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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

697適当:2013/04/20(土) 12:41:12 ID:eUXtx3Qk
「お兄ちゃんは、私がおっちょこちょいだって知ってるくせに!!知ってて、ワザと喋らせたんでしょ!!」
「あっ…、そ、それは…。」
「やっぱり、お兄ちゃんのせいだよ!!私を助けたのは、私から私が所属(い)る軍の事を聞き出す為!!私の性格を使って、お兄ちゃんは私に喋らせたんだよ!!」

俺は、彼女の強い、筋の通った反論に何も言い返せなくなっていた。彼女の反論を受けて、“違う…俺は、殺していない。”と首を左右に振り、言い返す事しか頭になくなっていた。俺は、頭の中にある言葉と行動を彼女へ示そうとした時、突然少女の横から、【零下】の間の番人であり、シーアという名を持つ、水色の軍服を着た、グレイシアが現れ、少女と同じように憤怒を表した表情を浮かべ、俺を強くにらみつけて、俺へ責任を問いかけた。

「よくも…。よくも、私のカワイイ妹を殺したわね!!」
「シーア!!こ…殺していない!!コイツが勝手に…」
「私に勝てたんだから、これ位のズル賢さは持ってるハズよ!!私の妹を…私のフィアを殺した事を謝って!!」
「殺してないって言ってるじゃないか!!お前達…調子に乗るなよ?俺が、何でもすぐ謝るなんて思うなよ?」

俺は本当は、少女の姉に責められた時に、素直に謝らなければならない。だが、俺の頭の中には“逃げる”という事しか、無くなっていたので、少女の姉に謝罪をするどころか、少女と少女の姉を突き放すような態度を取っていた。“何か言い返して来たら、構わず言い返してやろう。”俺は、彼女達が言い返して来る時に備えようとした時、俺の右方向から、新たに聞き覚えのある声が聞こえて来た。

「ピカチュウ君が、フィアを殺したの?」

俺は、振り返り新たに声のする方へと目を向けた。新たな声を放っていた主は、【雷神】の間の番人であり、サンという名前を持つ、黄色の軍服を着たサンダースであった。彼女は、少女の親友である。彼女は、少女を間接的に殺した俺を、恨んでいると思われるが、俺に話し掛けた時は、親友を殺された恨みの感情を出さずに、ただ悲しげな表情を浮かべていた。“コイツは、敵に出来ない。コイツは、引き込まなくては!!”俺は、新たに襲われた彼女の質問に、すぐさま否定の意思を示した。


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