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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

765適当:2013/05/18(土) 03:19:47 ID:pa7rLjqs
俺は、【幻想】のステージに姿を現した。【幻想】のステージに移動し終えた後、いつもより、呼吸に用いている空気が薄い事を感じ、最後の相手と闘う場所に、違和感を覚え周りへと目を向けた。

「あっ…。ここは、まさか…。」

俺は、周りを見渡して、驚きを隠せなかった。遠くを見つめると、雲が浮いており、背後へ目を向けると、雪で覆われた所と、覆われていない所に分かれている様を確認出来た。“この場所は、見覚えのある場所なのかもしれない…。”自分の周囲を取り巻く、薄い空気や所々に見える雲などの環境から、頭の中で1つの推測を立てて、俺は崖(がけ)と思われる場所へ駆け出した。ある程度の距離まで駆け出した所で、目の前に砂利石で造られた自然の道路が姿を消し、下を見下ろす事が出来る事を予測し、歩を進め続けた。砂利石で造られた自然の道路が、丁度途切れる位の直前の位置まで歩を進め、下を見下ろすと、大きな湖があり、辺りに立ち込める少々の霧によって、見えにくいものの、湖には1つの大きな山の絵が描かれていた。山の絵は、俺が推測した場所通りの、山全体に青と黒を混ぜたような色が降りかかっており、山の上方が白みかかっていた。“間違いない…。ここは、富士山だ。”湖に映し出された、自分の出身国を主張する山を見終え、最後の相手と闘う国、闘う場所がどこであるかを目の前の光景によって知り、驚きを隠せずにいた。“富士山。という事は、じいさんのボスは、日本出身か!!”俺は、真の黒幕の出身国を推測し、“自分の出身国の者が、隊員達を恐怖で従わせ、裏切った番人達を処刑したのかもしれない。”と仮定しつつ、自分の敵は、生まれた時からある意味、身近に存在していた事を痛感した。俺が痛感した直後、背後から強烈な熱気が存在している事に気付き、後ろへ振り返り、熱を放つ方向へと目を向けた。俺が目を向けた先には、体の色が赤と薄い黄色で構成されており、額からアルファベットの“V字”の形で、表面は橙色、内側は黒で染められた耳を持ち、大きな青色の瞳(いや、日本出身だからか、少し黒も混ざっている。)を持ち、小さな犬歯が下唇に乗っている、腰の後ろに羽を生やした者が立っていた。俺の背後に現れた者の手、足も橙色に染まっており、背は俺よりも低いが、およそ15cm〜20cm位しか離れていない。見た目は、とても地上にいる者とは思えず、大きな瞳と腰辺りに生える羽は、幻想的かつ可憐(かれん)であると思われるが、表情は悪そのもので、更に着ている軍服が、こちらを決して味方とは思わせない金色であった。俺の背後に現れた者が、素直さを見せるような丸い瞳を持っていたのなら、俺は“どうして、こんな雄(ヤツ)が黒幕なんだ!?”とその者が犯した悪事に驚きを隠せずにいただろう。だが、彼は違った。彼の瞳は、鋭さを持つ丸みのかかった大きな瞳であり、俺には邪悪な笑みを向けている。彼の胸には、本来の番人が守護している文字、“ω(オメガ)”では無く、白と橙ベースのφ(空集合記号)が、光輝いていた。彼は、山中に邪悪な笑い声を響かせ、俺へ言い放った。

「ハハハハハ!!よく、ここまで来れたな。」

“コイツが、ボスか。”俺は、彼の言葉を受けても口を閉ざしつつ、彼をにらみつけていた。彼は、俺の目線など気にせず、自分の正体を明かした。

「俺は、上杉 燎(りょう)。この“GOD TEXT”のリーダーだ。そして…、誇り高き武神 上杉謙信の末裔(まつえい)でもある。」

上杉謙信。古の武将。確かに、武神と呼ばれる程の戦の強い武将であったかもしれない。だが、これだけは言える。上杉謙信は僧(そう)であり、神の力を持とうが、史上最強の力を持とうが、無理矢理従わせ、逆らえば処刑するなどの非道な行いなど、決してないはずである。俺は、彼の台詞(セリフ)に怒りを覚え、彼へ反論を行った。


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