろう!!」
「ほう。当たりだ。そんな理由など存在しない。使えない子兎、子狐、敵に媚(こ)びを売るような雌猫、子兎など神の下には置けん。ハハハハハ!!言い間違えたな。雑魚は、神の子などでは無い。神の側に存在する権利など、何一つ無い!!ククク…ハハハハハ!!ハーハッハッハッハ!!」

“ふざけやがって…。このクソ雄(やろう)がぁ!!”俺は、彼の一言と、彼の、何の悪びれる様子も無く、自分が強いた戦闘を行わせた者を嘲け笑っている様を見て、ついに堪忍袋(かんにんぶくろ)の緒が切れ、彼へ怒号を飛ばした。

「貴様…貴様ぁぁぁぁ!!」
「ハハハハハ!!さて、暴神 素戔嗚尊(スサノオ)、そして暴将 信玄の子孫よ…」

彼は、俺の怒号を笑い飛ばし、笑いを止めて俺をにらみつけて、橙色に染められた指を差し、俺へ言い放った。

「統治神 天照大神(アマテラス)が成敗してやる。天界の悪事を働いた者よ。悪事をかばいし暴将の子孫よ、俺の裁きの炎に焼かれろ。そして、この世に一片の肉片も残すな。」
「どっちが悪だ…。貴様の行いが悪そのものだ!!貴様は、絶対に許さん!!神の資格を二度と語れないようにしてやる!!」
「ハハハハハ!!自分が正しき神と信じる者は、勘違いをする。勝った方が正しいのさ!!」
「この腐れ野郎ぉぉぉ!!」

相手の力がいか程か計り知れない時だからこそ慎重にならなければならない。だが、俺は彼の言動を受けて、余裕を持って身構える事など不可能であった。彼の言葉を受けた後、俺は自分の奥底に眠る力を全て放ち、体に黒い雷をまとわせた。彼は、三度目の笑い声を響かせ、体中から純白の炎を放ち、目の色を金色と黄色が混合した色に染め、両手に炎を灯し言い放った。


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