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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

693適当:2013/04/20(土) 12:16:14 ID:eUXtx3Qk
“ふっ、コイツなかなか面白い雌(ヤツ)だな。”俺は、彼女の返答を耳に入れた後、彼女が雄っぽく振る舞う中に垣間見せた、母性にのっとるような雌らしい振る舞いを見せた事に、面白味を実感していた。俺は、彼女に従い、彼女と彼が用意してくれたと思われる、一口だけかじった青い木の実を食べ進めた。俺が食べ進めている途中、彼が彼女に微笑み、彼女へ数時間前の自分の言い分が正しいと主張した。

「ね?だから言った通りだったじゃないですか。ピカチュウさんは、いい雄って。」
「ふふふ、レオ、確かに君の言う通りだった。でも、君の言う事はたま〜に、当てにならないからな。」
「なんでですかぁ〜!!ちょっとぉ〜!!」
「君は、所詮私の“弟子”だって事だ。師匠は、経験の少ない弟子の言う事なんて信用しないからな。」
「うぅ、ヒドい。もう、いいです!!俺は、もう先に寝ます!!ピカチュウさん、師匠、お休みなさい!!」

“ふっ、コイツは雌っぽいな。”彼は、彼女に言い放たれた後、ふてくされて、俺と彼女へ会釈し、洞窟の奥へと姿を消していった。俺は、食べ進める手を止め、彼と彼女のやり取りや表情を楽しみながら見ていたが、“何をニヤニヤしてある?さっさと食え。私も眠たいんだぞ?”と彼女ににらまれて、食事の手がいる事を指摘されたので、俺は彼女に従い、急いで食事を済ませた。無事に食事を済ませた後、俺は腕時計に目を向けた。【21:10 】と時刻表示画面に示されていたので、“喋りすぎたな…。”とは思いつつも、彼女が首を傾げて“それは、何だ?”と質問を行って来た。俺は、彼女の質問には答えず、いたずら気に微笑み、“これが、俺の災いを予知する道具だ。”とだけ告げた。彼女は、俺の返答を受けて“変な雄(ヤツ)だな…。”とだけ一言返し、彼と同じ方向へ消え去っていった。“一宿一飯の恩義だ。俺は、見張りをしながら寝るとするか。”彼、彼女、森に住む者といえども、ここ(森)には“生き物を襲って殺してはいけない。”という都会のルールは存在しない。彼達だって、襲われて殺される事だってあるのである。俺は、地面に置かれた狙撃銃を手に取り、彼達の表情と周囲の景色を見る為に放っていた、自らからの体の光を消し、洞窟の外へと出た。その後、洞窟の入り口の壁にもたれ、決闘で用いる武器を肩にかけ、月の光を受けながら、眠りの世界へと旅立っていった。


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