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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

700適当:2013/04/20(土) 12:52:27 ID:eUXtx3Qk
「君達の目的は何だ?俺に何をして欲しい?謝れば、気が済むのか?」
「いいえ、坊や私達は、そんな事では許さないわ。」
「シャーズ…。何が、目的だ?」

俺は、【氾濫】の間の番人である彼女へ要求を訊ねた。すると彼女は、俺を不安に陥(おとしい)れる恐怖の笑みを浮かべて、俺へ恐ろしい要求を出して来た。

「ふふふ…あはははは!!坊や、私とフィアと同じ境遇(きょうぐう)にあってちょうだい。」
「同じ境遇!?まさか…。」
「そう…。“死ね”って事よ。死んで、私とフィアに“殺してごめんなさいって謝って貰おうかしら。その後に、私とフィアに精一杯の愛情をね。ふふふふふ…。」

“貴様…貴様ぁぁぁ!!”俺は、【氾濫】の間の番人である彼女の要求を耳に入れ終えた後、強い憤怒の感情が押し寄せて来た。気がつくと、自分自身の爪で手の平に傷を作る程拳を握りしめ、“コイツら、もう許さん。ここで、痛みつけて無理矢理従わせてやる…。”と、非道な考えにまで走っていた。俺が、自分の強い憤怒で彼女達に襲いかかろうとした時、突然、目の前にいる二匹の彼女達の目が赤く光り出した。“は!?ど…どうなっているんだ!?”俺は、突然の事態に驚き、左右へ急いで目を向けると、左右にいる彼女もそれぞれ目が赤く光り出していた。“ど、どうなっている!?”俺は、急に不安に襲われ、後ろに後ずさりをして彼女達から距離を取り始めていた。だが、彼女達は三方からそれぞれ、恐ろしい表情で俺に歩みよりつつ、俺へ斉唱(せいしょう)するように、全員一斉に、同じ言葉を繰り返し、言い放って来た。

『死んで謝れ。死んで謝れ。』
「な…ま…待て!!君達一体どうしたんだ!?」
『死んで謝れ。死んで謝れ。』

俺は、歩み寄る彼女達にそれぞれ目を向け、“落ち着け!!話せばわかる!!”と何度も言い放つが、彼女達は聞き耳を貸さず、何かに操られているように同じ言葉を繰り返しつつ、三方から俺に詰め寄って来た。“こ…このままでは殺される!!なんとかしなければ!!”俺は、後ずさりを繰り返しつつも、何とかこの状況を打開する方法を考えていた。“く…ど、どうする!?”打開する方法を一向に、思いつかずに後ずさりを続けている内に、背中に何かがぶつかった。


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