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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

707適当:2013/04/20(土) 13:18:11 ID:eUXtx3Qk
「ふふ。仁、そう思うだろう?」

俺は、目を開け、彼女に今の彼女の表情を返すような笑みを向け、彼女へ相槌(あいづち)を打った。

「ふっ、そうだな。君の言う通りだ。」
「うん。仁、お前もレオと同じ、信用出来るいい雄だ。」
「あっはっは。やっぱり、俺と君は似ているな。」
「くすくす、似るものか。調子に乗るな。」

俺が再び、彼女へ“自分と同じ考えを持つ生き物であると告げると、彼女は口元に前足をそえて、俺の言い分に、即、拒否の意思を示した。俺は、彼女の反応には、何も心は動かされなかったが、失望したようにため息を吐き、彼女へ指示した。

「はぁ…。あ〜あ、可愛くないな。もういい、寝ろ。君とは、もう喋りたくない。」
「本当にそうか?仁、私と喋っているお前は、何か楽しそうだった。もっと、喋ってあげてもいいぞ?」

“ふっ、調子に乗りやがって。”彼女は、俺の言い分を否定するように返答を行って来た。俺は、彼女の言葉に首を縦に振らずに、彼女へ再び指示した。

「うるさい。さっさと寝ろ。俺は、眠たいんだ。君と喋っている暇なんて無い。」
「あっはっは!!じゃあ、お言葉に甘えて。もう、うるさくするなよ?夢が恐くて眠れないなら、子守歌を歌って寝かせてあげてもいいぞ?」

彼女は、俺に言い放った後、いたずら気に微笑み出した。“ふっ、言ってくれるじゃないか。”俺は、彼女にからかい文句を告げられて、彼女の返答が面白いと感じつつも、“うるさい、余計なお世話だ。”と彼女へ言い返し、片手で“シッシッ”と彼女を洞窟の奥へと追いやった。彼女は、俺の動作を鼻で笑い、洞窟の奥へと姿を消した。“ふぅ…、さて寝直すか。また、見なければいいが…。”彼女が姿を消した後、俺は先程の、彼女との会話が嬉しかったのか、彼女との会話により、安心感を抱いたからか、ため息をついて自然な笑みを浮かべ、少しの懸念を抱きつつも、目を閉じ、再度眠りの世界へと旅立っていった。


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