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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

688適当:2013/04/20(土) 11:42:43 ID:eUXtx3Qk
「水の波動って、結構威力高いですよ!?そんなダメージも、回復出来ちゃうなんて、すごすぎじゃないですかぁ!!」
「お、お前!!自分が何を言っているのかわかっているのか!?」

彼と彼女が、そのままの表情を保ちつつ、言い放って来た内容から、俺はうなずきながら彼らには伝わらない、独り言をつぶやいてしまっていた。

「ああ、なる程。オレンの実の成分だけ濃縮するとマズくなってしまうのか。」
「え?オレンの実のせいぶんをのうしゅくするって…何ですか?」
「へ?ああ、いや。なんでもない。気にする必要はない。」

俺は、彼に質問されても、彼の質問を受け流したが、彼女は俺の言い分を許さず、俺へ彼の質問に答えるように要求して来た。

「お前、隠すな。レオが訊いた事は、私も気になっている。答えろ。」
「いや、いい。俺に構わず食事を続けてくれ。」
「ダメだ。気になって、食事なんか出来ない。私も、レオもな。」

“はぁ…、まいったな。これで、伝わるかどうか…。”彼女は、真剣のような脅すような表情を作り、俺の意見を否定して再び要求して来た。俺は、森に住む彼達に上手く伝える事が出来るかどうか不安になりつつも、彼達へ説明を行った。

「オレンの実の回復する部分だけを集める事だ。」
「回復する部分だけを集めるだとぉ!?」
「ああ。君達は知らないだろう。森の外の文化が持つ技術は、こんな事まで出来るんだ。俺が、頭に受けた麻酔針を撃つ武器も然りな、」

俺の返答を聞いた彼女は、最初は声を上げたが、俺の次の言葉を聞いて、首をうなずかせて、納得しつつ、俺にとんでもない質問をぶつけて来た。

「なる程。ふ〜ん、どうりであんなに回復するワケだ。あれ?お前、撃たれたって。」
「ああ。」
「あれは、ただ眠たかっただけだろう?」

俺は、彼女の質問に驚き、強く否定した。

「はぁ!?そんなワケないじゃないか!!君達と話している途中なんだ、寝るワケないじゃないか!!」
「ふ〜ん、じゃあ頭に刺さってた針が関係あると?」
「当たり前だ!!全く…。ソル、君は質問の内容がおかしい。」

“コイツ、鈍感過ぎるな。そんなヤツが、いるワケないじゃないか!!”俺は、彼女へ訊き返された後、彼女へ強く言い放ち、彼女のあまりにも失礼な発言に対して、少し怒り彼女へ指摘した。だが、彼女は何の悪びれる様子も無く、そのままの態度で俺が攻撃された理由を訊ねて来た。


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