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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

713適当:2013/04/20(土) 13:41:48 ID:eUXtx3Qk
「ソル、冷たくないのか?」
「冷たい?冷たくは無いだろう。」
「え?」
「今よりも冬の方がきついぞ?これは、気持ちいい位だ。」

“あ、ああなる程…。結局、俺が大げさ過ぎるだけか…。”彼女は、平然と俺の質問に否定の意思を示し、“今はまだマシである。”と断言して来た。俺は、彼女の意見を素直に受け入れ、彼女へは反論せず、再度彼女が体を洗う様子をじっと眺めていた。彼女は、ほんの一、二分は、俺の目線を無視して体を洗っていたが、川に入ったまま何もしない俺に横目を向け、俺へ質問と要求を出して来た。

「ふぅ…。仁、お前は体を洗い終わったのか?」
「え?」
「洗い終わったら、私の背中を洗ってくれないか?」

彼女は、自分が伝える範囲を全て洗い終わったと主張しているが、俺は未だに自分が洗える範囲を全て洗い終わってはいない。だが、俺は彼女の要求を耳に入れ、“洗ってないと言ったら、洗うまでずっと俺を見るかもしれない。それは、恥ずかし過ぎる。”と思い込んでしまったので、彼女の要求を受け入れ、彼女の背後に歩を進め、彼女の背中を洗い始めた。彼女の背中は、自分の彼女との“洗いっこ”と同じ要領、力加減で洗い進めた。すると、彼女は心地良さそうに、感想をつぶやいた。

「ああ…、気持ちいい…。」

“レオは、たぶんコイツの彼だな。レオに、洗ってもらった事は無いのか?”あんなに睦まじい彼と彼女の二匹が、“洗いっこ”という行為を行っていないハズは無い。が、俺は彼女へその質問を訊ねた。

「レオには洗ってもらった事は無いのか?」
「いや、あるぞ。ただ、レオは、ちょっと洗い方をわかっていない。」
「あっはっは。という事は、俺の方が気持ちいいって事だな?」

俺は、相槌(あいづち)を打たせるような質問を彼女へぶつけたが、彼女は笑いつつも、俺の質問へ否定の意思を示し、俺の行為を早める事を要求して来た。

「ふふ、調子に乗るな。早く洗え。」

彼女の期待外れの返答を受けて、俺は呆れ、彼女へ失望した事を伝えた。

「はぁ…。あ〜あ、可愛くない雌(ヤツ)だな。君って雌(ヤツ)は。」
「可愛くなくて構わん。私は、お前に気が無い。」
「なる程、レオにならもっと可愛くするという事か。」
「ふふ。黙れ、かまいたちをぶつけるぞ。」


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